JP2024505301A - エアロゾル化可能な材料を加熱する装置 - Google Patents

エアロゾル化可能な材料を加熱する装置 Download PDF

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Abstract

エアロゾル化可能な材料を加熱してエアロゾル化可能な材料の少なくとも1つの成分を揮発させるように配置された装置(100、200)が記載される。装置(100、200)は、エアロゾル化可能な材料を含む物品(110)の少なくとも一部分を受け取るための加熱領域(215)を有する。装置はまた、変動磁界を生成するための螺旋形インダクタコイル(241)を含む磁界生成器(240)を有する。螺旋形インダクタコイル(241)は、インダクタコイル(241)内にインダクタ領域(242)を画定する。装置(100)はまた、変動磁界の侵入によって加熱可能であり、加熱領域(215)を加熱するように配置された細長い加熱要素(220)を有する。細長い加熱要素(220)は、加熱領域(215)とインダクタ領域(242)との間に延びている。【選択図】 図4

Description

本発明は、エアロゾル化可能な材料を加熱してエアロゾル化可能な材料の少なくとも1つの成分を揮発させる装置に関する。本発明はまた、エアロゾル化可能な材料を加熱する装置で使用するための細長い加熱要素、エアロゾル供給デバイス、並びにエアロゾル供給デバイス及びエアロゾル生成材料を含む物品を備えるエアロゾル供給システムに関する。
背景
シガレット、シガーなどのような喫煙品は、使用中にタバコを燃焼させて、タバコの煙を生じさせる。非燃焼式に化合物を解放する製品を作製することによって、タバコを燃焼させるこれらの物品に対する代替品を提供するための試みがなされてきた。そのような製品の例としては、材料を非燃焼式に加熱することによって化合物を解放する加熱デバイスである。材料は、たとえばタバコ又は他の非タバコ製品としてもよく、ニコチンを含有してもしなくてもよい。
概要
一態様によれば、エアロゾル化可能な材料を加熱してエアロゾル化可能な材料の少なくとも1つの成分を揮発させるように構成された装置が提供され、装置は、エアロゾル化可能な材料を含む物品の少なくとも一部分を受け取るように構成された加熱領域と、変動磁界を生成するように構成された螺旋形インダクタコイルを含む磁界生成器であり、螺旋形インダクタコイルが、インダクタコイル内にインダクタ領域を画定する、磁界生成器と、変動磁界の侵入によって加熱可能であり、加熱領域を加熱するように配置された細長い加熱要素とを備え、細長い加熱要素は、加熱領域とインダクタ領域との間に延びている。
コイルは、マウントに支持されてもよい。
コイルは、ワイアを備えてもよい。コイルは、導電膜を備えてもよい。
細長い加熱要素は、長手方向軸線を画定してもよい。螺旋形インダクタコイルは、軸線方向に加熱領域から隔置されてもよい。
細長い加熱要素は、加熱領域に突出してもよい。
細長い加熱要素は、ベースから直立してもよい。細長い加熱要素は、自由端に尖った縁部又は先端を備えてもよい。細長い加熱要素は、ピン又はブレードであってもよい。細長い加熱要素は、加熱領域によって受け取られた物品内へ延びるように構成されてもよい。
装置は、加熱領域を画定するレセプタクルを備えてもよい。螺旋形インダクタコイルは、レセプタクルに重ならなくてもよい。
レセプタクルは、加熱領域の閉端を画定する端壁を備えてもよい。端壁は、加熱領域と螺旋形インダクタコイルとの間にあってもよい。
レセプタクルは、加熱領域を画定する周壁を備えてもよい。周壁と加熱要素との間の間隔は、螺旋形インダクタコイルと細長い加熱要素との間の間隔より大きくてもよい。
螺旋形インダクタコイルの最大幅は、加熱領域の最大幅より小さくてもよい。
螺旋形インダクタコイルの内径は、加熱領域の外径より小さくてもよい。
螺旋形インダクタコイルの最大外幅は、加熱領域の最大外幅より小さくてもよい。
螺旋形インダクタコイルの最大外径は、レセプタクルの最大外径より小さくてもよい。
加熱要素は、加熱領域に露出された第1の部分と、加熱領域の外部にある第2の部分とを備えてもよい。螺旋形インダクタコイルは、第2の部分を取り囲んでもよい。
第1及び第2の部分は、一体形成されてもよい。本明細書で使用されるように、「一体形成」という用語は、それらの特徴が分離不可であることを意味することが意図される。
第2の部分は、加熱領域から流体的に分離されてもよい。
第1の部分は、加熱部分であってもよい。第2の部分は、ベース部分であってもよい。加熱部分及びベース部分は、同軸であってもよい。
加熱部分及びベース部分は、熱伝導的に接続されてもよい。本明細書で使用されるように、「伝導的に接続される」という用語は、2つの特徴が直接接続されることを必ずしも意味せず、そのような構成体は、1つ又はさらなる特徴を2つの特徴間に含んでもよい。加熱部分及びベース部分は、熱伝導的に直接接続されてもよい。加熱部分及びベース部分は、たとえば中間部材によって、熱伝導的に間接的に接続されてもよい。本明細書で使用されるように、「伝導的に接続される」という用語は、加熱部分とベース部分との間の熱伝達の1次手段を意味することが意図される。
加熱部分の熱伝導率は、ベース部分の少なくとも一部の熱伝導率より大きくてもよい。
加熱部分の少なくとも一部は、第1の材料を含んでもよく、ベース部分の少なくとも一部は、第2の材料を含んでもよい。
第1の材料は、変動磁界の侵入による加熱に対して、第2の材料の感受性より低い感受性を有してもよい。
第1の材料の熱伝導率値は、第2の材料の熱伝導率値より大きくてもよい。
第2の部分の少なくとも一部の径方向幅は、第1の部分の径方向幅より大きくてもよい。
第2の部分は、カラーを備えてもよい。
第2の部分は、コアを備えてもよい。カラーは、コアを少なくとも部分的に取り囲んでもよい。
コアは、第1の部分とともに単体の構成要素として形成されてもよい。すなわち、これらの特徴は、これらの間に接合部が画定されないようにともに形成される。
第1の部分及びコアは、細長い部材であってもよい。細長い部材は、棒であってもよい。
細長い部材は、ヒートパイプであってもよい。
カラーは、変動磁界の侵入によって加熱可能なヒーター材料を含んでもよい。
カラーは、管状であってもよい。カラーは、箔層であってもよい。カラーは、メッシュであってもよい。サセプタは、巻線として形成されたワイアであってもよい。ワイアは、蛇行した構成体を有してもよい。カラーは、固体部材であってもよい。
