JP2024505228A - 炎症性疾患を処置する方法 - Google Patents

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Abstract

本発明は、炎症性疾患の処置および予防のためのPARP14阻害剤であるキナゾリノンおよび関連化合物の使用に関する。

Description

発明の分野
本発明は、炎症性疾患の処置および予防のためのPARP14阻害剤であるキナゾリノンおよび関連化合物の使用に関する。
発明の背景
危険および病原体関連分子パターンの検出により誘発される炎症性応答は、侵襲に対処する自然免疫系の一次機構である。しかしながら、制御されない、慢性炎症は、アレルギー性喘息、アトピー性皮膚炎、アテローム性動脈硬化症、肺線維症、過敏性腸症候群および多発性硬化症などの多数の疾患のドライバーである。これらの疾患の多くの処置の進歩にも関わらず、米国および世界的な発生率は増加しており、人々の健康、クオリティ・オブ・ライフ、経済的生産性および医療費に大きな影響を与えている。例えば、喘息単独で米国で約2500万人の患者に影響し、患者の約20%が小児である(https://www.cdc.gov/nchs/fastats/asthma.htm)。患者の大部分で、疾患は現在の医薬で十分に制御されるが、患者の5~10%は吸入コルチコステロイドまたは長時間作用型ベータ-アゴニストで制御されない重度の形態の喘息を有する。さらに、アトピー性皮膚炎および乾癬は、それぞれ米国で成人の7~10%および約3%に影響する慢性炎症性皮膚障害である(He et al., J. Allergy Clin. Immunol. 2021, 147(1), pp. 199-212)。
炎症性疾患の既存の処置はしばしば限定的である。例えば、複数の静脈内注射される生物学的処置が重度喘息の処置に承認されているが、部分的軽減をもたらすのみで、全患者で疾患を制御しない。さらに、現在まで経口小分子治療が喘息エンドタイプの何れかを効果的に処置することは示されていない。さらに、ケロイド疾患は高再発率を示し、現在の治療の効果は限定的である(Diaz, A. et al., “Keloid lesions show increased IL-4/IL-13 signaling and respond to TH2-targeting dupilumab therapy,” JEADV 2019, 34, e159-e209)。従って、炎症性疾患(例えば、喘息、アトピー性皮膚炎、乾癬、好酸球性障害およびケロイド)を処置する新規手段が探索され続けている。
発明の要約
本発明は、患者における炎症性疾患を処置または予防する方法であって、患者に治療有効量のPARP14阻害剤、例えば、式I:
〔式中、構造記号は下に定義する。〕
の化合物またはその薬学的に許容される塩を投与することを含む、方法に関する。式Iの化合物は、米国特許公報US2019/0194174に記載され、その全体を引用により本明細書に包含させる。
本発明は、さらに患者における喘息を処置または予防する方法であって、患者に治療有効量のPARP14阻害剤、例えば、式I:
〔式中、構造記号は下に定義する。〕
の化合物またはその薬学的に許容される塩を投与することを含む、方法を提供する。
本発明は、さらに、患者における炎症性疾患により引き起こされた免疫細胞浸潤および活性化を抑制する方法であって、該患者に治療有効量のPARP14阻害剤、例えば、式Iの化合物またはその薬学的に許容される塩を投与することを含む、方法を提供する。
本発明は、さらに、患者における喘息により引き起こされた免疫細胞浸潤および活性化を抑制する方法であって、該患者に治療有効量のPARP14阻害剤、例えば、式Iの化合物またはその薬学的に許容される塩を投与することを含む、方法を提供する。
本発明は、さらに、患者における炎症性疾患が原因である炎症性サイトカインを抑制する方法であって、該患者に治療有効量のPARP14阻害剤、例えば、式Iの化合物またはその薬学的に許容される塩を投与することを含む、方法を提供する。
本発明は、さらに、患者における喘息が原因である炎症性サイトカインを抑制する方法であって、該患者に治療有効量のPARP14阻害剤、例えば、式Iの化合物またはその薬学的に許容される塩を投与することを含む、方法を提供する。
本発明は、さらに、患者における炎症性疾患の処置または予防に使用するための、PARP14阻害剤、例えば、式Iの化合物またはその薬学的に許容される塩を提供する。
本発明は、さらに、患者における喘息の処置または予防に使用するための、PARP14阻害剤、例えば、式Iの化合物またはその薬学的に許容される塩を提供する。
本発明は、さらに、患者における炎症性疾患の処置および予防に使用するための医薬の製造における、PARP14阻害剤、例えば、式Iの化合物またはその薬学的に許容される塩の使用を提供する。
本発明は、さらに、患者における喘息の処置および予防に使用するための医薬の製造における、PARP14阻害剤、例えば、式Iの化合物またはその薬学的に許容される塩の使用を提供する。
化合物1を投与したアルテルナリア曝露マウスの気道粘膜におけるムチンパーセンテージを示す。
種々の用量の化合物1を投与したアルテルナリア曝露マウスの血清におけるIgEレベル(ng/mL)を示す。
種々の用量の化合物1を投与したアルテルナリア曝露マウスの気管支肺胞洗浄液における好酸球、好中球、リンパ球およびマクロファージの相対的レベルを示す。
種々の用量の化合物1を投与したアルテルナリア曝露マウスの気管支肺胞洗浄液におけるIL-4、IL-5、IL-13、IL-33およびTSLPレベルを(pg/mL)で示す。
種々の用量の化合物1を投与したアルテルナリア曝露マウスの肺組織におけるIL-4、IL-5、IL-13、IL-33およびTSLPレベルを(pg/mg)で示す。
化合物1および化合物2を投与したアルテルナリア曝露マウスの気道粘膜におけるムチンパーセンテージを示す。
化合物1および化合物2を投与したアルテルナリア曝露マウスの血清におけるIgEレベル(ng/mL)を示す。
化合物1および化合物2を投与したアルテルナリア曝露マウスの気管支肺胞洗浄液mLあたりの好酸球、好中球、リンパ球およびマクロファージ数を示す。
化合物1および化合物2を投与したアルテルナリア曝露マウスの気管支肺胞洗浄液におけるIL-4、IL-5、IL-13およびIL-33レベルを(pg/mL)で示す 種々の用量の化合物1および化合物2を投与したアルテルナリア曝露マウスの肺組織におけるIL-4、IL-5、IL-13およびIL-33レベルを(pg/mL)で示す。
正常ヒト皮膚の20倍の倍率での免疫組織化学画像である。
全身性硬化症を有する患者からの皮膚の20倍の倍率での免疫組織化学画像。
DNCB誘導アトピー性皮膚炎モデルにおける投与後60時間までの群1および4の体温のプロットを示す。
DNCB誘導アトピー性皮膚炎モデルにおける最初のDNCB暴露後9~24日の各群の臨床スコアのプロットを示す。
DNCB誘導アトピー性皮膚炎モデルにおける最初のDNCB暴露後の各群の臨床スコアの曲線下面積を示す。
DNCB誘導アトピー性皮膚炎モデルにおける経時的経皮水分蒸散量のプロットを示す。
DNCB誘導アトピー性皮膚炎モデルにおける経時的体重プロットを示す。
IMQ誘導乾癬モデルにおける媒体および化合物1処置群の体温のプロットを示す。
IMQ誘導乾癬モデルにおける化合物1、DEXおよび媒体投与前および後の日の耳介厚のプロットを示す。
最初のIMQ暴露後の日における総臨床スコアのプロットを示す。
IMQ誘導乾癬モデルにおける各群の総臨床スコアの曲線下面積を示す。
IMQ誘導乾癬モデルの媒体、DEX、化合物1およびナイーブ群の経時的な体重のプロットを示す。
hIL-23誘導乾癬モデルにおける媒体および化合物1処置動物の体温のプロットを示す。
hIL-23誘導乾癬モデルにおけるナイーブ、媒体および化合物1群の耳介厚のプロットを示す。
hIL-23誘導乾癬モデルにおけるナイーブ、媒体および化合物1群の正規化耳介厚AUCのグラフを示す。
hIL-23誘導乾癬モデルにおけるナイーブ、媒体および化合物1群の耳介厚のグラフを示す。
hIL-23誘導乾癬モデルにおけるナイーブ、媒体および化合物1群の耳介重量増加のグラフを示す。
hIL-23誘導乾癬モデルにおけるナイーブ、媒体および化合物1群の体重のプロットを示す。
ブレオマイシン(BLM)誘導肺線維症モデル試験の各処置群におけるマウスの体重および肺重量を示す。
BLM誘導肺線維症モデル試験の各処置群のマウスの左肺重量を示す。
BLM誘導肺線維症モデル試験の各処置群のマウスにおける上行大静脈葉重量を示す。
BLM誘導肺線維症モデル試験の各処置群のマウスの右下葉重量を示す。
BLM誘導肺線維症モデル試験の各処置群のマウスの気管支肺胞洗浄液の免疫細胞の総数を示す。
BLM誘導肺線維症モデル試験の各処置群のマウスのBALF単球比を示す。
BLM誘導肺線維症モデル試験の各処置群のマウスのBALFリンパ球比を示す。
BLM誘導肺線維症モデル試験の各処置群のマウスのBALF好中球比を示す。
BLM誘導肺線維症モデル試験の各処置群のマウスにおけるBALF IL-6濃度を示す。
BLM誘導肺線維症モデル試験の各処置群のマウスにおけるBALF IL-10濃度を示す。
BLM誘導肺線維症モデル試験の各処置群の肺ヒドロキシプロリン含量を示す。
BLM誘導肺線維症モデル試験のシャム処置群のマッソン・トリクローム染色肺切片の顕微鏡写真を示す。
BLM誘導肺線維症モデル試験の媒体処置群のマッソン・トリクローム染色肺切片の顕微鏡写真を示す。
BLM誘導肺線維症モデル試験の化合物1処置群のマッソン・トリクローム染色肺切片の顕微鏡写真を示す。
BLM誘導肺線維症モデル試験のトファシチニブ遊離塩基処置群のマッソン・トリクローム染色肺切片の顕微鏡写真を示す。
BLM誘導肺線維症モデル試験の処置群の各々のマウスのアシュクロフトスコアを示す。
正常ヒト皮膚の免疫組織化学画像(20倍)である。
アトピー性皮膚炎を有する患者からの皮膚の免疫組織化学画像(20倍)である。PARP14はDAB(褐色色原体)とヘマトキシリン対比染色を使用して、可視化した。
乾癬を有する患者からの皮膚の免疫組織化学画像(20倍)である。PARP14はDAB(褐色色原体)とヘマトキシリン対比染色を使用して、可視化した。
正常ヒト肺組織の免疫組織化学画像(20倍)である。
特発性肺線維症を有する患者の肺組織の気管支上皮細胞の免疫組織化学画像(20倍)である。PARP14はDAB(褐色色原体)とヘマトキシリン対比染色を使用して、可視化した。
特発性肺線維症を有する患者の肺組織の炎症性細胞の免疫組織化学画像(20倍)である。PARP14はDAB(褐色色原体)とヘマトキシリン対比染色を使用して、可視化した。
OXZ誘導大腸炎マウスモデルにおける疾患重症度の生存中体重減少スコアリングを示す。
OXZ誘導大腸炎マウスモデルにおける疾患重症度の生存中DAIスコアリングを示す。
OXZ誘導大腸炎マウスモデルにおける疾患重症度の生存中体重変化スコアリングのAUCを示す。
OXZ誘導大腸炎マウスモデルにおける疾患重症度の生存中DAIスコアリングのAUCを示す。
OXZ誘導大腸炎マウスモデルにおける結腸密度のグラフを示す。
OXZ誘導大腸炎マウスモデルにおける結腸長のグラフを示す。
OXZ誘導大腸炎マウスモデルにおける結腸重量のグラフを示す。
OXZ誘導大腸炎マウスモデルにおけるシャム群からのサンプルの200倍の倍率でのH&E(ヘマトキシリンおよびエオシン)染色写真を示す。
OXZ誘導大腸炎マウスモデルにおける媒体群からのサンプルの200倍の倍率でのH&E染色写真を示す。
OXZ誘導大腸炎マウスモデルにおけるトファシチニブ群からのサンプルの200倍の倍率でのH&E染色写真を示す。
OXZ誘導大腸炎マウスモデルにおける化合物1群群からのサンプルの200倍の倍率でのH&E染色写真を示す。
OXZ誘導大腸炎マウスモデルにおける大腸炎の重症度の病理学的スコアを示す。
詳細な記載
本発明は、患者における炎症性疾患を処置または予防する方法であって、患者に治療有効量のPARP14阻害剤、例えば式I:
〔式中、
WはCRまたはNであり;
XはCRまたはNであり;
YはCRまたはNであり;
ZはCRまたはNであり;
ここで、W、X、YおよびZで同時にNであるのは2個以下であり;
環Aは単環式または多環式C3-14シクロアルキルであるかまたは環Aは単環式または多環式4~18員ヘテロシクロアルキルであり、ここで、環Aは場合により1個、2個、3個または4個のRで置換されており、環Aが多環式であるとき、環Aは非芳香環を介して式Iの-(L)-部分に結合し;
Lは-(CR)-、-(CR)-O-(CR)-、-(CR)-S-(CR)-、-(CR)-NR-(CR)-、-(CR)-CO-(CR)-、-(CR)-C(O)O-(CR)-、-(CR)-CONR-(CR)-、-(CR)-SO-(CR)-、-(CR)-SO-(CR)-、-(CR)-SONR-(CR)-または-NRCONR-であり;
およびRは各々独立してHおよびメチルから選択され;
およびRは各々独立してHおよびC1-4アルキルから選択され;
およびRは各々独立してH、ハロ、C1-4アルキル、C1-4アルコキシ、C1-4ハロアルキル、アミノ、C1-4アルキルアミノおよびC2-8ジアルキルアミノから選択され;
各Rは独立してハロ、C1-6アルキル、C2-6アルケニル、C2-6アルキニル、C1-6ハロアルキル、C6-10アリール、C3-7シクロアルキル、5~10員ヘテロアリール、4~10員ヘテロシクロアルキル、C6-10アリール-C1-4アルキル、C3-7シクロアルキル-C1-4アルキル、5~10員ヘテロアリール-C1-4アルキル、4~10員ヘテロシクロアルキル-C1-4アルキル、CN、NO、ORa1、SRa1、C(O)Rb1、C(O)NRc1d1、C(O)ORa1、OC(O)Rb1、OC(O)NRc1d1、NRc1d1、NRc1C(O)Rb1、NRc1C(O)ORa1、NRc1C(O)NRc1d1、C(=NRe1)Rb1、C(=NRe1)NRc1d1、NRc1C(=NRe1)NRc1d1、NRc1S(O)Rb1、NRc1S(O)b1、NRc1S(O)NRc1d1、S(O)Rb1、S(O)NRc1d1、S(O)b1およびS(O)NRc1d1から選択され;ここで、Rの該C1-6アルキル、C2-6アルケニル、C2-6アルキニル、C1-6ハロアルキル、C6-10アリール、C3-7シクロアルキル、5~10員ヘテロアリール、4~10員ヘテロシクロアルキル、C6-10アリール-C1-4アルキル、C3-7シクロアルキル-C1-4アルキル、5~10員ヘテロアリール-C1-4アルキルおよび4~10員ヘテロシクロアルキル-C1-4アルキルは、各々場合によりCy、Cy-C1-4アルキル、ハロ、C1-6アルキル、C2-6アルケニル、C2-6アルキニル、C1-6ハロアルキル、CN、NO、ORa1、SRa1、C(O)Rb1、C(O)NRc1d1、C(O)ORa1、OC(O)Rb1、OC(O)NRc1d1、C(=NRe1)NRc1d1、NRc1C(=NRe1)NRc1d1、NRc1d1、NRc1C(O)Rb1、NRc1C(O)ORa1、NRc1C(O)NRc1d1、NRc1S(O)Rb1、NRc1S(O)b1、NRc1S(O)NRc1d1、S(O)Rb1、S(O)NRc1d1、S(O)b1およびS(O)NRc1d1から独立して選択される1個、2個、3個、4個または5個の置換基で置換されており;
