JP2024525871A - 円筒形電池の側面検査装置 - Google Patents

Abstract

本発明は、一実施例として、側面の一部である第１の領域、側面の他の一部である第２の領域、側面のまた他の一部である第３の領域、及び側面の残りの一部である第４の領域を有し、ここで、前記第１の領域、第２の領域、第３の領域及び前記第４の領域は、互いに隣接して円周に沿って順次配置されたものである円筒形電池の側面検査装置であって、前記円筒形電池の側面に向かう方向に光を照射する第１の照明、それぞれ前記第１の照明から照射された光を反射して、前記円筒形電池の第１の領域、第２の領域、第３の領域及び第４の領域のそれぞれに入射させ、前記円筒形電池の第１の領域、第２の領域、第３の領域及び第４の領域のそれぞれにより反射された光のそれぞれを再び反射する第１のミラー、第２のミラー、第３のミラー及び第４のミラーを含む複数のミラー、及び前記複数のミラーのそれぞれにより再び反射された光が入射し、前記円筒形電池の第１の領域、第２の領域、第３の領域、及び第４の領域の像を含む映像を形成するカメラ、を含む、円筒形電池の側面検査装置を提供する。

Description

本出願は、２０２１年１０月２０日付け韓国特許出願第１０－２０２１－０１４０１３９号に基づく優先権の利益を主張し、当該韓国特許出願の文献に開示されたすべての内容は本明細書の一部として含む。

本開示は、円筒形電池の側面検査装置に関する。より具体的に、本開示は、円筒形電池の回転及び転がりなしに側面外観検査を行うことができる円筒形電池の側面検査装置に関する。

モバイル機器に関する技術開発と需要が増加するにつれて、再充電が可能な二次電池は様々なモバイル機器のエネルギー源として広範囲に使用されている。また、二次電池は、既存のガソリン車両やディーゼル車両の大気汚染などを解決するための方案として提示されている電気自動車、ハイブリッド自動車などのエネルギー源としても注目を浴びている。

二次電池は、電池ケースの形状によってコイン型電池、円筒形電池、角型電池及びパウチ型電池に分類される。このうち、円筒形電池の側面外観の検査時に、電池を３６０°回転または転がさせて映像を獲得しなければならず、電池の回転または転がり時に映像のノイズ（ｎｏｉｓｅ）が発生して映像の品質及び検査装置の検出力を低下させる問題がある。

韓国公開特許第１０－２０２１－０１０３１８０号（２０２１年８月２３日）

本開示の目的の一つは、円筒形電池の回転及び転がりなしに側面外観検査を行うことができる円筒形電池の側面検査装置を提供することである。

本開示の目的の他の一つは、映像のノイズを防止し、映像の品質及び検査装置の検出力を向上させることができる円筒形電池の側面検査装置を提供することである。

前記課題を解決するために、本発明は一実施例として、円筒形電池の側面検査装置であって、円筒形電池は、円筒形電池の側面の一部である第１の領域、側面の他の一部である第２の領域、側面のまた他の一部である第３の領域、及び側面の残りの一部である第４の領域を有し、前記第１の領域、前記第２の領域、前記第３の領域及び前記第４の領域は、互いに隣接して円周に沿って順次配置され、前記円筒形電池の側面に向かう方向に光を照射する第１の照明、それぞれ前記第１の照明から照射された光を反射して、前記円筒形電池の前記第１の領域、前記第２の領域、前記第３の領域及び前記第４の領域のそれぞれに入射させ、前記円筒形電池の前記第１の領域、前記第２の領域、前記第３の領域及び前記第４の領域のそれぞれにより反射された光のそれぞれを再び反射する第１のミラー、第２のミラー、第３のミラー及び第４のミラーを含む複数のミラー、及び前記複数のミラーのそれぞれにより再び反射された光が入射し、前記円筒形電池の前記第１の領域、前記第２の領域、前記第３の領域、及び前記第４の領域の像を含む映像を形成するカメラ、を含む、円筒形電池の側面検査装置を提供する。

