JP2506193Y2 - 試験検査端子 - Google Patents
試験検査端子Info
- Publication number
- JP2506193Y2 JP2506193Y2 JP8136892U JP8136892U JP2506193Y2 JP 2506193 Y2 JP2506193 Y2 JP 2506193Y2 JP 8136892 U JP8136892 U JP 8136892U JP 8136892 U JP8136892 U JP 8136892U JP 2506193 Y2 JP2506193 Y2 JP 2506193Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- terminal
- voltage
- test
- rise building
- terminal body
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Measuring Leads Or Probes (AREA)
- Testing Electric Properties And Detecting Electric Faults (AREA)
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本考案は、主として高層建築物の
竣工時に、高層建築物の地面に近い外壁に設置されてい
る高圧キャビネットに内蔵された需要者側のモールドジ
スコンに差込んで電圧を試験的に検査する際に使用され
る試験検査端子に関するものである。
竣工時に、高層建築物の地面に近い外壁に設置されてい
る高圧キャビネットに内蔵された需要者側のモールドジ
スコンに差込んで電圧を試験的に検査する際に使用され
る試験検査端子に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】通常、高層建築物の竣工時に、主任技術
者が竣工検査や耐圧試験として最高電圧6900v ×1.5 倍
×10分間＝10350vになるように検査及び試験することが
義務づけられている関係上、従来は、高層建築物内の電
圧を試験的に検査する際に、変電所が設置されている高
層建築物の屋上に耐電圧試験用トランス、電圧調整器、
電圧測定メーター等の数10kgを有する重い機器類を2 、
3 人で運んで、高層建築物内の電圧を計測していた。
者が竣工検査や耐圧試験として最高電圧6900v ×1.5 倍
×10分間＝10350vになるように検査及び試験することが
義務づけられている関係上、従来は、高層建築物内の電
圧を試験的に検査する際に、変電所が設置されている高
層建築物の屋上に耐電圧試験用トランス、電圧調整器、
電圧測定メーター等の数10kgを有する重い機器類を2 、
3 人で運んで、高層建築物内の電圧を計測していた。
【０００３】
【考案が解決しようとする課題】ところが、高層建築物
内の電圧を試験的に検査する際に、変電所が設置されて
いる高層建築物の屋上に耐電圧試験用トランス、電圧調
整器、電圧測定メーター等の数10kgを有する重い機器類
を運ばなければならないため、2 、3 人の人手が必要
で、高層建築物内の電圧を試験的に検査する作業が極め
て面倒であった。
内の電圧を試験的に検査する際に、変電所が設置されて
いる高層建築物の屋上に耐電圧試験用トランス、電圧調
整器、電圧測定メーター等の数10kgを有する重い機器類
を運ばなければならないため、2 、3 人の人手が必要
で、高層建築物内の電圧を試験的に検査する作業が極め
て面倒であった。
【０００４】そこで、本考案は、上述のような課題を解
決するために案出されたもので、主任技術者 1人で高層
建築物内の電圧を試験的に極めて容易に検査できるよう
にし、更に、構造が著しく簡単で、頗る安価な試験検査
端子を提供するものである。
決するために案出されたもので、主任技術者 1人で高層
建築物内の電圧を試験的に極めて容易に検査できるよう
にし、更に、構造が著しく簡単で、頗る安価な試験検査
端子を提供するものである。
【０００５】
【課題を解決するための手段】本考案は、上述のような
目的を達成するために、導電性を有する金属製の端子本
体の先端部側に、需要者側のモールドジスコン内に掴持
自在に円周方向へ適宜間隔に配設された数個の端子片内
側に案内する案内棒の案内穴を長手方向へ沿って設け、
且つ端子本体の基端面には、耐電圧試験用トランスにリ
ード線一端のクリップやＹ字形端子を介して接続する接
続部材を設けたものである。
目的を達成するために、導電性を有する金属製の端子本
体の先端部側に、需要者側のモールドジスコン内に掴持
自在に円周方向へ適宜間隔に配設された数個の端子片内
側に案内する案内棒の案内穴を長手方向へ沿って設け、
且つ端子本体の基端面には、耐電圧試験用トランスにリ
ード線一端のクリップやＹ字形端子を介して接続する接
続部材を設けたものである。
【０００６】
【作用】そして、上述のような技術的手段により、高層
