JP2025166319A - 液体注出機能を備えた冷蔵庫 - Google Patents
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Abstract
【課題】液体を収容した容器を冷蔵保管しつつその容器から液体を注出することが可能であって、かつ設置負担も低減することが可能な冷蔵庫を提供する。
【解決手段】食材その他の各種の物品を収容可能な汎用の冷却室2と、汎用の冷却室2内に収容された供給元容器100と接続されて当該供給元容器100内の液体を注出する注出装置11Aとを備え、注出装置11Aは液体の出口となる注出口部を備え、注出口部は冷却室2を開閉するための扉7に取り付けられている。
【選択図】図2
【解決手段】食材その他の各種の物品を収容可能な汎用の冷却室2と、汎用の冷却室2内に収容された供給元容器100と接続されて当該供給元容器100内の液体を注出する注出装置11Aとを備え、注出装置11Aは液体の出口となる注出口部を備え、注出口部は冷却室2を開閉するための扉7に取り付けられている。
【選択図】図2
Description
本発明は、飲料その他の各種の液体を収容した容器を冷蔵状態で保管しつつ、その容器から液体を注出する機能を備えた冷蔵庫に関する。
冷蔵機能を備えた筐体内に、ビールを収容した飲料樽と、その飲料樽に接続された注出用のコックとを設置した飲料サーバが知られている(特許文献1参照)。冷蔵室内にビール樽を収容する一方で、そのビール樽に接続された飲料注出用のコックを冷蔵室本体又は扉の外面上に設置した生ビール注出機において、ビール樽の収容部に隣接してびん詰め飲料等の被冷却物の収容部を形成し、両収容部を共通の冷却機構にて冷却可能かつ各収容部を扉にて互いに独立して開閉可能とした冷蔵庫付き生ビール注出機も知られている(特許文献2参照)。
上述した従来の装置は、ビール樽を冷蔵保管するための専用機として構成されている。特許文献2の生ビール注出機は、ビール樽を保管するための専用の収容部とは別に被冷却物の収容部を設けるものであって、ビール樽用の専用機に対して汎用的に使用し得る収容部を付加したに過ぎないものであって、ビール樽用の専用機であることに変わりはない。その種の専用機を導入するためには専用の設置スペースを要し、一般家庭への導入は期待できない。
そこで、本発明は、液体を収容した容器を冷蔵保管しつつその容器から液体を注出することが可能であって、かつ設置の負担も低減することが可能な冷蔵庫を提供することを目的とする。
本発明の一態様に係る冷蔵庫は、食材その他の各種の物品を収容可能な汎用の冷却室と、前記汎用の冷却室内に収容された供給元容器と接続されて当該供給元容器内の液体を注出する注出装置とを備えたものである。
図1及び図2は本発明の一形態に係る冷蔵庫を示している。図示の冷蔵庫1は家庭用の電気冷蔵庫として構成される。家庭用の冷蔵庫は、日本産業規格(JIS)のC9801シリーズに則って性能や品質が定まる電気冷蔵庫として捉えることができる。家庭用の冷蔵庫の容量は最大でも600-700L程度である。
冷蔵庫1は、コンプレッサを利用した冷凍サイクルを構成して冷却室2の温度を低下させるコンプレッサ式の冷蔵庫である。ただし、冷蔵庫1はペルチェ素子のような熱電変換素子といった各種の熱交換手段を用いて冷却室2の温度を低下させるように構成されてよい。冷却室2は、食材その他の各種の物品を収容可能な汎用の冷却室として設けられている。冷却室2は複数の冷却区画に区分される。図示の例では、冷却室2が上下方向に3つの冷却区画4、5、6に区分されている。冷却区画4、5、6は互いに独立して開閉可能である。上段の冷却区画4は扉7にて開閉可能である。扉7は左開きでもよいし、右開きでもよい。左右に分割された観音開き式の2枚の扉が設けられてもよい。冷却区画4は、棚板4aを装着することにより複数の小区画4bにさらに仕切ることが可能である。中段の冷却区画5及び下段の冷却区画6のそれぞれには、トレイ8、9が各冷却区画5、6を埋めるようにして装着される。トレイ8、9は前方に引き出し可能である。