第1の部分の少なくとも一部の熱伝導率は、第2の部分の少なくとも一部の熱伝導率より大きくてもよい。
第1の部分の少なくとも一部は、変動磁界の侵入による加熱に対して、第2の部分の少なくとも一部より低い感受性を有してもよい。
加熱要素の第1の部分の少なくとも一部は、非鉄材料を含んでもよく、第2の部分の少なくとも一部は、鉄材料を含んでもよい。
カラーは、鉄材料を含んでもよい。
加熱要素は、ヒートパイプを備えてもよい。
ヒートパイプは、加熱領域とインダクタ領域との間に延びてもよい。
インダクタ領域は、加熱領域の少なくとも25%の軸線方向長さを有してもよい。
一態様によれば、エアロゾル化可能な材料を加熱してエアロゾル化可能な材料の少なくとも1つの成分を揮発させるように構成された装置が提供され、装置は、エアロゾル生成材料を含む物品を受け取るための空洞を備える本体と、螺旋形インダクタコイルを含む磁界生成器アセンブリと、ヒーター部材とを備え、ヒーター部材は、空洞に露出されて、空洞を加熱するように配置された第1の部分と、磁界生成器アセンブリによって加熱されるように螺旋形インダクタコイルによって受け取られた第2の部分とを備え、第1の部分は、螺旋形インダクタコイルからずれており、第2の部分からの伝導によって加熱されるように配置されている。
この態様の装置は、適当な場合、上述した特徴の1つ若しくは複数又はすべてを含むことができる。
一態様によれば、エアロゾル化可能な材料を加熱してエアロゾル化可能な材料の少なくとも1つの成分を揮発させる装置で使用するための細長い加熱要素が提供され、細長い加熱要素は、長手方向軸線を画定し、細長い加熱部分及び細長いサセプタ部分を備え、細長い加熱部分は、細長いサセプタ部分から軸線方向に突出している。
細長い加熱部分の幅は、長手方向軸線に沿って細長い加熱部分の長さより大きくてもよい。細長いサセプタ部分の幅は、長手方向軸線に沿って細長い加熱部分の長さより大きくてもよい。
細長い加熱部分は、第1の材料を含んでもよく、細長いサセプタ部分は、第2の材料を含んでもよい。
第1の材料は、第2の材料より高い伝導率を有してもよい。
一態様によれば、上述した装置の少なくとも1つを備えるエアロゾル供給デバイスが提供される。
一態様によれば、上述した細長い加熱要素の少なくとも1つを備えるエアロゾル供給デバイスが提供される。
一態様によれば、上述した装置の少なくとも1つ及び上述した細長い加熱要素の少なくとも1つを備えるエアロゾル供給デバイスが提供される。
エアロゾル供給デバイスは、不燃性エアロゾル供給デバイスであってもよい。
デバイスは、非燃焼加熱式デバイスとしても知られているタバコ加熱デバイスであってもよい。
一態様によれば、上述したエアロゾル供給デバイス及びエアロゾル生成材料を含む物品を備えるエアロゾル供給システムが提供される。
物品は、消耗品であってもよい。
エアロゾル生成材料は、非液体のエアロゾル生成材料であってもよい。
物品は、加熱領域内に少なくとも部分的に受け取られるように寸法設定されてもよい。
次に、実施形態について、添付の図面を参照して、例示のみを目的として説明する。
エアロゾル供給デバイスの正面斜視図である。 図1のエアロゾル供給デバイスの概略図である。 エアロゾル生成材料を含む物品を有する図2の加熱アセンブリの一部の側面図である。 エアロゾル生成材料を含む物品を有する図3の加熱アセンブリの一部の断面側面図である。 図3の加熱アセンブリの概略斜視図である。 図2のエアロゾル供給デバイスの別の加熱アセンブリの概略側面図である。 図2のエアロゾル供給デバイスの加熱要素の概略側面図である。
詳細な説明
本明細書で使用されるように、「エアロゾル生成材料」という用語は、加熱時に、揮発成分を典型的にはエアロゾルの形態で供給する材料を含む。エアロゾル生成材料は、任意のタバコ含有材料を含み、たとえば、タバコ、タバコ誘導体、膨張タバコ、再生タバコ、又はタバコ代替品のうちの1つ又は複数を含んでもよい。エアロゾル生成材料はまた、他の非タバコ製品を含んでもよく、そのような非タバコ製品は、製品に応じてニコチンを含有してもしなくてもよい。エアロゾル生成材料は、たとえば固体、液体、ゲル、ワックスなどの形態であってもよい。エアロゾル生成材料はまた、たとえば材料の組合せ又は混合物であってもよい。エアロゾル生成材料はまた、「喫煙材」としても知られていることがある。
典型的には、エアロゾル生成材料を燃やすこと又は燃焼させることなく、吸入することができるエアロゾルを形成するために、エアロゾル生成材料を加熱してエアロゾル生成材料の少なくとも1つの成分を揮発させる装置が知られている。そのような装置は、「エアロゾル生成デバイス」、「エアロゾル供給デバイス」、「非燃焼加熱式デバイス」、「タバコ加熱製品デバイス」、又は「タバコ加熱デバイス」又は類似のものとして説明されることがある。同様に、典型的にはエアロゾル生成材料を液体の形態で気化させるいわゆるeシガレットデバイスも存在し、そのようなエアロゾル生成材料は、ニコチンを含有してもしなくてもよい。エアロゾル生成材料は、装置内へ挿入することができる棒、カートリッジ、若しくはカセットなどの形態であってもよく、又はそのような棒、カートリッジ、若しくはカセットの一部として提供されてもよい。エアロゾル生成材料を加熱して揮発させるためのヒーターが、装置の「恒久的」な部分として提供されてもよい。
エアロゾル供給デバイスは、加熱のためにエアロゾル生成材料を含む物品を受け取ることができる。この文脈で「物品」とは、加熱されてエアロゾル生成材料を揮発させる使用中のエアロゾル生成材料を含む又は収容する構成要素、及び任意選択で使用中の他の構成要素である。使用者は、加熱して使用者が後に吸入するエアロゾルを生じさせる前に、物品をエアロゾル供給デバイス内へ挿入してもよい。物品は、たとえば、物品を受け取るようにサイズ設定されたデバイスの加熱チャンバ内に配置されるように構成された予め定められた又は特有のサイズであってもよい。
図1は、エアロゾル生成媒体/材料からの生成エアロゾルのためのエアロゾル供給デバイス100の一例を示す。デバイス100は、エアロゾル生成媒体を含む交換可能な物品110を加熱して、デバイス100の使用者が吸入することができるエアロゾル又は他の吸入可能な媒体を生成するために使用することができる。
デバイス100は、デバイス100の様々な構成要素を取り囲んで収容するハウジング102を備える。デバイス100は、開口104を一端に有しており、デバイス100による加熱のために、開口104を通って物品110を挿入することができる。物品110は、デバイス100による加熱のためにデバイス100内へ完全に挿入されても部分的に挿入されてもよい。
