JP2024507928A - マルチキャスト/ブロードキャストサービス通信方法、装置、およびシステム - Google Patents

マルチキャスト/ブロードキャストサービス通信方法、装置、およびシステム Download PDF

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Abstract

本出願の実施形態は、エリアどうしにわたるアクセスネットワークデバイスどうしがマルチキャスト/ブロードキャスト通信シナリオにおいてSFNを実装することが可能ではないという問題を解決するために、マルチキャスト/ブロードキャストサービス通信方法、装置、およびシステムを開示する。この方法は、第1のネットワーク要素がマルチキャスト/ブロードキャストサービスのサービス品質フロー識別子QFIを決定することと、第1のネットワーク要素がQFIを少なくとも2つのセッション管理機能ネットワーク要素へ送信することとを含む。本出願の解決策は、人工知能、インターネットオブビークル、またはインターネットオブスマートホームなど、通信技術の分野に適用され得る。

Description

本出願の実施形態は、通信技術の分野に関し、詳細には、マルチキャスト/ブロードキャストサービス通信方法、装置、およびシステムに関する。
本出願は、2021年2月25日に中国国家知的財産局に出願された「MULTICAST/BROADCAST SERVICE COMMUNICATION METHOD,APPARATUS,AND SYSTEM」と題されている中国特許出願第202110214649.3号に対する優先権を主張するものであり、その中国特許出願は、その全体が参照によって本明細書に組み込まれている。
モバイルインターネットの発展に伴って、モバイル高解像度ビデオサービスが、高まりを経験している。ユーザによってビデオサービス(最新の番組など)を見るモードは、固定されているテレビを使用することによってビデオサービスを見る従来のモードから、端末およびモバイルネットワークを使用することによってビデオサービスを見るモードへ徐々に変更されている。多数のユーザが、端末およびモバイルネットワークを使用することによってビデオサービスを見ている。結果として、ビデオサービスは、モバイルネットワーク上にますます強い影響を及ぼしている。
この問題を解決するために、マルチキャスト/ブロードキャスト(multicast/broadcast)モードが導入されている。ビデオサービスは、マルチキャスト/ブロードキャストモードで多数のユーザへ送信され、それによってモバイルネットワーク上でのビデオサービスの影響は大幅に低減される。マルチキャスト/ブロードキャスト様式でビデオサービスを伝送する処理においては、早急に解決および議論される必要があるいくつかの問題、たとえば、エリアにわたってユーザによって受信されるビデオサービスどうしが非同期であるという問題、またはセルハンドオーバー中にビデオサービスが中断されるという問題がある。
本出願の実施形態は、サービスがマルチキャスト/ブロードキャスト様式で伝送される際に生じるいくつかの問題、たとえば、エリアどうしにわたってユーザによって受信されるビデオサービスどうしが非同期であるという問題、またはセルハンドオーバー中にビデオサービスが中断されるという問題を解決するためのマルチキャスト/ブロードキャストサービス通信方法、装置、およびシステムを提供する。
たとえば、サービスがマルチキャスト/ブロードキャスト様式で伝送される際にエリアどうしにわたってユーザによって受信されるビデオサービスどうしが非同期であるという問題が解決されることになる。この目的を達成するために、本出願の実施形態においては、第1の態様および第2の態様における技術的な解決策が使用される。たとえば、セルハンドオーバー中にビデオサービスが中断されるという問題が解決されることになる。この目的を達成するために、本出願の実施形態においては、第10の態様から第12の態様における技術的な解決策が使用される。以降では、それぞれの技術的な解決策について記述する。
第1の態様によれば、本出願の実施形態は、マルチキャスト/ブロードキャストサービス通信方法を提供する。この方法は、第1のネットワーク要素がマルチキャスト/ブロードキャストサービスのサービス品質フロー識別子(QoS flow identifier, QFI)を決定することと、第1のネットワーク要素がQFIを少なくとも2つのセッション管理機能ネットワーク要素へ送信することとを含み得る。
第1の態様における方法に基づいて、第1のネットワーク要素は、マルチキャスト/ブロードキャストサービスのQFIを中央で決定し、そのQFIを別々のエリアにおける複数のセッション管理機能ネットワーク要素へ均等に配信し、それによって、エリアどうしにわたる別々のセッション管理機能ネットワーク要素は、同じQFIを入手し、その同じQFIに基づいて同じQoSプロファイルを決定し、そのQoSプロファイルをセッション管理機能ネットワーク要素のサービス範囲/サービスエリアにおけるアクセスネットワークデバイスへ送信する。このやり方においては、別々のエリアにおけるアクセスネットワークデバイスどうしは、同じQoSプロファイルを入手し、その同じQoSプロファイルに基づいて、マルチキャスト/ブロードキャストサービスのデータを伝送するためのものである同じ無線ベアラリソースを確立して、エリアどうしにわたるアクセスネットワークデバイスどうしのSFNを実装する。言い換えれば、同じマルチキャスト/ブロードキャストサービスのデータは、同じ周波数で端末どうしへ同時に送信されて、別々のエリアにおける端末ユーザどうしがマルチキャスト/ブロードキャストサービスのデータを受信することを確実にし、それによってマルチキャスト/ブロードキャストサービスのデータの正常な伝送が実装される。
可能な設計においては、セッション管理機能ネットワーク要素は、マルチキャスト/ブロードキャストセッション管理機能MB-SMFまたはセッション管理機能SMFである。この可能な設計に基づいて、セッション管理機能ネットワーク要素は、この解決策の適用シナリオを拡張するように柔軟にかつ効果的に設計されることが可能である。
可能な設計においては、第1のネットワーク要素は、ネットワーク公開機能NEF、マルチキャスト/ブロードキャストサービス機能MBSF、NEFおよびMBSFがともに展開された後に入手されるネットワーク要素、または非構造化データストレージ機能UDSFというネットワーク要素のうちのいずれか1つである。この可能な設計に基づいて、第1のネットワーク要素は、この解決策の適用シナリオを拡張するように柔軟にかつ効果的に設計されることが可能である。
可能な設計においては、第1のネットワーク要素がマルチキャスト/ブロードキャストサービスのQFIを決定することは、第1のネットワーク要素が、アプリケーションサーバから、マルチキャスト/ブロードキャストサービスに関する情報を入手し、マルチキャスト/ブロードキャストサービスに関する情報に基づいてマルチキャスト/ブロードキャストサービスのQFIを決定することを含む。代替として、第1のネットワーク要素は、マルチキャスト/ブロードキャストサービスのポリシー/課金制御PCCルールに基づいてマルチキャスト/ブロードキャストサービスのQFIを決定する。
この可能な設計に基づいて、マルチキャスト/ブロードキャストサービスのQFIは、複数の様式で柔軟にかつ効果的に決定されることが可能である。
可能な設計においては、マルチキャスト/ブロードキャストサービスに関する情報は、マルチキャスト/ブロードキャストサービスの識別子情報、および/またはマルチキャスト/ブロードキャストサービスの要件情報を含む。この可能な設計に基づいて、マルチキャスト/ブロードキャストサービスに関する情報は、柔軟にかつ効果的に設計される。
可能な設計においては、第1のネットワーク要素がQFIを少なくとも2つのセッション管理機能ネットワーク要素へ送信することは、第1のネットワーク要素が、PCFを使用することによってQFIを少なくとも2つのセッション管理機能ネットワーク要素へ送信することを含む。
この可能な設計に基づいて、第1のネットワーク要素は、PCFを使用することによってQFIを複数のセッション管理機能ネットワーク要素へ送信することが可能であり、それによって既存のメッセージ伝送手順が互換性を有し/再利用され、システム設計が簡略化される。
第2の態様によれば、本出願の実施形態は、マルチキャスト/ブロードキャストサービス通信方法を提供する。この方法は、第1のセッション管理機能ネットワーク要素が、第1のネットワーク要素から、マルチキャスト/ブロードキャストサービスのQFIを受信することと、第1のセッション管理機能ネットワーク要素が、QFIに基づいてQFIおよびサービス品質プロファイル(QoSプロファイル)を第1のアクセスネットワークデバイスへ送信することとを含む。
可能な設計においては、この方法は、第2のセッション管理機能ネットワーク要素が、第1のネットワーク要素から、マルチキャスト/ブロードキャストサービスのQFIを受信することと、第2のセッション管理機能ネットワーク要素が、QFIに基づいてQFIおよびQoSプロファイルを第2のアクセスネットワークデバイスへ送信することとをさらに含む。第2のセッション管理機能ネットワーク要素によって第2のアクセスネットワークデバイスへ送信されるQoSプロファイルは、第1のセッション管理機能ネットワーク要素によって第1のアクセスネットワークデバイスへ送信されるQoSプロファイルと同じである。
第2の態様における方法に基づいて、エリアどうしにわたる別々のセッション管理機能ネットワーク要素は、同じQFIを入手し、その同じQFIに基づいて同じQoSプロファイルを決定し、そのQoSプロファイルをローカルエリアにおけるアクセスネットワークデバイスどうしへ別々に送信する。このやり方においては、別々のエリアにおけるアクセスネットワークデバイスどうしは、同じQoSプロファイルを入手し、その同じQoSプロファイルに基づいて、マルチキャスト/ブロードキャストサービスのデータを伝送するためのものである同じ無線ベアラリソースを確立して、エリアどうしにわたるアクセスネットワークデバイスどうしのSFNを実装する。言い換えれば、同じマルチキャスト/ブロードキャストサービスのデータは、同じ周波数で端末どうしへ同時に送信されて、別々のエリアにおける端末ユーザどうしがマルチキャスト/ブロードキャストサービスのデータを受信することを確実にし、それによってマルチキャスト/ブロードキャストサービスのデータの正常な伝送が実装される。
可能な設計においては、第2のアクセスネットワークデバイスは、第2のセッション管理機能ネットワーク要素によって管理されるユーザプレーン機能(user plane function,UPF)に接続されており、第1のアクセスネットワークデバイスは、第1のセッション管理機能ネットワーク要素によって管理されるUPFに接続されている。
この可能な設計に基づいて、別々のアクセスネットワークデバイスは、別々のユーザプレーン上に配置され、それによって別々のアクセスネットワークデバイスは、同じQoSプロファイルに基づいて同じマルチキャスト/ブロードキャストサービスのデータを同じ周波数で端末へ同時に送信して、SFNを実装する。
第3の態様によれば、本出願は、通信装置を提供する。この通信装置は、第1のネットワーク要素、もしくは第1のネットワーク要素におけるチップもしくはシステムオンチップであり得、またはこの通信装置内にあって、第1の態様もしくは第1の態様の可能な設計のうちのいずれか1つにおける方法を実装するように構成されている機能モジュールであり得る。この通信装置は、前述の態様または可能な設計においてこの通信装置によって実行される機能を実装し得、それらの機能は、対応するソフトウェアを実行するハードウェアによって実装され得る。ハードウェアまたはソフトウェアは、機能に対応する1つまたは複数のモジュールを含む。たとえば、この通信装置は、処理ユニットおよび送信ユニットを含み得る。
処理ユニットは、マルチキャスト/ブロードキャストサービスのQFIを決定するように構成されている。
送信ユニットは、QFIを少なくとも2つのセッション管理機能ネットワーク要素へ送信するように構成されている。
この通信装置の具体的な実装に関しては、第1の態様または第1の態様の可能な設計のうちのいずれか1つにおいて提供されるマルチキャスト/ブロードキャストサービス通信方法における第1のネットワーク要素の行動機能を参照されたい。詳細が本明細書で再び記述されることはない。そのため、第3の態様において提供される第1のネットワーク要素は、第1の態様または第1の態様の可能な設計のうちのいずれか1つと同じ有益な効果を達成する。
第4の態様によれば、本出願は、通信装置を提供する。この通信装置は、第1のセッション管理機能ネットワーク要素、もしくは第1のセッション管理機能ネットワーク要素におけるチップもしくはシステムオンチップであり得、またはこの通信装置内にあって、第2の態様もしくは第2の態様の可能な設計のうちのいずれか1つにおける方法を実装するように構成されている機能モジュールであり得る。この通信装置は、前述の態様または可能な設計においてこの通信装置によって実行される機能を実装し得、それらの機能は、対応するソフトウェアを実行するハードウェアによって実装され得る。ハードウェアまたはソフトウェアは、機能に対応する1つまたは複数のモジュールを含む。たとえば、この通信装置は、処理ユニットおよびトランシーバユニットを含み得る。
処理ユニットは、第1のネットワーク要素から、マルチキャスト/ブロードキャストサービスのQFIを受信するようにトランシーバユニットを制御するように構成されている。
処理ユニットは、QFIに基づいてQFIおよびQoSプロファイルを第1のアクセスネットワークデバイスへ送信するようにさらに構成されている。
この通信装置の具体的な実装に関しては、第2の態様または第2の態様の可能な設計のうちのいずれか1つにおいて提供されるマルチキャスト/ブロードキャストサービス通信方法における第1のセッション管理機能ネットワーク要素の行動機能を参照されたい。詳細が本明細書で再び記述されることはない。そのため、第4の態様において提供される第1のセッション管理機能ネットワーク要素は、第2の態様または第2の態様の可能な設計のうちのいずれか1つと同じ有益な効果を達成する。
第5の態様によれば、通信装置が提供される。この通信装置は、第1のネットワーク要素、または第1のネットワーク要素におけるチップもしくはシステムオンチップであり得る。この通信装置は、前述の態様または可能な設計において第1のネットワーク要素によって実行される機能を実装し得、それらの機能は、ハードウェアによって実装され得る。代替として、この通信装置は、第1のセッション管理機能ネットワーク要素、または第1のセッション管理機能ネットワーク要素におけるチップもしくはシステムオンチップであり得る。この通信装置は、前述の態様または可能な設計において第1のセッション管理機能ネットワーク要素によって実行される機能を実装し得、それらの機能は、ハードウェアによって実装され得る。可能な設計においては、この通信装置は、プロセッサおよび通信インターフェースを含み得る。プロセッサは、第1の態様もしくは第1の態様の可能な設計のうちのいずれか1つにおける第1のネットワーク要素の機能、または第2の態様もしくは第2の態様の可能な設計のうちのいずれか1つにおける第1のセッション管理機能ネットワーク要素の機能を実装する際にこの通信装置をサポートするように構成され得る。
別の可能な設計においては、この通信装置は、メモリをさらに含み得る。メモリは、この通信装置にとって必要であるコンピュータ実行可能命令およびデータを格納するように構成されている。この通信装置が稼働したときに、プロセッサは、メモリに格納されているコンピュータ実行可能命令を実行して、この通信装置が第1の態様もしくは第1の態様の可能な設計のうちのいずれか1つにおけるマルチキャスト/ブロードキャストサービス通信方法を実行すること、または第2の態様もしくは第2の態様の可能な設計のうちのいずれか1つにおけるマルチキャスト/ブロードキャストサービス通信方法を実行することを可能にする。
第6の態様によれば、コンピュータ可読ストレージメディアが提供される。このコンピュータ可読ストレージメディアは、可読不揮発性ストレージメディアであり得る。このコンピュータ可読ストレージメディアは、命令を格納する。それらの命令がコンピュータ上で稼働されたときに、そのコンピュータは、第1の態様もしくは第1の態様の可能な設計のうちのいずれか1つにおけるマルチキャスト/ブロードキャストサービス通信方法を実行すること、または第2の態様もしくは第2の態様の可能な設計のうちのいずれか1つにおけるマルチキャスト/ブロードキャストサービス通信方法を実行することを可能にされる。
第7の態様によれば、命令を含むコンピュータプログラム製品が提供される。このコンピュータプログラム製品がコンピュータ上で稼働したときに、そのコンピュータは、第1の態様もしくは第1の態様の可能な設計のうちのいずれか1つにおけるマルチキャスト/ブロードキャストサービス通信方法を実行すること、または第2の態様もしくは第2の態様の可能な設計のうちのいずれか1つにおけるマルチキャスト/ブロードキャストサービス通信方法を実行することを可能にされる。
第8の態様によれば、通信装置が提供される。この通信装置は、第1のネットワーク要素、もしくは第1のネットワーク要素におけるチップもしくはシステムオンチップ、または第1のセッション管理機能、もしくは第1のセッション管理機能におけるチップもしくはシステムオンチップであり得る。この通信装置は、1つまたは複数のプロセッサと、1つまたは複数のメモリとを含む。1つまたは複数のメモリは、1つまたは複数のプロセッサに結合されており、1つまたは複数のメモリは、コンピュータプログラムコードを格納するように構成されている。コンピュータプログラムコードは、コンピュータ命令を含み、1つまたは複数のプロセッサがコンピュータ命令を実行したときに、この通信装置は、第1の態様または第1の態様の可能な設計のうちのいずれか1つにおけるマルチキャスト/ブロードキャストサービス通信方法を実行することを可能にされる。
第9の態様によれば、本出願の実施形態は、通信システムを提供する。この通信システムは、第3の態様における通信装置、および第4の態様における通信装置を含み得る。
第10の態様によれば、本出願の実施形態は、マルチキャスト/ブロードキャストサービス通信方法を提供する。この方法は、ソースアクセスネットワークデバイスが第1の設定情報を入手することを含む。第1の設定情報は、端末がターゲットアクセスネットワークデバイスへハンドオーバーされた後に、マルチキャスト/ブロードキャストセッション上で伝送される、マルチキャスト/ブロードキャストサービスのものであるデータを受信するために端末によって使用される。ソースアクセスネットワークデバイスは、第1の設定情報を端末へ送信する。
第10の態様における方法に基づいて、ソースアクセスネットワークデバイスは、端末に関してターゲットアクセスネットワークデバイスによって事前に設定されている、マルチキャスト/ブロードキャストサービスのデータを伝送するためのものであるマルチキャスト/ブロードキャストセッションの関連した設定情報を入手し、その設定情報を端末へ送信し、それによって端末は、端末がターゲットアクセスネットワークデバイスへハンドオーバーされた後にできるだけ早く、事前に設定されているマルチキャスト/ブロードキャストセッションのリソースを使用することによってマルチキャスト/ブロードキャストサービスのデータを伝送して、マルチキャスト/ブロードキャストサービスの中断遅延を低減し、マルチキャスト/ブロードキャストサービスの伝送効率を改善する。
可能な設計においては、ターゲットアクセスネットワークデバイスの伝送モードが、SC-PTMモードである。第1の設定情報は、SCPTMConfiguration情報であり、SCPTMConfiguration情報は、SC-MTCH情報を含み、SC-MTCH情報は、mbmsSessionInfoおよびg-RNTIを含む。言い換えれば、この技術的な解決策は、SC-PTMシナリオに適用可能であり、SC-PTMシナリオにおけるセルハンドオーバー中のサービス中断遅延が低減される。
可能な設計においては、ターゲットアクセスネットワークデバイスの伝送モードが、MBSFNモードである。第1の設定情報は、MBSFNAreaConfiguration情報であり、MBSFNAreaConfiguration情報は、PMCH情報を含み、PMCH情報は、pmch-Configおよびmbms-SessionInfoListを含み、mbms-SessionInfoListは、マルチキャスト/ブロードキャストセッションに関する情報を含む。言い換えれば、この技術的な解決策は、MBSFNシナリオに適用可能であり、MBSFNシナリオにおけるセルハンドオーバー中のサービス中断遅延が低減される。
可能な設計においては、ソースアクセスネットワークデバイスが第1の設定情報を入手することは、ソースアクセスネットワークデバイスが第1の設定情報を受信することを含む。第1の設定情報は、ハンドオーバー要求応答またはハンドオーバーコマンドにおいて搬送される。言い換えれば、第1の設定情報は、既存のセルハンドオーバー手順を使用することによってソースアクセスネットワークデバイスへ搬送されて、シグナリングオーバーヘッドを低減する。
可能な設計においては、ソースアクセスネットワークデバイスが第1の設定情報を受信することは、ソースアクセスネットワークデバイスがモビリティ管理ネットワーク要素から第1の設定情報を受信することを含む。言い換えれば、第1の設定情報は、コアネットワーク要素を使用することによって受信されて、既存のシグナリング伝送手順との互換性を有し、シグナリングオーバーヘッドを低減し、システム設計を簡略化する。
可能な設計においては、この方法は、ソースアクセスネットワークデバイスが、マルチキャスト/ブロードキャストサービスに関する情報をターゲットアクセスネットワークデバイスへ送信することをさらに含む。代替として、ソースアクセスネットワークデバイスは、マルチキャスト/ブロードキャストサービスに関する情報をモビリティ管理ネットワーク要素へ送信する。
可能な設計においては、ソースアクセスネットワークデバイスが第1の設定情報を受信することは、ソースアクセスネットワークデバイスがターゲットアクセスネットワークデバイスから第1の設定情報を受信することを含む。言い換えれば、ソースアクセスネットワークデバイスは、第1の設定情報をターゲットアクセスネットワークデバイスと直接やり取りして、メッセージ伝送待ち時間を低減する。
可能な設計においては、この方法は、ソースアクセスネットワークデバイスが、マルチキャスト/ブロードキャストサービスに関する情報をターゲットアクセスネットワークデバイスへ送信することをさらに含む。
可能な設計においては、マルチキャスト/ブロードキャストサービスに関する情報は、マルチキャスト/ブロードキャストサービスの識別子情報、および/またはマルチキャスト/ブロードキャストサービスのQoS情報を含む。マルチキャスト/ブロードキャストサービスに関する情報は、この方法の適用シナリオを拡張するように効果的にかつ柔軟に設計される。
可能な設計においては、この方法は、ソースアクセスネットワークデバイスが、端末の測定レポート、および/またはアクセスネットワークデバイスのマルチキャスト/ブロードキャスト能力情報に基づいてターゲットアクセスネットワークデバイスを決定することをさらに含む。
可能な設計においては、測定レポートは、マルチキャスト/ブロードキャストサービスの識別子情報を含む。この方法は、ソースアクセスネットワークデバイスが、マルチキャスト/ブロードキャストサービスの識別子情報をモビリティ管理ネットワーク要素またはターゲットアクセスネットワークデバイスへ送信することをさらに含む。言い換えれば、マルチキャスト/ブロードキャストサービスの識別子情報は、測定レポートにおいて搬送され、ターゲットアクセスネットワークデバイスまたはコアネットワークデバイスへ送信され、それによってターゲットアクセスネットワークデバイスまたはコアネットワークデバイスは、端末がマルチキャスト/ブロードキャストサービスに参加しているということを知る。そのため、システム設計が簡略化され、シグナリングオーバーヘッドが低減される。
第11の態様によれば、本出願の実施形態は、マルチキャスト/ブロードキャストサービス通信方法を提供する。この方法は、ターゲットアクセスネットワークデバイスがマルチキャスト/ブロードキャストセッションのリソースを端末に割り当てることを含む。マルチキャスト/ブロードキャストセッションは、マルチキャスト/ブロードキャストサービスのデータを伝送するためのものである。ターゲットアクセスネットワークデバイスは、第1の設定情報を送信する。第1の設定情報は、マルチキャスト/ブロードキャストセッションのリソースを表し、第1の設定情報は、端末がターゲットアクセスネットワークデバイスへハンドオーバーされた後に、マルチキャスト/ブロードキャストセッション上で伝送される、マルチキャスト/ブロードキャストサービスのものであるデータを受信するために端末によって使用される。
第11の態様における方法に基づいて、ターゲットアクセスネットワークデバイスは、端末に関して、マルチキャスト/ブロードキャストサービスのデータを伝送するためのものである、マルチキャスト/ブロードキャストセッションのものであるリソースを事前に設定し、設定情報を端末へ送信し、それによって端末は、端末がターゲットアクセスネットワークデバイスへハンドオーバーされた後にできるだけ早く、マルチキャスト/ブロードキャストセッションの事前に設定されているリソースを使用することによってマルチキャスト/ブロードキャストサービスのデータを伝送して、マルチキャスト/ブロードキャストサービスの中断遅延を低減し、マルチキャスト/ブロードキャストサービスの伝送効率を改善する。
ターゲットアクセスネットワークデバイスの伝送モードが、SC-PTMモードまたはMBSFNモードである。第1の設定情報の関連した記述に関しては、第10の態様の可能な設計における記述を参照されたい。詳細が再び記述されることはない。
可能な設計においては、ターゲットアクセスネットワークデバイスが第1の設定情報を送信することは、ターゲットアクセスネットワークデバイスが第1の設定情報をモビリティ管理ネットワーク要素へ送信することを含む。代替として、ターゲットアクセスネットワークデバイスは、第1の設定情報をソースアクセスネットワークデバイスへ送信する。そのため、第1の設定情報は、柔軟にかつ効果的に送信され、この方法の適用シナリオが拡張される。
可能な設計においては、第1の設定情報は、ハンドオーバー要求応答またはハンドオーバーコマンドにおいて搬送される。言い換えれば、第1の設定情報は、既存のハンドオーバー手順を使用することによって伝送されて、シグナリングオーバーヘッドを低減する。
可能な設計においては、この方法は、ターゲットアクセスネットワークデバイスが、マルチキャスト/ブロードキャストサービスに関する情報を受信することをさらに含む。ターゲットアクセスネットワークデバイスがマルチキャスト/ブロードキャストセッションのリソースを端末に割り当てることは、ターゲットアクセスネットワークデバイスが、マルチキャスト/ブロードキャストサービスに関する情報に基づいてマルチキャスト/ブロードキャストセッションのリソースを端末に割り当てることを含み、マルチキャスト/ブロードキャストセッションの決定されたリソースがマルチキャスト/ブロードキャストサービスのデータの伝送に適用可能であることを確実にする。
可能な設計においては、マルチキャスト/ブロードキャストサービスに関する情報は、マルチキャスト/ブロードキャストサービスの識別子情報、および/またはマルチキャスト/ブロードキャストサービスのQoS情報を含む。マルチキャスト/ブロードキャストサービスに関する情報は、この方法の適用シナリオを拡張するように効果的にかつ柔軟に設計される。
第12の態様によれば、本出願の実施形態は、マルチキャスト/ブロードキャストサービス通信方法を提供する。この方法は、端末がソースアクセスネットワークデバイスから第1の設定情報を受信することを含む。第1の設定情報は、マルチキャスト/ブロードキャストセッションのリソースを表し、第1の設定情報は、端末がターゲットアクセスネットワークデバイスへハンドオーバーされた後に、マルチキャスト/ブロードキャストセッション上で伝送される、マルチキャスト/ブロードキャストサービスのものであるデータを受信するために端末によって使用される。端末は、マルチキャスト/ブロードキャストセッションを使用することによって、および第1の設定情報に基づいて、ターゲットアクセスネットワークデバイスから来る、マルチキャスト/ブロードキャストサービスのものであるデータを受信する。
第12の態様における方法に基づいて、ターゲットアクセスネットワークデバイスは、端末に関して、マルチキャスト/ブロードキャストサービスのデータを伝送するためのものである、マルチキャスト/ブロードキャストセッションのものであるリソースを事前に設定し、設定情報を端末へ送信し、それによって端末は、端末がターゲットアクセスネットワークデバイスへハンドオーバーされた後にできるだけ早く、マルチキャスト/ブロードキャストセッションの事前に設定されているリソースを使用することによってマルチキャスト/ブロードキャストサービスのデータを伝送して、マルチキャスト/ブロードキャストサービスの中断遅延を低減し、マルチキャスト/ブロードキャストサービスの伝送効率を改善する。
可能な設計においては、ターゲットアクセスネットワークデバイスの伝送モードが、SC-PTMモードまたはMBSFNモードである。第1の設定情報の関連した記述に関しては、第10の態様の可能な設計における記述を参照されたい。詳細が再び記述されることはない。
可能な設計においては、この方法は、端末が、マルチキャスト/ブロードキャストサービスの識別子情報を含む測定レポートをソースアクセスネットワークデバイスへ送信することをさらに含む。言い換えれば、マルチキャスト/ブロードキャストサービスの識別子情報は、測定レポートに付加され、ソースアクセスネットワークデバイスへ送信され、それによってソースアクセスネットワークデバイスは、端末がマルチキャスト/ブロードキャストサービスに参加しているということを知る。そのため、システム設計が簡略化され、シグナリングオーバーヘッドが低減される。
可能な設計においては、第1の設定情報は、ハンドオーバー要求応答またはハンドオーバーコマンドにおいて搬送される。言い換えれば、第1の設定情報は、既存のハンドオーバー手順を使用することによって伝送されて、シグナリングオーバーヘッドを低減する。
第13の態様によれば、本出願は、通信装置を提供する。この通信装置は、ソースアクセスネットワークデバイス、もしくはソースアクセスネットワークデバイスにおけるチップもしくはシステムオンチップであり得、またはこの通信装置内にあって、第10の態様もしくは第10の態様の可能な設計のうちのいずれか1つにおける方法を実装するように構成されている機能モジュールであり得る。この通信装置は、前述の態様または可能な設計においてこの通信装置によって実行される機能を実装し得、それらの機能は、対応するソフトウェアを実行するハードウェアによって実装され得る。ハードウェアまたはソフトウェアは、機能に対応する1つまたは複数のモジュールを含む。たとえば、この通信装置は、処理ユニットおよびトランシーバユニットを含み得る。
処理ユニットは、第1の設定情報を入手するようにトランシーバユニットを制御するように構成されている。第1の設定情報は、端末がターゲットアクセスネットワークデバイスへハンドオーバーされた後に、マルチキャスト/ブロードキャストセッション上で伝送される、マルチキャスト/ブロードキャストサービスのものであるデータを受信するために端末によって使用される。
トランシーバユニットは、第1の設定情報を端末へ送信するように構成されている。
この通信装置の具体的な実装に関しては、第10の態様または第10の態様の可能な設計のうちのいずれか1つにおいて提供されるマルチキャスト/ブロードキャストサービス通信方法におけるソースアクセスネットワークデバイスの行動機能を参照されたい。詳細が本明細書で再び記述されることはない。そのため、第13の態様において提供されるソースアクセスネットワークデバイスは、第10の態様または第10の態様の可能な設計のうちのいずれか1つと同じ有益な効果を達成する。