各冷却区画4、5、6の温度は、使用目的に応じて設定される。一例として、上段の冷却区画4の温度は、冷蔵保管が必要な食材その他の各種の物品を保管する汎用の冷蔵室として使用することを目的に2°C~5°C程度に設定される。中段の冷却区画5の温度は、冷凍保管が必要な物品を保管する汎用の冷凍室として使用することを目的に-20°C~-18°C程度に設定される。下段の冷却区画6の温度は、野菜類を保管する汎用の野菜室として使用することを目的に3°C~8°C程度に設定される。ただし、中段の冷却区画5を野菜室として使用し、下段の冷却区画6を冷凍室として使用するように冷却区画5、6の温度が設定されてもよい。上段の冷却区画4内に、温度を下げたパーシャル区画、あるいはチルド区画がさらに設けられてもよい。冷却区画として製氷室がさらに設けられてもよい。
図2に示したように、上段の冷却区画4内には、注出対象の液体を収容する供給元容器の一例として、ビール飲料を収容したビール樽100が収容されている。ビール樽100は、一例として金属製であり、その容量は7Lである。ビール樽100は、例えば、ビール製造業者や取次店、酒販店等の供給元と、料飲店等の供給先との間でやり取りされるリターナブルな業務用のビール樽であってよい。リターナブルなビール樽をビール飲料の供給元容器として活用する場合には、家庭での消費に向けられたワンウェイの専用容器、例えばアルミニウム製の缶容器やPET樹脂等の樹脂ボトル等を利用する場合と比較して、容器製造用の資源の削減を図り、あるいは空き容器の廃棄量を削減することが可能である。アルミニウム製の缶容器は、その製造に伴って排出される単位容量当たりのCO2の量が比較的大きい。したがって、リターナブルなビール樽を供給元容器として利用すれば、CO2排出量の削減に貢献することができる。
冷蔵庫1には、上段の冷却区画4に収容されたビール樽100からビール飲料を冷却室2の外部(以下、冷却室外と表記することがある。)に注出するための注出装置がさらに設けられている。注出装置の構成には幾つかの例があり、以下では各種の例を順に説明する。
1.全体構成について
まず、注出装置の全体構成の例を説明する。
[第1の例]
図1及び図2は、第1の例に係る注出装置11Aを示している。その注出装置11Aは、ビール樽100と連結されるディスペンスヘッド12と、ビールの注出及び注出停止を切り替えるタップ13と、注出用のガス、例えば炭酸ガスの供給源としてのガスボンベ101とディスペンスヘッド12とを接続するガス流路形成部材の一例としてのガスチューブ14と、ディスペンスヘッド12とタップ13とを接続する液体流路形成部材の一例としてのビールチューブ15とを含む。ディスペンスヘッド12は、ビール樽100の開口部に取り付けられるスピアバルブと連結されてスピアバルブのガス流路及び飲料流路を開通させる。この種のディスペンスヘッドは公知のビールディスペンサに用いられており、その詳細は省略する。ただし、ビール樽100の保管に必要なスペースを削減するため、ディスペンスヘッド12はなるべく小型のものであることが望ましい。ガスボンベ101は、一例として、扉7の内面側に設けられた小区画4bごとのトレイ16のいずれか一つに設置される。トレイ16の段数、すなわち小区画4bの数は適宜に変更されてよい。ガスボンベ101の設置場所は、ガスチューブ14と接続可能な限りにおいて適宜に変更されてよい。
まず、注出装置の全体構成の例を説明する。
[第1の例]
図1及び図2は、第1の例に係る注出装置11Aを示している。その注出装置11Aは、ビール樽100と連結されるディスペンスヘッド12と、ビールの注出及び注出停止を切り替えるタップ13と、注出用のガス、例えば炭酸ガスの供給源としてのガスボンベ101とディスペンスヘッド12とを接続するガス流路形成部材の一例としてのガスチューブ14と、ディスペンスヘッド12とタップ13とを接続する液体流路形成部材の一例としてのビールチューブ15とを含む。ディスペンスヘッド12は、ビール樽100の開口部に取り付けられるスピアバルブと連結されてスピアバルブのガス流路及び飲料流路を開通させる。この種のディスペンスヘッドは公知のビールディスペンサに用いられており、その詳細は省略する。ただし、ビール樽100の保管に必要なスペースを削減するため、ディスペンスヘッド12はなるべく小型のものであることが望ましい。ガスボンベ101は、一例として、扉7の内面側に設けられた小区画4bごとのトレイ16のいずれか一つに設置される。トレイ16の段数、すなわち小区画4bの数は適宜に変更されてよい。ガスボンベ101の設置場所は、ガスチューブ14と接続可能な限りにおいて適宜に変更されてよい。
