JP2024514861A - 通信方法及び装置並びに関連するデバイス - Google Patents

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Abstract

この出願の実施形態は、通信方法及び装置並びに関連するデバイスを提供する。当該方法は以下を含む。第1のデバイスは、第1のV2Xユニキャスト情報を第2のデバイスに送信し、第1のV2Xユニキャスト情報は第1の媒体アクセス制御MACアドレス及び第1の識別子を含み、第1のデバイスは、第2のデバイスから第2のV2Xユニキャスト情報を受信し、第2のV2Xユニキャスト情報は第2のMACアドレス及び第2の識別子を含み、第2のV2Xユニキャスト情報が指示情報を搬送し、第1のMACアドレスが第2のMACアドレスと同じであり、第1の識別子が第2の識別子と同じであるとき、第1のデバイスは、第1のMACアドレスを再選択し、指示情報は、第2のMACアドレスが競合アドレスであることを示す。この出願によれば、LTE-V2Xベースのユニキャストサービス伝送において、送信端の間のソースMACアドレス競合の問題が効果的に低減できる。

Description

[関連出願の相互参照]
この出願は、2021年4月12日に中国国家知識産権局に出願された「COMMUNICATION METHOD AND APPARATUS, AND RELATED DEVICE」という名称の中国出願第202110389463.1号の優先権を主張し、その全内容を参照により援用する。
[技術分野]
この出願は、通信技術の分野に関し、特に、通信方法及び装置並びに関連するデバイスに関する。
社会の継続的な発展に伴い、自動車の人気はますます高まっている。車両対全てのもの(vehicle to everything, V2X)通信は、道路状況情報を取得するために、或いは、サービス情報を適時に受信するために実行され得る。V2X通信において使用されるネットワークは、車両のインターネットと呼ばれる。V2Xは、車両対車両(vehicle to vehicle, V2V)通信、車両対インフラストラクチャ(vehicle to infrastructure, V2I)通信、車両対歩行者(vehicle to pedestrian, V2P)通信、車両対ネットワーク(vehicle to network, V2N)通信等を含み得る。
V2Xサービスの継続的な発展に伴い、V2Xは、もはやブロードキャストサービス情報のみをサポートすることに限定されず、ユニキャストサービス情報もサポートし得る。例えば、ユニキャストサービスは、近距離充電及び車両識別情報管理を含み得る。
セルラネットワークに基づく車両のインターネット通信、例えば、ロングタームエボリューション(long term evolution, LTE)技術又は第5世代移動通信技術(5th generation mobile network、5th generation wireless systems又は5th Generation, 略称5G又は5G技術)に基づくV2X直接通信は、現在、重要な通信手段である。LTE-V2X通信に基づく端末デバイスについて、送信端のネットワークレイヤは、媒体アクセス制御(media access control, MAC)レイヤのソースアドレス(ソースレイヤ2識別子とも呼ばれる)を選択する必要がある。データ送信中に、選択されたソースアドレスは、送信端のアイデンティティを示すために、MAC PDUの対応するアドレスビットに設定される。
現在、MACアドレスの長さは24ビット(bit)である。自律的なアドレス選択方式が使用されるので、実際には、全ての送信端は、使用のために同じアドレスフィールド内のソースアドレスをランダムに選択し、選択されたソースアドレスの間の競合をもたらす。ユニキャストサービスについて、2つの通信パーティは、互いにアドレス指定してデータ交換を実行するためにMACアドレスを使用する必要がある。他の端末が同じソースMACアドレスを選択すると、全体の交換プロセスが混乱し、サービスが正常に実行できない。したがって、LTE-V2Xベースのユニキャストサービス伝送では、送信端の間のソースMACアドレス競合をどのように効果的に低減するかが、解決されるべき緊急の問題である。
この出願の実施形態は、送信端の間のソースMACアドレス競合の問題がLTE-V2Xベースのユニキャストサービス伝送において効果的に低減できるような通信方法及び装置並びに関連するデバイスを提供する。
第1の態様によれば、この出願の実施形態は、通信方法を提供する。通信方法は以下を含む。第1のデバイスは、第1のV2Xユニキャスト情報を第2のデバイスに送信し、第1のV2Xユニキャスト情報は第1の媒体アクセス制御MACアドレス及び第1の識別子を含み、第1のデバイスは、第2のデバイスから第2のV2Xユニキャスト情報を受信し、第2のV2Xユニキャスト情報は第2のMACアドレス及び第2の識別子を含み、第2のV2Xユニキャスト情報が指示情報を搬送し、第1のMACアドレスが第2のMACアドレスと同じであり、第1の識別子が第2の識別子と同じであるとき、第1のデバイスは、第1のMACアドレスを再選択し、指示情報は、第2のMACアドレスが競合アドレスであることを示す。
この出願のこの実施形態では、サイドリンク通信において、送信端は、受信端とのユニキャストサービス伝送を実行するためにソースMACアドレスを独立して選択する必要がある。通信におけるソースアドレスは固定長(24bit)であるので、複数の送信端が一定範囲内のソースMACアドレスを選択するとき、複数の送信端が同じソースMACアドレスを選択する可能性がある。その結果、サービス通信が正常に実行できなくなる。この出願のこの実施形態では、第1のデバイス(送信端)により第2のデバイス(受信端)に送信される第1のV2Xユニキャスト情報は第1のMACアドレスを含むだけでなく、第1の識別子も含む。第1の識別子は、第1のデバイスの追加の識別子として理解され得る。第1のデバイスのみが第1のMACアドレスをランダムに選択するとき、第1のMACアドレスは第1のデバイスを表してもよい。第1のデバイス以外のデバイスが第1のMACアドレスをランダムに選択するとき、第1の識別子は第1のデバイスを識別してもよい。第1の識別子はまた、異なるデバイスが同じMACアドレスを選択するときに異なるデバイスの間を区別するために使用される識別子として理解され得る。任意選択で、第1の識別子は、代替として、第1のデバイスの第1のサービスを識別してもよい。第1のデバイス以外のデバイスも第2のデバイスのユニキャストサービスと通信するために第1のMACアドレスを選択したと第2のデバイスが決定したとき、第2のデバイスは、第2のV2Xユニキャスト情報を全ての送信端にブロードキャストしてもよい。第2のV2Xユニキャスト情報は第2のMACアドレス及び第2の識別子を搬送する。第2の識別子は、MACアドレス競合が解決される必要がある端末を示してもよい。第2のデバイスから第2のV2Xユニキャスト情報を受信した後に、第2のV2Xユニキャスト情報が指示情報を搬送するとき、第1のデバイスは、指示情報に基づいて、第2のV2Xユニキャスト情報内の第2のMACアドレスが競合MACアドレスであると決定し、第1のデバイスにより送信された第1のMACアドレス及び第1の識別子を第2のMACアドレス及び第2の識別子とそれぞれ比較してもよい。第1のMACアドレスが第2のMACアドレスと同じであり、第1の識別子が第2の識別子と同じである場合、第1のデバイスは、第1のデバイスが第1のMACアドレスを再選択する必要があると決定してもよい。第1のデバイスは、第1のMACアドレスを再選択し、それにより、第1のデバイスと他の送信端との間のソースMACアドレス競合の問題が低減できるようにする。
可能な実現方式では、第1の識別子は、第1のデバイスにより生成され、第1のV2Xユニキャスト情報に対応するユニキャストサービスの伝送プロセスにおいて変更されないままである。
この出願のこの実施形態では、第1の識別子は、第1のV2Xユニキャスト情報に対応するユニキャストサービスの伝送プロセスにおいて変更されないままであり、それにより、第1のV2Xユニキャスト情報に対応するユニキャストサービスを伝送する送信端が常に第1のデバイスであることが追加で識別できるようにする。このように、第2のV2Xユニキャスト情報を受信した後に、第1のデバイスは、第1の識別子を第2のV2Xユニキャスト情報内の第2の識別子と比較する。第1の識別子が第2の識別子と同じである場合、第1のデバイスは、第1のデバイスがMACアドレスを再選択する必要があるか否かを決定してもよい。
可能な実現方式では、第1のV2Xユニキャスト情報は第3の識別子を更に含み、第3の識別子は、第1のV2Xユニキャスト情報に対応するユニキャストサービスの伝送プロセスにおいて変化する。第2のV2Xユニキャスト情報は第4の識別子を更に含む。第2のV2Xユニキャスト情報が指示情報を搬送し、第1のMACアドレスが第2のMACアドレスと同じであり、第1の識別子が第2の識別子と同じであるとき、第1のMACアドレスを再選択することは、第2のV2Xユニキャスト情報が指示情報を搬送し、第1のMACアドレスが第2のMACアドレスと同じであり、第1の識別子が第2の識別子と同じであり、第3の識別子が第4の識別子と同じであるとき、第1のMACアドレスを再選択することを含む。
この出願のこの実施形態では、第1のデバイスにより第2のデバイスに送信される第1のV2Xユニキャスト情報は第1のMACアドレス及び第1の識別子を含んでもよく、第3の識別子を更に含んでもよい。第3の識別子は、第1のV2Xユニキャスト情報に対応するユニキャストサービスの伝送プロセスにおいて変化する。第2のデバイスにより送信される第2のV2Xユニキャスト情報は第2のMACアドレス及び第2の識別子を含み、第4の識別子を更に含んでもよい。追加の識別子(第3の識別子)が第1のV2Xユニキャスト情報に追加され、追加の識別子(第4の識別子)が第2のV2Xユニキャスト情報に追加され、それにより、第2のデバイスが、MACアドレスを再選択する必要がある送信端をより正確に決定できるようにし、それにより、送信端によるMACアドレス再選択により引き起こされるサービス伝送中断の影響を低減する。
可能な実現方式では、第3の識別子は、以下の方式、すなわち、第1のV2Xユニキャスト情報に対応するユニキャストサービスの伝送数、第1のV2Xユニキャスト情報に対応するユニキャストサービスの現在の段階、又はランダム値のうちいずれか1つで決定される。
この出願のこの実施形態では、第3の識別子は、第1のV2Xユニキャスト情報に対応するユニキャストサービスの伝送数に基づいて決定され、それにより、第2のV2Xユニキャスト情報内の第2の識別子を決定するとき、第2のデバイスは、好ましくは、より少ないユニキャストサービスの伝送数を有する送信端がMACアドレスを再選択することを可能にできるようにする。例えば、第1のデバイスは、第2のデバイスとのユニキャストサービス伝送を実行するために第1のMACアドレスをランダムに選択し、第1のMACアドレス、第1の識別子及び第3の識別子を含む第1のV2Xユニキャスト情報を第2のデバイスに送信する。第3のデバイスは、第2のデバイスとのユニキャストサービス伝送を実行するために第3のMACアドレスをランダムに選択し、第3のMACアドレス、第7の識別子及び第8の識別子を含む第3のV2Xユニキャスト情報を第2のデバイスに送信し、第1のMACアドレスは第3のMACアドレスと同じである。第3の識別子は3であり、第1のデバイスが第2のデバイスへの3回の伝送を開始したことを示し、第8の識別子は8であり、第3のデバイスが第2のデバイスへの8回の伝送を開始したことを示す。この場合、第2のデバイスは、第1のMACアドレス及び3を第2のV2Xユニキャスト情報(すなわち、第2のMACアドレス及び第4の識別子)に追加してもよい。第2のV2Xユニキャスト情報を受信した後に、第1のデバイスは、比較を通じて、第1のデバイスにより送信された第1のMACアドレスが第2のMACアドレスと同じであり、第1の識別子が第2の識別子と同じであり、第3の識別子が第4の識別子と同じであると決定する。この場合、MACアドレスが再選択される必要があると第1のデバイスが決定したとき、第3のデバイスはMACアドレスを再選択する必要はなく、第2のデバイスとのユニキャストサービス伝送を実行するために現在の第3のMACアドレスを使用し続けてもよく、それにより、第3のデバイスによるMACアドレス再選択により引き起こされるサービス伝送中断の影響を低減する。同様に、第3の識別子は、ユニキャスト情報に対応するユニキャストサービスの現在の段階に基づいて決定され、それにより、送信端によるMACアドレス再選択により引き起こされるサービス伝送中断の影響も低減できるようにする。第3の識別子は、ランダム値に基づいて決定され、それにより、第3の識別子のランダム性が確保でき、送信端によりMACアドレスを再選択する可能性が低減できるようにし、それにより、送信端によるMACアドレス再選択により引き起こされるサービス伝送中断の影響を低減する。
可能な実現方式では、第1のV2Xユニキャスト情報は第5の識別子を更に含み、第2のV2Xユニキャスト情報は第6の識別子を更に含み、第5の識別子は、第3の識別子を決定するための方式を示し、第6の識別子は、第4の識別子を決定するための方式を示す。
この出願のこの実施形態では、第3の識別子は複数の方式で決定されてもよいので、第1のデバイスは、第5の識別子を使用することにより、第1のV2Xユニキャスト情報内で、第3の識別子を決定するための方式を更に追加で示してもよく、それにより、第2のデバイスが第3の識別子を決定するための方式を認識するようにする。第2のデバイスは、第4の識別子を決定するための方式を示すために、第6の識別子を第2のV2Xユニキャスト情報に追加し、それにより、第1のデバイスが第4の識別子を決定するための方式を認識するようにする。
可能な実現方式では、第1の識別子及び第2の識別子は、専用狭域通信サービス広告(DSRC service advertisement, DSA)識別子であり、第3の識別子及び第4の識別子は、コンテンツカウントcontent countである。
可能な実現方式では、第2のV2Xユニキャスト情報は、DSAデータフレーム又は専用ショートメッセージプロトコル(dedicated short message protocol, DSMP)データフレームを使用することにより搬送される。
可能な実現方式では、当該方法は以下を更に含む。第1のデバイスは、第1のMACアドレスを再選択した後に第1の識別子を再生成する。
第2の態様によれば、この出願の実施形態は、通信方法を提供する。通信方法は以下を含む。第2のデバイスは、第1のデバイスから第1のV2Xユニキャスト情報を受信し、第1のV2Xユニキャスト情報は第1の媒体アクセス制御MACアドレス及び第1の識別子を含み、第1のMACアドレスが第3のデバイスのMACアドレスと競合するとき、第2のデバイスは、第2のV2Xユニキャスト情報を第1のデバイスに送信し、第2のV2Xユニキャスト情報は指示情報、第2のMACアドレス及び第2の識別子を含み、指示情報は、第2のMACアドレスが競合アドレスであることを示し、第2のMACアドレスは第1のMACアドレスと同じであり、第2の識別子は第1の識別子と同じである。
この出願のこの実施形態では、サイドリンク通信において、送信端は、受信端とのユニキャストサービス伝送を実行するためにソースMACアドレスを独立して選択する必要がある。通信におけるソースアドレスは固定長(24bit)であるので、複数の送信端が一定範囲内のソースMACアドレスを選択するとき、複数の送信端が同じソースMACアドレスを選択する可能性がある。その結果、サービス通信が正常に実行できなくなる。この出願のこの実施形態では、第1のデバイス(送信端)により第2のデバイス(受信端)に送信される第1のV2Xユニキャスト情報は第1のMACアドレスを含むだけでなく、第1の識別子も含む。第1のデバイス以外のデバイスも第2のデバイスのユニキャストサービスと通信するために第1のMACアドレスを選択したと第2のデバイスが決定したとき、第2のデバイスは、第2のV2Xユニキャスト情報を全ての送信端にブロードキャストしてもよい。第2のV2Xユニキャスト情報は第2のMACアドレス、第2の識別子及び指示情報を搬送する。第2のデバイスから第2のV2Xユニキャスト情報を受信した後に、第2のV2Xユニキャスト情報が指示情報を搬送するとき、第1のデバイスは、指示情報に基づいて、第2のV2Xユニキャスト情報内の第2のMACアドレスが競合MACアドレスであると決定し、第1のデバイスにより送信された第1のMACアドレス及び第1の識別子を第2のMACアドレス及び第2の識別子とそれぞれ比較してもよい。第1のMACアドレスが第2のMACアドレスと同じであり、第1の識別子が第2の識別子と同じである場合、第1のデバイスは、第1のデバイスが第1のMACアドレスを再選択する必要があると決定してもよい。第1のデバイスは、第1のMACアドレスを再選択し、それにより、第1のデバイスと他の送信端との間のソースMACアドレス競合の問題が低減できるようにする。
第2の態様は第2のデバイスにより実行され、第2の態様の具体的な内容は第1の態様の内容に対応することが理解されるべきである。第2の態様の対応する特徴及び第2の態様により達成される有益な効果については、第1の態様の説明を参照する。繰り返しを回避するために、詳細な説明はここでは適宜省略される。
