JP2024516411A - デュアルフック平型ストラップ取付デバイスのシステムおよび方法 - Google Patents

デュアルフック平型ストラップ取付デバイスのシステムおよび方法 Download PDF

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Abstract

取付デバイスは、第1のフックおよび第2のフック、第1および第2のフックを含み、第1および第2のフックは、互いに向かって付勢され、互いに相互接続され、そのような第1および第2のフックは、第1のフックの第1の湾曲端が第2のフックの第2の湾曲端に接しない第1の位置と、第1のフックの第1の湾曲端が第2のフックの第2の湾曲端に接する第2の位置とを有する。

Description

[0001]本発明は、デュアルフック平型ストラップ取付デバイスのシステムおよび方法に関する。
[0002]このドキュメントを通して、「固定箇所」、「アンカー箇所」、および「固定アンカー箇所」は交換可能に使用され、同じ意味を伝えることが意図される。
[0003]ストラップ張力付与デバイスは広く使用され、今日では複数の設計で入手可能であり、ラチェットおよびカムロックデバイスが最も普及している。これらの型の張力付与デバイスに組み込まれたストラップは、典型的には、フックで終端される。フックは、様々な形状およびサイズで入手可能であるが、ストラップの自由端を固定アンカー箇所に固着するために使用される。
[0004]ストラップ終端のために、特に幅2.54cm(1インチ)の幅のウェビングで使用するサイズのストラップ張力付与デバイスで、最も一般的に使用されるフック設計は、「Sフック」と呼ばれるものである。Sフックは、「S」字形状のフックで、「S」の下端が閉じ、「S」の上端が開いている。Sフックは、S形状フック262先行技術(図15a)の閉じた部分を捕捉するための縫い付けられたループによってストラップの一端に恒久的に固着される。したがって、ストラップは、ストラップ端に恒久的に付けられた「S」形状フックを含み、S形状フックの開放端は、固定アンカー箇所に取り除き可能に取り付けられることができる(図15b)。
[0005]今日、市場におけるストラップ張力付与デバイスの大部分は、ラチェットまたはカムロック式にかかわらず、2つのストラップを利用し、典型的には固定端構成と称されるものに構成される。これらは、2つのストラップの端が、別れたアンカー箇所に取り除き可能に固着されるストラップ構成である。典型的には、ストラップ張力付与デバイスは、アンカー箇所の間に位置づけられ、ストラップのうちの一方が張力付与デバイスに恒久的に付けられ、他方のストラップが引き出され、張力付与デバイスに解放可能に固着された状態で保持される。
[0006]Sフックは、ストラップ端をアンカー箇所に固着するために主に使用される手段であるが、他の手段はストラップ端を固着するために存在する。2つの一般に使用される手段は、「Jフック」264先行技術(図16a)およびカラビナ266先行技術(図19)である。別の方法は、いかなる型のフックも採用せずに、ストラップ端241先行技術(図17)内へ縫い付けられたループを単に使用することであるため、縫い付けられた端ループをアンカー箇所へ直接、取り付けることのみによる(図18)。
[0007]Jフックは、三角形状に形成された丸いワイヤーストックで構成され、三角形の3つの頂点のうちの1つにある三角形の脚が、三角形の平面に対して垂直に回されたフック形状端を有する。湾曲したフック部分は、文字「J」の湾曲した底に似ている。J形状のフック端とは反対に位置する三角形の辺は、縫い付けられたストラップの取付箇所として働く。SフックとJフックとの間の主な違いは、各スタイルのフックのフック部分の配向である。Sフックでは、フック部分はストラップの平らな領域によって画定される平面と平行になるが、Jフックでは、2つのフック形状ワイヤー形態端は、ストラップの平らな領域によって画定される平面に対して垂直に配向される。
[0008]両方のスタイルのフックで、張力付与デバイスに恒久的に固着されるストラップにとって、ストラップに縫い付けられ、かつストラップが張力付与デバイスに恒久的に取り付けられる箇所の近くに位置しているウェビング242先行技術(図15c)の追加のループまたはD形状金属リング268先行技術(図16c)を含むことは珍しくない。ストラップ端に縫い付けられたSフック(またはJフック)でアンカー箇所を周回し、続いてSフック(またはJフック)のフック部分を二次的な小さいループまたはDリング内へ固着することによって、ストラップは、Sフック(またはJフック)が直接収容できるサイズよりもはるかに大きいアンカー箇所に取り除き可能に固着できる(図15c、図16c)。
[0009]場合によっては、縫い付けられたループまたはDリングは、張力付与デバイスに恒久的に取り付けられたストラップではなく、第2のストラップに設けられる。しかしながら、このストラップに、縫い付けられたループまたはDリングを含めると、ストラップ/張力付与デバイスを引き出すことができる最小の長さが制限される。両方のストラップが、縫い付けられたループまたは金属Dリングを含む場合、この制限はさらに限定的になる。
[0010]ストラップ取り付け機能に使用される、カラビナスタイルのフック266先行技術(図19)は、SフックおよびJフックの両方と同じように機能し、ストラップ端をアンカー箇所に取り除き可能に固着する際、より確実な手段を提供するという追加の機能を備える。カラビナスタイルのフックは、典型的には、ワイヤー形態のばねゲート、またはフック自体と同じ材料で作られたばね付勢式旋回部材のいずれかとして製造されたロックゲートを含む。いずれの場合も、カラビナの係止部材は、閉位置へとばね付勢されているが、回転させて開放し、アンカー箇所へのフックの取り付けを可能にできる。可動部材を閉位置に付勢するばねの力は、カラビナがアンカー箇所に固着されると、開いた部材を回転または旋回して閉位置に戻す。
[0011]カラビナスタイルのフックは、Sフックよりも確実なアンカー取付手段を提供するが、カラビナスタイルのフックには、同等のサイズのSフックのアンカー容量がない。アンカー容量は、カラビナが取り付けられることが可能な最大直径のアンカーである。この主な理由は、ロックゲートの回転に必要とされる空間がカラビナのフットプリント内でかなりの量の体積を消費するためである(図19)。
