JP2504704Y2 - 電気配管用除水具 - Google Patents
電気配管用除水具Info
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- JP2504704Y2 JP2504704Y2 JP1990402998U JP40299890U JP2504704Y2 JP 2504704 Y2 JP2504704 Y2 JP 2504704Y2 JP 1990402998 U JP1990402998 U JP 1990402998U JP 40299890 U JP40299890 U JP 40299890U JP 2504704 Y2 JP2504704 Y2 JP 2504704Y2
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- Pipeline Systems (AREA)
- Cleaning In General (AREA)
Description
水を取り除くために用いられる電気配管用除水具に関す
る。
は、エアーブローで吹出していた。そのため装置が大掛
かりになり、所要時間が長く、さらに周囲を汚してしま
うという問題があった。そこで、図10のように、扁平横
断面の全体が細長い水透過性筒状体aに高吸水性樹脂粉
を封入して、これを配管内に通して吸水させて除水する
方法が考えられる。
に、上記樹脂粉が該筒状体内に片寄ってしまい、図10の
ように、吸水膨張した樹脂粉のゾル化部分bが片寄って
膨張して、筒状体aが破れてしまうという問題があっ
た。
決するために、扁平横断面の水透過性筒状体を区画部に
て複数の薬剤収納小室に区分し、各々の該小室に高吸水
性樹脂粉を封入すると共に、上記筒状体の一端に電気配
管内へ引込むための線条体を直接又は間接に連結した。
を被覆し、該保護部材の一端に電気配管内へ引込むため
の線条体を直接又は間接に連結した。いずれの連結も、
線条体の一端を直接に筒状体又は保護部材に連繋して
も、又は、筒状体又は連結部材に設けたリングや鎖等を
介して、間接的に連繋しても良い。
状体を区画部にて複数の薬剤収納小室に区分し、各々の
該小室に高吸水性樹脂粉を封入し、かつ、上記筒状体の
一端に、線条体連繋用のリングや鎖等の連結部を設け
た。あるいは、扁平横断面の水透過性筒状体を区画部に
て複数の薬剤収納小室に区分し、各々の該小室に高吸水
性樹脂粉を封入すると共に、上記筒状体に摺動摩耗保護
部材を被覆し、該保護部材の一端に線条体連繋用のリン
グや鎖等の連結部を設けた。
材に直接に連繋し、又は、連結部に連繋し、該線条体を
引張って、電気配管内に水透過性筒状体を摺動通過させ
るだけで良い。該配管内の溜水を該筒状体の複数の区分
された薬剤収納小室に封入された高吸水性樹脂粉が片寄
らずに均一に瞬時に吸水膨張し、溜水は該筒状体内に保
持され、該筒状体と共に取り除かれる。
しておれば、該筒状体が摺動によって摩耗しない。
する。
水具の一実施例を示す。該電気配管用除水具12は、未使
用時には扁平横断面形状を有する水透過性筒状体1を区
画部2…にて複数の薬剤収納小室3…に区分し、各々の
該小室3…に高吸水性樹脂粉4…を封入すると共に、該
筒状体1の一端5に連結孔14を有する連結部10を形成
し、該連結孔14に線条体7を連結している。上記高吸水
性樹脂粉4…には、ポリアクリル酸ナトリウム架橋体
(例えば、アクアキープ10SH又は同10SH−P、住友
精化株式会社製)を用いている。
000倍の水を吸水膨張可能である。上記水透過性筒状体
1には、不織布等の上記樹脂粉4…を通さず、水分を透
過させる材料を用いると共に、膨張時に円形横断面形状
を呈し(図9参照)、膨張時外径寸法を、使用する電気
配管6の内径と同等乃至僅かに小さく設定する。上記区
画部2…は、例えば、溶着、接着及び縫合等にて内面同
士が固着されている。なお、上記薬剤収納小室3…は側
面視矩形に形成されているが正方形とするのがより好ま
しい。上記線条体7には、呼び線やワイヤーや紐等が用
いられ、上記筒状体1の連結部10にかしめて連結されて
いる。
連結孔14を有する引張連結部材15を固着した除水具12を
示す。
限、区画部2…にて区分された水透過性筒状体1とその
内部の高吸水性樹脂粉4…と、線条体連繋用の連結部10
から構成され、作業現場にて呼び線等の線条体7を連結
するようにしても良い。
て、筒状体1の少なくとも一端5にかしめ等で線条体連
繋用のリングを固着したり、鎖を固着して、連結部10を
該一端5に設けて、除水具12とし、使用時に、これに線
条体7を連結しても良い。
水具12は、未使用時には扁平横断面形状を有する水透過
性筒状体1を区画部2…にて複数の薬剤収納小室3…に
区分し、各々の該小室3…に高吸水性樹脂粉4…を封入
すると共に、上記筒状体1に摺動摩耗保護部材8を被覆
し、該保護部材8の一端9,9に線条体7,7を連結し
ている。該保護部材8は、該除水具12が配管6内を摺動
する際、筒状体1が摩耗するのを防ぐ。該保護部材8に
は、プラスチックや金属や天然繊維等の網袋、あるい
は、布、不織布、ビニル、ポリアミド樹脂等の袋に多数
の孔を貫設したものが、用いられる。
グからなる連結部11を有する除水具12を示す。
7を直接に連結しても、間接に連結しても、自由であ
り、保護部材8の一端9にリングや鎖を取り付けて連結
部11として、この吸水部分の主要部をもって除水具12と
し、これに作業現場にて、線条体7を連結しても自由で
ある。
案の除水具12は配管6内を引張られ摺動しながら移動す