可能な実現方式では、第1の識別子は、第1のデバイスにより生成され、第1のV2Xユニキャスト情報に対応するユニキャストサービスの伝送プロセスにおいて変更されないままである。
可能な実現方式では、当該方法は以下を更に含む。第2のデバイスは、第3のデバイスから第3のV2Xユニキャスト情報を受信し、第3のV2Xユニキャスト情報は第3のMACアドレス及び第7の識別子を含む。
第1のMACアドレスが第3のデバイスのMACアドレスと競合することは以下を含む。第1のMACアドレスは第3のMACアドレスと同じであり、第1の識別子は第7の識別子と異なる。
この出願のこの実施形態では、MACアドレス競合は、複数の送信端が第2のデバイスとのユニキャストサービス伝送を同時に実行するために同じMACアドレスをランダムに選択することを意味してもよい。このように、複数の送信端の情報伝送のエラーが容易に引き起こされる。したがって、送信端は、同じMACアドレスを使用することにより、第2のデバイスとのユニキャストサービス伝送を同時に実行できない。MACアドレス競合は、代替として、複数の送信端が同じMACアドレスを同時に使用できない他の場合でもよいことが理解され得る。これはこの出願では限定されない。
可能な実現方式では、第1のV2Xユニキャスト情報は第3の識別子を更に含み、第3の識別子は、第1のV2Xユニキャスト情報に対応するユニキャストサービスの伝送プロセスにおいて変化し、第2のV2Xユニキャスト情報は第4の識別子を更に含み、第4の識別子は第3の識別子と同じである。
可能な実現方式では、当該方法は以下を更に含む。第2のデバイスは、第3のデバイスから第3のV2Xユニキャスト情報を受信し、第3のV2Xユニキャスト情報は第3のMACアドレス、第7の識別子及び第8の識別子を含み、第2のデバイスは、第1のMACアドレスが第3のMACアドレスと同じであり、第1の識別子が第7の識別子と異なると決定する。
第2のデバイスが第2のV2Xユニキャスト情報を第1のデバイスに送信することは以下を含む。第3の識別子及び第8の識別子がユニキャスト情報に対応するユニキャストサービスの伝送数に基づいて決定されるとき、第2のデバイスは、第3の識別子に対応する値が第8の識別子に対応する値よりも小さいという事実に基づいて、第2のV2Xユニキャスト情報を第1のデバイスに送信するか、或いは、第3の識別子及び第8の識別子がユニキャスト情報に対応するユニキャストサービスの現在の段階に基づいて決定されるとき、第2のデバイスは、第3の識別子に対応する値が第8の識別子に対応する値よりも小さいという事実に基づいて、第2のV2Xユニキャスト情報を第1のデバイスに送信するか、或いは、第3の識別子及び第8の識別子がランダム値であるとき、第2のデバイスは、第2のV2Xユニキャスト情報を第1のデバイスにランダムに送信する。
この出願のこの実施形態では、第3の識別子は、第1のV2Xユニキャスト情報に対応するユニキャストサービスの伝送数に基づいて決定され、それにより、第2のV2Xユニキャスト情報内の第2の識別子を決定するとき、第2のデバイスは、好ましくは、より少ないユニキャストサービスの伝送数を有する送信端がMACアドレスを再選択することを可能にできるようにする。例えば、第1のデバイスは、第2のデバイスとのユニキャストサービス伝送を実行するために第1のMACアドレスをランダムに選択し、第1のMACアドレス、第1の識別子及び第3の識別子を含む第1のV2Xユニキャスト情報を第2のデバイスに送信する。第3のデバイスは、第2のデバイスとのユニキャストサービス伝送を実行するために第3のMACアドレスをランダムに選択し、第3のMACアドレス、第7の識別子及び第8の識別子を含む第3のV2Xユニキャスト情報を第2のデバイスに送信し、第1のMACアドレスは第3のMACアドレスと同じである。第3の識別子は3であり、第1のデバイスが第2のデバイスへの3回の伝送を開始したことを示し、第8の識別子は8であり、第3のデバイスが第2のデバイスへの8回の伝送を開始したことを示す。この場合、第2のデバイスは、第1のMACアドレス及び第3の識別子を第2のV2Xユニキャスト情報(すなわち、第2のMACアドレス及び第4の識別子)に追加してもよい。第2のV2Xユニキャスト情報を受信した後に、第1のデバイスは、比較を通じて、第1のデバイスにより送信された第1のMACアドレスが第2のMACアドレスと同じであり、第1の識別子が第2の識別子と同じであり、第3の識別子が第4の識別子と同じであると決定する。この場合、MACアドレスが再選択される必要があると第1のデバイスが決定したとき、第3のデバイスはMACアドレスを再選択する必要はなく、第2のデバイスとのユニキャストサービス伝送を実行するために現在の第3のMACアドレスを使用し続けてもよく、それにより、第3のデバイスによるMACアドレス再選択により引き起こされるサービス伝送中断の影響を低減する。同様に、第3の識別子は、ユニキャスト情報に対応するユニキャストサービスの現在の段階に基づいて決定され、それにより、送信端によるMACアドレス再選択により引き起こされるサービス伝送中断の影響も低減できるようにする。第3の識別子は、ランダム値に基づいて決定され、それにより、第3の識別子のランダム性が確保でき、送信端によりMACアドレスを再選択する可能性が低減できるようにし、それにより、送信端によるMACアドレス再選択により引き起こされるサービス伝送中断の影響を低減する。
可能な実現方式では、第1のV2Xユニキャスト情報は第5の識別子を更に含み、第2のV2Xユニキャスト情報は第6の識別子を更に含み、第5の識別子は、第3の識別子を決定するための方式を示し、第6の識別子は、第4の識別子を決定するための方式を示す。
可能な実現方式では、第1の識別子及び第2の識別子は、DSA識別子であり、第3の識別子及び第4の識別子は、コンテンツカウントcontent countである。
可能な実現方式では、第2のV2Xユニキャスト情報は、DSAデータフレーム又はDSMPデータフレームで搬送される。
第3の態様によれば、この出願の実施形態は、通信装置を提供する。通信装置は第1のデバイスにおいて使用される。通信装置は端末でもよく、或いは、端末内のモジュール(例えば、チップ)でもよい。通信装置は、
第1のV2Xユニキャスト情報を第2のデバイスに送信するように構成された第1の送信ユニットであり、第1のV2Xユニキャスト情報は第1の媒体アクセス制御MACアドレス及び第1の識別子を含む、第1の送信ユニットと、
第2のデバイスから第2のV2Xユニキャスト情報を受信するように構成された第1の受信ユニットであり、第2のV2Xユニキャスト情報は第2のMACアドレス及び第2の識別子を含む、第1の受信ユニットと、
第2のV2Xユニキャスト情報が指示情報を搬送し、第1のMACアドレスが第2のMACアドレスと同じであり、第1の識別子が第2の識別子と同じであるとき、第1のMACアドレスを再選択するように構成された再選択ユニットであり、指示情報は、第2のMACアドレスが競合アドレスであることを示す、再選択ユニットと
を含む。
可能な実現方式では、第1の識別子は、第1のデバイスにより生成され、第1のV2Xユニキャスト情報に対応するユニキャストサービスの伝送プロセスにおいて変更されないままである。
可能な実現方式では、第1のV2Xユニキャスト情報は第3の識別子を更に含み、第3の識別子は、第1のV2Xユニキャスト情報に対応するユニキャストサービスの伝送プロセスにおいて変化し、第2のV2Xユニキャスト情報は第4の識別子を更に含む。
第2のV2Xユニキャスト情報が指示情報を搬送し、第1のMACアドレスが第2のMACアドレスと同じであり、第1の識別子が第2の識別子と同じであるとき、再選択ユニットが第1のMACアドレスを再選択することは、
第2のV2Xユニキャスト情報が指示情報を搬送し、第1のMACアドレスが第2のMACアドレスと同じであり、第1の識別子が第2の識別子と同じであり、第3の識別子が第4の識別子と同じであるとき、第1のMACアドレスを再選択することを具体的に含む。
可能な実現方式では、第3の識別子は、以下の方式、すなわち、
第1のV2Xユニキャスト情報に対応するユニキャストサービスの伝送数、
第1のV2Xユニキャスト情報に対応するユニキャストサービスの現在の段階、又は
ランダム値
のうちいずれか1つで決定される。
可能な実現方式では、第1のV2Xユニキャスト情報は第5の識別子を更に含み、第2のV2Xユニキャスト情報は第6の識別子を更に含み、第5の識別子は、第3の識別子を決定するための方式を示し、第6の識別子は、第4の識別子を決定するための方式を示す。
可能な実現方式では、第1の識別子及び第2の識別子は、DSA識別子であり、第3の識別子及び第4の識別子は、コンテンツカウントcontent countである。
可能な実現方式では、第2のV2Xユニキャスト情報は、DSAデータフレーム又はDSMPデータフレームで搬送される。
可能な実現方式では、通信装置は、第1のMACアドレスが再選択された後に第1の識別子を再生成するように構成された生成ユニットを更に含む。
第4の態様によれば、この出願の実施形態は通信装置を提供する。通信装置は、第2のデバイスにおいて使用される。通信装置は、ネットワークデバイスでもよく、或いは、ネットワークデバイス内のモジュール(例えば、チップ)でもよい。通信装置は、
第1のデバイスから第1のV2Xユニキャスト情報を受信するように構成された第2の受信ユニットであり、第1のV2Xユニキャスト情報は第1の媒体アクセス制御MACアドレス及び第1の識別子を含む、第2の受信ユニットと、
第1のMACアドレスが第3のデバイスのMACアドレスと競合するとき、第2のデバイスが第2のV2Xユニキャスト情報を第1のデバイスに送信するように構成された第2の送信ユニットであり、第2のV2Xユニキャスト情報は指示情報、第2のMACアドレス及び第2の識別子を含み、指示情報は、第2のMACアドレスが競合アドレスであることを示し、第2のMACアドレスは第1のMACアドレスと同じであり、第2の識別子は第1の識別子と同じである、第2の送信ユニットと
を含む。
可能な実現方式では、第1の識別子は、第1のデバイスにより生成され、第1のV2Xユニキャスト情報に対応するユニキャストサービスの伝送プロセスにおいて変更されないままである。
可能な実現方式では、第2の受信ユニットは、第3のデバイスから第3のV2Xユニキャスト情報を受信するように更に構成され、第3のV2Xユニキャスト情報は第3のMACアドレス及び第7の識別子を含む。
第1のMACアドレスが第3のデバイスのMACアドレスと競合することは以下を含む。
第1のMACアドレスは第3のMACアドレスと同じであり、第1の識別子は第7の識別子と異なる。
可能な実現方式では、第1のV2Xユニキャスト情報は第3の識別子を更に含み、第3の識別子は、第1のV2Xユニキャスト情報に対応するユニキャストサービスの伝送プロセスにおいて変化し、第2のV2Xユニキャスト情報は第4の識別子を更に含み、第4の識別子は第3の識別子と同じである。
可能な実現方式では、第2の受信ユニットは、第3のデバイスから第3のV2Xユニキャスト情報を受信するように更に構成され、第3のV2Xユニキャスト情報は第3のMACアドレス、第7の識別子及び第8の識別子を含む。
当該装置は、
第1のMACアドレスが第3のMACアドレスと同じであり、第1の識別子が第7の識別子と異なると決定するように構成された決定ユニットを更に含む。
第2の送信ユニットが第2のV2Xユニキャスト情報を第1のデバイスに送信することは、
第3の識別子及び第8の識別子がユニキャスト情報に対応するユニキャストサービスの伝送数に基づいて決定されるとき、第2のデバイスが、第3の識別子に対応する値が第8の識別子に対応する値よりも小さいという事実に基づいて、第2のV2Xユニキャスト情報を第1のデバイスに送信するか、或いは、
第3の識別子及び第8の識別子がユニキャスト情報に対応するユニキャストサービスの現在の段階に基づいて決定されるとき、第2のデバイスが、第3の識別子に対応する値が第8の識別子に対応する値よりも小さいという事実に基づいて、第2のV2Xユニキャスト情報を第1のデバイスに送信するか、或いは、
第3の識別子及び第8の識別子がランダム値であるとき、第2のデバイスが、第2のV2Xユニキャスト情報を第1のデバイスにランダムに送信することを具体的に含む。
可能な実現方式では、第1のV2Xユニキャスト情報は第5の識別子を更に含み、第2のV2Xユニキャスト情報は第6の識別子を更に含み、第5の識別子は、第3の識別子を決定するための方式を示し、第6の識別子は、第4の識別子を決定するための方式を示す。
可能な実現方式では、第1の識別子及び第2の識別子は、DSA識別子であり、第3の識別子及び第4の識別子は、コンテンツカウントcontent countである。
可能な実現方式では、第2のV2Xユニキャスト情報は、DSAデータフレーム又はDSMPデータフレームで搬送される。
第5の態様によれば、この出願の実施形態は、通信装置を提供する。当該装置は、プロセッサを含んでもよく、プロセッサはメモリに結合される。メモリは、コンピュータ命令を記憶するように構成される。コンピュータ命令がプロセッサにより実行されたとき、第1の態様、第2の態様、又は第1の態様若しくは第2の態様のいずれかの可能な実現方式による方法が実現される。任意選択で、通信装置は、他のデバイス又は通信ネットワークと通信するように構成された通信インタフェースを更に含んでもよい。
第6の態様によれば、この出願の実施形態は、少なくとも1つのプロセッサ及び通信インタフェースを含むチップシステムを提供する。通信インタフェース及び少なくとも1つのプロセッサは、回線を通じて相互接続される。少なくとも1つのプロセッサは、コンピュータプログラム又は命令を実行して、第1の態様、第2の態様、又は第1の態様若しくは第2の態様のいずれかの可能な実現方式による方法を実行するように構成される。チップシステムは、チップを含んでもよく、或いは、チップ及び他のディスクリートコンポーネントを含んでもよい。
第7の態様によれば、この出願の実施形態は、第3の態様又は第4の態様による通信装置により使用されるコンピュータプログラムを記憶するように構成されたコンピュータ可読記憶媒体を提供する。コンピュータプログラムがコンピュータにより実行されたとき、第1の態様、第2の態様、又は第1の態様若しくは第2の態様のいずれかの可能な実現方式による方法が実現される。
第8の態様によれば、この出願の実施形態は、コンピュータプログラム製品を提供する。コンピュータプログラム製品はコンピュータ命令を含んでもよい。コンピュータ命令がプロセッサにより実行されたとき、第1の態様、第2の態様、又は第1の態様若しくは第2の態様のいずれかの可能な実現方式による方法が実現される。
第9の態様によれば、この出願の実施形態は、第1のデバイスを提供する。第1のデバイスは、第3の態様による通信装置及び対応する通信システムを搭載し、第1の態様又は第1の態様のいずれかの可能な実現方式による方法を実行するように構成されてもよく、それにより、関連する機能が実現されるようにする。
第10の態様によれば、この出願の実施形態は、第2のデバイスを提供する。第2のデバイスは、第4の態様による通信装置及び対応する通信システムを搭載し、第2の態様又は第2の態様のいずれかの可能な実現方式による方法を実行するように構成されてもよく、それにより、関連する機能が実現されるようにする。
この出願の実施形態における技術的解決策をより明確に説明するために、以下に、実施形態を説明するための添付の図面について簡単に説明する。
この出願の実施形態によるV2X通信シナリオの概略図である。 この出願の実施形態によるLTE-V2Xの展開シナリオの概略図である。 この出願の実施形態によるLTE-V2Xエンドツーエンドプロトコルスタックのアーキテクチャの概略図である。 この出願の実施形態による通信方法の概略フローチャートである。 この出願の実施形態による他の通信方法の概略フローチャートである。 この出願の実施形態によるデータフレーム構造の概略図である。 この出願の実施形態による他のデータフレーム構造の概略図である。 この出願の実施形態による通信装置の構造の概略図である。 この出願の実施形態による他の通信装置の構造の概略図である。 この出願の実施形態による更に他の通信装置の構造の概略図である。 この出願の実施形態による端末の構造の概略図である。
以下に、この出願の実施形態における添付図面を参照して、この出願の実施形態について説明する。
この出願の明細書、特許請求の範囲及び添付の図面において、「第1」、「第2」、「第3」、「第4」等の用語は、異なる対象の間を区別することを意図するものであり、特定の順序を示すものではない。さらに、「含む」、「有する」という用語、及びこれらのいずれかの他の変形は、非排他的な包含をカバーすることを意図するものである。例えば、一連のステップ又はユニットを含むプロセス、方法、システム、製品又はデバイスは、列挙されたステップ又はユニットに限定されず、任意選択で、列挙されていないステップ又はユニットを更に含むか、或いは、任意選択で、プロセス、方法、製品又はデバイスの他の固有のステップ又はユニットを更に含む。
