JP2502092B2 - 干渉装置 - Google Patents
干渉装置Info
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Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は光のコヒーレンス度を測定するための干渉装
置に関する。
置に関する。
〔従来の技術〕 従来、光源から出る光のコヒーレンス長は、マイケル
ソン干渉計を用いて次のように定義され、測定される。
第5図において、1は光源、2はコリメーンションレン
ズ、3は半透鏡、4は第1の鏡、5は第2の鏡、6はス
クリーンである。光源1から発光された光はコリメーシ
ョンレンズ2にて平行光束とされ、この平行光束は半透
鏡3で二分され、半透鏡3で反射された光は、固定され
た第1の鏡4によって元の方向へ反射され、半透鏡3を
透過してスクリーン6に達する。一方、二分された光の
うち半透鏡3を透過した光は、光軸方向に移動可能な第
2の鏡5によって元の方向へ反射され、半透鏡3により
反射されてスクリーン6に達し、第1の鏡4によって反
射された光と干渉して干渉縞をスクリーン6上に形成す
る。この干渉縞のスクリーン6上での強度分布Iは、第
6図に示したように最大値Imaxと最小値Iminを一定周期
で交互に繰り返すものとなる。そして、この干渉縞の鮮
明度VがImaxとIminを用いて次のように表される。
ソン干渉計を用いて次のように定義され、測定される。
第5図において、1は光源、2はコリメーンションレン
ズ、3は半透鏡、4は第1の鏡、5は第2の鏡、6はス
クリーンである。光源1から発光された光はコリメーシ
ョンレンズ2にて平行光束とされ、この平行光束は半透
鏡3で二分され、半透鏡3で反射された光は、固定され
た第1の鏡4によって元の方向へ反射され、半透鏡3を
透過してスクリーン6に達する。一方、二分された光の
うち半透鏡3を透過した光は、光軸方向に移動可能な第
2の鏡5によって元の方向へ反射され、半透鏡3により
反射されてスクリーン6に達し、第1の鏡4によって反
射された光と干渉して干渉縞をスクリーン6上に形成す
る。この干渉縞のスクリーン6上での強度分布Iは、第
6図に示したように最大値Imaxと最小値Iminを一定周期
で交互に繰り返すものとなる。そして、この干渉縞の鮮
明度VがImaxとIminを用いて次のように表される。
V=(Imax−Imin)/(Imax+Imin) 第5図において、半透鏡3から第1の鏡4の位置と等
しい距離の位置から、第2の鏡5を光路長Δl/2だけ移
動させた時の干渉縞の鮮明度の変化を測定してグラフに
描くと第7図のようになる。干渉計の両方の光路長が等
しい時鮮明度は1となり、両者の光路長差Δlが大きく
なるに従って鮮明度は低下する。鮮明度が1/eになる距
離lcによって、光源から発光される光のコヒーレンス長
が定義される。
しい距離の位置から、第2の鏡5を光路長Δl/2だけ移
動させた時の干渉縞の鮮明度の変化を測定してグラフに
描くと第7図のようになる。干渉計の両方の光路長が等
しい時鮮明度は1となり、両者の光路長差Δlが大きく
なるに従って鮮明度は低下する。鮮明度が1/eになる距
離lcによって、光源から発光される光のコヒーレンス長
が定義される。
上記のような従来の測定方法を用いてパルス状の光信
号のコヒーレンス長を測定する時、パルスの周期に合わ
せて第2の鏡5を逐一移動しなければならない。このた
め、パルス間隔の広い光や単一現象に関する光の場合に
おいては、連続的数値の必要なコヒーレンス長を単一の
測定で求めることはできない。
号のコヒーレンス長を測定する時、パルスの周期に合わ
せて第2の鏡5を逐一移動しなければならない。このた
め、パルス間隔の広い光や単一現象に関する光の場合に
おいては、連続的数値の必要なコヒーレンス長を単一の
測定で求めることはできない。
本発明の目的は、このような従来の光のコヒーレンス
長測定装置の欠点を除いて、1回の観測で光源または単
一現象により発せられた光のコヒーレンス度の測定を可
能にする干渉装置を提供することである。
長測定装置の欠点を除いて、1回の観測で光源または単
一現象により発せられた光のコヒーレンス度の測定を可
能にする干渉装置を提供することである。
そのために本発明の干渉装置は、マイケルソン干渉計
の分割された2光路の一方の光路中に、光路長が空間的
に分布する光学的遅延系を配置し、該光学的遅延系の各
光学的遅延路に対応する位置の干渉縞の鮮明度を検出す