[0012]加えて、カラビナがカラビナ本体の長さに沿って激しいねじり作用を受けるように荷重が加えられた場合、または可動ゲートに側面荷重が直接加えられた場合、カラビナは構造的に脆弱である。カラビナの可動ロックゲートは、典型的には、カラビナの長さに沿って大きい引張荷重を受け入れるように設計されているが、係止部材と対になっているカラビナ本体のc形状は、典型的には、大きいトルク荷重または側面荷重を受け入れるようには設計されていない。
[0013]ウェビングは長方形の断面を有し、厚みよりも幅の方がはるかに大きい。これは、円形の断面を有するロープと対照的である。張力の高いウェビングがカラビナを通して送られるとき、カラビナはカラビナの長軸に沿って不均衡なねじり作用を受ける可能性があり、特に、アンカー箇所がカラビナの回転を防いでウェビングによって誘導されたねじり作用を均等化する場合にそうなる。したがって、カラビナの非対称設計により、カラビナは非引張荷重による損傷に対して脆弱になり、丸い断面のロープと対にされるときよりもウェビングと対にされる場合の方が脆弱になる。
[0014]開放端SフックおよびJフックの欠点は、開放端フックである。張力付与デバイスによってストラップへ加えられる誘導張力以外には、フックを実際にアンカー箇所に確実に保持しているものはない。開放端フックは、アンカーに対して不適切に位置づけられた場合、またはウェビングにゆるんだ状態が存在する場合に、アンカー箇所から意図せず離脱する可能性がある。
[0015]最後に、ほとんどのSフックは、フックにコンフォーマルコーティングを加えて製造されていることに言及する価値がある。これは、アンカー箇所の表面を保護するための明確な利点として認められるが、フックまたはウェビングのいずれかに加えられたコンフォーマルコーティングに損傷を与えることなく、ストラップがSフックの閉じた部分を通って移動できるようにする可能性も排除する。フックに恒久的に固着されているストラップでは、これは不利なこととはみなされない。しかしながら、ウェビングがフックの閉じた部分を通って移動することが望ましい用途では、これは不利なこととなる。
[0016]本明細書に記載される実施形態は、縫い付けられた端ループを含むストラップ端と固定アンカー箇所との間の、取り除き可能で確実な取り付けを可能にする。加えて、実施形態は、選択的に、ストラップにおける縫い付けられた端ループに取り付けられるか、またはそこから取り除くことができる。したがって、上記ストラップがストラップ張力付与デバイスとともに使用されるとき、ユーザは、ストラップ構成に実施形態を含めるまたはそこから取り除くという選択肢が与えられる。
[0017]ストラップ端に恒久的に取り付けられるSフックおよびJフックとは異なり、これら実施形態は、ストラップ端における既存の縫い付けられたループに選択的に追加するまたは取り除くことができるので、ゲート付きカラビナの利便性に合致する。
[0018]加えて、効果的な、閉ループをアンカーに取り付ける手段を提供する一方で、実施形態は、ゲート付きカラビナの構造的脆弱性を負うことなく、より従来の広く使用されている開放スタイルのSフックおよびJフックの構築におけるより大きいアンカー容量および物理的堅牢性に合致する。
[0019]本明細書に記載される実施形態の別の、かつ、おそらくそれほど明白でない態様は、汎用Sフックとの外観の共通点である。ユーザは、Sフックと同等の機能を果たしながら、設計および使用において親しみやすいことを直ちに認識すると同時に、実施形態の取付スキームに組み込まれた追加の確実性も認識する。
[0020]また、本明細書に記載の実施形態は、実施形態が固定アンカーではなくストラップ自体に再係合することを必要とする大径アンカー箇所の周囲にストラップが送られるときに、確実なアンカー取付手段を提供する。これは、追加のループまたはDリングのいずれもストラップ内へ組み込むことなく、また、ストラップがゆるんだ状態にあるときに実施形態がストラップから離脱する危険を冒すことなく達成される。加えて、実施形態の構造的完全性および耐荷重能力は、このように構成されても損なわれない。
[0021]加えて、実施形態は、静的プーリとして機能するように構成でき、張力付与を受けるストラップが、ストラップまたは実施形態の表面のいずれかを損なうことなく、実施形態の耐荷重面に接触し、通過することを可能にする。
[0022]一実施形態では、取付デバイスは、第1のフックおよび第2のフック、第1および第2のフックを含み、第1および第2のフックは、互いに向かって付勢され、互いに相互接続され、このような第1および第2のフックは、第1のフックの第1の湾曲端が第2のフックの第2の湾曲端に接しない第1の位置と、第1のフックの第1の湾曲端が第2のフックの第2の湾曲端に接する第2の位置とを有する。一代替では、第1および第2のフックは、第1の位置と第2の位置との間で回転する。あるいは、取付デバイスは、筐体をさらに含み、筐体は、第1のフックと第2のフックとを相互接続し、付勢力の機構を提供し、付勢力は第1および第2のフックを互いに向かって付勢する。別の代替では、取付デバイスは、筐体に位置する第1のばねをさらに含み、第1のばねは、付勢力を提供する。別の代替では、取付デバイスは、中心壁をさらに含み、中心壁は筐体に位置し、第1のばねは、第1のフックを付勢するために、筐体および第1のフックを押す。別の代替では、取付デバイスは、筐体に位置する第2のばねをさらに含み、第2のばねは、第2のフックを付勢するために、筐体および第2のフックを押す。あるいは、第1のフックは、第1の開口部を有し、第2のフックは、第2の開口部を有し、第1のフックは、まっすぐな基部を有し、第2のフックは、まっすぐな基部を有する。別の代替では、第1および第2のフックは、第2の位置では互いと接して平らに置かれ、それにより、第1の湾曲端が第2の湾曲端に位置合わせされ、第1の開口部は第2の開口部とは反対方向に開口する。あるいは、第1および第2のフックのそれぞれの一部は、j形状を有し、第2の位置では、第1および第2のフックは、第1のフックのj形状が第2のフックのj形状に重ねられ、かつ、第1の開口部が第2の開口部とは反対方向に開口するように、互いの上に平らに置かれる。