この明細書で言及される「実施形態」は、実施形態を参照して記載される特定の特性、構造又は特徴が、この出願の少なくとも1つの実施形態に含まれてもよいことを意味する。明細書の様々な位置に示される語句は、必ずしも同じ実施形態を示さなくてもよく、他の実施形態から排他的な独立した或いは任意選択の実施形態ではない。明細書に記載された実施形態が他の実施形態と組み合わされてもよいことは、当業者により明示的に及び暗黙的に理解される。
この明細書で使用される「コンポーネント」、「モジュール」及び「システム」のような用語は、コンピュータ関連のエンティティ、ハードウェア、ファームウェア、ハードウェアとソフトウェアとの組み合わせ、ソフトウェア、又は実行されているソフトウェアを示すために使用される。例えば、コンポーネントは、プロセッサ上で実行するプロセス、プロセッサ、オブジェクト、実行可能ファイル、実行スレッド、プログラム及び/又はコンピュータでもよいが、これらに限定されない。図面を使用することにより示すように、コンピューティングデバイスと、コンピューティングデバイス上で実行するアプリケーションとの双方が、コンポーネントでもよい。1つ以上のコンポーネントがプロセス及び/又は実行スレッド内に存在してもよく、コンポーネントは1つのコンピュータに位置してもよく、及び/又は、2つ以上のコンピュータの間で分散されてもよい。さらに、これらのコンポーネントは、様々なデータ構造を記憶する様々なコンピュータ可読媒体から実行されてもよい。例えば、コンポーネントは、ローカル及び/又はリモートプロセスを使用することにより、例えば、1つ以上のデータパケット(例えば、ローカルシステム、分散システム内の他のコンポーネントと相互作用する2つのコンポーネントからのデータ、及び/又は信号を使用することにより他のシステムと相互作用するインターネットのようなネットワークを通じたデータ)を有する信号に基づいて通信してもよい。
当業者がより良く理解するのを助けるために、まず、この出願におけるいくつかの用語について説明する。
(1)オンボードユニット(on board unit, OBU)は、通常では車両に設置される。路側ユニット(road side unit, RSU)は、道路側に配置される。OBUはRSUと通信してもよい。例えば、OBUは、マイクロ波を通じてRSUと通信してもよい。車両がRSUを通過するとき、OBU及びRSUはマイクロ波を通じて互いに通信してもよい。自動料金収受(electronic toll collection, ETC)システムでは、OBUは、専用狭域通信(dedicated short range communications, DSRC)技術を使用することによりRSUとのマイクロ波通信リンクを確立して、車両の走行中に、車両を停止させることなく車両の車両識別又は電子料金引き落としのようなプロセスを実現する。
(2)路側ユニット(road side unit, RSU)は、道路側に設置され、狭域通信技術(例えば、セルラV2X技術)を使用することによりオンボードユニット(on board unit, OBU)と通信する装置である。
(3)車両対全てのもの、すなわち、車両対X(V2X)は、インテリジェント輸送システムの基幹技術であり、車両の間(V2V)、車両と路側ユニットとの間(V2I)、車両とネットワークとの間(V2N)、車両と歩行者との間(V2P)等の通信を可能にする。したがって、リアルタイム道路状況、道路情報及び歩行者情報のような一連の交通情報が取得される。V2Xシステムを用いて、自動運転システムは、より多くのリアルタイムデータを取得でき、これはリアルタイム交通情報分析及び最適経路選択に使用されてもよく、最も一般的なV2V及びV2Iが例として使用される。車両は、V2V通信を通じて、速度、走行方向、特定の位置、及び非常ブレーキが踏まれているか否かのような情報を周辺車両にブロードキャストし、周辺車両は情報を取得し、それにより、運転者が見通し距離を超えた交通状況をより良く認識して、危険を事前に予測し、適時に回避を実行できるようにする。V2I通信について、上記の安全情報の相互作用に加えて、路側インフラストラクチャは、車両のための様々なサービス情報、データネットワークアクセス等を更に提供してもよく、電子料金収受及び車両内エンターテイメントのような機能は、交通インテリジェンスを大幅に改善できる。
(4)PC5インタフェースは、第3世代パートナーシッププロジェクト(3rd generation partnership project 3GPP)リリース12(Rel-12)のD2Dプロジェクトにおいて導入された端末デバイスの間の直接通信インタフェースである。データ伝送は、直接リンクを通じてPC5の有効通信範囲内の隣接する端末の間で実行されてもよく、転送は、中央ノード(例えば、基地局)を使用することにより実行される必要はなく、情報伝送は、従来のセルラリンクを通じて実行される必要はない。したがって、通信は高速且つ便利である。V2Xデバイスの間のサイドリンク通信もPC5インタフェースを通じて実行される。
社会の継続的な発展に伴い、車両の人気が高まっている。人々に移動の利便性をもたらす一方で、車両はまた、人間社会にいくつかの悪影響を与える。車両数の急激な増加は、都市の交通渋滞、頻繁な道路事故及びより悪い環境品質のような一連の問題を引き起こす。統計によれば、2013年には、中国で200,000件近くの道路事故が発生し、その結果、58,000件の死亡と10.4億元の直接の経済的損失をもたらした。道路事故の主な理由は、車両の間のタイムリーで信頼できる情報相互作用の欠如である。図1は、この出願の実施形態によるV2X通信シナリオの概略図である。図1に示すように、車両のインターネットシステム(vehicle network)は、V2V、V2I、V2P、V2N等の間の通信を通じて、道路の安全性を改善し、交通走行効率を改善し、ユーザにリッチストリーミングメディアサービスを提供してもよい。インテリジェント輸送システム(intelligent transportation system, ITS)は、通信の低レイテンシ及び高信頼性について厳しい要件を有する。3GPPにより標準化されたLTE-V2X技術は、低レイテンシ、高速、広いカバレッジ及び高い信頼性のような利点を有し、良好な車両のインターネット技術である。
現在、LTE-V2X通信は、2つの通信方式、すなわち、サイドリンクベースのV2X通信と、セルラネットワーク(eNB)遷移に基づくV2X通信とをサポートする。サイドリンクベースのV2X通信は、サイドリンクを通じてデータを送信する端末とデータを受信する端末との間に直接通信が実現されることを意味する。端末が直接通信を実現するリンクは、サイドリンク(sidelink, SL)と呼ばれ、サイドリンクとも呼ばれる。さらに、サイドリンクベースのV2X通信は、2つの通信モード、すなわち、基地局スケジューリングモード(mode3)と、自律リソース選択モード(mode4)とに更に分類される。端末による自律的なリソース選択及びスケジューリングでは、基地局は、無線リソース制御(radio resource control, RRC)シグナリング(専用RRCシグナリング又はシステム情報ブロック(system information block, SIB)メッセージを含む)を使用することにより端末のためのリソースプールを構成する。端末は、サイドリンク通信を実行するために、リソースプールから自律的にリソースを取得する。端末によりリソースプールからリソースを自律的に取得するための方式は、ランダムリソース選択方式でもよい。
V2Xサービスの継続的な発展に伴い、V2Xは、もはやブロードキャストサービス情報のみをサポートすることに限定されず、ユニキャストサービス情報をサポートすることも模索している。典型的なサービス情報は、車両の間及び車両と道路との間のセンサデータのポイントツーポイント相互作用、車両と道路との間の近距離充電又は識別情報クエリ及び管理等を含む。
LTE-V2Xサイドリンクに基づいて通信を実行する端末デバイスについて、送信端のネットワークレイヤは、MACレイヤのソースアドレス(ソースレイヤ2識別子とも呼ばれる)を選択する必要がある。さらに、データが伝送されるとき、選択されたソースアドレスは、送信端のアイデンティティを示すためにMAC PDUの対応するアドレスビットに設定される。現在、MACアドレスの長さは24bitである。自律的なアドレス選択方式が使用されるので、全ての送信端は、実際には、使用のために同じアドレスフィールド内のソースアドレスをランダムに選択し、これは、異なる送信端により選択されたソースアドレスの間の競合を引き起こす可能性がある。ユニキャストサービスについて、2つの通信パーティは、互いにアドレス指定してデータ交換を実行するためにMACアドレスを使用する必要がある。他の端末が同じソースMACアドレスを選択すると、全体の交換プロセスが混乱し、サービスが正常に実行できない。
したがって、この出願の実施形態において解決されるべき技術的問題は、以下を含んでもよい。LTE-V2Xサイドリンクに基づいて通信を実行する端末デバイスのユニキャストサービス伝送について、ソースMACアドレス競合の効果的な検出及びソースMACアドレスの再選択が実現できる。これは、異なる端末が同じソースMACアドレスを選択するために相互作用プロセスが混乱するので、サービスが正常に実行できないという問題を低減できる。
上記の説明に基づいて、この出願の実施形態において提供される通信方法及び通信装置をより良く理解するために、以下に、まず、この出願の実施形態が適用されるシステムアーキテクチャについて説明する。
図2は、この出願の実施形態によるサイドリンクベースのV2X通信システムの概略図である。例えば、図2における端末は車両である。実際のアプリケーションでは、端末は、代替として、他のタイプの端末でもよい。図2に示すように、サイドリンクベースのV2X通信は、サイドリンクを通じてデータを送信する端末(車両1)とデータを受信する端末(車両2)との間に直接通信(V2V)が実現されることを意味する。通信は、インターネット、広域ネットワーク、メトロポリタンエリアネットワーク、ローカルエリアネットワーク、仮想プライベートネットワーク(virtual private network, VPN)、無線通信ネットワーク等を含むがこれらに限定されない、いずれかの有線又は無線ネットワークに基づいてもよい。
この出願の実施形態において提供される方法は、V2Xサービス伝送をサポートする通信システムに適用されてもよい。通信システムは、第3世代パートナーシッププロジェクト(3rd generation partnership project, 3GPP)通信システム、例えば、ロングタームエボリューション(long term evolution, LTE)システムでもよく、第5世代(5th generation, 5G)移動通信システム、新無線(new radio, NR)システム又は他の次世代通信システムでもよく、或いは、非3GPP通信システムでもよい。これは限定されない。
端末デバイスは、音声及び/又はデータ接続をユーザに提供するデバイスを含み、例えば、無線接続機能を有するハンドヘルドデバイス、又は無線モデムに接続された処理デバイスを含んでもよい。端末デバイスは、無線アクセスネットワーク(radio access network, RAN)を通じてコアネットワークと通信し、RANと音声及び/又はデータを交換してもよい。端末デバイスは、ユーザ機器(user equipment, UE)、無線端末デバイス、移動端末デバイス、デバイス対デバイス(device-to-device, D2D)通信端末デバイス、V2X端末デバイス、マシン対マシン/マシンタイプ通信(machine-to-machine/machine-type communication, M2M/MTC)端末デバイス、モノのインターネット(internet of things, IoT)端末デバイス、加入者ユニット(subscriber unit)、加入者局(subscriber station)、移動局(mobile station)、遠隔局(remote station)、アクセスポイント(access point, AP)、遠隔端末(remote terminal)、アクセス端末(access terminal)、ユーザ端末(user terminal)、ユーザエージェント(user agent)、ユーザデバイス(user device)等でもよい。例えば、端末デバイスは、移動電話(又は「セルラ」電話と呼ばれる)、端末デバイスを有するコンピュータ、又はポータブル、ポケットサイズ、ハンドヘルド若しくはコンピュータ内蔵の移動装置、例えば、デバイス、例えば、パーソナル通信サービス(personal communication service, PCS)電話、コードレス電話機、セッションイニシエーションプロトコル(session initiation protocol, SIP)電話、ワイヤレスローカルループ(wireless local loop, WLL)局又はパーソナルデジタルアシスタント(personal digital assistant, PDA)を含んでもよい。端末デバイスは、代替として、限られたデバイス、例えば、比較的低い電力消費を有するデバイス、限られた記憶能力を有するデバイス、又は限られたコンピューティング能力を有するデバイスを含んでもよい。例えば、端末デバイスは、情報検知デバイス、例えば、バーコード、無線周波数識別(radio frequency identification, RFID)、センサ、全地球測位システム(global positioning system, GPS)又はレーザスキャナを含んでもよい。
限定ではなく例として、この出願の実施形態では、端末デバイスは、代替として、ウェアラブルデバイスでもよい。ウェアラブルデバイスはまた、ウェアラブルインテリジェントデバイス、インテリジェントウェアラブルデバイス等とも呼ばれてもよく、ウェアラブル技術を使用することにより日常的な着用のためにインテリジェントに設計及び開発されたウェアラブルデバイス、例えば、眼鏡、手袋、腕時計、衣服及び靴の一般的な用語である。ウェアラブルデバイスは、ユーザの身体に直接装着されるか、或いは、ユーザの衣服又はアクセサリに組み込まれるポータブルデバイスである。ウェアラブルデバイスは、ハードウェアデバイスであるだけでなく、ソフトウェアサポート、データ交換及びクラウド相互作用を通じて強力な機能を実現する。広義には、ウェアラブルインテリジェントデバイスは、スマートフォンに依存せずに機能の全部又は一部を実現できるフル機能の大型デバイス、例えば、スマートウォッチ又はスマートグラスを含み、1つのタイプのアプリケーション機能のみに専用であり、スマートフォンのような他のデバイスと協働して動作する必要があるデバイス、例えば、身体兆候を監視するための様々なスマートバンド、スマートヘルメット又はスマートジュエリーを含む。
図2に示す通信システムにおいて、端末は、通信システム内の他の端末と1対1の通信を実行してもよく、これはユニキャスト通信であり、或いは、通信システム内の複数の他の端末とマルチキャスト通信を実行してもよい。例えば、端末1は、端末2とのユニキャスト通信を実行してもよく、或いは、端末2及び他の端末とマルチキャスト通信を実行してもよい。これは限定されない。この出願のこの実施形態では、この出願のこの実施形態において提供される通信方法は、例としてユニキャスト通信のみを使用することにより記載される。代替として、上記の様々な端末デバイスが車両に位置する(例えば、車両に配置されるか或いは車両に設置される)場合、端末デバイスは、車載端末デバイスと考えられてもよい。車載端末デバイスはまた、OBU(on-board unit, OBU)又はOBUに使用される通信装置と考えられてもよい。代替として、上記の様々な端末デバイスが道路側に位置し、例えば、道路側に配置されたインフラストラクチャである場合、端末デバイスは、路側ユニット(road side unit, RSU)又はRSUに使用される通信装置として実現されてもよい。RSUは、通常では、V2Xシステムの路側ユニットであり、交通信号コントローラ、アプリケーションサーバ、ネットワークデバイス等により送信されたリアルタイム交通情報を受信し、リアルタイム交通情報を関連する車両に動的に通知して、道路事故を回避又は低減し、交通効率を改善するように構成されてもよい。OBUは、V2Xシステムのオンボードユニットであり、PC5インタフェース又はRSU/OBUを通じて通信を実行して、V2Xシステムにおいて車両対車両(vehicle to vehicle, V2V)、車両対歩行者(vehicle to pedestrian, V2P)、車両対インフラストラクチャ(vehicle to infrastructure, V2I)及び車両対ネットワーク(vehicle to network, V2N)機能を実現してもよく、完全自動運転サービスを更にサポートできる。
この出願の実施形態では、端末デバイスの機能を実現するように構成された装置は、端末デバイスでもよく、或いは、機能を実現する際に端末デバイスをサポートできる装置、例えば、チップシステムでもよい。当該装置は、端末デバイスに設置されてもよい。この出願の実施形態では、チップシステムはチップを含んでもよく、或いは、チップ及び他のディスクリートコンポーネントを含んでもよい。この出願の実施形態において提供される技術的解決策では、この出願の実施形態において提供される技術的解決策は、端末の機能を実現するように構成された装置が端末デバイスである例を使用することにより記載される。