第14の態様によれば、本出願は、通信装置を提供する。この通信装置は、ターゲットアクセスネットワークデバイス、もしくはターゲットアクセスネットワークデバイスにおけるチップもしくはシステムオンチップであり得、またはこの通信装置内にあって、第11の態様もしくは第11の態様の可能な設計のうちのいずれか1つにおける方法を実装するように構成されている機能モジュールであり得る。この通信装置は、前述の態様または可能な設計においてこの通信装置によって実行される機能を実装し得、それらの機能は、対応するソフトウェアを実行するハードウェアによって実装され得る。ハードウェアまたはソフトウェアは、機能に対応する1つまたは複数のモジュールを含む。たとえば、この通信装置は、処理ユニットおよび送信ユニットを含み得る。
処理ユニットは、マルチキャスト/ブロードキャストセッションのリソースを端末に割り当てるように構成されている。マルチキャスト/ブロードキャストセッションは、マルチキャスト/ブロードキャストサービスのデータを伝送するためのものである。
送信ユニットは、第1の設定情報を送信するように構成されている。第1の設定情報は、マルチキャスト/ブロードキャストセッションのリソースを表し、第1の設定情報は、端末がターゲットアクセスネットワークデバイスへハンドオーバーされた後に、マルチキャスト/ブロードキャストセッション上で伝送される、マルチキャスト/ブロードキャストサービスのものであるデータを受信するために端末によって使用される。
この通信装置の具体的な実装に関しては、第11の態様または第11の態様の可能な設計のうちのいずれか1つにおいて提供されるマルチキャスト/ブロードキャストサービス通信方法におけるターゲットアクセスネットワークデバイスの行動機能を参照されたい。詳細が本明細書で再び記述されることはない。そのため、第14の態様において提供されるターゲットアクセスネットワークデバイスは、第11の態様または第11の態様の可能な設計のうちのいずれか1つと同じ有益な効果を達成する。
第15の態様によれば、本出願は、通信装置を提供する。この通信装置は、端末、もしくは端末におけるチップもしくはシステムオンチップであり得、またはこの通信装置内にあって、第12の態様もしくは第12の態様の可能な設計のうちのいずれか1つにおける方法を実装するように構成されている機能モジュールであり得る。この通信装置は、前述の態様または可能な設計においてこの通信装置によって実行される機能を実装し得、それらの機能は、対応するソフトウェアを実行するハードウェアによって実装され得る。ハードウェアまたはソフトウェアは、機能に対応する1つまたは複数のモジュールを含む。たとえば、この通信装置は、受信ユニットおよび処理ユニットを含み得る。
受信ユニットは、ソースアクセスネットワークデバイスから第1の設定情報を受信するように構成されている。第1の設定情報は、マルチキャスト/ブロードキャストセッションのリソースを表し、第1の設定情報は、端末がターゲットアクセスネットワークデバイスへハンドオーバーされた後に、マルチキャスト/ブロードキャストセッション上で伝送される、マルチキャスト/ブロードキャストサービスのものであるデータを受信するために端末によって使用される。
処理ユニットは、マルチキャスト/ブロードキャストセッションを使用することによって、および第1の設定情報に基づいて、ターゲットアクセスネットワークデバイスから来る、マルチキャスト/ブロードキャストサービスのものであるデータを受信するように構成されている。
この通信装置の具体的な実装に関しては、第12の態様または第12の態様の可能な設計のうちのいずれか1つにおいて提供されるマルチキャスト/ブロードキャストサービス通信方法における端末の行動機能を参照されたい。詳細が本明細書で再び記述されることはない。そのため、第15の態様において提供される端末は、第12の態様または第12の態様の可能な設計のうちのいずれか1つと同じ有益な効果を達成する。
第16の態様によれば、通信装置が提供される。この通信装置は、ソースアクセスネットワークデバイス、またはソースアクセスネットワークデバイスにおけるチップもしくはシステムオンチップであり得る。代替として、この通信装置は、ターゲットアクセスネットワークデバイス、またはターゲットアクセスネットワークデバイスにおけるチップもしくはシステムオンチップであり得る。代替として、この通信装置は、端末、または端末におけるチップもしくはシステムオンチップであり得る。機能がハードウェアによって実装され得る。可能な設計においては、この通信装置は、プロセッサおよび通信インターフェースを含み得る。プロセッサは、第10の態様もしくは第10の態様の可能な設計のうちのいずれか1つにおけるソースアクセスネットワークデバイスの機能、第11の態様もしくは第11の態様の可能な設計のうちのいずれか1つにおけるターゲットアクセスネットワークデバイスの機能、または第12の態様もしくは第12の態様の可能な設計のうちのいずれか1つにおける端末の機能を実装する際にこの通信装置をサポートするように構成され得る。
別の可能な設計においては、この通信装置は、メモリをさらに含み得る。メモリは、この通信装置にとって必要であるコンピュータ実行可能命令およびデータを格納するように構成されている。この通信装置が稼働したときに、プロセッサは、メモリに格納されているコンピュータ実行可能命令を実行して、この通信装置が第10の態様もしくは第10の態様の可能な設計のうちのいずれか1つにおけるマルチキャスト/ブロードキャストサービス通信方法、第11の態様もしくは第11の態様の可能な設計のうちのいずれか1つにおけるマルチキャスト/ブロードキャストサービス通信方法、または第12の態様もしくは第12の態様の可能な設計のうちのいずれか1つにおけるマルチキャスト/ブロードキャストサービス通信方法を実行することを可能にする。
第17の態様によれば、コンピュータ可読ストレージメディアが提供される。このコンピュータ可読ストレージメディアは、可読不揮発性ストレージメディアであり得、このコンピュータ可読ストレージメディアは、命令を格納する。それらの命令がコンピュータ上で稼働されたときに、そのコンピュータは、第10の態様もしくは第10の態様の可能な設計のうちのいずれか1つにおけるマルチキャスト/ブロードキャストサービス通信方法、第11の態様もしくは第11の態様の可能な設計のうちのいずれか1つにおけるマルチキャスト/ブロードキャストサービス通信方法、または第12の態様もしくは第12の態様の可能な設計のうちのいずれか1つにおけるマルチキャスト/ブロードキャストサービス通信方法を実行することを可能にされる。
第18の態様によれば、命令を含むコンピュータプログラム製品が提供される。このコンピュータプログラム製品がコンピュータ上で稼働したときに、そのコンピュータは、第10の態様もしくは第10の態様の可能な設計のうちのいずれか1つにおけるマルチキャスト/ブロードキャストサービス通信方法、第11の態様もしくは第11の態様の可能な設計のうちのいずれか1つにおけるマルチキャスト/ブロードキャストサービス通信方法、または第12の態様もしくは第12の態様の可能な設計のうちのいずれか1つにおけるマルチキャスト/ブロードキャストサービス通信方法を実行することを可能にされる。
第19の態様によれば、通信装置が提供される。この通信装置は、第1のネットワーク要素、もしくは第1のネットワーク要素におけるチップもしくはシステムオンチップ、または第1のセッション管理機能、もしくは第1のセッション管理機能におけるシステムオンチップであり得る。この通信装置は、1つまたは複数のプロセッサと、1つまたは複数のメモリとを含む。1つまたは複数のメモリは、1つまたは複数のプロセッサに結合されており、1つまたは複数のメモリは、コンピュータプログラムコードを格納するように構成されており、コンピュータプログラムコードは、コンピュータ命令を含む。1つまたは複数のプロセッサがコンピュータ命令を実行したときに、この通信装置は、第10の態様もしくは第10の態様の可能な設計のうちのいずれか1つにおけるマルチキャスト/ブロードキャストサービス通信方法、第11の態様もしくは第11の態様の可能な設計のうちのいずれか1つにおけるマルチキャスト/ブロードキャストサービス通信方法、または第12の態様もしくは第12の態様の可能な設計のうちのいずれか1つにおけるマルチキャスト/ブロードキャストサービス通信方法を実行することを可能にされる。
第20の態様によれば、本出願の実施形態は、通信システムを提供する。この通信システムは、第13の態様における通信装置、第14の態様における通信装置、および第15の態様における通信装置を含み得る。
本出願の実施形態によるマルチエリアマルチキャスト/ブロードキャスト通信シナリオの概略図である。 本出願の実施形態による通信システムのアーキテクチャの図である。 本出願の実施形態による5G通信システムのアーキテクチャの概略図である。 本出願の実施形態による通信装置400の構成の概略図である。 本出願の実施形態によるマルチキャスト/ブロードキャストサービス通信方法のフローチャートである。 本出願の実施形態による別のマルチキャスト/ブロードキャストサービス通信方法のフローチャートである。 本出願の実施形態による通信装置70の構成の概略図である。 本出願の実施形態による通信装置80の構成の概略図である。 本出願の実施形態による通信システムの構成の概略図である。 本出願の実施形態による通信システムのアーキテクチャの図である。 本出願の実施形態による5G通信システムのアーキテクチャの概略図である。 本出願の実施形態による、4Gネットワークが5Gネットワークと相互作用するアーキテクチャの概略図である。 本出願の実施形態によるマルチキャスト/ブロードキャストサービス通信方法のフローチャートである。 本出願の実施形態によるマルチキャスト/ブロードキャストサービス通信方法のフローチャートである。 本出願の実施形態によるマルチキャスト/ブロードキャストサービス通信方法のフローチャートである。 本出願の実施形態によるマルチキャスト/ブロードキャストサービス通信方法のフローチャートである。 本出願の実施形態によるマルチキャスト/ブロードキャストサービス通信方法のフローチャートである。 本出願の実施形態によるマルチキャスト/ブロードキャストサービス通信方法のフローチャートである。 本出願の実施形態によるマルチキャスト/ブロードキャストサービス通信方法のフローチャートである。 本出願の実施形態によるマルチキャスト/ブロードキャストサービス通信方法のフローチャートである。 本出願の実施形態によるマルチキャスト/ブロードキャストサービス通信方法のフローチャートである。 本出願の実施形態によるマルチキャスト/ブロードキャストサービス通信方法のフローチャートである。 本出願の実施形態による通信装置190の構成の概略図である。 本出願の実施形態による通信装置200の構成の概略図である。 本出願の実施形態による通信装置210の構成の概略図である。 本出願の実施形態による通信システムの構成の概略図である。
マルチエリアマルチキャスト/ブロードキャスト通信シナリオにおいては、マルチキャスト/ブロードキャストサービスのデータの正常な伝送を確実にするために、エリアどうしにわたるアクセスネットワークデバイスどうしが、マルチキャスト/ブロードキャストサービスのデータを伝送するためのものである同じユーザプレーン伝送チャネルを確立し得、それによって、エリアどうしにわたるアクセスネットワークデバイスどうしは、単一周波数ネットワーク(single frequency network,SFN)内にあり、同じマルチキャスト/ブロードキャストサービスのデータを同じ周波数で同時に送信する。
図1において示されている第4世代(4th generation,4G)マルチキャスト/ブロードキャストネットワークアーキテクチャが、例として使用される。4Gマルチキャスト/ブロードキャストネットワークアーキテクチャにおいては、マルチキャスト/ブロードキャストサービスセンター(broadcast/multicast service center,BM-SC)が、集中制御ノードとしての役目を果たして、マルチキャスト/ブロードキャストサービス上でのサービス品質(quality of service,QoS)制御を実行する。加えて、BM-SCとアクセスネットワークデバイス(たとえば、拡張ノードB(enhanced NodeB,eNB))との間において同期(synchronous,SYNC)プロトコルがさらに使用されて、ユーザプレーンデータの同期伝送を確実にする。たとえば、BM-SCは、統一された様式のQoS情報を配信し、そのQoS情報を複数のマルチメディアブロードキャストマルチキャスト/ブロードキャストサービスゲートウェイ(multimedia broadcast multicast service-gateway,MBMS-GW)へ配信して、それらの複数のMBMS-GWへ配信されるQoS情報の一貫性を確実にする。そのため、それらのMBMS-GWは、QoS情報に基づいて同じユーザプレーン伝送チャネルを確立し、それによって、エリアどうしにわたるアクセスネットワークデバイスどうしがSFNに配置される。具体的には、エリアどうしにわたるアクセスネットワークデバイスどうしは、同じマルチキャスト/ブロードキャストサービスのデータを同じ周波数で同時に送信する。
4Gマルチキャスト/ブロードキャストネットワークアーキテクチャにおけるのとは異なり、5Gマルチキャスト/ブロードキャストネットワークアーキテクチャにおいては、ユーザプレーンネットワーク要素が、制御プレーンネットワーク要素から切り離され、ユーザプレーンネットワーク要素および制御プレーンネットワーク要素は、サービス指向インターフェースを使用することによって互いに接続される。別々の制御プレーンネットワーク要素によって確立される、マルチキャスト/ブロードキャストサービスのデータを伝送するためのものであるユーザプレーン伝送チャネルどうしは異なり得る。結果として、同じマルチキャスト/ブロードキャストサービスのデータが同じ周波数で端末どうしへ同時に送信されることが可能ではないケースが容易に生じる。
たとえば、5Gマルチキャスト/ブロードキャストネットワークアーキテクチャにおいては、マルチエリアマルチキャスト/ブロードキャストセッション管理機能(multicast/broadcast-session management function,MB-SMF)シナリオにおいて、同じマルチキャスト/ブロードキャストサービスが、別々のMB-SMFによって管理される。別々のMB-SMFは、マルチキャスト/ブロードキャストサービスのポリシー/制御ルール(ポリシー/課金ルール、PCCルール)に基づいて、マルチキャスト/ブロードキャストサービスの同じサービスデータフロー(service data flow,SDF)を、別々のサービス品質フロー識別子(QoS flow identifiers,QFI)を有するサービス品質フロー(QoS flows,QF)にバインド/マッピングし得る。結果として、同じSDFにバインド/マッピングされたQFIどうしが不整合になるという問題が生じる。その結果として、別々のエリアにおけるMB-SMFによってアクセスネットワークデバイスへ送信されるQFIどうし、およびそれらのQFIに対応するサービス品質プロファイル(QoSプロファイル)どうしは異なる。
さらに、アクセスネットワークデバイスは、QFIに対応するQoSプロファイルに基づいて無線ベアラリソース(たとえば、データ無線ベアラ(data radio bearer,DRB)またはマルチキャスト/ブロードキャスト無線ベアラ(multicast radio bearer,MRB))をマッピングし、QFIをDRB IDまたはMRB IDにマッピングする。別々のアクセスネットワークデバイスによって受信されるQFIどうし、およびそれらのQFIに対応するQoSプロファイルどうしは異なるので、別々のQFIは、別々のアクセスネットワークデバイスの管理下で別々の無線ベアラリソース(たとえば、DRBまたはMRB)にマッピングされ得る。このケースにおいては、同じマルチキャスト/ブロードキャストサービスのデータが、別々の無線ベアラリソースを使用することによって端末へ伝送され得る。その結果として、ユーザプレーンデータどうしが同期的に伝送されることが可能ではなく、エリアどうしにわたるアクセスネットワークデバイスどうしがSFNに配置されることが確実にされることが可能ではなく、同じマルチキャスト/ブロードキャストサービスのデータどうしが同じ周波数で複数のエリアにおいて同時に伝送されることが可能ではない。結果として、マルチキャスト/ブロードキャストサービスのデータの伝送が失敗する。
たとえば、エリアAにおけるMB-SMF1、およびエリアBにおけるMB-SMF2が、マルチキャスト/ブロードキャストサービス1を共同で管理し、エリアAは基地局1に対応し、エリアBは基地局2に対応する。エリアAにおけるMB-SMF1は、マルチキャスト/ブロードキャストサービス1のPCCルールに基づいて、マルチキャスト/ブロードキャストサービスのSDF1を、QoSフローIDが3であるQoSフローにバインド/マッピングし得、基地局1は、QF3をDRB1またはMRB1にマッピングする。エリアBにおけるMB-SMF2は、マルチキャスト/ブロードキャストサービスのPCCルールに基づいて、SDF1を、QoSフローIDが7であるQoSフローにバインド/マッピングし得、基地局2は、QF7をDRB2またはMRB2にマッピングする。言い換えれば、マルチキャスト/ブロードキャストサービス1のSDF1は、別々のエリアにおけるMB-SMFどうしの管理下で別々のQoSフローIDを有するQoSフローどうしにバインド/マッピングされ、別々のDRBまたはMRBを使用することによって端末へ伝送される。
前述の技術的な問題を解決するために、本出願の実施形態は、マルチキャスト/ブロードキャストサービス通信方法を提供する。この方法は、第1のネットワーク要素がマルチキャスト/ブロードキャストサービスのQFIを決定し、マルチキャスト/ブロードキャストサービスのQFIを複数のセッション管理機能ネットワーク要素へ送信することを含み得る。たとえば、第1のネットワーク要素は、マルチキャスト/ブロードキャストサービスのQFIを第1のセッション管理機能ネットワーク要素および第2のセッション管理機能ネットワーク要素へ送信する。第1のセッション管理機能ネットワーク要素は、QFIを受信し、QFIに基づいて、QFIと、QFIに対応するQoSプロファイルとを第1のアクセスネットワークデバイスへ送信する。第2のセッション管理機能ネットワーク要素は、マルチキャスト/ブロードキャストサービスのQFIを受信し、QFIに基づいて、QFIと、QFIに対応するQoSプロファイルとを第2のアクセスネットワークデバイスへ送信する。すなわち、集中化された様式でマルチキャスト/ブロードキャストサービスを制御する第1のネットワーク要素が、マルチキャスト/ブロードキャストネットワークアーキテクチャにおいて展開される。第1のネットワーク要素は、マルチキャスト/ブロードキャストサービスのQFIを生成し、そのQFIを別々のエリアにおけるセッション管理機能ネットワーク要素(たとえば、MB-SMF)どうしへ均等に配信し、それによって別々のエリアにおけるセッション管理機能ネットワーク要素どうしは、第1のネットワーク要素から同じQFIを入手して、別々のエリアにおけるセッション管理機能ネットワーク要素どうしによってアクセスネットワークデバイスへ送信されるQFIどうしの一貫性と、それらのQFIに対応するQoSプロファイルどうしの一貫性とを確実にすることが可能である。そのため、別々のエリアにおけるアクセスネットワークデバイスどうしのSFNが実装されることが可能であるということが確実にされる。
本明細書における添付の図面を参照しながら、以降では、本出願のこの実施形態において提供されるマルチキャスト/ブロードキャストサービス通信方法について記述する。
本出願の実施形態において記述されているネットワークアーキテクチャおよびサービスシナリオは、より明確に本出願の実施形態における技術的な解決策について記述することを意図されており、本出願の実施形態において提供される技術的な解決策についての限定を構成するものではないということを理解されたい。ネットワークアーキテクチャの進化および新たなサービスシナリオの出現に伴って、本出願の実施形態において提供される技術的な解決策は、類似の技術的な問題にも適用可能であるということを当業者なら知り得る。
図2は、本出願の実施形態による通信システムを示している。図2において示されているように、この通信システムは、第1のネットワーク要素、複数のセッション管理機能ネットワーク要素(たとえば、第1のセッション管理機能ネットワーク要素および第2のセッション管理機能ネットワーク要素)、ならびに複数のアクセスネットワークデバイス(たとえば、第1のアクセスネットワークデバイスおよび第2のアクセスネットワークデバイス)を含み得る。複数のセッション管理機能ネットワーク要素は、別々のエリアに配置され得、セッション管理機能ネットワーク要素は、MB-SMFまたはSMFであり得る。さらに、この通信システムは、第1のモビリティ管理ネットワーク要素、第2のモビリティ管理ネットワーク要素、第1のユーザプレーンネットワーク要素、第2のユーザプレーンネットワーク要素、端末などを含み得る。第1のユーザプレーンネットワーク要素は、第1のセッション管理機能ネットワーク要素に接続されており、第1のセッション管理機能ネットワーク要素によって管理/制御される。第2のユーザプレーンネットワーク要素は、第2のセッション管理機能ネットワーク要素に接続されており、第2のセッション管理機能ネットワーク要素によって管理/制御される。第1のアクセスネットワークデバイスは、第1のユーザプレーンネットワーク要素に接続されており、第2のアクセスネットワークデバイスは、第2のユーザプレーンネットワーク要素に接続されている。
以降では、図2において示されている通信システムにおけるネットワーク要素またはデバイスについて記述する。
第1のネットワーク要素は、集中化された様式でマルチキャスト/ブロードキャストサービスのQoS情報、たとえば、マルチキャスト/ブロードキャストサービスのQFIを管理および制御するように構成され得る。具体的には、第1のネットワーク要素は、ネットワーク公開機能(network exposure function,NEF)またはマルチキャスト/ブロードキャストサービス機能(multicast/broadcast service function,MBSF)であり得、NEFおよびMBSFがともに展開された後に入手されるネットワーク要素、または非構造化データストレージ機能(unstructured data storage function,UDSF)であり得、別の名前のないネットワーク要素であり得る、といった具合である。
セッション管理機能ネットワーク要素は主に、ユーザプレーン伝送論理チャネル、たとえば、PDUセッションの確立、解放、および変更などのセッション管理機能を実装するように構成されている。
アクセスネットワークデバイスは主に、物理レイヤ機能、リソーススケジューリングおよび管理、ならびに端末のアクセス制御およびモビリティ管理などの機能を実装するように構成されている。アクセスネットワークデバイスは、有線アクセスをサポートするデバイスであり得、またはワイヤレスアクセスをサポートするデバイスであり得る。たとえば、アクセスネットワークデバイスは、アクセスネットワーク(access network,AN)/無線アクセスネットワーク(radio access network,RAN)であり得、AN/RANは、複数の5G-AN/5G-RANノードを含む。5G-AN/5G-RANノードは、アクセスポイント(access point,AP)、ノードB(NodeB,NB)、拡張ノードB(enhanced NodeB,eNB)、次世代ノードB(NR NodeB,gNB)、伝送受信ポイント(transmission reception point,TRP)、伝送ポイント(transmission point,TP)、または別のアクセスノードであり得る。
モビリティ管理ネットワーク要素は主に、ユーザの登録ステータス、ユーザの接続ステータス、ユーザ登録およびネットワークアクセス、トラッキングエリア更新、セルハンドオーバー中のユーザ認証、およびキーセキュリティを管理することなど、端末のアクセス認証、モビリティ管理、機能ネットワーク要素間におけるシグナリングのやり取りなどを担当する。
端末は、ワイヤレス通信機能を実装するように構成されているデバイス、たとえば、端末、またはその端末において使用されることが可能であるチップであり得る。端末は、5Gネットワークまたは将来の進化した通信システムにおけるUE、アクセス端末、端末ユニット、端末ステーション、移動局、モバイルコンソール、リモートステーション、リモート端末、モバイルデバイス、ワイヤレス通信デバイス、端末エージェント、端末装置などであり得る。アクセス端末は、セルラー電話、コードレス電話、セッション開始プロトコル(session initiation protocol,SIP)電話、ワイヤレスローカルループ(wireless local loop,WLL)ステーション、携帯情報端末(personal digital assistant,PDA)、ワイヤレス通信機能を有するハンドヘルドデバイスまたはコンピューティングデバイス、ワイヤレスモデムに接続されている別の処理デバイス、車載デバイス、またはウェアラブルデバイス、仮想現実(virtual reality,VR)端末デバイス、拡張現実(augmented reality,AR)端末デバイス、産業制御(industrial control)におけるワイヤレス端末、自動運転(self-driving)におけるワイヤレス端末、遠隔医療(remote medical)におけるワイヤレス端末、スマートグリッド(smart grid)におけるワイヤレス端末、輸送安全性(transportation safety)におけるワイヤレス端末、スマートシティー(smart city)におけるワイヤレス端末、スマートホーム(smart home)でのワイヤレス端末などであり得る。端末は、移動式または固定式であり得る。
ユーザプレーンネットワーク要素は、ユーザプレーン伝送論理チャネル上のアンカーとして使用され得、ユーザプレーンデータのルーティングおよび転送などの機能を完遂するように構成されている。たとえば、ユーザプレーンネットワーク要素は、ユーザプレーンネットワーク要素と端末との間におけるチャネル(すなわち、ユーザプレーン伝送論理チャネル)を確立し、そのチャネル上で端末とDNとの間においてデータパケットを転送し、データパケットフィルタリング、データ転送、レート制御、および、端末に関する課金情報の生成を担当する。
図2は、アーキテクチャの例示的な図にすぎないということに留意されたい。このシステムは、図2において示されている機能ユニットに加えて、別の機能ネットワーク要素、たとえば、運用/管理(operation and management,O&M)ネットワーク要素をさらに含み得る。これは、本出願のこの実施形態においては限定されない。加えて、図2におけるデバイスの名前は限定されない。図2において示されている名前に加えて、それらのデバイスは、その他の名前も有し得る。たとえば、それらの名前は、同じまたは類似の機能を有するネットワーク要素の名前と置き換えられ得る。これは限定されない。
図2において示されているシステムは、第3世代パートナーシッププロジェクト(3rd generation partnership project,3GPP)通信システム、たとえば、第4世代(4th generation,4G)通信システム、ロングタームエボリューション(long term evolution,LTE)システム、第5世代(5th generation,5G)通信システム、新無線(new radio,NR)システム、次世代通信システム、または非3GPP通信システムであり得る。これは限定されない。
別々の通信システムにおける図2での同じ機能ネットワーク要素の名前は、同じであってもよく、または異なっていてもよいということを理解されたい。たとえば、具体的には、図2において示されている通信システムが4G通信システムである場合には、モビリティ管理ネットワーク要素は、モビリティ管理エンティティ(mobility management entity,MME)である。図2において示されている通信システムが5G通信システムである場合には、モビリティ管理ネットワーク要素は、アクセス/モビリティ管理機能(access and mobility management function,AMF)である。
たとえば、図2において示されている通信システムは、図3において示されている5G通信システムである。図3において示されているように、セッション管理機能ネットワーク要素に対応するネットワーク要素またはエンティティは、5G通信システムにおけるマルチキャスト/ブロードキャストセッション管理機能(multicast/broadcast-session management function,MB-SMF)であり得る。ユーザプレーンネットワーク要素に対応するネットワーク要素またはエンティティは、5G通信システムにおけるユーザプレーン機能(user plane function,UPF)であり得る。アクセスネットワークデバイスに対応するネットワーク要素またはエンティティは、5G通信システムにおける無線アクセスネットワーク(radio access network,RAN)であり得る。モビリティ管理ネットワーク要素に対応するネットワーク要素またはエンティティは、5G通信システムにおけるAMFであり得る。端末は、5G通信システムにおけるUEに対応する。第1のネットワーク要素は、5G通信システムにおけるMBSFに対応する。
任意選択で、本出願のこの実施形態においては、第1のネットワーク要素、セッション管理機能ネットワーク要素(たとえば、第1のセッション管理機能ネットワーク要素および第2のセッション管理機能ネットワーク要素)、ならびにアクセスネットワークデバイス(たとえば、第1のアクセスネットワークデバイスおよび第2のアクセスネットワークデバイス)などのネットワーク要素は、通信装置とも呼ばれ得、それぞれは、汎用デバイスまたは専用デバイスであり得る。これは、本出願のこの実施形態においては特に限定されない。
任意選択で、本出願のこの実施形態においては、第1のネットワーク要素およびセッション管理機能ネットワーク要素(たとえば、第1のセッション管理機能ネットワーク要素および第2のセッション管理機能ネットワーク要素)の関連した機能は、1つのデバイスによって実装され得、複数のデバイスによって共同で実装され得、または1つのデバイスにおける1つもしくは複数の機能モジュールによって実装され得る。これは、本出願のこの実施形態においては特に限定されない。前述の機能は、ハードウェアデバイスにおけるネットワーク要素であり得、専用ハードウェア上で稼働するソフトウェア機能、ハードウェアとソフトウェアとの組合せ、または、プラットフォーム(たとえば、クラウドプラットフォーム)上でインスタンス化される仮想化機能であり得るということが理解され得る。
特定の実装中に、第1のネットワーク要素およびセッション管理機能ネットワーク要素(第1のセッション管理機能ネットワーク要素および第2のセッション管理機能ネットワーク要素等)など、通信システムにおけるデバイスはすべて、図4において示されている構成構造を使用し得、または図4において示されているコンポーネントを含み得る。図4は、本出願の実施形態による通信装置400の構成の概略図である。通信装置400は、プロセッサ401、通信回線402、および通信インターフェース403を含み得る。さらに、通信装置400はメモリ404を含み得る。プロセッサ401、メモリ404、および通信インターフェース403は、通信回線402を通じて互いに接続され得る。
プロセッサ401は、中央処理装置(central processing unit,CPU)、汎用プロセッサ、ネットワークプロセッサ(network processor,NP)、デジタル信号プロセッサ(digital signal processor,DSP)、マイクロプロセッサ、マイクロコントローラ、プログラマブルロジックデバイス(programmable logic device,PLD)、またはそれらの任意の組合せであり得る。プロセッサ401は、代替として、処理機能を有する別の装置、たとえば、回路、コンポーネント、またはソフトウェアモジュールであり得る。これは限定されない。
