JP2502587B2 - 鋳型造型装置 - Google Patents

鋳型造型装置

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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は鋳型造型装置に関する。
(従来の技術) 鋳型を造型する技術として、その造型用の開閉金型を
閉じ状態にし、鋳物砂を貯留したブロータンクのヘッド
のブロー孔を上記金型の鋳物砂供給孔に合わせてブロー
タンク内にエアを供給することにより、上記ブロー孔か
ら金型内に鋳物砂を供給し、金型で鋳物砂を焼成して造
型された鋳型を金型からエジェクトピンで離型して取り
出すというものは一般に知られている。例えば、実開昭
60−60138号公報には鋳型造型装置において、上記ブロ
ー孔を有するブローヘッド(ブロープレート)をブロー
タンク本体に対し着脱する技術についての記載がある。
しかして、かかる造型技術においては、鋳物砂を金型
に供給した後、ブロータンクを金型から外し、鋳物砂の
焼成後に金型に対しエジェクト装置を組み付けて離型す
るという手法が採用されている。
(発明が解決しようとする問題点) 上記鋳型の造型技術では、金型をブロータンクとエジ
ェクト装置に対しそれぞれ別個に位置決めする必要があ
るから、ブロータンクあるいはエジェクト装置の待機ス
ペースや上記位置決めのための金型あるいはブロータン
クないしはエジェクト装置の移動スペースを確保しなけ
ればならない。また、位置決め手段もブロータンクとエ
ジェクト装置の双方に必要となる。
しかして、金型の鋳物砂供給孔は複数個設けられるの
が通常であるが、これら供給孔におけるブロー後の鋳物
砂の高さは必ずしも均一にはならない。従って、鋳物砂
の焼成後に上記エジェクト装置の各エジェクトピンを同
時に突き出すと、鋳型に対する各エジェクトピンの当接
ないしは押圧時点にずれを生じ、所謂押圧の片寄りによ
って鋳型離型が円滑に行なわれず、鋳型の破損を招くこ
とがある。本発明は、このようなスペース等の問題並び
に鋳物の破損の問題を解決しようとするものである。
(問題点を解決するための手段) 本発明は、上記問題点を解決する手段として、鋳物砂
を貯留してブロー孔から鋳型造型用の型に供給するブロ
ータンク内に、上記ブロー孔に対向してエジェクトピン
を配設し、このエジェクトピンをその先端がブロー孔か
らブロータンク内に離れたブロー位置と、ブロー孔内に
エジェクトピンが挿入された中間位置と、この中間位置
よりも先端を突出せしめたエジェクト位置の3位置に駆
動する駆動手段を設けた鋳型造型装置を提供するもので
ある。
(作用) 上記鋳型造型装置の場合、ブロータンク内にエジェク
トピンが配設されているから、ブロータンクとエジェク
トピンとは造型用の型に対する位置決め手段を共有する
ことができ、また、この両者の一方の位置決めのために
他方を退避させたり、あるいは金型を移動させたりする
スペースは必要でなくなる。
また、ブロー時にはエジェクトピンがブロー孔から離
れているため鋳物砂の円滑な供給が図れ、さらに、鋳物
砂の焼成前にエジェクトピンを中間位置として鋳物砂を
加圧することにより、鋳物砂供給孔が複数孔ある場合で
も各供給孔における鋳物砂の高さを均一にすることがで
きる。
(発明の効果) 従って、本発明によれば、ブロータンク内にエジェク
トピンを配設し、このエジェクトピンを3位置に駆動で
きるようにしたから、ブロータンクとエジェクトピンと
を造型用の型に対しそれぞれ位置決めするために、上記
型あるいはブロータンクやエジェクトピンを移動させる
スペースが不用になる。そして、複数本のエジェクトピ
ンで鋳型の離型を行う場合の押圧の片寄りを防止して、
鋳型の破損を避けることができる。
(実施例) 以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明する。
第1図に示す鋳型造型装置において、1は造型ステー
ションに設けた金型、2はこの金型1の上型、3はブロ
ータンクである。上型2はシリンダ装置4とガイドロッ
ド5により昇降可能に設けた支持部材6にクランプ手段
(図示省略)で保持されている。ブロータンク3は、造
型ステーションと、鋳物砂タンク7を設けた鋳物砂供給
ステーションと、ブロータンク交換装置8を設けた段替
ステーションの間を横行できるように、これらステーシ
ョン間に渡したレール10上の台車11に対し可動ユニット
12を介して支持されている。また、第1図において、13
はブロー用のエアを供給するエアタンクである。
ブロータンク3の構造は第2図に示されている。
本例のブロータンク3はタンク本体とブロー孔14を備
