JP2500835Y2 - 浮 子 - Google Patents

浮 子

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JP2500835Y2
JP2500835Y2 JP2253790U JP2253790U JP2500835Y2 JP 2500835 Y2 JP2500835 Y2 JP 2500835Y2 JP 2253790 U JP2253790 U JP 2253790U JP 2253790 U JP2253790 U JP 2253790U JP 2500835 Y2 JP2500835 Y2 JP 2500835Y2
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Ryobi Ltd
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【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は釣具の浮子に係り、特にシャクリを自動で行
なうことができる自動シャクリ浮子に関する。
〔従来の技術〕 一般に、胴付き釣りにおいては、釣人が仕掛けを上下
動させることによって、コマセを針の周囲に供給し魚の
食いを促がせるといった、いわゆるシャクリ動作を人為
的に行なっている。
〔考案が解決しようとする課題〕
ところが、人為的にシャクリをするために、沖合に仕
掛けを投入した場合、次第に仕掛けが岸に近付いてしま
い、いわゆるポイントがずれてしまうといった問題点が
ある。
本考案は上述のような問題点に鑑みてなされたもので
あって、ポイントに投入した浮子が任意のストロークで
上下動することにより、人為的にシャクリを行なわずと
も、魚の食いを促すことのできる浮子を提供することを
目的とする。
〔課題を解決するための手段〕 本考案は、上部に浮力体と、下部に錘とを有する浮子
において、上下方向の回転軸を有するとともに浮子を水
中で上下動させる推進部材と、この推進部材を駆動させ
る駆動装置と、この駆動装置の駆動状態を制御する制御
装置とを備えていることを特徴とする。
〔作用〕
駆動装置によって予め設定された時間、駆動装置を駆
動させる。これによって、浮子に設けられた推進部材を
回転させることができる。すると、浮子は上部に設けら
れた浮力体による浮力に抗して水中下方に移動する。そ
して、所定時間経過後、駆動装置が停止あるいは逆転す
ることによって、浮子は上方に浮上する。さらに、所定
時間経過後、駆動装置が駆動あるいは逆転することによ
って、浮子は下方に移動する。これによって、浮子は上
下動することができる。
〔実施例〕
以下、添附図面を参照して本考案の一実施例について
説明する。
第1図は本考案における浮子の断面図を示したもので
ある。この浮子1は上部ケーシング2と下部ケーシング
3とが螺合されることにより、浮子1の外形を形成して
いる。上記上部ケーシング2には結合突起2aが一体に形
成されており、この結合突起2aが下部ケーシング3に形
成された凹部3a内に螺着されている。この上部ケーシン
グ2の内部には木材である浮力体4が充填されている。
また、上記上部ケーシング2と下部ケーシング3との結
合部にはOリング5が介在せしめられている。さらに、
上部ケーシング2の結合突起2a内と下部ケーシング3と
によって形成される収納部6内の上部ケーシング2の結
合突起2a内には、リチウム電池7が収納されている。こ
のリチウム電池7の下方にはタイマ8が設けられ、さら
にこの下方には直流モータ9が収納されている。一方、
上記下部ケーシング3の下部には3本の脚部3bが突設さ
れることにより、プロペラ収納部10が形成されており、
収納部6内に収納された直流モータ9に接続されている
回転軸11がプロペラ収納部10内に突出され、この回転軸
11の端部にプロペラ12が設けられている。ここで、上記
回転軸11は軸方向を図中上下方向に備えられており、プ
ロペラ12は浮子1を図中上下方向に推進させるものであ
る。また、収納部6とプロペラ収納部10との連通孔13に
は防水シール部材14が設けられており、収納部6内への
入水を防止している。さらに、上記プロペラ収納部10に
は、水をプロペラ収納部10内に流入させる流入口15と、
