JP2024508167A - システムブロードキャスト情報の利用可能性メカニズム - Google Patents

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Abstract

本開示の実施形態は、時間領域および/または周波数領域補償を導出するために使用することができるGNSS情報などのシステムブロードキャスト情報を利用するためのソリューションを提案する。本開示の実施形態によれば、システムブロードキャスト情報の有効性タイマーが前記システムブロードキャスト情報の可用性ステータスが2つのノードで同期していることを保証するUEとネットワークの両方に導入され、前記システムブロードキャスト情報は、前記タイマーが動作しているときに時間領域および/または周波数領域で事前補正するために有効である。このようにすることで、UL送信において、UEは正しいタイミングと周波数を推定してスケジューリングすることができる。

Description

本開示の実施形態は、一般に、電気通信の分野に関し、特に、システムブロードキャスト情報の利用可能性のための方法、デバイス、装置、およびコンピュータ可読記憶媒体に関する。
第3世代パートナーシッププロジェクト(3GPP(登録商標))は、非地上波ネットワーク(NTN)における新無線(NR)の技術をサポートしてきた。衛星リンクのNR無線アクセスをサポートするために、長い往復遅延は対処すべき問題の1つである。例えば、ユーザ機器(UE)は、アップリンク(UL)送信において、時間領域および/または周波数領域で事前補償することができる。UL送信における推定遅延をUEが事前補償できるかどうかに応じて、3GPPは2種類のUEを特定している。
一般に、本開示の例示的な実施形態は、システム情報の可用性のための解決策を提供する。
第1の態様では、第1デバイスが提供される。第1デバイスは、少なくとも1つのプロセッサとコンピュータプログラムコードを含む少なくとも1つのメモリとを含み。少なくとも1つのメモリと少なくとも1つのメモリおよびコンピュータプログラムコードは、少なくとも1つのプロセッサによって、第1デバイスに、時間領域および/または周波数領域において第1デバイスと第2デバイスとの間の送信に関する補償を導出するために使用されるシステムブロードキャスト情報の有効性タイマーをトリガーさせ、有効性タイマーが満了する前に、システムブロードキャスト情報が補償に対して有効であるか否かを判断させ、前記システム報知が有効であるとの決定に従って、前記システム報知が有効であることを示す有効性情報を前記第2デバイスに送信させ、有効性タイマーをリセットさせるように構成される。
第2の態様では、第2デバイスが提供される。第2デバイスは、少なくとも1つのプロセッサおよびコンピュータプログラムコードを含む少なくとも1つのメモリを備え、前記少なくとも1つのメモリおよび前記コンピュータプログラムコードは、前記少なくとも1つのプロセッサにより、前記第2デバイスに、前記第1デバイスによる時間領域および/または周波数領域における前記第1デバイスと前記第2デバイスとの間の送信に関する補償を導出するために使用されるシステムブロードキャスト情報の有効性タイマーをトリガーさせ、前記第1デバイスから、前記システムブロードキャスト情報が有効であることを示す有効性情報を受信させ、前記有効性タイマーをリセットさせるように構成される。
第3の態様では、方法が提供される。本方法は、時間領域及び/又は周波数領域における第1デバイスと第2デバイスとの間の送信に関する補償を導出するために使用されるシステムブロードキャスト情報の有効性タイマーをトリガーするステップと、有効性タイマーが満了する前に、システムブロードキャスト情報が補償のために有効であるか否かを決定するステップと、システム報知が有効であるとの決定に従って、システム報知が有効であることを示す有効性情報を第2デバイスに送信するステップと、有効性タイマーをリセットするステップと、を含む。
第4の態様では、方法が提供される。本方法は、第2デバイスにおいて、第1デバイスによる時間領域及び/又は周波数領域における第1デバイスと第2デバイスとの間の送信に関する補償を導出するために使用されるシステムブロードキャスト情報の有効性タイマーをトリガーするステップと、前記第1デバイスから、前記システムブロードキャスト情報が有効であることを示す有効性情報を受信するステップと、有効性タイマーをリセットするステップと、を含む。
第5の態様では、装置が提供される。本装置は、時間領域及び/又は周波数領域における第1デバイスと第2デバイスとの間の送信に関する補償を導出するために使用されるシステムブロードキャスト情報の有効性タイマーをトリガーする手段と、システムブロードキャスト情報が、有効性タイマーの満了前に補償のために有効であるか否かを決定する手段と、システム報知が有効であるとの決定に従って、システム報知が有効であることを示す有効性情報を第2デバイスに送信する手段と、有効性タイマーをリセットする手段と、を備える。
第6の態様では、装置が提供される。この装置は、第2デバイスにおいて、第1デバイスによる、時間領域および/または周波数領域における第1デバイスと第2デバイスとの間の送信に関する補償を導出するために使用されるシステムブロードキャスト情報の有効性タイマーをトリガーするための手段と、前記第1デバイスから、前記システムブロードキャスト情報が有効であることを示す有効性情報を受信する手段と、有効性タイマーをリセットする手段と、備える。
第7の態様では、コンピュータ可読媒体が提供される。コンピュータ可読媒体は、装置に少なくとも前記第3および第4の態様のいずれか1つによる方法を実行させるためのプログラム命令を含む。
要約部は、本開示の実施形態の重要な特徴または本質的な特徴を特定することを意図しておらず、本開示の範囲を限定するために使用することを意図していないことを理解されたい。本開示の他の特徴は、以下の説明を通じて容易に理解できるようになる。
次に、いくつかの例示的な実施形態を、添付の図面を参照して説明する。
図1は、従来技術によるランダムアクセス手順のシグナリングフローを示す図である。 図2Aおよび図2Bは、それぞれ、従来技術によるタイミングアドバンス(TA)計算の概略図を示す。 図2Aおよび図2Bは、それぞれ、従来技術によるタイミングアドバンス(TA)計算の概略図を示す。 図3は、従来技術による、異なるUEからの物理アップリンク共有チャネル(PUSCH)スケジューリングの概略図を示す。 図4は、本開示の例示的な実施形態が実装され得る例示的な通信環境を示す。 図5は、本開示のいくつかの例示的な実施形態による有効性タイマー同期手順のためのシグナリングフローを示す。 図6は、本開示のいくつかの例示的な実施形態による、第1デバイスで実装される方法のフローチャートを示す。 図7は、本開示のいくつかの他の例示的な実施形態による、第2デバイスで実施される方法のフローチャートを示す。 図8は、本開示の例示的な実施形態を実施するのに適した装置の簡略化されたブロック図を示す。 図9は、本開示のいくつかの例示的な実施形態による例示的なコンピュータ可読媒体のブロック図を示す。
図面全体を通して、同一または類似の参照数字は同一または類似の要素を表す。
次に、本開示の原理を、いくつかの例示的な実施形態を参照して説明する。これらの実施形態は、例示を目的として記載されており、当業者が本開示を理解し実施するのに役立つものであって、本開示の範囲に関する限定を示唆するものではないことを理解されたい。本明細書に記載される実施形態は、以下に記載されるもの以外の様々な態様で実施され得る。
以下の説明および特許請求の範囲において、他に定義されない限り、本明細書で使用される全ての技術用語および科学用語は、本開示が属する技術分野における通常の技術者によって一般的に理解されるのと同じ意味を有する。
本開示における「一実施形態」、「例示的実施形態」等への言及は、記載される実施形態が特定の特徴、構造、または特性を含み得ることを示すが、全ての実施形態が特定の特徴、構造、または特性を含む必要はない。さらに、このような表現は、必ずしも同じ実施形態を指すものではない。さらに、特定の特徴、構造、または特性が実施形態に関連して記載されている場合、明示的に記載されているか否かにかかわらず、他の実施形態に関連してそのような特徴、構造、または特性に影響を与えることは当業者の知識の範囲内であることとする。
本明細書では、様々な要素を説明するために「第1の」及び「第2の」等の用語が使用されることがあるが、これらの要素はこれらの用語によって限定されるべきではないことを理解されたい。これらの用語は、1つの要素を別の要素から区別するために使用されるだけである。例えば、例示的な実施形態の範囲から逸脱することなく、第1の要素を第2の要素と称することができ、同様に、第2の要素を第1の要素と称することができる。本明細書で使用される場合、用語「および/または」は、列挙された用語の1つ以上の任意のおよびすべての組み合わせを含む。
本明細書で使用される用語は、特定の実施形態を説明するためだけのものであり、例示的な実施形態を限定することを意図するものではない。本明細書で使用される場合、用語「備える」、「備えている」、「有する」、「有している」、「含む」、および/または「含んでいる」は、記載された特徴、要素、および/または構成要素等の存在を特定する
が、1つ以上の他の特徴、要素、構成要素、および/またはそれらの組み合わせの存在または追加を排除するものではないことがさらに理解される。
本出願で使用される場合、「回路」という用語は、以下のうちの1つ以上もしくはすべてを指す場合がある。
(a)ハードウェアのみの回路実装(アナログ回路および/またはデジタル回路のみの実装など)と
(b) ハードウェア回路とソフトウェアとの組み合わせ、例えば(該当する場合)、
(i)アナログおよび/またはデジタルハードウェア回路とソフトウェア/ファームウェアとの組み合わせ、および
(ii)ソフトウェア(デジタル・シグナル・プロセッサを含む)、ソフトウェア、およびメモリを備えたハードウェア・プロセッサの一部であって、携帯電話やサーバなどの装置にさまざまな機能を実行させるために協働するもの)と、
(c)マイクロプロセッサまたはマイクロプロセッサの一部などのハードウェア回路およびプロセッサで、動作のためにソフトウェア(ファームウェアなど)を必要とするが、動作に必要でないときはソフトウェアが存在しないこともある。
回路のこの定義は、あらゆる特許請求の範囲を含む、本出願におけるこの用語のすべての使用に適用される。さらなる例として、本出願で使用される場合、回路という用語は、単にハードウェア回路もしくはプロセッサ(または複数のプロセッサ)または、ハードウェア回路もしくはプロセッサの一部と、それ(またはそれら)に付随するソフトウェアおよび/またはファームウェアの実装も対象とする。また、回路という用語は、例えば、また、特定の請求項要素に適用可能であれば、モバイルデバイス用のベースバンド集積回路もしくはプロセッサ集積回路、またはサーバ、セルラーネットワークデバイス、もしくは他のコンピューティングもしくはネットワークデバイスにおける同様の集積回路も対象とする。
本明細書で使用する場合、「通信ネットワーク」という用語は、新無線(NR)、ロング・ターム・エボリューション(LTE)、LTE-アドバンスド(LTE-A)、広帯域符号分割多元接続(WCDMA(登録商標))、高速パケット・アクセス(HSPA)、ナローバンド・インターネット・オブ・シングス(NB-IoT)などの任意の適切な通信規格に従うネットワークを指す。さらに、通信ネットワークにおける端末装置とネットワーク装置との間の通信は、第1世代(1G)、第2世代(2G)、2.5G、2.75G、第3世代(3G)、第4世代(4G)、4.5G、第5世代(5G)通信プロトコル、および/または現在知られているもしくは将来開発される他のプロトコルを含むがこれらに限定されない、任意の適切な世代の通信プロトコルに従って実行され得る。本開示の実施形態は、様々な通信システムに適用することができる。通信の急速な発展を考慮すれば、もちろん、本開示が具体化され得る将来型の通信技術およびシステムも存在するであろう。本開示の範囲を前述のシステムのみに限定するものと見なすべきではない。
