JP2024520770A - 親指で操作する光マウスを備えたコンピュータキーボード - Google Patents

Abstract

親指を利用する光マウス（Ｌｉｇｈｔ Ｍｏｕｓｅ）が備えられたコンピュータキーボードであって、コンピュータを使用する際にキーボードとマウスを行き来する不便さを改善するためのものである。両手がコンピュータキーボードにそのまま位置しながら片手の親指ではマウスポインタを移動し他の手の親指でクリック動作を担当することもでき、マウスポインタを動かす手の人差し指、中指と薬指を使用してクリック動作をすることもできる光マウスを備えたコンピュータキーボードを提供する。【選択図】図１

Description

本発明は、コンピュータの基本入力装置であるキーボード及び光マウス装置に関する。具体的には、キーボード内に親指で操作する光マウスが備えられて別途のマウスが必要ないキーボードに関する。

コンピュータがＧＵＩ（グラフィックユーザインターフェース）システムに転換するようになったのは、モニター上でポインタを動かせる装置としてマウスが登場した以降からである。それ以降、コンピュータの外部に連結されたマウスに代わるために、コンピュータキーボードに一体型でタッチパッド、ジョイスティック、及びポインティングスティック型のポインティング装置が開発されて使用されるようになった。

タッチパッド、ジョイスティック及びポインティングスティック型のポインティング装置とマウスとの使用上の差は、マウスがポインタの位置を設定するためにマウス自体を移動させるのとは異なり、これらの装置は、キーボード内に位置が固定されており指を動かしてポインタの位置を設定する。しかし、実際の使用経験では、タッチパッド、ジョイスティック及びポインティングスティック型のポインティング装置でポインタの位置を設定するときは、一般的なマウスほど精密かつ迅速なポインタの位置決定がなされないでいる。

このような理由から、タッチパッド、ジョイスティック及びポインティングスティック型のポインティング装置は、マウスに比べて使用の便利性が落ち、コンピュータキーボード及びノートパソコン等にタッチパッド、ジョイスティック及びポインティングスティック型のポインティング装置が備えられていても、大部分の人は別途のマウスを連結して使用している実情である。

しかし、コンピュータ作業の際、反復的にキーボードとマウスに手を移動しながら作業するのは、業務の集中力や作業効率を下げる問題が存在する。

韓国特許出願番号１０－２００９－０１１９５５７（親指で操作するマウスがキーボードの上に装着されたマウス一体型キーボード） 韓国実用新案出願番号２０－１９９７－０００３４８０（親指タッチパッドマウスを備えたナチュラルコンピュータキーボード）

そこで本発明は、親指を使用する光マウスを備えたコンピュータキーボードであって、コンピュータを使用する際に光マウスがコンピュータキーボードと分離され別途の装備として使用されていて、手がキーボードと光マウスを行き来することにより業務の集中力や作業効率が低下する不便を改善するためのものである。

前記の課題を解決するための本発明のコンピュータキーボードは、従来のコンピュータキーボードと、片手の親指で操作されマウスポインタの移動を担当する光マウスポインティングモジュールを備え、光マウスポインティングモジュールを横及び縦方向にガイドし光マウスパッド機能を行う光マウスパッドベースを備えた光マウスポインティング装置と、光マウスクリックボタンを含んでなる。

前記光マウスポインティングモジュールは、通常の光マウスのポインティング装置と同様に、ＬＥＤランプ、光学レンズ及び受光部が光マウスポインティングボディに構成されて、親指によって光マウスポインティングモジュールの位置が移動することによって光マウスポインタの位置が制御される。

また、前記光マウスポインティングモジュールに瞬間プッシュボタンがさらに含まれ、瞬間プッシュボタンが押された状態でのみ光マウスポインティングモジュールの位置変位に応じて光マウスポインタがモニター上で移動し、瞬間プッシュボタンが押されていない時には、光マウスポインティングモジュールの位置変位があってもポインタの位置がモニター上で移動しないように制御し、親指で瞬間プッシュボタンを押した状態で光マウスポインティングモジュールを動かして光マウスポインタを移動した後、瞬間プッシュボタンを押していない状態で光マウスポインティングモジュールを直前の移動と反対方向または光マウスパッドベースの中心方向等に移動した後、今度はまた親指で瞬間プッシュボタンを押した状態で光マウスポインティングモジュールを動かすとマウスポインタが直前の位置から追加で移動するように制御され、光マウスポインティング装置のパッドベースの制限された大きさ内で光マウスポインティングモジュールが動いても、使用者が設定したマウス解像度でマウスポインタの位置が容易に制御されるようにする。

