JP2024510295A - 端末および方法 - Google Patents

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Abstract

Figure 2024510295000001
本開示の実施形態は、サイドリンク送信におけるセンシングプロシージャのための装置、方法、装置及びコンピュータ可読記憶媒体に関する。前記方法は、第1のタイムスロットの後に、第1のセンシングウィンドウ内で、サイドリンク送信に関連付けられる候補リソースセットについてセンシングプロシージャを実行することと、少なくとも前記センシングプロシージャに基づいてセンシング報告を生成することと、前記候補リソースセットに関連付けられる少なくとも1つの参照スロットに基づいて決定された第2のタイムスロットにおいて、物理層から上位層へ前記センシング報告を提供することと、を含む。こうして、センシングトリガスロットの後のセンシングプロシージャのセンシング結果を報告することができる。
【選択図】図2

Description

本開示の実施形態は、全体として電気通信の分野に関し、特に、サイドリンク送信におけるセンシングプロシージャのための装置、方法、装置及びコンピュータ可読記憶媒体に関する。
サイドリンク送信のためのリソース割当モード2では、スロットn内で、上位層は、物理サイドリンク共有チャネル(PSSCH:Physical Sidelink Shared Channel)/物理サイドリンク制御チャネル(PSCCH:Physical Sidelink Control Channel)送信のために上位層によりリソースが選択されるリソースのサブセットを決定するようにユーザ装置(UE)に要求することができる。
物理層では、スロットn内で要求を受信すると、UEは、前記リソースのサブセットを、候補シングルスロットリソースリソースセットからのリソース除外プロシージャの後に、候補シングルスロットリソースとして決定することができる。
上位層では、媒体アクセス制御(MAC:Medium Access Control)エンティティは、スロットn内で、物理層により示されるリソースのサブセットから、1つの送信機会のための時間及び周波数リソースをランダムに選択する。
全体として、本開示の例示的な実施形態は、サイドリンク送信におけるセンシングプロシージャのための解決策を提供する。
第1の態様において、通信方法が提供される。前記方法は、第1のタイムスロットの後に、第1のセンシングウィンドウ内で、サイドリンク送信に関連付けられる候補リソースセットについてセンシングプロシージャを実行することと、少なくとも前記センシングプロシージャに基づいてセンシング報告を生成することと、前記候補リソースセットに関連付けられる少なくとも1つの参照スロットに基づいて決定された第2のタイムスロットにおいて、物理層から上位層へ前記センシング報告を提供することと、を含む。
第2の態様において、端末装置が提供される。前記端末装置は、プロセッサと、命令を記憶したメモリとを備える。前記メモリと前記命令とは、前記プロセッサを用いて、前記端末装置に第1の態様にかかる方法を実行させるように設定されている。
第3の態様において、命令を記憶したコンピュータ可読媒体が提供される。前記命令が装置の少なくとも1つのプロセッサ上で実行された場合、前記装置に第1の態様にかかる方法を実行させる。
本開示の実施形態の他の特徴及び利点も、特定の実施形態の以下の説明から、本開示の実施形態の原理を例示的に示す添付図面と関連して読むときに、明らかになるはずである。
本開示の実施形態は例示的な意味で提示し、それらの利点は添付の図面を参照して以下でより詳細に説明される。
本開示の例示的な実施形態を実施可能な例示的な環境を示す図である。
本開示のいくつかの実施形態にかかる、センシングプロシージャのための例示的な方法を示すフローチャートである。
本開示のいくつかの例示的な実施形態にかかる、センシングプロシージャのためのシーケンス図である。
本開示の例示的な実施形態を実現するのに適した装置の概略ブロック図である。
図中、同一又は類似の参照番号は、同一又は類似の要素を表す。
ここで、いくつかの例示的実施形態を参照して、本開示の原理を説明する。これらの実施形態は、説明のためにのみ記載され、当業者が本開示を理解し、実施するのを助けるものであり、本開示の範囲に関するいかなる限定も示唆しないことを理解すべきである。本明細書で説明される開示内容は、以下で説明される方法とは異なる様々な方法で実施することができる。
以下の説明及び特許請求の範囲において、別途定義されていない限り、本文で使用される全ての技術的及び科学的用語は、本開示の当業者が一般に理解するものと同一の意味を有する。
本開示における「一つの実施形態」、「実施形態」、「例示的な実施形態」等への参照は、説明された実施形態が特定の特徴、構造、又は特性を含むことができることを示すが、各実施形態が必ずしも該特定の特徴、構造、又は特性を含むとは限らない。さらに、このようなフレーズは、必ずしも同じ実施形態を指すとは限らない。さらに、例示的な実施形態に関連して特定の特徴、構造又は特性を説明する場合、明示的に説明されているか否かにかかわらず、他の実施形態に関連してかかる特徴、構造又は特性に影響を与えることは当業者の知識の範囲内であると考えられる。
用語「第1」及び「第2」などは本明細書では様々な要素を説明することに用いることができるが、これらの要素はこれらの用語により制限されるべきではないことを理解すべきである。これらの用語は、様々な要素の機能を区別するためにのみ使用される。本明細書で使用されるように、用語「及び/又は」は、記載された用語のうちの一つ又は複数の任意及び全ての組み合わせを含む。
本明細書で使用される用語は、特定の実施形態を説明する目的のためだけに使用され、例示的な実施形態を限定することを意図していない。本明細書で使用される単数形「1つ」、及び「前記」は、文脈に明示的に示されていない限り、複数形も含まれる。本明細書で使用される場合、用語「含む」、「包含する」、「有する」、「具備する」、「備える」、及び/又は「持つ」は、記載された特徴、要素、及び/又は構成部品などの存在を指定するが、一つ又は複数のその他の特徴、要素、構成部品、及び/又はそれらの組み合わせの存在又は追加を除外しないことをさらに理解すべきである。
いくつかの例において、値、プロシージャ、又は機器は、「最良」、「最低」、「最高」、「最小」、「最大」などと称される。このような説明は、多くの使用される機能的代替案の中から選択することができることを示すことを意図されており、そして、このような選択は、他の選択より良く、より小さく、より高い必要がなく、又はそのほかの点でより好ましい必要はないことが、理解されるであろう。
本明細書で使用されるように、「通信ネットワーク」という用語は、ロングタームエボリューション(LTE: Long Term Evolution)、LTE-Advanced(LTE-A)、広帯域符号分割多元接続(WCDMA:Wideband Code Division Multiple Access)、高速パケットアクセス(HSPA:High-Speed Packet Access)、狭帯域モノのインターネット(NB-IoT:Narrow Band Internet of Things)などのような、任意の適切な通信規格に準拠するネットワークを意味する。さらに、通信ネットワークにおける端末装置とネットワーク装置との間の通信は、第1世代(1G)、第2世代(2G)、2.5G、2.75G、第3世代(3G)、第4世代(4G)、4.5G、将来の第5世代(5G)New Radio(NR)通信プロトコル、及び/又は現在知られている、又は将来開発される任意の他のプロトコルを含むがこれらに限定されない任意の適切な世代の通信プロトコルに従って実現されてもよい。本開示の実施形態は、さまざまな通信システムに適用することが可能である。通信の急速な発展に鑑みて、本開示を具現化することができる将来のタイプの通信技術及びシステムも当然存在するであろう。これは、本開示の範囲を前述のシステムのみに限定するものとみなされるべきではない。
