JP2024515482A - 表面実装無線周波数構成部品 - Google Patents

表面実装無線周波数構成部品 Download PDF

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Abstract

表面実装構成部品が、モノリシック基板と、入力端子と、出力端子と、DCバイアス端子とを備え得る。各々の端子はモノリシック基板の上に形成され得る。導電性トレースが、入力端子と出力端子との間の信号経路に含まれるモノリシック基板の表面の上に形成され得る。薄膜抵抗器が、DCバイアス端子と信号経路との間でDCバイアス経路に接続され得る。DCバイアス経路は、DCバイアス端子と信号経路との間でDCバイアス経路に沿う1つまたは複数の場所において、モノリシック基板の表面に対して垂直である平面において断面積を有し得る。DCバイアス経路の断面積は約1,000平方ミクロン未満であり得る。

Description

関連出願の相互参照
本出願は、2021年3月29日の出願日を有する米国仮特許出願第63/167,202号の出願の利益を主張し、この特許出願は、その全体において、本明細書で参照により組み込まれている。
本主題は、概して、表面実装構成部品に関する。より詳細には、本主題は、直流(DC)成分を信号へと調整(例えば、除去および/または追加)するための表面実装構成部品に関する。
高周波数無線信号通信の人気が増加している。小形化に向けた動向は、小さい受動構成部品の望ましさも増加させている。小形化は、表面実装する小さい受動構成部品の難しさも増加させている。
バイアスティは、バイアスティを通過した信号への直流(DC)成分の除去および/または追加を行うように構成されている。しかしながら、従来のバイアスティ構成部品は、高い輪郭(例えば、厚さ)および大きなフットプリントを有するなど、概して大きい。従来のバイアスティは、構成部品の大きさを増加させ得るワイヤの巻かれた誘導子をしばしば含み得る。
本発明の一実施形態によれば、表面実装構成部品が、モノリシック基板と、入力端子と、出力端子と、DCバイアス端子とを備え得る。各々の端子はモノリシック基板の上に形成され得る。導電性トレースが、入力端子と出力端子との間の信号経路に含まれるモノリシック基板の表面の上に形成され得る。薄膜抵抗器が、DCバイアス端子と信号経路との間でDCバイアス経路に接続され得る。DCバイアス経路は、DCバイアス端子と信号経路との間でDCバイアス経路に沿う1つまたは複数の場所において、モノリシック基板の表面に対して垂直である平面において断面積を有し得る。DCバイアス経路の断面積は約1,000平方ミクロン未満であり得る。
本発明の他の実施形態によれば、表面実装構成部品が、モノリシック基板と、入力端子と、出力端子と、DCバイアス端子とを備え得る。各々の端子はモノリシック基板の上に形成され得る。導電性トレースが、入力端子と出力端子との間の信号経路に含まれるモノリシック基板の表面の上に形成され得る。薄膜抵抗器が、DCバイアス端子と信号経路との間でDCバイアス経路に接続され得る。DCバイアス経路は、DCバイアス端子と信号経路との間でDCバイアス経路に沿う1つまたは複数の場所において、モノリシック基板の表面と平行であるXY平面において、約100ミクロン未満である幅を有することができる。
本発明の他の実施形態によれば、表面実装構成部品を形成する方法が、入力端子と出力端子との間の信号経路に含まれるモノリシック基板の表面の上に導電性トレースをパターン形成するステップと、DCバイアス端子と信号経路との間でDCバイアス経路に接続される薄膜抵抗器を堆積させるステップと、入力端子、出力端子、およびDCバイアス端子をモノリシック基板の上に形成するステップとを含み得る。DCバイアス経路は、DCバイアス端子と信号経路との間でDCバイアス経路に沿う1つまたは複数の場所において、モノリシック基板の表面に対して垂直である平面において断面積を有することができ、DCバイアス経路の断面積は約1,000平方ミクロン未満である。
本発明の最良の様態を含み、当業者に向けられた、本発明の完全な可能化する開示は、添付の図を参照する本明細書で述べられている。
本開示の態様による表面実装構成部品の一実施形態の斜視図である。 図1Aの表面実装構成部品の一部分の部分的に拡大した斜視図である。 本開示の態様による、DCブロッキングコンデンサを備える表面実装構成部品の実施形態の図である。 本開示の態様による、4つの端子ではなく3つの端子を含む表面実装構成部品の実施形態の概略図である。 本開示の態様による表面実装構成部品の他の実施形態の図である。 図2Aの表面実装構成部品の一部分の部分的に拡大した斜視図である。 DCブロッキングコンデンサなしで図2の表面実装構成部品と概して同様である表面実装構成部品の実施形態を示す図である。 図3の表面実装構成部品と、直列に接続された多層セラミックコンデンサとを含む表面実装組立体の実施形態の図である。 図3の表面実装構成部品と同様の表面実装構成部品と、表面実装構成部品の信号経路に接続された多層セラミックコンデンサとを含む表面実装組立体の実施形態の図である。 本開示の態様による表面実装構成部品の他の実施形態の上面図である。 本開示の態様による表面実装構成部品を形成するための方法の流れ図である。 図1Cの表面実装構成部品の入力端子(ポート1)と出力端子(ポート2)との間の挿入損失応答曲線(S21)の図である。 図1Aおよび図1Bの表面実装構成部品の入力端子(ポート1)と出力端子(ポート2)との間の挿入損失応答曲線(S21)の図である。 図2Aおよび図2Bの表面実装構成部品についての入力端子(ポート1)と出力端子(ポート2)との間の挿入損失応答曲線(S21)の図である。 本開示の態様による活性電極層の一実施形態の上面図である。 本開示の態様による、図9Aに示されているように構成された交互の電極層の斜視図である。 複数の容量領域が本開示の態様により形成されている図9Aの活性電極層の実施形態の上下方向での図である。 複数の容量領域が本開示の態様により形成されている遮蔽電極層の実施形態の上下方向での図である。 本開示の態様による、活性電極層が図9A~図9Cにおいて示されているように構成されており、遮蔽電極層が図9Dに示されているように構成されている複数の領域を含むコンデンサの一実施形態の側方からの断面図である。 本開示の態様による活性電極層の他の実施形態の上面図である。 複数の容量領域が本開示の態様により形成されている図10Aの活性電極層の実施形態の上下方向での図である。 本開示の態様による、図10Aに示されているように構成された交互の電極層の斜視図である。 本開示の態様による、活性電極層が図10A~図10Cにおいて示されているように構成されており、遮蔽電極層が図9Dに示されているように構成されている複数の領域を含むコンデンサの他の実施形態の側方からの断面図である。 本開示の態様によるコンデンサの他の実施形態の図である。 複数の容量領域を伴う、図9A~図9Eで示されたコンデンサの実施形態の回路概略図である。 複数の容量領域を伴う、図10A~図10Cで示されたコンデンサの実施形態の回路概略図である。 本開示の態様によるコンデンサの活性電極層の一実施形態の上面図である。 本開示の態様による、図14Aの電極パターンの複数の容量領域を示す図である。 本開示の態様による遮蔽電極を備えるコンデンサの実施形態の側方からの立面図である。 本開示の態様による遮蔽電極のない他のコンデンサの側方からの立面図である。
本明細書および添付の図面を通じての符号の繰り返しの使用は、本発明の同じまたは類似の特徴または要素を表すように意図されている。
DCバイアス電圧をAC信号へと調整(例えば、除去および/または追加)することができる表面実装構成部品が開示されている。表面実装構成部品は、1つもしくは複数の薄膜抵抗器および/または細い電流狭窄部を備え得る。このような特徴は、DCバイアス成分を信号に追加するとき、AC摂動を低減することができる。薄膜抵抗器および細い電流狭窄部は、結果的にできた表面実装構成部品が(例えば、印刷回路基板などにおいて)小さいフットプリントで達成され得るように、非常に小さい領域(例えば、フットプリント)で概して提供できる。さらに、ある実施形態では、表面実装構成部品は、入力信号のDC成分を阻止(例えば、除去)することと、新たなDC成分を、表面実装構成部品から受信された出力信号に追加することとの両方を可能とするように、DCブロッキングコンデンサを備え得る。したがって、現在の表面実装構成部品は、信号のDCバイアス成分を調整するためのコンパクトな解決策を提供することができる。
例えば、表面実装構成部品は、例えばフットプリントなど、コンパクトな大きさを有し得る。表面実装構成部品は、約15mm未満であり、ある実施形態では約10mm未満であり、ある実施形態では約5mm未満であり、ある実施形態では約3mm未満であり、ある実施形態では約2mm未満であるフットプリントを有し得る。
表面実装構成部品は、約1mmから約3.5mmまでで、ある実施形態では約1mmから約3mmまでで、ある実施形態では約1.2mmから約2mmまでの全長を有し得る。
表面実装構成部品は、約0.8mmから約3.5mmまでで、ある実施形態では約0.9mmから約3mmまでで、ある実施形態では約1mmから約2mmまでの全幅を有し得る。
表面実装構成部品は、約0.1mmから約2mmまでで、ある実施形態では約0.2mmから約1.5mmまでで、ある実施形態では約0.3mmから約1mmまでで、ある実施形態では約0.4mmから約0.8mmまででの全厚を有し得る。
表面実装構成部品は、モノリシック基板と、モノリシック基板の表面に形成された複数の端子とを備え得る。表面実装構成部品は、入力端子(例えば、第1の端子)と、第2の出力端子(例えば、第2の端子)と、DCバイアス端子(例えば、第3の端子)とを備え得る。ある実施形態では、表面実装構成部品は、モノリシック基板の上に形成され得る追加のDCバイアス端子(例えば、第4の端子)を備え得る。導電性トレースが、入力端子と出力端子との間の信号経路に含まれるモノリシック基板の表面の上に形成され得る。
DCバイアス端子と信号経路との間でDCバイアス経路に沿う1つまたは複数の場所において、DCバイアス経路は、1,000平方ミクロン未満である断面積、および/または、100ミクロン未満である幅を有し得る。断面積は、モノリシック基板の表面に対して垂直である平面においてであり得る。幅は、モノリシック基板の表面と平行である平面であり得る。例えば、ある実施形態では、この断面積および/または幅は、導電性薄膜コネクタが導電性トレースと接続する場所において位置付けられ得る。DCバイアス経路は、DCバイアス経路に沿う他の場所において、より幅広いだけであり得る、および/または、より大きい断面積を有し得る。しかしながら、他の実施形態では、DCバイアス経路は、DCバイアス経路の一部、ほとんど、または全部に沿って、1,000平方ミクロン未満である断面積、および/または、100ミクロン未満である幅を概して有し得る。
例の実施形態において、第1の抵抗器は、DCバイアス端子と接続される第1の端と、1,000平方ミクロン未満である断面積、および/または100ミクロン未満である幅を有する第1の導電性薄膜コネクタによって導電性トレースと接続される第2の端とを有し得る。
第1の抵抗器、ならびに/または、DCバイアス経路(例えば、第1の導電性薄膜コネクタ)の比較的小さい断面積および/もしくは幅は、交流電流(AC)摂動が、DCバイアス端子から信号経路に導入されるのを低減および/または禁止するように構成され得る。
第1の導電性薄膜コネクタに沿う1つまたは複数の場所において、第1の導電性薄膜コネクタは比較的小さい断面積を有し得る。比較的小さい断面積は、AC摂動が通過するのを低減および/または禁止することができる。例えば、断面積は、モノリシック基板の表面に対して垂直である平面においてであり得る。
一例として、断面積は、第1の導電性薄膜コネクタが導電性トレースと接続する場所(例えば、導電性トレースの縁)において位置付けられ得る。前記導電性トレースはY方向に長くされ得る。第1の導電性薄膜コネクタは、Y方向に対して垂直であるZ方向において厚さを有し得る。第1の導電性薄膜コネクタは、1つまたは複数の場所において、XY平面(例えば、Y方向)に幅を有し得る。例えば、導電性トレースは、第1の縁と、第1の縁と反対の第2の縁とを有し得る。第1の縁および第2の縁の各々はY方向に延びることができる。それら縁は真っ直ぐとでき、互いと平行とできる。第1の導電性薄膜コネクタは、第1の導電性薄膜コネクタが導電性トレースの第1の縁と接続する場所に位置付けられ得る第1の導電性薄膜コネクタの幅を有し得る。
しかしながら、細い断面積は、DCバイアス端子と導電性トレースとの間でDCバイアス経路に沿う任意の適切な場所に位置付けられ得る。例として、薄膜抵抗器および/またはDCバイアス端子は、小さい断面積および/または幅を定める1つまたは複数の場所を有し得る。
ある実施形態では、第2の抵抗器(例えば、追加の抵抗器)が、追加のDCバイアス端子と接続される第1の端と、第2の抵抗器を導電性トレースに接続する第2の導電性薄膜コネクタなどによって信号経路と接続される第2の端とを有し得る。第2の導電性薄膜コネクタは、第1の導電性薄膜コネクタと同様の構成を有し得る。例えば、第2の導電性薄膜コネクタは、約1,000平方ミクロン未満の断面積、および/または、約100ミクロン未満の幅を有し得る。
入力信号が入力端子(例えば、第1の端子)に適用でき、出力信号が出力端子(例えば、第2の端子)において生成され得る。直流(DC)バイアス電圧が、入力端子に対して、DCバイアス端子および/または追加のDCバイアス端子に適用され得る。第1の導電性薄膜コネクタおよび/または第2の導電性薄膜コネクタは、信号経路に導入されることで、出力端子において生成される出力信号へと導入されるAC摂動を、低減および/または制限することができる。例えば、第1の導電性薄膜コネクタおよび第2の導電性薄膜コネクタのそれぞれの細い位置または狭窄された位置が、DCバイアス端子および/または追加のDCバイアス端子から導電性トレースへの交流電流の伝送を低減または禁止することができる。
