JP2502529Y2 - 平行多面体移動治具 - Google Patents

平行多面体移動治具

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JP2502529Y2
JP2502529Y2 JP1990046208U JP4620890U JP2502529Y2 JP 2502529 Y2 JP2502529 Y2 JP 2502529Y2 JP 1990046208 U JP1990046208 U JP 1990046208U JP 4620890 U JP4620890 U JP 4620890U JP 2502529 Y2 JP2502529 Y2 JP 2502529Y2
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JP
Japan
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shaped
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right angle
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JP1990046208U
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JPH045408U (ja
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一巳 仁平
洋治 小池
隆幸 瀬戸
和夫 綿引
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Mitsubishi Nuclear Fuel Co Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Nuclear Fuel Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 本考案は、立方体,長方体,正八角柱等の平行多面体
を保持して移動させることができる平行多面体移動治具
に関する。
「従来の技術」 従来、制御棒クラスタ,バーナブルポイズンアセンブ
リ,一次及び2次中性子源アセンブリ及びシンブルプラ
グアセンブリ等の非核燃料炉心構成品(NFBC)は安全性
を考慮して外箱と内箱とからなる二重箱の内箱内に収納
されている。
前記非核燃料炉心構成品は必要時に作業者が外箱から
内箱を取出しこの内箱から非核燃料炉心構成品を取出し
て使用している。
「考案が解決しようとする課題」 ところが、前記非核燃料炉心構成品を取り出すべく外
箱から内箱を取り出す際には、外箱と内箱との間の隙間
が少ないためこの隙間に手を差し込みにくく、また内箱
を持つ手がすべり易くて内箱を持ちにくく、内箱の内容
物が重量物である上に作業者は床の近辺にかがんで内箱
取り出し作業あるいは内箱からの非核燃料炉心構成品の
取り出し作業を行うため作業姿勢が悪く腰を痛める等の
問題があった。
本考案は、前記事情に鑑み、外箱との間隙が少ない内
箱を確実に保持して外箱から容易に取り出し移動させる
ことができる平行多面体移動治具を提供することを目的
とする。
「課題を解決するための手段」 本考案は前記目的を達成させるために次のような構成
としている。即ち、第1の考案においては、一対のL字
形棒状体の下端どうしを突き合わせて正面コ字形に配
し、該突き合わせ部を近接離間自在に連結して連結部と
し、前記L字形棒状体の上端を後方へ略直角に折り曲げ
て取っ手部とし、該取っ手部と前記連結部との中間部
に、前記取っ手部先端と反対側に突出しさらに互いに近
接する側へ略直角に折り曲げた挾持用棒状部を設けてい
る。
また、第2の考案においては、一対のL字形棒状体の
下端どうしを突き合わせて正面コ字形に配し、該突き合
わせ部を近接離間自在に連結して連結部とし、前記L字
形棒状体の上端を後方へ略直角に折り曲げて取っ手部と
し、該取っ手部と前記連結部との中間部に、前記取っ手
部先端と反対側に突出しさらに互いに近接する側へ略直
角に折り曲げた挟持用棒状部を設け、前記取っ手部の近
傍部を前記連結部の近接離間調節と関連させて近接離間
自在に連結している。
「作用」 前記構成によれば、外箱の両端部において外箱と内箱
との間に一対の治具をそれぞれ挿入し、外箱の底部と内
箱の底部との間に治具の連結部を挿入し、挾持用棒状部