、R、RおよびRは各々独立してH、ハロ、C1-6アルキル、C2-6アルケニル、C2-6アルキニル、C1-6ハロアルキル、C6-10アリール、C3-7シクロアルキル、5~10員ヘテロアリール、4~10員ヘテロシクロアルキル、C6-10アリール-C1-4アルキル、C3-7シクロアルキル-C1-4アルキル、5~10員ヘテロアリール-C1-4アルキル、4~10員ヘテロシクロアルキル-C1-4アルキル、CN、NO、ORa2、SRa2、C(O)Rb2、C(O)NRc2d2、C(O)ORa2、OC(O)Rb2、OC(O)NRc2d2、NRc2d2、NRc2C(O)Rb2、NRc2C(O)ORa2、NRc2C(O)NRc2d2、C(=NRe2)Rb2、C(=NRe2)NRc2d2、NRc2C(=NRe2)NRc2d2、NRc2S(O)Rb2、NRc2S(O)b2、NRc2S(O)NRc2d2、S(O)Rb2、S(O)NRc2d2、S(O)b2およびS(O)NRc2d2から選択され;ここで、R、R、RまたはRの該C1-6アルキル、C2-6アルケニル、C2-6アルキニル、C1-6ハロアルキル、C6-10アリール、C3-7シクロアルキル、5~10員ヘテロアリール、4~10員ヘテロシクロアルキル、C6-10アリール-C1-4アルキル、C3-7シクロアルキル-C1-4アルキル、5~10員ヘテロアリール-C1-4アルキルおよび4~10員ヘテロシクロアルキル-C1-4アルキルは、各々場合によりCy、Cy-C1-4アルキル、ハロ、C1-6アルキル、C2-6アルケニル、C2-6アルキニル、C1-6ハロアルキル、CN、NO、ORa2、SRa2、C(O)Rb2、C(O)NRc2d2、C(O)ORa2、OC(O)Rb2、OC(O)NRc2d2、C(=NRe2)NRc2d2、NRc2C(=NRe2)NRc2d2、NRc2d2、NRc2C(O)Rb2、NRc2C(O)ORa2、NRc2C(O)NRc2d2、NRc2S(O)Rb2、NRc2S(O)b2、NRc2S(O)NRc2d2、S(O)Rb2、S(O)NRc2d2、S(O)b2およびS(O)NRc2d2から独立して選択される1個、2個、3個、4個または5個の置換基で置換されており;
WがCRであり、XがCRであり、YがCRであり、ZがCRであるならば、R、R、RおよびRの少なくとも1個はH以外であり;
各Cyは独立してC6-10アリール、C3-7シクロアルキル、5~10員ヘテロアリールおよび4~10員ヘテロシクロアルキルから選択され、各々、場合によりハロ、C1-6アルキル、C2-6アルケニル、C2-6アルキニル、C1-6ハロアルキル、C6-10アリール-C1-4アルキル、C3-7シクロアルキル-C1-4アルキル、5~10員ヘテロアリール-C1-4アルキル、4~10員ヘテロシクロアルキル-C1-4アルキル、CN、NO、ORa1、SRa1、C(O)Rb1、C(O)NRc1d1、C(O)ORa1、OC(O)Rb1、OC(O)NRc1d1、C(=NRe1)NRc1d1、NRc1C(=NRe1)NRc1d1、NRc1d1、NRc1C(O)Rb1、NRc1C(O)ORa1、NRc1C(O)NRc1d1、NRc1S(O)Rb1、NRc1S(O)b1、NRc1S(O)NRc1d1、S(O)Rb1、S(O)NRc1d1、S(O)b1およびS(O)NRc1d1から独立して選択される1個、2個、3個または4個の置換基で置換されており;
各Cyは独立してC6-10アリール、C3-7シクロアルキル、5~10員ヘテロアリールおよび4~10員ヘテロシクロアルキルから選択され、各々、場合によりハロ、C1-6アルキル、C2-6アルケニル、C2-6アルキニル、C1-6ハロアルキル、C6-10アリール-C1-4アルキル、C3-7シクロアルキル-C1-4アルキル、5~10員ヘテロアリール-C1-4アルキル、4~10員ヘテロシクロアルキル-C1-4アルキル、CN、NO、ORa2、SRa2、C(O)Rb2、C(O)NRc2d2、C(O)ORa2、OC(O)Rb2、OC(O)NRc2d2、C(=NRe2)NRc2d2、NRc2C(=NRe2)NRc2d2、NRc2d2、NRc2C(O)Rb2、NRc2C(O)ORa2、NRc2C(O)NRc2d2、NRc2S(O)Rb2、NRc2S(O)b2、NRc2S(O)NRc2d2、S(O)Rb2、S(O)NRc2d2、S(O)b2およびS(O)NRc2d2から独立して選択される1個、2個、3個または4個の置換基で置換されており;
各Ra1、Rb1、Rc1、Rd1、Ra2、Rb2、Rc2およびRd2はH、C1-6アルキル、C1-6ハロアルキル、C2-6アルケニル、C2-6アルキニル、C6-10アリール、C3-7シクロアルキル、5~10員ヘテロアリール、4~10員ヘテロシクロアルキル、C6-10アリール-C1-4アルキル、C3-7シクロアルキル-C1-4アルキル、5~10員ヘテロアリール-C1-4アルキルおよび4~10員ヘテロシクロアルキル-C1-4アルキルから独立して選択され、ここで、Ra1、Rb1、Rc1、Rd1、Ra2、Rb2、Rc2またはRd2の該C1-6アルキル、C2-6アルケニル、C2-6アルキニル、C6-10アリール、C3-7シクロアルキル、5~10員ヘテロアリール、4~10員ヘテロシクロアルキル、C6-10アリール-C1-4アルキル、C3-7シクロアルキル-C1-4アルキル、5~10員ヘテロアリール-C1-4アルキルおよび4~10員ヘテロシクロアルキル-C1-4アルキルは場合によりCy、Cy-C1-4アルキル、ハロ、C1-4アルキル、C1-4ハロアルキル、C1-6ハロアルキル、C2-6アルケニル、C2-6アルキニル、CN、ORa3、SRa3、C(O)Rb3、C(O)NRc3d3、C(O)ORa3、OC(O)Rb3、OC(O)NRc3d3、NRc3d3、NRc3C(O)Rb3、NRc3C(O)NRc3d3、NRc3C(O)ORa3、C(=NRe3)NRc3d3、NRc3C(=NRe3)NRc3d3、S(O)Rb3、S(O)NRc3d3、S(O)b3、NRc3S(O)b3、NRc3S(O)NRc3d3およびS(O)NRc3d3から独立して選択される1個、2個、3個、4個または5個の置換基で置換されており;
各CyはC6-10アリール、C3-7シクロアルキル、5~10員ヘテロアリールまたは4~10員ヘテロシクロアルキルであり、各々場合によりハロ、C1-4アルキル、C1-4ハロアルキル、C1-6ハロアルキル、C2-6アルケニル、C2-6アルキニル、CN、ORa3、SRa3、C(O)Rb3、C(O)NRc3d3、C(O)ORa3、OC(O)Rb3、OC(O)NRc3d3、NRc3d3、NRc3C(O)Rb3、NRc3C(O)NRc3d3、NRc3C(O)ORa3、C(=NRe3)NRc3d3、NRc3C(=NRe3)NRc3d3、S(O)Rb3、S(O)NRc3d3、S(O)b3、NRc3S(O)b3、NRc3S(O)NRc3d3およびS(O)NRc3d3から独立して選択される1個、2個、3個または4個の置換基で置換されており;
a3、Rb3、Rc3およびRd3はH、C1-6アルキル、C1-6ハロアルキル、C2-6アルケニル、C2-6アルキニル、C6-10アリール、C3-7シクロアルキル、5~10員ヘテロアリール、4~10員ヘテロシクロアルキル、C6-10アリール-C1-4アルキル、C3-7シクロアルキル-C1-4アルキル、5~10員ヘテロアリール-C1-4アルキルおよび4~10員ヘテロシクロアルキル-C1-4アルキルから独立して選択され、ここで、該C1-6アルキル、C1-6ハロアルキル、C2-6アルケニル、C2-6アルキニル、C6-10アリール、C3-7シクロアルキル、5~10員ヘテロアリール、4~10員ヘテロシクロアルキル、C6-10アリール-C1-4アルキル、C3-7シクロアルキル-C1-4アルキル、5~10員ヘテロアリール-C1-4アルキルおよび4~10員ヘテロシクロアルキル-C1-4アルキルは各々場合によりOH、CN、アミノ、ハロ、C1-6アルキル、C1-6アルコキシ、C1-6ハロアルキルおよびC1-6ハロアルコキシから独立して選択される1個、2個または3個の置換基で置換されており;
またはRc1およびRd1はそれらが結合しているN原子と一体となって、場合によりハロ、C1-4アルキル、C1-4ハロアルキル、CN、ORa3、SRa3、C(O)Rb3、C(O)NRc3d3、C(O)ORa3、OC(O)Rb3、OC(O)NRc3d3、NRc3d3、NRc3C(O)Rb3、NRc3C(O)NRc3d3、NRc3C(O)ORa3、C(=NRe3)NRc3d3、NRc3C(=NRe3)NRc3d3、S(O)Rb3、S(O)NRc3d3、S(O)b3、NRc3S(O)b3、NRc3S(O)NRc3d3およびS(O)NRc3d3から独立して選択される1個、2個または3個の置換基で置換されている4~7員ヘテロシクロアルキル基を形成し;
またはRc2およびRd2はそれらが結合しているN原子と一体となって、場合によりハロ、C1-4アルキル、C1-4ハロアルキル、CN、ORa3、SRa3、C(O)Rb3、C(O)NRc3d3、C(O)ORa3、OC(O)Rb3、OC(O)NRc3d3、NRc3d3、NRc3C(O)Rb3、NRc3C(O)NRc3d3、NRc3C(O)ORa3、C(=NRe3)NRc3d3、NRc3C(=NRe3)NRc3d3、S(O)Rb3、S(O)NRc3d3、S(O)b3、NRc3S(O)b3、NRc3S(O)NRc3d3およびS(O)NRc3d3から独立して選択される1個、2個または3個の置換基で置換されている4~7員ヘテロシクロアルキル基を形成し;
各Re1、Re2およびRe3はH、C1-4アルキルおよびCNから独立して選択され;
mは0または1であり;
nは0、1または2であり;
pは0、1または2であり;
qは0、1または2であり、ここで、p+qは0、1または2であり;
rは0または1であり;
sは0または1であり、ここで、r+sは0または1であり;そして
tは1、2または3であり;
ここで、前記のヘテロアリールまたはヘテロシクロアルキル基のいずれもO、NおよびSから独立して選択される1個、2個、3個または4個の環形成ヘテロ原子を含み;
上記ヘテロシクロアルキル基の何れかの1以上の環形成CまたはN原子は場合によりオキソ(=O)基で置換されており;そして
上記ヘテロシクロアルキル基の何れかの1以上の環形成S原子は場合により1個または2個のオキソ(=O)基で置換されている。〕
の化合物またはその薬学的に許容される塩を投与することを含む、方法に関する。
本発明は、患者における喘息を処置または予防する方法であって、患者に治療有効量のPARP14阻害剤、例えば式I:
〔式中、
WはCRまたはNであり;
XはCRまたはNであり;
YはCRまたはNであり;
ZはCRまたはNであり;
ここで、W、X、YおよびZで同時にNであるのは2個以下であり;
環Aは単環式または多環式C3-14シクロアルキルであるかまたは環Aは単環式または多環式4~18員ヘテロシクロアルキルであり、ここで、環Aは場合により1個、2個、3個または4個のRで置換されており、環Aが多環式であるとき、環Aは非芳香環を介して式Iの-(L)-部分に結合し;
Lは-(CR)-、-(CR)-O-(CR)-、-(CR)-S-(CR)-、-(CR)-NR-(CR)-、-(CR)-CO-(CR)-、-(CR)-C(O)O-(CR)-、-(CR)-CONR-(CR)-、-(CR)-SO-(CR)-、-(CR)-SO-(CR)-、-(CR)-SONR-(CR)-または-NRCONR-であり;
およびRは各々独立してHおよびメチルから選択され;
およびRは各々独立してHおよびC1-4アルキルから選択され;
およびRは各々独立してH、ハロ、C1-4アルキル、C1-4アルコキシ、C1-4ハロアルキル、アミノ、C1-4アルキルアミノおよびC2-8ジアルキルアミノから選択され;
各Rは独立してハロ、C1-6アルキル、C2-6アルケニル、C2-6アルキニル、C1-6ハロアルキル、C6-10アリール、C3-7シクロアルキル、5~10員ヘテロアリール、4~10員ヘテロシクロアルキル、C6-10アリール-C1-4アルキル、C3-7シクロアルキル-C1-4アルキル、5~10員ヘテロアリール-C1-4アルキル、4~10員ヘテロシクロアルキル-C1-4アルキル、CN、NO、ORa1、SRa1、C(O)Rb1、C(O)NRc1d1、C(O)ORa1、OC(O)Rb1、OC(O)NRc1d1、NRc1d1、NRc1C(O)Rb1、NRc1C(O)ORa1、NRc1C(O)NRc1d1、C(=NRe1)Rb1、C(=NRe1)NRc1d1、NRc1C(=NRe1)NRc1d1、NRc1S(O)Rb1、NRc1S(O)b1、NRc1S(O)NRc1d1、S(O)Rb1、S(O)NRc1d1、S(O)b1およびS(O)NRc1d1から選択され;ここで、Rの該C1-6アルキル、C2-6アルケニル、C2-6アルキニル、C1-6ハロアルキル、C6-10アリール、C3-7シクロアルキル、5~10員ヘテロアリール、4~10員ヘテロシクロアルキル、C6-10アリール-C1-4アルキル、C3-7シクロアルキル-C1-4アルキル、5~10員ヘテロアリール-C1-4アルキルおよび4~10員ヘテロシクロアルキル-C1-4アルキルは、各々場合によりCy、Cy-C1-4アルキル、ハロ、C1-6アルキル、C2-6アルケニル、C2-6アルキニル、C1-6ハロアルキル、CN、NO、ORa1、SRa1、C(O)Rb1、C(O)NRc1d1、C(O)ORa1、OC(O)Rb1、OC(O)NRc1d1、C(=NRe1)NRc1d1、NRc1C(=NRe1)NRc1d1、NRc1d1、NRc1C(O)Rb1、NRc1C(O)ORa1、NRc1C(O)NRc1d1、NRc1S(O)Rb1、NRc1S(O)b1、NRc1S(O)NRc1d1、S(O)Rb1、S(O)NRc1d1、S(O)b1およびS(O)NRc1d1から独立して選択される1個、2個、3個、4個または5個の置換基で置換されており;
、R、RおよびRは各々独立してH、ハロ、C1-6アルキル、C2-6アルケニル、C2-6アルキニル、C1-6ハロアルキル、C6-10アリール、C3-7シクロアルキル、5~10員ヘテロアリール、4~10員ヘテロシクロアルキル、C6-10アリール-C1-4アルキル、C3-7シクロアルキル-C1-4アルキル、5~10員ヘテロアリール-C1-4アルキル、4~10員ヘテロシクロアルキル-C1-4アルキル、CN、NO、ORa2、SRa2、C(O)Rb2、C(O)NRc2d2、C(O)ORa2、OC(O)Rb2、OC(O)NRc2d2、NRc2d2、NRc2C(O)Rb2、NRc2C(O)ORa2、NRc2C(O)NRc2d2、C(=NRe2)Rb2、C(=NRe2)NRc2d2、NRc2C(=NRe2)NRc2d2、NRc2S(O)Rb2、NRc2S(O)b2、NRc2S(O)NRc2d2、S(O)Rb2、S(O)NRc2d2、S(O)b2およびS(O)NRc2d2から選択され;ここで、R、R、RまたはRの該C1-6アルキル、C2-6アルケニル、C2-6アルキニル、C1-6ハロアルキル、C6-10アリール、C3-7シクロアルキル、5~10員ヘテロアリール、4~10員ヘテロシクロアルキル、C6-10アリール-C1-4アルキル、C3-7シクロアルキル-C1-4アルキル、5~10員ヘテロアリール-C1-4アルキルおよび4~10員ヘテロシクロアルキル-C1-4アルキルは、各々場合によりCy、Cy-C1-4アルキル、ハロ、C1-6アルキル、C2-6アルケニル、C2-6アルキニル、C1-6ハロアルキル、CN、NO、ORa2、SRa2、C(O)Rb2、C(O)NRc2d2、C(O)ORa2、OC(O)Rb2、OC(O)NRc2d2、C(=NRe2)NRc2d2、NRc2C(=NRe2)NRc2d2、NRc2d2、NRc2C(O)Rb2、NRc2C(O)ORa2、NRc2C(O)NRc2d2、NRc2S(O)Rb2、NRc2S(O)b2、NRc2S(O)NRc2d2、S(O)Rb2、S(O)NRc2d2、S(O)b2およびS(O)NRc2d2から独立して選択される1個、2個、3個、4個または5個の置換基で置換されており;
