JP2026006291A - 溶接方法 - Google Patents

溶接方法

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幸毅 山路
哲 岩瀬
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Abstract

【課題】設備費用の増加と設備の煩雑化を抑えつつ、板材の周縁部を高品質に溶接でき、板材同士の高い接合強度が得られる溶接方法を提供する。
【解決手段】互いに重ね合わせた一対の板材11,13をスポット溶接する溶接方法であって、いずれか一方の板材11の周縁部に、その板材11の板面上で円形状となるエンボス21を、周縁部の外縁から板面の内側に向けてエンボスの半径R以上、3R以下の領域にエンボス中心が配置されるように形成する。エンボス21が形成された一方の板材111と他方の板材13とを、一対の板材同士の間にエンボス21を配置して重ね合わせる。そして、一対の板材11,13におけるエンボス21の形成位置にスポット溶接電極27,29を加圧しながら通電して溶接する。
【選択図】図9

Description

本発明は、溶接方法に関する。
従来より、車両における乗員の安全性向上が求められており、係る目的のために車体の強度を向上させてきた。他方、地球温暖化問題等の深刻化を背景に、自動車の燃費改善の動きが加速している。燃費改善には車体の軽量化が有効であることが知られている。そこで、車体の構造材料に従来の鋼材に代えてアルミニウム合金が使用されつつある。
アルミニウム合金同士の接合には、抵抗スポット溶接が広く用いられている。しかし、アルミニウム合金は、熱伝導率及び導電率が高いため、鋼材の場合と比較して加圧力及び溶接電流を大きくし、通電時間を短くする必要がある。汎用的なスポット溶接では、溶接材料の端部(溶接代の短い部位)を溶接する場合、加圧時に変形することで、電流密度が低減する。その結果、溶接できなくなることや、分流によって溶融部の形成が不安定になることが一般的によく知られている。このような材料の端部における、溶接点中心位置から部材の最も近い端までの距離は、縁距離として定義されている(JIS Z 3001-6(2013))。
縁距離(溶接代)の短いアルミニウム合金板の溶接には、一般的にレーザ溶接が用いられていた。しかしながら、レーザ溶接では設備費用が膨大である上に、安全設備の導入により工場レイアウトに制約が生じてしまう。
一方、近年になって、抵抗スポット溶接においても細長い山型のエンボスプロジェクションを採用することで溶接が可能であることが分かってきた(特許文献1参照)。また、その場合には、汎用的なスポット溶接と比較して、アルミニウム合金板のより外縁に近い位置での溶接が可能となる。このような外縁に近い位置で溶接する場合、溶接痕を小さくでき、仕上げ加工の煩雑化を抑制できる。また、窓枠(サッシュ)のような細長形状の部位を、少ない溶接代で接合できる。
特許第4708519号公報
しかしながら、抵抗スポット溶接では、上記した設備費用や制約は少ないが、溶接時の発熱によってアルミニウム自体が変形して美的外観を損なうおそれがある。その上、変形によって溶接電流の分流を誘発してナゲット品質が安定しないという不利がある。また、特許文献1のようなエンボスプロジェクション溶接を活用した手法では、アルミニウム板にエンボス形状を高い加圧力で付与するため、エンボス形状の加工位置に制約がある。
そこで本発明は、設備費用の増加と設備の煩雑化を抑えつつ、板材の周縁部を高品質に溶接でき、板材同士の高い接合強度が得られる溶接方法を提供することを目的とする。
本発明は下記の構成からなる。
互いに重ね合わせた一対の板材をスポット溶接する溶接方法であって、
いずれか一方の前記板材の周縁部に、当該板材の板面上で円形状となるエンボスを、前記周縁部の外縁から板面の内側に向けて前記エンボスの半径R以上、3R以下の領域にエンボス中心が配置されるように形成し、
前記エンボスが形成された一方の前記板材と他方の前記板材とを、前記一対の板材同士の間に前記エンボスを配置して重ね合わせ、
前記一対の板材における前記エンボスの形成位置にスポット溶接電極を加圧しながら通電して溶接する、
溶接方法。
