JP2506421Y2 - 気圧作動式昇降装置 - Google Patents
気圧作動式昇降装置Info
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- JP2506421Y2 JP2506421Y2 JP1993027903U JP2790393U JP2506421Y2 JP 2506421 Y2 JP2506421 Y2 JP 2506421Y2 JP 1993027903 U JP1993027903 U JP 1993027903U JP 2790393 U JP2790393 U JP 2790393U JP 2506421 Y2 JP2506421 Y2 JP 2506421Y2
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は建物の天井における空調
・排煙用ダクトの配管や所謂エアコンの設置、その他の
高所作業を行なうような場合に、そのダクトやエアコン
などの機器を所定高さ位置まで持ち上げるための気圧作
動式昇降装置に係り、殊更建物の壁際やコーナーに極力
接近させて、安定良く据え付けることができるようにす
るほか、そのためのアウトリガーや上記機器、その設置
作業工具、圧力容器、ホースなどの運搬台車としても、
便利良く手押し使用できるように改良したものである。
・排煙用ダクトの配管や所謂エアコンの設置、その他の
高所作業を行なうような場合に、そのダクトやエアコン
などの機器を所定高さ位置まで持ち上げるための気圧作
動式昇降装置に係り、殊更建物の壁際やコーナーに極力
接近させて、安定良く据え付けることができるようにす
るほか、そのためのアウトリガーや上記機器、その設置
作業工具、圧力容器、ホースなどの運搬台車としても、
便利良く手押し使用できるように改良したものである。
【0002】
【従来の技術】この種用途の本考案に最も近似する気圧
作動式昇降装置(通称−気圧ホイスト、エアーリフター
又は動力ジヤツキ)としては、実開平4−39235号
が公知であり、これでは建物の壁際やコーナーへ接近さ
せて、安定良く据え付け使用できるようになっている。
作動式昇降装置(通称−気圧ホイスト、エアーリフター
又は動力ジヤツキ)としては、実開平4−39235号
が公知であり、これでは建物の壁際やコーナーへ接近さ
せて、安定良く据え付け使用できるようになっている。
【0003】つまり、この公知考案ではその構成上、ガ
スシリンダー(3)を受け持つ接地台(D)の台本体
(1)が、有底の円筒部(15)とその放射方向へ派出
する十文字型の腕支持部(4)とから成り、先端部にキ
ヤスター(7)又は固定脚(7a)(7b)を備えた長
尺な接地腕(2)の合計4本が、上記腕支持部(4)の
分配凹溝内に水平な支点ピン(18)を回動中心とし
て、各々起伏操作できるように枢着されている。
スシリンダー(3)を受け持つ接地台(D)の台本体
(1)が、有底の円筒部(15)とその放射方向へ派出
する十文字型の腕支持部(4)とから成り、先端部にキ
ヤスター(7)又は固定脚(7a)(7b)を備えた長
尺な接地腕(2)の合計4本が、上記腕支持部(4)の
分配凹溝内に水平な支点ピン(18)を回動中心とし
て、各々起伏操作できるように枢着されている。
【0004】又、上記腕支持部(4)を形作る分配凹溝
の直下位置には、その長尺な接地腕(2)の1本又は2
本に沿う短尺なアーム状補助接地脚用支持部(補助腕)
(10)も固定一体化されており、その補助腕(10)
の先端部に補助接地脚(補助キヤスター)(12)が付
属設置されている。
の直下位置には、その長尺な接地腕(2)の1本又は2
本に沿う短尺なアーム状補助接地脚用支持部(補助腕)
(10)も固定一体化されており、その補助腕(10)
の先端部に補助接地脚(補助キヤスター)(12)が付
属設置されている。
【0005】そして、建物の壁面(50)やコーナー
(55)へ接近させて据え付け使用する場合、上記補助
腕(10)の直上位置に延在する長尺な接地腕(2)の
1本又は2本を、その支点ピン(18)の廻りに各々跳
ね上げて折りたたみ姿勢とし、その結果壁面(50)や
コーナー(55)に接当することとなる補助腕(10)
の補助キヤスター(12)と、残存する長尺な接地腕
(2)のキヤスター(7)又は固定脚(7a)(7b)
との全体によって、使用姿勢を保持するようになってい
る。
(55)へ接近させて据え付け使用する場合、上記補助
腕(10)の直上位置に延在する長尺な接地腕(2)の
1本又は2本を、その支点ピン(18)の廻りに各々跳
ね上げて折りたたみ姿勢とし、その結果壁面(50)や
コーナー(55)に接当することとなる補助腕(10)
の補助キヤスター(12)と、残存する長尺な接地腕
(2)のキヤスター(7)又は固定脚(7a)(7b)
との全体によって、使用姿勢を保持するようになってい
る。
【0006】他方、補助キヤスター(12)が付属する
短尺な補助腕(10)を、長尺な支持腕(2)と取り替
え得るように定め、上記壁面(50)やコーナー(5
5)への接近状態として据え付けるに当り、その長尺な
支持腕(2)の1本又は2本を使用姿勢保持用の水平な
筒孔(5)から抜き出して、折りたたみ姿勢保持用の垂
直な筒孔(6)へ差し込むと共に、その抜き出し後の水
平な筒孔(5)へ短尺な補助腕(10)を差し込むこと
についても、上記公知考案に示唆されている。
短尺な補助腕(10)を、長尺な支持腕(2)と取り替
え得るように定め、上記壁面(50)やコーナー(5
5)への接近状態として据え付けるに当り、その長尺な
支持腕(2)の1本又は2本を使用姿勢保持用の水平な
筒孔(5)から抜き出して、折りたたみ姿勢保持用の垂
直な筒孔(6)へ差し込むと共に、その抜き出し後の水
平な筒孔(5)へ短尺な補助腕(10)を差し込むこと
についても、上記公知考案に示唆されている。
【0007】
【考案が解決しようとする課題】ところが、これでは仮
令建物の壁際やコーナーへ接近させて、その安定な固定
状態に据え付けることができると雖も、未だ次の諸問題
があり、便利良く使うことができない。
令建物の壁際やコーナーへ接近させて、その安定な固定
状態に据え付けることができると雖も、未だ次の諸問題
があり、便利良く使うことができない。
【0008】即ち、第1に上記接地台(D)の台本体
(1)はガスシリンダー(3)を受け持つ有底の円筒部
(15)と、その放射方向へ派出する十文字型の腕支持
部(4)とから成るに過ぎない形態のため、その接地台
(D)にガスボンベ(25)を初め、手元レバー(2
8)付きのホースや空調機器(R)の設置作業工具など
を載せることができず、その重いガスボンベ(25)す
らも別途に手提げ運搬しなければならない。これらの運
搬台車として、その接地台(D)を兼用することが不可
能な構成である。
(1)はガスシリンダー(3)を受け持つ有底の円筒部
(15)と、その放射方向へ派出する十文字型の腕支持
部(4)とから成るに過ぎない形態のため、その接地台
(D)にガスボンベ(25)を初め、手元レバー(2
8)付きのホースや空調機器(R)の設置作業工具など
を載せることができず、その重いガスボンベ(25)す
らも別途に手提げ運搬しなければならない。これらの運
搬台車として、その接地台(D)を兼用することが不可
能な構成である。
【0009】又、第2に上記公知考案の場合、「接地台
(D)は上記のように4本の接地腕(2)を折り畳んだ
状態で、ハンドル(22)を引っ張ることにより、補助
のキヤスター(12)を介して軽い力で移動できる。」
と記載されている通り、その補助キヤスター(12)の
1個又は2個を接地させつつ、接地台(D)の全体を前
傾姿勢のもとに引っ張り移動するようになっている。
(D)は上記のように4本の接地腕(2)を折り畳んだ
状態で、ハンドル(22)を引っ張ることにより、補助
のキヤスター(12)を介して軽い力で移動できる。」
と記載されている通り、その補助キヤスター(12)の
1個又は2個を接地させつつ、接地台(D)の全体を前
傾姿勢のもとに引っ張り移動するようになっている。
【0010】そのため、上記ガスシリンダー(3)がテ
レスコープ型として非常に重く、その周囲に折りたたみ
垂立された4本の長尺な接地腕(2)が載ることや、こ