別の代替では、筐体は、間隙を含み、間隙は、平型ストラップを受け入れて固着するためにサイズ決めされる。あるいは、第1のフックは、第1の底脚を含み、第1の底脚は筐体内にあり、第2のフックは、第2の底脚を含み、第2の底脚は筐体内にある。別の代替では、第1および第2の底脚は、それぞれ、第1および第2の湾曲端にそれぞれ向かい合うまっすぐな脚である。あるいは、第1の底脚は、第1の中心スエージを含み、第1の中心スエージは、第1のばねを押して、第1のフックのための付勢力を生じさせるように配向される。別の代替では、第2の底脚は、第2の中心スエージを含み、第2の中心スエージは、第2のばねを押して、第2のフックのための付勢力を作るように配向される。あるいは、第1および第2のばねは板ばねである。別の代替では、第1の底脚は第3のスエージを含み、第2の底脚は第4のスエージを含み、第3のスエージは筐体における第1のノッチにあり、第1のノッチは第1のフックの回転を制限し、第4のスエージは筐体における第2のノッチにあり、第2のノッチは第2のフックの回転を制限する。あるいは、第1および第2のフックは、第1の位置と第2の位置との間で、第1および第2の底脚の周りをそれぞれ回転する。
[0023]一実施形態では、取付装置は、第1のフックおよび第2のフック、第1および第2のフックを含み、第1および第2のフックは、互いに向かって付勢され、互いに相互接続され、このような第1および第2のフックは、第1のフックの第1の湾曲端が第2のフックの第2の湾曲端から離れている第1の位置と、第1および第2のフックのそれぞれの一部がj形状を有する第2の位置とを有し、第2の位置では、第1および第2のフックは、第1のフックのj形状が第2のフックのj形状に重ねられ、かつ第1の開口部が第2の開口部とは反対方向に開口するように、互いの上に平らに置かれる。一代替では、第1のフックは、まっすぐな基部を有し、第2のフックは、まっすぐな基部を有する。
[0024]一実施形態では、取付デバイスを操作する方法は、第1のフックおよび第2のフック、第1および第2のフックを含む取付デバイスを提供することを含み、第1および第2のフックは、互いに対して付勢され、互いに相互接続され、このような第1および第2のフックは、第1のフックの第1の湾曲端が第2のフックの第2の湾曲端に接しない第1の位置と、第1のフックの第1の湾曲端が第2のフックの第2の湾曲端に接しない第2の位置とを有する。本方法は、第1および第2の湾曲端を、第2の位置で、接続点に対して押し付けることをさらに含む。本方法は、押し付けることを介して、第1および第2の湾曲端を第1の位置へと屈曲させることをさらに含む。本方法は、取付デバイスをねじって解放し、第1および第2のフックを第2の位置へ戻すことをさらに含む。あるいは、本方法は、第1のフックは第1の開口部を有し、第2のフックは第2の開口部を有し、第1のフックはまっすぐな基部を有し、第2のフックはまっすぐな基部と、第1および第2のフックのそれぞれの一部がj形状を有し、第2の位置では、第1および第2のフックは、第1のフックのj形状が第2のフックのj形状に重ねられ、かつ第1の開口部は第2の開口部とは反対方向に開口するように、互いの上に平らに置かれる。
[0025]フックが閉じている取付デバイス100の一実施形態の等角図である。 [0026]図1の取付デバイスの分解等角図である。 [0027]フックが閉じられ、端キャップが示されていない図1の取付デバイスの等角図である。 [0028]フックが開いている図1の取付デバイスの等角図である。 [0029]フックが閉じている図1の取付デバイスの正面図である。 [0030]図6aは縫い付けられた端ループを図1の取付デバイスに取り付ける段階的な進行を描く一連の等角図のうちの1つである。 図6bは上記一連の等角図のうちの次の1つである。 図6cは上記一連の等角図のうちの次の1つである。 図6dは上記一連の等角図のうちの次の1つである。 [0031]図7aは、丸棒のセクションに接続し、取付デバイスがストラップの端に縫い付けられたループに固着された図1の取付デバイスの段階的な進行を描く一連の等角図のうちの1つである。 図7bは上記一連の等角図のうちの次の1つである。 図7cは上記一連の等角図のうちの次の1つである。 図7dは上記一連の等角図のうちの次の1つである。 [0032]図8aは、金属ループアンカーに接続し、取付デバイスがストラップの端に縫い付けられたループに固着される図1の取付デバイスの段階的な進行を描く一連の等角図のうちの1つである。 図8bは上記一連の等角図のうちの次の1つである。 図8cは上記一連の等角図のうちの次の1つである。 図8dは上記一連の等角図のうちの次の1つである。 [0033]図9aは、図1の取付デバイスのフックが、その長さに沿ってストラップに取り付けられる大径の固定アンカーの周りに送られるストラップの段階的な進行を描く一連の等角図であり、取付デバイスは、ストラップの端に縫い付けられたループに固着される。 図9bは上記一連の等角図のうちの次の1つである。 図9cは上記一連の等角図のうちの次の1つである。 図9dは上記一連の等角図のうちの次の1つである。 [0034]図10aは、ループスタイルの固定アンカーに固着され、ストラップまたは取付デバイスのいずれにも悪影響を与えることなく、ストラップの挿入中に大きい張力を受け入れることができる構成を有する、図1の取付デバイスにストラップを取り付ける段階的な進行を描く一連の等角図のうちの1つである。 図10bは上記一連の等角図のうちの次の1つである。 図10cは上記一連の等角図のうちの次の1つである。 [0035]図11aは、図1の取付デバイスを、ストラップに沿って位置づけられた、縫い付けられたループに取り付ける段階的な進行を描く一連の等角図のうちの1つである。 図11bは上記一連の等角図のうちの次の1つである。 図11cは上記一連の等角図のうちの次の1つである。 図11dは上記一連の等角図のうちの次の1つである。 [0036]図12aは、取付デバイスからの2つの板ばねが単一のU形状ばねに置き換えられ、取付デバイスにおける両方のフックの位置がU形状ばねによって影響される、取付デバイスの代替実施形態を描く等角図である。 図12bは、図12aの切り欠き図である。 図12cは、U形状ばねの図である。 [0037]図13aは、取付デバイスからの2つの板ばねが単一のねじりばねに置き換えられ、実施形態における両方のフックの位置がねじりばねに影響される、代替実施形態を描く等角図である。 図13bは、図13aの切り欠き図である。 図13cは、ねじりばねの図である。 [0038]図1におけるような2つの取付デバイスを利用して、ストラップを固定アンカー箇所に取り除き可能に固着する固定端構成に配置された先行技術の単一ストラップカムロックデバイスを描く等角図である。 [0039]図15aは、先行技術であり、Sフックストラップを描く等角図である。 図15bは、先行技術であり、Sフックが丸棒セクションに固着されたSフックストラップを描く等角図である。 図15cは、先行技術であり、Sフックがストラップ上へ縫い付けられたループに固着されたSフックストラップを描く等角図である。 [0040]図16aは、先行技術であり、Jフックストラップを描く等角図である。 図16bは、先行技術であり、Jフックが丸棒セクションに固着されたJフックストラップを描く等角図である。 図16cは、先行技術であり、Jフックがストラップ上へ縫い付けられたDリングに固着されたJフックストラップを描く等角図である。 [0040]図16aは、先行技術であり、Jフックストラップを描く等角図である。 図16bは、先行技術であり、Jフックが丸棒セクションに固着されたJフックストラップを描く等角図である。 図16cは、先行技術であり、Jフックがストラップ上へ縫い付けられたDリングに固着されたJフックストラップを描く等角図である。 [0040]図16aは、先行技術であり、Jフックストラップを描く等角図である。 図16bは、先行技術であり、Jフックが丸棒セクションに固着されたJフックストラップを描く等角図である。 図16cは、先行技術であり、Jフックがストラップ上へ縫い付けられたDリングに固着されたJフックストラップを描く等角図である。 [0041]従来技術であり、ストラップの端に縫い付けられたループを描く等角図である。 [0042]従来技術であり、ひばり結びノットを使って丸棒セクションに固着された図17からのストラップの端に縫い付けられたループを描く等角図である。 [0043]従来技術であり、図17からの丸棒セクションおよびストラップ端に縫い付けられたループの両方に固着されたカラビナを描く等角図である。(なお、丸棒セクションによって開いて保持されたカラビナの係止ゲートが示され、同等のサイズの汎用Sフックと比較されたとき、典型的なカラビナのアンカー容量がより小さいことを強調している。)
[0045]本明細書では、ある用語は単に便宜のために使用され、デュアルフック平型ストラップ取付デバイス(一般に取付デバイスと呼ばれる)のシステムおよび方法の実施形態に対する限定として取られるべきではない。多くの実施形態では、取付デバイスは、互いに向かって付勢された2つのフックを含む。フックは互いから離れて回転方向に移動し、当初はフックの平面に接する。フックは、板ばねシステムを介して互いに向かって付勢され、各フックの基部が、中心部分によって留められたばねを押す。この機構は、中心本体または筐体に含まれていてもよい。いくつかの代替では、中心部分が省略されてもよく、単一のばねが筐体の中心部分に位置づけられてもよい。いくつかの実施形態では、両面折り曲げ板ばねが使用されてもよい。
[0046]図1乃至図5。取付デバイス100(好ましい実施形態の一例)は、5つの固有の部品から構成され、部品のうちの3つは、この実施形態では2回使用される。したがって、2つの板ばねが使用される場合、取付デバイス100は、合計8つの部品を含む。
[0047]部品は、フック110(数量2)、筐体130、中心壁150、板ばね170(数量2)、および端キャップ190(数量2)として参照される。
[0048]筐体130は、取付デバイス100の基礎部品として働く。多くの構成では、取付デバイスを作る他の部品は、何らかの様式で、筐体とインターフェースをとり、筐体によって拘束される。フック110はc形状であり、フックの底脚118はまっすぐであり、2つのスエージ細部、すなわち、底脚中心スエージ122および底脚端スエージ124を含む。フックには、様々な代替形状が使用されてもよい。多くのシナリオでは、フックの回転に備えるためにフックの底のまっすぐな脚を含むことが重要であるが、ここでも代替が可能である。加えて、スエージは多くのシナリオで使用されるが、スエージの概念は、回転力を提供するためにばねが押すための機構を提供することである。スエージ細部には多くの代替が可能であり、ばねが押すための、脚を通るピンまたはペグ、脚の形状の切取もしくはその他の修正、脚の曲げ、または種々のその他の構成などを含むがこれらに限定されない。2つのフック110は、筐体内に拘束され、互いに対向して保持され、閉位置211にあるときに互いに接触する。中心壁150は、筐体内で長手方向に位置づけられ、筐体底間隙138によって、および中心壁の底縁辺に組み込まれた複数の相互係止細部154、156によって定位置に保持される。中心壁150の頂縁辺160は、フック110を筐体130内の定位置に保持するのを助ける。板ばね170は、形状が長方形であり、曲線に予め形成され、この曲線は部品の長さに沿って配向される。2つの板ばね170は、取付デバイス100に利用され、中心壁150の両側に位置づけられる。板ばね170は、通常、2つのフック110を付勢して閉位置211を維持する原動力を提供する。最後に、2つの端キャップ190は、筐体130の開放端132、133上へ圧入され、任意の接触事象の場合に補助的に保護し、かつ取付デバイス100の外観を向上させる。端キャップ190はまた、上記フックの回転変位を阻むことなく、フック110の下部分を封入する。いくつかの実施形態では、板ばねは、コイル状のばねに置き換えられてもよい。代替では、中心壁は取り除かれて、単にコイルばねまたは両面折り曲げ板ばねが使用されてもよい。図示された様々な実施形態では、湾曲したフックが示されるが、フック端は湾曲している必要はなく、正方形、三角形、または他の形状をとってもよい。フックの要点は、2つが位置合わせされたときに他方のフックに重なる領域を有し、いずれの側にもフック軸を有することである。さらに、両端の筐体は、他の形態をとるように修正されてもよく、または省略されてもよい。多くの実施形態では、デバイスは、フックが1つまたは複数のばねを押し、したがって互いに向かって付勢されるように、側壁を有する筐体と、フックの底脚を筐体内に保持する機構とを含む。