を内箱の上部中央側へ移動させて内箱の上面に係合さ
せ、前記両治具の取っ手をそれぞれ引き上げることによ
り、連結部と挾持用棒状部との間で内箱が挾持されて引
き上げられる。この状態で両治具の取っ手を持って引き
上げることにより、外箱から内箱を取り出して移動させ
ることができる。
さらに、外箱からの内箱の取り出しだけでなく、平行
多面体の搬送物に装着して移動させることもできる。
「実施例」 以下、本考案の一実施例を第1図ないし第5図に基づ
いて説明する。
第4図及び第5図中、1は平行多面体の移動治具(以
降単に治具という)であり、この治具1は、一対のL字
形棒状体2の下端突き合わせ部3,3が突き合わせられて
正面コ字形に配され、突き合わせ部3,3が、管4aの両端
に嵌合された一対の管4b,4bに近接離間自在に嵌合され
てこれら突き合わせ部3,3,管4a,一対の管4b,4bからなる
第1連結部4が形成され、前記一対のL字形棒状体2の
上端が後方へ略直角に折り曲げられ、その先端に握り管
5aが嵌合されて取っ手部5とされ、該取っ手部5と前記
第1連結部4との中間部に、前記取っ手部5の先端と反
対側に突出しさらに互いに近接する側へ略直角に折り曲
げられた突出部6aの先端部に緩衝管6bが嵌合されてなる
挾持用棒状部6が設けられ、前記取っ手部5の近傍部が
前記第1連結部4の近接離間調節と関連して近接離間し
得るように、一対のL字形棒状体2の取っ手部5の近傍
部にそれぞれ一体的に設けられた管2a,2aが、これら管2
a,2a間に配された管7aに嵌合されてなる第2連結部7が
形成されたものである。なお、各管4b,6bの外周表面に
はゴム等からなるすべり止めが設けられている。
一方、上部が開口された長方体形に外箱11が形成さ
れ、この外箱11の底部には所定の間隔をおいて緩衝及び
スペーサの役割を果たすクッション部材12が設けられて
いる。これらクッション部材12の上面は同一レベルとさ
れている。
外箱11内には内箱13が嵌脱自在に嵌入され内箱13内に
は非核燃料炉心構成品が保管されている。外箱と内箱と
の間には若干の間隙14が設けられている。
そして、外箱11から内箱13を取り出す場合には、外箱
11の長手方向の両端部において外箱11と内箱13との間に
一対の治具1をそれぞれ挿入し、外箱11の底部と内箱13
の底部との間に治具の第1連結部4を挿入し、内箱両端
の治具1を内箱13の中央側へ移動させて挾持用棒状部6
を内箱13の上面に係合させ、前記両治具1,1の取っ手5,5
をそれぞれ引き上げることにより、第1連結部4と挾持
用棒状部6との間で内箱13が挾持されて引き上げられ
る。この状態で両治具1,1の取っ手5,5を移動させること
により、外箱11から内箱13を取り出して移動させること
ができる。
この実施例によれば、外箱11の両端部において外箱11
と内箱13との間に一対の治具1,1をそれぞれ挿入し、外
箱11の底部と内箱13の底部との間に治具1の第1連結部
4を挿入し、内箱13の両端の治具1,1をそれぞれ内箱13
の中央側へ移動させて挾持用棒状部6を内箱13の上面に
係合させ、前記両治具1,1の取っ手部5をそれぞれ引き
上げることにより、第1連結部4と挾持用棒状部6との
間で内箱13が挾持されて引き上げられる。この状態で両
治具1,1の取っ手部を移動させることにより、外箱11か
ら内箱13を取り出して移動させることができ、外箱11と
の間隙14が少ない平行多面体からなる内箱13を、管4a,6
aの表面には前述のようにゴム等からなるすべり止めが
設けられているので、確実に保持して外箱11から容易に
取り出し移動させることができる。
なお、前記実施例においては、内箱13を長方体とした
が、これに限らず、正八角柱のように平行に離間した第
1平行平面15,15と、該第1平行平面と直交する平行に
離間した第2平行平面16,16とを有する多面体であれば
他の箱であってもよい。
さらに治具1は、前記実施例において述べたような外
箱からの内箱の取り出しだけでなく、平行多面体の形状
を有する重量物の搬送にも適している。
「考案の効果」 第1の考案によれば、一対のL字形棒状体の下端どう
しを突き合わせて正面コ字形に配し、該突き合わせ部を
近接離間自在に連結して連結部とし、前記L字形棒状体
の上端を後方へ略直角に折り曲げて取っ手部とし、該取
っ手部と前記連結部との中間部に、前記取っ手部先端と
反対側に突出しさらに互いに近接する側へ略直角に折り
曲げた挾持用棒状部を設けたので、外箱と内箱との間の
