JP2025123718A - 仮想空間制御システムおよび仮想空間制御方法 - Google Patents

仮想空間制御システムおよび仮想空間制御方法

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JP2025123718A JP2024019348A JP2024019348A JP2025123718A JP 2025123718 A JP2025123718 A JP 2025123718A JP 2024019348 A JP2024019348 A JP 2024019348A JP 2024019348 A JP2024019348 A JP 2024019348A JP 2025123718 A JP2025123718 A JP 2025123718A
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Abstract

【課題】仮想空間における、円滑なコミュニケーションを可能にすること。【解決手段】仮想空間制御システム1は、仮想空間において、第一情報端末装置10の第一ユーザが、第二情報端末装置10の第二ユーザとのコミュニケーションを要求する操作を行ったことが検出された場合、第一情報端末装置10で扱った情報の内容を取得し、第二情報端末装置10における仮想空間の表示において、第一アバターが第二アバターに近づいてくる表示とともに、第一情報端末装置10で扱った情報の内容を示す表示を行う。【選択図】図4

Description

本発明は、仮想空間制御システムおよび仮想空間制御方法に関する。
バーチャルオフィスのような仮想空間を用いてコミュニケーションを行う機会が増えている。仮想オフィスなどの仮想空間において、他のユーザとコミュニケーションを行う場合、例えば、コミュニケーションを行いたい相手のアバターの周囲に設定された情報共有範囲に自己のアバターを移動させたり、コミュニケーションを行いたい相手のアバターに自己のアバターを重ねたり、隣接させたりするなどの操作を行うことで、ユーザ同士のビデオ通話などを開始する技術が知られている(例えば、特許文献1、特許文献2参照)。
特開2022-071314号公報 特開2022-177677号公報
このような場合、近づいてくるアバターがどのような目的で近づいてくるのかの判断ができず、会話の内容に突発的に対応する必要が生じる。
本開示は、仮想空間における、円滑なコミュニケーションを可能にすることを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本開示に係る仮想空間制御システムは、情報端末装置に仮想空間を表示させる仮想空間制御システムであって、前記仮想空間制御システムが備える情報処理装置は、前記仮想空間において、第一情報端末装置の第一ユーザが、第二情報端末装置の第二ユーザとのコミュニケーションを要求する操作を行ったことが検出された場合、前記第一情報端末装置で扱った情報の内容を取得し、前記第二情報端末装置における前記仮想空間の表示において、第一アバターが前記第二ユーザに対応する第二アバターに近づいてくる表示とともに、前記第一情報端末装置で扱った情報の内容を示す表示を行う。
本開示に係る仮想空間制御方法は、情報端末装置に仮想空間を表示させる仮想空間制御システムが実行する仮想空間制御方法であって、前記仮想空間において、第一情報端末装置の第一ユーザが、第二情報端末装置の第二ユーザとのコミュニケーションを要求する操作を行ったことが検出された場合、前記第一情報端末装置で扱った情報の内容を取得し、前記第二情報端末装置における前記仮想空間の表示において、第一アバターが前記第二ユーザに対応する第二アバターに近づいてくる表示とともに、前記第一情報端末装置で扱った情報の内容を示す表示を行うこと、を仮想空間制御システムが実行する。
本開示によれば、仮想空間における、円滑なコミュニケーションを可能にできる。
図1は、第一実施形態に係る仮想空間制御システムの構成例を示す概略図である。 図2は、第一実施形態に係る情報端末装置の構成例を示すブロック図である。 図3は、第一実施形態に係るサーバ装置の構成例を示すブロック図である。 図4は、第一実施形態に係る情報処理装置の構成例を示すブロック図である。 図5は、第一情報端末装置の表示画面に表示された仮想オフィスの表示画面の一例を示す図である。 図6は、第二情報端末装置の表示画面に表示された仮想オフィスの表示画面の一例を示す図である。 図7は、第一実施形態に係る仮想空間制御方法の一例を示すフローチャートである。 図8は、第一実施形態に係る仮想空間制御方法の一例を示すフローチャートである。 図9は、第二実施形態に係る情報処理装置の構成例を示すブロック図である。 図10は、第二実施形態に係る仮想空間制御方法の一例を示すフローチャートである。 図11は、第二実施形態に係る仮想空間制御方法の一例を示すフローチャートである。
以下に添付図面を参照して、本発明に係る仮想空間制御システムおよび仮想空間制御方法の実施形態を詳細に説明する。なお、以下の実施形態により本発明が限定されるものではない。
[第一実施形態]
(仮想空間制御システム)
図1は、第一実施形態に係る仮想空間制御システムの構成例を示す概略図である。仮想空間制御システム1は、仮想空間に構成した仮想オフィスを制御する。以下の実施形態においては仮想オフィスを例示して説明するが、仮想オフィスに限らず仮想空間においてアバターを用いたコミュニケーションを行う様々なサービス等にも適用可能である。
仮想空間制御システム1が制御する仮想オフィスの概要を説明する。ユーザは、情報端末装置を用い、自身のアカウントで仮想オフィスに出社(ログイン)して業務を行う。仮想オフィスにおいては、ユーザに対応つけられたアバターが設定される。ユーザが、自身が使用する後述する情報端末装置10を用いて仮想オフィスにログインした場合、仮想オフィス内の任意の座席、または、予め定められた座席までアバターを移動させ、着座するようにユーザ操作および表示が行われる。ユーザは、アバターを操作して仮想オフィス内を移動させることができる。仮想オフィスでは、例えば、アバター同士の仮想オフィスにおける距離が近い場合、または、アバター同士が仮想オフィス内の会議室のような同一空間に位置する場合、相互に声などの音声が聞こえるような情報共有を行うことができる。
仮想空間制御システム1は、各ユーザが業務などに使用し、仮想オフィスにログインする情報端末装置10と、サーバ装置30とを備える。
(情報端末装置)
図2は、第一実施形態に係る情報端末装置の構成例を示すブロック図である。情報端末装置10は、仮想オフィスで業務を行うユーザが使用する端末装置である。情報端末装置10は、ユーザが仮想オフィスのアプリケーションを実行する端末装置である。情報端末装置10は、ユーザが仮想オフィスにログインする際に、仮想オフィスに自身のアカウントでログインする端末装置である。
情報端末装置10は、例えば、汎用のパーソナルコンピュータ、スマートフォン、または、タブレット端末のような情報端末装置などである。情報端末装置10は、ネットワークを介して、サーバ装置30にデータ通信可能に接続されている。
情報端末装置10は、情報端末装置10にログインしているユーザのアカウント情報などに基づき、仮想オフィスにログインする。
