JP2503672Y2 - 自動停止電刷子 - Google Patents

自動停止電刷子

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JP2503672Y2
JP2503672Y2 JP1990107001U JP10700190U JP2503672Y2 JP 2503672 Y2 JP2503672 Y2 JP 2503672Y2 JP 1990107001 U JP1990107001 U JP 1990107001U JP 10700190 U JP10700190 U JP 10700190U JP 2503672 Y2 JP2503672 Y2 JP 2503672Y2
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JP
Japan
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spring
electric brush
blocking piece
brush
automatic stop
Prior art date
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JP1990107001U
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JPH0464973U (ja
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雅隆 鴨野
喜彦 渡辺
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Koki Holdings Co Ltd
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Hitachi Koki Co Ltd
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 〔考案の利用分野〕 本考案は整流子電動機等で使用される自動停止電刷子
に関するものである。
〔考案の背景〕
従来技術の一例を第2図、第4図に従い説明する。第
2図は自動停止電刷子の縦断側面図、第4図はスプリン
グと遮断片の斜視図である。電刷子頭部2内部の空胴部
3に遮断片7とスプリング11が図のように配設されてお
り、遮断片7はスプリング11の押圧力によって電刷子1
の整流子接触部18方向に押圧されている。電刷子1があ
る摩耗長さに達すると、スプリング11の押圧力によって
遮断片7が電刷子1の外部に突出し、電流の流れを遮断
するものである。
第2図、第4図では、スプリング11の一端部と遮断片
7及びスプリング11の他端部と電刷子1が接続されてい
ないため、遮断片7突出時に遮断片7全体が電刷子外部
へ脱落し、整流子等を破損する危険性がある。そのた
め、空胴部3に段差19を設け、更に遮断片7に突起部20
を設けることによって遮断片突起部20のみ電刷子外部に
突出する構造となっている。しかし、この構造である
と、遮断片突起部20の長さ分だけ有効摩耗長さlが小さ
くなり、電刷子の寿命が短くなるという欠点があった。
〔考案の目的〕
本考案の目的は、上記した欠点をなくし、自動停止電
刷子の有効摩耗長さを増して、電刷子の寿命を向上さ
せ、且つ、遮断片突出時に遮断片全体が電刷子外部に脱
落し、整流子等を破損させることを防止することであ
る。
〔考案の概要〕
本考案は、自動停止電刷子内部構造において、スプリ
ングの直径方向の弾性を利用して、スプリング、遮断片
及び電刷子を一体化するという点に着目し、電刷子の有
効摩耗長さを増し、且つ、遮断片突出時に遮断片の一部
分のみ突出するように、スプリング、遮断片及び電刷子
の構造関係を工夫したものである。
〔考案の実施例〕
第1図、第3図に本考案による実施例を示す。第1図
は電刷子の縦断側面図、第3図はスプリングと遮断片の
斜視図である。1は電刷子で、該電刷子1は、その頭部
2に空胴部3と横方向の貫通穴4を有する。空胴部3
は、内径部5と底面6から成る。7は遮断片で、絶縁材
より成り、円盤部8と円錐形状部9から構成される。11
はスプリングで、一端部にスプリングの外形小部12(寸
法関係はd≧d1)を有し、他端部にはスプリングの外
径大部13(寸法関係はD1≧D)を有する。14は円板、1
5は棒状のピンである。16はピグテールで、導体より成
り、17は銅粉である。
遮断片7の基部10の位置までスプリング外径小部12を
スプリング11の直径方向の復元力を利用して圧入し、保
持させる。更に、スプリング外径小部12を基部10に環状
の溝を作り、溝に保持させてもよい。空胴部3の底面6
に遮断片円盤部8を突き当て、内径部5にスプリング外
径大部13をスプリング11の直径方向の復元力を利用して
圧入し、内径部5に保持させる。
このような構造にすることにより、遮断片7、スプリ
ング11及び電刷子1が一体となり、遮断片7全体が電刷
子外部に脱落することがなく、電刷子1がある量(約
l)摩耗すると、瞬時に遮断片7はスプリング11の押圧
力により整流子面(図示せず)まで突出し、該整流子を
停止させる。
遮断片7の基部10に環状の溝を有し、スプリング外径
小部13の直径方向の復元力を利用し、スプリング外径小
部13を基部12の環状の溝に保持させることにより、遮断
片7に対するスプリング11の保持する力を増加させ、遮
断片7突出時に、遮断片7が電刷子外部へ脱落し、整流
子等を破損させることを、より一層防止させることがで
きる。
また、スプリングの巻方向は、左右どちらでも良く、
更に、スプリングの大径側、小径側の巻数も限定しない
ものである。
〔考案の効果〕
本考案によれば、電刷子内部のスプリングの一端部を
遮断片へ保持し、スプリングの他端部を電刷子へ保持し
たので、遮断片全体が電刷子外部へ脱落し、整流子等が
破損することを防止し、且つ、電刷子の有効摩耗長さl
を増すことができ(一例として、4mmを7mmに増すことが
できる)、電刷子の寿命を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案による実施例を示す縦断側面図、第2図
は従来技術の一例を示す縦断側面図、第3図は本考案に
よる実施例のスプリングと遮断片の斜視図、第4図は従
来技術による一例のスプリングと遮断片の斜視図であ
る。 図において、1は電刷子、3は空胴部、7は遮断片、11
はスプリング、18は電刷子の整流子接触部、lは有効摩
耗長さである。

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】電刷子頭部内部に空胴部を有し、該空胴部
    内に遮断片とスプリングを有し、前記遮断片は、前記ス
    プリングのばね圧により電刷子の整流子接触部方向に圧
    縮されており、前記電刷子がある摩耗長さに達すると、
    前記スプリングのばね圧により、前記遮断片が前記電刷
    子の外部へ突出するような自動停止電刷子において、前
    記スプリングの直径方向の弾性を利用し、前記スプリン
    グの一端部を前記遮断片に保持し、前記スプリングの他
    端部を前記電刷子に保持したことを特徴とする自動停止
    電刷子。
JP1990107001U 1990-10-12 1990-10-12 自動停止電刷子 Expired - Lifetime JP2503672Y2 (ja)

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JPH0464973U JPH0464973U (ja) 1992-06-04
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US9373990B2 (en) 2010-10-22 2016-06-21 Robert Bosch Gmbh Carbon brush with disconnection apparatus

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JPH0464973U (ja) 1992-06-04

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