[0049]取付デバイス100を組み立てるために、各フック110は、筐体の両端132、133から筐体130内へ摺動する。次に、中心壁150は、筐体130内へ摺動して、フック110を定位置に保持する。中心壁の頂縁辺160は、各フック110のフック脚118内へ押されて入り、筐体頂面146と筐体側壁137との間に形成される折り曲げ半径136に対してフック脚を同心円状配向に保持する。フック底脚118の端120に位置するスエージ124は、切取部135によって筐体130の各端開口部132、133に拘束される。各端開口部132、133の切取部135は、中心壁の頂縁辺160と併せて、外方に向けられた力230がいずれかのフック軸112に加えられるときはいつでも、フックが筐体から外されることを防ぐ。中心壁150は、中心壁底縁辺中央タブ156と筐体底中心空所142との間の相互係止動作によって、筐体に対して端から端まで、捕らえられ保持される。中心壁底縁辺端タブ154は、筐体底の内側面143を押し、同時に、中心壁の頂縁辺160は、筐体130に対して頂から底への定位置に中心壁150を保持するように、それぞれのフック脚118を押す。中心壁を筐体内へ挿入すると、筐体側壁137は、中心壁150がその最終位置に移動するまで、互いに対して離れて瞬間的に広がる。中心壁150を正しく位置づけると、筐体側壁137は、元の位置へ跳ね返り、中心壁を上述した位置に保持する。
[0050]第1の板ばね170は、板ばねの頂縁辺176がフック脚中心スエージ122を押す一方、板ばねの各端172が中心壁150を押すように、端開口部132、133のうちの1つを通って筐体130内へ摺動し、結果として、フック脚中心スエージは中心壁から離れて外方に押し付ける。板ばねの底縁辺178は、筐体側壁137と筐体底の内側面143との間に形成された折曲部内へ押し付けられる。板ばね170は、板ばねの各端172が中心壁の端に位置するセミピアス158の内面によって制限されるまで、筐体130内へ摺動する。
[0051]第2の板ばね170は、第1の板ばね170とは反対の中心壁150の側面にある端開口部132、133のうちの1つを通って、第1の板ばねと同様に筐体130内へ摺動する。両方の板ばね170が適切に位置づけられると、各フック110上の頂点114は、内方229(図1)に押し付けられ、フックを互いに接触させ、したがって、フックを閉位置211に付勢する。
[0052]板ばね170は板シートばねの鋼から、それで板ばねとして指定されるが、製造される。しかしながら、製造されると、板ばねは、湾曲形状174に予め形成される。2つのフックを一緒に押し付ける力の大きさは、予め形成された曲率174の量および/または板ばね170を製造するために使用される材料の厚さを変化させることによって具体的に調整できる。予め形成された曲率174の量を増加するか、または板ばねの材料の厚さを増加すると、各フックが他方に対して押し付ける力を増加する。加えて、ばねが形成される長さ、厚さ、または材料を変えると、強度を変える可能性がある。
[0053]各フック110は、原動力228をフック軸112に加えることによって、独立して回転214され、他方のフックとのその接触点から外方へ離れて、開位置212まで回転できる。フック回転214は、フックの底脚118によって画定される軸線119の周りで生じる。縁辺134は、筐体130に切取部135によって形成されるが、各フック110の回転移動を制限する。各フック110は、他方から独立して、フックを開いて保持している原動力228がそのフックのフック軸112から取り除かれるときはいつでも、閉位置211に戻る。
[0054]端キャップ190は、端キャップにおける開口部194を各フック110のフック端116上へ置くことによって筐体130に取り付けられる。次いで、端キャップ190は、フック110上へ押され、端キャップが筐体130の端開口部132、133に面する位置に持って来られるまで、フックの湾曲部分の周りを移動する。端キャップは筐体の定位置内へ押し付けられる。端キャップ190の内壁に位置する突起192は、筐体側壁137における長方形開口部144、および筐体の底に存在する空所140と係合する。一旦、各端キャップ190の突起192が、筐体側壁137および筐体底140における開口部144と完全に係合すると、端キャップは、定位置に係止する。構成によっては、現在論じられているように、端キャップは、端キャップに修復不能な損傷を生じさせることなく、筐体130から取り除くことができない。
[0055]取付デバイス100の構造的完全性の不可欠な態様ではないが、各端キャップ190も、筐体側壁137を定位置に保持する際に助けとなり、したがって、中心壁150を定位置に保持する際に助けとなり、したがってフック110を定位置に保持する際に助けとなる。
[0056]端キャップ190は、複数の機能を果たす。端キャップは、取付デバイスに外観仕上げを提供すると同時に、取付デバイスが、実施形態が接触する可能性のある他の物体を損傷することを防ぐ。加えて、端キャップは、デブリおよび他の物体が筐体130に入ることを防ぐのに役立ち、したがって、フックの適切な操作を確実にする。最後に、端キャップは、実施形態をストラップに固着するとき、または実施形態をアンカー箇所に取り付けるとき、またはアンカー箇所から実施形態を取り除くときに、ユーザが取付デバイスを把持するための箇所202を提供する。
[0057]板ばね170は、板ばね鋼から製造され、それに応じて形成される。筐体130および中心壁150は、鋼シートおよび型から容易に打ち抜かれ、それぞれの形状へ型形成/型突き刺しができる。フック110も同様に、鋼から製造でき、丸ストックから直接成形されるか、または板抜きかつ鍛造されるかのいずれかが可能である。個別の部品のいずれかの製造に利用される材料は、取付デバイス100の特定の実装に必要とされる性能レベルに基づく。
[0058]今日の市場で使用される現在の張力付与デバイスの典型的な耐荷重要件であれば、上述のような鋼材の使用が好ましい。しかしながら、鋼材が可能にする性能レベルを必要としない適用については、アルミニウム、または成形された熱可塑性などの材料でさえ、取付デバイス100に同じ機能性を提供できる。