本開示の効果の一つは、円筒形電池の回転及び転がりなしに側面外観検査を行うことができる円筒形電池の側面検査装置を提供することができる。

本開示の効果の他の一つは、映像のノイズを防止し、映像の品質及び検査装置の検出力を向上させることができる円筒形電池の側面検査装置を提供することができる。

円筒形電池の概略図である。 本発明の一実施例に係る円筒形電池の側面検査装置の斜視図である。 本発明の一実施例に係る円筒形電池の側面検査装置の断面図である。 本発明の一実施例に係る円筒形電池の側面検査装置の一部の領域の拡大された平面図である。 本発明の一実施例に係る円筒形電池の側面検査装置の光経路を示す図である。 本発明の一実施例に係る円筒形電池の側面検査装置の光経路を示す図である。 本発明の一実施例に係る円筒形電池の側面検査装置の光経路を示す図である。 本発明の一実施例に係る円筒形電池の側面検査装置の光経路を示す図である。

以下、添付の図面を参照して、本発明の実施例を詳しく説明する。図面には説明の便宜上、構成の全部または一部を誇張して表現されていることがある。

または、本発明は、添付の図面または本明細書において説明した内容に限定されるものではなく、本発明の技術的思想から逸脱しない範囲で本発明が様々な形態で具現され得ることは当業者にとって明らかであろう。

図１は、円筒形電池の概略図である。

図面を参照すると、円筒形電池２００は全体として円筒形状を有する。円筒形電池２００は、一面２００Ｕ、一面２００Ｕの反対面である他面２００Ｂ、及び一面２００Ｕと他面２００Ｂとを連結する曲面である側面２００Ｓを有する。

本明細書において、円筒形電池２００は、側面２００Ｓの一部である第１の領域Ａ１、側面２００Ｓの他の一部である第２の領域Ａ２、側面２００Ｓのまた他の一部である第３の領域Ａ３、及び側面２００Ｓの残りの部分である第４の領域Ａ４を有するものと記述する。第１の領域Ａ１、第２の領域Ａ２、第３の領域Ａ３及び第４の領域Ａ４は、互いに隣接して円筒形電池２００の円周に沿って順次配置される。ただし、第１の領域Ａ１、第２の領域Ａ２、第３の領域Ａ３及び第４の領域Ａ４は、円筒形電池２００の側面２００Ｓの各領域を互いに区別するために導入される構成で、第１の領域Ａ１、第２の領域Ａ２、第３の領域Ａ３及び第４の領域Ａ４が互いに目視で確認される境界を有するものではない。

第１の領域Ａ１、第２の領域Ａ２、第３の領域Ａ３及び第４の領域Ａ４のそれぞれは、円筒形電池２００の側面２００Ｓを４等分に分割した領域のそれぞれであってもよい。言い換えれば、第１の領域Ａ１、第２の領域Ａ２、第３の領域Ａ３及び第４の領域Ａ４のそれぞれは、円筒形電池２００の中心軸を通る切断面に沿って４等分に分割したとき、各部分の側面それぞれであってもよい。したがって、第１の領域Ａ１、第２の領域Ａ２、第３の領域Ａ３及び第４の領域Ａ４のそれぞれは、互いに実質的に同一の面積を有することができる。

図２は、本発明の一実施例に係る円筒形電池の側面検査装置の斜視図である。

図３は、本発明の一実施例に係る円筒形電池の側面検査装置の断面図である。

図４は、本発明の一実施例に係る円筒形電池の側面検査装置の一部の領域の拡大された平面図である。

図面を参照すると、本発明の一実施例に係る円筒形電池の側面検査装置１００は、第１の照明１１０、複数のミラー１２０、レンズ１３０Ｌを含むカメラ１３０、プリズム１４０及び第２の照明１５０のうちの少なくとも１つを含む。図に示すように、これらの構成は、断面上において円筒形電池２００、プリズム１４０、第１の照明１１０、及びカメラ１３０のレンズ１３０Ｌの順に配置されることができる。円筒形電池の側面検査装置１００は、前述した円筒形電池２００の側面検査を行うためのものであることは勿論である。