WがCRであり、XがCRであり、YがCRであり、ZがCRであるならば、R、R、RおよびRの少なくとも1個はH以外であり;
各Cyは独立してC6-10アリール、C3-7シクロアルキル、5~10員ヘテロアリールおよび4~10員ヘテロシクロアルキルから選択され、各々、場合によりハロ、C1-6アルキル、C2-6アルケニル、C2-6アルキニル、C1-6ハロアルキル、C6-10アリール-C1-4アルキル、C3-7シクロアルキル-C1-4アルキル、5~10員ヘテロアリール-C1-4アルキル、4~10員ヘテロシクロアルキル-C1-4アルキル、CN、NO、ORa1、SRa1、C(O)Rb1、C(O)NRc1d1、C(O)ORa1、OC(O)Rb1、OC(O)NRc1d1、C(=NRe1)NRc1d1、NRc1C(=NRe1)NRc1d1、NRc1d1、NRc1C(O)Rb1、NRc1C(O)ORa1、NRc1C(O)NRc1d1、NRc1S(O)Rb1、NRc1S(O)b1、NRc1S(O)NRc1d1、S(O)Rb1、S(O)NRc1d1、S(O)b1およびS(O)NRc1d1から独立して選択される1個、2個、3個または4個の置換基で置換されており;
各Cyは独立してC6-10アリール、C3-7シクロアルキル、5~10員ヘテロアリールおよび4~10員ヘテロシクロアルキルから選択され、各々、場合によりハロ、C1-6アルキル、C2-6アルケニル、C2-6アルキニル、C1-6ハロアルキル、C6-10アリール-C1-4アルキル、C3-7シクロアルキル-C1-4アルキル、5~10員ヘテロアリール-C1-4アルキル、4~10員ヘテロシクロアルキル-C1-4アルキル、CN、NO、ORa2、SRa2、C(O)Rb2、C(O)NRc2d2、C(O)ORa2、OC(O)Rb2、OC(O)NRc2d2、C(=NRe2)NRc2d2、NRc2C(=NRe2)NRc2d2、NRc2d2、NRc2C(O)Rb2、NRc2C(O)ORa2、NRc2C(O)NRc2d2、NRc2S(O)Rb2、NRc2S(O)b2、NRc2S(O)NRc2d2、S(O)Rb2、S(O)NRc2d2、S(O)b2およびS(O)NRc2d2から独立して選択される1個、2個、3個または4個の置換基で置換されており;
各Ra1、Rb1、Rc1、Rd1、Ra2、Rb2、Rc2およびRd2はH、C1-6アルキル、C1-6ハロアルキル、C2-6アルケニル、C2-6アルキニル、C6-10アリール、C3-7シクロアルキル、5~10員ヘテロアリール、4~10員ヘテロシクロアルキル、C6-10アリール-C1-4アルキル、C3-7シクロアルキル-C1-4アルキル、5~10員ヘテロアリール-C1-4アルキルおよび4~10員ヘテロシクロアルキル-C1-4アルキルから独立して選択され、ここで、Ra1、Rb1、Rc1、Rd1、Ra2、Rb2、Rc2またはRd2の該C1-6アルキル、C2-6アルケニル、C2-6アルキニル、C6-10アリール、C3-7シクロアルキル、5~10員ヘテロアリール、4~10員ヘテロシクロアルキル、C6-10アリール-C1-4アルキル、C3-7シクロアルキル-C1-4アルキル、5~10員ヘテロアリール-C1-4アルキルおよび4~10員ヘテロシクロアルキル-C1-4アルキルは場合によりCy、Cy-C1-4アルキル、ハロ、C1-4アルキル、C1-4ハロアルキル、C1-6ハロアルキル、C2-6アルケニル、C2-6アルキニル、CN、ORa3、SRa3、C(O)Rb3、C(O)NRc3d3、C(O)ORa3、OC(O)Rb3、OC(O)NRc3d3、NRc3d3、NRc3C(O)Rb3、NRc3C(O)NRc3d3、NRc3C(O)ORa3、C(=NRe3)NRc3d3、NRc3C(=NRe3)NRc3d3、S(O)Rb3、S(O)NRc3d3、S(O)b3、NRc3S(O)b3、NRc3S(O)NRc3d3およびS(O)NRc3d3から独立して選択される1個、2個、3個、4個または5個の置換基で置換されており;
各CyはC6-10アリール、C3-7シクロアルキル、5~10員ヘテロアリールまたは4~10員ヘテロシクロアルキルであり、各々場合によりハロ、C1-4アルキル、C1-4ハロアルキル、C1-6ハロアルキル、C2-6アルケニル、C2-6アルキニル、CN、ORa3、SRa3、C(O)Rb3、C(O)NRc3d3、C(O)ORa3、OC(O)Rb3、OC(O)NRc3d3、NRc3d3、NRc3C(O)Rb3、NRc3C(O)NRc3d3、NRc3C(O)ORa3、C(=NRe3)NRc3d3、NRc3C(=NRe3)NRc3d3、S(O)Rb3、S(O)NRc3d3、S(O)b3、NRc3S(O)b3、NRc3S(O)NRc3d3およびS(O)NRc3d3から独立して選択される1個、2個、3個または4個の置換基で置換されており;
a3、Rb3、Rc3およびRd3はH、C1-6アルキル、C1-6ハロアルキル、C2-6アルケニル、C2-6アルキニル、C6-10アリール、C3-7シクロアルキル、5~10員ヘテロアリール、4~10員ヘテロシクロアルキル、C6-10アリール-C1-4アルキル、C3-7シクロアルキル-C1-4アルキル、5~10員ヘテロアリール-C1-4アルキルおよび4~10員ヘテロシクロアルキル-C1-4アルキルから独立して選択され、ここで、該C1-6アルキル、C1-6ハロアルキル、C2-6アルケニル、C2-6アルキニル、C6-10アリール、C3-7シクロアルキル、5~10員ヘテロアリール、4~10員ヘテロシクロアルキル、C6-10アリール-C1-4アルキル、C3-7シクロアルキル-C1-4アルキル、5~10員ヘテロアリール-C1-4アルキルおよび4~10員ヘテロシクロアルキル-C1-4アルキルは各々場合によりOH、CN、アミノ、ハロ、C1-6アルキル、C1-6アルコキシ、C1-6ハロアルキルおよびC1-6ハロアルコキシから独立して選択される1個、2個または3個の置換基で置換されており;
またはRc1およびRd1はそれらが結合しているN原子と一体となって、場合によりハロ、C1-4アルキル、C1-4ハロアルキル、CN、ORa3、SRa3、C(O)Rb3、C(O)NRc3d3、C(O)ORa3、OC(O)Rb3、OC(O)NRc3d3、NRc3d3、NRc3C(O)Rb3、NRc3C(O)NRc3d3、NRc3C(O)ORa3、C(=NRe3)NRc3d3、NRc3C(=NRe3)NRc3d3、S(O)Rb3、S(O)NRc3d3、S(O)b3、NRc3S(O)b3、NRc3S(O)NRc3d3およびS(O)NRc3d3から独立して選択される1個、2個または3個の置換基で置換されている4~7員ヘテロシクロアルキル基を形成し;
またはRc2およびRd2はそれらが結合しているN原子と一体となって、場合によりハロ、C1-4アルキル、C1-4ハロアルキル、CN、ORa3、SRa3、C(O)Rb3、C(O)NRc3d3、C(O)ORa3、OC(O)Rb3、OC(O)NRc3d3、NRc3d3、NRc3C(O)Rb3、NRc3C(O)NRc3d3、NRc3C(O)ORa3、C(=NRe3)NRc3d3、NRc3C(=NRe3)NRc3d3、S(O)Rb3、S(O)NRc3d3、S(O)b3、NRc3S(O)b3、NRc3S(O)NRc3d3およびS(O)NRc3d3から独立して選択される1個、2個または3個の置換基で置換されている4~7員ヘテロシクロアルキル基を形成し;
各Re1、Re2およびRe3は独立してH、C1-4アルキルおよびCNから選択され;
mは0または1であり;
nは0、1または2であり;
pは0、1または2であり;
qは0、1または2であり、ここで、p+qは0、1または2であり;
rは0または1であり;
sは0または1であり、ここで、r+sは0または1であり;そして
tは1、2または3であり;
ここで、前記のヘテロアリールまたはヘテロシクロアルキル基のいずれもO、NおよびSから独立して選択される1個、2個、3個または4個の環形成ヘテロ原子を含み;
上記ヘテロシクロアルキル基の何れかの1以上の環形成CまたはN原子は場合によりオキソ(=O)基で置換されており;そして
上記ヘテロシクロアルキル基の何れかの1以上の環形成S原子は場合により1個または2個のオキソ(=O)基で置換されている。〕
の化合物またはその薬学的に許容される塩を投与することを含む、方法に関する。
ある実施態様において、WがCRであり、XがCRであり、YがCRであり、ZがCRであり、かつmが1または2であるならば、RおよびRは両者ともメトキシではない。
ある実施態様において、化合物は
以外である。
ある実施態様において、WはCRであり;XはCRであり;YはCRであり;そしてZはCRである。
ある実施態様において、WはNであり;XはCRであり;YはCRであり;そしてZはCRである。
ある実施態様において、WはCRであり;XはNであり;YはCRであり;そしてZはCRである。
ある実施態様において、WはCRであり;XはCRであり;YはNであり;そしてZはCRである。
ある実施態様において、WはCRであり;XはCRであり;YはCRであり;そしてZはNである。
ある実施態様において、環Aは場合により1個、2個、3個または4個のRで置換されている単環式または多環式C3-14シクロアルキルであり、ここで、環Aが多環式であるとき、環Aは非芳香環を介して式Iの-(L)-部分に結合する。
ある実施態様において、環Aは場合により1個、2個、3個または4個のRで置換されている単環式C3-7シクロアルキルである。
ある実施態様において、環Aは場合により1個、2個、3個または4個のRで置換されているシクロブチル、シクロペンチル、シクロヘキシルまたはシクロヘプチルである。
ある実施態様において、環Aはシクロブチル、シクロペンチル、シクロヘキシルまたはシクロヘプチルである。
ある実施態様において、環Aは場合により1個、2個、3個または4個のRで置換されているシクロヘキシルまたはシクロヘプチルである。
ある実施態様において、環Aはシクロヘキシルまたはシクロヘプチルである。
ある実施態様において、環Aは場合により1個、2個、3個または4個のRで置換されているシクロヘキシルである。
ある実施態様において、環Aはシクロヘキシルである。
ある実施態様において、環Aは場合により1個、2個、3個または4個のRで置換されている単環式または多環式4~18員ヘテロシクロアルキルであり、ここで、環Aが多環式であるとき、環Aは非芳香環を介して式Iの-(L)-部分に結合する。
ある実施態様において、環Aは場合により1個、2個、3個または4個のRで置換されている単環式4~7員ヘテロシクロアルキルである。
ある実施態様において、環Aは単環式4~7員ヘテロシクロアルキルである。
ある実施態様において、環Aは場合により1個、2個、3個または4個のRで置換されているオキセタニル、テトラヒドロピラニル、オキセパニル、アゼチジニル、ピロリジニル、ピペリジニルまたはアゼパニルである。
ある実施態様において、環Aはオキセタニル、テトラヒドロピラニル、オキセパニル、アゼチジニル、ピロリジニル、ピペリジニルまたはアゼパニルである。
ある実施態様において、環Aは場合により1個、2個、3個または4個のRで置換されているオキセタニル、テトラヒドロピラニル、オキセパニル、アゼチジニル、ピロリジニル、ピペリジニル、アゼパニルまたはテトラヒドロチオピラニルである。
ある実施態様において、環Aはオキセタニル、テトラヒドロピラニル、オキセパニル、アゼチジニル、ピロリジニル、ピペリジニル、アゼパニルまたはテトラヒドロチオピラニルである。
ある実施態様において、環Aは場合により1個、2個、3個または4個のRで置換されているピペリジニルである。
ある実施態様において、環Aはピペリジニルである。
ある実施態様において、環Aは場合により1個、2個、3個または4個のRで置換されているピペリジン-4-イルである。
ある実施態様において、環Aはピペリジン-4-イルである。
ある実施態様において、環Aは場合により1個、2個、3個または4個のRで置換されているテトラヒドロピラニルである。
ある実施態様において、環Aはテトラヒドロピラニルである。
ある実施態様において、環Aは場合により1個、2個、3個または4個のRで置換されているテトラヒドロピラン-4-イルである。
ある実施態様において、環Aはテトラヒドロピラン-4-イルである。
ある実施態様において、Lは-(CR)-である。
ある実施態様において、Lは-(CR)-であり、tは1である。
ある実施態様において、Lは-(CR)-であり、tは2である。
ある実施態様において、Lは-(CR)-であり、tは3である。
ある実施態様において、Lは-CH-である。
ある実施態様において、mは0である。
ある実施態様において、mは1である。
ある実施態様において、nは0である。
ある実施態様において、nは1である。
ある実施態様において、nは2である。
ある実施態様において、RおよびRは両方Hである。
ある実施態様において、RおよびRの一方はHであり、他方はメチルである。
ある実施態様において、各Rは独立してC1-6アルキル、ORa1、C(O)Rb1、NRc1d1およびS(O)b1から選択され;ここで、該C1-6アルキルは場合によりCy、Cy-C1-4アルキル、ハロ、C1-6アルキル、C2-6アルケニル、C2-6アルキニル、C1-6ハロアルキル、CN、NO、ORa1、SRa1、C(O)Rb1、C(O)NRc1d1、C(O)ORa1、OC(O)Rb1、OC(O)NRc1d1、C(=NRe1)NRc1d1、NRc1C(=NRe1)NRc1d1、NRc1d1、NRc1C(O)Rb1、NRc1C(O)ORa1、NRc1C(O)NRc1d1、NRc1S(O)Rb1、NRc1S(O)b1、NRc1S(O)NRc1d1、S(O)Rb1、S(O)NRc1d1、S(O)b1およびS(O)NRc1d1から独立して選択される1個、2個、3個、4個または5個の置換基で置換されている。
