JP2503622B2 - 光スタ―カプラ装置 - Google Patents

光スタ―カプラ装置

Info

Publication number
JP2503622B2
JP2503622B2 JP1016457A JP1645789A JP2503622B2 JP 2503622 B2 JP2503622 B2 JP 2503622B2 JP 1016457 A JP1016457 A JP 1016457A JP 1645789 A JP1645789 A JP 1645789A JP 2503622 B2 JP2503622 B2 JP 2503622B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
optical
star coupler
optical fiber
connector
coupler body
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP1016457A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH02197805A (ja
Inventor
裕幸 樟山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Cable Ltd
Original Assignee
Hitachi Cable Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Cable Ltd filed Critical Hitachi Cable Ltd
Priority to JP1016457A priority Critical patent/JP2503622B2/ja
Publication of JPH02197805A publication Critical patent/JPH02197805A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2503622B2 publication Critical patent/JP2503622B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Mechanical Coupling Of Light Guides (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は保護ケース内に光スターカプラを実装した光
スターカプラ装置に関するものである。
[従来の技術] 第5図,第6図に従来の光スターカプラ及びその実装
方法を示す。
第5図は融着タイプの光スターカプラ30を示す模式図
である。複数本の光ファイバ(光ファイバコード)31を
束32にした後、その中央部分の被覆を除去した光ファイ
バ心線33を、保護ガラス管34外より酸水素トーチ等によ
って、ガラス心線部分を加熱すると共に、光ファイバ束
32にひねりを加えつつ、融着延伸してテーパ状分布結合
部35を作り、所定の光学的特性が出たところで加熱を終
え、ガラス管34両端部においてエポキシ樹脂等の接着剤
36により接着固定する。その後、光ファイバ被覆部分を
更に保護して、その複数本の入出力端光ファイバの1本
1本に対して、挿入損失を測定調整し、しかる後光ファ
イバの1本1本に光コネクタ37を取り付け、入出力光コ
ネクタ付光ファイバコード38とする。
その後、第6図に示すように保護ケース39内に光スタ
ーカプラ30を固定し、そのカプラの入出力光コネクタ付
光ファイバコード38を整線しながら、保護ケース前面の
光アダプタ40に光コネクタ37を接続し、蓋41をして実装
を終了するものである。
[発明が解決しようとする課題] しかしながら、次のような問題点がある。
(1)上記融着タイプの光スターカプラの入出端光ファ
イバの長さは、挿入損失を測定調整するために、光ファ
イバ31をショウト・カットしたりするので、数メートル
必要である。そのため、例えば、入力ポート及び出力ポ
ートが各々32ポートの場合には、約50〜100mの光ファイ
バが必要となり、仮に所定の光学的性能が出ない場合に
は、光ファイバが無駄となり、それだけ高価なものにな
る。
(2)破損等により光スターカプラを交換する必要が生
じた場合には、第6図に示すように保護ケース39内に整
線されてコネクタ接続されているため、メンテナンス作
業に多くの時間を費やし、その光スターカプラ装置を利
用している通信システム等の立ち上がりが遅れ、支障を
きたすことになる。
(3)従って、交換する場合には保護ケース39ごと交換
すれば良いが、保護ケース前面の光アダプタ40に接続さ
れている光ファイバコードのコネクタは、32ポートスタ
ーカプラの場合、入出力端合わせて64箇所あるため、そ
の取り外しと、交換後の取り付けに多くの時間がかかっ
てしまう。
(4)32ポートの光スターカプラを評価する場合には、
32×32=1024のデータを取る必要があるが、上記(1)
のように1本1本ショウト・カットを繰り返し測定する
ため、機械による自動測定ができず評価に多くの時間を
費やし結局高価なものになってしまう。
本発明の目的は、前記した従来技術の欠点を解消し、
