JP2505395Y2 - 冷凍バン型車両等における移動式仕切壁用の案内レ−ル - Google Patents
冷凍バン型車両等における移動式仕切壁用の案内レ−ルInfo
- Publication number
- JP2505395Y2 JP2505395Y2 JP1992029615U JP2961592U JP2505395Y2 JP 2505395 Y2 JP2505395 Y2 JP 2505395Y2 JP 1992029615 U JP1992029615 U JP 1992029615U JP 2961592 U JP2961592 U JP 2961592U JP 2505395 Y2 JP2505395 Y2 JP 2505395Y2
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- JP
- Japan
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- groove
- guide rail
- reinforcing member
- partition wall
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- Prior art date
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は冷凍バン型車両、あるい
は冷凍コンテナ(以下冷凍バン型車両等という)の荷室
内を複数個の荷室に仕切る際に使用する仕切壁を荷室の
前後に移動させる案内レ−ルの改良に関するものであ
る。
は冷凍コンテナ(以下冷凍バン型車両等という)の荷室
内を複数個の荷室に仕切る際に使用する仕切壁を荷室の
前後に移動させる案内レ−ルの改良に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】冷凍バン型車両等においては、荷室を複
数個に分割し、それぞれに保冷温度の異なる荷物を収納
し、輸送することが盛んにおこなわれている。図1に示
すように、荷室を複数個に分割するときには仕切壁aが
用いられる。この仕切壁aの構造は前後摺動自在のも
の、上方跳ね上げ式のもの、或いは前後摺動式で横開き
式のもの等があって、保冷室内の仕切個所を調整できる
ようになっている。このような仕切壁構造のうち、前後
摺動式のものにおいては、荷室内の上隅部に案内レ−ル
bがとりつけられていて、仕切壁aは案内ロ−ラcを介
して前記案内レ−ルb内を滑動できるようになってい
る。
数個に分割し、それぞれに保冷温度の異なる荷物を収納
し、輸送することが盛んにおこなわれている。図1に示
すように、荷室を複数個に分割するときには仕切壁aが
用いられる。この仕切壁aの構造は前後摺動自在のも
の、上方跳ね上げ式のもの、或いは前後摺動式で横開き
式のもの等があって、保冷室内の仕切個所を調整できる
ようになっている。このような仕切壁構造のうち、前後
摺動式のものにおいては、荷室内の上隅部に案内レ−ル
bがとりつけられていて、仕切壁aは案内ロ−ラcを介
して前記案内レ−ルb内を滑動できるようになってい
る。
【0003】ところで従来の案内レ−ルbは、鋼製ある
いはアルミ押出型材製の断面C型材が使用されていた。
案内レ−ルbは、仕切壁aの全重量を支持するために相
当に堅牢に出来ており、このため鋼製の案内レ−ルにあ
っては重量がかさみ、又アルミ押出型材製の案内レ−ル
にあってはレ−ルの摩耗あるいは振動による変形等が発
生するという欠点があった。
いはアルミ押出型材製の断面C型材が使用されていた。
案内レ−ルbは、仕切壁aの全重量を支持するために相
当に堅牢に出来ており、このため鋼製の案内レ−ルにあ
っては重量がかさみ、又アルミ押出型材製の案内レ−ル
にあってはレ−ルの摩耗あるいは振動による変形等が発
生するという欠点があった。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】本考案は上述した従来
技術の欠点を解消し、軽くて堅牢な案内レ−ルを提供す
るものである。
技術の欠点を解消し、軽くて堅牢な案内レ−ルを提供す
るものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】 冷凍バン型車両等の荷
室内を分割する為の仕切壁aの案内レ−ルbをアルミ押
出材で構成し、該案内レ−ルbの仕切壁側の案内ロ−ラ
cの転動する部位をV型溝3とし、該V型溝3の上部両
側に断面V型の鋼製補強部材4の端縁を嵌める斜め下向
凹溝5を設け、該凹溝5に断面V型の鋼製補強部材4を
挿入して取付けるようにした。又V型溝3′の片側上部
に斜め下向凹溝5を設け、V型溝3′の他側を直線状端
部6とし、他方断面V型の鋼製補強部材4′にはV型溝
3′の斜め下向凹溝5に対応する側を直線状端部5′と
し、V型溝3′の直線状端部6に対応する側には裏側に
折返された斜め下向凹溝6′を設け、これらの凹溝5,
6′を相手部材の直線状端部5′,6と係合させること
により鋼製補強部材4′を取付けるようにした。
室内を分割する為の仕切壁aの案内レ−ルbをアルミ押
出材で構成し、該案内レ−ルbの仕切壁側の案内ロ−ラ
cの転動する部位をV型溝3とし、該V型溝3の上部両
側に断面V型の鋼製補強部材4の端縁を嵌める斜め下向
凹溝5を設け、該凹溝5に断面V型の鋼製補強部材4を
挿入して取付けるようにした。又V型溝3′の片側上部
に斜め下向凹溝5を設け、V型溝3′の他側を直線状端
部6とし、他方断面V型の鋼製補強部材4′にはV型溝
3′の斜め下向凹溝5に対応する側を直線状端部5′と
し、V型溝3′の直線状端部6に対応する側には裏側に
折返された斜め下向凹溝6′を設け、これらの凹溝5,
6′を相手部材の直線状端部5′,6と係合させること
により鋼製補強部材4′を取付けるようにした。
【0006】
【実施例】図2に基いて説明する。案内レ−ルbの本体
部は、水平片1と垂直片2と該垂直片2と一体の下部V
型溝3とからなるアルミ押出材で構成される。そして下