本明細書で使用する場合、「ネットワークデバイス」という用語は、端末デバイスがネットワークにアクセスし、そこからサービスを受信する通信ネットワーク内のノードを指す。ネットワークデバイスは、基地局(BS)またはアクセス・ポイント(AP)、例えば、ノードB(NodeBまたはNB)、進化型NodeB(eNodeBまたはeNB)、NR NB(gNBとも呼ばれる)、リモート無線ユニット(RRU)、無線ヘッダ(RH)、リモート無線ヘッド(RRH)、リレー、統合およびアクセス・バックホール(IAB)ノード、フェムト、ピコなどの低電力ノード、衛星ネットワーク装置、低軌道(LEO)衛星、静止軌道(GEO)衛星などの非地上ネットワーク装置、航空機ネットワーク装置など、を指すことがあるが、適用される用語や技術によって異なる。端末装置」という用語は、無線通信が可能なあらゆるエンドデバイスを指す。以下の説明では、「端末装置」、「端末」、「ユーザ機器」および「UE」という用語は、互換的に使用される場合がある。
上述したように、UL送信における推定遅延をUEが事前補償できるかどうかに応じて、 3GPPは2つのタイプのUEを特定している。具体的には、タイプ1のUEは、タイミング・アドバンス(TA)の事前補償が可能なUEを指すことができ、タイプ2のUEは、TAの事前補償が不可能なUEを指すことができる。本明細書で使用する「タイミングアドバンス(TA)」という用語は、UEと基地局(BS)の間、またはUEと衛星の間を信号が移動する際の伝搬遅延を補正できる技術を意味する。
図1は、従来技術によるランダムアクセス手順のシグナリングフローを示す。図1に示すように、UE110は、1010メッセージ(Msg)1(例えば、プリアンブル)をgNB120に送信することができる。gNBは、1020個のメッセージ(Msg2)をUE110に送信することができる。UE110は1020個のMsg3をgNB120に送信することができ、gNB120はMsg4をUE110に送信することができる。UE110がタイプ1のUEである場合、UE110は、Msg1を送信する前に、まず、受信したシステムブロードキャスト情報(たとえば、全地球航法衛星システム(GNSS)情報)に基づいて、gNBに対するタイミング・アドバンス(TA)を推定すべきである。UE110は、Msg1の送信において推定されたTAを適用することができる。gNB120は、UE110のTA推定に基づいてTA調整を決定することができる。
UE110がタイプ2のUEである場合、UE110はgNB120に対するタイミングアドバンスを推定することができない。これは、GNSS能力を持たないUE、またはチャネル状態が悪いためにGNSS信号が利用できないUE、またはGNSS情報が一時的に精度要件から外れているUE(例えば、UEが屋内カバレッジに移動している)の場合に起こり得る。この場合、gNB120は、共通TAをブロードキャストする必要がある場合があり、共通TAの値は、フィーダリンクのTAに、地上参照ポイントに対応する最小サービスリンクのTAを加えたものである。UE110は、Msg1を送信するために、ブロードキャストされた共通TAを適用することができる。図2Aおよび図2Bは、それぞれ、TA計算の概略図を示す。
図2Aは、再生ペイロードのTA計算を示している。この場合、UE固有TAは、以下に基づいて求めることができる。
Figure 2024508167000002
ここで、D1は、UE110とgNB120との間の距離を表し、D0は、gNB120と基準点130との間の距離を表し、Cは、光速を表す。
gNBによってブロードキャストされる共通基準TAは、以下のようになり得る。
Figure 2024508167000003
ここで、D0はgNB120と基準点130との間の距離を表し、Cは光速を表す。
図2Bは、ベントパイプ型ペイロードのTA計算を示している。ベントパイプ構成とは、衛星がリレーのように動作し、衛星から送られてくるものをそのまま地球に送り返すことを意味する。この場合、UE固有TAは、
Figure 2024508167000004
に基づいて求めることができる。ここで、D1はUE110と中継装置(120)との間の距離を表し、D0は中継装置120と基準点130との間の距離を表し、Cは光速を表す。
gNBからブロードキャストされる共通基準TAは、
Figure 2024508167000005
のようになる。ここで、D0は中継装置120と基準点130との間の距離を表し、D0_Fは中継装置120と地球上のネットワーク装置140との間の距離を表し、Cは光速を表す。
UEには事前補償機能がある場合とない場合があるため、UEは異なるTAを適用でき、物理ランダムアクセス・チャネル(PRACH)のリソース割り当てには異なる制限がある。例えば、タイミング事前補正機能を持たないUEの場合、ネットワーク(NW)でのプリアンブル受信ウィンドウは、セル内の最大差分遅延の少なくとも2倍でなければならない。連続するRACHオケージョン(RO)間のプリアンブル受信ウィンドウが重ならないようにするため、PRACHの構成は、連続する2つのRO間の時間間隔がセル内の最大差分遅延の2倍より大きくなるようにする必要がある。(すなわち、スパースPRACHコンフィギュレーションが構成されるべきである)。タイミング事前補正機能を持つUEでは、このような制限は必要ない。
したがって、同じセルに両方のタイプのUEが共存する場合、事前補償機能を持つUEと持たないUEに対して、PRACHリソースを別々に構成する必要がある。このPRACH設計の上に、NWは異なるタイプのUEを区別することができるため、UEを別々の方法でスケジュールし、処理することができる。
さらに、事前補償機能を持つUEの場合、もう1つのトピックは、UEがRRC結合状態にあるときに、RACH手順中にPUSCH上のMsg3と、PUSCH上のユニキャスト・データと、の両方を含む物理アップリンク共有チャネル(PUSCH)をどのようにスケジュールするかである。3GPP オフラインでの議論によると、2つの方法が考えられる。
オプション1:MWは、セル内のUEの最大RTTに等しいTAを使用してPUSCH をスケジューリングする。UEは、セル端だけでなく、セルのカバレッジ・センターにも存在する可能性があるため、簡略化のため、すべてのUEがPUSCHを送信するのに十分なTAを確保できるように、最大往復時間(RTT)を使用してPUSCHをスケジューリングすることができる。
オプション2:NWは、現在のスケジューリングTTIにおいてスケジューリングされるUEの最大RTTに等しいTAを使用してPUSCHをスケジューリングする。PUSCHはまた、UEのスケジューリング遅延を節約するために、(セル内のすべてのUEの代わりに)現在のスケジューリングTTI内のすべてのUEの中で可能なRTTの最大値を使用してスケジューリングすることもできる。
オプション1では、すべてのUEがこの値を知っているように、セル内で最大RTTをブロードキャストすることができる。オプション2の場合、各UEはそのUEが推定したTAをNWに報告する必要があるため、NWは「現在の」TTIでスケジューリングされるUEの最大RTTの値を決定することができる。
3GPPは、オプション2を有効にするために、UEがUE-calculated TA(すなわち、UE-estimated TA)をNWに報告すべきかどうかを議論することを決定した無線アクセスネットワーク(RAN)2に対し、どのようなソリューションを適応させるべきかについて決定していない。
しかし、オプション2はPUSCHのカバレッジを低下させる。UEによって適用された TAの値の情報がオーバーヘッドとして、MsgA PUSCHなどに追加されるため、MsgA PUSCHのペイロードサイズが大幅に増加し、最終的にPUSCHのカバレージが低下する。
したがって、PUSCHオーバーヘッド(すなわち、PUSCHカバレージ)とPUSCHスケジューリング遅延のバランスをとるためにNWに柔軟性を残すオプション1とオプション2の両方がNTNでサポートされるべきである。たとえば、すべてのUEの差分 RTTを制限できるほどセル・サイズが小さい場合(セル内のすべてのUEからの差分RTTがそれほど大きくなく、セルの最大RTTに近い場合)、または、UEにタイム・クリティカルなサービスがない場合、UEはオプションOとしてスケジューリングされるべきである。そうでない場合は、オプション2を採用できる。
オプション1をサポートするために、3GPPでは、NWがこれらのUEを同じスケジューリング・スロット(例えば、スロットm)でスケジューリングする場合に、NWが同じスロット(例えば、スロットn)で異なるUEからのすべてのPUSCH送信を受信できるようにする方法について、いくつかの議論がある。ここで、スロットmとスロットnの間の距離は固定値(例えば、max_TAまたはmax_TA+NW指示オフセット)に等しい)。
地上波ネットワークにおける現在のNW実装原則によれば、1つの基本ルールは、NWが同じDLスケジューリング・スロット(例えばスロットm)でUEのグループをスケジューリングする場合、NWはこれらのUEからのすべてのPUSCH送信が同じUL PUSCHスロット(例えばスロットn)でgNBに到着することを期待する通りである。そうでない場合、現在のスケジューリング・スロットでスケジューリングされるUEだけでなく、以前のスロットでスケジューリングされた(既に)UEも考慮し、異なるスケジューリング・スロットからスケジューリングされたUEが同じPUSCH送信スロットを持つかどうかをチェックする必要があるため、NWは、UEのスケジューリングが非常に複雑になる(例えば、スロットmとスロットm-1の両方が、スロットnでUEの送信をスケジューリングする)。
NTNでこのルールを満たすために、UEはUE_estimated_TAに基づいてPUSCH送信の送信時間を自動的に調整する必要がある。この場合、例えば図3に示すように、セル内の最大RTTに基づいてPUSCHをスケジューリングすることができる。
Figure 2024508167000006
ここで、K2は、DCIグラントにおいてシグナリングされたPUSCHのスケジューリングオフセットを表す。
言い換えれば、すべてのUEがこの値を知るように、max_TAをセル内でブロードキャストすることができる。UE110がスロットmでDCIを受信すると、UE110はスロットnでPUSCHを送信する。ここで、n=m+k2+Deltaである。また、ここで、Delta=(max_TA-UE_TA)=(max_TA-UE_estimated_TA-TAC)であり、TACは、UEがgNBから受信したタイミングアドバンスコマンドの値である。これにより、gNB120は、gNBがDCI0を送信してからmax_TA+k2スロットが経過した後に、異なるUEからのすべてのPUSCH送信を受信する。
前の議論で述べたように、UEは、UEが受信したGNSS情報(例えば、GNSSロケーションまたはGNSSタイムスタンプ情報)に基づいて、UEがMsg1を送信する前に、衛星に対するタイミングの前進を推定する。このようなGNSS情報は、3GPP/セルラー無線ネットワークに接続しなくても機能するGNSSデバイスを使用することで受信できる。ただし、情報が古い場合や、UEが新しい正確な推定値を取得できない場合、オプション1には問題が生じる可能性がある。
事前補正機能を持たないUEの場合、PUSCHスケジューリングは、地上波ネットワークのレガシー処理に従うことができる(すなわち、ULアライメントをネットワーク側からのTAコマンドに依存する)。
タイミング事前補正機能を持つUEと事前補正機能を持たないUE(Type1またはType2 UEなど)の両方をサポートするNTNシステムでは、アクセス・システムにMsg1を送信する前に、UEは、GNSSの利用可能状態を判断し、NWにアクセスするために対応する専用のPRACHリソースを選択する必要がある。選択されたプリアンブル・リソースに従って、gNBは、UEのタイプを識別できるため、RACH手順中に適切なプリアンブル受信ウィンドウをセットし、ra-ResponseWindow を開始するためのオフセットをすることができる。その後、gNBはUEのためにPUSCHをスケジューリングできる。
事前補償機能を有するUEの場合、UEがPUSCHでスケジューリングされると、UEは、UE_estimated_TA(およびUE-estimated TAに基づくTACコマンド値)に基づいて、PUSCH送信における送信時間を自動的に調整する必要がある。自律調整送信時間デルタは、(max_TA-UE_estimated_TA-TAC)に等しい。
ただし、UEがRRC結合状態にある場合、GNSS能力(およびタイミング事前補正能力)を持つUEは、そのGNSS情報が信頼できなくなるため、TAを正しく計算できないことがある。例えば、UEが屋外から屋内に移動し、チャネル状態が悪いためにGNSS信号が利用できない場合や、GNSS情報がタイミング推定の精度要件から一時的に外れている場合などである(すなわち、GNSS情報のステータスが利用可能から利用不可能に切り替わる)。