情報端末装置10は、カメラ11と、マイクロフォン12と、操作部13と、表示部17と、音声出力部18と、通信部19と、端末制御装置20と、を備える。
カメラ11は、情報端末装置10に向かい合う方向を撮像する。カメラ11は、情報端末装置10の表示部17に対向する方向を撮像する位置に配置されている。つまり、カメラ11は、情報端末装置10を使用しているユーザが存在する方向を撮像する。カメラ11は、例えば、表示部17の周辺などに配置されている。カメラ11は、撮像した映像を端末制御装置20の映像取得部21に出力する。
マイクロフォン12は、情報端末装置10の周辺の音声を収音する。マイクロフォン12は、情報端末装置10の表示部17に対向する方向の音声を収音することとしてもよく、情報端末装置10に接続されたヘッドセットなどに備えられていてもよい。つまり、マイクロフォン12は、情報端末装置10を使用しているユーザが発話した音声および周囲の音声を収音する。マイクロフォン12は、収音した音声に関する音声情報を端末制御装置20の音声取得部22に出力する。
操作部13は、情報端末装置10に対する各種操作を入力可能な入力装置である。操作部13は、受け付けた入力操作に応じた操作信号を端末制御装置20に出力する。操作部13は、例えば、キーボード、マウス、表示部17に重ねて配置されたタッチパネル、ボタン、スイッチなどを含む。操作部13は、例えば、キー入力操作、クリック操作またはタッチ操作を受け付け可能である。
操作部13は、表示部17の表示画面上において、仮想オフィス内のユーザ自身に対応するアバターを任意の方向に移動させる操作などを受け付け可能である。操作部13は、例えば、表示部17の表示画面上において、仮想オフィス内の自身のアバターを他のアバターに重ねる、または、隣接させるなどの操作を受け付ける。
自身のアバターを他のアバターに重ねる、または、隣接させるなどの操作を行うことにより、仮想オフィスのアプリケーションにおいて、ユーザ同士のビデオ通話または音声通話などのコミュニケーションが開始可能になる。ビデオ通話および音声通話のどちらを行うかは、あらかじめ設定されていてもよいし、ユーザの操作によって設定されてもよい。
表示部17は、文字および画像を含む各種の映像を表示する。表示部17は、例えば、液晶ディスプレイ、有機EL(Electro Luminescence)などを含むディスプレイである。表示部17は、仮想オフィスの映像などが表示される。本実施形態では、表示部17は、ビデオ通話が可能になった場合、ビデオ通話を行う他のアバターのユーザの映像、言い換えると、他のアバターのユーザが使用する情報端末装置10のカメラ11が撮像した映像が出力される。表示部17は、表示制御部27によって表示が制御される。
音声出力部18は、仮想オフィスの音声などを出力する音声出力装置である。本実施形態では、音声出力部18は、仮想オフィスを利用しているとき、仮想オフィスにおける自身のアバターの周囲の音声が出力される。また、音声出力部18は、音声通話またはビデオ通話が可能になった場合、音声通話またはビデオ通話を行う他のアバターのユーザの音声、言い換えると、アバターのユーザが使用する情報端末装置10のマイクロフォン12が収音した音声が出力される。音声出力部18は、音声出力制御部28によって音声の出力が制御される。
通信部19は、有線通信または無線通信などを行うための通信ユニットである。通信部19は、例えば、Wi-Fi(登録商標)や携帯電話回線などを用いた通信方法で通信を行い、イントラネットやインターネットに接続される。通信部19は、通信制御部29によって通信を制御される。通信部19は、サーバ装置30との間で、映像および音声、またはアプリケーションの操作情報などのデータの通信を行う。通信部19は、サーバ装置30との間で、情報端末装置10にログインしているユーザのアカウント情報およびアプリケーションの動作状態情報などのデータの通信を行う。
(端末制御装置)
端末制御装置20は、情報端末装置10の各部を制御する。端末制御装置20は、例えば、CPU(Central Processing Unit)やMPU(Micro Processing Unit)などの制御装置と、RAM(Random Access Memory)またはROM(Read Only Memory)などの記憶装置とを有する。端末制御装置20は、本開示に係る情報端末装置10の動作を制御するプログラムを実行する。端末制御装置20は、例えば、ASICやFPGAなどの集積回路により実現されてもよい。端末制御装置20は、記憶されているプログラムをメモリにロードして、プログラムに含まれる命令を実行する。端末制御装置20には上述したRAMなどの内部メモリが含まれ、内部メモリは端末制御装置20におけるデータの一時記憶などに用いられる。端末制御装置20は、ハードウェアと、ソフトウェアとの組み合わせで実現されてもよい。
端末制御装置20は、回路や実行されるプログラムによって実現される機能ブロックとして、映像取得部21と、音声取得部22と、操作受付部23と、アプリケーション制御部24と、記憶部26と、表示制御部27と、音声出力制御部28と、通信制御部29と、を有する。
映像取得部21は、カメラ11が撮像した映像を取得する。より詳しくは、映像取得部21は、カメラ11によって撮像された、情報端末装置10と向かい合うユーザなどを撮像した映像を取得する。カメラ11の撮像によって取得する映像データは、動画像である。
音声取得部22は、マイクロフォン12が検出した音声を取得する。音声取得部22は、情報端末装置10の周辺に存在するユーザが発話した音声などの音声を取得する。
操作受付部23は、操作部13に対する操作に応じた操作信号を操作部13から取得する。操作受付部23は、取得した操作信号に応じた制御信号を、各部に出力する。
操作受付部23は、表示部17の表示画面に対する操作を受け付ける。操作受付部23は、例えば、表示部17の表示画面上において、仮想オフィス内の自身のアバターを移動させる操作を受け付ける。操作受付部23は、例えば、表示部17の表示画面上において、仮想オフィス内の自身のアバターを他のアバターに重ねる、または、隣接させるなどの操作を受け付ける。
アプリケーション制御部24は、情報端末装置10で実行される様々なアプリケーションの動作を制御する。アプリケーション制御部24で動作するアプリケーションは、後述するサーバ装置30のアプリケーション制御部42と協働して、様々なアプリケーションが制御されてもよい。
アプリケーション制御部24は、情報端末装置10で動作しているアプリケーションに関する表示を、後述する表示制御部27によって表示部17に表示させる。アプリケーションに関する表示とは、アプリケーションに関する表示を情報端末装置10のユーザに示すウィンドウなどの表示画面やアイコンなどである。
アプリケーション制御部24は、情報端末装置10のユーザが仮想オフィスにログインしているとき、サーバ装置30のアプリケーション制御部42で実行されている仮想オフィスを、情報端末装置10において利用可能とする。