表面実装構成部品は、ランドグリッドアレイ、ボールグリッドアレイなど、グリッドアレイ式の実装のために構成され得る。例えば、端子の各々は表面実装構成部品の表面に形成され得る。各々の端子は、ボールグリッドアレイ式の実装のためのそれぞれの半田ボールを含み得る。しかしながら、任意の適切な様々な外部端子が、表面実装構成部品を実装する表面のために設けることができる。表面実装構成部品の1つまたは複数の端子は、表面実装構成部品の基板の1つまたは複数の側面に形成され得る。例えば、第1の外部端子および第2の外部端子は側面の周りを包むことができる。第3の外部端子および/または第4の外部端子は、基板の側面に形成することができ、キャスタレーションなどとして構成することができる。
ある実施形態では、導電性トレースは、入力端子および第2の端子の各々と直接的に電気的に接続させることができる。導電性トレースは、入力端子と第2の端子との間で直流の流れを遮断するコンデンサまたは他の要素がなくてもよい。しかしながら、他の実施形態では、表面実装構成部品は1つまたは複数のコンデンサを含み得る。ある実施形態では、表面実装構成部品は、入力端子に適用される入力信号のDC成分を低減および/または除去するように構成され得る。例えば、表面実装構成部品はコンデンサを含み得る。コンデンサは、入力端子と第2の端子との間の信号経路において導電性トレースと接続することができる。例えば、第1の導電性薄膜コネクタは、コンデンサと入力端子との間にある、導電性トレースに沿う第1の場所において、導電性トレースと接続することができる。コンデンサは、入力端子から第2の端子への入力信号のDC成分を阻止することができる一方で、入力信号のAC成分を、コンデンサを介して第2の端子へと通過させることができる。したがって、表面実装構成部品は、入力端子からの入力信号のDC成分を阻止することができる一方で、(例えば、第3の端子および/または第4の端子によって)DCバイアス端子および/または追加のDCバイアス端子から出力信号へと導入させるために、DCバイアス電圧を導入することができる。
ある実施形態では、第1の導電性薄膜コネクタは、Y方向において第2の導電性薄膜コネクタと概して並べることができる。例えば、導電性トレースはY方向に長くされ得る。第1の導電性薄膜コネクタは、導電性トレースに沿う第1の場所において導電性トレースと接続することができる。第2の導電性薄膜コネクタは、第2の場所において導電性トレースと接続することができる。第2の場所は、Y方向において第1の場所と概して並べることができる。例えば、第1の場所は、Y方向において、約10ミクロンの距離未満で第2の場所から離間され得る。したがって、第1の導電性薄膜コネクタは、Y方向において第2の導電性薄膜コネクタと概して並べることができる。
モノリシック基板は、様々な適切な材料であり得る、または様々な適切な材料を含み得る。例えば、モノリシック基板は、酸化アルミニウム(アルミナ)、窒化アルミニウム、酸化ベリリウム、窒化ホウ素、窒化ケイ素、酸化マグネシウム、酸化亜鉛、炭化ケイ素、任意の適切なセラミック材料、およびそれらの混合物など、様々なセラミック材料であり得る、またはそのような材料を含み得る。モノリシック基板は、ケイ素(Si)、ガラス、およびガラス-セラミック材料であり得る、またはそのような材料を含み得る。
薄膜部品(例えば、薄膜抵抗器、導電性トレース、端子、および/または導電性薄膜コネクタ)は、様々な適切なサブトラクティブ法、セミアディティブ法、または完全なアディティブ法の過程を用いて正確に形成することができる。例えば、物理蒸着および/または化学蒸着が使用できる。例えば、ある実施形態では、薄膜部品は、スパッタリング、ある種の物理蒸着を使用して形成できる。しかしながら、例えば、プラズマ促進化学蒸着(PECVD)、無電解メッキ、および電気メッキを含め、様々な他の適切な過程が使用できる。リソグラフィマスクおよびエッチングが、薄膜部品の所望の形を生成するために使用できる。反応性ガスまたは非反応性ガス(例えば、アルゴン、窒素、酸素、塩素、三塩化ホウ素)のプラズマを用いるドライエッチング、および/またはウェットエッチングを含め、様々な適切なエッチング技術が使用できる。
抵抗層は、フォトリソグラフィもしくは任意の他の適切なパターン形成技術、エッチング、PECVD(プラズマ促進化学蒸着)過程、または他のアディティブ法および/もしくはサブトラクティブ法の技術を含め、様々な薄膜技術を使用して形成することができる。抵抗層は、様々な適切な抵抗材料から形成することができる。例えば、抵抗層は、窒化タンタル(TaN)、ニッケルクロム(NiCr)、アルミ化タンタル、クロムシリコン、窒化チタン、チタンタングステン、タンタルタングステン、このような材料の酸化物および/もしくは窒化物、ならびに/または任意の他の適切な薄膜抵抗材料を含み得る。
抵抗層は任意の適切な厚さを有し得る。例えば、ある実施形態では、抵抗層の厚さは、約0.01μmから約100μmまでの範囲であり得、ある実施形態では約0.1μmから約50μmまでの範囲であり得、ある実施形態では約0.5μmから約20μmまでの範囲であり得る。
導電性トレースは、様々な適切な導電性材料から形成することができる。例えば、導電性トレースは、アルミニウム、銅、金、銀、ニッケル、それらの混合物、および/もしくは任意の他の適切な金属、金属充填ポリマ材料、または任意の他の適切な導電性材料を含み得る。
導電性トレースは任意の適切な厚さを有し得る。例えば、ある実施形態では、導電性トレースの厚さは、約0.001μmから約1,000μmまでの範囲であり得、ある実施形態では約0.01μmから約100μmまでの範囲であり得、ある実施形態では約0.1μmから約50μmまでの範囲であり得、ある実施形態では約0.5μmから約20μmまでの範囲であり得る。
本明細書で使用されているように、「の上に形成される」は、他の層に直接的に接触している層に言及することができる。しかしながら、中間層がそれらの間に形成されてもよい。また、下面を参照して使用されるとき、「の上に形成される」は、構成部品の外面に対して使用され得る。したがって、下面「の上に形成される」層は、それが形成される層より構成部品の外部に近くなり得る。
本開示の態様は、例えば図4Aおよび図4Bを参照して以下に記載されているように、表面実装構成部品および多層セラミックコンデンサを含む表面実装組立体に向けられている。
積層型セラミックコンデンサは、実装表面に対して第1の配向で優れた挿入損失特性を呈する。例えば、コンデンサは、約1GHzから約40GHzで約-0.5dBより大きく、ある実施形態では約-0.4dBより大きく、ある実施形態では約-0.35dBより大きく、ある実施形態では約-0.3dBより大きい挿入損失を呈することができる。ある実施形態では、コンデンサは、約10GHzで約-0.4dBより大きく、ある実施形態では約10GHzで約-0.35dBより大きく、ある実施形態では約-0.3dBより大きく、ある実施形態では約10GHzで約-0.25dBより大きい挿入損失を呈することができる。コンデンサは、約20GHzで約-0.4dBより大きく、ある実施形態では約20GHzで約-0.35dBより大きく、ある実施形態では約20GHzで約-0.3dBより大きい挿入損失を呈することができる。コンデンサは、約30GHzで約-0.4dBより大きく、ある実施形態では約30GHzで約-0.35dBより大きく、ある実施形態では約30GHzで約-0.3dBより大きく、ある実施形態では約30GHzで約-0.25dBより大きい挿入損失を呈することができる。コンデンサは、約40GHzで約-0.4dBより大きく、ある実施形態では約40GHzで約-0.35dBより大きく、ある実施形態では約40GHzで約-0.3dBより大きく、ある実施形態では約40GHzで約-0.25dBより大きい挿入損失を呈することができる。
ある実施形態では、広帯域積層型セラミックコンデンサは、約5GHzから約20GHzで約-0.05dBから約-0.4dBまでの範囲、ある実施形態では約10GHzから約20GHzで約-0.05dBから約-0.3dBまでの範囲、ある実施形態では約20GHzから約30GHzで約-0.05dBから約-0.3dBまでの範囲、ある実施形態では約30GHzから約40GHzで約-0.05dBから約-0.3dBまでの範囲である挿入損失を呈することができる。
I. 例の実施形態
図1Aは、モノリシック基板102を備える表面実装構成部品100を示している。入力端子104、出力端子106、DCバイアス端子108、および追加のDCバイアス端子110が、モノリシック基板102と接続することができる(例えば、モノリシック基板102の上に形成され得る)。導電性トレース112が、入力端子104と第2の端子106との間の信号経路115に含まれるモノリシック基板102の表面114の上に形成され得る。
第1の抵抗器116が、DCバイアス端子108と接続される第1の端118と、導電性トレース112を介して信号経路115と接続される第2の端120とを有し得る。描写されている実施形態において、細い位置124を有する第1の導電性薄膜コネクタ122が、第1の抵抗器116を導電性トレース112と接続し、延いては信号経路115と接続するために、第1の抵抗器116と導電性トレース112との間で延びる。第1の抵抗器116および/または第1の導電性薄膜コネクタ122は、AC摂動が、DCバイアス端子108から導電性トレース112へと導入されるのを低減および/または禁止するように構成され得る。
第1の導電性薄膜コネクタ122の細い位置124は、AC摂動が通り抜けるのを低減および/または禁止するように機能することができる比較的小さい断面積を有し得る。例えば、細い位置124は、モノリシック基板102の表面114に対して垂直である平面において断面積を有し得、モノリシック基板の表面114と平行である平面において幅を有し得る。例えば、断面積は、Z方向130およびY方向126と並べられるYZ平面において定められ得る。表面114は、Y方向126と、Y方向126およびZ方向130の各々に対して垂直であるX方向129とを含むXY平面に位置し得る。幅は、表面114と平行なXY平面において定められ得る。
図1Bは、図1Aの表面実装構成部品100の一部分の部分的に拡大した斜視図を示している。導電性トレース112はY方向126に長くされ得る。第1の導電性薄膜コネクタ122は、Y方向126に対して垂直であるZ方向130において厚さ128を有し得る。第1の導電性薄膜コネクタ122は、第1の導電性薄膜コネクタ122の細い位置124において、Y方向126における幅132を有し得る。例えば、導電性トレース112は、第1の縁131と、第1の縁131と反対の第2の縁133(図1A)とを有し得る。第1の縁131および第2の縁133の各々はY方向126に延びることができる。例えば、第1の縁131と第2の縁133とは真っ直ぐであり得、互いと平行であり得る。第1の導電性薄膜コネクタ122の細い位置124は、第1の導電性薄膜コネクタ122が導電性トレース112の第1の縁131と接続し得る場所に位置付けられ得る。
再び図1Aを参照すると、ある実施形態では、第2の抵抗器134が、追加のDCバイアス端子110と接続される第1の端136と、導電性トレース112を介して信号経路と接続される第2の端138とを有し得る。より具体的には、第2の導電性薄膜コネクタ140が、第2の抵抗器134を信号経路と接続するために、第2の抵抗器134と導電性トレース112との間で延びる。第2の導電性薄膜コネクタ140は、第1の導電性薄膜コネクタ122と同様の構成を有し得る。例えば、第2の導電性薄膜コネクタ140は細い位置142を有し得る。細い位置142は、表面114に対して垂直であるYZ平面において断面積を有し得る。
第1の導電性薄膜コネクタ122および第2の導電性薄膜コネクタ140は、本開示の範囲内で様々な形を有することができる。例えば、第1の導電性薄膜コネクタ122は、第1の場所152において収束する実質的に真っ直ぐな縁123、125の対を有し得る。しかしながら、他の実施形態では、縁123、125は、湾曲させられてもよい、および/または、第1の場所152において収束する複数の階段状の段差を含んでもよい。導電性薄膜コネクタ122、140は、それぞれの細い位置124、142を含む任意の適切な形を有し得る。
入力信号が入力端子104に適用でき、出力信号が出力端子106において生成され得る。DCバイアス電圧が、入力端子104に対して、DCバイアス端子108および/または追加のDCバイアス端子110に適用され得る。第1の導電性薄膜コネクタ122および第2の導電性薄膜コネクタ140は、導電性トレース112に導入されることで、第2の端子または出力端子106において生成される出力信号へと導入されるAC摂動を、低減および/または制限することができる。例えば、第1の導電性薄膜コネクタ122および第2の導電性薄膜コネクタ140のそれぞれの細い位置124、142は、DCバイアス端子108および/または追加のDCバイアス端子110から導電性トレース112へのACの伝送を低減または禁止することができる。
ある実施形態では、導電性トレース112は、入力端子104および出力端子106の各々と直接的に接続させることができる。例えば、導電性トレース112は、入力端子103と第2の端子106との間で直流の流れを遮断するコンデンサまたは他の要素がなくてもよい。しかしながら、他の実施形態では、表面実装構成部品100は、例えば、図1Cおよび図3を参照して以下に記載されているように、1つまたは複数のコンデンサを備え得る。
表面実装構成部品100は、ランドグリッドアレイ、ボールグリッドアレイなど、グリッドアレイ式の実装のために構成され得る。例えば、端子104、106、108、110の各々は表面実装構成部品100の表面114に形成され得る。各々の端子104、106、108、110は、ボールグリッドアレイ式実装のためにそれぞれの半田ボール144、146、148、150を備え得る。しかしながら、任意の適切な様々な外部端子が、表面実装構成部品100を実装する表面のために設けることができる。例えば、図2Aおよび図2Bを参照すると、表面実装構成部品200が、表面実装構成部品200のモノリシック基板202の1つまたは複数の側面201に形成された第1の外部端子204、第2の外部端子206、第3の外部端子208、および第4の外部端子210を備え得る。例えば、第1の外部端子204および第2の外部端子206(例えば、入力端子204および出力端子206)は側面201の周りを包むことができる。第3の外部端子208および/または第4の外部端子210(例えば、DCバイアス端子208および追加のDCバイアス端子210)は、モノリシック基板202の側面201に形成することができ、キャスタレーションなどとして構成することができる。