建築物内の電圧を試験的に検査する際に、高層建築物の
地面に近い外壁に設置されている高圧キャビネットに内
蔵された需要者側のモールドジスコン内の各端子片内側
に端子本体の先端部側を、案内棒に案内穴が嵌込んで各
端子片の内側方向への弾撥力に抗して押開くように差込
んで、各端子片の内側方向への弾撥力にて掴持し、次
に、端子本体の基端側の接続部材に、互いに接続された
耐電圧試験用トランス、電圧調整器、電圧測定メーター
等の機器類のうち耐電圧試験用トランスを、リード線一
端のクリップやＹ字形端子を介して接続し、この耐電圧
試験用トランスにて高層建築物内の電圧を計測するよう
にする。
建築物内の電圧を試験的に検査する際に、高層建築物の
地面に近い外壁に設置されている高圧キャビネットに内
蔵された需要者側のモールドジスコン内の各端子片内側
に端子本体の先端部側を、案内棒に案内穴が嵌込んで各
端子片の内側方向への弾撥力に抗して押開くように差込
んで、各端子片の内側方向への弾撥力にて掴持し、次
に、端子本体の基端側の接続部材に、互いに接続された
耐電圧試験用トランス、電圧調整器、電圧測定メーター
等の機器類のうち耐電圧試験用トランスを、リード線一
端のクリップやＹ字形端子を介して接続し、この耐電圧
試験用トランスにて高層建築物内の電圧を計測するよう
にする。
【０００７】
【実施例】以下、本考案の一実施例を図面に基づいて説
明する。
明する。
【０００８】本考案の試験検査端子１は、図１及び図２
に示すように、導電性を有する金属製の丸棒状の端子本
体２の先端部側に、需要者側のモールドジスコンＡ内に
掴持自在に円周方向へ適宜間隔に配設された数個の端子
片Ｂ内側に案内する案内棒Ｃの案内穴３を長手方向へ沿
って設け、且つ端子本体２の基端面には、耐電圧試験用
トランスにリード線Ｄ一端のクリップやＹ字形端子Ｅを
介して接続する接続部材４を設ける。更に、端子本体２
の先端縁部には、前記各端子片Ｂ内側に円滑に案内する
ためのテーパ５を設け、端子本体２の基端部近傍には、
需要者側のモールドジスコンＡ内の相手のケーブルの色
に合わせたカラーテープ６を巻設するように形成したも
のである。
に示すように、導電性を有する金属製の丸棒状の端子本
体２の先端部側に、需要者側のモールドジスコンＡ内に
掴持自在に円周方向へ適宜間隔に配設された数個の端子
片Ｂ内側に案内する案内棒Ｃの案内穴３を長手方向へ沿
って設け、且つ端子本体２の基端面には、耐電圧試験用
トランスにリード線Ｄ一端のクリップやＹ字形端子Ｅを
介して接続する接続部材４を設ける。更に、端子本体２
の先端縁部には、前記各端子片Ｂ内側に円滑に案内する
ためのテーパ５を設け、端子本体２の基端部近傍には、
需要者側のモールドジスコンＡ内の相手のケーブルの色
に合わせたカラーテープ６を巻設するように形成したも
のである。
【０００９】しかして、前記接続部材４は、端子本体２
の基端面に捩込む接続ネジ７と、この接続ネジ７に螺合
して端子本体２の基端面に圧接する緩止ナット８と、接
続ネジ７に螺合してバネ座金９及び平座金１０を介して
リード線Ｄ一端のクリップやＹ字形端子Ｅを緩止ナット
８側へ締付ける蝶ナット等の締付ナット１１とから形成
されている。
の基端面に捩込む接続ネジ７と、この接続ネジ７に螺合
して端子本体２の基端面に圧接する緩止ナット８と、接
続ネジ７に螺合してバネ座金９及び平座金１０を介して
リード線Ｄ一端のクリップやＹ字形端子Ｅを緩止ナット
８側へ締付ける蝶ナット等の締付ナット１１とから形成
されている。
【００１０】本考案の一実施例によれば、端子本体２の
基端部近傍に需要者側のモールドジスコンＡ内の相手の
ケーブルの色に合わせたカラーテープ６を巻設したこと
によって、高層建築物内の電圧を試験的に検査する際
に、接続しようとする需要者側のモールドジスコンＡ内
の相手のケーブルに確実に接続することができる。
基端部近傍に需要者側のモールドジスコンＡ内の相手の
ケーブルの色に合わせたカラーテープ６を巻設したこと
によって、高層建築物内の電圧を試験的に検査する際
に、接続しようとする需要者側のモールドジスコンＡ内
の相手のケーブルに確実に接続することができる。
【００１１】
【考案の効果】本考案の試験検査端子１は、上述のよう
に、導電性を有する金属製の端子本体２の先端部側に、
需要者側のモールドジスコンＡ内に掴持自在に円周方向
へ適宜間隔に配設された数個の端子片Ｂ内側に案内する
案内棒Ｃの案内穴３を長手方向へ沿って設け、且つ端子
本体２の基端面には、耐電圧試験用トランスにリード線
Ｄ一端のクリップやＹ字形端子Ｅを介して接続する接続
部材４を設けるように形成したから、高層建築物内の電
圧を試験的に検査する際には、図２に示すように、先
ず、高層建築物の地面に近い外壁に設置されている高圧
キャビネットに内蔵された需要者側のモールドジスコン
Ａ内の各端子片Ｂ内側に端子本体２の先端部側を、案内
棒Ｃに案内穴３が嵌込んで各端子片Ｂの内側方向への弾
撥力に抗して押開くように差込んで、各端子片Ｂの内側
方向への弾撥力にて掴持し、次に、端子本体２の基端側