デバイス100は、ボタン又はスイッチなどの使用者が動作可能な制御要素106を備えてもよく、そのような制御要素106は、操作、たとえば押下されたときにデバイス100を動作させる。たとえば、使用者は、スイッチ106を押下することによってデバイス100を起動してもよい。
デバイス100は、長手方向軸線101を画定しており、物品110は、デバイス100内へ挿入されたとき、長手方向軸線101に沿って延びてもよい。
図2は、図1のエアロゾル供給デバイス100の概略図であり、デバイス100の様々な構成要素を示す。デバイス100は、図2には示されていない他の構成要素を含んでもよいことが理解されよう。
図2に示すように、デバイス100は、エアロゾル化可能な材料を加熱する装置200を含む。装置200は、加熱アセンブリ201、コントローラ(制御回路)202、及び電源204を含む。装置200は、本体アセンブリ210を備える。本体アセンブリ210は、デバイスの一部を形成するシャーシ及び他の構成要素を含んでもよい。加熱アセンブリ201は、デバイス100内へ挿入された物品110のエアロゾル生成媒体を加熱し、それによってエアロゾル生成媒体からエアロゾルが生成されるように構成される。電源204は、加熱アセンブリ201に電力を供給し、加熱アセンブリ201は、供給された電気エネルギーを、エアロゾル生成媒体を加熱するための熱エネルギーに変換する。
電源204は、たとえば、再充電可能なバッテリー又は再充電不可のバッテリーなどのバッテリーであってもよい。好適なバッテリーの例には、たとえばリチウムバッテリー(リチウムイオンバッテリーなど)、ニッケルバッテリー(ニッケルカドミウムバッテリーなど)、及びアルカリバッテリーが含まれる。
バッテリー204は、エアロゾル生成材料を加熱するために必要とされるとき、コントローラ202の制御下で電力を供給するように、加熱アセンブリ201に電気的に結合されてもよい。制御回路202は、使用者が制御要素106を操作することに基づいて、加熱アセンブリ201を起動及び停止するように構成されてもよい。たとえば、コントローラ202は、使用者がスイッチ106を操作することに応答して、加熱アセンブリ201を起動してもよい。
開口104に最も近いデバイス100の端部は、使用中に使用者の口に最も近いことから、デバイス100の近位端(又は口端)107としても知られていることがある。使用中、使用者は、物品110を開口104内へ挿入し、使用者制御部106を操作して、エアロゾル生成材料を加熱し始め、デバイスに生成されたエアロゾルを吸い込む。これにより、エアロゾルがデバイス100を通って流路に沿ってデバイス100の近位端に向かって流れる。
開口104から最も離れたデバイスの他端は、使用中に使用者の口から最も離れた端部であることから、デバイス100の遠位端108としても知られていることがある。使用者がデバイスに生成されたエアロゾルを吸い込むと、エアロゾルはデバイス100の近位端に向かう方向に流れる。デバイス100の特徴に適用される近位及び遠位という用語は、軸線101に沿って近位遠位方向において、そのような特徴の互いに対する相対的な位置を参照することによって説明される。
加熱アセンブリ201は、誘導加熱プロセスによって物品110のエアロゾル生成材料を加熱するために、様々な構成要素を備えてもよい。誘導加熱は、電磁誘導によって導電加熱要素(サセプタなど)を加熱するプロセスである。誘導加熱アセンブリは、誘導要素、たとえば1つ又は複数のインダクタコイルと、誘導要素に交流電流などの変動電流を通すデバイスとを備えてもよい。誘導要素の変動電流は、変動磁界を生じさせる。変動磁界は、誘導要素に対して好適に配置されたサセプタ(加熱要素)に侵入し、サセプタ内に渦電流を生成する。サセプタは、渦電流に対して電気抵抗を有し、したがってこの抵抗に対する渦電流の流れが、ジュール加熱によってサセプタを加熱させる。サセプタが鉄、ニッケル、又はコバルトなどの強磁性材料を含む場合、サセプタの磁気ヒステリシス損失によって、すなわち変動磁界との位置合わせの結果として磁性材料の磁極の向きが変動することによって、熱が生成されてもよい。たとえば伝導による加熱に比べて、誘導加熱では、サセプタ内に熱が生成され、急速な加熱が可能になる。さらに、誘導要素とサセプタとの間にいかなる物理的な接触も必要なく、構築及び適用上の自由を高めることが可能になる。
装置200は、加熱されるべき物品110を受け取るように構成及び寸法設定された加熱チャンバ211を含む。加熱チャンバ211は、加熱領域215を画定する。この例では、物品110は略円筒形であり、加熱チャンバ211は、それに対応して略円筒形の形状である。しかし、他の形状も可能なはずである。加熱チャンバ211は、レセプタクル212によって形成される。レセプタクル212は、端壁213及び周壁214を含む。
加熱チャンバ211は、レセプタクル212の内壁によって画定される。レセプタクル212は、支持部材として作用する。レセプタクルは略管状部材を構成し、デバイス100の長手方向軸線101に沿って長手方向軸線101の周りに延び、長手方向軸線101と実質的に同軸である。しかし、他の形状も可能なはずである。レセプタクル212、したがって加熱チャンバ211は、その近位端で開いており、したがって、デバイス100の開口104内へ挿入された物品110はその近位端を通って加熱チャンバ211によって受け取ることができる。レセプタクル212は、その遠位端で端壁213によって閉じられている。レセプタクル212は、空気の通路を形成する1つ又は複数の導管を備えてもよい。使用中、物品110の遠位端は、加熱チャンバ211の端部に近接又は係合して配置されてもよい。空気は、1つ又は複数の導管を通って加熱チャンバ211に入り、物品110を通ってデバイス100の近位端に向かって流れてもよい。
レセプタクル212は、絶縁材料から形成されてもよい。たとえば、レセプタクル212は、ポリエーテルエーテルケトン(PEEK)などのプラスチックから形成されてもよい。他の好適な材料も可能である。レセプタクル212は、加熱アセンブリ201が動作するときにアセンブリが剛性/固体のままになることを確実にするような材料から形成されてもよい。レセプタクル212に非金属材料を使用することで、デバイス100の他の構成要素の加熱を制限することを支援してもよい。レセプタクル212は、他の構成要素の支持を支援するために、剛性材料から形成されてもよい。