図1Cは、本開示の態様による表面実装構成部品180の他の実施形態を示している。同じ特徴および構成部品を反映するために、図1Aおよび図1Bと同じ符号が図1Cでは使用されている。表面実装構成部品180は、入力端子104と第2の端子106との間の信号経路において導電性トレース112と接続されるコンデンサ182を備え得る。例えば、第1の導電性薄膜コネクタ122は、コンデンサ182と入力端子104との間にある、導電性トレース112に沿う場所において、導電性トレース112と接続することができる。
コンデンサ182は、入力端子104から第2の端子106への入力信号のDC成分を阻止することができる一方で、入力信号のAC成分を、コンデンサ182を介して第2の端子106へと通過させることができる。したがって、表面実装構成部品180は、入力端子104からの入力信号のDC成分を阻止することができる一方で、DCバイアス端子108および/または追加のDCバイアス端子110への出力信号にDCバイアス電圧を導入させることができる。
図1Dは、本開示の態様による表面実装構成部品の他の実施形態を概略的に示している。同じ特徴および構成部品を反映するために、図1A~図1Cと同じ符号が図1Dでは使用されている。図1Dに示されている表面実装構成部品190は、図1A~図1Cに示されているような4つの端子のデバイスではなく3つの端子のデバイスであり得る。例えば、表面実装構成部品190は、DCバイアス端子108と信号経路との間で延びる抵抗器116を備える。図1Dの実施形態では、抵抗器116は、DCバイアス端子108と導電性トレース112との間で延びるが、例えば図5に示されている実施形態に関して、より詳細に記載されているように、入力端子104または出力端子106と直接的に接続することができる。表面実装構成部品190は、追加のDCバイアス端子110も、抵抗器134などの第2の抵抗器も含まない。
図2Aおよび図2Bは、本開示の態様による表面実装構成部品200の他の実施形態を示している。図1Aおよび図1Bで使用されている符号と同様である符号が、表面実装構成部品200について図2Aおよび図2Bにおいて使用されている。例えば、図1Aおよび図1Bの表面実装構成部品100は導電性トレース112を備え、図2Aおよび図2Bの表面実装構成部品200は導電性トレース212を備え得る。
表面実装構成部品200はコンデンサ250を備え得る。コンデンサ250は、入力端子204と第2の端子206との間の信号経路215において導電性トレース212と接続することができる。例えば、第1の導電性薄膜コネクタ222は、コンデンサ250と入力端子204との間にある、導電性トレース212に沿う第1の場所252において、導電性トレース212と接続することができる。
コンデンサ250は、入力端子204から第2の端子206への入力信号のDC成分を阻止することができる一方で、入力信号のAC成分を、コンデンサ250を介して第2の端子206へと通過させることができる。したがって、表面実装構成部品200は、入力端子204からの入力信号のDC成分を阻止することができる一方で、DCバイアス端子208および/または追加のDCバイアス端子210への出力信号にDCバイアス電圧を導入させることができる。
ある実施形態では、第1の導電性薄膜コネクタ222は、Y方向226において第2の導電性薄膜コネクタ240と概して並べることができる。例えば、導電性トレース212はY方向226に長くされ得る。第1の導電性薄膜コネクタ222は、導電性トレース212に沿う第1の場所252において導電性トレース212と接続することができる。第2の導電性薄膜コネクタ240は、第2の場所254において導電性トレース212と接続することができる。第2の場所254は、Y方向226において第1の場所252と概して並べることができる。例えば、第1の場所252は、Y方向226において、約10ミクロンの距離256未満で第2の場所254から離間され得る。したがって、第1の導電性薄膜コネクタ222は、Y方向226において第2の導電性薄膜コネクタ240と概して並べることができる。
図3は、本開示の態様による表面実装構成部品300の他の実施形態を示している。表面実装構成部品300は、コンデンサ250のない場合の図2Aおよび図2Bの表面実装構成部品200と概して同様であり得る。図2Aおよび図2Bと同様の符号が図3において使用されている。表面実装構成部品300はコンデンサがない可能性があり得る。例えば、導電性トレース312は、入力端子304と、第2の端子または出力端子306との間で直流の流れを遮断するコンデンサまたは他の要素がなくてもよい。
図4Aは、本開示の態様による表面実装組立体400の実施形態を示している。表面実装組立体400は、図3の表面実装構成部品300と、多層セラミックコンデンサ402とを備え得る。コンデンサ402は、モノリシック体404と、第1の外部端子406と、第2の外部端子408とを備え得る。コンデンサは、第1の外部端子406と接続される第1の複数の活性電極と、第2の外部端子408と接続された第2の複数の活性電極とを備え得る。表面実装組立体400は表面実装構成部品300と直列に接続され得る。例えば、表面実装組立体400の第1の外部端子406は表面実装構成部品300の出力端子306と接続できる、または、第2の外部端子408は出力端子306と接続できる。しかしながら、表面実装構成部品300と多層セラミックコンデンサ402とが、直列で電気的に接続されるように任意の適切な構成で実装され得ることは、理解されるべきである。多層セラミックコンデンサ402はDCブロッキングコンデンサとして作用することができる。ある実施形態では、コンデンサ402は、図9A~図14Dを参照して後で記載されている高周波数コンデンサ1000、1060、1100として構成され得る。
図4Bは、本開示の態様による表面実装組立体450の他の実施形態を示している。表面実装組立体450は、表面実装構成部品452と、多層セラミックコンデンサ402とを備え得る。表面実装構成部品452は、図3の表面実装構成部品300と概して同様であり得る。しかしながら、表面実装構成部品452の導電性トレース312は、多層セラミックコンデンサ402が横切って接続される隙間454を定め得る。多層セラミックコンデンサ402の第1の外部端子406は入力端子304と接続され得る。第2の外部端子408は、薄膜コネクタ322、340が導電性トレース312と接続する第1の場所352の近くで、導電性トレース312と接続され得る。したがって、多層セラミックコンデンサ402は、図2Aのコンデンサ250と同様に、DCブロッキングコンデンサとして作用することができる。
本明細書に記載されている表面実装構成部品100、200、300が、本開示の範囲内の表面実装組立体を形成するために、コンデンサ402などの積層型セラミックコンデンサと接続され得ることは、理解されるべきである。ある実施形態では、コンデンサは、図9A~図14Dを参照して後で記載されている高周波数コンデンサ1000、1060、1100として構成され得る。
図5を見ると、本開示の態様による表面実装構成部品の他の実施形態の上面図が提供されている。図1A~図4Bで使用されている符号と同様である符号が、表面実装構成部品500について図5において使用されている。
図5は、モノリシック基板502を備える表面実装構成部品500を示している。入力端子504、出力端子506、DCバイアス端子508、および追加のDCバイアス端子510が、モノリシック基板502と接続することができる(例えば、モノリシック基板502の上に形成され得る)。導電性トレース512が、入力端子504と、第2の端子または出力端子506との間の信号経路515に含まれるモノリシック基板502の表面514の上に形成され得る。
第1の抵抗器516が、DCバイアス端子508と接続された第1の端518と、入力端子504または出力端子506と接続された第2の端520とを有することができ、それらの端は信号経路515の一部である。図5に示されているように、第1の抵抗器516はDCバイアス端子508と出力端子506との間に接続される。したがって、このような構成において、第1の抵抗器516は、例えば、図1A~図4Bに描写されている実施形態に示されているように、導電性トレース512を通じて出力端子506に接続されているのではなく、出力端子506およびDCバイアス端子508に直接的に接続される。しかしながら、図5に示されている表面実装構成部品500の直接的な接続構成は、先に記載されている表面実装構成部品100、200、300の実施形態と電気的に同じ振る舞いをする。
ある実施形態では、第1の抵抗器516は、表面実装構成部品500と、本明細書に記載されているコンデンサ402などのコンデンサとを含む表面実装組立体が、コンデンサ402の後に位置決めされる第1の抵抗器516を有し得るように、(例えば、図5に示されているように)入力端子504ではなく出力端子506に接続され得る。つまり、第1の抵抗器516はコンデンサ402と出力端子506との間に位置決めされ得る。
第1の抵抗器516は、AC摂動が、DCバイアス端子508から出力端子506へと導入されるのを低減および/または禁止するように構成され得る。例えば、第1の抵抗器516の第2の端520は、AC摂動が通り抜けるのを低減および/または禁止するように機能することができる比較的小さい断面積を有し得る。例えば、第2の端520は、モノリシック基板502の表面514に対して垂直である平面において断面積を有することができ、例えば、断面積は、Z方向530(ページの中および外へと延びる)およびY方向526と並べられるYZ平面において定められ得る。表面514は、Y方向526と、Y方向526およびZ方向530の各々に対して垂直であるX方向529とを含むXY平面に位置する。第2の端520は、表面514と平行であるXY平面に幅が位置するように、Y方向526において幅を有し得る。第2の端520の断面積は、DCバイアス端子508からの摂動を最小限とするために、第1の抵抗器516が出力端子506への比較的小さい接続を有するように、例えば、Y方向526における小さい幅、および/または、Z方向530における小さい高さなど、比較的小さくできる。
図5でさらに示されているように、表面実装構成部品500は第2の抵抗器534を備えることができ、第2の抵抗器534は、第1の抵抗器516と実質的に同様に構成され得るが、DCバイアス端子508ではなく追加のDCバイアス端子510と接続され得る。例えば、第2の抵抗器534は、追加のDCバイアス端子510と接続される第1の端536と、入力端子504または出力端子506と接続される第2の端538とを有することができる。図5の実施形態では、第2の抵抗器534の第2の端538は出力端子506と接続されている。図5に示されている実施形態では、第2の抵抗器534は第1の抵抗器516と実質的に同様であり、例えば、第2の抵抗器534は、追加のDCバイアス端子510からの摂動を最小限にするために、(例えば、第2の端538における比較的小さい断面積を通じて)出力端子506との比較的小さい接続を有する。
ある実施形態では、第1の抵抗器516および/または第2の抵抗器534は、先に記載されている第1の導電性薄膜コネクタ122および/または第2の導電性薄膜コネクタ140など、導電性薄膜コネクタを介して出力端子506に接続され得る。さらに、第1の抵抗器516および第2の抵抗器534のそれぞれの第2の端520、538(または、このようなコネクタを含む実施形態について、第1および/または第2の導電性薄膜コネクタ)が、本開示の範囲内において様々な形を有し得ることは、理解されるものである。例えば、第1の抵抗器516の第2の端520は、第2の端520が出力端子506と交差する場所において収束する実質的に真っ直ぐな縁123、125と同様の実質的に真っ直ぐな縁の対を有し得る。しかしながら、他の実施形態では、第2の端520の縁は、湾曲させられてもよい、および/または、第2の端520と出力端子506との間の交差の場所において収束する複数の階段状の段差を含んでもよい。第2の端520、538(または、第2の端520、538を出力端子506に接続するそれぞれの導電性薄膜コネクタ)は、細い位置124、142に関して先に記載されているものなどの細い位置を含む任意の適切な形を有することができる。
さらに、図1A~図5において示されているように、各々の抵抗器は任意の適切な形を有し得る。例えば、第1の抵抗器116および第2の抵抗器134は、図1A~図1Cに示されているように、概して長方形とされた薄膜抵抗器として構成され得る。他の実施形態では、第1の抵抗器516および第2の抵抗器534は、図5に示されているように、概して蛇行して成形された薄膜抵抗器として構成され得る。ある実施形態では、第1の抵抗器および第2の抵抗器は、互いから異なって成形されてもよい、および/または、本明細書に示されている実施形態と異なるように成形されてもよい。それぞれの抵抗器の本体が、例えば、所与の抵抗器についての所望の抵抗値を達成するためなどに、任意の適切な形を有することができるが、それぞれの抵抗器の一方または両方の端が、摂動を最小限にするために、本明細書に記載されているような比較的小さい断面の形を有し得ることは、理解されるものである。
図6を参照すると、本開示の態様は、表面実装構成部品を形成するための方法600に向けられている。概して、方法600は、図1A~図2Bを参照して先に記載されている表面実装構成部品100、200を参照して本明細書に説明される。しかしながら、開示されている方法600が、図1A~図5に関して記載されている実施形態のいずれかなど、任意の抵抗スプリッタで実施できることは、理解されるべきである。また、図6が、図示および検討の目的のために特定の順番で実施されたステップを描写しているが、本明細書で検討されている方法は、任意の特定の順番または配置に限定されない。当業者は、本明細書で提供されている本開示を使用して、本明細書で開示されている方法の様々なステップが、本開示の範囲から逸脱することなく、様々な方法で省略、再配置、組み合わせ、および/または適合させられ得ることを理解するであろう。