UE_estimated_TAが正しくなくなると、異なるUE間で干渉が発生し、例えば、異なるUE間のPUSCH受信においてタイミングのずれが生じ、図6とは逆に、UE1、UE2がgNB受信において整列しなくなる。デルタがサイクリックプレフィックスよりも大きい場合(例えば、UEがNTNセルのモビリティに沿って高速移動している場合)、干渉が発生し、システム性能が低下する。
さらに、少なくとも地球低軌道(LEO)シナリオでGNSS情報が失われるか、または正確に受信されない場合、周波数同期を取得または更新/追跡することができず、PUSCH送信のために隣接する物理リソース・ブロック(PRB)を持つUEの場合、UE間干渉が発生する。これにより、システム性能も低下する。
上記の問題の少なくとも一部を解決するために、システムブロードキャスト情報の可用性に関するソリューションが提案されている。本開示の実施形態によれば、タイマーが実行されているときに、時間領域および/または周波数領域において事前補償が行われるようにシステムブロードキャスト情報が有効であることを保証するために、システムブロードキャスト情報の有効性タイマーが導入される。このようにして、UL送信において正しいタイミング推定でUEをスケジューリングすることができる。
図4は、本開示の実施形態が実装され得る通信環境400の概略図であり、本願開示の実施形態を実施することができる。通信ネットワークの一部である通信環境4000は、デバイス410-1、デバイス410-2、...、デバイス410-Nを含み、これらは集合的に、「第1デバイス(複数可)410」と呼ぶことができる。通信環境400は、第2デバイス420から構成される。
通信環境400は、任意の適切な数のデバイス及びセルから構成され得る。通信環境400において、第1デバイス410と第2デバイス420は、互いにデータや制御情報を通信することができる。第1デバイス410が端末デバイスであり、第2デバイス420がネットワークデバイスである場合、第2デバイス420から第1デバイス410へのリンクはダウンリンク(DL)と呼ばれ、第1デバイス410から第2デバイス420へのリンクはアップリンク(UL)と呼ばれる。いくつかの実施形態では、再生アーキテクチャを通信環境400に適用することができる。あるいは、ベントパイプアーキテクチャを通信環境400に適用することもできる。
図4に示された第1デバイスおよびセルの数ならびにそれらの接続は、いかなる制限も示唆することなく、説明の目的で与えられたものであることを理解されたい。通信環境400は、本開示の実施形態を実施するために適合された任意の適切な数のデバイスおよびネットワークを含み得る。
通信環境400における通信は、第1世代(1G)、第2世代(2G)、第3世代(3G)、第4世代(4G)及び第5世代(5G)等のセルラー通信プロトコル、電気電子学会(IEEE)802.11等の無線ローカルネットワーク通信プロトコル、及び/又は現在知られている又は将来開発される他のプロトコルからなるがこれらに限定されない、任意の適切な通信プロトコル(複数可)に従って実施することができる。さらに、通信は、符号分割多元接続(CDMA)、周波数分割多元接続(FDMA)、時分割多元接続(TDMA)、周波数分割複信(FDD)、時分割複信(TDD)、多入力多出力(MIMO)、直交周波数分割多元接続(OFDM)、離散フーリエ変換拡散OFDM(DFT-s-OFDM)および/または現在知られているまたは将来開発される他の技術に限定されないが、任意の適切な無線通信技術を利用することができる。
本開示の例示的な実施形態について、添付の図面を参照して以下に詳細に説明する。次に、本開示の例示的な実施形態による有効性タイマー同期手順のためのシグナリングフロー500を示す図5を参照する。議論のために、シグナリングフロー500は、図4を参照して説明される。例示の目的のためにのみ、シグナリングフロー500は、第1デバイス410-1および第2デバイス420を含み得る。
第1デバイス410-1は、第2デバイス420とのランダムアクセス手順5005を実行することができる。いくつかの実施形態では、第1デバイス410-1は4ステップのランダムアクセス手順を実行できる。あるいは、第1デバイス410-1は、2ステップのランダムアクセス手順を実行することができる。
いくつかの実施形態では、第2デバイス420は、システムブロードキャスト情報の有効性タイマーを構成することができる。いくつかの実施形態では、システムブロードキャスト情報は、全地球航法衛星システムによって提供されるGNSS位置情報から構成され得る。代替的にまたは追加的に、システムブロードキャスト情報は、グローバルナビゲーション衛星システムによって提供されるGNSSタイムスタンプ情報から構成することができる。この場合、第2デバイス420は、有効性タイマーの構成5010を第1デバイス410-1に送信することができる。例えば、構成は有効性タイマーの期間を示すことができる。他の実施形態では、有効性タイマーは、第1デバイス410-1で事前に構成することができる。いくつかの実施形態では、有効性タイマーはUE固有のタイマーであり得る。
この場合、有効性タイマーの構成は、無線リソース制御(RRC)シグナリングを介して第1デバイス410-1に送信され得る。あるいは、またはそれに加えて、有効性タイマーはUEに共通とすることができる。この状況では、有効性タイマーの構成は、1つ以上の第1デバイスにブロードキャストされ得る。他の実施形態では、第2デバイス420は、システムブロードキャスト情報の閾値精度を示す構成を送信することができる。代替的または追加的に、構成は有効性情報の更新周期性を示すことができる。
いくつかの実施形態では、タイマーの持続時間は、第1デバイス410-1と第2デバイス420との間の信号対雑音比(SNR)に基づいて決定され得る。代替的にまたは追加的に、タイマーの持続時間は、第1デバイス410-1と第2デバイス420との間のチャネルの品質に基づいて決定され得る。
第1デバイス410-1は、有効性タイマー5015をトリガーする。本明細書で使用する「有効性タイマー(validity timer)」という用語は、時間領域および/または周波数領域の補償を導出するために、システムブロードキャスト情報が有効であるべきタイマーを指す。例えば、いくつかの実施形態では、有効性タイマーが実行されているとき、システムブロードキャスト情報は、タイミング前進を推定するために有効であるべきである。あるいは、それに加えて、システムは、有効性タイマーが実行されているときに周波数シフトを推定するために有効であるべきである。いくつかの実施形態では、有効性タイマーは、第1デバイス410-1が有効なシステムブロードキャスト情報を受信した第1の時点でトリガーされ得る。いくつかの実施形態では、有効性タイマーは、ランダムアクセス手順が正常に完了した後に暗黙的にトリガーされ得る。いくつかの実施形態では、第1デバイス410-1は、第2デバイス420において別の有効性タイマーをトリガーする明示的な指示を送信することができる。このようにして、システム性能を保証する。
第2デバイス420は、第2デバイス420における別の有効性タイマー5020をトリガーする。いくつかの実施形態では、第1デバイス410-1は開始指示を第2デバイスに送信することができ、第2デバイス420は開始指示に基づいて他の有効性タイマーをトリガーすることができる。第2デバイス420は、指示に基づいて他の有効性タイマーをトリガーすることができる。指示は暗黙的であっても明示的であってもよい。例えば、いくつかの実施形態では、ランダムアクセス手順が正常に完了した後に、他の有効性タイマーを暗黙的にトリガーすることができる。いくつかの実施形態では、第1デバイス410-1および第2デバイス420の有効性タイマーが同時に開始、リセット、および停止されることを保証するために、第1デバイス410-1は、その有効性タイマーにオフセットを適用することができる。オフセットは、RTTおよび処理遅延を考慮した値とすることができる。第1デバイス410-1における有効性タイマーと、第2デバイス420における他の有効性タイマーとは、同時に開始することができる。
第1デバイス410-1は、システムがブロードキャストした情報が有効であるかどうか5025を決定する。いくつかの実施形態では、第1デバイス410-1は、システムブロードキャスト情報が有効であるかどうかを、有効性タイマーの開始に先立って決定することができる。あるいは、第1デバイス410-1は、システムブロードキャスト情報が有効性タイマー内に有効であるか否かを決定することができる。他の実施形態では、第1デバイス410-1は、システムブロードキャスト情報が周期的に有効であるか否かを決定することができる。いくつかの実施形態において、第1デバイス410-1は、全地球航法衛星システムによって提供されるGNSS情報から信号電力の変化を決定することができる。変化が閾値変化を超える場合、第1デバイス410-1は、システムブロードキャスト情報が無効であると決定することができる。閾値変化は、時間領域の補償と周波数領域の補償とで異なっていてもよい。他の実施形態では、第1デバイス410-1は、現在のTAレベルを監視することができる。この場合、システムブロードキャスト情報に基づくTAの推定値の間の差が閾値以上である場合、システムブロードキャスト情報は無効である。あるいは、システムブロードキャスト情報に基づくTAの推定が大きなステップを示す場合、位置またはタイムスタンプの推定が間違っていることを意味する。他の実施形態では、周波数シフトのシステムブロードキャスト情報ベースの推定間の差が閾値以上である場合、システムブロードキャスト情報は無効である。ほんの一例として、第1デバイス410-1は、システムブロードキャスト情報の精度を決定することができる。例えば、システムブロードキャスト情報がGNSSである場合、第1デバイス410-1はGNSSの精度を決定することができる。この場合、GNSSの精度が閾値精度を超える場合、第1デバイス410-1は、GNSSが有効であると決定することができる。
システムブロードキャスト情報が有効である場合、第1デバイス410-1は、システムブロードキャスト情報が有効であることを示す有効性情報5035を送信する。いくつかの実施形態では、第2デバイス420は、有効性情報の要求5030を送信することができる。第1デバイス410-1は、その要求を受信した後、有効性情報を送信することができる。あるいは、第1デバイス410-1は、有効性情報を定期的に送信することができる。例えば、有効性情報は、所定の周期で送信され得る。所定の周期は、第1デバイス410-1で決定することができる。あるいは、所定の期間は第2デバイス420によって決定され得る。他の実施形態において、第1デバイス410-1は、第2デバイス420における他の有効性タイマーが満了していないことを保証するために、有効性情報をオンデマンドで送信することができる。他の実施形態において、第1デバイス410-1は、システムブロードキャスト情報の有効性を変更させる条件が満たされた場合、有効性情報を送信することができる。例えば、第1デバイス410-1が屋内から屋外に移動した場合、第1デバイス410-1は有効性情報を送信することができる。なお、条件は、システムブロードキャスト情報の有効性を変化させることができる任意の適切な条件とすることができる。このようにして、TAおよび/または周波数シフトの推定精度が保証される。第1デバイス410-1は、有効性情報を送信した後、有効性タイマー5040をリセットする。
いくつかの実施形態では、有効性情報は、システムがブロードキャストした情報がTA推定のために有効であることを示すことができる。代替的にまたは追加的に、有効性情報は、より多くの有効性ステータスを示すことができる。例えば、有効性情報は、システムブロードキャスト情報が周波数補償のために有効であることを示すことができる。有効性情報は、システムブロードキャスト情報が時間領域における補償のために有効であるかどうかの表示を含むことができる。他の実施形態では、有効性情報は、システムブロードキャスト情報が周波数領域における補償のために有効であるかどうかの表示を構成することができる。代替的または追加的に、有効性情報は、現在使用されているタイミングアドバンスで構成することができる。他の実施形態では、有効性情報は、現在使用されている周波数シフトを構成することができる。有効性情報は、正確なシステムブロードキャスト情報が第1デバイス410-1によって受信された最後の時間を示すこともできる。