レセプタクル212に対する他の構成体も可能なはずである。たとえば、一実施形態では、端壁213は、加熱アセンブリ201の一部、たとえば円周方向に延びるフランジによって画定される。
図2に示すように、加熱アセンブリ201は、加熱要素220を備える。加熱要素220は、加熱領域215を加熱するように構成される。加熱領域215は、加熱チャンバ211に画定される。実施形態では、加熱チャンバ211は、加熱領域215の部分又は加熱領域215の範囲を画定する。
加熱要素220は、加熱領域215を加熱するように加熱可能である。加熱要素220は、誘導加熱要素である。すなわち、加熱要素220は、変動磁界の侵入によって加熱可能なサセプタを備える。加熱要素220は、本明細書で加熱部分221と呼ばれる第1の部分と、本明細書でベース部分222と呼ばれる第2の部分とを備える。ベース部分222の少なくとも一部は、サセプタとして作用する。
サセプタは、電磁誘導による加熱に好適な導電性材料を含む。たとえば、サセプタは、炭素鋼から形成されてもよい。他の好適な材料、たとえば鉄、ニッケル、又はコバルトなどの強磁性材料が使用されてもよいことが理解されよう。
加熱アセンブリ201は、磁界生成器240を備える。磁界生成器240は、1つ又は複数の変動磁界を生成するように構成され、1つ又は複数の変動磁界は、サセプタに侵入して、サセプタに加熱を引き起こす。磁界生成器240は、インダクタ要素として作用する図2に概略的に示す螺旋形インダクタコイル241を含む。
いくつかの例では、使用中、インダクタコイルは、約200℃~約350℃、たとえば約240℃~約300℃又は約250℃~約280℃の温度にサセプタを加熱するように構成される。
図3、図4、及び図5は、加熱アセンブリ201の一実施形態をより詳細に示す。加熱アセンブリ201は、図3~図5に示されていない他の構成要素を含んでもよいことが理解されよう。
図3~図5に示すように、加熱アセンブリ201は、加熱要素220及び磁界生成器240を備える。磁界生成器240の螺旋形インダクタコイル241は、図3~図5に示されている。
加熱要素220は、加熱領域215に延びる。加熱部分221は、突出要素として作用し、加熱領域215に突出する。加熱要素220は、周壁214から隔置される。加熱アセンブリ201は、物品110が加熱チャンバ211によって受け取られると、加熱要素220の加熱部分221が物品110の遠位端内へ延びるように構成される。加熱要素220の加熱部分221は、図3及び図4に示すように、使用中、物品110内に配置される。加熱要素220は、内側から物品110のエアロゾル生成材料を加熱するように構成されており、この理由で内側加熱要素と呼ばれる。これを容易にするために、内側加熱要素220は、デバイス100内へ挿入された物品110に穿孔するように構成される。
この実施形態では、加熱要素220の加熱部分221は、その近位端223に尖った縁部又は先端を備える。近位端は、加熱要素220の自由端である。加熱部分221は、ピンである。他の形状も想定され、たとえばいくつかの実施形態における加熱部分221はブレードである。加熱部分221は、デバイスの長手方向軸線101に沿って(軸線方向に)、加熱チャンバ211の遠位端から加熱チャンバ211内へ延びてもよい。いくつかの実施形態では、加熱部分221は、軸線101から隔置された加熱チャンバ211内へ延びる。加熱部分211は、軸線101に対して軸線外又は非平行であってもよい。加熱要素220の1つの加熱部分221が示されているが、いくつかの実施形態では、加熱要素220が複数の加熱部分221を備えることが理解されよう。いくつかの実施形態では、そのような加熱部分は、互いから隔置されるが互いに平行である。
加熱要素220は、加熱領域215から延びる。加熱要素220は、加熱領域220の外部へ延びる。加熱要素220は、レセプタクル212を通って受け取られる。加熱要素220は、端壁213を通って延びる。螺旋形インダクタコイル241は、レセプタクル212の外部に配置される。螺旋形インダクタコイル241は、端壁213から隔置される。レセプタクル212と螺旋形インダクタコイル241との間に、間隙216が設けられる。いくつかの実施形態では、間隙216に絶縁部材(図示せず)が設けられる。いくつかの実施形態では、螺旋形インダクタコイル241は、端壁213に取り付けられる。いくつかの実施形態では、インダクタコイル241は、端壁213から隔置される。ベース部分222が、加熱チャンバ211の外部に示されている。加熱要素220は、加熱部分221とベース部分222との間に中間部分225を備えてもよい。中間部分225は、螺旋形インダクタコイル241と加熱チャンバ211との間に延びてもよい。中間部分225は、端壁213を通って延びる。いくつかの実施形態では、中間部分225は省略され、又は加熱部分221及びベース部分222のうちの一方の一部を形成する。
螺旋形インダクタコイル241は、ベース部分222の少なくとも一部分の周りに延び、サセプタとして作用する。螺旋形インダクタコイル241は、ベース部分222に侵入する変動磁界を生成するように構成される。
インダクタコイル241は、銅などの導電性材料を含む螺旋形コイルである。コイルは、支持部材(図示せず)に螺旋状に巻かれたリッツ線などのワイアから形成される。支持部材(図示せず)は、省略されてもよい。支持部材は管状である。コイル241は、略管状の形状を画定する。螺旋形コイル241は、インダクタ領域242を画定する。螺旋形コイル241は、内径243を画定する。
インダクタコイル241は、略円形のプロファイルを有する。他の実施形態では、インダクタコイル241は、略正方形、長方形、又は長円形などの異なる形状を有してもよい。コイル幅は、その長さに沿って増大しても又は減少してもよい。
加熱要素220のベース部分222は、インダクタコイル241内へ延びる。すなわち、螺旋形インダクタコイル241は、インダクタ領域242を密閉空間に画定する。インダクタ領域242は、インダクタコイル241によって画定された空間であり、その中に特徴を受け取ることができ、インダクタコイル241によって生成された変動磁界の侵入によって加熱可能になるようにする。
他のタイプのインダクタコイル、たとえばフラットスパイラルコイルも知られている。螺旋形コイルによって、サセプタを受け取るための細長いインダクタ領域を画定することが可能になり、それにより細長い長さのサセプタを細長いインダクタ領域で受け取ることが実現する。変動磁界にさらされるサセプタの長さは、最大化されてもよい。螺旋形コイル構成体によって密閉されたインダクタ領域を提供することによって、磁界の磁束集中を支援することが可能になる。
