JP2501942Y2 - 缶本体の表面処理用スプレ―ノズル - Google Patents

缶本体の表面処理用スプレ―ノズル

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JP2501942Y2
JP2501942Y2 JP1991111560U JP11156091U JP2501942Y2 JP 2501942 Y2 JP2501942 Y2 JP 2501942Y2 JP 1991111560 U JP1991111560 U JP 1991111560U JP 11156091 U JP11156091 U JP 11156091U JP 2501942 Y2 JP2501942 Y2 JP 2501942Y2
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、絞りしごき加工により
成形されたDI缶のような2ピース缶本体の表面に処理
液を噴霧するためのスプレーノズルの構造に関する。
【0002】
【従来の技術】絞りしごき加工により成形されたDI缶
のような2ピース缶本体の表面には、成形工程での潤滑
油や切粉が付着しているため、そのような缶本体は、ま
ず脱脂液や水で洗浄され、その後塗料やインキとの密着
性を向上させるために化成液で処理され、最後に水で洗
浄された後乾燥処理されるが、そのような脱脂処理,化
成処理,水洗処理については、従来から、ネットコンベ
ア上に開口部を下にして倒置した状態で多数のDI缶を
搬送している間に、DI缶の上方および下方に配置され
たスプレーノズルから脱脂液,水,化成液,水,脱イオ
ン水を噴霧するということによって行なわれている。
【0003】その際、表面処理を完全に行うためには、
各DI缶の表面の各部分に略均一な量の処理液を噴霧す
る必要があり、そのために、従来、図2に示すような、
噴出孔15の手前に処理液の流れを螺旋状の旋回流に変
えるための障害物12を設けて、旋回流となった処理液
を噴出孔15から噴霧することにより、完全円錐状(フ
ルコーン状)のスプレーパターンに処理液を噴霧するこ
とができるスプレーノズル10を使用して、缶本体の各
部分に対して均一な噴霧を行っている。
【0004】なお、缶本体の表面処理以外の分野におい
て、ノズルに送給されてきた液体をノズル内で旋回流と
してから噴出孔より噴霧するような構造のスプレーノズ
ルとしては、上流側が閉塞され側壁に液導入孔が開口さ
れた渦流室をノズル本体の液通路の途中に形成したよう
なものが従来公知となっている。(特公昭47−493
28号公報,実開昭49−146512号公報など参
照)
【0005】
【考案が解決しようとする課題】ところで、上記のよう
な従来の缶本体の表面処理用スプレーノズルでは、図2
に示すように、加圧送給されてきた処理液を、障害物1
2の邪魔板13、13により進路を遮断してその圧力を
高めると共に、邪魔板13、13に開口されたそれぞれ
の狭い通路14、14から送給方向に対して角度を有す
るいくつかの交差した流れとして勢いよく流出させるこ
とにより、流れに大きな回転力を付加して螺旋状に流れ
る旋回流としてから、噴出孔15より噴霧している。
【0006】ところが、そのようなスプレーノズル10
では、その内部に設けられている障害物12の存在によ
り液通路11内に処理液が滞流しやすくなっているの
で、処理液中のゴミやスケール(水中のカルシウムやマ
グネシウムが凝固して固化したもの)が詰まりやすく、
更に、障害物12の形状が複雑であり、しかも処理液の
通路14、14が狭く細長いものとなっているので、装
置内から発生する細長いゴミ(例えば、金属細片、パッ
キン等)が絡みついて詰まり、長時間使用していると目
詰りを起こしやすいという問題点がある。
【0007】さらに、上記のようなスプレーノズル10
では、上方からの噴霧液の圧力が缶本体をネットコンベ
ア上へ押さえ付ける力として充分でなく、倒置された状
態で搬送中の缶本体が下方からの噴霧液の影響により転
倒したりふらついたりすることがあるため、缶本体を載