[0059]端キャップ190は、成形工程を利用する製造に理想的に適しており、種々の好適な熱可塑性材料、または、プラスチック、金属、および木材を含むがこれらに限定されない他の材料から成形できる。
[0060]操作:
[0061]取付デバイス100の多くの実施形態は、一般的な市販のウェビング選択を含む厚さ範囲で、2.54cm(1インチ)幅のウェビングまたはストラップと共に使用されることができ、そのためにサイズ決めされる。取付デバイスの多くの実施形態は、標準的な2.54cm(1インチ)幅の管状ウェビングも受け入れる。さらに、取付デバイスは、2.54cm(1インチ)より広いものと、2.54cm(1インチ)より狭いものの両方のウェビング幅を受け入れるようにサイズを合わせることができる。また、市販の2.54cm(1インチ)ウェビングはプラスまたはマイナス0.25cm(10分の1インチ)以上で変化できるので、2.54cm(1インチ)の幅のウェビングへの参照は本質的に汎用であることに留意されたい。
[0062]取付デバイス100は、ストラップの縫い付けられた端ループ241を固定アンカー点250、251に固着するために利用されるばね付勢デバイスである。筐体130に対して内部に位置する2つのばね170は、2つの同一のフック110を閉位置211へ向かって付勢する。ユーザ(またはアンカー箇所の実際の詳細)は、フックがアンカー箇所250、251に係合するにつれて、互いに対向して設定された2つのフック110を開くか、または離れて広げるように誘導する。アンカーに取り付けると、両側のフックは元の閉位置に移動して戻り、ストラップループ241と固定アンカー箇所250、251との間に取り除き可能に確実な取り付けを作る(図7a乃至図7d、図8a乃至図8d)。なお、取り除き可能に確実な取り付けは、ストラップがゆるんだ状態にあるか、それとも張力付与デバイスによって張力を受けているかとは無関係に存在する。
[0063]ストラップループ241への取付デバイス100の取り付けは、離されたフック間に作られた間隙210内へストラップループを挿入できるように、両側のフック110を十分に離して広げることによって達成される。次に、ストラップループ241は、2つの端キャップ張出198の間に存在する間隙200へ向かって移動する。ストラップを単純に親指でつまむことにより、ユーザは、筐体130と端キャップ張出198との間に存在する間隙196内へストラップ縁辺を挿入できる(図5、図6a乃至図6d)。なお、図6aから図9dおよび図11aから図11dでは、先行技術のコールアウトは、ループ端(ストラップループ241)のみを特に言及する。図14では、先行技術のコールアウトは、カムロックデバイス260のみを特に言及する。
[0064]取付デバイス100は、ストラップが(取り付けられた端キャップ190とともに)筐体130のループ内への挿入を可能にするのに十分なサイズのループ241、242を含むときはいつでも、ストラップ240に取り除き可能に固着できる。典型的には、ループ241は、ストラップの端に位置する。しかしながら、その長さに沿って任意の場所に位置づけられたループ242であれば、同様に十分である(図11a乃至図11d)。
[0065]したがって、ユーザは、ストラップループ241を一次アンカー箇所251に直接取り付けるか(図18)、またはストラップループ241を取付デバイス100に固着し(図6a乃至図6d)、次いで、取付デバイス100を一次アンカー箇所250、251に固着できる(図7a乃至図7d、図8a乃至図8d)。
[0066]ストラップループ241を各端キャップ張出198と筐体130との間の間隙196内へ挿入すると、ストラップは、本質的に、フック110から、および2つの端キャップ張出198と重なるフック110との間に存在する開領域215から離される。これは、取付デバイス100が固着される固定アンカーからストラップを隔離することによって、ストラップを意図しない損傷から保護する(図5)。
[0067]取付デバイス100をアンカー箇所に取り付ける動作は、アンカー箇所250、251、252の指定属性に応じて変化する。(図7aから図7d、図8aから図8d、図9aから図9d)。殆どの部分では、殆どのアンカー箇所への取付デバイス100の取り付け(および取り除き)は、手品のように速く、開放端Sフックの利便性に等しく合致する。
[0068]例えば、図7a乃至図7dは、取付デバイス100を丸棒251のセクションに取り付ける動作を例示する。取付デバイス100を丸棒251に対して単に押し付けるだけで、棒は取付デバイス100の2つのフック110を分離し始める。取付デバイスが棒にさらに押し付けられると、フックがさらに分離し、棒を囲み始める。この動作を通して取付デバイスを時計回りに約90°回転させることで、2つのフックは閉位置211に戻ることができ、したがって丸棒を完全に取り囲み、取付デバイスと丸棒との間に確実な取り付けを作る。
[0069]取付デバイス100を丸棒251から解放するためには、動作は逆にされる。ユーザは、取付デバイスの反時計回り90°回転を開始してフックを開位置212へ移動する。同時に、取付デバイスは丸棒から引き離され、取付デバイス100は丸棒251から離脱する。
[0070]押しつけて回転させる(取り付ける)、または回転させて引っ張る(取り外す)複合動作を実行しなければならないという要件は、確実かつ信頼性の高い接続を作り出す。単に取付デバイスを引く、または取付デバイスが取り付けられているストラップを引くだけでは、取付デバイスは固定アンカーから取り外すことができない。
[0071]別の例、図8a乃至図8dは、取付デバイス100を金属ループ250に取り付ける動作を例示する。この工程は前の例と似ているが、動作を少し調整する必要がある。実施形態を実施形態の長さに沿って約90°回転させるのではなく、回転はフックの円形の端部の中心軸線232を通って生じる必要がある。
[0072]動作の実行は、前の例の回転動作と、この例で説明した回転とを組み合わせることによって、さらに簡略化できる。動作は非常に直感的になるので、ユーザは単純な連続的移動において、どのように取り付けおよび取り外しを実行するかをすぐに学習する。
