JP2504164Y2 - トランジスタホルダ - Google Patents

トランジスタホルダ

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JP2504164Y2
JP2504164Y2 JP2791890U JP2791890U JP2504164Y2 JP 2504164 Y2 JP2504164 Y2 JP 2504164Y2 JP 2791890 U JP2791890 U JP 2791890U JP 2791890 U JP2791890 U JP 2791890U JP 2504164 Y2 JP2504164 Y2 JP 2504164Y2
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transistor
holder
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transistors
clip
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JP2791890U
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Inventor
秀喜 橋爪
Original Assignee
株式会社カンセイ
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Description

【考案の詳細な説明】 【産業上の利用分野】
この考案は、ヒートシンク等に固定しない場合のトラ
ンジスタを保持してプリント基板に実装するためのトラ
ンジスタホルダに関する。
【従来の技術】
従来のトランジスタホルダとしては、例えば第4図お
よび第5図に示すようなものがある。第4図は従来のト
ランジスタホルダの斜視図、第5図はそのトランジスタ
ホルダにトランジスタを組付けてプリント基板に実装し
た状態の図である。 第5図において、1はプリント基板で、ホルダ取付け
孔1aとトランジスタ端子挿入孔(スルホール)1bとを有
している。2はトランジスタ、2aはトランジスタ2の端
子ピン、2bはトランジスタ2の背面側上端に一体突設さ
れて立上がる放熱板部(放熱フィン)、3は前記トラン
ジスタ2を前記プリント基板1上で保持する金属製のト
ランジスタホルダである。このトランジスタホルダ3
は、前記トランジスタ2自体の背面およびその放熱板部
2bの背面を接触させる立上り面板部3aと、この立上り面
板部3aの下端に一体形成されて前記プリント基板1のホ
ルダ取付け孔1aに差し込まれる脚片部3bと、前記立上り
面板部3aの上端より一側外方に延びる頭部3cと、この頭
部3cにおける前記立上り面板部3aと反対側に端部から下
方に延びて前記立上り面板部3a側に屈曲形成され、該立
上り面板部3aとの間で前記放熱板部2bを挟持するクリッ
プ部3dとからなっている。 しかして、トランジスタホルダ3の立上り面板部3aと
クリップ部3dの間にトランジスタ2の放熱板部2bを差し
込むことにより、該放熱板部2bが前記クリップ部3dの弾
性力で該クリップ部3dと前記立上り面板部3aとの間に挟
持される。この状態において、前記トランジスタ2の端
子ピン2aが前記プリント基板1のホルダ取付け孔1aに、
且つ、トランジスタホルダ3の脚片部3bがトランジスタ
端子挿入孔1bに夫々挿入されて半田4付けされることに
より、前記トランジスタ2は前記プリント基板1にトラ
ンジスタホルダ3を介して確実に保持される。この状態
では、トランジスタ2自体の背面および放熱板部2bが前
記トランジスタホルダ3の立上り面板部3aに密着した状
態となるため、前記トランジスタホルダ3は放熱機能を
果たす。
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、このような従来のトランジスタホルダ
にあっては、その全体が金属製であり、且つ、立上り面
板部3aの上端より片側下方に向けて延びるクリップ部3d
しか有していないため、1個宛のトランジスタ2にしか
使用することができず、この場合は問題ないが、複数個
のトランジスタ2を一括して保持する場合には該トラン
ジスタ2自体あるいはトランジスタホルダ3に電気的な
絶縁処理を施さなければならないという問題点があっ
た。 この考案は、このような従来の問題点に着目してなさ
れたもので、ホルダ自体が電気的絶縁性を有し、且つ、
1個のホルダで2個のトランジスタを背合せ状態で夫々
の放熱板部が接触しないよう確実に保持でき、しかも、
該保持状態では前記各トランジスタの抜け止めが成され
るようにすることにより、上記問題点を解決することを
目的とする。
【課題を解決するための手段】
この考案に係るトランジスタホルダは、表裏両面に背
合せ状態のトランジスタの夫々の放熱板部を接触させる
電気絶縁性の仕切板部の上端より両側外方に向い、且
つ、下方に向って対称的に延び、夫々の先端部で前記ト
ランジスタを前記仕切板部との間で挟持する一対のクリ
ップ部を形成すると共に、該クリップ部の前後端縁部に
は前記トランジスタの前後端面に当接係合させる抜止片
部を折曲形成したものである。
【作用】 この考案におけるトランジスタホルダは、電気絶縁製
の仕切板部を境として背合せ状態となる2個のトランジ
スタの夫々の放熱板部が、一対のクリップ部によって前
記仕切板部との間で挟持されることにより、1個のホル
ダで2個のトランジスタを、それらの放熱板部相互が電
気的に接触しない状態に確実に保持でき、該保持状態で
は、前記各トランジスタの夫々の放熱板部が前記仕切板
部の密着することにより、ホルダが放熱機能を果たす。
また、前記各クリップ部の前後端縁部に折曲形成された
抜止片部によって前記各トランジスタの前後方向への抜