図2における通信システムアーキテクチャは、単にこの出願の実施形態における例示的な実現方式であることが理解され得る。この出願の実施形態における通信システムアーキテクチャは、上記の通信システムアーキテクチャを含むが、これに限定されない。
図3は、この出願の実施形態によるLTE-V2Xエンドツーエンドプロトコルスタックのアーキテクチャの概略図である。具体的には、端末の間の直接通信をサポートするために、直接通信における2つの端末は、図3に示すプロトコルレイヤを確立し、プロトコルレイヤを使用することによりV2Xサービスを伝送してもよい。図3に示すように、直接通信における2つの端末(例えば、端末1及び端末2)は、少なくともアクセス層(access stratum, AS)、ネットワークレイヤ、アプリケーションレイヤ(application layer)、管理レイヤ及びセキュリティレイヤを含む。
アクセス層は、通信ネットワークノードのアドレス指定、通信媒体アクセス制御及びデータ伝送通信物理接続確立、保守のような機能を提供するために使用されるレイヤである。アクセス層は、デバイスの間の通信のための通信インタフェースを提供してもよい。アクセス層は、LTE-V2X PC5インタフェース及び無線ネットワーク(wireless fidelity、Wi-Fi)インタフェースのような複数の異なるアクセス技術を含んでもよい。異なるアクセス技術は異なる通信インタフェースに対応してもよい。
アクセス層技術がLTE-V2Xであるとき、アクセス層プロトコルスタックは、上から下に、パケットデータコンバージェンスプロトコル(packet data convergence protocol, PDCP)レイヤ、無線リンク制御(radio link control, RLC)レイヤ、媒体アクセス制御(medium access control, MAC)レイヤ及び物理レイヤ(physical layer, PHY)を含む。PDCPレイヤは、(PDCPレイヤの上の)上位レイヤのデータを処理するために使用されてもよい。例えば、ユーザプレーンにおいて、上位レイヤからデータを受信した後に、PDCPレイヤは、データに対してヘッダ圧縮及び暗号化を実行し、次いで、データをRLCレイヤに提出(submit)してもよい。さらに、PDCPレイヤは、順次提出及び繰り返しパケット検出機能を上位レイヤに更に提供してもよい。例えば、制御プレーンにおいて、PDCPレイヤは、RRCシグナリング伝送サービスを上位レイヤに提供し、RRCシグナリングの暗号化及び一貫性保護を実現してもよい。MACレイヤは、論理チャネル(logical channel)上でデータ伝送サービスを提供する。論理チャネルは、通常では、2つのカテゴリ、すなわち、制御チャネルとトラフィックチャネルとに分類される。制御チャネルは、制御プレーン情報を伝送するように構成され、サービスチャネルは、ユーザプレーン情報を伝送するように構成される。さらに、MACレイヤは、論理チャネルをトランスポートチャネルにマッピングすることを更に担ってもよい。PHYレイヤはMACレイヤの下にある。PHYレイヤは、主に、トランスポートチャネルを物理チャネルにマッピングすることを担う。
ネットワークレイヤは、アクセス層の上に位置し、ネットワークトポロジ制御、データルーティング、デバイスデータ伝送及びアプリケーション通信サービスを実現するように構成される。ネットワークレイヤは、アダプテーションレイヤ、専用管理エンティティ及び専用ショートメッセージプロトコルを含んでもよい。例えば、ネットワークレイヤは、開放型システム間相互接続モデル(open systems interconnection model, OSI)のネットワークプロトコル及び/又はトランスポートプロトコルを含んでもよく、異なるアプリケーションとデータを交換し、接続指向サービス及び/又はデータ転送を提供することを担う。例えば、ネットワークレイヤは、DSMP、専用狭域通信管理エンティティ(DSRC management entity, DME)、アダプテーションレイヤ(adaptation layer)、地理的位置ベースのネットワークプロトコル(GeoNetworking)、車両環境のインターネットにおける無線アクセスショートメッセージプロトコル(WAVE short message protocol, WSMP; wireless access in vehicular environments, WAVE)、高速ネットワーク及びトランスポートレイヤプロトコル(fast network and transport layer protocol, FNTP)及び/又はIPネットワークプロトコルのような非IP(non-IP)ネットワークプロトコルのうち少なくとも1つを含んでもよい。DMEは、DSMPプロトコルを含む全てのデータサブレイヤエンティティに管理インタフェースを提供する。さらに、ネットワークレイヤは、トランスポートプロトコル、例えば、ユーザデータグラムプロトコル(user datagram protocol, UDP)/伝送制御プロトコル(transmission control protocol, TCP)を更に含んでもよい。ネットワークレイヤは、アプリケーションレイヤが関心を持っているデータパケットをアプリケーションレイヤに伝送し、アプリケーションレイヤからデータパケットを受信する。
ネットワークレイヤには異なるネットワーク及び/又はトランスポートプロトコルが存在してもよく、アクセス層には複数の異なるアクセス技術が存在してもよい。したがって、アダプテーションレイヤは、異なるアクセス技術と異なるネットワーク及び/又はトランスポートプロトコルとの間のトランスポートアダプテーション機能を提供するように構成される。例えば、アダプテーションレイヤは、(アダプテーションレイヤの上の)上位レイヤにより転送されたデータパケットを受信し、データパケットにより使用される(アダプテーションレイヤの下の)下位レイヤのアクセス技術(例えば、LTE-V2X PC5又はWi-Fi)を区別し、伝送のために対応するアクセス技術に適合する(アダプテーションレイヤの下の)下位レイヤにデータパケットを提出するか、或いは、(アダプテーションレイヤの下の)下位レイヤからデータパケットを受信し、データパケットが属する(アダプテーションレイヤの上の)上位レイヤプロトコルのタイプを区別し、処理のために対応する上位レイヤプロトコルにデータパケットを提出する。他の例では、異なるネットワーク及び/又はトランスポートプロトコルについて、異なるアクセス層技術は、異なるアドレス情報を使用してもよい。アダプテーションレイヤは、データパケットに対応する宛先アドレス情報に基づいてアクセス層アドレスを生成し、アクセス層アドレスをアクセス層に提出する。
アダプテーションレイヤは論理レイヤであり、アダプテーションレイヤの機能は独立したレイヤとして存在してもよく、また、「汎用ネットワークレイヤ」又は「汎用アクセス層」に(例えば、サブレイヤとして)含まれることが理解され得る。アダプテーションレイヤの機能が「汎用ネットワークレイヤ」に含まれるとき、「汎用ネットワークレイヤ」は、この出願におけるネットワークレイヤ及びアダプテーションレイヤの機能を少なくとも含む。同様に、アダプテーションレイヤの機能が「汎用アクセス層」に含まれるとき、「汎用アクセス層」は、この出願におけるアクセス層及びアダプテーションレイヤの機能を少なくとも含む。図2に示すように、アダプテーションレイヤは、「汎用ネットワークレイヤ」のサブレイヤである。
アプリケーションレイヤは、ネットワークレイヤの上に位置し、様々なアプリケーション及びサービス手段をユーザに提供するように構成されたレイヤである。
管理レイヤ及びセキュリティレイヤについて、セキュリティレイヤは、セキュリティ機構を提供又は定義するように構成され、例えば、以下のセキュリティ処理サービス、すなわち、署名、署名検証、暗号化、解読、完全性保護等のうち少なくとも1つを含むメッセージレイヤデータのためのセキュリティ機構を定義してもよい。管理レイヤは、主に、システム構成及び保守を実現する。
上記のシステムアーキテクチャを参照して、以下に、この出願の実施形態による通信方法について説明する。図4は、この出願の実施形態による通信方法の概略フローチャートである。当該方法は、ステップS401~ステップS404を含んでもよい。任意選択で、当該方法はステップS404を含んでもよい。第1のデバイス及び第2のデバイスは、上記の端末である。
ステップS401:第1のデバイスは、第1のMACアドレス及び第1の識別子を含む第1のV2Xユニキャスト情報を第2のデバイスに送信する。
対応して、第2のデバイスは、第1のデバイスから、第1のMACアドレス及び第1の識別子を含む第1のV2Xユニキャスト情報を受信する。
第1のデバイスが第2のデバイスとのユニキャストサービス伝送を実行する必要がある前に、第1のデバイスは、まず、第1のMACアドレス及び第1の識別子を決定し、次いで、第1のV2Xユニキャスト情報を第2のデバイスに送信してもよい。第1のV2Xユニキャスト情報は第1のMACアドレス及び第1の識別子を含む。第1のMACアドレスは、第1のデバイスによりランダムに選択されたMACアドレスである。
具体的には、図3に示すプロトコルスタックアーキテクチャを参照して、第1のデバイスのネットワークレイヤの機能エンティティは、第1のMACアドレスをランダムに選択してもよい。例えば、ネットワークレイヤにおけるアダプテーションレイヤが第1のMACアドレスをランダムに選択してもよく、或いは、ネットワークレイヤにおける専用管理エンティティDMEが第1のMACアドレスをランダムに選択してもよい。
さらに、第1のMACアドレスは、DSAデータフレーム又はDSMPデータフレームに直接カプセル化されてもよく、或いは、第2のデバイスにより送信されたMAC PDU内の宛先アドレスにカプセル化されてもよい。
この出願の実施形態におけるMACアドレスは、ソースMACアドレスでもよい。これは、ここでは一様に記載され、詳細はその後に説明しない。
第1の識別子は、第1のデバイスの追加の識別子として理解され得る。第1のデバイスのみが第1のMACアドレスをランダムに選択するとき、第1のMACアドレスは第1のデバイスを表してもよい。第1のデバイス以外のデバイスが第1のMACアドレスをランダムに選択するとき、第1の識別子は第1のデバイスを識別してもよい。第1の識別子はまた、異なるデバイスが同じMACアドレスを選択するときに異なるデバイスの間を区別するために使用される識別子として理解され得る。任意選択で、第1の識別子は、代替として、第1のデバイスの第1のサービスを識別してもよい。
任意選択で、第1の識別子は、第1のV2Xユニキャスト情報に対応するユニキャストサービスの伝送プロセスにおいて変更されないままである。第1の識別子は、第1のデバイスが第2のデバイスとのユニキャストサービス伝送を初めて実行するときに生成されてもよく、或いは、第1のデバイスが第1のMACアドレスを再選択するときに生成されてもよい。実施形態では、第1の識別子は、DSA識別子(DSA identifier)でもよく、専用管理エンティティにより生成されたDSAデータフレームに位置する。
ステップS402:第1のMACアドレスが第3のデバイスのMACアドレスと競合するとき、第2のデバイスは、第2のMACアドレス及び第2の識別子を含む第2のV2Xユニキャスト情報を第1のデバイスに送信する。
対応して、第1のデバイスは、第2のデバイスから、第2のMACアドレス及び第2の識別子を含む第2のV2Xユニキャスト情報を受信する。
第1のデバイスから、第1のMACアドレス及び第1の識別子を含む第1のV2Xユニキャスト情報を受信した後に、第2のデバイスは、第1のMACアドレスに対して競合検出を実行してもよい。すなわち、第1のMACアドレスが第3のデバイスのMACアドレスと競合するか否かは、全ての記憶された受信MACアドレスに基づいて決定されてもよい。
第3のデバイスは、第2のデバイスとのユニキャスト通信を確立するデバイスである。第2のデバイスとのユニキャスト通信を確立するとき、第3のデバイスは、第3のV2Xユニキャスト情報を第2のデバイスに送信する。第3のV2Xユニキャスト情報は第3のMACアドレス及び第7の識別子を含む。第3のMACアドレスは、第3のデバイスによりランダムに選択されたMACアドレスである。第7の識別子は、第3のデバイスの追加の識別子として理解され得る。第3のデバイスのみが第3のMACアドレスをランダムに選択するとき、第3のMACアドレスは第3のデバイスを表してもよい。第3のデバイス以外のデバイスが第3のMACアドレスをランダムに選択するとき、第7の識別子は第3のデバイスを識別してもよい。第7の識別子はまた、異なるデバイスが同じMACアドレスを選択するときに異なるデバイスの間を区別するために使用される識別子として理解され得る。任意選択で、第7の識別子は、代替として、第3のデバイスのサービスを識別してもよい。
任意選択で、第7の識別子は、第3のV2Xユニキャスト情報に対応するユニキャストサービスの伝送プロセスにおいて変更されないままである。第7の識別子は、第3のデバイスが第2のデバイスとのユニキャストサービス伝送を初めて実行するときに生成されてもよく、或いは、第3のデバイスが第3のMACアドレスを再選択するときに生成されてもよい。実施形態では、第7の識別子は、DSA識別子(DSA identifier)でもよく、専用管理エンティティにより生成されたDSAデータフレームに位置する。
第1のMACアドレスが第3のデバイスのMACアドレスと競合することは、第1のMACアドレスが第3のMACアドレスと同じであり、第1の識別子が第7の識別子と異なることとして理解され得る。例えば、第1のデバイスによりランダムに選択された第1のMACアドレスが1であり、第3のデバイスによりランダムに選択された第3のMACアドレスも1である場合、第1のデバイス及び第3のデバイスからユニキャスト情報を受信した後に、第2のデバイスは、第1のデバイス及び第3のデバイスのそれぞれのユニキャスト情報内のMACアドレス情報に基づいて、第1のMACアドレスが第3のMACアドレスと競合すると決定してもよい。
第1のMACアドレスが第3のMACアドレスと競合すると第2のデバイスが決定したとき、第2のデバイスは、第2のデバイスとのユニキャスト通信を確立し且つ第1のデバイス及び第3のデバイスを含む全てのデバイスに第2のV2Xユニキャスト情報をブロードキャストしてもよい。第2のV2Xユニキャスト情報は第2のMACアドレス及び第2の識別子を含み、指示情報を更に含んでもよい。指示情報は、第2のMACアドレスが競合アドレスであることを示す。第2の識別子は、MACアドレス競合が解決される必要がある端末を示してもよい。具体的には、第2のデバイスのネットワークレイヤは、第1のMACアドレスが第3のMACアドレスと競合するか否かを決定してもよい。第2のV2Xユニキャスト情報は、DSAデータフレーム又はDSMPデータフレームで搬送されてもよい。指示情報は、データフレーム内のAID識別子でもよい。AID識別子は、第2のMACアドレスが競合アドレスであり、第2の識別子が第2のデバイスにより送信されたDSAデータフレーム又はDSMPデータフレームに書き込まれたデータ内の競合識別子であることを示す。第2のMACアドレスは第1のMACアドレス又は第3のMACアドレスでもよく、第2の識別子は第1の識別子又は第7の識別子でもよい。
この出願の実施形態に記載されるMACアドレス競合は、MACアドレスが同じである場合でもよいことが理解され得る。例えば、第3のMACアドレスが第1のMACアドレスと同じである場合、第3のMACアドレスが第1のMACアドレスと競合すると決定される。MACアドレス競合は、代替として、第1のMACアドレスが使用できない(第1のデバイスが第1のMACアドレスを再選択する必要がある)他の場合でもよい。これはこの出願では限定されない。
ステップS403:第2のV2Xユニキャスト情報が、第2のMACアドレスが競合アドレスであることを示す指示情報を搬送し、第1のMACアドレスが第2のMACアドレスと同じであり、第1の識別子が第2の識別子と同じであるとき、第1のデバイスは第1のMACアドレスを再選択する。
第1のMACアドレス及び第1の識別子を搬送する第1のV2Xユニキャスト情報を第2のデバイスに送信した後に、第1のデバイスは、第1のMACアドレス及び第1の識別子を記憶する。
第1のデバイスが、第2のデバイスから、第2のMACアドレス及び第2の識別子を含む第2のV2Xユニキャスト情報を受信した後に、第2のV2Xユニキャスト情報が指示情報を搬送する場合、第1のデバイスは、指示情報に基づいて、受信した第2のMACアドレスが競合アドレスであると決定し、第2の識別子に基づいて、MACアドレス競合が解決される必要がある端末を決定してもよい。第1のデバイスは、第1のデバイスにより記憶され且つ第2のデバイスに送信された第1のMACアドレス及び第1の識別子を、第2のMACアドレス及び第2の識別子と比較する。第1のMACアドレスが第2のMACアドレスと同じであり、第1の識別子が第2の識別子と同じである場合、第1のデバイスは、MACアドレス競合が解決される必要がある端末が第1のデバイスであると決定し、第1のMACアドレスを再選択してもよい。
ステップS404:第1のデバイスは、第1の識別子を再生成する。
第1のMACアドレスを再選択した後に、第1のデバイスは、第1の識別子を更に再生成してもよい。