る検出装置を設けることによってコヒーレンス度を測定
するように構成したことを特徴とする。
の分割された2光路の一方の光路中に、光路長が空間的
に分布する光学的遅延系を配置し、該光学的遅延系の各
光学的遅延路に対応する位置の干渉縞の鮮明度を検出す
る検出装置を設けることによってコヒーレンス度を測定
するように構成したことを特徴とする。
本発明の干渉装置は、光源または単一現象によって生
じた光1は、エシェロン8の別々の光路長を有する階段
を同時に透過して別々の位置の干渉縞を形成するので、
これら干渉縞は異なる光路差を有する光の干渉縞であ
る。従って、各干渉縞の鮮明度を求めることによって、
この光のコヒーレンス度を測定することができる。
じた光1は、エシェロン8の別々の光路長を有する階段
を同時に透過して別々の位置の干渉縞を形成するので、
これら干渉縞は異なる光路差を有する光の干渉縞であ
る。従って、各干渉縞の鮮明度を求めることによって、
この光のコヒーレンス度を測定することができる。
以下、実施例を図面を参照して説明する。
第1図は本発明の干渉装置の一実施例の光路図、第2
図(イ)は第1図に用いるエシェロンの断面図、同図
(ロ)は波面の説明図、同図(ハ)は形成される干渉縞
の平面図で、7は1次元または2次元検出器、8はエシ
ェロンで9は第1の鏡からの波面、10は第2の鏡からの
波面である マイケルソン干渉計の分割された2光路の一方の光路
の平行光束中に、第2図(イ)に示したような断面形状
の光路長が階段状に変化する光学的遅延路(エシェロ
ン)8を挿入し、エシェロン8の各階段を透過した光の
干渉縞の鮮明度を同時に測定できるようにし、従来技術
におけるような第2の鏡5を移動させる必要をなくした
ものである。すなわち、第1図において、光源または単
一現象によって生じた光1はコリメーションレンズ2に
て所定の幅(径)を持つ平行光束に変換され、この平行
光束は半透鏡3で二分され、半透鏡3で反射された光は
第1の鏡4によって元の方向へ反射され、半透鏡3を透
過して1次元または2次元検出器7に達する。その時の
波面9は、第2図(ロ)に示したように、平面状となっ
ている。一方、二分された光のうち半透鏡3を透過した
光はエシェロン8を透過し、第2の鏡5によって元の方
向へ反射され、再びエシェロン8を通って半透鏡3へ達
し、ここで反射されて1次元または2次元検出器7に達
する。この光路を通った波面10は、第2図(ロ)に示し
たように、エシェロン8の階段に対応して階段状になっ
ている。すなわち、同じ光源または単一現象によって生
じた光1が、光の進行方向と直交する方向に分布して平
行に進み、エシェロン8によって直交方向に別々に異な
った光路差が導入されることになる。この2つの波面9
と10が1次元または2次元検出器7上で干渉して、第2
図(ハ)に示したような光源または単一現象によって生
じた光1のコヒーレンス度に対応して鮮明度が変化する
干渉縞を形成する。エシェロン8の各階段の光路長は既
知であるので、各階段に対応する干渉縞の鮮明度を求め
ることによってコヒーレンス度が検出できる。なお、第
2図(ハ)においてエシェロン8の1つの階段に1つの
干渉縞が位置するようになっているが、1つの階段に複
数の干渉縞がある方が縞のコントラスト(鮮明度)を求
めるには都合がよい。そのためには、波面9と10との間
の相対的傾きを変えるように干渉計を構成する光学要素
を調整すればよい。また、コヒーレンス長がエシェロン
8ではカバーできないような場合は、従来技術と同様に
第2の鏡5を移動させればよい。そして、この移動はエ
シェロン8の階段に対応したステップで送ればよいの
で、測定は従来のものに比してより迅速となる。
図(イ)は第1図に用いるエシェロンの断面図、同図
(ロ)は波面の説明図、同図(ハ)は形成される干渉縞
の平面図で、7は1次元または2次元検出器、8はエシ
ェロンで9は第1の鏡からの波面、10は第2の鏡からの
波面である マイケルソン干渉計の分割された2光路の一方の光路
の平行光束中に、第2図(イ)に示したような断面形状
の光路長が階段状に変化する光学的遅延路(エシェロ
ン)8を挿入し、エシェロン8の各階段を透過した光の
干渉縞の鮮明度を同時に測定できるようにし、従来技術
におけるような第2の鏡5を移動させる必要をなくした
ものである。すなわち、第1図において、光源または単
一現象によって生じた光1はコリメーションレンズ2に
て所定の幅(径)を持つ平行光束に変換され、この平行
光束は半透鏡3で二分され、半透鏡3で反射された光は
第1の鏡4によって元の方向へ反射され、半透鏡3を透