れらとの偏心位置に補助キヤスター(12)が存在する
ことからも、上記引っ張り移動上転倒しやすく、その転
倒しないまでも振れ動くことは必至であり、安定良く軽
快に移動させることができない。まして、荷受け台(1
1)上に空調機器(R)までも安定良く載せて、その据
え付け目標位置まで安楽に運搬することは不可能であ
る。
レスコープ型として非常に重く、その周囲に折りたたみ
垂立された4本の長尺な接地腕(2)が載ることや、こ
れらとの偏心位置に補助キヤスター(12)が存在する
ことからも、上記引っ張り移動上転倒しやすく、その転
倒しないまでも振れ動くことは必至であり、安定良く軽
快に移動させることができない。まして、荷受け台(1
1)上に空調機器(R)までも安定良く載せて、その据
え付け目標位置まで安楽に運搬することは不可能であ
る。
【0011】この点、4本の長尺な接地腕(2)を折り
たたまず、そのキヤスター(7)の接地使用状態におい
て移動することも可能であるが、そうすると全体的な接
地面積がいたづらに大きくなり、その移動上の制約を受
けることとなる。
たたまず、そのキヤスター(7)の接地使用状態におい
て移動することも可能であるが、そうすると全体的な接
地面積がいたづらに大きくなり、その移動上の制約を受
けることとなる。
【0012】第3に、上記腕支持部(4)は十文字型の
分配凹溝を有しているが、その各凹溝の内部連通状態に
あり、ほぼ直角の開度として放任されているため、上記
長尺な接地腕(2)をその接地使用姿勢と折りたたみ姿
勢との各個に固定保持すべく、その鉤状係合部(5)
(6)の切り欠き加工や、バネ力の付勢による固定施錠
手段の設置が不可欠となり、その組み立て上甚だ煩雑で
あって、コスト高を招来する。
分配凹溝を有しているが、その各凹溝の内部連通状態に
あり、ほぼ直角の開度として放任されているため、上記
長尺な接地腕(2)をその接地使用姿勢と折りたたみ姿
勢との各個に固定保持すべく、その鉤状係合部(5)
(6)の切り欠き加工や、バネ力の付勢による固定施錠
手段の設置が不可欠となり、その組み立て上甚だ煩雑で
あって、コスト高を招来する。
【0013】第4に、手元レバー(28)付きのホース
を介して、ガスボンベ(25)と接続するためのカプラ
ーや安全弁が、接地台(D)の腕支持部(4)や補助腕
(10)よりも下側に位置しつつ、その有底の円筒部
(15)に取り付けられているため、これらを上方から
一目瞭然に直視することができず、又そのカプラーに対
するホースの接続作業や、安全弁の操作などもすばやく
安楽に行ない難い。
を介して、ガスボンベ(25)と接続するためのカプラ
ーや安全弁が、接地台(D)の腕支持部(4)や補助腕
(10)よりも下側に位置しつつ、その有底の円筒部
(15)に取り付けられているため、これらを上方から
一目瞭然に直視することができず、又そのカプラーに対
するホースの接続作業や、安全弁の操作などもすばやく
安楽に行ない難い。
【0014】
【課題を解決するための手段】本考案はこのような諸問
題の改良を企図しており、そのための構成上ソケツトブ
ロツクの中心を有底の円形口筒として一定高さだけ垂立
させ、そのほぼ上半部の周囲から合計4個の垂直な角型
口筒を平面視の十文字型に張り出すと共に、その各角型
口筒の下端部から横外方へ水平な角型口筒を張り出し
て、
題の改良を企図しており、そのための構成上ソケツトブ
ロツクの中心を有底の円形口筒として一定高さだけ垂立
させ、そのほぼ上半部の周囲から合計4個の垂直な角型
口筒を平面視の十文字型に張り出すと共に、その各角型
口筒の下端部から横外方へ水平な角型口筒を張り出し
て、
【0015】圧力容器からの圧縮ガス又は圧縮空気によ
り昇降作動されるテレスコープ型リフトシリンダーを、
上記ソケツトブロツクの円形口筒内に受け持ち垂立さ
せ、そのピストンロツドの上端部に荷受け用のトツプテ
ーブルを組み付け一体化する一方、
り昇降作動されるテレスコープ型リフトシリンダーを、
上記ソケツトブロツクの円形口筒内に受け持ち垂立さ
せ、そのピストンロツドの上端部に荷受け用のトツプテ
ーブルを組み付け一体化する一方、
【0016】上記ソケツトブロツクの垂直な角型口筒と
水平な角型口筒へ、合計4本のアウトリガーを各々差し
替え操作することにより、そのアウトリガーを垂直な角
型口筒へ差し込んだ格納状態と、同じく水平な角型口筒
へ差し込んだ使用状態との選択的に保持できるように定
めた気圧作動式昇降装置において、
水平な角型口筒へ、合計4本のアウトリガーを各々差し
替え操作することにより、そのアウトリガーを垂直な角
型口筒へ差し込んだ格納状態と、同じく水平な角型口筒
へ差し込んだ使用状態との選択的に保持できるように定
めた気圧作動式昇降装置において、
【0017】上記圧力容器の搭載可能な平面視の方形に
造形され、且つそのコーナーに合計4個のブレーキ付き
自在車輪が軸支された運搬台車の台盤上へ上記ソケツト
ブロツクを、その円形口筒が台盤の中心孔を貫通し且つ
同じく水平な角型口筒が台盤の一辺を2等分する線上に
沿って各々張り出す関係状態に載置させた上、その水平
な角型口筒を各々跨ぐ倒立U字型のボルトによって、上
記台盤へ組み付け固定し、
造形され、且つそのコーナーに合計4個のブレーキ付き
自在車輪が軸支された運搬台車の台盤上へ上記ソケツト
ブロツクを、その円形口筒が台盤の中心孔を貫通し且つ
同じく水平な角型口筒が台盤の一辺を2等分する線上に
沿って各々張り出す関係状態に載置させた上、その水平
な角型口筒を各々跨ぐ倒立U字型のボルトによって、上
記台盤へ組み付け固定し、
【0018】上記圧力容器の圧縮ガス又は圧縮空気をリ
フトシリンダーへ給排制御すべきホースの接続用カプラ
ーを、上記運搬台車の台盤へ上方からの直視可能な露出
状態に固定配管すると共に、
フトシリンダーへ給排制御すべきホースの接続用カプラ
ーを、上記運搬台車の台盤へ上方からの直視可能な露出
状態に固定配管すると共に、
【0019】上記運搬台車の台盤から手押しハンドルを
立設し、そのハンドルの中途高さ位置に固定横架する補
強桟を、上記台盤に搭載される圧力容器の転倒防止用囲
い柵 とし、且つ手押しハンドル又はその補強桟から係止
フツクを部分的に張り出し立設したことを特徴とするも
のである。
立設し、そのハンドルの中途高さ位置に固定横架する補
強桟を、上記台盤に搭載される圧力容器の転倒防止用囲
い柵 とし、且つ手押しハンドル又はその補強桟から係止
フツクを部分的に張り出し立設したことを特徴とするも
のである。
【0020】
【作用】本考案の上記構成によれば、手押し運搬台車の
台盤上に組み付け固定されたソケツトブロツクの水平な
角型口筒へ、アウトリガーをその台盤から横外方へ張り
出す水平な設置使用状態として差し込むことにより、作
業床へ安定良く据え付け固定した上、テレスコープ型リ
フトシリンダーを上昇作動させることによって、エアコ
ンやダクトなどの機器を所定高さ位置まですばやく、且
つ安楽に持ち上げ作業することができる。
台盤上に組み付け固定されたソケツトブロツクの水平な
角型口筒へ、アウトリガーをその台盤から横外方へ張り
出す水平な設置使用状態として差し込むことにより、作
業床へ安定良く据え付け固定した上、テレスコープ型リ
フトシリンダーを上昇作動させることによって、エアコ
ンやダクトなどの機器を所定高さ位置まですばやく、且
つ安楽に持ち上げ作業することができる。
【0021】又、上記ソケットブロツクの水平な角型口
筒から必要数のアウトリガーを抜き出すことにより、そ
の手押し運搬台車の台盤を建物の壁際やコーナーへ接近
させることができ、その接近した据え付け状態も安定・
確固に保てるので、その壁際やコーナーでの上記持ち上
げ作業も支障なく行なえることになる。
筒から必要数のアウトリガーを抜き出すことにより、そ
の手押し運搬台車の台盤を建物の壁際やコーナーへ接近
させることができ、その接近した据え付け状態も安定・
確固に保てるので、その壁際やコーナーでの上記持ち上
げ作業も支障なく行なえることになる。
【0022】更に、上記ソケツトブロツクの水平な角型
口筒から抜き出したアウトリガーのすべてを、同じくソ
ケツトブロツクの垂直な角型口筒へ落し込む如く差し替
え操作することにより、その悉く台盤から張り出さぬ小
型コンパクトな格納状態に搭載したままで、運搬台車に