ある実施態様において、各Rは独立してC1-6アルキル、ハロ、C1-6ハロアルキル、ORa1、C(O)Rb1、C(O)NRc1d1、C(O)ORa1、NRc1d1、S(O)b1、4~10員ヘテロシクロアルキル、5~10員ヘテロアリール、4~10員ヘテロシクロアルキル-C1-4アルキルおよび5~10員ヘテロアリール-C1-4アルキルから選択され;ここで、該C1-6アルキル、C1-6ハロアルキル、4~10員ヘテロシクロアルキル、5~10員ヘテロアリール、4~10員ヘテロシクロアルキル-C1-4アルキルおよび5~10員ヘテロアリール-C1-4アルキルは各々場合によりCy、Cy-C1-4アルキル、ハロ、C1-6アルキル、C2-6アルケニル、C2-6アルキニル、C1-6ハロアルキル、CN、NO、ORa1、SRa1、C(O)Rb1、C(O)NRc1d1、C(O)ORa1、OC(O)Rb1、OC(O)NRc1d1、C(=NRe1)NRc1d1、NRc1C(=NRe1)NRc1d1、NRc1d1、NRc1C(O)Rb1、NRc1C(O)ORa1、NRc1C(O)NRc1d1、NRc1S(O)Rb1、NRc1S(O)b1、NRc1S(O)NRc1d1、S(O)Rb1、S(O)NRc1d1、S(O)b1およびS(O)NRc1d1から独立して選択される1個、2個、3個、4個または5個の置換基で置換されている。
ある実施態様において、各Rはハロ、C1-6ハロアルキル、ORa1、C(O)NRc1d1およびC(O)ORa1から独立して選択される。
ある実施態様において、RはORa1である。
ある実施態様において、各Rはハロ、C1-6アルキル、C1-6ハロアルキル、C6-10アリール-C1-4アルキル、5~10員ヘテロアリール-C1-4アルキル、4~10員ヘテロシクロアルキル-C1-4アルキル、CN、ORa1、NRc1d1、C(O)NRc1d1、NRc1C(O)Rb1、C(O)Rb1、C(O)ORa1およびS(O)b1から独立して選択され、ここで、該C1-6アルキル、C1-6ハロアルキル、C6-10アリール-C1-4アルキル、5~10員ヘテロアリール-C1-4アルキルおよび4~10員ヘテロシクロアルキル-C1-4アルキルは各々場合によりハロ、CN、ORa1、NRc1d1、C(O)Rb1およびNRc1C(O)Rb1から独立して選択される1個、2個、3個、4個または5個の置換基で置換されている。
ある実施態様において、各R、R、RおよびRは独立してH、ハロ、C1-6アルキル、C1-6ハロアルキル、5~10員ヘテロアリール、4~10員ヘテロシクロアルキル、C6-10アリール-C1-4アルキル、CN、ORa2、C(O)NRc2d2、NRc2d2、NRc2C(O)Rb2、NRc2C(O)ORa2、NRc2C(O)NRc2d2、C(=NRe2)Rb2、C(=NRe2)NRc2d2、NRc2C(=NRe2)NRc2d2、NRc2S(O)Rb2、NRc2S(O)b2およびNRc2S(O)NRc2d2から選択され;ここで、R、R、RおよびRの該C1-6アルキル、C1-6ハロアルキル、5~10員ヘテロアリール、4~10員ヘテロシクロアルキルおよびC6-10アリール-C1-4アルキルは、各々場合によりCy、Cy-C1-4アルキル、ハロ、C1-6アルキル、C2-6アルケニル、C2-6アルキニル、C1-6ハロアルキル、CN、NO、ORa2、SRa2、C(O)Rb2、C(O)NRc2d2、C(O)ORa2、OC(O)Rb2、OC(O)NRc2d2、C(=NRe2)NRc2d2、NRc2C(=NRe2)NRc2d2、NRc2d2、NRc2C(O)Rb2、NRc2C(O)ORa2、NRc2C(O)NRc2d2、NRc2S(O)Rb2、NRc2S(O)b2、NRc2S(O)NRc2d2、S(O)Rb2、S(O)NRc2d2、S(O)b2およびS(O)NRc2d2から独立して選択される1個、2個、3個、4個または5個の置換基で置換されている。
ある実施態様において、各R、R、RおよびRは独立してH、ハロ、C1-6アルキル、C1-6ハロアルキル、5~10員ヘテロアリール、4~10員ヘテロシクロアルキル、C6-10アリール-C1-4アルキル、CN、ORa2、C(O)NRc2d2、NRc2d2およびNRc2C(O)Rb2から選択され;ここで、R、R、RおよびRの該C1-6アルキル、C1-6ハロアルキル、5~10員ヘテロアリール、4~10員ヘテロシクロアルキルおよびC6-10アリール-C1-4アルキルは、各々場合によりCy、Cy-C1-4アルキル、ハロ、C1-6アルキル、C2-6アルケニル、C2-6アルキニル、C1-6ハロアルキル、CN、NO、ORa2、SRa2、C(O)Rb2、C(O)NRc2d2、C(O)ORa2、OC(O)Rb2、OC(O)NRc2d2、C(=NRe2)NRc2d2、NRc2C(=NRe2)NRc2d2、NRc2d2、NRc2C(O)Rb2、NRc2C(O)ORa2、NRc2C(O)NRc2d2、NRc2S(O)Rb2、NRc2S(O)b2、NRc2S(O)NRc2d2、S(O)Rb2、S(O)NRc2d2、S(O)b2およびS(O)NRc2d2から独立して選択される1個、2個、3個、4個または5個の置換基で置換されている。
ある実施態様において、WはCRであり、RはH以外である。
ある実施態様において、WはCRであり、RはHである。
ある実施態様において、Rはハロである。
ある実施態様において、RはFである。
ある実施態様において、RはC1-6アルキル、C1-6ハロアルキル、ハロおよびORa2から選択され、ここで、該C1-6アルキルおよびC1-6ハロアルキルは各々場合によりORa2で置換されている。
ある実施態様において、RはC1-6アルキル、C1-6ハロアルキル、CN、ハロおよびORa2から選択され、ここで、該C1-6アルキルおよびC1-6ハロアルキルは各々場合によりORa2で置換されている。
ある実施態様において、RおよびRは両方ともハロゲンではない。
ある実施態様において、RはHである。
ある実施態様において、WがCRであり、XがCRであり、YがCRであり、ZがCRであり、かつmが1または2であるならば、RおよびRは両方ともC1-6アルコキシではない。
ある実施態様において、WがCRであり、XがCRであり、YがCRであり、ZがCRであり、かつmが1または2であるならば、RおよびRは同じではない。
ある実施態様において、XはCRであり、RはH以外である。
ある実施態様において、XはCRであり、RはHである。
ある実施態様において、RはC1-6アルキル、ハロおよびORa2から選択される。
ある実施態様において、YはCRであり、RはH以外である。
ある実施態様において、YはCRであり、RはHである。
ある実施態様において、YはCRであり、RはNRc2d2、NRc2C(O)Rb2、NRc2C(O)ORa2、NRc2C(O)NRc2d2、C(=NRe2)Rb2、C(=NRe2)NRc2d2、NRc2C(=NRe2)NRc2d2、NRc2S(O)Rb2、NRc2S(O)b2およびNRc2S(O)NRc2d2から独立して選択される。
ある実施態様において、YはCRであり、RはC1-6アルキル、ORa2、NRc2d2、NRc2C(O)Rb2、NRc2C(O)ORa2、NRc2C(O)NRc2d2、C(=NRe2)Rb2、C(=NRe2)NRc2d2、NRc2C(=NRe2)NRc2d2、NRc2S(O)Rb2、NRc2S(O)b2およびNRc2S(O)NRc2d2から独立して選択される。
ある実施態様において、YはCRであり、RはNRc2d2およびNRc2C(O)Rb2から独立して選択される。
ある実施態様において、RはC1-6アルキル、C3-7シクロアルキル-C1-4アルキル、5~10員ヘテロアリール、4~10員ヘテロシクロアルキル、ハロ、CN、ORa2、SRa2、C(O)NRc2d2、NRc2d2、NRc2C(O)Rb2、NRc2C(O)ORa2、NRc2C(O)NRc2d2、C(=NRe2)Rb2、C(=NRe2)NRc2d2、NRc2C(=NRe2)NRc2d2、NRc2S(O)Rb2、NRc2S(O)b2およびNRc2S(O)NRc2d2から独立して選択され、ここで、Rの該C1-6アルキル、C3-7シクロアルキル-C1-4アルキル、5~10員ヘテロアリールおよび4~10員ヘテロシクロアルキルは、各々場合によりハロ、C1-6アルキル、C1-6ハロアルキル、CN、NO、ORa2、NRc2d2およびS(O)b2から独立して選択される1個、2個、3個、4個または5個の置換基で置換されている。
ある実施態様において、YはCRであり、RはC1-6アルキルおよびORa2から独立して選択される。
ある実施態様において、YはCRであり、RはORa2である。
ある実施態様において、ZはCRであり、RはH以外である。
ある実施態様において、ZはCRであり、RはHである。
ある実施態様において、ZはCRであり、RはC1-6アルキルである。
ある実施態様において、ZはCRであり、RはC1-6アルキル、ハロまたはCNである。
ある実施態様において、各Ra1、Rb1、Rc1、Rd1、Ra2、Rb2、Rc2およびRd2はH、C1-6アルキルおよびC1-6ハロアルキルから独立して選択され、ここで、該C1-6アルキルは場合によりCy、Cy-C1-4アルキル、ハロ、C1-4アルキル、C1-4ハロアルキル、C1-6ハロアルキル、C2-6アルケニル、C2-6アルキニル、CN、ORa3、SRa3、C(O)Rb3、C(O)NRc3d3、C(O)ORa3、OC(O)Rb3、OC(O)NRc3d3、NRc3d3、NRc3C(O)Rb3、NRc3C(O)NRc3d3、NRc3C(O)ORa3、C(=NRe3)NRc3d3、NRc3C(=NRe3)NRc3d3、S(O)Rb3、S(O)NRc3d3、S(O)b3、NRc3S(O)b3、NRc3S(O)NRc3d3およびS(O)NRc3d3から独立して選択される1個、2個、3個、4個または5個の置換基で置換されている。
ある実施態様において、各Ra1、Rb1、Rc1、Rd1、Ra2、Rb2、Rc2およびRd2はH、C1-6アルキルおよびC1-6ハロアルキルから独立して選択される。
ある実施態様において、各Ra1、Rb1、Rc1、Rd1、Ra2、Rb2、Rc2およびRd2はH、C1-6アルキル、C1-6ハロアルキル、C6-10アリール、C3-7シクロアルキル、4~10員ヘテロシクロアルキル、C6-10アリール-C1-4アルキル、C3-7シクロアルキル-C1-4アルキルおよび4~10員ヘテロシクロアルキル-C1-4アルキルから独立して選択され、ここで、該C1-6アルキル、C1-6ハロアルキル、C6-10アリール、C3-7シクロアルキル、4~10員ヘテロシクロアルキル、C6-10アリール-C1-4アルキル、C3-7シクロアルキル-C1-4アルキルおよび4~10員ヘテロシクロアルキル-C1-4アルキルは各々場合によりC1-4アルキル、C1-4ハロアルキル、ハロ、CN、ORa3、C(O)Rb3、C(O)ORa3およびS(O)b3から独立して選択される1個、2個、3個、4個または5個の置換基で置換されている。
ある実施態様において、Ra2はH、C1-6アルキル、C1-6ハロアルキル、C6-10アリール、C3-7シクロアルキル、4~10員ヘテロシクロアルキル、C6-10アリール-C1-4アルキル、C3-7シクロアルキル-C1-4アルキルおよび4~10員ヘテロシクロアルキル-C1-4アルキルから選択され、ここで、該C1-6アルキル、C1-6ハロアルキル、C6-10アリール、C3-7シクロアルキル、4~10員ヘテロシクロアルキル、C6-10アリール-C1-4アルキル、C3-7シクロアルキル-C1-4アルキルおよび4~10員ヘテロシクロアルキル-C1-4アルキルは各々場合によりC1-4アルキル、C1-4ハロアルキル、ハロ、CN、ORa3、C(O)Rb3、C(O)ORa3およびS(O)b3から独立して選択される1個、2個、3個、4個または5個の置換基で置換されている。
ある実施態様において、Rc2およびRd2は各々H、C1-6アルキル、C1-6ハロアルキル、C6-10アリール、C3-7シクロアルキル、4~10員ヘテロシクロアルキル、C6-10アリール-C1-4アルキル、C3-7シクロアルキル-C1-4アルキルおよび4~10員ヘテロシクロアルキル-C1-4アルキルから独立して選択され、ここで、該C1-6アルキル、C1-6ハロアルキル、C6-10アリール、C3-7シクロアルキル、4~10員ヘテロシクロアルキル、C6-10アリール-C1-4アルキル、C3-7シクロアルキル-C1-4アルキルおよび4~10員ヘテロシクロアルキル-C1-4アルキルは各々場合によりC1-4アルキル、C1-4ハロアルキル、ハロ、CN、ORa3、C(O)Rb3、C(O)ORa3およびS(O)b3から独立して選択される1個、2個、3個、4個または5個の置換基で置換されている。
ある実施態様において、Cyは場合によりC1-4アルキル、C1-4ハロアルキル、ハロ、CN、ORa3、C(O)Rb3、C(O)ORa3およびS(O)b3から独立して選択される1個、2個、3個、4個または5個の置換基で置換されている4~10員ヘテロシクロアルキルである。
ある実施態様において、Cyは場合によりC(O)Rb3から独立して選択される1個、2個、3個、4個または5個の置換基で置換されている4~10員ヘテロシクロアルキルである。
ある実施態様において、Cyは場合によりハロおよびC(O)CHから独立して選択される1個、2個、3個、4個または5個の置換基で置換されているピペリジニルである。
ある実施態様において、ここに記載する化合物は、式II:
を有する。
ある実施態様において、ここに記載する化合物は、式IIIA、IIIB、IIIC、IIIDまたはIIIE:
を有する。
ある実施態様において、ここに記載する化合物は、式IVAまたはIVB:
を有する。
ある実施態様において、PARP14阻害剤は
4-オキソ-2-(((テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)チオ)メチル)-3,4-ジヒドロキナゾリン-7-カルボニトリル;
8-メチル-2-(((テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)チオ)メチル)キナゾリン-4(3H)-オン;
6-メチル-2-(((テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)チオ)メチル)キナゾリン-4(3H)-オン;
6-メトキシ-2-(((テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)チオ)メチル)キナゾリン-4(3H)-オン;
8-クロロ-2-(((テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)チオ)メチル)キナゾリン-4(3H)-オン;
8-メトキシ-2-(((テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)チオ)メチル)キナゾリン-4(3H)-オン;
8-メチル-2-(1-((テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)チオ)エチル)キナゾリン-4(3H)-オン;
5-フルオロ-8-メチル-2-(((テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)チオ)メチル)キナゾリン-4(3H)-オン;
5-メチル-2-(((テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)チオ)メチル)キナゾリン-4(3H)-オン;
8-ベンジル-2-(((テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)チオ)メチル)キナゾリン-4(3H)-オン;
7-ベンジル-2-(((テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)チオ)メチル)キナゾリン-4(3H)-オン;