上記のシステムアーキテクチャを参照して、以下に、この出願の実施形態による他の通信方法について説明する。図5は、この出願の実施形態による他の通信方法の概略フローチャートである。当該方法は、ステップS501~ステップS505を含んでもよい。任意選択で、当該方法はステップS505を含んでもよい。第1のデバイス及び第2のデバイスは、上記の端末である。
ステップS501:第1のデバイスは、第1のMACアドレス、第1の識別子及び第3の識別子を含む第1のV2Xユニキャスト情報を第2のデバイスに送信する。
対応して、第2のデバイスは、第1のデバイスから、第1のMACアドレス、第1の識別子及び第3の識別子を含む第1のV2Xユニキャスト情報を受信する。
第1のデバイスが第2のデバイスとのユニキャストサービス伝送を実行する必要がある前に、第1のデバイスは、まず、第1のMACアドレス、第1の識別子及び第3の識別子を決定し、次いで、第1のV2Xユニキャスト情報を第2のデバイスに送信してもよい。第1のV2Xユニキャスト情報は第1のMACアドレス、第1の識別子及び第3の識別子を含む。第1のMACアドレスは、第1のデバイスによりランダムに選択されたMACアドレスである。
具体的には、図3に示すプロトコルスタックアーキテクチャを参照して、第1のデバイスのネットワークレイヤの機能エンティティは、第1のMACアドレスをランダムに選択してもよい。例えば、ネットワークレイヤにおけるアダプテーションレイヤが第1のMACアドレスをランダムに選択してもよく、或いは、ネットワークレイヤにおける専用管理エンティティDMEが第1のMACアドレスをランダムに選択してもよい。
さらに、第1のMACアドレスは、DSAデータフレーム又はDSMPデータフレームに直接カプセル化されてもよく、或いは、第2のデバイスにより送信されたMAC PDU内の宛先アドレスにカプセル化されてもよい。
第1の識別子は、第1のデバイスの追加の識別子として理解され得る。第1のデバイスのみが第1のMACアドレスをランダムに選択するとき、第1のMACアドレスは第1のデバイスを表してもよい。第1のデバイス以外のデバイスが第1のMACアドレスをランダムに選択するとき、第1の識別子は第1のデバイスを識別してもよい。第1の識別子はまた、異なるデバイスが同じMACアドレスを選択するときに異なるデバイスの間を区別するために使用される識別子として理解され得る。任意選択で、第1の識別子は、代替として、第1のデバイスの第1のサービスを識別してもよい。
任意選択で、第1の識別子は、第1のV2Xユニキャスト情報に対応するユニキャストサービスの伝送プロセスにおいて変更されないままである。第1の識別子は、第1のデバイスが第2のデバイスとのユニキャストサービス伝送を初めて実行するときに生成されてもよく、或いは、第1のデバイスが第1のMACアドレスを再選択するときに生成されてもよい。実施形態では、第1の識別子は、DSA識別子(DSA identifier)でもよく、専用管理エンティティにより生成されたDSAデータフレームに位置する。
第3の識別子は、第1のV2Xユニキャスト情報に対応するユニキャストサービスの伝送プロセスにおいて変化する。第3の識別子は、第1のV2Xユニキャスト情報に対応する現在のユニキャストサービス相互作用の全体のプロセスにおける異なる相互作用ステップにおいて異なる値を使用することが理解され得る。実施形態では、第3の識別子は、DSAデータフレーム内のコンテンツカウント(content count)フィールドでもよい。
実施形態では、第1のV2Xユニキャスト情報は、第1の識別子及び第3の識別子を含む。第1の識別子がDSA識別子(DSA identifier)であり、第3の識別子がコンテンツカウント(content count)フィールドである場合、第1のV2Xユニキャスト情報のフレーム構造については、図6を参照する。図6は、この出願の実施形態によるデータフレーム構造の概略図である。図6に示すように、第1のV2Xユニキャスト情報は、MACデータフレームを含んでもよく、MACデータフレームは、バージョン(version)フィールド、アドレス(source)フィールド、宛先アドレス(destination)フィールド、MACサブヘッダ(MAC sub-headers)フィールド及びペイロード(Payload)フィールドを含んでもよい。ペイロード(Payload)フィールドはDSMPデータフレームを含み、DSMPデータフレームは、DSMPヘッダ(DSMP Header)フィールド及びペイロード(Payload)フィールドを含んでもよい。ペイロード(Payload)フィールドはDSAデータフレームを含み、DSAデータフレームは、DSAバージョン(DSA Version)フィールド、DSAヘッダ拡張インジケータ(DSA Header Extension Indicator)フィールド、予約済み(Reserved)フィールド、DSA識別子(DSA identifier)フィールド、コンテンツカウント(content count)フィールド、ヘッダ拡張(Header Extension)フィールド、AIDフィールド、長さ(Length)フィールド及びデータ(Data)フィールドを含んでもよい。
第3の識別子は、以下の方式のうちいずれか1つで決定されてもよい。
方式1:第1のV2Xユニキャスト情報に対応するユニキャストサービスの伝送数。例えば、第3の識別子は、このユニキャストサービス相互作用において第1のデバイスにより第2のデバイスに対して開始された伝送数に設定される。任意選択で、伝送数が最大値に達すると、伝送数は再びカウントされ始める。
方式2:第1のV2Xユニキャスト情報に対応するユニキャストサービスの現在の段階。例えば、第3の識別子は、現在のユニキャストサービス相互作用の現在の段階に設定される。例えば、0はユニキャストサービスのリンク通信確立段階を表し、1はセキュリティ情報チャネル確立段階を表す。第1のデバイスがセキュリティ情報チャネル確立段階において他の送信端のソースMACアドレスと競合し、第1のデバイスがMACアドレスを再選択する必要がある場合、MACアドレスを再選択した後に、第1のデバイスは、セキュリティ情報チャネル確立段階から第2のデバイスへのサービス伝送を実行し続けてもよく、サービス伝送を再び開始する必要はない。このように、伝送リソースの浪費が低減でき、伝送期間が節約できる。
方式3:ランダム値。例えば、第3の識別子は、ランダム値に設定される。
上記に示す方式は、単にいくつかの例であり、第3の識別子は、代替として、他の決定方式で決定されてもよいことが理解され得る。これはこの出願では限定されない。
任意選択で、第1のV2Xユニキャスト情報は第5の識別子を更に含んでもよく、第5の識別子は、第3の識別子を決定するための方式を識別する。第1のデバイスは、第3の識別子を決定するための選択された方式に基づいて第5の識別子を設定してもよい。例えば、第5の識別子は3bit長でもよく、000は、第3の識別子がこのユニキャストサービス相互作用において第1のデバイスにより第2のデバイスに対して開始された伝送数に基づいて決定されることを表し、001は、第3の識別子がこのユニキャストサービス相互作用の現在の段階に基づいて決定されることを表し、010は、第3の識別子がランダム値に基づいて決定されることを表す。
実施形態では、第5の識別子は、DSAデータフレームに位置してもよい。第1のV2Xユニキャスト情報が第1の識別子、第3の識別子及び第5の識別子を含むとき、第1の識別子がDSA識別子(DSA identifier)であり、第3の識別子がコンテンツカウント(content count)フィールドであり、第5の識別子がDSAデータフレームに位置する場合、第1のV2Xユニキャスト情報のフレーム構造については、図7を参照する。図7は、この出願の実施形態による他のデータフレーム構造の概略図である。図7に示すように、第1のV2Xユニキャスト情報は、MACデータフレームを含んでもよく、MACデータフレームは、バージョン(version)フィールド、アドレス(source)フィールド、宛先アドレス(destination)フィールド、MACサブヘッダ(MAC sub-headers)フィールド及びペイロード(Payload)フィールドを含んでもよい。ペイロード(Payload)フィールドはDSMPデータフレームを含み、DSMPデータフレームは、DSMPヘッダ(DSMP Header)フィールド及びペイロード(Payload)フィールドを含んでもよい。ペイロード(Payload)フィールドはDSAデータフレームを含み、DSAデータフレームは、DSAバージョン(DSA Version)フィールド、DSAヘッダ拡張インジケータ(DSA Header Extension Indicator)フィールド、第5の識別子フィールド、DSA識別子(DSA identifier)フィールド、コンテンツカウント(content count)フィールド、ヘッダ拡張(Header Extension)フィールド、AIDフィールド、長さ(Length)フィールド及びデータ(Data)フィールドを含んでもよい。
ステップS502:第2のデバイスは、第1のMACアドレスが第3のデバイスのMACアドレスと競合するか否かを決定する。第1のMACアドレスが第3のデバイスのMACアドレスと競合する場合、ステップS503が実行される。
第1のデバイスから、第1のMACアドレス、第1の識別子及び第3の識別子を含む第1のV2Xユニキャスト情報を受信した後に、第2のデバイスは、第1のMACアドレスに対して競合検出を実行してもよい。すなわち、第1のMACアドレスが第3のデバイスのMACアドレスと競合するか否かは、全ての記憶された受信MACアドレスに基づいて決定されてもよい。第1のMACアドレスが第3のデバイスのMACアドレスと競合するとき、ステップS503が実行される。
第3のデバイスは、第2のデバイスとのユニキャスト通信を確立するデバイスである。第2のデバイスとのユニキャスト通信を確立するとき、第3のデバイスは、第3のV2Xユニキャスト情報を第2のデバイスに送信する。第3のV2Xユニキャスト情報は第3のMACアドレス、第7の識別子及び第8の識別子を含む。第3のMACアドレスは、第3のデバイスによりランダムに選択されたMACアドレスである。第7の識別子は、第3のデバイスの追加の識別子として理解され得る。第3のデバイスのみが第3のMACアドレスをランダムに選択するとき、第3のMACアドレスは第3のデバイスを表してもよい。第3のデバイス以外のデバイスが第3のMACアドレスをランダムに選択するとき、第7の識別子は第3のデバイスを識別してもよい。第7の識別子はまた、異なるデバイスが同じMACアドレスを選択するときに異なるデバイスの間を区別するために使用される識別子として理解され得る。任意選択で、第7の識別子は、代替として、第3のデバイスのサービスを識別してもよい。
任意選択で、第7の識別子は、第3のV2Xユニキャスト情報に対応するユニキャストサービスの伝送プロセスにおいて変更されないままである。第7の識別子は、第3のデバイスが第2のデバイスとのユニキャストサービス伝送を初めて実行するときに生成されてもよく、或いは、第3のデバイスが第3のMACアドレスを再選択するときに生成されてもよい。実施形態では、第7の識別子は、DSA識別子(DSA identifier)でもよく、専用管理エンティティにより生成されたDSAデータフレームに位置する。
第8の識別子は、第3のV2Xユニキャスト情報に対応するユニキャストサービスの伝送プロセスにおいて変化する。第8の識別子は、第3のV2Xユニキャスト情報に対応する現在のユニキャストサービス相互作用の全体のプロセスにおける異なる相互作用ステップにおいて異なる値を使用することが理解され得る。実施形態では、第8の識別子は、DSAデータフレーム内のコンテンツカウント(content count)フィールドでもよい。
第8の識別子は、以下の方式のうちいずれか1つで決定されてもよい。
方式1:第3のV2Xユニキャスト情報に対応するユニキャストサービスの伝送数。例えば、第8の識別子は、このユニキャストサービス相互作用において第3のデバイスにより第2のデバイスに対して開始された伝送数に設定される。任意選択で、伝送数が最大値に達すると、伝送数は再びカウントされ始める。
方式2:第3のV2Xユニキャスト情報に対応するユニキャストサービスの現在の段階。例えば、第8の識別子は、現在のユニキャストサービス相互作用の現在の段階に設定される。例えば、0はユニキャストサービスのリンク通信確立段階を表し、1はセキュリティ情報チャネル確立段階を表す。第3のデバイスがセキュリティ情報チャネル確立段階において他の送信端のソースMACアドレスと競合し、第3のデバイスがMACアドレスを再選択する必要がある場合、MACアドレスを再選択した後に、第3のデバイスは、セキュリティ情報チャネル確立段階から第2のデバイスへのサービス伝送を実行し続けてもよく、サービス伝送を再び開始する必要はない。このように、伝送リソースの浪費が低減でき、伝送期間が節約できる。
方式3:ランダム値。例えば、第8の識別子は、ランダム値に設定される。
上記に示す方式は、単にいくつかの例であり、第8の識別子は、代替として、他の決定方式で決定されてもよいことが理解され得る。これはこの出願では限定されない。
任意選択で、第3のV2Xユニキャスト情報は第9の識別子を更に含んでもよい。第9の識別子は、第8の識別子を決定するための方式を識別する。第3のデバイスは、第8の識別子を決定するための選択された方式に基づいて第9の識別子を決定してもよい。例えば、第9の識別子は3bit長でもよく、000は、第8の識別子がこのユニキャストサービス相互作用において第3のデバイスにより第2のデバイスに対して開始された伝送数に基づいて決定されることを表し、001は、第8の識別子がこのユニキャストサービス相互作用の現在の段階に基づいて決定されることを表し、010は、第8の識別子がランダム値に基づいて決定されることを表す。
第1のMACアドレスが第3のデバイスのMACアドレスと競合することは、第1のMACアドレスが第3のMACアドレスと同じであり、第1の識別子が第7の識別子と異なることとして理解され得る。例えば、第1のデバイスによりランダムに選択された第1のMACアドレスが1であり、第3のデバイスによりランダムに選択された第3のMACアドレスも1である場合、第1のデバイス及び第3のデバイスからユニキャスト情報を受信した後に、第2のデバイスは、第1のデバイス及び第3のデバイスのそれぞれのユニキャスト情報内のMACアドレス情報に基づいて、第1のMACアドレスが第3のMACアドレスと競合すると決定してもよい。
具体的には、第2のデバイスのネットワークレイヤは、第1のMACアドレスが第3のMACアドレスと競合するか否かを決定してもよい。
この出願の実施形態に記載されるMACアドレス競合は、MACアドレスが同じである場合でもよいことが理解され得る。例えば、第3のMACアドレスが第1のMACアドレスと同じである場合、第3のMACアドレスが第1のMACアドレスと競合すると決定される。MACアドレス競合は、代替として、第1のMACアドレスが使用できない(第1のデバイスが第1のMACアドレスを再選択する必要がある)他の場合でもよい。これはこの出願では限定されない。
ステップS503:第2のデバイスは、指示情報、第2のMACアドレス、第2の識別子及び第4の識別子を含む第2のV2Xユニキャスト情報を第1のデバイスに送信する。
第1のMACアドレスが第3のMACアドレスと競合すると第2のデバイスが決定したとき、第2のデバイスは、第2のデバイスとのユニキャスト通信を確立し且つ第1のデバイス及び第3のデバイスを含む全てのデバイスに第2のV2Xユニキャスト情報をブロードキャストする。第2のV2Xユニキャスト情報は、指示情報、第2のMACアドレス、第2の識別子及び第4の識別子を含む。指示情報は、第2のMACアドレスが競合アドレスであることを示す。第2の識別子及び第4の識別子は、MACアドレス競合が解決される必要がある端末を一緒に示してもよい。
第2のデバイスが第2のV2Xユニキャスト情報を決定する実現方式は、以下の通りでもよい。