本発明によれば、設備費用の増加と設備の煩雑化を抑えつつ、板材の周縁部を高品質に溶接でき、板材同士の高い接合強度が得られる。
図1は、一対の板材をスポット溶接した接合体の一部を示す斜視図である。 図2は、図1に示す接合体のII-II線に沿った断面図である。 図3は、図1に示す接合体のIII-III線に沿った断面図である。 図4は、一対の板材をスポット溶接して接合体を得るまでの手順を模式的に示す工程説明図である。 図5は、板材と、板材にエンボスを形成するパンチ及びダイスとの断面図である。 図6は、ダイスを上方から見た平面図である。 図7は、エンボスをプレス成形した様子を示す板材とパンチとダイスの断面図である。 図8は、エンボスの形成例を示す写真である。 図9は、エンボスを形成した一方の板材と他方の板材とを重ね合わせてスポット溶接する様子を示す断面図である。 図10は、スポット溶接電極の一例を示す外観斜視図である。 図11は、スポット溶接の加圧及び通電パターンの一例を概略的に示す説明図である。 図12は、図4に示す板材の外縁と平行なXII-XII線に沿った断面における、板材の断面写真である。 図13は、図3に対応する板材同士の接合結果であって、板材の外縁から板面の内側に向かう方向に切断した板材の断面写真である。 図14は、1つのエンボスを形成した板材の外観写真である。 図15は、実施例1と同様のエンボスと比較例としての細長形状のエンボスとを、加圧力を揃えて形成した板材を示す説明図である。
以下、本発明に係る実施形態について、図面を参照して詳細に説明する。ここで示す溶接方法は、互いに重ね合わせた一対の板材をプロジェクションスポット溶接するものであるが、板材の形状、厚さ等の条件は適宜変更が可能である。
図1は、一対の板材11,13をスポット溶接した接合体100の一部を示す斜視図である。図2は、図1に示す接合体100のII-II線に沿った断面図である。図3は、図1に示す接合体100のIII-III線に沿った断面図である。
図1に示すように、接合体100は、互いに重ね合わせた一対の板材11,13を、板面の外縁近傍の周縁部でスポット溶接して形成されている。板面に形成されたスポット溶接痕(くぼみ)15の位置では、図2,図3に示すように、板材11と板材13との間にナゲット17が形成されている。ナゲット17は、以下に説明するエンボスプロジェクション溶接によって形成され、板材11,13の外縁から板面内側に向けた所定寸法の範囲W内に、ナゲット中心が配置されている。
ここで用いる板材11,13は、アルミニウム又はアルミニウム合金の展伸材等であり、例えば、JIS又はAA規格でいう5000系、6000系、7000系等のアルミニウム合金が好ましい。板材11,13は、均質化熱処理、熱間押出、溶体化及び焼入れ処理、人工時効処理、等の調質処理を適宜組み合わせて製造したものを好適に使用できる。
上記したように、板材11,13の周縁部をスポット溶接することで、幅の狭い部材同士の接合が可能となり、溶接の施工自由度を向上できる。
図4は、一対の板材11,13をスポット溶接して接合体100を得るまでの手順を模式的に示す工程説明図である。まず、一対の板材11,13のうち一方の板材11にエンボス21を形成する(St.1)。エンボス21は、プレス成形(ダボ出し加工等)により形成できるが、切削等の他の工法によって突起を設けることでも構わない。
図5は、板材11と、板材11にエンボスを形成するパンチ23及びダイス25との断面図である。図6は、ダイス25を上方から見た平面図である。パンチ23には2つの凸部23aが形成され、ダイス25にはパンチ23の凸部23aに対応する位置に、それぞれ凹部25aが形成されている。ここでは、凸部23aと凹部25aの組が2つ存在し、各組は、後述するスポット溶接電極による加圧領域(電極先端面)内で、互いに離れた位置に配置されるように、それぞれの配置位置が設定されている。
上記したパンチ23とダイス25との間に平坦状の板材11を配置して、パンチ23をダイス25に向けて押し込む。これにより、凸部23a及び凹部25aの形状に応じたエンボス21が板材11に形成される。