えたブローヘッドとが一体になったものであり、ブロー
孔14は左右に3つずつ計6つ(なお図面上は4つ表われ
ている)設けられている。そして、ブロータンク3の上
壁15からエアの供給を受けるための供給筒16が立設さ
れ、この供給筒16に鋳物砂の補給管17が挿入されるよう
になっている。
しかして、上記ブロータンク3には、それぞれ各ブロ
ー孔14へ向けたピンガイド筒18が上壁15を貫通して支持
され、この各ピンガイド筒18にエジェクトピン20がブロ
ー孔14に対し挿入可能に設けられている。各エジェクト
ピン20はその上端が供給筒16に昇降可能に嵌めたエジェ
クトプレート21に固定され、かつ、ピンガイド筒18内に
設けたスプリング22にてブロー孔14に対する挿入方向へ
付勢されている。また、各ピンガイド筒18の下端面はブ
ロータンク3のブロー孔14より若干上方へ離れていて、
ブロータンク3の底壁面との間にブロー孔14へ向けて鋳
物砂の安息角を構成するように錐状になされている。
可動ユニット12の構造は第3図および第4図に示され
ている。
まず、第3図に示すように、上記台車11には上部にエ
ジェクト装置23を支持し下端にブロータンク支持プレー
ト24を支持した昇降ロッド25,25が昇降用シリンダ装置2
6にて昇降可能に設けられている。
エジェクト装置23は、上記昇降ロッド25に固定され且
つ昇降用シリンダ装置26に連結されたベースプレート27
を備え、このベースプレート27に上記ブロータンク3の
供給筒16を接続するパイプ28が固定され、このパイプ28
に上記砂補給管17が通してある。この場合、パイプ28内
における砂補給管17の外周囲がエア通路となる。そし
て、このパイプ28にこのパイプ28をピストンロッドとし
てシリンダ本体30が嵌挿されている。一方、ブロータン
ク支持プレート24にはブロータンク3の上壁15をこの支
持プレート24に保持するクランプアーム31がシリンダ装
置32にて回動可能に設けられている。
上記エジェクト装置23の構造は第4図に断面として示
されている。すなわち、上記パイプ28の外周にはピスト
ン33が固定されていて、シリンダ本体30はこのピストン
33により上室と下室とに区画されている。そして、シリ
ンダ本体30の下端にはブラケット34を介してクランププ
レート35が固定され、上記ブラケット34にエジェクトプ
レート21をクランププレート35に保持するクランプアー
ム36がシリンダ装置37にて回動可能に支持されている。
また、第3図に示す如く上記シリンダ本体30にはスト
ッパロッド38,38が設けられている。このストッパロッ
ド38,38はベースプレート27に固定の筒体40,40を貫通し
てその上方へ突出していて、その上端には上記パイプ28
に支持せしめた中間ストッパ41,41に上方より係止する
係止体42が設けられている。すなわち、第5図に示す如
く、一対の中間ストッパ41,41は上記パイプ28に対して
回転可能に嵌めた支持筒43より側方へ突設されていて、
ベースプレート27には両中間ストッパ41を係止位置と解
除位置の間で回動せしめるシリンダ装置44が取り付けら
れている。
上記鋳型造型装置において、ブロータンク3を支持プ
レート24に、エジェクトプレート21をクランププレート
35にそれぞれクランプアーム31,36で保持した状態で、
シリンダ本体30の上室にエアを供給すると、シリンダ本
体30は上昇してエジェクトプレート21を持ち上げ、エジ
ェクトピン20は第6図に示す如くその先端がブロー孔14
からブロータンク3内に離れたブロー位置となる。次
に、中間ストッパ41を係止体42に対する係止位置とし
て、シリンダ本体30の下室にエアを供給すると、上記中
間ストッパ41に対する係止体42の係止により、シリンダ
本体30はその下降が中途で阻止され、エジェクトピン20
は第7図に示す如くブロー孔14内に挿入され、その先端
が上型2の上面高さに略対応する中間位置まで突出す
る。そして、上記中間ストッパ41を解除して上記下室に
エアを供給すると、エジェクトピン20は中間位置よりも
さらに突出して第8図に示す如くその先端が上型2の鋳
物砂供給孔45へ挿入されるエジェクト位置となる。
次に上記実施例の作動を説明する。
第1図に示す造型ステーションにおいては、第2図に
も示す如く金型1に対して上型2を合わせておく。ブロ
ータンク3は段替ステーションの交換装置8から台車11
に支持した可動ユニット12で取り上げてブロータンク3
の供給筒16とパイプとを連接する。そして、鋳物砂供給
ステーションで鋳物砂タンク7から鋳物砂の供給を受
け、造型ステーションへ搬送する。この場合、第3図に
示される如く、ブロータンク3はその上壁15を支持プレ
