JP2024512786A - プレミスpdxのクラウド有効化を行うためのシステム - Google Patents

プレミスpdxのクラウド有効化を行うためのシステム Download PDF

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Abstract

一実施形態例では、コラボレーション及びソフトフォン使用のためにPBXがブリッジされたモバイル又はデスクトップアプリケーションを利用することを可能にするソリューションが提供される。該ソリューションは、PBXハードウェアと統合すべきエッジルータなどの追加のハードウェアを必要とすることなく、既存のハードワイヤードPBXデバイスと併せて機能する。着呼がオフィスにおける卓上電話などのユーザのハードワイヤードデバイスを鳴らし、このとき、モバイルデバイス又はデスクトップアプリケーション(アプリ)を同時に鳴らすことが可能である。アプリユーザらは、単に自分のハードワイヤードデバイスを使用しているかのようにアウトバウンドPSTN呼の発呼を行い、PBX内線にダイヤルすることが可能である。これに加えて、PSTNサービスが、既存のPBXをバイパスするのではなく、既存のPBXから利用され、それにより追跡及び課金がより簡単になる。セッション開始プロトコル(SIP)タイトランクは、既存のPBXとソフトウェアブリッジコントローラとの間において使用される。

Description

本出願は、一般に、電話網に関する。さらに詳細には、本出願は、電話網のためのプレミスPDXのクラウド有効化を行うためのシステムに関する。
多くの組織が構内電話交換機(PBX)を利用して組織内の電話呼を管理する。PBXのユーザは、内部的及び外部的に通信することが可能である。外部通信は、公衆交換電話網(PSTN)などのアナログ電話網を使用するか、T1などのデジタルネットワークを使用するか、ボイスオーバーIP(VoIP)ネットワークなどのパケットネットワークを使用して処理されることがある。PBXによって、組織が物理的な電話回線よりも多い電話とファックス機などの他のデバイスとを有することが可能になるとともに、通話の転送、ボイスメール、通話録音、対話式音声メニュー、及び通話待ちなどの機能が提供される。
PBXに対して接続されている各デバイスは、内線と呼ばれ、指定された内線電話番号を有する。それらのデバイスは全て、しかしながら、物理的な電話ケーブル又はネットワークケーブル及びラインカード又はイーサネット(登録商標)ポートを通じてPBXに対して物理的に接続されている。より多くのユーザが通話のために携帯(セルラー)電話/スマートフォンを利用する方を選ぶにつれて、少なくとも部分的には、従来のPBXは時代遅れになっている恐れがある。
いくつかのソリューションは、ユーザが通話のために携帯電話/スマートフォンを利用することを可能にし、PBX内における内部の物理的に接続された電話からの呼を携帯電話に転送する等の機能を可能にするべく、そうした電話をPBXへ統合するために利用可能であるが、呼転送ではモバイルデバイス又は他のデバイスはPBXに統合されない。モバイルデバイス又は他のデバイスは、呼を受信するためのダムエンドポイント(dumb endpoint)にしかならず、通話中の制御機能を有しない。また、モバイルデバイス又は他のデバイスは、それがPBXの一部であるかのように発呼することはできない。必要とされているのは、組織がPBX機能をセルラーデバイス又はスマートデバイスに拡張することを可能にするソリューションである。
本開示は、同様の参照符号が同様の要素を示す添付の図面の図において、限定ではなく例として示されている。
一実施形態例に従ったユニファイドコミュニケーションのためのシステムを示すブロック図。 一実施形態例に従ったプレミスPDXのクラウド有効化を行うためのシステムを示すブロック図。 別の実施形態例に従ったプレミスPDXのクラウド有効化を行うためのシステムを示すブロック図。 一実施形態例に従ったワークフローを示すラダー図。 別の実施形態例に従ったシナリオ例を示す図。 一実施形態例に従った別のシナリオ例を示す図。 一実施形態例に従った別のシナリオ例を示す図。 一実施形態例に従った別のシナリオ例を示す図。 一実施形態例に従った、第1のPBXと第2のPBXとをブリッジ接続するための方法900を示すフロー図。 上述されたデバイスのうちの任意の1つ以上にインストールされることが可能なソフトウェアアーキテクチャを示すブロック図。 一実施形態例に従った、一連の命令が機械に本明細書に記載の方法論のうちの任意の1つ以上を行わせるために実行され得るコンピュータシステムの形態における機械を図式化したものを示す図。
以下の説明は、実施形態例を具体化する例示的なシステム、方法、技術、命令シーケンス、及び機械可読媒体(例えば、計算機プログラムプロダクト)を含む。以下の説明では、説明の目的のために、本発明の主題の様々な実施形態の理解を提供するべく、多数の特定の詳細が記載される。しかしながら、本発明の主題の実施形態がこれらの特定の詳細無しに実施され得ることは当業者にとって明白であり得る。一般に、周知の命令インスタンス、プロトコル、構造体、技術は詳細に示されていない。
一実施形態例では、PBXがブリッジされたモバイルアプリケーション又はデスクトップアプリケーションを利用することを可能にするソリューションが提供される。該ソリューションは、PBXハードウェアと統合されたエッジルータなどの追加のハードウェアを必要とすることなく、既存のハードワイヤードPBXデバイスと併せて機能する。
一実施形態例では、着呼がオフィスにおける卓上電話などのユーザのハードワイヤードデバイスを鳴らし、このとき、モバイルデバイス又はデスクトップアプリケーション(アプリ)を同時に鳴らすことが可能である。アプリユーザは、自分のハードワイヤードデバイスを使用しているかのように、アウトバウンドPSTN呼の発呼を行い、PBX内線にダイヤルすることが可能である。これに加えて、PSTNサービスが、既存のPBXをバイパスするのではなく、既存のPBXから利用され、それにより追跡及び課金がより簡単になる。
一実施形態例では、ソリューションは、既存のPBXとソフトウェアブリッジコントローラとの間のセッション開始プロトコル(SIP)タイトランク(tie trunk)を利用することによって達成される。これにより、事実上どこででもデプロイされることが可能な複数のデバイスを用いた統合されたユーザ体験が提供される。
構成が、PBXユーザのための「私を見付けて(ファインド・ミー;find me)」及び「私をフォローして(フォロー・ミー;follow me)」サービスを支援するために、すべてのクラウドPBXユーザに2つの内線をブリッジコントローラに割り当てさせることによって達成される。ブリッジコントローラ及びPBXは、次いで、ユーザデバイス間で呼を渡すために、インターネットを通じたプライベートSIPタイトランクを活用するように構成されている。詳細には、PBXデバイスがPSTN又は内線呼を受けるときにアプリをブリッジするために、PBXシステムは、同時の鳴動パターンを呼び出すように構成されているので、電話とアプリとの両方が同時に鳴り得る。クラウドPBXユーザは、PBX内線及びPSTN番号を内線ダイヤルすることが可能である。呼は、タイトランクを通じてルーティングされる。クラウドPBXユーザアプリケーションのアウトバウンド発呼者IDは、対応するPBXユーザ発呼者IDと同じであるように構成されている。