本明細書で使用されるように、用語「ネットワーク装置」は、端末装置がネットワークにアクセスするときに経由し、そこからサービスを受ける通信ネットワーク内のノードを指す。適用される用語及び技術によっては、ネットワーク装置は、基地局(BS)又はアクセスポイント(AP)、例えば、ノードB(NodeB又はNB)、進化型ノードB(eNodeB又はeNB)、NR次世代ノードB(gNB)、リモートラジオユニット(RRU)、ラジオヘッド(RH)、リモートラジオヘッド(RRH)、中継、フェムト、ピコなどの低電力ノードを指してもよい。
用語「端末装置」は、無線通信できる可能性のあるあらゆるエンド装置を指す。限定ではなく例として、端末装置は、通信装置、ユーザ装置(UE)、加入者局(Subscriber Station、SS)、携帯加入者局(Portable Subscriber Station)、移動局(MS)、又はアクセス端末(Access Terminal、AT)と称されてもよい。端末装置は、携帯電話、セルラー電話、スマートフォン、ボイスオーバーIP(voice over IP、VoIP)電話、無線ローカルループ電話、タブレット、ウェアラブル端末装置、パーソナルデジタルアシスタント(personal digital assistant、PDA)、ポータブルコンピュータ、デスクトップコンピュータ、デジタルカメラ等の撮像端末装置、ゲーム端末装置、音楽保存再生装置、車載無線端末装置、無線エンドポイント、移動局、ラップトップ組み込み機器(LEE)、ラップトップ搭載機器(LME)、USBドングル、スマート装置、無線カスタマ構内設備(CPE)、モノのインターネット(loT)装置、腕時計又はその他のウェアラブル装置、ヘッドマウントディスプレイ(HMD)、車両、無人機、医療装置及び応用(例えば、遠隔手術)、産業装置及び応用(例えば、産業用及び/又は自動化処理チェーン環境で動作するロボット及び/又は他の無線装置)、家庭用電子装置、商業用及び/又は産業無線ネットワーク上で動作する装置などを含むことができるが、これらに限定されない。端末装置は、統合アクセス及びバックホール(IAB:integrated access and backhaul)ノード(中継ノードとも称される)の移動端末(MT)部分にも対応してもよい。以下の説明では、用語「端末装置」、「通信装置」、「端末」、「ユーザ機器」及び「UE」は、互換的に使用されてもよい。
本明細書に記載された機能は、さまざまな例示的な実施形態において固定及び/又は無線ネットワークノードにおいて実行されることができるが、他の例示的な実施形態においては、機能は、ユーザ装置機器(例えば、携帯電話、タブレットコンピュータ、ラップトップコンピュータ、デスクトップコンピュータ、モバイルIoT装置、又は固定IoT装置)において実現されてもよい。例えば、ユーザ装置機器は、固定及び/又は無線ネットワークノードに関連して説明された対応の能力を必要に応じて備えることができる。ユーザ装置機器は、ユーザ装置及び/又はユーザ装置内にインストールされたときにユーザ装置を制御するように設定されたチップセット又はプロセッサなどの制御装置であってもよい。このような機能の例は、ブートストラップサーバ機能及び/又はホーム加入者サーバを含み、ユーザ装置機器にこれらの機能/ノードの視点から実行させるように設定されたソフトウェアをユーザ装置機器に提供することにより、ユーザ装置機器内で実施されることができる。
本明細書で使用される用語「回路」は、ハードウェア回路及び/又はハードウェア回路とソフトウェアとの組み合わせを意味することができる。例えば、回路は、アナログ及び/又はデジタルハードウェア回路とソフトウェア/ファームウェアとの組み合わせであってもよい。さらに別の例として、回路は、端末装置又はネットワーク装置のような装置に様々な機能を実行させるために協働する、デジタル信号プロセッサ、ソフトウェア及び一つ又は複数のメモリを含むソフトウェアを有するハードウェアプロセッサの任意の部分であってもよい。さらに別の例において、回路は、オペレーションのためにソフトウェア/ファームウェアを必要とするハードウェア回路及び/又はマイクロプロセッサ又はその一部のようなプロセッサであってもよいが、オペレーションのために必要でない場合、ソフトウェアは存在しなくてもよい。本明細書で使用されるように、用語「回路」は、ハードウェア回路又は1つ又は複数のプロセッサのみ、又はハードウェア回路又は1つ又は複数のプロセッサの一部、及びその(又はそれらの)付随するソフトウェア及び/又はファームウェアの実装も含む。
図1は本開示の実施形態を実施可能な例示的な通信ネットワーク100を示す。ネットワーク100は、端末装置110-1及び110-2(以下、まとめて端末装置110又はUE 110と称されてもよい)を含む。端末装置110-1及び110-2は、互いと通信してもよい。例えば、端末装置110-1を送信するUEと考え、端末装置110-2を受信するUEと考えることができる。端末装置の数は、説明の目的でのみ与えられ、いかなる限定も暗示されていないことを理解すべきである。ネットワーク100は、本開示の実施形態を実施するのに適した任意の適切な数の端末装置を備えてもよい。
通信ネットワーク100は、V2X通信のシナリオにおいて実現されることができる。上述したように、V2X通信を、車対車(V2V:Vehicle-to-Vehicle)、車対歩行者(V2P:Vehicle-to-Pedestrian)、車対インフラストラクチャ(V2I:Vehicle-to-Infrastructure)、車対ネットワーク(V2N:Vehicle-to-Network)の4種類に分けることができる。端末装置間の通信(すなわち、V2V、V2P、V2I通信)は、サイドリンクを介して行うことができる。サイドリンクに基づくV2X通信について、情報は、送信(TX:Transmit)端末装置から1つ又は複数の受信(RX:Receive)端末装置に、ブロードキャスト、グループキャスト又はユニキャスト方式で送信されてもよい。
通信技術によっては、ネットワーク100は、符号分割多元接続(CDMA:Code Division Multiple Access)ネットワーク、時分割多元接続(TDMA:Time Division Multiple Address)ネットワーク、周波数分割多元接続(FDMA:Frequency Division Multiple Access)ネットワーク、直交周波数分割多元接続(OFDMA:Orthogonal Frequency-Division Multiple Access)ネットワーク、シングルキャリア周波数分割多元接続(SC-FDMA:Single Carrier-Frequency Division Multiple Access)ネットワーク、又は任意の他のネットワークであってもよい。ネットワーク100において説明される通信は、New Radioアクセス(NR)、ロングタームエボリューション(LTE)、LTE-Evolution、LTE-Advanced(LTE-A)、広帯域符号分割多元接続(WCDMA)、符号分割多元接続(CDMA)、cdma2000、及びモバイル通信のためのグローバルシステム(GSM)などを含むがこれらに限定されない、任意の適切な規格に準拠してもよい。さらに、通信は、現在知られている、又は将来開発される任意の世代の通信プロトコルに従って実行されてもよい。通信プロトコルの例は、第1世代(1G)、第2世代(2G)、2.5G、2.75G、第3世代(3G)、第4世代(4G)、4.5G、第5世代(5G)通信プロトコルを含むが、これらに限定されない。本明細書で説明される技術は、上述の無線ネットワーク及び無線技術、並びに他の無線ネットワーク及び無線技術に使用することができる。明確にするために、以下では技術のいくつかの態様をLTEについて説明し、以下の説明の大部分でLTE用語を使用する。