方法600は、ステップ602において、入力端子(例えば、入力端子104、204)と出力端子(例えば、第2の端子106、206)との間で信号経路115、215に含まれるモノリシック基板102、202の表面114、214の上に導電性トレース112、212をパターン形成することを含み得る。導電性トレース112、212は、任意の適切な薄膜技術を使用して同様に形成され得る。
方法600は、ステップ604において、DCバイアス端子と導電性トレース112、212との間など、DCバイアス端子(例えば、第3の端子108、208)と信号経路115、215との間でDCバイアス経路に接続される薄膜抵抗器(例えば、第1の抵抗器116、216)を堆積させることを含み得る。抵抗器は、クロムシリコンおよびシリコンクロムなどの様々な適切な材料を含み得る。DCバイアス経路は、モノリシック基板102、202の表面114、214に対して垂直である平面において断面積を有する細い位置を有し得る。細い位置の断面積は約1,000平方ミクロン未満であり得る。ある実施形態では、細い位置の幅は100ミクロン未満であり得る。
方法600は、ステップ606において、入力端子(例えば、入力端子104、204)、出力端子(例えば、第2の端子106、206)、およびDCバイアス端子(例えば、DCバイアス端子108、208)をモノリシック基板202の上に形成することを含み得る。ある実施形態において、表面実装構成部品100、200は、図1A~図1Cと図2Aおよび図2Bとを参照して先に記載されているように、4つの端子の代わりに、図1Dを参照して記載されているように、3つだけの端子を含み得る。端子104、204、106、206、108、208、110、210は、フォトリソグラフィもしくは任意の他の適切なパターン形成技術、エッチング、PECVD(プラズマ促進化学蒸着)過程、または他のアディティブ法および/もしくはサブトラクティブ法の技術など、任意の適切な薄膜技術を使用して形成できる。
ある実施形態では、方法600は追加のDCバイアス端子110、210を形成することを含み得る。方法600は、導電性トレース112、212と追加のDCバイアス端子110、210との間など、信号経路115、215と追加のDCバイアス端子110、210との間に第2または追加の薄膜抵抗器134、234を形成することを含み得る。
抵抗器116、216、および/または第1の導電性薄膜コネクタ122の細い位置124、142、224、242は、AC摂動が通過するのを低減および/または禁止することができる。第1の導電性薄膜コネクタ122、222または第2の導電性薄膜コネクタ140、240の少なくとも一方は、モノリシック基板102、202の表面114、214に対して垂直であるYZ平面においてそれぞれの断面積を有するそれぞれの細い位置124、142、224、242を有し得る。断面積は約1,000平方ミクロン未満であり得る。
図7Aは、入力端子104(ポート1)と出力端子106(ポート2)との間での、図1Cの表面実装構成部品180についての挿入損失応答曲線700(S21)を示している。図1Cの表面実装構成部品180は、図3に関して先に記載されているように、信号経路においてコンデンサ182を備える。図1Cの表面実装構成部品180は、ボールグリッドアレイ式の実装など、グリッドアレイ式の実装のために構成され得る。挿入損失応答曲線700はコンピュータモデルを使用して生成された。表面実装構成部品300の挿入損失は、約1GHzから約24GHzまでの範囲の周波数について-5dBより大きかった。表面実装構成部品180の挿入損失は、約1GHzから約24GHzまで、および約28GHzから約40GHzまでの範囲の周波数について-10dBより大きかった。
図7Bは、入力端子104(ポート1)と出力端子106(ポート2)との間での、図1Aおよび図1Bの表面実装構成部品100についての挿入損失応答曲線750(S21)を示している。図1Aおよび図1Bの表面実装構成部品100は、図1Aおよび図1Bを参照して先に記載されているように、信号経路にコンデンサを備えていない。図1Aおよび図1Bの表面実装構成部品100は、ボールグリッドアレイ式の実装など、グリッドアレイ式の実装のために構成され得る。挿入損失応答曲線750はコンピュータモデルを使用して生成された。表面実装構成部品100の挿入損失は、約1GHzから約24GHzまでの範囲の周波数について-5dBより大きかった。表面実装構成部品100の挿入損失は、約1GHzから約24GHzまで、および約28GHzから約40GHzまでの範囲の周波数について-10dBより大きかった。
図8は、入力端子204(ポート1)と出力端子206(ポート2)との間での、図2Aおよび図2Bの表面実装構成部品200についての挿入損失応答曲線800(S21)を示している。挿入損失応答曲線800はコンピュータモデルを使用して生成された。表面実装構成部品200の挿入損失は、約1GHzから約24GHzまでの範囲の周波数について-5dBより大きかった。表面実装構成部品200の挿入損失は、約1GHzから約24GHzまで、および約27GHzから42GHzまでの範囲の周波数について-10dBより大きかった。
図9A~図9Eを見ると、広帯域積層型セラミックコンデンサ1000の一実施形態が開示されている。図9Eは、印刷回路基板または基板などの実装表面1001に実装されるコンデンサ1000の単純化された側方の立面図である。コンデンサ1000は、Z方向1036に積み重ねられた複数の電極領域810を含み得る。複数の電極領域810は、誘電領域812と、活性電極領域814と、遮蔽電極領域816とを備え得る。活性電極領域814は、Z方向1036において誘電領域812と遮蔽電極領域816との間に位置付けられ得る。誘電領域812は、活性電極領域814から広帯域積層型セラミックコンデンサ1000の上面818へと延び得る。コンデンサ1000は、Z方向1036において上面818の反対に下面820を含み得る。
電極領域810は複数の誘電層を含み得る。いくつかの誘電層は、それに形成された電極層を含み得る。概して、誘電層および電極層の厚さは、限定されることはなく、コンデンサの性能特性に応じて望まれるように任意の厚さであり得る。例えば、電極層の厚さは、限定されることはないが、約1μm以上など、約2μm以上など、約3μm以上など、約4μm以上から約10μm以下までなど、約5μm以下など、約4μm以下など、約3μm以下など、約2μm以下など、約500nm以上であり得る。例えば、電極層は、約1μmから約2μmまでの厚さを有し得る。また、一実施形態では、誘電層の厚さは、電極層の前述の厚さに応じて定められ得る。また、誘電層のこのような厚さは、本明細書において定められているように存在するとき、任意の活性電極層同士および/または遮蔽電極層同士の間の層にも当てはまり得る。
概して、本発明は、様々な利益および利点を提供する特有の電極配置および構成を有する多層コンデンサを提供する。この点において、コンデンサを構築するときに用いられる材料は、限定されなくてもよく、技術的に一般的に用いられているような任意のものとでき、技術的に一般的に知られている任意の方法を用いて形成され得ることは、理解されるべきである。
概して、誘電層は、ある実施形態では約50から約30,000まで、および、ある実施形態では約100から約20,000までといった、約10から約40,000までなどの比較的高い誘電率(K)を有する材料から典型的には形成される。
この点において、誘電性材料はセラミックであり得る。セラミックは、ウェーハ(例えば、焼成前)、または、デバイス自体の中で共焼成される誘電性材料など、様々な形態で提供され得る。
高誘電性材料の種類の具体的な例には、例えば、NPO(COG)(最高で約100)、X7R(約3,000から約7,000まで)、X7S、Z5U、および/またはY5V材料がある。前述の材料が、それらの業界において認められた定義によって説明されることは理解されるべきである、それら定義の一部は、米国電子工業会(EIA)によって確立された標準的な分類であり、それ自体が当業者によって認識されるはずである。例えば、このような材料はセラミックを含み得る。このような材料には、チタン酸バリウムおよび関連する固溶体(例えば、チタン酸バリウムストロンチウム、チタン酸バリウムカルシウム、チタン酸バリウムジルコン酸塩、チタン酸バリウムストロンチウムジルコン酸塩、チタン酸バリウムカルシウムジルコン酸塩など)、チタン酸鉛および関連する固溶体(例えば、チタン酸ジルコン酸鉛、チタン酸ジルコン酸ランタン鉛)、ならびにチタン酸ビスマスナトリウムなどのペロブスカイトがあり得る。1つの具体的な実施形態では、例えば、化学式BaSr1-xTiOのチタン酸バリウムストロンチウム(「BSTO」)が用いられ得、ここで、xは、0から1までであり、ある実施形態では約0.15から約0.65までであり、ある実施形態では約0.25から約0.6までである。他の適切なペロブスカイトには、例えば、BaCa1-xTiO(ここで、xは約0.2から約0.8までであり、ある実施形態では約0.4から約0.6までである)、PbZr1-xTiO(「PZT」)(ここで、xは約0.05から約0.4までの範囲である)、チタン酸ランタンジルコニウム鉛(「PLZT」)、チタン酸鉛(PbTiO)、チタン酸バリウムカルシウムジルコニウム(BaCaZrTiO)、硝酸ナトリウム(NaNO)、KNbO、LiNbO、LiTaO、PbNb、PbTa、KSr(NbO)、およびNaBa(NbOKHbPOがあり得る。なおも追加の複合ペロブスカイトには、A[B11/3B22/3]O材料があり得、ここで、AはBaSr1-x(xは0から1までの値であり得る)であり、B1はMgZn1-y(yは0から1までの値であり得る)であり、B2はTaNb1-z(zは0から1までの値であり得る)である。1つの具体的な実施形態では、誘電層はチタン酸塩を含み得る。
電極層は、技術的に知られているような様々な異なる金属のいずれかから形成することができる。電極層は、導電性金属などの金属から作ることができる。材料には、貴金属(例えば、銀、金、パラジウム、白金など)および卑金属(例えば、銅、錫、ニッケル、クロム、チタン、タングステンなど)などの他に、それらの様々な組み合わせがあり得る。スパッタされたチタン/タングステン(Ti/W)合金の他に、クロム、ニッケル、および金のそれぞれのスパッタ層も、適切であり得る。電極は、銀、銅、金、アルミニウム、パラジウムなどの低抵抗材料から作られてもよい。1つの具体的な実施形態では、電極層はニッケルまたはその合金を含み得る。
再び図9Eを参照すると、ある実施形態では、誘電領域812は、コンデンサ1000の第1の端1019または第2の端1021から、コンデンサ1000の長さ821の約40%を超えて延びる電極層がなくてもよく、ある実施形態では、コンデンサの長さの約25%を超えて延びる電極層がなくてもよく、ある実施形態では、コンデンサの長さの約20%を超えて延びる電極層がなくてもよく、ある実施形態では、コンデンサの長さの約15%を超えて延びる電極層がなくてもよく、ある実施形態では、コンデンサの長さの約10%を超えて延びる電極層がなくてもよく、ある実施形態では、コンデンサの長さの約5%を超えて延びる電極層がなくてもよく、ある実施形態では、コンデンサの長さの約2%を超えて延びる電極層がなくてもよい。例えば、このような実施形態では、誘電領域812は、1つまたは複数の浮遊電極および/またはダミー電極タブを含み得る。しかしながら、他の実施形態では、誘電領域812はすべての電極層がなくてもよい。ある実施形態では、広帯域積層型セラミックコンデンサ1000は、Z方向1036において複数の活性電極層1002、1004の上方に遮蔽電極822、824がなくてもよい。ある実施形態では、広帯域積層型セラミックコンデンサ1000は、Z方向1036において複数の活性電極層1002、1004の最も低い電極層819の上方に遮蔽電極822、824がなくてもよい。
複数の活性電極層1002、1004は活性電極領域814の中に配置され得る。各々の活性電極層1002、1004は、例えば図9A~図9Cを参照して以下に記載されているように、1つまたは複数の活性電極を備え得る。例えば、ある実施形態では、各々の活性電極層1002、1004は第1の電極1006と第2の電極1008とを備え得る。
コンデンサ1000は、第1の活性電極層1002の第1の電極1006と第2の活性電極層1004の第2の(対向)電極1008とに接続される第1の外部端子1018を含み得る。コンデンサ1000は、第2の活性電極層1004の第1の電極1006と第1の活性電極層1002の第2の(対向)電極1008とに接続される第2の外部端子1020を含み得る。
遮蔽電極領域816は、例えば図9Dを参照して以下に記載されているように、1つまたは複数の遮蔽電極を備え得る。例えば、遮蔽電極領域816は、コンデンサ1000のモノリシック体の中に配置される第1の遮蔽電極822を備え得る。第1の遮蔽電極822は長手方向1032と平行であり得る。第1の遮蔽電極822は第1の外部端子1018と接続され得る。遮蔽電極領域816は、第2の外部端子1020と接続され得る第2の遮蔽電極824を備え得る。第2の遮蔽電極824は、Z方向1036において第1の遮蔽電極822とおおよそ並べられ得る。
概して、本明細書で検討されている実施形態に関して、外部端子は、技術的に知られているような様々な異なる金属のいずれかから形成することができる。外部端子は、導電性金属などの金属から作ることができる。材料には、貴金属(例えば、銀、金、パラジウム、白金など)および卑金属(例えば、銅、錫、ニッケル、クロム、チタン、タングステンなど)などの他に、それらの様々な組み合わせがあり得る。1つの具体的な実施形態では、外部端子は銅またはその合金を含み得る。
外部端子は、技術的に一般的に知られている任意の方法を用いて形成できる。外部端子は、スパッタリング、塗装、印刷、無電解メッキまたは微細銅終端(FCT)、電気メッキ、プラズマ蒸着、噴射剤噴霧/エアブラシなどの技術を使用して形成できる。