いくつかの実施形態では、有効性情報は、媒体アクセス制御(MAC)制御要素(CE)で送信され得る。MAC CEは、物理アップリンク共有チャネル(PUSCH)で送信され得る。例えば、MAC CEは、アップリンク制御情報において送信され得る。あるいは、有効性情報を他の送信と一緒に送信することもでき、これによりエネルギーを節約できる。例えば、有効性情報はチャネル品質インジケータ(CQI)レポートで送信することができる。
いくつかの実施形態では、有効性情報はスケジューリング要求(SR)で送信することができる。代替的または追加的に、有効性情報は、ハイブリッド自動繰返し要求(HARQ)フィードバックにおいて送信することができる。他の実施形態では、有効性情報は他のUL送信で送信することができる。例えば、有効性情報は、第1デバイス410-1と第2デバイス420との間のRRCシグナリングにおいて送信することができる。有効性情報は暗黙的に送信することができる。例えば、第1デバイス410-1によって送信されたSRが第2デバイス420と十分に時間整合している場合、第2デバイス420は、システムブロードキャスト情報が有効であると決定することができる。同様に、HARQフィードバックまたはUL送信が第2デバイス420と時間整合している場合、システムブロードキャスト情報は有効であると決定することができる。第2デバイス420がシステムブロードキャスト情報が有効であると決定した後、第2デバイス420は、第2デバイス420においてタイマーをリセットすることができる。
いくつかの実施形態では、第1デバイス410-1は、システムブロードキャスト情報の精度を決定することができる。システム情報の精度が閾値精度未満である場合、第1デバイス410-1は、第2デバイス420への有効性情報の送信を一時停止することができる。代替的にまたは追加的に、第1デバイス410-1は、第1デバイス410-1と第2デバイス420との間の送信を停止することができる。例えば、第1デバイス410-1は、第2デバイス420へのデータ送信を停止することができる。あるいは、第1デバイス410-1は、第2デバイス420へのランダムアクセスを停止することができる。いくつかの実施形態では、システムブロードキャスト情報に基づいて推定タイミングアドバンスの変化が閾値の変化を超える場合、システムブロードキャスト情報の精度が閾値の精度を下回ると決定することができる。例えば、第1デバイスは、現在のTAレベルを監視することができ、システムブロードキャスト情報に基づいて推定された推定値が突然閾値以上異なる場合、精度が低下する。あるいは、システムブロードキャスト情報に基づいて推定タイミングアドバンスが閾値を超えるステップを示す場合、システムブロードキャスト情報の精度が閾値精度以下であると決定することができる。例えば、システムブロードキャスト情報に基づいて推定されたTAが、以前に推定されたTA値と比較して、または時間ウィンドウ内で大きなステップを示す場合、位置またはタイムスタンプの推定が間違っていることを意味する。他の実施形態では、第1デバイス410-1が屋外から屋内に移動する場合、システムブロードキャスト情報の精度は、閾値精度未満であると決定され得る。上述のように、閾値精度は、第2デバイス420によって第1デバイス410-1に提供され得る。
さらに、第1デバイス410-1は、例えば、第1デバイス410-1が屋内に移動した場合、システムブロードキャスト情報が不正確であることを検出することができる。
この場合、有効性タイマーがまだ実行中である場合、第1デバイス410-1は、屋内ロケーションで取得された不正確なシステムブロードキャスト情報から導出された値を使用する代わりに、アップリンク送信のために以前に有効であったTA(例えば、過去x秒以内のもの)を適用することができる、なぜなら、以前に有効であったTAに関連する以前のシステムブロードキャスト情報は有効であるが、現在システムブロードキャストされている情報は正しくないからである。
他の実施形態では、システムブロードキャスト情報の精度が閾値精度を超えている場合、
第1デバイス410-1は、第2デバイス420に指示を送信して、第2デバイス420における他の有効性タイマーを再起動させることができる。この状況において、第1デバイス410-1は、第1デバイス410-1において有効性タイマーをリセットすることもできる。例えば、第1デバイス410-1においてタイマー回復機構を定義することができる。例えば、第1デバイス410-1が屋内から屋外に移動した場合、システムブロードキャスト情報の精度が回復したと判断することができる。この場合、第1デバイス410-1は、第2デバイス420における他の有効性タイマーをリセットするための通知をネットワークに送信することができる。また、上記有効性情報を送信した後、第1デバイス410-1の有効性タイマーもリセットすることができる。
いくつかの実施形態では、第1デバイス410-1における有効性タイマーが満了した場合、第1デバイス410-1は、他のデバイスへの干渉を回避するためにデータ送信を停止することができる。この場合、第1デバイス410-1は、事前補償機能なしでUEのために予約されている1つ以上のPRACHリソースを選択することができる。第1デバイス410-1は、第2デバイス420との間で別のランダムアクセス手順5045を開始することができる。
さらに、TA推定に加えて、有効性タイマーは、UL周波数同期を達成するためにシステムブロードキャストされた情報が有効であることをカバーするために利用することもできる。第1デバイス410-1は、システムブロードキャスト情報がTA推定とUL周波数同期の両方に対して有効であることを第2デバイス420と同期させるために、そのシステムブロードキャスト情報がTA推定とUL周波数同期の両方に対して有効である場合、有効性タイマーを維持し、有効性情報を第2デバイス420に送信することができる。UL周波数同期の場合、第1デバイス410-1において有効性タイマーが満了した場合、第1デバイス410-1は、PRB(周波数領域)におけるUE間干渉を回避するために、ランダムアクセスを再び実行すべきではない。同様に、第2デバイス420において有効性タイマーが満了した場合、第2デバイス420はPDCCHオーダを送信しないことを選択し、第1デバイス410-1に再びPRACHを行うよう求めることができる。
いくつかの実施形態では、第2デバイス420において他の有効性タイマーが満了した場合、第2デバイス420は、UL送信のための第1デバイス410-1のスケジューリングを停止することができる。さらに、第2デバイス420は、別のランダムアクセス手順を開始するためのPDCCHオーダを送信することができる。上述したように、第1デバイス410-1は、有効なシステムブロードキャスト情報のないUEとして再びPRACHを行うことができ、第1デバイス410-1は、GNSS情報のないUE(すなわち、事前補償能力のないUE)のために予約されたPRACHリソースを選択することができる。
いくつかの実施形態では、アップリンク受信に基づく推定TAドリフトに応じて、第2デバイス420は、有効性タイマーの満了よりも早くシステムブロードキャスト情報に基づくタイミング調整を開始するために、第1デバイス410-1に向けてMACレベルコマンドを送信することもできる。例えば、第1デバイス410-1も海上や高速鉄道シナリオのようなNTNセルモビリティと共に高速移動するシナリオでは、第2デバイス420は、有効タイマーの満了前に、システムブロードキャスト情報に基づいてタイミング調整を開始する指示を第1デバイス410-1に送信することができる。代替的または追加的に、第2デバイス420は、第1デバイス410-1に対して、システムブロードキャスト情報に基づいて周波数調整を開始する指示を送信することができる。
いくつかの実施形態では、第2デバイス420は、第1デバイス410-1が接続モードでシステムブロードキャスト情報に基づくタイミング同期をトリガーすることを示すために、TAコマンドMAC IEに1つの追加ビットを含めることができる。この場合、第1デバイス410-1がGNSSおよびセルラー無線を同時に動作させることができない場合(例えば、IoTまたは拡張モバイルブロードバンド(eMBB))、第2デバイス420は、GNSS動作を完了させるためにスケジューリングギャップを作成することもできる。
本開示の実施形態は、システムブロードキャスト情報が信頼できない場合に、UL送信(例えばPUSCH)におけるUE間干渉を回避することができ、これは、NW作業を良好に促進し、システム性能を保証するためである。本開示の実施形態はまた、システムブロードキャスト情報が利用可能でない場合にUEが再びシステムにアクセスすることを可能にすることができ、したがって、UEがシステム内で再びサービスを受けることを可能にすることができる。本開示の実施形態は、UEにおける専用のシステムブロードキャスト情報利用可能性ガードタイマーおよび定期チェックタイマー、ならびにUEがシステムブロードキャスト情報の精度が低下したことを検出する方法に関するパラメータを有するNW制御メカニズムを導入する。
図6は、本開示のいくつかの例示的な実施形態による例示的な方法600のフローチャートを示す。議論のために、方法600を第1デバイス410の観点から説明する。
いくつかの実施形態では、ブロック610において、第1デバイス410-1は、Msg1を送信する前に、第1デバイス410-1に有効なシステムブロードキャスト情報があるかどうかを決定することができる。有効なシステムブロードキャスト情報がない場合、ブロック620において、第1デバイス410-1は、有効なシステムブロードキャスト情報のないUEのために予約されたPRACHリソースを使用して、第2デバイス420にアクセスすることができる。
有効なシステムブロードキャスト情報がある場合、ブロック630において、第1デバイス410-1は、システムブロードキャスト情報を持つUE用に予約されたPRACHリソースを使用して第2デバイス420にアクセスすることができる。いくつかの実施形態では、第1デバイス410-1は4ステップのランダムアクセス手順を実行できる。あるいは、第1デバイス410-1は、2ステップのランダムアクセス手順を実行することができる。
いくつかの実施形態では、第2デバイス420は、システムブロードキャスト情報の有効性タイマーを構成することができる。いくつかの実施形態では、システムブロードキャスト情報は、全地球航法衛星システムによって提供されるGNSS位置情報から構成され得る。代替的にまたは追加的に、システムブロードキャスト情報は、グローバルナビゲーション衛星システムによって提供されるGNSSタイムスタンプ情報から構成され得る。この場合、第1デバイス410-1は、第2デバイス420から有効性タイマーの構成を受信することができる。例えば、構成は有効性タイマーの期間を示すことができる。他の実施形態では、有効性タイマーは、第1デバイス410-1で事前に構成することができる。いくつかの実施形態では、有効性タイマーはUE固有のタイマーであり得る。この場合、有効性タイマーの構成は、無線リソース制御(RRC)シグナリングを介して第1デバイス410-1に送信され得る。あるいは、またはそれに加えて、有効性タイマーはUEに共通とすることができる。この状況では、有効性タイマーの構成は、1つ以上の第1デバイスにブロードキャストされ得る。
いくつかの実施形態では、タイマーの持続時間は、第1デバイス410-1と第2デバイス420との間の信号対雑音比(SNR)に基づいて決定され得る。代替的または追加的に、タイマーの持続時間は、第1デバイス410-1と第2デバイス420との間のチャネルの品質に基づいて決定することができる。
ブロック640において、第1デバイス410-1は有効性タイマーをトリガーする。例えば、いくつかの実施形態では、有効性タイマーが実行されているとき、システムがブロードキャストした情報は、タイミング前進を推定するために有効であるべきである。代替的にまたは追加的に、システムは、有効性タイマーが実行されているときに周波数シフトを推定するために有効であるべきである。いくつかの実施形態では、有効性タイマーは、第1デバイス410-1が有効なシステムブロードキャスト情報を受信した第1の時点でトリガーされ得る。いくつかの実施形態では、有効性タイマーは、ランダムアクセス手順が正常に完了した後に暗黙的にトリガーされ得る。いくつかの実施形態では、第1デバイス410-1は、第2デバイス420において別の有効性タイマーをトリガーする明示的な指示を送信することができる。このようにして、システム性能を保証する。
