JP2024509649A - 抑止及び電気パルス印加手袋装置 - Google Patents

Abstract

本発明は、抑止及び電気パルス印加手袋装置（１）であって、それぞれ手袋装置（１）の外側及び内側に外面（４）及び内面（５）を備えた手のひら側（２）及び手の甲側（３）を備え、少なくとも１つの接触器（１９）を備える電気接続手段（１７）によって電源（１３）に接続されるように設計された少なくとも２つの印加接点（１１、１２１）が、手のひら側（３）の外面（４）上に設置される、抑止及び電気パルス印加手袋装置（１）に関する。より詳細には、２つの印加接点（１１、１２）は、手袋装置（１）の内側（２０）から作動されるように設計された接触器（１９）を介して電源（１３）に接続されるときに接点（１１、１２）間に電気アークを発生させるように、互いに距離（Ｄ）を置いて手のひら側（３）の外面（４）上に設置される。【選択図】図１

Description

本発明は、個人保護及び安全用途において一般的に使用されるタイプの抑止及び電気パルス印加手袋装置に関する。

セキュリティ分野では、テーザータイプの装置が知られており、個人の安全のために、攻撃者又は危険と思われる個人に電気パルスを印加してそれらを無力化することができる。

残念ながら、このタイプの装置は、一般に、制御されていない電気パルスを印加し、これは、着用者又は無力化された人に事故をもたらす可能性がある。

中国実用新案第２０５０３７８１４号から既に知られているのは、手の手のひら側に対応する前面に２つの導電体を備える手袋の形態の安全装置であり、導電体の一方は、手のひらの付け根から親指、中指及び小指の端部まで延び、他方の導体は、手のひらを貫通して薬指を人差し指に接続する。電力コントローラは、これらの導体を充電式電池に接続する。

また、中国実用新案第２０４９２４０５５号から、手のひらに、適切な電源に接続された２つのタイプの導電性ファブリック電極を備える、１０，０００ボルト程度の高電圧電気ショック手袋が知られている。これらの電極は、絶縁性ファブリックの形態の第１の層と、ポリエステル製の第２の包囲絶縁層とで覆われている。

同様に、国際公開第２０１９／０８６８２０号は、少なくとも３つの手袋指の端部に実質的に配置された第１の印加接点が制御ユニットを介して接続される電気エネルギー源を備える電気パルス印加手袋を開示している。後者はまた、手袋の手のひら側に配置された第２の印加接点を備え、それを通して、指先で第１の印加接点を通して印加可能な電気パルスよりも大きい電気パルスを印加することができる。制御ユニットは、場合に応じて、手袋の指の接触又は手のひらの接点を作動させることができる選択手段を備える。これらの接点は、依然としてポリウレタン安全コーティングで覆われており、感電事故を大幅に低減するだけでなく、外部から見えないように隠すとともに、テーザー機能をより目立たなくする。

この最新技術による手袋装置は、制御されるべき状況に応じて電気パルスの強度を容易に調節することを可能にするが、手袋の手のひらにおける接点を介して可能である放電と比較して、より少ない放電のために指における接点を作動させることによって、指における接点によって生成される放電は、本質的に阻止目的を有すると考えることができる。しかしながら、この阻止性質が脅威となる第三者によって知覚されるためには、手袋の着用者とこの第三者との間に物理的接点が確立されなければならない。

更に、手袋の着用者は、自分が直面するリスクの程度に応じて接点をアクティブにすることができなければならない。しかしながら、このリスクは、アクティブな接点の選択を修正するのに十分な時間がないと、対決中に変化させることが非常に困難であり、非常に迅速に変化する可能性があることは言うまでもない。

更に、推測的に攻撃的である第三者の最初のアプローチにおいて、指の接点を作動させようとし得る場合、手袋の着用者は、ショックを受けることを避けるために、自分の指を自分の身体の任意の部分から常に離しておかなければならない。