の接続部材４に、互いに接続された耐電圧試験用トラン
ス、電圧調整器、電圧測定メーター等の機器類のうち耐
電圧試験用トランスを、リード線Ｄ一端のクリップやＹ
字形端子Ｅを介して接続し、この耐電圧試験用トランス
にて高層建築物内の電圧を計測することができるため、
従来のように変電所が設置されている高層建築物の屋上
に耐電圧試験用トランス、電圧調整器、電圧測定メータ
ー等の数10kgを有する重い機器類を運ぶことなく、主任
技術者 1人で高層建築物内の電圧を試験的に極めて容易
に検査することができる。
に、導電性を有する金属製の端子本体２の先端部側に、
需要者側のモールドジスコンＡ内に掴持自在に円周方向
へ適宜間隔に配設された数個の端子片Ｂ内側に案内する
案内棒Ｃの案内穴３を長手方向へ沿って設け、且つ端子
本体２の基端面には、耐電圧試験用トランスにリード線
Ｄ一端のクリップやＹ字形端子Ｅを介して接続する接続
部材４を設けるように形成したから、高層建築物内の電
圧を試験的に検査する際には、図２に示すように、先
ず、高層建築物の地面に近い外壁に設置されている高圧
キャビネットに内蔵された需要者側のモールドジスコン
Ａ内の各端子片Ｂ内側に端子本体２の先端部側を、案内
棒Ｃに案内穴３が嵌込んで各端子片Ｂの内側方向への弾
撥力に抗して押開くように差込んで、各端子片Ｂの内側
方向への弾撥力にて掴持し、次に、端子本体２の基端側
の接続部材４に、互いに接続された耐電圧試験用トラン
ス、電圧調整器、電圧測定メーター等の機器類のうち耐
電圧試験用トランスを、リード線Ｄ一端のクリップやＹ
字形端子Ｅを介して接続し、この耐電圧試験用トランス
にて高層建築物内の電圧を計測することができるため、
従来のように変電所が設置されている高層建築物の屋上
に耐電圧試験用トランス、電圧調整器、電圧測定メータ
ー等の数10kgを有する重い機器類を運ぶことなく、主任
技術者 1人で高層建築物内の電圧を試験的に極めて容易
に検査することができる。
【００１２】しかも、本考案の試験検査端子１は、端子
本体２の先端部側に案内穴３を設け、且つ端子本体２の
基端面に接続部材４を設けるように形成したから、構造
が著しく簡単であるため、頗る安価に提供することがで
きる。
本体２の先端部側に案内穴３を設け、且つ端子本体２の
基端面に接続部材４を設けるように形成したから、構造
が著しく簡単であるため、頗る安価に提供することがで
きる。
【図１】本考案の一実施例を示す斜視図である。
【図２】図１の使用状態を示す一部切欠き側面図であ
る。
る。
１ 試験検査端子 ２ 端子本体 ３ 案内穴 ４ 接続部材 ５ テーパ ６ カラーテープ ７ 接続ネジ ８ 緩止ナット ９ バネ座金 １０ 平座金 １１ 締付ナット Ａ モールドジスコン Ｂ 端子片 Ｃ 案内棒 Ｄ リード線 Ｅ クリップ、Ｙ字形端子
Claims (1)
- 【請求項１】 導電性を有する金属製の端子本体の先端
部側に、需要者側のモールドジスコン内に掴持自在に円
周方向へ適宜間隔に配設された数個の端子片内側に案内
する案内棒の案内穴を長手方向へ沿って設け、且つ端子
本体の基端面には、耐電圧試験用トランスにリード線一
端のクリップやＹ字形端子を介して接続する接続部材を
設けたことを特徴とする試験検査端子。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8136892U JP2506193Y2 (ja) | 1992-10-30 | 1992-10-30 | 試験検査端子 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8136892U JP2506193Y2 (ja) | 1992-10-30 | 1992-10-30 | 試験検査端子 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0640867U JPH0640867U (ja) | 1994-05-31 |
| JP2506193Y2 true JP2506193Y2 (ja) | 1996-08-07 |
Family
ID=13744377
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8136892U Expired - Lifetime JP2506193Y2 (ja) | 1992-10-30 | 1992-10-30 | 試験検査端子 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2506193Y2 (ja) |
-
1992
- 1992-10-30 JP JP8136892U patent/JP2506193Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0640867U (ja) | 1994-05-31 |
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