また、前記光マウスポインティングモジュールの瞬間プッシュボタンを２段またはそれ以上の多段で構成し、該当段別にマウス解像度を異なって設定して、親指で瞬間プッシュボタンの所定の段を押して動かすと、該当段のマウス解像度でマウスポインタが移動するようにすることにより、光マウスポインティング装置のパッドベースの制限された大きさ内で光マウスポインティングモジュールが動いても、マウスポインタの位置が容易に制御されるようにする。

また、前記光マウスポインティング装置は、光マウスポインティングモジュールの移動を一側方向にガイドするために光マウスポインティングモジュールのボディと両端で結合される複数のガイド部材と、前記ガイド部材が結合され光マウスポインティングモジュールのＬＥＤランプで発生して光学レンズに伝達された光が通過することができるように底の中心部分が一側方向に長く空いた一側光マウスベースと、光マウスポインティングモジュールで構成される一側光マウスポインティング装置と、前記一側光マウスポインティング装置の光マウスポインティングモジュールの一側の移動方向と直交する方向に一側光マウスポインティング装置をガイドするために、一側光マウスポインティング装置の一側光マウスベースの両端と結合される複数のガイド部材と、前記ガイド部材が結合され底の上面が光マウスのパッドの役割をする光マウスパッドベースが備えられる。

また、前記一側光マウスポインティング装置は、光マウスポインティングモジュールを操作する親指が光マウスポインティングモジュールから離れたら光マウスポインティングモジュールを一側光マウスポインティング装置の中央に復帰させるための弾性部材がガイド部材の端に位置し、前記弾性部材の一側は一側光マウスベースに結合され弾性部材の他側は弾性部材エンドキャップに結合され、ガイド部材を覆うガイド部材カバーの一側にガイド方向にスロットホールが形成されて弾性部材エンドキャップの動きに干渉がなされないようにし、また中央部位の内部に段が形成されて前記弾性部材が結合された弾性部材エンドキャップが前記段に当たって止まるようにすることにより、１つ以上の弾性部材エンドキャップと接触して動く光マウスポインティングモジュールが一側光マウスベースの中央で固定される機能を備える。

また、前記光マウスポインティング装置は、光マウスポインティングモジュールを操作する親指が光マウスポインティングモジュールから離れたら一側光マウスポインティング装置を光マウスポインティング装置の中央に復帰させるための弾性部材がガイド部材の端に位置し、前記弾性部材の一側は光マウスパッドベースに結合され弾性部材の他側は弾性部材エンドキャップに結合され、ガイド部材を覆うガイド部材カバーの一側にガイド方向にスロットホールが形成されて弾性部材エンドキャップの動きに干渉がなされないようにし、また中央部位の内部に段が形成されて前記弾性部材が結合された弾性部材エンドキャップが前記段に当たって止まるようにすることにより、１つ以上の弾性部材エンドキャップと接触して動く一側光マウスポインティング装置が光マウスパッドベースの中央で固定される機能を備える。

また、前記光マウスポインティング装置は、片手の人差し指はキーボードの基準位置を維持したまま、同じ手の親指で光マウスポインティングモジュールの操作が容易なようにキーボードのスペースバーの下部一側に配置し、前記光マウスクリックボタンは、光マウスポインティングモジュールを操作する手以外の他の手の人差し指はキーボードの基準位置を維持したまま、光マウスポインティングモジュールを操作する手以外の他の手の親指でマウスの左クリックボタン、右クリックボタン及びホイールボタンを操作することができるように、キーボードのスペースバーの下部の光マウスポインティング装置の反対側に配置され、両手の親指で光マウスのポインタ移動とボタンのクリック動作を分けて行いながらも両手の人差し指をキーボードのそれぞれの基準位置に維持することにより、コンピュータを使用して文字キー入力とマウス作業をする際に両手の動きを最小化する機能を備える。

また、前記光マウスポインティング装置は、片手の人差し指はキーボードの基準位置を維持したまま、同じ手の親指で光マウスポインティングモジュールの操作が容易なようにキーボードのスペースバーの下部一側に配置し、前記光マウスクリックボタンは、光マウスポインティングモジュールを操作する同じ手でマウスの左クリックボタン、右クリックボタン及びホイールボタンを操作することができるように、親指では瞬間プッシュボタンを押した状態を維持してコンピュータにマウスポインタ移動モードであることを知らせた状態で、同じ手の人差し指、中指及び薬指でそれぞれの文字キーを押すことでマウスの左クリックボタン、ホイールボタン及び右クリックボタンのクリックが行われ、特に中指が担当する文字キーの上側と下側に文字キーと分離した専用制御キーをそれぞれおいてホイールボタンの上下方向のスクロール機能を担当させ、片手のみでも光マウスの全ての機能が行えるように備える。

また、前記光マウスポインティング装置は、装置が挿入されるキーボードとの隣接境界部位と、光マウスポインティングモジュールのボディ周囲との間に柔軟な材質の保護用カバーをかけることにより、飲料及びほこり等の異物が浸透することができないようにしながらも、光マウスポインティングモジュールの動きには支障を与えない機能を備える。

