JP2505790Y2 - 搬送装置 - Google Patents

搬送装置

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JP2505790Y2
JP2505790Y2 JP972990U JP972990U JP2505790Y2 JP 2505790 Y2 JP2505790 Y2 JP 2505790Y2 JP 972990 U JP972990 U JP 972990U JP 972990 U JP972990 U JP 972990U JP 2505790 Y2 JP2505790 Y2 JP 2505790Y2
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JP
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wheel
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JP972990U
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康彦 村松
裕 小野
治雄 樋口
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Yokogawa Electric Corp
Original Assignee
Yokogawa Electric Corp
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Description

【考案の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本考案は、FA(ファクトリー・オートメーション)が
導入された工場で部品の搬送を受け持つ搬送装置の改良
に関するものである。
〈従来の技術〉 搬送装置は、工場のアセンブルラインのトータル・タ
クトを支配する重要な機器になりつつある。
従来の搬送装置では、動力源として、インダクション
モータとインバータ式モータ駆動回路を組合せたものが
あった。
しかし、部品の搬送位置の高精度な位置決めの要求
や、メインテナンス・フリーの要求から、動力源として
ダイレクト・ドライブ・モータ(以下、ダイレクト・ド
ライブ・モータをDDもータとする)を仕様することが望
まれている。
〈考案が解決しようとする課題〉 ところが、DDモータは、特有な形状をしていることか
ら、搬送装置に組込むのが難しいという問題点があっ
た。
本考案はこのような問題点を解決するためになされた
ものであり、DDモータの形状を有効利用して動力源とし
て組込んだ搬送装置を実現することを目的とする。
〈課題を解決するための手段〉 本考案は、 駆動手段によって回転駆動されるホイールを、断面が
コ字形のレール内面に接触させ、前記駆動手段にコンソ
ール部を固定し、ホイールの回転によって前記コンソー
ル部を前記レールに沿って搬送する搬送装置において、 前記駆動手段はモータとこのモータの回転を検出する
磁気レゾルバを組合わせたアクチュエータであり、 前記モータは、アウタ・ロータ型で内側のステータは
中空構造になったダイレクト・ドライブ・モータで、 前記磁気レゾルバは、アウタ・ロータ型で内側のステ
ータは中空構造になっていて、前記モータとは、ロータ
どうし、ステータどうし及び中空部分どうしが連結さ
れ、モータと連結されていない側のステータ端面に前記
コンソール部が固定されているとともに、 前記連結された中空部分に挿入されていて、磁気レゾ
ルバがある側では前記ホイールと結合し、モータがある
側ではモータのロータと結合している連結軸を具備した
ことを特徴とする搬送装置である。
〈作用〉 このような本考案では、動力源としてアウタ・ロータ
型で、内側のステータの中央に穴が開いたアクチュエー
タを用い、この中央穴に挿入した連結軸でモータの動力
をホイールまで伝達し、搬送装置をレールに沿って走行
させる。
〈実施例〉 以下、図面を用いて本考案を説明する。
第1図は本考案にかかる搬送装置の動力源に用いるDD
モータの構成例を示した図である。このモータは磁気レ
ゾルバを内蔵したアクチュエータである。
図で、1はモータ部、2はレゾルバ部である。
モータ部1において、11はステータ、12はロータ、13
と14はロータ12をステータ11に回転可能に支持する軸受
である。
ステータ11で、111は円筒状のステータフランジ、112
は非磁性体材料で構成されていてステータフランジ111
の外周面に固定されたシールドリング、113はシールド
リング112の外側に取付けられたステータコアである。
ステータコア113は積層鋼板で構成され、先端に一定ピ
ッチの歯が形成された突極が設けられている。114はス
テータコア113に巻かれたコイル、115はステータコア11
3のスタック間に挟み込まれた永久磁石である。ステー
タコア113はコイル114と永久磁石115が発生する磁界の
磁気回路を構成する。116は軸受13を一端側から挟み込
むクランプである。117はステータフランジ111の下部に
固定された下部フランジである。下部フランジ117の下
端は、はめあいやねじによって他の部材と結合できる構
成になっている。
ロータ12で、121は円筒状のロータフランジ、122はロ
ータフランジ121の内周面に固定されていてロータの磁
気回路を構成するロータコア、123と124はロータフラン
ジ121の上部と下部に固定された上部フランジと下部フ
ランジ、125は軸受13を他端側から挟み込むクランプで
ある。ロータコア122は積層鋼板で構成されていて、ス
テータコアの歯と対向する位置に一定ピッチで歯が形成
されている。
磁気レゾルバ部2では、ステータフランジ111と下部
フランジ124を利用してステータとロータを構成してい
る。ステータにおいて、21はステータフランジ111に固
定された非磁性リング、22は非磁性リング21の外側に固
定されたコア、23はコア22に巻かれたコイルである。コ
ア22には先端に一定ピッチで歯が形成されている。ロー
タにおいて、24は下部フランジ124に固定された非磁性
リング、25は非磁性リング21の外側に固定されたコアで
ある。コア25にもコア22の歯と対向する位置に一定ピッ
チで歯が形成されている。
軸受13と14はそれぞれクロスローラ軸受と玉軸受であ
る。
このようにDDモータは、アウタロータ型で中心に穴が
開いた構成になっている。
第2図はこのようなモータを動力源にした本考案にか
かる搬送装置の一実施例の構成図である。第2図で第1
図と同一のものは同一符号を付ける。
第2図において、3はDDモータの中央に形成された穴
126に挿入された連結軸である。連結軸3は穴126の両端
から突出していて、モータ側では円板部31が上部フラン
ジ123を介してモータのロータと連結され、磁気レゾル
バ側ではホイール4が固定されている。
5は中空構造になっていて、紙面と直交する方向に延
びたレールである。レール5の内面にはホイール4が接
触していて、ホイール4は回転駆動することによってレ
ール5に沿って走行する。
6は磁気レゾルバのステータに固定された結合部材で
ある。結合部材6の上部と下部にはレール5を挟み込む
ローラ61と62が設けられている。これらのローラにより
搬送する部分の姿勢を安定化する。63はアクチュエータ
を覆うカバーである。
7は結合部材6の下部に固定されていて、搬送物が載
せられるコンソール部である。
8はホイール4と結合部材6の間に配置されていて、
ホイール4を制動する機械式のブレーキである。
9はホイール4とレール5の間に配置され、ホイール
4と接触してアクチュエータに電源を供給するブラシで
ある。
このような構成により、モータのロータの回転は、上
部フランジ123→円板部31→連結軸3→ホイール4の経
路でモータの動力が伝達され、ホイールが回転駆動して
レール5に沿って走行し、装置が搬送される。
ここで、もし、ホイールをモータ側に配置すると、搬
送装置の構成は第3図に示すようになる。
この搬送装置では、アクチュエータのレール側では、
ステータ部分が露出していないため、モータのロータに
連結部材64によりホイール4を連結し、さらにその先か
らステータを突出させた部分118を設け、この部分とホ
イール4の間にブレーキ8を配置する構成になる。この
ようにホイールの先にブレーキが配置されているため、
アクチュエータとレール5との隙間が小さくなり、ブラ
シの収納スペースが狭くなってしまう。また、コンソー
ル部7はカバー65を介してコンソール部7と連結されて
いるため、カバーの肉厚を厚くする必要があり、装置が
重くなる。
〈効果〉 本考案によれば、アクチュエータの中心に形成された
穴を利用し、この穴に挿入された連結棒によりモータの
動力をホイールまで伝達している。これによって、ホイ
ールとアクチュエータのロータの間に、ステータ部分を
設けることができる。このステータ部分とホイールの間
にブレーキを入り込ませることができるため、第3図の
搬送装置のようにホイールの先に固定部材を突出させる
必要がない。これによって、ブラシを配置するスペース
を広くとることができる。
また、コンソール部はステータ部分に直結されている
ため、第3図の搬送装置のようにカバーの肉厚を厚くす
ることなく、装置を軽量化できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案にかかる搬送装置に用いるモータの構成
例を示した図、第2図は本考案にかかる搬送装置の一実
施例の構成図、第3図は第1図のモータを用いた搬送装
置の他の構成例を示した図である。 1……モータ部、2……レゾルバ部、3……連結軸、4
……ホイール、5……レール、7……コンソール部、12
6……穴。