図1は、一実施形態例に従ったユニファイドコミュニケーションのためのシステム100を示すブロック図である。用語「ユニファイドコミュニケーション(unified communications)」は、多くの様々なタイプの通信が、例えば従来の電話呼(PBX呼及びPSTN呼等)と、プレゼンス追跡(従業員が通信を利用可能であるか否かの追跡等)と、チャット及びテキスト機能と、ビデオ会議と、ファイル管理とを含む単一のプラットフォームを通して処理されることを意味する。ユニファイドコミュニケーションプラットフォームは、クラウドPBX102と呼ばれてよく、アプリケーションコントローラ104と、アプリサーバ106と、PBXサーバ108と、構成コンポーネント110と、音声制御パネル(VCP)112とを備えてよい。アプリケーションコントローラ104は、アプリサーバ106上で動作する1つ以上のアプリケーションを制御するように機能する。なお、アプリサーバ106は、実際には、音声通信と、チャット/テキストと、ビデオ会議と、ファイル管理とのための潜在的に別のアプリケーションを含む、ユニファイドコミュニケーションプラットフォームの一部として利用可能な様々なアプリケーションのために動作する複数のアプリサーバであってよい。PBXサーバ108は、呼の呼ルーティングを特異的に処理する。構成コンポーネント110は、顧客特有の構成が維持されるとともにそれに従ってよい場所であり、VCP112は、構成をセットアップ及び/又は編集するために使用されることが可能であるグラフィカルユーザインターフェースである。
クラウドPBX102は、ネットワーク層114に接続してよく、ネットワーク層114は、パケットスイッチングを実行するスイッチングコンポーネント116と、SIPタイトランクを介してインターネット118と通信するセッションボーダーコントローラ(SBC)120とを備える。別のキャリアのSBC122は、PSTN124と直接通信してよい。
クラウドPBX102のユーザは、電話/デスクトップクライアント126及びモバイルクライアント128などのデバイスを維持してよい。電話/デスクトップクライアント126は、イーサネット(登録商標)又はWi-Fi(登録商標)接続を介してインターネット118を通じて直接接続してよく、例えば、このとき、モバイルクライアントがモバイルキャリア130を介して(又はWi-Fi接続を直接介して)インターネット118を通じて通信してよい。
PBX132は、自身のSBC134と、呼ルーティングコンポーネント136と、フィーチャコンポーネント138と、ポータル140とを維持してよい。フィーチャコンポーネント138は、内部テキスト及びプレゼンスフィーチャなどの様々なPBXフィーチャを提供してよい。PBX132のユーザは、ハードワイヤードクライアント142を有してよく、PBX132は、PSTN144に接続してよい。さらにまた、下記により詳細に説明されるように、PBX132は、タイトランクを介してインターネット118に接続してよい。
図2は、一実施形態例に従った、プレミスPDXのクラウド有効化を行うためのシステム200を示すブロック図である。描写されるシステム200は、ブリッジ接続機能における要のコンポーネントを強調するための図1の簡略化されたバージョンである。システム200は、ブリッジコントローラ202を備え、ブリッジコントローラ202は、クラウド環境において動作してよい。ブリッジコントローラは、プライベートSIPタイトランクを介してプレミスPBX204に接続する。ユーザは、プレミスPBX204に直接接続されている1つのデバイス206(卓上電話など)を有してよい一方、また、インターネットを通じて(及び場合によってはセルラーキャリアを通じて)ブリッジコントローラに接続されている別のデバイス208(デスクトップアプリが動作しているデスクトップコンピュータ又はモバイルアプリが動作しているモバイルデバイス若しくは携帯電話)も有してよい。このユーザに別のユーザが発呼するとき、システム200によって、デバイス206とデバイス208との両方が同時に鳴ることが可能になる。
ブリッジコントローラ202は、実際にはセッションボーダーコントローラとクラウドPBXとを含む、複数のコンポーネントを備えてよい。図3は、別の実施形態例に従った、プレミスPDXのクラウド有効化を行うためのシステム300を示すブロック図である。ここで、システム300は、セッションボーダーコントローラ302と、クラウドPBX304とを備える。
セッションボーダーコントローラ302は、クラウドPBX304とプレミスPBX306との間のインターフェースとして機能する。本明細書に説明される追加のフィーチャを可能にするための構成プロセスのうちのいくつかは、セッションボーダーコントローラ302によって実行されて、いくつかは、外部のPBX304によって実行される。
係る図は、また、3人のユーザと、4つのデバイス308,310,312,314とを示す。デバイス308は、ユーザ1によって使用され、クラウドPBX304に対して接続されている。ユーザ1については、プレミスPBX306に対して直接接続されているデバイスは示されていない。ユーザ1がそうしたデバイスを有し、そうしたデバイスが単に示されていないことも可能である一方、単にユーザ1がプレミスPBX306に直接接続し得るデバイスを有しないことも可能である(ユーザ1が完全に遠隔であるか、在宅勤務の労働者である場合など)。デバイス310及び312は、ユーザ2によって使用される。デバイス310は、クラウドPBX304に対して接続されており、デバイス312は、プレミスPBX306に対して接続されている。これは、ユーザ2が卓上電話(デバイス312など)を有するオフィスにおいて仕事をしており、また、時折モバイルデバイス(デバイス310など)で仕事上の電話を取る場合であり得る。デバイス314は、ユーザ3によって使用され、プレミスPBX306に対して接続されている。ユーザ3については、クラウドPBX304に対して直接接続されているデバイスは示されていない。ユーザ3がそうしたデバイスを有し、そうしたデバイスが単に示されていないことが可能である一方、単にユーザ3がクラウドPBX304に直接接続され得るデバイスを有しないことも可能である(オフィスにおける卓上電話で仕事上の電話を取るだけであり、モバイルデバイスで仕事上の電話を取らない、又は場合によってはモバイルデバイスを所有しない労働者など)。
ライン316は、ユーザ1がデバイス308を使用してユーザ2の内線にダイヤルすることを表す。これは、クラウドPBX304に対して送信され、クラウドPBX304は、ユーザ2をローカルルーティングテーブル(クラウドPBX304に対してローカル)において探してよい。該ルーティングテーブルは、ユーザ2がクラウドPBX304に直接接続するデバイス310を維持するとともに、クラウドPBXに接続するデバイスも維持することを示してよい(ローカルルーティングテーブルは、デバイス308についてのデバイス固有IDを有することなどによってデバイス308が何であるかを認識してもよい一方、デバイス310についてのそうした情報を有しなくてもよい)。同時の鳴動がユーザ2のアカウントに対して有効化されている場合、次いでクラウドPBX304は、そうした同時鳴動を引き起こすことを試みることを示す。ライン318は、クラウドPBX304がデバイス310を鳴らすことを示す。ライン320は、クラウドPBX304がファインド・ミー-フォロー・ミー(FMFM)コマンドを内線2(EXT2)に発することを示す。ローカルルーティングテーブルは、クラウドPBX304に、ユーザ2が1つ以上の他のデバイスを維持するPBXの識別情報308を通知する。ライン322は、クラウドPBX304が、プレミスPBX306に対応するセッションボーダーコントローラ302と交信することを示し、ライン324は、対応するセッションボーダーコントローラ302がプレミスPBX306とSIPタイトランクラインを通じてDIDコマンドを用いて交信することを示す。プレミスPBX306は、次いでユーザ2に関連するデバイス312を識別するために、自身のローカルルーティングテーブルにアクセスして、デバイス312がデバイス310と同時に鳴るように、DIDコマンドをデバイス312に送信する。