より手押し移動することができるのであり、その際には
運搬台車の台盤上に重量物である圧力容器のほか、上記
リフトシリンダーのトツプテーブル上にエアコンなどの
機器も安定良く搭載させることができ、更には手押しハ
ンドル又はその補強桟から張り出し起立する係止フツク
へ、機器設置作業工具やホースなどの携帯袋も一緒に吊
り掛けることができるため、これらを別途に手提げ運搬
する必要がなく、据え付け目標位置への移動などにとっ
て著しく便利である。
口筒から抜き出したアウトリガーのすべてを、同じくソ
ケツトブロツクの垂直な角型口筒へ落し込む如く差し替
え操作することにより、その悉く台盤から張り出さぬ小
型コンパクトな格納状態に搭載したままで、運搬台車に
より手押し移動することができるのであり、その際には
運搬台車の台盤上に重量物である圧力容器のほか、上記
リフトシリンダーのトツプテーブル上にエアコンなどの
機器も安定良く搭載させることができ、更には手押しハ
ンドル又はその補強桟から張り出し起立する係止フツク
へ、機器設置作業工具やホースなどの携帯袋も一緒に吊
り掛けることができるため、これらを別途に手提げ運搬
する必要がなく、据え付け目標位置への移動などにとっ
て著しく便利である。
【0023】
【実施例】以下、図面に基いて本考案の具体的構成を詳
述すると、図1〜5はその気圧作 動式昇降装置の据え付
け状態を示しており、(A)は手押し運搬台車の総称で
あって、平面視の方形な台盤(11)と、そのコーナー
に軸支された合計4個のブレーキ付き自在車輪(12)
と、同じく台盤(11)の任意な一辺から一体的に立設
された手押しハンドル(13)とを具備している。
述すると、図1〜5はその気圧作 動式昇降装置の据え付
け状態を示しており、(A)は手押し運搬台車の総称で
あって、平面視の方形な台盤(11)と、そのコーナー
に軸支された合計4個のブレーキ付き自在車輪(12)
と、同じく台盤(11)の任意な一辺から一体的に立設
された手押しハンドル(13)とを具備している。
【0024】上記台盤(11)は後述の圧力容器を載せ
得る面積として、金属板から断面倒立U字型に曲成され
ていると共に、その下面に裏当て状態として溶接された
縦横交錯する補強板片(14)により、剛性化されても
いる。(15)は台盤(11)の四隅位置にやはり下方
から溶接一体化された軸受筒であり、上記自在車輪(1
2)の支軸を受け入れる。
得る面積として、金属板から断面倒立U字型に曲成され
ていると共に、その下面に裏当て状態として溶接された
縦横交錯する補強板片(14)により、剛性化されても
いる。(15)は台盤(11)の四隅位置にやはり下方
から溶接一体化された軸受筒であり、上記自在車輪(1
2)の支軸を受け入れる。
【0025】又、上記手押しハンドル(13)は金属丸
パイプから正面視の門字型に曲成されており、その下部
両端に付属する左右一対の取付座(16)が、台盤(1
1)の上面へボルト(17)とナツトによって固定され
ている。(18)は同じく手押しハンドル(13)の中
途高さ位置に固定横架された補強桟であるが、上記台盤
(11)へ圧力容器が載置された運搬時には、その圧力
容器の転倒防止用囲い柵としても機能する。
パイプから正面視の門字型に曲成されており、その下部
両端に付属する左右一対の取付座(16)が、台盤(1
1)の上面へボルト(17)とナツトによって固定され
ている。(18)は同じく手押しハンドル(13)の中
途高さ位置に固定横架された補強桟であるが、上記台盤
(11)へ圧力容器が載置された運搬時には、その圧力
容器の転倒防止用囲い柵としても機能する。
【0026】上記手押しハンドル(13)又はその補強
桟(18)からは、部分的に係止フツク(19)も張り
出し立設されているため、圧力容器と接続使用される後
述のツインホースや、作業工具などを収納する携帯袋
(図示省略)の把手を、その係止フツク(19)へ吊り
掛けることにより、安楽に手押し運搬することができ
る。
桟(18)からは、部分的に係止フツク(19)も張り
出し立設されているため、圧力容器と接続使用される後
述のツインホースや、作業工具などを収納する携帯袋
(図示省略)の把手を、その係止フツク(19)へ吊り
掛けることにより、安楽に手押し運搬することができ
る。
【0027】(B)は上記運搬台車(A)における殊更
台盤(11)の中心に固定設置されたソケツトブロツク
であって、これによってリフトシリンダー(20)を受
け持つと共に、合計4本のアウトリガー又はスタビライ
ザー(C)を、その台盤(11)から横方向へ張り出す
水平姿勢の使用状態と、同じく台盤(11)上に垂直姿
勢として搭載する格納状態との相互に、抜き差し変換操
作できるようになって いる。
台盤(11)の中心に固定設置されたソケツトブロツク
であって、これによってリフトシリンダー(20)を受
け持つと共に、合計4本のアウトリガー又はスタビライ
ザー(C)を、その台盤(11)から横方向へ張り出す
水平姿勢の使用状態と、同じく台盤(11)上に垂直姿
勢として搭載する格納状態との相互に、抜き差し変換操
作できるようになって いる。
【0028】即ち、上記ソケツトブロツク(B)はアル
ミダイカスト品などとして、図6〜9に抽出するような
全体形状に鋳造されており、その中心がリフトシリンダ
ー(20)を受け持つ有底の円形口筒(21)として、
上記台盤(11)の中心孔(22)を貫通し得る一定高
さ(h)のもとに垂立されている。
ミダイカスト品などとして、図6〜9に抽出するような
全体形状に鋳造されており、その中心がリフトシリンダ
ー(20)を受け持つ有底の円形口筒(21)として、
上記台盤(11)の中心孔(22)を貫通し得る一定高
さ(h)のもとに垂立されている。
【0029】(23)はアウトリガー(C)を格納状態
に受け持つ合計4個の垂直な角型口筒であって、上記円
形口筒(21)におけるほぼ上半部の周囲から、全体的
な平面視の十文字型として連続一体に張り出されてお
り、その上方からアウトリガー(C)を抜き差し操作で
きるようになっている。
に受け持つ合計4個の垂直な角型口筒であって、上記円
形口筒(21)におけるほぼ上半部の周囲から、全体的
な平面視の十文字型として連続一体に張り出されてお
り、その上方からアウトリガー(C)を抜き差し操作で
きるようになっている。
【0030】更に、(24)は同じくアウトリガー
(C)を使用状態に受け持つ合計4個の水平な角型口筒
であって、上記垂直な角型口筒(23)の下端部から横
外方へ連続一体に張り出されており、その張り出し先端
部の横方向からアウトリガー(C)を抜き差し操作でき
るようになっている。そのソケツトブロツク(B)の両
角型口筒(23)(24)が、全体としてL字型に造形
されているわけである。
(C)を使用状態に受け持つ合計4個の水平な角型口筒
であって、上記垂直な角型口筒(23)の下端部から横
外方へ連続一体に張り出されており、その張り出し先端
部の横方向からアウトリガー(C)を抜き差し操作でき
るようになっている。そのソケツトブロツク(B)の両
角型口筒(23)(24)が、全体としてL字型に造形
されているわけである。
【0031】そして、上記ソケツトブロツク(B)の円
形口筒(21)が上方から台盤(11)の中心孔(2
2)に貫通され、同じく両角型口筒(23)(24)が
台盤(11)の上面へ載置された状態において、その水
平な角型口筒(24)の張り出し基端部を跨ぐ倒立U字
型のボルト(25)により、台盤(11)へ押え付け固
定されている。(26)はそのボルト(25)の位置決
め凹溝であり、水平な角型口筒(24)の張り出し基端
部に切り欠かれている。(27)はそのボルト(25)
に対して台盤(11)の下方から締結された固定ナツト
である。
形口筒(21)が上方から台盤(11)の中心孔(2
2)に貫通され、同じく両角型口筒(23)(24)が
台盤(11)の上面へ載置された状態において、その水
平な角型口筒(24)の張り出し基端部を跨ぐ倒立U字
型のボルト(25)により、台盤(11)へ押え付け固
定されている。(26)はそのボルト(25)の位置決
め凹溝であり、水平な角型口筒(24)の張り出し基端
部に切り欠かれている。(27)はそのボルト(25)
に対して台盤(11)の下方から締結された固定ナツト
である。