一実施形態では、外部端子は、比較的厚くなるように形成され得る。例えば、このような端子は、電極層の露出された部分に金属の厚膜の縞を適用することで(例えば、コンデンサを液体外部端子材料に浸すことで)形成され得る。このような金属は、ガラス基質であり得、銀または銅を含み得る。例として、このような帯片は、コンデンサに印刷および焼結させられ得る。その後、コンデンサが基板に半田付け可能となるように、金属(例えば、ニッケル、錫、半田など)の追加のメッキ層が終端の帯片にわたって作り出され得る。厚い膜の帯片のこのような適用は、技術的に一般的に知られている任意の方法を用いて(例えば、露出された電極層にわたって金属の入ったペーストを転写するための終端機および印字車輪によって)、実施され得る。
厚くメッキされた外部端子は、約125μm以下など、約100μm以下など、約80μm以下など、約150μm以下の平均厚さを有し得る。厚くメッキされた外部端子は、約35μm以上など、約50μm以上など、約75μm以上など、約25μm以上の平均厚さを有し得る。例えば、厚くメッキされた外部端子は、約35μmから約125μmまでなど、約50μmから約100μmまでなど、約25μmから約150μmまでの平均厚さを有し得る。
他の実施形態では、外部端子は、金属の薄膜メッキとなるように形成され得る。このような薄膜メッキは、導電性金属などの導電性材料を電極層の露出部分に堆積させることで形成され得る。例えば、電極層のリーディングエッジは、メッキされた終端の形態を可能とすることができるように露出させられ得る。
薄くメッキされた外部端子は、約40μm以下など、約30μm以下など、約25μm以下など、約50μm以下の平均厚さを有し得る。薄くメッキされた外部端子は、約10μm以上など、約15μm以上など、約5μm以上の平均厚さを有し得る。例えば、外部端子は、約10μmから約40μmまでなど、約15μmから約30μmまでなど、約15μmから約25μmまでなど、約5μmから約50μmまでの平均厚さを有し得る。
概して、外部端子はメッキされた端子を備え得る。例えば、外部端子は、電気メッキされた端子、無電解メッキされた端子、またはそれらの組み合わせを備え得る。例えば、電気メッキされた端子は、電解メッキを介して形成され得る。無電解メッキされた端子が無電解メッキを介して形成されてもよい。
複数の層が外部端子を構成するとき、外部端子は、電気メッキされた端子と無電解メッキされた端子とを備えてもよい。例えば、無電解メッキは、材料の初期の層を堆積させるために初めに用いられてもよい。次に、メッキ技術は、材料のより素早い蓄積を可能にすることができる電気化学メッキシステムへと切り替えられてもよい。
メッキされた端子をいずれかのメッキ方法で形成するとき、コンデンサの本体から露出される電極層のリードタブのリーディングエッジは、メッキ溶液に曝される。曝すことで、一実施形態では、コンデンサはメッキ溶液に浸され得る。
メッキ溶液は、導電性金属などの導電性材料を含み、メッキされた終端を形成するために用いられる。このような導電性材料は、前述の材料、または、技術的に一般的に知られているような任意の材料のいずれかであり得る。例えば、メッキ溶液は、メッキされた層および外部の端子がニッケルを含むように、スルファミン酸ニッケル浴溶液または他のニッケル溶液であり得る。代替で、メッキ溶液は、メッキされた層および外部の端子が銅を含むように、銅酸浴または他の適切な銅溶液であり得る。
また、メッキ溶液が、技術的に一般的に知られているような他の添加物を含んでもよいことは、理解されるべきである。例えば、添加物は、メッキ処理を助けることができる他の有機添加物および媒体を含むことができる。また、添加物は、所望のpHにおけるメッキ溶液を用いるために用いられてもよい。一実施形態において、抵抗を低減する添加物が、コンデンサと、リードタブの露出されたリーディングエッジとへの完全なメッキの被覆およびメッキ材料の接着を支援するために、溶液において用いられてもよい。
コンデンサは、所定の長さの時間にわたってメッキ溶液に曝され得るか、沈められ得るか、または浸され得る。このような曝す時間は、必ずしも限定されないが、メッキされた端子を形成するために、十分なメッキ材料を堆積させるのに十分な長さの時間にわたり得る。この点において、時間は、交互の誘電層および電極層のセットの中のそれぞれの電極層の所与の極性のリードタブの所望の曝された隣接するリーディングエッジ同士の間での連続した接続の形成を可能にするのに十分でなければいけない。
概して、電解メッキと無電解メッキとの間の違いは、外部電力供給を使用することなどで、電解メッキが電気的バイアスを用いることである。電解メッキ溶液は、典型的には、例えば10~15amp/ft(9.4ボルトで評価された)といった高電流密度範囲に曝され得る。接続は、メッキされた端子の形成を必要とするコンデンサへの負の接続と、同じメッキ溶液における固体材料(例えば、Cuメッキ溶液におけるCu)への正の接続とで形成され得る。つまり、コンデンサは、メッキ溶液の極性と反対の極性へと付勢される。このような方法を使用することで、メッキ溶液の導電性材料は、電極層のリードタブの曝されたリーディングエッジの金属に引き寄せられる。
コンデンサをメッキ溶液に沈めるかまたは曝す前に、様々な前処理ステップが用いられ得る。このようなステップは、リードタブのリーディングエッジへのメッキ材料の接着を促進、加速、および/または向上させることを含め、様々な目的のために実施され得る。
また、メッキまたは任意の他の前処理ステップの前に、初期洗浄ステップが用いられてもよい。このようなステップは、電極層の露出されたリードタブに形成する酸化物の蓄積を除去するために用いられ得る。この洗浄ステップは、内部電極または他の導電性要素がニッケルから形成されるとき、酸化ニッケルの蓄積を除去するのを支援するのに特に有用であり得る。構成部品の洗浄は、酸洗浄剤を含むものなどの予洗浄浴に完全に沈めることでもたらすことができる。一実施形態において、曝されるのは、約10分間の程度など、所定の時間にわたってであり得る。洗浄は、代替で、化学研磨またはハーパライジングのステップによってももたらされ得る。
また、電極層のリードタブの曝された金属のリーディングエッジを活性化するためのステップが、導電性材料の堆積を容易にするために実施され得る。活性化は、パラジウム塩、写真でパターン形成されたパラジウムの有機金属前駆体(マスクまたはレーザを介した)、スクリーン印刷、もしくはインクジェットで堆積したパラジウム化合物、または電気泳動のパラジウム堆積に沈めることによって遂行され得る。パラジウムに基づいた活性化は、ニッケルまたはその合金から形成される曝されたタブ部分についての活性化としばしば良好に作用する活性化溶液の例として現在開示されているだけであることは、理解されるべきである。しかしながら、他の活性化溶液も利用できることは、理解されるべきである。
また、前述の活性化ステップの代替または追加で、活性化ドーパントが、コンデンサの電極層を形成するとき、導電性材料へと導入されてもよい。例えば、電極層がニッケルを含み、活性化ドーパントがパラジウムを含むとき、パラジウムドーパントが、電極層を形成するニッケルのインクまたは組成へと導入され得る。そのようにすることは、パラジウム活性化ステップを排除することができる。有機金属前駆体など、上記の作動方法のうちのいくつかは、コンデンサの概してセラミックの本体への増加した付着のために、それ自体をガラス形成剤と同時に堆積させることは、さらに理解されるべきである。活性化ステップが先に記載されているように取られるとき、活性剤材料のトレースが、終端のメッキの前および後に、曝された導電性部分にしばしば残る可能性がある。
また、メッキの後の後処理ステップが用いられてもよい。このようなステップは、材料の付着を促進および/または向上させることを含め、様々な目的のために実施することができる。例えば、加熱(または焼鈍し)ステップが、メッキステップを実施した後に用いられてもよい。このような加熱は、焼き付け、レーザ曝露、紫外線曝露、マイクロ波曝露、アーク溶接などを介して実施され得る。
本明細書で指示されているように、外部端子は少なくとも1つのメッキ層を含み得る。一実施形態において、外部端子は1つだけのメッキ層を備え得る。しかしながら、外部端子が複数のメッキ層を備え得ることは、理解されるべきである。例えば、外部端子は第1のメッキ層と第2のメッキ層とを備え得る。また、外部端子は第3のメッキ層を備えてもよい。これらのメッキ層の材料は、概して技術的に知られているような、前述のもののいずれかであり得る。
例えば、第1のメッキ層などの1つのメッキ層は、銅またはその合金を含み得る。第2のメッキ層などの他のメッキ層は、ニッケルまたはその合金を含み得る。第3のメッキ層などの他のメッキ層は、錫、鉛、金、または合金などの組み合わせを含み得る。代替で、初期のメッキ層がニッケルを含み、錫または金のメッキ層がそれに続いてもよい。他の実施形態では、銅の初期のメッキ層が形成され、次にニッケルの層が形成されてもよい。
一実施形態では、初期または第1のメッキ層が導電性金属(例えば、銅)であり得る。次に、この領域は、封止のための抵抗体-ポリマ材料を含む第2の層で覆われ得る。次に、領域は、抵抗性ポリマ材料を選択的に除去するために研磨され、次に、導電性金属材料(例えば、銅)を含む第3の層で再びメッキされ得る。
初期のメッキ層の上方の前述の第2の層は、例えばニッケル-半田バリア層といった半田バリア層に対応することができる。ある実施形態では、前述の層は、初期の無電解または電解でメッキされた層(例えば、メッキされた銅)の上に金属(例えば、ニッケル)の追加の層を電気メッキすることで形成されてもよい。前述の半田バリア層のための他の例示の材料には、ニッケル-リン、金、および銀がある。前述の半田バリア層における第3の層は、ある実施形態では、Ni、Ni/Cr、Ag、Pd、Sn、Pb/Sn、または他の適切なメッキされた半田など、導電性の層に対応し得る。
また、金属メッキの層が、このような金属メッキにわたって、抵抗性合金を、または、無電解のNi-P合金といったより高い抵抗の金属合金被覆を提供するために、電気メッキステップによって引き続いて形成されてもよい。しかしながら、当業者が本明細書による完全な開示から理解するように、任意の金属被覆を含むことが可能であることは、理解されるべきである。
前述のステップのいずれかも、すべてが技術的に一般的に知られているバレルメッキ過程、流動床式メッキ過程、および/またはフロースルーメッキ終端過程などのバルク過程として行われ得ることは、理解されるべきである。このようなバルク過程は、複数の構成部品を一度に処理させることができ、効率的で迅速な終端過程を提供する。これは、個別の構成部品の処理を必要とする厚膜終端の印刷など、従来の終端方法に対する具体的な利点である。
本明細書で記載されているように、外部端子の形成は、電極層のリードタブの曝露されたリーディングエッジの位置によって概して案内される。このような現象は、コンデンサにおける選択された周囲の場所における電極層の曝露された導電性金属の構成によって外部メッキ端子の形成が決定されるため、「自己決定」と称され得る。ある実施形態では、コンデンサは、他の電極(例えば、活性化電極または遮蔽電極)を含まないコンデンサのモノリシック体の一部分に沿っての曝露された導電性金属を提供するために、「ダミータブ」を含み得る。
コンデンサ端子を形成するための追加の技術も本技術の範囲内にあり得ることは、理解されるべきである。例示の代替は、限定されることはないが、メッキ、磁性、マスキング、電気泳動/静電気、スパッタリング、真空蒸着、印刷、または、厚膜導電層もしくは薄膜導電層の両方を形成するための他の技術による終端の形成を含む。
活性電極領域814は本開示の態様による。より明確には、活性電極領域814は、例えば図9Bを参照して以下に記載されているように、第1の活性電極層1002と第2の活性電極層1004とを交互の配置で含み得る。図9Aを参照すると、各々の活性電極層1002、1004は第1の電極1006と第2の電極1008とを備え得る。第1の電極1006は、横方向1034において第1の電極1006の長手方向の縁に沿って延びる基礎部分1014を有し得る。第1の電極1006は、長手方向1032において基礎部分1014から延びる電極アーム1010の対を有し得る。第2の電極1008は、横方向1034において第2の電極層1008の長手方向の縁に沿って延びる基礎部分1014を有し得る。第2の電極1008は、長手方向1032において基礎部分1014から延びる電極アーム1010の対を有し得る。
第1の電極1006の電極アーム1010は、第2の電極1008のそれぞれの電極アーム1010と概して長手方向に並べられ得る。アーム隙間2026が、長手方向1032において、第1および第2の電極1006、1008の並べられた電極アーム1010の間に定められ得る。
中心縁隙間距離823が、横方向1034において、第1の電極の中心部分1012と第2の電極アーム1010との間に定められ得る。中心端隙間距離825が、長手方向1032において、第1の電極1006の中心部分1012と第2の電極1008の基礎部分1014との間に定められ得る。ある実施形態では、中心縁隙間距離823は中心端隙間距離825とおおよそ等しくなり得る。
第1の電極1006の中心部分1012は、第1の場所における第1の幅827と、第1の幅827より大きい第2の場所における第2の幅829とを有し得る。第1の幅827の第1の場所は、長手方向1032において第2の幅の第2の場所からずらされ得る。このような構成は、中心縁隙間距離823を変更することなく、Z方向1036における隣接する電極の中心部分1012同士の間の重なる領域の調整を可能にすることができる。
図9Bを参照すると、複数の第1の活性電極層1002と複数の第2の活性電極層1004とが交互の鏡写しの構成で配置され得る。図示されているように、それぞれの電極層の中心部分1012は少なくとも部分的に重なる。図9Bは全部で4つの電極層を示しているが、任意の数の電極層が、所望の用途のために所望の容量を得るために用いられ得ることは、理解されるべきである。
図9Cを参照すると、いくつかの容量領域が第1の電極1006と第2の電極1008との間に形成され得る。例えば、ある実施形態では、中心容量領域1022が、第1の電極1006の中心部分1012と、第2の電極1008の基礎部分1014および/またはアーム1010との間に形成され得る。ある実施形態では、アーム隙間容量領域1024が、第1の電極1006の電極アーム1010と第2の電極1008との間の主アーム隙間2040の中に形成され得る。