ート24に対しクランプアーム31で保持して搬送する。エ
ジェクトピン20はスプリング22による付勢でブロー孔14
に挿入されていて、ブロータンク3の搬送中に鋳物砂が
ブロー孔14から落ちることはない。
しかして、造型ステーションにおいて、まず、昇降用
シリンダ装置26の作動によりブロータンク3を下降せし
めてそのブロー孔14を第2図に示す如く上型2の砂供給
孔45に合致せしめる。そして、エジェクトプレート21を
シリンダ装置37の作動によりクランプアーム36でクラン
ププレート35に保持する。
そうして、シリンダ本体30の上室に対するエアの供給
によりエジェクトプレート21をシリンダ本体30にて上昇
せしめ、エジェクトピン20を第6図に示すブロー位置と
する。この状態ではピンガイド筒18とブロータンク3の
底面が安息角を構成しているから、鋳物砂はブロー孔14
から落ちない。そして、上記の状態でパイプ28にてエア
をブロータンク3内へ送り、鋳物砂を上型2の鋳物砂供
給孔45から金型内部へ加圧供給する。
上記金型1に対する鋳物砂の供給後、中間ストッパ41
を係止位置としてシリンダ本体30を上室に対するエアの
供給により下降せしめ、エジェクトピン20を中間位置と
することにより、第7図に示す如く鋳物砂46をその上端
が上型2の上面高さとなるまで加圧する。これにより、
上型2の各鋳物砂供給孔45における鋳物砂46の上端高さ
は均一なものとなる。
次に、上記エジェクトピン20を中間位置としたまま昇
降用シリンダ装置26にてブロータンク3とエジェクト装
置23とを共に上昇せしめ、造型ステーションから鋳物砂
補給ステーションへ搬送して鋳物砂の補給を受け、その
間に金型1側では鋳物砂の焼成を行なう。そして、再び
ブロータンク3およびエジェクト装置23を造型ステーシ
ョンに戻して下降させ、上型2に対して組み合わせる。
そうして、中間ストッパ41を解除し、上型用の昇降用
シリンダ装置4と可動ユニット12の昇降用シリンダ装置
26とを同期して作動し、上型2とブロータンク3とを共
に上昇させながら、シリンダ本体30を下室に対するエア
の供給により相対的に下降せしめ、エジェクトピン20を
エジェクト位置として第8図に示す如く上型2から造型
された鋳型47を離型せしめる。
なお、上記実施例ではエジェクトピンを3位置に駆動
するためにエアや鋳物砂を供給するパイプを利用したシ
リンダ装置とストッパを用いたが、一般のシリンダ装置
を2本直結して3位置に駆動するなど他の駆動手段を用
いてエジェクトピンの駆動を行なってもよい。
また、上記実施例のブロータンクはブローヘッドがタ
ンク本体と一体になっているが、別体としてもよい。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明の実施例を示し、第1図は鋳型造型装置の
正面図、第2図はブロータンク、エジェクトピンおよび
造型用の型の関係を示す一部断面にした側面図、第3図
は可動ユニットを示す縦断面図、第4図は可動ユニット
を一部断面にして示す側面図、第5図は中間ストッパを
示す一部断面にした平面図、第6図乃至第8図はエジェ
クトピンの作動の各態様を示す縦断面図である。 1……金型、2……上型、3……ブロータンク、4……
昇降用シリンダ装置、7……鋳物砂タンク、12……可動
ユニット、14……ブロー孔、18……ピンガイド筒、20…
…エジェクトピン、21……エジェクトプレート、25……
昇降ロッド、26……昇降用シリンダ装置、30……シリン
ダ本体、33……ピストン、41……中間ストッパ、45……
鋳物砂供給孔、46……鋳物砂、47……鋳型。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】鋳型を造型する型に対し貯留した鋳物砂を
    ブロー孔から供給するブロータンクを備え、このブロー
    タンク内に上記ブロー孔に対向してエジェクトピンが配
    設されていて、このエジェクトピンをその先端がブロー
    孔からブロータンク内へ離れたブロー位置と、ブロー孔
    内にエジェクトピンが挿入された中間位置と、この中間
    位置よりも先端を突出せしめたエジェクト位置の3位置
    に駆動する駆動手段が設けられていることを特徴とする
    鋳型造型装置。
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CN106734975B (zh) * 2017-01-19 2018-08-24 共享智能装备有限公司 一种带自动清砂机构的射芯机

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