【0032】その場合、上記ソケツトブロツク(B)の
水平な角型口筒(24)は、図4のように中心の円形口
筒(21)から方形な台盤(11)の一辺を2等分する
線上に沿って張り出されることにより、これに差し込み
使用されるアウトリガー(C )と、上記台盤(11)の
コーナーに付属する自在車輪(12)との全体から、ま
すます安定な固定状態に据え付け使用できるようになっ
ている。
水平な角型口筒(24)は、図4のように中心の円形口
筒(21)から方形な台盤(11)の一辺を2等分する
線上に沿って張り出されることにより、これに差し込み
使用されるアウトリガー(C )と、上記台盤(11)の
コーナーに付属する自在車輪(12)との全体から、ま
すます安定な固定状態に据え付け使用できるようになっ
ている。
【0033】又、上記垂直な角型口筒(23)と水平な
角型口筒(24)とは、その択一的にアウトリガー
(C)を受け持つものとして、その両角型口筒(23)
(24)を内部の連通状態に開口形成することにより、
その奥深くまで極力安定良くアウトリガー(C)を差し
込めるように定めてある。但し、その両角型口筒(2
3)(24)の境界部に図外の仕切り壁を介在させても
さしつかえない。
角型口筒(24)とは、その択一的にアウトリガー
(C)を受け持つものとして、その両角型口筒(23)
(24)を内部の連通状態に開口形成することにより、
その奥深くまで極力安定良くアウトリガー(C)を差し
込めるように定めてある。但し、その両角型口筒(2
3)(24)の境界部に図外の仕切り壁を介在させても
さしつかえない。
【0034】上記アウトリガー(C)の各個は図10〜
12に抽出するように、ソケツトブロツク(B)の両角
型口筒(23)(24)へ抜き差し操作可能な一定長さ
を備えた金属角パイプの支持アーム(28)と、その一
端部(先端部)に付属する接地脚(29)とから成り、
その支持アーム(28)の他端部(基端部)が両角型口
筒(23)(24)へ択一的に差し込まれることとな
る。
12に抽出するように、ソケツトブロツク(B)の両角
型口筒(23)(24)へ抜き差し操作可能な一定長さ
を備えた金属角パイプの支持アーム(28)と、その一
端部(先端部)に付属する接地脚(29)とから成り、
その支持アーム(28)の他端部(基端部)が両角型口
筒(23)(24)へ択一的に差し込まれることとな
る。
【0035】図示の実施例では、そのアウトリガー
(C)の接地脚(29)をネジ棒として、支持アーム
(28)へ直交状に垂立させると共に、その下端部に接
地座(30)を取り付け固定する一方、同じくネジ棒の
上端部に回動操作ハンドル(31)を遊合状態に貫通さ
せて、そのハンドル(31)を回動操作することによ
り、接地高さを調整できるように定めている。(32)
はそのネジ棒と螺合する固定ナツトであり、上記支持ア
ーム(28)に溶接一体化されている。
(C)の接地脚(29)をネジ棒として、支持アーム
(28)へ直交状に垂立させると共に、その下端部に接
地座(30)を取り付け固定する一方、同じくネジ棒の
上端部に回動操作ハンドル(31)を遊合状態に貫通さ
せて、そのハンドル(31)を回動操作することによ
り、接地高さを調整できるように定めている。(32)
はそのネジ棒と螺合する固定ナツトであり、上記支持ア
ーム(28)に溶接一体化されている。
【0036】但し、上記アウトリガー(C)の接地脚
(29)はこれを言わば固定脚として、その接地高さの
調整不能に構成しても良く、又ブレーキ付きの自在車輪
として、これを上記支持アーム(28)の一端部(先端
部)へ軸支させることも可能である。
(29)はこれを言わば固定脚として、その接地高さの
調整不能に構成しても良く、又ブレーキ付きの自在車輪
として、これを上記支持アーム(28)の一端部(先端
部)へ軸支させることも可能である。
【0037】何れにしても、アウトリガー(C)は上記
手押し運搬台車(A)を安定良く据え付け固定するため
のものとして、その支持アーム(28)が図1〜4のよ
うに 、ソケツトブロツク(B)の水平な角型口筒(2
4)へ差し込まれた上、その両者の貫通状態に落し込ま
れる抜け止めピン(33)によって、上記台盤(11)
から横外方へ張り出す水平姿勢の使用状態に固定保持さ
れることとなる。
手押し運搬台車(A)を安定良く据え付け固定するため
のものとして、その支持アーム(28)が図1〜4のよ
うに 、ソケツトブロツク(B)の水平な角型口筒(2
4)へ差し込まれた上、その両者の貫通状態に落し込ま
れる抜け止めピン(33)によって、上記台盤(11)
から横外方へ張り出す水平姿勢の使用状態に固定保持さ
れることとなる。
【0038】そして、その抜け止めピン(33)を引き
抜いた後、上記水平な角型口筒(24)から抜き出した
アウトリガー(C)の支持アーム(28)を、ソケツト
ブロツク(B)の垂直な角型口筒(23)へ上方から落
し込むことにより、そのアウトリガー(C)を図23の
ような垂直姿勢の格納状態として、上記運搬台車(A)
に搭載しつつ、便利良く手押し運搬することができる。
抜いた後、上記水平な角型口筒(24)から抜き出した
アウトリガー(C)の支持アーム(28)を、ソケツト
ブロツク(B)の垂直な角型口筒(23)へ上方から落
し込むことにより、そのアウトリガー(C)を図23の
ような垂直姿勢の格納状態として、上記運搬台車(A)
に搭載しつつ、便利良く手押し運搬することができる。
【0039】先に一言したリフトシリンダー(20)は
テレスコープ型として、圧縮ガスや圧縮空気などの気圧
により昇降作動されるものであり、図13〜15から明
白なように、そのピストンロツド(34)の上端部には
ボルト(35)などによって、平面視の小さな十文字型
をなす荷受け用トツプテーブル(36)が付属一体化さ
れている。
テレスコープ型として、圧縮ガスや圧縮空気などの気圧
により昇降作動されるものであり、図13〜15から明
白なように、そのピストンロツド(34)の上端部には
ボルト(35)などによって、平面視の小さな十文字型
をなす荷受け用トツプテーブル(36)が付属一体化さ
れている。
【0040】そのトツプテーブル(36)も好ましくは
アルミダイカスト品として、これには合計4個のキー孔
(37)が直交状態に連通開口されている。(38)は
金属丸パイプから成る合計4本の荷受けバーであり、上
記キー孔(37)へ横外方から抜き差し自在に差し込み
使用されるようになっている。
アルミダイカスト品として、これには合計4個のキー孔
(37)が直交状態に連通開口されている。(38)は
金属丸パイプから成る合計4本の荷受けバーであり、上
記キー孔(37)へ横外方から抜き差し自在に差し込み
使用されるようになっている。
【0041】(39)はその差し込まれた荷受けバー
(38)の押し付け固定ボルトであり、上記トツプテー
ブル(36)の下方からキー孔(37)への進退操作自
在に螺入されている。(40)は所謂エアコンやダクト
などの機器(M)を受け持つ荷受け台であって、好まし
くは図3、5に示すような木材から向かい合う一対の垂
下片(44)を備えた倒立U字型に組み立て一体化され
ており、その中心には上記トツプテーブル(36)の逃
し入れ孔(42)も刳り抜かれている。
(38)の押し付け固定ボルトであり、上記トツプテー
ブル(36)の下方からキー孔(37)への進退操作自
在に螺入されている。(40)は所謂エアコンやダクト
などの機器(M)を受け持つ荷受け台であって、好まし
くは図3、5に示すような木材から向かい合う一対の垂
下片(44)を備えた倒立U字型に組み立て一体化され
ており、その中心には上記トツプテーブル(36)の逃
し入れ孔(42)も刳り抜かれている。
【0042】(43)はその荷受け台(40)の両垂下
片(41)に切り欠かれた係止凹溝 であって、倒立U字
型を呈しており、上記荷受けバー(38)へ上方から被
着されることになる。又、(44)はその向かい合う両
係止凹溝(43)と直交する線上に点在しつつ、同じく
荷受け台(40)の下面へボルト(45)を介して取り
付けられた向かい合う一対の抱持フツクであり、上記荷
受けバー(38)へ抱き付け固定されるようになってい
る。
片(41)に切り欠かれた係止凹溝 であって、倒立U字
型を呈しており、上記荷受けバー(38)へ上方から被