円筒形電池の側面検査装置１００の前述した構成は、フレームＦの内部に配置されるか、又はフレームＦ上に配置されるなどフレームＦと連結して配置されることができる。フレームＦは、円筒形電池の側面検査装置１００の外観を構成することができる。したがって、円筒形電池の側面検査装置１００は、１つのモジュール（ｍｏｄｕｌｅ）で構成されることができる。

第１の照明１１０は、円筒形電池２００の側面２００Ｓに向かう方向（図３を基準として左方向）に光を照射する。

第１の照明１１０は、円筒形電池２００と後述するカメラ１３０のレンズ１３０Ｌとの間に円筒形電池２００と向かい合って配置されることができる。第１の照明１１０が円筒形電池２００と向かい合って配置されるとは、第１の照明１１０と円筒形電池２００との間に他の構成が配置されることを排除する意味ではない。例えば、図に示すように、第１の照明１１０と円筒形電池２００との間にはプリズム１４０が配置されることができる。

このとき、第１の照明１１０は、円筒形電池２００の側面２００Ｓと向かい合って配置され、具体的に、図５に示すように、円筒形電池２００の第１の領域Ａ１及び第４の領域Ａ４と向かい合って配置されることができる。第１の照明１１０は、複数のミラー１２０及びプリズム１４０のうちの少なくとも１つに光を照射することができる。ただし、円筒形電池２００と第１の照明１１０との間にはプリズム１４０が配置されることができ、したがって、第１の照明１１０は円筒形電池２００に直接光を照射しないこともある。円筒形電池２００には、複数のミラー１２０及び／又はプリズム１４０を介して第１の照明１１０から照射された間接的に光が照射されることができる。

第１の照明１１０から照射された光の一部は、プリズム１４０、第１のミラー１２１、円筒形電池２００の第１の領域Ａ１、第１のミラー１２１及びプリズム１４０を経由してカメラ１３０のレンズ１３０Ｌに入射し、第１の照明１１０から照射された光の他の一部は、第２のミラー１２２、円筒形電池２００の第２の領域Ａ２、及び第２のミラー１２２を経由してカメラ１３０のレンズ１３０Ｌに入射し、第１の照明１１０から照射された光のまた他の一部は、第３のミラー１２３、円筒形電池２００の第３の領域Ａ３及び第３のミラー１２３を経由してカメラ１３０のレンズ１３０Ｌに入射し、第１の照明１１０から照射された光のまた他の一部はプリズム１４０、第４のミラー１２４、円筒形電池２００の第４の領域Ａ４、第４のミラー１２４及びプリズム１４０を経由してカメラ１３０のレンズ１３０Ｌに入射することができる。このような第１の照明１１０から照射された光の経路は、図５に詳しく示されている。

第１の照明１１０は同軸照明であってもよい。すなわち、第１の照明１１０は、第１の照明１１０から照射されて円筒形電池２００に反射された光がカメラ１３０のレンズ１３０Ｌと向かい合うように配置されることができる。

複数のミラー１２０はそれぞれ、第１の照明１１０から照射された光を反射して円筒形電池２００の第１の領域Ａ１、第２の領域Ａ２、第３の領域Ａ３及び第４の領域Ａ４のそれぞれに入射させ、円筒形電池２００の第１の領域Ａ１、第２の領域Ａ２、第３の領域Ａ３及び第４の領域Ａ４のそれぞれから反射された光のそれぞれを再び反射する第１のミラー１２１、第２のミラー１２２、第３のミラー１２３及び第４のミラー１２４を含む。第１のミラー１２１、第２のミラー１２２、第３のミラー１２３及び第４のミラー１２４のそれぞれは、円筒形電池２００の側面２００Ｓと所定の距離が離隔して円筒形電池２００の第１の領域Ａ１、第２の領域Ａ２、第３の領域Ａ３及び第４の領域Ａ４のそれぞれに向かって配置されることができる。ただし、複数のミラー１２０の数、配置形態などは設計によって変更される可能性がある。