タップ13は、ビール飲料の出口となる注出口部の一例として機能する。タップ13は、レバー13aの操作により、ビール飲料を注出する注出位置、注出を停止する停止位置、及びビール飲料の泡を生成して注出する泡付け位置の間で選択的に切替操作が可能である。この種のタップも公知であり、内部構成の詳細は説明を省略する。
タップ13は、冷却区画4を開閉する扉7に取り付けられている。一例として、扉7の外面側には注出室17が設けられ、タップ13はその注出室17内に取り付けられている。注出室17は、庫内に向かって後退する凹部状である。注出室17の大きさは、ビール飲料を飲用するためのジョッキ102を庫外から挿入することが可能な大きさに設定される。ジョッキ102は、注出口部から注出されるビール飲料を受け入れる受入容器の一例である。タップ13のビールチューブ15に対する接続部13bは扉7を貫いてその裏面側に露出する。接続部13bにビールチューブ15が接続される。ビールチューブ15の接続には、例えばワンタッチ継手等の各種の継手部品が用いられてよい。なお、扉7の内面側において、注出室17に対応する位置には、注出室17を形成するための凸状部が設けられてもよい。図1に想像線で示すように、注出室17には、注出室17を庫外に対して開閉するための小扉18が設けられてもよい。小扉18を設けた場合には、注出装置11Aの不使用時における注出室17への塵埃の侵入を防止することができる。小扉18に断熱性能を付加することにより、注出室17を介した冷蔵庫1の内外における熱交換を抑えることが可能である。
以上の構成によれば、汎用の冷却室2の一部である冷却区画4をビール樽100の冷蔵保管のスペースとして利用しつつ、タップ13のレバー13aを操作してビール樽100に収容されたビール飲料を注出することができる。家庭用の冷蔵庫1に注出装置11Aを組み込んだことにより、ビール樽100の冷蔵保管、及びビール飲料の注出のための専用機として構成された冷蔵庫を別途導入する必要がない。そのため、設置の負担を低減することが可能である。例えば、一般家庭でも専用の設置スペースを確保する必要がない。スペースが限られた料飲店でも容易に導入が可能である。
[第2の例]
図3は第2の例に係る注出装置11Bを示している。注出装置11Bは、タップ13が扉7の内面側に設けられている点で第1の例に係る注出装置11Aと相違する。したがって、ビール飲料を注出するためには、扉7を開いてタップ13を操作する必要がある。一方、タップ13が冷却区画4内に配置されるため、冷却区画4の冷気によってタップ13を低温に保持することができる。したがって、タップ13内における微生物の増殖を抑える点で有利である。なお、図3では図示を省略したが、注出装置11Bにおいてもビール樽100及びガスボンベ101が冷却区画4に設置され、ビール樽100に取り付けられたディスペンスヘッド12とガスボンベ101及びタップ13とが、ガスチューブ14及びビールチューブ15にてそれぞれ接続される点は図1及び図2の注出装置11Aと同様である。
図3は第2の例に係る注出装置11Bを示している。注出装置11Bは、タップ13が扉7の内面側に設けられている点で第1の例に係る注出装置11Aと相違する。したがって、ビール飲料を注出するためには、扉7を開いてタップ13を操作する必要がある。一方、タップ13が冷却区画4内に配置されるため、冷却区画4の冷気によってタップ13を低温に保持することができる。したがって、タップ13内における微生物の増殖を抑える点で有利である。なお、図3では図示を省略したが、注出装置11Bにおいてもビール樽100及びガスボンベ101が冷却区画4に設置され、ビール樽100に取り付けられたディスペンスヘッド12とガスボンベ101及びタップ13とが、ガスチューブ14及びビールチューブ15にてそれぞれ接続される点は図1及び図2の注出装置11Aと同様である。
[第3の例]
図4は第3の例に係る注出装置11Cを示している。注出装置11Cは、タップ13が扉7の外面側に取り付けられている点で第1の例に係る注出装置11Aと共通する。ただし、タップ13は扉7に対して着脱可能である。図4に矢印で示したごとくタップ13を取り外した場合において、扉7におけるタップ13の取付箇所は、適宜の埋栓によって閉鎖されてよい。タップ13を取り外し可能とした場合には、注出装置11Cの不使用時にタップ13が邪魔にならない利点が得られる。なお、図4では図示を省略したが、注出装置11Cにおいて、ビール樽100及びガスボンベ101が冷却区画4に設置され、ビール樽100に取り付けられたディスペンスヘッド12とガスボンベ101及びタップ13とが、ガスチューブ14及びビールチューブ15にてそれぞれ接続される点は図1及び図2の注出装置11Aと同様である。