アプリケーション制御部24は、情報端末装置10において仮想オフィスアプリケーションが実行されている場合、情報端末装置10のユーザに対応したアバターの周囲に設定されている情報共有範囲に基づき、表示制御部27および音声出力制御部28を用いた情報共有を行う。また、アプリケーション制御部24は、情報端末装置10において仮想オフィスアプリケーションが実行されているときに、他のユーザに対応するアバターとのビデオ通話が開始された場合、表示制御部27および音声出力制御部28を用いたビデオ通話を行う。
記憶部26は、例えば、端末制御装置20の演算内容、およびプログラム等の情報を記憶する。記憶部26は、例えば、RAMと、ROMのような主記憶装置、SSD、HDD(Hard Disk Drive)等の記憶装置などで構成される。
記憶部26は、例えば、仮想オフィスのアプリケーションなど、情報端末装置10で用いるアプリケーションに関するプログラムや設定情報などを記憶する。
仮想オフィスにおけるアバターに設定される情報共有範囲および情報共有について説明する。仮想オフィスにおいては、各アバターの周囲に、情報共有範囲が設定されている。情報共有範囲は、他のアバターのユーザとの情報共有を行うことができる範囲であり、相互に情報共有範囲に含まれる複数のユーザ間で、情報共有が可能となる範囲である。情報共有範囲における情報共有の一例としては、相互に音声が共有される。言い換えると、情報共有範囲は、各アバターのユーザの声などの音声が、他のアバターのユーザに聞こえる範囲である。また、情報共有範囲は、各アバターのユーザに対して、他のアバターのユーザの声などの音声が聞こえる範囲である。情報共有範囲で共有可能な情報は、音声に限らず映像やテキストなど他の情報も含まれる。本実施形態においては、情報共有範囲は、音声を共有する例として説明する。
例えば、第一アバターの情報共有範囲内に、第二アバターが入った場合、第二アバターの第二ユーザは、第一アバターの第一ユーザの音声を聞くことができる。また、第一アバターの情報共有範囲内に、第二アバターが入り、第二アバターの情報共有範囲内に第一アバターが入っている場合、双方向の音声共有が行われることで、相互に存在を感じ取れるとともに、特段の操作を行わずとも、会話などが可能となる。したがって、情報共有範囲は、音声共有範囲と言い換えることもできる。具体的には、第一アバターと第二アバターが相互に情報共有範囲に含まれている場合、第一アバターの第一ユーザが使用している情報端末装置10の音声取得部22が取得した音声が、第二ユーザが使用している情報端末装置10において聞こえる状態となり、第二アバターの第二ユーザが使用している情報端末装置10の音声取得部22が取得した音声が、第一ユーザが使用している情報端末装置10において聞こえる状態となる。
また、仮想オフィスに設定された会議室など、特定の範囲に存在する全てのアバター間の情報共有を可能とする空間を設定することも可能である。そのように設定された空間以外は、アバターごとに情報共有範囲が設定される。
各アバターにおける情報共有範囲は、仮想オフィスの利用開始時に初期値の大きさおよび形状が設定される。各アバターにおける情報共有範囲は、ユーザ操作によって大きさおよび形状が変更可能であってもよい。
表示制御部27は、表示部17における各種の映像の表示を制御する。表示制御部27は、表示部17におけるアプリケーション制御部24が実行している仮想オフィスの映像の表示を制御する。本実施形態では、情報共有される情報に映像やテキストが含まれる場合、映像やテキストを表示部17に出力させる。また、表示制御部27は、ビデオ通話が可能になった場合、仮想オフィスのアバターのユーザの映像などを表示部17に出力させる。
音声出力制御部28は、音声出力部18における音声の出力を制御する。音声出力制御部28は、情報共有が行われている場合、仮想オフィス内における情報共有範囲内に存在する他のアバターのユーザの発話音声などを、音声出力部18に出力させる。また、音声出力制御部28は、ビデオ通話が可能になった場合、ビデオ通話の相手となるユーザの発話音声などを、音声出力部18に出力させる。
通信制御部29は、通信部19を制御して、サーバ装置30との間における映像および音声などのデータの送受信、アプリケーションの動作状態情報などの送受信を制御する。より詳しくは、通信制御部29は、例えば、通信部19を制御して、サーバ装置30から仮想オフィスの映像および音声を受信する。通信制御部29は、例えば、通信部19を制御して、サーバ装置30へ、映像取得部21および音声取得部22によって取得された、情報端末装置10の表示部17に対向しているユーザの映像および音声を送信する。アプリケーションの動作状態情報とは、例えば、仮想オフィスアプリケーションにおいては、操作部13によるアバターの操作、ビデオ通話の開始および終了の操作などである。
(サーバ装置)
図3は、第一実施形態に係るサーバ装置の構成例を示すブロック図である。サーバ装置30は、各情報端末装置10のユーザが所属している企業のサーバ装置、または、仮想オフィスサービスを提供する事業体のサーバ装置であり、分散型を含む汎用のサーバ装置であってもよい。サーバ装置30は、仮想オフィスなどの仮想空間を構築して制御する。サーバ装置30は、通信部31と、サーバ制御装置40と、を備える。
通信部31は、有線通信または無線通信などを行うための通信ユニットである。通信部31は、例えば、Wi-Fiや携帯電話回線などを用いた通信方法で通信を行い、イントラネットやインターネットに接続される。通信部31は、通信制御部41によって通信を制御される。通信部31は、複数の情報端末装置10との間で、映像および音声、アプリケーションの動作状態情報などのデータの通信を行う。
(サーバ制御装置)
サーバ制御装置40は、サーバ装置30の各部を制御する。サーバ制御装置40は、例えば、CPUやMPUなどの制御装置と、RAMまたはROMなどの記憶装置とを有する。サーバ制御装置40は、例えば、ASICやFPGAなどの集積回路により実現されてもよい。サーバ制御装置40は、ハードウェアと、ソフトウェアとの組み合わせで実現されてもよい。サーバ制御装置40は、本開示に係るサーバ装置30の動作を制御するプログラムを実行する。
サーバ制御装置40は、回路や実行されるプログラムによって実現される機能ブロックとして、通信制御部41と、アプリケーション制御部42と、記憶部49と、を備える。
通信制御部41は、通信部31を制御して、情報端末装置10との間における映像および音声を含むデータの送受信、アプリケーションの動作状態情報などの送受信を制御する。通信制御部41は、例えば、通信部31を制御して、情報端末装置10から情報端末装置10のカメラ11で撮像した映像およびマイクロフォン12で収音した音声を受信する。通信制御部41は、例えば、通信部31を制御して、情報端末装置10へ、仮想オフィスの映像および音声を送信する。アプリケーションの動作状態情報とは、例えば、仮想オフィスアプリケーションの構成情報などである。
アプリケーション制御部42は、サーバ装置30で動作する各種のアプリケーションの動作を制御する。アプリケーション制御部42は、例えば、仮想オフィスのアプリケーションの動作を制御する。アプリケーション制御部42は、例えば、オンラインコミュニケーションに使用するアプリケーションの動作を制御する。
アプリケーション制御部42は、サーバ装置30で動作しているアプリケーションの構成を、通信制御部41によって、アプリケーションを実行している情報端末装置10に送信する。具体的には、アプリケーション制御部43は、サーバ装置30で動作している仮想オフィスの構成を示す情報を、仮想オフィスにログインしている情報端末装置10に送信する。