すなわち、第１のミラー１２１は、第１の照明１１０から照射された光を反射して円筒形電池２００の第１の領域Ａ１に入射させ、円筒形電池２００の第１の領域Ａ１から反射された光を再び反射する。第２のミラー１２２は、第１の照明１１０から照射された光を反射して円筒形電池２００の第２の領域Ａ２に入射させ、円筒形電池２００の第２の領域Ａ２から反射された光を再び反射する。第３のミラー１２３は、第１の照明１１０から照射された光を反射して円筒形電池２００の第３の領域Ａ３に入射させ、円筒形電池２００の第３の領域Ａ３から反射された光を再び反射する。第４のミラー１２４は、第１の照明１１０から照射された光を反射して円筒形電池２００の第４の領域Ａ４に入射させ、円筒形電池２００の第４の領域Ａ４から反射された光を再び反射する。

このとき、第１のミラー１２１、第２のミラー１２２、第３のミラー１２３及び第４のミラー１２４に入射する光のうちの少なくとも１つは、第１の照明１１０から照射されてプリズム１４０により反射された光であってもよい。例えば、第１のミラー１２１及び第４のミラー１２４に入射された光は、第１の照明１１０から照射されてプリズム１４０により反射された光であってもよい。

同様に、円筒形電池２００により反射され、第１のミラー１２１、第２のミラー１２２、第３のミラー１２３及び第４のミラー１２４のそれぞれに入射した後、再び反射された光のうちの少なくとも１つはプリズム１４０によりまた再び反射されることができる。例えば、円筒形電池２００により反射され、第１のミラー１２１及び第４のミラー１２４のそれぞれに入射された後、再び反射された光はプリズム１４０によりまた再び反射されることができる。

カメラ１３０には、円筒形電池２００により反射されて複数のミラー１２０のそれぞれにより再び反射された光が入射する。複数のミラー１２０のそれぞれにより反射された光は、カメラ１３０のレンズ１３０Ｌと向かい合う方向に入射するものであることは明らかであろう。これを通じて、カメラ１３０は、円筒形電池２００の第１の領域Ａ１、第２の領域Ａ２、第３の領域Ａ３及び第４の領域Ａ４の像をすべて含む映像を形成する。すなわち、カメラ１３０は、円筒形電池２００の側面２００Ｓのそれぞれの領域の像が同一のフレームに含まれるように単一の映像を形成することができる。

カメラ１３０のレンズ１３０Ｌは、レンズ１３０Ｌに入射された光を反射するレンズミラー１３０Ｍを含むＬ字型レンズであってもよい。レンズミラー１３０Ｍは、レンズ１３０Ｌと約４５°の角度をなすように配置されることができる。したがって、レンズ１３０Ｌに入射された光は、レンズミラー１３０Ｍにより図３を基準として上側に反射されて映像を形成することができる。

プリズム１４０は、第１の照明１１０から照射されて複数のミラー１２０に入射する光の少なくとも一部及び円筒形電池２００により反射されて複数のミラー１２０により再び反射された光の少なくとも一部の経路を調整することができる。言い換えれば、プリズム１４０は、第１の照明１１０から照射された光の少なくとも一部の経路を調整し、第１の照明１１０から照射された光が第１のミラー１２１、第２のミラー１２２ 、第３のミラー１２３及び第４のミラー１２４のそれぞれに入射するようにすることができる。また、プリズム１４０は、円筒形電池２００により反射されて第１のミラー１２１、第２のミラー１２２、第３のミラー１２３、及び第４のミラー１２４のそれぞれにより再び反射された光のうちの少なくとも１つの経路を調整し、第１のミラー１２１、第２のミラー１２２、第３のミラー１２３、及び第４のミラー１２４のそれぞれにより再び反射された光がカメラ１３０のレンズ１３０Ｌに入射するようにすることができる。