図7は、エンボス21をプレス成形した様子を示す板材11とパンチ23とダイス25の断面図である。板材11には、プレス成形によりパンチ23の凸部23aとダイス25の凹部25aによって板材11の一方の板面(図7の下面)から突起するエンボス21が形成される。ここでは2つのエンボス21を一度に形成した例を示すが、エンボス21の数は1つ又は3つ以上であってもよい。エンボス21の突出高さは、板材11のエンボス21の突起側の板面から0.2mm以上が好ましく、0.4mm以上がより好ましい。また、1.0mm以下が好ましく、0.8mm以下がより好ましい。エンボス21の突出高さが上記範囲であることで、スポット溶接時のナゲットの形成が良好となる。
図8は、エンボス21の形成例を示す写真である。エンボス21は、板材11の周縁部における外縁11aの近傍に形成され、板材11の板面上でそれぞれ円形状となる。具体的には、エンボス21の板面上での中心(エンボス中心)が、板材11の外縁11aから板面の内側(矢印D1)に向けて、エンボス21の半径R以上、3R以下の領域に配置されるようにする。図8の矢印P1で示す部位のエンボス21は、エンボス中心Oが、板材11の外縁11aから板面の内側に向けてエンボス21の半径Rの1.3倍の位置に形成されている。また、矢印P2に示す部位のエンボス21は、エンボス中心Oが、板材11の外縁11aから約2Rの位置に形成されている。
各エンボス21のエンボス中心Oを、板材11の外縁11aからR以上、3R以下の領域に設けることで、エンボス21の外周縁21aが板材11の外縁11aからはみ出さない範囲で、エンボス21を外縁11aに近付けて配置できる。
また、隣り合うエンボス21の中心同士の間隔は、エンボス21の半径Rの2倍以上、4倍以下が好ましく、3倍以下がより好ましい。なお2倍の場合としてエンボス21は隣接していても良い。これによれば、後述するスポット溶接時に、各エンボス21に形成される溶融部同士が繋がりやすくなる。しかも、ナゲットがエンボス21の並び方向に沿って延びて形成されるため、接合面積が増大し、板材同士の接合強度を向上できる。
図9は、エンボス21を形成した一方の板材11と他方の板材13とを重ね合わせてスポット溶接する様子を示す断面図である。前述したエンボス21が形成された一方の板材11と、他方の板材13とを、板材同士の間にエンボス21を配置させて重ね合わせる。そして、重ね合わせた板材11,13のエンボス21の形成位置を一対のスポット溶接電極27,29で挟み込み、スポット溶接電極27,29により板材11,13を加圧する(St.2)。
図10は、スポット溶接電極27,29の一例を示す外観斜視図である。スポット溶接電極27,29は、「両面カットチップ」であって、取付孔31aを有する取付部31と、取付部31と反対側の電極先端部33とを有する。
電極先端部33は、電極中心軸Axを残して、その外周面における直径方向の一方と他方から径方向内側に向けてそれぞれ減肉して形成されている。電極先端部33は、一対の長方形側面33aと、略長方形に形成された先端面33bとを有する。先端面33bは、所定の曲率を有する凸曲面で形成されている。一対のスポット溶接電極27,29は、先端面33bの一方向に延びる延び方向を互いに平行にして、不図示のチャック機構に固定される。板材11,13は、2つのエンボス21の並び方向を先端面33bの延び方向と一致するように配置される。つまり、板材11の外縁に沿ってエンボス21が並んで形成されるようにする。
図11は、スポット溶接の加圧及び通電パターンの一例を概略的に示す説明図である。板材11,13をスポット溶接するには、例えば、時刻t0から加圧力Pで加圧を開始し、加圧したままスクイズ時間経過後の時刻t1から電流値Iを通電する(St.3)。時刻t1からt2までの間、加圧した状態で通電(本通電)し、時刻t2で通電を終了する。そして、時刻t2からホールド時間経過後の時刻t3まで加圧力Pを継続した後、時刻t3で加圧を解除する。なお、時刻t1に至る前にアップスロープ期間を設けてもよい。
上記した加圧及び通電パターンによれば、図4に示す溶接初期(St.3)の時刻t1にて、板材11に設けた2つのエンボス21の各先端と板材13との接触点が溶融して、2箇所で溶融部の起点が形成される。そして、溶接後期(St.4)に向けた通電に伴って、2つの溶融部がそれぞれ成長し、各溶融部が拡大して、エンボス同士の間が溶融金属で満たされる。つまり、2つの溶融部が1つに纏まり、溶接後期の時刻t2では溶融金属が1つの塊状となる。溶接完了時(St.5)では、溶融部が凝固してナゲット17が形成される。