また、PSTN326も描写されている。ライン328は、ユーザ2を呼び出すプレミスPBX306へのPSTN326による発呼を表す。目標は、係る呼がまた、デバイス310及び312を同時に鳴らすことでもある。プレミスPBX306は、係る呼を受信して、ローカルルーティングテーブルにおいてユーザ2を探し、ユーザ2がプレミスPBX306に対して直接接続されているデバイス312を維持し、また、クラウドPBX304に対して直接接続されているデバイスも維持することを通知する。係るローカルルーティングテーブルは、デバイス312についての固有デバイスIDを有してよい一方、デバイス310についての固有デバイスIDを認識しなくてよい。ライン330は、プレミスPBX306がデバイス312を直接鳴らすことを表す。ライン332は、プレミスPBX306が対応するセッションボーダーコントローラ302に呼要求を送信することを示し、ライン334は、対応するセッションボーダーコントローラ302が係る要求をSIPタイトランクを通じてクラウドPBX304に転送することを表す。クラウドPBX304は、次いで、自身のローカルルーティングテーブルを探してユーザ2に対応するデバイス310を識別し、次いで、ライン336は、デバイス312と同時に鳴るようにクラウドPBX304が呼をデバイス310に送信することを表す。
ライン338は、ユーザ2がデバイス310を使用して、PSTN326を通じてアクセス可能な外線番号に電話を掛けることを示す。係るクラウドDID呼は、クラウドPBX304に対して渡され、クラウドPBX304は、ユーザ2をそのローカルルーティングテーブルにおいて探して、係るクラウドDID呼がプレミスPBX306を介して送信される必要があることを判定する(クラウドPBX304が自身のPSTNに対して、場合によってはPSTN326に対して直接接続されている可能性があるので、技術的にそのようにすることは必須ではないが、ユーザ2がプレミスPBX306のユーザである場合には、追跡及び/又は課金の目的のためにそのようにすることは有益である。したがって、ライン340は、クラウドPBXがDIDを対応するセッションボーダーコントローラ302に送信することを表し、対応するセッションボーダーコントローラ302は、次いで、DIDをプレミスPBX306に送信する(ライン342によって表されるように)。プレミスPBX306は、次いで、ライン342によって表されるように、PSTN326を通じて発呼する。
ライン344は、ユーザ1がデバイス308を使用して、デバイス314を管理するユーザ3に発呼することを表す。クラウドPBX304は、そのローカルルーティングテーブルにおいてユーザ3を探して、ユーザ3がプレミスPBX306におけるデバイスを維持することを判定する。したがって、ライン346は、クラウドPBXが係る呼を対応するセッションボーダーコントローラ302に渡すことを表し、セッションボーダーコントローラ302は、次いで、ライン348によって表されるように、SIPタイトランクを介してプレミスPBX306に係る呼を渡す。ライン350は、プレミスPBX306が呼をデバイス314に送信することを表し、ここにおいて、デバイス314は鳴動する(ユーザ3が、登録されている他のデバイスを有しないので、同時鳴動なしで)。
図4は、一実施形態例に従った、ワークフロー400を示すラダー図である。係るワークフローは、顧客402と、VCP404と、クラウドPBX406と、課金コンポーネント408と、セッションボーダーコントローラ410と、プレミスPBX412とを含んでよい。顧客402は、クラウドPBX406及びプレミスPBX412のブリッジ接続をセットアップする管理者であってよい。VCP404は、構成のために使用されることが可能なグラフィカルユーザインターフェースである。
動作414において、顧客402は、タイトランクパラメータをVCP404に入力する。これらのパラメータは、例えば、タイトランク名と、PBXタイプと、コーデックと、同時の呼(同時の通話路)の数とを含んでよい。動作416において、VCP404は、次いでタイトランクパラメータを課金コンポーネント408に提供して、課金コンポーネント408は、動作418においてタイトランクを生成する。動作420において、課金コンポーネント408は、タイトランクIDと、コントローラURL(uniform resource locator)と、SIPユーザエージェント(UA)ユーザネームと、SIP UAパスワードとを返す。動作422において、VCP404は、コントローラURLと、SIPユーザエージェント(UA)ユーザネームと、SIP UAパスワードとを顧客402に返す。動作424において、VCP404は、タイトランクIDをクラウドPBX406に送信して、クラウドPBX406は、タイトランクIDをローカルルーティングテーブルにおける対応するエントリの中に取り込んでよい。
動作426において、顧客402は、タイトランクのために予約された内線をVCP404に入力する。これらの内線は、プレミスPBX412のユーザによる使用のために予約され、したがって、クラウドPBX406の他のユーザのために別個に使用されない。したがって、動作428において、VCP404は、これらのタイトランク内線をクラウドPBX406に登録する。
動作430において、顧客402は、クラウドPBXユーザを入力し、FMFMパラメータと、発呼回線ID(CLID)と、割り当てられたブリッジとを設定する。動作432において、VCP404は、クラウドPBXユーザをクラウドPBX406に登録する。次いで、動作434において、顧客402は、コントローラURLと、SIP UAユーザネームと、SIP UAパスワードとを含むSIPタイトランクパラメータをプレミスPBX412に入力する。
動作436において、登録された内線からの発呼が行われる。これに応答して、クラウドPBX406は、動作438において、タイトランクIDをSIP呼要求に加えて、動作440において、クラウドPBX406は、内線及びタイトランクIDを有するSIP要求を課金コンポーネント408に送信するので、それが課金目的のための発呼として登録されることが可能であり、その時点で動作442において、呼がプレミスPBX412を通じて行われる。
動作444において、インバウンド呼がプレミスPBX412を介して受信される。動作446において、課金コンポーネント408は、インバウンド内線をSIP呼要求に追加して、それをクラウドPBX406に送信する。動作448において、クラウドPBX406は、対応するデバイスを鳴らす。
