JP2024505850A - 視覚機器を自動的に評価するためのデバイス及び方法 - Google Patents

視覚機器を自動的に評価するためのデバイス及び方法 Download PDF

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Abstract

実際の視覚機器に対応する視覚機器モデル(Me)を評価するためのこのデバイス(10)は、実際の視覚機器のいずれか1つの所与の人間の装用者のための処方を含むパラメータを取得するように適合された少なくとも1つの入力(12)、それらのパラメータに基づいて予め選択された眼科レンズの組、少なくとも1つのプロセッサ(14)を含み、少なくとも1つのプロセッサ(14)は、それぞれの予め選択された眼科レンズについて、予め選択された眼科レンズと同じ特性によって定義される仮想眼科レンズを含む視覚機器モデル(Me)を取得すること、パラメータから装用者モデル(Mw)を取得することであって、視覚機器モデル(Me)は、装用者モデル(Mw)と協働する、取得すること、装用者モデル(Mw)によって見られる一連の点を含む環境及び視作業モデル(Mt)を取得すること、装用者モデル(Mw)によって装用され、且つ環境及び視作業モデル(Mt)と組み合わされた視覚機器モデル(Me)の性能(Perf)を評価することを行うように構成される。

Description

本開示は、視覚機器を自動的に評価するためのデバイス及び方法に関する。
より詳細には、本開示は、複数の実際の視覚機器であって、それらの実際の視覚機器のいずれか1つの所与の人間の装用者が1つ又は複数の実環境で1つ又は複数の実際の視作業を実行するための複数の実際の視覚機器にそれぞれ対応する複数の視覚機器モデルを自動的に評価するためのデバイス及び方法に関する。
今日、眼鏡店では、顧客にとって最良の視覚機器を決定するために、ECP(アイケア専門家)は、通常、光学的設計、コーティング及びフレームについての自らの技術知識に依拠している。
顧客は、フレームを試すことができる。
これに関して、仮想現実デバイスを通して仮想環境内で顧客が機器を試し、主観的に評価することができる眼鏡シミュレーション方法が既知である。そのような眼鏡装用シミュレーション方法及びデバイスは、特許文献1に開示されている。
したがって、顧客は、複数の視覚機器を経験し、それらの複数の視覚機器を仮想的にテストした後、それらの複数の視覚機器のリストの中から1つの視覚機器を選択することができる。シミュレーションのレンダリングは、通常、レンズ設計と、付加価値、例えばコーティング、スペクトルフィルタリング及び/又は調光とを含む。加えて、ユーザインタフェースは、顧客に決定プロセスを経験させ得る。
しかしながら、フレーム、レンズ及び付加価値を含めて最も適切な視覚機器を選択するには、製品についての技術的詳細及び考慮される特定の装用者の視覚機器装用者性能にそれらがどのように影響するかを知る必要がある。これは、ECP及び顧客の両方にとって難しい作業である。
加えて、ECPが、選択された設計及び/又は付加価値の利点を顧客に説明することも難しく、なぜなら、顧客は、一般に、レンズ設計又はコーティングについての技術的知識を有しないためである。
したがって、物理的な店舗において又はオンライン、例えば視覚機器を販売するウェブサイト若しくはアプリケーションを通してのいずれかで、所与の顧客に最も適切な視覚機器を容易且つ迅速に決定できるようにし、顧客がその機器の利点を速やかに且つ簡単に知ることができるようにするツールが必要とされている。
特許文献2は、人間の装用者が視作業を実行することを意図した視覚機器の性能を評価するためのデバイス及び方法を開示している。記載されているデータ及び方法は、視作業及び仮想のシミュレートされた視作業が実行されるシーンの仮想モデルに加えて、人間の装用者の仮想モデルである仮想「アバター」を含む。これにより、性能評価を所与の装用者集団、即ち同様の特性を有すると見なされる装用者のグループに適用することが可能になる。
しかしながら、そのような評価は、「アバター」のために装用者グループに対して潜在的に効率的且つ経済的に行うことができるが、眼関連パラメータに加えて、運動、作業、環境を含む、個々の各装用者の極めて固有の習慣を考慮しない。
即ち、所与の個人は、定義された装用者グループの他の個人と同等の特性を有するが、それにもかかわらず、同じ装用者グループ内の他の個人と異なる方式で視覚機器を装用及び使用し得る。例えば、所与の個人は、性能が評価された視作業とは別の視作業に視覚機器を使用することを望む場合があり、それらの別の視作業は必ずしも、同じ装用者グループの他の個人と同じであるわけではない。加えて、別の視作業は、性能が評価された環境と異なる環境、シーンの物体に対する異なる距離、異なる照明、近視の代わりに遠視等で実行される可能性がある。
更に、1つの選択、即ち評価された性能が「最良」であると見なされる1つの視覚機器を有する代わりに、各個人は、店頭又はオンラインのいずれかでECPによってなされた予め選択された種々の提案及び推奨の中から、自らの個人的な基準に応じて好ましい視覚機器を選択することを望む場合がある。
したがって、「既製品」の視覚機器ではなく、その個人の視覚機器性能の個人化された全体的評価のため、個人自身並びにその個人の視作業習慣及びそのような視覚機器の使用目的の両方を考慮に入れて「あつらえられた」視覚機器を装用する可能性を各個人に提供するために、視覚機器を所与の各個人に向けて更にカスタマイズする必要がある。
欧州特許出願公開第2749207号明細書 国際公開第2020/193436A1号パンフレット 国際公開第2020/193370A1号パンフレット 国際公開第2017/064065A1号パンフレット 国際公開第2020/260481A1号パンフレット
本開示の目的は、先行技術の上述の欠点を克服することである。
そのために、本開示は、複数の実際の視覚機器であって、それらの実際の視覚機器のいずれか1つの所与の人間の装用者が少なくとも1つの実環境で少なくとも1つの実際の視作業を実行するための複数の実際の視覚機器にそれぞれ対応する複数の視覚機器モデルを評価するためのデバイスを提供し、実際の視覚機器のそれぞれの1つは、少なくとも1つの眼科レンズを含み、本デバイスは、
少なくとも1つの入力であって、