置するネットコンベアと平行して、缶本体を上方から押
さえ付けるためのネットコンベアを更に設置したりする
ことが必要とされている。(特開昭50−143349
号公報など参照)
【0008】これに対して、ノズル内の目詰まりの原因
となるような障害物を設けずに処理液の流れを旋回流と
するためには、上記のような上流側が閉塞され側壁に液
導入孔が開口された渦流室をノズル本体の液通路の途中
に形成したような従来公知の構造を採用することが考え
られるが、それだけでは、スプレーパターンの中心部の
スプレーインパクト力が周辺部のそれよりも弱く、やは
り上方からの噴霧液の圧力が缶本体をネットコンベア上
へ押さえ付ける力としては充分でないため、搬送中の缶
本体が下方からの噴霧液の影響により転倒したりふらつ
いたりするという問題を解決することはできない。
【0009】なお、上方からの噴霧液の圧力を高めるた
めに、上方に配置されたスプレーノズルに送り込む処理
液の送給圧力を高めて噴霧液全体の圧力を高めるという
ことも考えられるが、そうすると、スプレーノズルに処
理液を送り込むためのエネルギーロスや処理液の消費量
が増大することとなってコストアップを招くという問題
が生じる。
【0010】しかも、処理液の送給圧力を高めて噴霧液
全体の圧力を高めても、単に渦流室で処理液を旋回流と
して、小径の円形噴出孔から噴出させるだけでは、スプ
レーパターンの中心部が周辺部のよりも噴霧量が少ない
という不完全な円錐状パターンの噴霧しか得られないと
いう点で何ら変わりはない。
【0011】本考案は、上記のような従来の缶本体の表
面処理用スプレーノズルの持つ不都合を解消することを
目的としており、より具体的には、長時間使用しても目
詰りを起さず、完全円錐状(フルコーン状)のスプレー
パターンに処理液を噴霧して缶本体の各部分に対して均
一な噴霧を行うことができ、しかも、噴霧液の圧力によ
って缶本体をネットコンベア上に安定的に押さえ付ける
ことができる缶本体の表面処理用スプレーノズルを提供
することを目的としている。
【0012】
【課題を解決するための手段】本考案は、上記の課題を
解決しかつ目的を達成するために、ネットコンベア上に
倒置された状態で連続的に搬送されてくる缶本体に対し
て、その上方から処理液を噴霧するためのスプレーノズ
ルにおいて、液通路を有するノズル本体が、液通路の上
流側に位置する上方部材と、液通路の下流側に位置する
下方部材と、その中間に位置する中間部材とに分割さ
れ、且つ、それらが着脱可能にネジ結合されているもの
であって、上方部材には、その上流側部分の外面に液管
路接続用のネジ部が形成され、その内部に下流側が大径
部分となる液通路が貫通して形成され、該液通路の大径
部分の下流端部の内面に中間部材と結合するためのネジ
部が形成されており、中間部材には、その内部に上流側
の端部が閉鎖された液通路が形成され、該液通路の閉鎖
端部より下流の側壁に、液通路の軸心方向に対して略直
交し且つ該軸心に対して偏心するように、対向する液導
入孔が形成され、該液導入孔より下流の側壁外面に上方
部材と結合するためのネジ部が形成され、該液通路の下
流端部の内面に下方部材と結合するためのネジ部が形成
されており、下方部材には、その上流側部分の外面に中
間部材と結合するためのネジ部が形成され、その内部に
液通路が貫通して形成され、該液通路の下流端部が小径
の噴出孔に形成されていて、上方部材の液通路の大径部
分内に、閉鎖端部および液導入孔を備えた中間部材の上
流側部分が、該中間部材の側壁外面と前記上方部材の液
通路内面とに間隙を有する状態で挿入されることによ
り、ノズル本体の液通路の途中に渦流室が形成されてい
ると共に、該渦流室と前記噴出孔との間に、該噴出孔と
略等しい内径を有するリング状コアを組付けて形成した
縮径部が少なくとも一箇所以上設けられていることを特
徴とするものである。
【0013】
【作 用】上記のような構成により、加圧送給されてき
た処理液は、液導入孔を通って渦流室に流入することに
よって、渦流室内で流れに大きな回転力が付加されて強