いくつかの実施形態では、ブロック650において、第1デバイス410-1は、有効性タイマーが期限切れであるかどうかを決定することができる。第1デバイス410-1の有効性タイマーが期限切れである場合、第1デバイス410-1は、ブロック660において、他のデバイスへの干渉を回避するためにデータ送信を停止することができる。この場合、第1デバイス410-1は、有効なシステムブロードキャスト情報なしで、UEのために予約されている1つ以上のPRACHリソースを選択することができる。第1デバイス410-1は、第2デバイス420との間で別のランダムアクセス手順を開始することができる。
第1デバイス410-1における有効性タイマーが満了した場合、ブロック670において、第1デバイス410-1は、システムブロードキャスト情報が有効であるか否かを決定する。いくつかの実施形態において、第1デバイス410-1は、第2デバイス420からの信号電力の変化を決定してもよい。変化が閾値変化を超える場合、第1デバイス410-1は、システムブロードキャスト情報が無効であると決定することができる。閾値変化は、時間領域での補償と周波数領域での補償とで異なっていてもよい。他の実施形態では、第1デバイス410-1は、現在のTAレベルを監視することができる。この場合、システムブロードキャスト情報に基づくTAの推定値の間の差が閾値以上である場合、システムブロードキャスト情報は無効である。あるいは、システムブロードキャスト情報に基づくTAの推定が大きなステップを示す場合、位置またはタイムスタンプの推定が間違っていることを意味する。他の実施形態では、周波数シフトのシステムブロードキャスト情報ベースの推定間の差が閾値以上である場合、システムブロードキャスト情報は無効である。
システムブロードキャスト情報が有効である場合、第1デバイス410-1は、ブロック680において、システムブロードキャスト情報が有効であることを示す有効性情報を送信する。いくつかの実施形態では、第1デバイス410-1は、第2デバイス420から有効性情報の要求を受信することができる。第1デバイス410-1は、その要求を受信した後、有効性情報を送信することができる。あるいは、第1デバイス410-1は、有効性情報を定期的に送信することができる。例えば、有効性情報は、所定の周期で送信され得る。所定の期間は、第1デバイス410-1で決定することができる。あるいは、所定の期間は、第2デバイス420によって決定され得る。他の実施形態では、第1デバイス410-1は、第2デバイス420における他の有効性タイマーが満了していないことを保証するために、有効性情報をオンデマンドで送信することができる。このようにして、TAおよび/または周波数シフトの推定の精度を保証する。第1デバイス410-1は、有効性情報を送信した後、有効性タイマーをリセットすることができる。
いくつかの実施形態では、有効性情報は、システムがブロードキャストした情報がTA推定のために有効であることを示すことができる。代替的または追加的に、有効性情報は、より多くの有効性ステータスを示すことができる。例えば、有効性情報は、システムブロードキャスト情報が周波数補償のために有効であることを示すことができる。有効性情報は、システムブロードキャスト情報が時間領域における補償のために有効であるかどうかの表示を含むことができる。他の実施形態では、有効性情報は、システムブロードキャスト情報が周波数領域での補償に有効であるかどうかの表示で構成することができる。代替的または追加的に、有効性情報は、現在使用されているタイミングアドバンスで構成することができる。他の実施形態では、有効性情報は、現在使用されている周波数シフトを構成することができる。有効性情報はまた、正確なシステムブロードキャスト情報が第1デバイス410-1によって受信された最後の時間を示すことができる。
いくつかの実施形態では、有効性情報は、媒体アクセス制御(MAC)制御要素(CE)で送信され得る。MAC CEは、物理アップリンク共有チャネル(PUSCH)で送信され得る。例えば、MAC CEは、アップリンク制御情報において送信され得る。あるいは、有効性情報は、エネルギーを節約することができる他の送信と共に送信することができる。例えば、有効性情報はチャネル品質インジケータ(CQI)レポートで送信することができる。
いくつかの実施形態では、有効性情報はスケジューリング要求(SR)で送信することができる。代替的または追加的に、有効性情報は、ハイブリッド自動繰返し要求(HARQ)フィードバックにおいて送信することができる。他の実施形態では、有効性情報は他のUL送信で送信することができる。有効性情報は暗黙的に送信することができる。例えば、第1デバイス410-1によって送信されたSRが第2デバイス420と良好に時間整合している場合、第2デバイス420は、システムブロードキャスト情報が有効であると決定することができる。同様に、HARQフィードバックまたはUL送信が第2デバイス420と時間整合している場合、システムブロードキャスト情報は有効であると決定することができる。いくつかの実施形態では、有効性情報は、第1デバイス410-1と第2デバイス420との間で送信されるRRCシグナリングによって送信され得る。
いくつかの実施形態において、第1デバイス410-1は、システムブロードキャスト情報の精度を決定することができる。システムブロードキャスト情報の精度が閾値精度未満である場合、第1デバイス410-1は、第2デバイス420への有効性情報の送信を停止することができる。いくつかの実施形態において、第1デバイスは、現在のTAレベルを監視することができ、システムブロードキャスト情報に基づく推定値が突然閾値以上異なる場合、精度が劣化する。あるいは、システムがブロードキャストした情報に基づくTA推定値が大きなステップを示す場合、それは位置またはタイムスタンプ推定値が誤っていることを意味する。
さらに、第1デバイス410-1は、例えば、第1デバイス410-1が屋内に移動した場合、システムブロードキャスト情報が不正確であることを検出することができる。この場合、有効性タイマーがまだ実行中であれば、第1デバイス410-1は、不正確なシステムブロードキャスト情報から導出された値を使用する代わりに、アップリンク送信のために以前に有効であったTA(例えば、過去x秒以内のもの)を適用してもよい。
他の実施形態では、システムブロードキャスト情報の精度が回復した場合、第1デバイス410-1は、第2デバイス420に指示を送信して、第2デバイス420における他の有効性タイマーを再起動させることができる。この状況において、第1デバイス410-1は、第1デバイス410-1における有効性タイマーもリセットすることができる。例えば、第1デバイス410-1においてタイマー回復メカニズムを定義することができる。例えば、第1デバイス410-1が屋内から屋外に移動した場合、システムブロードキャスト情報の精度が回復するかどうかを判断することができる。この場合、第1デバイス410-1は、第2デバイス420の他の有効期限タイマーをリセットするための通知をネットワークに送信することができる。上記有効性情報を送信した後、第1デバイス410-1の有効性タイマーもリセットすることができる。
さらに、TA推定に加えて、有効性タイマーは、UL周波数同期を達成するためにシステムブロードキャスト情報が有効であることをカバーするためにも利用することができる。第1デバイス410-1は、第1デバイス410-1においてシステムブロードキャスト情報がTA推定およびUL周波数同期の両方において有効であることを第2デバイス420と同期させるために、そのシステムブロードキャスト情報がTA推定およびUL周波数同期の両方に対して有効である場合、有効性タイマーを維持し、有効性情報を第2デバイス420に送信することができる。UL周波数同期の場合、第1デバイス410-1において有効性タイマーが満了した場合、第1デバイス410-1は、PRB(周波数領域)におけるUE間干渉を回避するために、再びRACHすべきではない。同様に、第2デバイス420において有効性タイマーが満了した場合、第2デバイス420はPDCCHオーダを送信せず、第1デバイス410-1に再度PRACHを行うよう求めるべきである。
図7は、本開示のいくつかの例示的な実施形態による例示的な方法700のフローチャートを示す。議論のために、方法700を第2デバイス420の観点から説明する。
いくつかの実施形態では、ブロック710において、第2デバイス420は、第2デバイス420における他の有効性タイマーを開始する開始指示が受信されたかどうかを決定することができる。開始指示が受信された場合、第2デバイス420は、ブロック720において、他の有効性タイマーをトリガーする。一部の実施形態では、ランダムアクセス手順が正常に完了した後に、他の有効性タイマーをトリガーすることができる。いくつかの実施形態では、第2デバイス420は、他の有効性タイマーをトリガーするための指示を受信してもよい。第2デバイス420は、指示に基づいて他の有効性タイマーをトリガーしてもよい。指示は暗黙的であっても明示的であってもよい。いくつかの実施形態では、第1デバイス410-1および第2デバイス420の有効性タイマーが同時に開始、リセット、および停止できることを保証するために、第1デバイス410-1はその有効性タイマーにオフセットを適用することができる。オフセットは、RTTと処理遅延を考慮した値とすることができる。
いくつかの実施形態では、ブロック730において、第2デバイス420は、他の有効性タイマーが期限切れであるか否かを決定し得る。他の有効性タイマーが満了していない場合、ブロック740において、第2デバイス410は、システムブロードキャスト情報が有効であることを示す有効性情報を受信したか否かを決定する。有効性情報が受信されない場合、第2デバイス420は、他の有効性タイマーが期限切れであるか否かを再び決定することができる。有効性情報が受信された場合、第2デバイス420は、他の有効性タイマーを再びトリガーする(すなわち、他の有効性タイマーをリセットする)ことができる。いくつかの実施形態では、有効性情報は、システムがブロードキャストした情報がTA推定のために有効であることを示すことができる。代替的または追加的に、有効性情報は、より多くの有効性ステータスを示すことができる。例えば、有効性情報は、システムブロードキャスト情報が周波数補償のために有効であることを示すことができる。有効性情報は、システムブロードキャスト情報が時間領域での補償のために有効であるかどうかの表示を含むことができる。他の実施形態では、有効性情報は、システムブロードキャスト情報が周波数領域における補償のために有効であるかどうかの表示を構成することができる。代替的または追加的に、有効性情報は、現在使用されているタイミングアドバンスで構成することができる。他の実施形態では、有効性情報は、現在使用されている周波数シフトを含むことができる。有効性情報はまた、正確なシステムブロードキャスト情報が第1デバイス410-1によって受信された最後の時間を示すことができる。
いくつかの実施形態では、有効性情報は、媒体アクセス制御(MAC)制御要素(CE)において受信され得る。MAC CEは物理上りリンク共有チャネル(PUSCH)で受信できる。例えば、MAC CEはアップリンク制御情報の中で受信することができる。あるいは、有効性情報は、エネルギーを節約できる他の送信と共に受信することができる。例えば、有効性情報はチャネル品質インジケータ(CQI)レポートで受信することができる。
いくつかの実施形態では、有効性情報はスケジューリング要求(SR)で受信することができる。代替的または追加的に、有効性情報は、ハイブリッド自動繰返し要求(HARQ)フィードバックで受信することができる。他の実施形態では、有効性情報は他のUL送信で受信することができる。有効性情報は暗黙的に受信することができる。例えば、第1デバイス410-1によって送信されたSRが第2デバイス420と良好に時間整合している場合、第2デバイス420は、システムブロードキャスト情報が有効であると決定することができる。同様に、HARQフィードバックまたはUL送信が第2デバイス420と時間整合している場合、システムブロードキャスト情報は有効であると決定することができる。いくつかの実施形態では、有効性情報は、第1デバイス410-1と第2デバイス420との間で送信されるRRCシグナリングによって送信され得る。
いくつかの実施形態において、他の有効性タイマーが満了した場合、ブロック750において、第2デバイス420は、UL送信のための第1デバイス410-1のスケジューリングを停止することができる。さらに、ブロック760において、第2デバイス420は、別のランダムアクセス手順を開始するためのPDCCH順序を送信し得る。いくつかの実施形態では、第2デバイス420は、第1デバイス410-1が接続モードにおいてシステムブロードキャスト情報に基づくタイミング同期をトリガーすることを示すために、TAコマンドMAC IEに1つの追加ビットを含めることができる。この場合、第1デバイス410-1がGNSSとセルラー無線を同時に動作させることができない場合(例えば、IoTまたは拡張モバイルブロードバンド(eMBB))、第2デバイス420もGNSS動作を完了させるためにスケジューリングギャップを作ることができる。