動作450において、クラウドPBXユーザからの呼がクラウドPBX406において受信される。これに応答して、クラウドPBX406は、動作452においてタイトランクIDをSIP呼要求に加えて、動作454においてクラウドPBX406は、PSTN及びタイトランクIDを有するSIP要求を課金コンポーネント408に送信するので、それが課金目的のための発呼として登録されることが可能であり、その時点で動作456において、呼がプレミスPBX412を通じて行われる。
図5は、一実施形態例に従ったシナリオ例を示す図である。ここで、デバイス500は、プレミスPBX502に存在する電話番号をダイヤルするために、外部の呼によって使用される。該呼は、PSTN504によってプレミスPBX502に渡される。プレミスPBX502は、該呼についての内線をダン(Dan)に対して登録されているx125であると識別して(ダイヤルされた実際の番号から内線へのマッピングを使用することによって)、これもダンに対して登録されている外部の内線である内線x225も鳴らすために、SIM鳴動パターンを適用する。係る鳴動パターンは、タイトランクを通じてクラウドPBX506に送信される。クラウドPBX506は、次いで、自身のテーブルにおける内線を探して、デバイス508が鳴らされるべきであることを判定する一方、同時に、プレミスPBX502は、自身のテーブルにおける内線及びデバイス510が鳴らされるべきであるデバイスを探す。プレミスPBX502によって応答が検出されない場合、次いで、ボイスメールに進む。
図6は、一実施形態例に従った別のシナリオ例を示す図である。ここで、デバイス600は、プレミスPBX602についての一般番号を表す電話番号をダイヤルするために、外部の呼によって使用される。該呼は、PSTN604によってプレミスPBX602に渡される。プレミスPBX602は、オートアテンダントを使用して、発呼者が呼の受信者の内線を入力することを要求する。これがダンに登録されているx125であると識別されると、やはりダンに登録されている外部の内線である内線x225も鳴らすためのSIM鳴動パターン。係る鳴動パターンは、タイトランクを通じてクラウドPBX606に送信される。クラウドPBX606は、次いで、自身のテーブルにおける内線を探して、デバイス608が鳴らされるべきであることを判定する一方、同時に、プレミスPBX602は、自身のテーブルにおける内線及びデバイス610が鳴らされるべきであるデバイスを探す。プレミスPBX602によって応答が検出されない場合、次いで、ボイスメールに進む。
図7は、一実施形態例に従った別のシナリオ例を示す図である。ここで、デバイス700は、エイミー(Amy)の内線x120をダイヤルするために、ダンによって使用される。クラウドPBX702は、x120がエイミーの登録されたクラウドPBXデバイス704を有することを識別して、次いで、デバイス704を鳴らすために鳴動パターンを開始する。さらにまた、クラウドPBX702は、SIPタイトランクを通じてPBX706に呼を渡し、PBX706は、x120を自身のテーブルにおいて探して、デバイス708がその内線にも対応することを判定し、次いで、デバイス708上で鳴動パターンを開始する。
図8は、一実施形態例に従った別のシナリオ例を示す図である。ここで、デバイス800は、エイミーの内線x120をダイヤルするために、ダンによって使用される。プレミスPBX802は、x120に対応するデバイス804を鳴らす。さらにまた、自身のテーブルに基づき、PBX802は、タイトランクを通じて内線x220に呼を送信するべきであることを識別し、これによって、次いで、呼がクラウドPBX806に対して渡される。クラウドPBX806は、次いで、エイミーのクラウドPBX806に登録されている潜在的ないくつかのデバイスのうちの1つであることによって、デバイス808が係る内線に対応することを識別する。したがって、それはデバイス808を鳴らすために鳴動パターンを開始する。
図9は、一実施形態例に従った、第1のPBXと第2のPBXとをブリッジ接続するための方法900を示すフロー図である。第1のPBXは、物理的配線を介して直接接続されている複数の通信デバイスを有する一方、第1のPBXに対して無線接続又はインターネット接続を介して直接接続されている通信デバイスを有する能力を欠いている一方で、第2のPBXは、第2のPBXに対して無線接続又はインターネット接続を介して直接接続されている通信デバイスを有する能力を有する。動作902では、セッション開始プロトコル(SIP)タイトランクが、第2のPBXに接続されている第1のセッションボーダーコントローラからインターネットを介して第1のPBXまで確立される。
動作904において、第2のPBXを用いて第1の内線配下に第1のユーザの第1のデバイスが登録される。ここで、第1のユーザは、第2の内線配下に第1のPBXに登録されている第2のデバイスを有する。動作906において、第2のPBXは、また、第1のデバイスが第1の内線に対して登録されていることを示す第1のデータ構造を維持するとともに、第1の内線がSIPタイトランクを介して第1のPBXに関連付けられていることを示す第2のデータ構造を維持する。いくつかの実施形態例では、これらのデータ構造の両方は、同じデータ構造内に含まれている。
動作908において、第1のセッションボーダーコントローラを介して第1のPBXからの呼要求を受信すると、第2のPBXは、第1のPBXが第2のデバイスを鳴らしているときに第1のデバイスを鳴らす。これは、第1のデバイスを識別するために第1の内線の識別情報を使用して第1のデータ構造にアクセスすることによって、達成される。動作910において、第1のデバイスからの呼要求を受信すると、第2のPBXは、第1のセッションボーダーコントローラを介して第1のPBXに呼要求を送信しているときに第1のデバイスを鳴らす。これは、第1のPBX及びSIPタイトランクを識別するために第1の内線の識別情報を使用して第2のデータ構造にアクセスすることによって、達成される。
図10は、上述されたデバイスのうちの任意の1つ以上にインストールされることが可能なソフトウェアアーキテクチャ1002を示すブロック図1000である。図10は、単にソフトウェアアーキテクチャの非限定的な例であり、本明細書に説明される機能を容易にするために多くの他のアーキテクチャが実装されることが可能であることが認められ得る。様々な実施形態では、ソフトウェアアーキテクチャ1002は、プロセッサ1110と、メモリ1130と、入出力(I/O)コンポーネント1150とを備える図11の機械1100などのハードウェアによって実装される。係るアーキテクチャ例では、ソフトウェアアーキテクチャ1002は、各レイヤが特定の機能を提供し得る複数のレイヤのスタックとして概念化されることが可能である。例えば、ソフトウェアアーキテクチャ1002は、オペレーティングシステム1004と、ライブラリ1006と、フレームワーク1008と、アプリケーション1010と、などのレイヤを含む。随意で、アプリケーション1010は、いくつかの実施形態と一致して、ソフトウェアスタックを通じてAPI呼出1012を呼び出して、API呼出1012に応答してメッセージ1014を受信する。