記憶部49は、例えば、サーバ制御装置40の演算内容、およびプログラム等の情報を記憶する。記憶部49は、例えば、RAMと、ROMのような主記憶装置、SSD、HDD等の記憶装置などで構成される。
記憶部49は、仮想空間に構成する仮想オフィスを示す情報を記憶している。記憶部49は、仮想オフィスにログインするユーザごとに、アバターと、アバターに対応付けられた情報端末装置10、および、情報端末装置10のアカウントユーザを示す情報を記憶している。記憶部49は、仮想オフィスを構成する区画や仮想デスクなど仮想オフィスを構成する物体の配置などを示す情報を記憶している。
(情報処理装置)
図4を用いて、第一実施形態に係る情報処理装置の構成例について説明する。図4は、第一実施形態に係る情報処理装置の構成例を示すブロック図である。情報処理装置50は、サーバ装置30および仮想オフィスに用いられている複数の情報端末装置10のいずれか一方または双方の装置の協働で実現される概念的な装置である。情報端末装置10またはサーバ装置30のどちらかを情報処理装置50としてもよく、情報端末装置10およびサーバ装置30とを備える情報処理システム1を情報処理装置50としてもよい。情報処理装置50の各部は、端末制御装置20およびサーバ制御装置40のいずれか、または双方の装置の協働で実現される。
情報処理装置50は、仮想空間において、第二ユーザが仮想オフィスにログインしている第二情報端末装置(以下、「第二情報端末装置」という。)10の第二ユーザに対応する第二アバターの情報共有範囲に、第一ユーザに対応する第一アバターが近づいている場合、第一ユーザが仮想オフィスにログインしている第一情報端末装置(以下、「第一情報端末装置」という。)10で扱った情報の内容を取得し、第二情報端末装置10における仮想空間の表示において、第一アバターが第二アバターに近づいてくる表示とともに、第一情報端末装置10で扱った情報の内容を示す表示を行う。
第一情報端末装置10とは、仮想オフィスにログインしている任意の端末装置であり、第二情報端末装置10とは、第一情報端末装置10とは異なる端末装置であり、第一情報端末装置10と同一の仮想オフィスにログインしている任意の端末装置である。
情報とは、例えば、文書データ、表データ、プレゼンテーションデータ、WEBページデータなどの業務に使用したアプリケーションによって情報端末装置の表示画面に表示された各種データを含む。
情報の内容とは、例えば、情報のタイトル、情報の要約、情報に紐づけられたプロジェクト、会議または作業タスクの名称またはアイコン画像などである。情報の内容は、ユーザによって任意に入力されたテキストでもよい。
第一情報端末装置10で扱った情報の内容とは、例えば、第二ユーザに関連する情報、または第二ユーザと共通して関連する情報などである。
第二ユーザに関連する情報とは、例えば、第二ユーザが参照、更新または登録したことを示す更新履歴を有する情報である。第二ユーザに関連する情報とは、例えば、第二ユーザ、第二ユーザが担当する業務、第二ユーザが参加する会議、第二ユーザが参画するプロジェクト、または、第二ユーザが所属する組織などを示す文言を含む情報である。第二ユーザに関連する情報とは、例えば、第二ユーザ、第二ユーザが担当する業務、第二ユーザが参加する会議、第二ユーザが参画するプロジェクト、または、第二ユーザが所属する組織などに対して公開可能、共有可能に設定された情報である。
第二ユーザと共通して共通して関連する情報とは、例えば、第一ユーザおよび第二ユーザが担当する業務、第一ユーザおよび第二ユーザが参加する会議、第一ユーザおよび第二ユーザが参画するプロジェクト、または、第一ユーザおよび第二ユーザが所属する組織などを示す文言を含む情報である。第二ユーザと共通して共通して関連する情報とは、例えば、第一ユーザおよび第二ユーザが担当する業務、参加する会議、参画するプロジェクト、または、所属する組織などに対して公開可能、共有可能に設定された情報である。
第一情報端末装置10で扱った情報の内容とは、例えば、第一アバターが第二アバターに近づく表示が開始されたときから所定期間内に第一情報端末装置10で扱った情報である。第一情報端末装置10で扱った情報の内容とは、例えば、第一アバターが第二アバターに近づく表示が開始された時点より10分間程度前までの間に第一情報端末装置10に表示された情報である。
第一情報端末装置10で扱った情報の内容とは、例えば、第一ユーザが第二ユーザとのコミュニケーションを要求する操作を行ったときから所定期間内に第一情報端末装置10で扱った情報である。第一情報端末装置10で扱った情報の内容とは、例えば、第一ユーザが第二ユーザとのコミュニケーションを要求する操作を行った時点より10分間程度前までの間に第一情報端末装置10に表示された情報である。
第二情報端末装置10に表示する、第一情報端末装置10で扱った情報の内容は、第一ユーザが複数の内容から選択可能としてもよい。
図4に示すように、情報処理装置50は、アバター位置検出部51と、情報取得部53と、アプリケーション制御部55と、表示制御部58と、音声出力制御59と、を備える。例えば、アバター位置検出部51とアプリケーション制御部55とは、端末制御装置20およびサーバ制御装置40の協働で実現され、情報取得部53と表示制御部58とは、端末制御装置20で実現されてもよいが、これに限定されない。
アバター位置検出部51は、仮想オフィスにおいて、各アバターの位置を検出することで、第一ユーザに対応する第一アバターと、第二ユーザに対応する第二アバターとの位置を検出する。
アバター位置検出部51は、仮想空間において、第二アバターの情報共有範囲に第一アバターが近づいていることを検出する。アバター位置検出部51は、仮想空間において、第二アバターの情報共有範囲に、第一アバターが向かって移動していることを検出する。
第二アバターの情報共有範囲に、第一アバターが近づいているとは、例えば、第一アバターの移動経路の先に、第二アバターの情報共有範囲が存在し、第二アバターの情報共有範囲に第一アバターが入る可能性が高い状態のことである。第二アバターの情報共有範囲に、第一アバターが近づいているとは、第一アバターの移動方向が第二アバターの情報共有範囲に向かって移動しており、第一アバターが第二アバターの情報共有範囲から所定距離まで近づいた状態である。具体的には、第一アバターが第二アバターの情報共有範囲に向かって移動しており、かつ、第一アバターの位置が第二アバターを中心とした第二アバターの情報共有範囲の半径の1.2倍以内などの所定距離まで近づいた状態などである。
アバター位置検出部51は、仮想空間において、第二アバターの情報共有範囲内に入った第一アバターを検出する。第一アバターが第二アバターの情報共有範囲内に入ったことを検出した場合、情報処理装置50では、第二ユーザの発話などの音声が、第一ユーザに聞こえる状態である。
アバター位置検出部51は、仮想空間において、第一アバターの位置が第二アバターの位置に重なったことを検出する。第一アバターが第二アバターに重なったことを検出した場合、情報処理装置50では、第一ユーザと第二ユーザとのビデオ通話が可能な状態である。