また、米国特許出願公開第２００４／０１５４０７１号から知られているのは、電気エネルギー源を備える電気パルス印加手袋であり、これは手のひら側に２つの接点が接続され、その一方は手袋の小指にあり、他方は親指にある。より詳細には、これらの接点は、手袋の裏側の人差し指に対応する手袋指の端部にある第１の接点と、手のひら側の中指に対応する手袋指の端部にある第２の接点とからなる接触器を介して電気エネルギー源によって電力供給されることが可能である。

要するに、小指及び親指のそれぞれの２つの接点を介して攻撃者に電気パルスを与えるために、手袋の着用者は同時に、中指を人差し指の上に持ってくることによって、人差し指及び中指の接点を一致させなければならない。攻撃者との激しい口論において電気パルスを首尾よく付与することは、不可能ではないにしても、非常に困難であり得ると言ってよい。

米国特許出願公開第２００４／０１５０７１号によるこの手袋装置はまた、小指と人差し指との接点を互いに近づけることによって電気アークを確立することによって抑止効果を提供することができる。明らかに、この電気アークを得るのに適した電源とは別に、ここでも、中指の接点を人差し指の接点に接触させることによって接点を確立する必要がある。

これは、自然ではなく、ある程度の器用さを必要とする操作である。また、切迫した危険に直面した場合に、直感的かつ非常に迅速に実行することはより困難である。

第１の進歩性の枠組み内では、手袋装置は、手のひら側に、互いに所定の距離で配置された少なくとも２つの接点を備えることが考えられ、これらの接点は、攻撃者及び適切な電源と接触して、攻撃者を制御する目的で、又は接触せずに、抑止電気アークを確立する目的で、この攻撃者に電気パルスを付与するように構成されている。

本発明の第２のステップにおいて、手袋は、手袋の内側から作動するように設計された接点に電気エネルギーを供給するための接触器を備えることが考えられた。

非常に特に有利には、この接触器は、手袋の本体、好ましくは手のひら側、及び／又は少なくとも１本の手袋指の伸長による電源投入よって起動されるように設計される。

本発明の利点は、ある距離を保ちたいと思っている脅威を与える第三者に直面したときに実行される単一の自然なジェスチャ、腕を前方に持って行くこと及び手を開くことからなるジェスチャが、手袋の本体、又は手袋の指さえも拡張させ、接点の電気供給及びそれらの間の電気アークの確立のための接触器のこの手袋の内側からの起動をもたらすという事実にある。

この自然なジェスチャは、本発明による手袋を通して、直ちに阻止信号を生成し、当該第三者を遠くに保つことを可能にする。攻撃の場合、手袋の内側からの接触器の作動は、着用者の手が攻撃者に接触することによって自然に起こる。

したがって、本発明は、したがって、本発明は、抑止及び電気パルス印加手袋装置であって、それぞれ手袋装置の外側及び内側に外面及び内面を備えた手のひら側及び手の甲側を備え、少なくとも１つの接触器を備える電気接続手段によって電源に接続されるように設計された少なくとも２つの印加接点が、手のひら側の外面上に設置され、２つの印加接点は、手袋装置の内側から作動されるように設計された接触器を介して電源に接続されるときにそれらの間に電気アークの確立を可能にするように、互いに決定された距離を置いて手のひら側の外面上に設置されることを特徴とする、抑止及び電気パルス印加手袋装置に関する。

本発明の特徴によれば、印加接点は、手のひら側の外面で突出する電極ヘッドを備える。

そうでなければ、本発明の更に別の特徴として、手袋装置は、少なくとも１つの手袋指が設けられた、又は設けられていない手袋本体を備えてもよく、２つの印加接点は、手袋本体の手のひら側又は手袋指でプランターに接触して試みる。

本発明の更に別の特徴によれば、当該電気接続手段は、電源によって供給される低電圧電源から印加接点に、２２０～５，０００，０００ボルトの高電圧電源を供給するように設計された少なくとも１つの高電圧発生器を備える。