過して1次元または2次元検出器7に達する。その時の
波面9は、第2図(ロ)に示したように、平面状となっ
ている。一方、二分された光のうち半透鏡3を透過した
光はエシェロン8を透過し、第2の鏡5によって元の方
向へ反射され、再びエシェロン8を通って半透鏡3へ達
し、ここで反射されて1次元または2次元検出器7に達
する。この光路を通った波面10は、第2図(ロ)に示し
たように、エシェロン8の階段に対応して階段状になっ
ている。すなわち、同じ光源または単一現象によって生
じた光1が、光の進行方向と直交する方向に分布して平
行に進み、エシェロン8によって直交方向に別々に異な
った光路差が導入されることになる。この2つの波面9
と10が1次元または2次元検出器7上で干渉して、第2
図(ハ)に示したような光源または単一現象によって生
じた光1のコヒーレンス度に対応して鮮明度が変化する
干渉縞を形成する。エシェロン8の各階段の光路長は既
知であるので、各階段に対応する干渉縞の鮮明度を求め
ることによってコヒーレンス度が検出できる。なお、第
2図(ハ)においてエシェロン8の1つの階段に1つの
干渉縞が位置するようになっているが、1つの階段に複
数の干渉縞がある方が縞のコントラスト(鮮明度)を求
めるには都合がよい。そのためには、波面9と10との間
の相対的傾きを変えるように干渉計を構成する光学要素
を調整すればよい。また、コヒーレンス長がエシェロン
8ではカバーできないような場合は、従来技術と同様に
第2の鏡5を移動させればよい。そして、この移動はエ
シェロン8の階段に対応したステップで送ればよいの
で、測定は従来のものに比してより迅速となる。
第3図(イ)はストリークカメラを用いる場合のエシ
ェロンの配置、(ロ)はエシェロンの配置に対応するス
トリーク像、(ハ)はその時の干渉縞の強度分布を示し
ている。
ェロンの配置、(ロ)はエシェロンの配置に対応するス
トリーク像、(ハ)はその時の干渉縞の強度分布を示し
ている。
第1図の検出器7としてストーリクカメラを用いて高
速現象の過渡的測定を行うと、第3図(イ)に示したよ
うなエシェロン8の配置に対して(ロ)に示したような
時間軸を伴ったストリーク像(干渉パターン)が得られ
る(ストリークカメラについては、例えば特公昭60−17
049号公報参照)。第3図(ロ)のX−X′における干
渉縞強度分布は第3図(ハ)のように、またこの時の縞
の濃淡は第3図(ニ)のようになり、これからこの現象
によって生じた光のコヒーレンス度を求めることができ
る。従って、パルス光のコヒーレンス長を簡単に求める
ことができる。
速現象の過渡的測定を行うと、第3図(イ)に示したよ
うなエシェロン8の配置に対して(ロ)に示したような
時間軸を伴ったストリーク像(干渉パターン)が得られ
る(ストリークカメラについては、例えば特公昭60−17
049号公報参照)。第3図(ロ)のX−X′における干
渉縞強度分布は第3図(ハ)のように、またこの時の縞
の濃淡は第3図(ニ)のようになり、これからこの現象
によって生じた光のコヒーレンス度を求めることができ
る。従って、パルス光のコヒーレンス長を簡単に求める
ことができる。
第4図は本発明の第2の実施例を示し、11は波長λ1
の光源、12は波長λ2の光源、13,14はコリメーション
レンズ、15は第1の偏光ビームスプリッタ、16は第2の
偏光ビームスプリッタ、17は4分の1波長板、18は検光
子である。
の光源、12は波長λ2の光源、13,14はコリメーション
レンズ、15は第1の偏光ビームスプリッタ、16は第2の
偏光ビームスプリッタ、17は4分の1波長板、18は検光
子である。
また、二波長間の過渡的コヒーレンスも、第4図のよ
うに干渉計を偏光干渉計とすることによって測定するこ
とができる。波長λ1の光源11及び波長λ2の光源12か
らの光はそれぞれコリメーションレンズ13及び14によっ
て平行光束とされ、第1の偏光ビームスプリッタ15によ
って合成され、第2の偏光ビームスプリッタ16によって
分割され、一方の光源からの光はここで反射されて4分
の1波長板17を通って偏光方向が元の偏光方向に対して
90゜回転した直線偏光となって第2の偏光ビームスプリ
ッタ16を透過し、検光子18に達する。他方の光源からの
光は第2の偏光ビームスプリッタ16を透過し、4分の1
波長板17を通って円偏光となり、エシェロン8を透過
し、第2の鏡5によって元の方向へ反射され、再びエシ
ェロン8、4分の1波長板17を通って偏光方向が元の偏
光方向に対して90゜回転した直線偏光となって第2の偏
