JP2507021Y2 - スポットライト - Google Patents
スポットライトInfo
- Publication number
- JP2507021Y2 JP2507021Y2 JP1990044606U JP4460690U JP2507021Y2 JP 2507021 Y2 JP2507021 Y2 JP 2507021Y2 JP 1990044606 U JP1990044606 U JP 1990044606U JP 4460690 U JP4460690 U JP 4460690U JP 2507021 Y2 JP2507021 Y2 JP 2507021Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- igniter
- holder
- spotlight
- socket
- voltage current
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Arrangement Of Elements, Cooling, Sealing, Or The Like Of Lighting Devices (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、スポットライトに関し、更に詳しくは、高
電圧電流がハウジングやハウジング内の各部材にリーク
することがない、したがって感電事故が発生することが
ないスポットライトに関する。
電圧電流がハウジングやハウジング内の各部材にリーク
することがない、したがって感電事故が発生することが
ないスポットライトに関する。
(従来技術及び考案が解決しようとする問題点) 劇場やスタジオの照明や屋外でのロケーションなどで
広く用いられているスポットライトでは、集光・拡散を
行なうために光源やリフレクターは光軸に沿って前後方
向に摺動自在となっており、スポットライトの内部構造
は次のような構造を有している。
広く用いられているスポットライトでは、集光・拡散を
行なうために光源やリフレクターは光軸に沿って前後方
向に摺動自在となっており、スポットライトの内部構造
は次のような構造を有している。
すなわち、第3図において、光源11とソケット25とリ
フレクター12よりなる発光部13はホルダー15に装着され
ており、ホルダー15はねじが螺刻され、底板14の前後方
向に取付けられた軸16の一端に貫挿された操作杆17を回
転させることにより、光軸に沿って前後方向に摺動自在
または固定可能に支持されている。ハウジング10の底部
にはイグナイター18及びイグナイターボックス19が固定
されている。電源コード20aは外部電源(図示せず)と
イグナイター18を電気的に接続している。電源コード20
bは底板14に設けられた孔14aを貫通して光源11を装着す
るソケット25とイグナイター18を電気的に接続してお
り、光源11が光軸の前後方向に摺動自在なように余裕を
持たせて長めにとってある。
フレクター12よりなる発光部13はホルダー15に装着され
ており、ホルダー15はねじが螺刻され、底板14の前後方
向に取付けられた軸16の一端に貫挿された操作杆17を回
転させることにより、光軸に沿って前後方向に摺動自在
または固定可能に支持されている。ハウジング10の底部
にはイグナイター18及びイグナイターボックス19が固定
されている。電源コード20aは外部電源(図示せず)と
イグナイター18を電気的に接続している。電源コード20
bは底板14に設けられた孔14aを貫通して光源11を装着す
るソケット25とイグナイター18を電気的に接続してお
り、光源11が光軸の前後方向に摺動自在なように余裕を
持たせて長めにとってある。
したがって、集光・拡散を行なうためホルダー15を光
軸の前後方向に摺動させると電源コード20bがハウジン
グ10、リフレクター12、ホルダー15、軸16などに接近・
接触したりすることはあるが、このような従来からのス
ポットライトでは電源コード20bに印加される電圧は最
大でもせいぜい4万ボルトであるので、電源コード20b
からハウジング10やハウジング10内の上記した各部材へ
高電圧電流がリークすることはなかった。
軸の前後方向に摺動させると電源コード20bがハウジン
グ10、リフレクター12、ホルダー15、軸16などに接近・
接触したりすることはあるが、このような従来からのス
ポットライトでは電源コード20bに印加される電圧は最
大でもせいぜい4万ボルトであるので、電源コード20b
からハウジング10やハウジング10内の上記した各部材へ