有利には、高電圧発生器は、好ましくは５，０００ボルトを超える、より具体的には２０，０００ボルト程度の高電圧電源を供給するように設計される。

好ましくは、接触器は、手袋装置の手のひら側の内面に設置されたインパルスタイプであり、手袋の着用者の手によって作動されるように設計されている。

本発明の他の特徴は、例示的かつ非限定的な例としてのみ与えられる実施形態に関する以下の説明から明らかになるであろう。

この説明の理解は、添付の図面を参照することによって容易になるであろう。

本発明による手袋装置の手のひら側の概略図である。 手袋装置を手の甲側から見た図１と同様の図である。 手袋装置の指における印加接点の位置を示す図１と同様の図である。 非アクティブ位置にある接触器を示す、印加接点における手袋装置の概略断面図である。 印加接点を供給するためのアクティブ位置にある接触器を示す図４と同様の図である。

本発明は、抑止及び電気パルス印加手袋装置１に関する。

このタイプの手袋装置１は、一般的に、個人保護及び安全用途において使用される。それは、特に、攻撃者を打ち破ることを可能にすることができる阻止装置であり、同時に防御装置である。

その使用は、法執行機関、警備員、更には病院職員が危険な患者又は攻撃性の徴候を示す患者を管理し封じ込めることを目的とすることができる。

添付の図面に示されるように、この手袋装置１は、手のひら側２すなわち前面と、手の甲側３すなわち後面とを備え、各々、外面４及び内面５を有する。

なお、手のひら側は、手袋装置１の着用者の手のひらの側に対応する手袋装置１の側を定義することに留意されたい。それは、着用者の手の前面全体にわたって、手袋装置が備える任意の指の端部から、手首におけるその反対側の端部まで、又は更にそれを越えて延在する。

説明の残りの部分では、理解を容易にするために、「手のひら側」及び「手の甲側」という表現を排他的に使用する。

それは本質的に、１つ以上の手袋指７を備えていても備えていなくてもよい手袋本体６を備える。要するに、この手袋装置１は、手袋指の数が１本から５本の間であり得るミトン又は手袋の形態をとることができる。

手袋装置１の着用者の手に係合するための開口部９を含む端部８において、手袋本体６は、この着用者の手首に閉じられて締め付けられた状態を保つための閉鎖手段１０を備えることができる。それはまた、スリーブ（図示せず）によって延長され得る。

本発明によれば、手袋装置１の手のひら側３の外面４には、電源１３に接続されるように設計された少なくとも２つの印加接点１１、１２が設置される。

したがって、これらの印加接点１１、１２は、図１に示されるように手袋本体６において、又は手袋装置１が手袋指７を備えている場合には図３に示されるように手袋指７に沿って、手のひら側３の外面４に設置することができる。

この図３は、指７のうちの１つにおける接点のこの設置の非限定的な例を示すにすぎないことに留意されたい。

好ましくは、電源１３は自律タイプであり、少なくとも１つの電池１４によって画定される。これは、例えば、３．７Ｖ及び５００ｍＡｈのリチウムタイプであってもよい。

有利には、手袋装置１は、この電池又はこれらの電池を中に収容するために、特に閉じることができるパウチの形態の収容ハウジング１５を備える。この収容ハウジングは、手のひら側２又は手の甲側３に、好ましくは手袋装置１の着用者の手首まで延びるように意図された端部１６に設けることができる。

後者はまた、印加接点１１、１２をそのような電源１３に接続するための電気接続手段１７を備える。実質的に、そのような電気接続手段１７は、少なくとも電源１３の収容ハウジング１５から印加接点１１、１２まで延在する絶縁導電体（図示せず）を備える。

より具体的には、これらの導電体は、手袋装置１の内部に、有利には手袋装置１と内部ライニング１８との間に延在してもよい。

当該電気接続手段１７は、電源１３によって供給される低電圧電源から印加接点１１、１２に、２２０～５，０００，０００ボルトに含まれる高電圧電源を供給するように設計された少なくとも１つの高電圧発生器を備える。

有利には、高電圧発生器は、好ましくは５，０００ボルトを超える、より具体的には２０，０００ボルト程度の高電圧電源を供給するように設計される。

少なくとも手袋装置１は、非導電性の絶縁材料からなり、電気パルスが着用者に伝達されることを防止する。内部ライニング１８が存在する場合、これも非導電性絶縁材料で作られる。