く螺旋状に旋回する流れとなり、渦流室と噴出孔の間に
は噴出孔と略等しい大きさの縮径部が少なくとも一箇所
以上形成されているため、渦流室を出て液通路を旋回し
ながら流れる処理液は、絞られた縮径部で適度に旋回力
が減衰され、その分だけ中心部の流速が速くなって噴出
孔に送られる。
【0014】そのようにして狭い円形の噴出孔から噴出
された噴霧液は、中心部と周辺部の噴霧量が略等しい完
全円錐状のスプレーパターンに噴霧される。すなわち、
縮径部を欠くスプレーノズルから噴霧される場合と比べ
て、噴霧液の中心部でのスプレーインパクト力が強まる
こととなって、全体としては均一なスプレーインパクト
力をもつスプレーパターンが得られるものである。
【0015】そのため、倒置されたコップ状の缶本体へ
上方から処理液を噴霧する上方のスプレーノズルとして
用いた場合には、缶本体の外面に略均一に処理液が噴霧
されると共に、噴出される噴霧液のスプレーインパクト
力が全体として略均一となるため、缶本体底部の全体が
均一に押圧されることになる結果、缶本体をネットコン
ベア上に安定的に押さえ付ける力として作用することと
なる。
【0016】その上、スプレーノズルが、上方部材と中
間部材と下方部材に分解可能にネジ結合されており、し
かも、液通路に設けられる縮径部がリング状コアを組付
けることにより形成されているため、各部分の分解およ
び取り替えを容易に行うことができる。
【0017】
【実施例】以下、本考案の実施例について図面を参照し
ながら説明する。なお、以下の説明においては、液通路
の上流側(図1において左側)を上とし、液通路の下流
側(図1において右側)を下として説明する。
【0018】図1は、本考案の一実施例に係るスプレー
ノズルの全体の縦断面を示すもので、スプレーノズル1
は、本体が上方部材2,中間部材3,下方部材4の3部
材に分割されていて、それらが互いにネジ部分で連結さ
れていることによって全体で一つの分解可能なスプレー
ノズルとして形成されている。
【0019】上方部材2は、図3に示すように、処理液
が流れる液通路21が軸心方向に貫通して形成され、液
通路21の下部が拡大された大径部21aとして形成さ
れているもので、上方部材2の上部外周面には、図示し
ていない管路にスプレーノズルを接続するための雄ネジ
部22が形成され、上方部材2の下端部の内周面には、
中間部材3と連結するための雌ネジ部23が形成されて
いる。
【0020】中間部材3は、図4に示すように、その上
部に、上端31が閉鎖され側壁32に液導入孔33が開
口された液通路34が渦流室として形成され、その下部
に、渦流室34の下方に続いて拡大された大径の液通路
35が形成されているもので、液導入孔33の下方で渦
流室34の側壁32の外周面には、上方部材2の下端部
内周面に形成された雌ネジ部23と螺合する雄ネジ部3
6が形成され、液通路35の下端部の内周面には、下方
部材4と連結するための雌ネジ部37が形成されてい
る。
【0021】なお、中間部材3の渦流室31の側壁32
に形成される液導入孔33については、渦流室34の上
端31下方において、それぞれが渦流室34の軸心方向
に対してほぼ直交するように側壁32を2箇所貫通して
形成されており、図5に示すように、2個の液導入孔3
3,33は、渦流室34の軸心に対して偏心するように
対向して配置されているものである。
【0022】下方部材4は、図6に示すように、その軸
心方向に貫通された液通路41の下端開口部が縮径され
た円形の噴出孔42として形成されており、下方部材4
の上端部外周面には、中間部材3の下端部内周面に形成
された雌ネジ部37と螺合する雄ネジ部43が形成され
ていて、この下方部材4に対して、その液通路41の上
端開口部および上端開口部と噴出孔42の間の2箇所
に、液通路41の径を絞って狭くするために、その軸心
に孔51a,52aを有するリング状のコア51,52
がそれぞれ組付けられている。
【0023】上記のような各部材2,3,4からなる本
実施例のスプレーノズル1は、上方部材2の雌ネジ部2
3と中間部材3の雄ネジ部36が螺合され、中間部材3