高電圧電流がリークすることはなかった。
しかしながら、最近、屋外のロケーションなどでは更
に照度の大きいスポットライトを要望する声が大きくな
っており、このようなスポットライトでは当然消費電力
を大きくしなければならず、光源12の両端子間には7万
ボルトもの高電圧がかかる。
に照度の大きいスポットライトを要望する声が大きくな
っており、このようなスポットライトでは当然消費電力
を大きくしなければならず、光源12の両端子間には7万
ボルトもの高電圧がかかる。
このような消費電力の大きいスポットライトとして従
来構造のスポットライトをそのまま用いた場合には、電
源コード20bがハウジング10、リフレクター12、ホルダ
ー15、軸16などに接近・接触すると、電源コード20bか
らこれらの各部材へ7万ボルトもの高電圧の電流がリー
クし、作業者が感電する恐れがあり極めて危険である。
来構造のスポットライトをそのまま用いた場合には、電
源コード20bがハウジング10、リフレクター12、ホルダ
ー15、軸16などに接近・接触すると、電源コード20bか
らこれらの各部材へ7万ボルトもの高電圧の電流がリー
クし、作業者が感電する恐れがあり極めて危険である。
本考案は、上記した問題点を解決し、高電圧の電流が
ハウジングやハウジング内に装着された各部材にリーク
することがなく、したがって感電事故を防止したスポッ
トライトを提供することを目的とする。
ハウジングやハウジング内に装着された各部材にリーク
することがなく、したがって感電事故を防止したスポッ
トライトを提供することを目的とする。
(問題点を解決するための手段) 本願考案のスポットライトは、イグナイターが発生し
た高電圧電流により点灯する光源とソケットとリフレク
ターとよりなる発光部と、軸に沿って摺動自在なホルダ
ーと、前記光源へ高電圧電流を供給するイグナイターと
よりなるスポットライトにおいて、前記イグナイターと
前記ホルダーと前記発光部とを連接・一体化すると共
に、前記イグナイターから前記ホルダーを介して前記発
光部のソケットに前記イグナイターの高電圧出力コード
を最短経路で接続し、前記イグナイターの低電圧電流コ
ードに余裕を持たせることにより、前記ホルダーが軸に
沿って摺動するときに、前記イグナイターの高電圧出力
コードは前記ホルダーに拘止され、前記イグナイターの
低電圧電源コードは可動であることを特徴とする。
た高電圧電流により点灯する光源とソケットとリフレク
ターとよりなる発光部と、軸に沿って摺動自在なホルダ
ーと、前記光源へ高電圧電流を供給するイグナイターと
よりなるスポットライトにおいて、前記イグナイターと
前記ホルダーと前記発光部とを連接・一体化すると共
に、前記イグナイターから前記ホルダーを介して前記発
光部のソケットに前記イグナイターの高電圧出力コード
を最短経路で接続し、前記イグナイターの低電圧電流コ
ードに余裕を持たせることにより、前記ホルダーが軸に
沿って摺動するときに、前記イグナイターの高電圧出力
コードは前記ホルダーに拘止され、前記イグナイターの
低電圧電源コードは可動であることを特徴とする。
以下に本考案のスポットライトの一実施例を図面に基
づいて説明する。第1図は本考案のスポットライトを表
わす縦断面図、第2図は第1図のA−A線における断面
図である。
づいて説明する。第1図は本考案のスポットライトを表
わす縦断面図、第2図は第1図のA−A線における断面
図である。
光源11とソケット25とリフレクター12よりなる発光部
13は、ホルダー15に装着されており、ホルダー15は光軸
に沿って前後方向に架設された軸16の一端に貫挿された
操作杆17を回転させることにより、光軸方向に摺動自在
または固定可能になるように支持されている。
13は、ホルダー15に装着されており、ホルダー15は光軸
に沿って前後方向に架設された軸16の一端に貫挿された
操作杆17を回転させることにより、光軸方向に摺動自在
または固定可能になるように支持されている。
光源11とソケット25とリフレクター12よりなる発光部
13が装着されたホルダー15の下部には、取付棒22を介し
てイグナイター18及びイグナイターボックス19が取付け
られ、リフレクター12よりなる発光部13とホルダー15と
イグナイター18は連接・一体化している。なお、ホルダ
ー15とイグナイター18とは離間している。
13が装着されたホルダー15の下部には、取付棒22を介し
てイグナイター18及びイグナイターボックス19が取付け
られ、リフレクター12よりなる発光部13とホルダー15と
イグナイター18は連接・一体化している。なお、ホルダ