所与の人間の装用者の少なくとも片眼のための少なくとも処方を含む複数のパラメータを取得すること
を行うように適合された少なくとも1つの入力、
その複数のパラメータに基づいて予め選択された眼科レンズの組、
少なくとも1つのプロセッサであって、予め選択された眼科レンズのそれぞれの1つについて、
実際の視覚機器の所与の1つの仮想モデルである視覚機器モデルを取得することであって、視覚機器モデルは、予め選択された眼科レンズの1つと同じ特性によって定義される少なくとも1つの仮想眼科レンズを含む、取得すること、
所与の人間の装用者の仮想モデルである装用者モデルを取得することであって、装用者モデルは、複数のパラメータのうちの少なくとも1つのパラメータから構築され、視覚機器モデルは、装用者モデルと協働する、取得すること、
少なくとも1つの実環境及び少なくとも1つの実際の視作業の仮想モデルである環境及び視作業モデルを取得することであって、環境及び視作業モデルは、装用者モデルによって見られる少なくとも一連の点を含む、取得すること、
装用者モデルによって装用され、且つ環境及び視作業モデルと組み合わされた視覚機器モデルの性能を評価すること
を行うように構成された少なくとも1つのプロセッサ
を含む。
したがって、考慮される特定の人間の装用者に全てカスタマイズされるデータを使用し、同様に考慮される特定の人間の装用者に応じて予め選択される既存の実際又は仮想の視覚機器から開始することにより、アバターシミュレーションにおいて、その特定の装用者での各機器の性能を自動的に評価することができる。
加えて、評価結果を使用して、選択された視覚機器設計の利点を顧客に示すことができる。
加えて、アバターは、装用者の活動又は処方、眼注視方向若しくは頭位等の任意の眼関連パラメータをシミュレートするのみならず、カスタマイズされた活動及びカスタマイズされた環境での装用者の運動挙動をシミュレートするためにも使用される。
したがって、人間の装用者の運動挙動に従って最も妥当なよりよい視覚機器推奨を達成することができる。
上記の複数のパラメータは、所与の人間の装用者の視覚に関連する少なくとも1つのパラメータを更に含み得る。
上記の複数のパラメータは、所与の人間の装用者が実際の視覚機器の上記の1つを使用することを意図する方式に関連する少なくとも1つのパラメータを更に含み得る。
上記の複数のパラメータは、所与の人間の装用者の生活様式に関連する少なくとも1つのパラメータを更に含み得、生活様式は、所与の人間の装用者が実際の視覚機器の上記の1つを使用することを意図する過程における少なくとも1つの活動のタイプに関連する。
所与の人間の装用者の生活様式に関連する少なくとも1つのパラメータは、上記の性能を重み付け、且つ/又は上記の環境及び視作業モデルを変更するために使用され得る。
一実施形態では、環境及び視作業モデルは、実環境の実物体の三次元スキャンによって取得された物体のモデルを含む。
別の実施形態では、環境及び視作業モデルは、ソフトウェアインタフェースを介して定義された物体のモデルを含む。
その実施形態では、物体は、実環境の実物体に合致するように調整される予め定義された物体、寸法及び/又は位置から取られ得る。
装用者モデルは、前記所与の人間の装用者の頭部の仮想モデルである可動頭部モデルを含み得る。
頭部モデルは、所与の人間の装用者の少なくとも片眼の仮想モデルである少なくとも1つの仮想眼を含み得、少なくとも1つの仮想眼は、頭部モデルに対して回転移動可能である。
上記の複数のパラメータは、視覚的挙動に寄与する所与の人間の装用者の少なくとも片眼の運動に関連及び/又は視覚的挙動に寄与する所与の人間の装用者の頭部の運動に関連するデータを更に含み得る。
装用者モデルは、所与の人間の装用者の胴体の仮想モデルである装用者の仮想胴体を更に含み得る。
仮想胴体は、環境及び視作業モデルにおいて移動可能であり得る。
頭部モデルは、仮想胴体に対して回転移動可能であり得る。
上記の複数のパラメータは、視覚的挙動に寄与する所与の人間の装用者の胴体の運動に関連するデータを更に含み得る。
実際の視覚機器は、眼鏡フレームを更に含み得、及び上記の複数のパラメータは、フレームに関連するデータを更に含み得る。
少なくとも1つのプロセッサは、環境及び視作業モデルにおいて少なくとも1つの実際の視作業の仮想モデルを実行する装用者モデルをグラフィカルに表現するように更に構成され得る。
上記の目的と同じ目的のために、本開示は、複数の実際の視覚機器であって、それらの実際の視覚機器のいずれか1つの所与の人間の装用者が少なくとも1つの実環境で少なくとも1つの実際の視作業を実行するための複数の実際の視覚機器にそれぞれ対応する複数の視覚機器モデルを評価するコンピュータ実施方法も提供し、実際の視覚機器のそれぞれの1つは、少なくとも1つの眼科レンズを含み、本方法は、
所与の人間の装用者の少なくとも片眼のための少なくとも処方を含む複数のパラメータを取得すること、
複数のパラメータに基づいて眼科レンズの組を予め選択すること、
予め選択された眼科レンズのそれぞれの1つについて、少なくとも1つのプロセッサにより、以下のステップ:
実際の視覚機器の所与の1つの仮想モデルである視覚機器モデルを取得するステップであって、視覚機器モデルは、予め選択された眼科レンズの1つと同じ特性によって定義される少なくとも1つの仮想眼科レンズを含む、ステップ、
所与の人間の装用者の仮想モデルである装用者モデルを取得するステップであって、装用者モデルは、複数のパラメータのうちの少なくとも1つのパラメータから構築され、視覚機器モデルは、装用者モデルと協働する、ステップ、
少なくとも1つの実環境及び少なくとも1つの実際の視作業の仮想モデルである環境及び視作業モデルを取得するステップであって、環境及び視作業モデルは、装用者モデルによって見られる少なくとも一連の点を含む、ステップ、
装用者モデルによって装用され、且つ環境及び視作業モデルと組み合わされた視覚機器モデルの性能を評価するステップ
を実行すること
を含む。
特定の実施形態では、簡潔に上述した本方法は、その実施形態のいずれかにおいて、本開示による簡潔に上述したデバイスによって実行される。