アバター位置検出部51は、仮想オフィスにおいて、第二アバターの情報共有範囲内から出た第一アバターを検出する。第一アバターが第二アバターの情報共有範囲内から出たことを検出した場合、情報処理装置50では、第二ユーザの発話などの音声が、第一ユーザに聞こえない状態である。
アバター位置検出部51が情報端末装置10において実装される場合、アバター位置検出部51は、その情報端末装置10にログインしているユーザを第二ユーザとして、第二アバターに対する第一アバターを検出すればよい。アバター位置検出部51がサーバ装置30において実装される場合、アバター位置検出部51は、すべてのユーザについて、それぞれの第一ユーザを検出すればよい。
情報取得部53は、仮想空間において、第二アバターの情報共有範囲に第一アバターが近づいている場合、第一ユーザが仮想オフィスにログインしている第一情報端末装置10で扱った情報の内容を取得する。
情報取得部53は、例えば、第二ユーザに関連する情報、または第二ユーザと共通して関連する情報を第一情報端末装置10で扱った情報の内容として取得する。
情報取得部53は、例えば、第一アバターが第二アバターに近づく表示が開始されたときから所定期間内に第一情報端末装置10で扱った情報を取得する。情報取得部53は、例えば、第一アバターが第二アバターに近づく表示が開始された時点より10分間程度前までの間に第一情報端末装置10に表示された情報を取得する。情報取得部53は、例えば、所定期間内に複数の情報が扱われている場合、第一アバターが第二アバターに近づく表示が開始されたときに時間的に近い情報としてもよい。
アプリケーション制御部55は、アバター位置検出部51が、仮想空間において、第二アバターの情報共有範囲に、第一アバターが近づいていることを検出した場合、仮想空間の表示において、第一アバターが第二アバターに近づいてくる表示とともに、情報取得部53で取得した第一情報端末装置10で扱った情報の内容を示す表示を行う情報を、第二情報端末装置10の表示制御部27に出力する。
アプリケーション制御部55は、第二情報端末装置10に表示する、第一情報端末装置10で扱った情報の内容を、第一ユーザが複数の内容から選択可能とする表示を行う情報を、第一情報端末装置10の表示制御部27に出力する。
表示制御部58は、複数の情報端末装置10の表示部17に、仮想オフィス画面などの各種の情報を示す映像を表示させる。
表示制御部58は、ビデオ通話が可能になった場合、第一情報端末装置10と、第二情報端末装置10とにおいて、相互に顔などの映像が表示されるようにする。より詳しくは、表示制御部58は、第一情報端末装置10の表示部17に、第二情報端末装置10のカメラ11によって撮像された第二ユーザの映像を出力させ、第二情報端末装置10の表示部17に、第一情報端末装置10のカメラ11によって撮像された第一ユーザの映像を出力させる。
表示制御部58は、ビデオ通話が停止された場合、第一ユーザと第二ユーザとの映像共有を停止する。
音声出力制御部59は、第一アバターの情報共有範囲内に第二アバターが入った場合、第一ユーザの音声を第二ユーザが共有可能とする。また、第一アバターの情報共有範囲内に第二アバターが入った状態で、第二アバターの情報共有範囲内に第一アバターが入っている場合、第一ユーザの音声を第二ユーザが共有可能とし、第二ユーザの音声を第一ユーザが共有可能とする。言い換えると、第一ユーザと第二ユーザとが、音声共有可能となり、音声による会話などが可能となる。より詳しくは、音声出力制御部59は、音声共有が可能になった場合、第一アバターに対応する第一ユーザが使用する情報端末装置10と、第二アバターに対応する第二ユーザが仮想オフィスにログインしている第二情報端末装置10とにおいて、相互に声などの音声が聞こえるようにする。より詳しくは、音声出力制御部59は、第一情報端末装置10の音声出力部18から、第二情報端末装置10のマイクロフォン12によって収音された第二ユーザの音声を出力させ、第二情報端末装置10の音声出力部18から、第一情報端末装置10のマイクロフォン12によって収音された第一ユーザの音声を出力させる。
音声出力制御部59は、アバターの移動などによって、第一アバターと第二アバターとが情報共有範囲に含まれなくなった場合、第一ユーザと第二ユーザとの音声共有を停止する。
図5、図6を用いて、表示画面について説明する。図5は、第一情報端末装置の表示画面に表示された仮想オフィスの表示画面の一例を示す図である。図6は、第二情報端末装置の表示画面に表示された仮想オフィスの表示画面の一例を示す図である。図5は、第一ユーザが自己の第一アバターを操作して、仮想オフィス内を移動させている状態における、第一情報端末装置10の表示部17の表示画面の一例である。図6は、図5と同条件における、第二情報端末装置10の表示部17の表示画面の一例である。図5に示すように、第一情報端末装置10の表示部17には、例えば、仮想オフィスのアプリケーションによって仮想オフィス画面を表示する表示画面W1が表示される。図6に示すように、第二情報端末装置10の表示部17には、例えば、仮想オフィスのアプリケーションによって仮想オフィス画面を表示する表示画面W2が表示される。
仮想オフィスを表示する表示画面W1、表示画面W2には、仮想オフィスの映像が表示されている。仮想オフィスには、複数の仮想デスクDが配置され、アバターが在室している。図5、図6においては、第二アバターの情報共有範囲に、第一アバターが近づいている。具体的には、第一アバターの移動経路の先に、第二アバターの情報共有範囲が存在し、第二アバターの情報共有範囲に第一アバターが入る可能性が高い状態である。図5、図6では、第一情報端末装置10および第二情報端末装置10に表示されている仮想オフィス画面の表示範囲外である隣接区画などから、第一アバターA1が矢印R1の方向に移動してきた状態を示す。この場合、第二アバターA2の情報共有範囲C2に第一アバターA1が入る可能性が高い状態である。
図6に示すように、第二情報端末装置10に表示されている仮想オフィス画面には、第一アバターA1の近傍に、第一情報端末装置10で扱った情報の内容が吹き出し状の画像にテキストとして表示されている。
(仮想空間制御方法)
図7、図8を用いて、仮想空間制御システム1における仮想空間制御方法について説明する。図7、図8は、第一実施形態に係る仮想空間制御方法の一例を示すフローチャートである。図7、図8に示す処理は、仮想空間制御システム1によって仮想オフィスが提供されている間、実行される。情報処理装置50が情報端末装置10において実装される場合、図7、図8に示すフローチャートの処理は、その情報端末装置10にログインしているユーザを第一ユーザまたは第二ユーザとして実行すればよい。情報処理装置50が情報端末装置10とサーバ装置30との協働で実装される場合、図7、図8に示すフローチャートの処理は、すべてのユーザについて、第一ユーザまたは第二ユーザとして実行すればよい。
仮想空間制御システム1は、仮想オフィスの表示を開始する(ステップS101)。より詳しくは、仮想空間制御システム1は、表示制御部58によって、情報端末装置10の表示部17に、仮想オフィス画面を示す映像を表示させる。仮想空間制御システム1は、ステップS102へ進む。