サイドリンク送信について、送信するUEは、リソース選択のためのセンシングプロシージャを実行してもよい。サイドリンク送信のリソース割当モード2では、上位層は、PSSCH/PSCCH送信のために上位層によりリソースが選択されるリソースのサブセットを決定するようにUEに要求することができる。
このプロシージャをトリガするために、スロットnにおいて、上位層は、このPSSCH/PSCCH送信のために特定のパラメータを提供することができる。該特定のパラメータは、例えば、リソースが報告されるリソースプール、L1優先度、残りのパケット遅延バジェット、及びミリ秒単位のリソース予約間隔などを含んでもよい。
物理層では、スロットnにおいて要求を受信すると、UEは、前記リソースのサブセット(以下では、Sとも称される)を、候補シングルスロットリソースセット(以下では、Sとも称される)からのリソース除外プロシージャの後に、候補シングルスロットリソースとして決定することができる。上位層では、MACエンティティは、スロットnにおいて物理層により示されるリソースのサブセット(S)から、1つの送信機会のための時間及び周波数リソースをランダムに選択してもよい。パーシャルセンシングでは、Sは、リソース選択ウィンドウ内のパーシャルシングルスロットリソースを指す。
少なくともパーシャルセンシングにより(予め)設定されたリソースプールにおいて、UEが、周期的なパーシャルセンシングを実行する場合、少なくとも、リソースプールのために別のTB(SCI内で搬送されるとき)の予約が有効化され、且つ、スロットnにおいてリソース選択/再選択がトリガされたときに、リソース選択ウィンドウ内のY個の候補スロットのセットを決定することは、UEの実装次第である。周期的なパーシャルセンシングの場合、UEは、少なくとも1つの周期的センシングオケージョンのスロットを監視することができる。
Rel-17では、短い予約期間及び非周期的トラフィックのためのトリガスロットnの後にパーシャルセンシングのセンシングオケージョンが存在でき、スロットnの後の他のセンシング結果を考慮すると、スロットn内で候補リソースのサブセットを報告することは適切ではない。この場合、スロットnの後の他のセンシング結果のための報告タイミング及び内容について議論する必要があるかもしれない。
さらに、トリガスロットnの後のパーシャルセンシングプロシージャにおいて、UEは、[n+T, n+T]の間のスロットを監視し、スロットn+T内又はその後で候補リソースの識別を実行することができるように規定されている。スロットn+Tをどのように決定するかについても議論する必要があるかもしれない。
本開示は、サイドリンク送信におけるセンシングプロシージャのための解決策を提案する。この解決策では、UEは、第1のタイムスロット後に、第1のセンシングウィンドウ内で、サイドリンク送信に関連付けられる候補リソースセットについて追加のセンシングプロシージャを実行してもよい。センシングプロシージャに基づいて、UEは、センシング報告を生成し、前記候補リソースセットに関連付けられる少なくとも1つの参照スロットに基づいて決定された第2のタイムスロットにおいて、物理層から上位層へ前記センシング報告を提供させてもよい。こうして、センシングトリガスロットの後のセンシングプロシージャのセンシング結果を報告することができる。
以下、図2を参照して、本開示の原理及び実施態様について詳細に説明する。図2は本開示のいくつかの実施形態にかかる、リソース選択の例示的な方法200のフローチャートである。方法200は、図1に示すような端末装置110-1又は端末装置110-2において実現できる。説明のために、図1を参照して方法200を説明する。
第1のタイムスロットにおいてセンシングトリガを受信した後、210において、端末装置110は、第1のタイムスロットの後に、サイドリンク送信に関連付けられる候補リソースセットについてセンシングプロシージャを実行してもよい。いくつかの例示的な実施形態において、第1のタイムスロットの後に発生するセンシングプロシージャは、連続パーシャルセンシング(CPS)又は短期センシング(STS)と称されてもよい。UEは、第1のセンシングウィンドウ内でセンシングプロシージャを実行することができる。第1のセンシングウィンドウは、第1のタイムスロットの前に発生する以前のセンシングプロシージャのための以前のセンシングウィンドウとは異なる基準センシングウィンドウと称されてもよい。以下では、該以前のセンシングウィンドウは第2のセンシングウィンドウと称されてもよい。
220において、端末装置110は、少なくともセンシングプロシージャに基づいてセンシング報告を生成してもよい。230において、端末装置110は、第2のタイムスロットにおいて物理層から上位層へセンシング報告を提供させてもよい。第2のタイムスロットは、候補リソースセットに関連付けられる少なくとも1つの参照スロットに基づいて決定されてもよい。
用語「スロット」は、送信のための時間領域リソース内の期間を指してもよいことを、理解すべきである。サブフレーム及びミリ秒など、他の任意の適切な時間粒度も期間として考えられてもよい。
図3は本開示のいくつかの例示的な実施形態にかかる、センシングプロシージャのためのシーケンス図である。図3を参照し、本開示の例示的な実施形態をよりよく理解することができる。
図3に示すように、第1のタイムスロット301においてセンシングトリガを受信した後、端末装置110は、スロット321から32Nまでの時間領域範囲内にある第1のセンシングウィンドウ内で、スロット331から33Nまでの時間領域範囲内にあるリソース選択ウィンドウ内の候補リソースセットについてセンシングプロシージャを実行してもよい。以前のセンシングプロシージャは、スロット301の前のスロット311から31Nまでの時間領域範囲内にある第2のセンシングウィンドウ内で実行されてもよい。この場合、第1のタイムスロット301の後に実行されるセンシングプロシージャはCPSと称されてもよい。
いくつかの例示的な実施形態において、第2のタイムスロットは、センシングプロシージャの第1のセンシングウィンドウの時間領域範囲に依存してもよい。例えば、端末装置110は、第1のセンシングウィンドウの終了点と、センシングプロシージャの結果を処理するための第1のオフセット期間とに基づいて、第2のタイムスロットを決定することができる。
いくつかの例示的な実施形態において、センシング報告を提供するための第2のタイムスロットは、第1のセンシングウィンドウの終了点と、センシングプロシージャの結果を処理するための第1のオフセット期間とに基づいて、次式により決定されてもよい。
Figure 2024510295000002
ここで、n’はセンシング報告を提供するための第2のタイムスロットを表し、nは第1のタイムスロット301を表し、n+T_bは第1のセンシングウィンドウの終了点(図3に示すタイムスロット32N)を表し、T_proc,0は第1のオフセット期間を表す。
上述したように、第1のセンシングウィンドウの終了点はまだ定義されていない。いくつかの例示的な実施形態において、第1のセンシングウィンドウの終了点は、候補リソースセットに関連付けられる少なくとも1つの参照スロット、すなわち、リソース選択ウィンドウ330内のスロットセット(スロット331から33Nまで)から選択された少なくとも1つの参照スロットに基づいて決定されてもよい。