通信回線402は、通信装置400に含まれているコンポーネント間において情報を伝送するように構成されている。
通信インターフェース403は、別のデバイスまたは別の通信ネットワークと通信するように構成されている。別の通信ネットワークは、イーサネット、無線アクセスネットワーク(radio access network,RAN)、ワイヤレスローカルエリアネットワーク(wireless local area network,WLAN)などであり得る。通信インターフェース403は、モジュール、回路、トランシーバ、または、通信を実装することが可能である任意の装置であり得る。
メモリ404は、命令を格納するように構成されている。それらの命令は、コンピュータプログラムであり得る。
メモリ404は、読み取り専用メモリ(read-only memory,ROM)、もしくは、静的な情報および/もしくは命令を格納することが可能である別のタイプの静的ストレージデバイスであり得、ランダムアクセスメモリ(random access memory,RAM)、もしくは、情報および/もしくは命令を格納することが可能である別のタイプの動的ストレージデバイスであり得、または電気的消去可能プログラマブル読み取り専用メモリ(electrically erasable programmable read-only memory,EEPROM)、コンパクトディスク読み取り専用メモリ(compact disc read-only memory,CD-ROM)もしくは別のコンパクトディスクストレージ、光ディスクストレージ(圧縮光ディスク、レーザーディスク、光ディスク、デジタルユニバーサル光ディスク、およびブルーレイ光ディスクを含む)、磁気ディスクストレージメディア、もしくは別の磁気ストレージデバイスであり得る。これは限定されない。
メモリ404は、プロセッサ401から独立して存在し得、またはプロセッサ401へと統合され得ることに留意されたい。メモリ404は、命令、プログラムコード、何らかのデータなどを格納するように構成され得る。メモリ404は、通信装置400の内部に配置され得、または通信装置400の外部に配置され得る。これは限定されない。
プロセッサ401は、メモリ404に格納されている命令を実行して、本出願の後述の実施形態において提供されるマルチキャスト/ブロードキャストサービス通信方法を実装するように構成されている。たとえば、通信装置400がセッション管理機能ネットワーク要素、またはセッション管理機能ネットワーク要素におけるチップもしくはシステムオンチップである場合には、プロセッサ401は、メモリ404に格納されている命令を実行して、本出願の後述の実施形態においてセッション管理機能ネットワーク要素によって実行されるステップを実装する。別の例として、通信装置400がモビリティ管理ネットワーク要素、またはモビリティ管理ネットワーク要素におけるチップもしくはシステムオンチップである場合には、プロセッサ401は、メモリ404に格納されている命令を実行して、本出願の後述の実施形態においてモビリティ管理ネットワーク要素によって実行されるステップを実装する。
例において、プロセッサ401は、1つまたは複数のCPU、たとえば、図4におけるCPU0およびCPU1を含み得る。
任意選択の実装においては、通信装置400は、複数のプロセッサを含む。たとえば、通信装置400は、図4におけるプロセッサ401に加えてプロセッサ407をさらに含み得る。
任意選択の実施態様においては、通信装置400は、出力デバイス405および入力デバイス406をさらに含む。たとえば、入力デバイス406は、キーボード、マウス、マイクロフォン、またはジョイスティックなどのデバイスであり、出力デバイス405は、ディスプレイスクリーンまたはスピーカー(speaker)などのデバイスである。
通信装置400は、デスクトップコンピュータ、ポータブルコンピュータ、ネットワークサーバ、モバイル電話、タブレットコンピュータ、ワイヤレス端末、組み込みデバイス、チップシステム、または、図4における構造と同様の構造を有するデバイスであり得るということに留意されたい。加えて、図4において示されている構成構造は、通信装置についての限定を構成するものではない。通信装置は、図4において示されているコンポーネントに加えて、図において示されているものよりも多くのもしくは少ないコンポーネントを含み得、またはいくつかのコンポーネントが組み合わされ得、または異なるコンポーネント配置が使用され得る。
本出願のこの実施形態においては、チップシステムは、チップを含み得、またはチップおよび別のディスクリートコンポーネントを含み得る。
図2において示されている通信システムを参照しながら、以降では、本出願の実施形態において提供されるマルチキャスト/ブロードキャストサービス通信方法について記述する。後述の実施形態におけるネットワーク要素は、図4において示されているコンポーネントを有し得る。詳細が再び記述されることはない。本出願の実施形態におけるアクション、用語などは相互に参照され得るということに留意されたい。これは限定されない。本出願の実施形態においては、デバイス間においてやり取りされるメッセージの名前、それらのメッセージにおけるパラメータの名前などは、例にすぎない。特定の実装中にその他の名前が代替として使用され得る。たとえば、本出願の実施形態におけるマルチキャスト/ブロードキャストは、グループキャスト、ブロードキャスト、またはマルチキャストと置き換えられ得る。本出願の実施形態における「決定すること(determining)」は、作成すること(create)または生成すること(generate)とも理解され得、本出願の実施形態における「含むこと」は、「搬送すること」などとも理解され得る。本明細書においては、記述は均等に提供される。本出願の実施形態においては、詳細は特に限定されない。
図5は、本出願の実施形態によるマルチキャスト/ブロードキャストサービス通信方法を示している。図5において示されているように、この方法は、下記のステップを含む。
S501: 第1のネットワーク要素が、マルチキャスト/ブロードキャストサービスのQFIを決定する。
第1のネットワーク要素は、NEFもしくはMBSFであり得、またはNEFおよびMBSFがともに展開された後に入手されるネットワーク要素、UDSFなどであり得る。
マルチキャスト/ブロードキャストサービスは、複数の端末(またはユーザグループ)に向けられているサービスであり得る。たとえば、マルチキャスト/ブロードキャストサービスは、同じコマンドセンターまたは同じテレビ番組によって送信されるコマンドであり得る。マルチキャスト/ブロードキャストサービスのデータは、2つ以上の端末によって受信され得る。マルチキャスト/ブロードキャストサービスのデータがマルチキャスト/ブロードキャストグループにおける複数の端末に向けられている場合には、そのマルチキャスト/ブロードキャストグループにおけるすべての端末は、承認された後に、または承認されずにマルチキャスト/ブロードキャストサービスのデータを受信し得る。
マルチキャスト/ブロードキャストサービスのQFIは、マルチキャスト/ブロードキャストサービスのサービスデータフロー(service data flow,SDF)がマッピング/バインドされているサービス品質フロー(QoS flow,QF)、QFのサービス品質要件などを表し得る。1つのタイプのマルチキャスト/ブロードキャストサービスは、1つまたは複数のSDFに対応し得、1つのSDFは、1つまたは複数のQFにマッピングされ得、1つのQFは、1つのQFIに対応し、別々のQFは、別々のQFIに対応する。マルチキャスト/ブロードキャストサービスのQFIは、1つまたは複数であり得る。これは限定されない。
たとえば、第1のネットワーク要素は、下記の様式1または様式2でマルチキャスト/ブロードキャストサービスのQFIを決定し得る。
様式1: 第1のネットワーク要素は、アプリケーションサーバから、マルチキャスト/ブロードキャストサービスに関する情報を入手し、マルチキャスト/ブロードキャストサービスに関する情報に基づいてマルチキャスト/ブロードキャストサービスのQFIを決定する。
たとえば、アプリケーションサーバは、マルチキャスト/ブロードキャストサービスに関する情報を搬送する第1の要求を第1のネットワーク要素へ送信し得る。第1のネットワーク要素は、第1の要求を受信し、第1の要求からマルチキャスト/ブロードキャストサービスに関する情報を入手し、マルチキャスト/ブロードキャストサービスに関する情報に基づいてマルチキャスト/ブロードキャストサービスのQFIを決定する。
マルチキャスト/ブロードキャストサービスに関する情報は、マルチキャスト/ブロードキャストサービスの識別子情報、および/またはマルチキャスト/ブロードキャストサービスの要件情報を含み得る。具体的には、マルチキャスト/ブロードキャストサービスの識別子情報は、マルチキャスト/ブロードキャストサービスを表し得る。マルチキャスト/ブロードキャストサービスの識別子情報は、マルチキャスト/ブロードキャストグループの一時モバイルグループID(temporary mobile group identity,TMGI)、アプリケーションサーバのインターネットプロトコル(internet protocol,IP)アドレス(たとえば、マルチキャスト/ブロードキャストサービスを提供するAF)、マルチキャスト/ブロードキャストサービスのサービス識別子(service identifier,service ID)、マルチキャスト/ブロードキャストグループに対応するマルチキャスト/ブロードキャストプロトコルデータユニット(protocol data unit,PDU)セッションの識別子情報、またはマルチキャスト/ブロードキャストサービスのサービスデータフロー(service data flow,SDF)の識別ルールを含み得るが、それらに限定されない。
具体的には、マルチキャスト/ブロードキャストサービスの要件情報は、マルチキャスト/ブロードキャストサービスの識別子情報、マルチキャスト/ブロードキャストサービスのタイプ、マルチキャスト/ブロードキャストサービスの要件(帯域幅要件または遅延要件など)、端末を認証するためにコアネットワークデバイスによって使用される情報(端末の汎用公開サブスクリプション識別子(generic public subscription identifier,GPSI)など)、マルチキャスト/ブロードキャストサービスのサービスエリア、マルチキャスト/ブロードキャストサービスの送信開始時刻および送信終了時刻などを含み得る。マルチキャスト/ブロードキャストサービスの要件情報は、マルチキャスト/ブロードキャストサービスのQoS情報を決定するためのものであり得る。
アプリケーションサーバは、コンテンツプロバイダ(content provider,CP)またはアプリケーション機能(APPサーバ,AF)であり得る。アプリケーションサーバは、端末にマルチキャスト/ブロードキャストサービスを提供し得る。
第1の要求は、マルチキャスト/ブロードキャストサービスに対応する伝送リソースを要求すること、たとえば、マルチキャスト/ブロードキャストサービスに対応するマルチキャスト/ブロードキャストセッションを確立するように要求することのためのものであり得る。具体的には、第1の要求は、マルチキャスト/ブロードキャストセッション確立要求もしくはマルチキャスト/ブロードキャストセッション構成要求であり得、またはマルチキャスト/ブロードキャストセッション要求、マルチキャスト/ブロードキャストセッションスタートアップ要求、マルチキャスト/ブロードキャストセッションアクティブ化要求などであり得る。これは限定されない。
マルチキャスト/ブロードキャストサービスのQoS情報は、マルチキャスト/ブロードキャストサービスのSDFのQoS情報であり得る。QoS情報は、第5世代サービス品質識別子(5th generation quality of service identifier,5QI)、割り当ておよび保持優先度(allocation and retention priority,ARP)に関する情報、最大フロービットレート(maximum flow bit rate,MFBR)、および保証フロービットレート(guaranteed flow bite rate,GFBR)に関する情報のうちの1つまたは複数を含み得、課金ポリシー情報、その他の情報などをさらに含み得る。
可能な設計においては、マルチキャスト/ブロードキャストサービスに関する情報は、マルチキャスト/ブロードキャストサービスの識別子情報を含む。第1のネットワーク要素がマルチキャスト/ブロードキャストサービスに関する情報に基づいてマルチキャスト/ブロードキャストサービスのQFIを決定することは、第1のネットワーク要素が、マルチキャスト/ブロードキャストサービスの識別子情報に基づいて、マルチキャスト/ブロードキャストサービスの識別子情報に対応するQFIがローカルに存在するかどうかをチェックすることを含み得る。マルチキャスト/ブロードキャストサービスの識別子情報に対応するQFIがローカルに存在する場合には、マルチキャスト/ブロードキャストサービスの識別子情報に対応するQFIは、マルチキャスト/ブロードキャストサービスのQFIとして決定される。マルチキャスト/ブロードキャストサービスの識別子情報に対応するQFIがローカルに存在しない場合には、第1のネットワーク要素は、マルチキャスト/ブロードキャストサービスの識別子情報をPCFへ送信し、PCFからマルチキャスト/ブロードキャストサービスのPCCルールを入手し、そのPCCルールに基づいてマルチキャスト/ブロードキャストサービスのQFIを決定する。さらに、第1のネットワーク要素は、マルチキャスト/ブロードキャストサービスの識別子情報とQFIとの間における対応関係を格納し得る。
この可能な設計においては、PCCルールと、第1のネットワーク要素がPCCルールに基づいてマルチキャスト/ブロードキャストサービスのQFIを決定する様式との関連した記述に関しては、後述の様式2を参照されたい。
別の可能な設計においては、マルチキャスト/ブロードキャストサービスに関する情報は、マルチキャスト/ブロードキャストサービスの要件情報を含む。第1のネットワーク要素がマルチキャスト/ブロードキャストサービスに関する情報に基づいてマルチキャスト/ブロードキャストサービスのQFIを決定することは、第1のネットワーク要素が、マルチキャスト/ブロードキャストサービスの要件情報に基づいてマルチキャスト/ブロードキャストサービスのQoS情報を決定することと、マルチキャスト/ブロードキャストサービスのQoS情報に基づいてマルチキャスト/ブロードキャストサービスのSDFをQFにマッピング/バインドすることであって、QFのQoS情報は、QFにマッピング/バインドされているSDFのQoS情報と同じである、マッピング/バインドすることと、QFIをQFに割り当てること、具体的には、SDFのQoS情報とQFIとの間における対応関係、たとえば、SDFに関する情報における5QI、ARPなどとQFIとの間における対応関係をバインドすることとを行うことを含み得る。
この可能な設計においては、第1のネットワーク要素がアプリケーションサーバからマルチキャスト/ブロードキャストサービスの要件情報を受信する前に、第1のネットワーク要素がアプリケーションサーバからマルチキャスト/ブロードキャストサービスの要件情報を受信していて、マルチキャスト/ブロードキャストサービスの要件情報に基づいてマルチキャスト/ブロードキャストサービスのQFIを決定している場合には、第1のネットワーク要素が再びアプリケーションサーバからマルチキャスト/ブロードキャストサービスの要件情報を受信した後に、第1のネットワーク要素は、比較を通じて、再び受信されているマルチキャスト/ブロードキャストサービスの要件情報が、前に受信されているマルチキャスト/ブロードキャストサービスの要件情報と同じであるかどうか、すなわち、マルチキャスト/ブロードキャストサービスの要件情報が更新されているかどうかを決定するということに留意されたい。マルチキャスト/ブロードキャストサービスの要件情報が更新されていない場合には、前に決定されたQFIが、S501においてマルチキャスト/ブロードキャストサービスのQFIとして使用される。マルチキャスト/ブロードキャストサービスの要件情報が更新されている場合には、別の可能な設計様式が実行される。
さらに別の可能な設計においては、マルチキャスト/ブロードキャストサービスに関する情報は、マルチキャスト/ブロードキャストサービスの識別子情報、およびマルチキャスト/ブロードキャストサービスの要件情報を含む。第1のネットワーク要素がマルチキャスト/ブロードキャストサービスに関する情報に基づいてマルチキャスト/ブロードキャストサービスのQFIを決定することは、第1のネットワーク要素がマルチキャスト/ブロードキャストサービスの要件情報に基づいてマルチキャスト/ブロードキャストサービスのQoS情報を決定し、マルチキャスト/ブロードキャストサービスのQoS情報に基づいてマルチキャスト/ブロードキャストサービスのQFIを決定することを含み得る。決定する様式に関しては、別の可能な設計の記述を参照されたい。詳細が再び記述されることはない。さらに、第1のネットワーク要素は、マルチキャスト/ブロードキャストサービスの識別子情報と、マルチキャスト/ブロードキャストサービスのQFIとの間における対応関係を格納する。
様式2: 第1のネットワーク要素は、マルチキャスト/ブロードキャストサービスのポリシー/課金制御(policy and charging control,PCC)ルールに基づいてマルチキャスト/ブロードキャストサービスのQFIを決定する。
PCCルールの関連した記述に関しては、既存の標準における記述を参照されたい。たとえば、PCCルールは、SDFテンプレートを含み得、SDFテンプレートは、1つまたは複数のSDFフィルタを含み得、SDFフィルタは、フィルタリングを通じて、アプリケーションサーバによって送信されたSDFを入手するように構成されている。SDFモジュールは、マルチキャスト/ブロードキャストサービスのSDFのQoS情報(代替としてマルチキャスト/ブロードキャストサービスのQoS情報と呼ばれる)をさらに含み得る。マルチキャスト/ブロードキャストサービスのQoS情報は、様式1において記述されており、詳細が再び記述されることはない。
PCCルールは、マルチキャスト/ブロードキャストサービスの要件情報に基づいてPCFによって生成され得、PCFによってローカルに格納される。たとえば、PCFは、マルチキャスト/ブロードキャストサービスのPCCルールと、マルチキャスト/ブロードキャストサービスの識別子情報とを対応させてローカルに格納し得る。マルチキャスト/ブロードキャストサービスの要件情報は、マルチキャスト/ブロードキャストサービスを提供するアプリケーションサーバからPCFによって入手され得る。マルチキャスト/ブロードキャストサービスの要件情報の関連した記述は、前述の様式1において記述されており、詳細が再び記述されることはない。
具体的には、第1のネットワーク要素は、PCFからPCCルールを入手することと、PCCルールにおけるSDFテンプレートに基づいて、フィルタリングされたSDFを決定することと、SDFのQoS情報に基づいてSDFをQFにマッピング/バインドすることであって、QFのQoS情報は、QFにマッピング/バインドされているSDFのQoS情報と同じである、マッピング/バインドすることと、QFIをQFに割り当てること、具体的には、SDFのQoS情報とQFIとの間における対応関係、たとえば、SDFに関する情報における5QI、ARPなどとQFIとの間における対応関係をバインドすることとを行い得る。
たとえば、マルチキャスト/ブロードキャストサービスは、SDF1、SDF2、およびSDF3を含むと想定される。第1のネットワーク要素は、様式1または様式2でSDF1およびSDF2をQF1にマッピング/バインドし、SDF3をQF2にマッピング/バインドし得る。言い換えれば、第1のネットワーク要素は、マルチキャスト/ブロードキャストサービスのQFIがQF1およびQF2を含むと決定する。さらに、第1のネットワーク要素は、{QF1,QF2}とマルチキャスト/ブロードキャストサービスの識別子情報との間における対応関係をさらに格納し得る。
S502: 第1のネットワーク要素は、マルチキャスト/ブロードキャストサービスのQFIを複数のセッション管理機能ネットワーク要素へ送信する。
たとえば、第1のネットワーク要素は、マルチキャスト/ブロードキャストサービスのQFIを第1のセッション管理機能ネットワーク要素へ送信し、マルチキャスト/ブロードキャストサービスのQFIを第2のセッション管理機能ネットワーク要素へ送信する。
セッション管理機能ネットワーク要素は、MB-SMFまたはSMFであり得る。これは限定されない。別々のセッション管理機能ネットワーク要素のサービス範囲/サービスエリアは、異なり得る。たとえば、第1のセッション管理機能ネットワーク要素のサービス範囲/サービスエリアは、エリアAであり、第2のセッション管理機能ネットワーク要素のサービス範囲/サービスエリアは、エリアBである。エリアBはエリアAとは異なり、それらの2つのエリアは重ならない。第1のセッション管理機能ネットワーク要素は、エリアAにおけるユーザプレーンネットワーク要素に接続され、エリアAにおけるユーザプレーンネットワーク要素を管理し、エリアAにおけるユーザプレーンネットワーク要素を制御して、エリアAにおけるアクセスネットワークデバイスとの間で、マルチキャスト/ブロードキャストサービスの伝送チャネルを確立し得る。第2のセッション管理機能ネットワーク要素は、エリアBにおけるユーザプレーンネットワーク要素に接続され、エリアBにおけるユーザプレーンネットワーク要素を管理し、エリアBにおけるユーザプレーンネットワーク要素を制御して、エリアBにおけるアクセスネットワークデバイスとの間で、マルチキャスト/ブロードキャストサービスの伝送チャネルを確立し得る。
たとえば、第1のネットワーク要素は、マルチキャスト/ブロードキャストサービスの識別子情報を搬送する、第1のセッション管理機能ネットワーク要素のものである要求を受信し、マルチキャスト/ブロードキャストサービスの識別子情報、およびマルチキャスト/ブロードキャストサービスの識別子情報とQFIとの間におけるローカルに格納されている対応関係に基づいてマルチキャスト/ブロードキャストサービスのQFIを第1のセッション管理機能ネットワーク要素へ送信し得る。同様に、第1のネットワーク要素は、この様式でマルチキャスト/ブロードキャストサービスのQFIを第2のセッション管理機能ネットワーク要素へ送信し得る。
たとえば、第1のネットワーク要素は、マルチキャスト/ブロードキャストサービスのQFIを第1のセッション管理機能ネットワーク要素へ送信する。可能な設計においては、第1のネットワーク要素は、マルチキャスト/ブロードキャストサービスのQFIを第1のセッション管理機能ネットワーク要素へ直接送信し得る。別の可能な設計においては、第1のネットワーク要素は、PCFまたは別の中間ネットワーク要素を使用することによってマルチキャスト/ブロードキャストサービスのQFIを第1のセッション管理機能ネットワーク要素へ送信し得る。
PCFは、第1のセッション管理機能ネットワーク要素を管理するMB-PCFであり得る。第1のネットワーク要素がPCFを使用することによってマルチキャスト/ブロードキャストサービスのQFIを第1のセッション管理機能ネットワーク要素へ送信することは、マルチキャスト/ブロードキャストサービスの識別子情報を搬送する、第1のセッション管理機能ネットワーク要素によって送信される要求を受信した後に、第1のネットワーク要素が、マルチキャスト/ブロードキャストサービスの識別子情報に基づいてバインディングサポート機能(binding support function,BSF)に問合せを行って、マルチキャスト/ブロードキャストサービスを管理するMB-PCFを入手し、マルチキャスト/ブロードキャストサービスの識別子情報、およびマルチキャスト/ブロードキャストサービスのQFIをMB-PCFへ送信することを含み得る。MB-PCFは、マルチキャスト/ブロードキャストサービスの識別子情報に基づいてマルチキャスト/ブロードキャストサービスのQFIをMB-SMFへ送信する。
BSFは、マルチキャスト/ブロードキャストサービスの識別子情報と、PCFの識別子情報との間における対応関係を格納する。PCFと、マルチキャスト/ブロードキャストサービスを管理する対応するセッション管理機能ネットワーク要素(MB-SMFなど)との間において、ポリシー関連付けが確立される。マルチキャスト/ブロードキャストサービスの識別子情報と、セッション管理機能ネットワーク要素の識別子情報とは、対応させてUDMに格納され得る。PCFは、マルチキャスト/ブロードキャストサービスの識別子情報をUDMへ送信し、UDMからセッション管理機能ネットワーク要素の識別子情報を入手し、セッション管理機能ネットワーク要素の識別子情報に基づいてマルチキャスト/ブロードキャストサービスのQFIをMB-SMFへ送信し得る。
S503: 第1のセッション管理機能ネットワーク要素は、マルチキャスト/ブロードキャストサービスのQFIを受信し、QFIに基づいて第1のアクセスネットワークデバイスへ、QFIと、QFIに対応するQoSプロファイルとを送信する。
第1のアクセスネットワークデバイスは、第1のセッション管理機能ネットワーク要素によって管理/制御されるユーザプレーンネットワーク要素に接続され得る。第1のアクセスネットワークデバイスは、第1のセッション管理機能ネットワーク要素によって管理/制御されるユーザプレーンネットワーク要素との間で、マルチキャスト/ブロードキャストサービスのデータを伝送するためのユーザプレーン伝送チャネルを確立し得る。
QFIに対応するQoSプロファイルは、QoS設定情報、QoS情報などと名付けられることもある。QFIに対応するQoSプロファイルは、QFIによって識別されるQFの伝送品質要件、たとえば、QFの伝送ビットレート、伝送遅延、または優先度などの情報を表し得る。具体的には、QFIに対応するQoSプロファイルは、QFIによって識別されるQFにバインドされているSDFのQoS情報である。第1のセッション管理機能ネットワーク要素は、第1のネットワーク要素からSDFとQFIとの間におけるバインディング関係を入手し、第1のネットワーク要素またはPCFからSDFのQoS情報を入手し、SDFとQFIとの間におけるバインディング関係に基づいて、QFIに対応するQoSプロファイルとしてSDFのQoS情報を使用し得る。
たとえば、第1のセッション管理機能ネットワーク要素が、QFIに基づいて第1のアクセスネットワークデバイスへ、QFIと、QFIに対応するQoSプロファイルとを送信することは、第1のセッション管理機能ネットワーク要素が、マルチキャスト/ブロードキャストサービスのQFIに基づいて、QFIに対応するQoSプロファイルを決定し、QFIと、QFIに対応するQoSプロファイルをN2セッション管理(N2 session management,N2 SM)メッセージにおいて搬送し、Namf_Communication_N1N2MessageTransferを通じて第1のモビリティ管理ネットワーク要素へN2 SM情報を送信することを含み得る。第1のモビリティ管理ネットワーク要素は、Namf_Communication_N1N2MessageTransferを受信し、Namf_Communication_N1N2MessageTransferから、QFIと、QFIに対応するQoSプロファイルとを搬送するN2 SM情報を入手し、入手されたN2 SM情報を第1のアクセスネットワークデバイスへ送信する。
さらに、第1のアクセスネットワークデバイスは、N2 SM情報を受信し、QFIと、QFIに対応するQoSプロファイルとをN2 SM情報から入手し、QFIに対応するQoSプロファイルに基づいて、マルチキャスト/ブロードキャストサービスのデータを伝送するための無線ベアラリソースを構成する。その無線ベアラリソースの伝送品質要件は、QFIに対応するQoSプロファイルを満たしている。その無線ベアラリソースは、DRB IDまたはMRB IDのためのものであり得る。無線リソースベアラ構成は、パケットデータコンバージェンスプロトコル(packet data convergence protocol,PDCP)レイヤ構成、無線リンク制御(radio link control,RLC)レイヤ構成、メディアアクセス制御(media access control,MAC)レイヤ構成、物理(physical,PHY)レイヤ構成、論理チャネル構成、伝送チャネル構成、または物理チャネル構成のうちの1つまたは複数を含み得るが、それらに限定されない。
S504: 第2のセッション管理機能ネットワーク要素は、マルチキャスト/ブロードキャストサービスのQFIを受信し、QFIに基づいて第2のアクセスネットワークデバイスへ、QFIと、QFIに対応するQoSプロファイルとを送信する。
たとえば、第2のセッション管理機能ネットワーク要素によって受信されるQFIは、第1のセッション管理機能ネットワーク要素によって受信されるQFIと同じであり、第2のセッション管理機能ネットワーク要素によって第2のアクセスネットワークデバイスへ送信される、QFIに対応するQoSプロファイルは、第1のセッション管理機能ネットワーク要素によって第1のアクセスネットワークデバイスへ送信されるQoSプロファイルと同じである。
具体的には、S504の実行処理に関しては、S503を参照されたい。詳細が再び記述されることはない。
さらに、QFIと、QFIに対応するQoSプロファイルとを受信した後に、第2のアクセスネットワークデバイスは、QFIに対応するQoSプロファイルに基づいて、マルチキャスト/ブロードキャストサービスのデータを伝送するための無線ベアラリソースを構成し得る。具体的な構成処理に関しては、第1のアクセスネットワークデバイスが、QFIに対応するQoSプロファイルに基づいて、マルチキャスト/ブロードキャストサービスのデータを伝送するための無線ベアラリソースを構成する処理を参照されたい。詳細が再び記述されることはない。
図5において示されている方法に基づいて、第1のネットワーク要素は、マルチキャスト/ブロードキャストサービスのQFIを中央で決定し、そのQFIを別々のエリアにおけるセッション管理機能ネットワーク要素どうしへ均等に配信し、それによって、エリアどうしにわたる別々のセッション管理機能ネットワーク要素は、同じQFIを入手し、その同じQFIに基づいて同じQoSプロファイルを決定し、そのQoSプロファイルをセッション管理機能ネットワーク要素のサービス範囲/サービスエリアにおけるアクセスネットワークデバイスへ送信する。このやり方においては、別々のエリアにおけるアクセスネットワークデバイスどうしは、同じQoSプロファイルを入手し、その同じQoSプロファイルに基づいて、マルチキャスト/ブロードキャストサービスのデータを伝送するためのものである同じ無線ベアラリソースを確立して、エリアどうしにわたるアクセスネットワークデバイスどうしのSFNを実装する。言い換えれば、同じマルチキャスト/ブロードキャストサービスのデータは、同じ周波数で同時に送信されて、マルチキャスト/ブロードキャストサービスのデータの正常な伝送を確実にする。
S501は、第1のネットワーク要素がマルチキャスト/ブロードキャストサービスのQFIを直接決定する例を使用することによって記述されているということが知られることが可能である。代替として、第1のネットワーク要素は、マルチキャスト/ブロードキャストサービスに対応するQFの数量、マルチキャスト/ブロードキャストサービスのSDFの検知情報、マルチキャスト/ブロードキャストサービスのポリシー制御情報(5QI、ARP、または課金ポリシー情報など)、PCCルール(PCCルールにおけるQFIなど)、PCCルールのサブセット(PCCルールのサブセットにおけるQFI)などの情報うちの1つまたは複数を決定し得る。第1のネットワーク要素は、その情報を複数のMB-SMFへ送信し、それによって複数のMB-SMFは、その情報に基づいて、マルチキャスト/ブロードキャストサービスのQFIどうしが同じであり、入手されたQFIどうしが、同じQoSプロファイルに対応するということを知る。このやり方においては、別々のエリアにおけるアクセスネットワークデバイスどうしは、同じQFIに対応するQoSプロファイルに基づいて、マルチキャスト/ブロードキャストサービスのデータを伝送するための同じ無線ベアラリソースを構成して、SFNの実装を確実にする。