の雌ネジ部37と下方部材40の雄ネジ部43が螺合さ
れることによって、図1に示すように、上方部材2の液
通路21の大径部21a内に中間部材3の上部が挿入さ
れ、中間部材3の大径液通路35の下端部に下方部材4
の上端開口部が接続された状態で、一つのノズル本体と
して一体的に組付けられているものである。
【0024】上記のように構成された本実施例のスプレ
ーノズル1は、図7に示すように、ネットコンベア6上
に倒置された状態で載置されて搬送されてくる2ピース
缶本体7の列に対して、図8に示すように、その略中心
線Xの上方にそれぞれのスプレーノズル1の噴出孔42
が位置するように、適宜必要な個数で配列されるもので
ある。
【0025】そして、図示していない管路から各スプレ
ーノズル1に加圧送給されてきた処理液は、図1に示す
ように、液通路21から大径部21aを通って、2個の
液導入孔33から渦流室34に流れ込むが、その際、各
液導入孔33、33は、それぞれが渦流室34の軸心に
対して偏心するように、互いがオフセットされた状態で
対向して設けられているため、渦流室34に流れ込んだ
処理液は、渦流室34内で大きな回転力を付加され、螺
旋状に流れる旋回流となって液通路35から液通路41
を通って噴出孔42に向かって流れる。
【0026】螺旋状に流れる旋回流となって噴出孔42
に向かって流れる処理液は、下方部材4に組付けられた
コア51、52の抵抗を受け、その縮径した孔51a、
52aを通ることによって、その圧力が調整されると共
に適当に旋回力が減衰され、その分だけ中心部の流速が
速くなった後、噴出孔42から完全円錐状のスプレーパ
ターンで噴霧される。
【0027】なお、本実施例においては、液導入孔33
の径および各リング状コア51,52の軸心に設けられ
た孔51a,52aの径は、何れも、噴出孔42の径と
同じ大きさで、2.5mmに設定されている。
【0028】以上に説明したような本実施例のスプレー
ノズル1によれば、渦流室34内で大きな回転力を付加
され、螺旋状に流れる旋回流となって噴出孔42に向か
って流れる処理液に対して、噴出孔42に至るまでの液
通路41中に、コア51,52が液通路41の径を狭く
する縮径部として設けられているため、その抵抗を受け
ることによって噴霧圧力が調整されると共に、処理液が
狭い孔51a,52aを通る際に、少し旋回力が減少す
る一方、その分だけ中心部の流速が増すことになる結
果、縮径部を通過しない場合に比べて、噴出孔42から
噴出された完全円錐状スプレーパターンの噴霧液の2ピ
ース缶本体7に当たる中心部のスプレーインパクト力が
強いものとなる。すなわち、中心部から周辺部にわたっ
てスプレーインパクト力が略均一となるのである。
【0029】したがって、本実施例のスプレーノズル1
を2ピース缶本体7の上方から処理液を噴霧するスプレ
ーノズルとして使用すると、図8に示すように、均一な
スプレーインパクト力をもつスプレーが缶本体7の底部
全体に当たるので、2ピース缶本体7をネットコンベア
6上に安定的に押さえ付けることができる。
【0030】さらに、スプレーノズル1が、上方部材2
と中間部材3と下方部材4が分割可能にネジ結合で一体
化されており、しかも、ノズル本体の液通路に設けられ
る縮径部がリング状のコア51,52を組付けることに
より形成されているため、各部分を分解して点検するこ
とが容易にでき、また、同じ処理ラインで処理の対象と
なる缶本体の大きさや形状が変わった場合でも、それに
合わせてコアを内径の異なるものに取り替え、下方部材
を噴出孔の大きさの異なるものに取り替えることによ
り、スプレーノズルの噴霧圧力を缶本体に適合したもの
に簡単に調整することができる。
【0031】以上、本考案の缶本体の表面処理用スプレ
ーノズルの一実施例について説明したが、本考案は、そ
のような具体的な構造にのみ限定されるものではなく、
例えば、液導入孔33の数は2個に限られるものではな
く、また、縮径部としてのコア51,52の数について
も2個に限られるものではない等、必要に応じて適宜設