[0073]これにおける重要な態様は、ここでもアンカー箇所への取付デバイスの取り付けを実行する動作であり、または、アンカー箇所からの好ましい実施形態の取り外しを実行する動作は、隔離された各動作が取付デバイスを固定アンカーから離脱させるのに十分ではないような複数の動作の複合を必要とする。このため、取付デバイス100の固定アンカーへの取り付けは、結果として、解放可能に確実な取り付けとなる。
[0074]さらに、取付デバイス100が固定アンカーに固着されている間、張力がストラップに存在する限り、固定アンカー250、251、252からの取付デバイス100の取り外しは、ストラップにおける張力を最初に取り除く(または圧倒する)ことなく実行できない。
[0075]図9a乃至図9dは、取付デバイス100のフックがストラップ240の長さに沿って取り付けられる大径の固定アンカー252の周囲に送られているストラップの段階的な進行を描く一連の等角図を示す。取付デバイス100は、ストラップの端に縫い付けられたループ241に固着される。ストラップに縫い付けられた補助ループ242も、ストラップに縫い付けられた二次Dリング268も(図15c、図16c)、信頼性の高いフックからストラップへの接続を確実にするために必要とされない。ストラップの周りのフック閉鎖は、重なるフックによってストラップを完全に取り囲む。また、重なるフックの対称性により、特にカラビナ/カラビナ係止ゲートの非対称設計と比較して、不均一な印加荷重の懸念を最小限に抑える(図19)。
[0076]図10a乃至図10cは、取付装置100を静的プーリとして利用することを例示する。取付デバイス100は、ストラップが取付デバイスに最初に固着されることなく、固定アンカー250に固着できる。次いで、ストラップ240の端は、ストラップの自由端を筐体130と端キャップ張出198との間に存在する間隙196内へ直接ねじ込むことによって、取付デバイス100へ導入できる。一旦、ストラップ240が説明するとおりに構成されると、ストラップは、筐体130がここでストラップのための静的プーリとして働く取付デバイスを通して引き出されることができる。図14に従って、単一のストラップを利用する汎用カムロックデバイス260先行技術は、先に説明した固定端構成(図7d、図8d)と同様に構成できる。取付デバイス100の筐体130には、いかなる型のコンフォーマルコーティングもないので、張力下のストラップ240は、筐体またはストラップが悪影響を被ることなく、筐体上に引き出されることができる。
[0077]代替実施形態:
[0078]2つの代替実施形態400、500が、それぞれ図12および図13に示される。これらの代替実施形態は、取付デバイス100における2つの板ばね170を、図12に示されるU形状ばね401、または図13に示されるねじりばね501に置き換えることによって、取付デバイス100と異なる。実施形態の多くでは第一に重要なのは、板ばね190、U形状ばね401、またはねじりばね501のいずれかのばね動作が、2つのフック110を閉位置211へ向かって適切に付勢することである。さらに、取付デバイス100における中心壁150は、代替実施形態400、500のそれぞれにおいて適切に修正された中心壁402、502に置き換えられてそれぞれの代替実施形態のそれぞれの指定ばねの幾何学形状を受け入れる。
[0079]取付デバイス100、および2つの代替実施形態400、500は、フック動作の点で、およびいかに実施形態が固定アンカー箇所に取り付けられ、それから解放されるかにおいて、同等に機能する。
[0080]指定の実施形態は、前述の詳細な説明において詳細に説明されたが、これらの細部に対する様々な修正および代替が、本開示の全体的な教示およびその広範な発明概念に照らして展開され得ることは、当業者であれば認識される。したがって、本開示の範囲は、本明細書に開示される特定の例および実装に限定されるものではなく、添付の特許請求の範囲およびそのすべての均等物によって定義される、その趣旨および範囲内の修正を網羅することを意図することが理解される。
[0044]
100 好ましい実施形態、取付デバイス
110 フック
112 フック軸
114 フック頂点
116 フック端
118 フック底脚
119 フック底脚によって画定される軸線
120 フック底脚端
122 フック底脚中心スエージ
124 フック底脚端スエージ
130 筐体
132 第1の端開口部
133 第2の端開口部
134 縁辺
135 筐体切取部
136 筐体折り曲げ半径
137 筐体側壁
138 筐体底間隙
140 筐体底端空所
142 筐体底中心空所
143 筐体底の内側面
144 長方形開口部
146 筐体頂面
150 中心壁
154 中心壁底縁辺端タブ
156 中心壁底縁辺中央タブ
158 中心壁側縁辺セミピアス
160 中心壁頂縁辺
170 板ばね
172 板ばね端
174 板ばねの予め形成された曲率
176 板ばね頂縁辺
178 板ばね底縁辺
190 端キャップ
192 端キャップ突起
194 端キャップ開口部
196 端キャップから筐体への間隙
198 端キャップの張出
200 端キャップ間の間隙
202 端キャップの指把持領域
210 開放フック間の間隙
211 フックの閉位置
212 フックの開位置
214 フック回転
215 端キャップと閉じたフックとの間の領域
228 原動力
229 力方向
230 力方向
232 中心軸線
240 ストラップ
241 従来技術、ストラップの端での縫い付けられたループ
242 従来技術、ストラップに沿った、縫い付けられたループ
250 アンカー箇所、溶接ループ
251 アンカー箇所、丸棒セクション
252 アンカー箇所、大径
260 先行技術、単一ストラップ汎用カムロックデバイス
262 先行技術、Sフックストラップ
264 先行技術、Jフックストラップ
266 先行技術、カラビナ
268 先行技術、D形状リング
400 代替実施形態
401 U形状ばね
402 中心壁
500 代替実施形態
501 ひねりばね
502 中心壁

Claims (22)

  1. 取付デバイスであって、