両手の人差し指がコンピュータキーボードの基準位置にそのまま位置しながら片手の親指ではマウスポインタを移動し他の手の親指ではクリック動作を担当することもでき、マウスポインタを動かす手の人差し指、中指と薬指を使用してそれぞれマウスの左クリックボタン、ホイールボタン及び右クリックボタンのクリック動作をすることもできる光マウスを備えたコンピュータキーボードを使用すれば、コンピュータ業務の集中力及び効率が向上する効果がある。

本発明の一実施例による「親指で操作する光マウスを備えたコンピュータキーボード」の構成図である。 図１に示された「光マウスポインティング装置」の構成図である。 図２に示された「横光マウスポインティング装置」の構成図である。 図３に示された「光マウスポインティングモジュール」の構成図である。 本発明の他の実施例による「光マウスポインティング装置」の構成図である。 図５に示された「横光マウスポインティング装置」の構成図である。

以下、本発明の好ましい実施例を、図面を参照して詳しく説明する。

図１は「親指で操作する光マウスを備えたコンピュータキーボード」が適用された一実施例の全体像である。

本発明は、左右分離型及び一体型キーボードに全て適用が可能である。図１は一体型キーボードであるがキーボードが左右に分離したキーボードで、光マウスポインティング装置２００をキーボード１００の右側のスペースバーの下端に配置して、右手の親指が光マウスポインティングモジュール２２０の操作を担当する。光マウス左クリックボタン１２１、光マウスホイールボタン１２２及び光マウス右クリックボタン１２３は、キーボード１００の左側のスペースバーの下端に配置して、左手の親指が操作を担当する。マウス作業をするときや文字キーを入力するときも、常に左手の人差し指は文字Ｆキー１０１上に、そして右手の人差し指は文字Ｊキー１０２上にそのまま位置することにより、マウス作業と文字キー入力のために手が移動しなければならない必要がなくて非常に便利になる。

また、右手のみでも光マウスの全ての機能が行えるように、右手の親指では光マウスポインティングモジュール２２０の瞬間プッシュボタン２２５を押した状態を維持してコンピュータにマウスポインタ移動モードであることを知らせた状態で、右手の人差し指が文字Ｊキー１０２、右手の中指は文字Ｋキー１０３、右手の薬指が文字Ｌキー１０６を押すことで、マウスの左クリックボタン、ホイールボタン及び右クリックボタンのクリック動作が行われ、特に中指が担当する文字Ｋキー１０３の上側にスクロール上向きキー１０４と下側にスクロール下向きキー１０５をそれぞれおいて、ホイールボタンの上下方向のスクロール機能を担当する。すなわち、右手のみでも光マウスの全ての機能を行うことが可能になることで非常に便利になるのである。

図２は、図１に示された「光マウスポインティング装置」の構成図である。

底面が光マウスパッド機能を行う光マウスパッドベース２０１の縦方向両端に上下で配置された２つの溝部に、左右それぞれ２つの縦ガイドシリンダ２０２ａが結合される。１つの縦引張スプリング２０３ａが左側上部の縦ガイドシリンダ２０２ａの上端に組み立てられ、縦引張スプリング２０３ａの上部側は縦ガイドシリンダ２０２ａが組み立てられる光マウスパッドベース２０１の左側上部前位の溝部の周囲と結合され、縦引張スプリング２０３ａの下部側は引張スプリングエンドキャップ２０４に結合される。もう１つの縦引張スプリング２０３ａも右側上部の縦ガイドシリンダ２０２ａの下端に組み立てられ、縦引張スプリング２０３ａの下部側は縦ガイドシリンダ２０２ａが組み立てられる光マウスパッドベース２０１の右側上部後位の溝部の周囲と結合され、縦引張スプリング２０３ａの上部側は引張スプリングエンドキャップ２０４に結合される。引張スプリングエンドキャップ２０４のそれぞれの上部は、縦引張スプリング２０３ａの一端に結合された状態であり、下部は光マウスパッドベース２０１の両端で縦方向に結合された縦ガイドシリンダ２０２ａと接触した状態で、引張スプリングエンドキャップ２０４は上と下に配置された２つの縦ガイドシリンダ２０２ａに沿って動く。

図２に示されたように、横光マウスポインティング装置２１０が光マウスパッドベース２０１の下部に偏って位置する場合、横光マウスポインティング装置２１０の横方向の両端に縦ガイドシリンダ２０２ａと組み立てられるための縦方向のホールが形成された部材の左側下面と接触した左側の引張スプリングエンドキャップ２０４が左側の縦ガイドシリンダ２０２ａの下端部に位置し結合された左側の縦引張スプリング２０３ａも長さが延長され、右側の引張スプリングエンドキャップ２０４は縦ガイドシリンダカバー２０５ａの内部に位置した段に当たって横光マウスポインティング装置２１０の右側の縦ガイドシリンダ２０２ａと組み立てられるための縦方向のホールが形成された部材の前側面と接触しない。

