JP2500775Y2 - 定着装置 - Google Patents

定着装置

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JP2500775Y2
JP2500775Y2 JP367190U JP367190U JP2500775Y2 JP 2500775 Y2 JP2500775 Y2 JP 2500775Y2 JP 367190 U JP367190 U JP 367190U JP 367190 U JP367190 U JP 367190U JP 2500775 Y2 JP2500775 Y2 JP 2500775Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は複写機、プリンター等の画像形成装置に用い
られる定着装置に関するものである。
[従来の技術] 従来、記録体上のトナー像を定着する方法として熱ロ
ーラを用いたものが一般的であるが消費電力が大きくな
り、定着可能な温度に到達するまでの時間、いわゆるウ
エイトタイムが長くなる等の欠点があった。
これに対し本出願人より上記欠点を改善する耐熱性フ
ィルムを用いた定着方式が特開昭63-313182号で提案さ
れている。
[考案が解決しようとする課題] しかしながら前記耐熱性フィルムを用いた定着装置
は、記録紙上のトナー像を、熱容量の小さい耐熱性フィ
ルムを介して線状発熱体によって加熱定着する装置であ
るため、記録紙の種類例えば、坪量の差、厚みの差及び
材質の差によって定着時に温度差が生じる。又記録紙の
サイズによっては、記録紙を通紙した部分と、非通紙部
分とで温度差が生じることがある。この温度差、いわゆ
る定着適性温度に対する昇温、低温化によって、トナー
像のオフセット現像や、定着不良といった問題が発生し
ていた。さらには、耐熱性フィルムを駆動する駆動ロー
ラや、発熱体を支持する支持部材、その他、装置の構成
部材等の熱膨張の部分的変化によってフィルムの片寄り
の発生原因ともなっていた。
[課題を解決するための手段及び作用] 本考案は、発熱体を支持する支持部材を多面形状で回
動可能とし、さらに支持部材の各面に特性の異なる発熱
体を、複数個設けることにより、記録紙の種類、サイズ
に応じて適性な発熱体を選択使用可能にしたものであ
る。
[実施例] 第1図に本考案の実施例の定着装置の断面図を示す。
1は低熱容量線状発熱体であって一例として厚み1mm,幅
7mm,長さ240mmのアルミナ基板に抵抗材料1aを幅1mmに塗
工したもので長手方向両端より通電される。通電は例え
ばDC100Vの周期20nsecのパルス状波形で与えられ図示し
ない検温素子により一定の温度となる様パルス幅又は周
波数の制御される。2は定着フィルムであり、ポリイミ
ド、ポリエーテルイミド、PES等の耐熱性樹脂の厚さ20
μのフィルムの片面にPTFE等の離型層がコートされてい
る。フィルムの総厚は一般的には100μ以下更には50μ
以下が好ましい。前記定着フィルムは駆動ローラ3とテ
ンションローラ4の間にわけわたされ加熱体1と合せて
フィルム搬送路を形成している。
定着フィルム2は、図示していない付勢手段により、
テンションローラ4の矢印A方向にテンションを与え、
駆動ローラ3により矢印B方向に回動される。
駆動ローラ3は、鉄等の芯金の表面にSiゴム等のコー
ティング層を設けて成る。5は加圧ローラで、Siゴム等
の離型性の良いゴム弾性層を有し、フィルム及び発熱体
に対して加圧している。また加圧ローラ5は、フィルム
2に対して従動回転自在に、図示していない軸受により
支持してある。
発熱体1は、多面形状した支持部材6の各面に、それ
ぞれ異なった特性、例えば記録紙の長さに対応した発熱
部を有するものや発熱抵抗部の抵抗値の異なる発熱体な
どを複数個設けたものである。又複数個の発熱体1を、
多面形状の各面に固定した支持部材6は、両端を回動可
能に支持され(不図示)、回動手段、及び支持部材の各
面に対応した位置でロックするロック手段により構成し
ている。
この支持部材6の回動は、支持部材6の軸端に固定され
た歯車等の回転伝達手段7により行なわれる。さらに支
持部材6の回動軸には、発熱体1が固定されている各面
と対応した位置に凹部を有したカム8を設けてある。こ
の構成は、通常用いられているバネクラッチの構成と同
様の不図示のソレノイドとレバー9によって、回動ロッ
クを行なうものである。なお、支持部材6の回動方向
は、フィルムの回動方向と同一とすることでスムーズな
回動ができる。さらに支持部材の回動時には、加圧ロー
ラ5の加圧解除することが望ましい。10は、発熱体への
通電を可能にする電極板で発熱体の端部に押圧されてい
る。次に本発明の定着装置を使用する場合について述べ
る。
まず記録紙のサイズ紙種を検知、又は操作者がキー入
力すると、その信号によって定着装置の支持体回動用ソ
レノイドがONし、支持体6が回動し、あらかじめ設定し
た発熱体位置に到達した時ロックする。
例えば、サイズの異なる記録紙を定着する場合には、
記録紙のサイズに応じた発熱体長さを有する発熱体を多
角形状した支持体の各面にそれぞれ固定し、前記記録紙
の検知サイズに応じて選択使用する。
次に紙種の異なる記録紙を定着する場合、記録紙の種類
例えば厚紙、薄紙等の差によって、発熱体の抵抗値を変
化させた発熱体を支持体に固定し、操作者入力指令によ
って選択使用する。
[考案の効果] 以上説明したように異なった特性の発熱体を多各形状
した支持体に複数個設け、回動し、選択使用することに
より、紙サイズ、紙種に応じた適確な発熱体を使用する
ことが可能となり、単一発熱体による非通紙域の昇温防
止、又紙種による定着不良を防止できる。さらには、装
置の部分的な昇温をなくすことで、フィルム駆動ローラ
の昇温による熱膨張を平均化することができフィルムの
片寄りも防止できる。
又、従来行なわれていた発熱体の特別な温度制御も、
不要となる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の実施例の定着装置の断面図、 第2図は第1図に示した実施例の斜視図、 第3図は従来の定着装置の断面図である。 1a〜1dは発熱体、2は定着フィルム、3は駆動ローラ、
4はテンションローラ、5は加圧ローラ、6は支持体、
7は歯車、8はカム、10は電極板

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】記録材上に形成された未定着トナー像を耐
    熱性フィルムを介して発熱体により加熱溶融し、記録材
    上にトナー像を定着する定着装置において、 装置本体に対して回動可能で多面形状をした発熱体支持
    手段を有し、この発熱体支持手段は各面に特性の異なる
    複数の発熱体を備えており、記録材の種類、サイズに応
    じて発熱体支持手段が回動し、発熱体が選択使用される
    ことを特徴とする定着装置。
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