いくつかの例示的な実施形態において、端末装置110は、参照タイムスロットセット[スロット331,スロット33N]内の第1の参照タイムスロットと、サイドリンク送信に関連付けられるリソースプールによりサポートされる所定の予約期間とに基づいて、第1のセンシングウィンドウの終了点を決定することができる。
いくつかの例示的な実施形態において、第1のセンシングウィンドウの終了点は、参照タイムスロットセット[スロット331,スロット33N]内の第1の参照タイムスロットと、サイドリンク送信に関連付けられるリソースプールによりサポートされる所定の予約期間とに基づいて、次式により決定される。
Figure 2024510295000003
ここで、n+T_bは第1のセンシングウィンドウの終了点(図3に示すスロット32N)を表し、y_kは、サイドリンク送信のための候補リソースセットの時間領域範囲内にある参照タイムスロットセット内の第1の参照タイムスロットを表し、P_revは、リソースプールによりサポートされるms単位での予約期間を表し、サイドリンクスロットの数に変換される。
いくつかの例示的な実施形態において、第1の参照タイムスロットy_kは、参照タイムスロットセットの最後の1つ、すなわち図3に示すスロット33Nであってもよい。いくつかの例示的な実施形態において、P_revは、リソースプールによりサポートされる予約期間内の最も短い期間であってもよい。
いくつかの例示的な実施形態において、端末装置110は、参照タイムスロットセット[スロット331,スロット33N]内の第1の参照タイムスロット及び第2の参照タイムスロットと、サイドリンク送信に関連付けられるリソースプールによりサポートされる所定の予約期間と、センシングプロシージャの結果を処理するための第1のオフセット期間と、サイドリンク送信のためのリソース選択のための第2のオフセット期間とに基づいて、第1のセンシングウィンドウの終了点を決定することができる。
具体的には、端末装置110は、第1の差と第2の差とのうちの最小値に基づいて第1のセンシングウィンドウの終了点を決定することができ、ここで、第1の差は、参照タイムスロットセット内の第1の参照タイムスロットと所定の予約期間とに基づいて決定することができ、第2の差は、第2の参照タイムスロットと、第1のオフセット期間と、第2のオフセット期間とに基づいて決定することができる。
いくつかの例示的な実施形態において、第1のセンシングウィンドウの終了点は、第1の差及び第2の差のうちの最小値に基づいて、次式により決定される。
Figure 2024510295000004
ここで、n+T_bは第1のセンシングウィンドウの終了点(図3に示すスロット32N)を表し、y_k1及びy_k2は、それぞれ、サイドリンク送信のための候補リソースセットの時間領域範囲内にある参照タイムスロットセット内の第1の参照タイムスロットと第2の参照タイムスロットを表し、P_revはリソースプールによりサポートされる予約期間を表し、T1は第2のオフセット期間を表し、T_proc,0は第1のオフセット期間を表す。
いくつかの例示的な実施形態において、第1の参照タイムスロットy_k1は、参照タイムスロットセットの最後のスロット、すなわち図3に示すスロット33Nであってもよい。いくつかの例示的な実施形態において、P_revは、リソースプールによりサポートされる予約期間内の最も短い期間であってもよい。
いくつかの例示的な実施形態において、第2の参照タイムスロットy_k2は、参照タイムスロットセットの第1のスロット、すなわち図3に示すスロット331であってもよい。いくつかの例示的な実施形態において、第2の参照タイムスロットy_k2は、サイドリンク送信に利用可能なリソースを含む参照タイムスロットセット内の第1のスロットであってもよい。すなわち、第2の参照タイムスロットに関連付けられるリソースは、センシングプロシージャの後に、サイドリンク送信のための候補リソースセットから除外されない。
いくつかの例示的な実施形態において、端末装置110は、参照タイムスロットセット[スロット331,スロット33N]内の第2の参照タイムスロットと、センシングプロシージャの結果を処理するための第1のオフセット期間と、サイドリンク送信のためのリソース選択のための第2のオフセット期間とに基づいて、第1のセンシングウィンドウの終了点を決定することができる。
いくつかの例示的な実施形態において、第1のセンシングウィンドウの終了点は、第2の参照タイムスロットと、第1のオフセット期間と、第2のオフセット期間とに基づいて、次式により決定される。
Figure 2024510295000005
ここで、n+T_bは第1のセンシングウィンドウの終了点(図3に示すスロット32N)を表し、y_kは、サイドリンク送信のための候補リソースセットの時間領域範囲内にある参照タイムスロットセット内の第2の参照タイムスロットを表し、T1は第2のオフセット期間を表し、T_proc,0は第1のオフセット期間を表す。
いくつかの例示的な実施形態において、第2の参照タイムスロットy_kは、参照タイムスロットセットの第1のスロット、すなわち図3に示すスロット331であってもよい。いくつかの例示的な実施形態において、第2の参照タイムスロットy_kは、サイドリンク送信に利用可能なリソースを含む参照タイムスロットセット内の第1のスロットであってもよい。
いくつかの例示的な実施形態において、n+T_aにより表すことができる、第1のセンシングウィンドウの開始点(図3に示すスロット321)は、第1のタイムスロット(図3に示すスロット301)からセンシングプロシージャの開始を準備するための第3のオフセット期間に基づいて決定することができる。
再び図3を参照し、候補リソースセットの時間領域範囲内にある参照タイムスロットセットを決定した後、端末装置110は、参照タイムスロットセット内の参照タイムスロットの前のスロット321から32Nまでの時間領域範囲内にある第1のセンシングウィンドウ内でセンシングプロシージャを実行してもよい。この場合、第1のタイムスロット301の後に実行されるセンシングプロシージャはSTSと称されてもよい。
したがって、センシング報告を提供するための第2のスロットは、参照タイムスロットセット[スロット331,スロット33N]内の参照タイムスロットに依存することができる。
いくつかの例示的な実施形態において、端末装置110は、参照タイムスロットセット内の第2の参照タイムスロットと、サイドリンク送信のためのリソース選択のための第2のオフセット期間とに基づいて、第2のタイムスロットを決定することができる。
いくつかの例示的な実施形態において、第2のタイムスロットは、第2の参照タイムスロットと、サイドリンク送信のためのリソース選択のための第2のオフセット期間とに基づいて、次式により決定することができる。
Figure 2024510295000006
ここで、n’’はセンシング報告を提供するための第2のタイムスロットを表し、y_kは第2の参照タイムスロットを表し、T1は第2のオフセット期間を表す。
この場合、STSウィンドウの開始点及び終了点は、参照タイムスロットのうちの1つに依存することもできる。例えば、STSウィンドウの開始点及び終了点は、第2の参照タイムスロットに基づいて決定されてもよい。STSウィンドウの開始点及び終了点は、それぞれ、第2の参照タイムスロットに基づいて、次式により決定されてもよい。
Figure 2024510295000007
Figure 2024510295000008
ここで、y_kは第2の参照タイムスロットを表し、T1は第2のオフセット期間を表し、T_proc,0は第1のオフセット期間を表す。