8-メチル-2-((((テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)メチル)チオ)メチル)キナゾリン-4(3H)-オン;
8-メチル-2-((ピペリジン-4-イルチオ)メチル)キナゾリン-4(3H)-オントリフルオロアセテート;
8-メチル-2-(((1-メチルピペリジン-4-イル)チオ)メチル)キナゾリン-4(3H)-オン;
8-メチル-2-((ピロリジン-3-イルチオ)メチル)キナゾリン-4(3H)-オン;
8-メチル-2-(((1-メチルピロリジン-3-イル)チオ)メチル)キナゾリン-4(3H)-オン;
2-(((1-アセチルピペリジン-4-イル)チオ)メチル)-8-メチルキナゾリン-4(3H)-オン;
8-メチル-2-(((1-(ピリジン-2-イルメチル)ピペリジン-4-イル)チオ)メチル)キナゾリン-4(3H)-オン;
8-メチル-2-(((テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)スルホニル)メチル)キナゾリン-4(3H)-オン;
2-((アゼパン-4-イルチオ)メチル)-8-メチルキナゾリン-4(3H)-オン;
2-(((4-(ジメチルアミノ)シクロヘキシル)チオ)メチル)-8-メチルキナゾリン-4(3H)-オン;
2-(((4-ヒドロキシシクロヘキシル)チオ)メチル)-8-メチルキナゾリン-4(3H)-オン;
2-((((trans)-4-ヒドロキシシクロヘキシル)チオ)メチル)-8-メチルキナゾリン-4(3H)-オン;
2-((((cis)-4-ヒドロキシシクロヘキシル)チオ)メチル)-8-メチルキナゾリン-4(3H)-オン;
2-((アゼチジン-3-イルチオ)メチル)-8-メチルキナゾリン-4(3H)-オン;
2-((((trans)-4-メトキシシクロヘキシル)チオ)メチル)-8-メチルキナゾリン-4(3H)-オン;
2-((((cis)-4-メトキシシクロヘキシル)チオ)メチル)-8-メチルキナゾリン-4(3H)-オン;
4-オキソ-2-(((テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)チオ)メチル)-3,4-ジヒドロキナゾリン-8-カルボニトリル;
7-フェノキシ-2-(((テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)チオ)メチル)キナゾリン-4(3H)-オン;
7-フルオロ-2-(((テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)チオ)メチル)キナゾリン-4(3H)-オン;
7-メトキシ-2-(((テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)チオ)メチル)キナゾリン-4(3H)-オン;
8-メチル-2-(((1-メチルピペリジン-3-イル)チオ)メチル)キナゾリン-4(3H)-オン;
7-フルオロ-8-メチル-2-(((テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)チオ)メチル)キナゾリン-4(3H)-オン;
5-クロロ-8-メチル-2-(((テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)チオ)メチル)キナゾリン-4(3H)-オン;
8-メチル-2-(((テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)チオ)メチル)-5-(トリフルオロメチル)キナゾリン-4(3H)-オン;
2-(((テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)チオ)メチル)ピリド[3,2-d]ピリミジン-4(3H)-オン;
2-(((テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)チオ)メチル)ピリド[3,4-d]ピリミジン-4(3H)-オン;
2-((((trans)-3-(ベンジルオキシ)シクロブチル)チオ)メチル)-8-メチルキナゾリン-4(3H)-オン;
8-メチル-2-((オキセタン-3-イルチオ)メチル)キナゾリン-4(3H)-オン;
2-(((テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)チオ)メチル)ピリド[4,3-d]ピリミジン-4(3H)-オン;
8-メチル-2-(((テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)チオ)メチル)ピリド[3,2-d]ピリミジン-4(3H)-オン;
8-メチル-2-(((テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)チオ)メチル)ピリド[3,4-d]ピリミジン-4(3H)-オン;
2-(((テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)チオ)メチル)ピリド[2,3-d]ピリミジン-4(3H)-オン;
6-クロロ-8-メチル-2-(((テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)チオ)メチル)キナゾリン-4(3H)-オン;
7,8-ジフルオロ-2-(((テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)チオ)メチル)キナゾリン-4(3H)-オン;
7-フルオロ-2-((((trans)-4-ヒドロキシシクロヘキシル)チオ)メチル)キナゾリン-4(3H)-オン;
2-(((trans-3-ヒドロキシシクロブチル)チオ)メチル)-8-メチルキナゾリン-4(3H)-オン;
8-メチル-2-((ピペリジン-3-イルチオ)メチル)キナゾリン-4(3H)-オン;
2-(((trans-4-アミノシクロヘキシル)チオ)メチル)-8-メチルキナゾリン-4(3H)-オン;
2-(((cis-4-アミノシクロヘキシル)チオ)メチル)-8-メチルキナゾリン-4(3H)-オン;
5-フルオロ-8-メチル-2-((ピペリジン-4-イルチオ)メチル)キナゾリン-4(3H)-オン;
2-(((trans-3-アミノシクロブチル)チオ)メチル)-8-メチルキナゾリン-4(3H)-オン;
2-(((4-アミノシクロヘプチル)チオ)メチル)-8-メチルキナゾリン-4(3H)-オン;
2-(((trans-4-アミノシクロヘプチル)チオ)メチル)-8-メチルキナゾリン-4(3H)-オン;
2-(((cis-4-アミノシクロヘプチル)チオ)メチル)-8-メチルキナゾリン-4(3H)-オン;
5-フルオロ-2-(((4-ヒドロキシシクロヘキシル)チオ)メチル)-8-メチルキナゾリン-4(3H)-オン;
5-フルオロ-2-(((trans-4-ヒドロキシシクロヘキシル)チオ)メチル)-8-メチルキナゾリン-4(3H)-オン;
5-フルオロ-2-(((cis-4-ヒドロキシシクロヘキシル)チオ)メチル)-8-メチルキナゾリン-4(3H)-オン;
2-(((4-ヒドロキシシクロヘキシル)チオ)メチル)-8-メチル-5-(トリフルオロメチル)キナゾリン-4(3H)-オン;
2-(((trans-4-ヒドロキシシクロヘキシル)チオ)メチル)-8-メチル-5-(トリフルオロメチル)キナゾリン-4(3H)-オン;
2-(((cis-4-ヒドロキシシクロヘキシル)チオ)メチル)-8-メチル-5-(トリフルオロメチル)キナゾリン-4(3H)-オン;
2-(((trans-4-(ヒドロキシメチル)シクロヘキシル)チオ)メチル)-8-メチルキナゾリン-4(3H)-オン;
2-(((cis-4-(ヒドロキシメチル)シクロヘキシル)チオ)メチル)-8-メチルキナゾリン-4(3H)-オン;
2-(((4-(アミノメチル)シクロヘキシル)チオ)メチル)-8-メチルキナゾリン-4(3H)-オン;
2-(((cis-4-(アミノメチル)シクロヘキシル)チオ)メチル)-8-メチルキナゾリン-4(3H)-オン;
2-(((trans-4-(アミノメチル)シクロヘキシル)チオ)メチル)-8-メチルキナゾリン-4(3H)-オン;
2-(((4-((ジメチルアミノ)メチル)シクロヘキシル)チオ)メチル)-8-メチルキナゾリン-4(3H)-オン;
2-(((cis-4-((ジメチルアミノ)メチル)シクロヘキシル)チオ)メチル)-8-メチルキナゾリン-4(3H)-オン;
2-(((trans-4-((ジメチルアミノ)メチル)シクロヘキシル)チオ)メチル)-8-メチルキナゾリン-4(3H)-オン;
2-(((trans-3-(ヒドロキシメチル)シクロヘキシル)チオ)メチル)-8-メチルキナゾリン-4(3H)-オン;
2-(((cis-3-(ヒドロキシメチル)シクロヘキシル)チオ)メチル)-8-メチルキナゾリン-4(3H)-オン;
2-((((cis)-3-((ジメチルアミノ)メチル)シクロヘキシル)チオ)メチル)-8-メチルキナゾリン-4(3H)-オン;
8-メチル-2-(((trans-4-((メチルアミノ)メチル)シクロヘキシル)チオ)メチル)キナゾリン-4(3H)-オン;
7-アミノ-2-(((テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)チオ)メチル)キナゾリン-4(3H)-オン;
N-(4-オキソ-2-(((テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)チオ)メチル)-3,4-ジヒドロキナゾリン-7-イル)アセトアミド;
N-(4-オキソ-2-(((テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)チオ)メチル)-3,4-ジヒドロキナゾリン-7-イル)ベンズアミド;
N-メチル-4-オキソ-2-(((テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)チオ)メチル)-3,4-ジヒドロキナゾリン-7-カルボキサミド;
4-オキソ-N-フェニル-2-(((テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)チオ)メチル)-3,4-ジヒドロキナゾリン-7-カルボキサミド;
7-(フェニルアミノ)-2-(((テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)チオ)メチル)キナゾリン-4(3H)-オン;
7-(ピリジン-3-イルアミノ)-2-(((テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)チオ)メチル)キナゾリン-4(3H)-オン;
7-(ピリジン-2-イルアミノ)-2-(((テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)チオ)メチル)キナゾリン-4(3H)-オン;
7-((4-メトキシフェニル)アミノ)-2-(((テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)チオ)メチル)キナゾリン-4(3H)-オン;
7-((3-メトキシフェニル)アミノ)-2-(((テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)チオ)メチル)キナゾリン-4(3H)-オン;
7-((2-メトキシフェニル)アミノ)-2-(((テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)チオ)メチル)キナゾリン-4(3H)-オン;
7-(ピラジン-2-イルアミノ)-2-(((テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)チオ)メチル)キナゾリン-4(3H)-オン;
7-(ピリジン-4-イルアミノ)-2-(((テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)チオ)メチル)キナゾリン-4(3H)-オン;
7-(ピリミジン-5-イルアミノ)-2-(((テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)チオ)メチル)キナゾリン-4(3H)-オン;
7-((1-メチル-1H-イミダゾール-2-イル)アミノ)-2-(((テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)チオ)メチル)キナゾリン-4(3H)-オン;
2-(((テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)チオ)メチル)-7-(チアゾール-2-イルアミノ)キナゾリン-4(3H)-オン;
7-((2-メチルピリジン-3-イル)アミノ)-2-(((テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)チオ)メチル)キナゾリン-4(3H)-オン;
7-((4-メチルピリジン-3-イル)アミノ)-2-(((テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)チオ)メチル)キナゾリン-4(3H)-オン;
7-((5-メチルピリジン-3-イル)アミノ)-2-(((テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)チオ)メチル)キナゾリン-4(3H)-オン;
7-(4-アミノ-1H-ピラゾール-1-イル)-2-(((テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)チオ)メチル)キナゾリン-4(3H)-オン;
7-(イソキサゾール-3-イルアミノ)-2-(((テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)チオ)メチル)キナゾリン-4(3H)-オン;
8-メチル-7-(フェニルアミノ)-2-(((テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)チオ)メチル)キナゾリン-4(3H)-オン;
7-(ベンジルオキシ)-2-(((テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)チオ)メチル)キナゾリン-4(3H)-オン;
2-(((4-ヒドロキシシクロヘキシル)チオ)メチル)-7-(フェニルアミノ)キナゾリン-4(3H)-オン;
2-(((trans-4-ヒドロキシシクロヘキシル)チオ)メチル)-7-(フェニルアミノ)キナゾリン-4(3H)-オン;
2-(((cis-4-ヒドロキシシクロヘキシル)チオ)メチル)-7-(フェニルアミノ)キナゾリン-4(3H)-オン;
2-(((cis-4-ヒドロキシシクロヘキシル)チオ)メチル)-7-(ピリジン-3-イルアミノ)キナゾリン-4(3H)-オン;
2-(((trans-4-ヒドロキシシクロヘキシル)チオ)メチル)-7-(ピリジン-3-イルアミノ)キナゾリン-4(3H)-オン;