け出しも確実に防止される。
【実施例】
以下、この考案を図面に基づいて説明する。 第1図は、この考案の一実施例を示すトランジスタホ
ルダの正面図、第2図は同側面図、第3図はトランジス
タ保持状態のトランジスタホルダを示す斜視図である。 まず、構成を説明すると、トランジスタホルダ3は全
体が樹脂(ABSもしくはナイロン等)により一体形成さ
れた電気絶縁製のもので、2個のトランジスタ2,2を背
合せ状態に接触配置させるための絶縁壁となる仕切板部
3aと、該仕切板部3aの下端に形成されて第5図中のプリ
ント基板1のホルダ取付け孔1aに差し込まれる脚片部3b
と、前記仕切板部3aの上端より両側外方に延びる頭部3c
と、該頭部3cの両側端部より下方に延びて夫々の先端部
で前記背合せ状態のトランジスタ2,2を前記仕切板部3a
との間で挟持する対称的な一対のクリップ部3d,3eと、
該クリップ部3d,3eの前後端縁部に相対方向へ向けて折
曲形成され、前記各トランジスタ2,2の前後端面に当接
係合させる抜止片部3fとから成っている。 次に作用を説明する。 トランジスタホルダ3の仕切板部3aの両側面に沿って
該仕切板部3aとクリップ部3d,3eとの間に、トランジス
タ2,2を夫々の放熱板部2b,2b側から嵌込むと、前記クリ
ップ部3d,3eの弾性力により、前記トランジスタ2,2の夫
々が前記仕切板部3a両面に押し付けた状態となって保持
される。そして、この状態では、前記各トランジスタ2,
2の夫々の放熱板部2b,2bが前記仕切板部3aに密着した状
態となるが、前記仕切板部3aは電気絶縁性であるため、
該仕切板部3aを境として背合せ状態となったトランジス
タ2,2の放熱板部2b,2b相互が電気的に接触するようなこ
とはない。それでいて、前記各トランジスタ2,2の放熱
板部2b,2bが上述のように前記仕切板部3aに密着してい
るので、トランジスタホルダ3は放熱機能を充分に発揮
する。また、上述のように前記クリップ部3d,3eで前記
仕切板部3aとの間に挟持されたトランジスタ2,2の前後
端面には抜止片部3fが当接係合することにより、前記各
トランジスタ2,2の前後方向への抜け出しが未然に且つ
確実に防止される。
【考案の効果】
以上説明してきたように、この考案によれば、その構
成を立上り放熱板部2bを有するトランジスタ2を保持し
てプリント基板1に実装するトランジスタホルダにおい
て、表裏両面に背合せ状態のトランジスタ2,2の夫々の
放熱板部2b,2bを接触させる電気絶縁性の仕切板部3a
と、該仕切板部の上端より両側外方に向って延びたの
ち、下方に向って対称的に延び、且つ、夫々の先端部で
前記トランジスタ2を前記仕切板部3aとの間で挟持する
一対のクリップ部3d,3eと、該クリップ部の前後端縁部
に折曲形成され、前記トランジスタ2の前後端面に当接
係合させる抜止片部3fとを備えてなるトランジスタホル
ダとしたため、1個のホルダで2個のトランジスタを保
持できると共に、トランジスタ自体には何ら絶縁処理を
施す必要がなく、それでいて前記各トランジスタ2,2の
夫々の放熱板部2b,2bを電気的絶縁状態に保持でき、且
つ、それらの放熱板部2b,2bからの放熱を前記仕切板部3
aで共用化して機能発揮させることができると共に、取
付けもワンタッチ操作で簡単に行え、また、前記抜止片
部3fによって前記トランジスタ2,2の抜け止めをも確実
に行うことができるという効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、この考案の一実施例を示すトランジスタホル
ダの正面図、第2図は同側面図、第3図はトランジスタ
保持状態のトランジスタホルダを示す斜視図、第4図は
従来のトランジスタホルダの斜視図、第5図はそのトラ
ンジスタホルダにトランジスタを組付けてプリント基板
に実装した状態の図である。 1……プリント基板、2……トランジスタ、2b……放熱
板部、2b,2b……放熱板部、3……トランジスタホル
ダ、3a……仕切板部、3d,3e……クリップ部、3f……抜
止片部。 なお、図中、同一符号は同一、または相当部分を示す。

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】立上り放熱板部(2b)を有するトランジス
    タ(2)を保持してプリント基板(1)に実装するトラ
    ンジスタホルダにおいて、表裏両面に背合せ状態のトラ
    ンジスタ(2,2)の夫々の放熱板部(2b,2b)を接触させ
    る電気絶縁性の仕切板部(3a)と、該仕切板部の上端よ
    り両側外方に向って延びたのち、下方に向って対称的に
    延び、且つ、夫々の先端部で前記トランジスタ(2)を
    前記仕切板部(3a)との間で挟持する一対のクリップ部
    (3d,3e)と、該クリップ部の前後端縁部に折曲形成さ
    れ、前記トランジスタ(2)の前後端面に当接係合させ
    る抜止片部(3f)とを備えてなるトランジスタホルダ。
JP2791890U 1990-03-19 1990-03-19 トランジスタホルダ Expired - Lifetime JP2504164Y2 (ja)

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JPH03120045U JPH03120045U (ja) 1991-12-10
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JP2010214520A (ja) * 2009-03-16 2010-09-30 Hitachi Koki Co Ltd 電動工具

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