上記の目的と同じ目的のために、本開示は、複数の実際の視覚機器であって、それらの実際の視覚機器のいずれか1つの所与の人間の装用者が少なくとも1つの実環境で少なくとも1つの実際の視作業を実行するための複数の実際の視覚機器にそれぞれ対応する複数の視覚機器モデルを評価するためのコンピュータプログラム製品を更に提供し、実際の視覚機器のそれぞれの1つは、少なくとも1つの眼科レンズを含み、本コンピュータプログラム製品は、1つ又は複数の命令シーケンスを含み、命令シーケンスは、プロセッサがアクセス可能であり、且つプロセッサによって実行されると、プロセッサに、
所与の人間の装用者の少なくとも片眼のための少なくとも処方を含む複数のパラメータを取得すること、
複数のパラメータに基づいて眼科レンズの組を予め選択すること、
予め選択された眼科レンズのそれぞれの1つについて、少なくとも1つのプロセッサにより、以下のステップ:
実際の視覚機器の所与の1つの仮想モデルである視覚機器モデルを取得するステップであって、視覚機器モデルは、予め選択された眼科レンズの1つと同じ特性によって定義される少なくとも1つの仮想眼科レンズを含む、ステップ、
所与の人間の装用者の仮想モデルである装用者モデルを取得するステップであって、装用者モデルは、複数のパラメータのうちの少なくとも1つのパラメータから構築され、視覚機器モデルは、装用者モデルと協働する、ステップ、
少なくとも1つの実環境及び少なくとも1つの実際の視作業の仮想モデルである環境及び視作業モデルを取得するステップであって、環境及び視作業モデルは、装用者モデルによって見られる少なくとも一連の点を含む、ステップ、
装用者モデルによって装用され、且つ環境及び視作業モデルと組み合わされた視覚機器モデルの性能を評価するステップ
を実行すること
を行わせる。
上記の目的と同じ目的のために、本開示は、1つ又は複数の命令シーケンスを記憶する非一時的コンピュータ可読記憶媒体を更に提供し、命令シーケンスは、プロセッサがアクセス可能であり、且つプロセッサによって実行されると、プロセッサに、
所与の人間の装用者の少なくとも片眼のための少なくとも処方を含む複数のパラメータを取得すること、
複数のパラメータに基づいて眼科レンズの組を予め選択すること、
予め選択された眼科レンズのそれぞれの1つについて、少なくとも1つのプロセッサにより、以下のステップ:
実際の視覚機器の所与の1つの仮想モデルである視覚機器モデルを取得するステップであって、視覚機器モデルは、予め選択された眼科レンズの1つと同じ特性によって定義される少なくとも1つの仮想眼科レンズを含む、ステップ、
所与の人間の装用者の仮想モデルである装用者モデルを取得するステップであって、装用者モデルは、複数のパラメータのうちの少なくとも1つのパラメータから構築され、視覚機器モデルは、装用者モデルと協働する、ステップ、
少なくとも1つの実環境及び少なくとも1つの実際の視作業の仮想モデルである環境及び視作業モデルを取得するステップであって、環境及び視作業モデルは、装用者モデルによって見られる少なくとも一連の点を含む、ステップ、
装用者モデルによって装用され、且つ環境及び視作業モデルと組み合わされた視覚機器モデルの性能を評価するステップ
を実行すること
を行わせる。
方法、コンピュータプログラム製品及びコンピュータ読取可能記憶媒体の利点は、デバイスの利点と同様であるため、ここで繰り返さない。
コンピュータプログラム製品及びコンピュータ可読記憶媒体は、有利には、その実行モードのいずれかで方法を実行するように構成される。
本明細書で提供される記載及びその利点をより詳細に理解するために、ここで、添付の図面及び詳細な説明に関連して以下の簡単な説明を参照し、同様の参照番号は、同様の部品を表す。
特定の実施形態における、本開示によるデバイスの概略図である。 本開示による性能評価の結果の非限定的な例を示すグラフである。 特定の実施形態における、本開示による方法のステップを示すフロー図である。
以下の説明では、図面は、必ずしも縮尺通りではなく、特定の特徴は、明瞭さ及び簡潔さ又は情報提供の目的のために、一般化された又は概略的な形式で示される場合がある。加えて、様々な実施形態の作成及び使用が以下で詳細に論じられるが、本明細書に記載されるように、多様な状況で具体化され得る多くの発明の概念が提供されることを理解されたい。本明細書で論じられる実施形態は、単に代表的なものにすぎず、本開示の範囲を限定するものではない。プロセスに関連して定義される全ての技術的特徴が個別に又は組み合わせてデバイスに置き換えられ得、逆にデバイスに関連する全ての技術的特徴が個別に又は組み合わせてプロセスに置き換えられ得ることも当業者に明らかであろう。
用語「含む(comprise)」(並びに「含む(comprises)」及び「含んでいる」などのそのいずれかの文法的変形形態)、「有する(have)」(並びに「有する(has)」及び「有している」などのそのいずれかの文法的変形形態)、「含有する(contain)」(並びに「含有する(contains)」及び「含有している」などのそのいずれかの文法的変形形態)並びに「包含する(include)」(並びに「包含する(includes)」及び「包含している」などのそのいずれかの文法的変形形態)は、オープンエンドの連結動詞である。これらは、述べられる特徴、整数、ステップ若しくは構成要素又はこれらの群の存在を規定するために用いられるが、1つ以上の他の特徴、整数、ステップ若しくは構成要素又はこれらの群の存在又は追加を排除するものではない。結果として、1つ以上のステップ又は要素を「含む」、「有する」、「含有する」又は「包含する」方法又は方法内のステップは、それらの1つ以上のステップ又は要素を有するが、それらの1つ以上のステップ又は要素のみを有することに限定されない。
図1は、1つ又は複数の実際の「視覚機器」、即ち所与の人間の装用者の視覚機器にそれぞれ対応する1つ又は複数の視覚機器モデルを評価するためのデバイス10の特定の実施形態を示す。
人間の装用者は、少なくとも1つの実環境で少なくとも1つの実際の視作業を実行するために実際の視覚機器のいずれか1つを装用している人である。
実際の視覚機器のそれぞれの1つは、少なくとも1つの眼科レンズを含み、且つ眼科レンズ若しくは眼科レンズの対、又は太陽レンズ若しくは太陽レンズの対、又は眼科太陽レンズ若しくは眼科太陽レンズの対であり得る。視覚機器は、眼鏡又はコンタクトレンズの形態であり得る。
デバイス10は、1つ又は複数の入力12を含む。
1つ又は複数の入力12は、1つ又は複数のパラメータを取得するように適合される。
図1に示されるように、パラメータは、所与の人間の装用者の少なくとも片眼のための少なくとも処方Rxを含む。処方Rxは、球面度数、及び/又は円柱度数、及び/又は軸、及び/又は加入度、及び/又はプリズムを含み得る。
任意選択的に、少なくとも1つの入力12は、以下に手短に列記され、下記で詳述される以下のパラメータの1つ又は複数を取得するようにも適合され得る:
- 例えば、生理学的挙動及び/又は視覚的挙動に関する所与の人間の装用者の視覚に関連するパラメータ、
- 実際の視覚機器のいずれか1つが眼鏡フレームを含む場合、フレームに関連するデータ、
- 装用者の生活様式に関するパラメータ、
- 環境に関するパラメータ。
視覚に関連するパラメータは、処方に加えて、以下を含み得る:
- 年齢、
- 性別、
- 半瞳孔間距離、
- 身長及び身体の他の主要な寸法、
- 頭及び体の軸並びに回転中心、
- ハーモン距離又はリーディング距離、
- 最高視力、
- 収差への視力感度、
- 客観的/主観的調節確保、
- 頭部運動範囲、
- 眼球運動範囲、
- 後弯位、
- 斜位、
- 融像予備(両眼単一視を維持しながらの眼の集束又は発散の最大量)、
- 感覚優位眼、
- 頭部-眼係数、
- 注視優位眼、
- 近視挙動、
- 手側性、
- 頭部ケープ(自然な頭部方向)、
- 眼の寸法(角膜-瞳孔距離、瞳孔-レンズ距離、後眼房長、瞳孔サイズ)、
- 眼の高次収差、
- グレア感度。
所与の人間の装用者が実際の視覚機器を使用することを意図する方式に関連するパラメータは、活動を含み得る。活動とは、特定の状況における物理的サポートあり若しくはなし且つ/又は姿勢制約ありでの視覚が関わる動作である。例えば、活動は、カウチに座っている間、スマートフォンでビデオを見ることであり得る。
したがって、所与の人間の装用者が実際の視覚機器を使用することを意図する方式に関連するパラメータは、近距離での精密な手作業、スマートフォンの使用、ラップトップの使用、TV画面の使用、サイクリング等の種々の活動を含み得る。
フレームに関連するデータは、以下を含み得る:
- A、B、DBLサイズ(Aは、眼球サイズ又はレンズサイズ、即ちフレームに取り付けられた場合のレンズの水平寸法であり、Bは、フレームに取り付けられた場合のレンズの垂直寸法であり、DBLは、レンズ間距離又はブリッジサイズ、即ちフレームに取り付けられた場合の両レンズ間の水平距離である)、
- フレーム形状、
- 装用パラメータ(フレームのパントスコピックチルト、頂点距離)、
- 眼の回転中心位置、
- フィッティング高さ。
装用者の生活様式に関するパラメータは、所与の人間の装用者が実際の視覚機器を使用することを意図する過程における少なくとも1つの活動のタイプに関連する。これらのパラメータは、種々の方法で記録され得る。例えば、装用者は、装用者の重要性又は装用者の好みに応じて、リストから幾つかの活動を選択し得るか、又は活動リストに格付けを付与し得る。代替的に、生活様式パラメータは、例えば、接続されたデバイスが様々な活動に費やされた時間を保存することにより、実際の生活データから取得することができる。
厳密な活動リストは必要ない。他方で、以下のパラメータは、有利には、考慮される人間の装用者の活動リストから取得される:
- 視覚領域:
- 遠距離を見ること、
- 中間距離を見ること、
- 近距離を見ること、
- 静的/動的視覚:
- 運動中又は周囲の移動中に見ること、
- 視覚領域間の遷移、
- 光環境:
- 薄暗い/明るい屋内、
- 薄暗い/明るい野外、
- 特定の光環境への露出。
環境に関するパラメータは、世界基準系に関して物体の位置を三次元で記述する。世界基準系は、3D座標系(例えば、デカルト座標系又は極座標系)であり、その原点及び向きは、任意に定義される。
環境の仮想モデルは、様々な方法で定義され得る:
- 画面、ウィンドウ等の主要物体の適切な位置決め及び寸法のモデルを用いて、ソフトウェアインタフェースを介して;又は
- 予め定義された物体(机、車のコックピット、ワークショップ)から開始し、考慮される人間の装用者の実環境における実際の物体に合致するように物体の寸法及び位置を調整することにより;
- 環境の仮想モデルは、考慮される人間の装用者の実環境の実物体の三次元スキャンによって取得され得る。
装用者の仮想モデルも世界基準系に位置決めされる。
別の選択肢は、例えば、装用者の単眼基準系を原点として使用して、装用者に対して直接、物体の位置を記述することである。単眼基準系とは、単眼位置を中心とした座標系(例えば、デカルト座標系又は極座標系)である。単眼とは、左眼と右眼との間の幾何学的位置を表す、世界基準系における位置である。
デバイス10は、予め選択された眼科レンズの組も含む。
これらの眼科レンズは、場合により、考慮される人間の装用者の「良好な候補」として、上記で詳述した複数のパラメータに基づいて予め選択される。
例えば、ECPは、自らの知識及び経験に基づいて、装用者の屈折異常又は視覚状況を解決し得る、予め選択されたレンズ設計又は付加価値を提供することができる。
別の選択肢として、ウェブサイト又はアプリケーションにおいて、顧客は、価格又は他の基準に基づいて幾つかの設計を予め選択することができる。ウェブサイト又はアプリケーションは、装用者の生理学的データ、フレーム選択等に基づいて解決策を自動的に予めフィルタリングすることもできる。
図1に示されるように、デバイス10は、後述するように、予め選択された組の各眼科レンズについて、視覚機器モデルMe、装用者モデルMw並びに環境及び視作業モデルMtを取得し、装用者モデルMwによって装用され、環境及び視作業モデルMtと組み合わされた視覚機器モデルMeの性能Perfを評価するように構成された少なくとも1つのプロセッサ14も含む。
視覚機器モデルMeは、実際の視覚機器の所与の1つの仮想モデルである。視覚機器モデルMeは、予め選択された眼科レンズの組の考慮される予め選択された眼科レンズと同じ特性によって定義される少なくとも1つの仮想眼科レンズを含む。
本開示では、装用者モデルMwは、人間の装用者の「アバター」とも呼ばれる。装用者モデルMwは、人間の装用者の仮想モデルである。装用者モデルMwは、上記の複数のパラメータのうちの少なくとも1つのパラメータから構築される。
装用者モデルMwは、特許文献2に記載のように構築され得るか、又は特許文献3に提案されるように、データベースから取得された予め記録されたデータからなり得る。
一実施形態では、少なくとも1つのプロセッサ14は、環境及び視作業モデルMtにおいて少なくとも1つの実際の視作業の仮想モデルを実行する装用者モデルMwをグラフィカルに表現するように更に構成される。
一実施形態では、装用者モデルMwは、可動頭部モデルを含み得る。頭部モデルは、人間の装用者の頭部の仮想モデルである。
その実施形態では、任意選択的に、頭部モデルは、人間の装用者の少なくとも片眼の仮想モデルである少なくとも片方の仮想眼を含み得る。仮想眼は、頭部モデルに対して回転移動可能である。
そのような実施形態では、上記の複数のパラメータは、視覚的挙動に寄与する人間の装用者の運動に関連するデータ、即ち人間の装用者の視覚的挙動反映に寄与する眼球運動に関連するデータ及び/又は視覚的挙動に寄与する人間の装用者の頭部の運動に関連するデータ、即ち人間の装用者の視覚的挙動の反映に寄与する頭部運動に関連するデータを更に含み得る。
装用者モデルMwが可動頭部モデルを含む実施形態では、任意選択的に、装用者モデルMwは、人間の装用者の胴体の仮想モデルである装用者の仮想胴体を更に含み得る。仮想胴体は、環境及び視作業モデルMtにおいて移動可能であり得る。頭部モデルは、仮想胴体に対して回転移動可能であり得る。
そのような実施形態では、上記の複数のパラメータは、視覚的挙動に寄与する人間の装用者の胴体の運動に関連するデータ、即ち人間の装用者の視覚的挙動の反映に寄与する胴体運動に関連するデータを更に含み得る。
視覚機器モデルMeは、装用者モデルMwと協働する。
環境及び視作業モデルMtは、上述の少なくとも1つの実環境及び少なくとも1つの実際の視作業の仮想モデルである。環境及び視作業モデルMtは、装用者モデルMwによって見られる少なくとも一連の点を含む。
処方Rx以外の上記の複数のパラメータが装用者モデルMwにおいて考慮され得る方式について以下で詳述する。
- 年齢:客観的調節振幅(例えば、デュアン(Duane)モデルに従う)、頭部及び眼の運動範囲並びに後弯位パラメータの導出に使用され得る。
- 性別:主要な身体寸法及び後弯位パラメータの特定に使用され得る。
- 半瞳孔間距離:頭部に対して眼を位置決めし、フレームにレンズを位置決めするために使用され得る。
- 身長及び身体の他の主要な寸法:ハーモン距離を計算し、幾つかの環境距離を個人化するために使用され得る。非限定的な例として、寸法は、直接測定又は三次元スキャンによって取得され得る。
- 頭及び体の軸並びに回転中心:頭及び胴体の基準系の特定に使用され得る。
- ハーモン距離又はリーディング距離:近視関連物体を位置決めするための基準として使用され得る。
- 最高視力:収差が存在する場合の視力を導出するために使用され得る。視力は、最高視力から視力損失を差し引いたものに等しく、視力損失は、特許文献4に記載される等の所定のモデルに従って決定され得る(視力計算の別の例は、特許文献5に記載されている)。
- 収差への視力感度:装用者が、装用者の屈折力又は非点収差誤差への感度がより高い又はより低い場合、視力損失モデルを変更するために使用され得る。
- 客観的/主観的調節確保:上記の視力計算モデルに従って視力損失を計算するために使用され得、客観的/主観的調節は、所与の物体点を見ているときの屈折力誤差を特定するために使用される。
- 頭部運動範囲:頭-眼座量の個人化(例えば、運動範囲の位置を制限し、最小努力に対応する初期位置を定義し、初期位置と制限位置との間の努力変動を定義する等)に使用され得る。
- 眼球運動範囲:これも、頭-眼座標の個人化(例えば、運動範囲の位置を制限し、最小努力に対応する初期位置を定義し、初期位置と制限位置との間の努力変動を定義する等)に使用され得る。
- 後弯位:頭部及び胴体の基準姿勢角を定義するために使用され得る。
- 斜位:自然なリラックスした注視方向の基準角を定義するために使用され得、注視方向の基準角は注視努力推定の基準として使用され得る。
- 融像予備:両眼単一視を維持するために両眼転導を管理する個人の能力の基準を定義するために使用され得る。したがって、これは、両眼努力推定の基準として使用され得る。
- 感覚優位眼:感覚優位眼でのぼやけ像は、他方の眼での同じぼやけよりも不快であるため、両眼視力のモデルの調整に使用され得る。
- 頭部-眼係数:頭部-眼座標における頭部-眼移動の比率を個人化するために使用され得る。
- 注視優位眼:単眼の位置を変更するために使用され得る。
- 近視挙動:近視物体配置の基準位置及び角度を定義するために使用され得る。
- 手側性:眼球有意性を導出し、近視において物体の位置を変更するために使用され得る。
- 頭部ケープ:姿勢努力の特定に使用され得る。
- 眼の寸法(角膜-瞳孔距離、瞳孔-レンズ距離、後眼房長、瞳孔サイズ):眼のジオメトリ、例えば収差又は周辺デフォーカスに基づいて計算を個人化するために使用され得る。
- 眼の高次収差:波面計算に使用され得る。
- グレア感度:特定の照明条件で視覚性能変化を指定するために使用され得る。
「アバター」を個人化できるようにする上記の複数のパラメータを取得するために、標準又は既存の機器及び測定値は、例えば、ECPによって使用され得る。任意選択的に、パラメータの少なくとも幾つかは、個々のパラメータ取得に詳細で時間のかかるフェーズを行う必要がないように、装用者若しくは顧客によって答えられる簡単な質問を通して又は簡単な追加の機器を通して取得され得る。したがって、ECPの店頭での長時間プロセスが必要ない。
非限定的な例として、利用可能な標準機器として以下を引用し得る:瞳孔間距離又は半瞳孔間距離用の瞳孔計、眼球回転中心及びフレームに関連するデータ用の通常機器、処方Rx及び視力、斜位用のフォロプター。
質問により、年齢、性別、身長、活動、民族性等を取得することが可能になる。
簡単な追加の機器の非限定的な例は、以下である:
- 加速度計、及び/又は傾斜計、及び/又はアイトラッカーが設けられて、店頭でのリーディング又はウォーキング等の特定の店頭活動での幾つかの基本的な頭部/眼/胴体測定値を導出し、特許文献2に記載される「k」係数等のアバターパラメータを改良するスマートフレーム;
- 特許文献3に記載されるように、装用者の身体運動を記録して再生する単純なビデオカメラ。
上記の複数のパラメータの少なくとも幾つかのパラメータは、クラウドで入手可能でもあり得るか、又は内蔵カメラを介してコンピュータ及び/若しくはスマートフォンから少なくとも部分的に取得されてオンライン販売に使用され得る。