マルチキャスト/ブロードキャストサービスの検知情報は、アプリケーションサーバによって配信される、マルチキャスト/ブロードキャストサービスのものであるデータをフィルタリング/検知するためのものであり得る。具体的には、マルチキャスト/ブロードキャストサービスの検知情報は、マルチキャスト/ブロードキャストサービスに対応する五重の情報を含み得る。受信されたデータパケットにおける五重の情報が、マルチキャスト/ブロードキャストサービスに対応する五重の情報と同じである場合には、そのデータパケットにおけるデータは、マルチキャスト/ブロードキャストサービスのデータであり、そのデータパケットは、マルチキャスト/ブロードキャストサービスに対応するデータパケットであるとみなされる。そうでない場合には、そのデータパケットは、マルチキャスト/ブロードキャストサービスのデータを搬送しておらず、マルチキャスト/ブロードキャストサービスに対応するデータパケットではないとみなされる。
さらに、図5において示されている実装シナリオにおいては、前述の方法は、マルチキャスト/ブロードキャストサービスのQoS情報が更新された場合に、第1ネットワーク要素が、更新されたQoS情報に基づいてマルチキャスト/ブロードキャストサービスのQFIを決定すること、すなわち、再びS501~S504を実行することをさらに含む。
たとえば、アプリケーションサーバは、マルチキャスト/ブロードキャストサービスの構成を更新し、アプリケーションサーバは、マルチキャスト/ブロードキャストサービスの更新された要件情報を第1のネットワーク要素へ送信する。第1のネットワーク要素は、新たな要件情報に基づいて新たなQoS情報を生成し、新たなQoS情報に基づいて新たなQFIを決定し、新たなQFIを複数のセッション管理機能ネットワーク要素へ送信し得る。
このやり方においては、マルチキャスト/ブロードキャストサービスのQoS情報が更新された場合に、第1のネットワーク要素は、マルチキャスト/ブロードキャストサービスのQFIを更新し、更新されたQFIを複数のMB-SMFへ送信し、それによってアクセスネットワークデバイスは、更新されたQFIに対応するQoSプロファイルに基づいて、マルチキャスト/ブロードキャストサービスのデータを伝送するための無線ベアラリソースを構成して、構成された無線ベアラリソースがマルチキャスト/ブロードキャストサービスの伝送要件を満たしていることを確実にする。
図2において示されている5G通信システムに関連して、以降では、第1のネットワーク要素がMBSFであり、第1のセッション管理機能ネットワーク要素がMB-SMF1であり、第2のセッション管理機能ネットワーク要素がMB-SMF2であり、第1のアクセスネットワークデバイスがgNB1であり、第2のアクセスネットワークデバイスがgNB2であると想定することによって、図5において示されている方法について記述する。詳細は下記のとおりである。
図6は、本出願の実施形態によるマルチキャスト/ブロードキャストサービス通信方法を示している。図6において示されているように、この方法は、下記のステップを含み得る。
S601: アプリケーションサーバが、第1の要求をMBSFへ送信する。
第1の要求は、マルチキャスト/ブロードキャストサービスの識別子情報、および/またはマルチキャスト/ブロードキャストサービスの要件情報を搬送し得る。マルチキャスト/ブロードキャストサービスの識別子情報、およびマルチキャスト/ブロードキャストサービスの要件情報の関連した記述に関しては、S501における記述を参照されたい。
たとえば、アプリケーションサーバは、MBSFへ第1の要求を直接送信し得、または中間ネットワーク要素を介してMBSFへ第1の要求を送信し得る。たとえば、MBSFおよびNEFがともに展開されていない場合、言い換えれば、MBSFおよびNEFが別々に展開されている場合には、アプリケーションサーバは、第1の要求をNEFへ送信し得、NEFは、第1の要求をMBSFへ転送する。
任意選択で、システムセキュリティを確実にするために、アプリケーションサーバが第1の要求をMBSFへ送信する前に、アプリケーションサーバは、アプリケーションサーバに関する情報をMBSFに登録し得る。たとえば、アプリケーションサーバは、登録要求をMBSFへ送信し得、登録要求は、マルチキャスト/ブロードキャストサービスの識別子情報、およびアプリケーションサーバの識別子情報を搬送する。さらに、登録要求を受信した後に、MBSFは、アプリケーションサーバの識別子情報をローカル登録リストに格納し、その登録リストは、マルチキャスト/ブロードキャストサービスに対応する。たとえば、登録リストとマルチキャスト/ブロードキャストサービスの識別子情報との間には対応関係がある。このやり方においては、アプリケーションサーバによって送信された第1の要求を受信した後に、MBSFは、登録リストに問合せを行い得る。アプリケーションサーバが登録リストにある場合には、MBSFは、アプリケーションサーバを正当なデバイスとして識別し、第1の要求を受信し、アプリケーションサーバにネットワークサービスを提供する。
S602: MBSFは、アプリケーションサーバから第1の要求を受信する。
任意選択で、MBSFは、アプリケーションサーバについて認証および承認を実行する。認証および承認が成功した場合には、その後のS603~S608が実行される。
たとえば、MBSFがアプリケーションサーバについて認証および承認を実行することは、MBSFが第1の要求からマルチキャスト/ブロードキャストサービスの識別子情報を入手し、マルチキャスト/ブロードキャストサービスの識別子情報に基づいて、マルチキャスト/ブロードキャストサービスの識別子情報に対応するローカルに格納されている登録リストを見つけ出し、その登録リストがアプリケーションサーバの識別子情報を含んでいるかどうかをチェックすることを含み得る。登録リストがアプリケーションサーバの識別子情報を含んでいる場合には、認証および承認は成功である。そうではなく、登録リストがアプリケーションサーバの識別子情報を含んでいない場合には、認証および承認は失敗である。
S603: MBSFは、マルチキャスト/ブロードキャストサービスのQFIを決定する。
S603の実行処理に関しては、S501における様式1における記述を参照されたい。詳細が再び記述されることはない。
S604: MBSFは、マルチキャスト/ブロードキャストサービスのQFIをMB-SMF1へ送信し、マルチキャスト/ブロードキャストサービスのQFIをMB-SMF2へ送信する。
例においては、MBSFは、第2のネットワーク要素(たとえば、UDRまたはUDM)へ、マルチキャスト/ブロードキャストサービスの識別子情報を搬送する要求メッセージを送信し得、その要求メッセージは、マルチキャスト/ブロードキャストサービスをサポートするMB-SMFを要求するためのものである。第2のネットワーク要素は、その要求メッセージを受信し、MB-SMF1の識別子情報およびMB-SMF2の識別子情報をMBSFへ送信する。MBSFは、MB-SMF1の識別子情報に基づいてAMF1を介してMB-SMF1へマルチキャスト/ブロードキャストサービスのQFIを送信し、MB-SMF2の識別子情報に基づいてAMF2を介してMB-SMF2へマルチキャスト/ブロードキャストサービスのQFIを送信する。
別の例においては、MBSFは、BSFに問合せを行ってMB-PCFを入手し、マルチキャスト/ブロードキャストサービスのQFIをMB-PCFへ送信し得る。MB-PCFは、第2のネットワーク要素からMB-SMF1の識別子情報およびMB-SMF2の識別子情報を入手し、MB-SMF1の識別子情報およびMB-SMF2の識別子情報に基づいてMB-SMF1およびMB-SMF2へマルチキャスト/ブロードキャストサービスのQFIを送信する。
第2のネットワーク要素は、マルチキャスト/ブロードキャストサービスのコンテキスト情報を格納し、マルチキャスト/ブロードキャストサービスのコンテキスト情報は、マルチキャスト/ブロードキャストサービスの識別子情報と、マルチキャスト/ブロードキャストサービスをサポートするMB-SMFの識別子情報との間における対応関係を含む。
S605: MB-SMF1は、マルチキャスト/ブロードキャストサービスのQFIを受信し、マルチキャスト/ブロードキャストサービスのQFIに基づいてgNB1へ、QFIと、QFIに対応するQoSプロファイルとを送信する。
さらに、MB-SMF1は、マルチキャスト/ブロードキャストサービスのQFIおよびその他の情報に基づいて、マルチキャスト/ブロードキャストサービスに対応する、マルチキャスト/ブロードキャストサービスのものであるPDR、FARなどを構成する。MB-SMF1は、マルチキャスト/ブロードキャストサービスのQFIに基づいてMB-UPF1のエンドポイント情報(たとえば、MB-UPF1のGTP-UおよびIPアドレス)を割り当て、MB-UPF1の割り当てられたエンドポイント情報をアプリケーションサーバに通知し、それによってアプリケーションサーバは、MB-UPF1のエンドポイント情報に基づいてマルチキャスト/ブロードキャストサービスのデータをMB-UPF1へ伝送する。加えて、MB-SMF1は、マルチキャスト/ブロードキャストサービスのPDR、FARなどをMB-UPF1へ送信し、それによってMB-UPF1は、MB-UPF1とgNB1との間における伝送チャネルを確立する。
S606: gNB1は、QFIと、QFIに対応するQoSプロファイルとを受信し、QFIに対応するQoSプロファイルに基づいて、マルチキャスト/ブロードキャストサービスのデータを伝送するためのものである、gNB1と端末との間にある無線ベアラリソースを構成する。
無線ベアラリソースは、DRB(またはMRB)であり得る。
さらに、gNB1は、IDをDRB(またはMRB)に割り当て、QFIをDRB ID(またはMRB ID)にバインドする。
S607: MB-SMF2は、マルチキャスト/ブロードキャストサービスのQFIを受信し、マルチキャスト/ブロードキャストサービスのQFIに基づいてgNB2へ、QFIと、QFIに対応するQoSプロファイルとを送信する。
さらに、MB-SMF2は、マルチキャスト/ブロードキャストサービスのQFIおよびその他の情報に基づいて、マルチキャスト/ブロードキャストサービスに対応する、マルチキャスト/ブロードキャストサービスのものであるPDR、FARなどを構成する。MB-SMF2は、マルチキャスト/ブロードキャストサービスのQFIに基づいてMB-UPF2のエンドポイント情報(たとえば、MB-UPF2のGTP-UおよびIPアドレス)を割り当て、MB-UPF2の割り当てられたエンドポイント情報をアプリケーションサーバに通知し、それによってアプリケーションサーバは、MB-UPF2のエンドポイント情報に基づいてマルチキャスト/ブロードキャストサービスのデータをMB-UPF2へ伝送する。加えて、MB-SMF2は、マルチキャスト/ブロードキャストサービスのPDR、FARなどをMB-UPF2へ送信し、それによってMB-UPF2は、MB-UPF2とgNB2との間における伝送チャネルを確立する。
S608: gNB2は、QFIと、QFIに対応するQoSプロファイルとを受信し、QFIに対応するQoSプロファイルに基づいて、マルチキャスト/ブロードキャストサービスのデータを伝送するためのものである、gNB2と端末との間にある無線ベアラリソースを構成する。
無線ベアラリソースは、DRB(またはMRB)であり得る。
さらに、gNB2は、IDをDRB(またはMRB)に割り当て、QFIをDRB ID(またはMRB ID)にバインドする。
図6において示されている方法に基づいて、MBSFは、マルチキャスト/ブロードキャストサービスのQFIを中央で決定し、そのQFIを別々のエリアにおけるMB-SMFどうしへ均等に送信し、それによって、エリアどうしにわたる別々のMB-SMFは、同じQFIを入手し、そのQFIに対応する同じQoSプロファイルを別々のエリアにおけるgNBどうしへ送信する。そのため、エリアどうしにわたるgNBどうしは、同じQoSプロファイルに基づいて、マルチキャスト/ブロードキャストサービスのデータを伝送するためのものである同じ無線ベアラリソースを確立して、エリアどうしにわたるSFNを実装し、言い換えれば、同じマルチキャスト/ブロードキャストサービスのデータを同じ周波数で同時に送信する。
前述の内容は、主として、本出願の実施形態において提供されている解決策について、ノード間における相互作用という観点から記述している。前述の機能を実装するために、それぞれのネットワーク要素、たとえば、第1のネットワーク要素またはセッション管理機能ネットワーク要素は、それぞれの機能を実装するための対応するハードウェア構造および/またはソフトウェアモジュールを含むということが理解され得る。本明細書において開示されている実施形態に関連して記述されている例におけるアルゴリズムステップは、本出願の実施形態における方法においては、ハードウェア、ソフトウェア、またはハードウェアとコンピュータソフトウェアとの組合せの形態で実装されることが可能であるということに当業者なら容易に気づくはずである。機能がハードウェアによって実行されるか、またはコンピュータソフトウェアによって駆動されるハードウェアによって実行されるかは、技術的な解決策の特定の適用例および設計制約に依存する。当業者なら、様々な方法を使用して、記述されている機能を特定の適用例ごとに実装し得るが、その実装は本出願の実施形態の範囲を超えるものとみなされるべきではない。
本出願の実施形態においては、第1のネットワーク要素またはセッション管理機能ネットワーク要素は、前述の方法の例に基づいて機能モジュールへと分割され得る。たとえば、それぞれの機能モジュールが、それぞれの対応する機能に基づく分割を通じて入手され得、または2つ以上の機能が統合されて1つの処理モジュールになり得る。その統合されたモジュールは、ハードウェアの形態で実装され得、またはソフトウェア機能モジュールの形態で実装され得る。本出願の実施形態においては、モジュールの分割は例であり、論理的な機能分割にすぎないということに留意されたい。実際の実装中には、別の分割様式が使用され得る。
図7は、通信装置70の構造の図である。通信装置70は、第1のネットワーク要素、第1のネットワーク要素におけるチップまたはシステムオンチップ、前述の方法における第1のネットワーク要素の機能を実装することが可能である別の装置であり得る。通信装置70は、前述の方法実施形態における第1のネットワーク要素の機能を実行するように構成され得る。可能な実装においては、図7において示されている通信装置70は、処理ユニット701および送信ユニット702を含む。
処理ユニット701は、マルチキャスト/ブロードキャストサービスのQFIを決定するように構成されている。たとえば、処理ユニット701は、S501またはS603を実行する際に通信装置70をサポートするように構成され得る。
送信ユニット702は、マルチキャスト/ブロードキャストサービスのQFIを複数のセッション管理機能ネットワーク要素へ送信するように構成されている。たとえば、送信ユニット702は、S502またはS604を実行する際に通信装置70をサポートするように構成され得る。
具体的には、図5および図6において示されている前述の方法実施形態におけるステップのすべての関連した内容は、対応する機能モジュールの機能記述において引用され得る。詳細が本明細書で再び記述されることはない。通信装置70は、図5および図6において示されている方法において示されているマルチキャスト/ブロードキャストサービス通信方法における第1のネットワーク要素の機能を実行して、マルチキャスト/ブロードキャストサービス通信方法の効果と同じ効果を達成するように構成されている。
別の実装においては、図7において示されている通信装置70は、処理モジュールと通信モジュールとを含む。処理モジュールは、通信装置70のアクションを制御および管理するように構成されている。たとえば、処理モジュールは、処理ユニット701の機能を統合し得、S501またはS603などのステップを実行する際に通信装置70をサポートするように構成され得る。通信モジュールは、送信ユニット702の機能を統合し、別のネットワークエンティティと通信し得、たとえば、図2および図3におけるいずれかの通信システムにおいて示されている機能モジュールまたはネットワークエンティティと通信し得る。さらに、通信装置70は、命令および/またはデータを格納するように構成されているストレージモジュールをさらに含み得る。それらの命令が処理モジュールによって実行されたときに、処理モジュールは、第1のネットワーク要素の側でこの方法を実装することを可能にされる。
処理モジュールは、プロセッサ、コントローラ、モジュール、または回路であり得る。処理モジュールは、本出願の実施形態において開示されている内容に関連して記述されている様々な例示的な論理ブロックを実装または実行し得る。通信モジュールは、トランシーバ回路、ピン、インターフェース回路、バスインターフェース、通信インターフェースなどであり得る。ストレージモジュールは、メモリであり得る。処理モジュールがプロセッサであり、通信モジュールが通信インターフェースであり、ストレージモジュールがメモリである場合には、本出願のこの実施形態における通信装置70は、図4において示されている通信装置であり得る。
図8は、通信装置80の構造の図である。通信装置80は、セッション管理機能ネットワーク要素(たとえば、第1のセッション管理機能ネットワーク要素)、セッション管理機能ネットワーク要素におけるチップまたはシステムオンチップ、前述の方法におけるセッション管理機能ネットワーク要素の機能を実装することが可能である別の装置などであり得る。通信装置80は、前述の方法実施形態におけるセッション管理機能ネットワーク要素の機能を実行するように構成され得る。可能な実装においては、図8において示されている通信装置80は、処理ユニット801およびトランシーバユニット802を含む。
処理ユニット801は、トランシーバユニット802を制御して、第1のネットワーク要素から、マルチキャスト/ブロードキャストサービスのQFIを受信し、QFIと、QFIに対応するQoSプロファイルとをアクセスネットワークデバイスへ送信するように構成されている。たとえば、処理ユニット801は、S503およびS504、またはS605およびS607を実行する際に通信装置80をサポートするように構成され得る。
具体的には、図5および図6において示されている前述の方法実施形態におけるステップのすべての関連した内容は、対応する機能モジュールの機能記述において引用され得る。詳細が本明細書で再び記述されることはない。通信装置80は、図5および図6において示されている方法において示されているマルチキャスト/ブロードキャストサービス通信方法におけるセッション管理機能ネットワーク要素の機能を実行するように構成されている。そのため、前述のマルチキャスト/ブロードキャストサービス通信方法の効果と同じ効果が達成されることが可能である。
別の実装においては、図8において示されている通信装置80は、処理モジュールと通信モジュールとを含む。処理モジュールは、通信装置80のアクションを制御および管理するように構成されている。たとえば、処理モジュールは、処理ユニット801の機能を統合し得、S503およびS504、またはS605およびS607などのステップを実行する際に通信装置80をサポートするように構成され得る。通信モジュールは、トランシーバユニット802の機能を統合し、別のネットワークエンティティと通信し得、たとえば、図2および図3におけるいずれかの通信システムにおいて示されている機能モジュールまたはネットワークエンティティと通信し得る。さらに、通信装置80は、命令および/またはデータを格納するように構成されているストレージモジュールをさらに含み得る。それらの命令が処理モジュールによって実行されたときに、処理モジュールは、セッション管理機能ネットワーク要素の側でこの方法を実装することを可能にされる。
処理モジュールは、プロセッサ、コントローラ、モジュール、または回路であり得る。処理モジュールは、本出願の実施形態において開示されている内容に関連して記述されている様々な例示的な論理ブロックを実装または実行し得る。通信モジュールは、トランシーバ回路、ピン、インターフェース回路、バスインターフェース、通信インターフェースなどであり得る。ストレージモジュールは、メモリであり得る。処理モジュールがプロセッサであり、通信モジュールが通信インターフェースであり、ストレージモジュールがメモリである場合には、本出願のこの実施形態における通信装置80は、図4において示されている通信装置であり得る。
図9は、本出願の実施形態による通信システムの構造の図である。図9において示されているように、この通信システムは、第1のネットワーク要素90、第1のセッション管理機能ネットワーク要素91、および第2のセッション管理機能ネットワーク要素92を含み得る。さらに、この通信システムは、第1のアクセスネットワークデバイスおよび第2のアクセスネットワークデバイスをさらに含み得る。図9は、添付の図面の例にすぎないということに留意されたい。図9において示されている通信システムに含まれるネットワーク要素、およびそれらのネットワーク要素の数量は、本出願のこの実施形態においては限定されない。
第1のネットワーク要素90は、図5または図6において示されている方法における第1のネットワーク要素の機能を有する。第1のセッション管理機能ネットワーク要素91および第2のセッション管理機能ネットワーク要素92は、図5または図6において示されている方法における第1のセッション管理機能ネットワーク要素および第2のセッション管理機能ネットワーク要素の機能を有する。
マルチキャスト/ブロードキャスト通信シナリオにおいては、次の問題がさらに存在する。端末が移動して、セルハンドオーバー、たとえば、あるアクセスネットワークデバイスから別のアクセスネットワークデバイスへのハンドオーバーを実行し得る。端末は、端末がソースセルからターゲットセルに入った後にのみマルチキャスト/ブロードキャストサービスの無線ベアラ設定情報を入手し、マルチキャスト/ブロードキャストサービスに対応する入手された無線ベアラ設定情報に基づいてマルチキャスト/ブロードキャストサービスのデータを受信することが可能である。結果として、端末によって実行されているマルチキャスト/ブロードキャストサービスは、中断される。
たとえば、シングルセルポイントツーマルチポイント(single-cell point-to-multipoint,SC-PTM)モードのセルに関しては、ターゲットセルに入った後にのみ、UEは、システムメッセージ(たとえば、マスター情報ブロック(master information block,MIB)-システム情報ブロック(system information block 1,SIB1)-SIB20)を読み取り、システムメッセージからシングルセルマルチキャスト制御チャネル(single-cell multicast-control channel,SC-MCCH)の位置(たとえば、時間ドメインおよび周波数ドメインにおけるSC-MCCHの位置)を入手し、SC-MCCHの時間-周波数位置でのシングルセルポイントツーマルチポイント構成(SCPTMConfiguration)情報を入手し、SCPTMConfiguration情報からシングルセルマルチキャスト無線ベアラ(single-cell multicast-radio bearer,SC-MRB)構成を入手し、SC-MRB構成に基づいてマルチキャスト/ブロードキャストサービスのデータを受信する。端末がターゲットセルに入って、マルチキャスト/ブロードキャストサービスに対応する無線ベアラ設定情報を入手するまでの持続時間内では、マルチキャスト/ブロードキャストサービスは中断される。
別の例に関して、マルチキャスト/ブロードキャスト単一周波数ネットワーク(multicast/broadcast single frequency network,MBSFN)セルに関しては、ターゲットセルに入った後にのみ、UEは、MIB-SIB1-SIB13-SystemInformationBlockType13を読み取り、MIB-SIB1-SIB13-SystemInformationBlockType13からマルチキャスト制御チャネル(multicast control channel,MCCH)の位置情報(たとえば、時間ドメインおよび周波数ドメインにおけるMCCHの位置)を入手し、MCCHの位置でのグループキャスト/マルチキャスト単一周波数ネットワークエリア構成(MBSFNAreaConfiguration)情報を入手し、MBSFNAreaConfiguration情報からMRB構成を入手し、MRB構成に基づいてマルチキャスト/ブロードキャストサービスのデータを受信する。端末がターゲットセルに入って、マルチキャスト/ブロードキャストサービスに対応する無線ベアラ設定情報を入手するまでの持続時間内では、マルチキャスト/ブロードキャストサービスは中断される。
端末がセルハンドオーバーを実行する際のマルチキャスト/ブロードキャストサービスの中断を回避するために、本出願の実施形態は、マルチキャスト/ブロードキャストサービス通信方法を提供する。この方法は、ターゲットアクセスネットワークデバイスがマルチキャスト/ブロードキャストセッションのリソースを端末に割り当てることを含み得る。マルチキャスト/ブロードキャストセッションは、マルチキャスト/ブロードキャストサービスのデータを伝送するためのものである。ターゲットアクセスネットワークデバイスは、第1の設定情報を送信する。第1の設定情報は、マルチキャスト/ブロードキャストセッションのリソースを表し、第1の設定情報は、ターゲットアクセスネットワークデバイスへハンドオーバーされた後にマルチキャスト/ブロードキャストセッションと同期化するために端末によって使用される。ソースアクセスネットワークデバイスが、第1の設定情報を入手し、第1の設定情報を端末へ送信する。端末は、ソースアクセスネットワークデバイスから第1の設定情報を受信し、マルチキャスト/ブロードキャストセッションを使用することによって、および第1の設定情報に基づいて、ターゲットアクセスネットワークデバイスから来る、マルチキャスト/ブロードキャストサービスのものであるデータを受信する。このやり方においては、端末がターゲットアクセスネットワークデバイスへハンドオーバーされる前に、またはその過程で、マルチキャスト/ブロードキャストセッションのリソースが、前もって端末に割り当てられ得/端末用に構成され得、それによって、端末がターゲットアクセスネットワークデバイスへハンドオーバーされた後に、端末は、マルチキャスト/ブロードキャストセッションの割り当てられたリソースを使用することによって、マルチキャスト/ブロードキャストサービスのデータを引き続き伝送することが可能であり、マルチキャスト/ブロードキャストサービスの中断遅延が低減される。
ソースセルに対応するアクセスネットワークデバイスは、ソースアクセスネットワークデバイスと呼ばれ得、ターゲットセルに対応するアクセスネットワークデバイスは、ターゲットアクセスネットワークデバイスと呼ばれ得る。ソースセルおよびターゲットセルは、同じアクセスネットワークデバイスまたは別々のアクセスネットワークデバイスに対応し得る。これは限定されない。本出願のこの実施形態においては、ソースセルおよびターゲットセルが別々のアクセスネットワークデバイスに対応する場合には、それらの別々のアクセスネットワークデバイスによってサポートされる無線アクセス技術(radio access technology,RAT)どうしは、同じであってもよく、または異なっていてもよい。本出願のこの実施形態においては、RATは、LTE技術またはNR技術を含み得る。
以降では、本明細書における添付の図面を参照しながら、前述のマルチキャスト/ブロードキャストサービス通信方法について記述する。
図10は、本出願の実施形態による通信システムを示している。図10において示されているように、この通信システムは、ソースアクセスネットワークデバイス、ターゲットアクセスネットワークデバイス、および端末を含み得る。ソースアクセスネットワークデバイスは、端末がセルハンドオーバーを実行する前に端末に接続されているアクセスネットワークデバイスであり得、ターゲットアクセスネットワークデバイスは、端末がセルハンドオーバーを実行した後に端末に接続されているアクセスネットワークデバイスであり得る。ソースアクセスネットワークデバイスおよびターゲットアクセスネットワークデバイスは、同じ通信システムに配置され得、または別々の通信システムに配置され得る。
たとえば、ソースアクセスネットワークデバイスおよびターゲットアクセスネットワークデバイスの両方が、図11aにおいて示されている5G通信システムに配置され得る。代替として、図11bにおいて示されている4G-5Gインターワーキングシステムにおいて示されているように、ソースアクセスネットワークデバイスは、4G通信システムに配置され、ターゲットアクセスネットワークデバイスは、5G通信システムに配置される。代替として、ソースアクセスネットワークデバイスは、5G通信システムに配置され、ターゲットアクセスネットワークデバイスは、4G通信システムに配置される。
以降では、図10におけるそれぞれのネットワーク要素またはデバイスについて記述する。
ソースアクセスネットワークデバイスまたはターゲットアクセスネットワークデバイスは主に、物理レイヤ機能、リソーススケジューリングおよび管理、ならびに端末のアクセス制御およびモビリティ管理などの機能を実装するように構成されている。ソースアクセスネットワークデバイスまたはターゲットアクセスネットワークデバイスは、有線アクセスをサポートするデバイスであり得、またはワイヤレスアクセスをサポートするデバイスであり得る。たとえば、ソースアクセスネットワークデバイスは、次世代無線アクセスネットワーク(NG radio access network,NG-RAN)デバイス、またはアクセスネットワーク(access network,AN)/無線アクセスネットワーク(radio access network,RAN)であり得、複数の5G-AN/5G-RANノードを含む。5G-AN/5G-RANノードは、次世代ノードB(NR NodeB,gNB)、伝送受信ポイント(transmission reception point,TRP)、伝送ポイント(transmission point,TP)、または別のアクセスノードであり得る。ターゲットアクセスネットワークデバイスは、エボルブドユニバーサルテレストリアル無線アクセスネットワーク(evolved universal terrestrial radio access network,E-UTRAN)デバイスであり得、たとえば、アクセスポイント(access point,AP)、ノードB(NodeB,NB)、拡張基地局(enhanced NodeB,eNB)、または別のアクセスノードであり得る。
端末は、ワイヤレス通信機能を実装するように構成されているデバイス、たとえば、端末、またはその端末において使用されることが可能であるチップであり得る。端末は、5Gネットワークまたは将来の進化した通信システムにおけるユーザ機器(user equipment,UE)、アクセス端末、端末ユニット、端末ステーション、移動局、リモートステーション、リモート端末、モバイルデバイス、ワイヤレス通信デバイス、端末エージェント、端末装置などであり得る。アクセス端末は、セルラー電話、コードレス電話、セッション開始プロトコル(session initiation protocol,SIP)電話、ワイヤレスローカルループ(wireless local loop,WLL)ステーション、携帯情報端末(personal digital assistant,PDA)、ワイヤレス通信機能を有するハンドヘルドデバイスまたはコンピューティングデバイス、ワイヤレスモデムに接続されている別の処理デバイス、車載デバイス、またはウェアラブルデバイス、仮想現実(virtual reality,VR)端末デバイス、拡張現実(augmented reality,AR)端末デバイス、産業制御(industrial control)におけるワイヤレス端末、自動運転(self-driving)におけるワイヤレス端末、遠隔医療(remote medical)におけるワイヤレス端末、スマートグリッド(smart grid)におけるワイヤレス端末、輸送安全性(transportation safety)におけるワイヤレス端末、スマートシティー(smart city)におけるワイヤレス端末、スマートホーム(smart home)におけるワイヤレス端末などであり得る。端末は、移動式または固定式であり得る。
図10は、アーキテクチャの図の例にすぎないということに留意されたい。このシステムは、図10において示されている機能ユニットに加えて、その他の機能ネットワーク要素、たとえば、モビリティ管理ネットワーク要素、ユーザプレーンネットワーク要素、ポリシー制御ネットワーク要素、および運用/管理(operation and management,O&M)ネットワーク要素をさらに含み得る。これは、本出願のこの実施形態においては限定されない。加えて、図10におけるデバイスの名前は限定されない。図10において示されている名前に加えて、それらのデバイスは、その他の名前も有し得る。たとえば、それらの名前は、同じまたは類似の機能を有するネットワーク要素の名前と置き換えられ得る。これは限定されない。
たとえば、ソースアクセスネットワークデバイスおよびターゲットアクセスネットワークデバイスは、5G通信システムに配置される。図11aにおいて示されているように、端末は、図11aにおいて示されている5G通信システムにおけるUEに対応し、ソースアクセスネットワークデバイスは、図11aにおいて示されている5G通信システムにおけるS-gNBに対応し、ターゲットアクセスネットワークデバイスは、図11aにおいて示されている5G通信システムにおけるT-gNBに対応する。S-gNBおよびT-gNBは、同じAMFにアクセスし得、または別々のAMFにアクセスし得る。S-gNBおよびT-gNBが別々のAMFにアクセスし得る場合には、S-gNBによってアクセスされるAMFが、ソースAMF(またはS-AMF)と呼ばれ得、T-gNBによってアクセスされるAMFが、ターゲットAMF(またはT-SMF)と呼ばれ得る。さらに、図11aにおいて示されているシステムは、SMFおよびUPFなどのネットワーク要素をさらに含み得る。
たとえば、ソースアクセスネットワークデバイスおよびターゲットアクセスネットワークデバイスは、別々の通信システムに配置される。図11bは、パケットデータネットワーク(packet data network,PDN)ゲートウェイユーザプレーン機能(PDN gateway user plane function,PGW-U)+UPF、PDNゲートウェイ制御プレーン機能(PDN gateway control plane function,PGW-C)+SMF、セッション管理機能(session management function,SMF)、ユーザプレーン機能(user plane function,UPF)、ポリシー制御機能(policy control function,PCF)、ネットワーク公開機能(network exposure function,NEF)、アクセス/モビリティ管理機能(access and mobility management function,AMF)、MME、NRF、UDR、またはUDMを含む4G-5Gインターワーキングシステムを示している。端末が4Gシステムから5Gシステムへハンドオーバーされる場合には、ソースアクセスネットワークデバイスに対応するネットワーク要素またはエンティティが、E-UTRANであり得、ターゲットアクセスネットワークデバイスに対応するネットワーク要素またはエンティティが、NG-RANであり得、ターゲットモビリティ管理ネットワーク要素に対応するネットワーク要素またはエンティティが、AMFであり得、ソースモビリティ管理ネットワーク要素に対応するネットワーク要素またはエンティティが、MMEであり得る。端末が5Gシステムから4Gシステムへハンドオーバーされる場合には、ソースアクセスネットワークデバイスに対応するネットワーク要素またはエンティティが、NG-RANであり得、ターゲットアクセスネットワークデバイスに対応するネットワーク要素またはエンティティが、E-UTRANであり得、ターゲットモビリティ管理ネットワーク要素に対応するネットワーク要素またはエンティティが、MMEであり得、ソースモビリティ管理ネットワーク要素に対応するネットワーク要素またはエンティティが、AMFであり得る。図11bにおいて示されているシステムにおける「+」は、ともに展開することを示しているということに留意されたい。
任意選択で、本出願のこの実施形態におけるソースアクセスネットワークデバイス、ターゲットアクセスネットワークデバイス、および端末は、通信装置とも呼ばれ得、それぞれは、汎用デバイスまたは専用デバイスであり得る。これは、本出願のこの実施形態においては特に限定されない。
任意選択で、本出願のこの実施形態におけるソースアクセスネットワークデバイス、ターゲットアクセスネットワークデバイス、および端末の関連した機能は、1つのデバイスによって実装され得、複数のデバイスによって共同で実装され得、または1つのデバイスにおける1つもしくは複数の機能モジュールによって実装され得る。これは、本出願のこの実施形態においては特に限定されない。前述の機能は、ハードウェアデバイスにおけるネットワーク要素であり得、専用ハードウェア上で稼働するソフトウェア機能、ハードウェアとソフトウェアとの組合せ、または、プラットフォーム(たとえば、クラウドプラットフォーム)上でインスタンス化される仮想化機能であり得るということが理解され得る。
特定の実装中に、ソースアクセスネットワークデバイス、ターゲットアクセスネットワークデバイス、および端末など、通信システムにおけるデバイスは、図4において示されている構成構造を使用し得、または図4において示されているコンポーネントを含み得る。詳細が再び記述されることはない。
図10において示されている通信システムを参照しながら、以降では、本出願の実施形態において提供されるマルチキャスト/ブロードキャストサービス通信方法について記述する。後述の実施形態におけるネットワーク要素は、図4において示されているコンポーネントを含み得る。詳細が再び記述されることはない。
図12は、本出願の実施形態によるマルチキャスト/ブロードキャストサービス通信方法のフローチャートである。図12において示されているように、この方法は、下記のステップを含み得る。
S1201: ターゲットアクセスネットワークデバイスは、マルチキャスト/ブロードキャストセッションのリソースを端末に割り当てる。
ターゲットアクセスネットワークデバイスの伝送モードが、SC-PTMモードまたはMBSFNモードであり得る。端末が5G通信システムにおいてセルハンドオーバーを実行する場合には、ターゲットアクセスネットワークデバイスは、図11aにおけるT-gNBであり得る。代替として、端末が4Gシステムから5Gシステムへハンドオーバーされる場合には、ターゲットアクセスネットワークデバイスは、図11bにおけるNG-RANであり得る。端末が5Gシステムから4Gシステムへハンドオーバーされる場合には、ターゲットアクセスネットワークデバイスは、図11bにおけるE-UTRANであり得る。これは限定されない。
マルチキャスト/ブロードキャストセッションは、マルチキャスト/ブロードキャストサービスのデータを伝送するためのものであり得る。マルチキャスト/ブロードキャストセッションのリソースは、マルチキャスト/ブロードキャストセッションの時間-周波数リソース/無線ベアラリソース、たとえば、DRBまたはMRBを含み得る。
たとえば、ターゲットアクセスネットワークデバイスがマルチキャスト/ブロードキャストセッションのリソースを端末に割り当てることは、ターゲットアクセスネットワークデバイスが、マルチキャスト/ブロードキャストサービスに関する情報を受信し、マルチキャスト/ブロードキャストサービスに関する情報に基づいてマルチキャスト/ブロードキャストセッションのリソースを端末に割り当てることを含み得る。
マルチキャスト/ブロードキャストサービスに関する情報は、マルチキャスト/ブロードキャストサービスの識別子情報、および/またはマルチキャスト/ブロードキャストサービスのQoS情報を含み得る。マルチキャスト/ブロードキャストサービスの識別子情報、およびマルチキャスト/ブロードキャストサービスのQoS情報の関連した記述に関しては、図12における記述を参照されたい。詳細が再び記述されることはない。ターゲットアクセスネットワークデバイスは、マルチキャスト/ブロードキャストサービスに関する情報をソースアクセスネットワークデバイスから受信し得、またはマルチキャスト/ブロードキャストサービスに関する情報をモビリティ管理ネットワーク要素(たとえば、ターゲットモビリティ管理ネットワーク要素)から受信し得る。
可能な設計においては、マルチキャスト/ブロードキャストサービスに関する情報は、マルチキャスト/ブロードキャストサービスの識別子情報を含む。ターゲットアクセスネットワークデバイスが、マルチキャスト/ブロードキャストサービスに関する情報に基づいてマルチキャスト/ブロードキャストセッションのリソースを端末に割り当てることは、ターゲットアクセスネットワークデバイスが、マルチキャスト/ブロードキャストサービスの識別子情報に基づいて、マルチキャスト/ブロードキャストセッションのリソースがあるかどうかをチェックすることを含み得る。マルチキャスト/ブロードキャストセッションのリソースがない場合には、ターゲットアクセスネットワークデバイスは、モビリティ管理ネットワーク要素を介してPCFへマルチキャスト/ブロードキャストサービスの識別子情報を送信し、マルチキャスト/ブロードキャストサービスのQoS情報を入手し、マルチキャスト/ブロードキャストサービスのQoS情報に基づいてマルチキャスト/ブロードキャストセッションのリソースを端末に割り当てる。
マルチキャスト/ブロードキャストセッションのリソースは、マルチキャスト/ブロードキャストサービスのQoS情報によって表される、マルチキャスト/ブロードキャストサービスのものである伝送要件を満たしている。マルチキャスト/ブロードキャストセッションのリソースは、マルチキャスト/ブロードキャストサービスに対応する無線ベアラリソースとも呼ばれ得る。マルチキャスト/ブロードキャストセッションのリソースは、DRB IDまたはMRB IDによって識別され得る。マルチキャスト/ブロードキャストセッションのリソースの関連した構成は、PDCPレイヤ構成、RLCレイヤ構成、MACレイヤ構成、PHYレイヤ構成、論理チャネル構成、伝送チャネル構成、物理チャネル構成などのうちの1つまたは複数を含み得るが、それらに限定されない。
別の可能な設計においては、マルチキャスト/ブロードキャストサービスに関する情報は、マルチキャスト/ブロードキャストサービスのQoS情報を含む。ターゲットアクセスネットワークデバイスが、マルチキャスト/ブロードキャストサービスに関する情報に基づいてマルチキャスト/ブロードキャストセッションのリソースを端末に割り当てることは、マルチキャスト/ブロードキャストサービスのQoS情報に基づいてマルチキャスト/ブロードキャストセッションのリソースを端末に割り当てることを含み得る。その具体的な処理は上述されており、詳細が再び記述されることはない。
さらに別の可能な設計においては、マルチキャスト/ブロードキャストサービスに関する情報は、マルチキャスト/ブロードキャストサービスの識別子情報、およびマルチキャスト/ブロードキャストサービスのQoS情報を含む。ターゲットアクセスネットワークデバイスが、マルチキャスト/ブロードキャストサービスに関する情報に基づいてマルチキャスト/ブロードキャストセッションのリソースを端末に割り当てることは、マルチキャスト/ブロードキャストサービスのQoS情報に基づいてマルチキャスト/ブロードキャストセッションのリソースを端末に割り当てることを含み得る。その具体的な処理は上述されており、詳細が再び記述されることはない。さらに、第1のネットワーク要素が、マルチキャスト/ブロードキャストサービスの識別子情報と、マルチキャスト/ブロードキャストセッションのリソースとの間における対応関係を格納する。
S1202: ターゲットアクセスネットワークデバイスは、第1の設定情報を送信する。
第1の設定情報は、マルチキャスト/ブロードキャストセッションのリソースを表し得、第1の設定情報は、端末がターゲットアクセスネットワークデバイスへハンドオーバーされた後にマルチキャスト/ブロードキャストセッションと同期化するために端末によって使用される。第1の設定情報は、マルチキャスト/ブロードキャストサービスのデータを伝送するためのものである無線ベアラリソース(たとえば、マルチキャスト/ブロードキャストサービスに対応するDRBまたはMRB)に対応する一連のエアインターフェースリソースの構成(PDCPレイヤ構成、RLCレイヤ構成、MACレイヤ構成、PHYレイヤ構成、論理チャネル構成、伝送チャネル構成、物理チャネル構成などを含む)であり得る。
たとえば、ターゲットアクセスネットワークデバイスの伝送モードがSC-PTMモードである場合には、第1の設定情報は、SCPTMConfiguration情報であり得る。SCPTMConfiguration情報は、シングルセルマルチキャストトラフィックチャネル(single-cell multicast traffic channel,SC-MTCH)情報を含み得、SC-MTCH情報は、マルチキャスト/ブロードキャストセッションに関する情報(mbms-SessionInfo)、およびグループ無線ネットワーク一時識別子(group-radio network temporary identifier,g-RNTI)を含み得る。
別の例に関しては、ターゲットアクセスネットワークデバイスの伝送モードがマルチキャスト/ブロードキャスト単一周波数MBSFNモードである場合には、第1の設定情報は、MBSFNAreaConfiguration情報であり得る。MBSFNAreaConfiguration情報は、物理マルチキャストチャネル情報(physical multicast channel information,PMCH-Info)を含み得、PMCH情報は、PMCH構成(pmch-Config)およびマルチキャスト/ブロードキャストセッションリスト(mbms-SessionInfoList)を含む。
それぞれのpmch-Configは、mch-SchedulingPeriod、dataMCSなどを含む。mch-SchedulingPeriodは、物理マルチキャストチャネル(physical multicast channel,PMCH)のスケジューリング周期を示す。たとえば、mch-SchedulingPeriodがrf8に設定されている場合には、それは、8つの無線フレーム、言い換えれば、8つの無線フレーム(この場合、たとえば、それぞれのフレームは10msである)を示す。dataMCSは、PMCHに関する変調/コーディングスキームにおいてそれぞれのシンボル(symbol)によって搬送されることが可能であるビットの数量を示す。たとえば、16直交振幅変調(quadrature amplitude modulation,QAM)は、それぞれのシンボルが4ビットを搬送することが可能であるということを示す。具体的には、NRにおける1つのサブフレーム(subframe)は、14個のシンボルを含み、LTEにおける1つのサブフレームは、7つのシンボルを含む。
mbms-SessionInfoListは、マルチキャスト/ブロードキャストセッションに関する情報(mbms-SessionInfo)と、PMCH上で搬送されるmbms-SessionInfoの量とを含む。それぞれのmbms-SessionInfoは、少なくともTMGI、論理チャネル識別子(logical channel identifier)などを含む。
たとえば、ターゲットアクセスネットワークデバイスは、ハンドオーバー要求応答(ハンドオーバー要求ACK)またはハンドオーバーコマンドを通じてソースアクセスネットワークデバイスへ第1の設定情報を直接または間接的に送信し得る。
たとえば、ターゲットアクセスネットワークデバイスは、ハンドオーバー要求応答をモビリティ管理ネットワーク要素へ送信し得、ハンドオーバー要求応答は、第1の設定情報を搬送し、それによって、第1の設定情報を受信した後に、モビリティ管理ネットワーク要素は、第1の設定情報をソースアクセスネットワークデバイスへ送信する。モビリティ管理ネットワーク要素は、ターゲットモビリティ管理ネットワーク要素と呼ばれ得る。
具体的には、端末が5G通信システムにおいて基地局間セルハンドオーバーを実行する場合には、モビリティ管理ネットワーク要素は、T-AMFであり得る。この送信様式に関しては、図14に対応する後述の実施形態における記述を参照されたい。代替として、端末が5Gシステムから4Gシステムへハンドオーバーされる場合には、モビリティ管理ネットワーク要素は、MMEであり得る。この送信様式に関しては、図15Aおよび図15Bに対応する後述の実施形態における記述を参照されたい。代替として、端末が4Gシステムから5Gシステムへハンドオーバーされる場合には、モビリティ管理ネットワーク要素は、AMFであり得る。この送信様式に関しては、図17Aおよび図17Bまたは図18Aおよび図18Bに対応する後述の実施形態における記述を参照されたい。
別の例に関しては、ターゲットアクセスネットワークデバイスは、ハンドオーバー要求応答をソースアクセスネットワークデバイスへ直接送信し得、ハンドオーバー要求応答は、第1の設定情報を搬送する。具体的には、この様式に関しては、図13または図16に対応する実施形態における記述を参照されたい。
S1203: ソースアクセスネットワークデバイスは、第1の設定情報を入手する。
ソースアクセスネットワークデバイスは、モビリティ管理ネットワーク要素から第1の設定情報を受信し得、またはターゲットアクセスネットワークデバイスから第1の設定情報を受信し得る。
S1204: ソースアクセスネットワークデバイスは、第1の設定情報を端末へ送信する。
たとえば、第1の設定情報は、ハンドオーバーコマンドを通じて端末へ送信され得る。
S1205: 端末は、ソースアクセスネットワークデバイスから第1の設定情報を受信し、マルチキャスト/ブロードキャストセッションを使用することによって、および第1の設定情報に基づいて、ターゲットアクセスネットワークデバイスから来る、マルチキャスト/ブロードキャストサービスのものであるデータを受信する。
図12において示されている方法に基づいて、ターゲットアクセスネットワークデバイスは、端末に関して、マルチキャスト/ブロードキャストサービスのデータを伝送するためのものである、マルチキャスト/ブロードキャストセッションのものであるリソースを事前に設定し、ソースアクセスネットワークデバイスを介して端末へ構成結果を送信し、それによって端末は、端末がターゲットアクセスネットワークデバイスへハンドオーバーされた後にできるだけ早く、マルチキャスト/ブロードキャストセッションの事前に設定されているリソースを使用することによってマルチキャスト/ブロードキャストサービスのデータを伝送して、マルチキャスト/ブロードキャストサービスの中断遅延を低減し、マルチキャスト/ブロードキャストサービスの伝送効率を改善する。
図11aにおいて示されている5G通信システムに関連して、以降では5G MBS基地局間におけるXnハンドオーバーを例として使用して、端末がUEであり、ソースアクセスネットワークデバイスがS-gNBであり、ターゲットアクセスネットワークデバイスがT-gNBであり、S-gNBおよびT-gNBが、同じAMFにアクセスすると想定して、図12において示されている方法が、以降で記述される。
図13は、本出願の実施形態によるマルチキャスト/ブロードキャストサービス通信方法を示す。図13に示されるように、本方法は、下記のステップを含み得る。
S1301:UEは、S-gNBへ測定レポートを送信する。
測定レポート(measurement report)は、1つまたは複数のセルの信号品質の測定値と、測定を通じて端末によって入手される、1つまたは複数のセルのセル識別子とを含み得る。1つまたは複数のセルは、UEが現在キャンプオンするセルと、UEが現在キャンプオンするセルの近隣セルとを含み得る。信号品質は、参照信号受信電力(reference signal received power,RSRP)、参照信号受信品質(reference signal received quality,RSRQ)、ならびに、信号対干渉および雑音比(signal to interference plus noise ratio,SINR)のうちのいずれか1つまたは複数を含み得る。
たとえば、UEは、S-gNBによって送信されたRRC測定設定情報を受信し、RRC測定設定情報に基づいて、1つまたは複数の測定オブジェクト(measurement objects,MOs)を測定し、ただし、測定ターゲットは、1つまたは複数のセルを含み、S-gNBへ測定レポートを送信し得る。
S1302:S-gNBは、測定レポートを受信し、測定レポートに基づいて、UEをT-gNBへハンドオーバーすることを決定し、T-gNBへハンドオーバー要求(handover request)を送信する。
S-gNBが、測定レポートに基づいて、UEをT-gNBへハンドオーバーすることを決定することは、S-gNBは、測定レポートに基づいて、1つまたは複数のセルの信号品質の測定値から、信号品質の最大の測定値を有するセルに対応する基地局を、T-gNBとして選択することを含み得る。代替として、UEがマルチキャスト/ブロードキャストグループに参加するときに、S-gNBは、1つまたは複数のセルの信号品質の測定値から、マルチキャスト/ブロードキャストグループをサポートする、最も高い信号品質を有する基地局を、T-gNBとして選択する。
ハンドオーバー要求は、UEのPDUセッション情報を含む。PDUセッション情報は、UEのPDUセッション識別子と、PDUセッションにおいて伝送されるユニキャストサービスのQoS情報とを含む。たとえば、ユニキャストサービスのQoS情報は、ユニキャストサービスのQFIと、ユニキャストサービスのQFIに対応するQoSパラメータとを含み得る。ユニキャストサービスのQFIに対応するQoSパラメータは、T-gNBによって、エアインターフェースリソース設定を実行するために使用され、ユニキャストサービスのQFIは、5QIによってインデックス付けされる。
本出願のこの実施形態において、UEのPDUセッションは、マルチキャスト/ブロードキャストサービスに関連付けられる。UEのPDUセッションがマルチキャスト/ブロードキャストサービスに関連付けられるときに、PDUセッション情報は、UEのPDUセッションに関連付けられたマルチキャスト/ブロードキャストサービスの識別子情報および/またはマルチキャスト/ブロードキャストサービスのQoS情報をさらに含む。マルチキャスト/ブロードキャストサービスのQoS情報は、マルチキャスト/ブロードキャストサービスのQFIと、マルチキャスト/ブロードキャストサービスのQFIに対応するQoSパラメータとを含み得る。マルチキャスト/ブロードキャストサービスのQFIに対応するQoSパラメータは、T-gNBによって、マルチキャスト/ブロードキャストセッションのリソース設定を実行するために使用される。
UEのPDUセッションが、マルチキャスト/ブロードキャストサービスに関連付けられることは、下記の2つのケースを含み得る。第1のケース:UEは、PDUセッションの制御プレーンシグナリングを使用することによって、マルチキャスト/ブロードキャストサービスに対応するマルチキャスト/ブロードキャストセッションに参加する。たとえば、UEは、PDUセッションを確立する/修正することを要求するときに、マルチキャスト/ブロードキャストセッションに参加する。UEは、S-gNBおよびAMFを介してSMFへ、PDUセッション確立要求またはPDUセッション修正要求を送信する。PDUセッション確立要求またはPDUセッション修正要求のN1セッション管理コンテナ(N1 SMコンテナ)は、マルチキャスト/ブロードキャストサービスの識別子情報を搬送する。PDUセッション確立要求またはPDUセッション修正要求を受信した後、SMFは、UEのPDUセッションを確立または修正し、マルチキャスト/ブロードキャストサービスの識別子情報に基づいて、マルチキャスト/ブロードキャストセッションを確立し、PDUセッション確立応答またはPDUセッション修正応答をUEに返す。PDUセッション確立応答またはPDUセッション修正応答は、マルチキャスト/ブロードキャストサービスの識別子情報、および/またはマルチキャスト/ブロードキャストサービスのQoS情報を搬送し得る。ここまでのところ、UEのPDUセッションは、マルチキャスト/ブロードキャストサービスに関連付けられている。第2のケース:マルチキャスト/ブロードキャストサービスのデータは、UEのPDUセッションを使用することによって、UEへ伝送される。たとえば、S-gNBがMBSをサポートしないときに、マルチキャスト/ブロードキャストサービスのデータは、UEのPDUセッションを使用することによって伝送され得る。このケースにおいて、UEのPDUセッションは、マルチキャスト/ブロードキャストサービスに関連付けられる。しかしながら、S-gNBがMBSをサポートするときに、UEのPDUセッションは、ユニキャストデータのみを伝送するためのものであり、マルチキャスト/ブロードキャストサービスのデータは、マルチキャスト/ブロードキャストセッションを使用することによって伝送される。このケースにおいて、UEのPDUセッションは、マルチキャスト/ブロードキャストサービスに関連付けられない。
S1303:T-gNBは、ハンドオーバー要求を受信し、ハンドオーバー要求からPDUセッション情報を入手する。T-gNBは、PDUセッション情報において搬送される、ユニキャストサービスのものであるQoS情報に基づいて、ユニキャストサービスのデータを伝送するためのものであるPDUセッションのリソースを、UEのために/に対して、準備する/設定する/割り当てる。T-gNBは、マルチキャスト/ブロードキャストサービスの識別子情報、および/またはPDUセッション情報において搬送されるマルチキャスト/ブロードキャストサービスのQoS情報に基づいて、マルチキャスト/ブロードキャストサービスのデータを伝送するためのものであるマルチキャスト/ブロードキャストセッションのリソースを、UEのために/に対して、準備し/設定し/割り当て、S-gNBへハンドオーバー要求応答(ハンドオーバ要求ACK)を送信する。
具体的には、T-gNBが、ユニキャストサービスのQoS情報に基づいて、ユニキャストサービスのデータを伝送するためのものであるPDUセッションのリソースを、UEのために/に対して、準備する/設定する/割り当てることは、T-gNBは、ユニキャストサービスのQFIに対応するQoSパラメータに基づいて、ユニキャストサービスのデータを伝送するためのものであるデータ無線ベアラ(data radio bearer,DRB)と、ユニキャストサービスのQFIとDRB IDとの間のマッピング関係とを決定すること、を含み得る。また、T-gNBは、各DRBがマッピングされるQFIに対応するQoSパラメータに基づいて、DRBに対応する設定パラメータ(たとえば、DRBに対応する無線リンク制御(radio link control,RLC)レイヤのために、肯定応答モードが使用されるか、または非肯定応答モードが使用されるか)をさらに決定し得る。
T-gNBが、マルチキャスト/ブロードキャストサービスの識別子情報および/またはマルチキャスト/ブロードキャストサービスのQoS情報に基づいて、マルチキャスト/ブロードキャストセッションのリソースをUEに割り当てる処理に関しては、ステップ1201における記述を参照されたい。詳細が再び記述されることはない。
ハンドオーバー要求応答は、ユニキャストサービスのデータを伝送するためのものであるPDUセッションの設定情報を含み、第1の設定情報を含み得る。
PDUセッションの設定情報は、UEによって、ユニキャストサービスのデータを受信するために使用され得る。たとえば、PDUセッションの設定情報は、ユニキャストサービスのデータを伝送するためのものである無線ベアラリソース(たとえば、ユニキャストDRB ID)に対応する一連のエアインターフェースリソースの構成、たとえば、PDCPレイヤ設定、RLCレイヤ設定、MACレイヤ設定、PHYレイヤ設定、論理チャネル設定、伝送チャネル設定、および物理チャンネル設定である。
第1の設定情報の関連した記述に関しては、S1202における記述を参照されたい。詳細が再び記述されることはない。
本出願において、第1の設定情報は、ハンドオーバー要求応答において搬送されることに限定されないことに留意されたい。T-gNBは、代替として、別個のシグナリングを使用することによって、S-gNBへ第1の設定情報を送ってよい。これは限定されない。
S1304:S-gNBは、ハンドオーバー要求メッセージを受信し、ハンドオーバーコマンド(handover Command)をUEへ送信する。
ハンドオーバーコマンドは、T-gNBへハンドオーバーするようにUEに示し得る。ハンドオーバーコマンドは、T-gNBの識別子情報、PDUセッションの設定情報、および第1の設定情報を搬送し得る。
本出願において、第1の設定情報は、ハンドオーバーコマンドにおいて搬送されることに限定されないことに留意されたい。第1の設定情報は、代替として、他の情報を通じて端末へ送られてよい。これは限定されない。
このやり方においては、T-gNBは、S-gNBを介して、T-gNBのPDUセッションの設定情報および第1の設定情報をUEへ送信し、それによって、S1305においてT-gNBにアクセスした後、UEは、PDUセッションの設定情報に基づいて、PDUセッションにおいて伝送される、ユニキャストサービスのものであるデータを受信し、第1の設定情報に基づいて、マルチキャスト/ブロードキャストセッション上で伝送される、マルチキャスト/ブロードキャストサービスのデータであるデータを受信する。
S1305:UEは、ハンドオーバーコマンドを受信し、ハンドオーバーコマンドに応答して、ハンドオーバーコマンド内のT-gNBの識別子情報に基づいて、T-gNBにアクセスし、ハンドオーバーコマンドにおいて搬送される、PDUセッションのものである設定情報に基づいて、PDUセッションにおいて伝送される、ユニキャストサービスのものであるデータを受信し、マルチキャスト/ブロードキャストセッションを使用することによって、ハンドオーバーコマンドにおいて搬送される第1の設定情報に基づいて、T-gNBからマルチキャスト/ブロードキャストサービスのデータを受信する。
S1306:T-gNBは、N2パススイッチ要求(N2 path switch request)をAMFへ送信する。
N2パススイッチ要求は、PDUセッションにおいて成功裡に切り替えられたユニキャストサービスのQFIと、PDUセッションにおいて切り替えられることに失敗したユニキャストサービスのQFIとを含み得る。N2パススイッチ要求は、N2 SM情報においてカプセル化されていてよい。さらに、N2パススイッチ要求は、T-gNBによって割り当てられるPDUセッショントンネルの識別子情報をさらに含んでよい。
S1307:AMFは、PDUセッションコンテキスト更新要求をSMFへ送信する。
PDUセッションコンテキスト更新要求(Nsmf_PDUSession_UpdateSMContext request)は、S1306においてN2 SM情報に含まれる情報を含み得る。
S1308:SMFは、N4セッション更新要求をUPFへ送信する。
N4セッション更新要求は、T-gNBによって割り当てられたPDUセッショントンネルの識別子情報を搬送し得る。任意選択で、N4セッション更新要求は、SMFによってUPFに割り当てられたPDUセッショントンネルの識別子情報をさらに含み得る。PDUセッショントンネルの識別子情報は、T-gNBとUPFとの間のPDUセッショントンネルを確立するためのものである。
S1309:SMFは、PDUセッションコンテキスト更新応答をAMFへ送信する。
任意選択で、PDUセッションコンテキスト更新応答(Nsmf_PDUSession_UpdateSMContext response)は、SMFによってUPFに割り当てられたPDUセッショントンネルの識別子情報を搬送する。
さらに、S1310およびS1311において示されるN2ハンドオーバー手順が実行される。
S1310:AMFは、N2パススイッチ応答(N2パススイッチ要求ACK)をT-gNBへ送信する。
N2パススイッチ応答は、SMFによってUPFに割り当てられたPDUセッショントンネルの識別子情報などを含み得る。