図4は第3の例に係る注出装置11Cを示している。注出装置11Cは、タップ13が扉7の外面側に取り付けられている点で第1の例に係る注出装置11Aと共通する。ただし、タップ13は扉7に対して着脱可能である。図4に矢印で示したごとくタップ13を取り外した場合において、扉7におけるタップ13の取付箇所は、適宜の埋栓によって閉鎖されてよい。タップ13を取り外し可能とした場合には、注出装置11Cの不使用時にタップ13が邪魔にならない利点が得られる。なお、図4では図示を省略したが、注出装置11Cにおいて、ビール樽100及びガスボンベ101が冷却区画4に設置され、ビール樽100に取り付けられたディスペンスヘッド12とガスボンベ101及びタップ13とが、ガスチューブ14及びビールチューブ15にてそれぞれ接続される点は図1及び図2の注出装置11Aと同様である。
[第4の例]
図5は第4の例に係る注出装置11Dを示している。注出装置11Dは、冷却室2の冷却区画4に対して一体的に着脱可能な注出ユニットとして構成されている。注出装置11Dはケーシング20を有し、そのケーシング20に対してタップ13が取り付けられている。ケーシング20は、冷却区画4の一部を占有するようにして冷却区画4に収容可能である。冷却区画4の注出装置11Dを除く領域は、食材等の物品を保管する汎用の冷却室として使用することが可能である。ケーシング20は冷却区画4内であれば適宜の位置に設置されてよい。
図5は第4の例に係る注出装置11Dを示している。注出装置11Dは、冷却室2の冷却区画4に対して一体的に着脱可能な注出ユニットとして構成されている。注出装置11Dはケーシング20を有し、そのケーシング20に対してタップ13が取り付けられている。ケーシング20は、冷却区画4の一部を占有するようにして冷却区画4に収容可能である。冷却区画4の注出装置11Dを除く領域は、食材等の物品を保管する汎用の冷却室として使用することが可能である。ケーシング20は冷却区画4内であれば適宜の位置に設置されてよい。
図示を省略したが、ケーシング20の内部にはビール樽100及びガスボンベ101が収容されてよい。さらに、ビール樽100のディスペンスヘッド12とガスボンベ101及びタップ13とを接続するガスチューブ14及びビールチューブ15もケーシング20に収容されてよい。ただし、ビール樽100及びガスボンベ101は、冷却区画4のケーシング20外の範囲に設置されてもよい。その場合は、ビールチューブ15をケーシング20から引き出してディスペンスヘッド12と接続すればよい。いずれにしても、注出装置11Dによれば、冷蔵庫1それ自体には何らの改変を施すことなく、注出装置11Dを冷却室2内に設置することが可能である。
[第5の例]
図6は第5の例に係る注出装置11Eを示している。注出装置11Eは、ケーシング20にタップ13が取り付けられた構成を備えることにより、冷却室2の一つの冷却区画に対して一体的に着脱可能な注出ユニットとして構成される点で図5の注出装置11Dと共通する。一方、注出装置11Eは、いずれか一の冷却区画を埋めるようにして庫内に取り付けられる点で、図5の注出装置11Eとは相違する。例えば、図7に示すように、冷蔵庫1の中段には左右二つの冷却区画5L、5Rが設けられている。冷却区画5L、5Rのそれぞれには、トレイ21、22が各冷却区画5L、5Rを埋めるようにして装着される。トレイ21、22は互いに独立して前方に引き出し可能である。したがって、冷却区画5L、5Rは互いに独立して開閉可能である。
図6は第5の例に係る注出装置11Eを示している。注出装置11Eは、ケーシング20にタップ13が取り付けられた構成を備えることにより、冷却室2の一つの冷却区画に対して一体的に着脱可能な注出ユニットとして構成される点で図5の注出装置11Dと共通する。一方、注出装置11Eは、いずれか一の冷却区画を埋めるようにして庫内に取り付けられる点で、図5の注出装置11Eとは相違する。例えば、図7に示すように、冷蔵庫1の中段には左右二つの冷却区画5L、5Rが設けられている。冷却区画5L、5Rのそれぞれには、トレイ21、22が各冷却区画5L、5Rを埋めるようにして装着される。トレイ21、22は互いに独立して前方に引き出し可能である。したがって、冷却区画5L、5Rは互いに独立して開閉可能である。