着されることになる。又、(44)はその向かい合う両
係止凹溝(43)と直交する線上に点在しつつ、同じく
荷受け台(40)の下面へボルト(45)を介して取り
付けられた向かい合う一対の抱持フツクであり、上記荷
受けバー(38)へ抱き付け固定されるようになってい
る。
【0043】つまり、図3、5から明白な通り、上記リ
フトシリンダー(20)のトツプテーブル(36)には
これよりも大きな荷受け台(40)を、その荷受けバー
(38)やこれの押し付け固定ボルト(39)、抱持フ
ツク(44)などによって、載置状態に組み付け固定で
きるようになっているわけであり、そのため上記機器
(M)をその荷受け台(40)上へ安定良く搭載し得
る。尚、その荷受け台(40)や荷受けバー(38)
は、これらを上記トツプテーブル(36)から取りはず
し分解することも、勿論可能である。
フトシリンダー(20)のトツプテーブル(36)には
これよりも大きな荷受け台(40)を、その荷受けバー
(38)やこれの押し付け固定ボルト(39)、抱持フ
ツク(44)などによって、載置状態に組み付け固定で
きるようになっているわけであり、そのため上記機器
(M)をその荷受け台(40)上へ安定良く搭載し得
る。尚、その荷受け台(40)や荷受けバー(38)
は、これらを上記トツプテーブル(36)から取りはず
し分解することも、勿論可能である。
【0044】リフトシリンダー(20)がソケツトブロ
ツク(B)の円形口筒(21)により受け持たれている
ことについては、上記した通りであるが、そのリフトシ
リンダー(20)の下端部付近からは図3、13のよう
に、固有の1次カプラー(46)と気圧抜き用の1次安
全弁(47)とが、上記円形口筒(21)を通じて導出
されている。
ツク(B)の円形口筒(21)により受け持たれている
ことについては、上記した通りであるが、そのリフトシ
リンダー(20)の下端部付近からは図3、13のよう
に、固有の1次カプラー(46)と気圧抜き用の1次安
全弁(47)とが、上記円形口筒(21)を通じて導出
されている。
【0045】(48)は上記ソケツトブロツク(B)に
おける水平な角型口筒(24)の隣り合う相互間に位置
しつつ、その台盤(11)の上面に固定設置された分配
ブロツクであり、これには図16、17のような2次カ
プラー(49)と2次安全弁(50)とが付属一体化さ
れている。そのため、これらを台盤(11)の上方から
一目瞭然に直視することができる。
おける水平な角型口筒(24)の隣り合う相互間に位置
しつつ、その台盤(11)の上面に固定設置された分配
ブロツクであり、これには図16、17のような2次カ
プラー(49)と2次安全弁(50)とが付属一体化さ
れている。そのため、これらを台盤(11)の上方から
一目瞭然に直視することができる。
【0046】(51)は上記分配ブロツク(48)から
台盤(11)の貫通状態に垂下する接続管であり、図3
のように上記リフトシリンダー(20)の1次カプラー
(46)と連通配管されている。(52)は手元コント
ロールグリツプ(53)を備 えたツインホースであり、
図18に示すように、その一方が上記分配ブロツク(4
8)の2次カプラー(49)へ、残る他方が気圧レギユ
レーター(54)を介して圧力容器(55)へ、各々接
続使用されるようになっている。その圧力容器(55)
として、図例では炭酸ガスボンベを示唆しているが、勿
論これに限らない。
台盤(11)の貫通状態に垂下する接続管であり、図3
のように上記リフトシリンダー(20)の1次カプラー
(46)と連通配管されている。(52)は手元コント
ロールグリツプ(53)を備 えたツインホースであり、
図18に示すように、その一方が上記分配ブロツク(4
8)の2次カプラー(49)へ、残る他方が気圧レギユ
レーター(54)を介して圧力容器(55)へ、各々接
続使用されるようになっている。その圧力容器(55)
として、図例では炭酸ガスボンベを示唆しているが、勿
論これに限らない。
【0047】そして、その手元コントロールグリツプ
(53)を把持しつつ、その上昇レバー(56)と下降
ボタン(57)を押圧操作することにより、上記リフト
シリンダー(20)を遠隔的に昇降作動させることがで
きる。
(53)を把持しつつ、その上昇レバー(56)と下降
ボタン(57)を押圧操作することにより、上記リフト
シリンダー(20)を遠隔的に昇降作動させることがで
きる。
【0048】次に、図示の実施例に基いて本考案の使用
法を説明すると、その気圧作動式昇降装置によりエアコ
ンやダクトなどの機器(M)を所定高さ位置まで持ち上
げ作業するに当っては、その作業床の目標位置において
運搬台車(A)のブレーキ付き自在車輪(12)を制動
停止させると共に、上記ソケツトブロツク(B)の水平
な角型口筒(23)へ、図1〜5並びに図18、19か
ら明白なように、アウトリガー(C)の支持アーム(2
8)を各々差し込み固定することにより、その台盤(1
1)から横外方へ張り出すアウトリガー(C)の接地脚
(29)を、作業床へ安定・確固に接地させるのであ
る。
法を説明すると、その気圧作動式昇降装置によりエアコ
ンやダクトなどの機器(M)を所定高さ位置まで持ち上
げ作業するに当っては、その作業床の目標位置において
運搬台車(A)のブレーキ付き自在車輪(12)を制動
停止させると共に、上記ソケツトブロツク(B)の水平
な角型口筒(23)へ、図1〜5並びに図18、19か
ら明白なように、アウトリガー(C)の支持アーム(2
8)を各々差し込み固定することにより、その台盤(1
1)から横外方へ張り出すアウトリガー(C)の接地脚
(29)を、作業床へ安定・確固に接地させるのであ
る。
【0049】他方、リフトシリンダー(20)のトツプ
テーブル(36)には荷受け台(40)を、その荷受け
バー(38)や固定ボルト(39)、抱持フツク(4
4)などによって、上記した通り載置状態に組み付け固
定した上、その荷受け台(40)に上記機器(M)を安
定良く搭載させる。
テーブル(36)には荷受け台(40)を、その荷受け
バー(38)や固定ボルト(39)、抱持フツク(4
4)などによって、上記した通り載置状態に組み付け固
定した上、その荷受け台(40)に上記機器(M)を安
定良く搭載させる。
【0050】そして、台盤(11)の上面に固定設置さ
れている分配ブロツク(48)の2次カプラー(49)
へ、図18のようにツインホース(52)の一方を接続
し、同じくホース(52)の他方を炭酸ガスボンベなど
の圧力容器(55)へ接続すると共に、その圧力容器
(55)を開放させた上、手元コントロールグリツプ
(53)の上昇レバー(56)を押圧操作するのであ
る。
れている分配ブロツク(48)の2次カプラー(49)
へ、図18のようにツインホース(52)の一方を接続
し、同じくホース(52)の他方を炭酸ガスボンベなど
の圧力容器(55)へ接続すると共に、その圧力容器
(55)を開放させた上、手元コントロールグリツプ
(53)の上昇レバー(56)を押圧操作するのであ
る。
【0051】そうすれば、図18の鎖線から明白な通
り、リフトシリンダー(20)が上昇作動することにな
るため、上記機器(M)を所定高さ位置まで安楽に能率
良く持ち上げることができるのであり、その作業終了後
には言うまでもなく圧力容器(55)を閉止する。
り、リフトシリンダー(20)が上昇作動することにな
るため、上記機器(M)を所定高さ位置まで安楽に能率
良く持ち上げることができるのであり、その作業終了後
には言うまでもなく圧力容器(55)を閉止する。
【0052】尚、リフトシリンダー(20)を下降させ
る際には、上記1次安全弁(47)又は2次安全弁(5
0)を開放操作して、そのリフトシリンダー(20)か
ら気圧を抜き出せば良いが、併せて上記コントロールグ
リツプ(53)の下降ボタン(57)も押圧操作するこ
とにより、一層すばやく下降させることができる。
る際には、上記1次安全弁(47)又は2次安全弁(5
0)を開放操作して、そのリフトシリンダー(20)か
ら気圧を抜き出せば良いが、併せて上記コントロールグ
リツプ(53)の下降ボタン(57)も押圧操作するこ
とにより、一層すばやく下降させることができる。
【0053】図20、21は壁際での据え付け使用状態