ー15とイグナイター18とは離間している。
20aは外部電源(図示せず)とイグナイター18を電気
的に接続する電源コードであり、例えば220ボルトの比
較的低電圧の電流が導通する。電源コード20aはイグナ
イター18が光軸方向に摺動自在なように余裕を持たせて
長めにとってあり、特にハウジング10に拘止せず遊ばせ
てある。
的に接続する電源コードであり、例えば220ボルトの比
較的低電圧の電流が導通する。電源コード20aはイグナ
イター18が光軸方向に摺動自在なように余裕を持たせて
長めにとってあり、特にハウジング10に拘止せず遊ばせ
てある。
電源コード20bはイグナイター18と光源11が装着され
るソケット25をたるみのないように最短経路で接続し、
ホルダー15に拘止され一体化している。電源コード20b
は例えば7万ボルトもの高電圧の電流が導通するので、
ホルダー15を貫通する部分は特に絶縁体23で被覆されて
いる。
るソケット25をたるみのないように最短経路で接続し、
ホルダー15に拘止され一体化している。電源コード20b
は例えば7万ボルトもの高電圧の電流が導通するので、
ホルダー15を貫通する部分は特に絶縁体23で被覆されて
いる。
また、ホルダー15とイグナイター18との間には絶縁体
24がイグナイター18の端子を包囲するように取付けられ
ている。
24がイグナイター18の端子を包囲するように取付けられ
ている。
さらに、光源11が装着されるソケット25には絶縁体26
が取付けられている。
が取付けられている。
(作用) 上記したように、本考案のスポットライトでは、イグ
ナイター18をホルダー15に取付棒22を介して取付けて移
動可能とし、220ボルトの比較的低電圧の電流が導通す
る電源コード20aは余裕を持たせて長めにとり遊ばせて
ある。
ナイター18をホルダー15に取付棒22を介して取付けて移
動可能とし、220ボルトの比較的低電圧の電流が導通す
る電源コード20aは余裕を持たせて長めにとり遊ばせて
ある。
したがって、操作杆17を回転させてホルダー15を光軸
の前後方向に摺動させて、電源コード20aがハウジング1
0に接近・接触したとしても、電源コード20aには低電圧
の電流が導通するため電源コード20aからハウジング10
へ電流がリークすることはない。
の前後方向に摺動させて、電源コード20aがハウジング1
0に接近・接触したとしても、電源コード20aには低電圧
の電流が導通するため電源コード20aからハウジング10
へ電流がリークすることはない。
一方、7万ボルトの高電圧の電流が導通する電源コー
ド20bはたるみのないように、かつ最短経路で光源11が
装着されるソケット25とイグナイター18を電気的に接続
し、かつホルダー15に拘止され一体化している。したが
って、ホルダー15を光軸の前後方向に摺動しても電源コ
ード20bがハウジング10に接近・接触することはない。
また電源コード20bがホルダー15に拘止される部分は特
に絶縁体23で被覆されている。したがって、電源コード
20bからホルダー15への高電圧の電流のリークを防止で
きる。
ド20bはたるみのないように、かつ最短経路で光源11が
装着されるソケット25とイグナイター18を電気的に接続
し、かつホルダー15に拘止され一体化している。したが
って、ホルダー15を光軸の前後方向に摺動しても電源コ
ード20bがハウジング10に接近・接触することはない。
また電源コード20bがホルダー15に拘止される部分は特
に絶縁体23で被覆されている。したがって、電源コード
20bからホルダー15への高電圧の電流のリークを防止で
きる。
また、光源11が装着されるソケット25には絶縁板26が
取付けられているので、ソケット25からリフレクター12
への高電圧の電流のリークが防止できる。
取付けられているので、ソケット25からリフレクター12
への高電圧の電流のリークが防止できる。
また、イグナイター18は取付棒22を介してホルダー15
に取付けられているので、イグナイター18とホルダー15
とは離間しており、イグナイター18の端子からホルダー
15や軸16への高電圧の電流のリークを防止できる。
に取付けられているので、イグナイター18とホルダー15
とは離間しており、イグナイター18の端子からホルダー
15や軸16への高電圧の電流のリークを防止できる。
更にはホルダー15とイグナイター18との間に絶縁体24
がイグナイター18の端子を包囲するように取付けられて
いるので、取付棒22、ハウジング10、ホルダー15、軸16
などへの高電圧の電流のリークを防止できる。
がイグナイター18の端子を包囲するように取付けられて