製造効率の大幅改善とメンテナンスがワンタッチででき
る新規な光スターカプラ装置を提供することにある。
[課題を解決するための手段] 本発明の光スターカプラ装置は、複数本の光ファイバ
を束にした後加熱すると共にひねりを加えつつ融着延伸
して互いに光結合させ、入出力光ファイバ端に光コネク
タを取り付けた光スターカプラを、保護ケース内に実装
配線した光スターカプラ装置において、該光スターカプ
ラを、光結合部からなるスターカプラ本体と光コード部
とに分割し、該スターカプラ本体の入力光ファイバ端及
び出力光ファイバ端をそれぞれ一括着脱可能な光コネク
タ構造として構成すると共に、該スターカプラ本体を複
数個重ねてスライド枠間に配置し、スターカプラ本体を
スライド枠内で移動させることにより光コード部との接
続交換が可能なようにして保護ケース内に装着して成
り、該複数個のスターカプラ本体の両側に位置するスラ
イド枠と、保護ケースの光アダプタ付配線板との間を、
一端には該スターカプラ本体両端の光コネクタに接続可
能な一括着脱光コネクタを設けると共に、他端には光フ
ァイバー心毎に個別の光コネクタを設けた光コネクタ付
光ファイバコードにより接続して構成したものである。
[作用] 光スターカプラ本体の入出力光ファイバ端には別々の
光ファイバコードの一端が接続され、両光ファイバコー
ドの他端は光ファイバ1心毎に個別光コネクタにて保護
ケースの光アダプタ付配線板に接続される。この場合、
光スターカプラ本体の入出力光ファイバ端は、ピッグテ
イルタイプではなく、一括着脱可能な光コネクタ構造と
して構成され、光コネクタ付光ファイバコードの一括着
脱光コネクタと一括的に且つ着脱可能に接続される。
このため、光スターカプラ本体と光ファイバコードと
は別々に製造することが可能であり、大幅に製造効率が
向上する。特に、光スターカプラ本体の挿入損失を測定
する場合でも、光ファイバコードの一括着脱光コネクタ
を取り外し、別の光スターカプラ本体を接続して行うこ
と、つまり実装配線をそのままの状態に保っておくこと
ができるので、挿入損失の測定の機械による自動化が可
能である。
また、保護ケース内に既に実装されている場合のメン
テナンスにおいても、光スターカプラ本体を交換したり
取り外したい場合には、光スターカプラ本体をスライド
枠内を移動させるだけで良く、光ファイバコードの保護
ケース内の実装配線をいじる必要がない。
従って、現地据付あるいはメンテナンスの作業時間等
の大幅な短縮が図られる。
[実施例] 以下、本発明の光スターカプラ装置を図示の実施例に
ついて説明する。
第1図及び第2図は一括着脱可能な光コネクタ付ひね
り融着延伸型光スターカプラ本体の構成例を、第3図は
その一括着脱可能な光コネクタ付光スターカプラ本体の
実装例を示す。
第1図により一括着脱コネクタ付光スターカプラ本体
1の製造方法を説明する。
先ず、複数本の光ファイバ2をその中央部分の被覆を
除去して光ファイバ心線(被覆なし)3としたのち、中
央部にスリット6を有する内ガラス管5に挿入し、その
光ファイバ2の両端部分を耐熱性接着剤7により固定す
る。次に、この内ガラス管5に、孔9を有する外ガラス
管8を被せる。
次に、内ガラス管5の両端に、金属製あるいは非金属
製の光ファイバ心合せ金具10,11を接着剤により固定
し、その両端面を鏡面研磨する。この光ファイバ心合せ
金具10,11は、第2図に示すように、その金具端面中央
に光ファイバ2を3列に整列させる整列枠12を有する一
括着脱コネクタタイプとなっており、その金具端面の整
列枠12両側には、位置決め用のノックピン穴13が予め設
けてある。従って、この光ファイバ心合せ金具10,11を
内ガラス管5の両端に固定するに際しては、その整列枠
12に入出力端の光ファイバ2を通しながら行う。また、
接着剤により固定した後の鏡面研磨は、整列させた光フ
ァイバ2を同時に鏡面研磨することになる。
次に、先ず外ガラス管8を固定し、別の金具により内
ガラス管5を保持して、外ガラス管8外より孔9及びス
リット6を通して酸水素トーチで光ファイバ心線3の中
央部を加熱する。予備加熱が終わったならば、光ファイ
バ2にひねりを加えつつ内ガラス管5を左右に延伸し
て、融着部分4を形成し、所望の光学的性能が得られた
ところで加熱を中止する。
最後に、内ガラス管5及び外ガラス管8から成るガラ
ス管全体を保護用クッション材14で覆い、一括着脱コネ
クタ付光スターカプラ本体1が完成する。
一方、上記一括着脱コネクタ付光スターカプラ本体1
とは別に、光スターカプラ本体1のコネクタ部と一括的
に着脱できる一括着脱コネクタ付光ファイバコード15を
製作しておく。即ち、光ファイバ束の一端側に上記一括
着脱コネクタタイプの光ファイバ心合せ金具10又は11と
接続できる一括着脱コネクタ16を取り付け、他端側の1
本1本の各光ファイバに個別光コネクタ17を取り付けた
光ファイバコード15を2本用意しておく。そして、第3
図に示すように、このコネクタ付光ファイバコード15,1
5の一括着脱コネクタ16,16の一方を光スターカプラ本体
1の光ファイバ心合せ金具10と、他方を光ファイバ心合
せ金具11と一括接続した後、両者の1本ずつの光ファイ
バの個別光コネクタ17,17を1組としてL型装着板(コ
ネクタ取付板)20の入出力コネクタ受18,19に取り付け