プリズム１４０は、円筒形電池２００と第１の照明１１０との間に第１の照明１１０と向かい合って配置されることができる。したがって、第１の照明１１０から照射された光の少なくとも一部の経路を調整することができる。また、プリズム１４０は、円筒形電池２００とカメラ１３０のレンズ１３０Ｌとの間にカメラ１３０のレンズ１３０Ｌと向かい合って配置されることができる。このとき、プリズム１４０と第１の照明１１０との間の距離は、プリズム１４０とカメラ１３０のレンズ１３０Ｌとの間の距離よりも近いことがある。すなわち、これらの構成は、断面上において円筒形電池２００、プリズム１４０、第１の照明１１０及びカメラ１３０のレンズ１３０Ｌの順に配置されることができる。したがって、円筒形電池２００により反射されて複数のミラー１２０により再び反射された光の少なくとも一部の経路を調整し、カメラ１３０のレンズ１３０Ｌに入射するようにすることができる。

第２の照明１５０は、円筒形電池２００の一面２００Ｕ上に配置されることができる。好ましくは、第２の照明１５０は、円筒形電池２００と平面上で重なるように配置されることができる。第２の照明１５０は、円筒形電池２００に光を照射し、円筒形電池２００の視認性を向上させる役割を行うことができる。第２の照明１５０はリング照明であってもよい。第２の照明１５０はフレームＦと連結して配置されることができるが、これに制限されるものではなく、第２の照明１５０の配置方法は設計によって変形が可能である。

円筒形電池の側面検査装置１００はまた、検査時に円筒形電池２００を支持し、検査後に円筒形電池２００を移送するための移送手段（図示せず）をさらに含むことができる。

一方、一般的に円筒形電池の側面外観検査時、電池を３６０°回転または転がさせて映像を獲得しなければならず、電池の回転または転がり時に映像のノイズ（ｎｏｉｓｅ）が発生して映像の品質及び検査装置の検出力を低下させる問題がある。

本発明の一実施例に係る円筒形電池の側面検査装置１００は、照明１１０、１５０及びミラー１２０を活用することにより、円筒形電池２００の側面２００Ｓのそれぞれの領域の像をすべて含む単一の映像を通じて外観検査を行うことができる。したがって、円筒形電池の回転や転がりなしに側面外観検査を行うことができる。これを通じて、映像のノイズを防止し、映像の品質及び検査装置の検出力を向上させることができる。

図５は、本発明の一実施例に係る円筒形電池の側面検査装置の光経路を示す。説明の便宜上、第２の照明１５０は図面から省略して示されている。

図５（ａ）は、円筒形電池２００の第１の領域Ａ１に入射した後に反射される光の経路を示す。

図を参照すると、第１の照明１１０から照射された光の一部は、プリズム１４０、第１のミラー１２１、円筒形電池２００の第１の領域Ａ１、第１のミラー１２１、及びプリズム１４０を経由してカメラ１３０のレンズ１３０Ｌに入射する。具体的に、第１の照明１１０から照射された光の一部はプリズム１４０に入射した後に反射されて第１のミラー１２１に入射し、第１のミラー１２１に入射された光は再び反射されて円筒形電池２００の第１の領域Ａ１に入射する。円筒形電池２００の第１の領域Ａ１に入射した光は反射されて第１のミラー１２１に入射し、第１のミラー１２１に入射された光は再び反射されてプリズム１４０に入射した後、また再び反射されてカメラ１３０のレンズ１３０Ｌに入射する。