トレイ21、22は、冷却区画5L、5Rから取り外し可能である。図6に示すように、注出装置11Eは、いずれか一方のトレイ、例えば右側のトレイ22と置き換えるようにして冷却区画5Rに取り付け可能である。すなわち、注出装置11Eのケーシング20はトレイ22と互換可能な形状及び大きさに形成され、トレイ22に代えて冷却区画5Rに嵌り合うように設けられている。タップ13はケーシング20の外面側でかつ前面上に取り付けられている。したがって、冷却区画5Rに装着された状態において、タップ13は冷却室外に露出する。
ケーシング20の内部にはビール樽100及びガスボンベ101が収容される。さらに、ビール樽100のディスペンスヘッド12とガスボンベ101及びタップ13とを接続するガスチューブ14及びビールチューブ15もケーシング20に収容される。よって、注出装置11Eのケーシング20を冷却区画5Rに嵌め合わせることにより、冷蔵庫1に注出装置11E、ビール樽100及びガスボンベ101を一体的に設置することが可能である。また、ケーシング20を冷却区画5R内に収容したままタップ13を操作してビール飲料を注出することができる。この例でも、冷蔵庫1それ自体には何らの改変を施すことなく、注出装置11Eを冷却室2内に設置することが可能である。注出装置11Eを、トレイ22に対して互換性を有するオプション品として用意して冷蔵庫1の関連部品の豊富化を図ることができる。それにより、冷蔵庫1の商品性を高めることが可能である。
2.注出装置の変形例について
次に、図8~図10を参照して、上述した全体構成に対する幾つかの変形例を説明する。上記の形態では、ディスペンスヘッド12とタップ13とを接続するビールチューブ15の全長を冷却区画4内に露出させている。しかしながら、図8に例示したように、ビールチューブ15の少なくとも一部を冷蔵庫1の壁内に埋め込んでもよい。この場合には、冷却区画4内に露出するビールチューブ15の長さを短縮し、ビールチューブ15が絡み難くなるといった利点が得られる。なお、壁内への埋め込み部分はビールチューブ15に代えて、ステンレス配管等の配管部材によって構成してもよい。いずれにしても、庫内への埋め込み部分を含めて液体流路形成部材が設けられていればよい。ビールチューブ15の全長又は一部を冷却区画4内に露出させる場合でも、その露出部分をリール等によって巻き取り可能とすることにより、ビールチューブ15の絡みを抑えるようにしてもよい。ガスチューブ14に関しても、同様にその一部を冷蔵庫1の壁内に埋め込み、又は埋め込み部分を配管部材にて構成することにより、ガス流路形成部材が設けられてよい。
次に、図8~図10を参照して、上述した全体構成に対する幾つかの変形例を説明する。上記の形態では、ディスペンスヘッド12とタップ13とを接続するビールチューブ15の全長を冷却区画4内に露出させている。しかしながら、図8に例示したように、ビールチューブ15の少なくとも一部を冷蔵庫1の壁内に埋め込んでもよい。この場合には、冷却区画4内に露出するビールチューブ15の長さを短縮し、ビールチューブ15が絡み難くなるといった利点が得られる。なお、壁内への埋め込み部分はビールチューブ15に代えて、ステンレス配管等の配管部材によって構成してもよい。いずれにしても、庫内への埋め込み部分を含めて液体流路形成部材が設けられていればよい。ビールチューブ15の全長又は一部を冷却区画4内に露出させる場合でも、その露出部分をリール等によって巻き取り可能とすることにより、ビールチューブ15の絡みを抑えるようにしてもよい。ガスチューブ14に関しても、同様にその一部を冷蔵庫1の壁内に埋め込み、又は埋め込み部分を配管部材にて構成することにより、ガス流路形成部材が設けられてよい。
図9は注出口部の変形例を示している。この例では、上述したタップ13に代えてノズル25が注出室17内に設けられている。ノズル25は例えば金属製又は樹脂製の管として構成されてもよいし、柔軟性を有するホース又はチューブにて構成されてもよい。ノズル25からの注出又は注出停止を切り替えるため、ディスペンスヘッド12とノズル25との間には電磁開閉弁26が設けられている。電磁開閉弁26の開閉動作は、一例として、扉7の外面側に設けられた押釦スイッチ27の操作によって切り替えられる。図10は、電磁開閉弁26に代えて、手動の開閉弁28が設けられ、扉7の外面側に設けられたハンドル29等の操作部材の操作によって開閉弁28を開閉する例である。図9及び図10の例によれば、タップ13を設ける場合と比較して、注出口部の冷却室外への露出範囲を相対的に小さく制限できる利点がある。