図２で、光マウスポインティングモジュール２２０を操作する親指が光マウスポインティングモジュール２２０から離れると、左側の縦引張スプリング２０３ａの復元力が作用して、左側の縦引張スプリング２０３ａと結合された左側の引張スプリングエンドキャップ２０４が横光マウスポインティング装置２１０の左側下の縦ガイドシリンダ２０２ａと組み立てられるための縦方向のホールが形成された部材の面に力を加えて横光マウスポインティング装置２１０が上側に移動するようになり、続いて左側の引張スプリングエンドキャップ２０４が左側の縦ガイドシリンダカバー２０５ａの内部に形成された段に接触して止まるようになり、横光マウスポインティング装置２１０は光マウスポインティング装置２００の中央に復帰する。

図２では、横光マウスポインティング装置２１０が下側に移動している様子が示され、前記のとおりに復帰する構造が説明された。横光マウスポインティング装置２１０が上側に移動する場合にも、弾性復元力が作用する縦引張スプリング２０３ａのみが異なるだけで、復帰する構造は同一である。

縦ガイドシリンダカバー２０５ａは、引張スプリングエンドキャップ２０４と接触して復帰する横光マウスポインティング装置２１０が光マウスポインティング装置２００の中央に復帰したとき、引張スプリングエンドキャップ２０４と横光マウスポインティング装置２１０が止まることができるように、該当位置の内部に段が形成され、引張スプリングエンドキャップ２０４が縦引張スプリング２０３ａの引張力が作用する一方向に移動するとき干渉がなされないようにスロットホールが形成され、光マウスパッドベース２０１の縦方向両端の上部溝部の周囲に左側に１つと右側に１つが図２のように結合される。

図３は、図２に示された「横光マウスポインティング装置」の構成図である。

横光マウスベース２１１は、光マウスポインティングモジュール２２０のＬＥＤランプ２２２で発生して光学レンズ２２３に伝達された光が通過することができるように底の中心部分が横方向に長く空き、縦ガイドシリンダ２０２ａに沿って縦方向に移動することができるように、縦方向のホールが横光マウスベース２１１の横方向両端の部材に形成され、横光マウスベース２１１の横方向両端の内側に上下で配置された２つの溝部を上側と下側に有する。前記横光マウスベース２１１の上側と下側の溝部にそれぞれ２つの横ガイドシリンダ２０２ｂが結合される。

１つの横引張スプリング２０３ｂが、横光マウスベース２１１の上側上部の横ガイドシリンダ２０２ｂの右側端に組み立てられて、横引張スプリング２０３ｂの右側は横ガイドシリンダ２０２ｂが組み立てられる横光マウスベース２１１の右側上部前位の溝部の周囲と結合され、横引張スプリング２０３ｂの左側は引張スプリングエンドキャップ２０４に結合される。

もう１つの横引張スプリング２０３ｂも、横光マウスベース２１１の下側上部の横ガイドシリンダ２０２ｂの左側端に組み立てられて、横引張スプリング２０３ｂの左側は横ガイドシリンダ２０２ｂが組み立てられる横光マウスベース２１１の左側上部後位の溝部の周囲と結合され、横引張スプリング２０３ｂの右側は引張スプリングエンドキャップ２０４にそれぞれ結合される。

引張スプリングエンドキャップ２０４それぞれの上部は、横引張スプリング２０３ｂの一端に結合された状態であり、下部は横光マウスベース２１１の両端で横方向に結合された横ガイドシリンダ２０２ｂと接触した状態で、引張スプリングエンドキャップ２０４は上と下に配置された２つの横ガイドシリンダ２０２ｂに沿って動く。

図３に示されたように、光マウスポインティングモジュール２２０が横光マウスベース２１１の右側に偏って位置する場合、光マウスポインティングモジュール２２０の縦方向の両端に横ガイドシリンダ２０２ｂと組み立てられるための横方向のホールが形成された部材の下部右側面と接触した下部の引張スプリングエンドキャップ２０４が下部の横ガイドシリンダ２０２ｂの右側部に位置し結合された下部の横引張スプリング２０３ｂも長さが延長され、上部の引張スプリングエンドキャップ２０４は横ガイドシリンダカバー２０５ｂの内部に位置した段に当たって光マウスポインティングモジュール２２０の上部の横ガイドシリンダ２０２ｂと組み立てられるための横方向のホールが形成された部材の左側面と接触しない。

図３で、光マウスポインティングモジュール２２０を操作する親指が光マウスポインティングモジュール２２０から離れると、下部の横引張スプリング２０３ｂの復元力が作用して、下部の横引張スプリング２０３ｂと結合された下部の引張スプリングエンドキャップ２０４が光マウスポインティングモジュール２２０の右側下部の横ガイドシリンダ２０２ｂと組み立てられるための横方向のホールが形成された部材の面に力を加えて光マウスポインティングモジュール２２０が左側に移動するようになり、続いて下部の引張スプリングエンドキャップ２０４が下部の横ガイドシリンダカバー２０５ｂの内部に形成された段に接触して止まるようになり、光マウスポインティングモジュール２２０は横光マウスポインティング装置２１０の中央に復帰する。

図３では、光マウスポインティングモジュール２２０が右側に移動している様子が示され、前記のとおりに復帰する構造が説明された。光マウスポインティングモジュール２２０が左側に移動する場合にも、弾性復元力が作用する横引張スプリング２０３ｂのみが異なるだけで、復帰する構造は同一である。

横ガイドシリンダカバー２０５ｂは、引張スプリングエンドキャップ２０４と接触して復帰する光マウスポインティングモジュール２２０が横光マウスポインティング装置２１０の中央に復帰したとき、引張スプリングエンドキャップ２０４と光マウスポインティングモジュール２２０が止まることができるように、該当位置の内部に段が形成され、引張スプリングエンドキャップ２０４が横引張スプリング２０３ｂの引張力が作用する一方向に移動するとき干渉がなされないようにスロットホールが形成され、横光マウスベース２１１の横方向両端の上部溝部の周囲に上部に１つと下部に１つが図３のように結合される。

図４は、図３に示された「光マウスポインティングモジュール」の構成図である。

光マウスポインティングモジュール２２０は、通常の光マウスのポインティング装置と同様に、ＬＥＤランプ２２２、光学レンズ２２３及び受光部２２４で構成され、光マウスポインティングボディ２２１は、横ガイドシリンダ２０２ｂに沿って横方向に移動することができるように、横方向のホールが光マウスポインティングボディ２２１の縦方向両端の部材に形成され、光マウスポインティングボディ２２１の上部には瞬間プッシュボタン２２５がさらに含まれる。前記の瞬間プッシュボタン２２５は、１段または２段以上の多段で構成することができ、押された状態でのみマウスポインタがコンピュータモニター画面上で移動するように制御する。

図５は、本発明の他の実施例による「光マウスポインティング装置」の構成図である。

底面が光マウスパッド機能を行う光マウスパッドベース３０１の縦方向両端に配置された１つの溝部に、左右それぞれ１つの縦ガイドシリンダ３０２ａが結合される。

２つの縦圧縮スプリング３０３ａが左側の縦ガイドシリンダ３０２ａの上端と下端にそれぞれ組み立てられ、縦圧縮スプリング３０３ａの一側は縦ガイドシリンダ３０２ａが組み立てられる光マウスパッドベース３０１の左側の溝部の周囲と結合され、縦圧縮スプリング３０３ａの他側は圧縮スプリングエンドキャップ３０４に結合される。右側の縦ガイドシリンダ３０２ａにも前記と同様に縦圧縮スプリング３０３ａと圧縮スプリングエンドキャップ３０４が結合される。

圧縮スプリングエンドキャップ３０４は縦圧縮スプリング３０３ａの一端に結合され、光マウスパッドベース３０１の両端で縦方向に結合された縦ガイドシリンダ３０２ａと接触した状態で、縦ガイドシリンダ３０２ａに沿って動く。

図５に示されたように、横光マウスポインティング装置３１０が光マウスパッドベース３０１の上部に偏って位置する場合、横光マウスポインティング装置３１０の横方向の両端に縦ガイドシリンダ３０２ａと組み立てられるための縦方向のホールが形成された部材の前面と接触した２つの圧縮スプリングエンドキャップ３０４が縦ガイドシリンダ３０２ａの前側に位置し結合された前側の２つの縦圧縮スプリング３０３ａも長さが縮小し、下部の圧縮スプリングエンドキャップ３０４は縦ガイドシリンダカバー３０５ａの内部に位置した段に当たって横光マウスポインティング装置３１０の横方向両端の縦ガイドシリンダ３０２ａと組み立てられるための縦方向のホールが形成された部材の後面と接触しない。

図５で、光マウスポインティングモジュール２２０を操作する親指が光マウスポインティングモジュール２２０から離れると、上側の縦圧縮スプリング３０３ａの復元力が作用して、上側の縦圧縮スプリング３０３ａと結合された上側の圧縮スプリングエンドキャップ３０４が横光マウスポインティング装置３１０の横方向両端の縦ガイドシリンダ３０２ａと組み立てられるための縦方向のホールが形成された部材の前面に力を加えて横光マウスポインティング装置３１０が下側に移動するようになり、続いて上側の圧縮スプリングエンドキャップ３０４が縦ガイドシリンダカバー３０５ａの内部に形成された上側段に接触して止まるようになり、横光マウスポインティング装置３１０は光マウスポインティング装置３００の中央に復帰する。

図５では、横光マウスポインティング装置３１０が上側に移動している様子が示され、前記のとおりに復帰する構造が説明された。横光マウスポインティング装置３１０が下側に移動する場合にも、弾性復元力が作用する縦圧縮スプリング３０３ａのみが異なるだけで、復帰する構造は同一である。

縦ガイドシリンダカバー３０５ａは、圧縮スプリングエンドキャップ３０４と接触して復帰する横光マウスポインティング装置３１０が光マウスポインティング装置３００の中央に復帰したとき、圧縮スプリングエンドキャップ３０４と横光マウスポインティング装置３１０が止まることができるように、該当位置の内部に段が形成され、圧縮スプリングエンドキャップ３０４が縦圧縮スプリング３０３ａの圧縮力が作用する一方向に移動するとき干渉がなされないようにスロットホールが形成され、光マウスパッドベース３０１の縦方向両端の溝部の周囲に左側に１つと右側に１つが図５のように結合される。

図６は、図５に示された「横光マウスポインティング装置」の構成図である。

横光マウスベース３１１は、光マウスポインティングモジュール２２０のＬＥＤランプ２２２で発生して光学レンズ２２３に伝達された光が通過することができるように底の中心部分が横方向に長く空き、縦ガイドシリンダ３０２ａに沿って縦方向に移動することができるように、縦方向のホールが横光マウスベース３１１の横方向両端の部材に形成され、横光マウスベース３１１の横方向両端の内側に１つの溝部を上側と下側に有する。前記横光マウスベース３１１の上側と下側の溝部にそれぞれ１つの横ガイドシリンダ３０２ｂが結合される。

２つの横圧縮スプリング３０３ｂが横光マウスベース３１１の上側の横ガイドシリンダ３０２ｂの両端に組み立てられて、横圧縮スプリング３０３ｂの一端は横ガイドシリンダ３０２ｂが組み立てられる横光マウスベース３１１の上側溝部の周囲と結合され、横圧縮スプリング３０３ｂの他側は圧縮スプリングエンドキャップ３０４に結合される。下側の横ガイドシリンダ３０２ｂにも前記と同様に横圧縮スプリング３０３ｂと圧縮スプリングエンドキャップ３０４が結合される。

圧縮スプリングエンドキャップ３０４は横圧縮スプリング３０３ｂの一端に結合され、横光マウスベース３１１の両端で横方向に結合された横ガイドシリンダ３０２ｂと接触した状態で、横ガイドシリンダ３０２ｂに沿って動く。

図６に示されたように、光マウスポインティングモジュール２２０が横光マウスベース３１１の右側に偏って位置する場合、光マウスポインティングモジュール２２０の縦方向の両端に横ガイドシリンダ３０２ｂと組み立てられるための横方向のホールが形成された部材の右側面と接触した２つの圧縮スプリングエンドキャップ３０４が横ガイドシリンダ３０２ｂの右側に位置し結合された右側の横圧縮スプリング３０３ｂも長さが縮小し、左側の圧縮スプリングエンドキャップ３０４は横ガイドシリンダカバー３０５ｂの内部に位置した段に当たって光マウスポインティングモジュール２２０の縦方向の両端に横ガイドシリンダ３０２ｂと組み立てられるための横方向のホールが形成された部材の左側面と接触しない。

図６で、光マウスポインティングモジュール２２０を操作する親指が光マウスポインティングモジュール２２０から離れると、右側の横圧縮スプリング３０３ｂの復元力が作用して、右側の横圧縮スプリング３０３ｂと結合された右側の圧縮スプリングエンドキャップ３０４が光マウスポインティングモジュール２２０の右側の横ガイドシリンダ３０２ｂと組み立てられるための横方向のホールが形成された部材の面に力を加えて光マウスポインティングモジュール２２０が左側に移動するようになり、続いて右側の圧縮スプリングエンドキャップ３０４が横ガイドシリンダカバー３０５ｂの内部に形成された右側段に接触して止まるようになり、光マウスポインティングモジュール２２０は横光マウスポインティング装置３１０の中央に復帰する。

図６では、光マウスポインティングモジュール２２０が右側に移動している様子が示され、前記のとおりに復帰する構造が説明された。光マウスポインティングモジュール２２０が左側に移動する場合にも、弾性復元力が作用する横圧縮スプリング３０３ｂのみが異なるだけで、復帰する構造は同一である。

横ガイドシリンダカバー３０５ｂは、圧縮スプリングエンドキャップ３０４と接触して復帰する光マウスポインティングモジュール２２０が横光マウスポインティング装置３１０の中央に復帰したとき、圧縮スプリングエンドキャップ３０４と光マウスポインティングモジュール２２０が止まることができるように、該当位置の内部に段が形成され、圧縮スプリングエンドキャップ３０４が横圧縮スプリング３０３ｂの圧縮力が作用する一方向に移動するとき干渉がなされないようにスロットホールが形成され、横光マウスベース３１１の横方向両端の溝部の周囲に上部に１つと下部に１つが図６のように結合される。

１００…キーボード １０１…文字Ｆキー
１０２…文字Ｊキー １０３…文字Ｋキー
１０４…スクロール上向きキー １０５…スクロール下向きキー
１０６…文字Ｌキー １２１…光マウス左クリックボタン
１２２…光マウスホイールボタン １２３…光マウス右クリックボタン
２００…光マウスポインティング装置 ２０１…光マウスパッドベース
２０２ａ…縦ガイドシリンダ ２０２ｂ…横ガイドシリンダ
２０３ａ…縦引張スプリング ２０３ｂ…横引張スプリング
２０４…引張スプリングエンドキャップ ２０５ａ…縦ガイドシリンダカバー
２０５ｂ…横ガイドシリンダカバー ２１０…横光マウスポインティング装置
２１１…横光マウスベース ２２０…光マウスポインティングモジュール
２２１…光マウスポインティングボディ ２２２…ＬＥＤランプ
２２３…光学レンズ ２２４…受光部
２２５…瞬間プッシュボタン ３００…光マウスポインティング装置
３０１…光マウスパッドベース ３０２ａ…縦ガイドシリンダ
３０２ｂ…横ガイドシリンダ ３０３ａ…縦圧縮スプリング
３０３ｂ…横圧縮スプリング ３０４…圧縮スプリングエンドキャップ
３０５ａ…縦ガイドシリンダカバー ３０５ｂ…横ガイドシリンダカバー
３１０…横光マウスポインティング装置３ １１…横光マウスベース

Claims (10)

1. コンピュータキーボードと、片手の親指で操作されマウスポインタの移動を担当する光マウスポインティングモジュールを備え、光マウスポインティングモジュールを横及び縦方向にガイドし光マウスパッド機能を行う光マウスパッドベースを備えた光マウスポインティング装置と、光マウスクリックボタンで構成される
   ことを特徴とする親指で操作する光マウスを備えたコンピュータキーボード。
2. 前記光マウスポインティングモジュールは、通常の光マウスのポインティング装置と同様に、ＬＥＤランプ、光学レンズ及び受光部が光マウスポインティングボディに構成されて、親指によって光マウスポインティングモジュールの位置が移動することによって光マウスポインタの位置が制御される
   請求項１に記載の親指で操作する光マウスを備えたコンピュータキーボード。
3. 前記光マウスポインティングモジュールに瞬間プッシュボタンがさらに含まれ、瞬間プッシュボタンが押された状態でのみ光マウスポインティングモジュールの位置変位に応じて光マウスポインタがモニター上で移動し、瞬間プッシュボタンが押されていない時には、光マウスポインティングモジュールの位置変位があってもポインタの位置がモニター上で移動しないように制御し、親指で瞬間プッシュボタンを押した状態で光マウスポインティングモジュールを動かして光マウスポインタを移動した後、瞬間プッシュボタンを押していない状態で光マウスポインティングモジュールを直前の移動と反対方向または光マウスパッドベースの中心方向等に移動した後、今度はまた親指で瞬間プッシュボタンを押した状態で光マウスポインティングモジュールを動かすとマウスポインタが直前の位置から追加で移動するように制御され、光マウスポインティング装置のパッドベースの制限された大きさ内で光マウスポインティングモジュールが動いても、使用者が設定したマウス解像度でマウスポインタの位置が容易に制御される
   請求項２に記載の親指で操作する光マウスを備えたコンピュータキーボード。
4. 前記光マウスポインティングモジュールの瞬間プッシュボタンを２段またはそれ以上の多段で構成し、該当段別にマウス解像度を異なって設定して、親指で瞬間プッシュボタンの所定の段を押して動かすと、該当段のマウス解像度でマウスポインタが移動するようにすることにより、光マウスポインティング装置のパッドベースの制限された大きさ内で光マウスポインティングモジュールが動いても、マウスポインタの位置が容易に制御される
   請求項３に記載の親指で操作する光マウスを備えたコンピュータキーボード。
5. 前記光マウスポインティング装置は、光マウスポインティングモジュールの移動を一側方向にガイドするために光マウスポインティングモジュールのボディと両端で結合される複数のガイド部材と、前記ガイド部材が結合され光マウスポインティングモジュールのＬＥＤランプで発生して光学レンズに伝達された光が通過することができるように底の中心部分が一側方向に長く空いた一側光マウスベースと、光マウスポインティングモジュールで構成される一側光マウスポインティング装置と、前記一側光マウスポインティング装置の光マウスポインティングモジュールの一側の移動方向と直交する方向に一側光マウスポインティング装置をガイドするために、一側光マウスポインティング装置の一側光マウスベースの両端と結合される複数のガイド部材と、前記ガイド部材が結合され底の上面が光マウスのパッドの役割をする光マウスパッドベースで構成される
   請求項１に記載の親指で操作する光マウスを備えたコンピュータキーボード。
6. 前記一側光マウスポインティング装置は、光マウスポインティングモジュールを操作する親指が光マウスポインティングモジュールから離れたら光マウスポインティングモジュールを一側光マウスポインティング装置の中央に復帰させるための弾性部材がガイド部材の端に位置し、前記弾性部材の一側は一側光マウスベースに結合され弾性部材の他側は弾性部材エンドキャップに結合され、ガイド部材を覆うガイド部材カバーの一側にガイド方向にスロットホールが形成されて弾性部材エンドキャップの動きに干渉がなされないようにし、また中央部位の内部に段が形成されて前記弾性部材が結合された弾性部材エンドキャップが前記段に当たって止まるようにすることにより、１つ以上の弾性部材エンドキャップと接触して動く光マウスポインティングモジュールが一側光マウスベースの中央で固定されることを特徴とする一側光マウスポインティング装置を含む
   請求項５に記載の親指で操作する光マウスを備えたコンピュータキーボード。
7. 前記光マウスポインティング装置は、光マウスポインティングモジュールを操作する親指が光マウスポインティングモジュールから離れたら一側光マウスポインティング装置を光マウスポインティング装置の中央に復帰させるための弾性部材がガイド部材の端に位置し、前記弾性部材の一側は光マウスパッドベースに結合され弾性部材の他側は弾性部材エンドキャップに結合され、ガイド部材を覆うガイド部材カバーの一側にガイド方向にスロットホールが形成されて弾性部材エンドキャップの動きに干渉がなされないようにし、また中央部位の内部に段が形成されて前記弾性部材が結合された弾性部材エンドキャップが前記段に当たって止まるようにすることにより、１つ以上の弾性部材エンドキャップと接触して動く一側光マウスポインティング装置が光マウスパッドベースの中央で固定されることを特徴とする光マウスポインティング装置を含む
   請求項５に記載の親指で操作する光マウスを備えたコンピュータキーボード。
8. 前記光マウスポインティング装置は、片手の人差し指はキーボードの基準位置を維持したまま、同じ手の親指で光マウスポインティングモジュールの操作が容易なようにキーボードのスペースバーの下部一側に配置し、前記光マウスクリックボタンは、光マウスポインティングモジュールを操作する手以外の他の手の人差し指はキーボードの基準位置を維持したまま、光マウスポインティングモジュールを操作する手以外の他の手の親指でマウスの左クリックボタン、右クリックボタン及びホイールボタンを操作することができるように、キーボードのスペースバーの下部の光マウスポインティング装置の反対側に配置され、両手の親指で光マウスのポインタ移動とボタンのクリック動作を分けて行いながらも両手の人差し指をキーボードのそれぞれの基準位置に維持することにより、コンピュータを使用して文字キー入力とマウス作業をする際に両手の動きを最小化することができて、作業の効率が極大化され使用者の集中力が維持される
   請求項１に記載の親指で操作する光マウスを備えたコンピュータキーボード。
9. 前記光マウスポインティング装置は、片手の人差し指はキーボードの基準位置を維持したまま、同じ手の親指で光マウスポインティングモジュールの操作が容易なようにキーボードのスペースバーの下部一側に配置し、前記光マウスクリックボタンは、光マウスポインティングモジュールを操作する同じ手でマウスの左クリックボタン、右クリックボタン及びホイールボタンを操作することができるように、親指では瞬間プッシュボタンを押した状態を維持してコンピュータにマウスポインタ移動モードであることを知らせた状態で、同じ手の人差し指、中指及び薬指でそれぞれの文字キーを押すことでマウスの左クリックボタン、ホイールボタン及び右クリックボタンのクリックが行われ、特に中指が担当する文字キーの上側と下側に文字キーと分離した専用制御キーをそれぞれおいてホイールボタンの上下方向のスクロール機能を担当させ、片手のみでも光マウスの全ての機能が行える
   請求項１に記載の親指で操作する光マウスを備えたコンピュータキーボード。
10. 前記光マウスポインティング装置は、装置が挿入されるキーボードとの隣接境界部位と、光マウスポインティングモジュールのボディ周囲との間に柔軟な材質の保護用カバーをかけることにより、飲料及びほこり等の異物が浸透することができないようにしながらも、光マウスポインティングモジュールの動きには支障を与えない
    請求項１に記載の親指で操作する光マウスを備えたコンピュータキーボード。
    
    

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