図５（ｂ）は、円筒形電池２００の第２の領域Ａ２に入射した後に反射される光の経路を示す。

図面を参照すると、第１の照明１１０から照射された光の他の一部は、第２のミラー１２２、円筒形電池２００の第２の領域Ａ２、及び第２のミラー１２２を経由してカメラ１３０のレンズ１３０Ｌに入射する。具体的に、第１の照明１１０から照射された光の他の一部は、第２のミラー１２２に入射した後に反射されて円筒形電池２００の第２の領域Ａ２に入射する。円筒形電池２００の第２の領域Ａ２に入射した光は再び反射されて第２のミラー１２２に入射した後、また再び反射されてカメラ１３０のレンズ１３０Ｌに入射する。

図５（ｃ）は、円筒形電池２００の第３の領域Ａ３に入射した後に反射される光の経路を示す。

図面を参照すると、第１の照明１１０から照射された光の他の一部は、第３のミラー１２３、円筒形電池２００の第３の領域Ａ３、及び第３のミラー１２３を経由してカメラ１３０のレンズ１３０Ｌに入射する。具体的に、第１の照明１１０から照射された光の他の一部は、第３のミラー１２３に入射した後に反射されて円筒形電池２００の第３の領域Ａ３に入射する。円筒形電池２００の第３の領域Ａ３に入射した光は再び反射されて第３のミラー１２３に入射した後、また再び反射されてカメラ１３０のレンズ１３０Ｌに入射する。

図５（ｄ）は、円筒形電池２００の第４の領域Ａ４に入射した後に反射される光の経路を示す。

図面を参照すると、第１の照明１１０から照射された光の他の一部は、プリズム１４０、第４のミラー１２４、円筒形電池２００の第４の領域Ａ４、第４のミラー１２４、及びプリズム１４０を経由してカメラ１３０のレンズ１３０Ｌに入射する。具体的に、第１の照明１１０から照射された光のまた他の一部は、プリズム１４０に入射した後に反射されて第４のミラー１２４に入射し、第４のミラー１２４に入射された光は再び反射されて円筒形電池２００の第４の領域Ａ４に入射する。円筒形電池２００の第４の領域Ａ４に入射した光は反射されて第４のミラー１２４に入射し、第４のミラー１２４に入射された光は再び反射されてプリズム１４０に入射した後、また再び反射されてカメラ１３０のレンズ１３０Ｌに入射する。

以上、本発明の一実施例を例示的に説明したが、本発明の実施形態を前述した実施例に制限しようとするものではない。当業者は本発明の技術的思想から逸脱しない範囲内で、本明細書及び添付の図面を参照して本発明の全部または一部の構成を省略、変更、置換するか、または他の構成を追加するなど本発明の一実施例を適宜変形して実施することができるだろう。

本明細書において、第１、第２などの順番は、構成要素を互いに区別するためのものであり、構成要素間の優先順位を意味するか、または絶対的な順番を意味するものではない。本明細書の一部において第１の構成要素は、本明細書の他の部分において第２の構成要素と称される場合もある。

本明細書の用語及び表現は広範囲に解釈されなければならず、制限的な意味で解釈されてはならない。本明細書において、「含む」という表現は、言及された構成以外に１つ以上の他の構成要素の存在または追加を排除しない。

本明細書において、単数形の表現は文脈上明示的に排除されない限り、複数形を含む。

本明細書において例示的に説明した各実施例は互いに組み合わせが可能であり、矛盾しない限り、特定の実施例において説明した内容は他の実施例に説明されていなくても他の実施例に同様に適用されることができる。

１００ 側面検査装置
１１０ 第１の照明
１２１ 第１のミラー
１２２ 第２のミラー
１２３ 第３のミラー
１２４ 第４のミラー
１３０ カメラ
１３０Ｌ レンズ
１３０Ｍ レンズミラー
１４０ プリズム
１５０ 第２の照明
２００ 円筒形電池
２００Ｂ 他面
２００Ｓ 側面
２００Ｕ 一面
Ａ１ 第１の領域
Ａ２ 第２の領域
Ａ３ 第３の領域
Ａ４ 第４の領域
Ｆ フレーム