る。かくして、実装が終了する。
この様に、光スターカプラ本体1と、一括着脱コネク
タ付光ファイバコード15及びL型装着板20を分離するこ
とによって、実装が簡単となる。
上記実施例では説明を簡単にするため光スターカプラ
本体1を1台だけ保護ケース内に装着した場合について
説明したが、実際には第4図に示すように、予め2台の
光スターカプラ本体21,22を重ねてスライド枠23,24間に
配置し、通常は下側の光スターカプラ本体21を使用すべ
くその光ファイバ心合せ金具10,11を光ファイバコード1
5,15の一括着脱コネクタ16,16と接続させておき、事故
時にはスターカプラ本体21,22をプッシュして、予備の
上側の光スターカプラ本体22の光ファイバ心合せ金具1
0,11を一括着脱コネクタ16,16を接続させて、瞬時に交
換するように構成されている。
尚、光スターカプラ本体1を製造する場合、挿入損失
の測定に際し、光ファイバコード15の代りに別の外部光
ファイバコードを接続するのみで、光ファイバのショウ
ト・カットを行うことなく、つまり実装配線をカットせ
ずにそのままの状態に保っておくことができるので、光
ファイバコード15の長さは数メートルで十分であり、経
済的である。
[発明の効果] 以上述べたように、本発明によれば、光スターカプラ
本体の入出力光ファイバ端が一括着脱可能な光コネクタ
構造として構成され、その2箇所にて光ファイバコード
と一括的に着脱できるため、実装配線の状態を維持した
まま挿入損失の測定が可能であるため、機械による自動
測定ができ、又、従来のピッグテイルタイプにおけるよ
うな入出端光ファイバの無駄が生じない。また製造歩留
りが大幅に改善されると共に、測定時間が大幅に短縮さ
れる。従って、安価な光スターカプラを提供できる。
また、光スターカプラの交換がワンタッチでできるた
め、現地据付あるいはメンテナンスが容易であり、光ス
ターカプラ装置を利用している通信システム等の故障復
旧の立上がりを速めることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例における光スターカプラ本体
の横断面図、第2図は光ファイバ心合せ金具の端面図、
第3図は光スターカプラ本体を実装した本発明の光スタ
ーカプラ装置の模式図、第4図は本発明のカプラの配置
状況を示す模式図、第5図は従来の光スターカプラを一
部横断面で示した図、第6図は従来の光スターカプラを
用いた光スターカプラ装置の模式図である。 図中、1は光スターカプラ本体、2は光ファイバ、3は
光ファイバ心線、4は融着部分、5は内ガラス管、7は
接着剤、8は外ガラス管、10,11は光ファイバ心合せ金
具、12提は整列枠、13はノックピン穴、14は保護用クッ
ション、15は光ファイバコード、16は一括着脱コネク
タ、17は個別光コネクタ、18,19はコネクタ受、20はL
型装着板(コネクタ取付板)、38は保護ケース、39は光
アダプタを示す。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数本の光ファイバを束にした後加熱する
    と共にひねりを加えつつ融着延伸して互いに光結合さ
    せ、入出力光ファイバ端に光コネクタを取り付けた光ス
    ターカプラを、保護ケース内に実装配線した光スターカ
    プラ装置において、該光スターカプラを、光結合部から
    なるスターカプラ本体と光コード部とに分割し、該スタ
    ーカプラ本体の入力光ファイバ端及び出力光ファイバ端
    をそれぞれ一括着脱可能な光コネクタ構造として構成す
    ると共に、該スターカプラ本体を複数個重ねてスライド
    枠間に配置し、スターカプラ本体をスライド枠内で移動
    させることにより光コード部との接続交換が可能なよう
    にして保護ケース内に装着して成り、該複数個のスター
    カプラ本体の両側に位置するスライド枠と、保護ケース
    の光アダプタ付配線板との間を、一端には該スターカプ
    ラ本体両端の光コネクタに接続可能な一括着脱光コネク
    タを設けると共に、他端には光ファイバー心毎に個別の
    光コネクタを設けた光コネクタ付光ファイバコードによ
    り接続したことを特徴とする光スターカプラ装置。
JP1016457A 1989-01-27 1989-01-27 光スタ―カプラ装置 Expired - Lifetime JP2503622B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1016457A JP2503622B2 (ja) 1989-01-27 1989-01-27 光スタ―カプラ装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1016457A JP2503622B2 (ja) 1989-01-27 1989-01-27 光スタ―カプラ装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH02197805A JPH02197805A (ja) 1990-08-06
JP2503622B2 true JP2503622B2 (ja) 1996-06-05