仮想空間制御システム1は、第一アバターが第二アバターの情報共有範囲に近づいているか否かを判定する(ステップS102)。より詳しくは、仮想空間制御システム1は、アバター位置検出部51によって、仮想オフィスにおいて、第二アバターの情報共有範囲に近づいている第一アバターを検出した場合、第一アバターが第二アバターの情報共有範囲に近づいていると判定する。仮想空間制御システム1は、第一アバターが第二アバターの情報共有範囲に近づいていると判定する場合(ステップS102でYes)、ステップS103へ進む。仮想空間制御システム1は、第一アバターが第二アバターの情報共有範囲に近づいていると判定しない場合(ステップS102でNo)、ステップS118へ進む。
第一アバターが第二アバターの情報共有範囲に近づいていると判定する場合(ステップS102でYes)、仮想空間制御システム1は、第一情報端末装置10で扱った情報(第一情報)を取得する(ステップS103)。より詳しくは、仮想空間制御システム1は、情報取得部53によって、第一情報端末装置10で扱った第一情報の内容を取得する。さらに、仮想空間制御システム1は、第一情報において第二情報端末装置10で扱った情報との関連性のある情報を特定するために、情報取得部53によって、第二情報端末装置10で扱った情報の内容を取得してもよい。仮想空間制御システム1は、ステップS104へ進む。
仮想空間制御システム1は、情報取得部53によって取得された第一情報に基づいて、第二ユーザに関連する第一情報、または、第二ユーザと共通する第一情報があるか否かを判定する(ステップS104)。仮想空間制御システム1は、情報取得部53によって取得された第一情報に加えて第二情報端末装置10で扱った情報に基づいて、第二ユーザに関連する第一情報、または、第二ユーザと共通する第一情報があるか否かを判定してもよい。仮想空間制御システム1は、第二ユーザに関連する第一情報、または、第二ユーザと共通する第一情報があると判定する場合(ステップS104でYes)、ステップS105へ進む。仮想空間制御システム1は、第二ユーザに関連する第一情報、および、第二ユーザと共通する第一情報があると判定しない場合(ステップS104でNo)、ステップS106へ進む。
第二ユーザに関連する第一情報、または、第二ユーザと共通する第一情報があると判定する場合(ステップS104でYes)、仮想空間制御システム1は、第二情報端末装置10における第一アバターの表示に加えて、第一情報の表示を開始する(ステップS105)。より詳しくは、仮想空間制御システム1は、表示制御部58によって、第二情報端末装置10における仮想空間の表示において、第一アバターが第二アバターに近づいてくる表示とともに、第一情報の内容を示す表示を開始する。仮想空間制御システム1は、ステップS106へ進む。
仮想空間制御システム1は、第一アバターが第二アバターの情報共有範囲内に入ったか否かを判定する(ステップS106)。より詳しくは、仮想空間制御システム1は、アバター位置検出部51によって、仮想オフィスにおいて、第二アバターの情報共有範囲内に入った第一アバターを検出した場合、第一アバターが第二アバターの情報共有範囲に入ったと判定する。仮想空間制御システム1は、第一アバターが第二アバターの情報共有範囲に入ったと判定する場合(ステップS106でYes)、ステップS107へ進む。仮想空間制御システム1は、第一アバターが第二アバターの情報共有範囲内に入ったと判定しない場合(ステップS106でNo)、ステップS115へ進む。
第一アバターが第二アバターの情報共有範囲に入ったと判定する場合(ステップS106でYes)、仮想空間制御システム1は、第一情報の表示があるか否かを判定する(ステップS107)。より詳しくは、仮想空間制御システム1は、表示制御部58によって、第二情報端末装置10における仮想空間の表示において、第一情報の内容を示す表示がされているか否かを判定する。仮想空間制御システム1は、第一情報の表示があると判定する場合(ステップS107でYes)、ステップS108へ進む。仮想空間制御システム1は、第一情報の表示があると判定しない場合(ステップS107でNo)、ステップS109へ進む。
ステップS106でYesの場合、すなわち、ステップS107においては、仮想オフィス画面には、第二アバターA2の情報共有範囲C2に入った第一アバターA1が表示されている。
第一情報の表示があると判定する場合(ステップS107でYes)、仮想空間制御システム1は、表示制御部58によって、第二情報端末装置10における第一情報の表示を終了する(ステップS108)。仮想空間制御システム1は、ステップS109へ進む。
仮想空間制御システム1は、情報共有を可能化する(ステップS109)。より詳しくは、仮想空間制御システム1は、表示制御部58によって、第二情報端末装置10と第一情報端末装置10とにおいて、相互に映像やテキストなどの映像が表示されるようにする。仮想空間制御システム1は、音声出力制御部59によって、第二情報端末装置10と第一情報端末装置10とにおいて、相互に声などの音声が聞こえるようにする。仮想空間制御システム1は、ステップS110へ進む。
仮想空間制御システム1は、第一アバターが第二アバターに重なったか否かを判定する(ステップS110)。仮想空間制御システム1は、アバター位置検出部51によって、仮想オフィスにおいて、第一アバターが第二アバターに重なったと判定する場合(ステップS110でYes)、ステップS111へ進む。仮想空間制御システム1は、第一アバターが第二アバターに重なったと判定しない場合(ステップS110でNo)、ステップS113へ進む。
第一アバターが第二アバターに重なったと判定する場合(ステップS110でYes)、仮想空間制御システム1は、ビデオ通話を開始する(ステップS111)。より詳しくは、仮想空間制御システム1は、表示制御部58によって、第二情報端末装置10と第一情報端末装置10とにおいて、相互に顔などの映像が表示されるようにする。より詳しくは、表示制御部58は、第一情報端末装置10の表示部17に、第二情報端末装置10のカメラ11によって撮像された第二ユーザの映像を出力させ、第二情報端末装置10の表示部17に、第一情報端末装置10のカメラ11によって撮像された第一ユーザの映像を出力させる。仮想空間制御システム1は、ステップS112へ進む。
ステップS111において、ビデオ通話中の仮想オフィス画面には、第二アバターA2の情報共有範囲C2に入った第一アバターA1が表示された状態で、第一ユーザの顔の映像と、第二ユーザの顔の映像とが表示される。
仮想空間制御システム1は、ビデオ通話を終了するか否かを判定する(ステップS112)。より詳しくは、仮想空間制御システム1は、例えば、ビデオ通話を終了する操作を検出した場合、または、第一アバターと第二アバターとが離れたことを検出した場合などに、ビデオ通話を終了すると判定する。仮想空間制御システム1は、ビデオ通話を終了すると判定する場合(ステップS112でYes)、ステップS113へ進む。仮想空間制御システム1は、ビデオ通話を終了すると判定しない場合(ステップS112でNo)、ステップS112の処理を再度実行する。
仮想空間制御システム1は、第一アバターが第二アバターの情報共有範囲外となったか否かを検出する(ステップS113)。より詳しくは、仮想空間制御システム1は、アバター位置検出部51によって、仮想オフィスにおいて、第二アバターの情報共有範囲から第一アバターが出たことを検出する。仮想空間制御システム1は、第一アバターが第二アバターの情報共有範囲外となったと判定する場合(ステップS113でYes)、ステップS114へ進む。仮想空間制御システム1は、第一アバターが第二アバターの情報共有範囲外となったと判定しない場合(ステップS113でNo)、ステップS110の処理を再度実行する。