プロペラ収納部10内の水を流出させる流出口16とが形成
されている。また、上記下部ケーシング3の脚部3bの下
部には、錘17が設けられており、この錘17によって浮子
1を水中で立設させることができる。なお、図中符号18
は道糸用孔であって、この道糸用孔18に道糸を通すこと
によって浮子1を道糸に接続することができる。また、
上部ケーシング2とリチウム電池7との間にはスイッチ
23(25)が設けられており、このスイッチ23(25)は上
部ケーシング2を回動させることによってON-OFFされ
る。
このように構成された浮子1の作用について以下に説
明する。
第2図は本考案における浮子1を使用した仕掛けにお
ける作用を説明した図である。すなわち、この仕掛けは
浮子1の直下の道糸19にコマセを入れたコマセ篭20を接
続し、さらにこの下方に複数個の釣針21,21,…を接続す
るとともに、道糸19の先端部に錘り22を設けたものであ
る。
このような仕掛けにおいて、浮子1の上部ケーシング
2を回動させ、スイッチ23(25)をON状態にしてポイン
トの水中に投じる(第2図(a))。そして、タイマ8
で第3図に示すように時間t1になると、直流モータ9
が駆動し、プロペラ12が回転する。これによって浮子1
は浮力体4の浮力に抗して水中下方に移動する(第2図
(b))。この直流モータ9の駆動はタイマ8によって
制御され、駆動時から時間T1経過後直流モータ9は停
止する。すると、浮子1は浮力体4の浮力によって水中
上方に移動する(第2図(c))。さらに、停止時から
時間T2経過後、再び直流モータ9を駆動させプロペラ1
2を回転させ、浮子1を水中下方に移動させる(第2図
(d))。このように、タイマ8によって直流モータ9
のON-OFFを制御することによって、浮子1は水中で上下
動される。そして、この浮子1の上下動に伴って、コマ
セ篭20も上下するため、コマセ篭20内に収められている
コマセが釣針21近傍で散乱され、魚を釣針21近傍に寄せ
集めることができる。さらに、釣針21も上下動するため
に、魚の食い付きがよくなる。また、ポイントが沖合に
ある場合においても、浮子1が自動で上下動するため、
岸側で操作していても、船釣りのシャクリ操作をするの
と同様の効果が得られる。
また、第4図は本考案における浮子1を第3図に示す
タイムチャートに従って動作させる回路を示したもので
ある。これは、リチウム電池7の一端部に直流モータ
9、他端部にスイッチ23が接続され、さらにこのスイッ
チ23の他端はタイマ8を介して直流モータ9に接続され
ている。そして、上述したタイマ制御は、このような回
路によって制御される。すなわち、タイマ8によって制
御しながら、直流モータ9への通電をON-OFF制御してい
る。
第5図はタイマ8による他の制御方法を示したタイム
チャートである。すなわち、タイマ8によって時間T3
で交互に直流モータ9の回転を正逆変換するようにした
ものである。これは時間t1になると、直流モータ9が
駆動し、プロペラ12を正回転方向に回転させる。これに
よって、浮子1は水中下方に移動する。そして、直流モ
ータ9の駆動時から時間T3経過後、直流モータ9を逆
回転に駆動させ、プロペラ12を逆回転方向に回転させ
る。これによって、浮子1は水中上方に移動することと
なるが、このように上昇時においてもプロペラ12を推進
方向に回転させるようにしたことによって上昇速度を速
めることができる。これにより、魚の針掛かりが確実と
なる。そして、プロペラ12の回転方向の正逆変換から時
間T3経過後、再びプロペラ12の回転方向を逆転させる
ことによって、浮子1を下方に移動させる。このよう
に、上昇時においても、プロペラ12による推進力を利用
するようにしてもよい。
また、第6図は第5図に示すタイムチャートに従って
動作させる回路を示したものである。これは、リチウム
電池7の一端側に電流切換装置24、他端側にスイッチ25
が接続され、さらにこのスイッチ25の他端側はタイマ8
を介して電流切換装置24に接続されている。さらに、こ
の電流切換装置24には直流モータ9が接続されており、
この電流切換装置24によって直流モータ9の正逆回転が
制御される。
第7図は本考案における他の実施例を示した断面図で
ある。ここで、上述した第一実施例と同一部材には同一
符号を付し、詳細な説明は省略する。本実施例は浮力体