部V型溝3はV字の上部に鋼製のV型補強部材4の縁部
を嵌合する斜め下向凹溝5を備えている。前記V型補強
部材4は錆の発生を防止するためステンレス鋼が最適で
ある。
部は、水平片1と垂直片2と該垂直片2と一体の下部V
型溝3とからなるアルミ押出材で構成される。そして下
部V型溝3はV字の上部に鋼製のV型補強部材4の縁部
を嵌合する斜め下向凹溝5を備えている。前記V型補強
部材4は錆の発生を防止するためステンレス鋼が最適で
ある。
【0007】 図3は鋼製補強部材の他の実施例であ
る。この例においては、案内レ−ルの下部に設けたV型
溝3′には片側にのみ斜め下向凹溝5を設けている。そ
して断面V型の鋼製補強部材4′の側にはV型溝3′の
斜め下向凹溝5に対応する側を直線状端部5′とし、V
型溝3′の直線状端部6に対応する側に裏側に折返され
た斜め下向凹溝6′を設けた。そして断面V型の鋼製補
強部材4′を案内レ−ルに嵌めるには、その凹溝のない
直線状端部5′を案内レ−ル側の斜め下向凹溝5に嵌め
ると同時に、鋼製補強部材4′側の斜め下向凹溝6′を
V型溝3′の凹溝のない側の直線状端部6に嵌めて取付
けるようにしている。
る。この例においては、案内レ−ルの下部に設けたV型
溝3′には片側にのみ斜め下向凹溝5を設けている。そ
して断面V型の鋼製補強部材4′の側にはV型溝3′の
斜め下向凹溝5に対応する側を直線状端部5′とし、V
型溝3′の直線状端部6に対応する側に裏側に折返され
た斜め下向凹溝6′を設けた。そして断面V型の鋼製補
強部材4′を案内レ−ルに嵌めるには、その凹溝のない
直線状端部5′を案内レ−ル側の斜め下向凹溝5に嵌め
ると同時に、鋼製補強部材4′側の斜め下向凹溝6′を
V型溝3′の凹溝のない側の直線状端部6に嵌めて取付
けるようにしている。
【0008】
【効果】以上本考案の案内レ−ルbによれば、案内ロ−
ラcが転動する部分を鋼製の補強部材4で全面補強した
ので、案内レ−ルの摩耗損傷が解消された。又案内レ−
ルbの補強部材4は鋼製であるが、ほんの一部分のみで
あるため、案内レ−ルbの全重量もさほど増加すること
なく積荷量に与える影響もほとんどない。
ラcが転動する部分を鋼製の補強部材4で全面補強した
ので、案内レ−ルの摩耗損傷が解消された。又案内レ−
ルbの補強部材4は鋼製であるが、ほんの一部分のみで
あるため、案内レ−ルbの全重量もさほど増加すること
なく積荷量に与える影響もほとんどない。
【図1】仕切壁を設けた冷凍バン型車両の一部切欠斜視
図。
図。
【図2】図1のII矢視部詳細で本考案に関る案内レ−
ルの断面図。
ルの断面図。
【図3】案内レ−ルの他の実施例断面図。
a 仕切壁 b 案内レ−ル c 案内ロ−ラ 1 水平片 2 垂直片 3,3′ V型溝 4,4′ 断面V型の補強部材 5,6′ 斜め下向凹
溝5′,6 直線状端部
溝5′,6 直線状端部
Claims (2)
- 【請求項1】 冷凍バン型車両等の荷室内を分割する為
の仕切壁(a)の案内レ−ル(b)をアルミ押出材で構成
し、該案内レ−ル(b)の仕切壁側の案内ロ−ラ(c)の転
動する部位をV型溝(3)とし、該V型溝(3)の上部両側
に断面V型の鋼製補強部材(4)の端縁を嵌める斜め下向
凹溝(5)を設け、該凹溝(5)に断面V型の鋼製補強部材
(4)の端縁を挿入して取付けたことを特徴とする冷凍バ
ン型車両等における移動式仕切壁用の案内レ−ル。 - 【請求項2】 V型溝(3′)の片側上部に斜め下向凹溝
(5)を設け、V型溝(3′)の他側を直線状端部(6)と
し、他方断面V型の鋼製補強部材(4′)にはV型溝
(3′)の斜め下向凹溝(5)に対応する側を直線状端部
(5′)とし、V型溝(3′)の直線状端部(6)に対応する
側には裏側に折返された斜め下向凹溝(6′)を設け、
これらの凹溝(5,6′)を相手部材の直線状端部
(5′,6)と係合させることにより鋼製補強部材(4′)
を取付けた請求項1の冷凍バン型車両等における移動式
仕切壁用の案内レ−ル。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1992029615U JP2505395Y2 (ja) | 1992-04-08 | 1992-04-08 | 冷凍バン型車両等における移動式仕切壁用の案内レ−ル |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1992029615U JP2505395Y2 (ja) | 1992-04-08 | 1992-04-08 | 冷凍バン型車両等における移動式仕切壁用の案内レ−ル |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0620298U JPH0620298U (ja) | 1994-03-15 |
JP2505395Y2 true JP2505395Y2 (ja) | 1996-07-31 |
Family
ID=12280983
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1992029615U Expired - Fee Related JP2505395Y2 (ja) | 1992-04-08 | 1992-04-08 | 冷凍バン型車両等における移動式仕切壁用の案内レ−ル |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2505395Y2 (ja) |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH038934U (ja) * | 1989-06-15 | 1991-01-28 |
-
1992
- 1992-04-08 JP JP1992029615U patent/JP2505395Y2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0620298U (ja) | 1994-03-15 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |