JP2024517960A - 航空機 - Google Patents
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Abstract
Description
及び角運動量ベクトルの時間変化
はゼロでなければならない。したがって、全ての外力の合計(F)及び重心の周りの全てのトルクの合計(Ms)の両方は、足すとそれぞれゼロにならなればならない。ホバー飛行中に航空機に作用する力は、重力と推進デバイスの推進力である。航空機の重心に対して作用するトルクは、航空機の重心から関連する距離に支持される推進デバイスの推力ベクトルによって発生するトルク、及び航空機本体によって発生する(支持)トルクであり、これらは全て、実質的に同じ方向を向いている。
であり、
であり、
式中、
Rminは、一方の前部エリアに配置された推進デバイスの推力ベクトルと他方の後部エリアに配置された推進デバイスの推力ベクトルとの間の最小許容比、
Rmaxは、一方の前部エリアに配置された推進デバイスの推力ベクトルと他方の後部エリアに配置された推進デバイスの推力ベクトルとの間の最大許容比、
lは、第1の直線と第2の直線との間の距離、
a1は、前部エリアに位置する推進デバイスの特性数、
a2は、後部エリアに位置する推進デバイスの特性数である。
であり、
であり、
式中、
Rminは、第1の方向に沿って配置された推進デバイスの推力ベクトル間の最小許容比、
Rmaxは、第1の方向に沿って配置された推進デバイスの推力ベクトル間の最大許容比、
a34は、第2の方向に沿って配置された推進デバイスの特性数、
lは、第1の方向に配置された推進デバイスの幾何学的中心間の距離である。
であり、
であり、
式中、
は、第2の方向に沿って配置された推進デバイスの推力ベクトル間の最小許容比、
は、第2の方向に沿って配置された推進デバイスの推力ベクトル間の最大許容比、
a12は、第1の方向に沿って配置された推進デバイスの特性数、
l’は、第2の方向に配置された推進デバイスの幾何学的中心の距離である。
- 関連する回転軸のそれぞれが航空機本体の横断方向に実質的に方向付けられており、
- 少なくとも2つの推進デバイスのそれぞれが各々の関連する回転軸周りで実質的に同じ回転方向に回転する場合に、
- 推進デバイスの1つ以上が、推進デバイスの1つ以上と関連する特定の所定の推力ベクトルをそれぞれ発生させて、航空機の重心に関して航空機に作用する全ての力及び航空機に作用する全てのトルクが実質的に消失するホバー飛行を航空機に実施させるように航空機の重心を位置決めする工程
を含む方法が提供される。
- 少なくとも3つの推進デバイスのうちの2つの関連する回転軸が第1の方向に実質的に方向付けられており、少なくとも3つの推進デバイスのうちの他の関連する回転軸は第2の方向に実質的に方向付けられており、
- 回転軸が第1の方向に整列された2つの推進デバイスのそれぞれが、ホバー飛行中に各々の関連する回転軸の周りで実質的に同じ回転方向に回転する場合に、
- 推進デバイスの1つ以上が、推進デバイスの1つ以上と関連する特定の所定の推力ベクトルをそれぞれ発生させて、航空機の重心に関して航空機に作用する全ての力及び航空機に作用する全てのトルクが実質的に消失するホバー飛行を航空機に実施させるように航空機の重心を位置決めする工程
を含む、方法が提供される。
- 少なくとも2つの推進デバイスに関連する回転軸のそれぞれが航空機本体の横断方向に実質的に方向付けられており、少なくとも2つの推進デバイスのそれぞれが、各々の関連する回転軸の周りで実質的に同じ回転方向に回転する場合に、航空機がホバー飛行を実施するように、関連する推力ベクトルを決定する工程であって、
ホバー飛行中、航空機の重心に関して航空機に作用する全ての力及び航空機に作用する全てのトルクが実質的に消失する、
関連する推力ベクトルを決定する工程と、
- 各々の推進デバイスが特定の関連する推力ベクトルを発生させるように、推進デバイスのそれぞれを実質的に同じ回転の方向に駆動する工程と、
を含む。
- 少なくとも3つの推進デバイスに関連する回転軸のうちの2つが第1の方向に実質的に方向付けられており、各々の関連する回転軸の周りで実質的に同じ回転方向に回転する場合、及び/又は少なくとも3つの推進デバイスに関連する回転軸のその他が第1の方向に平行ではない第2の方向に実質的に方向付けられている場合に、航空機がホバー飛行を実施するように関連する推力ベクトルを決定する工程であって、
ホバー飛行中、航空機の重心に関して航空機に作用する全ての力及び航空機に作用する全てのトルクが実質的に消失する、
関連する推力ベクトルを決定する工程と、
- 少なくとも3つの推進デバイスのうちの2つの関連する回転軸を実質的に第1の方向に整列させ、少なくとも3つの推進デバイスのもう1つの関連する回転軸を実質的に第2の方向に整列させる工程と、
- 各々の推進デバイスが関連する回転方向に回転し、特定の関連する推力ベクトルを発生させるように、推進デバイスのそれぞれを駆動する工程であって、
各第1の方向に実質的に方向付けられた回転軸を有する推進デバイスのそれぞれは、各々の関連する回転軸の周りで実質的に同じ回転方向に回転する、
駆動する工程と、
を含む、方法が提供される。
- 少なくとも4つの推進デバイスに関連する回転軸のうちの2つが第1の方向に実質的に方向付けられており、各々の関連する回転軸の周りで実質的に同じ回転方向に回転する場合、及び/又は少なくとも4つの推進デバイスに関連する回転軸の他の2つが第1の方向に平行ではない第2の方向に実質的に方向付けられており、各々の関連する回転軸の周りで実質的に同じ回転方向に回転する場合に、航空機がホバー飛行を実施するように関連する推力ベクトルを決定する工程であって、
ホバー飛行中、航空機の重心に関して航空機に作用する全ての力及び航空機に作用する全てのトルクが実質的に消失する、
関連する推力ベクトルを決定する工程と、
- 少なくとも4つの推進デバイスのうちの2つの関連する回転軸を実質的に第1の方向に整列させ、少なくとも4つの推進デバイスのうちの他の2つの関連する回転軸を実質的に第2の方向に整列させる工程と、
- 各々の推進デバイスが関連する回転方向に回転し、特定の関連する推力ベクトルを発生させるように、推進デバイスのそれぞれを駆動する工程であって、
第1の方向に実質的に方向付けられた回転軸を有する推進デバイスのそれぞれは、各々の関連する回転軸の周りで実質的に同じ回転方向に回転する、及び/又は第2の方向に実質的に方向付けられた回転軸を有する2つの推進デバイスのそれぞれは、各々の関連する回転軸の周りで実質的に同じ回転方向に回転する、
駆動する工程と、
を含む。
- 推進デバイスが、推進デバイスと関連する特定の所定の推力ベクトルを発生させると、航空機の重心に関して航空機に作用する全ての力及び航空機に作用する全てのトルクを実質的に消失させるように航空機の重心を位置決めする工程
を更に含む。
Pair=F*Va、 (1)
式中、Fは、推力ベクトルの大きさ、Vaは、推進デバイスの平面内の総気流速度である。推進デバイスの前記平面は、推進デバイスの回転軸を通り、気流の方向、したがって推力ベクトルFに対して垂直な平面である。
Ppropulsion=M*ω、 (2)
式中、Mは、(駆動)トルクM,8の大きさ、ωは、推進デバイス1の回転速度(角速度のベクトルの大きさ)である。
Pair=η*Ppropulsion (3)
M=a*F (6)
として表すことができ、表すことができる。
ΣFz=Fs-F1-F2=0 (7)
ΣMs,y=F1*l1-F2*l2-M1-M2=0 (8)
である。
Mi=ai*Fi,i∈{1,2}
のように書くことができる。
ΣMs,y=F1*l1-F2*l2-F1*a1-F2*a2=0
のようになる。
により、前部推進デバイス1Fは、後部推進デバイス1Rよりも大きい推力を発生させなければならないことになり、したがって、F1>F2である。したがって、前部推進デバイス1Fは、後部推進デバイス1Rよりも大きく設計しなければならない。
l1-a1=l2+a2
が得られる。
F1,opt≦F1,max ⇒ F2,opt≧F2,min≡Fs-F1,max
が得られる。
のように決定され、
長手方向における前部回転軸5から重心S,150の最小許容距離は、
のように決定される。
の範囲外である場合、
方程式(10)に従って、推進デバイス1F及び推進デバイス1Rのそれぞれ推進力F1,701及び推進力F2,702により、最適位置からの重心S,150のずれを補償することはもはや不可能である。
F1,opt=F2,opt=Fopt ⇒ M1,opt=M2,opt=Mopt
が当てはまる。ここで考慮される航空機の例においては、対応する総質量によって発生する総重量力は、
Fs=1000N
と仮定し、比/比例係数は、典型的には、
a=0.2m、
長手方向における推進デバイスの距離は、
l=l1+l2=2m
と定義される。
Fi,max=550N
と定義される。
である。
(ここで、Fijは、直線gi上に配置されたj番目の推進デバイスによって発生する推力ベクトル)を持つ総推進力/総推力ベクトルを発生させ、添え字iを有する直線gi上に配置された全てのniの推進デバイスの総(駆動)トルクの大きさは、Miであると仮定する。したがって、各i=1,…,Nについて、方程式(6)に従って以下の関係が成り立つ。
Mi=ai*Fi
ここで、添え字iを有する各直線giに対して、比/比例係数aiが導入される。
li=|xi-XS|
である。
が成り立つ。
ΣFz=Fs-F1-F2-F34=0 (17)
ΣMs,y=F1*l1+F34*l34-F2*l2-M34=0 (18)
である。
Mi=ai*Fi,i∈{1,2,3,4}
のように書くことができる。
|M3+M4|=M3+M4=M34≡a34*F34
である。
ΣMs,y=F1*l1+F34*l34-F2*l2-F34*a34=0
が得られる。
ΣFz=Fs-F3-F4-F12=0 (20)
ΣMs,x=F3*l3+F12*l12-F4*l4-M12=0 (21)
である。
ΣMs,x=F3*l3+F12*l12-F4*l4-F12*a12=0
のように書くことができる。
F12=F34 (23)
がもたらされる。
が適用され、
式中、推力ベクトル及び推進デバイス1A1、1A2の幾何学的中心の距離l,230に関しては、それぞれ、l=l3+l4を使用し、推力ベクトル又は推進デバイス1B3、1B4の幾何学的中心の距離l’,235に関しては、l’=l1+l2を使用した。便宜的に、l’=lである。
となる。
により、それぞれ正の第1の方向又は正の第2の方向に配置された推進デバイス1A1、1B3は、それぞれ負の第1の方向又は負の第1の方向に配置された推進デバイス1A2、1B4よりも大きい推力を発生させなければならないことになり、したがって、F1>F2及び/又はF3>F4である。したがって、正の方向に配置された推進デバイスは、負の方向に配置された推進デバイスよりも大きく設計しなければならない。換言すれば、前進飛行方向において前部に配置される推進デバイスは、後部に配置される推進デバイスよりも大きく設計しなければならない。
だけ後部推進デバイス1A2、1B4の方に移動することは理解される。
F1,opt≦F1,max ⇒ F2,opt≧F2,min≡Fs-F1,max-F34,opt
が得られ、
したがって、最大許容推力ベクトル比
が得られる。
のように計算することができ、
前進飛行1における前方推進デバイス1Aの幾何学的中心から重心S,250の第1の方向201における最小許容距離は
のように計算することができる。
の範囲外である場合、
方程式(26a)に従って、推進デバイス1A1、1A2の推進力F1,2001又はF2,2002により、最適位置からの重心S,250のずれを補償することはもはや不可能である。
F1,opt=F2,opt=Fopt ⇒ M1,opt=M2,opt=Mopt
が当てはまる。ここで考慮される航空機の例においては、対応する総質量によって発生する総重量力は、
Fs=1000N
と仮定し、比/比例係数は、典型的には、
a=0.2mであり、
第1の方向(図7a、7bではx方向)における推進デバイスの距離は、
l=l1+l2=2m
と定義される。
F1,max=F2,max=275N
と定義される。
を用いることにより、最大許容推力ベクトル比及び最小許容推力ベクトル比
並びに方程式(28)による重心の位置の範囲
を計算することができる。すなわち、この例では、前進飛行方向に関して、第1の方向に関する重心は、便宜上、2つの推進デバイス1A1の幾何学的中心から1.05~1.15mに位置付けられる。方程式(27a)を用いて、この結果は、以下のようにも表すことができる、すなわち、第1の方向に関して、重心は、便宜上、推進デバイス1B3、1B4の回転軸又は2つの推進デバイス1B3、1B4を通る直線から0.05~0.15m離れたところに位置付けられる。
Fi,=(0,0,-Fi),i∈{1,…,n}
である。
である。
を用い、
グラスマン恒等式
を用い、
Fiは(ri-s)に常に垂直であり、それらのスカラー積はゼロであること
Fi・(ri-s)=0 ⇒ (Fi・(ri-s))*Fi=0
を考慮すると、
最初に、
が得られ、
最終的に、重心S,250の位置ベクトルs
が得られる。
(ここで、
は、その引数を最も近い整数に丸めるものである)を通る第2の直線g2を考慮すると好都合である。この直線g2は、本発明による第2の方向を定義する。
を通る第2の直線g2考慮すると好都合である。この直線g2は、本発明による第2の方向を定義する。
推力及びパワーの導出は運動量理論に基づき、推進デバイス/ロータは、ロータブレードの数及び形状に関する情報を伴わないアクチュエータディスクと見なされる。流れは、一次元、非定常、非圧縮性、及び無摩擦として単純化して定義され、その結果、対応する質量、運動量及びエネルギーの保存則がもたらされる。以下では、アクチュエータディスク平面内の全ての量に付加的な添え字aを与え、アクチュエータディスク平面(流入平面)のはるか上方の全ての量は付加的な添え字0を有し、アクチュエータディスク平面(流出平面)のはるか下方の全ての量に付加的な添え字∞を付す。
100 本発明の第1の態様による航空機
120 航空機本体
1F 前部エリアに配置された推進デバイス
1R 後部エリアに配置された推進デバイス
101 航空機100の長手方向
102 航空機100の横断方向
103 航空機100の垂直方向
121 航空機100のバウ/ノーズ
122 航空機100のテール
1 推進デバイス
2 推進デバイスのロータブレード
3 ピッチ機構
31 結合デバイス
32 結合点
33 支承デバイス
4 オフセットデバイス
11 推進デバイス1のディスク
5 推進デバイスの回転軸
51 推進デバイスの回転の方向
52 推進デバイスの半径
61 接続要素
7、71 推進デバイスにかかる力/推力ベクトル
72 推力ベクトルに対するマグヌス効果の寄与
8 推進デバイスにかかるトルク
9 空気流入
110 航空機の移動方向を示す矢印
150 航空機100の重心
701 推進デバイス1Fによって発生する総推力ベクトル
702 推進デバイス1Rによって発生する総推力ベクトル
81 推進デバイス1Fによって発生する総トルク
82 推進デバイス1Rによって発生する総トルク
131 重心150と推進デバイス1Fとの間の長手方向に関する距離
132 重心150と推進デバイス1Rとの間の長手方向に関する距離
160 航空機の重量
gi 推進デバイスが配置されたi番目の直線
ni 直線giに沿って配置された推進デバイスの数
N 直線の総数
K 推進デバイスの総数
Fij 直線gi上に配置されたj番目の推進デバイスによって発生する推力ベクトル
Fi 直線gi上に配置された全ての推進デバイスによって発生する推力ベクトル
Mi 直線gi上に配置された全ての推進デバイスによって発生するトルク
xi 線giの長手方向座標
XS 重心150の長手方向座標
200 本発明の第2の態様による航空機
220 航空機胴体
1A、1B、1C、1A1、1A2、1B3、1B4、1Ci 航空機推進デバイス200
221、222 推進デバイス1A、1Bを航空機胴体220に結合するためのアーム
201 第1の方向
202 第2の方向
203 垂直方向
5A 推進デバイス1Aの回転軸
5B 推進デバイス1Bの回転軸
5Ci 推進デバイス1Ciの回転軸
αi 回転軸5Ciと第1の方向又は第2の方向との間の角度
ε 第1の方向と第2の方向との間の角度
250 航空機200の重心
G 幾何学的中心
O 座標系の原点
2001、2002 推進デバイス1A1及び推進デバイス1A2によってそれぞれ発生する推力ベクトル
2003、2004 推進デバイス1B3及び推進デバイス1B4によってそれぞれ発生する推力ベクトル
2012 推進デバイス1A1、1A2によって発生する総推力ベクトル
2034 推進デバイス1B3、1B4によって発生する総推力ベクトル
230 推進デバイス1A1、1A2の推力ベクトル/幾何学的中心間の距離
231 航空機の重心250から推力ベクトル2001の距離
232 航空機の重心250から推力ベクトル2002の距離
234 重心250と、推力ベクトルF34,2034/推進デバイス1B3、1B4の回転軸/推進デバイス1B3、1B4を通る直線との間の距離
235 推進デバイス1B3、1B4の推力ベクトル/幾何学的中心間の距離
236 航空機の重心250から推力ベクトル2003の距離
237 航空機の重心250から推力ベクトル2004の距離
239 重心250と、推力ベクトルF12,2012/推進デバイス1A1、1A2の回転軸/推進デバイス1A1、1A2を通る直線との間の距離
251 推進デバイス1B3、1B4の回転の方向
280 推進デバイス1B3、1B4によって発生する総トルク
285 推進デバイス1A1、1A2によって発生する総トルク
Claims (24)
- 航空機(100)であって、
- 長手方向(101)と垂直方向(103)と横断方向(102)とを定義する航空機本体(120)であって、前記長手方向は、前記航空機(100)のテール(122)からノーズ(121)への方向に対応し、前記垂直方向は、前記航空機(100)が地面の上に載置されているときの地球の引力の方向に対応し、前記横断方向は、前記長手方向及び前記垂直方向に対して垂直である、航空機本体(120)と、
- それぞれ、関連する回転軸(5)の周りで回転可能であり、各々の関連する推力ベクトル(701、702)を発生させる少なくとも2つの推進デバイス(1、1F、1R)であって、
第1の数の前記推進デバイス(1F)は、前記横断方向(102)に対して平行な第1の直線に沿って配置されており、第2の数の前記推進デバイス(1R)は、前記横断方向(102)に対して平行な第2の直線に沿って配置されており、
前記第1の直線は、前記第2の直線から間隔を空けて配置されており、
前記航空機(100)の重心は、前記長手方向(101)に関して、前記第1の直線と前記第2の直線との間に配置されている、
少なくとも2つの推進デバイス(1、1F、1R)と、
を含み、
前記航空機(100)は、前記航空機の前記重心(150)に関して前記航空機に作用する全ての力及び前記航空機に作用する全てのトルクが実質的に消失するホバー飛行を実施するように適合されている、航空機(100)において、
前記ホバー飛行において、
- 前記関連する回転軸(5)のそれぞれは、前記航空機本体の前記横断方向(102)に実質的に方向付けられており、
- 前記少なくとも2つの推進デバイス(1、1F、1R)のそれぞれは、前記各々の関連する回転軸(5)の周りで実質的に同じ回転の方向(51)に回転する
ことを特徴とする、
航空機(100)。 - 前記第1の数の前記推進デバイス(1F)は、前記長手方向(101)に関して前記航空機の前部領域に配置されており、前記第2の数の前記推進デバイス(1R)は、前記長手方向(101)に関して前記航空機の後部領域に配置されている、請求項1に記載の航空機(100)。
- ホバー飛行を実施しているときの前記航空機の前記重心(150)は、前記前部領域の前記推進デバイス(1F)が配置されている前記直線から長手方向の距離l1に配置され、
であり、
であり、
式中、
Rminは、一方の前記前部領域に配置された前記推進デバイス(1F)の前記推力ベクトル(701)と他方の前記後部領域に配置された前記推進デバイス(1R)の前記推力ベクトル(702)との間の最小許容比、
Rmaxは、一方の前記前部領域に配置された前記推進デバイス(1F)の前記推力ベクトル(701)と他方の前記後部領域に配置された前記推進デバイス(1R)の前記推力ベクトル(702)との間の最大許容比、
lは、前記第1の直線と前記第2の直線との間の距離、
a1は、前記前部領域に配置された前記推進デバイス(1F)の特性数、
a2は、前記後部領域に位置する前記推進デバイス(1R)の特性数である、
請求項2に記載の航空機(100)。 - ホバー飛行中に平行に整列される前記関連する回転軸を有するように適合されている、請求項1~3のいずれか一項に記載の航空機(100)。
- 航空機(200)であって、
- 航空機胴体(220)と、
- 前記航空機胴体の周囲に取り付けられており、各々の関連する回転軸(5A、5B)の周りで回転可能であり、各々の関連する推力ベクトル(2001、2002、2003、2004)を発生させる少なくとも3つの推進デバイス(1A、1B)と、
を含み、
前記航空機(200)は、前記航空機の重心(250)に関して前記航空機に作用する全ての力及び前記航空機に作用する全てのトルクが実質的に消失するホバー飛行を実施するように適合されている、航空機(200)において、前記ホバー飛行中、
- 前記少なくとも3つの推進デバイス(1A)のうちの2つの前記関連する回転軸(5A)は、第1の方向(201)に実質的に整列しており、前記少なくとも3つの推進デバイス(1B)のうちの他の前記関連する回転軸(5B)は、第2の方向(202)に実質的に整列しており、
- 前記第1の方向(201)は前記第2の方向(202)に平行ではなく、
- 回転軸(5A)が前記第1の方向(201)に方向付けられた前記2つの推進デバイス(1A)のそれぞれは、ホバー飛行中に前記各々の関連する回転軸(5A)の周りで実質的に同じ回転方向に回転する、
ことを特徴とする、航空機(200)。 - - 前記航空機胴体の周囲に取り付けられており、各々の関連する回転軸(5A、5B)の周りで回転可能であり、各々の関連する推力ベクトル(2001、2002、2003、2004)を発生させる少なくとも4つの推進デバイス(1A、1B)
を含み、
前記航空機(200)は、前記ホバー飛行を実施するように適合されており、前記ホバー飛行中、
- 前記少なくとも4つの推進デバイス(1A)のうちの2つの前記関連する回転軸(5A)は、前記第1の方向(201)に実質的に整列しており、前記少なくとも4つの推進デバイス(1B)のうちの更なる2つの前記関連する回転軸(5B)は、前記第2の方向(202)に実質的に整列しており、
- ホバー飛行中に回転軸(5A)が前記第1の方向(201)に方向付けられる前記2つの推進デバイス(1A)のそれぞれは、前記各々の関連する回転軸(5A)の周りで実質的に同じ回転方向に回転する、及び/又はホバー飛行中に回転軸(5B)が前記第2の方向(202)に方向付けられる前記2つの推進デバイス(5B)のそれぞれは、前記各々の関連する回転軸(5B)の周りで実質的に同じ回転方向に回転する、
請求項5に記載の航空機(200)。 - 3つの推進デバイスが、正三角形の辺を形成するように前記航空機胴体の周囲に配置されており、
- 前記航空機胴体(220)は、前記三角形の幾何学的中心に位置し、
- 前記第1の方向は、前記3つの推進デバイスのうちの2つが位置する直線によって定義され、
- 前記第2の方向は、前記第1の方向に対して実質的に垂直であり、
- 前記第1の方向を向いている前記直線上に位置する前記2つの推進デバイスそれぞれの前記回転軸は、前記直線と0°~30°の範囲の角度を含む、
請求項5に記載の航空機(200)。 - n個の推進デバイスが、n>3であるn個の辺を持つ正多角形の頂点を形成するように、前記航空機胴体の周囲に配置されており、
- 前記航空機本体(220)は、n個の辺を持つ前記多角形の幾何学的中心に位置し、
- 前記第1の方向は、前記n個の推進デバイスのうちの2つが位置する第1の直線によって定義され、
- 前記第2の方向は、前記n個の推進デバイスのうちの更に別の2つが位置する第2の直線によって定義され、
- 前記第1の方向を向いている前記第1の直線上に位置する前記2つの推進デバイスそれぞれの前記回転軸は、前記第1の直線と0°~18°の範囲の角度を含む、
請求項6に記載の航空機(200)。 - 前記第1の直線と前記第2の直線との間の前記角度は、72°~90°の範囲である、請求項8に記載の航空機(200)。
- - 前記第2の方向(202)は、前記第1の方向(201)に対して実質的に垂直であり、
- 前記少なくとも4つの推進デバイス(1A)のうちの2つは、前記第1の方向(201)に沿って配置されており、前記少なくとも4つの推進デバイス(1B)のうちの他の2つは、前記第1の方向に対して実質的に垂直な前記第2の方向(202)に沿って配置されている、
請求項6~9のいずれか一項に記載の航空機(200)。 - ホバー飛行を実施しているときの前記航空機の前記重心(250)は、前記推進デバイス(1B)が前記第2の方向(202)に配置されている直線から前記第1の方向(201)の距離l34に配置され、
であり、
であり、
式中、
Rminは、前記第1の方向に沿って配置された前記推進デバイス(1A)の前記推力ベクトル(2001、2002)の間の最小許容比、
Rmaxは、前記第1の方向に沿って配置された前記推進デバイス(1A)の前記推力ベクトル(2001、2002)の間の最大許容比、
a34は、前記第2の方向(202)に沿って配置された前記推進デバイス(1B)の特性数、
lは、前記第1の方向に配置された前記推進デバイス(1A)の幾何学的中心間の距離であり、
及び/又は
ホバー飛行を実施しているときの前記航空機の前記重心(250)は、前記推進デバイス(1A)が前記第1の方向(201)に配置されている直線から前記第2の方向(202)の距離l12に配置され、
であり、
であり、
は、前記第2の方向(202)に沿って配置された前記推進デバイス(1B)の前記推力ベクトル(2003、2004)の間の最小許容比、
は、前記第2の方向(202)に沿って配置された前記推進デバイス(1B)の前記推力ベクトル(2003、2004)の間の最大許容比、
a12は、前記第1の方向(201)に沿って配置された前記推進デバイス(1A)の特性数、
l’は、前記第2の方向に配置された前記推進デバイス(1B)の幾何学的中心の距離である、
請求項10に記載の航空機(200)。 - ホバー飛行中、前記推進デバイスの1つ以上が、前記推進デバイスの1つ以上に関連する各々の特定の所定の推力ベクトルを発生させると、前記航空機の前記重心(150、250)が、前記航空機の前記重心に関して前記航空機に作用する全ての力及び前記航空機に作用する全てのトルクを実質的に消失させるように位置決めされるように更に適合されている、請求項1~11のいずれか一項に記載の航空機(100、200)。
- 前記航空機は、ほぼ等しい関連するある所定の推力ベクトルでホバー飛行を実行するように更に適合されている、請求項1~12のいずれか一項に記載の航空機(100、200)。
- 前記航空機の前記重心(150、250)を変位させるための変位デバイスを更に含む、請求項1~13のいずれか一項に記載の航空機(100、200)。
- 前記推進デバイスに燃料を供給するための燃料タンク及び/又は前記推進デバイスに電力を供給するためのバッテリーを更に含み、
前記変位デバイスは、前記航空機内の前記燃料タンクからの燃料又は前記バッテリーを位置変更し、それにより、前記推進デバイスの1つ以上が前記各々の特定の所定の推力ベクトルを発生させると前記航空機がホバー飛行を実施するように前記重心(150、250)を位置決めするように適合されている、請求項14に記載の航空機(100、200)。 - 前記推進デバイスの前記推力ベクトルを個別に制御するための推力ベクトル制御を含む、請求項1~15のいずれか一項に記載の航空機(100、200)。
- 請求項1~4又は12~16のいずれか一項に記載の航空機(100)を製造する方法であって、以下の工程、すなわち、
- 前記関連する回転軸(5)のそれぞれが前記航空機本体(120)の前記横断方向(102)に実質的に方向付けられており、
- 前記少なくとも2つの推進デバイス(1F、1R)のそれぞれが前記各々の関連する回転軸(5)の周りで実質的に同じ回転の方向(51)に回転する場合に、
- 前記推進デバイス(1F、1R)の1つ以上が、前記推進デバイス(1F、1R)の1つ以上と関連する特定の所定の推力ベクトルをそれぞれ発生させて、前記航空機の前記重心に関して前記航空機に作用する全ての力及び前記航空機に作用する全てのトルクが実質的に消失するホバー飛行を前記航空機に実施させるように前記航空機の前記重心(150)を位置決めする工程
を含む、方法。 - 請求項5~16のいずれか一項に記載の航空機(200)を製造する方法であって、以下の工程、すなわち、
- 前記少なくとも3つの推進デバイス(1A)のうちの2つの前記関連する回転軸(5A)が実質的に前記第1の方向(201)に整列され、前記少なくとも3つの推進デバイス(1B)のうちの他の前記関連する回転軸(5B)は、実質的に前記第2の方向(202)に整列され、
- 回転軸が前記第1の方向(201)に方向付けられた前記2つの推進デバイス(1A)のそれぞれが、ホバー飛行中に前記各々の関連する回転軸(5A)の周りで実質的に同じ回転方向に回転する場合に、
- 前記推進デバイス(1A、1B)の1つ以上が、前記推進デバイス(1A、1B)の1つ以上と関連する特定の所定の推力ベクトルをそれぞれ発生させて、前記航空機の前記重心(250)に関して前記航空機に作用する全ての力及び前記航空機に作用する全てのトルクが実質的に消失するホバー飛行を前記航空機に実施させるように前記航空機の前記重心(250)を位置決めする工程
を含む、方法。 - 航空機(100)を制御する方法であって、
- 長手方向と垂直方向と横断方向とを定義する航空機本体(120)であって、前記長手方向は、前記航空機のテール(122)からノーズ(121)への方向に対応し、前記垂直方向は、前記航空機(100)が地面の上に載置されているときの地球の引力の方向に対応し、前記横断方向は、前記長手方向及び前記垂直方向に対して垂直である、航空機本体(120)と、
- 各々の関連する回転軸(5)の周りで回転可能であり、各々の関連する推力ベクトルを発生させる少なくとも2つの推進デバイス(1、1F、1R)であって、
第1の数の前記推進デバイス(1F)は、前記横断方向(102)に対して平行な第1の直線に沿って配置されており、第2の数の前記推進デバイス(1R)は、前記横断方向(102)に対して平行な第2の直線に沿って配置されており、
前記第1の直線は、前記第2の直線から間隔を空けて配置されており、
前記航空機(100)の重心は、前記長手方向(101)に関して、前記第1の直線と前記第2の直線との間に配置されている、
少なくとも2つの推進デバイス(1、1F、1R)と、
を有し、
以下の工程、すなわち、
- 前記少なくとも2つの推進デバイスに関連する前記回転軸のそれぞれが前記航空機本体の前記横断方向に実質的に方向付けられており、前記少なくとも2つの推進デバイスのそれぞれが、前記各々の関連する回転軸の周りで実質的に同じ回転方向に回転する場合に、前記航空機がホバー飛行を実施するように、前記関連する推力ベクトルを決定する工程であって、
ホバー飛行中、前記航空機の前記重心(150)に関して前記航空機に作用する全ての力及び前記航空機に作用する全てのトルクが実質的に消失する、
関連する推力ベクトルを決定する工程と、
- 前記各々の推進デバイスが前記特定の関連する推力ベクトルを発生させるように、前記推進デバイス(1F、1R)のそれぞれを実質的に同じ回転の方向に駆動する工程と、
を含む、
方法。 - 航空機(200)を制御する方法であって、
- 航空機胴体(220)と、
- 前記航空機胴体の周囲に取り付けられ、各々の関連する回転軸(5A、5B)の周りで回転可能であり、各々の関連する推力ベクトルを発生させる少なくとも3つの推進デバイス(1A、1B)と、
を有し、
以下の工程、すなわち、
- 前記少なくとも3つの推進デバイス(1A)に関連する前記回転軸(5A)のうちの2つが第1の方向(201)に実質的に整列しており、前記各々の関連する回転軸(5A)の周りで実質的に同じ回転方向に回転する場合、及び/又は前記少なくとも3つの推進デバイス(1B)に関連する前記回転軸(5B)のその他が前記第1の方向に平行ではない第2の方向(202)に実質的に整列している場合に、前記航空機がホバー飛行を実施するように前記関連する推力ベクトルを決定する工程であって、
ホバー飛行中、前記航空機の重心(250)に関して前記航空機に作用する全ての力及び前記航空機に作用する全てのトルクが実質的に消失する、
関連する推力ベクトルを決定する工程と、
- 前記少なくとも3つの推進デバイス(1A)のうちの2つの前記関連する回転軸(5A)を実質的に前記第1の方向(201)に整列させ、前記少なくとも3つの推進デバイス(1B)のもう1つの前記関連する回転軸(5B)を実質的に前記第2の方向(202)に整列させる工程と、
- 前記各々の推進デバイスが関連する回転方向に回転し、前記特定の関連する推力ベクトルを発生させるように、前記推進デバイス(1A、1B)のそれぞれを駆動する工程であって、
前記第1の方向に実質的に方向付けられた回転軸を有する前記2つの推進デバイス(1A)のそれぞれは、前記各々の関連する回転軸(5A)の周りで実質的に同じ回転方向に回転する、
駆動する工程と、
を含む、方法。 - 前記決定される関連する推力ベクトルの全ては、ほぼ同一になるように選択される、請求項19又は20に記載の航空機(100、200)を制御する方法。
- - 前記推進デバイスが、前記推進デバイスと関連する前記特定の所定の推力ベクトルを発生させると、前記航空機の前記重心に関して前記航空機に作用する全ての力及び前記航空機に作用する全てのトルクを実質的に消失させるように前記航空機の前記重心(150、250)を位置決めする工程
を更に含む、請求項19~21のいずれか一項に記載の航空機(100、200)を制御する方法。 - 前記推進デバイス(1、1F、1R、1A、1B)のそれぞれは構造的に同一である、請求項1~22のいずれか一項に記載の航空機(100、200)又は方法。
- 前記推進デバイス(1、1F、1R、1A、1B)はサイクロジャイロロータを含む、請求項1~23のいずれか一項に記載の航空機(100、200)又は方法。
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