実施形態では、第3の識別子及び第8の識別子がユニキャスト情報に対応するユニキャストサービスの伝送数に基づいて決定される場合、第2のデバイスは、第3の識別子に対応する値が第8の識別子に対応する値よりも小さい(或いはそれ以上である)という事実に基づいて、第2のV2Xユニキャスト情報内の第1のMACアドレス、第2の識別子及び第4の識別子がそれぞれ第1のMACアドレス、第1の識別子及び第3の識別子であると決定してもよい。第3の識別子及び第8の識別子がユニキャスト情報に対応するユニキャストサービスの現在の段階に基づいて決定される場合、第2のデバイスは、第3の識別子に対応する値が第8の識別子に対応する値よりも小さい(或いはそれ以上である)という事実に基づいて、第2のV2Xユニキャスト情報内の第1のMACアドレス、第2の識別子及び第4の識別子がそれぞれ第1のMACアドレス、第1の識別子及び第3の識別子であると決定してもよい。第3の識別子及び第8の識別子がランダム値に基づいて決定される場合、第2のデバイスは、第3の識別子に対応する値が第8の識別子に対応する値よりも小さい(或いはそれ以上である)という事実に基づいて、第2のV2Xユニキャスト情報内の第1のMACアドレス、第2の識別子及び第4の識別子がそれぞれ第1のMACアドレス、第1の識別子及び第3の識別子であると決定してもよい。例えば、第3の識別子及び第8の識別子がユニキャスト情報に対応するユニキャストサービスの伝送数に基づいて決定される場合、第3の識別子は2であり、第1のデバイスが第2のデバイスへの2回の伝送を開始したことを示し、第8の識別子は9であり、第3のデバイスが第2のデバイスへの9回の伝送を開始したことを示す。この場合、第2のデバイスは、第2のMACアドレスが第1のMACアドレスであり、第2の識別子が第1の識別子であり、第4の識別子が2であると決定してもよい。このように、ユニキャストサービスプロセスにおいて多い数の伝送を実行したデバイスは、通常の伝送を維持でき、少ない数の伝送を実行するデバイスのアクセスは、好ましくは、拒否されると考えられる(すなわち、第1のデバイスはMACアドレスを再選択し、第3のデバイスはMACアドレスを再選択する必要がない)。他の例では、第3の識別子及び第8の識別子がユニキャスト情報に対応するユニキャストサービスの現在の段階に基づいて決定される場合、第3の識別子は3であり、第1のデバイスと第2のデバイスとの間のサービスが第3の段階に入ったことを示し、第8の識別子は6であり、第3のデバイスと第2のデバイスとの間のサービスが第6の段階に入ったことを示す。この場合、第2のデバイスは、第2のMACアドレスが第1のMACアドレスであり、第2の識別子が第1の識別子であり、第4の識別子が3であると決定してもよい。このように、ユニキャストサービスが多くの段階で実行されたデバイスは、通常の伝送を維持でき、ユニキャストサービスが少ない段階で実行されるデバイスのアクセスは、好ましくは、拒否されると考えられる(すなわち、第1のデバイスはMACアドレスを再選択し、第3のデバイスはMACアドレスを再選択する必要がない)。
他の実施形態では、第1の識別子は、第1のデバイスの特定のサービス(例えば、第1のサービス)を識別してもよく、第2のデバイスは、第1の識別子及び第3の識別子に対応する値の和に基づいて、第2のV2Xユニキャスト情報を共同で決定してもよい。具体的には、第1のサービスは、サービスの優先度に基づいて対応する値を有してもよい。第1の識別子及び第3の識別子に対応する値の和が第7の識別子及び第8の識別子に対応する値の和よりも小さい(或いはそれ以上である)場合、第2のデバイスは、第2のV2Xユニキャスト情報内の第1のMACアドレス、第2の識別子及び第4の識別子がそれぞれ第1のMACアドレス、第1の識別子及び第3の識別子であると決定してもよい。例えば、第1のデバイスにより現在伝送されているサービスが緊急サービスであり、優先度に対応する値が10である場合、第1の識別子は10であり、第3のデバイスにより現在伝送されているサービスが一般サービスであり、優先度に対応する値が4である場合、第7の識別子は5であり、第3の識別子と第8の識別子との双方は6である。この場合、第1の識別子及び第3の識別子に対応する値の和は16であり、第7の識別子及び第8の識別子に対応する値の和は11であり、第2のデバイスは、第2のMACアドレスが第1のMACアドレスであり、第2の識別子が10であり、第4の識別子が6であると決定してもよい。このように、端末の緊急サービスの伝送が可能な限り回避でき、サービス中断の影響が低減できる。
任意選択で、第1のV2Xユニキャスト情報が第5の識別子を更に含むとき、第3のV2Xユニキャスト情報は第9の識別子を更に含んでもよく、第2のV2Xユニキャスト情報は第6の識別子を更に含んでもよい。第5の識別子は、第3の識別子を決定するための方式を識別し、第6の識別子は、第4の識別子を決定するための方式を識別し、第9の識別子は、第8の識別子を決定するための方式を識別する。
第2のV2Xユニキャスト情報を決定した後に、第2のデバイスは、第2のデバイスとのユニキャスト通信を確立し且つ第1のデバイス及び第3のデバイスを含む全てのデバイスに第2のV2Xユニキャスト情報をブロードキャストしてもよい。第2のV2Xユニキャスト情報は、DSAデータフレーム又はDSMPデータフレームで搬送されてもよい。指示情報は、データフレーム内のAID識別子でもよい。AID識別子は、第2のMACアドレスが、第2のデバイスにより送信されたDSAデータフレーム又はDSMPデータフレームに書き込まれたデータにおいて競合アドレスであることを示す。
ステップS504:第1のMACアドレスが第2のMACアドレスと同じであり、第1の識別子が第2の識別子と同じであり、第3の識別子が第4の識別子と同じであるとき、第1のデバイスは、第1のMACアドレスを再選択する。
第1のMACアドレス、第1の識別子及び第3の識別子を含む第1のV2Xユニキャスト情報を第2のデバイスに送信した後に、第1のデバイスは、第1のMACアドレス、第1の識別子及び第3の識別子を記憶する。
第2のデバイスから、指示情報、第2のMACアドレス、第2の識別子及び第4の識別子を含む第2のV2Xユニキャスト情報を受信した後に、第1のデバイスは、指示情報に基づいて、受信した第2のMACアドレスが競合アドレスであると決定してもよい。第1のデバイスは、第1のデバイスにより記憶され且つ第2のデバイスに送信された第1のMACアドレス、第1の識別子及び第3の識別子を、第2のMACアドレス、第2の識別子及び第4の識別子と1つずつ比較する。第1のMACアドレスが第2のMACアドレスと同じであり、第1の識別子が第2の識別子と同じであり、第3の識別子が第4の識別子と同じである場合、第1のデバイスは、第1のMACアドレスを再選択する必要がある。
任意選択で、第1のV2Xユニキャスト情報が第5の識別子を更に含み、第2のV2Xユニキャスト情報が第6の識別子を更に含むとき、第1のデバイスは、第1のデバイスにより記憶され且つ第2のデバイスに送信された第1のMACアドレス、第1の識別子、第3の識別子及び第5の識別子を、第2のMACアドレス、第2の識別子、第4の識別子及び第6の識別子と1つずつ比較する。第1のMACアドレスが第2のMACアドレスと同じであり、第1の識別子が第2の識別子と同じであり、第3の識別子が第4の識別子と同じであり、第5の識別子が第6の識別子と同じである場合、第1のデバイスは、第1のMACアドレスを再選択する必要がある。
ステップS505:第1のデバイスは、第1の識別子を再生成する。
第1のMACアドレスを再選択した後に、第1のデバイスは、第1の識別子を更に再生成してもよい。
上記は、この出願の実施形態において提供される方法の実施形態を記載しており、以下に、この出願の実施形態に関連する仮想装置の実施形態について説明する。
図8は、この出願の実施形態による通信装置の構造の概略図である。通信装置は、第1のデバイスにおいて使用される。通信装置は、端末でもよく、或いは、端末内のモジュール(例えば、チップ)でもよい。図8に示すように、通信装置800は、第1の送信ユニット801、第1の受信ユニット802、再選択ユニット803及び生成ユニット804を少なくとも含む。生成ユニット804は任意選択である。
第1の送信ユニット801は、第1のV2Xユニキャスト情報を第2のデバイスに送信するように構成され、第1のV2Xユニキャスト情報は第1の媒体アクセス制御MACアドレス及び第1の識別子を含む。
第1の受信ユニット802は、第2のデバイスから第2のV2Xユニキャスト情報を受信するように構成され、第2のV2Xユニキャスト情報は第2のMACアドレス及び第2の識別子を含む。
再選択ユニット803は、第2のV2Xユニキャスト情報が指示情報を搬送し、第1のMACアドレスが第2のMACアドレスと同じであり、第1の識別子が第2の識別子と同じであるとき、第1のMACアドレスを再選択するように構成され、指示情報は、第2のMACアドレスが競合アドレスであることを示す。
実施形態では、第1の識別子は、第1のデバイスにより生成され、第1のV2Xユニキャスト情報に対応するユニキャストサービスの伝送プロセスにおいて変更されないままである。
実施形態では、第1のV2Xユニキャスト情報は第3の識別子を更に含み、第3の識別子は、第1のV2Xユニキャスト情報に対応するユニキャストサービスの伝送プロセスにおいて変化し、第2のV2Xユニキャスト情報は第4の識別子を更に含む。
第2のV2Xユニキャスト情報が指示情報を搬送し、第1のMACアドレスが第2のMACアドレスと同じであり、第1の識別子が第2の識別子と同じであるとき、再選択ユニットが第1のMACアドレスを再選択することは、
第2のV2Xユニキャスト情報が指示情報を搬送し、第1のMACアドレスが第2のMACアドレスと同じであり、第1の識別子が第2の識別子と同じであり、第3の識別子が第4の識別子と同じであるとき、第1のMACアドレスを再選択することを具体的に含む。
実施形態では、第3の識別子は、以下の方式、すなわち、
第1のV2Xユニキャスト情報に対応するユニキャストサービスの伝送数、
第1のV2Xユニキャスト情報に対応するユニキャストサービスの現在の段階、又は
ランダム値
のうちいずれか1つで決定される。
実施形態では、第1のV2Xユニキャスト情報は第5の識別子を更に含み、第2のV2Xユニキャスト情報は第6の識別子を更に含み、第5の識別子は、第3の識別子を決定するための方式を示し、第6の識別子は、第4の識別子を決定するための方式を示す。
実施形態では、第1の識別子及び第2の識別子は、DSA識別子であり、第3の識別子及び第4の識別子は、コンテンツカウントcontent countである。
実施形態では、第2のV2Xユニキャスト情報は、DSAデータフレーム又はDSMPデータフレームで搬送される。
実施形態では、通信装置800は、第1のMACアドレスが再選択された後に第1の識別子を再生成するように構成された生成ユニット804を更に含んでもよい。
第1の送信ユニット801、第1の受信ユニット802、再選択ユニット803及び生成ユニット804のより詳細な説明については、図4及び図5に示す方法の実施形態におけるネットワークデバイスの関連する説明を直接参照する。詳細はここでは再び説明しない。
図9は、この出願の実施形態による他の通信装置の構造の概略図である。通信装置は、第2のデバイスに適用される。通信装置は、ネットワークデバイスでもよく、或いは、ネットワークデバイス内のモジュール(例えば、チップ)でもよい。図9に示すように、通信装置900は、第2の受信ユニット901及び第2の送信ユニット902を少なくとも含む。
第2の受信ユニット901は、第1のデバイスから第1のV2Xユニキャスト情報を受信するように構成され、第1のV2Xユニキャスト情報は第1の媒体アクセス制御MACアドレス及び第1の識別子を含む。
第2の送信ユニット902は、第1のMACアドレスが第3のデバイスのMACアドレスと競合するとき、第2のデバイスが第2のV2Xユニキャスト情報を第1のデバイスに送信するように構成され、第2のV2Xユニキャスト情報は指示情報、第2のMACアドレス及び第2の識別子を含み、指示情報は、第2のMACアドレスが競合アドレスであることを示し、第2のMACアドレスは第1のMACアドレスと同じであり、第2の識別子は第1の識別子と同じである。
実施形態では、第1の識別子は、第1のデバイスにより生成され、第1のV2Xユニキャスト情報に対応するユニキャストサービスの伝送プロセスにおいて変更されないままである。
実施形態では、第2の受信ユニット901は、第3のデバイスから第3のV2Xユニキャスト情報を受信するように更に構成され、第3のV2Xユニキャスト情報は第3のMACアドレス及び第7の識別子を含む。
第1のMACアドレスが第3のデバイスのMACアドレスと競合することは以下を含む。
第1のMACアドレスは第3のMACアドレスと同じであり、第1の識別子は第7の識別子と異なる。
実施形態では、第1のV2Xユニキャスト情報は第3の識別子を更に含み、第3の識別子は、第1のV2Xユニキャスト情報に対応するユニキャストサービスの伝送プロセスにおいて変化し、第2のV2Xユニキャスト情報は第4の識別子を更に含み、第4の識別子は第3の識別子と同じである。
実施形態では、第2の受信ユニット901は、第3のデバイスから第3のV2Xユニキャスト情報を受信するように更に構成され、第3のV2Xユニキャスト情報は第3のMACアドレス、第7の識別子及び第8の識別子を含む。
通信装置900は、
第1のMACアドレスが第3のMACアドレスと同じであり、第1の識別子が第7の識別子と異なると決定するように構成された決定ユニット903を更に含んでもよい。
第2の送信ユニット902が第2のV2Xユニキャスト情報を第1のデバイスに送信するように構成されることは、
第3の識別子及び第8の識別子がユニキャスト情報に対応するユニキャストサービスの伝送数に基づいて決定されるとき、第2のデバイスが、第3の識別子に対応する値が第8の識別子に対応する値よりも小さいという事実に基づいて、第2のV2Xユニキャスト情報を第1のデバイスに送信するか、或いは、
第3の識別子及び第8の識別子がユニキャスト情報に対応するユニキャストサービスの現在の段階に基づいて決定されるとき、第2のデバイスが、第3の識別子に対応する値が第8の識別子に対応する値よりも小さいという事実に基づいて、第2のV2Xユニキャスト情報を第1のデバイスに送信するか、或いは、
第3の識別子及び第8の識別子がランダム値であるとき、第2のデバイスが、第2のV2Xユニキャスト情報を第1のデバイスにランダムに送信することを具体的に含む。
実施形態では、第1のV2Xユニキャスト情報は第5の識別子を更に含み、第2のV2Xユニキャスト情報は第6の識別子を更に含み、第5の識別子は、第3の識別子を決定するための方式を示し、第6の識別子は、第4の識別子を決定するための方式を示す。
実施形態では、第1の識別子及び第2の識別子は、DSA識別子であり、第3の識別子及び第4の識別子は、コンテンツカウントcontent countである。
実施形態では、第2のV2Xユニキャスト情報は、DSAデータフレーム又はDSMPデータフレームで搬送される。
第2の受信ユニット801、第2の送信ユニット902及び決定ユニット903のより詳細な説明については、図4及び図5に示す方法の実施形態におけるネットワークデバイスの関連する説明を直接参照する。詳細はここでは再び説明しない。
図10は、この出願の実施形態による更に他の通信装置の構造の概略図である。図10に示すように、通信装置1000は、少なくとも1つのプロセッサ1001と、少なくとも1つのメモリ1002と、少なくとも1つの通信インタフェース1003とを含む。さらに、通信装置1000は、汎用コンポーネント、例えば、アンテナを更に含んでもよい。詳細はここでは説明しない。
プロセッサ1001は、汎用中央処理装置(CPU)、マイクロプロセッサ、特定用途向け集積回路(application-specific integrated circuit, ASIC)又は上記の解決策のプログラム実行を制御するための1つ以上の集積回路でもよい。
通信インタフェース1003は、他のデバイス又は通信ネットワークと通信するように構成される。
メモリ1002は、静的情報及び命令を記憶できる読み取り専用メモリ(read-only memory, ROM)若しくは他のタイプの静的記憶デバイス、又は情報及び命令を記憶できるランダムアクセスメモリ(random access memory, RAM)若しくは他のタイプの動的記憶デバイスでもよく、或いは、電気的消去可能プログラム可能読み取り専用メモリ(Electrically Erasable Programmable Read-Only Memory, EEPROM)、コンパクトディスク読み取り専用メモリ(Compact Disc Read-Only Memory, CD-ROM)若しくは他のコンパクトディスクストレージ、光ディスクストレージ(コンパクトディスク、レーザディスク、光ディスク、デジタル多用途ディスク、ブルーレイディスク等を含む)、磁気ディスク記憶媒体、他の磁気記憶デバイス、又は命令若しくはデータ構造の形式で想定されるプログラムコードを搬送若しくは記憶するように構成でき且つコンピュータによりアクセスできるいずれかの他の媒体でもよい。しかし、これは限定されない。メモリは、独立して存在してもよく、バスを通じてプロセッサに接続される。メモリは、代替として、プロセッサと統合されてもよい。
メモリ1002は、上記の解決策を実行するために使用されるアプリケーションプログラムコードを記憶するように構成され、プロセッサ1001は、実行を制御する。プロセッサ1001は、メモリ1002に記憶されたアプリケーションプログラムコードを実行するように構成される。
図10に示す通信装置では、メモリ1002に記憶されたコードは、図4又は図5において提供される通信方法を実行するために実行されてもよい。
この出願のこの実施形態において記載される通信装置1000の機能については、図4及び図5における方法の実施形態における関連する説明を参照する点に留意すべきである。詳細はここでは再び説明しない。
図11は、この出願の実施形態による端末の構造の概略図である。説明を容易にするために、図11は、端末デバイスの主要なコンポーネントのみを示す。図11に示すように、端末デバイス1100は、プロセッサ、メモリ、制御回路、アンテナ及び入力/出力装置を含む。プロセッサは、主に、通信プロトコル及び通信データを処理し、全体の端末を制御し、ソフトウェアプログラムを実行し、ソフトウェアプログラムのデータを処理するように構成される。メモリは、主に、ソフトウェアプログラム及びデータを記憶するように構成される。無線周波数回路は、主に、ベースバンド信号と無線周波数信号との間の変換を実行し、無線周波数信号を処理するように構成される。アンテナは、主に、電磁波の形式で無線周波数信号を受信及び送信するように構成される。入力/出力装置、例えば、タッチスクリーン、ディスプレイ又はキーボードは、主に、ユーザにより入力されたデータを受け取り、データをユーザに出力するように構成される。