S1311:T-gNBは、UEコンテキスト解放(UE context release)要求をS-gNBへ送信する。
対応して、S-gNBは、UEコンテキスト解放要求を受信し、UEコンテキスト解放要求に基づいて、UEのためのPDUセッションのリソース、別のリソースなどを解放する。
図13に示される方法に基づいて、5G通信システムにおいて、マルチキャスト/ブロードキャストサービスに関する情報(たとえば、マルチキャスト/ブロードキャストサービスの識別子情報および/またはマルチキャスト/ブロードキャストサービスのQoS情報)は、S-gNBとT-gNBとの間のXnインターフェース上での相互作用を通じて、T-gNBへ前もって送信され、それによって、T-gNBは、マルチキャスト/ブロードキャストサービスのデータを伝送するためのものであるマルチキャスト/ブロードキャストセッションのリソースを、端末に対して事前に設定する。そのため、端末がT-gNBへハンドオーバーされた後できるだけ早く、端末は、事前に設定されたマルチキャスト/ブロードキャストセッションのリソースを使用することによって、マルチキャスト/ブロードキャストサービスのデータを伝送して、マルチキャスト/ブロードキャストサービスの中断遅延を低減する。
図13において、本出願のこの実施形態において提供されるマルチキャスト/ブロードキャストサービス通信方法は、S-gNBとT-gNBとが同じAMFにアクセスする例を使用することによって記述される。図11aに示される5G通信システムを依然として参照して、本出願の実施形態において提供されるマルチキャスト/ブロードキャストサービス通信方法は、S-gNBとT-gNBとが、異なるAMFにアクセスする、たとえば、S-gNBはS-AMFにアクセスし、T-gNBはT-AMFにアクセスする例を使用することによって記述される。
図14は、本出願の実施形態によるマルチキャスト/ブロードキャストサービス通信方法を示す。図14に示されるように、本方法は、下記のステップを含み得る。
S1401:UEは、測定レポートをS-gNBへ送信する。
S1401の実行処理は、S1301の実行処理と同じであり、詳細が再び記述されることはない。
S1402:S-gNBは、測定レポートを受信し、測定レポートに基づいて、UEをT-gNBへハンドオーバーすることを決定し、ハンドオーバー要件(handover required)をソースAMF(source AMF,S-AMF)へ送信する。
ハンドオーバー要件は、ターゲット識別子(ターゲットID)と、UEのPDUセッションに関する情報とを含み得る。ターゲットIDは、UEがハンドオーバーされるべきターゲットセルの識別子情報であり、ターゲットIDは、ターゲットセルを表し得る。ターゲットIDの関連した記述に関しては、3GPP技術仕様書(Technical Specification,TS)38413における記述を参照されたい。
UEのPDUセッションに関する情報は、UEのPDUセッションの識別子、PDUセッションにおいて伝送されるユニキャストサービスのQoS情報、ならびに、UEのPDUセッションに関連付けられたマルチキャスト/ブロードキャストサービスの識別子情報および/またはマルチキャスト/ブロードキャストサービスのQoS情報を含み得る。具体的には、UEのPDUセッションに関する情報の関連した記述に関しては、S1302における記述を参照されたい。詳細が再び記述されることはない。
さらに、S-gNBとT-gNBとの間に直接的な転送トンネルがないときに、S-gNBによって割り当てられる間接的な転送トンネル情報を含むN2 SM情報が、ハンドオーバーのためにさらに必要とされる。S-gNBによって割り当てられる間接的な転送トンネル情報は、S-gNBとT-gNBとの間に間接的な転送トンネルを確立するためのものである。
S-gNBがUEをT-gNBへハンドオーバーすることを決定する処理に関しては、S1302における記述を参照されたい。詳細が再び記述されることはない。
S1403:S-AMFは、ハンドオーバー要件を受信し、ハンドオーバー要件において搬送されるターゲットIDに基づいて、ターゲットAMF(target-AMF,T-AMF)を選択し、ただし、T-AMFは、T-gNBに接続される。
S1404:S-AMFは、UEコンテキスト生成要求をT-AMFへ送信する。
UEコンテキスト生成要求(Namf_Communication_CreateUEContext request)は、S-AMFに格納されたUEコンテキスト情報、およびS1402においてS-gNBによってS-AMFへ送信されるUEのPDUセッションに関する情報、たとえば、UEのPDUセッションの識別子、PDUセッションにおいて伝送されるユニキャストサービスのQoS情報、およびマルチキャスト/ブロードキャストサービスに関する情報を含み得る。
S1405:T-AMFは、UEコンテキスト生成要求を受信し、UEコンテキスト生成要求に基づいて、PDUセッションコンテキスト更新要求(Nsmf_PDUSession_UpdateSMContext request)をSMFへ送信する。
PDUセッションコンテキスト更新要求は、UEのPDUセッションに関する情報(たとえば、UEのPDUセッションの識別子情報、PDUセッションにおいて送信されるユニキャストサービスのQoS情報、ならびに、マルチキャスト/ブロードキャストサービスに関する情報(たとえば、マルチキャスト/ブロードキャストサービスの識別子情報および/またはマルチキャスト/ブロードキャストサービスのQoS情報))と、T-AMFの識別子情報と、ターゲットIDと、S-gNBによって割り当てられる間接的な転送トンネル情報を搬送するN2 SM情報とを含み得る。
S1406:SMFおよびUPFは、N4セッション更新(N4セッション修正)を実行する。
たとえば、SMFは、N4セッション更新要求をUPFへ送信する。任意選択で、N4セッション更新要求は、S-gNBによって割り当てられる間接的な転送トンネル情報を搬送する。次いで、UPFは、N4セッション更新応答をSMFへ返す。任意選択で、N4セッション更新応答は、UPFによって割り当てられる間接的な転送トンネル情報を含み、UPFによって割り当てられる間接的な転送トンネルは、S-gNBとT-gNBとの間の間接的な転送トンネルを確立するためのものである。
S1407:SMFは、PDUセッションコンテキスト更新要求を受信し、PDUセッションコンテキスト更新応答(Nsmf_PDUSession_UpdateSMContext response)をT-AMFへ送信する。
PDUセッションコンテキスト更新応答は、UEのPDUセッションに関する情報、たとえば、UEのPDUセッションの識別子情報、PDUセッションにおいて伝送されるユニキャストサービスのQoS情報、ならびに、マルチキャスト/ブロードキャストサービスに関する情報(たとえば、マルチキャスト/ブロードキャストサービスの識別子情報および/またはマルチキャスト/ブロードキャストサービスのQoS情報)を含み得る。
S1408:T-AMFは、PDUセッションコンテキスト更新応答を受信し、PDUセッションコンテキスト更新応答に基づいて、ハンドオーバー要求(handover request)をT-gNBへ送信する。
ハンドオーバー要求は、UEのPDUセッションに関する情報、たとえば、UEのPDUセッションの識別子情報、PDUセッションにおいて伝送されるユニキャストサービスのQoS情報、ならびに、マルチキャスト/ブロードキャストサービスに関する情報(たとえば、マルチキャスト/ブロードキャストサービスの識別子情報および/またはマルチキャスト/ブロードキャストサービスのQoS情報)を含み得る。
S1409:T-gNBは、ハンドオーバー要求を受信し、ハンドオーバー要求からPDUセッション情報を入手する。T-gNBは、PDUセッション情報において搬送される、ユニキャストサービスのものであるQoS情報に基づいて、ユニキャストサービスのデータを伝送するためのものであるPDUセッションのリソースを、UEのために/に対して、準備する/設定する/割り当てる。T-gNBは、PDUセッション情報において搬送されるマルチキャスト/ブロードキャストサービスの識別子情報および/またはマルチキャスト/ブロードキャストサービスのQoS情報に基づいて、マルチキャスト/ブロードキャストサービスのデータを伝送するためのものであるマルチキャスト/ブロードキャストセッションのリソースを、UEのために/に対して、準備し/設定し/割り当て、ハンドオーバー要求応答(ハンドオーバ要求ACK)をS-gNBへ送信する。
具体的には、S1409の実行処理に関しては、図13におけるS1303の処理を参照されたい。詳細が再び記述されることはない。
ハンドオーバー要求応答は、ユニキャストサービスのデータを伝送するためのものであるPDUセッションの設定情報を含み、第1の設定情報を含み得る。第1の設定情報の関連した記述に関しては、S1202における記述を参照されたい。詳細が再び記述されることはない。
S1410:T-AMFは、PDUセッションコンテキスト更新要求をSMFへ送信する。
PDUセッションコンテキスト更新要求(Nsmf_PDUSession_UpdateSMContext Request)は、S1409におけるハンドオーバー要求応答に含まれる情報を含んでよく、たとえば、ユニキャストサービスのデータを伝送するためのものであるPDUセッションの設定情報と、第1の設定情報とを含んでよい。
S1411:SMFは、PDUセッションコンテキスト更新応答をT-AMFへ送信する。
PDUセッションコンテキスト更新応答は、ユニキャストサービスのデータを伝送するためのものであるPDUセッションの設定情報と、第1の設定情報とを含み得る。
また、任意選択で、PDUセッションコンテキスト更新応答は、UPFによって割り当てられる間接的な転送トンネル情報をさらに含む。
S1412:T-AMFは、UEコンテキスト生成応答をS-AMFへ送信する。
UEコンテキスト生成応答(Nsmf_PDUSession_UpdateSMContext Response)は、ユニキャストサービスのデータを伝送するためのものであるPDUセッションの設定情報と、第1の設定情報とを含み得る。
S1413:S-AMFは、ハンドオーバーコマンド(handover command)をS-gNBへ送信する。
ハンドオーバーコマンドは、T-gNBの識別子情報、PDUセッションの設定情報、および第1の設定情報を含み得る。
S1414:S-gNBは、ハンドオーバーコマンド(handover command)をUEへ送信する。
S1415:UEは、ハンドオーバーコマンドを受信し、ハンドオーバーコマンドに応答して、ハンドオーバーコマンド内のT-gNBの識別子情報に基づいて、T-gNBにアクセスし、ハンドオーバーコマンドにおいて搬送される、PDUセッションのものである設定情報に基づいて、PDUセッションにおいて伝送される、ユニキャストサービスのものであるデータを受信し、マルチキャスト/ブロードキャストセッションを使用することによって、ハンドオーバーコマンドにおいて搬送される第1の設定情報に基づいて、T-gNBからマルチキャスト/ブロードキャストサービスのデータを受信する。
S1416:T-gNBは、ハンドオーバー通知(handover notify)をT-AMFへ送信する。
ハンドオーバー通知は、UEがT-gNBへ成功裡にハンドオーバーしたことを示し得る。
S1417:T-AMFは、PDUセッションコンテキスト更新要求をSMFへ送信する。
PDUセッションコンテキスト更新要求(Nsmf_PDUSession_UpdateSMContext)は、T-gNBによって割り当てられるPDUセッショントンネルの識別子情報を搬送し得る。任意選択で、PDUセッションコンテキスト更新要求は、T-gNBによって生成される間接的な転送トンネルに関する情報をさらに搬送してよい。
S1418:N2ハンドオーバー手順を実行する。
N2ハンドオーバー手順に関しては、3GPP標準内の23.502における記述を参照されたい。詳細が記述されることはない。
図14に示される方法に基づいて、5G通信システムにおいて、マルチキャスト/ブロードキャストサービスに関する情報(たとえば、マルチキャスト/ブロードキャストサービスの識別子情報および/またはマルチキャスト/ブロードキャストサービスのQoS情報)は、S-gNBと、コアネットワークデバイスと、T-gNBとの間のXnインターフェース上の相互作用を通じて、T-gNBへ前もって送信され、それによって、T-gNBは、マルチキャスト/ブロードキャストサービスのデータを伝送するためのものであるマルチキャスト/ブロードキャストセッションのリソースを、端末に対して事前に設定する。そのため、端末がT-gNBへハンドオーバーされた後できるだけ早く、端末は、事前に設定されたマルチキャスト/ブロードキャストセッションのリソースを使用することによって、マルチキャスト/ブロードキャストサービスのデータを送信して、マルチキャスト/ブロードキャストサービスの中断遅延を低減する。
図13および図14は、5G通信システムにおいて端末がセル間でハンドオーバーされる例を使用することによって記述される。図15Aおよび図15Bまたは図16に示される方法を参照して、ならびに、図11bに示される5G-4Gインターワーキングシステムを例として使用することによって、端末が5Gネットワーク内のセルから4Gネットワーク内のセルへハンドオーバーされるときのマルチキャスト/ブロードキャストサービス通信方法が、以降に記述される。図17Aおよび図17Bまたは図18Aおよび図18Bに示される方法を参照して、端末が4Gネットワーク内のセルから5Gネットワーク内のセルへハンドオーバーされるときのマルチキャスト/ブロードキャストサービス通信方法が記述される。
図15Aおよび図15Bは、本出願の実施形態によるマルチキャスト/ブロードキャストサービス通信方法を示す。本方法において、ソースアクセスネットワークデバイスは、NG-RANであり、ターゲットアクセスネットワークデバイスは、E-UTRANである。図15Aおよび図15Bに示されるように、本方法は、下記のステップを含み得る。
S1500からS1502aは、5Gネットワークから4Gネットワークへのインターワーキングの既存の手順に従って実行される。
S1500:5G通信システムにおいてUEのためのマルチキャスト/ブロードキャストセッションおよびマルチキャスト/ブロードキャストサービスのQFを確立する。
S1500の実行処理に関しては、従来技術を参照されたい。詳細が記述されることはない。この場合において、UEは、マルチキャスト/ブロードキャストサービスに参加し、PGW-C+SMFは、マルチキャスト/ブロードキャストサービスに関する情報を格納する。
マルチキャスト/ブロードキャストサービスに関する情報の関連した記述は、図12に対応する実施形態において記述されており、マルチキャスト/ブロードキャストサービスの識別子情報および/またはマルチキャスト/ブロードキャストサービスのQoS情報を含み得る。
S1501:NG-RANがUEをE-UTRANへハンドオーバーすることを決定したときに、NG-RANは、ハンドオーバー要件をAMFへ送信する。
NG-RANは、UEから測定レポートを受信し、測定レポートに基づいて、UEをE-UTRANへハンドオーバーすることを決定し得る。具体的な実行処理に関しては、S1301およびS1302を参照されたい。詳細が再び記述されることはない。
S1502a:AMFは、ハンドオーバー要件を受信し、PDUセッションコンテキスト要求(Nsmf_PDUSession_contextRequest)をPGW-C+SMFへ送信する。
S1502b:PGW-C+SMFは、PDUセッションコンテキスト要求を受信し、マルチキャスト/ブロードキャストサービスに関する情報を搬送するPDUセッションコンテキスト応答をAMFへ送信する。
PDUセッションコンテキスト応答(Nsmf_PDUSession_contextResponse)は、マルチキャスト/ブロードキャストサービスに関する情報を含み得る。
S1503:NG-RANは、PDUセッションコンテキスト応答を受信し、PDUセッションコンテキスト応答からマルチキャスト/ブロードキャストサービスに関する情報を入手し、マルチキャスト/ブロードキャストサービスに関する情報を搬送するリロケーション要求(relocation request)をMMEへ送信する。
S1504およびS1505:MMEは、セッション生成要求(create session request)をSGWへ送信し、SGWによって返されるセッション生成応答(create session response)を受信する。
S1504およびS1505の実行処理に関しては、既存の手順を参照されたい。詳細が記述されることはない。
S1506:MMEは、S1503において受信されたマルチキャスト/ブロードキャストサービスに関する情報を、ハンドオーバー要求(handover request)を通じてE-UTRANへ送信する。
S1507:E-UTRANは、ハンドオーバー要求を受信し、ハンドオーバー要求において搬送されるマルチキャスト/ブロードキャストサービスの識別子情報および/またはマルチキャスト/ブロードキャストサービスのQoS情報に基づいて、マルチキャスト/ブロードキャストサービスのデータを伝送するためのものであるマルチキャスト/ブロードキャストセッションのリソースを、UEのために/に対して、準備し/設定し/割り当て、第1の設定情報を搬送するハンドオーバー要求応答(ハンドオーバ要求ACK)をMMEへ送信する。
E-UTRANが、マルチキャスト/ブロードキャストサービスの識別子情報および/またはマルチキャスト/ブロードキャストサービスのQoS情報に基づいて、UEのために/に対して、マルチキャスト/ブロードキャストセッションのリソースを準備する/設定する/割り当てる処理に関しては、ステップ1201における記述を参照されたい。詳細が再び記述されることはない。
第1の設定情報の関連した記述に関しては、S1202における記述を参照されたい。詳細が再び記述されることはない。
S1508:MMEは、間接的なデータ転送トンネル生成要求(create indirect data forwarding tunnel request)をSGWへ送信し、SGWから間接的なデータ転送トンネル生成応答(create indirect data forwarding tunnel response)を受信する。
S1508の実行処理に関しては、既存の手順を参照されたい。詳細が記述されることはない。
S1509:MMEは、ハンドオーバー要求応答を受信し、第1の設定情報を搬送するリロケーション応答をAMFへ送信する。
S1510aからS1510cが実行される。S1510aからS1510cの実行処理に関しては、従来技術を参照されたい。詳細が記述されることはない。
S1511a:AMFは、第1の設定情報を搬送するリロケーション応答(relocation response)を受信し、第1の設定情報を搬送するハンドオーバーコマンド(handover command)をNG-RANへ送信する。
S1511b:NG-RANは、ハンドオーバーコマンドを受信し、ハンドオーバーコマンドをUEへ送信する。
さらに、UEは、ハンドオーバーコマンドを受信し、ハンドオーバーコマンドに応答して、E-UTRANにアクセスし、マルチキャスト/ブロードキャストセッションを使用することによって、およびハンドオーバーコマンドにおいて搬送される第1の設定情報に基づいて、E-UTRANからマルチキャスト/ブロードキャストサービスのデータを受信する。
図15Aおよび図15Bに示される方法に基づいて、5G-4Gインターワーキング通信システムにおいて、マルチキャスト/ブロードキャストサービスに関する情報は、5G基地局と5Gコアネットワークデバイスとの間の相互作用を介して、4G基地局へ事前に送信され、それによって、4G基地局は、マルチキャスト/ブロードキャストサービスのデータを伝送するためのマルチキャスト/ブロードキャストセッションのリソースを、端末に対して事前に設定する。そのため、端末が5G基地局から4G基地局へハンドオーバーされた後できるだけ早く、端末は、事前に設定されたマルチキャスト/ブロードキャストセッションのリソースを使用することによって、マルチキャスト/ブロードキャストサービスのデータを送信して、マルチキャスト/ブロードキャストサービスの中断遅延を低減し、マルチキャスト/ブロードキャストサービスのデータの伝送効率を改善する。
図16は、本出願の実施形態によるマルチキャスト/ブロードキャストサービス通信方法を示す。本方法において、ソースアクセスネットワークデバイスは、NG-RANであり、ターゲットアクセスネットワークデバイスは、E-UTRANである。図16に示されるように、本方法は、下記のステップを含み得る。
S1600:5G通信システムにおいてUEのためのマルチキャスト/ブロードキャストセッションおよびマルチキャスト/ブロードキャストサービスのQFを確立する。
S1600の実行処理に関しては、従来技術を参照されたい。詳細が記述されることはない。この場合において、UEは、マルチキャスト/ブロードキャストサービスに参加し、PGW-C+SMFは、マルチキャスト/ブロードキャストサービスに関する情報を格納する。
マルチキャスト/ブロードキャストサービスに関する情報の関連した記述は、図12に対応する実施形態において記述されており、マルチキャスト/ブロードキャストサービスの識別子情報および/またはマルチキャスト/ブロードキャストサービスのQoS情報を含み得る。
S1601:NG-RANがUEのE-UTRANへのハンドオーバーを決定したときに、NG-RANは、マルチキャスト/ブロードキャストサービスに関する情報を搬送するメッセージ1をE-UTRANへ送信する。
NG-RANは、UEから測定レポートを受信し、測定レポートに基づいて、UEをE-UTRANへハンドオーバーすることを決定し得る。具体的な実行処理に関しては、S1301およびS1302を参照されたい。詳細が再び記述されることはない。
S1602:E-UTRANは、マルチキャスト/ブロードキャストサービスに関する情報を搬送するメッセージ1を受信し、マルチキャスト/ブロードキャストサービスに関する情報に基づいて、マルチキャスト/ブロードキャストサービスのデータを伝送するためのものであるマルチキャスト/ブロードキャストセッションのリソースを、UEのために/に対して、準備し/設定し/割り当て、第1の設定情報を搬送するメッセージ2をNG-RANへ送信する。
E-UTRANが、マルチキャスト/ブロードキャストサービスに関する情報に基づいて、UEのために/に対して、マルチキャスト/ブロードキャストセッションのリソースを準備する/設定する/割り当てる処理に関しては、ステップ1201における記述を参照されたい。詳細が再び記述されることはない。
第1の設定情報の関連した記述に関しては、S1202における記述を参照されたい。詳細が再び記述されることはない。
S1603:NG-RANは、第1の設定情報を搬送するメッセージ2を受信し、第1の設定情報をUEへ送信する。
さらに、NG-RANは、E-UTRANの識別子情報をUEへ送信し得る。第1の設定情報を受信した後、UEは、E-UTRANの識別子情報に基づいて、E-UTRANにアクセスし、次いで、マルチキャスト/ブロードキャストセッションを使用することによって、および第1の設定情報に基づいて、E-UTRANからマルチキャスト/ブロードキャストサービスのデータを受信する。
図16に示される方法に基づいて、5G-4Gインターワーキング通信システムにおいて、5G基地局は、マルチキャスト/ブロードキャストサービスに関する情報を4G基地局へ直接事前に送信し、それによって、4G基地局は、UEのために、マルチキャスト/ブロードキャストサービスのデータを伝送するためのマルチキャスト/ブロードキャストセッションのリソースを事前に設定する。そのため、端末が5G基地局から4G基地局へハンドオーバーされた後できるだけ早く、UEは、事前に設定されたマルチキャスト/ブロードキャストセッションのリソースを使用することによって、マルチキャスト/ブロードキャストサービスのデータを伝送して、マルチキャスト/ブロードキャストサービスの中断遅延を低減し、マルチキャスト/ブロードキャストサービスのデータの伝送効率を改善する。
図11bに示される通信ネットワークを参照して、端末はUEであり、ソースアクセスネットワークデバイスはE-UTRANであり、ターゲットアクセスネットワークデバイスはNG-RANであり、ソースモビリティ管理ネットワーク要素はMMEであり、ターゲットモビリティ管理ネットワーク要素はAMFであると想定すると、下記は、端末が4Gネットワーク内のソースアクセスネットワークデバイスから5Gネットワーク内のターゲットアクセスネットワークデバイスへハンドオーバーされる、サービスハンドオーバ処理を記述する。
図17Aおよび図17Bは、本出願の実施形態によるマルチキャスト/ブロードキャストサービス通信方法のフローチャートである。図17Aおよび図17Bに示されるように、本方法は、下記のステップを含み得る。
S1701:UEは、測定レポート(measurement report)をE-UTRANへ送信する。
UEは、マルチキャスト/ブロードキャストサービスに対応するマルチキャスト/ブロードキャストグループに参加するUEである。
測定レポートは、マルチキャスト/ブロードキャストサービスの識別子情報を含み得る。測定レポートおよびS1701の実行処理の関連した記述に関しては、S1301における記述を参照されたい。詳細が再び記述されることはない。
測定レポートに含まれる、マルチキャスト/ブロードキャストサービスのものである識別子情報は、代替として、UEがマルチキャスト/ブロードキャストグループに参加することを表す他の識別子情報に置き換えられてよいこと、たとえば、代替として、マルチキャスト/ブロードキャストサービスの関心表示情報(たとえば、MBMS関心表示)に置き換えられてよいことに留意されたい。
S1702:E-UTRANは、測定レポートを受信し、測定レポートに基づいて、端末をターゲット基地局NG-RANへハンドオーバーすることを決定し、ハンドオーバー要件(handover required)をMMEへ送信する。
ハンドオーバー要件は、NG-RANに対応するセルへUEをハンドオーバーすることを要求するためのものであり得る。ハンドオーバー要件は、マルチキャスト/ブロードキャストサービスの識別子情報および他の既存の情報、たとえば、NG-RANの識別子情報、直接的な転送パスの利用可能性、およびターゲットトラッキングエリアの識別子を含み得る。NG-RANの識別子情報は、NG-RANを一意に識別する。直接的な転送パスの利用可能性は、ソースアクセスネットワークデバイスからターゲットアクセスネットワークデバイスへの直接的な転送が利用可能であるかどうかを示し得る。ターゲットトラッキングエリアの識別子は、MMEによってAMFを選択するために使用され得る。
たとえば、E-UTRANが、測定レポートに基づいて、端末をターゲット基地局へハンドオーバーすることを決定することは、E-UTRANは、測定レポートに基づいて、1つまたは複数のセルの信号品質の測定値から、信号品質の最大の測定値を有するセルに対応するアクセスネットワークデバイスをターゲットアクセスネットワークデバイスNG-RANとして選択すること、を含み得る。代替として、UEがマルチキャスト/ブロードキャストグループに参加するときに、E-TURANは、1つまたは複数のセルの信号品質の測定値から、マルチキャスト/ブロードキャストグループをサポートする、最も高い信号品質を有するアクセスネットワークデバイスをターゲットアクセスネットワークデバイスNG-RANとして選択する。
さらに、E-UTRANによって決定されたターゲットアクセスネットワークデバイスが、UEが現在アクセスしているアクセスネットワークデバイスE-UTRANでないときに、E-UTRANは、NG-RANの識別子情報、直接的な転送パスの利用可能性、およびターゲットトラッキングエリアの識別子などの情報を、ハンドオーバー要件を通じてMMEへ送信する。
S1703:MMEは、ハンドオーバー要件を受信し、ハンドオーバー要件に基づいて、転送リロケーション要求をAMFへ送信する。
転送リロケーション要求(forward relocation request)は、UEに対してモビリティ管理を実行することをAMFに要求するためのものであり得る。転送リロケーション要求は、マルチキャスト/ブロードキャストサービスの識別子情報を搬送し得る。
第1の設定情報の関連した記述に関しては、前述の記述を参照されたい。詳細が再び記述されることはない。
たとえば、MMEは、ハンドオーバー要件において搬送される、ターゲットトラッキングエリアのものである識別子に基づいて、転送リロケーション要求をAMFへ送信してよい。代替として、MMEは、ハンドオーバー要件において搬送される、NG-RANのものである識別子情報に基づいて、NG-RANを決定し、NG-RANを管理するAMFへ、転送リロケーション要求を送信する。
S1704:AMFは、転送リロケーション要求を受信し、PDUセッションコンテキスト生成要求をPGW-C+SMFへ送信する。
PDUセッションコンテキスト生成要求(Nsmf_PDU session_create SMContext request)は、PDUセッションのリソース、転送トンネルなどをUEのために確立する準備をするように、PGW-C+SMFに通知し得る。3GPP技術仕様書23502において規定されている既存の情報要素に加えて、PDUセッションコンテキスト生成要求は、UEがマルチキャスト/ブロードキャストグループを参加することを表す、マルチキャスト/ブロードキャストサービスのものである識別子情報をさらに含む。
S1705:PCFが動的なPCCルールを設定するときに、PGW-C+SMFがPDUセッションコンテキスト生成要求を受信した後、PGW-C+SMFは、セッションポリシー関連付け更新(SMFがSMポリシー修正を開始した)をPCFへ送信し、PCFは、セッションポリシー関連付け更新を受信し、PCCルールをPGW-C+SMFへ送信する。
PCCルールは、ユニキャストサービスのサービスデータフロー(service data flow,SDF)識別ルールと、ユニキャストサービスのパケットフィルタリング(packet filter)情報とを含み得る。PDUセッションコンテキスト生成要求が、マルチキャスト/ブロードキャストサービスの識別子情報を搬送するときに、PCFによってPGW-C+SMFへ送信されたPCCルールは、マルチキャスト/ブロードキャストサービスのSDF識別ルールと、マルチキャスト/ブロードキャストサービスのパケットフィルタリング情報とをさらに含む。
さらに、PCCルールは、UEへ送信されるべきデータを伝送するためのものである別の設定パラメータ、たとえば、PDR、PDRに関連付けられた転送アクションルール(forwarding action rule,FAR)、QoS要件、またはQFマッピングルールを含んでよい。設定パラメータの関連した記述に関しては、従来技術を参照されたい。
S1705は、SMFによって開始されるセッション管理ポリシー更新処理であることを理解されたい。動的なPCCルールがPCFによって設定されず、PCCルールが静的に設定されるときに、S1705はスキップされる。
S1706:PGW-C+SMFは、N4セッション修正(N4 session modification)要求をPGW-U+UPFへ送信する。対応して、PGW-U+UPFは、N4セッション修正要求を受信し、N4セッション修正応答をPGW-C+SMFへ送信する。N4セッション修正は、ここまでで完了される。
N4セッション修正要求は、PDUセッションを確立するためのものであり得る。N4セッション修正要求は、PDR、FAR、およびQERなどの情報を搬送し得る。さらにPGW-C+SMFが、PDUセッションのトンネル情報をPGW-U+UPFに割り当てる(これは、略してPGW-U+UPFのトンネル情報と称され得る)ときに、N4セッション確立要求は、PGW-U+UPFのトンネル情報をさらに搬送し得る。PGW-U+UPFのトンネル情報は、PGW-U+UPFのIPアドレスおよび/またはポート番号を含み得る。
S1707:N4セッション修正が完了した後、PGW-C+SMFは、PDUセッションコンテキスト生成応答をAMFへ送信する。