リッツ線は、個々に絶縁された複数の個々のワイアを含み、これらのワイアがより合わされて単一のワイアを形成する。リッツ線は、導体の表皮効果損失を低減させるように設計される。単線などの他のワイアタイプを使用することもできる。
螺旋形インダクタコイルの構成は、その軸線方向長さに沿って変動してもよい。たとえば、このインダクタコイル、又は各インダクタコイルは、実質的に同じ値又は異なる値のインダクタンス、軸線方向長さ、半径、ピッチ、巻数などを有してもよい。
螺旋形インダクタコイル241は、支持部材(図示せず)の周りに延びて、支持部材(図示せず)によって支持されてもよい。螺旋形インダクタコイル241は、加熱チャンバ211及び長手方向軸線101と同軸に配置される。
ベース部分222がインダクタ領域242を通って延びる場合、ベース部分222は、その長さに沿って変動磁束に影響されやすい。
加熱要素220は、ベース部分222を備えており、加熱部分221がベース部分222から突出する。加熱部分221は、ベース部分222によって、熱伝導で加熱可能である。加熱部分221及びベース部分222は、熱伝導的に接続される。ベース部分222は、加熱部分221より大きい径方向範囲を有する。ベース部分222は略円筒形であるが、他の形状も予期される。
細長い加熱部分221は、その遠位端でベース部分222から延びる。細長い加熱部分221及びベース部分222は同軸である。ベース部分222は、軸線方向高さを有する。ベース部分222の軸線方向高さは、インダクタ領域242の軸線方向長さに実質的に対応する。そのような構成体は、ベース部分222と交差する磁束を最大化することを支援する。
ベース部分222は、コア224及びカラー225を備える。コア224は、加熱部分221の延長部である。コア224及び加熱部分221は、加熱部材230の一部を形成する。コア224は、単体の構成要素として加熱部分221と一体形成される。ベース部分222のコア224及び加熱部分221は、細長い棒の一部を形成する。いくつかの実施形態では、中間部分227は、ベース部分222と加熱部分221との間に画定される。そのような構成体において、加熱部分221は、加熱部材230のうち加熱領域215に延びる部分によって画定される。コア224は、加熱部材230のうちカラー225に延びる部分によって画定される。ベース部分222は、この部材のうちインダクタ領域242に延びる部分によって画定される。
コア224は、加熱部分221に対応する径方向幅を有する。棒は、その長さに沿って略一定の断面積及びプロファイルを有する。いくつかの実施形態では、断面積及びプロファイルの一方又は両方が、長さに沿って変動してもよい。コア224及び加熱部分221をともに形成することによって、加熱要素220に沿った熱伝導を支援することが可能になる。コア224は、カラー225に伝導的に接続される。それに応じて、カラー225が加熱されたとき、伝導によってカラー225からコア224への熱伝達が生じる。カラー225は、コア224との干渉嵌めを形成する。カラー225は、異なる手段によってコア224に接続されてもよい。
カラー225は、コア224を取り囲む。いくつかの実施形態では、カラー225は、コア224を部分的に取り囲む。この実施形態では、カラー225は管状である。カラー225は、コア224の外層を画定する。加熱部分221は、カラー225の上に突出する。
加熱部分221は、カラー225の熱伝導率より大きい熱伝導率を有する。カラー225は、異なる材料から形成される。ベース部分222及び加熱要素220は、異なる熱伝導特性を有する。カラー225は、サセプタとして作用し、変動磁界の侵入による加熱に影響されやすい材料から形成される。カラー225は、電磁誘導による加熱に好適な導電性材料を含む。たとえば、サセプタは、炭素鋼から形成されてもよい。他の好適な材料、たとえば鉄、ニッケル、又はコバルトなどの強磁性材料が使用されてもよいことが理解されよう。
図3~図5に示すように、カラー225は、固体の構成を有する。カラー225は、管状として示されている。いくつかの実施形態では、カラーの構成は異なる。一実施形態では、カラーは箔層である。カラーは、コア224の外層であってもよい。いくつかの実施形態では、カラーはメッシュである。カラーは、サセプタとして作用し、いくつかの実施形態ではワイアである。カラーは、複数のワイアを含んでもよい。サセプタとして作用するワイア構成体425が、図7に示されている。ワイア構成体425は、カラーを形成する。ワイアは、加熱要素420のコア424の周りの巻線として形成される。カラーは、蛇行した構成体を有する。ワイア構成体425は、複数の長手方向に延びる部分426を含み、座巻427を有する。ワイア構成体425の構成は、異なってもよいことが理解されよう。たとえば、サセプタを形成するワイア構成体425は、螺旋形の構成を有してもよい。
一実施形態では、加熱部分221を形成する部材は、ヒートパイプを構成する。ヒートパイプは細長い部材である。ヒートパイプは、加熱要素220の長さに沿って熱伝達を促進するように作用する。
ヒートパイプ230は、閉鎖型の蒸発凝縮システムである。ヒートパイプは、封止された中空の管を含む。管にはウィックが配置される。ヒートパイプの内壁は、毛細管構造又はウィックで裏打ちされる。所望の動作温度で実質的に蒸気圧を有する熱力学的作動流体が、液体と蒸気との間の平衡状態でウィックの孔を満たす。ヒートパイプに熱が印加されると、ウィックの液体が加熱されて流体を蒸発させる。蒸発した流体はヒートパイプの中空の中心を充填し、その長さ全体にわたって拡散する。
上記に関連して、管状とは、中心の内径を有する部材を意味することが意図される。そのようなヒートパイプは、細長い部材であっても、板であってもよく、又は別の断面形状を有してもよい。
ヒートパイプは、銅から形成される。作動流体は水である。他の構成も予期される。たとえば、ヒートパイプは、銅、アルミニウム、及びオーステナイトニッケルクロムのうちの1つから形成されてもよい。ヒートパイプは、ステンレス鋼から形成されてもよい。ヒートパイプは、水を含む作動流体を含んでもよい。ヒートパイプは、アセトン、二酸化炭素、及びアンモニアのうちの1つ又は複数を含む作動流体を含んでもよい。