端末デバイスが電源投入された後に、プロセッサは、記憶ユニット内のソフトウェアプログラムを読み取り、ソフトウェアプログラムの命令を解析及び実行し、ソフトウェアプログラムのデータを処理してもよい。データが無線で送信される必要があるとき、プロセッサは、送信対象のデータに対してベースバンド処理を実行し、ベースバンド信号を無線周波数回路に出力する。無線周波数回路は、ベースバンド信号を処理して無線周波数信号を取得し、アンテナを通じて電磁波の形式で無線周波数信号を送信する。データが端末デバイスに送信されたとき、無線周波数回路は、アンテナを使用することにより無線周波数信号を受信し、無線周波数信号をベースバンド信号に更に変換し、ベースバンド信号をプロセッサに出力する。プロセッサは、ベースバンド信号をデータに変換し、データを処理する。
説明を容易にするために、図11は、1つのメモリ及び1つのプロセッサのみを示す。実際の端末デバイスでは、複数のプロセッサ及びメモリが存在してもよい。メモリはまた、記憶媒体、記憶デバイス等と呼ばれてもよい。これはこの出願のこの実施形態では限定されない。
任意選択の実現方式では、プロセッサは、ベースバンドプロセッサ及び中央処理装置を含んでもよい。ベースバンドプロセッサは、主に、通信プロトコル及び通信データを処理するように構成される。中央処理装置は、主に、全体の端末デバイスを制御し、ソフトウェアプログラムを実行し、ソフトウェアプログラムのデータを処理するように構成される。図11におけるプロセッサは、ベースバンドプロセッサ及び中央処理装置の機能と統合される。当業者は、ベースバンドプロセッサ及び中央処理装置が独立したプロセッサでもよく、バスのような技術を使用することにより相互接続されることを理解し得る。当業者は、端末デバイスが、異なるネットワーク標準に適合するために複数のベースバンドプロセッサを含んでもよく、端末デバイスが、端末デバイスの処理能力を高めるために複数の中央処理装置を含んでもよく、端末デバイスのコンポーネントが、様々なバスを使用することにより接続されてもよいことを理解し得る。ベースバンドプロセッサはまた、ベースバンド処理回路又はベースバンド処理チップとして表現されてもよい。中央処理装置は、代替として、中央処理回路又は中央処理チップとして表現されてもよい。通信プロトコル及び通信データを処理する機能は、プロセッサに内蔵されてもよく、或いは、ソフトウェアプログラムの形式で記憶ユニットに記憶されてもよい。プロセッサは、ソフトウェアプログラムを実行して、ベースバンド処理機能を実現する。
一例では、送信及び受信機能を有するアンテナ及び制御回路は、端末デバイス1100のトランシーバユニット1101と考えられてもよく、処理機能を有するプロセッサは、端末デバイス1100の処理ユニット1102と考えられてもよい。図11に示すように、端末デバイス1100は、トランシーバユニット1101及び処理ユニット1102を含む。トランシーバユニットはまた、トランシーバ、トランシーバデバイス、トランシーバ装置等と呼ばれてもよい。任意選択で、トランシーバユニット1101内の受信機能を実現するように構成されたデバイスは、受信ユニットと考えられてもよく、トランシーバユニット1101内の送信機能を実現するように構成されたデバイスは、送信ユニットと考えられてもよい。言い換えると、トランシーバユニット1101は、受信ユニット及び送信ユニットを含む。例えば、受信ユニットはまた、受信機、受信マシン又は受信回路と呼ばれてもよく、送信ユニットはまた、送信機、送信マシン又は送信回路と呼ばれてもよい。任意選択で、受信ユニット及び送信ユニットは、1つの統合されたユニットでもよく、或いは、複数の独立したユニットでもよい。受信ユニット及び送信ユニットは、1つの地理的位置にあってもよく、或いは、複数の地理的位置に分散されてもよい。
実施形態では、端末1100は第1のデバイスでもよい。処理ユニット1102は、上記の実施形態における再選択ユニット803及び生成ユニット804により実行される動作を実行するように構成され、トランシーバユニット1101は、上記の実施形態における第1の送信ユニット801及び第1の受信ユニット802により実行される動作を実行するように構成される。端末1100は、図4及び図5における方法の実施形態において端末により実行される様々な方法を実行するように更に構成されてもよい。詳細は再び説明しない。
この出願の実施形態は、少なくとも1つのプロセッサ及び通信インタフェースを含むチップシステムを更に提供する。通信インタフェース及び少なくとも1つのプロセッサは、回線を使用することにより相互接続される。少なくとも1つのプロセッサは、コンピュータプログラム又は命令を実行して、図4及び図5に対応する方法の実施形態のいずれか1つに記載されたステップの一部又は全部を実行するように構成される。チップシステムは、チップを含んでもよく、或いは、チップ及び他のディスクリートコンポーネントを含んでもよい。
この出願の実施形態は、コンピュータ可読記憶媒体を更に提供する。コンピュータ可読記憶媒体はプログラムを記憶してもよく、プログラムは、図4及び図5に対応する方法の実施形態において記載されたステップの一部又は全部を実行するために実行されてもよい。
この出願の実施形態は、コンピュータプログラムを更に提供する。コンピュータプログラムは命令を含む。コンピュータプログラムがコンピュータにより実行されたとき、コンピュータは、図4及び図5に対応する方法の実施形態のいずれか1つにおいて記載されたステップの一部又は全部を実行することが可能になる。
上記の実施形態では、各実施形態の説明は、それぞれの焦点を有する。実施形態に詳細に説明されていない部分については、他の実施形態における関連する説明を参照する。
説明を簡潔にするために、上記の方法の実施形態は、一連のアクションとして表される点に留意すべきである。しかし、この出願に従って、いくつかのステップが他の順序で或いは同時に実行されてもよいので、当業者は、この出願がアクションの記載の順序に限定されないことを認識すべきである。この明細書に記載された実施形態は全て好ましい実施形態に属し、関連する動作及びモジュールは必ずしもこの出願に含まれるとは限らないことが当業者により更に認識されるべきである。
この出願において提供されるいくつかの実施形態では、開示の装置は他の方式で実現されてもよいことが理解されるべきである。例えば、記載された装置の実施形態は、単なる例である。例えば、ユニットへの分割は、単に論理的な機能分割であり、実際の実現方式では他の分割でもよい。例えば、複数のユニット又はコンポーネントは組み合わされてもよく或いは他のシステムに統合されてもよく、或いは、いくつかの特徴が無視されてもよく或いは実行されなくてもよい。さらに、表示又は議論された相互結合又は直接結合又は通信接続は、いくつかのインタフェースを使用することにより実現されてもよい。装置又はユニットの間の間接結合又は通信接続は、電子的、機械的又は他の形式で実現されてもよい。
別個の部分として記載される上記のユニットは物理的に別個でもよく或いは物理的に別個でなくてもよく、ユニットとして表示される部分は物理的なユニットでもよく或いは物理的なユニットでなくてもよく、1つの場所に位置してもよく、或いは、複数のネットワークユニットに分散されてもよい。ユニットの一部又は全部は、実施形態の解決策の目的を達成するための実際のニーズに基づいて選択されてもよい。
さらに、この出願の実施形態における機能ユニットは、1つの処理ユニットに統合されてもよく、或いは、ユニットのそれぞれは、物理的に単独で存在してもよく、或いは、2つ以上のユニットが1つのユニットに統合される。統合されたユニットは、ハードウェアの形式で実現されてもよく、或いは、ソフトウェア機能ユニットの形式で実現されてもよい。
上記の統合されたユニットがソフトウェア機能ユニットの形式で実現され、独立した製品として販売又は使用されるとき、統合されたユニットは、コンピュータ可読記憶媒体に記憶されてもよい。このような理解に基づいて基本的に、或いは、従来技術に寄与する部分、又は技術的解決策の全部若しくは一部は、ソフトウェア製品の形式で実現されてもよい。コンピュータソフトウェア製品は記憶媒体に記憶され、コンピュータデバイス(パーソナルコンピュータ、サーバ又はネットワークデバイスでもよく、具体的にはコンピュータデバイス内のプロセッサでもよい)に、この出願の実施形態において記載された上記の方法の全部又は一部のステップを実行するように命令するためのいくつかの命令を含む。上記の記憶媒体は、USBフラッシュドライブ、リムーバブルハードディスク、磁気ディスク、光ディスク、読み取り専用メモリ(Read-Only Memory, 略称ROM)又はランダムアクセスメモリ(Random Access Memory, 略称RAM)のように、プログラムコードを記憶できるいずれかの媒体を含む。
上記の実施形態は、この出願を限定することではなく、単にこの出願の技術的解決策を説明することを意図するものである。この出願は、上記の実施形態を参照して詳細に記載されているが、当業者は、この出願の実施形態の技術的解決策の範囲から逸脱することなく、上記の実施形態において記載されている技術的解決策に対して依然として修正を行ってもよく、或いは、そのいくつかの技術的特徴に対して等価置換を行ってもよいことを理解すべきである。
可能な実現方式では、第1の識別子及び第2の識別子は、専用狭域通信サービス広告(DSRC service advertisement, DSA)識別子であり、第3の識別子及び第4の識別子は、コンテンツカウントである。
可能な実現方式では、第1の識別子及び第2の識別子は、DSA識別子であり、第3の識別子及び第4の識別子は、コンテンツカウントである。
可能な実現方式では、第1の識別子及び第2の識別子は、DSA識別子であり、第3の識別子及び第4の識別子は、コンテンツカウントである。
可能な実現方式では、第1の識別子及び第2の識別子は、DSA識別子であり、第3の識別子及び第4の識別子は、コンテンツカウントである。
実施形態では、第1の識別子及び第2の識別子は、DSA識別子であり、第3の識別子及び第4の識別子は、コンテンツカウントである。
実施形態では、第1の識別子及び第2の識別子は、DSA識別子であり、第3の識別子及び第4の識別子は、コンテンツカウントである。
説明を簡潔にするために、上記の方法の実施形態は、一連のアクションとして表される点に留意すべきである。しかし、この出願に従って、いくつかのステップが他の順序で或いは同時に実行されてもよいので、当業者は、この出願がアクションの記載の順序に限定されないことを認識すべきである。この明細書に記載された実施形態は全て実施形態に属し、関連する動作及びモジュールは必ずしもこの出願に含まれるとは限らないことが当業者により更に認識されるべきである。

Claims (57)

  1. 通信方法であって、
    第1のデバイスにより、第1のV2Xユニキャスト情報を第2のデバイスに送信するステップであり、前記第1のV2Xユニキャスト情報は第1のMACアドレス及び第1の識別子を含む、ステップと、
    前記第1のデバイスにより、前記第2のデバイスから第2のV2Xユニキャスト情報を受信するステップであり、前記第2のV2Xユニキャスト情報は第2のMACアドレス及び第2の識別子を含む、ステップと、
    前記第2のV2Xユニキャスト情報が指示情報を搬送し、前記第1のMACアドレスが前記第2のMACアドレスと同じであり、前記第1の識別子が前記第2の識別子と同じであるとき、前記第1のMACアドレスを再選択するステップであり、前記指示情報は、前記第2のMACアドレスが競合アドレスであることを示す、ステップと
    を含む方法。
  2. 前記第1の識別子は、前記第1のデバイスにより生成され、前記第1のV2Xユニキャスト情報に対応するユニキャストサービスの伝送プロセスにおいて変更されないままである、請求項1に記載の方法。
  3. 前記第1のV2Xユニキャスト情報は第3の識別子を更に含み、前記第3の識別子は、前記第1のV2Xユニキャスト情報に対応するユニキャストサービスの伝送プロセスにおいて変化し、前記第2のV2Xユニキャスト情報は第4の識別子を更に含み、
    前記第2のV2Xユニキャスト情報が指示情報を搬送し、前記第1のMACアドレスが前記第2のMACアドレスと同じであり、前記第1の識別子が前記第2の識別子と同じであるとき、前記第1のMACアドレスを再選択するステップは、
    前記第2のV2Xユニキャスト情報が前記指示情報を搬送し、前記第1のMACアドレスが前記第2のMACアドレスと同じであり、前記第1の識別子が前記第2の識別子と同じであり、前記第3の識別子が前記第4の識別子と同じであるとき、前記第1のMACアドレスを再選択するステップを含む、請求項1又は2に記載の方法。
  4. 前記第3の識別子は、以下の方式、すなわち、
    前記第1のV2Xユニキャスト情報に対応する前記ユニキャストサービスの伝送数、
    前記第1のV2Xユニキャスト情報に対応する前記ユニキャストサービスの現在の段階、又は
    ランダム値
    のうちいずれか1つで決定される、請求項3に記載の方法。
  5. 前記第1のV2Xユニキャスト情報は第5の識別子を更に含み、前記第2のV2Xユニキャスト情報は第6の識別子を更に含み、前記第5の識別子は、前記第3の識別子を決定するための方式を示し、前記第6の識別子は、前記第4の識別子を決定するための方式を示す、請求項3又は4に記載の方法。
  6. 前記第1の識別子及び前記第2の識別子は、専用狭域通信サービス広告(DSA)識別子であり、前記第3の識別子及び前記第4の識別子は、コンテンツカウント(content count)である、請求項3乃至5のうちいずれか1項に記載の方法。
  7. 前記第2のV2Xユニキャスト情報は、MACデータフレーム、DSAデータフレーム又は専用ショートメッセージプロトコル(DSMP)データフレームで搬送される、請求項1乃至6のうちいずれか1項に記載の方法。
  8. 当該方法は、
    前記第1のデバイスにより、前記第1のMACアドレスを再選択した後に前記第1の識別子を再生成するステップを更に含む、請求項1乃至7のうちいずれか1項に記載の方法。
  9. 前記第1のMACアドレスは、前記第1のデバイスによりランダムに選択されるMACアドレスである、請求項1乃至8のうちいずれか1項に記載の方法。
  10. 前記第1のMACアドレスは、前記第1のデバイスのネットワークレイヤによりランダムに選択される、請求項9に記載の方法。
  11. 前記第1のMACアドレスは、前記ネットワークレイヤにおけるアダプテーションレイヤ又は専用管理エンティティ(DME)によりランダムに選択される、請求項10に記載の方法。
  12. 前記第1のMACアドレスはソースMACアドレスである、請求項1乃至11のうちいずれか1項に記載の方法。
  13. 前記第1の識別子は、DSAデータフレーム内のDSA識別子フィールドに位置する、請求項1乃至12のうちいずれか1項に記載の方法。
  14. 当該方法は、
    前記第1のデバイスにより、前記第1のMACアドレス及び前記第1の識別子を記憶するステップと、
    前記第1のデバイスにより、前記第2のMACアドレスを前記記憶された第1のMACアドレスと比較し、前記第2の識別子を前記記憶された第1の識別子と比較するステップと
    を更に含む、請求項1乃至13のうちいずれか1項に記載の方法。
  15. 前記第1のV2Xユニキャスト情報はMACデータフレームを含み、前記MACデータフレームはバージョンフィールド、アドレスフィールド、宛先アドレスフィールド、MACサブヘッダフィールド及び第1のペイロードフィールドを含み、前記第1のペイロードフィールドはDSMPデータフレームを含み、前記DSMPデータフレームはDSMPヘッダフィールド及び第2のペイロードフィールドを含み、前記第2のペイロードフィールドはDSAデータフレームを含み、前記DSAデータフレームはDSAバージョンフィールド、DSAヘッダ拡張インジケータフィールド、予約済みフィールド、DSA識別子フィールド、コンテンツカウントフィールド、ヘッダ拡張フィールド、AIDフィールド、長さフィールド及びデータフィールドを含む、請求項1乃至14のうちいずれか1項に記載の方法。
  16. 通信方法であって、
    第2のデバイスにより、第1のデバイスから第1のV2Xユニキャスト情報を受信するステップであり、前記第1のV2Xユニキャスト情報は第1の媒体アクセス制御(MAC)アドレス及び第1の識別子を含む、ステップと、
    前記第1のMACアドレスが第3のデバイスのMACアドレスと競合するとき、前記第2のデバイスにより、第2のV2Xユニキャスト情報を前記第1のデバイスに送信するステップであり、前記第2のV2Xユニキャスト情報は指示情報、第2のMACアドレス及び第2の識別子を含み、前記指示情報は、前記第2のMACアドレスが競合アドレスであることを示し、前記第2のMACアドレスは前記第1のMACアドレスと同じであり、前記第2の識別子は前記第1の識別子と同じである、ステップと