PDUセッションコンテキスト生成応答(Nsmf_PDUSession_CreateSMContext Response)は、ユニキャストサービスに対応するPDUセッションの識別子情報およびN2 SM情報、マルチキャスト/ブロードキャストサービスの識別子情報、マルチキャスト/ブロードキャストサービスに対応するN2 SM情報などを含み得る。
ユニキャストサービスのN2 SM情報は、ユニキャストサービスのQFI、ユニキャストサービスのQFIに対応するQoSパラメータ(たとえば、5QI、ARP、サービス品質通知制御(QoS notification control,QNC)、MBR、またはQFIに対応するGBRなどのパラメータ)、および、EPSベアラ識別子(EPS bearer identifier,EBI)とQFIとの間のマッピング関係を含み得る。マルチキャスト/ブロードキャストサービスに対応するN2 SM情報は、マルチキャスト/ブロードキャストサービスのQFI、およびマルチキャスト/ブロードキャストサービスのQFIに対応するQoSパラメータ(たとえば、5QI、ARP、サービス品質通知制御(QoS notification control,QNC)、MBR、またはQFIに対応するGBRなどのパラメータ)を含み得る。
S1708:AMFは、PDUセッションコンテキスト生成要求を受信し、ハンドオーバー要求をNG-RANへ送信する。
ハンドオーバー要求(handover request)は、UEをNG-RANへハンドオーバーすることを要求するためのものであり得る。ハンドオーバー要求は、S1707におけるユニキャストサービスに対応するN2 SM情報を含み得る。UEがマルチキャスト/ブロードキャストグループに参加するときに、ハンドオーバー要求は、マルチキャスト/ブロードキャストサービスに対応するN2 SM情報をさらに含む。
S1709:NG-RANは、N2 SM情報を搬送するハンドオーバー要求を受信し、ユニキャストサービスに対応するN2 SM情報に基づいて、NG-RANとUEとの間にある、ユニキャストサービスのデータを伝送するためのものであるPDUセッションのリソースをUEに割り当てる。
ハンドオーバー要求が、マルチキャスト/ブロードキャストサービスに対応するN2 SM情報を搬送し、マルチキャスト/ブロードキャストサービスが開始されていないときに、たとえば、NG-RANにおけるマルチキャスト/ブロードキャストサービスのために設定されたエアインターフェースリソースおよび/またはコンテキスト情報がないときに、NG-RANは、マルチキャスト/ブロードキャストサービスに対応するN2 SM情報に基づいて、マルチキャスト/ブロードキャストサービスのデータを伝送するためのものであるマルチキャスト/ブロードキャストセッションのリソースを、UEに割り当てる。NG-RANは、ハンドオーバー要求応答(ハンドオーバ要求ACK)をAMFへ送信する。
ハンドオーバー要求応答は、PDUセッションの設定情報と第1の設定情報とを搬送し得る。PDUセッションの設定情報および第1の設定情報の関連した記述に関しては、S1303における記述を参照されたい。詳細が再び記述されることはない。
さらに、ハンドオーバー要求応答は、NG-RANによって割り当てられる、PDUセッションに対応するトンネル情報をさらに搬送し得る。
S1710:AMFは、ハンドオーバー要求応答を受信し、PDUセッションコンテキスト更新要求をPGW-C+SMFへ送信する。
PDUセッションコンテキスト更新要求(Nsmf_PDUSession_UpdateSMContext Request)は、NG-RANによって割り当てられる、PDUセッションのものであるトンネル情報と、PDUセッションの設定情報とを搬送し、NG-RANによって割り当てられる、マルチキャスト/ブロードキャストセッションのものであるトンネル情報と、第1の設定情報とをS1709においてさらに搬送し得る。
S1711:PGW-C+SMFは、PDUセッションコンテキスト更新要求を受信し、PDUセッションコンテキスト更新要求に基づいて、PGW-U+UPFと共にN4セッション修正を実行する。
たとえば、PGW-C+SMFは、N4セッション修正要求をPGW-U+SMFへ送信し、ただし、N4セッション修正要求は、NG-RANによって割り当てられる、PDUセッションのものであるトンネル情報と、NG-RANによって割り当てられる、マルチキャスト/ブロードキャストセッションのものであるトンネル情報とを搬送し得る。PGW-U+UPFは、N4セッション修正要求を受信し、PDUセッションのトンネル情報とユニキャストサービスのQFIとの間の対応関係を格納し、NG-RANとPGW-U+UPFとの間のPDUセッションの伝送トンネルを確立し、マルチキャスト/ブロードキャストセッションのトンネル情報とマルチキャスト/ブロードキャストサービスのQFIとの間の対応関係を格納し、NG-RANとPGW-U+UPFとの間のマルチキャスト/ブロードキャストセッションの伝送トンネルを確立する。
さらに、マルチキャスト/ブロードキャストサービスのデータを伝送するためのものである、MB-UPFとPGW-U+UPFとの間にある伝送トンネルが確立されていないときに、S1712からS1714およびS1715からS1719が実行される。反対に、マルチキャスト/ブロードキャストサービスのデータを伝送するためのものである、MB-UPFとPGW-U+UPFとの間にある伝送トンネルが確立されているときに、S1712からS1714はスキップされ、S1715からS1719は、S1712からS1714なしに実行される。
S1712:PGW-C+SMFは、メッセージ001をMB-SMFへ送信する。
メッセージ001は、UEがNG-RANへハンドオーバーされることを期待していること、またはハンドオーバーされるべきであることを、MB-SMFに通知するためのものである。
任意選択で、マルチキャスト/ブロードキャストサービスのデータを伝送するためのものである、MB-UPFとPGW-U+UPFとの間にある伝送トンネルが確立されていないときに、PGW-C+SMFは、代替として、マルチキャスト/ブロードキャストサービスのデータを伝送するためのものである、MB-UPFとPGW-U+UPFとの間にある伝送トンネルを確立するように、MB-SMFに通知し得る。この場合において、メッセージ001は、PGW-C+SMFによってPGW-U+UPFに割り当てられる、PGW-U+UPFのものであるダウンリンクトンネル情報を搬送し得る。
S1713:MB-SMFは、メッセージ001を受信し、メッセージ001に基づいて、N4セッション修正(N4 session modification)をMB-UPFへ送信する。
具体的には、処理は、MB-SMFは、PGW-C+SMFによって割り当てられる、PGW-U+UPFのものである受信されたダウンリンクトンネル情報と、MB-SMFによってMB-UPFに割り当てられたトンネル情報とを、MB-UPFへ送信することを含み得る。MB-UPFは、PGW-U+UPFのトンネル情報と、MB-SMFによってMB-UPFに割り当てられたトンネル情報との間の対応関係を格納し、マルチキャスト/ブロードキャストサービスのデータを伝送するためのものである、MB-UPFとPGW-U+UPFとの間にある伝送トンネルを確立する。
S1714:MB-SMFは、メッセージ001に応答して、メッセージ002をPGW-U+SMFへ送信する。
対応して、PGW-U+SMFは、メッセージ002を受信する。
ここまでのところ、マルチキャスト/ブロードキャストサービスのデータを伝送するためのものである、MB-UPFとPGW-U+UPFとの間の伝送トンネル、およびPGW-U+UPFとNG-RANとの間の伝送トンネルが確立されている。
S1715:S1710に応答して、PGW-C+SMFは、PDUセッションコンテキスト更新応答をAMFへ送信する。
PDUセッションコンテキスト更新応答(Nsmf_PDUSession_UpdateSMContext Response)は、PDUセッションの設定情報と、第1の設定情報とを搬送し得る。
S1716:AMFは、PDUセッションコンテキスト更新応答を受信し、転送リロケーション応答をMMEへ送信する。
3GPP技術仕様書23502において規定されている既存の情報要素に加えて、転送リロケーション応答(forward relocation response)は、PDUセッションの設定情報と、第1の設定情報とをさらに含む。
S1717:MMEは、転送リロケーション応答を受信し、ハンドオーバーコマンド(handover command)をE-UTRANへ送信する。
ハンドオーバーコマンドは、PDUセッションの設定情報と、第1の設定情報とを含み得る。
S1718:E-UTRANは、ハンドオーバーコマンドを受信し、ハンドオーバーコマンドをUEへ送信する。
S1719:UEは、ハンドオーバーコマンドを受信し、ハンドオーバーコマンドに基づいて、NG-RANへハンドオーバーし、NG-RANとの通信を確立し、PDUセッションの設定情報に基づいて、PDUセッション上で伝送される、ユニキャストサービスのものであるデータを受信し、マルチキャスト/ブロードキャストセッションを使用することによって、およびハンドオーバーコマンドにおいて搬送される第1の設定情報に基づいて、NG-RANからマルチキャスト/ブロードキャストサービスのデータを受信する。
図17Aおよび図17Bに示される方法に基づいて、マルチキャスト/ブロードキャストサービスに参加するUEが、5G通信システムへハンドオーバーされる前に、マルチキャスト/ブロードキャストサービスに対応するマルチキャスト/ブロードキャストセッションのリソースは、UEのために前もって設定されてよく、マルチキャスト/ブロードキャストセッションのリソースに対応する第1の設定情報は、UEがハンドオーバーされる前に、UEへ送信され、それによって、UEは、ハンドオーバーの後に第1の設定情報に基づいて、マルチキャスト/ブロードキャストサービスのデータを直ちに受信して、UEがE-UTRAN/EPCからNR/5GCへシステムを横断して移動するときの、マルチキャスト/ブロードキャストサービスの中断遅延を低減し、マルチキャスト/ブロードキャストサービスの伝送効率を改善する。
図11bに示される通信ネットワークを参照して、端末はUEであり、ソースアクセスネットワークデバイスはE-UTRANであり、ターゲットアクセスネットワークデバイスはNG-RANであり、ソースモビリティ管理ネットワーク要素はMMEであり、ターゲットモビリティ管理ネットワーク要素はAMFであると想定すると、下記は、図12に示される方法において、端末が4Gネットワーク内のソースアクセスネットワークデバイスから5Gネットワーク内のターゲットアクセスネットワークデバイスへハンドオーバーされる、サービスハンドオーバ処理を記述する。
図17Aおよび図17Bに示される実施形態と異なり、図18Aおよび図18Bに示される実施形態においては、ハンドオーバー処理が実行される前に、PGW-C+SMFは、MB-UPFとPGW-U+UPFとの間に伝送チャンネルを確立するようにトリガされ、PGW-C+SMFは、ユニキャストサービスのためにN2 SM情報を設定し、マルチキャスト/ブロードキャストサービスのためにN2 SM情報を設定し、ユニキャストサービスに対応するN2 SM情報とマルチキャスト/ブロードキャストサービスに対応するN2 SM情報とをNG-RANへ送信するようにトリガされる。続いて、ハンドオーバー処理において、NG-RANは、ユニキャストサービスに対応するN2 SM情報に基づいて、PDUセッションのリソースを設定し、マルチキャスト/ブロードキャストサービスに対応するN2 SM情報に基づいて、マルチキャスト/ブロードキャストセッションのリソースを設定し、MMEおよびE-UTRANを介して、PDUセッションの設定情報および第1の設定情報をUEへ送信し、それによって、UEは、PDUセッションの設定情報に基づいて、ユニキャストサービスのデータを受信し、第1の設定情報に基づいて、マルチキャスト/ブロードキャストサービスのデータを受信する。具体的には、この処理に関しては、図18Aおよび図18Bに示される方法に対応する実施形態を参照されたい。
図18Aおよび図18Bは、本出願の実施形態によるマルチキャスト/ブロードキャストサービス通信方法のフローチャートである。本方法は、下記のステップを含む。
S1801:UEは、測定レポート(measurement report)をE-UTRANへ送信する。
測定レポートおよびS1801の実行処理の関連した記述に関しては、S1301における記述を参照されたい。詳細が再び記述されることはない。
UEは、マルチキャスト/ブロードキャストサービスに対応するマルチキャスト/ブロードキャストグループに参加するUEである。
測定レポートは、マルチキャスト/ブロードキャストサービスの識別子情報を含み得る。測定レポートおよびS1701の実行処理の関連した記述に関しては、S1301における記述を参照されたい。詳細が再び記述されることはない。
測定レポートで含まれる、マルチキャスト/ブロードキャストサービスのものである識別子情報は、代替として、UEがマルチキャスト/ブロードキャストグループに参加することを表す他の識別子情報に置き換えられてよいこと、たとえば、代替として、マルチキャスト/ブロードキャストサービスの関心表示情報(たとえば、MBMS関心表示)に置き換えられてよいことに留意されたい。
S1802:E-UTRANは、測定レポートを受信し、測定レポートに基づいて、端末をNG-RANへハンドオーバーすることを決定し、マルチキャスト/ブロードキャストサービスの識別子情報をNG-RANへ送信する。
E-UTRANが、測定レポートに基づいて、端末をNG-RANへハンドオーバーすることを決定する処理に関しては、図17Aおよび図17BのS1702における記述を参照されたい。詳細が再び記述されることはない。
S1803:NG-RANは、マルチキャスト/ブロードキャストサービスの識別子情報を受信し、マルチキャスト/ブロードキャストサービスの識別子情報をAMFへ送信する。
S1804:AMFは、マルチキャスト/ブロードキャストサービスの識別子情報を受信し、マルチキャスト/ブロードキャストサービスの識別子情報を搬送するPDUセッションコンテキスト更新要求をPGW-C+SMFへ送信する。
S1805:PGW-C+SMFは、マルチキャスト/ブロードキャストサービスの識別子情報を搬送するPDUセッションコンテキスト更新要求を受信し、PDUセッションコンテキスト更新要求に基づいて、メッセージ001をMB-SMFへ送信する。
メッセージ001は、UEがNG-RANへハンドオーバーされることを期待していること、またはハンドオーバーされるべきであることを、MB-SMFに通知するためのものである。メッセージ001は、マルチキャスト/ブロードキャストサービスの識別子情報を搬送し得る。
任意選択で、マルチキャスト/ブロードキャストサービスのデータを伝送するためのものである、MB-UPFとPGW-U+UPFとの間にある伝送トンネルが確立されていないときに、PGW-C+SMFは、代替として、マルチキャスト/ブロードキャストサービスのデータを伝送するためのものである、MB-UPFとPGW-U+UPFとの間にある伝送トンネルを確立するように、MB-SMFに通知し得る。この場合において、メッセージ001は、PGW-C+SMFによってPGW-U+UPFに割り当てられる、PGW-U+UPFのものであるダウンリンクトンネル情報をさらに搬送し得る。
S1806:MB-SMFは、メッセージ001を受信し、N4セッション修正(N4 session modification)をMB-UPFへ送信する。
S1806の具体的な処理は、MB-SMFは、PGW-C+SMFによって割り当てられる、PGW-U+UPFのものである受信されたダウンリンクトンネル情報と、MB-SMFによってMB-UPFに割り当てられるトンネル情報とを、MB-UPFへ送信することであり得る。MB-UPFは、PGW-U+UPFのトンネル情報とMB-SMFによってMB-UPFに割り当てられるトンネル情報との間の対応関係を格納し、マルチキャスト/ブロードキャストサービスのデータを伝送するためのものである、MB-UPFとPGW-U+UPFとの間にある伝送トンネルを確立する。
S1807:MB-SMFは、メッセージ001に応答して、メッセージ002をPGW-U+SMFへ送信する。
メッセージ002は、マルチキャスト/ブロードキャストセッションの識別子情報、マルチキャスト/ブロードキャストサービスに対応するN2 SM情報などを搬送し得る。たとえば、MB-SMFは、MB-PCFから、メッセージ001において搬送されるマルチキャスト/ブロードキャストサービスの識別子情報に基づいて、マルチキャスト/ブロードキャストサービスに対応するN2 SM情報を入手し、マルチキャスト/ブロードキャストサービスに対応する入手されたN2 SM情報を、メッセージ002を通じてPGW-U+SMFへ送信し得る。
ここまでのところ、マルチキャスト/ブロードキャストサービスのデータを伝送するためのものである、MB-UPFからPGW-U+UPFへの伝送トンネルが確立されている。
S1808:PGW-U+SMFは、メッセージ002を受信し、PDUセッションコンテキスト更新応答をAMFへ送信する。
PDUセッションコンテキスト更新応答は、ユニキャストサービスに対応するPDUセッションの識別子情報およびN2 SM情報、マルチキャスト/ブロードキャストセッションの識別子情報、マルチキャスト/ブロードキャストサービスに対応するN2 SM情報などを含み得る。
ユニキャストサービスに対応するN2 SM情報、およびマルチキャスト/ブロードキャストサービスに対応するN2 SM情報の関連した記述に関しては、S1707における記述を参照されたい。詳細が再び記述されることはない。
さらに、PDUセッションコンテキスト更新応答は、PGW-U+UPFのトンネル情報を含み得る。
S1809:AMFは、PDUセッションコンテキスト更新応答を受信し、N2 SM情報をNG-RANへ送信する。対応して、NG-RANは、N2 SM情報を受信する。
S1810:E-UTRANは、測定レポートに基づいて、ハンドオーバー要件をMMEへ送信する。
S1811:MMEは、ハンドオーバー要件を受信し、ハンドオーバー要件に基づいて、転送リロケーション要求をAMFへ送信する。
S1812:AMFは、転送リロケーション要求を受信し、PDUセッションコンテキスト生成要求をPGW-C+SMFへ送信する。
S1813:PCFが動的なPCCルールを構成するとき、PGW-C+SMFがPDUセッションコンテキスト生成要求を受信した後、PGW-C+SMFは、セッションポリシー関連付け更新(SMFがSMポリシー修正を開始した)をPCFへ送信し、PCFは、セッションポリシー関連付け更新を受信し、PCCルールをPGW-C+SMFへ送信し、セッションポリシー更新処理を実行する。
S1814:PGW-C+SMFは、N4セッション修正をPGW-U+UPFへ送信する。
S1815:N4セッション修正が完了した後、PGW-C+SMFは、PDUセッションコンテキスト生成応答をAMFへ送信する。
S1816:AMFは、PDUセッションコンテキスト生成要求を受信し、ハンドオーバー要求をNG-RANへ送信する。
S1817:NG-RANは、ハンドオーバー要求を受信し、S1809において受信されたユニキャストサービスに対応するN2 SM情報に基づいて、NG-RANとUEとの間にある、ユニキャストサービスのデータを伝送するためのものであるPDUセッションのリソースを、UEに割り当て、S1809において受信されたマルチキャスト/ブロードキャストサービスに対応するN2 SM情報に基づいて、NG-RANとUEとの間にある、マルチキャスト/ブロードキャストサービスのデータを伝送するためのものあるPDUセッションのリソースを、UEに割り当てる。NG-RANは、ハンドオーバー要求応答(ハンドオーバ要求ACK)をAMFへ送信する。ハンドオーバー要求応答は、PDUセッションの設定情報と、第1の設定情報とを搬送する。
S1818:AMFは、ハンドオーバー要求応答を受信し、PDUセッションの設定情報と第1の設定情報とを搬送するPDUセッションコンテキスト更新要求をPGW-C+SMFへ送信する。
S1819:PGW-C+SMFは、PDUセッションコンテキスト更新要求を受信し、N4セッション修正(N4 session modification)要求をPGW-U+UPFへ送信する。対応して、PGW-U+UPFは、N4セッション修正要求を受信し、N4セッション修正応答をPGW-C+SMFへ送信する。N4セッション修正は、ここまでで完了される。
N4セッション修正要求は、PDUセッションを確立するためのものであり得る。N4セッション修正要求は、PDR、FAR、およびQERなどの情報を搬送し得る。さらに、PGW-C+SMFが、PDUセッションのトンネル情報(これは略してPGW-U+UPFのトンネル情報と称され得る)をPGW-U+UPFに割り当てるときに、N4セッション確立要求は、PGW-U+UPFのトンネル情報をさらに搬送し得る。PGW-U+UPFのトンネル情報は、PGW-U+UPFのIPアドレスおよび/またはポート番号を含み得る。
S1820:PGW-C+SMFは、PDUセッションの設定情報と第1の設定情報とを搬送するPDUセッションコンテキスト更新応答をAMFへ送信する。
S1821:AMFは、PGW-C+SMFからPDUセッションコンテキスト更新応答を受信し、PDUセッションの設定情報と第1の設定情報とを搬送する転送リロケーション応答をMMEへ送信する。
S1822:MMEは、転送リロケーション応答を受信し、PDUセッションの設定情報と第1の設定情報とを搬送するハンドオーバーコマンドをE-UTRANへ送信する。
S1823:E-UTRANは、ハンドオーバーコマンドを受信し、PDUセッションの設定情報と第1の設定情報とを搬送するハンドオーバーコマンドをUEへ送信する。
さらに、UEは、ハンドオーバーコマンドを受信し、ハンドオーバーコマンドに基づいてNG-RANへハンドオーバーし、NG-RANとの通信を確立し、PDUセッションの設定情報に基づいて、PDUセッション上で伝送される、ユニキャストサービスのものであるデータを受信し、マルチキャスト/ブロードキャストセッションを使用することによって、およびハンドオーバーコマンドにおいて搬送される第1の設定情報に基づいて、NG-RANからマルチキャスト/ブロードキャストサービスのデータを受信する。
図18Aおよび図18Bに示される方法に基づいて、マルチキャスト/ブロードキャストサービスに参加するUEが、5G通信システムへハンドオーバーされる前に、マルチキャスト/ブロードキャストサービスに対応するマルチキャスト/ブロードキャストセッションのリソースは、UEのために前もって設定されてよく、マルチキャスト/ブロードキャストセッションのリソースに対応する第1の設定情報は、UEがハンドオーバーされる前に、UEへ送信されて、UEがE-UTRAN/EPCからNR/5GCへシステムを横断して移動するときの、マルチキャスト/ブロードキャストサービスの中断遅延を低減し、マルチキャスト/ブロードキャストサービスの伝送効率を改善する。
前述の内容は、主として、ノード間の相互作用の観点から、本出願の実施形態において提供される解決策を記述している。前述の機能を実装するために、各ノード、たとえば、第1のセッション管理機能ネットワーク要素またはアプリケーションサーバは、各機能を実装するための、対応するハードウェア構造および/またはソフトウェアモジュールを含むことが理解され得る。本明細書において開示される実施形態を参照して記述される例におけるアルゴリズムステップは、本出願の実施形態における方法において、ハードウェア、ソフトウェア、またはハードウェアとコンピュータソフトウェアとの組み合わせの形態で実装されることが可能であることに、当業者なら容易に気づくはずである。機能がハードウェアによって実行されるか、またはコンピュータソフトウェアによって駆動されるハードウェアによって実行されるかは、技術的解決策の特定の適用例および設計上の制約に依存する。当業者は、異なる方法を使用して、記述されている機能を特定の適用例ごとに実装し得るが、その実装が本出願の範囲を超えるとみなされるべきではない。
本出願の実施形態において、第1のセッション管理機能ネットワーク要素またはアプリケーションサーバは、前述の方法の例に基づいて、機能モジュールへと分割されてよい。たとえば、各機能モジュールは、各対応する機能に基づいた分割を通じて入手され得、または、2つ以上の機能が、統合されて1つの処理モジュールになり得る。統合されたモジュールは、ハードウェアの形態で実装され得、またはソフトウェア機能モジュールの形態で実装され得る。本出願の実施形態において、モジュール分割は例であり、論理的な機能分割にすぎないことに留意されたい。実際の実装中には、別の分割様式が使用され得る。
図19は、通信装置190の構造の図である。通信装置190は、ソースアクセスネットワークデバイス、ソースアクセスネットワークデバイス内のチップまたはシステムオンチップ、前述の方法におけるソースアクセスネットワークデバイスの機能を実装することができる別の装置などであってよい。通信装置190は、前述の方法実施形態におけるソースアクセスネットワークデバイスの機能を実行するように構成され得る。可能な実装においては、図19に示される通信装置190は、処理ユニット1901とトランシーバユニット1902とを含む。
処理ユニット1901は、第1の設定情報を入手するようにトランシーバユニット1902を制御するように構成されている。第1の設定情報は、端末がターゲットアクセスネットワークデバイスへハンドオーバーされた後、マルチキャスト/ブロードキャストセッション上で伝送される、マルチキャスト/ブロードキャストサービスのものであるデータを受信するために、端末によって使用される。
処理ユニット1901は、第1の設定情報を端末へ送信するようにトランシーバユニット1902を制御するようにさらに構成されている。
具体的には、図12から図18Aおよび図18Bに示される前述の方法実施形態におけるステップのすべての関連した内容は、対応する機能モジュールの機能記述において引用され得る。詳細が本明細書において再び記述されることはない。通信装置190は、図12から図18Aおよび図18Bに示される方法において示されるマルチキャスト/ブロードキャストサービス通信方法におけるソースアクセスネットワークデバイスの機能を実行し、マルチキャスト/ブロードキャストサービス通信方法の効果と同じ効果を達成するように構成されている。
別の実装においては、図19に示される通信装置190は、処理モジュールと通信モジュールとを含む。処理モジュールは、通信装置190のアクションを制御および管理するように構成されている。たとえば、処理モジュールは、処理ユニット1901の機能を統合してよく、S1203などのステップを実行する際に通信装置190をサポートするように構成されてよい。通信モジュールは、トランシーバユニット1902の機能を統合し、別のネットワークエンティティと通信してよく、たとえば、図10から図11bにおける任意の通信システムにおいて示される機能モジュールまたはネットワークエンティティと通信してよい。さらに、通信装置190は、命令および/またはデータを格納するように構成されたストレージモジュールをさらに含み得る。命令が処理モジュールによって実行されたときに、処理モジュールは、ソースアクセスネットワークデバイスの側で本方法を実装することを可能にされる。
処理モジュールは、プロセッサ、コントローラ、モジュール、または回路であってよい。処理モジュールは、本出願の実施形態において開示された内容を参照して記述された様々な例示的な論理ブロックを実装または実行し得る。通信モジュールは、トランシーバ回路、ピン、インターフェース回路、バスインターフェース、通信インターフェースなどであってよい。ストレージモジュールはメモリであってよい。処理モジュールがプロセッサであり、通信モジュールが通信インターフェースであり、ストレージモジュールがメモリであるときに、本出願のこの実施形態における通信装置190は、図4に示される通信装置であってよい。
図20は、通信装置200の構造の図である。通信装置200は、ターゲットアクセスネットワークデバイス、ターゲットアクセスネットワークデバイス内のチップまたはシステムオンチップ、前述の方法におけるターゲットアクセスネットワークデバイスの機能を実装することができる別の装置などであってよい。通信装置200は、前述の方法実施形態におけるターゲットアクセスネットワークデバイスの機能を実行するように構成され得る。可能な実装においては、図20に示される通信装置200は、処理ユニット2001と送信ユニット2002とを含む。
処理ユニット2001は、マルチキャスト/ブロードキャストセッションのリソースを端末に割り当てるように構成されている。マルチキャスト/ブロードキャストセッションは、マルチキャスト/ブロードキャストサービスのデータを伝送するためのものである。
送信ユニット2002は、第1の設定情報を送信するように構成されている。第1の設定情報は、マルチキャスト/ブロードキャストセッションのリソースを表し、第1の設定情報は、端末がターゲットアクセスネットワークデバイスへハンドオーバーされた後、マルチキャスト/ブロードキャストセッション上で伝送される、マルチキャスト/ブロードキャストサービスのものであるデータを受信するために、端末によって使用される。
具体的には、図12から図18Aおよび図18Bに示される前述の方法実施形態におけるステップのすべての関連した内容は、対応する機能モジュールの機能記述において引用され得る。詳細が本明細書において再び記述されることはない。通信装置200は、図12ならびに図18Aおよび図18Bに示される方法において示されるマルチキャスト/ブロードキャストサービス通信方法におけるターゲットアクセスネットワークデバイスの機能を行うように構成されている。そのため、マルチキャスト/ブロードキャストサービス通信方法の効果と同じ効果が達成されることが可能である。
別の実装においては、図20に示される通信装置200は、処理モジュールと通信モジュールとを含む。処理モジュールは、通信装置200のアクションを制御および管理するように構成されている。たとえば、処理モジュールは、処理ユニット2001の機能を統合してよく、S1201などのステップを実行する際に通信装置200をサポートするように構成されてよい。通信モジュールは、送信ユニット2002の機能を統合し、別のネットワークエンティティと通信してよく、たとえば、図2および図3における任意の通信システムにおいて示される機能モジュールまたはネットワークエンティティと通信してよい。さらに、通信装置200は、命令および/またはデータを格納するように構成されたストレージモジュールをさらに含み得る。命令が処理モジュールによって実行されるときに、処理モジュールは、ターゲットアクセスネットワークデバイスの側で本方法を実装することを可能にされる。
処理モジュールは、プロセッサ、コントローラ、モジュール、または回路であってよい。処理モジュールは、本出願の実施形態において開示された内容を参照して記述された様々な例示的な論理ブロックを実装または実行し得る。通信モジュールは、トランシーバ回路、ピン、インターフェース回路、バスインターフェース、通信インターフェースなどであってよい。ストレージモジュールはメモリであってよい。処理モジュールがプロセッサであり、通信モジュールが通信インターフェースであり、ストレージモジュールがメモリであるときに、本出願のこの実施形態における通信装置200は、図4に示される通信装置であってよい。
図21は、通信装置210の構造の図である。通信装置210は、端末、端末内のチップまたはシステムオンチップ、前述の方法における端末の機能を実装することができる別の装置等であってよい。通信装置210は、前述の方法実施形態における端末の機能を実行するように構成され得る。可能な実装においては、図21に示される通信装置210は、受信ユニット2101と処理ユニット2102とを含む。
受信ユニット2101は、ソースアクセスネットワークデバイスから第1の設定情報を受信するように構成されている。第1の設定情報は、マルチキャスト/ブロードキャストセッションのリソースを表し、第1の設定情報は、端末がターゲットアクセスネットワークデバイスへハンドオーバーされた後、マルチキャスト/ブロードキャストセッション上で伝送される、マルチキャスト/ブロードキャストサービスのものであるデータを受信するために、端末によって使用される。