更に、少なくとも手袋本体６及び場合によっては手袋指７は、切断に耐えるように、及び／又は火傷のリスクを回避するために耐火性のために、織布又は不織布材料から作製される。

この材料は、炭素繊維、例えばポリ（ｐ－フェニレンテレフタルアミド）、（ＰＰＤ－Ｔ又はＫＥＶＬＡＲ（登録商標））に基づくことができる。本発明は、そのような材料に関して限定的に解釈することはできない。

本発明によれば、２つの印加接点１１、１２は、手袋装置１の手のひら側３の外面４上に、それらが当該電気接続手段１７を介して電源１３に接続されるときにそれらの間に電気アークの確立を可能にするように決定される互いからの距離Ｄを隔てて設置される。

本発明によれば、手袋装置１は、この特徴に対応する複数対の接点を備えることができる。

本発明の別の特徴によれば、これらの電気接続手段１７は、電源１３による印加接点１１、１２への電気エネルギーの供給を保証するために少なくとも１つの接触器１９を備える。この接触器１９は、手袋装置１の内側２０から作動されるように設計されている。

特に、この接触器１９は、手袋本体６、好ましくはその手のひら側２、及び／又は少なくとも１つの手袋指７の伸長による電源投入によって起動されるように設計される。

一実施形態によれば、この接触器１９はパルスタイプであり、弾性戻り手段によって手袋装置１の内部で非アクティブ電力遮断位置２２に押し戻される押しボタン２１を備える。逆に、アクティブ位置２３において弾性戻り手段に対して反対方向に圧力を加えると、接点１１、１２の供給が確立される。

例えば、手袋本体６の外面４に印加接点１１、１２を設置することによって、接触器１９は、この手袋本体６の内面５において、これらの印加接点１１、１２の後部に配置され得る。したがって、手袋装置１の抑止用途では、図４及び図５に見られるように、手袋装置１の手のひら側２を伸ばすことは、単に着用者が手を開くことからなり、この手袋本体６の手のひら側３の張力をもたらす。これは、その内面５において、着用者の手のひらに対して押しつけられ、これにより、接点１１，１２を供給するための押しボタン２１がアクティブ位置２３に押し戻される。

逆に、着用者の手を閉じることによって、手袋装置１の手のひら側２の張力が解放され、押しボタン２１が当該弾性戻り手段を介してその非アクティブ位置２２に戻り、電源印加接点１１、１２が切断されることを可能にする。

その結果、攻撃者が接近するとき、手袋装置１の着用者は、この攻撃者の方向に手を開くことができ、その結果、接触器１９が作動する。印加接点１１、１２には電力が供給されるので、それらは、攻撃者が更に接近することを思いとどまらせるように攻撃者に見える電気アークをそれらの間に発生させ、一方、攻撃者が攻撃の場合に高強度電気パルスを受け取る可能性が高いことを攻撃者に知らせる。

この点に関して、手袋装置１の手のひら側２を攻撃者に接触させて適用する場合、この手のひら側２の内面４は着用者の手に当接するようになることが理解される。次に、押しボタン２１が非アクティブ位置２２からアクティブ位置２３に押し戻され、その結果、印加接点１１、１２に電力が供給され、攻撃者に電気パルスが自動的に印加される。

同じ結果は、手袋指７の手のひら側２に２つの印加接点１１、１２を設置することによって得ることができる。この場合、接触器１９は、以下の例のように手袋本体６にその位置を保つことができるか、又は手袋装置１の内側２０において、この手袋指７の印加接点１１、１２の下に位置決めすることができる。着用者の手及び／又は指を開くことは、同じ結果を有する。

手袋装置１の内側２０からの接触器１９の制御を容易にするために、この押しボタン２１に沿って、内部ライニング２０は、この押しボタン２１の断面より大きい断面の制御プレート２４を備えることができる。このようにして、着用者の手のひらによってこの押しボタン２１に沿って必ずしも印加されるとは限らない圧力は、押しボタン２１をその非アクティブ位置２２からそのアクティブ位置２３に押し戻すという結果を依然として有する。