様々な実装形態では、オペレーティングシステム1004は、ハードウェアリソースを管理して、共通サービスを提供する。オペレーティングシステム1004は、例えば、カーネル1020と、サービス1022と、ドライバ1024とを備える。カーネル1020は、いくつかの実施形態と一致して、ハードウェアと他のソフトウェアレイヤとの間の抽象化レイヤとして機能する。例えば、カーネル1020は、他の機能の中でもとりわけ、メモリ管理と、プロセッサ管理(例えば、スケジューリング)と、コンポーネント管理と、ネットワーク化と、セキュリティ設定とを提供する。サービス1022は、他のソフトウェアレイヤのための他の共通サービスを提供することが可能である。ドライバ1024は、いくつかの実施形態によれば、基礎となるハードウェアの制御か、基礎となるハードウェアとインターフェースで接続することを担っている。例えば、ドライバ1024は、ディスプレイドライバと、カメラドライバと、BLUETOOTH(登録商標)又はBLUETOOTH(登録商標)LE(Low Energy)ドライバと、フラッシュメモリドライバと、シリアル通信ドライバ(例えば、USB(Universal Serial Bus)ドライバ)と、Wi-Fi(登録商標)ドライバと、オーディオドライバと、電力管理ドライバと、などを含むことが可能である。
いくつかの実施形態では、ライブラリ1006は、アプリケーション1010によって利用される低レベルの共通インフラストラクチャを提供する。ライブラリ1006は、メモリアロケーション機能と、文字列操作機能と、数学的機能となどの機能を提供することが可能であるシステムライブラリ1030(例えば、C標準ライブラリ)を備えることが可能である。さらに、ライブラリ1006は、メディアライブラリ(例えば、MPEG4(Moving Picture Experts Group-4)、H.264又はAVC(Advanced Video Coding)、MP3(Moving Picture Experts Group Layer-3)、AAC(Advanced Audio Coding)、AMR(Adaptive Multi-Rate)オーディオコーデック、JPEG又はJPG(Joint Photographic Experts Group)、又はPNG(Portable Network Graphics)などの様々なメディアのフォーマットの提示及び操作を支援するためのライブラリ)と、グラフィックスライブラリ(例えば、ディスプレイ上のグラフィックコンテンツにおいて二次元(2D)及び三次元(3D)でレンダリングするために使用されるOpenGLフレームワーク)と、データベースライブラリ(例えば、様々なリレーショナルデータベース機能を提供するためのSQLite)と、ウェブライブラリ(例えば、ウェブブラウジング機能を提供するためのWebKit)と、などのAPIライブラリ1032を備えることが可能である。ライブラリ1006は、また、他の多くのAPIをアプリケーション1010に提供するために、多種多様な他のライブラリ1034を備えることが可能である。
フレームワーク1008は、いくつかの実施形態によれば、アプリケーション1010によって利用されることが可能である高レベルの共通インフラストラクチャを提供する。例えば、フレームワーク1008は、様々なGUI機能、高レベルのリソース管理、高レベルの位置情報サービスなどを提供する。フレームワーク1008は、アプリケーション1010によって利用されることが可能な広範囲の他のAPIを提供することが可能であり、そのうちのいくつかは、特定のオペレーティングシステム1004又はプラットフォームに特有であってよい。
一実施形態例では、アプリケーション1010は、ホームアプリケーション1050、連絡先アプリケーション1052、ブラウザアプリケーション1054、ブックリーダアプリケーション1056、位置情報アプリケーション1058、メディアアプリケーション1060、メッセージ送受信アプリケーション1062、ゲームアプリケーション1064、及び広い各種の他のアプリケーション(サードパーティアプリケーション1066など)を含む。いくつかの実施形態によれば、アプリケーション1010は、プログラムにおいて定義された機能を実行するプログラムである。様々なプログラミング言語がアプリケーション1010のうちの1つ以上を作成するために採用されることが可能であり、そのアプリケーション1010のうちの1つ以上は、オブジェクト指向型プログラミング言語(例えば、Objective-C,Java(登録商標),又はC++)、又は手続き型プログラミング言語(例えば、C又はアセンブリ言語)などの様々な手法において構造化されている。特定の一例では、サードパーティアプリケーション1066(例えば、特定のプラットフォームのベンダー以外のエンティティによってANDROID(登録商標)又はIOS(登録商標)ソフトウェア開発キット(SDK)を使用して開発されたアプリケーション)は、モバイルオペレーティングシステム(IOS(登録商標),ANDROID(登録商標),WINDOWS(登録商標)フォン、又は別のモバイルオペレーティングシステム)上で動作するモバイルソフトウェアであってよい。係る例では、サードパーティアプリケーション1066は、本明細書に説明される機能を容易にするために、オペレーティングシステム1004によって提供されるAPI呼出1012を呼び出すことが可能である。
図11は、一実施形態例に従った、一連の命令が機械1100に本明細書に記載の方法論のうちの任意の1つ以上を行わせるために実行され得るコンピュータシステムの形態における機械1100を図式化したものを示す。詳細には、図11は、コンピュータシステムの形態例において機械1100を図式化したものを示し、機械1100に本明細書に記載の方法論のうちの任意の1つ以上を行わせるための命令1116(例えば、ソフトウェア、プログラム、アプリケーション1010、アプレット、アプリ、又は他の実行可能コード)が実行されてよい。例えば、命令1116は、機械1100に図9の方法900を実行させてよい。これに加えて、又はこれに代えて、命令1116は、図1~図9などを実装してよい。命令1116は、一般的なプログラムされていない機械1100を説明されたとともに示された機能を説明された手法において行うようにプログラムされた特定の機械1100に変換する。代替実施形態では、機械1100は、スタンドアロンデバイスとして動作するか、他の機械と連結(例えば、ネットワーク化)されていてよい。ネットワーク化されたデプロイメントにおいて、機械1100は、サーバ-クライアントネットワーク環境におけるサーバ機械又はクライアント機械の能力において動作し得るか、ピアツーピア(又は、分散型)ネットワーク環境におけるピア機械として動作してよい。機械1100は、サーバコンピュータ、クライアントコンピュータ、PC、タブレットコンピュータ、ラップトップコンピュータ、ネットブック、セットトップボックス(STB)、ポータブルデジタルアシスタント(PDA)、エンターテイメントメディアシステム、携帯(セルラー)電話、スマートフォン、モバイルデバイス、ウェアラブルデバイス(例えば、スマートウォッチ)、スマートホームデバイス(例えば、スマート家電)、他のスマートデバイス、ウェブアプライアンス、ネットワークルータ、ネットワークスイッチ、ネットワークブリッジ、又は機械1100によって行われる行為を指定する命令1116を連続的に又は別の手法で実行可能な任意の機械を含んでよいが、これらに限定されない。さらに、単一の機械1100のみが示されている一方で、用語「機械(machine)」は、また、本明細書に説明される方法論のうちの任意の1つ以上を行うために命令1116を個別に又は共同で実行する機械1100の集合を含むようにも理解されるものとする。