この場合、第2の参照タイムスロットy_kは、参照タイムスロットセットの第1のスロット、すなわち図3に示すスロット331であってもよい。いくつかの例示的な実施形態において、第2の参照タイムスロットy_kは、サイドリンク送信に利用可能なリソースを含む参照タイムスロットセット内の第1のスロットであってもよい。
上述したように、端末装置110は、トリガスロットnの後に実行されるセンシングプロシージャの第1のセンシングウィンドウ、又はサイドリンク送信のための候補リソースセットの時間領域範囲内にある参照タイムスロットセット内の参照タイムスロットに基づいて、物理層から上位層へセンシング部分を提供するための第2のタイムスロットを決定することができる。
本開示において議論される別の問題は、センシング報告の内容である。端末装置110が、トリガスロットnの後に、追加のセンシングプロシージャ、すなわちCPSプロシージャ又はSTSプロシージャを実行する場合、端末装置110は、少なくとも、追加のセンシングプロシージャのセンシング結果に基づいてセンシング報告を生成してもよい。
いくつかの例示的な実施形態において、センシング報告は、追加のセンシングプロシージャのセンシング結果のみに基づいて生成されてもよい。この場合、センシング報告は、追加のセンシングプロシージャのセンシング結果から得られた、サイドリンク送信に利用可能なリソースを示してもよい。
いくつかの例示的な実施形態において、センシング報告は、追加のセンシングプロシージャのセンシング結果と、第1のタイムスロット(トリガスロットn)の前に実行された以前のセンシングプロシージャの以前のセンシング結果とにのみ基づいて生成されてもよい。
この場合、センシング報告は、追加のセンシングプロシージャのセンシング結果と、以前のセンシングプロシージャの以前のセンシング結果とから得られた、サイドリンク送信に利用可能なリソースを示してもよい。
代替として、センシング報告は、以前のセンシング結果から得られた、サイドリンク送信に利用可能なリソースから除外される、サイドリンク送信に利用不可能なリソースを示してもよい。利用不可能なリソースは、追加のセンシングプロシージャのセンシング結果から取得することができる。
いくつかの例示的な実施形態において、端末装置110がトリガスロットnの後に2つ以上の追加のセンシングプロシージャを実行することも可能である。例えば、端末装置110は、CPSプロシージャとSTSプロシージャとの両方を実行してもよい。
この場合、例えば、センシング報告は、追加のセンシングプロシージャ(例えば、STSプロシージャ)のセンシング結果と、トリガスロットの前に実行された以前のセンシングプロシージャの以前のセンシング結果と、追加のセンシングプロシージャの前に実行された以前の追加のセンシングプロシージャ(例えば、CPSプロセス)の別の以前のセンシング結果から得られた、サイドリンク送信に利用可能なリソースを示してもよい。
別のオプションとして、センシング報告は、トリガスロットの前に実行された以前のセンシングプロシージャの以前のセンシング結果と、以前の追加のセンシングプロシージャ(例えば、CPSプロセス)の別の以前のセンシング結果から得られた、サイドリンク送信に利用可能なリソースから除外される、サイドリンク送信に利用不可能なリソースを示してもよい。利用不可能なリソースは、追加のセンシングプロシージャ(例えば、STSプロシージャ)のセンシング結果から得られることができる。
いくつかの例示的な実施形態において、物理層から上位層へ報告されるセンシング報告の内容は、無線リソースパラメータ「reportSet」によって予め設定されてもよい。
さらに、第1のタイムスロット(トリガスロットn)の後にセンシングプロシージャを実行するために、端末装置110についていくつかの特定の条件を定義することができる。すなわち、追加のセンシングプロシージャを実行するための特定の条件が満たされた場合にのみ、端末装置110は、第1のタイムスロットの後にセンシングプロシージャを実行してもよい。
いくつかの例示的な実施形態において、候補リソースセットの時間領域範囲内にある参照タイムスロットセット内の少なくとも1つの参照タイムスロットy_kが、y_k-P_revが第1のタイムスロット(トリガスロットn)の後、又はトリガスロットnの前に実行された以前のセンシングプロシージャの第2のセンシングウィンドウの後にあるとの条件を満たすと端末装置110が決定した場合、端末装置110は、トリガスロットnの後に追加のセンシングプロシージャを実行してもよい。P_revは、リソースプールによりサポートされる予約期間を表してもよい。
いくつかの例示的な実施形態において、参照タイムスロットy_kは、参照タイムスロットセットの最後の1つであってもよい。いくつかの例示的な実施形態において、P_revは、リソースプールによりサポートされる予約期間内の最も短い期間であってもよい。
代替として、センシングプロシージャが有効化されていることを無線リソース制御パラメータが示すと端末装置110が決定した場合、端末装置110は、センシングプロシージャを実行してもよい。例えば、CPSプロシージャは、RRCパラメータ「cpsEnable」により示されてもよい。同様に、STSプロシージャは、RRCパラメータ「stsEnable」により示されてもよい。
リソース予約に関するより上位層パラメータが設定されていないと端末装置110が決定した場合、端末装置110は、センシングプロシージャを実行することも可能である。例えば、上位層パラメータ「sl-MultiReserveResource」が設定されていない/存在しない場合、端末装置110はセンシングプロシージャを実行してもよい。
本開示は、追加のセンシングプロシージャのセンシング報告の報告タイミングと、センシング報告の内容と、追加のセンシングプロシージャを実行するための条件とについて議論する。そのため、センシングトリガスロットの後のセンシングプロシージャのセンシング結果を物理層から上位層へ適切な方法で報告することができる。
図4は本開示の実施形態を実現するのに適した装置400の概略ブロック図である。装置400は、図1に示すような端末装置110の別の例示的な実施態様として考えられてもよい。したがって、装置400は、端末装置又はネットワーク装置において、又はそれらの少なくとも一部として実現することができる。
図示されるように、装置400は、プロセッサ410と、プロセッサ410に結合されたメモリ420と、プロセッサ410に結合された適切な送信機(TX)及び受信機(RX)440と、TX/RX 440に結合された通信インターフェースとを備える。メモリ420は、プログラム440の少なくとも一部を記憶する。TX/RX 440は双方向通信に用いられる。TX/RX 440は、通信を容易にするために少なくとも一つのアンテナを有するが、本明細書に言及されたアクセスノードは、実際には複数のアンテナを有してもよい。通信インターフェースは、eNB間の双方向通信のためのX2インターフェース、モビリティ管理エンティティ(MME)/サービングゲートウェイ(S-GW)とeNBとの間の通信のためのS1インターフェース、eNBと中継ノード(RN)との間の通信のためのUnインターフェース、又はeNBと端末装置との間の通信のためのUuインターフェースなど、他のネットワーク要素との通信に必要な任意のインターフェースを表すことができる。
プログラム440は、図2~図3を参照して本明細書で説明したように、関連するプロセッサ410により実行された場合、装置400が本開示の実施形態に従って動作することを可能にするプログラム命令を含むと仮定する。本文の実施形態は、装置400のプロセッサ410により実行可能なコンピュータソフトウェアにより、又はハードウェアにより、又はソフトウェアとハードウェアとの組合せにより実現できる。プロセッサ410は、本開示の様々な実施形態を実施するように設定されてもよい。さらに、プロセッサ410とメモリ420との組み合わせは、本開示の様々な実施形態を実現するのに適したプロセッシング手段450を形成してもよい。