間隙が少ない二重箱であっても、この間隙に治具を容易
に挿入することができ、また簡単な操作でこの治具によ
り平行多面体からなる内箱を確実に保持して外箱から容
易に取り出し移動させることができる。このため、作業
者が悪い姿勢で外箱と内箱との間の狭い間隙に手を差し
込んで難儀して内箱を取り出す必要をなくすことができ
る。さらに、非核燃料炉心構成品が収納された内箱の外
箱からの取り出しに本考案を適用すれば、楽な姿勢で外
箱から重い内箱を容易に取り出すことができるようにな
り、腰を痛めることなく安全である。
第2の考案によれば、一対のL字形棒状体の下端どう
しを突き合わせて正面コ字形に配し、該突き合わせ部を
近接離間自在に連結して連結部とし、前記L字形棒状体
の上端を後方へ略直角に折り曲げて取っ手部とし、該取
っ手部と前記連結部との中間部に、前記取っ手部先端と
反対側に突出しさらに互いに近接する側へ略直角に折り
曲げた挟持用棒状部を設け、前記取っ手部の近傍部を前
記連結部の近接離間調節と関連させて近接離間自在に連
結したので、治具が強固なものとなり、この強固な治具
を第1の考案同様外箱と内箱との間の狭い間隙に容易に
挿入することができ、また簡単な操作でこの治具により
平行多面体からなる内箱を確実に保持して外箱から容易
に取り出し移動させることができ、前記第1の考案同様
の効果を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第5図は本考案の一実施例を示すもので、
第1図は使用状態を示す側面図、第2図は治具により内
箱を保持した状態を示す側面図、第3図は外箱の側断面
図、第4図は治具の正面図、第5図は治具の側面図であ
る。 2……L字形棒状体、3……突き合わせ部、4……第1
連結部、5……取っ手部、6……挟持用棒状部、7……
第2連結部。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 綿引 和夫 茨城県那珂郡東海村大字舟石川622番地 1 三菱原子燃料株式会社東海製作所内 (56)参考文献 特開 昭61−176721(JP,A) 実開 昭59−33811(JP,U) 実開 昭62−83778(JP,U) 実開 昭62−120070(JP,U)

Claims (2)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】二個一組で使用するもので、平行多面体の
    異なる二位置をそれぞれ保持して移動させる平行多面体
    移動治具であって、一対のL字形棒状体の下端どうしを
    突き合わせて正面コ字形に配し、該突き合わせ部を近接
    離間自在に連結して連結部とし、前記L字形棒状体の上
    端を後方へ略直角に折り曲げて取っ手部とし、該取っ手
    部と前記連結部との中間部に、前記取っ手部先端と反対
    側に突出しさらに互いに近接する側へ略直角に折り曲げ
    た挟持用棒状部を設けたことを特徴とする平行多面体移
    動治具。
  2. 【請求項2】二個一組で使用するもので、平行多面体の
    異なる二位置をそれぞれ保持して移動させる平行多面体
    移動治具であって、一対のL字形棒状体の下端どうしを
    突き合わせて正面コ字形に配し、該突き合わせ部を近接
    離間自在に連結して連結部とし、前記L字形棒状体の上
    端を後方へ略直角に折り曲げて取っ手部とし、該取っ手
    部と前記連結部との中間部に、前記取っ手部先端と反対
    側に突出しさらに互いに近接する側へ略直角に折り曲げ
    た挟持用棒状部を設け、前記取っ手部の近傍部を前記連
    結部の近接離間調節と関連させて近接離間自在に連結し
    たことを特徴とする平行多面体移動治具。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5933811U (ja) * 1982-08-23 1984-03-02 旭化成株式会社 Alc版用運搬工具
JPS61176721A (ja) * 1985-01-31 1986-08-08 Mochizuki Motor Kk マンホ−ル蓋の開閉運搬装置
JPS6283778U (ja) * 1985-11-15 1987-05-28
JPH0339340Y2 (ja) * 1986-01-22 1991-08-19

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