Claims (9)

1. 円筒形電池の側面検査装置であって、
   前記円筒形電池が、前記円筒形電池の側面の一部である第１の領域、前記側面の他の一部である第２の領域、前記側面のまた他の一部である第３の領域、及び前記側面の残りの一部である第４の領域を有し、前記第１の領域、前記第２の領域、前記第３の領域及び前記第４の領域は、互いに隣接して円周に沿って順次配置され、
   前記円筒形電池の側面に向かう方向に光を照射する第１の照明、
   それぞれ前記第１の照明から照射された光を反射して、前記円筒形電池の前記第１の領域、前記第２の領域、前記第３の領域及び前記第４の領域のそれぞれに入射させ、前記円筒形電池の前記第１の領域、前記第２の領域、前記第３の領域及び前記第４の領域のそれぞれにより反射された光のそれぞれを再び反射する第１のミラー、第２のミラー、第３のミラー及び第４のミラーを含む複数のミラー、及び
   前記複数のミラーのそれぞれにより再び反射された光が入射し、前記円筒形電池の前記第１の領域、前記第２の領域、前記第３の領域、及び前記第４の領域の像を含む映像を形成するカメラ、を含む、
   円筒形電池の側面検査装置。
2. 前記第１の照明から照射されて前記複数のミラーに入射する光の少なくとも一部及び前記円筒形電池により反射されて前記複数のミラーにより再び反射された光の少なくとも一部の経路を調整するプリズム、をさらに含む、
   請求項１に記載の円筒形電池の側面検査装置。
3. 前記プリズムは、前記円筒形電池と前記第１の照明との間に前記第１の照明と向かい合って配置される、
   請求項２に記載の円筒形電池の側面検査装置。
4. 前記第１の照明は、前記円筒形電池の前記第１の領域及び前記第４の領域と向かい合って配置され、
   前記第１の照明から照射された光の一部は、前記プリズム、前記第１のミラー、前記円筒形電池の前記第１の領域、前記第１のミラー及び前記プリズムを経由して前記カメラのレンズに入射し、前記第１の照明から照射された光の他の一部は、前記第２のミラー、前記円筒形電池の前記第２の領域、及び前記第２のミラーを経由して前記カメラのレンズに入射し、前記第１の照明から照射された光のまた他の一部は、前記第３のミラー、前記円筒形電池の前記第３の領域及び前記第３のミラーを経由して前記カメラのレンズに入射し、前記第１の照明から照射された光のまた他の一部は前記プリズム、前記第４のミラー、前記円筒形電池の前記第４の領域、前記第４のミラー及び前記プリズムを経由して前記カメラのレンズに入射する、
   請求項３に記載の円筒形電池の側面検査装置。
5. 前記第１の照明は、前記プリズム及び前記複数のミラーのうちの少なくとも１つに光を照射する、
   請求項２に記載の円筒形電池の側面検査装置。
6. 前記第１の照明は、前記円筒形電池と前記カメラのレンズとの間に前記円筒形電池と向かい合って配置される、
   請求項１に記載の円筒形電池の側面検査装置。
7. 前記カメラのレンズは、前記レンズに入射された光を反射するレンズミラーを含むＬ字型レンズである、
   請求項１に記載の円筒形電池の側面検査装置。
8. 前記円筒形電池の一面上に配置された第２の照明、をさらに含む、
   請求項１に記載の円筒形電池の側面検査装置。
9. 前記円筒形電池の前記第１の領域、前記第２の領域、前記第３の領域及び前記第４の領域のそれぞれは、前記円筒形電池の側面を４等分に分割した領域のそれぞれである。
   請求項１に記載の円筒形電池の側面検査装置。

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