を示しているが、この場合には任意な1本のアウトリガ
ー(C)を上記ソケツトブロツク(B)の水平な角型口
筒(24)から抜き出すことにより、運搬台車(A)の
台盤(11)を壁際に接近させ、その台盤(11)の自
在車輪(12)と残る3本のアウトリガー(C)とによ
って、安定な固定状態に据え付けた後、上記と同様にリ
フトシリンダー(20)を制御すれば良い。
を示しているが、この場合には任意な1本のアウトリガ
ー(C)を上記ソケツトブロツク(B)の水平な角型口
筒(24)から抜き出すことにより、運搬台車(A)の
台盤(11)を壁際に接近させ、その台盤(11)の自
在車輪(12)と残る3本のアウトリガー(C)とによ
って、安定な固定状態に据え付けた後、上記と同様にリ
フトシリンダー(20)を制御すれば良い。
【0054】又、図22は同じく建物におけるコーナー
での据え付け使用状態を示しているが、この場合には隣
り合う2本のアウトリガー(C)をやはりソケツトブロ
ツク(B)の水平な角型口筒(24)から抜き出すこと
により、運搬台車(A)の台盤(11)をコーナーに接
近させて、その台盤(11)の自在車輪(12)と残る
2本のアウトリガー(C)とによって、安定な固定状態
に据え付ける。
での据え付け使用状態を示しているが、この場合には隣
り合う2本のアウトリガー(C)をやはりソケツトブロ
ツク(B)の水平な角型口筒(24)から抜き出すこと
により、運搬台車(A)の台盤(11)をコーナーに接
近させて、その台盤(11)の自在車輪(12)と残る
2本のアウトリガー(C)とによって、安定な固定状態
に据え付ける。
【0055】その図20〜22の何れにあっても、上記
台盤(11)のそれ自体が合計4個の自在車輪(12)
を備えており、手押し運搬台車(A)を形作っているた
め、上記建物の壁際やコーナーへ接近させるべく、その
支障なく手押し移動させるこができる。
台盤(11)のそれ自体が合計4個の自在車輪(12)
を備えており、手押し運搬台車(A)を形作っているた
め、上記建物の壁際やコーナーへ接近させるべく、その
支障なく手押し移動させるこができる。
【0056】更に、アウトリガー(C)をすべてソケツ
トブロツク(B)の水平な角型口筒(24)から抜き出
して、同じく垂直な角型口筒(23)へ落し込む如く差
し替え操作することにより、これを図23のような台盤
(11)への格納状態に搭載させた上、据え付け目標位
置まで軽快に手押し移動することができ、その保管上の
小型コンパクト化も図ることができるのである。
トブロツク(B)の水平な角型口筒(24)から抜き出
して、同じく垂直な角型口筒(23)へ落し込む如く差
し替え操作することにより、これを図23のような台盤
(11)への格納状態に搭載させた上、据え付け目標位
置まで軽快に手押し移動することができ、その保管上の
小型コンパクト化も図ることができるのである。
【0057】その手押し運搬台車(A)は文字通り手押
しハンドル(13)を備えているため、リフトシリンダ
ー(20)のトツプテーブル(36)に組み付けられた
荷受け台(40)へ、上記機器(M)を載せた状態や、
台盤(11)上へ圧力容器(55)を立て載せた状態、
更には手押しハンドル(13)の補強桟(18)から張
り出す係止フツク(19)へ、作業工具やホースなどの
携帯袋を吊り掛けた状態として、これらも安楽に手押し
運搬することができ、別途に手提げ運搬する必要がない
ので、著しく便利である。
しハンドル(13)を備えているため、リフトシリンダ
ー(20)のトツプテーブル(36)に組み付けられた
荷受け台(40)へ、上記機器(M)を載せた状態や、
台盤(11)上へ圧力容器(55)を立て載せた状態、
更には手押しハンドル(13)の補強桟(18)から張
り出す係止フツク(19)へ、作業工具やホースなどの
携帯袋を吊り掛けた状態として、これらも安楽に手押し
運搬することができ、別途に手提げ運搬する必要がない
ので、著しく便利である。
【0058】
【考案の効果】以上のように、本考案ではソケツトブロ
ツク(B)の中心を有底の円形口筒(21)として一定
高さ(h)だけ垂立させ、そのほぼ上半部の周囲から合
計4個の垂直な角型口筒(23)を平面視の十文字型に
張り出すと共に、その各角型口筒(23)の下端部から
横外方へ水平な角型口筒(24)を張り出して、
ツク(B)の中心を有底の円形口筒(21)として一定
高さ(h)だけ垂立させ、そのほぼ上半部の周囲から合
計4個の垂直な角型口筒(23)を平面視の十文字型に
張り出すと共に、その各角型口筒(23)の下端部から
横外方へ水平な角型口筒(24)を張り出して、
【0059】圧力容器(55)からの圧縮ガス又は圧縮
空気により昇降作動されるテレスコープ型リフトシリン
ダー(20)を、上記ソケツトブロツク(B)の円形口
筒(21)内に受け持ち垂立させ、そのピストンロツド
(34)の上端部に荷受け用のトツプテーブル(36)
を組み付け一体化する一方、
空気により昇降作動されるテレスコープ型リフトシリン
ダー(20)を、上記ソケツトブロツク(B)の円形口
筒(21)内に受け持ち垂立させ、そのピストンロツド
(34)の上端部に荷受け用のトツプテーブル(36)
を組み付け一体化する一方、
【0060】上記ソケツトブロツク(B)の垂直な角型
口筒(23)と水平な角型口筒(24)へ、合計4本の
アウトリガー(C)を各々差し替え操作することによ
り、そのアウトリガー(C)を垂直な角型口筒(23)
へ差し込んだ格納状態と、同じく水平な角型口筒(2
4)へ差し込んだ使用状態との選択的に保持できるよう
に 定めた気圧作動式昇降装置において、
口筒(23)と水平な角型口筒(24)へ、合計4本の
アウトリガー(C)を各々差し替え操作することによ
り、そのアウトリガー(C)を垂直な角型口筒(23)
へ差し込んだ格納状態と、同じく水平な角型口筒(2
4)へ差し込んだ使用状態との選択的に保持できるよう
に 定めた気圧作動式昇降装置において、
【0061】上記圧力容器(55)の搭載可能な平面視
の方形に造形され、且つそのコーナーに合計4個のブレ
ーキ付き自在車輪(12)が軸支された運搬台車(A)
の台盤(11)上へ上記ソケツトブロツク(B)を、そ
の円形口筒(21)が台盤(11)の中心孔(22)を
貫通し且つ同じく水平な角型口筒(24)が台盤(1
1)の一辺を2等分する線上に沿って各々張り出す関係
状態に載置させた上、その水平な角型口筒(24)を各
々跨ぐ倒立U字型のボルト(25)によって、上記台盤
(11)へ組み付け固定し、
の方形に造形され、且つそのコーナーに合計4個のブレ
ーキ付き自在車輪(12)が軸支された運搬台車(A)
の台盤(11)上へ上記ソケツトブロツク(B)を、そ
の円形口筒(21)が台盤(11)の中心孔(22)を
貫通し且つ同じく水平な角型口筒(24)が台盤(1
1)の一辺を2等分する線上に沿って各々張り出す関係
状態に載置させた上、その水平な角型口筒(24)を各
々跨ぐ倒立U字型のボルト(25)によって、上記台盤
(11)へ組み付け固定し、
【0062】上記圧力容器(55)の圧縮ガス又は圧縮
空気をリフトシリンダー(20)へ給排制御すべきホー
ス(52)の接続用カプラー(49)を、上記運搬台車
(A)の台盤(11)へ上方からの直視可能な露出状態
に固定配管すると共に、
空気をリフトシリンダー(20)へ給排制御すべきホー
ス(52)の接続用カプラー(49)を、上記運搬台車
(A)の台盤(11)へ上方からの直視可能な露出状態
に固定配管すると共に、
【0063】上記運搬台車(A)の台盤(11)から手
押しハンドル(13)を立設し、そのハンドル(13)
の中途高さ位置に固定横架する補強桟(18)を、上記
台盤(11)に搭載される圧力容器(55)の転倒防止
用囲い柵とし、且つ手押しハンドル(13)又はその補
強桟(18)から係止フツク(19)を部分的に張り出
し立設してあるため、冒頭に述べた従来技術の諸問題を
悉く改良できる効果がある。
押しハンドル(13)を立設し、そのハンドル(13)
の中途高さ位置に固定横架する補強桟(18)を、上記
台盤(11)に搭載される圧力容器(55)の転倒防止
用囲い柵とし、且つ手押しハンドル(13)又はその補
強桟(18)から係止フツク(19)を部分的に張り出
し立設してあるため、冒頭に述べた従来技術の諸問題を
悉く改良できる効果がある。