いくつかの例示的な実施形態では、方法600のいずれかを実行可能な装置(例えば、第1デバイス410)は、方法600のそれぞれの動作を実行するための手段を構成することができる。手段は、任意の適切な形態で実装されてよい。例えば、手段は、回路またはソフトウェアモジュールに実装されてもよい。第1デバイスは、第1デバイス410として実装されてもよいし、第1デバイス410に含まれてもよい。いくつかの例示的な実施形態において、手段は、少なくとも1つのプロセッサと、コンピュータプログラムコードを含む少なくとも1つのメモリとを備えることができる。少なくとも1つのメモリおよびコンピュータプログラムコードは、少なくとも1つのプロセッサとともに、装置の性能を発揮させるように構成される。
いくつかの実施形態において、本装置は、第1デバイスにおいて、時間領域および/または周波数領域における第1デバイスと第2デバイスとの間の送信に関する補償を導出するために使用されるシステムブロードキャスト情報の有効性タイマーをトリガーするための手段と、有効性タイマーの満了前に、システムブロードキャスト情報が補償のために有効であるか否かを決定する手段と、前記システム報知が有効であるとの決定に応じて、前記システムブロードキャスト情報が有効であることを示す有効性情報を前記第2デバイスに送信する手段と、有効性タイマーをリセットする手段と、を備える。
いくつかの実施形態において、前記有効性情報を送信するための手段は、前記所定期間、前記第2デバイスから前記有効性情報の要求を受信したこと、または、前記システムブロードキャスト情報の有効性を変更させる条件が満たされたこと、のうちの1つに基づいて有効性情報を送信する手段を備える。
いくつかの実施形態において、有効性情報は、システムブロードキャスト情報が時間領域における補償のために有効であるかどうかの表示、システムブロードキャスト情報が周波数領域における補償のために有効であるかどうかの表示、現在使用されているタイミングアドバンス、現在使用されている周波数シフト、または、正確なシステムブロードキャスト情報が第1デバイスによって受信された最後の時刻、のうちの少なくとも1つを含む。
いくつかの実施形態では、装置は、システムブロードキャスト情報の精度を決定するための手段と、システムブロードキャスト情報の精度が閾値精度未満であるという決定に従って、第1デバイスと第2デバイスとの間の送信、または、有効性情報の送信の少なくとも一方を停止、のうちの少なくとも1つを一時停止する手段と、をさらに備える。
いくつかの実施形態において、装置は、システムブロードキャスト情報の精度が閾値精度を下回り、有効性タイマーが実行中であるという決定に従って、第1デバイスと第2デバイスとの間の送信に対して、時間領域および/または周波数領域における以前の有効な補償を適用するための手段をさらに備える。
いくつかの実施形態では、装置は、システムブロードキャスト情報の精度が閾値精度を超えているという決定に従って、有効性情報を第2デバイスに送信して、第2デバイスにおいてさらなる有効性タイマーを再起動するための手段と、第1デバイスで有効性タイマーをリセットする手段と、をさらに備える。
いくつかの実施形態において、本装置は、システムブロードキャスト情報に基づいて推定タイミングアドバンスの変化が閾値変化を超えること、システムブロードキャスト情報に基づいて推定タイミングアドバンスが閾値ステップを超えるステップを示すこと、または
システムブロードキャスト情報の検出された信号強度が閾値を下回ること、のうちの少なくとも1つが満たされる場合に、システムブロードキャスト情報の精度が閾値精度未満であると決定するための手段をさらに備える。
いくつかの実施形態において、有効性情報を送信するための手段は、媒体アクセス制御(MAC)制御エレメント(CE)、スケジューリング要求、ハイブリッド自動繰返し要求(HARQ)フィードバック、または、前記第1デバイスと前記第2デバイスとの間で送信される無線リソース制御シグナリングのうちの少なくとも1つにおいて有効性情報を送信する手段を備える。
いくつかの実施形態において、装置は、有効性タイマーが満了したとの決定に従って、前記第2デバイスへの送信を停止すること、または、前記第2デバイスへのランダムアクセスを開始することのうちの少なくとも1つを実行するための手段をさらに備える。
いくつかの実施形態において、装置は、第2デバイスから、有効性タイマーの時間、システムブロードキャスト情報の閾値精度、または、有効性情報更新周期のうちのの少なくとも1つを示す構成を受信するための手段をさらに備える。
いくつかの実施形態において、本装置は、有効性タイマーの満了前に、システムブロードキャスト情報に基づいてタイミング調整および/または周波数調整を開始する指示を第2デバイスから受信するための手段をさらに備える。
いくつかの実施形態において、装置は、有効性タイマーにオフセットを適用するための手段をさらに備え、オフセットは、少なくとも、第1デバイスと第2デバイスとの間の往復時間を含む。
いくつかの実施形態では、本装置は、第2デバイスにおいて別の有効性タイマーをトリガーするための暗黙的または明示的な開始指示を第2デバイスに送信する手段をさらに備える。
いくつかの例示的な実施形態では、方法700のいずれかを実行可能な第2デバイス(たとえば、第2デバイス420)は、方法700のそれぞれの動作を実行するための手段を備えることができる。手段は、任意の適切な形態で実装することができる。例えば、手段は、回路またはソフトウェアモジュールに実装されてもよい。第1デバイスは、第2デバイス320として実装されてもよいし、第2デバイス320に含まれてもよい。いくつかの例示的な実施形態では、手段は、少なくとも1つのプロセッサと、コンピュータプログラムコードを含む少なくとも1つのメモリとを含んでよい。少なくとも1つのメモリおよびコンピュータプログラムコードは、少なくとも1つのプロセッサと共に、装置の性能を引き起こすように構成される。
幾つかの実施形態において、本装置は、第2デバイスにおいて、第1デバイスによる時間領域及び/又は周波数領域における第1デバイスと第2デバイスとの間の送信に関する補償を導出するために使用されるシステムブロードキャスト情報の有効性タイマーをトリガーするための手段と、前記第1デバイスから、前記システムブロードキャスト情報が有効であることを示す有効性情報を受信する手段と、有効性タイマーをリセットする手段と、を備える。
いくつかの実施形態において、本装置は、有効性情報の要求を第1デバイスに送信する手段をさらに備える。
いくつかの実施形態において、有効性情報は、システムブロードキャスト情報が時間領域における補償のために有効であるかどうかの表示、システムブロードキャスト情報が周波数領域における補償のために有効であるかどうかの表示、現在使用されているタイミングアドバンス、現在使用されている周波数シフト、または、正確なシステムブロードキャスト情報が第1デバイスによって受信された最後の時刻、のうちの少なくとも1つを含む。
いくつかの実施形態では、有効性タイマーは、第1デバイスから受信した暗黙的または明示的な開始指示によってトリガーされる。
いくつかの実施形態では、有効性情報を受信するための手段は、有効性情報を、媒体アクセス制御(MAC)制御要素(CE)、スケジューリング要求、ハイブリッド自動反復要求(HARQ)フィードバック、または、第1デバイスと第2デバイスとの間のRRCシグナリングのうちの少なくとも1つで受信することを備える。
いくつかの実施形態では、装置は、第1デバイスに、有効性タイマーの持続時間、システムブロードキャスト情報の閾値精度、または、有効性情報の更新周期性のうちの少なくとも1つを示す構成を送信する手段をさらに備える。
いくつかの実施形態では、装置は、送信に基づいてタイミングアドバンスドリフトを決定するための手段と、タイミングアドバンスドリフトが閾値ドリフトを超えるという決定に従って、システムブロードキャスト情報に基づいてタイミング調整および/または周波数調整を開始する指示を第1デバイスに送信する手段と、をさらに備える。
いくつかの実施形態において、装置は、有効性タイマーが満了したとの決定に従って、第1デバイスのスケジューリングを中断するための手段と、前記第1デバイスが前記第2デバイスに対してランダムアクセスを実行するトリガーとなる物理ランダムアクセスチャネル(PRACH)命令を前記第1デバイスに送信する手段と、をさらに備える。
図8は、本開示の例示的な実施形態を実装するのに適したデバイス800の簡略化されたブロック図である。デバイス800は、例えば、図1に示されるような第1デバイス110または第2デバイス120などの通信デバイスを実装するために提供され得る。示されるように、デバイス800は、1つ以上のプロセッサ810と、プロセッサ810に結合された1つ以上のメモリ820と、プロセッサ810に結合された1つ以上の通信モジュール840とを含む。
通信モジュール840は双方向通信用である。通信モジュール840は、1つ以上の他のモジュールまたはデバイスとの通信を容易にするために、1つ以上の通信インターフェースを有する。通信インターフェースは、他のネットワーク要素との通信に必要な任意のインターフェースを表すことができる。いくつかの例示的な実施形態において、通信モジュール840は、少なくとも1つのアンテナを含むことができる。
プロセッサ810は、ローカル技術ネットワークに適した任意のタイプのものであってよく、非限定的な例として、汎用コンピュータ、特殊用途コンピュータ、マイクロプロセッサ、デジタル信号プロセッサ(DSP)、および、マルチコアプロセッサアーキテクチャに基づくプロセッサのうちの1つ以上を含み得る。装置800は、メインプロセッサを同期させるクロックに時間的にスレーブされる特定用途向け集積回路チップなどの複数のプロセッサを有していてもよい。
メモリ820は、1つ以上の不揮発性メモリおよび1つ以上の揮発性メモリを含むことができる。不揮発性メモリの例としては、ROM(Read Only Memory)824、EPROM(Electrically Programmable Read Only Memory)、フラッシュメモリ、ハードディスク、CD(Compact Disc)、DVD(Digital Video Disc)、光ディスク、レーザディスク、および他の磁気記憶装置および/または光記憶装置が挙げられるが、これらに限定されない。揮発性メモリの例としては、ランダムアクセスメモリ(RAM)822や、パワー・ダウン時間では持続しない他の揮発性メモリが挙げられるが、これらに限定されない。
コンピュータプログラム830は、関連プロセッサ810によって実行されるコンピュータ実行可能命令を含む。プログラム830は、メモリ、例えばROM824に格納されてもよい。プロセッサ810は、プログラム830をRAM822にロードすることによって、任意の適切な動作および処理を実行してもよい。
本開示の例示的な実施形態は、図5ないし図7を参照して議論されるように、装置800が本開示の任意のプロセスを実行し得るように、プログラム830によって実施され得る。また、本開示の例示的な実施形態は、ハードウェアによって、またはソフトウェアとハードウェアの組み合わせによって実施することもできる。
いくつかの例示的な実施形態では、プログラム830は、デバイス800に含まれ得る(メモリ820内など)コンピュータ可読媒体、または、デバイス800によってアクセス可能な他の記憶デバイスに接するように含まれ得る。装置800は、実行のために、プログラム830をコンピュータ可読媒体からRAM822にロードしてもよい。コンピュータ可読媒体は、ROM、EPROM、フラッシュメモリ、ハードディスク、CD、DVD、および他の磁気記憶装置および/または光学記憶装置などの任意のタイプの有形不揮発性記憶装置を含み得る。図9は、光記憶ディスクの形態のコンピュータ可読媒体900の例を示す。このコンピュータ可読媒体には、プログラム830が格納されている。
一般に、本開示の様々な実施形態は、ハードウェアまたは特殊目的回路、ソフトウェア、ロジック、またはそれらの任意の組み合わせで実装され得る。いくつかの態様はハードウェアに実装されてもよく、他の態様はコントローラ、マイクロプロセッサ、または他のコンピューティングデバイスによって実行され得るファームウェアまたはソフトウェアに実装されてもよい。本開示の実施形態の様々な態様は、ブロック図、フローチャート、または他の何らかの絵画的表現を用いて図示および説明されているが、本明細書で説明されるブロック、装置、システム、技術、または方法は、非限定的な例として、ハードウェア、ソフトウェア、ファームウェア、特殊用途回路またはロジック、汎用ハードウェアまたはコントローラ、または他のコンピューティングデバイス、またはそれらの何らかの組み合わせで実装され得ることを理解されたい。