メモリ420は、ローカル技術ネットワークに適した任意のタイプであってもよく、また、非限定的な例として、非一時的なコンピュータ可読記憶媒体、半導体に基づくメモリ装置、磁気メモリ装置及びシステム、光学メモリ装置及びシステム、固定メモリ及びリムーバブルメモリなど、任意の適切なデータ記憶技術を使用して実現することができる。装置400内には1つのメモリ420のみが示されているが、装置400内にはいくつかの物理的に異なるメモリモジュールが存在してもよい。プロセッサ410は、ローカル技術ネットワークに適した任意のタイプであってもよく、非限定的な例として、汎用コンピュータ、専用コンピュータ、マイクロプロセッサ、デジタル信号プロセッサ(DSP)、及びマルチコアプロセッサアーキテクチャに基づくプロセッサのうちの一つ又は複数を含んでもよい。装置400は、複数のプロセッサ、例えば、メインプロセッサを同期化するクロックに時間的に従属する特定用途向け集積回路チップを有してもよい。
いくつかの実施形態において、端末装置は回路を備え、前記回路は、第1のタイムスロットの後に、第1のセンシングウィンドウ内で、サイドリンク送信に関連付けられる候補リソースセットについてセンシングプロシージャを実行し、少なくとも前記センシングプロシージャに基づいてセンシング報告を生成し、前記候補リソースセットに関連付けられる少なくとも1つの参照スロットに基づいて決定された第2のタイムスロットにおいて、物理層から上位層へ前記センシング報告を提供するように設定されている。
いくつかの実施形態において、前記端末装置は回路を備え、前記回路はさらに、前記センシングプロシージャが前記第1のタイムスロットにおいてトリガされるとの決定に従って、前記第1のセンシングウィンドウの終了点と、前記センシングプロシージャの結果を処理するための第1のオフセット期間とを決定し、前記第1のタイムスロットと、前記第1のセンシングウィンドウの前記終了点と、前記第1のオフセット期間とに基づいて、前記第2のタイムスロットを決定するように設定されている。
いくつかの実施形態において、前記端末装置は回路を備え、前記回路はさらに、前記候補リソースセットの時間領域範囲内にある参照タイムスロットセットを決定し、前記サイドリンク送信に関連付けられるリソースプールによりサポートされる所定の予約期間を決定し、前記参照タイムスロットセット内の第1の参照タイムスロットと前記所定の予約期間とに基づいて前記終了点を決定するように設定されている。
いくつかの実施形態において、前記端末装置は回路を備え、前記回路はさらに、前記候補リソースセットの時間領域範囲内にある参照タイムスロットセットを決定し、前記サイドリンク送信に関連付けられるリソースプールによりサポートされる所定の予約期間を決定し、前記センシングプロシージャの結果を処理するための第1のオフセット期間と、前記サイドリンク送信のためのリソース選択のための第2のオフセット期間とを決定し、第1の差と第2の差とのうちの最小値に基づいて前記終了点を決定するように設定され、前記第1の差は、前記参照タイムスロットセット内の第1の参照タイムスロットと前記所定の予約期間とに基づいて決定され、前記第2の差は、第2の参照タイムスロットと、前記第1のオフセット期間と、前記第2のオフセット期間とに基づいて決定される。
いくつかの実施形態において、前記端末装置は回路を備え、前記回路はさらに、前記候補リソースセットの時間領域範囲内にある参照タイムスロットセットを決定し、前記センシングプロシージャの結果を処理するための第1のオフセット期間と、前記サイドリンク送信のためのリソース選択のための第2のオフセット期間とを決定し、前記参照タイムスロットセット内の第2の参照タイムスロットと、前記第1のオフセット期間と、前記第2のオフセット期間とに基づいて、前記終了点を決定するように設定されている。
いくつかの実施形態において、前記端末装置は回路を備え、前記回路はさらに、前記候補リソースセットの時間領域範囲内にある参照タイムスロットセットを決定し、前記サイドリンク送信のためのリソース選択のための第2のオフセット期間を決定し、前記参照タイムスロットセット内の第2の参照タイムスロットと前記第2のオフセット時間とに基づいて前記第2のタイムスロットを決定するように設定されている。
いくつかの実施形態において、前記第1の参照タイムスロットは、前記参照タイムスロットセット内の最後のタイムスロットである。
いくつかの実施形態において、前記第2の参照タイムスロットは、前記参照タイムスロットセット内の第1のタイムスロットである。
いくつかの実施形態において、前記第2の参照タイムスロットは、前記サイドリンク送信に利用可能なリソースを含む前記参照タイムスロットセット内の第1のタイムスロットである。
いくつかの実施形態において、前記端末装置は回路を備え、前記回路はさらに、前記第1のタイムスロットの前に実行された以前のセンシングプロシージャの以前のセンシング結果を取得し、前記以前のセンシング結果と前記センシングプロシージャのセンシング結果とに基づいて前記センシング報告を生成するように設定されている。
いくつかの実施形態において、前記センシング報告は、前記以前のセンシング結果と前記センシング結果とから得られた、前記サイドリンク送信に利用可能なリソースを示す。
いくつかの実施形態において、前記センシング報告は、前記以前のセンシング結果から得られた前記サイドリンク送信に利用可能なリソースから除外される、前記センシング結果から得られた前記サイドリンク送信に利用不可能なリソースを示す。
いくつかの実施形態において、前記端末装置は回路を備え、前記回路はさらに、前記センシングプロシージャのセンシング結果に基づいて前記センシング報告を生成するように設定されている。
いくつかの実施形態において、前記センシング報告は、前記センシング結果から得られた、前記サイドリンク送信に利用可能なリソースを示す。
いくつかの実施形態において、前記端末装置は回路を備え、前記回路はさらに、前記第1のタイムスロットの前に実行された以前のセンシングプロシージャの以前のセンシング結果を取得し、前記第1のタイムスロットの後で、且つ、前記センシングプロシージャの前に実行された別の以前のセンシングプロシージャの別の以前のセンシング結果を取得し、前記以前のセンシング結果と、前記別の以前のセンシング結果と、前記センシングプロシージャのセンシング結果とに基づいて、前記センシング報告を生成するように設定されている。
いくつかの実施形態において、前記センシング報告は、前記以前のセンシング結果と、前記別の以前のセンシング結果と、前記センシング結果とから得られた、前記サイドリンク送信に利用可能なリソースを示す。
いくつかの実施形態において、前記センシング報告は、前記以前のセンシング結果と前記別の以前のセンシング結果とから得られた前記サイドリンク送信に利用可能なリソースから除外される、前記センシング結果から得られた前記サイドリンク送信に利用不可能なリソースを示す。
いくつかの実施形態において、前記端末装置は回路を備え、前記回路はさらに、前記候補リソースセットの時間領域範囲内にある参照タイムスロットセットを決定し、前記サイドリンク送信に関連付けられるリソースプールによりサポートされる所定の予約期間を決定し、前記参照タイムスロットセット内の第1の参照タイムスロットと前記所定の予約期間とにより決定された参照時点が、前記以前のセンシングプロシージャの第2のセンシングウィンドウの終了点又は前記第1のタイムスロットのうちの少なくとも1つの後にあるとの決定に従って、前記センシングプロシージャを実行するように設定されている。
いくつかの実施形態において、前記第1の参照タイムスロットは、前記参照タイムスロットセット内の最後のタイムスロットである。