図9Dは、コンデンサ1000のモノリシック体の中の遮蔽電極領域816(図9Eに示されている)の中に含まれ得る遮蔽電極層826を示している。先に指示されているように、第1の遮蔽電極822は長手方向1032と平行であり得る(例えば、図9Eに示されている上面818および下面820と平行であり得る)。第1の遮蔽電極822は、横方向1034と並べられ、第1の外部端子1018(図9Eに示されている)および第1の端1019から離れる方を向く第1の長手方向の縁828を有し得る。第1の遮蔽電極822は、横方向1034と並べられ、第1の外部端子(図9Eに示されている)および第1の端1019から離れる方を向く第2の長手方向の縁830を有し得る。第2の長手方向の縁830は、長手方向1032において、第1の長手方向の縁828から遮蔽電極ずれ距離832でずらされ得る。
第2の遮蔽電極824は第2の外部端子1020(図9Eに示されている)および第2の端1021と接続され得る。第2の遮蔽電極824は、Z方向1036(図9Eに示されている)において第1の遮蔽電極822とおおよそ並べられ得る。第2の遮蔽電極824は第1の遮蔽電極822と同様の構成を有し得る。例えば、第2の遮蔽電極824は、横方向1034と並べられ、第2の外部端子1020(図9Eに示されている)および第2の端1021から離れる方を向く第1の長手方向の縁828を有し得る。第2の遮蔽電極824は、横方向1034と並べられ、第2の外部端子1020(図9Eに示されている)および第2の端1021から離れる方を向く第2の長手方向の縁830を有し得る。第2の遮蔽電極824の第2の長手方向の縁830は、長手方向1032において、第2の遮蔽電極824の第1の長手方向の縁828から遮蔽電極ずれ距離832でずらされ得る。
第1の遮蔽容量領域834が、第1の遮蔽電極822の第1の長手方向の縁828と第2の遮蔽電極824の第1の長手方向の縁828との間に形成され得る。第2の遮蔽容量領域836が、第1の遮蔽電極822の第2の長手方向の縁830と第2の遮蔽電極824の第2の長手方向の縁830との間に形成され得る。ある実施形態では、横方向1034における第1の長手方向の縁828の幅838が、横方向1034における第1の遮蔽電極822の幅840より小さくなり得る。
第1の遮蔽隙間距離842が、長手方向1032において、第1の遮蔽電極822の第1の長手方向の縁828と第2の遮蔽電極824の第1の長手方向の縁828との間に形成され得る。第2の遮蔽隙間距離844が、長手方向1032において、第1の遮蔽電極822の第2の長手方向の縁830と第2の遮蔽電極824の第2の長手方向の縁830との間に形成され得る。
ある実施形態では、第3の遮蔽隙間距離846が、第1の遮蔽電極822の第3の長手方向の縁848と第2の遮蔽電極824の第3の長手方向の縁848との間に形成され得る。第3の遮蔽容量領域851が、第1の遮蔽電極822の第3の長手方向の縁848と第2の遮蔽電極824の第3の長手方向の縁848との間に形成され得る。ある実施形態では、第3の遮蔽隙間距離846は、第3の遮蔽容量領域851が第2の遮蔽容量領域836と大きさおよび形が実質的に同様となり得るように、第2の遮蔽隙間距離844とおおよそ等しくなり得る。例えば、ある実施形態では、第1の遮蔽電極822および/または第2の遮蔽電極824は、長手方向1032において延びる長手方向の中心線850の周りで、横方向1034において対称であり得る。
しかしながら、他の実施形態では、第3の遮蔽隙間距離846は、第3の遮蔽容量領域851が第2の遮蔽容量領域836と異なる大きさおよび/または形とされ、第2の容量領域と異なる容量を生成するように、第2の遮蔽隙間距離844より大きくまたは小さくされ得る。
ある実施形態では、遮蔽電極822、824のうちの1つまたは複数が三角形とされ得ることは、理解されるべきである。別の言い方をすれば、遮蔽電極ずれ距離832は、第1の長手方向の縁828と第2の長手方向の縁830とが並べられるかまたはおおよそ並べられるように、ゼロまたはおおよそゼロとされ得る。
図10Aおよび図10Bは、第1および第2の活性電極層1002、1004の他の実施形態を示している。より明確には、各々の活性電極層1002、1004は第1の電極1006と第2の電極1008とを備え得る。第1の電極1006は基礎部分1014を有し得る。電極アーム1010の対と少なくとも1つの中心部分1012とが基礎部分1014から延び得る。第2の電極1008は、第2の電極層1008の長手方向の縁に沿って延びる基礎部分1014を有し得る。第2の電極1008は、基礎部分1014から延びる電極アーム1010の対を有し得る。電極領域812、814、816は概して重ならないようにされ得る。
図9Eを参照すると、ある実施形態では、広帯域積層型セラミックコンデンサ1000は、Z方向1036において上面818と下面820との間にコンデンサ厚さ856を有し得る。
誘電領域812は、Z方向1036において誘電性領域厚さ858を有し得る。ある実施形態では、誘電性領域厚さ858に対するコンデンサ厚さ856の比は、約1.1から約20までの範囲であり得、ある実施形態では約1.5から約10までで、ある実施形態では約1.7から約5までの範囲であり得る。
活性電極領域814は、Z方向1036において活性電極領域厚さ859であり得る。活性電極領域814は、遮蔽電極822、824がなくてもよい、および/または、重なる電極だけを含んでもよい。活性電極領域厚さ859は最も低い活性電極層819と最も高い電極層865との間に定められ得る。活性電極領域厚さ859に対するコンデンサ厚さ856の比は約1.1から約20までの範囲であり得る。
遮蔽電極領域816は、Z方向1036において遮蔽電極領域厚さ861を有し得る。遮蔽電極領域厚さ861は、コンデンサ1000の下面820と複数の活性電極のうちの最も低い電極層819との間で定められ得る。遮蔽電極領域厚さ861に対するコンデンサ厚さ856の比は、約1.1から約20までの範囲であり得、ある実施形態では約1.5から約10までで、ある実施形態では約1.7から約5までの範囲であり得る。
ある実施形態では、遮蔽から下面への距離863が、遮蔽電極822、824とコンデンサ1000の下面820との間の距離として定められ得る。複数の遮蔽電極層が含まれる場合、遮蔽から下面への距離863は、遮蔽電極層のうちの最も低いものと下面820との間の距離として定められ得る。遮蔽から下面への距離863に対するコンデンサ厚さ856の比は、約1.1から約20までの範囲であり得、ある実施形態では約1.5から約10までで、ある実施形態では約1.7から約5までの範囲であり得る。
ある実施形態では、遮蔽電極822、824は、第1の遮蔽から活性への距離867で活性電極1006、1008から離間され得る。遮蔽から下面への距離863に対する第1の遮蔽から活性への距離867の比は、約1から約20までの範囲であり得、ある実施形態では約2から約10までで、ある実施形態では約3から約5までの範囲であり得る。
また、図10Aは、主部分1028と段差部分1030とを備える電極アーム1010を示している。より明確には、第1の電極1006の電極アーム1010は、横方向1034において延び、段差部分1030の縁を定め得る第1の長手方向の縁860を備え得る。第2の長手方向の縁862が、横方向1034において延びることができ、アーム1010の主部分1028の縁を定め得る。第1の長手方向の縁860は、長手方向1032において、アームずれ距離864で第2の長手方向の縁862からずれ得る。第1の電極1006および/または第2の電極1008の一方または両方の電極アーム1010が、それぞれの主部分1028および段差部分1030を備え得る。例えば、両方の電極1006、1008の両方のアーム1010が、例えば図10Aに示されているように、それぞれの主部分1028および段差部分1030を備え得る。主アーム隙間2040が、並べられたアーム1010の段差部分1030同士の間に形成され得る。段差アーム隙間2042が、並べられたアーム1010の主部分1028同士の間に形成され得る。
以下の表は、図9Eのコンデンサ1000についての実験的に決定された挿入損失値を提供している。
図9Cを参照すると、いくつかの容量領域が、図9Aの電極構成の第1の電極1006と第2の電極1008との間に形成され得る。例えば、ある実施形態では、中心容量領域1022が、第1の電極1006の中心部分1012と、第2の電極1008の基礎部分1014および/またはアーム1010との間に形成され得る。ある実施形態では、主アーム隙間容量領域1025が主アーム隙間2040の中に形成でき、段差隙間容量領域1026が段差アーム隙間2042の中に形成できる。
図11Aを参照すると、ある実施形態では、誘電領域812は、第1の端子1018と接続される第1のダミータブ電極852、および/または、第2の端子1020と接続される第2のダミータブ電極854を備え得る。より明確には、ダミータブ電極852、854は、例えば微細銅終端過程を用いて、端子1018、1020を形成する(例えば、堆積させる)ために使用できる。ダミータブ電極852、854は、第1の端1019または第2の端1021から、コンデンサ長さ821の25%未満で延び得る。
本明細書に記載されている電極の構成は、隣接する活性電極層1002、1004(つまり、平行な板の容量)の中心部分1012同士の間の一次容量性要素の他に、例えば図9C、図9D、および図10Bを参照して先に記載されているように、追加の二次容量性要素を可能にすることができる。
ある実施形態では、コンデンサ1000は、1つまたは複数の浮遊電極1011を備えることができる。浮遊電極1011は誘電領域812に位置決めされ得る。しかしながら、他の実施形態では、浮遊電極1011は活性電極領域814および/または遮蔽電極領域816に位置決めされ得る。概して、このような浮遊電極1011は外部端子1018、1020に直接的に接続されない。
しかしながら、いくつかの実施形態において、浮遊電極は、外部端子に電気的に接続される少なくとも1つの電極を含む浮遊電極層の一部であり得るが、このような浮遊電極層は、このような電極または外部端子と直接的に接触しない少なくとも1つの浮遊電極を含む。
浮遊電極は、技術的に知られている任意の方法に従って位置決めおよび構成され得る。例えば、浮遊電極は、活性電極層の第1の活性電極および/または第2の活性電極の中心部分などの一部分と少なくとも重なるように提供され得る。この点において、浮遊電極は、第1の電極層および第2の内部電極層と交互に層形成および配置でき、この点において、このような層は誘電層によって分離され得る。
また、このような浮遊電極は、概して技術的に知られているような任意の形を有し得る。例えば、一実施形態では、浮遊電極層は、短刀状の構成を有する少なくとも1つの浮遊電極を備えてもよい。例えば、このような構成は、本明細書に記載されるような第1の電極の構成および形と同様であり得る。しかしながら、このような第1の電極が、段差部分を伴う電極アームを含む可能性がある、または含まない可能性があることは、理解されるべきである。
また、一実施形態では、浮遊電極層は少なくとも1つの浮遊電極を含む可能性があり、その場合、浮遊電極の端が少なくとも1つの外部端子に隣接し、このような外部端子と接触しない。この点において、このような隙間は、長手方向における浮遊電極隙間と称されてもよい。このような浮遊電極隙間は、長手方向におけるコンデンサの長さの約3%以上など、約5%以上から約50%以下までなど、約40%以下など、約30%以下など、約20%以下など、約10%以下など、0%より大きくできる。
図11Bは、本開示の態様による広帯域積層型セラミックコンデンサ1060の他の実施形態の図である。コンデンサ1060は複数の電極領域1062を備え得る。複数の電極領域1062は、活性電極領域814と、第1の遮蔽電極領域1064と、第2の遮蔽電極領域1066とを備え得る。活性電極領域814は、第1の遮蔽電極領域1064と第2の電極領域1066との間に位置付けられ得る。
ある実施形態では、コンデンサ1060またはその一部分は、長手方向に延びる長手方向中心線1067の周りで対称であり得る。例えば、下または第1の遮蔽電極領域1064の遮蔽電極822、824は、上または第2の遮蔽電極領域1066の遮蔽電極822、824に対して、長手方向中心線1067の周りで対称であり得る。別の言い方をすれば、遮蔽から下面への距離863は、第2の遮蔽電極領域1066の遮蔽電極822、824とコンデンサ1060の上面818との間で定められ得る遮蔽から上面への距離1068とおおよそ等しくできる。例えば、ある実施形態では、遮蔽から上面への距離1068に対する遮蔽から下面への距離863の比が、約0.8から約1.2まで、ある実施形態では約0.9から約1.1まで、ある実施形態では約0.95から約1.05まで、およびある実施形態では約0.98から約1.02までの範囲であり得る。
上遮蔽電極領域1066の遮蔽電極822、824は、第2の遮蔽から活性への距離1069で活性電極1006、1008から離間され得る。遮蔽から上面への距離1068に対する第2の遮蔽から活性への距離1069の比は、約1から約20までの範囲であり得、ある実施形態では約2から約10までで、ある実施形態では約3から約5までの範囲であり得る。また、第2の遮蔽から活性への距離1069に対する第1の遮蔽から活性への距離867の比が、約0.8から約1.2まで、ある実施形態では約0.9から約1.1まで、ある実施形態では約0.95から約1.05まで、およびある実施形態では約0.98から約1.02までの範囲であり得る。
図12は、図9Cの電極構成の3つの容量性要素、すなわち、隣接する電極層同士の間の一次容量性要素1012’と、中心容量性要素1022’と、アーム隙間容量性要素1024’とを概略的に示している。容量性要素1012’、1022’、および1024’は、図9Cの中心部分1012、中心容量領域1022、およびアーム隙間容量領域1024とそれぞれ対応する。また、外部端子が図12における符号1018および1020として描写されている。