いくつかの実施形態では、ヒートパイプは、使用中に約200℃~約350℃、たとえば約240℃~約300℃又は約250℃~約280℃の動作温度を有する作動流体を含む。
そのような構成によって、加熱要素は、3000W/m-kより大きい、たとえば4000W/m-kより大きい、5000W/m-kより大きい有効熱伝導率を有する。
いくつかの実施形態では、加熱要素は、3000~100000W/m-k、たとえば4000~10000W/m-kの有効熱伝導率を有する。
ヒートパイプ230は、約3mmの直径を有する。いくつかの実施形態では、ヒートパイプの直径は、約1mm~10mm、たとえば約2mm~5mm及び約3mm~4mmである。
ヒートパイプ230は、約50mmの長さを有する。いくつかの実施形態では、ヒートパイプの長さは、約10mm~100mm、たとえば約30mm~70mm及び約40mm~60mmである。
コア224は、カラー225の熱伝導率より大きい熱伝導率を有する。コア224は、高い熱伝導率を有する材料、たとえば銅及びアルミニウムから形成される。
加熱部分221の材料は、変動磁界の侵入による加熱に対して、カラー225の感受性より低い感受性を有する。カラー225を形成する材料は、変動磁界の侵入による加熱に対して、加熱部分221の感受性より高い感受性を有する。加熱部分221の材料は非鉄材料である。カラー225の材料は、強磁性材料及び常磁性材料のうちの1つである。
加熱部分221の高い熱伝導率は、熱伝達を支援する。それに応じて、カラー225が加熱されたとき、加熱部分221に沿った熱の熱伝達が最大化される。これは、軸線方向長さに沿った細長い加熱部材のより均一な加熱を支援する。
上述したように、いくつかの実施形態ではベース部分222はコア及びカラーを備えるが、ベース部分は、コア部分がサセプタに延びない状態で、サセプタを画定する。別の実施形態では、カラーは加熱部分の延長部であり、後述するように、加熱部分221とコア224との間で加熱要素220の長さに沿って一定の断面プロファイルを有する。
細長いインダクタ領域242は、加熱領域215から軸線方向にずれている。螺旋形インダクタコイル241をレセプタクル212からずらして設けることによって、螺旋形インダクタコイル241の径方向範囲の最小化を支援することが可能になる。螺旋形インダクタコイル241は加熱部分からずれており、加熱チャンバの周りに延びない。それに応じて、インダクタコイルの寸法は、加熱チャンバの寸法によって抑制されない。
周壁と加熱要素との間の間隔は、螺旋形インダクタコイルと加熱要素との間の間隔より大きい。それに応じて、螺旋形コイルからサセプタまでの効率的な間隔、及びデバイスによって受け取られる物品の所望のサイズを提供することが可能になる。
いくつかの実施形態では、螺旋形インダクタコイルの最大幅は、加熱領域の最大幅より小さい。それに応じて、インダクタコイルの周りの絶縁構成体が強化されてもよい。
図6に示すように、加熱アセンブリ301の別の構成が示されている。加熱アセンブリ301は、図6に示されていない他の構成要素を含んでもよいことが理解されよう。デバイス100の構成は、全体として上述したとおりであり、したがって詳細な説明は省略する。後述するように、加熱要素の構成体は異なる。
図6に示す構成では、ベース部分は、上述したようにサセプタを形成するカラーを備えない。この構成体では、一定の断面幅を有する細長い部材が、サセプタを形成する。すなわち、加熱要素320は、その軸線方向長さに沿って変動磁界の侵入による加熱に影響されやすい材料から形成される。
サセプタ材料から形成されたベース部分322は、単体の構成要素として加熱部分321と一体形成される。この実施形態では、ベース部分322は、加熱部分321と均一の断面プロファイルを有する。すなわち、ベース部分322は、加熱部分321に対応する径方向幅を有する。ベース部分322は、加熱部分321の延長部である。ベース部分322及び加熱部分321をともに形成することによって、加熱要素に沿った熱伝導を支援することが可能になる。
インダクタ領域342は、加熱領域315からずれており、加熱要素320が2つの領域の間に延びる。
加熱要素320は、サセプタとして作用し、変動磁界の侵入による加熱に影響されやすい材料から形成される。サセプタ材料から形成された加熱要素の一部は、インダクタ領域から隔置される。サセプタは、炭素鋼から形成されてもよい。他の好適な材料、たとえば鉄、ニッケル、又はコバルトなどの強磁性材料が使用されてもよいことが理解されよう。
誘導加熱サセプタ要素を使用するエアロゾル化可能な材料を加熱する装置が知られている。しかし、そのような装置は概して、物品を受け取るように構成された加熱領域内にサセプタ要素が配置され、加熱領域の周り(すなわち、加熱領域のサセプタ要素の周り)に誘導コイルが配置される構成体を使用する。したがって、サセプタ要素が誘導コイルによって誘導加熱されるとき、サセプタ要素のうち誘導によって加熱される領域は、物品内へ熱を解放する領域に対応する。
そのような構成体によって、コイルは、加熱領域及びサセプタを受け取るようにサイズ設定される。加熱領域のサセプタは、サセプタとして作用するとともに物品へ熱を伝達するように構成される。
本明細書に記載する構成体によって、物品を受け取るための加熱領域の第1の部分と、加熱領域の外部にあり、誘導コイルによって取り囲まれた第2の部分とを有する細長い加熱要素を設けることによって、物品の加熱とは別個の領域で誘導プロセスを行うことができる。加熱領域の第1の部分は、消耗品への熱伝達のために最適化することが可能である。第2の部分は、誘導のために最適化することが可能である。
コイルを加熱領域から隔置することによって、コイルの径方向サイズが加熱領域のサイズより小さくてもよく、それによりコイルの径方向寸法を誘導のために最適化できるとともに、装置の幅を可能な限り最小にすることが可能になる。
加熱及び誘導領域内へ実質的に線形に延びる細長いサセプタ要素を使用することによって、それぞれの加熱領域及びインダクタ領域の第1及び第2の部分の相対的な長さを調整することによって、誘導特性及び物品加熱特性を直接的に構成することが可能になる。たとえば、インダクタ領域内に延びる第2の部分の長さは、単にコイルの要素の長さ及び巻数を増やすことによって、必要なだけ、たとえば特定の最大温度が得られるように、長くすることができる。
第1及び第2の部分を有する細長い加熱要素を設け、各部分が長手方向軸線に沿って前記部分の幅より大きい長さを有することによって、前述の利益を提供しながら、低い重量を有することが可能になる。そのような細長い加熱要素の一例はヒートパイプであってもよく、ヒートパイプは、上記で論じたように有利な熱伝達特性を有する。