Family

ID=11916782

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1016457A Expired - Lifetime JP2503622B2 (ja) 1989-01-27 1989-01-27 光スタ―カプラ装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2503622B2 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH02259703A (ja) * 1989-03-31 1990-10-22 Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> コネクタ付き光ファイバカップラ
JPH0525405U (ja) * 1991-09-11 1993-04-02 京セラ株式会社 光ブランチングデバイス

Family Cites Families (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
GB2029046B (en) * 1978-08-31 1982-11-17 Bunker Ramo Distributive couplers for fibre optics
JPS5922024A (ja) * 1982-07-28 1984-02-04 Sharp Corp 光フアイバ分岐方式
JPS59195617A (ja) * 1983-04-21 1984-11-06 Mitsubishi Electric Corp スタ−カプラ
JPS6011805A (ja) * 1983-06-30 1985-01-22 Mitsubishi Heavy Ind Ltd 航空機搭載用光デ−タバス

Also Published As

Publication number Publication date
JPH02197805A (ja) 1990-08-06

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5770001A (en) Automatic assembly and inspection system for optical connector
US6442318B1 (en) Prefabricated optical fiber ribbon cable for connectorizing with a terminal connector and methods of connectorizing and fabricating the same
WO2014121034A1 (en) Transitioning multi-core fiber to plural single core fibers
CN110632709A (zh) 一种非接触式无损光纤跳线及制作方法
JP3908015B2 (ja) 偏波ファイバアレイ
US6767136B1 (en) Device having multiple optical fibers
WO2014062272A2 (en) Backwards compatible multi-core optical fiber
JP2503622B2 (ja) 光スタ―カプラ装置
GB2239719A (en) &#34;Optical fibre couplers&#34;
US4675136A (en) Process for the connection of optical fibres and connecting devices obtained according to this process
CN210803786U (zh) 一种非接触式无损光纤跳线
CN210255681U (zh) 一种光纤跳线的夹持装置
CN110838873B (zh) 一种基于mtp预端接光缆的测试方法
JP3875939B2 (ja) 光ファイバコネクタのプラグ及び光ファイバ配線板
CN210938733U (zh) 一种研磨夹具
CN216731257U (zh) 一种带有快拆机构的跳线研磨机
CN213457436U (zh) 一种光纤结构
CN209086510U (zh) 一种定位装置
JPS6031105A (ja) 光ケ−ブル接続方法及びそれに用いる光ケ−ブル
JPH07168050A (ja) 光ファイバカプラ及びその製造方法
JPS6255610A (ja) 被覆光フアイバの先端部へ光コネクタ用中子を取り付ける方法
JP2892023B2 (ja) 光ファイバカプラ
JP2947301B2 (ja) 光ファイバ融着形カプラの製造方法およびそれを製造するために使用する器具
JP3132187B2 (ja) 光ファイバーカプラ又は光ファイバーカプラを有するファイバ型光導波路の製造装置。
JPH05119235A (ja) 光コネクター