フレームに関連するデータを装用者モデルMwで考慮し得る方式について以下に詳述する。
- A、B、DBLサイズ:レンズの寸法の導出に使用され得る。
- フレーム形状、レンズの輪郭の導出に使用され得る。
- 装用パラメータ(フレームのパントスコピックチルト、フレームの巻き角、頂点距離):眼に対するレンズのポジショニングの導出に使用され得る。
- 眼の回転中心の位置:眼に対するレンズのポジショニング又は頭部に対する眼のポジショニングの導出に使用され得る。
- フィッティング高さ:フレームにおけるレンズのポジショニングの導出に使用され得る。
アバターシミュレーションは、特許文献2に記載されている。例えば、アバターをカスタマイズするために、注視努力又は頭部姿勢努力を考慮し得、これらは、年齢、民族性又は処方に応じて異なり得る。
シータ、ファイ及びローと記される3つの角度によって定義される頭部回転も、利得値(k_垂直,k_水平)に従い、固視点のシータ_1と記される仰角及びファイ_iと記される方位角の関数として計算され得る。
シータ=k_垂直×シータ_i
ファイ=k_水平×ファイ_i
ロー=0
「k」係数も異なる年齢、民族性、性別、処方等について定義され得る。
胴体位置は、考慮される人間の装用者の身長を介してカスタマイズすることができる。
胴体運動は、考慮される人間の装用者のビデオ記録のためにカスタマイズすることができる。
所与の人間の装用者の生活様式に関連する1つ又は複数のパラメータは、考慮される人間の装用者によりカスタマイズするために、上記の環境及び視作業モデルMtの変更に使用することもでき、それにより生活様式及び環境方法に基づいてカスタマイズされたシナリオが定義されることになる。
シミュレーションは、予め選択された各機器に対応する視覚機器モデルMeを用いて、定義された各「シナリオ」で実行される。本開示では、シナリオは、装用者モデルMwと環境及び視作業モデルMtとの組合せを定義し、即ち、一連の固視点を含む所定の視作業が、装用者モデルMwによって見られる要素の形状及び位置の記述によって定義される環境において、装用者モデルMwによってどのように実行されるかを定義する。
シミュレーション出力は、装用者モデルMwによる装用されるMtとMeとの各組合せでの性能基準の組である。
アバター性能基準は、以下を含み得る:
- 視力、単眼又は両眼、
- 歪み、静的又は動的、
- 姿勢努力、
- 姿勢柔軟性、
- 両眼転導努力、
- 調節努力、
- 両眼快適性等。
各視覚機器モデルMeの性能Perfは、アバター性能基準に基づいて少なくとも1つのプロセッサ14によって評価される。
所与の人間の装用者の生活様式に関連する1つ又は複数のパラメータは、上記の性能Perfを重み付けるために使用され得、シナリオ毎にシミュレーション結果を重み付けし、それらを組み合わせて全体性能基準にし、したがって例えば考慮される人間の装用者の幾つかの活動の優位性を考慮に入れる、
評価結果を使用して、選択された設計の利点を顧客に示し得る。
統合されたシミュレーション結果を装用者に提示して、いずれの視覚機器が装用者にとって最良であるかを装用者が判断することを促進し得る。
シナリオを実行するアバターのグラフィカル視覚化を装用者に提示して、装用者が各機器の利点を理解することを促進し得る。
幾つかの設計は、性能のトレードオフにより、「最良」機器として残り得る。そのような場合、シミュレーション結果は、例えば、ECPと顧客との間での話し合いのサポートとして使用され得る。
デバイス10、方法、コンピュータプログラム製品又は非一時的コンピュータ読取可能記憶媒体により、本開示に従って提供される視覚機器評価の非限定的な例を以下に詳述する。
装用者生理学的データ:
処方:
- 右眼:0(0)0° Add2.50
- 左眼:0(0)0° Add2.50
半瞳孔間距離:
右眼:32.5mm
左眼:32.0mm
年齢:62歳
身長:172cm
性別:女性
装用者モデルMwは、特許文献2に記載されているようなものである。装用者モデルMwは、胴体、頭部及び眼を含む。
眼のための処方は、人間の装用者の処方に調整される。
眼の位置は、人間の装用者の半瞳孔間距離に従って調整される。
胴体-頭部運動学を通して表される後弯位は、人間の装用者の年齢に従って調整される。
眼の客観的調節は、人間の装用者の年齢に従って調整される。
胴体及び頭部の位置及びサイズは、人間の装用者の身長に調整される。
フレームデータ:
サイズ:A=56mm、B=40mm、矩形フレーム形、DBL=17.5mm
装用条件:パントスコピックチルト=8°、巻き角=0°、頂点距離=12mm
フィッティング高さ=24mm
眼の前方のレンズの位置は、装用パラメータに従って調整される。
生活様式:
- 近距離での精密な手作業:なし
- スマートフォン:あり、高使用度、標準距離
- タブレット:なし
- ラップトップ:あり、中程度の使用度、標準距離
- デスクトップ:なし
- TV画面:あり、低使用度、距離=5m
- 車の運転:なし
ECPは、2つの設計を予め選択する。
- 設計A
- 設計B
アバターのシナリオは、以下のように定義される。
スマートフォン作業:
物体=スマートフォン
サイズ=70×140mm
位置=単眼から40°下、単眼の回転中心からの距離=37cm
固視パターン=シミュレートされたリーディングパターン
最大両眼視力損失=0.05logMAR
性能基準:快適領域
ラップトップ作業:
物体=ラップトップ画面
サイズ=330×220mm
位置=単眼から20°下、単眼の中心からの距離=60cm
固視パターン=シミュレートされたリーディングパターン
最大両眼視力損失=0.05logMAR
性能基準:快適領域
TV作業:
物体=TV画面
サイズ=200×300mm
位置=単眼から0°下、単眼の中心からの距離=500cm
固視パターン=シミュレートされたリーディングパターン
最大両眼視力損失=0.05logMAR
性能基準:快適領域
シミュレーションは、上述の2つの予め選択された設計である設計A及び設計Bにそれぞれ基づく2つの視覚機器の評価実行に関する。各作業及び各機器で平均快適領域が評価される。
図2は、ラップトップ作業(グラフの左側、IVは、中間視を示す)及びスマートフォン作業(グラフの右側、NVは、近視を示す)での2つの視覚機器の各々の快適領域を平方度単位で示す、性能評価結果をグラフの形態でまとめている。