る。配管6の弯曲部の溜水13に上記筒状体1が接触する
と、該筒状体1内の樹脂粉4…に瞬時に水分が吸収さ
れ、該樹脂粉4…は筒状体1の薬剤収納小室3…内で大
きく膨張してゾル状になる。即ち、該除水具12は、配管
6内の溜水13を除水しながら、該配管6内を摺動する。
特に、筒状体1(又は保護部材8)は、図7では扁平で
あるが、図9では十分に膨張して、配管6の内径と同等
か又は僅かに小さい外径の円柱状となり、引出される。
外径寸法が配管6の内径と同等乃至僅かに小さければ、
まだ、配管6内には溜水13が残っていると予想出来、再
度、除水作業を行えばよい。逆に、配管6の内径よりも
かなり小さな外径寸法であれば、配管6の内部の除水は
十分行われたことがわかる。
態)では扁平状態の筒状体1(又は保護部材8)である
から、配管6の奥部の溜水13の残量の有無を判断出来
る。
ず、本考案の要旨を逸脱しない範囲で設計変更自由であ
る。
ので、以下に記載する著大な実用的効果を奏する。
トに折畳めるため、携帯に便利である。また、操作が簡
易、確実で、作業し易く、その所要時間もかなり短縮出
来る。さらに、安価に製造できるため、使い捨ても可能
である。
材8を筒状体1に被覆しているため、該筒状体1の摩耗
や破損を防ぐことが出来、従って、耐久性が向上する。
また、高吸水性樹脂粉4…が一旦ゾル状となって吸水す
ると配管6外部で滴下・流下しないので、床等を濡らさ
ず好ましい。さらに、該筒状体1を区画部2…にて複数
の薬剤収納小室3…に区分したので、樹脂粉4…が筒状
体1内で片寄らず、長手方向に於て均一な径に膨張す
る。従って、吸水膨張の際の片寄りがなく、筒状体1が
破れたりすることはない。
る。
る。
る。
Claims (4)
- 【請求項1】扁平横断面の水透過性筒状体1を区画部2
…にて複数の薬剤収納小室3…に区分し、各々の該小室
3…に高吸水性樹脂粉4…を封入すると共に、上記筒状
体1の一端5に電気配管6内へ引込むための線条体7を
直接又は間接に連結したことを特徴とする電気配管用除
水具。 - 【請求項2】扁平横断面の水透過性筒状体1を区画部2
…にて複数の薬剤収納小室3…に区分し、各々の該小室
3…に高吸水性樹脂粉4…を封入すると共に、上記筒状
体1に摺動摩耗保護部材8を被覆し、該保護部材8の一
端9に電気配管6内へ引込むための線条体7を直接又は
間接に連結したことを特徴とする電気配管用除水具。 - 【請求項3】扁平横断面の水透過性筒状体1を区画部2
…にて複数の薬剤収納小室3…に区分し、各々の該小室
3…に高吸水性樹脂粉4…を封入し、かつ、上記筒状体
1の一端5に、線条体連繋用のリングや鎖等の連結部10
を設けたことを特徴とする電気配管用除水具。 - 【請求項4】扁平横断面の水透過性筒状体1を区画部2
…にて複数の薬剤収納小室3…に区分し、各々の該小室
3…に高吸水性樹脂粉4…を封入すると共に、上記筒状
体1に摺動摩耗保護部材8を被覆し、該保護部材8の一
端9に線条体連繋用のリングや鎖等の連結部11を設けた
ことを特徴とする電気配管用除水具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1990402998U JP2504704Y2 (ja) | 1990-12-10 | 1990-12-10 | 電気配管用除水具 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1990402998U JP2504704Y2 (ja) | 1990-12-10 | 1990-12-10 | 電気配管用除水具 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0487787U JPH0487787U (ja) | 1992-07-30 |
JP2504704Y2 true JP2504704Y2 (ja) | 1996-07-10 |
Family
ID=31880840
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1990402998U Expired - Lifetime JP2504704Y2 (ja) | 1990-12-10 | 1990-12-10 | 電気配管用除水具 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2504704Y2 (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPWO2007013196A1 (ja) * | 2005-07-27 | 2009-02-05 | 株式会社コスモ計器 | 管内の清掃器具 |
JP6489762B2 (ja) * | 2013-06-05 | 2019-03-27 | 鈴木 宏 | 管路洗浄方法及び管路洗浄システム |
JP2021090917A (ja) * | 2019-12-11 | 2021-06-17 | 稲葉工業株式会社 | 配管洗浄ピグ及び配管洗浄方法並びに配管洗浄装置 |
-
1990
- 1990-12-10 JP JP1990402998U patent/JP2504704Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0487787U (ja) | 1992-07-30 |
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