機械1100は、プロセッサ1110と、メモリ1130と、入出力コンポーネント1150とを備えてよく、それらは、バス1102を介してなどで互いに通信するように構成されていてよい。一実施形態例では、プロセッサ1110(例えば、中央処理装置(CPU)、縮小命令セットコンピューティング(RISC)プロセッサ、複合命令セットコンピューティング(CISC)プロセッサ、グラフィックスプロセシングユニット(GPU)、デジタルシグナルプロセッサ(DSP)、特定用途向け集積回路(ASIC)、無線周波数集積回路(RFIC)、別のプロセッサ、又はそれらの任意の適当な組み合わせ)は、例えば、命令1116を実行し得るプロセッサ1112及びプロセッサ1114を備えてよい。用語「プロセッサ」は、命令1116を同時に実行し得る2つ以上の独立したプロセッサ1112(時に「コア(cores)」と呼ばれる)を備え得るマルチコアプロセッサ1110を含むように意図されている。図11は、複数のプロセッサ1110を示すが、機械1100は、単一のコアを有する単一のプロセッサ1112、複数のコアを有する単一のプロセッサ1112(例えば、マルチコアプロセッサ)、単一のコアを有する複数のプロセッサ1110、複数のコアを有する複数のプロセッサ1110、又はそれらの任意の組み合わせを備えてよい。
メモリ1130は、メインメモリ1132と、スタティックメモリ1134と、記憶ユニット1136とを備えてよく、全てがバス1102を介してなどでプロセッサ1110にアクセス可能である。メインメモリ1132、スタティックメモリ1134、及び記憶ユニット1136は、本明細書に説明される方法論又は機能のうちの任意の1つ以上を具体化する命令1116を記憶する。命令1116は、また、機械1100による命令1116の実行中に、完全又は部分的に、メインメモリ1132内、スタティックメモリ1134内、記憶ユニット1136内、プロセッサ1110のうちの1つ以上内(例えば、プロセッサのキャッシュメモリ内)、又はそれらの任意の適当な組み合わせにも存在してよい。
入出力コンポーネント1150は、入力を受け取り、出力を提供し、出力を生成し、情報を送り、情報を交換し、測定値をキャプチャするなどのための多種多様なコンポーネントを備えてよい。特定の機械1100に備えられている特定の入出力コンポーネント1150は、機械1100のタイプに応じ得る。例えば、携帯電話などのポータブル機械は、タッチ入力デバイス又は他のそうした入力機構をおそらく備え得る一方で、ヘッドレスサーバ機械は、そうしたタッチ入力デバイスをおそらく備え得ない。入出力コンポーネント1150が、図11において示されていない他の多くのコンポーネントを備えてよいことが認められ得る。入出力コンポーネント1150は、単に以下の説明を簡略化するために機能に従って分類されており、分類は、決して限定的なものではない。様々な実施形態では、入出力コンポーネント1150は、出力コンポーネント1152と、入力コンポーネント1154とを備えてよい。出力コンポーネント1152は、視覚コンポーネント(例えば、プラズマディスプレイパネル(PDP)、発光ダイオード(LED)ディスプレイ、液晶ディスプレイ(LCD)、プロジェクタ、又はブラウン管(CRT)などのディスプレイ)と、聴覚コンポーネント(例えば、スピーカー)と、力覚(haptic)コンポーネント(例えば、振動モニタ、抵抗機構)と、他の信号生成器となどを含んでよい。入力コンポーネント1154は、英数字入力コンポーネント(例えば、キーボード、英数字入力を受け取るように構成されているタッチスクリーン、フォト-オプティカルキーボード、又は他の英数字入力コンポーネント)と、ポイントベースの入力コンポーネント(例えば、マウス、タッチパッド、トラックボール、ジョイスティック、動きセンサ、又は別のポインティング器具)と、触覚入力コンポーネント(例えば、物理的なボタン、タッチ又はタッチジェスチャの位置及び/又は力を提供するタッチスクリーン、又は他の触覚入力コンポーネント)と、音声入力コンポーネント(例えば、マイクロフォン)と、などを含んでよい。
さらなる実施形態例では、入出力コンポーネント1150は、幅広い他のコンポーネントのなかでも、生体認証コンポーネント1156、動きコンポーネント1158、環境コンポーネント1160、又は位置コンポーネント1162を備えてよい。例えば、生体認証コンポーネント1156は、表情(例えば、手の表現、顔の表情、声の表情、身体のジェスチャー、又はアイトラッキング)を検出し、生体信号(例えば、血圧、心拍数、体温、発汗、又は脳波)を測定し、人を識別する(例えば、音声識別、網膜識別、顔識別、指紋識別、又は脳波図ベースの識別)などのためのコンポーネントを備えてよい。動きコンポーネント1158は、加速度センサコンポーネント(例えば、加速度計)と、重力センサコンポーネントと、回転センサコンポーネント(例えば、ジャイロスコープ)となどを備えてよい。環境コンポーネント1160は、例えば、照度センサコンポーネント(例えば、光度計)、温度センサコンポーネント(例えば、周囲温度を検出する1つ以上の温度計)、湿度センサコンポーネント、圧力センサコンポーネント(例えば、気圧計)、音響センサコンポーネント(例えば、背景雑音を検出する1つ以上のマイクロフォン)、近接センサコンポーネント(例えば、近くの物体を検出する赤外線センサ)、ガスセンサ(例えば、安全のために有害なガスの濃度を検出するか、大気における汚染物質を測定するためのガス検出センサ)、又は周囲の物理的環境に対応する示度、測定値、又は信号を提供し得る他のコンポーネントを備えてよい。位置コンポーネント1162は、位置情報センサコンポーネント(例えば、全地球測位システム(GPS)受信機コンポーネント)、高度センサコンポーネント(例えば、高度が導出され得る気圧を検出する高度計又は気圧計)、方向センサコンポーネント(例えば、磁力計)などを備えてよい。
通信は、多種多様な技術を使用して実装されてよい。入出力コンポーネント1150は、機械1100をネットワーク1180にカップリング1182を介して結合し、機械1100をデバイス1170にカップリング1172を介して結合するように動作可能な通信コンポーネント1164を備えてよい。例えば、通信コンポーネント1164は、ネットワークインターフェースコンポーネントか、ネットワーク1180とインターフェースで接続するための別の適当なデバイスを備えてよい。さらなる例では、通信コンポーネント1164は、有線通信コンポーネントと、無線通信コンポーネントと、セルラー通信コンポーネントと、近距離無線通信(NFC)コンポーネントと、Bluetooth(登録商標)コンポーネント(例えば、Bluetooth(登録商標) Low Energy)と、Wi-Fi(登録商標)コンポーネントと、他のモダリティを介して通信を提供するための他の通信コンポーネントとを含んでよい。デバイス1170は、別の機械又は多種多様な周辺機器(例えば、USBを介して結合された周辺機器)のうちのいずれかであってよい。