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】駆動手段によって回転駆動されるホイール
    を、断面がコ字形のレール内面に接触させ、前記駆動手
    段にコンソール部を固定し、ホイールの回転によって前
    記コンソール部を前記レールに沿って搬送する搬送装置
    において、 前記駆動手段はモータとこのモータの回転を検出する磁
    気レゾルバを組合わせたアクチュエータであり、 前記モータは、アウタ・ロータ型で内側のステータは中
    空構造になったダイレクト・ドライブ・モータで、 前記磁気レゾルバは、アウタ・ロータ型で内側のステー
    タは中空構造になっていて、前記モータとは、ロータど
    うし、ステータどうし及び中空部分どうしが連結され、
    モータと連結されていない側のステータ端面に前記コン
    ソール部が固定されているとともに、 前記連結された中空部分に挿入されていて、磁気レゾル
    バがある側では前記ホイールと結合し、モータがある側
    ではモータのロータと結合している連結軸を具備したこ
    とを特徴とする搬送装置。
JP972990U 1990-02-02 1990-02-02 搬送装置 Expired - Lifetime JP2505790Y2 (ja)

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JP972990U JP2505790Y2 (ja) 1990-02-02 1990-02-02 搬送装置

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JP972990U JP2505790Y2 (ja) 1990-02-02 1990-02-02 搬送装置

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JPH03100566U JPH03100566U (ja) 1991-10-21
JP2505790Y2 true JP2505790Y2 (ja) 1996-07-31

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