    第1のフックおよび第2のフック、第1および第2のフックを備え、前記第1および第2のフックは、互いに向かって付勢され、互いに相互接続され、前記第1および第2のフックは、前記第1のフックの第1の湾曲端が前記第2のフックの第2の湾曲端に接しない第1の位置と、前記第1のフックの前記第1の湾曲端が前記第2のフックの前記第2の湾曲端に接する第2の位置とを有する、取付デバイス。
  2. 前記第1および第2のフックは、前記第1の位置と前記第2の位置との間で回転する、請求項1に記載の取付デバイス。
  3. 筐体をさらに備え、前記筐体は、前記第1のフックと前記第2のフックとを相互接続し、付勢力の機構を提供し、前記付勢力は前記第1および第2のフックを互いに向かって付勢する、請求項2に記載の取付デバイス。
  4. 前記筐体に位置する第1のばねをさらに備え、前記第1のばねは、前記付勢力を提供する、請求項3に記載の取付デバイス。
  5. 中心壁をさらに備え、前記中心壁は前記筐体に位置し、前記第1のばねは、前記第1のフックを付勢するために、前記筐体および前記第1のフックを押す、請求項4に記載の取付デバイス。
  6. 前記筐体に位置する第2のばねをさらに備え、前記第2のばねは、前記第2のフックを付勢するために、前記筐体および前記第2のフックを押す、請求項5に記載の取付デバイス。
  7. 前記第1のフックは、第1の開口部を有し、前記第2のフックは、第2の開口部を有し、前記第1のフックは、まっすぐな基部を有し、前記第2のフックは、まっすぐな基部を有する、請求項6に記載の取付デバイス。
  8. 前記第1および第2のフックは、前記第2の位置では互いと接して平らに置かれ、それにより、第1の湾曲端が第2の湾曲端に位置合わせされ、前記第1の開口部は前記第2の開口部とは反対方向に開口する、請求項7に記載の取付デバイス。
  9. 前記第1および第2のフックのそれぞれの一部は、j形状を有し、前記第2の位置では、前記第1および第2のフックは、前記第1のフックの前記j形状が前記第2のフックの前記j形状に重ねられ、かつ、前記第1の開口部が前記第2の開口部とは反対方向に開口するように、互いの上に平らに置かれる、請求項7に記載の取付デバイス。
  10. 前記筐体は間隙を含み、前記間隙は、平型ストラップを受け入れて固着するためにサイズ決めされる、請求項9に記載の取付デバイス。
  11. 前記第1のフックは、第1の底脚を含み、前記第1の底脚は前記筐体内にあり、前記第2のフックは、第2の底脚を含み、前記第2の底脚は前記筐体内にある、請求項10に記載の取付デバイス。
  12. 前記第1および第2の底脚は、それぞれ、前記第1および第2の湾曲端にそれぞれ向かい合うまっすぐな脚である、請求項11に記載の取付デバイス。
  13. 前記第1の底脚は、第1の中心スエージを含み、前記第1の中心スエージは、第1のばねを押して、前記第1のフックのための付勢力を生じさせるように配向される、請求項12に記載の取付デバイス。
  14. 前記第2の底脚は、第2の中心スエージを含み、前記第2の中心スエージは、第2のばねを押して、前記第2のフックのための付勢力を生じさせるように配向される、請求項13に記載の取付デバイス。
  15. 前記第1および第2のばねは板ばねである、請求項14に記載の取付デバイス。
  16. 前記第1の底脚は第3のスエージを含み、前記第2の底脚は第4のスエージを含み、前記第3のスエージは前記筐体における第1のノッチにあり、前記第1のノッチは前記第1のフックの回転を制限し、前記第4のスエージは前記筐体における第2のノッチにあり、前記第2のノッチは前記第2のフックの回転を制限する、請求項15に記載の取付デバイス。
  17. 前記第1および第2のフックは、前記第1の位置と前記第2の位置との間で、それぞれ前記第1および第2の底脚の周りを回転する、請求項16に記載の取付デバイス。
  18. 取付装置であって、
    第1のフックおよび第2のフック、第1および第2のフックを含み、前記第1および第2のフックは、互いに向かって付勢され、互いに相互接続され、前記第1および第2のフックは、前記第1のフックの第1の湾曲端が前記第2のフックの第2の湾曲端から離れている第1の位置と、前記第1および第2のフックのそれぞれの一部がj形状を有する第2の位置とを有し、前記第2の位置では、前記第1および第2のフックは、前記第1のフックの前記j形状が前記第2のフックの前記j形状に重ねられ、かつ第1の開口部が第2の開口部とは反対方向に開口するように、互いの上に平らに置かれる、取付装置。
  19. 前記第1のフックは、まっすぐな基部を有し、前記第2のフックは、まっすぐな基部を有する、請求項18に記載の取付デバイス。
  20. 前記取付デバイスは筐体を含み、前記筐体は前記第1のフックと前記第2のフックとを相互接続し、前記筐体は平型ストラップを受け入れるように構成される、請求項18に記載の取付デバイス。
  21. 取付デバイスを操作する方法であって、
    第1のフックおよび第2のフック、第1および第2のフックを含む取付デバイスを提供するステップであって、前記第1および第2のフックは、互いに対して付勢され、互いに相互接続され、前記第1および第2のフックは、前記第1のフックの第1の湾曲端が前記第2のフックの第2の湾曲端に接しない第1の位置と、前記第1のフックの前記第1の湾曲端が前記第2のフックの前記第2の湾曲端に接する第2の位置とを有する、提供するステップと、
    前記第1および第2の湾曲端を、前記第2の位置で、接続点に対して押し付けるステップと、
    前記押し付けることを介して、前記第1および第2の湾曲端を前記第1の位置へと屈曲させるステップと、
    前記取付デバイスをねじって解放し、前記第1および第2のフックを前記第2の位置へ戻すステップとを含む、方法。
  22. 前記第1のフックは第1の開口部を有し、前記第2のフックは第2の開口部を有し、前記第1のフックはまっすぐな基部を有し、前記第2のフックは、まっすぐな基部と、前記第1および第2のフックがj形状を有する一部とを有し、前記第2の位置では、前記第1および第2のフックは、前記第1のフックの前記j形状が前記第2のフックの前記j形状に重ねられ、かつ前記第1の開口部は前記第2の開口部とは反対方向に開口するように、互いの上に平らに置かれる、請求項21に記載の方法。
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