上記のように2つのエンボス21を一度に加圧、通電することで、各エンボス21の位置と、その間の領域とを含む一つの大きなナゲットが形成される。このような溶融面積が拡大されたナゲットにより、板材11,13同士をより高強度に接合できる。また、形成されるナゲットは、2つのエンボス21の並び方向に延びて形成されるため、板材11の外縁11aに沿って接合部分が延びた形状となる。しがって、板材11,13が板厚方向に引張荷重が負荷された場合でも、板材11,13同士が周縁部で剥離することを抑制でき、板材11,13同士の剥離強度(例えば、重ね継手十字引張強度)を高められる。
次に、エンボスを有する板材と他の板材とを重ね合わせてスポット溶接した結果を説明する。
<実施例1>
(供試材)
材質:6000系アルミニウム展伸材
板厚:1.6mm(上板、エンボス加工)、1.2mm(下板、平板)
(エンボス)
パンチのエンボス形成凸部の直径:2.57mm
パンチのエンボス形成凸部の突出高さ:0.6mm
エンボス中心間距離:3.8mm(2点エンボス)
(溶接条件)
溶接条件を表1に纏めて示した。
図12は、図4に示す板材11の外縁11aと平行なXII-XII線に沿った断面における、板材11,13の断面写真である。図13は、図3に対応する板材11,13同士の接合結果であって、板材11の外縁11aから板面の内側に向かう方向に切断した板材11,13の断面写真である。なお、図12、図13には、ナゲット17の外縁を表す太線を付している。
図12に示すように、ナゲット17は、外縁11aに沿って延びて形成され、エンボス21が溶融した良好な溶融状態が得られている。また、図13に示すように、ナゲット17は板材11,13の外縁11a,13aから突出せず、チリの発生もない。さらに、板面での表面溶融や内部欠陥は確認されなかった。
<実施例2>
実施例1では、板材11に2つのエンボス21を形成した例を示したが、実施例2では、実施例1と同じ加工条件で板材11に1つのエンボス21を形成した例を示す。
図14は、1つのエンボス21を形成した板材11の外観写真である。本実施例のように板材11の周縁部の外縁11a近傍にエンボス21の外周縁21aが配置されても、板材11に大きな変形が生じなかった。実施例1及び2は、いずれもエンボス形状が平面視で円形であって、加工時の変形が等方的となる。そのため材料の変形が歪になりにくく、特に実施例1の2つのエンボス21が近接して配置される場合には、溶接性が良好となることも相まって、板材のより端部での溶接を実現しやすくなる。
<比較例>
図15は、実施例1と同様のエンボス21と比較例としての細長形状のエンボス22とを、加圧力を揃えて形成した板材を示す説明図である。比較例では、上記した実施例1,2における円形のエンボス21の代わりに細長形状のエンボス22を形成した。各エンボス22は、それぞれ板材11の外縁11aから内側へ約2mmの位置にエンボス中心が配置されるように形成した。各エンボスは、不図示のパンチとダイスにより4kN、5kNの荷重を負荷して形成した。比較例のエンボス22を所定の突出高さとなるように形成すると、板材11の外縁11aが外側に大きく膨らんだ。
このような比較例のエンボス形状では、板材11の外縁11aが外側に突出するため、板材11の端部が直線上に揃わなくなり、設計時の寸法精度を再現できなくなる。
一方、実施例1と同様の円形のエンボス21は、板材11の外縁11aの膨らみが抑えられることを確認でき、突出高さも良好で設計通りのナゲットが得られやすい結果となった。なお、図15には板材11の外縁11aの大きな変形が認められた場合を「×」、許容範囲内である場合を「○」で示し、エンボス形状の高さが許容範囲である場合を「○」で示している。
本発明は上記の実施形態に限定されるものではなく、実施形態の各構成を相互に組み合わせること、及び明細書の記載、並びに周知の技術に基づいて、当業者が変更、応用することも本発明の予定するところであり、保護を求める範囲に含まれる。