    を含む方法。
  17. 前記第1の識別子は、前記第1のデバイスにより生成され、前記第1のV2Xユニキャスト情報に対応するユニキャストサービスの伝送プロセスにおいて変更されないままである、請求項16に記載の方法。
  18. 当該方法は、
    前記第2のデバイスにより、前記第3のデバイスから第3のV2Xユニキャスト情報を受信するステップであり、前記第3のV2Xユニキャスト情報は第3のMACアドレス及び第7の識別子を含む、ステップを更に含み、
    前記第1のMACアドレスが第3のデバイスのMACアドレスと競合することは、
    前記第1のMACアドレスが前記第3のMACアドレスと同じであり、前記第1の識別子が前記第7の識別子と異なることを含む、請求項16又は17に記載の方法。
  19. 前記第1のV2Xユニキャスト情報は第3の識別子を更に含み、前記第3の識別子は、前記第1のV2Xユニキャスト情報に対応するユニキャストサービスの伝送プロセスにおいて変化し、前記第2のV2Xユニキャスト情報は第4の識別子を更に含み、前記第4の識別子は前記第3の識別子と同じである、請求項16乃至18のうちいずれか1項に記載の方法。
  20. 当該方法は、
    前記第2のデバイスにより、前記第3のデバイスから前記第3のV2Xユニキャスト情報を受信するステップであり、前記第3のV2Xユニキャスト情報は前記第3のMACアドレス、前記第7の識別子及び第8の識別子を含む、ステップと、
    前記第2のデバイスにより、前記第1のMACアドレスが前記第3のMACアドレスと同じであり、前記第1の識別子が前記第7の識別子と異なると決定するステップと
    を更に含み、
    前記第2のデバイスにより、第2のV2Xユニキャスト情報を前記第1のデバイスに送信するステップは、
    前記第3の識別子及び前記第8の識別子がユニキャスト情報に対応するユニキャストサービスの伝送数に基づいて決定されるとき、前記第2のデバイスにより、前記第3の識別子に対応する値が前記第8の識別子に対応する値よりも小さいという事実に基づいて、前記第2のV2Xユニキャスト情報を前記第1のデバイスに送信するステップ、又は、
    前記第3の識別子及び前記第8の識別子がユニキャスト情報に対応するユニキャストサービスの現在の段階に基づいて決定されるとき、前記第2のデバイスにより、前記第3の識別子に対応する値が前記第8の識別子に対応する値よりも小さいという事実に基づいて、前記第2のV2Xユニキャスト情報を前記第1のデバイスに送信するステップ、又は、
    前記第3の識別子及び前記第8の識別子がランダム値であるとき、前記第2のデバイスにより、前記第2のV2Xユニキャスト情報を前記第1のデバイスにランダムに送信するステップ
    を含む、請求項19に記載の方法。
  21. 前記第1のV2Xユニキャスト情報は第5の識別子を更に含み、前記第2のV2Xユニキャスト情報は第6の識別子を更に含み、前記第5の識別子は、前記第3の識別子を決定するための方式を示し、前記第6の識別子は、前記第4の識別子を決定するための方式を示す、請求項19又は20に記載の方法。
  22. 前記第1の識別子及び前記第2の識別子は、専用狭域通信サービス広告(DSA)識別子であり、前記第3の識別子及び前記第4の識別子は、コンテンツカウント(content count)である、請求項19乃至21のうちいずれか1項に記載の方法。
  23. 前記第2のV2Xユニキャスト情報は、MACデータフレーム、DSAデータフレーム又は専用ショートメッセージプロトコル(DSMP)データフレームで搬送される、請求項16乃至22のうちいずれか1項に記載の方法。
  24. 前記第1のMACアドレスは、前記第1のデバイスによりランダムに選択されるMACアドレスである、請求項16乃至23のうちいずれか1項に記載の方法。
  25. 前記第1のMACアドレスはソースMACアドレスである、請求項16乃至24のうちいずれか1項に記載の方法。
  26. 前記第1の識別子は、DSAデータフレーム内のDSA識別子フィールドに位置する、請求項16乃至25のうちいずれか1項に記載の方法。
  27. 前記第1のV2Xユニキャスト情報はMACデータフレームを含み、前記MACデータフレームはバージョンフィールド、アドレスフィールド、宛先アドレスフィールド、MACサブヘッダフィールド及び第1のペイロードフィールドを含み、前記第1のペイロードフィールドはDSMPデータフレームを含み、前記DSMPデータフレームはDSMPヘッダフィールド及び第2のペイロードフィールドを含み、前記第2のペイロードフィールドはDSAデータフレームを含み、前記DSAデータフレームはDSAバージョンフィールド、DSAヘッダ拡張インジケータフィールド、予約済みフィールド、DSA識別子フィールド、コンテンツカウントフィールド、ヘッダ拡張フィールド、AIDフィールド、長さフィールド及びデータフィールドを含む、請求項16乃至26のうちいずれか1項に記載の方法。
  28. 第1のデバイスにおいて使用される通信装置であって、
    第1のV2Xユニキャスト情報を第2のデバイスに送信するように構成された第1の送信ユニットであり、前記第1のV2Xユニキャスト情報は第1の媒体アクセス制御(MAC)アドレス及び第1の識別子を含む、第1の送信ユニットと、
    前記第2のデバイスから第2のV2Xユニキャスト情報を受信するように構成された第1の受信ユニットであり、前記第2のV2Xユニキャスト情報は第2のMACアドレス及び第2の識別子を含む、第1の受信ユニットと、
    前記第2のV2Xユニキャスト情報が指示情報を搬送し、前記第1のMACアドレスが前記第2のMACアドレスと同じであり、前記第1の識別子が前記第2の識別子と同じであるとき、前記第1のMACアドレスを再選択するように構成された再選択ユニットであり、前記指示情報は、前記第2のMACアドレスが競合アドレスであることを示す、再選択ユニットと
    を含む装置。
  29. 前記第1の識別子は、前記第1のデバイスにより生成され、前記第1のV2Xユニキャスト情報に対応するユニキャストサービスの伝送プロセスにおいて変更されないままである、請求項28に記載の装置。
  30. 前記第1のV2Xユニキャスト情報は第3の識別子を更に含み、前記第3の識別子は、前記第1のV2Xユニキャスト情報に対応するユニキャストサービスの伝送プロセスにおいて変化し、前記第2のV2Xユニキャスト情報は第4の識別子を更に含み、
    前記第2のV2Xユニキャスト情報が前記指示情報を搬送し、前記第1のMACアドレスが前記第2のMACアドレスと同じであり、前記第1の識別子が前記第2の識別子と同じであるとき、前記再選択ユニットが前記第1のMACアドレスを再選択することは、
    前記第2のV2Xユニキャスト情報が前記指示情報を搬送し、前記第1のMACアドレスが前記第2のMACアドレスと同じであり、前記第1の識別子が前記第2の識別子と同じであり、前記第3の識別子が前記第4の識別子と同じであるとき、前記第1のMACアドレスを再選択することを具体的に含む、請求項28又は29に記載の装置。
  31. 前記第3の識別子は、以下の方式、すなわち、
    前記第1のV2Xユニキャスト情報に対応する前記ユニキャストサービスの伝送数、
    前記第1のV2Xユニキャスト情報に対応する前記ユニキャストサービスの現在の段階、又は
    ランダム値
    のうちいずれか1つで決定される、請求項30に記載の装置。
  32. 前記第1のV2Xユニキャスト情報は第5の識別子を更に含み、前記第2のV2Xユニキャスト情報は第6の識別子を更に含み、前記第5の識別子は、前記第3の識別子を決定するための方式を示し、前記第6の識別子は、前記第4の識別子を決定するための方式を示す、請求項30又は31に記載の装置。
  33. 前記第1の識別子及び前記第2の識別子は、専用狭域通信サービス広告(DSA)識別子であり、前記第3の識別子及び前記第4の識別子は、コンテンツカウント(content count)である、請求項30乃至32のうちいずれか1項に記載の装置。
  34. 前記第2のV2Xユニキャスト情報は、MACデータフレーム、DSAデータフレーム又は専用ショートメッセージプロトコル(DSMP)データフレームで搬送される、請求項28乃至33のうちいずれか1項に記載の装置。
  35. 当該装置は、
    前記第1のMACアドレスが再選択された後に前記第1の識別子を再生成するように構成された生成ユニットを更に含む、請求項28乃至34のうちいずれか1項に記載の装置。
  36. 前記第1のMACアドレスは、前記第1のデバイスによりランダムに選択されるMACアドレスである、請求項28乃至35のうちいずれか1項に記載の装置。
  37. 前記第1のMACアドレスは、前記第1のデバイスのネットワークレイヤによりランダムに選択される、請求項36に記載の装置。
  38. 前記第1のMACアドレスは、前記ネットワークレイヤにおけるアダプテーションレイヤ又は専用管理エンティティ(DME)によりランダムに選択される、請求項37に記載の装置。
  39. 前記第1のMACアドレスはソースMACアドレスである、請求項28乃至38のうちいずれか1項に記載の装置。
  40. 前記第1の識別子は、DSAデータフレーム内のDSA識別子フィールドに位置する、請求項28乃至39のうちいずれか1項に記載の装置。
  41. 前記再選択ユニットは、
    前記第1のMACアドレス及び前記第1の識別子を記憶し、
    前記第2のMACアドレスを前記記憶された第1のMACアドレスと比較し、前記第2の識別子を前記記憶された第1の識別子と比較するように更に構成される、請求項28乃至40のうちいずれか1項に記載の装置。
  42. 前記第1のV2Xユニキャスト情報はMACデータフレームを含み、前記MACデータフレームはバージョンフィールド、アドレスフィールド、宛先アドレスフィールド、MACサブヘッダフィールド及び第1のペイロードフィールドを含み、前記第1のペイロードフィールドはDSMPデータフレームを含み、前記DSMPデータフレームはDSMPヘッダフィールド及び第2のペイロードフィールドを含み、前記第2のペイロードフィールドはDSAデータフレームを含み、前記DSAデータフレームはDSAバージョンフィールド、DSAヘッダ拡張インジケータフィールド、予約済みフィールド、DSA識別子フィールド、コンテンツカウントフィールド、ヘッダ拡張フィールド、AIDフィールド、長さフィールド及びデータフィールドを含む、請求項28乃至41のうちいずれか1項に記載の装置。
  43. 第2のデバイスにおいて使用される通信装置であって、
    第1のデバイスから第1のV2Xユニキャスト情報を受信するように構成された第2の受信ユニットであり、前記第1のV2Xユニキャスト情報は第1の媒体アクセス制御(MAC)アドレス及び第1の識別子を含む、第2の受信ユニットと、
    前記第1のMACアドレスが第3のデバイスのMACアドレスと競合するとき、前記第2のデバイスが第2のV2Xユニキャスト情報を前記第1のデバイスに送信するように構成された第2の送信ユニットであり、前記第2のV2Xユニキャスト情報は指示情報、第2のMACアドレス及び第2の識別子を含み、前記指示情報は、前記第2のMACアドレスが競合アドレスであることを示し、前記第2のMACアドレスは前記第1のMACアドレスと同じであり、前記第2の識別子は前記第1の識別子と同じである、第2の送信ユニットと
    を含む装置。
  44. 前記第1の識別子は、前記第1のデバイスにより生成され、前記第1のV2Xユニキャスト情報に対応するユニキャストサービスの伝送プロセスにおいて変更されないままである、請求項43に記載の装置。
  45. 前記第2の受信ユニットは、前記第3のデバイスから第3のV2Xユニキャスト情報を受信するように更に構成され、前記第3のV2Xユニキャスト情報は第3のMACアドレス及び第7の識別子を含み、
    前記第1のMACアドレスが第3のデバイスのMACアドレスと競合することは、
    前記第1のMACアドレスが前記第3のMACアドレスと同じであり、前記第1の識別子が前記第7の識別子と異なることを含む、請求項43又は44に記載の装置。
  46. 前記第1のV2Xユニキャスト情報は第3の識別子を更に含み、前記第3の識別子は、前記第1のV2Xユニキャスト情報に対応するユニキャストサービスの伝送プロセスにおいて変化し、前記第2のV2Xユニキャスト情報は第4の識別子を更に含み、前記第4の識別子は前記第3の識別子と同じである、請求項43乃至45のうちいずれか1項に記載の装置。
  47. 前記第2の受信ユニットは、前記第3のデバイスから前記第3のV2Xユニキャスト情報を受信するように更に構成され、前記第3のV2Xユニキャスト情報は前記第3のMACアドレス、前記第7の識別子及び第8の識別子を含み、
    当該装置は、
    前記第1のMACアドレスが前記第3のMACアドレスと同じであり、前記第1の識別子が前記第7の識別子と異なると決定するように構成された決定ユニットを更に含み、
    前記第2の送信ユニットが第2のV2Xユニキャスト情報を前記第1のデバイスに送信することは、
    前記第3の識別子及び前記第8の識別子がユニキャスト情報に対応するユニキャストサービスの伝送数に基づいて決定されるとき、前記第2のデバイスが、前記第3の識別子に対応する値が前記第8の識別子に対応する値よりも小さいという事実に基づいて、前記第2のV2Xユニキャスト情報を前記第1のデバイスに送信すること、又は、
    前記第3の識別子及び前記第8の識別子がユニキャスト情報に対応するユニキャストサービスの現在の段階に基づいて決定されるとき、前記第2のデバイスが、前記第3の識別子に対応する値が前記第8の識別子に対応する値よりも小さいという事実に基づいて、前記第2のV2Xユニキャスト情報を前記第1のデバイスに送信すること、又は、
    前記第3の識別子及び前記第8の識別子がランダム値であるとき、前記第2のデバイスが、前記第2のV2Xユニキャスト情報を前記第1のデバイスにランダムに送信すること
    を具体的に含む、請求項46に記載の装置。
  48. 前記第1のV2Xユニキャスト情報は第5の識別子を更に含み、前記第2のV2Xユニキャスト情報は第6の識別子を更に含み、前記第5の識別子は、前記第3の識別子を決定するための方式を示し、前記第6の識別子は、前記第4の識別子を決定するための方式を示す、請求項46又は47に記載の装置。
  49. 前記第1の識別子及び前記第2の識別子は、専用狭域通信サービス広告(DSA)識別子であり、前記第3の識別子及び前記第4の識別子は、コンテンツカウント(content count)である、請求項46乃至48のうちいずれか1項に記載の装置。
  50. 前記第2のV2Xユニキャスト情報は、MACデータフレーム、DSAデータフレーム又は専用ショートメッセージプロトコル(DSMP)データフレームで搬送される、請求項43乃至49のうちいずれか1項に記載の装置。
  51. 前記第1のMACアドレスは、前記第1のデバイスによりランダムに選択されるMACアドレスである、請求項43乃至50のうちいずれか1項に記載の装置。
  52. 前記第1のMACアドレスはソースMACアドレスである、請求項43乃至51のうちいずれか1項に記載の装置。
  53. 前記第1の識別子は、DSAデータフレーム内のDSA識別子フィールドに位置する、請求項43乃至52のうちいずれか1項に記載の装置。
  54. 前記第1のV2Xユニキャスト情報はMACデータフレームを含み、前記MACデータフレームはバージョンフィールド、アドレスフィールド、宛先アドレスフィールド、MACサブヘッダフィールド及び第1のペイロードフィールドを含み、前記第1のペイロードフィールドはDSMPデータフレームを含み、前記DSMPデータフレームはDSMPヘッダフィールド及び第2のペイロードフィールドを含み、前記第2のペイロードフィールドはDSAデータフレームを含み、前記DSAデータフレームはDSAバージョンフィールド、DSAヘッダ拡張インジケータフィールド、予約済みフィールド、DSA識別子フィールド、コンテンツカウントフィールド、ヘッダ拡張フィールド、AIDフィールド、長さフィールド及びデータフィールドを含む、請求項43乃至53のうちいずれか1項に記載の装置。
  55. プロセッサを含む通信装置であって、
    前記プロセッサはメモリに結合され、前記メモリはコンピュータ命令を記憶するように構成され、前記コンピュータ命令が前記プロセッサにより実行されたとき、請求項1乃至27のうちいずれか1項に記載の方法が実現される、通信装置。
  56. コンピュータ可読記憶媒体であって、
    当該コンピュータ可読記憶媒体はコンピュータプログラムを記憶し、前記コンピュータプログラムがプロセッサにより実行されたとき、請求項1乃至27のうちいずれか1項に記載の方法が実現される、コンピュータ可読記憶媒体。
  57. コンピュータプログラム製品であって、
    当該コンピュータプログラム製品はコンピュータ命令を含み、前記コンピュータ命令がプロセッサにより実行されたとき、請求項1乃至27のうちいずれか1項に記載の方法が実現される、コンピュータプログラム製品。
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