本開示はまた、非一過性のコンピュータ可読記憶媒体に当接可能に記憶された少なくとも1つのコンピュータプログラム製品を提供する。コンピュータプログラム製品は、図3ないし図8を参照して上述したような方法のいずれかを実行するために、ターゲット物理プロセッサまたは仮想プロセッサ上のデバイスにおいて実行される、プログラムモジュールに含まれるものなどのコンピュータ実行可能命令を含む。一般に、プログラムモジュールには、特定のタスクを実行したり、特定の抽象データ型を実装したりするルーチン、プログラム、ライブラリ、オブジェクト、クラス、コンポーネント、データ構造などが含まれる。プログラムモジュールの機能は、様々な実施形態において所望に応じてプログラムモジュール間で組み合わせたり、分割したりすることができる。プログラムモジュールの機械実行可能命令は、ローカルまたは分散デバイス内で実行されてもよい。分散デバイスでは、プログラムモジュールは、ローカルおよびリモートの記憶媒体の両方に配置されてもよい。
本開示の方法を実施するためのプログラムコードは、1つ以上のプログラミング言語の任意の組み合わせで記述され得る。これらのプログラムコードは、汎用コンピュータ、特殊用途コンピュータ、または他のプログラム可能なデータ処理装置のプロセッサまたはコントローラに提供されてもよく、プログラムコードがプロセッサまたはコントローラによって実行されると、フローチャートおよび/またはブロック図で指定された機能/動作が実施されるようになる。プログラムコードは、完全にマシン上で実行してもよいし、部分的にマシン上で実行してもよいし、スタンドアロンソフトウェアパッケージとして実行してもよいし、部分的にマシン上で実行し、部分的にリモートマシン上で実行してもよいし、完全にリモートマシンまたはサーバ上で実行してもよい。
本開示の文脈において、コンピュータプログラムコードまたは関連データは、デバイス、装置、またはプロセッサが上述のような様々なプロセスおよび動作を実行することを可能にするために、任意の適切なキャリアによって搬送され得る。キャリアの例には、信号、コンピュータ可読媒体などが含まれる。
コンピュータ可読媒体は、コンピュータ可読信号媒体であってもよいし、コンピュータ可読記憶媒体であってもよい。コンピュータ可読媒体には、電子式、磁気式、光学式、電磁式、赤外線式、または半導体式のシステム、装置、もしくはデバイス、またはこれらの任意の適切な組み合わせが含まれるが、これらに限定されない。コンピュータ可読記憶媒体のより具体的な例としては、1本以上のワイヤを有する電気接続、ポータブルコンピュータディスケット、ハードディスク、ランダムアクセスメモリ(RAM)、リードオンリーメモリ(ROM)、消去可能プログラマブルリードオンリーメモリ(EPROMまたはフラッシュメモリ)、光ファイバ、ポータブルコンパクトディスクリードオンリーメモリ(CD-ROM)、光学記憶装置、磁気記憶装置、または前述の任意の適切な組み合わせが挙げられる。
さらに、操作は特定の順序で描かれているが、これは、望ましい結果を達成するために、そのような操作を、示された特定の順序で、または順次実行すること、あるいは図示されたすべての操作を実行することを要求するものとして理解されるべきではない。特定の状況においては、マルチタスクおよび並列処理が有利である場合がある。同様に、いくつかの具体的な実装の詳細が上記の議論に含まれているが、これらは、本開示の範囲を制限するものとして解釈されるべきではなく、むしろ、特定の実施形態に特有であり得る特徴の説明として解釈されるべきである。別々の実施形態の文脈で説明される特定の特徴は、単一の実施形態において組み合わせて実施することもできる。逆に、単一の実施形態の文脈で説明される様々な特徴も、複数の実施形態で別々に、または任意の適切なサブコンビネーションで実施することができる。
本開示は、構造的特徴及び/又は方法論的行為に特有の言語で説明されてきたが、添付の特許請求の範囲において定義される本開示は、必ずしも上述の特定の特徴又は行為に限定されないことを理解されたい。むしろ、上述した特定の特徴および行為は、特許請求の範囲を実施する例示的な形態として開示されている。

Claims (48)

  1. 少なくとも1つのプロセッサと、コンピュータプログラムコードを含む少なくとも1つのメモリとを備える第1デバイスであって、前記少なくとも1つのメモリおよび前記コンピュータプログラムコードは、前記少なくとも1つのプロセッサにより、前記第1デバイスに、
    時間領域および/または周波数領域において、前記第1デバイスと第2デバイスとの間の送信に関する補償を導出するために使用される、システムブロードキャスト情報の有効性タイマーをトリガーするステップと、
    前記有効性タイマーが満了する前に、前記システムブロードキャスト情報が前記補償のために有効であるか否かを判断するステップと、
    前記システム報知が有効であるとの決定に従って、前記システムブロードキャスト情報が有効であることを示す有効性情報を前記第2デバイスに送信するステップと、
    前記有効性タイマーをリセットするステップと、
    を実行させるように構成される、第1デバイス。
  2. 前記少なくとも1つのメモリおよび前記コンピュータプログラムコードは、前記少なくとも1つのプロセッサを用いて、前記第1デバイスに、
    所定の期間、
    前記第2デバイスから受信した前記有効性情報の要求、または、
    前記システムブロードキャスト情報の有効性を変更させる条件が満たされる状態、
    のうちの1つに基づいて前記有効性情報を送信することによって前記有効性情報を送信させるように構成される、請求項1に記載の第1デバイス。
  3. 前記有効性情報は、
    前記システムブロードキャスト情報が時間領域における前記補償のために有効であるかどうかの表示、
    前記システムブロードキャスト情報が周波数領域における補償のために有効であるかどうかの表示、
    現在使用されているタイミングアドバンス、
    現在使用されている周波数シフト、または、
    正確なシステムブロードキャスト情報が前記第1デバイスによって受信された最後の時刻、
    のうちの少なくとも1つを含む、
    請求項1に記載の第1デバイス。
  4. 前記少なくとも1つのメモリおよび前記コンピュータプログラムコードは、前記少なくとも1つのプロセッサを用いて、前記第1デバイスにさらに、
    前記システムブロードキャスト情報の精度を決定させ、
    前記システムブロードキャスト情報の前記精度が閾値精度未満であるとの決定に従って、前記第1デバイスと前記第2デバイスとの間の送信、または、前記有効性情報の前記送信、のうちの少なくとも1つを一時停止させる
    ように構成される、
    請求項1に記載の第1デバイス。
  5. 前記少なくとも1つのメモリおよび前記コンピュータプログラムコードは、前記少なくとも1つのプロセッサにより、前記第1デバイスにさらに、
    前記システムブロードキャスト情報の前記精度が前記閾値精度未満であり、
    前記有効性タイマーが実行中であるという決定に従って、前記第1デバイスと前記第2デバイスとの間の前記送信に対して、前記時間領域および/または周波数領域における以前の有効な補償を適用させるように構成される、
    請求項4に記載の第1デバイス。
  6. 前記少なくとも1つのメモリおよび前記コンピュータプログラムコードは、前記少なくとも1つのプロセッサによって、前記第1デバイスにさらに、
    前記システムブロードキャスト情報の前記精度が前記閾値精度を超えるという決定に従って、前記第2デバイスにおいてさらなる有効性タイマーを再起動させるために、前記有効性情報を前記第2デバイスに送信させ、
    前記第1デバイスにおいて、前記有効性タイマーをリセットさせる
    ように構成される、
    請求項4に記載の第1デバイス。
  7. 前記少なくとも1つのメモリおよび前記コンピュータプログラムコードは、前記少なくとも1つのプロセッサにより、
    前記システムブロードキャスト情報に基づいて推定タイミングアドバンスの変化が閾値の変化を超えることと、
    前記システムブロードキャスト情報に基づいて前記推定タイミングアドバンスが閾値のステップを超えるステップを示すことと、
    前記システムブロードキャスト情報の検出された信号強度が閾値を下回ることと、
    の少なくとも1つが満たされる場合、前記システムブロードキャスト情報の精度が前記閾値精度未満であると前記第1デバイスに判断させるように構成される、
    請求項4に記載の第1デバイス。
  8. 前記少なくとも1つのメモリおよび前記コンピュータプログラムコードは、前記少なくとも1つのプロセッサにより、前記第1デバイスに、
    前記有効性情報を媒体アクセス制御(MAC)制御エレメント(CE)と、
    スケジューリング要求、ハイブリッド自動反復要求(HARQ)フィードバックと、
    前記第1デバイスと前記第2デバイスとの間で送信される無線リソース制御シグナリングと
    のうちの少なくとも1つにおいて送信することによって前記有効性情報を送信させるように構成される、
    請求項1に記載の第1デバイス。
  9. 前記少なくとも1つのメモリおよび前記コンピュータプログラムコードは、前記少なくとも1つのプロセッサを用いて、前記第1デバイスにさらに、
    前記有効性タイマーが満了したという決定に従って、前記第2デバイスへの前記送信を停止することと、
    前記第2デバイスへのランダムアクセスを開始することと、
    のうちの少なくとも1つを実行させるように構成される、
    請求項1に記載の第1デバイス。
  10. 前記少なくとも1つのメモリおよび前記コンピュータプログラムコードは、前記少なくとも1つのプロセッサを用いて、前記第1デバイスにさらに、前記第2デバイスから、
    前記有効性タイマーの持続時間と、
    システムブロードキャスト情報の閾値精度と、
    有効性情報の更新周期性と、
    のうちの少なくとも1つを示す構成を受信させるように構成される、
    請求項1に記載の第1デバイス。
  11. 前記少なくとも1つのメモリおよび前記コンピュータプログラムコードは、前記少なくとも1つのプロセッサを用いて、前記第1デバイスにさらに、
    前記有効タイマーの満了前に、前記システムブロードキャスト情報に基づいてタイミング調整および/または周波数調整を開始する指示を、前記第2デバイスから受信させるように構成される、
    請求項1に記載の第1デバイス。
  12. 前記少なくとも1つのメモリおよび前記コンピュータプログラムコードは、前記少なくとも1つのプロセッサを用いて、前記第1デバイスにさらに、
    前記有効性タイマーにオフセットを適用させるように構成され、
    該オフセットは、前記第1デバイスと前記第2デバイスとの間の往復時間を少なくとも含む、
    請求項1に記載の第1デバイス。
  13. 前記少なくとも1つのメモリおよび前記コンピュータプログラムコードは、前記少なくとも1つのプロセッサを用いて、前記第1デバイスにさらに、前記第2デバイスに、
    前記第2デバイスにおいて別の有効性タイマーをトリガーするための暗黙的または明示的な開始指示を送信させるように構成される、
    請求項1に記載の第1デバイス。
  14. 前記第1デバイスは端末デバイスであり、前記第2デバイスはネットワークデバイスである、請求項1ないし13のいずれか1項に記載の第1デバイス。
  15. 少なくとも1つのプロセッサと、コンピュータプログラムコードを含む少なくとも1つのメモリとを備える、第2デバイスであって、
    前記少なくとも1つのメモリおよび前記コンピュータプログラムコードは、
    前記少なくとも1つのプロセッサを用いて、前記第2デバイスに、
    第1デバイスによる時間領域および/または周波数領域における第1デバイスと前記第2デバイスとの間の送信に関する補償を導出するために使用されるシステムブロードキャスト情報の有効性タイマをトリガーするステップと、
    前記第1デバイスから、前記システムブロードキャスト情報が有効であることを示す有効性情報を受信するステップと、