第一アバターが第二アバターの情報共有範囲外となったと判定する場合(ステップS113でYes)、仮想空間制御システム1は、情報共有を停止する(ステップS114)。より詳しくは、仮想空間制御システム1は、表示制御部58によって、第二情報端末装置10と第一情報端末装置10とにおける映像共有を停止する。仮想空間制御システム1は、音声出力制御部59によって、第二情報端末装置10と第一情報端末装置10とにおける音声共有を停止する。仮想空間制御システム1は、ステップS118へ進む。
第一アバターが第二アバターの情報共有範囲に入ったと判定しない場合(ステップS106でNo)、仮想空間制御システム1は、第一アバターが第二アバターの情報共有範囲に近づいているか否かを判定する(ステップS115)。仮想空間制御システム1は、第一アバターが第二アバターの情報共有範囲に近づいていると判定する場合(ステップS115でYes)、ステップS106の処理を再度実行する。仮想空間制御システム1は、第一アバターが第二アバターの情報共有範囲に近づいていると判定しない場合(ステップS115でNo)、ステップS116へ進む。
第一アバターが第二アバターの情報共有範囲に近づいていると判定しない場合(ステップS115でNo)仮想空間制御システム1は、第一情報の表示があるか否かを判定する(ステップS116)。仮想空間制御システム1は、第一情報の表示があると判定する場合(ステップS116でYes)、ステップS117へ進む。仮想空間制御システム1は、第一情報の表示があると判定しない場合(ステップS116でNo)、ステップS118へ進む。
第一情報の表示があると判定する場合(ステップS116でYes)、仮想空間制御システム1は、表示制御部58によって、第二情報端末装置10における第一情報の表示を終了する(ステップS117)。仮想空間制御システム1は、ステップS118へ進む。
仮想空間制御システム1は、仮想オフィスの利用を終了するか否かを判定する(ステップS118)。仮想空間制御システム1は、例えば、仮想オフィスの利用を終了する操作を検出した場合、仮想オフィスの利用を終了すると判定する。仮想空間制御システム1は、仮想オフィスの利用を終了すると判定する場合(ステップS118でYes)、本フローチャートの処理を終了する。仮想空間制御システム1は、仮想オフィスの利用を終了すると判定しない場合(ステップS118でNo)、ステップS102の処理を再度実行する。
ステップS102でYesと判定された場合、図5に示すように、第一情報端末装置10の表示画面に表示された仮想オフィスの表示画面には、第一ユーザが自己の第一アバターを操作して、仮想オフィス内を移動させている状態が表示されている。
ステップS104でYesと判定された場合、図6に示すように、第二情報端末装置10の表示画面に表示された仮想オフィスの表示画面には、第一アバターの表示に加えて、第一情報の表示が開始される。
ステップS106でYesと判定された場合、第一情報端末装置10の表示画面に表示された仮想オフィスの表示画面、および、第二情報端末装置10の表示画面に表示された仮想オフィスの表示画面には、第二アバターA2の情報共有範囲C2に入った第一アバターA1が表示されている。
ステップS110でYesと判定された場合、第一情報端末装置10の表示画面に表示された仮想オフィスの表示画面、および、第二情報端末装置10の表示画面に表示された仮想オフィスの表示画面には、相互に顔などの映像が表示されるようにする。
(効果)
上述したように、本実施形態では、仮想空間において、第二アバターの情報共有範囲に第一アバターが近づいている場合、第一情報端末装置10で扱った情報の内容を取得し、第二情報端末装置10における仮想空間の表示において、第一アバターが第二アバターに近づいてくる表示とともに、第一情報端末装置10で扱った情報の内容を示す表示を行う。本実施形態によれば、第二ユーザは、近づいてくる第一アバターの第一ユーザがどのような目的で近づいてくるのか予測して、コミュニケーションの内容を準備することができる。このように、本実施形態によれば、仮想空間における、円滑なコミュニケーションを可能にすることができる。
本実施形態では、第一情報端末装置10で扱った情報の内容として、第二ユーザに関連する情報、または第二ユーザと共通して関連する情報の内容を取得する。本実施形態によれば、第一ユーザと第二ユーザとのコミュニケーションに関連する可能性が高い情報を、第二情報端末装置10における仮想空間に表示させることができる。
本実施形態では、第一情報端末装置10で扱った情報の内容として、第一アバターが第二アバターに近づく表示が開始されたときから所定期間内に第一情報端末装置10で扱った情報の内容を取得する。本実施形態によれば、第一ユーザと第二ユーザとのコミュニケーションに関連する可能性が高い情報を、第二情報端末装置10における仮想空間に表示させることができる。
本実施形態では、第二情報端末装置10に表示する、第一情報端末装置10で扱った情報の内容は、第一ユーザが複数の内容から選択可能とすることができる。本実施形態によれば、第二ユーザに第一ユーザがコミュニケーションをとるために近づく目的を適切に伝えることができる。
[第二実施形態]
図9ないし図11を用いて、第二実施形態に係る仮想空間制御システム1について説明する。図9は、第二実施形態に係る情報処理装置の構成例を示すブロック図である。図10、図11は、第二実施形態に係る仮想空間制御方法の一例を示すフローチャートである。以下の説明においては、第一実施形態の仮想空間制御システム1と同様の構成要素には、同一の符号または対応する符号を付し、その詳細な説明は省略する。仮想空間制御システム1は、情報処理装置50Aが、操作検出部52Aを備える点と、情報取得部53Aとアプリケーション制御部55Aと表示制御部58Aとにおける処理とが第一実施形態と異なる。
例えば、操作検出部52Aとアプリケーション制御部55Aとは、端末制御装置20およびサーバ制御装置40の協働で実現され、情報取得部53Aと表示制御部58Aとは、端末制御装置20で実現されてもよいが、これに限定されない。
情報処理装置50Aは、仮想空間において、第一情報端末装置10の第一ユーザが、第二情報端末装置10の第二ユーザとのコミュニケーションを要求する操作を行ったことが検出された場合、第一情報端末装置10で扱った情報の内容を取得し、第二情報端末装置10における仮想空間の表示において、第一アバターが第二ユーザに対応する第二アバターに近づいてくる表示とともに、第一情報端末装置10で扱った情報の内容を示す表示を行う。
操作検出部52Aは、仮想空間において、第一情報端末装置10の第一ユーザが、第二情報端末装置10の第二ユーザとのコミュニケーションを要求する操作を行ったことを検出する。
コミュニケーションを要求する操作とは、例えば、仮想オフィスの表示画面上において、仮想オフィス内においてコミュニケーションをとりたい他のユーザを検索する操作と、検索結果からユーザを選択してコミュニケーションを要求する操作とである。