TV画面での性能は、両方の視覚機器で同様であるため、グラフに表されていない。
グラフは、設計Bの予め選択された設計に基づく視覚機器が、設計Aの予め選択された設計に基づく視覚機器と比較して、IV及びNVにおいてよりよい快適領域を提供することを示す。したがって、ECPは、これらの結果を使用して、設計Bに基づく視覚機器を推奨し得る。
任意選択的に、付加価値及び照明条件を考慮に入れて、フィルタ又は反射防止コーティングについての推奨を行い得る。
したがって、ECPはデバイス10を使用して、光学設計、コーティング又は完全な視覚機器を特定の装用者に選択又は推奨し得る。
図3のフロー図は、1つ又は複数の実際の視覚機器にそれぞれ対応する1つ又は複数の視覚機器モデルを評価する、本開示による方法のステップを示す。
デバイス10に関連して上述したように、実際の視覚機器は、人間の装用者が少なくとも1つの実環境で少なくとも1つの実際の視作業を実行するためのものである。実際の視覚機器のそれぞれの1つは、少なくとも1つの眼科レンズを含む。
図3に示されるように、方法の第1のステップ30は、考慮される人間の装用者の少なくとも片眼のための少なくとも処方Rxを含む複数のパラメータを取得することを含む。複数のパラメータは、例えば、デバイス10に関連して上述したようなものであり得る。
続くステップ32は、ステップ30において取得された複数のパラメータに基づいて眼科レンズセットの組を予め選択することを含む。予め選択されたレンズは、例えば、デバイス10に関連して上述したものであり得る。
続くステップ34及び36は、ステップ32において予め選択された眼科レンズのそれぞれの1つについて、少なくとも1つのプロセッサ、例えばプロセッサ14等によって実行される。
ステップ34は、上述の実際の視覚機器の所与の1つの仮想モデルである視覚機器モデルを取得することを含み、視覚機器モデルは、考慮される予め選択された眼科レンズと同じ特性によって定義される少なくとも1つの仮想眼科レンズを含む。取得された視覚機器モデルは、例えば、デバイス10に関連して上述した視覚機器モデルMeであり得る。
ステップ34は、考慮される人間の装用者の仮想モデルである装用者モデルを取得することを含み、装用者モデルは、ステップ30において取得された複数のパラメータのうちの少なくとも1つのパラメータから構築され、及び視覚機器モデルは、装用者モデルと協働する。装用者モデルは、例えば、デバイス10に関連して上述した装用者モデルMwであり得る。
ステップ34は、上述の少なくとも1つの実環境及び少なくとも1つの実際の視作業の仮想モデルである環境及び視作業モデルを取得することも含む。環境及び視作業モデルは、装用者モデルによって見られる一連の点を含み、例えばデバイス10と関連して上述した通りである。
次いで、ステップ36は、例えば、デバイス10と関連して上述したように、装用者モデルによって装用され、且つ環境及び視作業モデルと組み合わされた視覚機器モデルの性能を評価することを含む。
特定の実施形態では、本開示による方法は、コンピュータで実施される。即ち、コンピュータプログラム製品は、プロセッサがアクセス可能であり、且つプロセッサによって実行されると、プロセッサに、上述の複数の視覚機器モデルを評価するための方法のステップを実行させる1つ又は複数の命令シーケンスを含む。
モデルMe、Mw及びMtは、例えば、クラウドにおいてリモートで又はコンピュータにおいてローカルで構築され得る。
命令シーケンスは、クラウド内の所定位置を含む1つ又は幾つかの非一時的コンピュータ読取可能記憶媒体に記憶され得る。
代表的な方法及びデバイスが本明細書で詳細に説明されているが、当業者であれば、添付の特許請求の範囲によって説明及び定義されているものの範囲から逸脱することなく、様々な置換形態及び修正形態がなされ得ることを認識するであろう。

Claims (16)

  1. 複数の実際の視覚機器であって、前記実際の視覚機器のいずれか1つの所与の人間の装用者が少なくとも1つの実環境で少なくとも1つの実際の視作業を実行するための複数の実際の視覚機器にそれぞれ対応する複数の視覚機器モデルを評価するためのデバイスであって、前記実際の視覚機器のそれぞれの1つは、少なくとも1つの眼科レンズを含み、前記デバイスは、
    少なくとも1つの入力であって、前記所与の人間の装用者の少なくとも片眼のための少なくとも処方を含む複数のパラメータを取得することを行うように適合された少なくとも1つの入力と、
    前記複数のパラメータに基づいて予め選択された眼科レンズの組と、
    少なくとも1つのプロセッサであって、前記予め選択された眼科レンズのそれぞれの1つについて、
    前記実際の視覚機器の所与の1つの仮想モデルである視覚機器モデルを取得することであって、前記視覚機器モデルは、前記予め選択された眼科レンズの1つと同じ特性によって定義される少なくとも1つの仮想眼科レンズを含む、取得すること、
    前記所与の人間の装用者の仮想モデルである装用者モデルを取得することであって、前記装用者モデルは、前記複数のパラメータのうちの少なくとも1つのパラメータから構築され、前記視覚機器モデルは、前記装用者モデルと協働する、取得すること、
    前記少なくとも1つの実環境及び前記少なくとも1つの実際の視作業の仮想モデルである環境及び視作業モデルを取得することであって、前記環境及び視作業モデルは、前記装用者モデルによって見られる少なくとも一連の点を含む、取得すること、
    前記装用者モデルによって装用され、且つ前記環境及び視作業モデルと組み合わされた前記視覚機器モデルの性能を評価すること、
    を行うように構成された少なくとも1つのプロセッサと、
    を含む、デバイス。
  2. 前記複数のパラメータは、前記所与の人間の装用者の視覚に関連する少なくとも1つのパラメータを更に含む、請求項1に記載のデバイス。
  3. 前記複数のパラメータは、前記所与の人間の装用者が前記実際の視覚機器のいずれか1つを使用することを意図する方式に関連する少なくとも1つのパラメータを更に含む、請求項1又は2に記載のデバイス。
  4. 前記複数のパラメータは、前記所与の人間の装用者の生活様式に関連する少なくとも1つのパラメータを更に含み、前記生活様式は、前記所与の人間の装用者が前記実際の視覚機器のいずれか1つを使用することを意図する過程における少なくとも1つの活動のタイプに関連する、請求項1~3のいずれか一項に記載のデバイス。