いくつかの実施形態において、前記端末装置は回路を備え、前記回路はさらに、前記センシングプロシージャが有効化されていることを無線リソース制御パラメータが示すとの決定に従って、前記センシングプロシージャを実行するように設定されている。
いくつかの実施形態において、前記端末装置は回路を備え、前記回路はさらに、リソース予約に関する上位層パラメータが設定されていないとの決定に従って、前記センシングプロシージャを実行するように設定されている。
全体として、本開示の様々な実施形態は、ハードウェア又は専用回路、ソフトウェア、論理、又はそれらの任意の組み合わせで実現されてもよい。いくつかの態様は、ハードウェアで実現されてもよく、他の態様は、コントローラ、マイクロプロセッサ、又は他のコンピューティング装置により実行できるファームウェア又はソフトウェアで実現されてもよい。本開示の実施形態の様々な態様は、ブロック図、フローチャート又は他の何らかの絵画的表現を用いて図示及び説明されているが、本明細書に記載されたブロック、機器、システム、技術、又は方法は、非限定的な例として、ハードウェア、ソフトウェア、ファームウェア、専用回路又は論理、汎用ハードウェア又はコントローラ又は他のコンピューティング装置、又はそれらの何らかの組み合わせで実装できることを理解すべきである。
本開示はまた、非一時的なコンピュータ可読記憶媒体上に有形的に記憶された少なくとも一つのコンピュータプログラム製品を提供する。コンピュータプログラム製品は、図2から図3の何れか一つを参照して上述したプロセス又は方法を実行するために、対象の実プロセッサ又は仮想プロセッサ上の装置内で実行される、プログラムモジュールに含まれる指令などのコンピュータ実行可能な指令を含む。一般に、プログラムモジュールには、特定のタスクを実行したり、特定の抽象データ型を実装したりするルーチン、プログラム、ライブラリ、オブジェクト、クラス、コンポーネント、データ構造などが含まれる。様々な実施形態において、プログラムモジュールの機能は、必要に応じて、プログラムモジュール間で結合又は分割されてもよい。プログラムモジュールのマシンが実行可能な命令は、ローカル又は分散型装置内で実行されてもよい。分散型装置において、プログラムモジュールは、ローカル記憶媒体及びリモート記憶媒体内の両方に配置されていてもよい。
本開示の方法を実行するためのプログラムコードは、一つ又は複数のプログラミング言語の任意の組み合わせで記述されてもよい。これらのプログラムコードは、汎用コンピュータ、専用コンピュータ、又は他のプログラマブルデータプロセッシング機器のプロセッサ又はコントローラに提供され、プロセッサ又はコントローラにより実行された場合、プログラムコードで、フローチャート及び/又はブロック図に指定された機能/動作を実現させる。プログラムコードは、完全にマシン上で、部分的にマシン上で、独立したソフトウェアパッケージとして、部分的にマシン上でかつ部分的にリモートマシン上で、又は完全にリモートマシン又はサーバ上で実行してもよい。
上述のプログラムコードは、マシン可読媒体上で実装されてもおく、マシン可読媒体は、命令実行システム、機器、又は装置により利用されるか、又はそれらに関連するプログラムを含むか又は記憶することができる任意の有形媒体であってもよい。マシン可読媒体は、マシン可読信号媒体又はマシン可読記憶媒体であってもよい。マシン可読媒体は、電子、磁気、光学、電磁気、赤外線若しくは半導体のシステム、機器若しくは装置、又は前述の媒体の任意の適切な組み合せを含むことができるが、これらに限定されない。マシンが読み取り可能な記憶媒体のより具体的な例は、一つ又は複数のワイヤを有する電気接続、ポータブルコンピュータディスク、ハードディスク、ランダムアクセスメモリ(RAM)、リードオンリーメモリ(ROM)、消去可能プログラマブルリードオンリーメモリ(EPROM又はフラッシュメモリ)、光ファイバ、ポータブル光ディスクリードオンリーメモリ(CD-ROM)、光学的記憶装置、磁気記憶装置、又は上述の任意の適切な組合せを含んでもよい。
なお、動作について特定の順序で説明を行ったが、所望の結果を得るために、こうした動作を、示された特定の順序で実行するか若しくは連続した順序で実行し、又は、説明された全ての動作を実行することが求められる、と理解されるべきではない。場合によっては、マルチタスクや並列処理が有利になることもある。同様に、いくつかの特定の実装の詳細が上記の議論に含まれているが、これらは、本開示の範囲に対する限定として解釈されるべきではなく、特定の実施形態に固有となり得る特徴の説明として解釈されるべきである。個々の実施形態の文脈で説明されたいくつかの特徴は、単一の実施形態において組み合わされて実現されてもよい。逆に、単一の実施形態の文脈で説明された様々な特徴は、複数の実施形態において別々に、又は任意の適切なサブ組合せで実装されてもよい。
本開示は、構造的特徴及び/又は方法論的動作に特有の言語で説明されてきたが、添付の特許請求の範囲において定義された本開示は、必ずしも上記の特定の特徴又は動作に限定されないことを理解すべきである。むしろ、上述した特定の特徴及び動作は、特許請求の範囲を実施する例示的な形態として開示されている。
図示されるように、装置400は、プロセッサ410と、プロセッサ410に結合されたメモリ420と、プロセッサ410に結合された適切な送信機(TX)及び受信機(RX)440と、TX/RX 440に結合された通信インターフェースとを備える。メモリ420は、プログラム430の少なくとも一部を記憶する。TX/RX 440は双方向通信に用いられる。TX/RX 440は、通信を容易にするために少なくとも一つのアンテナを有するが、本明細書に言及されたアクセスノードは、実際には複数のアンテナを有してもよい。通信インターフェースは、eNB間の双方向通信のためのX2インターフェース、モビリティ管理エンティティ(MME)/サービングゲートウェイ(S-GW)とeNBとの間の通信のためのS1インターフェース、eNBと中継ノード(RN)との間の通信のためのUnインターフェース、又はeNBと端末装置との間の通信のためのUuインターフェースなど、他のネットワーク要素との通信に必要な任意のインターフェースを表すことができる。
プログラム430は、図2~図3を参照して本明細書で説明したように、関連するプロセッサ410により実行された場合、装置400が本開示の実施形態に従って動作することを可能にするプログラム命令を含むと仮定する。本文の実施形態は、装置400のプロセッサ410により実行可能なコンピュータソフトウェアにより、又はハードウェアにより、又はソフトウェアとハードウェアとの組合せにより実現できる。プロセッサ410は、本開示の様々な実施形態を実施するように設定されてもよい。さらに、プロセッサ410とメモリ420との組み合わせは、本開示の様々な実施形態を実現するのに適したプロセッシング手段450を形成してもよい。


Claims (23)

  1. 第1のタイムスロットの後に、第1のセンシングウィンドウ内で、サイドリンク送信に関連付けられる候補リソースセットについてセンシングプロシージャを実行することと、
    少なくとも前記センシングプロシージャに基づいてセンシング報告を生成することと、
    前記候補リソースセットに関連付けられる少なくとも1つの参照スロットに基づいて決定された第2のタイムスロットにおいて、物理層から上位層へ前記センシング報告を提供することと、
    を含む通信方法。
  2. 前記センシングプロシージャが前記第1のタイムスロットにおいてトリガされるとの決定に従って、前記第1のセンシングウィンドウの終了点と、前記センシングプロシージャの結果を処理するための第1のオフセット期間とを決定することと、