7-(シクロペンチルアミノ)-2-(((trans-4-ヒドロキシシクロヘキシル)チオ)メチル)キナゾリン-4(3H)-オン;
7-(シクロペンチルアミノ)-2-(((cis-4-ヒドロキシシクロヘキシル)チオ)メチル)キナゾリン-4(3H)-オン;
2-(((trans-4-(ヒドロキシメチル)シクロヘキシル)チオ)メチル)-7-(フェニルアミノ)キナゾリン-4(3H)-オン;
2-(((cis-4-(ヒドロキシメチル)シクロヘキシル)チオ)メチル)-7-(フェニルアミノ)キナゾリン-4(3H)-オン;
2-(((cis-4-(ヒドロキシメチル)シクロヘキシル)チオ)メチル)-7-(ピリジン-3-イルアミノ)キナゾリン-4(3H)-オン;
2-(((trans-4-(ヒドロキシメチル)シクロヘキシル)チオ)メチル)-7-(ピリジン-3-イルアミノ)キナゾリン-4(3H)-オン;
7-(シクロヘキシルアミノ)-2-(((テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)チオ)メチル)キナゾリン-4(3H)-オン;
7-(ジメチルアミノ)-2-(((テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)チオ)メチル)キナゾリン-4(3H)-オン;
7-(メチルアミノ)-2-(((テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)チオ)メチル)キナゾリン-4(3H)-オン;
7-モルホリノ-2-(((テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)チオ)メチル)キナゾリン-4(3H)-オン;
7-(4-メチルピペラジン-1-イル)-2-(((テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)チオ)メチル)キナゾリン-4(3H)-オン;
7-((1-メチルピペリジン-4-イル)アミノ)-2-(((テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)チオ)メチル)キナゾリン-4(3H)-オン;
7-((テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)アミノ)-2-(((テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)チオ)メチル)キナゾリン-4(3H)-オン;
7-(シクロペンチルアミノ)-2-(((テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)チオ)メチル)キナゾリン-4(3H)-オン;
7-(イソプロピルアミノ)-2-(((テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)チオ)メチル)キナゾリン-4(3H)-オン;
7-((ピリジン-4-イルメチル)アミノ)-2-(((テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)チオ)メチル)キナゾリン-4(3H)-オン;
7-((ピリジン-2-イルメチル)アミノ)-2-(((テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)チオ)メチル)キナゾリン-4(3H)-オン;
7-(ベンジルアミノ)-2-(((テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)チオ)メチル)キナゾリン-4(3H)-オン;
7-((1-フェニルエチル)アミノ)-2-(((テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)チオ)メチル)キナゾリン-4(3H)-オン;
2-(((テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)チオ)メチル)-7-((テトラヒドロフラン-3-イル)アミノ)キナゾリン-4(3H)-オン;
7-(シクロブチルアミノ)-2-(((テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)チオ)メチル)キナゾリン-4(3H)-オン;
7-((ピリジン-3-イルメチル)アミノ)-2-(((テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)チオ)メチル)キナゾリン-4(3H)-オン;
7-(シクロプロピルアミノ)-2-(((テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)チオ)メチル)キナゾリン-4(3H)-オン;
7-(シクロヘキシル(メチル)アミノ)-2-(((テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)チオ)メチル)キナゾリン-4(3H)-オン;
7-[(1-ベンジル-3-ピペリジル)アミノ]-2-(テトラヒドロピラン-4-イルスルファニルメチル)-3H-キナゾリン-4-オン;
7-(3-ピペリジルアミノ)-2-(テトラヒドロピラン-4-イルスルファニルメチル)-3H-キナゾリン-4-オン;
7-((1-ベンジルピペリジン-4-イル)アミノ)-2-(((テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)チオ)メチル)キナゾリン-4(3H)-オン;
7-(ピペリジン-4-イルアミノ)-2-(((テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)チオ)メチル)キナゾリン-4(3H)-オン;
7-(ピロリジン-3-イルアミノ)-2-(((テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)チオ)メチル)キナゾリン-4(3H)-オン;
7-((1-アセチルピペリジン-4-イル)アミノ)-2-(((テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)チオ)メチル)キナゾリン-4(3H)-オン;
7-((1-アセチルピペリジン-3-イル)アミノ)-2-(((テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)チオ)メチル)キナゾリン-4(3H)-オン;
7-((1-メチルピペリジン-3-イル)アミノ)-2-(((テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)チオ)メチル)キナゾリン-4(3H)-オン
7-((1-アセチルピロリジン-3-イル)アミノ)-2-(((テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)チオ)メチル)キナゾリン-4(3H)-オン;
8-メチル-7-フェノキシ-2-(((テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)チオ)メチル)キナゾリン-4(3H)-オン;
7-(シクロヘキシルアミノ)-2-(((trans-4-(ヒドロキシメチル)シクロヘキシル)チオ)メチル)キナゾリン-4(3H)-オン;
7-(シクロヘキシルアミノ)-2-(((cis-4-(ヒドロキシメチル)シクロヘキシル)チオ)メチル)キナゾリン-4(3H)-オン;
8-メチル-2-(((1-((1-メチル-1H-イミダゾール-2-イル)メチル)ピペリジン-4-イル)チオ)メチル)キナゾリン-4(3H)-オン;
N-(4-((4-(((8-メチル-4-オキソ-3,4-ジヒドロキナゾリン-2-イル)メチル)チオ)ピペリジン-1-イル)メチル)フェニル)アセトアミド;
2-(((1-(4-(ジメチルアミノ)ベンジル)ピペリジン-4-イル)チオ)メチル)-8-メチルキナゾリン-4(3H)-オン;
4-((4-(((8-メチル-4-オキソ-3,4-ジヒドロキナゾリン-2-イル)メチル)チオ)ピペリジン-1-イル)メチル)ベンゾニトリル;
2-(((1-((1H-ピラゾール-3-イル)メチル)ピペリジン-4-イル)チオ)メチル)-8-メチルキナゾリン-4(3H)-オン;
8-メチル-2-(((1-((1-メチル-1H-インダゾール-3-イル)メチル)ピペリジン-4-イル)チオ)メチル)-キナゾリン-4(3H)-オン;
2-(((1-((1,3-ジメチル-1H-ピラゾール-4-イル)メチル)ピペリジン-4-イル)チオ)メチル)-8-メチルキナゾリン-4(3H)-オン;
8-メチル-2-(((1-((6-メチルピリジン-2-イル)メチル)ピペリジン-4-イル)チオ)メチル)キナゾリン-4(3H)-オン;
8-メチル-2-(((1-((3-メチルピリジン-2-イル)メチル)ピペリジン-4-イル)チオ)メチル)キナゾリン-4(3H)-オン;
8-メチル-2-(((1-フェネチルピペリジン-4-イル)チオ)メチル)キナゾリン-4(3H)-オン;
8-メチル-2-(((1-((1-メチル-1H-インダゾール-6-イル)メチル)ピペリジン-4-イル)チオ)メチル)キナゾリン-4(3H)-オン;
8-メチル-2-(((1-((3-メチル-1H-ピラゾール-4-イル)メチル)ピペリジン-4-イル)チオ)メチル)キナゾリン-4(3H)-オン;
N-(3-((4-(((8-メチル-4-オキソ-3,4-ジヒドロキナゾリン-2-イル)メチル)チオ)ピペリジン-1-イル)メチル)フェニル)アセトアミド;
2-(((1-((1H-ピロロ[3,2-c]ピリジン-3-イル)メチル)ピペリジン-4-イル)チオ)メチル)-8-メチルキナゾリン-4(3H)-オン;
2-(((1-(イミダゾ[1,2-a]ピリジン-3-イルメチル)ピペリジン-4-イル)チオ)メチル)-8-メチルキナゾリン-4(3H)-オン;
2-(((1-((1-ベンジル-1H-イミダゾール-5-イル)メチル)ピペリジン-4-イル)チオ)メチル)-8-メチルキナゾリン-4(3H)-オン;
2-(((1-((1-ベンジル-1H-ピラゾール-4-イル)メチル)ピペリジン-4-イル)チオ)メチル)-8-メチルキナゾリン-4(3H)-オン;
2-(2-((4-(((8-メチル-4-オキソ-3,4-ジヒドロキナゾリン-2-イル)メチル)チオ)ピペリジン-1-イル)メチル)フェノキシ)アセトニトリル;
8-メチル-2-(((1-((2-オキソインドリン-6-イル)メチル)ピペリジン-4-イル)チオ)メチル)キナゾリン-4(3H)-オン;
2-(((1-((5-メトキシピリジン-2-イル)メチル)ピペリジン-4-イル)チオ)メチル)-8-メチルキナゾリン-4(3H)-オン;
8-メチル-2-(((1-((4-メチル-3,4-ジヒドロ-2H-ベンゾ[b][1,4]オキサジン-7-イル)メチル)ピペリジン-4-イル)チオ)メチル)キナゾリン-4(3H)-オン;
(S)-2-(((1-(2,3-ジヒドロキシプロピル)ピペリジン-4-イル)チオ)メチル)-8-メチルキナゾリン-4(3H)-オン;
(R)-2-(((1-(2,3-ジヒドロキシプロピル)ピペリジン-4-イル)チオ)メチル)-8-メチルキナゾリン-4(3H)-オン;
(S)-8-メチル-2-(((1-(ピロリジン-2-イルメチル)ピペリジン-4-イル)チオ)メチル)キナゾリン-4(3H)-オン;
2-(((1-(2-ヒドロキシエチル)ピペリジン-4-イル)チオ)メチル)-8-メチルキナゾリン-4(3H)-オン;
2-(((1-(2-アミノエチル)ピペリジン-4-イル)チオ)メチル)-8-メチルキナゾリン-4(3H)-オン;
N-(2-(4-(((8-メチル-4-オキソ-3,4-ジヒドロキナゾリン-2-イル)メチル)チオ)ピペリジン-1-イル)エチル)ピコリンアミド;
2-(((1-(3-アミノプロピル)ピペリジン-4-イル)チオ)メチル)-8-メチルキナゾリン-4(3H)-オン;
2-(((1-グリシルピペリジン-4-イル)チオ)メチル)-8-メチルキナゾリン-4(3H)-オン;
2-(((1-(3-アミノプロパノイル)ピペリジン-4-イル)チオ)メチル)-8-メチルキナゾリン-4(3H)-オン;
2-(((1-(3-(ジメチルアミノ)プロパノイル)ピペリジン-4-イル)チオ)メチル)-8-メチルキナゾリン-4(3H)-オン;
(R)-1-(4-アミノ-5-(4-(((8-メチル-4-オキソ-3,4-ジヒドロキナゾリン-2-イル)メチル)チオ)ピペリジン-1-イル)-5-オキソペンチル)グアニジン;
(S)-1-(4-アミノ-5-(4-(((8-メチル-4-オキソ-3,4-ジヒドロキナゾリン-2-イル)メチル)チオ)ピペリジン-1-イル)-5-オキソペンチル)グアニジン;
2-(((1-(L-リシル)ピペリジン-4-イル)チオ)メチル)-8-メチルキナゾリン-4(3H)-オン;
2-(((1-(D-リシル)ピペリジン-4-イル)チオ)メチル)-8-メチルキナゾリン-4(3H)-オン;
8-メチル-2-(((1-(3-(ピリジン-2-イル)プロパノイル)ピペリジン-4-イル)チオ)メチル)キナゾリン-4(3H)-オン;
8-メチル-2-(((1-(メチルスルホニル)ピペリジン-4-イル)チオ)メチル)キナゾリン-4(3H)-オン;
8-メチル-2-(((1-(ピリジン-2-イルスルホニル)ピペリジン-4-イル)チオ)メチル)キナゾリン-4(3H)-オン;
7-(シクロペンチルアミノ)-5-フルオロ-2-((ピペリジン-4-イルチオ)メチル)キナゾリン-4(3H)-オン;
7-(シクロブチルアミノ)-5-フルオロ-2-((ピペリジン-4-イルチオ)メチル)キナゾリン-4(3H)-オン;
N-(((trans)-4-(((8-メチル-4-オキソ-3,4-ジヒドロキナゾリン-2-イル)メチル)チオ)シクロヘキシル)メチル)アセトアミド;
7-(シクロペンチルアミノ)-2-((ピペリジン-4-イルチオ)メチル)キナゾリン-4(3H)-オン;
7-(シクロペンチルアミノ)-2-((((1R,4R)-4-(ヒドロキシメチル)シクロヘキシル)チオ)-メチル)キナゾリン-4(3H)-オン;
2-((((trans)-4-(2-アミノエチル)シクロヘキシル)チオ)メチル)-8-メチルキナゾリン-4(3H)-オン;
2-(((3-(アミノメチル)シクロブチル)チオ)メチル)-8-メチルキナゾリン-4(3H)-オン;
2-((((trans)-3-(2-アミノエチル)シクロペンチル)チオ)メチル)-8-メチルキナゾリン-4(3H)-オン
7-(シクロペンチルアミノ)-5-フルオロ-2-(((テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)チオ)メチル)キナゾリン-4(3H)-オン;
7-(シクロペンチルアミノ)-5-フルオロ-2-((((1R,4R)-4-ヒドロキシシクロヘキシル)チオ)メチル)-キナゾリン-4(3H)-オン;
7-(シクロペンチルアミノ)-2-(((テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)チオ)メチル)ピリド[2,3-d]ピリミジン-4(3H)-オン;