処理ユニット2102は、マルチキャスト/ブロードキャストセッションを使用することによって、および第1の設定情報に基づいて、ターゲットアクセスネットワークデバイスから来る、マルチキャスト/ブロードキャストサービスのものであるデータを受信するように構成されている。
具体的には、図12から図18Aおよび図18Bに示される前述の方法実施形態におけるステップのすべての関連した内容は、対応する機能モジュールの機能記述において引用され得る。詳細が本明細書において再び記述されることはない。通信装置210は、図12ならびに図18Aおよび図18Bに示される方法において示されるマルチキャスト/ブロードキャストサービス通信方法における端末の機能を実行するように構成されている。そのため、前述のマルチキャスト/ブロードキャストサービス通信方法の効果と同じ効果が達成されることが可能である。
別の実装においては、図21に示される通信装置210は、処理モジュールと通信モジュールとを含む。処理モジュールは、通信装置210のアクションを制御および管理するように構成されている。たとえば、処理モジュールは、処理ユニット2102の機能を統合し、S1205などのステップを実行する際に通信装置210をサポートするように構成され得る。通信モジュールは、送信ユニット2101の機能を統合し、別のネットワークエンティティと通信してよく、たとえば、図2および図3における任意の通信システムにおいて示される機能モジュールまたはネットワークエンティティと通信してよい。さらに、通信装置210は、命令および/またはデータを格納するように構成されたストレージモジュールをさらに含み得る。命令が処理モジュールによって実行されるときに、処理モジュールは、端末の側で本方法を実装することを可能にされる。
処理モジュールは、プロセッサ、コントローラ、モジュール、または回路であってよい。処理モジュールは、本出願の実施形態において開示された内容を参照して記述された様々な例示的な論理ブロックを実装または実行し得る。通信モジュールは、トランシーバ回路、ピン、インターフェース回路、バスインターフェース、通信インターフェースなどであってよい。ストレージモジュールはメモリであってよい。処理モジュールがプロセッサであり、通信モジュールが通信インターフェースであり、ストレージモジュールがメモリであるときに、本出願のこの実施形態における通信装置210は、図4に示される通信装置であってよい。
図22は、本出願の実施形態による通信システムの構造の図である。図22に示されるように、通信システムは、ソースアクセスネットワークデバイス220、ターゲットアクセスネットワークデバイス221、および端末222を含み得る。図22は添付の図面の例にすぎないことに留意されたい。図22に示される通信システムに含まれるネットワーク要素とネットワーク要素の数量とは、本出願のこの実施形態において限定されない。
ソースアクセスネットワークデバイス220は、図12から図18Aおよび図18Bにおける方法のうちのいずれか1つにおけるソースアクセスネットワークデバイスの機能を有する。ターゲットアクセスネットワークデバイス221は、図12から図18Aおよび図18Bにおける方法のうちのいずれか1つにおけるターゲットアクセスネットワークデバイスの機能を有する。端末222は、図12から図18Aおよび図18Bにおける方法のうちのいずれか1つにおける端末の機能を有する。
本出願の実施形態は、コンピュータ可読ストレージメディアをさらに提供する。前述の方法実施形態における処理の全部またはいくつかは、関連したハードウェアに命令するコンピュータプログラムによって実装され得る。プログラムは、コンピュータ可読ストレージメディアに格納され得る。プログラムが実行されるときに、前述の方法実施形態の処理は含まることがあり得る。コンピュータ可読ストレージメディアは、たとえば、データ送信側および/またはデータ受信側を含む、前述の実施形態のうちのいずれか1つによる端末装置の内部ストレージユニットであってよい。たとえば、コンピュータ可読ストレージメディアは、端末装置のハードディスクまたはメモリであってよい。代替として、コンピュータ可読ストレージメディアは、端末装置の外部ストレージデバイス、たとえば、端末装置に対して構成されるプラグインハードディスク、スマートメディアカード(smart media card,SMC)、セキュアデジタル(secure digital,SD)カード)、またはフラッシュカード(flash card)であってよい。コンピュータ可読ストレージメディアは、端末装置の内部ストレージユニットと外部ストレージデバイスとの両方を含んでよい。コンピュータ可読ストレージメディアは、端末装置によって必要とされるコンピュータプログラムならびに他のプログラムおよびデータを格納するように構成されている。コンピュータ可読ストレージメディアは、出力されたデータまたは出力されるべきデータを一時的に格納するようにさらに構成され得る。
本出願の実施形態は、コンピュータ命令をさらに提供する。前述の方法実施形態における手順の全部またはいくつかは、関連したハードウェア(コンピュータ、プロセッサ、ネットワークデバイス、および端末など)に命令するコンピュータ命令によって実装され得る。プログラムは、前述のコンピュータ可読ストレージメディアに格納され得る。
本出願の実施形態において、「/」は、関連付けられたオブジェクト間の「または」という関係を表し得る。たとえば、A/Bは、AまたはBを表し得る。「および/または」は、関連付けられたオブジェクト間に3つの関係があることを示し得る。たとえば、Aおよび/またはBは、Aのみが存在する、AとBとの両方が存在する、および、Bのみが存在する、という3つの場合を表し得る。AとBとは、単数であってよく、または複数であってよい。本出願の実施形態における技術的解決策の記述を容易にするために、本出願の実施形態において、「第1の」および「第2の」などの用語は、同じ機能または同様の機能を有する技術的特徴間を区別するために使用され得る。「第1の」および「第2の」などの用語は、数量および実行シーケンスを限定せず、「第1の」および「第2の」などの用語は、明確な差異を示さない。本出願の実施形態において、「例」または「たとえば」などの用語は、例、例証、または記述を表すために使用される。「例」または「たとえば」を用いて記述される、いかなる実施形態または設計スキームも、別の実施形態または設計スキームよりも、好適なものとして、またはより多くの利点を有するものとして、解説されるべきではない。「例」または「たとえば」などの用語の使用は、理解を簡単にするために、関連した概念を具体的な手法で提示することを意図されている。
本出願の実施形態において、「第1の」、「第2の」、「第3の」、「A」、「B」、「C」、「D」などは、それらによって記述される技術的特徴間を区別するために使用される。「第1の」、「第2の」、「第3の」、「A」、「B」、「C」、および「D」によって記述される技術的特徴間に、時系列およびサイズ順はない。
本出願の実施形態において、「Aに対応するB」は、BがAに関連付けられることを示すことを理解されたい。たとえば、BはAに基づいて決定されるかもしれない。Aに基づいてBを決定することは、BがAのみに基づいて決定されることを意味しないことが、さらに理解されたい。Bは、代替として、Aおよび/または他の情報に基づいて決定されてよい。また、本出願の実施形態において、「接続」は、様々な接続手法、たとえば、デバイス間の通信を実装するための直接接続または間接接続などを意味する。これは本出願の実施形態において限定されない。
本出願の実施形態において、特に指定のない限り、「伝送」(transmit/transmission)は、双方向伝送を指し、送信アクションおよび/または受信アクションを含む。具体的には、本出願の実施形態における「伝送」は、データ送信、データ受信、またはデータ送信およびデータ受信を含む。言い換えれば、本明細書におけるデータ伝送は、アップリンクデータ伝送および/またはダウンリンクデータ伝送を含む。データは、チャネルおよび/または信号を含んでよい。アップリンクデータ伝送は、アップリンクチャネル伝送および/またはアップリンク信号伝送であり、ダウンリンクデータ伝送は、ダウンリンクチャネル伝送および/またはダウンリンク信号伝送である。本出願の実施形態において、「ネットワーク」と「システム」とは、同じ概念を表現し、通信システムは通信ネットワークである。
本出願の実施形態におけるモジュールへの分割は、例であり、論理機能への分割にすぎず、実際の実装においては他の分割であってよい。また、本出願の実施形態における機能モジュールは、統合されて1つのプロセッサになってよく、またはモジュールの各々は、物理的に単独で存在してよく、または2つ以上のモジュールが、統合されて1つのモジュールになってよい。統合されたモジュールは、ハードウェアの形態で実装されてよく、またはソフトウェア機能モジュールの形態で実装されてよい。
本出願の実施形態において提供される技術的解決策の全部または一部は、ソフトウェア、ハードウェア、ファームウェア、または、これらの任意の組み合わせを使用することによって実装され得る。実施形態を実装するためにソフトウェアが使用されるとき、実施形態の全部または一部は、コンピュータプログラム製品の形態で実装され得る。コンピュータプログラム製品は、1つまたは複数のコンピュータ命令を含む。コンピュータプログラム命令が、コンピュータ上にロードされ、実行されるとき、本発明の実施形態による手順または機能が、全部または部分的に生成される。コンピュータは、汎用コンピュータ、専用コンピュータ、コンピュータネットワーク、ワイヤレス制御装置、ネットワークデバイス、端末、または別のプログラム可能な装置であってよい。コンピュータ命令は、コンピュータ可読ストレージメディアに格納されてよく、またはコンピュータ可読ストレージメディアから別のコンピュータ可読ストレージメディアへ伝送されてよい。たとえば、コンピュータ命令は、ウェブサイト、コンピュータ、サーバ、またはデータセンタから、別のウェブサイト、コンピュータ、サーバ、またはデータセンタへ、有線(たとえば、同軸ケーブル、光ファイバー、もしくはデジタル加入者線(digital subscriber line,DSL))様式で、またはワイヤレス(たとえば、赤外線、無線、もしくはマイクロ波)様式で伝送され得る。コンピュータ可読ストレージメディアは、コンピュータによってアクセス可能な任意の使用可能なメディア、または1つもしくは複数の使用可能なメディアを統合する、サーバもしくはデータセンタなどのデータストレージデバイスであってよい。使用可能なメディアは、磁気メディア(たとえば、フロッピーディスク、ハードディスク、または磁気テープ)、光学メディア(たとえば、デジタルビデオディスク(digital video disc,DVD))、半導体メディアなどであってよい。
本出願の実施形態において、論理的な矛盾がないときには、実施形態は互いに参照され得る。たとえば、方法および/または方法実施形態における用語は、互いに参照されてよく、機能および/または装置実施形態における用語は、互いに参照されてよい。たとえば、装置実施形態と方法実施形態との間の機能および/また用語は、互いに参照されてよい。
前述の記述は、本出願の実施形態の具体的な実装にすぎず、本出願の実施形態の保護範囲を限定することを意図されていない。本出願の実施形態において開示される技術的な範囲内のいかなるバリエーションまたは置換も、本出願の実施形態の保護範囲内に収まるべきものである。そのため、本出願の実施形態の保護範囲は、特許請求の範囲の保護範囲に従うべきものである。
S1402:S-gNBは、測定レポートを受信し、測定レポートに基づいて、UEをT-gNBへハンドオーバーすることを決定し、ハンドオーバー要件(handover requirement)をソースAMF(source AMF,S-AMF)へ送信する。
S1416:T-gNBは、ハンドオーバー通知(handover notification)をT-AMFへ送信する。
S1702:E-UTRANは、測定レポートを受信し、測定レポートに基づいて、端末をターゲット基地局NG-RANへハンドオーバーすることを決定し、ハンドオーバー要件(handover requirement)をMMEへ送信する。
PCCルールは、ユニキャストサービスのサービスデータフロー(service data flow,SDF)識別ルールと、ユニキャストサービスのパケットフィルタリング(packet filtering)情報とを含み得る。PDUセッションコンテキスト生成要求が、マルチキャスト/ブロードキャストサービスの識別子情報を搬送するときに、PCFによってPGW-C+SMFへ送信されたPCCルールは、マルチキャスト/ブロードキャストサービスのSDF識別ルールと、マルチキャスト/ブロードキャストサービスのパケットフィルタリング情報とをさらに含む。

Claims (42)

  1. マルチキャスト/ブロードキャストサービス通信方法であって、前記方法は、
    第1のネットワーク要素によって、マルチキャスト/ブロードキャストサービスのサービス品質フロー識別子QFIを決定するステップと、
    前記第1のネットワーク要素によって、前記QFIを少なくとも2つのセッション管理機能ネットワーク要素へ送信するステップとを含む、マルチキャスト/ブロードキャストサービス通信方法。
  2. 前記セッション管理機能ネットワーク要素は、マルチキャスト/ブロードキャストセッション管理機能MB-SMFまたはセッション管理機能SMFである請求項1に記載の方法。
  3. 前記第1のネットワーク要素は、ネットワーク公開機能NEF、マルチキャスト/ブロードキャストサービス機能MBSF、NEFおよびMBSFがともに展開された後に入手されるネットワーク要素、または非構造化データストレージ機能UDSFというネットワーク要素のうちのいずれか1つである請求項1または2に記載の方法。
  4. 第1のネットワーク要素によって、マルチキャスト/ブロードキャストサービスのサービス品質フロー識別子QFIを決定する前記ステップは、
    前記第1のネットワーク要素によってアプリケーションサーバから、前記マルチキャスト/ブロードキャストサービスに関する情報を入手し、前記マルチキャスト/ブロードキャストサービスに関する前記情報に基づいて前記マルチキャスト/ブロードキャストサービスの前記QFIを決定するステップ、または
    前記第1のネットワーク要素によって、前記マルチキャスト/ブロードキャストサービスのポリシー/課金制御PCCルールに基づいて前記マルチキャスト/ブロードキャストサービスの前記QFIを決定するステップを含む請求項1乃至3のいずれか一項に記載の方法。
  5. 前記マルチキャスト/ブロードキャストサービスに関する前記情報は、
    前記マルチキャスト/ブロードキャストサービスの識別子情報、および/または前記マルチキャスト/ブロードキャストサービスの要件情報を含む請求項4に記載の方法。
  6. 前記第1のネットワーク要素によって、前記QFIを少なくとも2つのセッション管理機能ネットワーク要素へ送信する前記ステップは、
    前記第1のネットワーク要素によって、PCFを使用することによって前記QFIを前記少なくとも2つのセッション管理機能ネットワーク要素へ送信するステップを含む請求項1乃至5のいずれか一項に記載の方法。
  7. マルチキャスト/ブロードキャストサービス通信方法であって、前記方法は、
    第1のセッション管理機能ネットワーク要素によって第1のネットワーク要素から、マルチキャスト/ブロードキャストサービスのサービス品質フロー識別子QFIを受信するステップと、
    前記第1のセッション管理機能ネットワーク要素によって前記QFIに基づいて、前記QFIおよびサービス品質プロファイルQoS profileを第1のアクセスネットワークデバイスへ送信するステップとを含む、マルチキャスト/ブロードキャストサービス通信方法。
  8. 前記方法は、
    第2のセッション管理機能ネットワーク要素によって前記第1のネットワーク要素から、前記マルチキャスト/ブロードキャストサービスの前記QFIを受信するステップと、
    前記第2のセッション管理機能ネットワーク要素によって、前記QFIに基づいて前記QFIおよびQoSプロファイルを第2のアクセスネットワークデバイスへ送信するステップであって、前記第2のセッション管理機能ネットワーク要素によって前記第2のアクセスネットワークデバイスへ送信される前記QoSプロファイルは、前記第1のセッション管理機能ネットワーク要素によって前記第1のアクセスネットワークデバイスへ送信される前記QoSプロファイルと同じである、ステップとをさらに含む請求項7に記載の方法。
  9. 前記第2のアクセスネットワークデバイスは、前記第2のセッション管理機能ネットワーク要素によって管理されるユーザプレーン機能UPFに接続されており、前記第1のアクセスネットワークデバイスは、前記第1のセッション管理機能ネットワーク要素によって管理されるUPFに接続されている請求項8に記載の方法。
  10. 通信システムであって、前記通信システムは、
    マルチキャスト/ブロードキャストサービスのサービス品質フロー識別子QFIを決定し、前記QFIを少なくとも2つのセッション管理機能ネットワーク要素へ送信するように構成されている第1のネットワーク要素と、
    前記第1のネットワーク要素から前記QFIを受信し、前記QFIに基づいて前記QFIおよびサービス品質プロファイルQoS profileを第1のアクセスネットワークデバイスへ送信するように構成されている第1のセッション管理機能ネットワーク要素と、
    前記第1のネットワーク要素から前記QFIを受信し、前記QFIに基づいて前記QFIおよびQoSプロファイルを第2のアクセスネットワークデバイスへ送信するように構成されている第2のセッション管理機能ネットワーク要素とを含み、
    前記第1のセッション管理機能ネットワーク要素によって前記第1のアクセスネットワークデバイスへ送信される前記QoSプロファイルは、前記第2のセッション管理機能ネットワーク要素によって前記第2のアクセスネットワークデバイスへ送信される前記QoSプロファイルと同じである、通信システム。
  11. マルチキャスト/ブロードキャストサービス通信方法であって、前記方法は、
    ソースアクセスネットワークデバイスによって、第1の設定情報を入手するステップであって、前記第1の設定情報は、端末がターゲットアクセスネットワークデバイスへハンドオーバーされた後に、マルチキャスト/ブロードキャストセッション上で伝送される、マルチキャスト/ブロードキャストサービスのものであるデータを受信するために前記端末によって使用される、ステップと、
    前記ソースアクセスネットワークデバイスによって、前記第1の設定情報を前記端末へ送信するステップとを含む、マルチキャスト/ブロードキャストサービス通信方法。
  12. 前記ターゲットアクセスネットワークデバイスの伝送モードが、シングルセルポイントツーマルチポイントSC-PTMモードである
    請求項11に記載の方法。
  13. 前記第1の設定情報は、SCPTMConfiguration情報であり、前記SCPTMConfiguration情報は、シングルセルマルチキャストトラフィックチャネルSC-MTCH情報を含み、前記SC-MTCH情報は、前記マルチキャスト/ブロードキャストセッションに関する情報mbmsSessionInfo、およびグループ無線ネットワーク一時識別子g-RNTIを含む
    請求項12に記載の方法。
  14. 前記ターゲットアクセスネットワークデバイスの伝送モードが、マルチキャスト/ブロードキャスト単一周波数MBSFNモードである
    請求項11に記載の方法。
  15. 前記第1の設定情報は、MBSFNAreaConfiguration情報であり、前記MBSFNAreaConfiguration情報は、物理マルチキャストチャネルPMCH情報を含み、前記PMCH情報は、PMCH構成pmch-Configおよびマルチキャスト/ブロードキャストセッションリストmbms-SessionInfoListを含み、前記mbms-SessionInfoListは、前記マルチキャスト/ブロードキャストセッションに関する情報を含む
    請求項14に記載の方法。
  16. ソースアクセスネットワークデバイスによって、第1の設定情報を入手する前記ステップは、
    前記ソースアクセスネットワークデバイスによって、前記第1の設定情報を受信するステップであって、前記第1の設定情報は、ハンドオーバー要求応答またはハンドオーバーコマンドにおいて搬送される、ステップを含む請求項11乃至15のいずれか一項に記載の方法。
  17. 前記ソースアクセスネットワークデバイスによって、前記第1の設定情報を受信する前記ステップは、
    前記ソースアクセスネットワークデバイスによって、モビリティ管理ネットワーク要素から前記第1の設定情報を受信するステップを含む請求項16に記載の方法。
  18. 前記方法は、
    前記ソースアクセスネットワークデバイスによって、前記マルチキャスト/ブロードキャストサービスに関する情報を前記ターゲットアクセスネットワークデバイスへ送信するステップ、または
    前記ソースアクセスネットワークデバイスによって、前記マルチキャスト/ブロードキャストサービスに関する情報を前記モビリティ管理ネットワーク要素へ送信するステップをさらに含む請求項17に記載の方法。
  19. 前記ソースアクセスネットワークデバイスによって、前記第1の設定情報を受信する前記ステップは、
    前記ソースアクセスネットワークデバイスによって、前記ターゲットアクセスネットワークデバイスから前記第1の設定情報を受信するステップを含む請求項16に記載の方法。
  20. 前記方法は、
    前記ソースアクセスネットワークデバイスによって、前記マルチキャスト/ブロードキャストサービスに関する情報を前記ターゲットアクセスネットワークデバイスへ送信するステップをさらに含む請求項19に記載の方法。
  21. 前記マルチキャスト/ブロードキャストサービスに関する前記情報は、
    前記マルチキャスト/ブロードキャストサービスの識別子情報、および/または前記マルチキャスト/ブロードキャストサービスのサービス品質QoS情報を含む請求項18または20に記載の方法。
  22. 前記方法は、
    前記ソースアクセスネットワークデバイスによって、前記端末の測定レポート、および/またはアクセスネットワークデバイスのマルチキャスト/ブロードキャスト能力情報に基づいて前記ターゲットアクセスネットワークデバイスを決定するステップをさらに含む請求項11乃至21のいずれか一項に記載の方法。
  23. 前記測定レポートは、前記マルチキャスト/ブロードキャストサービスの前記識別子情報を含み、前記方法は、
    前記ソースアクセスネットワークデバイスによって、前記マルチキャスト/ブロードキャストサービスの前記識別子情報を前記モビリティ管理ネットワーク要素または前記ターゲットアクセスネットワークデバイスへ送信するステップをさらに含む請求項22に記載の方法。
  24. マルチキャスト/ブロードキャストサービス通信方法であって、前記方法は、
    ターゲットアクセスネットワークデバイスによって、マルチキャスト/ブロードキャストセッションのリソースを端末に割り当てるステップであって、前記マルチキャスト/ブロードキャストセッションは、マルチキャスト/ブロードキャストサービスのデータを伝送するためのものである、ステップと、
    前記ターゲットアクセスネットワークデバイスによって、第1の設定情報を送信するステップであって、前記第1の設定情報は、前記マルチキャスト/ブロードキャストセッションの前記リソースを表し、前記第1の設定情報は、前記端末が前記ターゲットアクセスネットワークデバイスへハンドオーバーされた後に、前記マルチキャスト/ブロードキャストセッション上で伝送される、前記マルチキャスト/ブロードキャストサービスのものである前記データを受信するために前記端末によって使用される、ステップとを含む、マルチキャスト/ブロードキャストサービス通信方法。
  25. 前記ターゲットアクセスネットワークデバイスの伝送モードが、シングルセルポイントツーマルチポイントSC-PTMモードである
    請求項24に記載の方法。
  26. 前記第1の設定情報は、SCPTMConfiguration情報であり、前記SCPTMConfiguration情報は、シングルセルマルチキャストトラフィックチャネルSC-MTCH情報を含み、前記SC-MTCH情報は、前記マルチキャスト/ブロードキャストセッションに関する情報mbmsSessionInfo、およびグループ無線ネットワーク一時識別子g-RNTIを含む
    請求項25に記載の方法。
  27. 前記ターゲットアクセスネットワークデバイスの伝送モードが、マルチキャスト/ブロードキャスト単一周波数MBSFNモードである
    請求項24に記載の方法。
  28. 前記第1の設定情報は、MBSFNAreaConfiguration情報であり、前記MBSFNAreaConfiguration情報は、物理マルチキャストチャネルPMCH情報を含み、前記PMCH情報は、PMCH構成pmch-Configおよびマルチキャスト/ブロードキャストセッションリストmbms-SessionInfoListを含み、前記mbms-SessionInfoListは、前記マルチキャスト/ブロードキャストセッションに関する情報を含む
    請求項27に記載の方法。
  29. 前記ターゲットアクセスネットワークデバイスによって、第1の設定情報を送信する前記ステップは、
    前記ターゲットアクセスネットワークデバイスによって、前記第1の設定情報をモビリティ管理ネットワーク要素へ送信するステップ、または
    前記ターゲットアクセスネットワークデバイスによって、前記第1の設定情報をソースアクセスネットワークデバイスへ送信するステップを含む請求項24乃至28のいずれか一項に記載の方法。
  30. 前記第1の設定情報は、ハンドオーバー要求応答またはハンドオーバーコマンドにおいて搬送される請求項24乃至29のいずれか一項に記載の方法。
  31. 前記方法は、
    前記ターゲットアクセスネットワークデバイスによって、前記マルチキャスト/ブロードキャストサービスに関する情報を受信するステップをさらに含み、
    ターゲットアクセスネットワークデバイスによって、マルチキャスト/ブロードキャストセッションのリソースを端末に割り当てる前記ステップは、前記ターゲットアクセスネットワークデバイスによって、前記マルチキャスト/ブロードキャストサービスに関する前記情報に基づいて前記マルチキャスト/ブロードキャストセッションの前記リソースを前記端末に割り当てるステップを含む請求項24乃至30のいずれか一項に記載の方法。
  32. 前記マルチキャスト/ブロードキャストサービスに関する前記情報は、
    前記マルチキャスト/ブロードキャストサービスの識別子情報、および/または前記マルチキャスト/ブロードキャストサービスのサービス品質QoS情報を含む請求項31に記載の方法。
  33. マルチキャスト/ブロードキャストサービス通信方法であって、前記方法は、
    端末によって、ソースアクセスネットワークデバイスから第1の設定情報を受信するステップであって、前記第1の設定情報は、マルチキャスト/ブロードキャストセッションのリソースを表し、前記第1の設定情報は、前記端末がターゲットアクセスネットワークデバイスへハンドオーバーされた後に、前記マルチキャスト/ブロードキャストセッション上で伝送される、マルチキャスト/ブロードキャストサービスのものであるデータを受信するために前記端末によって使用される、ステップと、
    前記端末によって前記マルチキャスト/ブロードキャストセッションを使用することによって、および前記第1の設定情報に基づいて、前記ターゲットアクセスネットワークデバイスから来る、前記マルチキャスト/ブロードキャストサービスのものである前記データを受信するステップとを含む、マルチキャスト/ブロードキャストサービス通信方法。
  34. 前記ターゲットアクセスネットワークデバイスの伝送モードが、シングルセルポイントツーマルチポイントSC-PTMモードである
    請求項33に記載の方法。
  35. 前記第1の設定情報は、SCPTMConfiguration情報であり、前記SCPTMConfiguration情報は、シングルセルマルチキャストトラフィックチャネルSC-MTCH情報を含み、前記SC-MTCH情報は、前記マルチキャスト/ブロードキャストセッションに関する情報mbmsSessionInfo、およびグループ無線ネットワーク一時識別子g-RNTIを含む
    請求項34に記載の方法。
  36. 前記ターゲットアクセスネットワークデバイスの伝送モードが、マルチキャスト/ブロードキャスト単一周波数MBSFNモードである
    請求項33に記載の方法。
  37. 前記第1の設定情報は、MBSFNAreaConfiguration情報であり、前記MBSFNAreaConfiguration情報は、物理マルチキャストチャネルPMCH情報を含み、前記PMCH情報は、PMCH構成pmch-Configおよびマルチキャスト/ブロードキャストセッションリストmbms-SessionInfoListを含み、前記mbms-SessionInfoListは、前記マルチキャスト/ブロードキャストセッションに関する情報を含む
    請求項36に記載の方法。
  38. 前記方法は、
    前記端末によって、測定レポートを前記ソースアクセスネットワークデバイスへ送信するステップであって、前記測定レポートは、前記マルチキャスト/ブロードキャストサービスの識別子情報を含む、ステップをさらに含む請求項33乃至37のいずれか一項に記載の方法。
  39. 前記第1の設定情報は、ハンドオーバー要求応答またはハンドオーバーコマンドにおいて搬送される
    請求項33乃至38のいずれか一項に記載の方法。
  40. 通信システムであって、前記通信システムは、
    マルチキャスト/ブロードキャストセッションのリソースを端末に割り当て、第1の設定情報を送信するように構成されているターゲットアクセスネットワークデバイスであって、前記マルチキャスト/ブロードキャストセッションは、マルチキャスト/ブロードキャストサービスのデータを伝送するためのものであり、前記第1の設定情報は、前記マルチキャスト/ブロードキャストセッションの前記リソースを表し、前記第1の設定情報は、前記端末が前記ターゲットアクセスネットワークデバイスへハンドオーバーされた後に前記マルチキャスト/ブロードキャストセッションを受信するために前記端末によって使用される、ターゲットアクセスネットワークデバイスと、
    前記第1の設定情報を入手し、前記第1の設定情報を前記端末へ送信するように構成されているソースアクセスネットワークデバイスと、
    前記ソースアクセスネットワークデバイスから前記第1の設定情報を受信し、前記マルチキャスト/ブロードキャストセッションを使用することによって、および前記第1の設定情報に基づいて、前記ターゲットアクセスネットワークデバイスから来る、前記マルチキャスト/ブロードキャストサービスのものである前記データを受信するように構成されている前記端末とを含む、通信システム。
  41. 通信装置であって、前記通信装置は、1つまたは複数のプロセッサと、通信インターフェースとを含み、前記1つまたは複数のプロセッサおよび前記通信インターフェースは、請求項1乃至6のいずれか一項に記載の通信方法、請求項7乃至9のいずれか一項に記載の通信方法、請求項11乃至23のいずれか一項に記載の通信方法、請求項24乃至32のいずれか一項に記載の通信方法、または請求項33乃至39のいずれか一項に記載の通信方法を実行する際に前記通信装置をサポートするように構成されている、通信装置。
  42. コンピュータ可読ストレージメディアであって、前記コンピュータ可読ストレージメディアは、コンピュータ命令を含み、前記コンピュータ命令がコンピュータ上で稼働されたときに、前記コンピュータは、請求項1乃至6のいずれか一項に記載の通信方法、請求項7乃至9のいずれか一項に記載の通信方法、請求項11乃至23のいずれか一項に記載の通信方法、請求項24乃至32のいずれか一項に記載の通信方法、または請求項33乃至39のいずれか一項に記載の通信方法を実行することを可能にされる、コンピュータ可読ストレージメディア。
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