図13は、図10Bの電極構成の4つの容量性要素を概略的に示しており、容量性要素1012’、1022’、1025’、および1026’は、図10Bの中心部分1012、容量領域1022、主アーム隙間容量領域1025、および段差隙間容量領域1026にそれぞれ対応している。様々な隙間の寸法が、図13に示されている容量性要素についてのそれぞれの所望の容量値を達成するために選択的に設計され得ることは、理解されるべきである。より明確には、電極層の数、電極の対の重なる中心部分の表面積、分離する電極同士の距離、誘電性材料の誘電率など、コンデンサの構成および様々なパラメータが、所望の容量値を達成するために選択され得る。それでもなお、本明細書で開示されているようなコンデンサは、効果的な広帯域性能を達成するために、組み合わされた直列および並列のコンデンサの配列を含み得る。
ある例示の超広帯域コンデンサの実施形態では、一次容量性要素1012’は、約数キロヘルツ(kHz)から約200メガヘルツ(MHz)までの間の程度においてなど、概してより低い周波数範囲における動作に適合された比較的大きい容量に概して対応する一方で、二次容量性要素1022’、1024’、1025’、および/または1026’は、約200メガヘルツ(MHz)から大きなギガヘルツ(GHz)までの間の程度においてなど、比較的より高い周波数範囲において動作するように構成された比較的より小さい値の容量に概して対応することができる。
したがって、活性電極は、積み重ねられた電極の単一のセットの中に複数の容量性要素を呈するように構成され得る。例えば、一次容量性要素は比較的低い周波数で効果的にあり得るが、二次容量性要素(例えば、中心容量領域1022および/またはアーム隙間容量領域1024)は、比較的中間のおよび/または高い周波数において効果的であり得る。例えば、一次容量は、約10~100nF内など、1~500nF内であり得るが、二次容量は、10~100pF内など、1~500pF内であり得る。
図14A~図14Cを見ると、広帯域積層型セラミックコンデンサ1100の他の実施形態が開示されている。図14Aは、本開示の態様によるコンデンサ1100の例の活性電極層1102の一実施形態の上面図を示している。図14Bは、電極層1102と遮蔽電極層915とによって形成された複数の容量領域を示している。図14Cは、本開示の態様による図14Aのコンデンサ1100の一実施形態の単純化された側方からの立面図である。図14Dは、コンデンサ1140の他の実施形態の単純化された側方からの立面図である。図14Cを参照すると、コンデンサ1100は、Z方向1136に積み重ねられた複数の電極領域910を含み得る。複数の電極領域910は、誘電領域912と、活性電極領域914と、遮蔽電極領域916と、追加の誘電領域1115とを備え得る。活性電極領域914は、Z方向1136において誘電領域912と遮蔽電極領域916との間に位置付けられ得る。誘電領域912は、活性電極領域914から広帯域積層型セラミックコンデンサ1100の上面918へと延び得る。コンデンサ1100は、Z方向1136において上面918の反対に下面920を含み得る。
図14Aは、本開示の態様による活性電極領域914における1つまたは複数の電極のための活性電極パターンの一実施形態の上面図である。より明確には、活性電極領域914は、例えば図14Bを参照して以下に記載されているように、第1の電極層1102と第2の電極層1104とを交互の配置で含み得る。図14Aを参照すると、各々の電極層1102、1104は第1の活性電極1106と第2の活性電極1108とを備え得る。第1の活性電極1106は、横方向1134において第1の活性電極1106の長手方向の縁に沿って延びる基礎部分1114を有し得る。第1の活性電極1106は、長手方向1132において基礎部分1114から延びる電極アーム1110の対を有し得る。第2の活性電極1108は、横方向1134において第2の電極層1108の長手方向の縁に沿って延びる基礎部分1114を有し得る。第2の活性電極1108は、長手方向1132において基礎部分1114から延びる電極アーム1110の対を有し得る。
第1の活性電極1106の電極アーム1110は、第2の活性電極1108の電極アーム1110に対して、概して長手方向に並べられ得る。アーム隙間2026が、長手方向1132において、第1および第2の電極1106、1108の並べられた電極アーム1110の間に定められ得る。
図14Bを参照すると、いくつかの容量領域が第1の活性電極1106と第2の活性電極1108との間に形成され得る。例えば、ある実施形態では、中心容量領域1122が、第1の活性電極1106の中心部分1112と、第2の活性電極1108の基礎部分1114および/またはアーム1128との間に形成され得る。ある実施形態では、アーム隙間容量領域1124が、第1の活性電極1106の電極アーム1110と第2の活性電極1108との間のアーム隙間2138の中に形成され得る。
図14Cおよび図14Dを参照すると、複数の第1の電極層1102と複数の第2の電極層1104とが交互の鏡写しの構成で配置され得る。図示されているように、それぞれの電極層の中心部分1112は少なくとも部分的に重なる。図14Cは全部で4つの電極層を示しているが、任意の数の電極層が、所望の用途のために所望の容量を得るために用いられ得ることは、理解されるべきである。
複数の活性電極層1102、1104は活性電極領域914の中に配置され得る。各々の活性電極層1102、1104は、例えば図14A~図14Cを参照して以下に記載されているように、1つまたは複数の活性電極を備え得る。例えば、第1の活性電極層1102は第1の活性電極1106と第2の活性電極1108とを備え得る。第2の活性電極層1103が、第1の外部端子1118と接続された第3の活性電極1107と、第2の外部端子1120と接続された第4の活性電極1109とを備え得る。第3の活性電極1107は第4の活性電極1109と同一平面上にあり得る。第1の活性電極1106は、長手方向1132において第4の活性電極1109と重なることができる。第1の活性電極1106は、重なり距離1113に沿って、第4の活性電極と重なることができる。コンデンサ1100は、交互する第1の活性電極層1102と第2の活性電極層1103、1104とを含み得る。
コンデンサ1100は、遮蔽電極領域916において1つまたは複数の遮蔽電極層915を備え得る。遮蔽電極層915は、例えば図9Dを参照して先に記載されているように、様々な構成を有することができる。遮蔽電極領域916は、活性電極領域914とコンデンサ1100の下面920との間でコンデンサ1100の中に位置付けられ得る。遮蔽電極層915は、遮蔽電極922、924が活性電極1106、1108から区別されるように、遮蔽から活性への距離967で活性電極層1102、1104から概して離間される。例えば、活性電極層1102、1104は、「ドロップ」と称されることがある活性電極間隔距離1105で、Z方向1136において互いから均一に離間され得る。遮蔽から活性への距離967は活性電極間隔距離1105より大きくなり得る。例えば、遮蔽から活性への距離967は活性電極間隔距離1105より2倍以上大きくなり得る。例として、活性電極間隔距離1105が約0.5ミクロンから約5ミクロンまでの範囲であり得る。遮蔽から活性への距離967は、約5ミクロンより大きくでき、ある実施形態では約10ミクロンより大きくでき、ある実施形態では約20ミクロンより大きくでき、ある実施形態では約30ミクロンより大きくできる。
ある実施形態では、コンデンサ1100は、Z方向1136における活性電極領域914と遮蔽電極領域916との間の追加の誘電領域1115(例えば、第2の誘電領域)において、電極層1102、1104がなくてもよい。しかしながら、他の実施形態において、活性電極領域914と遮蔽電極領域916との間の領域1115は、例えば図11Aに示されているように、外部端子を形成することを支援することができる1つまたは複数のダミー電極タブを備え得る。
ある実施形態では、広帯域積層型セラミックコンデンサ1100は、Z方向1136において上面918と下面920との間にコンデンサ厚さ956を有し得る。誘電領域912は、Z方向1136において誘電性領域厚さ958を有し得る。ある実施形態では、誘電性領域厚さ958に対するコンデンサ厚さ956の比は約10未満であり得る。
活性電極領域914は、Z方向1136において活性電極領域厚さ959であり得る。活性電極領域914は、遮蔽電極922、924がなくてもよい、および/または、重なる電極だけを含んでもよい。活性電極領域厚さ959は最も低い活性電極層919と最も高い活性電極層965との間に定められ得る。活性電極領域厚さ959に対するコンデンサ厚さ956の比は約1.1から約20までの範囲であり得る。
遮蔽電極領域916は、Z方向1136において遮蔽電極領域厚さ961を有し得る。遮蔽電極領域厚さ961は、Z方向1136に関して、遮蔽電極領域916の最も低い遮蔽電極1137と遮蔽電極領域916の最も高い遮蔽電極1138との間に定められ得る。遮蔽電極領域厚さ961に対するコンデンサ厚さ956の比は約1.1から約20までの範囲であり得る。
ある実施形態では、遮蔽から下面への距離963が、遮蔽電極922、924とコンデンサ1100の下面920との間の距離として定められ得る。複数の遮蔽電極層915が含まれる場合、遮蔽から下面への距離963は、遮蔽電極層915のうちの最も低いものと下面920との間の距離として定められ得る。遮蔽から下面への距離963に対するコンデンサ厚さ956の比は、約2より大きくなり得る。
ある実施形態では、遮蔽電極922、924は、第1の遮蔽から活性への距離967で活性電極1106、1108から離間され得る。第1の遮蔽から活性への距離967は、Z方向1136において、最も低い活性電極919と、最も低い活性電極919に最も近い上遮蔽電極1138との間で定められ得る。遮蔽から下面への距離963に対する第1の遮蔽から活性への距離967の比は、約1から約20までの範囲であり得、ある実施形態では約2から約10までで、ある実施形態では約3から約5までの範囲であり得る。
概して、本明細書で検討されている実施形態に関して、外部端子1118、1120は、技術的に知られているような様々な異なる金属のいずれかから形成することができる。外部端子1118、1120は、技術的に知られているような様々な異なる金属のいずれかから形成することができる。外部端子1118、1120は、導電性金属などの金属から作ることができる。材料には、貴金属(例えば、銀、金、パラジウム、白金など)および卑金属(例えば、銅、錫、ニッケル、クロム、チタン、タングステンなど)などの他に、それらの様々な組み合わせがあり得る。1つの具体的な実施形態では、外部端子1118、1120は銅またはその合金を含み得る。
本発明のこれらおよび他の改良および変形が、本発明の精神および範囲から逸脱することなく、当業者によって実施され得る。また、様々な実施形態の態様が全部または一部で置き換えることができることは、理解されるべきである。さらに、当業者は、前述の記載が例だけを用いており、添付の特許請求の範囲においてさらに記載されている本発明を限定するようには意図されていないことを理解するであろう。
100 表面実装構成部品
102 モノリシック基板
104 入力端子
106 出力端子
108 DCバイアス端子
110 追加のDCバイアス端子
112 導電性トレース
114 モノリシック基板の表面
115 信号経路
116 抵抗器
118 第1の端
120 第2の端
122 第1の導電性薄膜コネクタ
123、125 縁
124 細い位置
126 Y方向
128 第1の導電性薄膜コネクタの厚さ
129 X方向
130 Z方向
131 第1の縁
132 第1の導電性薄膜コネクタの幅
133 第2の縁
134 第2の抵抗器
136 第1の端
138 第2の端
140 第2の導電性薄膜コネクタ
142 細い位置
144、146、148、150 半田ボール
180 表面実装構成部品
182 コンデンサ
190 表面実装構成部品
200 表面実装構成部品
201 側面
202 モノリシック基板
204 第1の外部端子、入力端子
206 第2の外部端子、出力端子
208 第3の外部端子
210 第4の外部端子
212 導電性トレース
215 信号経路
222 第1の導電性薄膜コネクタ
226 Y方向
240 第2の導電性薄膜コネクタ
250 コンデンサ
252 第1の場所
254 第2の場所
300 表面実装構成部品
304 入力端子
306 出力端子
312 導電性トレース
322、340 薄膜コネクタ
352 第1の場所
400 表面実装組立体
402 多層セラミックコンデンサ
404 モノリシック体
406 第1の外部端子
408 第2の外部端子
450 表面実装組立体
452 表面実装構成部品
454 隙間
500 表面実装構成部品
502 モノリシック基板
504 入力端子
506 出力端子
508 DCバイアス端子
510 追加のDCバイアス端子
514 モノリシック基板の表面
515 信号経路
516 第1の抵抗器
518 第1の端
520 第2の端
526 Y方向
529 X方向
530 Z方向
534 第2の抵抗器
536 第1の端
538 第2の端
700、750、800 挿入損失応答曲線
810 電極領域
812 誘電領域
814 活性電極領域
816 遮蔽電極領域
818 上面
819 最も低い電極層
820 下面
821 コンデンサの長さ
822 第1の遮蔽電極
823 中心縁隙間距離
824 第2の遮蔽電極
825 中心端隙間距離
826 遮蔽電極層
827 第1の幅
828 第1の長手方向の縁
829 第2の幅
830 第2の長手方向の縁
832 遮蔽電極ずれ距離
834 第1の遮蔽容量領域
836 第2の遮蔽容量領域
838 第1の長手方向の縁の幅
840 第1の遮蔽電極の幅
842 第1の遮蔽隙間距離
844 第2の遮蔽隙間距離
846 第3の遮蔽隙間距離
848 第3の長手方向の縁
850 長手方向の中心線
851 第3の遮蔽容量領域
852 第1のダミータブ電極
854 第2のダミータブ電極
856 コンデンサ厚さ
858 誘電性領域厚さ
859 活性電極領域厚さ
860 第1の長手方向の縁
861 遮蔽電極領域厚さ
862 第2の長手方向の縁
863 遮蔽から下面への距離
865 最も高い電極層
867 第1の遮蔽から活性への距離
910 電極領域