さらに、通信コンポーネント1164は、識別子を検出するか、識別子を検出するために動作可能なコンポーネントを含んでよい。例えば、通信コンポーネント1164は、RFID(radio frequency identification)タグ読取コンポーネント、NFCスマートタグ検出コンポーネント、光学読取コンポーネント(例えば、UPC(Universal Product Code)バーコードなどの一次元バーコードと、QR(Quick Response)コード(登録商標)、アズテック(Aztec)コード、データマトリックス(Data Matrix)、データグリフ(Dataglyph)(登録商標)、マキシコード(MaxiCode)、PDF417、ウルトラコード(Ultra Code)、UCC RSS-2Dバーコードなどの多次元バーコードと、他の光学コードとを検出するための光学センサ)、又は音響検出コンポーネント(例えば、タグ付けされた音声信号を識別するマイクロフォン)を備えてよい。加えて、インターネットプロトコル(IP)ジオロケーションを介した位置情報、Wi-Fi(登録商標)信号三角測量を介した位置情報、特定の位置情報を示し得るNFCビーコン信号を検出することを介した位置情報など、様々な情報が通信コンポーネント1164を介して導出されてよい。
実行可能な命令及び機械記憶媒体
様々なメモリ(すなわち、1130,1132,1134及び/又はプロセッサ1110のメモリ)及び/又は記憶ユニット1136は、本明細書に説明される方法論又は機能のうちの任意の1つ以上を具体化するか、それらによって利用される一組以上の命令1116及びデータ構造(例えば、ソフトウェア)を記憶してよい。これらの命令(例えば、命令1116)によって、これらの命令がプロセッサ1110によって実行される時、開示された実施形態を実装するために様々な動作が引き起こされる。
本明細書に使用されるように、用語「機械記憶媒体」、「デバイス記憶媒体」、及び「コンピュータ記憶媒体」は、同じものを意味し、互換的に使用されてよい。該用語は、実行可能な命令1116及び/又はデータを記憶する単一又は複数の記憶デバイス及び/又は媒体(例えば、集中型又は分散型データベース、及び/又は関連するキャッシュ及びサーバ)を表す。該用語は、従って、プロセッサ1110の内部メモリ又はクラウドを含む、ソリッドステートメモリと、光学及び磁気媒体とを含むように理解されるものとするが、これらに限定されない。機械記憶媒体、コンピュータ記憶媒体、及び/又はデバイス記憶媒体の特定の例は、例として、半導体メモリデバイス(例えば、EPROM(erasable programmable read-only memory)、EEPROM(electrically erasable programmable read-only memory)、FPGA(field-programmable gate array)、及びフラッシュメモリデバイス)と、磁気ディスク(内蔵ハードディスク及びリムーバブルディスクなど)と、光磁気ディスクと、CD-ROM及びDVD-ROMディスクとを含む不揮発性メモリを含む。用語「機械記憶媒体」、「コンピュータ記憶媒体」、及び「デバイス記憶媒体」は、搬送波と、変調されたデータ信号と、他のそうした媒体とを特に除外し、それらのうちの少なくともいくつかは、下記に記載される用語「信号媒体」によってカバーされている。
伝送媒体
様々な実施形態例では、ネットワーク1180のうちの1つ以上の部分は、アドホックネットワーク、イントラネット、エクストラネット、VPN,LAN,WLAN,WAN,WWAN,MAN、インターネット、インターネットの一部分、PSTNの一部分、POTS(plain old telephone service)ネットワーク、携帯(セルラー)電話ネットワーク、無線ネットワーク、Wi-Fi(登録商標)ネットワーク、別のタイプのネットワーク、又はそうしたネットワークのうちの2つ以上からなる組み合わせであり得る。例えば、ネットワーク1180又はネットワーク1180の一部分は、無線ネットワーク又はセルラーネットワークを含んでよく、カップリング1182は、符号分割多元接続(CDMA)接続、GSM(Global System for Mobile communications)接続、又は別のタイプのセルラーカップリング又は無線カップリングであってよい。係る例では、カップリング1182は、様々なタイプのデータ転送技術(1xRTT(Single Carrier Radio Transmission Technology)、EVDO(Evolution-Data Optimized)技術、汎用パケット無線サービス(GPRS)技術、EDGE(Enhanced Data rates for GSM Evolution)技術、3Gを含む3GPP(登録商標)(third Generation Partnership Project)、第四世代無線(4G)ネットワーク、万国移動通信システム(UMTS)、高速パケットアクセス(HSPA)、WiMAX(Worldwide Interoperability for Microwave Access)、LTE(Long-Term Evolution)規格、様々な規格設定組織によって定義された他のもの、他の長距離プロトコル、又は他のデータ転送技術など)のうちのいずれかを実装してよい。
命令1116は、ネットワークインターフェースデバイス(例えば、通信コンポーネント1164に備えられているネットワークインターフェースコンポーネント)を介して伝送媒体を使用するとともにいくつかの既知の伝送プロトコル(例えば、HTTP)のうちのいずれか1つを利用してネットワーク1180を通じて伝送されるか、受信されてよい。同様に、命令1116は、カップリング1172(例えば、ピアツーピアカップリング)を介してデバイス1170まで伝送媒体を使用して伝送されるか、受信されてよい。用語「伝送媒体」及び「信号媒体」は、同じものを意味し、本開示において互換的に使用されてよい。用語「伝送媒体」及び「信号媒体」は、機械1100による実行のための命令1116を記憶、符号化、又は搬送可能な任意の実体のない媒体を含み、そうしたソフトウェアの通信を容易にするためにデジタル又はアナログ通信信号又は他の実体のない媒体を含むように理解されるものとする。それゆえに、用語「伝送媒体」及び「信号媒体」は、任意の形態の変調されたデータ信号及び搬送波などを含むように理解されるものとする。用語「変調されたデータ信号」は、信号における情報を符号化するような手法で設定または変更されたその特性のうちの1つ以上を有する信号を意味する。
コンピュータ可読媒体
用語「機械可読媒体」、「コンピュータ可読媒体」、及び「デバイス可読媒体」は、同じものを意味し、本開示において互換的に使用されてよい。該用語は、機械記憶媒体と、伝送媒体との両方を含むように定義されている。ゆえに、該用語は、記憶デバイス/媒体と、搬送波/変調されたデータ信号との両方を含む。

Claims (20)

  1. システムであって、
    インターネットを介して第1の構内電話交換機(PBX)までのセッション開始プロトコル(SIP)タイトランクを、確立するように構成されている第1のセッションボーダーコントローラであって、前記第1のPBXは、物理的配線を介して直接接続されている複数の通信デバイスを有する一方、前記第1のPBXに対して無線接続又はインターネット接続を介して直接接続されている通信デバイスを有する能力を欠いている、第1のセッションボーダーコントローラと、