(S)-7-((テトラヒドロ-2H-ピラン-3-イル)アミノ)-2-(((テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)チオ)メチル)キナゾリン-4(3H)-オン;
7-(シクロペンチルアミノ)-2-(((テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)チオ)メチル)ピリド[3,2-d]ピリミジン-4(3H)-オン;
7-(シクロペンチルアミノ)-2-(((テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)チオ)メチル)ピリド[4,3-d]ピリミジン-4(3H)-オン;
2-((アゼパン-4-イルチオ)メチル)-7-(シクロペンチルアミノ)キナゾリン-4(3H)-オン;
2-(((3-(アミノメチル)シクロペンチル)チオ)メチル)-8-メチルキナゾリン-4(3H)-オン;
7-((3-メチルイソキサゾール-5-イル)アミノ)-2-(((テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)チオ)メチル)キナゾリン-4(3H)-オン;
(R)-7-((1-(メチルスルホニル)ピペリジン-3-イル)アミノ)-2-(((テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)チオ)メチル)キナゾリン-4(3H)-オン;
7-(シクロブチルアミノ)-2-((((1R,4R)-4-ヒドロキシシクロヘキシル)チオ)メチル)キナゾリン-4(3H)-オン;
7-((1-(メチルスルホニル)アゼチジン-3-イル)アミノ)-2-(((テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)チオ)メチル)キナゾリン-4(3H)-オン;
(R)-7-((1-(メチルスルホニル)ピペリジン-3-イル)アミノ)-2-((ピペリジン-4-イルチオ)メチル)キナゾリン-4(3H)-オン;
7-(シクロペンチルオキシ)-2-(((テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)チオ)メチル)キナゾリン-4(3H)-オン;
8-メチル-2-((オキセパン-4-イルチオ)メチル)キナゾリン-4(3H)-オン;
7-(シクロペンチルアミノ)-2-((((1R,4R)-4-ヒドロキシシクロヘキシル)チオ)メチル)-5-(トリフルオロメチル)キナゾリン-4(3H)-オン;
7-(シクロブチルアミノ)-2-((ピペリジン-4-イルチオ)メチル)キナゾリン-4(3H)-オン;
(R)-7-((1-(メチルスルホニル)ピペリジン-3-イル)アミノ)-2-(((テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)チオ)メチル)ピリド[2,3-d]ピリミジン-4(3H)-オン;
7-イソブチル-2-(((テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)チオ)メチル)キナゾリン-4(3H)-オン;
7-(シクロペンチルアミノ)-5-メチル-2-(((テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)チオ)メチル)キナゾリン-4(3H)-オン;
cis-4-(((8-メチル-4-オキソ-3,4-ジヒドロキナゾリン-2-イル)メチル)チオ)シクロヘキサン-1-カルボキサミド;
trans-4-(((8-メチル-4-オキソ-3,4-ジヒドロキナゾリン-2-イル)メチル)チオ)シクロヘキサン-1-カルボキサミド;
5-クロロ-7-(シクロペンチルアミノ)-2-((ピペリジン-4-イルチオ)メチル)キナゾリン-4(3H)-オン;
7-(シクロペンチルアミノ)-5-メトキシ-2-(((テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)チオ)メチル)キナゾリン-4(3H)-オン;
メチル4-(((7-(シクロペンチルアミノ)-4-オキソ-3,4-ジヒドロキナゾリン-2-イル)メチル)チオ)ピペリジン-1-カルボキシラート;
2-((trans)-4-(((8-メチル-4-オキソ-3,4-ジヒドロキナゾリン-2-イル)メチル)チオ)シクロヘキシル)アセトアミド;
7-(シクロペンチルアミノ)-5-フルオロ-2-(((trans-3-フルオロピペリジン-4-イル)チオ)メチル)キナゾリン-4(3H)-オン;
7-(シクロペンチルアミノ)-5-フルオロ-2-((((3S,4S)-3-フルオロピペリジン-4-イル)チオ)メチル)キナゾリン-4(3H)-オン;
7-(シクロペンチルアミノ)-5-フルオロ-2-((((3R,4R)-3-フルオロピペリジン-4-イル)チオ)メチル)キナゾリン-4(3H)-オン;
7-(シクロペンチルアミノ)-5-フルオロ-2-((((cis)-3-フルオロピペリジン-4-イル)チオ)メチル)キナゾリン-4(3H)-オン;
7-(シクロペンチルアミノ)-5-フルオロ-2-((((3R,4S)-3-フルオロピペリジン-4-イル)チオ)メチル)キナゾリン-4(3H)-オン;
7-(シクロペンチルアミノ)-5-フルオロ-2-((((3S,4R)-3-フルオロピペリジン-4-イル)チオ)メチル)キナゾリン-4(3H)-オン;
7-(シクロペンチルアミノ)-5-フルオロ-2-(((1-(2-ヒドロキシアセチル)ピペリジン-4-イル)チオ)メチル)キナゾリン-4(3H)-オン;
2-((シクロヘキシルチオ)メチル)-7-(シクロペンチルアミノ)-5-フルオロキナゾリン-4(3H)-オン;
cis-4-(((7-(シクロペンチルアミノ)-5-フルオロ-4-オキソ-3,4-ジヒドロキナゾリン-2-イル)メチル)チオ)シクロヘキサン-1-カルボン酸;
trans-4-(((7-(シクロペンチルアミノ)-5-フルオロ-4-オキソ-3,4-ジヒドロキナゾリン-2-イル)メチル)チオ)シクロヘキサン-1-カルボン酸;
trans-4-(((7-(シクロペンチルアミノ)-5-フルオロ-4-オキソ-3,4-ジヒドロキナゾリン-2-イル)メチル)チオ)シクロヘキサン-1-カルボキサミド;
7-(シクロプロピルメトキシ)-2-(((テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)チオ)メチル)キナゾリン-4(3H)-オン;
4-(((7-(シクロペンチルアミノ)-5-フルオロ-4-オキソ-3,4-ジヒドロキナゾリン-2-イル)メチル)チオ)-N,N-ジメチルピペリジン-1-カルボキサミド;
2-(((cis-6-(ヒドロキシメチル)テトラヒドロ-2H-ピラン-3-イル)チオ)メチル)-8-メチルキナゾリン-4(3H)-オン;
7-(シクロペンチルアミノ)-5-フルオロ-2-(((trans-3-(トリフルオロメチル)ピペリジン-4-イル)チオ)メチル)キナゾリン-4(3H)-オン;
7-(シクロペンチルアミノ)-5-フルオロ-2-(((cis-4-フルオロピロリジン-3-イル)チオ)メチル)キナゾリン-4(3H)-オン;
7-(シクロペンチルアミノ)-5-(ヒドロキシメチル)-2-(((テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)チオ)メチル)キナゾリン-4(3H)-オン;
7-(シクロペンチルアミノ)-5-(フルオロメチル)-2-(((テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)チオ)メチル)キナゾリン-4(3H)-オン;
7-(シクロペンチルアミノ)-6-フルオロ-2-((ピペリジン-4-イルチオ)メチル)キナゾリン-4(3H)-オン;
7-(シクロペンチルアミノ)-5-フルオロ-2-(((trans-2-(トリフルオロメチル)ピペリジン-4-イル)チオ)メチル)キナゾリン-4(3H)-オン;
7-(シクロペンチルアミノ)-5-フルオロ-2-(((cis-2-(トリフルオロメチル)ピペリジン-4-イル)チオ)メチル)キナゾリン-4(3H)-オン;
7-(シクロプロピルメトキシ)-2-((ピペリジン-4-イルチオ)メチル)ピリド[2,3-d]ピリミジン-4(3H)-オン;
7-((シクロブチルメチル)アミノ)-6-メトキシ-2-((ピペリジン-4-イルチオ)メチル)キナゾリン-4(3H)-オン;
7-((2,2-ジフルオロシクロペンチル)アミノ)-5-フルオロ-2-(((テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)チオ)メチル)キナゾリン-4(3H)-オン;
7-(シクロペンチルアミノ)-5,6-ジフルオロ-2-((ピペリジン-4-イルチオ)メチル)キナゾリン-4(3H)-オン;
5-フルオロ-7-((trans-4-モルホリノシクロヘキシル)アミノ)-2-(((テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)チオ)メチル)キナゾリン-4(3H)-オン;
5-フルオロ-7-((cis-4-モルホリノシクロヘキシル)アミノ)-2-(((テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)チオ)メチル)キナゾリン-4(3H)-オン;
7-(シクロプロピルメトキシ)-5-フルオロ-2-(((trans-4-ヒドロキシシクロヘキシル)チオ)メチル)キナゾリン-4(3H)-オン;
5-フルオロ-7-((テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)メトキシ)-2-(((テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)チオ)メチル)キナゾリン-4(3H)-オン;
7-(シクロブチルメトキシ)-5-メチル-2-(((テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)チオ)メチル)キナゾリン-4(3H)-オン;
5-フルオロ-2-(((テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)チオ)メチル)-7-((テトラヒドロフラン-3-イル)メトキシ)キナゾリン-4(3H)-オン;
(R)-5-フルオロ-2-(((テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)チオ)メチル)-7-((テトラヒドロフラン-3-イル)メトキシ)キナゾリン-4(3H)-オン;
(S)-5-フルオロ-2-(((テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)チオ)メチル)-7-((テトラヒドロフラン-3-イル)メトキシ)キナゾリン-4(3H)-オン;
7-(シクロペンチルアミノ)-5-フルオロ-2-(((trans-6-フルオロアゼパン-4-イル)チオ)メチル)キナゾリン-4(3H)-オン;
7-(シクロペンチルアミノ)-5-フルオロ-2-(((cis-6-フルオロアゼパン-4-イル)チオ)メチル)キナゾリン-4(3H)-オン;
2-((((cis)-6-(アミノメチル)テトラヒドロ-2H-ピラン-3-イル)チオ)メチル)-7-(シクロペンチルアミノ)-5-フルオロキナゾリン-4(3H)-オン;
2-(((trans-4-(アミノメチル)-4-フルオロシクロヘキシル)チオ)メチル)-7-(シクロペンチルアミノ)-5-フルオロキナゾリン-4(3H)-オン;
2-(((cis-4-(アミノメチル)-4-フルオロシクロヘキシル)チオ)メチル)-7-(シクロペンチルアミノ)-5-フルオロキナゾリン-4(3H)-オン;
6-フルオロ-7-((テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)アミノ)-2-(((テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)チオ)メチル)キナゾリン-4(3H)-オン;
7-(シクロペンチルアミノ)-5-フルオロ-2-(((1-メチルピペリジン-4-イル)チオ)メチル)キナゾリン-4(3H)-オン;
7-(シクロヘキシルアミノ)-5-フルオロ-2-(((テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)チオ)メチル)キナゾリン-4(3H)-オン;
7-(シクロヘキシルアミノ)-5-フルオロ-2-((ピペリジン-4-イルチオ)メチル)キナゾリン-4(3H)-オン;
7-(シクロヘキシルアミノ)-5-フルオロ-2-((((1r,4r)-4-ヒドロキシシクロヘキシル)チオ)メチル)キナゾリン-4(3H)-オン;
(R)-5-フルオロ-7-((1-(メチルスルホニル)ピペリジン-3-イル)アミノ)-2-(((テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)チオ)メチル)キナゾリン-4(3H)-オン;
7-(シクロブチルアミノ)-5-フルオロ-2-(((テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)チオ)メチル)キナゾリン-4(3H)-オン;
7-((2-シクロペンチルエチル)アミノ)-2-(((テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)チオ)メチル)キナゾリン-4(3H)-オン;
5-クロロ-7-(シクロペンチルアミノ)-2-(((テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)チオ)メチル)キナゾリン-4(3H)-オン;
7-(シクロペンチルアミノ)-2-(((1-(2,2,2-トリフルオロエチル)ピペリジン-4-イル)チオ)メチル)キナゾリン-4(3H)-オン;
7-(シクロペンチルアミノ)-5-フルオロ-2-(((1-(オキセタン-3-イル)ピペリジン-4-イル)チオ)メチル)キナゾリン-4(3H)-オン;
7-((2-(テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)エチル)アミノ)-2-(((テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)チオ)メチル)キナゾリン-4(3H)-オン;
7-(シクロペンチルアミノ)-5-メチル-2-((ピペリジン-4-イルチオ)メチル)キナゾリン-4(3H)-オン;
7-(シクロペンチルアミノ)-2-(((1-(2,2-ジフルオロエチル)ピペリジン-4-イル)チオ)メチル)キナゾリン-4(3H)-オン;
7-(シクロペンチルアミノ)-2-(((1-(3,3,3-トリフルオロプロピル)ピペリジン-4-イル)チオ)メチル)キナゾリン-4(3H)-オン;
2-(((cis-6-(ヒドロキシメチル)テトラヒドロ-2H-ピラン-2-イル)チオ)メチル)-8-メチルキナゾリン-4(3H)-オン;
7-((シクロブチルメチル)アミノ)-5-フルオロ-2-((ピペリジン-4-イルチオ)メチル)キナゾリン-4(3H)-オン;