光ビームスプリッタ16によって反射され、検光子18に達
する。検光子18を透過した両方の光は1次元または2次
元検出器7上で干渉して干渉縞を形成する。このように
して、例えば異なる2つの光のパルスの過渡的コヒーレ
ンス度を求めることができる。
うに干渉計を偏光干渉計とすることによって測定するこ
とができる。波長λ1の光源11及び波長λ2の光源12か
らの光はそれぞれコリメーションレンズ13及び14によっ
て平行光束とされ、第1の偏光ビームスプリッタ15によ
って合成され、第2の偏光ビームスプリッタ16によって
分割され、一方の光源からの光はここで反射されて4分
の1波長板17を通って偏光方向が元の偏光方向に対して
90゜回転した直線偏光となって第2の偏光ビームスプリ
ッタ16を透過し、検光子18に達する。他方の光源からの
光は第2の偏光ビームスプリッタ16を透過し、4分の1
波長板17を通って円偏光となり、エシェロン8を透過
し、第2の鏡5によって元の方向へ反射され、再びエシ
ェロン8、4分の1波長板17を通って偏光方向が元の偏
光方向に対して90゜回転した直線偏光となって第2の偏
光ビームスプリッタ16によって反射され、検光子18に達
する。検光子18を透過した両方の光は1次元または2次
元検出器7上で干渉して干渉縞を形成する。このように
して、例えば異なる2つの光のパルスの過渡的コヒーレ
ンス度を求めることができる。
なお、第1図、第4図に関する場合、1次元または2
次元検出器7とその信号処理系に画像蓄積機能を有する
ものを用いれば、単一現象のコヒーレンス度の測定も可
能となる。また、いずれの実施例においても、エシェロ
ン8の裏面を鏡面にし、第2の鏡5を省くことも可能で
ある。さらに、エシェロン8を用いる代わりに、第2の
鏡5として表面が階段状のものを用いることも可能であ
る。
次元検出器7とその信号処理系に画像蓄積機能を有する
ものを用いれば、単一現象のコヒーレンス度の測定も可
能となる。また、いずれの実施例においても、エシェロ
ン8の裏面を鏡面にし、第2の鏡5を省くことも可能で
ある。さらに、エシェロン8を用いる代わりに、第2の
鏡5として表面が階段状のものを用いることも可能であ
る。
以上のように本発明によれば、従来のもののように逐
次的に測定をする必要がなく、1回の測定でコヒーレン
ス度を測定することができるので、単一現象によって生
じる光のコヒーレンス度を測定することが可能である。
そして、1つの光パルスだけでなく、二波長間の過度的
コヒーレンス度測定も可能である。
次的に測定をする必要がなく、1回の測定でコヒーレン
ス度を測定することができるので、単一現象によって生
じる光のコヒーレンス度を測定することが可能である。
そして、1つの光パルスだけでなく、二波長間の過度的
コヒーレンス度測定も可能である。
第1図は本発明の干渉装置の1実施例の光路図、第2図
(イ)は第1図に用いるエシェロンの断面図、同図
(ロ)は波面の説明図、同図(ハ)は形成される干渉縞
の平面図、第3図(イ)はストリークカメラを用いる場
合のエシェロンの配置を示す図、同図(ロ)はエシェロ
ンの配置に対応するストリーク像を示す図、同図(ハ)
はその時の干渉縞の強度分布図、同図(ニ)は縞の濃淡
を示す図、第4図は本発明の第2の実施例の光路図、第
5図は従来の干渉装置の光路図、第6図は干渉縞の強度
分布図、第7図は鮮明度とコヒーレンス長を説明するた
めの図である。 1……光源、2……コリメーションレンズ、3……半透
鏡、4……第1の鏡、5……第2の鏡、6……スクリー
ン、7……1次元または2次元検出器、8……エシェロ
ン、9……第1の鏡からの波面、10……第2の鏡からの
波面、11……波長λ1の光源、12……波長λ2の光源、
13,14はコリメーションレンズ、15……第1の偏光ビー
ムスプリッタ、16……第2の偏光ビームスプリッタ、17
……4分の1波長板、18……検光子。
(イ)は第1図に用いるエシェロンの断面図、同図
(ロ)は波面の説明図、同図(ハ)は形成される干渉縞
の平面図、第3図(イ)はストリークカメラを用いる場
合のエシェロンの配置を示す図、同図(ロ)はエシェロ
ンの配置に対応するストリーク像を示す図、同図(ハ)
はその時の干渉縞の強度分布図、同図(ニ)は縞の濃淡
を示す図、第4図は本発明の第2の実施例の光路図、第
5図は従来の干渉装置の光路図、第6図は干渉縞の強度
分布図、第7図は鮮明度とコヒーレンス長を説明するた
めの図である。 1……光源、2……コリメーションレンズ、3……半透
鏡、4……第1の鏡、5……第2の鏡、6……スクリー