例えば、上記した実施形態では、板材の外周縁部にエンボスを形成する例を示したが、エンボスは板材に形成された開口孔の内周縁に形成してもよく、板材に形成された切欠きに沿って形成してもよい。つまり、エンボスは板材の端部近傍のいずれの位置に形成してもよい。
また、重ね合わせる板材は2枚に限らず、3枚以上であってもよく、各板材の厚さは同じであってもよく、異なっていてもよい。
以上の通り、本明細書には次の事項が開示されている。
(1) 互いに重ね合わせた一対の板材をスポット溶接する溶接方法であって、
いずれか一方の前記板材の周縁部に、当該板材の板面上で円形状となるエンボスを、前記周縁部の外縁から板面の内側に向けて前記エンボスの半径R以上、3R以下の領域にエンボス中心が配置されるように形成し、
前記エンボスが形成された一方の前記板材と他方の前記板材とを、前記一対の板材同士の間に前記エンボスを配置して重ね合わせ、
前記一対の板材における前記エンボスの形成位置にスポット溶接電極を加圧しながら通電して溶接する、
溶接方法。
この溶接方法によれば、板材のエンボスが円形状であることで、スポット溶接時に形成される溶融部が板面内で等方的に発生、成長し、板材同士の間に良好なナゲットが形成される。
(2) 一方の前記板材の前記スポット溶接電極による加圧領域内で、互いに離れた位置に複数の前記エンボスを形成する、(1)に記載の溶接方法。
この溶接方法によれば、複数のエンボスがスポット溶接電極によって同時に加圧され、通電時にはエンボス間に溶融部が延びて形成される。
(3) 複数の前記エンボスは、一方の前記板材の外縁に沿って並んで配置された2つのエンボスである、(2)に記載の溶接方法。
この溶接方法によれば、板材の外縁に沿って2つのエンボスを接続するように、一方向に延びたナゲットが形成される。
(4) 隣り合う前記エンボスの中心同士の間隔を、前記エンボスの半径Rの2倍以上、4倍以下にする、(3)に記載の溶接方法。
この溶接方法によれば、隣り合うエンボスの中心同士の間隔を適正に保つことで、スポット溶接時に各エンボスに形成される溶融部が繋がりやすくなる。しかも、ナゲットがエンボスの並び方向に沿って延びて形成されるため、接合面積が増大し、板材同士の接合強度を向上できる。
(5) 前記エンボスを、一方の前記板材の板面から0.2mm~1.0mm突出させて形成する、(1)から(4)のいずれか1項に記載の溶接方法。
この溶接方法によれば、エンボスの突出量を適正に保つことで、スポット溶接時のナゲットの形成が良好となる。
11,13 板材
11a,13a 外縁
15 スポット溶接痕
17 ナゲット
21,22 エンボス
21a 外周縁
23 パンチ
23a 凸部
25 ダイス
25a 凹部
27,29 スポット溶接電極
31 取付部
31a 取付孔
33 電極先端部
33a 長方形側面
33b 先端面
100 接合体

Claims (5)

  1. 互いに重ね合わせた一対の板材をスポット溶接する溶接方法であって、
    いずれか一方の前記板材の周縁部に、当該板材の板面上で円形状となるエンボスを、前記周縁部の外縁から板面の内側に向けて前記エンボスの半径R以上、3R以下の領域にエンボス中心が配置されるように形成し、
    前記エンボスが形成された一方の前記板材と他方の前記板材とを、前記一対の板材同士の間に前記エンボスを配置して重ね合わせ、
    前記一対の板材における前記エンボスの形成位置にスポット溶接電極を加圧しながら通電して溶接する、
    溶接方法。
  2. 一方の前記板材の前記スポット溶接電極による加圧領域内で、互いに離れた位置に複数の前記エンボスを形成する、
    請求項1に記載の溶接方法。
  3. 複数の前記エンボスは、一方の前記板材の外縁に沿って並んで配置された2つのエンボスである、
    請求項2に記載の溶接方法。
  4. 隣り合う前記エンボスの中心同士の間隔を、前記エンボスの半径Rの2倍以上、4倍以下にする、
    請求項3に記載の溶接方法。
  5. 前記エンボスを、一方の前記板材の板面から0.2mm~1.0mm突出させて形成する、
    請求項1から4のいずれか1項に記載の溶接方法。
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