912 誘電領域
914 活性電極領域
915 遮蔽電極層
916 遮蔽電極領域
918 上面
919 最も低い活性電極層
920 下面
922、924 遮蔽電極
956 コンデンサ厚さ
958 誘電性領域厚さ
959 活性電極領域厚さ
961 遮蔽電極領域厚さ
963 遮蔽から下面への距離
965 最も高い活性電極層
967 第1の遮蔽から活性への距離
1000 高周波数コンデンサ、広帯域積層型セラミックコンデンサ
1001 実装表面
1002 第1の活性電極層
1004 第2の活性電極層
1006 第1の電極
1008 第2の電極、対向電極、第2の電極層
1010 電極アーム
1011 浮遊電極
1012 第1の電極の中心部分
1012’ 一次容量性要素
1014 基礎部分
1018 第1の外部端子
1019 第1の端
1020 第2の外部端子
1021 第2の端
1022 中心容量領域
1022’ 中心容量性要素
1024 アーム隙間容量領域
1024’ アーム隙間容量性要素
1025 主アーム隙間容量領域
1025’ 容量性要素
1026 段差隙間容量領域
1026’ 容量性要素
1028 主部分
1030 段差部分
1032 長手方向
1034 横方向
1036 Z方向
1060 高周波数コンデンサ、広帯域積層型コンデンサ
1062 電極領域
1064 第1の遮蔽電極領域、下遮蔽電極領域
1066 第2の遮蔽電極領域、上遮蔽電極領域
1067 長手方向中心線
1068 遮蔽から上面への距離
1069 第2の遮蔽から活性への距離
1100 高周波数コンデンサ、広帯域積層型セラミックコンデンサ
1102 第1の活性電極層
1103、1104 第2の活性電極層
1105 活性電極間隔距離
1106 第1の活性電極
1107 第3の活性電極
1108 第2の活性電極
1109 第4の活性電極
1110 電極アーム
1112 中心部分
1113 重なり距離
1114 基礎部分
1115 追加の誘電領域、第2の誘電領域
1118 第1の外部端子
1120 第2の外部端子
1122 中心容量領域
1124 アーム隙間容量領域
1128 アーム
1136 Z方向
1137 最も低い遮蔽電極
1138 最も高い遮蔽電極
1140 コンデンサ
2026 アーム隙間
2040 主アーム隙間
2042 段差アーム隙間
2138 アーム隙間

Claims (41)

  1. モノリシック基板と、
    前記モノリシック基板の上に各々が形成される入力端子、出力端子、およびDCバイアス端子と、
    前記入力端子と前記出力端子との間の信号経路に含まれる、前記モノリシック基板の表面の上に形成される導電性トレースと、
    前記DCバイアス端子と前記信号経路との間でDCバイアス経路に接続される薄膜抵抗器と
    を備え、
    前記DCバイアス経路は、前記DCバイアス端子と前記信号経路との間で前記DCバイアス経路に沿う1つまたは複数の場所において、前記モノリシック基板の前記表面に対して垂直である平面において断面積を有し、前記DCバイアス経路の前記断面積は約1,000平方ミクロン未満である、表面実装構成部品。
  2. 前記DCバイアス経路は前記DCバイアス端子と前記導電性トレースとの間で延びる、請求項1に記載の表面実装構成部品。
  3. 前記DCバイアス経路は、前記薄膜抵抗器と前記信号経路との間に接続される第1の導電性薄膜コネクタを備え、前記第1の導電性薄膜コネクタは、約1,000平方ミクロン未満である前記断面積を有する、請求項1に記載の表面実装構成部品。
  4. 前記第1の導電性薄膜コネクタは前記薄膜抵抗器と前記導電性トレースとの間に接続される、請求項3に記載の表面実装構成部品。
  5. 追加のDCバイアス端子をさらに備え、前記DCバイアス経路は、前記信号経路と前記追加のDCバイアス端子との間に接続される追加の薄膜抵抗器を備える、請求項1に記載の表面実装構成部品。
  6. 追加の前記DCバイアス経路が、前記薄膜抵抗器と前記信号経路との間に接続される第2の導電性薄膜コネクタを備え、前記第2の導電性薄膜コネクタは、前記モノリシック基板の前記表面に対して垂直である平面において追加の断面積を有し、前記追加の断面積は約1,000平方ミクロン未満である、請求項5に記載の表面実装構成部品。
  7. 前記第2の導電性薄膜コネクタは前記薄膜抵抗器と前記導電性トレースとの間に接続される、請求項6に記載の表面実装構成部品。
  8. 前記追加の断面積に対する前記断面積の比率は約0.9から約1.1までの範囲にある、請求項6に記載の表面実装構成部品。
  9. 前記DCバイアス経路は、前記薄膜抵抗器と前記信号経路との間に接続される第1の導電性薄膜コネクタを備え、
    前記導電性トレースはY方向に長くされ、
    前記第1の導電性薄膜コネクタは、前記導電性トレースに沿う第1の場所において前記導電性トレースと接続し、
    前記第2の導電性薄膜コネクタは、前記Y方向において前記第1の場所から10ミクロン未満である、前記導電性トレースに沿う第2の場所において、前記導電性トレースと接続する、
    請求項6に記載の表面実装構成部品。
  10. 前記第1の導電性薄膜コネクタは前記薄膜抵抗器と前記導電性トレースとの間に接続され、前記導電性トレースはY方向に長くされ、前記Y方向に延びる相対する真っ直ぐな縁を有し、前記第1の導電性薄膜コネクタは、1,000平方ミクロン未満である前記断面積を有し、前記第1の導電性薄膜コネクタは、前記導電性トレースの前記相対する真っ直ぐな縁の一方と接続する、請求項3に記載の表面実装構成部品。
  11. 前記導電性トレースは前記入力端子および前記出力端子の各々と直接的に電気的に接続される、請求項1に記載の表面実装構成部品。
  12. 前記入力端子と前記出力端子との間の前記信号経路において前記導電性トレースと接続されるコンデンサをさらに備える、請求項1に記載の表面実装構成部品。
  13. 前記DCバイアス経路は、前記コンデンサと前記入力端子との間である、前記導電性トレースに沿っての第1の場所において、前記薄膜抵抗器と前記導電性トレースとの間に接続される第1の導電性薄膜コネクタを備える、請求項12に記載の表面実装構成部品。
  14. 前記コンデンサは積層型セラミックコンデンサを備える、請求項12に記載の表面実装構成部品。
  15. 前記コンデンサは、約5GHzから約20GHzで約-0.5dBより大きい挿入損失を呈する、請求項14に記載の表面実装構成部品。
  16. 前記コンデンサは、
    前記コンデンサの第1の端に沿って配置される第1の外部端子であって、前記コンデンサの下面に沿って延びる下部分を含む第1の外部端子と、
    長手方向において前記第1の端と反対にある前記コンデンサの第2の端に沿って配置される第2の外部端子であって、前記第2の外部端子は、前記コンデンサの前記下面に沿って延びる下部分を含み、前記第1の外部端子の前記下部分と前記第2の外部端子の前記下部分とは、前記長手方向において下外部端子間隔距離で離間される、第2の外部端子と
    を備え、
    前記コンデンサは、前記第1の端と前記第2の端との間で、前記長手方向においてコンデンサ長さを有し、前記下外部端子間隔距離に対する前記コンデンサ長さの比が約4より大きい、請求項14に記載の表面実装構成部品。
  17. 前記第1の導電性薄膜コネクタは、第1の場所において収束する実質的に真っ直ぐな縁の対を有する、請求項3に記載の表面実装構成部品。
  18. 前記入力端子、前記出力端子、または前記DCバイアス端子のうちの少なくとも1つが、前記モノリシック基板の前記表面の上に形成され、前記表面実装構成部品の格子配列形式の実装のために、前記モノリシック基板の縁から離間される、請求項1に記載の表面実装構成部品。
  19. 前記入力端子、前記出力端子、または前記DCバイアス端子のうちの少なくとも1つが、前記モノリシック基板の前記表面に対して垂直である前記モノリシック基板の側面に沿って形成される、請求項1に記載の表面実装構成部品。
  20. 前記薄膜抵抗器は、クロムシリコンまたはシリコンクロムの少なくとも一方を含む、請求項1に記載の表面実装構成部品。
  21. 前記薄膜抵抗器は、約10ミクロン未満の厚さを有する抵抗材料の層を備える、請求項1に記載の表面実装構成部品。
  22. 前記断面積はXY平面において幅を有し、前記断面積の前記幅は約100ミクロン未満である、請求項1に記載の表面実装構成部品。
  23. モノリシック基板と、
    前記モノリシック基板の上に各々が形成される入力端子、出力端子、およびDCバイアス端子と、
    前記入力端子と前記出力端子との間の信号経路に含まれる前記モノリシック基板の表面の上に形成される導電性トレースと、
    前記DCバイアス端子と前記信号経路との間でDCバイアス経路に接続される薄膜抵抗器と
    を備え、
    前記DCバイアス経路は、前記DCバイアス端子と前記信号経路との間で前記DCバイアス経路に沿う1つまたは複数の場所において、前記モノリシック基板の前記表面と平行であるXY平面において幅を有し、前記幅は約100ミクロン未満である、表面実装構成部品。
  24. 前記DCバイアス経路は前記DCバイアス端子と前記導電性トレースとの間で延びる、請求項23に記載の表面実装構成部品。
  25. 前記DCバイアス経路は、前記薄膜抵抗器と前記信号経路との間に接続される第1の導電性薄膜コネクタを備え、前記第1の導電性薄膜コネクタは、約100ミクロン未満である前記幅を有する、請求項23に記載の表面実装構成部品。
  26. 前記第1の導電性薄膜コネクタは前記薄膜抵抗器と前記導電性トレースとの間に接続される、請求項25に記載の表面実装構成部品。
  27. 追加のDCバイアス端子をさらに備え、前記DCバイアス経路は、前記信号経路と前記追加のDCバイアス端子との間に接続される追加の薄膜抵抗器を備える、請求項23に記載の表面実装構成部品。
  28. 前記DCバイアス経路は、前記薄膜抵抗器と前記信号経路との間に接続される第1の導電性薄膜コネクタを備え、前記第1の導電性薄膜コネクタは、約100ミクロン未満である前記幅を有し、追加の前記DCバイアス経路が、前記薄膜抵抗器と前記信号経路との間に接続される第2の導電性薄膜コネクタを備え、前記第2の導電性薄膜コネクタは、前記モノリシック基板の前記表面に対して垂直な平面において追加の幅を有し、前記追加の幅は約100ミクロン未満である、請求項27に記載の表面実装構成部品。
  29. 前記第2の導電性薄膜コネクタは前記薄膜抵抗器と前記導電性トレースとの間に接続される、請求項28に記載の表面実装構成部品。
  30. 前記第2の導電性薄膜コネクタの前記追加の幅に対する前記第1の導電性薄膜コネクタの前記幅の比は約0.9から約1.1までの範囲にある、請求項28に記載の表面実装構成部品。
  31. 前記導電性トレースはY方向に長くされ、
    前記第1の導電性薄膜コネクタは、前記導電性トレースに沿う第1の場所において前記導電性トレースと接続し、
    前記第2の導電性薄膜コネクタは、前記Y方向において前記第1の場所から10ミクロン未満である、前記導電性トレースに沿う第2の場所において、前記導電性トレースと接続する、
    請求項28に記載の表面実装構成部品。
  32. 前記DCバイアス経路は、前記薄膜抵抗器と前記信号経路との間に接続される第1の導電性薄膜コネクタを備え、前記第1の導電性薄膜コネクタは前記薄膜抵抗器と前記導電性トレースとの間に接続され、前記導電性トレースはY方向に長くされ、前記Y方向に延びる相対する真っ直ぐな縁を有し、前記第1の導電性薄膜コネクタは、約100ミクロン未満である前記幅を有し、前記第1の導電性薄膜コネクタは、前記導電性トレースの前記相対する真っ直ぐな縁の一方と接続する、請求項23に記載の表面実装構成部品。
  33. 前記導電性トレースは前記入力端子および前記出力端子の各々と直接的に電気的に接続される、請求項23に記載の表面実装構成部品。
  34. 前記入力端子と前記出力端子との間の前記信号経路において前記導電性トレースと接続されるコンデンサをさらに備える、請求項23に記載の表面実装構成部品。
  35. 前記DCバイアス経路は、前記コンデンサと前記入力端子との間である、前記導電性トレースに沿っての第1の場所において、前記薄膜抵抗器と前記導電性トレースとの間に接続される第1の導電性薄膜コネクタを備える、請求項23に記載の表面実装構成部品。
  36. 前記第1の導電性薄膜コネクタは、前記第1の場所において収束する実質的に真っ直ぐな縁の対を有する、請求項35に記載の表面実装構成部品。
  37. 前記入力端子、前記出力端子、または前記DCバイアス端子のうちの少なくとも1つが、前記モノリシック基板の前記表面の上に形成され、前記表面実装構成部品の格子配列形式の実装のために、前記モノリシック基板の縁から離間される、請求項36に記載の表面実装構成部品。
  38. 前記入力端子、前記出力端子、または前記DCバイアス端子のうちの少なくとも1つが、前記モノリシック基板の前記表面に対して垂直である前記モノリシック基板の側面に沿って形成される、請求項23に記載の表面実装構成部品。
  39. 前記薄膜抵抗器は、クロムシリコンまたはシリコンクロムの少なくとも一方を含む、請求項23に記載の表面実装構成部品。
  40. 前記薄膜抵抗器は、約10ミクロン未満の厚さを有する抵抗材料の層を備える、請求項23に記載の表面実装構成部品。
  41. 表面実装構成部品を形成する方法であって、
    入力端子と出力端子との間の信号経路に含まれるモノリシック基板の表面の上に導電性トレースをパターン形成するステップと、
    DCバイアス端子と前記信号経路との間でDCバイアス経路に接続される薄膜抵抗器を堆積させるステップであって、前記DCバイアス経路は、前記DCバイアス端子と前記信号経路との間で前記DCバイアス経路に沿う1つまたは複数の場所において、前記モノリシック基板の前記表面に対して垂直である平面において断面積を有し、前記DCバイアス経路の前記断面積は約1,000平方ミクロン未満である、ステップと、
    前記入力端子、前記出力端子、および前記DCバイアス端子を前記モノリシック基板の上に形成するステップと
    を含む方法。
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