【0064】つまり、本考案の上記構成によれば、手押
しハンドル(13)付き運搬台車(A)の台盤(11)
が、圧力容器(55)の搭載可能な面積を有する平面視
の方形に造形され、そのコーナーに合計4個のブレーキ
付き自在車輪(12)が軸支されている一方、これに対
して上記ソケツトブロツク(B)を、そのリフトシリン
ダー(20)の受け入れ用円形口筒(21)が台盤(1
1)の中心孔(22)を貫通し、且つ同じくアウトリガ
ー(C)を使用状態に受け入れる水平な角型口筒(2
4)が、上記台盤(11)の一辺を2等分する線上に沿
って各々張り出す関係状態に載置させた上、その水平な
角型口筒(24)を各々跨ぐ倒立U字型の ボルト(2
5)により、上記台盤(11)へ据え付け固定してある
ため、冒頭に述べた実開平4−39235号のような補
助キヤスター(12)の1個又は2個を接地させつつ、
接地台(D)の全体を前傾姿勢のもとに引っ張り移動す
る従来品と異なり、リフトシリンダー(20)やアウト
リガー(C)を台盤(11)の中心位置に正しく垂立さ
せた状態として、そのリフトシリンダー(20)のトツ
プテーブル(36)上へエアコンやダクトなどの機器
(M)を安定良く載置した状態のもとで、更には作業上
不可欠な炭酸ガスボンべなどの圧力容器(55)も台盤
(11)上へ立て載せた状態のもとで、上記運搬台車
(A)の手押しハンドル(13)を手押し操作すること
により、その台盤(11)の四隅位置に付属する自在車
輪(12)とも相俟って、誰もが据え付け目標位置まで
著しく安楽・円滑に移動することができ、その移動中に
振れ動いたり、或いは転倒したりするおそれがない。
しハンドル(13)付き運搬台車(A)の台盤(11)
が、圧力容器(55)の搭載可能な面積を有する平面視
の方形に造形され、そのコーナーに合計4個のブレーキ
付き自在車輪(12)が軸支されている一方、これに対
して上記ソケツトブロツク(B)を、そのリフトシリン
ダー(20)の受け入れ用円形口筒(21)が台盤(1
1)の中心孔(22)を貫通し、且つ同じくアウトリガ
ー(C)を使用状態に受け入れる水平な角型口筒(2
4)が、上記台盤(11)の一辺を2等分する線上に沿
って各々張り出す関係状態に載置させた上、その水平な
角型口筒(24)を各々跨ぐ倒立U字型の ボルト(2
5)により、上記台盤(11)へ据え付け固定してある
ため、冒頭に述べた実開平4−39235号のような補
助キヤスター(12)の1個又は2個を接地させつつ、
接地台(D)の全体を前傾姿勢のもとに引っ張り移動す
る従来品と異なり、リフトシリンダー(20)やアウト
リガー(C)を台盤(11)の中心位置に正しく垂立さ
せた状態として、そのリフトシリンダー(20)のトツ
プテーブル(36)上へエアコンやダクトなどの機器
(M)を安定良く載置した状態のもとで、更には作業上
不可欠な炭酸ガスボンべなどの圧力容器(55)も台盤
(11)上へ立て載せた状態のもとで、上記運搬台車
(A)の手押しハンドル(13)を手押し操作すること
により、その台盤(11)の四隅位置に付属する自在車
輪(12)とも相俟って、誰もが据え付け目標位置まで
著しく安楽・円滑に移動することができ、その移動中に
振れ動いたり、或いは転倒したりするおそれがない。
【0065】上記のように運搬台車(A)の台盤(1
1)上へ、重量物である炭酸ガスボンベなどの圧力容器
(55)を立て載せたとしても、その台盤(11)から
起立する手押しハンドル(13)の中途高さ位置に固定
横架された補強桟(18)が、上記圧力容器(55)の
転倒防止用囲い柵として機能するように定められている
ため、その作業目標位置まで安全・軽快に運搬できるこ
ととなる。
1)上へ、重量物である炭酸ガスボンベなどの圧力容器
(55)を立て載せたとしても、その台盤(11)から
起立する手押しハンドル(13)の中途高さ位置に固定
横架された補強桟(18)が、上記圧力容器(55)の
転倒防止用囲い柵として機能するように定められている
ため、その作業目標位置まで安全・軽快に運搬できるこ
ととなる。
【0066】更に、上記運搬台車(A)の手押しハンド
ル(13)又はその補強桟(18)からは、部分的に係
止フツク(19)が張り出し立設されているため、上記
圧力容器(55)のほかに、これと接続使用されるべき
ホース(52)や、機器(M)の設置作業工具などの携
帯袋も、その係止フツク(19)への吊り掛け状態にお
いて、一緒に目標位置まで便利良く運搬できる効果があ
る。
ル(13)又はその補強桟(18)からは、部分的に係
止フツク(19)が張り出し立設されているため、上記
圧力容器(55)のほかに、これと接続使用されるべき
ホース(52)や、機器(M)の設置作業工具などの携
帯袋も、その係止フツク(19)への吊り掛け状態にお
いて、一緒に目標位置まで便利良く運搬できる効果があ
る。
【0067】他方、本考案の据え付け使用状態では、平
面視の方形に造形された台盤(11)の四隅位置に、ブ
レーキ付き自在車輪(12)が軸支されていると共に、
その台盤(11)の中心部に組み付け固定されたソケツ
トブロツク(B)の水平な角型口筒(24)が、上記台
盤(11)の一辺を2等分する線上に沿って張り出す 関
係状態にあるため、その角型口筒(24)に差し込み固
定されることにより、台盤(11)から横外方への張り
出し状態に使用されるアウトリガー(C)の合計4本
が、上記ブレーキ付き自在車輪(12)の合計4個と等
間隔おきに交互する全体的な放射対称配置型として分布
することになり、その結果ブレーキ付き自在車輪(1
2)の制動停止や、アウトリガー(C)に付属する接地
脚(29)の固定とも相俟って、リフトシリンダー(2
0)の上昇作動により機器(M)を所定高さ位置まで持
ち上げるも、その据え付け状態を至極安定・確固に保つ
ことができる。
面視の方形に造形された台盤(11)の四隅位置に、ブ
レーキ付き自在車輪(12)が軸支されていると共に、
その台盤(11)の中心部に組み付け固定されたソケツ
トブロツク(B)の水平な角型口筒(24)が、上記台
盤(11)の一辺を2等分する線上に沿って張り出す 関
係状態にあるため、その角型口筒(24)に差し込み固
定されることにより、台盤(11)から横外方への張り
出し状態に使用されるアウトリガー(C)の合計4本
が、上記ブレーキ付き自在車輪(12)の合計4個と等
間隔おきに交互する全体的な放射対称配置型として分布
することになり、その結果ブレーキ付き自在車輪(1
2)の制動停止や、アウトリガー(C)に付属する接地
脚(29)の固定とも相俟って、リフトシリンダー(2
0)の上昇作動により機器(M)を所定高さ位置まで持
ち上げるも、その据え付け状態を至極安定・確固に保つ
ことができる。
【0068】そして、このことは図20、21のような
壁際や、図22のようなコーナーへ接近させて据え付け
使用すべく、そのソケツトブロツク(B)の水平な角型
口筒(24)からアウトリガー(C)の1本や2本を抜
き出した場合に、殊更効果的となる。その1本や2本を
抜き出して使用するも、残りのアウトリガー(C)のみ
ならず、台盤(11)のコーナーに付属するブレーキ付
き自在車輪(12)の合計4個によって、依然安定・確
固な据え付け状態に維持でき、決して傾き動くおそれが
ないからである。
壁際や、図22のようなコーナーへ接近させて据え付け
使用すべく、そのソケツトブロツク(B)の水平な角型
口筒(24)からアウトリガー(C)の1本や2本を抜
き出した場合に、殊更効果的となる。その1本や2本を
抜き出して使用するも、残りのアウトリガー(C)のみ
ならず、台盤(11)のコーナーに付属するブレーキ付
き自在車輪(12)の合計4個によって、依然安定・確
固な据え付け状態に維持でき、決して傾き動くおそれが
ないからである。
【0069】しかも、本考案の場合運搬台車(A)にお
ける台盤(11)の上面に、上記圧力容器(55)の圧
縮ガス又は圧縮空気をリフトシリンダー(20)へ給排
制御すべきホース(51)の接続用カプラー(49)
が、上方からの直視可能な露出状態に固定配管されてい
るため、冒頭に述べた公知考案と異なって、そのカプラ
ー(49)に対するホース(52)の接続作業や、リフ
トシリンダー(20)を下降させるべき安全弁(50)