有利な実施形態によれば、印加接点１１、１２は、電気接続手段１７が導かれる支持プレート２５に取り付けられる。この支持プレート２５は、縫製、溶接などによって、手袋装置１の手のひら側２の適切な開口部内に設けることができるが、内面５に、好ましくは内面５と内部ライニング１８との間に配置されることが有利である。この場合、当該印加接点１１、１２は、手袋装置１を貫通して、その手のひら側２の外面４に配置される。

この支持プレート２５は、押しボタン２１が手袋装置１の内側２０に延びるように、依然として接触器１９を備えることができる。

支持プレート２５は、プリント回路基板の形態をとることができる。

印加接点１１、１２は、有利には、手袋装置１の手のひら側２の外面４において突出する電極ヘッド２６を備える。

これらの電極ヘッド２６は、それらの突出部２７において、印加接点１１、１２間に電気アークを確立するための優先経路を画定するように設計される。

具体的には、印加接点１１、１２のこれらの電極ヘッド２６は、それらの突出部２７において、印加接点１１、１２間の最小距離２８を画定する。

好ましい実施形態によれば、これらの電極ヘッド２６は、Ｔ字形又はキノコ形の形状を有し、それらの突出端部２９でより大きな断面を有する。

この場合も有利には、手袋装置１は、必要に応じて手袋装置１を作動させるため、又は、逆に手袋装置１を作動停止させるための制御スイッチ３０を備える。

また、電気エネルギー源１３の負荷制御手段３１を備えることもできる。本発明によれば、それはまた、動作インジケータ３２を受信する。

制御スイッチ３０及び／又は負荷制御手段３１及び／又は動作インジケータ３２は、手袋装置１の手のひら側２又は手の甲側３に、好ましくは着用者の手首側の端部８に配置可能な制御パネル３３に設置することができる。

本発明によれば、手袋装置１は、手袋装置１の着用者の健康状態の少なくとも１つのセンサ、例えば電圧及び／又はパルスセンサなどの追加の機器を受け取ることができる。

より高度な設計では、手袋装置１は、直接的に、又は例えば携帯電話などのインターネット若しくは通信ネットワークに接続されたユニットを介して、遠隔送信手段を備える。

このような送信手段は、着用者の健康状態のセンサによって送信された情報を、周期的に、連続的に、又は時々、中央ユニットに送信することを可能にする。

手袋装置１は、着用者が送信手段を介して信号を発して救助又は救援を求めることを可能にする警告装置を受け入れることができる。

手袋装置１はまた、場合によっては連続的に、又は手袋着用者の命令で、例えば警告装置を通じて、手袋着用者の位置を特定することを可能にするＧＰＳ追跡装置を備えることができる。

１ 抑止及び電気パルス印加手袋装置
２ 手のひら側
３ 手の甲側
４ 外面
５ 内面
６ 手袋本体
７ 手袋指
１１、１２ 印加接点
１３ 電源
１４ 電池
１５ 収容ハウジング
１７ 電気接続手段
１９ 接触器
２０ 内部ライニング
２１ 押しボタン
２２ 非アクティブ電力遮断位置
２４ 制御プレート
２５ 支持プレート
２６ 電極ヘッド
２７ 突出部
２９ 突出端部
３０ 制御スイッチ
３１ 負荷制御手段
３２ 動作インジケータ

中国実用新案第２０５０３７８１４号 中国実用新案第２０４９２４０５５号 国際公開第２０１９／０８６８２０号 米国特許出願公開第２００４／０１５４０７１号 米国特許出願公開第２００４／０１５０７１号

Claims (19)