これらの長さのパラメータを考慮すると、十分な誘導加熱を提供するために、細長い加熱要素の少なくとも特定の割合がインダクタ領域内へ延びることが望ましいであろう。たとえば、細長い加熱要素は、細長い加熱要素の軸線方向長さの90%未満が加熱領域に軸線方向に重なるように、加熱領域に軸線方向に重なる。
いくつかの実施形態では、加熱チャンバの加熱要素の最大の長さ割合は、最大約90%、たとえば最大約80%、最大約75%である。
誘導的に生成された熱を伝達するために、細長い加熱要素の少なくとも特定の割合がインダクタコイルでインダクタ領域の後ろに配置されることを実現することが望ましいであろう。たとえば、誘導コイルは、細長い加熱要素の長手方向軸線に沿って長手方向に延び、細長い加熱要素及び誘導コイルの長手方向の重なりは、細長い加熱要素の軸線方向長さの60%未満である。
いくつかの実施形態では、インダクタコイルに延びる加熱要素の最大の長さ割合は、最大約60%、たとえば最大約50%、最大約40%である。
細長い加熱要素の誘導加熱と、加熱領域の物品への熱の供給との間の均衡は重要な課題であり、細長い加熱要素の少なくとも特定の割合がインダクタ領域内に延びることを実現することが有利となりうる。たとえば、コイルのインダクタ領域は、加熱領域の軸線方向長さの少なくとも25%の軸線方向長さを有する。
加熱チャンバの長さに対するインダクタコイルの最小の長さは、少なくとも約15%、たとえば少なくとも約20%、少なくとも約25%である。
加熱要素の少なくとも25%、場合により少なくとも50%、場合により少なくとも60%、場合により少なくとも70%が、インダクタ領域の外部にある。
各構成体では、インダクタコイルは、変動磁界を生成するように構成され、そのような変動磁界は、サセプタとして作用するベース部分に侵入して、ベース部分の加熱を引き起こし、したがって加熱部分の間接的な伝導加熱を引き起こす。
上述した実施形態では、螺旋形インダクタコイルは、加熱領域から隔置される。それに応じて、加熱領域及び加熱領域の周りの構成要素への変動磁界の露出を制限するための障壁が形成される。そのような構成体は、加熱チャンバ内へ導入されたあらゆるサセプタ材料に引き起こされる加熱を制限してもよい。
上述した実施形態では、加熱部分は内側ヒーターである。すなわち、加熱部分は、加熱チャンバ内へ突出し、物品によって受け取られるように配置される。別の実施形態では、加熱部分は外側ヒーターである。そのような構成では、加熱部材は略管状部材であってもよく、長手方向軸線101に沿って延び、長手方向軸線101と実質的に同軸である。加熱部材は、加熱チャンバの軸線方向部分の周りに少なくとも部分的に延びてもよい。加熱部材は、加熱チャンバの円周全体に連続的に延びてもよく、又はチャンバの周りに部分的にのみ延びてもよい。たとえば、1つ又は複数の途切れ、たとえば孔、間隙、又はスロットが、加熱部材に設けられてもよい。加熱部材は、加熱チャンバによって受け取られる物品の周りに延びるように構成及び寸法設定されてもよい。したがって加熱部材は、使用中に物品の周りに配置されてもよい。したがって加熱部材は、物品110のエアロゾル生成材料を外側から加熱するように構成されてもよく、この理由で外側加熱要素と呼ばれる。加熱部材は、たとえば物品110の円形の断面に対応して、円形の断面を有してもよい。他の断面形状も可能なはずである。
加熱部材は、加熱領域に沿って任意の好適な距離だけ延びてもよい。そのような実施形態では、加熱部材はレセプタクルを形成してもよい。ベース部分は、管状部材の端部に配置される。外側加熱部材は、管状部材を一端に形成してもよい。そのような実施形態では、ベース部分は、軸線方向又は径方向内方の一方又は両方に延びてもよい。ベース部分は、端壁を画定してもよい。いくつかの実施形態では、ベースカラーは、管状部材の周りのカラーである。
上記の実施形態は、本発明の例示として理解されるべきである。本発明のさらなる実施形態も想定される。いずれか1つの実施形態に関連して記載したあらゆる特徴は、単独で使用されても、又は記載した他の特徴と組み合わせて使用されてもよく、実施形態のいずれか別の1つ若しくは複数の特徴、又は実施形態のいずれか別の任意の組合せと組み合わせて使用されてもよいことを理解されたい。さらに、添付の特許請求の範囲内に画定される本発明の範囲から逸脱することなく、上記に記載していない均等物及び修正例を用いてもよい。

Claims (29)

  1. エアロゾル化可能な材料を加熱して前記エアロゾル化可能な材料の少なくとも1つの成分を揮発させるように構成された装置であって、
    エアロゾル化可能な材料を含む物品の少なくとも一部分を受け取るように構成された加熱領域と、
    変動磁界を生成するように構成された螺旋形インダクタコイルを含む磁界生成器であり、前記螺旋形インダクタコイルが、前記インダクタコイル内にインダクタ領域を画定する、磁界生成器と、
    前記変動磁界の侵入によって加熱可能であり、前記加熱領域を加熱するように配置された細長い加熱要素と、
    を備え、
    前記細長い加熱要素が、前記加熱領域と前記インダクタ領域との間に延びている、装置。
  2. 前記細長い加熱要素が、長手方向軸線を画定し、前記螺旋形インダクタコイルが、軸線方向に前記加熱領域から隔置されている、請求項1に記載の装置。
  3. 前記細長い加熱要素が、前記加熱領域に突出している、請求項2に記載の装置。
  4. 前記加熱領域を画定するレセプタクルを備え、前記螺旋形インダクタコイルが、前記レセプタクルに重なっていない、請求項3に記載の装置。
  5. 前記レセプタクルが、前記加熱領域の閉端を画定する端壁を備え、前記端壁が、前記加熱領域と前記螺旋形インダクタコイルとの間にある、請求項4に記載の装置。
  6. 前記レセプタクルが、前記加熱領域を画定する周壁を備え、前記周壁と前記加熱要素との間の間隔が、前記螺旋形インダクタコイルと前記細長い加熱要素との間の間隔より大きい、請求項4又は5に記載の装置。
  7. 前記螺旋形インダクタコイルの最大幅が、前記加熱領域の最大幅より小さい、請求項1~6のいずれか一項に記載の装置。
  8. 前記加熱要素が、前記加熱領域に露出された第1の部分と、前記加熱領域の外部にある第2の部分とを備え、前記螺旋形インダクタコイルが、前記第2の部分を取り囲んでいる、請求項1~7のいずれか一項に記載の装置。