3.注出口部の冷却について
図1及び図6に示した例では、注出口部としてのタップ13が冷却室2の外に露出する。その場合、タップ13内における微生物の増殖を抑えるため、タップ13を冷却可能とする構造が採用されてもよい。以下では、冷却構造の例を説明する。
図1及び図6に示した例では、注出口部としてのタップ13が冷却室2の外に露出する。その場合、タップ13内における微生物の増殖を抑えるため、タップ13を冷却可能とする構造が採用されてもよい。以下では、冷却構造の例を説明する。
図11及び図12は、図1の注出室17を設ける場合の冷却構造の例を示している。図11は、注出室17の冷却区画4側の壁部17aに冷気導入孔17bを設け、図中に矢印で示すように冷却区画4内の冷気を注出室17に導入してタップ13を冷却する例を示す。この場合は、注出室17からの冷気の漏出を防ぐため、注出室17を小扉18にて閉鎖可能とすることが必要である。複数の冷気導入孔17bが設けられてもよい。図12は、注出室17の壁部17aをアルミニウムといった熱伝導性に優れた素材にて形成することにより、図中に矢印で示したように、冷却区画4と注出室17との間で熱交換を生じさせてタップ13を冷却する例を示す。この例でも、注出室17を小扉18にて閉鎖可能とすることが必要である。なお、図11の例と図12の例とは組み合わせ可能である。すなわち、注出室17の壁部17aを熱伝導性に優れた素材にて構成し、その壁部17aにさらに冷気導入孔17bが設けられてもよい。
図13は、タップ13の表面に半導体熱電素子としてのペルチェ素子30を取り付けてタップ13を冷却する例を示している。図14は、タップ13の冷却区画への露出部分である接続部13bに熱交換部材31を装着し、冷却区画の冷気を利用して熱交換部材31を冷却し、さらに、熱交換部材31とタップ13との間に熱伝導を生じさせてタップ13の冷却室外外への露出部分を冷却する例である。熱交換部材31が配置される冷却区画は、図1の例であれば冷却区画4であり、図6の例であれば冷却区画5Rである。
図15は、冷蔵庫1の製氷室32及び冷凍室33の冷気を利用してタップ13を冷却する例である。例えば、タップ13の冷却室2への露出部分に伝熱部材34、35を装着し、伝熱部材34の先端部34aを製氷室32に位置させ、伝熱部材35の先端部35aを冷凍室33に位置させることにより、製氷室32及び冷凍室33から伝熱部材34、35を介してタップ13の接続部13bに伝熱してタップ13の冷却室外への露出部分を冷却する。
図16は、冷蔵庫1に備え付けられた製氷機36にて生成される氷37の少なくとも一部をタップ13の冷却区画への露出部分に導くことにより、タップ13の庫内への露出部分を氷37にて直接的に冷却し、タップ13の冷却室外への露出部分はタップ13の熱伝導を利用して冷却する例である。
図17は、タップ13の冷却区画への露出部分に冷媒配管38を巻き付け、冷蔵庫1の冷凍サイクルにおける断熱膨張を経て温度が低下した冷媒を冷媒配管38に導いてタップ13の接続部13bを冷却し、タップ13の冷却室外への露出部分はタップ13の熱伝導を利用して冷却する例である。図18は、冷媒配管38を冷却室外への露出部分まで巻き付け、温度が低下した冷媒によりタップ13の全体を冷却する例である。タップ13の冷却室外への露出部分の周囲にはカバー39が設けられている。カバー39を設けることにより、例えばタップ13の結露を防止し、タップ13の周囲に断熱性を付与することが可能である。
以上のように、タップ13等の注出口部の少なくとも一部が冷却室外に露出する場合には、冷蔵庫1の冷却機能、製氷機能等を利用して注出口部を冷却するか、あるいはペルチェ素子のような冷却手段を注出口部に付加して冷却することにより、注出口部における微生物の増殖を抑えることが可能である。上述した冷却構造は、注出口部としてタップ13を設ける例に限らず、図9及び図10に例示したようにノズル25を設ける場合でも適用されてよい。その場合でも、ノズル25に付着して残ったビール飲料内における微生物の増殖を抑えることが可能である。
本発明は上述した各種の形態に限定されず、適宜の変形又は変更が施された形態にて実施されてよい。例えば、上記の形態では、供給元容器としてビール樽100を例示し、供給元容器内の液体としてビール飲料を例示したが、供給元容器はビール飲料以外の各種の飲料を収容した容器として構成されてよい。供給元容器に収容される液体は飲料に限らない。冷却状態で保管すべき各種の液体が対象であってよい。