1. 抑止及び電気パルス印加手袋装置（１）であって、それぞれ前記手袋装置（１）の外側及び内側に外面（４）及び内面（５）を備えた手のひら側（２）及び手の甲側（３）を備え、少なくとも１つの接触器（１９）を備える電気接続手段（１７）によって電源（１３）に接続されるように設計された少なくとも２つの印加接点（１１、１２１）が、前記手のひら側（３）の前記外面（４）上に設置され、２つの印加接点（１１、１２）は、前記手袋装置（１）の前記内側（２０）から作動されるように設計された前記接触器（１９）を介して前記電源（１３）に接続されるときに前記接点（１１、１２）間に電気アークを発生させるように、互いに距離（Ｄ）を置いて前記手のひら側（３）の前記外面（４）上に設置されることを特徴とする、抑止及び電気パルス印加手袋装置（１）。
2. 手袋本体（６）を本質的に備えることを特徴とする、請求項１に記載の手袋装置（１）。
3. 前記手袋本体（６）は、少なくとも１つの手袋指（７）を備えることを特徴とする、請求項２に記載の手袋装置（１）。
4. 前記電源（１３）は、自律タイプであり、少なくとも１つの電池（１４）によって画定されることを特徴とする、請求項１から３のいずれか一つに記載の手袋装置（１）。
5. １つ以上の前記電池を収容するために、特に閉じることができるパウチの形態の収容ハウジング（１５）を備えることを特徴とする、請求項４に記載の手袋装置（１）。
6. 前記電気接続手段（１７）は、少なくとも前記電源（１３）の前記収容ハウジング（１５）から前記印加接点（１１、１２）まで延在する絶縁導電体を備えることを特徴とする、請求項６に記載の手袋装置（１）。
7. 前記接触器（１９）は、前記手袋本体（６）、好ましくはその手のひら側（２）上の、及び／又は少なくとも１つの手袋指（７）の伸長による電源投入によって起動されるように設計されていることを特徴とする、請求項１から６のいずれか一つに記載の手袋装置（１）。
8. 前記接触器（１９）はパルスタイプであり、弾性戻り手段によって、前記手袋装置（１）の内部で非アクティブ電力遮断位置（２２）に押し戻される押しボタン（２１）を備えることを特徴とする、請求項１から７のいずれか一つに記載の手袋装置（１）。
9. 前記押しボタン（２１）と整列した制御プレート（２４）を備えた内部ライニング（２０）を備えることを特徴とする、請求項８に記載の手袋装置（１）。
10. 前記印加接点（１１、１２）は、前記電気接続手段（１７）が導かれる支持プレート（２５）上に取り付けられることを特徴とする、請求項１から９のいずれか一つに記載の手袋装置（１）。
11. 前記支持プレート（２５）は、前記接触器（１９）を備えることを特徴とする、請求項１０に記載の手袋装置（１）。
12. 印加接点（１１、１２）は、前記手袋装置（１）の前記手のひら側（２）の前記外面（４）において突出する電極ヘッド（２６）を備えることを特徴とする、請求項１から１１のいずれか一つに記載の手袋装置（１）。
13. 前記２つの印加接点（１１、１２）の前記電極ヘッド（２６）は、それらの突出部（２７）において、前記電気アークを確立するための優先経路を画定するように設計されることを特徴とする、請求項１２に記載の手袋装置（１）。
14. 前記電極ヘッド（２６）は、Ｔ字形又はキノコ形の形状を有し、その突出端部（２９）においてより大きな断面を有することを特徴とする、請求項１２又は１３に記載の手袋装置（１）。
15. 前記電気エネルギー源（１３）の制御スイッチ（３０）及び／又は負荷制御手段（３１）及び／又は動作インジケータ（３２）を備えることを特徴とする、請求項１から１４のいずれか一つに記載の手袋装置（１）。
16. 前記手袋装置（１）の着用者の健康状態の少なくとも１つのセンサ、例えば電圧及び／又はパルスセンサを備えることを特徴とする、請求項１から１５のいずれか一つに記載の手袋装置（１）。
17. 直接又はインターネット若しくは通信ネットワークに接続されたユニットを介して、遠隔送信手段を備えることを特徴とする、請求項１から１６のいずれか一つに記載の手袋装置（１）。
18. 警告装置を備えることを特徴とする、請求項１から１７のいずれか一つに記載の手袋装置（１）。
19. ＧＰＳ追跡装置を備えることを特徴とする、請求項１から１８のいずれか一つに記載の手袋装置（１）。

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