  9. 前記第2の部分の少なくとも一部の径方向幅が、前記第1の部分の径方向幅より大きい、請求項8に記載の装置。
  10. 前記第2の部分が、カラーを備える、請求項8又は9に記載の装置。
  11. 前記第2の部分が、コアを備え、前記カラーが、前記コアを少なくとも部分的に取り囲んでいる、請求項10に記載の装置。
  12. 前記コアが、前記第1の部分と単体の構成要素として形成されている、請求項11に記載の装置。
  13. 前記カラーが、前記変動磁界の侵入によって加熱可能なヒーター材料を含む、請求項11又は12に記載の装置。
  14. 前記カラーが管状である、請求項10に記載の装置。
  15. 前記第1の部分の少なくとも一部の熱伝導率が、前記第2の部分の少なくとも一部の熱伝導率より大きい、請求項8~14のいずれか一項に記載の装置。
  16. 前記第1の部分の少なくとも一部が、前記変動磁界の侵入による加熱に対して、前記第2の部分の少なくとも一部より低い感受性を有する、請求項8~15のいずれか一項に記載の装置。
  17. 前記加熱要素の前記第1の部分の少なくとも一部が、非鉄材料を含み、前記第2の部分の少なくとも一部が、鉄材料を含む、請求項16に記載の装置。
  18. 前記加熱要素が、ヒートパイプを備える、請求項1~17のいずれか一項に記載の装置。
  19. 前記ヒートパイプが、前記インダクタ領域と前記加熱領域との間に延びる、請求項18に記載の装置。
  20. 前記インダクタ領域が、前記加熱領域の少なくとも25%の軸線方向長さを有する、請求項1~19のいずれか一項に記載の装置。
  21. エアロゾル化可能な材料を加熱して前記エアロゾル化可能な材料の少なくとも1つの成分を揮発させるように構成された装置であって、
    エアロゾル生成材料を含む物品を受け取るための空洞を備える本体と、
    螺旋形インダクタコイルを含む磁界生成器アセンブリと、
    ヒーター部材と、
    を備え、前記ヒーター部材が、
    前記空洞に露出されて、前記空洞を加熱するように配置された第1の部分と、
    前記磁界生成器アセンブリによって加熱されるように前記螺旋形インダクタコイルによって受け取られた第2の部分と、
    を備え、
    前記第1の部分が、前記螺旋形インダクタコイルからずれており、前記第2の部分からの伝導によって加熱されるように配置されている、装置。
  22. エアロゾル化可能な材料を加熱して前記エアロゾル化可能な材料の少なくとも1つの成分を揮発させるように構成された装置であって、
    エアロゾル化可能な材料を含む物品の少なくとも一部分を受け取るように構成された加熱領域と、
    変動磁界を生成するように構成されたインダクタコイルを含む磁界生成器であり、前記インダクタコイルが、前記インダクタコイル内にインダクタ領域を画定する、磁界生成器と、
    前記変動磁界の侵入によって加熱可能であり、前記加熱領域を加熱するように配置された細長い加熱要素と、
    を備え、
    前記細長い加熱要素が、前記加熱領域と前記インダクタ領域との間に延び、
    前記細長い加熱要素が、長手方向軸線を画定し、前記インダクタコイルが、軸線方向に前記加熱領域から隔置され、
    前記細長い加熱要素が、前記細長い加熱要素の軸線方向長さの90%未満が前記加熱領域に軸線方向に重なるように、前記加熱領域に軸線方向に重なっている、装置。
  23. エアロゾル化可能な材料を加熱して前記エアロゾル化可能な材料の少なくとも1つの成分を揮発させるように構成された装置であって、
    エアロゾル化可能な材料を含む物品の少なくとも一部分を受け取るように構成された加熱領域と、
    変動磁界を生成するように構成されたインダクタコイルを含む磁界生成器であり、前記インダクタコイルが、前記インダクタコイル内にインダクタ領域を画定する、磁界生成器と、
    前記変動磁界の侵入によって加熱可能であり、前記加熱領域を加熱するように配置された細長い加熱要素と、
    を備え、
    前記細長い加熱要素が、前記加熱領域と前記インダクタ領域との間に延び、
    前記細長い加熱要素が、長手方向軸線を画定し、前記インダクタコイルが、軸線方向に前記加熱領域から隔置され、
    前記誘導コイルが、前記細長い加熱要素の前記長手方向軸線に沿って長手方向に延び、前記細長い加熱要素及び前記誘導コイルの長手方向の重なりが、前記細長い加熱要素の軸線方向長さの60%未満である、装置。
  24. 前記細長い加熱要素及び前記誘導コイルの長手方向の重なりが、前記細長い加熱要素の前記軸線方向長さの少なくとも10%である、請求項23に記載の装置。
  25. エアロゾル化可能な材料を加熱して前記エアロゾル化可能な材料の少なくとも1つの成分を揮発させるように構成された装置であって、
    エアロゾル化可能な材料を含む物品の少なくとも一部分を受け取るように構成された加熱領域と、
    変動磁界を生成するように構成されたインダクタコイルを含む磁界生成器であり、前記インダクタコイルが、前記インダクタコイル内にインダクタ領域を画定する、磁界生成器と、
    前記変動磁界の侵入によって加熱可能であり、前記加熱領域を加熱するように配置された細長い加熱要素と、
    を備え、
    前記細長い加熱要素が、前記加熱領域と前記インダクタ領域との間に延び、
    前記細長い加熱要素が、長手方向軸線を画定し、前記インダクタコイルが、軸線方向に前記加熱領域から隔置され、
    前記コイルの前記インダクタ領域が、前記加熱領域の軸線方向長さの少なくとも25%の軸線方向長さを有する、装置。
  26. エアロゾル化可能な材料を加熱して前記エアロゾル化可能な材料の少なくとも1つの成分を揮発させる装置で使用するための細長い加熱要素であって、前記細長い加熱要素が、長手方向軸線を画定し、細長い加熱部分及び細長いサセプタ部分を備え、前記細長い加熱部分が、前記細長いサセプタ部分から軸線方向に突出している、細長い加熱要素。
  27. 請求項26に記載の前記細長い加熱要素、及び請求項1~21のいずれか一項に記載の前記装置のうちの1つを備えるエアロゾル供給デバイス。
  28. 請求項27に記載の前記エアロゾル供給デバイス及びエアロゾル生成材料を含む物品を備えるエアロゾル供給システム。
  29. 前記物品が消耗品である、請求項28に記載のエアロゾル供給システム。
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