JP2502480Y2 - 蛍光表示管 - Google Patents

蛍光表示管

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JP2502480Y2
JP2502480Y2 JP11085491U JP11085491U JP2502480Y2 JP 2502480 Y2 JP2502480 Y2 JP 2502480Y2 JP 11085491 U JP11085491 U JP 11085491U JP 11085491 U JP11085491 U JP 11085491U JP 2502480 Y2 JP2502480 Y2 JP 2502480Y2
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fluorescent display
support
glass
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windshield
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久 高野谷
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伊勢電子工業株式会社
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  • Cathode-Ray Tubes And Fluorescent Screens For Display (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、蛍光表示管に係わり、
特に外圧に対する補強構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、蛍光表示管の大型化に伴い、外圧
に耐えるための真空容器を構成するガラス材の板厚は厚
くなり、その結果、蛍光表示管の重量が増加している。
【0003】これに対して従来では、図3に示すように
表面に蛍光表示部などが形成されるプレートガラス1と
フロントガラス2との間にガラス板材を支持体3として
挿入し、その支持体3が倒れないようにプレートガラス
1側,フロントガラス2側の一方あるいは両方に例えば
フリットガラスを塗布し、プレートガラス1とフロント
ガラス2とを周辺部で接着する封止工程において固定
し、真空容器を構成している。なお、4はプレートガラ
ス1とフロントガラス2との間を所定間隔に保持するス
ペーサガラスである。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
蛍光表示管は、支持体3のプレートガラス1への接着部
には表示パターンが配置できないため、ガラス板材を切
断して形成された支持体3ではそのエリアが大きくな
り、表示面積を減縮させるとともにパターンデザイン上
の制約となっていた。
【0005】したがって本考案は、前述した従来の課題
を解決するためになされたものであり、その目的は、プ
レートガラスとフロントガラスとからなる真空容器を外
圧に対して補強できるとともに支持体により表示面積が
制約されない蛍光表示管を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】このような目的を達成す
るために本考案は、支持体を、金属薄板の少なくとも2
面体からなる自立屈曲体で構成したものである。
【0007】
【作用】本考案においては、支持体がプレートガラスと
フロントガラスとの間に倒れることなく、自立した状態
で挟持される。
【0008】
【実施例】以下、図面を用いて本考案の実施例を詳細に
説明する。図1は本考案による蛍光表示管の一実施例に
よる構成を示す要部展開斜視図である。同図において、
表面に図示されない蛍光表示部,グリッド,フィラメン
トなどが形成されたプレートガラス1と透光性のフロン
トガラス2との間には、例えばステンレスなどの金属薄
板がプレス成形によりほぼZ字型に折り曲げて形成され
た支持体3Aが自立して配置され、プレートガラス1と
フロントガラス2とを接着する封止工程において挟持さ
れ固定されている。
【0009】なお、この支持体3Aは、プレートガラス
1上の前述した蛍光表示部,グリッド,フィラメントな
どが形成されない隙間部分に配置される。
【0010】このような構成によれば、プレートガラス
1とフロントガラス2との間に支持体3Aが倒れること
なく、自立して配置され挟持されるので、プレートガラ
ス1あるいはフロントガラス2にフリットガラスにより
固定する必要がなく、いずれか一方あるいは固定なしで
も外圧に対する十分な補強機能が得られる。
【0011】また、この支持体3Aは、金属薄板で形成
されているので、同一形状のガラス板材に比べて重量が
軽く、大型化に伴う全体の重量の増大を軽減することが
できる。
【0012】なお、前述した実施例においては、支持体
3Aを3面体構造からなるほぼZ字型の形状とした場合
について説明したが、本考案はこれに限定されるもので
はなく、図2に示すようにほぼコ字型の形状とする支持
体3Bとしても前述と同様な効果が得られる。さらには
2面体構造からなる「く」の字型に構成しても良い。
【0013】また、前述した実施例においては、プレー
トガラス1とフロントガラス2との間に1個の支持体3
Aを配置した場合について説明したが、蛍光表示管の大
型化に伴い、表示に影響を与えない範囲で複数個配置す
ることができる。
【0014】
【考案の効果】以上、説明したように本考案によれば、
プレートガラスとフロントガラスとの間を外圧に対して
補強する支持体を、金属薄板の少なくとも2面体からな
る自立屈曲体で構成したことにより、プレートガラスと
フロントガラスとの少なくとも一方にフリットガラスな
どにより固定する必要がなくなるので、作業性が大幅に
向上できる。また、フロントガラス面への接触面積が少
ないため、表示面積を拡大できるとともにパターンデザ
イン上の制約が軽減されるなどの極めて優れた効果が得
られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案による蛍光表示管の一実施例による構成
を示す要部展開斜視図である。
【図2】本考案による蛍光表示管の他の実施例による構
成を示す支持体の斜視図である。
【図3】従来の蛍光表示管の構成を示す要部展開斜視図
である。
【符号の説明】
1 プレートガラス 2 フロントガラス 3A 支持体 3B 支持体 4 スペーサガラス

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも表面に蛍光表示部が形成され
    たプレートガラスと、前記プレートガラスの蛍光表示部
    を覆いかつ周辺部を封着して対向配置されたフロントガ
    ラスと、前記プレートガラスと前記フロントガラスとの
    間に介在された支持体とを備え、前記支持体を、金属薄
    板の少なくとも2面体からなる自立屈曲体で構成したこ
    とを特徴とする蛍光表示管。
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