計変更が可能なものであることはいうまでもない。
【0032】
【考案の効果】以上説明したような本考案の缶本体の表
面処理用スプレーノズルによれば、長時間使用しても目
詰りを起さず、完全円錐状のスプレーパターンに処理液
を噴霧して缶本体の各部分に対して均一な噴霧を行うこ
とができ、缶本体の底部全体に対して均一なスプレーイ
ンパクト力をもつ噴霧ができて、噴霧液により缶本体を
ネットコンベア上に安定的に押さえ付けることができる
ため、補助的なネットコンベア等を使用することなく転
倒缶の発生を防止することができると共に、処理の対象
となる缶本体の大きさや形状が変わった場合でも、それ
に合わせてコアを内径の異なるものに取り替え、下方部
材を噴出孔の大きさの異なるものに取り替えることによ
り、スプレーノズルの噴霧圧力を缶本体に適合したもの
に簡単に調整することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の缶本体の表面処理用スプレーノズルの
一実施例を示す縦断面図。
【図2】従来の缶本体の表面処理用スプレーノズルを示
す縦断面図。
【図3】図1に示したスプレーノズルの上方部材を示す
縦断面図。
【図4】図1に示したスプレーノズルの中間部材を示す
縦断面図。
【図5】図4のA−A線に沿った渦流室部分の横断面
図。
【図6】図1に示したスプレーノズルの下方部材を示す
縦断面図。
【図7】本考案の缶本体の表面処理用スプレーノズルの
使用状態を示す側面説明図。
【図8】本考案の缶本体の表面処理用スプレーノズルの
使用状態を示す正面説明図。
【符号の説明】
1 スプレーノズル 7 缶本体 21 液通路 33 液導入孔 34 渦流室(液通路) 35 液通路 41 液通路 42 噴出孔 51 コア(縮径部) 51a 孔(縮径部) 52 コア(縮径部) 52a 孔(縮径部)

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ネットコンベア上に倒置された状態で連
    続的に搬送されてくる缶本体に対して、その上方から処
    理液を噴霧するためのスプレーノズルにおいて、 液通路を有するノズル本体が、液通路の上流側に位置す
    る上方部材と、液通路の下流側に位置する下方部材と、
    その中間に位置する中間部材とに分割され、且つ、それ
    らが着脱可能にネジ結合されているものであって、 上方部材には、その上流側部分の外面に液管路接続用の
    ネジ部が形成され、その内部に下流側が大径部分となる
    液通路が貫通して形成され、該液通路の大径部分の下流
    端部の内面に中間部材と結合するためのネジ部が形成さ
    れており、 中間部材には、その内部に上流側の端部が閉鎖された液
    通路が形成され、該液通路の閉鎖端部より下流の側壁
    に、液通路の軸心方向に対して略直交し且つ該軸心に対
    して偏心するように、対向する液導入孔が形成され、該
    液導入孔より下流の側壁外面に上方部材と結合するため
    のネジ部が形成され、該液通路の下流端部の内面に下方
    部材と結合するためのネジ部が形成されており、 下方部材には、その上流側部分の外面に中間部材と結合
    するためのネジ部が形成され、その内部に液通路が貫通
    して形成され、該液通路の下流端部が小径の噴出孔に形
    成されていて、 上方部材の液通路の大径部分内に、閉鎖端部および液導
    入孔を備えた中間部材の上流側部分が、該中間部材の側
    壁外面と前記上方部材の液通路内面とに間隙を有する状
    態で挿入されることにより、ノズル本体の液通路の途中
    に渦流室が形成されていると共に、該渦流室と前記噴出
    孔との間に、該噴出孔と略等しい内径を有するリング状
    コアを組付けて形成した縮径部が少なくとも一箇所以上
    設けられていることを特徴とする缶本体の表面処理用ス
    プレーノズル。
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