    前記第1のタイムスロットと、前記第1のセンシングウィンドウの前記終了点と、前記第1のオフセット期間とに基づいて、前記第2のタイムスロットを決定することと、
    をさらに含む請求項1に記載の方法。
  3. 前記終了点を決定することは、
    前記候補リソースセットの時間領域範囲内にある参照タイムスロットセットを決定することと、
    前記サイドリンク送信に関連付けられるリソースプールによりサポートされる所定の予約期間を決定することと、
    前記参照タイムスロットセット内の第1の参照タイムスロットと前記所定の予約期間とに基づいて前記終了点を決定することと、
    を含む請求項2に記載の方法。
  4. 前記終了点を決定することは、
    前記候補リソースセットの時間領域範囲内にある参照タイムスロットセットを決定することと、
    前記サイドリンク送信に関連付けられるリソースプールによりサポートされる所定の予約期間を決定することと、
    前記センシングプロシージャの結果を処理するための第1のオフセット期間と、前記サイドリンク送信のためのリソース選択のための第2のオフセット期間とを決定することと、
    第1の差と第2の差とのうちの最小値に基づいて前記終了点を決定することであって、前記第1の差は、前記参照タイムスロットセット内の第1の参照タイムスロットと前記所定の予約期間とに基づいて決定され、前記第2の差は、第2の参照タイムスロットと、前記第1のオフセット期間と、前記第2のオフセット期間とに基づいて決定されることと、
    を含む請求項2に記載の方法。
  5. 前記終了点を決定することは、
    前記候補リソースセットの時間領域範囲内にある参照タイムスロットセットを決定することと、
    前記センシングプロシージャの結果を処理するための第1のオフセット期間と、前記サイドリンク送信のためのリソース選択のための第2のオフセット期間とを決定することと、
    前記参照タイムスロットセット内の第2の参照タイムスロットと、前記第1のオフセット期間と、前記第2のオフセット期間とに基づいて、前記終了点を決定することと、
    を含む請求項2に記載の方法。
  6. 前記候補リソースセットの時間領域範囲内にある参照タイムスロットセットを決定することと、
    前記サイドリンク送信のためのリソース選択のための第2のオフセット期間を決定することと、
    前記参照タイムスロットセット内の第2の参照タイムスロットと前記第2のオフセット時間とに基づいて前記第2のタイムスロットを決定することと、
    をさらに含む請求項1に記載の方法。
  7. 前記第1の参照タイムスロットは、前記参照タイムスロットセット内の最後のタイムスロットである、
    請求項3又は4に記載の方法。
  8. 前記第2の参照タイムスロットは、前記参照タイムスロットセット内の第1のタイムスロットである、
    請求項4~6の何れか一項に記載の方法。
  9. 前記第2の参照タイムスロットは、前記サイドリンク送信に利用可能なリソースを含む前記参照タイムスロットセット内の第1のタイムスロットである、
    請求項4~6の何れか一項に記載の方法。
  10. 前記センシング報告を生成することは、
    前記第1のタイムスロットの前に実行された以前のセンシングプロシージャの以前のセンシング結果を取得することと、
    前記以前のセンシング結果と前記センシングプロシージャのセンシング結果とに基づいて前記センシング報告を生成することと、
    を含む請求項1に記載の方法。
  11. 前記センシング報告は、前記以前のセンシング結果と前記センシング結果とから得られた、前記サイドリンク送信に利用可能なリソースを示す、
    請求項10に記載の方法。
  12. 前記センシング報告は、前記以前のセンシング結果から得られた前記サイドリンク送信に利用可能なリソースから除外される、前記センシング結果から得られた前記サイドリンク送信に利用不可能なリソースを示す、
    請求項10に記載の方法。
  13. 前記センシング報告を生成することは、
    前記センシングプロシージャのセンシング結果に基づいて前記センシング報告を生成することを含む、
    請求項1に記載の方法。
  14. 前記センシング報告は、前記センシング結果から得られた、前記サイドリンク送信に利用可能なリソースを示す、
    請求項12に記載の方法。
  15. 前記センシング報告を生成することは、
    前記第1のタイムスロットの前に実行された以前のセンシングプロシージャの以前のセンシング結果を取得することと、
    前記第1のタイムスロットの後で、且つ、前記センシングプロシージャの前に実行された別の以前のセンシングプロシージャの別の以前のセンシング結果を取得することと、
    前記以前のセンシング結果と、前記別の以前のセンシング結果と、前記センシングプロシージャのセンシング結果とに基づいて、前記センシング報告を生成することと、
    を含む請求項1に記載の方法。
  16. 前記センシング報告は、前記以前のセンシング結果と、前記別の以前のセンシング結果と、前記センシング結果とから得られた、前記サイドリンク送信に利用可能なリソースを示す、
    請求項15に記載の方法。
  17. 前記センシング報告は、前記以前のセンシング結果と前記別の以前のセンシング結果とから得られた前記サイドリンク送信に利用可能なリソースから除外される、前記センシング結果から得られた前記サイドリンク送信に利用不可能なリソースを示す、
    請求項15に記載の方法。
  18. 前記センシングプロシージャは、
    前記候補リソースセットの時間領域範囲内にある参照タイムスロットセットを決定することと、
    前記サイドリンク送信に関連付けられるリソースプールによりサポートされる所定の予約期間を決定することと、
    前記参照タイムスロットセット内の第1の参照タイムスロットと前記所定の予約期間とにより決定された参照時点が、
    前記以前のセンシングプロシージャの第2のセンシングウィンドウの終了点、又は
    前記第1のタイムスロット、
    のうちの少なくとも1つの後にあるとの決定に従って、前記センシングプロシージャを実行することと、
    を含む請求項1に記載の方法。
  19. 前記第1の参照タイムスロットは、前記参照タイムスロットセット内の最後のタイムスロットである、
    請求項18に記載の方法。
  20. 前記センシングプロシージャは、
    前記センシングプロシージャが有効化されていることを無線リソース制御パラメータが示すとの決定に従って、前記センシングプロシージャを実行することを含む、
    請求項1に記載の方法。
  21. 前記センシングプロシージャは、
    リソース予約に関する上位層パラメータが設定されていないとの決定に従って、前記センシングプロシージャを実行すること、
    を含む請求項1に記載の方法。
  22. プロセッサを備える端末装置であって、
    前記プロセッサは、
    第1のタイムスロットの後に、第1のセンシングウィンドウ内で、サイドリンク送信に関連付けられる候補リソースセットについてセンシングプロシージャを実行し、
    少なくとも前記センシングプロシージャに基づいてセンシング報告を生成し、
    前記候補リソースセットに関連付けられる少なくとも1つの参照スロットに基づいて決定された第2のタイムスロットにおいて、物理層から上位層へ前記センシング報告を提供するように設定されている、
    端末装置。
  23. 機器に、少なくとも請求項1~21の何れか一項の方法を実行させるプログラム命令を含む、
    非一時的なコンピュータ可読媒体。
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