JP2503114Y2 - 火力発電所の消費熱量予測計算装置 - Google Patents

火力発電所の消費熱量予測計算装置

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JP2503114Y2
JP2503114Y2 JP1989039265U JP3926589U JP2503114Y2 JP 2503114 Y2 JP2503114 Y2 JP 2503114Y2 JP 1989039265 U JP1989039265 U JP 1989039265U JP 3926589 U JP3926589 U JP 3926589U JP 2503114 Y2 JP2503114 Y2 JP 2503114Y2
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圭子 大谷
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Toshiba Corp
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Description

【考案の詳細な説明】 〔考案の目的〕 (産業上の利用分野) 本考案は、火力発電所の消費熱量を予測する火力発電
所の消費熱量予測計算装置に関する。
(従来の技術) 火力発電所の効率管理は、発電所の燃料消費量や発電
機出力等の運転状態値からその時点における発電効率を
計算し、この発電効率に基づいて実施されている。特に
月毎の消費熱量の予測の方法については以下に示す様な
方法が試みられている。
第3図は従来の月間消費熱量の予測計算装置のデータ
及び処理の流れを示すフローチャートである。
年に数回行なわれる性能試験の結果から得られる負荷
効率曲線fと月間予測外的条件gとから予測基準負荷効
率曲線jを求め、さらに手入力データh又は過去の実績
負荷運用時間比率iから得られた予測負荷運用時間比率
Kと前述の予測基準負荷効率曲線jとから月間効率予測
値Lを算出し、またその月間効率予測値Lから実負荷に
基づく予測消費熱量aを得ている。
(考案が解決しようとする課題) しかしながら、近年火力発電所の運用形態は、24時間
ほぼ一定の負荷で運転を行なうベース負荷型運用から、
頻繁に起動・停止を行なう中間負荷型運用へと変化を遂
げており、従来の火力発電所の効率管理ではプラントの
起動停止回数の影響を考慮していないため効率管理の精
度が悪いという問題点がある。
本考案は、上記の事情を踏まえて実際の運用に近い予
測消費熱量を高精度に算出できる火力発電所の消費熱量
予測計算装置を提供するものである。
〔考案の構成〕
(課題を解決するための手段) 上記目的を達成するために、本考案においては、実負
荷に基づく負荷運転中予測消費熱量、予測起動停止回数
および予め定められた起動停止回数に基づく損失熱量値
を入力する入力手段と、入力された各信号のうちから予
測起動停止回数と前記損失熱量値とを演算して起動停止
に基づく起動停止損失予測値を求め、求められた起動停
止損失予測値と前記負荷運転中予測消費熱量とから予測
消費熱量を算出する演算手段と、算出する前記予測消費
熱量を記憶・表示する手段とを備えていることを特徴と
する火力発電所の消費熱量予測計算装置を提供する。
(作用) 上記構成においては、効率管理に大きな影響を与える
プラント起動停止回数を考慮して予測消費熱量を算出す
るので、実際の運用状態に近い消費熱量を予測でき、よ
り高精度な効率管理を行なうことが可能となる。
(実施例) 以下本考案の実施例を図面に基づいて詳細に説明す
る。
第1図は本考案の一実施例を示すブロック図である。
計算機1は、入力部2,演算部3,記憶部4及び出力部5
を有している。このうち入力部2は実負荷に基づく予測
消費熱量a、予測起動停止回数bおよび予じめ定められ
た起動停止回数に基づく損失熱量値cを入力するもので
ある。実負荷に基づく予測消費熱量aは従来試みられて
いる手法における消費熱量の予測値である。予測起動停
止回数bは起動区分(例えばコールドスタート,ウォー
ムスタート,ホットスタート,ベリーホットスタート)
単位に操作者が設定するデータである。予め定められた
起動停止回数に基づく損失熱量値cは各起動区分におけ
る起動停止に関する損失熱量で過去の実績から割り出し
た経験値である。
演算部3は二つの主要な演算を実行する。その一つ
は、第2図で示す様に起動停止損失予測値dの算出であ
る。起動停止損失予測値dは、各起動区分毎に予測起動
停止回数bと予め定められた起動停止回数に基づく損失
熱量値cとを積算し、その結果を総和することによって
算出する。演算部3の第2の演算は予測消費熱量eの算
出である。予測消費熱量eは実負荷に基づく予測消費熱
量aに起動停止損失予測値dを加えて求める。
第1図中の記憶部4は、入力部2に入力されたデータ
や演算部3の演算結果を記憶する。また、出力部5は演
算部3の結果をCRT(Cathode Rey Tube)表示あるい液
晶表示しまたはプリンタ出力する。
このように、上記実施例によれば、実負荷に基づく予
測消費熱量aをそのまま効率管理に流用するのではな
く、効率に影響を及ぼす予測タービン起動停止回数b及
び予め定められた起動停止回数に基づく損失熱量値cと
から算出した起動停止損失予測値dと実負荷に基づく予
測消費熱量aとを考慮して、予測消費熱量eを算出する
ので、実際の運用に近い効率管理を行なうことができ
る。
なお、上記実施例では起動区分を考慮した予測起動停
止回数bを入力データとしていたが、上記の他に停止区
分を考慮することによってより高精度な結果が得られ
る。
〔考案の効果〕
以上述べてきたように本考案によれば、消費熱量の予
測を極めて簡単な処理で、かつ実際の運用状態に近い形
で行なうことができ、火力発電プラントの運用孤立の管
理に極めて有用となる効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示すブロック図、第2図は
この実施例におけるデータ及び処理の流れを示すフロー
チャート、第3図は従来の実施例を示す図である。 1……計算機、2……入力部 3……演算部、4……記憶部 5……出力部

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】実負荷に基づく負荷運転中予測消費熱量、
    予測起動停止回数および予め定められた起動停止回数に
    基づく損失熱量値を入力する入力手段と、入力された各
    信号のうちから予測起動停止回数と前記損失熱量値とを
    演算して起動停止に基づく起動停止損失予測値を求め、
    求められた起動停止損失予測値と前記負荷運転中予測消
    費熱量とから予測消費熱量を算出する演算手段と、算出
    する前記予測消費熱量を記憶・表示する手段とを備えて
    いることを特徴とする火力発電所の消費熱量予測計算装
    置。
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JPH03216580A (ja) * 1990-01-12 1991-09-24 Wan Ton Chyon 動的な相対速度及び相対距離を検知するレーザレーダ

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