冷蔵庫はその冷却室が冷蔵室、冷凍室、野菜室、製氷室といった複数の冷却区画に区分される例に限らない。単一の冷蔵室のみが設けられた冷蔵庫であっても本発明は適用可能である。冷却室が複数の冷却区画に区分される場合において、注出装置と供給元容器とは必ずしも同一の冷却区画に配置されることを要しない。例えば、図8に例示したように液体流路形成部材の一部を冷蔵庫1の壁内に埋め込むことにより、供給元容器と注出装置とが互いに異なる冷却区画に配置されてもよい。
上記の形態では、ビール樽100のビール飲料をガスボンベ101から供給されるガス圧によってビール樽100から押し出す例を示したが、注出用のガスの供給は必ずしも必須の構成ではない。例えば、供給元容器から重力を利用して液体を取り出すことが可能な場合、ガス圧の供給は不要である。
上述した実施の形態及び変形例のそれぞれから導き出される本発明の各種の態様を以下に記載する。なお、以下の説明では、本発明の各態様の理解を容易にするために添付図面に図示された対応する構成要素を括弧書きにて付記するが、それにより本発明が図示の形態に限定されるものではない。
本発明の一態様に係る冷蔵庫(1)は、食材その他の各種の物品を収容可能な汎用の冷却室(2)と、前記汎用の冷却室内に収容された供給元容器(100)と接続されて当該供給元容器内の液体を注出する注出装置(11A;11B;11c;11D;11E)とを備えたものである。
上記態様の冷蔵庫によれば、汎用の冷却室を供給元容器の冷蔵保管のためのスペースとして利用しつつ、注出装置を利用して供給元容器に収容された液体を注出することができる。汎用の冷却室を備えた冷蔵庫に注出装置を付加する構成であるため、液体注出用の専用機として構成された冷蔵庫を別途導入する必要がない。家庭用の冷蔵庫のように汎用性のある冷蔵庫を、液体注出機能を備えた冷蔵庫として利用することができる。そのため、設置の負担を低減することが可能である。
上記態様においては、以下の事項をさらに付加することが可能である。なお、以下の各種の事項は、相互に矛盾が生じない限りにおいて適宜に組み合わせて適用されてよい。
前記注出装置は前記液体の出口となる注出口部(13;25)を備え、前記注出口部は前記冷却室を開閉するための扉(7)に取り付けられてもよい。これによれば、汎用の冷却室を開閉するための扉を、注出口部を備えたものへと改変することにより、注出装置を設けることができる。
さらに、前記注出口部は前記扉の外面側に設けられてもよい。この場合、扉を開くことなく注出口部から液体を注出することが可能である。そのため、注出装置の使い勝手を向上させることができる。注出のために扉を開いて冷却室を開放する必要がなく、冷却室の保冷性の確保にも有利である。
前記扉には、前記注出口部から注出される液体を受ける受入容器(102)を庫外から挿入することが可能な注出室(17)が設けられ、前記注出口部は前記注出室内に設けられてもよい。この場合、注出室に受入容器を挿入して液体を注出することが可能である。注出口部を注出室内に収めることにより、扉からの注出口部の突出を抑えることが可能である。
さらに、前記注出室が小扉により庫外に対して開閉可能とされてもよい。この場合、注出装置の不使用時に注出室を閉じて塵埃の侵入を防止することができる。小扉に断熱性能を付加することにより、注出室を介した冷蔵庫の内外における熱交換を抑えることも可能である。
前記注出口部は前記扉の内面側に設けられてもよい。この場合、注出口部を冷却室の冷気により、液体の出口である注出口部を低温に保持することができる。したがって、注出口部における微生物の増殖を抑える点で有利である。
前記注出装置(11D;11E)は、前記冷却室に対して一体的に着脱可能な注出ユニットとして構成されてもよい。この場合、冷蔵庫に何らの改変を施すことなく、注出装置を冷蔵庫に設けることができる。
さらに、前記注出ユニット(11D)は、前記冷却室の一部を占有するようにして当該冷却室内に収容可能とされてもよい。この場合は、注出装置を冷却室内に収容するだけで冷蔵庫に液体注出機能を付加することができる。冷却室の注出装置を除く領域は、食材等の物品を保管する汎用の冷却室として引き続き使用することが可能である。