  5. 前記所与の人間の装用者の生活様式に関連する前記少なくとも1つのパラメータは、前記性能を重み付け、且つ/又は前記環境及び視作業モデルを変更するために使用される、請求項4に記載のデバイス。
  6. 前記環境及び視作業モデルは、前記実環境の実物体の三次元スキャンによって取得された物体のモデルを含む、請求項1~5のいずれか一項に記載のデバイス。
  7. 前記環境及び視作業モデルは、ソフトウェアインタフェースを介して定義された物体のモデルを含む、請求項1~5のいずれか一項に記載のデバイス。
  8. 前記物体は、前記実環境の実物体に合致するように調整される予め定義された物体、寸法及び/又は位置から取られる、請求項7に記載のデバイス。
  9. 前記装用者モデルは、前記所与の人間の装用者の頭部の仮想モデルである可動頭部モデルを含み、
    前記可動頭部モデルは、前記所与の人間の装用者の少なくとも片眼の仮想モデルである少なくとも1つの仮想眼を含み、前記少なくとも1つの仮想眼は、前記可動頭部モデルに対して回転移動可能である、請求項1~8のいずれか一項に記載のデバイス。
  10. 前記複数のパラメータは、視覚的挙動に寄与する前記所与の人間の装用者の少なくとも片眼の運動及び/又は視覚的挙動に寄与する前記所与の人間の装用者の前記可動頭部モデルの運動に関連するデータを更に含む、請求項9に記載のデバイス。
  11. 前記装用者モデルは、前記所与の人間の装用者の胴体の仮想モデルである前記装用者の仮想胴体を更に含み、
    前記仮想胴体は、前記環境及び視作業モデルにおいて移動可能であり、
    前記可動頭部モデルは、前記仮想胴体に対して回転移動可能である、請求項9又は10に記載のデバイス。
  12. 前記複数のパラメータは、視覚的挙動に寄与する前記所与の人間の装用者の前記胴体の運動に関連するデータを更に含む、請求項11に記載のデバイス。
  13. 前記実際の視覚機器は、眼鏡フレームを更に含み、及び前記複数のパラメータは、前記眼鏡フレームに関連するデータを更に含む、請求項1~12のいずれか一項に記載のデバイス。
  14. 前記少なくとも1つのプロセッサは、前記環境及び視作業モデルにおいて前記少なくとも1つの実際の視作業の仮想モデルを実行する前記装用者モデルをグラフィカルに表現するように更に構成される、請求項1~13のいずれか一項に記載のデバイス。
  15. 複数の実際の視覚機器であって、前記実際の視覚機器のいずれか1つの所与の人間の装用者が少なくとも1つの実環境で少なくとも1つの実際の視作業を実行するための複数の実際の視覚機器にそれぞれ対応する複数の視覚機器モデルを評価するコンピュータ実施方法であって、前記実際の視覚機器のそれぞれの1つは、少なくとも1つの眼科レンズを含み、前記コンピュータ実施方法は、
    前記所与の人間の装用者の少なくとも片眼のための少なくとも処方を含む複数のパラメータを取得するステップと、
    前記複数のパラメータに基づいて眼科レンズの組を予め選択するステップと、
    予め選択された眼科レンズの組それぞれの1つについて、少なくとも1つのプロセッサにより、以下のステップ:
    前記実際の視覚機器の所与の1つの仮想モデルである視覚機器モデルを取得するステップであって、前記視覚機器モデルは、前記予め選択された眼科レンズの1つと同じ特性によって定義される少なくとも1つの仮想眼科レンズを含む、ステップ、
    前記所与の人間の装用者の仮想モデルである装用者モデルを取得するステップであって、前記装用者モデルは、前記複数のパラメータのうちの少なくとも1つのパラメータから構築され、前記視覚機器モデルは、前記装用者モデルと協働する、ステップ、
    前記少なくとも1つの実環境及び前記少なくとも1つの実際の視作業の仮想モデルである環境及び視作業モデルを取得するステップであって、前記環境及び視作業モデルは、前記装用者モデルによって見られる少なくとも一連の点を含む、ステップ、及び、
    前記装用者モデルによって装用され、且つ前記環境及び視作業モデルと組み合わされた前記視覚機器モデルの性能を評価するステップ、
    を実行するステップと、
    を含む、コンピュータ実施方法。
  16. 複数の実際の視覚機器であって、前記実際の視覚機器のいずれか1つの所与の人間の装用者が少なくとも1つの実環境で少なくとも1つの実際の視作業を実行するための複数の実際の視覚機器にそれぞれ対応する複数の視覚機器モデルを評価するためのコンピュータプログラム製品であって、前記実際の視覚機器のそれぞれの1つは、少なくとも1つの眼科レンズを含み、前記コンピュータプログラム製品は、1つ又は複数の命令シーケンスを含み、前記命令シーケンスは、プロセッサがアクセス可能であり、且つ前記プロセッサによって実行されると、前記プロセッサに、
    前記所与の人間の装用者の少なくとも片眼のための少なくとも処方を含む複数のパラメータを取得することと、
    前記複数のパラメータに基づいて眼科レンズの組を予め選択することと、
    前記予め選択された眼科レンズのそれぞれの1つについて、少なくとも1つのプロセッサにより、以下のステップ:
    前記実際の視覚機器の所与の1つの仮想モデルである視覚機器モデルを取得するステップであって、前記視覚機器モデルは、前記予め選択された眼科レンズの1つと同じ特性によって定義される少なくとも1つの仮想眼科レンズを含む、ステップ、
    前記所与の人間の装用者の仮想モデルである装用者モデルを取得するステップであって、前記装用者モデルは、前記複数のパラメータのうちの少なくとも1つのパラメータから構築され、前記視覚機器モデルは、前記装用者モデルと協働する、ステップ、
    前記少なくとも1つの実環境及び前記少なくとも1つの実際の視作業の仮想モデルである環境及び視作業モデルを取得するステップであって、前記環境及び視作業モデルは、前記装用者モデルによって見られる少なくとも一連の点を含む、ステップ、及び、
    前記装用者モデルによって装用され、且つ前記環境及び視作業モデルと組み合わされた前記視覚機器モデルの性能を評価するステップ、
    を実行することと、
    を行わせる、コンピュータプログラム製品。
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