ン、7……1次元または2次元検出器、8……エシェロ
ン、9……第1の鏡からの波面、10……第2の鏡からの
波面、11……波長λ1の光源、12……波長λ2の光源、
13,14はコリメーションレンズ、15……第1の偏光ビー
ムスプリッタ、16……第2の偏光ビームスプリッタ、17
……4分の1波長板、18……検光子。
Claims (7)
- 【請求項1】マイケルソン干渉計の分割された2光路の
一方の光路中に、光路長が空間的に分布する光学的遅延
系を配置し、該光学的遅延系の各光学的遅延路に対応す
る位置の干渉縞の鮮明度を検出する検出装置を設けるこ
とによってコヒーレンス度を測定するように構成したこ
とを特徴とする干渉装置。 - 【請求項2】光路長が異なる複数の光学的遅延路を構成
したことを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の干渉
装置。 - 【請求項3】分割された2光路の一方の反射鏡と透明体
を一体にしたことを特徴とする特許請求の範囲第2項記
載の干渉装置。 - 【請求項4】分割された2光路の一方の反射鏡を光軸方
向へ移動可能にしたことを特徴とする特許請求の範囲第
1項記載の干渉装置。 - 【請求項5】マイケルソン干渉計を偏光干渉計として構
成したことを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の干
渉装置。 - 【請求項6】鮮明度を検出する検出装置としてストリー
クカメラを用いたことを特徴とする特許請求の範囲第1
項記載の干渉装置。 - 【請求項7】鮮明度を検出する検出装置として画像蓄積
機能を有するものを用いたことを特徴とする特許請求の
範囲第1項記載の干渉装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP62144349A JP2502092B2 (ja) | 1987-06-10 | 1987-06-10 | 干渉装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP62144349A JP2502092B2 (ja) | 1987-06-10 | 1987-06-10 | 干渉装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS63308524A JPS63308524A (ja) | 1988-12-15 |
JP2502092B2 true JP2502092B2 (ja) | 1996-05-29 |
Family
ID=15360036
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP62144349A Expired - Fee Related JP2502092B2 (ja) | 1987-06-10 | 1987-06-10 | 干渉装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2502092B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6819435B2 (en) * | 2000-04-12 | 2004-11-16 | Nano Or Technologies Inc. | Spatial and spectral wavefront analysis and measurement |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS62103531A (ja) * | 1985-10-30 | 1987-05-14 | Jeol Ltd | マイケルソン干渉計における移動鏡移動方向判定方法 |
-
1987
- 1987-06-10 JP JP62144349A patent/JP2502092B2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS62103531A (ja) * | 1985-10-30 | 1987-05-14 | Jeol Ltd | マイケルソン干渉計における移動鏡移動方向判定方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS63308524A (ja) | 1988-12-15 |
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