さらに、前記冷却室は、互いに独立して開閉可能な複数の冷却区画(4、5L、5R、6)に区分され、前記注出ユニットはいずれか一の冷却区画(一例として5R)を埋めるように装着されるトレイ(22)と置き換えるようにして前記冷却区画に取り付け可能とされてもよい。この場合、注出装置を、トレイに対して互換性を有するオプション品として用意して冷蔵庫の関連部品の豊富化を図ることができる。それにより、冷蔵庫の商品性を高めることが可能である。
前記注出装置は前記冷却室の外に位置して前記液体の出口となる注出口部(13;25)を備え、前記注出口部が冷却可能とされてもよい。この場合、冷却室外の注出口部を冷却して微生物の増殖を抑えることが可能である。
1 冷蔵庫
2 冷却室
4、5、5L、5R、6 冷却区画
7 扉
11A、11B、11C、11D、11E 注出装置
13 タップ
14 ガスチューブ
15 ビールチューブ
17 注出室
18 小扉
22 トレイ
25 ノズル
100 ビール樽
101 ガスボンベ
102 ジョッキ
2 冷却室
4、5、5L、5R、6 冷却区画
7 扉
11A、11B、11C、11D、11E 注出装置
13 タップ
14 ガスチューブ
15 ビールチューブ
17 注出室
18 小扉
22 トレイ
25 ノズル
100 ビール樽
101 ガスボンベ
102 ジョッキ
Claims (10)
- 食材その他の各種の物品を収容可能な汎用の冷却室と、前記汎用の冷却室内に収容された供給元容器と接続されて当該供給元容器内の液体を注出する注出装置とを備えた冷蔵庫。
- 前記注出装置は前記液体の出口となる注出口部を備え、前記注出口部は前記冷却室を開閉するための扉に取り付けられている請求項1に記載の冷蔵庫。
- 前記注出口部が前記扉の外面側に設けられている請求項2に記載の冷蔵庫。
- 前記扉には、前記注出口部から注出される液体を受ける受入容器を庫外から挿入することが可能な注出室が設けられ、前記注出口部は前記注出室内に設けられている請求項2に記載の冷蔵庫。
- 前記注出室が小扉により庫外に対して開閉可能とされた請求項4に記載の冷蔵庫。
- 前記注出口部が前記扉の内面側に設けられている請求項2に記載の冷蔵庫。
- 前記注出装置は、前記冷却室に対して一体的に着脱可能な注出ユニットとして構成されている請求項1に記載の冷蔵庫。
- 前記注出ユニットは、前記冷却室の一部を占有するようにして当該冷却室内に収容可能である請求項7に記載の冷蔵庫。
- 前記冷却室は、互いに独立して開閉可能な複数の冷却区画に区分され、前記注出ユニットはいずれか一の冷却区画を埋めるように装着されるトレイと置き換えるようにして前記冷却区画に取り付け可能とされた請求項7に記載の冷蔵庫。
- 前記注出装置は前記冷却室の外に位置して前記液体の出口となる注出口部を備え、前記注出口部が冷却可能とされた請求項1に記載の冷蔵庫。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2024070249A JP2025166319A (ja) | 2024-04-24 | 2024-04-24 | 液体注出機能を備えた冷蔵庫 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2024070249A JP2025166319A (ja) | 2024-04-24 | 2024-04-24 | 液体注出機能を備えた冷蔵庫 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2025166319A true JP2025166319A (ja) | 2025-11-06 |
Family
ID=97565193
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2024070249A Pending JP2025166319A (ja) | 2024-04-24 | 2024-04-24 | 液体注出機能を備えた冷蔵庫 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2025166319A (ja) |
-
2024
- 2024-04-24 JP JP2024070249A patent/JP2025166319A/ja active Pending
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