情報取得部53Aは、情報端末装置10で扱った情報の内容を取得する。より詳しくは、情報取得部53Aは、操作検出部52Aによって、仮想空間において、第一情報端末装置10の第一ユーザが、第二情報端末装置10の第二ユーザとのコミュニケーションを要求する操作を行ったことが検出された場合、第一ユーザが仮想オフィスにログインしている第一情報端末装置10で扱った情報の内容を取得する。
情報取得部53Aは、第一情報端末装置10で扱った情報の内容として、第一ユーザが第二ユーザとのコミュニケーションを要求する操作を行ったときから所定期間内に第一情報端末装置10で扱った情報の内容を取得してもよい。情報取得部53Aは、例えば、第一ユーザが第二ユーザとのコミュニケーションを要求する操作を行った時点より10分間程度前までの間に第一情報端末装置10に表示された情報を取得する。情報取得部53は、例えば、所定期間内に複数の情報が扱われている場合、コミュニケーションを要求する操作を行ったに時間的に近い情報としてもよい。
アプリケーション制御部55Aは、操作検出部52Aが、仮想空間において、第一ユーザが、第二ユーザとのコミュニケーションを要求する操作を行ったことを検出した場合、仮想空間の表示において、第一アバターが第二アバターに近づいてくる表示とともに、情報取得部53Aで取得した第一情報端末装置10で扱った情報の内容を示す表示を行う情報を、第二情報端末装置10の表示制御部27に出力する。
表示制御部58Aは、操作検出部52Aによって、仮想空間において、第一情報端末装置10の第一ユーザが、第二情報端末装置10の第二ユーザとのコミュニケーションを要求する操作を行ったことが検出された場合、第二情報端末装置10における仮想空間の表示において、第一アバターが第二アバターに近づいてくる表示とともに、第一情報端末装置10で扱った情報の内容を示す表示を行う。
(仮想空間制御方法)
図10、図11を用いて、仮想空間制御方法について説明する。図10、図11のステップS201、ステップS204ないしステップS216の処理は、図7、図8のステップS101、ステップS103ないしステップS114、ステップS118と同様の処理を行う。
仮想空間制御システム1は、第一ユーザが第二ユーザにコミュニケーションを要求したか否かを判定する(ステップS202)。より詳しくは、仮想空間制御システム1は、操作検出部52Aによって、仮想空間において、第一情報端末装置10の第一ユーザが、第二情報端末装置10の第二ユーザとのコミュニケーションを要求する操作を行ったことを検出した場合、第一ユーザが第二ユーザにコミュニケーションを要求したと判定する。仮想空間制御システム1は、第一ユーザが第二ユーザにコミュニケーションを要求したと判定する場合(ステップS202でYes)、ステップS203へ進む。仮想空間制御システム1は、第一ユーザが第二ユーザにコミュニケーションを要求したと判定しない場合(ステップS202でNo)、ステップS216へ進む。
仮想空間制御システム1は、第二アバターの位置まで、第一アバターを移動させることを開始する(ステップS203)。より詳しくは、仮想空間制御システム1は、表示制御部58Aによって、第二情報端末装置10における仮想空間の表示において、第二アバターの位置まで第一アバターを移動させる表示を行う。仮想空間制御システム1は、ステップS204へ進む。
(効果)
上述したように、本実施形態では、仮想空間において、第一情報端末装置10の第一ユーザが、第二情報端末装置10の第二ユーザとのコミュニケーションを要求する操作を行ったことが検出された場合、第一情報端末装置10で扱った情報の内容を取得し、第二情報端末装置10における仮想空間の表示において、第一アバターが第二ユーザに対応する第二アバターに近づいてくる表示とともに、第一情報端末装置10で扱った情報の内容を示す表示を行う。本実施形態によれば、第二ユーザは、近づいてくる第一アバターの第一ユーザがどのような目的で近づいてくるのか予測して、コミュニケーションの内容を準備することができる。このように、本実施形態によれば、仮想空間における、円滑なコミュニケーションを可能にすることができる。
本実施形態では、第一ユーザが第二ユーザとのコミュニケーションを要求する操作を行ったときから所定期間内に第一情報端末装置10で扱った情報の内容を取得することができる。本実施形態によれば、第二ユーザに第一ユーザがコミュニケーションをとるために近づく目的を適切に伝えることができる。
1 仮想空間制御システム
10 情報端末装置
11 カメラ
12 マイクロフォン
13 操作部
17 表示部
18 音声出力部
19 通信部
20 端末制御装置
21 映像取得部
22 音声取得部
23 操作受付部
24 アプリケーション制御部
26 記憶部
27 表示制御部
28 音声出力制御部
29 通信制御部
30 サーバ装置
31 通信部
40 サーバ制御装置
41 通信制御部
42 アプリケーション制御部
49 記憶部
50 情報処理装置
51 アバター位置検出部
52 情報取得部
55 アプリケーション制御部
58 表示制御部
59 音声出力制御部

Claims (5)

  1. 情報端末装置に仮想空間を表示させる仮想空間制御システムであって、
    前記仮想空間制御システムが備える情報処理装置は、
    前記仮想空間において、第一情報端末装置の第一ユーザが、第二情報端末装置の第二ユーザとのコミュニケーションを要求する操作を行ったことが検出された場合、前記第一情報端末装置で扱った情報の内容を取得し、前記第二情報端末装置における前記仮想空間の表示において、第一アバターが前記第二ユーザに対応する第二アバターに近づいてくる表示とともに、前記第一情報端末装置で扱った情報の内容を示す表示を行う、
    仮想空間制御システム。
  2. 前記情報処理装置は、前記第一情報端末装置で扱った情報の内容として、前記第二ユーザに関連する情報、または前記第二ユーザと共通して関連する情報の内容を取得する、
    請求項1に記載の仮想空間制御システム。
  3. 前記情報処理装置は、前記第一情報端末装置で扱った情報の内容として、前記第一ユーザが前記第二ユーザとのコミュニケーションを要求する操作を行ったときから所定期間内に前記第一情報端末装置で扱った情報の内容を取得する、
    請求項1に記載の仮想空間制御システム。
  4. 前記情報処理装置は、前記第二情報端末装置に表示する、前記第一情報端末装置で扱った情報の内容は、前記第一ユーザが複数の内容から選択可能とする、
    請求項1に記載の仮想空間制御システム。
  5. 情報端末装置に仮想空間を表示させる仮想空間制御システムが実行する仮想空間制御方法であって、
    前記仮想空間において、第一情報端末装置の第一ユーザが、第二情報端末装置の第二ユーザとのコミュニケーションを要求する操作を行ったことが検出された場合、前記第一情報端末装置で扱った情報の内容を取得し、前記第二情報端末装置における前記仮想空間の表示において、第一アバターが前記第二ユーザに対応する第二アバターに近づいてくる表示とともに、前記第一情報端末装置で扱った情報の内容を示す表示を行うこと、
    を、仮想空間制御システムが実行する仮想空間制御方法。
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