いるので、取付棒22、ハウジング10、ホルダー15、軸16
などへの高電圧の電流のリークを防止できる。
(発明の効果) 本考案のスポットライトでは、ハウジングやハウジン
グ内のホルダー、リフレクターなどの各部材へ高電圧の
電流がリークすることがない、したがって感電事故を防
止することができる。
グ内のホルダー、リフレクターなどの各部材へ高電圧の
電流がリークすることがない、したがって感電事故を防
止することができる。
第1図は本考案のスポットライトの縦断面図、第2図は
第1図のA−A線における断面図、第3図は従来のスポ
ットライトの縦断面図である。 10……ハウジング 11……光源 12……リフレクター 13……発光部 14……底板 14a……孔 15……ホルダー 16……軸 17……操作杆 18……イグナイター 19……イグナイターボックス 20a、20b……電源コード 22……取付棒 23、24、26……絶縁体 25……ソケット
第1図のA−A線における断面図、第3図は従来のスポ
ットライトの縦断面図である。 10……ハウジング 11……光源 12……リフレクター 13……発光部 14……底板 14a……孔 15……ホルダー 16……軸 17……操作杆 18……イグナイター 19……イグナイターボックス 20a、20b……電源コード 22……取付棒 23、24、26……絶縁体 25……ソケット
Claims (1)
- 【請求項1】イグナイターが発生した高電圧電流により
点灯する光源とソケットとリフレクターとよりなる発光
部と、軸に沿って摺動自在なホルダーと、前記光源へ高
電圧電流を供給するイグナイターとよりなるスポットラ
イトにおいて、 前記イグナイターと前記ホルダーと前記発光部とを連接
・一体化すると共に、前記イグナイターから前記ホルダ
ーを介して前記発光部のソケットに前記イグナイターの
高電圧出力コードを最短経路で接続し、前記イグナイタ
ーの低電圧電流コードに余裕を持たせることにより、前
記ホルダーが軸に沿って摺動するときに、前記イグナイ
ターの高電圧出力コードは前記ホルダーに拘止され、前
記イグナイターの低電圧電源コードは可動であることを
特徴とするスポットライト。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1990044606U JP2507021Y2 (ja) | 1990-04-27 | 1990-04-27 | スポットライト |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1990044606U JP2507021Y2 (ja) | 1990-04-27 | 1990-04-27 | スポットライト |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH046105U JPH046105U (ja) | 1992-01-21 |
JP2507021Y2 true JP2507021Y2 (ja) | 1996-08-14 |
Family
ID=31558062
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1990044606U Expired - Lifetime JP2507021Y2 (ja) | 1990-04-27 | 1990-04-27 | スポットライト |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2507021Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS55114665U (ja) * | 1978-06-28 | 1980-08-13 |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS59112401U (ja) * | 1983-06-16 | 1984-07-30 | 丸茂電機株式会社 | スポツトライト |
JPH0231926Y2 (ja) * | 1985-11-12 | 1990-08-29 |
-
1990
- 1990-04-27 JP JP1990044606U patent/JP2507021Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH046105U (ja) | 1992-01-21 |
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