4を収納した上部ケーシング2の上部に、さらにOリン
グ26を介して透明部材27を設けたものである。そして、
この透明部材27の内部に発光素子である発光ダイオード
28と、この発光ダイオード28を発光させるリチウム電池
29とを収納したものである。このように、浮子1の内部
に発光ダイオード28を収納し、この発光ダイオード28を
発光させることによって夜釣りにおいても利用すること
ができる。
第8図は本考案における第三の実施例の浮子1を示し
た断面図である。これは、上部ケーシング2に凹部30を
設け、この凹部30内に化学発光体31を挿入嵌着したもの
である。本実施例も上述第二実施例と同様に化学発光体
31が発光することによって、夜釣りにおいて利用するこ
とができる。
なお、上述実施例においては、浮力体4として木材に
ついて説明したが、その他の材料としては、たとえば発
泡スチロール、発泡ウレタン等の発泡体であってもよ
く、何らこの材料については限定されるものではない。
また、電池については、リチウム電池7について説明し
たが、例えばカドミウム電池であってもよく、何らリチ
ウム電池に限定されるものではない。
また、上述した直流モータ9の駆動時間であるT1,T3
あるいは直流モータ9の停止時間であるT2は60秒以内
で設定するのがよいが、何らこの時間に限定されるもの
ではない。また、タイマ8による制御方法も例えば、第
3図におけるタイムチャートでT1とT2を等しくした
り、第5図におけるタイムチャートで正回転時間と逆回
転時間とを異なるように設定してもよく、種々の制御方
法を設定でき、上述実施例のものに限定されるものでは
ない。
また、設定時間、浮力体4の浮力および錘17を調節す
ることにより、上下動のストローク、沈下、浮上の速度
等を調節することができ、対象魚に応じた対応をとるこ
とによって、汎用性を備えることができる。
〔考案の効果〕
本考案は上述のように構成したことによって、浮子を
水中で自動的に上下動させることができるので、ポイン
トが沖合にある場合であっても、浮子の位置がポイント
をずれるといったことを防止することができる。また、
ポイントの位置がずれずに上下動するために釣果が増大
する。さらに、発光素子を設けることによって、夜釣り
でも使用することができる等の効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案における浮子の断面図、 第2図は本考案における浮子を使用した際の作用を説明
する図、 第3図はタイマの制御状態を示すタイムチャート、 第4図は第3図における制御を行うための回路図、 第5図はタイマの他の制御状態を示すタイムチャート、 第6図は第5図における制御を行うための回路図、 第7図は本考案における第二の実施例の浮子を示した断
面図、 第8図は本考案における第三の実施例の浮子を示した断
面図である。 1……浮子、8……タイマ(制御装置)、9……直流モ
ータ(駆動装置)、11……回転軸、12……プロペラ(推
進部材)、28……発光ダイオード(発光素子)、31……
化学発光体(発光素子)。

Claims (3)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】上部に浮力体と、下部に錘とを有する浮子
    において、上下方向の回転軸を有するとともに浮子を水
    中で上下動させる推進部材と、この推進部材を駆動させ
    る駆動装置と、この駆動装置の駆動状態を制御する制御
    装置とを備えていることを特徴とする浮子。
  2. 【請求項2】浮子の上部に発光素子を備えていることを
    特徴とする請求項1記載の浮子。
  3. 【請求項3】制御装置はタイマであることを特徴とする
    請求項1または2記載の浮子。
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JP4516953B2 (ja) * 2006-12-27 2010-08-04 照男 井伊 釣り用集魚浮子
JP7397424B2 (ja) * 2019-05-09 2023-12-13 学校法人東京電機大学 浮遊する移動体、この移動体を備えた撹拌装置。
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