    前記有効性タイマーをリセットするステップと、
    を実行させるように構成される、第2デバイス。
  16. 前記少なくとも1つのメモリおよび前記コンピュータプログラムコードは、前記少なくとも1つのプロセッサを用いて、前記第2デバイスにさらに、
    前記有効性情報の要求を前記第1デバイスに送信するステップ
    を実行させるように構成される、
    請求項15に記載の第2デバイス。
  17. 前記有効性情報は、
    前記システムブロードキャスト情報が時間領域における前記補償のために有効であるかどうかの表示、
    前記システムブロードキャスト情報が周波数領域における前記補償のために有効であるかどうかの表示、
    現在使用されているタイミングアドバンス、
    現在使用されている周波数シフト、または
    正確なシステムブロードキャスト情報が前記第1デバイスによって受信された最後の時刻
    のうちの少なくとも1つを含む、
    請求項15に記載の第2デバイス。
  18. 前記有効性タイマーは、前記第1デバイスから受信された暗黙的または明示的な開始指示によってトリガーされる、請求項15に記載の第2デバイス。
  19. 前記少なくとも1つのメモリおよび前記コンピュータプログラムコードは、前記少なくとも1つのプロセッサを用いて、前記第2デバイスに、前記有効性情報を、
    媒体アクセス制御(MAC)制御要素(CE)と、
    スケジューリング要求と、ハイブリッド自動繰返し要求(HARQ)フィードバックと、
    前記第1デバイスと前記第2デバイスとの間で送信される無線リソース制御シングリングと
    のうちの少なくとも1つにおいて受信するステップによってさらに前記有効性情報を受信させるように構成される、
    請求項15に記載の第2デバイス。
  20. 前記少なくとも1つのメモリおよび前記コンピュータプログラムコードは、前記少なくとも1つのプロセッサを用いて、前記第2デバイスに、前記第1デバイスへ、
    前記有効性タイマーの継続時間と、
    前記システムブロードキャスト情報の閾値精度と、
    有効性情報の更新周期と、
    のうちの少なくとも1つを示す構成を送信させるようにさらに構成される、
    請求項15に記載の第2デバイス。
  21. 前記少なくとも1つのメモリおよび前記コンピュータプログラムコードは、前記少なくとも1つのプロセッサを用いて、さらに、前記第2デバイスを、
    前記トランスミッションに基づいてタイミングアドバンスドリフトを決定させ、
    前記タイミングアドバンスドリフトが閾値を超えるという決定に従って、前記システムブロードキャスト情報に基づいてタイミング調整および/または周波数調整を開始する指示を前記第1デバイスに送信させる
    ように構成されている、
    請求項15に記載の第2デバイス。
  22. 前記少なくとも1つのメモリおよび前記コンピュータプログラムコードは、前記少なくとも1つのプロセッサを用いて、前記第2デバイスにさらに、
    前記有効性タイマーが満了したという決定に従って、前記第1デバイスのスケジューリングを中断させ、および/または、
    前記第1デバイスに、前記第1デバイスが前記第2デバイスへのランダムアクセスを実行するトリガーとなる物理ランダムアクセスチャネル(PRACH)命令を送信させる
    ように構成される、
    請求項15に記載の第2デバイス。
  23. 前記第1デバイスは端末デバイスであり、前記第2デバイスはネットワークデバイスである、請求項15ないし22のいずれか1項に記載の第2デバイス。
  24. 第1デバイスにおいて、時間領域及び/又は周波数領域における前記第1デバイスと第2デバイスとの間の送信に関する補償を導出するために使用されるシステムブロードキャスト情報の有効性タイマーをトリガーするステップと、
    前記有効性タイマーの満了前に、前記システムブロードキャスト情報が前記補償のために有効であるか否かを決定するステップと、
    前記システム報知が有効であるという決定に従って、前記システム報知が有効であることを示す有効性情報を前記第2デバイスに送信するステップと、
    前記有効性タイマーをリセットするステップと、
    を含む方法。
  25. 前記少なくとも1つのメモリおよび前記コンピュータプログラムコードは、前記少なくとも1つのプロセッサを用いて、
    所定の期間と、
    有効性情報に対する第2デバイスから受信された要求と、
    満たされた前記システムブロードキャスト情報の有効性を変更させる条件と、
    のうちの1つに基づいて有効性情報を送信するステップによって、前記第1デバイスに前記有効性情報を送信させるように構成される、
    請求項24に記載の方法。
  26. 前記有効性情報は、
    前記システムブロードキャスト情報が時間領域における前記補償のために有効であるかどうかの表示と、
    前記システムブロードキャスト情報が周波数領域における前記補償のために有効であるかどうかの表示と、
    現在使用されているタイミングアドバンスと、
    現在使用されている周波数シフトと、
    正確なシステムブロードキャスト情報が前記第1デバイスによって受信された最後の時刻と、
    のうちの少なくとも1つを含む、
    請求項24に記載の方法。
  27. 前記システムブロードキャスト情報の精度を決定するステップと、
    前記システムブロードキャスト情報の前記精度が閾値精度未満であるとの決定に従って、前記第1デバイスと前記第2デバイスとの間の前記送信と、前記有効性情報の前記送信と、のうちの少なくとも1つを一時停止するステップと、
    をさらに含む、
    請求項24に記載の方法。
  28. 前記システムブロードキャスト情報の精度が前記閾値精度未満であり、前記有効性タイマーが実行中であるという決定に従って、前記第1デバイスと前記第2デバイスとの間の前記送信に対して、前記時間領域および/または周波数領域において以前の有効な補償を適用するステップをさらに含む、請求項27に記載の方法。
  29. 前記システムブロードキャスト情報の精度が前記閾値精度を超えるという決定に従って、前記第2デバイスにおいてさらなる有効性タイマを再起動するために、前記有効性情報を前記第2デバイスに送信するステップと、
    前記第1デバイスにおいて前記有効性タイマーをリセットするステップと、
    をさらに含む、
    請求項27に記載の方法。
  30. 前記システムブロードキャスト情報に基づいて推定タイミングアドバンスの変化が閾値変化を超えることと、
    前記システムブロードキャスト情報に基づいて前記推定タイミングアドバンスが閾値ステップを超えるステップを示すことと、
    前記システムブロードキャスト情報の検出信号強度が閾値を下回ることと、
    のうちの少なくとも1つが満たされる場合、システムブロードキャスト情報の精度が閾値精度未満であると決定するステップをさらに含む、
    請求項27に記載の方法。
  31. 前記有効性情報を送信するステップは、前記有効性情報を、
    媒体アクセス制御(MAC)制御エレメント(CE)と、
    スケジューリング要求と、
    ハイブリッド自動反復要求(HARQ)フィードバックと、
    前記第1デバイスと前記第2デバイスとの間で送信される無線リソース制御シグナリングと、
    のうちの少なくとも1つにおいて送信するステップを含む、
    請求項24に記載の方法。
  32. 前記有効性タイマーが満了したという決定に従って、前記第2デバイスへの前記送信を停止するステップと、
    前記第2デバイスへのランダムアクセスを開始するステップと、
    のうちの少なくとも1つを実行するステップと、
    をさらに含む、
    請求項24に記載の方法。
  33. 前記第2デバイスから、
    前記有効性タイマーの持続時間と、
    前記システムブロードキャスト情報の閾値精度と、
    有効性情報の更新周期性と
    のうちの少なくとも1つを示す構成を受信するステップを、さらに含む、
    請求項24に記載の方法。
  34. 前記第2デバイスから、
    前記システムブロードキャスト情報に基づいてタイミング調整および/または周波数調整を開始する指示を、前記有効期限タイマーの満了前に、受信するステップ
    をさらに含む、請求項24に記載の方法。
  35. 前記有効性タイマーにオフセットを適用するステップであって、前記オフセットは、少なくとも、前記第1デバイスと前記第2デバイスとの間の往復時間を含む、ステップをさらに含む、請求項24に記載の方法。
  36. 前記第2デバイスにおいて別の有効性タイマーをトリガーするための暗黙的または明示的な開始指示を、前記第2デバイスに送信するステップをさらに含む、請求項24に記載の方法。
  37. 前記第1デバイスは端末デバイスであり、前記第2デバイスはネットワークデバイスである、請求項24ないし36のいずれか1項に記載の方法。
  38. 第2デバイスにおいて、
    第1デバイスによる時間領域および/または周波数領域における第1デバイスと前記第2デバイスとの間の送信に関する補償を導出するために使用されるシステムブロードキャスト情報の有効性タイマーをトリガーするステップと、
    前記第1デバイスから、前記システムブロードキャスト情報が有効であることを示す有効性情報を受信するステップと、
    前記有効性タイマーをリセットするステップと、
    を含む方法。
  39. 前記有効性情報の要求を前記第1デバイスに送信するステップをさらに含む、請求項38に記載の方法。
  40. 前記有効性情報は、
    前記システムブロードキャスト情報が時間領域における前記補償のために有効であるかどうかの表示と、
    前記システムブロードキャスト情報が周波数領域における前記補償のために有効であるかどうかの表示と、
    現在使用されているタイミングアドバンスと、
    現在使用されている周波数シフトと、
    正確なシステムブロードキャスト情報が前記第1デバイスによって受信された最後の時間と、
    のうちの少なくとも1つを含む、
    請求項38に記載の方法。
  41. 前記有効性タイマーは、前記第1デバイスから受信された暗黙的または明示的な開始指示によってトリガーされる、請求項38に記載の方法。
  42. 前記有効性情報を受信するステップは、
    前記有効性情報を、媒体アクセス制御(MAC)制御エレメント(CE)と、
    スケジューリング要求、ハイブリッド自動反復要求(HARQ)フィードバックと、
    前記第1デバイスと前記第2デバイスとの間で送信される無線リソース制御シグナリングと、
    の少なくとも1つにおいて受信することを含む、
    請求項38に記載の方法。
  43. 前記第1デバイスに、
    前記有効性タイマーの持続時間と、
    前記システムブロードキャスト情報の閾値精度と、
    有効性情報の更新周期性と、
    のうちの少なくとも1つを示す構成を送信するステップをさらに含む、
    請求項38に記載の方法。
  44. 前記送信に基づいてタイミングアドバンスドリフトを決定するステップと、
    前記タイミングアドバンスドリフトが閾値ドリフトを超えると決定されたことに応じて、前記システムブロードキャスト情報に基づいて、タイミング調整および/または周波数調整を開始する指示を前記第1デバイスに送信するステップと、
    をさらに含む、請求項38に記載の方法。
  45. 前記有効性タイマーが満了したという決定に従って、前記第1デバイスのスケジューリングを中断するステップと、および/または、
    前記第1デバイスに、前記第1デバイスが前記第2デバイスへのランダムアクセスを実行するトリガーとなる物理ランダムアクセスチャネル(PRACH)オーダーを送信するステップと、
    をさらに含む、
    請求項38に記載の方法。
  46. 前記第1デバイスは端末デバイスであり、前記第2デバイスはネットワークデバイスである、請求項38ないし45のいずれか1項に記載の方法。
  47. 少なくとも、請求項24ないし37のいずれか1項に記載の方法、または、請求項38ないし46のいずれか1項に記載の方法を実行するための手段を備える装置。
  48. 請求項24から37のいずれか1項に記載の方法、または、請求項38から46のいずれか1項に記載の方法を装置に実行させるためのプログラム命令を含むコンピュータ可読媒体。
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