    第2のPBXであって、前記第2のPBXに対して無線接続又はインターネット接続を介して直接接続されている通信デバイスを有する能力を有し、第1の内線配下に第1のユーザの第1のデバイスを登録するように構成されている、第2のPBXと、を備え、前記第1のユーザは、第2の内線配下に前記第1のPBXに登録されている第2のデバイスを有し、前記第2のPBXは、前記第1のデバイスが前記第1の内線に対して登録されていることを示す第1のデータ構造を維持するとともに前記第1の内線が前記SIPタイトランクを介して前記第1のPBXに関連付けられていることを示す第2のデータ構造を維持するように、さらに構成されている、システム。
  2. 前記第2のPBXは、前記第1のセッションボーダーコントローラを介して前記第1のPBXからの呼要求を受信すると、前記第1のPBXが前記第2のデバイスを鳴らしているときに前記第1のデバイスを鳴らすようにさらに構成されている、請求項1に記載のシステム。
  3. 前記第2のPBXは、前記第1のデバイスを識別するために前記第1の内線の識別情報を使用して前記第1のデータ構造にアクセスすることによって、前記第2のデバイスを鳴らす、請求項2に記載のシステム。
  4. 前記第2のPBXは、前記第1のデバイスからの呼要求を受信すると、前記第1のセッションボーダーコントローラを介して前記第1のPBXに前記呼要求を送信しているときに前記第1のデバイスを鳴らすようにさらに構成されている、請求項1に記載のシステム。
  5. 前記第2のPBXは、前記第1のPBX及び前記SIPタイトランクを識別するために前記第1の内線の識別情報を使用して前記第2のデータ構造にアクセスすることによって、前記呼要求を前記第1のPBXに送信する、請求項4に記載のシステム。
  6. 前記第1のデータ構造及び前記第2のデータ構造は、両方とも単一のデータ構造の一部である、請求項1に記載のシステム。
  7. 前記第1のPBXは、公衆交換電話網に対して接続されている、請求項1に記載のシステム。
  8. 第1のPBX及び第2のPBXをブリッジ接続する方法であって、
    前記第2のPBXに接続されている第1のセッションボーダーコントローラからインターネットを介して前記第1の構内電話交換機(PBX)までのセッション開始プロトコル(SIP)タイトランクを、確立する工程であって、前記第1のPBXは、物理的配線を介して直接接続されている複数の通信デバイスを有する一方、前記第1のPBXに無線接続又はインターネット接続を介して直接接続されている通信デバイスを有する能力を欠いており、前記第2のPBXは、前記第2のPBXに対して無線接続又はインターネット接続を介して直接接続されている通信デバイスを有する能力を有する、工程と、
    前記第2のPBXを使用して、第1の内線配下に第1のユーザの第1のデバイスを登録する工程であって、前記第1のユーザは、第2の内線配下に前記第1のPBXに登録されている第2のデバイスを有する、工程と、
    前記第1のデバイスが前記第1の内線に登録されていることを示す第1のデータ構造を維持し、前記第1の内線が前記SIPタイトランクを介して前記第1のPBXに関連付けられていることを示す第2のデータ構造を維持する工程と、を備える方法。
  9. 前記第1のセッションボーダーコントローラを介して前記第1のPBXからの呼要求を受信すると、前記第2のPBXを使用して、前記第1のPBXが前記第2のデバイスを鳴らしているときに前記第1のデバイスを鳴らす工程をさらに備える、請求項8に記載の方法。
  10. 前記第2のPBXは、前記第1のデバイスを識別するために前記第1の内線の識別情報を使用して前記第1のデータ構造にアクセスすることによって、前記第2のデバイスを鳴らす、請求項9に記載の方法。
  11. 前記第1のデバイスからの呼要求を受信すると、前記第2のPBXを使用して、前記呼要求を前記第1のPBXに前記第1のセッションボーダーコントローラを介して送信しているときに前記第1のデバイスを鳴らす工程をさらに備える、請求項8に記載の方法。
  12. 前記第2のPBXは、前記第1のPBX及び前記SIPタイトランクを識別するために前記第1の内線の識別情報を使用して前記第2のデータ構造にアクセスすることによって、前記呼要求を前記第1のPBXに送信する、請求項11に記載の方法。
  13. 前記第1のデータ構造及び前記第2のデータ構造は、両方とも単一のデータ構造の一部である、請求項8に記載の方法。
  14. 前記第1のPBXは、公衆交換電話網に対して接続されている、請求項8に記載の方法。
  15. 命令を備える非一時的な機械可読記憶媒体であって、該命令が1つ以上の機械によって実装される時、前記1つ以上の機械に、
    前記第2のPBXに接続されている第1のセッションボーダーコントローラからインターネットを介して前記第1の構内電話交換機(PBX)までのセッション開始プロトコル(SIP)タイトランクを、確立する工程であって、前記第1のPBXは、物理的配線を介して直接接続されている複数の通信デバイスを有する一方、前記第1のPBXに対して無線接続又はインターネット接続を介して直接接続されている通信デバイスを有する能力を欠いており、前記第2のPBXは、前記第2のPBXに対して無線接続又はインターネット接続を介して直接接続されている通信デバイスを有する能力を有する、工程と、
    前記第2のPBXを使用して、第1の内線配下に第1のユーザの第1のデバイスを登録する工程であって、前記第1のユーザは、第2の内線配下に前記第1のPBXに登録されている第2のデバイスを有する工程と、
    前記第1のデバイスが前記第1の内線に対して登録されていることを示す第1のデータ構造を維持し、前記第1の内線が前記SIPタイトランクを介して前記第1のPBXに関連付けられていることを示す第2のデータ構造を維持する工程と、を備える動作を実行させる、非一時的な機械可読記憶媒体。
  16. 前記動作は、前記第1のPBXからの呼要求を前記第1のセッションボーダーコントローラを介して受信すると、前記第1のPBXが前記第2のデバイスを鳴らしているときに、前記第2のPBXを使用して、前記第1のデバイスを鳴らす工程をさらに備える、請求項15に記載の非一時的な機械可読記憶媒体。
  17. 前記第2のPBXは、前記第1のデバイスを識別するために前記第1の内線の識別情報を使用して前記第1のデータ構造にアクセスすることによって、前記第2のデバイスを鳴らす、請求項16に記載の非一時的な機械可読記憶媒体。
  18. 前記動作は、前記第1のデバイスからの呼要求を受信すると、前記第1のセッションボーダーコントローラを介して前記第1のPBXに前記呼要求を送信しているときに、前記第2のPBXを使用して、前記第1のデバイスを鳴らす工程をさらに備える、請求項15に記載の非一時的な機械可読記憶媒体。
  19. 前記第2のPBXは、前記第1のPBX及び前記SIPタイトランクを識別するために前記第1の内線の識別情報を使用して前記第2のデータ構造にアクセスすることによって、前記第1のPBXに前記呼要求を送信する、請求項18に記載の非一時的な機械可読記憶媒体。
  20. 前記第1のデータ構造及び前記第2のデータ構造は、両方とも単一のデータ構造の一部である、請求項15に記載の非一時的な機械可読記憶媒体。
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