の操作などを、台盤(11)の上面においてすばやく便
利に行なえる効果もある。
ける台盤(11)の上面に、上記圧力容器(55)の圧
縮ガス又は圧縮空気をリフトシリンダー(20)へ給排
制御すべきホース(51)の接続用カプラー(49)
が、上方からの直視可能な露出状態に固定配管されてい
るため、冒頭に述べた公知考案と異なって、そのカプラ
ー(49)に対するホース(52)の接続作業や、リフ
トシリンダー(20)を下降させるべき安全弁(50)
の操作などを、台盤(11)の上面においてすばやく便
利に行なえる効果もある。
【図1】本考案の据え付け状態を示す側面図である。
【図2】図1の平面図である。
【図3】図1の一部を破断して示す拡大側面図である。
【図4】図3の4−4線断面図である。
【図5】図3の5−5線断面図である。
【図6】ソケツトブロツクを抽出して示す平面図であ
る。
る。
【図7】図6の側面図である。
【図8】図7の8−8線断面図である。
【図9】図7の9−9線断面図である。
【図10】アウトリガーを抽出して示す一部破断の側面
図である。
図である。
【図11】図10の平面図である。
【図12】図10の12−12線に沿う拡大断面図であ
る。
る。
【図13】リフトシリンダーを抽出して示す側面図であ
る。
る。
【図14】図13の14−14線に沿う拡大断面図であ
る。
る。
【図15】図13の15−15線に沿う拡大断面図であ
る。
る。
【図16】分配ブロツクの設置状態を抽出して示す側面
図である。
図である。
【図17】図16の平面図である。
【図18】本考案の据え付け使用法を示す側面図であ
る。
る。
【図19】図18の平面図である。
【図20】建物における壁際での据え付け使用法を示す
平面図である。
平面図である。
【図21】 同じく壁際での据え付け使用法を示す
側面図である。
側面図である。
【図22】建物におけるコーナーでの据え付け使用法を
示す平面図である。
示す平面図である。
【図23】手押し運搬台車に対するアウトリガーの格納
搭載状態を示す側面図である。
搭載状態を示す側面図である。
(11)・台盤 (12)・自在車輪 (13)・手押しハンドル (18)・補強桟 (19)・係止フツク (20)・リフトシリンダー (21)・円形口筒 (23)・垂直角型口筒 (24)・水平角型口筒 (28)・支持アーム (29)・接地脚 (36)・トツプテーブル (48)・分配ブロツク (49)・2次カプラー (50)・安全弁 (52)・ツインホース (55)・圧力容器 (A)・・運搬台車 (B)・・ソケツトブロツク (C)・・アウトリガー
Claims (1)
- 【請求項1】ソケツトブロツク(B)の中心を有底の円
形口筒(21)として一定高さ(h)だけ垂立させ、そ
のほぼ上半部の周囲から合計4個の垂直な角型口筒(2
3)を平面視の十文字型に張り出すと共に、その各角型
口筒(23)の下端部から横外方へ水平な角型口筒(2
4)を張り出して、 圧力容器(55)からの圧縮ガス又は圧縮空気により昇
降作動されるテレスコープ型リフトシリンダー(20)
を、上記ソケツトブロツク(B)の円形口筒(21)内
に受け持ち垂立させ、そのピストンロツド(34)の上
端部に荷受け用のトツプテーブル(36)を組み付け一
体化する一方、 上記ソケツトブロツク(B)の垂直な角型口筒(23)
と水平な角型口筒(24)へ、合計4本のアウトリガー
(C)を各々差し替え操作することにより、そのアウト
リガー(C)を垂直な角型口筒(23)へ差し込んだ格
納状態と、同じく水平な角型口筒(24)へ差し込んだ
使用状態との選択的に保持できるように定めた気圧作動
式昇降装置において、 上記圧力容器(55)の搭載可能な平面視の方形に造形
され、且つそのコーナーに合計4個のブレーキ付き自在
車輪(12)が軸支された運搬台車(A)の台盤(1
1)上へ上記ソケツトブロツク(B)を、その円形口筒
(21)が台盤(11)の中心孔(22)を貫通し且つ
同じく水平な角型口筒(24)が台盤(11)の一辺を
2等分する線上に沿って各々張り出す関係状態に載置さ
せた上、その水平な角型口筒(24)を各々跨ぐ倒立U
字型のボルト(25)によって、上記台盤(11)へ組
み付け固定し、 上記圧力容器(55)の圧縮ガス又は圧縮空気をリフト
シリンダー(20)へ給排制御すべきホース(52)の
接続用カプラー(49)を、上記運搬台車(A)の台盤
(11)へ上方からの直視可能な露出状態に固定配管す
ると共に、 上記運搬台車(A)の台盤(11)から手押しハンドル
(13)を立設し、そのハンドル(13)の中途高さ位
置に固定横架する補強桟(18)を、上記台盤(11)
に搭載される圧力容器(55)の転倒防止用囲い柵と
し、且つ手押しハンドル(13)又はその補強桟(1
8)から係止フツク(19)を部分的に張り 出し立設し
た ことを特徴とする気圧作動式昇降装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1993027903U JP2506421Y2 (ja) | 1993-04-28 | 1993-04-28 | 気圧作動式昇降装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1993027903U JP2506421Y2 (ja) | 1993-04-28 | 1993-04-28 | 気圧作動式昇降装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0682278U JPH0682278U (ja) | 1994-11-25 |
JP2506421Y2 true JP2506421Y2 (ja) | 1996-08-07 |
Family
ID=12233853
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1993027903U Expired - Lifetime JP2506421Y2 (ja) | 1993-04-28 | 1993-04-28 | 気圧作動式昇降装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2506421Y2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR20220050428A (ko) * | 2020-10-16 | 2022-04-25 | 이응창 | 고소 작업용 안전 리프트 |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR101692607B1 (ko) * | 2015-02-10 | 2017-01-04 | 장충석 | 철판 절단물 적재 및 이송장치 |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5751366A (en) * | 1980-09-12 | 1982-03-26 | Shin Meiwa Ind Co Ltd | Elevated working equipment |
-
1993
- 1993-04-28 JP JP1993027903U patent/JP2506421Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR20220050428A (ko) * | 2020-10-16 | 2022-04-25 | 이응창 | 고소 작업용 안전 리프트 |
KR102458584B1 (ko) * | 2020-10-16 | 2022-11-09 | 이응창 | 고소 작업용 안전 리프트 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0682278U (ja) | 1994-11-25 |
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Legal Events
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---|---|---|---|
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