7-(((2,2-ジフルオロシクロプロピル)メチル)アミノ)-5-フルオロ-2-((ピペリジン-4-イルチオ)メチル)キナゾリン-4(3H)-オン;
7-(シクロペンチルアミノ)-5-フルオロ-2-(((1-(2,2,2-トリフルオロエチル)ピペリジン-4-イル)チオ)メチル)キナゾリン-4(3H)-オン;
7-(シクロペンチルアミノ)-2-(((1-(2,2-ジフルオロプロピル)ピペリジン-4-イル)チオ)メチル)キナゾリン-4(3H)-オン;
7-((シクロプロピルメチル)アミノ)-5-フルオロ-2-((ピペリジン-4-イルチオ)メチル)キナゾリン-4(3H)-オン;
7-((3,3-ジフルオロシクロペンチル)アミノ)-5-フルオロ-2-((ピペリジン-4-イルチオ)メチル)キナゾリン-4(3H)-オン;
2-(((trans-4-ヒドロキシシクロヘキシル)チオ)メチル)-7-(((R)-1-(メチルスルホニル)ピペリジン-3-イル)アミノ)キナゾリン-4(3H)-オン;
(R)-2-(((1-アセチルピペリジン-4-イル)チオ)メチル)-7-((1-(メチルスルホニル)ピペリジン-3-イル)アミノ)キナゾリン-4(3H)-オン;
5-フルオロ-2-(((trans-4-ヒドロキシシクロヘキシル)チオ)メチル)-7-(((R)-1-(メチルスルホニル)ピペリジン-3-イル)アミノ)キナゾリン-4(3H)-オン;
7-(シクロペンチルアミノ)-2-(((1,1-ジオキシドテトラヒドロ-2H-チオピラン-4-イル)チオ)メチル)-5-フルオロキナゾリン-4(3H)-オン;
7-((シクロプロピルメチル)アミノ)-5-フルオロ-2-(((trans-4-ヒドロキシシクロヘキシル)チオ)メチル)キナゾリン-4(3H)-オン;
5-フルオロ-2-((ピペリジン-4-イルチオ)メチル)-7-(((テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)メチル)アミノ)キナゾリン-4(3H)-オン;
7-(シクロペンチルアミノ)-2-(((1-(1,1-ジオキシドチエタン-3-イル)ピペリジン-4-イル)チオ)メチル)-5-フルオロキナゾリン-4(3H)-オン;
7-((シクロプロピルメチル)アミノ)-5-フルオロ-2-(((1-(オキセタン-3-イル)ピペリジン-4-イル)チオ)メチル)キナゾリン-4(3H)-オン;
7-(シクロプロピルメトキシ)-2-((ピペリジン-4-イルチオ)メチル)キナゾリン-4(3H)-オン;
7-(シクロペンチルアミノ)-5-フルオロ-2-(((1-(2-(メチルスルホニル)エチル)ピペリジン-4-イル)チオ)メチル)キナゾリン-4(3H)-オン;
5-フルオロ-7-((2-モルホリノエチル)アミノ)-2-((ピペリジン-4-イルチオ)メチル)キナゾリン-4(3H)-オン;
7-(シクロプロピルメトキシ)-5-フルオロ-2-((ピペリジン-4-イルチオ)メチル)キナゾリン-4(3H)-オン;
7-(シクロペンチルアミノ)-5-フルオロ-2-(((1-(2-ヒドロキシ-2-メチルプロパノイル)ピペリジン-4-イル)チオ)メチル)キナゾリン-4(3H)-オン;
7-(シクロブチルメトキシ)-5-フルオロ-2-((ピペリジン-4-イルチオ)メチル)キナゾリン-4(3H)-オン;
7-(シクロペンチルアミノ)-5-フルオロ-2-(((1-(ピリジン-2-イルメチル)ピペリジン-4-イル)チオ)メチル)キナゾリン-4(3H)-オン;
7-(シクロペンチルメトキシ)-5-フルオロ-2-((ピペリジン-4-イルチオ)メチル)キナゾリン-4(3H)-オン;
2-(4-(((7-(シクロペンチルアミノ)-5-フルオロ-4-オキソ-3,4-ジヒドロキナゾリン-2-イル)メチル)チオ)ピペリジン-1-イル)-N-メチルアセトアミド;
7-(((2,2-ジフルオロシクロプロピル)メチル)アミノ)-5-メチル-2-((ピペリジン-4-イルチオ)メチル)キナゾリン-4(3H)-オン;
2-(4-(((7-(シクロペンチルアミノ)-5-フルオロ-4-オキソ-3,4-ジヒドロキナゾリン-2-イル)メチル)チオ)ピペリジン-1-イル)アセトニトリル;
2-(trans-4-(((7-(シクロペンチルアミノ)-5-フルオロ-4-オキソ-3,4-ジヒドロキナゾリン-2-イル)メチル)チオ)シクロヘキシル)アセトアミド;
5-フルオロ-7-((2-モルホリノエチル)アミノ)-2-(((テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)チオ)メチル)キナゾリン-4(3H)-オン;
5-フルオロ-2-(((テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)チオ)メチル)-7-((1-(2,2,2-トリフルオロエチル)ピペリジン-4-イル)アミノ)キナゾリン-4(3H)-オン;
7-((シクロブチルメチル)アミノ)-6-フルオロ-2-((ピペリジン-4-イルチオ)メチル)キナゾリン-4(3H)-オン;
7-(シクロヘキシルアミノ)-6-フルオロ-2-(((テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)チオ)メチル)キナゾリン-4(3H)-オン;
7-(シクロプロピルメトキシ)-5-フルオロ-2-(((テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)チオ)メチル)キナゾリン-4(3H)-オン;
7-((シクロプロピルメチル)アミノ)-6-フルオロ-2-(((テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)チオ)メチル)キナゾリン-4(3H)-オン;
7-(シクロペンチルアミノ)-6-フルオロ-2-(((trans-4-ヒドロキシシクロヘキシル)チオ)メチル)キナゾリン-4(3H)-オン;
7-(シクロペンチルアミノ)-5,6-ジフルオロ-2-(((テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)チオ)メチル)キナゾリン-4(3H)-オン;
7-(シクロプロピルメトキシ)-5-フルオロ-2-(((cis-3-フルオロピペリジン-4-イル)チオ)メチル)キナゾリン-4(3H)-オン;
7-((シクロブチルメチル)アミノ)-2-(((1,1-ジオキシドテトラヒドロ-2H-チオピラン-4-イル)チオ)メチル)-6-フルオロキナゾリン-4(3H)-オン;
7-(シクロプロピルメトキシ)-5-フルオロ-2-(((trans-3-フルオロピペリジン-4-イル)チオ)メチル)キナゾリン-4(3H)-オン;
5-フルオロ-2-(((テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)チオ)メチル)-7-((1-(3,3,3-トリフルオロプロピル)ピペリジン-4-イル)メトキシ)キナゾリン-4(3H)-オン;
7-((1-(2,2-ジフルオロプロピル)ピペリジン-4-イル)メトキシ)-5-フルオロ-2-(((テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)チオ)メチル)キナゾリン-4(3H)-オン;
7-((1-(2,2-ジフルオロエチル)ピペリジン-4-イル)メトキシ)-5-フルオロ-2-(((テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)チオ)メチル)キナゾリン-4(3H)-オン;
5-フルオロ-7-((1-(オキセタン-3-イル)ピペリジン-4-イル)メトキシ)-2-(((テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)チオ)メチル)キナゾリン-4(3H)-オン;
5-フルオロ-7-((1-(オキセタン-3-イル)ピペリジン-4-イル)アミノ)-2-(((テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)チオ)メチル)キナゾリン-4(3H)-オン;
7-((シクロブチルメチル)アミノ)-6-フルオロ-2-(((cis-3-フルオロピペリジン-4-イル)チオ)メチル)キナゾリン-4(3H)-オン;
7-(シクロブチルメトキシ)-2-(((1,1-ジオキシドテトラヒドロ-2H-チオピラン-4-イル)チオ)メチル)-5-フルオロキナゾリン-4(3H)-オン;
5-フルオロ-7-((trans-2-フルオロシクロペンチル)アミノ)-2-(((テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)チオ)メチル)キナゾリン-4(3H)-オン;
5-フルオロ-7-イソブトキシ-2-(((テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)チオ)メチル)キナゾリン-4(3H)-オン;
7-(シクロブチルメトキシ)-5-フルオロ-2-(((1-(2-ヒドロキシアセチル)ピペリジン-4-イル)チオ)メチル)キナゾリン-4(3H)-オン;
7-(シクロブチルメトキシ)-2-(((2,2-ジメチルテトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)チオ)メチル)-5-フルオロキナゾリン-4(3H)-オン;
7-(シクロブチルメトキシ)-2-((シクロヘキシルチオ)メチル)-5-フルオロキナゾリン-4(3H)-オン;
2-((シクロヘキシルチオ)メチル)-7-(シクロペンチルアミノ)-5,6-ジフルオロキナゾリン-4(3H)-オン;
trans-4-(((7-(シクロブチルメトキシ)-5-フルオロ-4-オキソ-3,4-ジヒドロキナゾリン-2-イル)メチル)チオ)シクロヘキサン-1-カルボキサミド;
7-((1-(2,2-ジフルオロエチル)ピペリジン-3-イル)メトキシ)-5-フルオロ-2-(((テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)チオ)メチル)キナゾリン-4(3H)-オン;
7-(シクロペンチルアミノ)-5,6-ジフルオロ-2-(((trans-4-ヒドロキシシクロヘキシル)チオ)メチル)キナゾリン-4(3H)-オン;
7-(シクロペンチルメトキシ)-5-フルオロ-2-(((trans-4-ヒドロキシシクロヘキシル)チオ)メチル)キナゾリン-4(3H)-オン;
7-((2,2-ジフルオロシクロプロピル)メトキシ)-5-フルオロ-2-(((テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)チオ)メチル)キナゾリン-4(3H)-オン;
7-(シクロペンチルアミノ)-2-(((1,1-ジオキシドテトラヒドロ-2H-チオピラン-4-イル)チオ)メチル)-5,6-ジフルオロキナゾリン-4(3H)-オン;
7-((3,3-ジフルオロシクロブチル)メトキシ)-5-フルオロ-2-(((テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)チオ)メチル)キナゾリン-4(3H)-オン;
5-フルオロ-2-(((trans-4-ヒドロキシシクロヘキシル)チオ)メチル)-7-((テトラヒドロ-2H-ピラン-3-イル)メトキシ)キナゾリン-4(3H)-オン;
5-フルオロ-7-((テトラヒドロ-2H-ピラン-3-イル)メトキシ)-2-(((テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)チオ)メチル)キナゾリン-4(3H)-オン;
5-フルオロ-2-(((テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)チオ)メチル)-7-((テトラヒドロフラン-2-イル)メトキシ)キナゾリン-4(3H)-オン;
(R)-5-フルオロ-2-(((テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)チオ)メチル)-7-((テトラヒドロフラン-2-イル)メトキシ)キナゾリン-4(3H)-オン;
(S)-5-フルオロ-2-(((テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)チオ)メチル)-7-((テトラヒドロフラン-2-イル)メトキシ)キナゾリン-4(3H)-オン;
5,6-ジフルオロ-2-(((テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)チオ)メチル)-7-(((テトラヒドロフラン-3-イル)メチル)アミノ)キナゾリン-4(3H)-オン;
(S)-5,6-ジフルオロ-2-(((テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)チオ)メチル)-7-(((テトラヒドロフラン-3-イル)メチル)アミノ)キナゾリン-4(3H)-オン;
(R)-5,6-ジフルオロ-2-(((テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)チオ)メチル)-7-(((テトラヒドロフラン-3-イル)メチル)アミノ)キナゾリン-4(3H)-オン;
5-フルオロ-2-((((trans)-4-ヒドロキシシクロヘキシル)チオ)メチル)-7-((テトラヒドロフラン-3-イル)メトキシ)キナゾリン-4(3H)-オン;
5-フルオロ-2-((((trans)-4-ヒドロキシシクロヘキシル)チオ)メチル)-7-(((R)-テトラヒドロフラン-3-イル)メトキシ)キナゾリン-4(3H)-オン;
5-フルオロ-2-((((trans)-4-ヒドロキシシクロヘキシル)チオ)メチル)-7-(((S)-テトラヒドロフラン-3-イル)メトキシ)キナゾリン-4(3H)-オン;
5-フルオロ-7-(((trans)-3-フルオロ-1-メチルピペリジン-4-イル)メトキシ)-2-(((テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)チオ)メチル)キナゾリン-4(3H)-オン;
5-フルオロ-7-(((3S,4S)-3-フルオロ-1-メチルピペリジン-4-イル)メトキシ)-2-(((テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)チオ)メチル)キナゾリン-4(3H)-オン;
5-フルオロ-7-(((3R,4R)-3-フルオロ-1-メチルピペリジン-4-イル)メトキシ)-2-(((テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)チオ)メチル)キナゾリン-4(3H)-オン;
5,6-ジフルオロ-7-(((cis)-3-メトキシシクロブチル)アミノ)-2-(((テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)チオ)メチル)キナゾリン-4(3H)-オン;
N-((cis)-4-(((7-(シクロプロピルメトキシ)-5-フルオロ-4-オキソ-3,4-ジヒドロキナゾリン-2-イル)メチル)チオ)シクロヘキシル)アセトアミド;
N-((trans)-4-(((7-(シクロプロピルメトキシ)-5-フルオロ-4-オキソ-3,4-ジヒドロキナゾリン-2-イル)メチル)チオ)シクロヘキシル)アセトアミド;
7-(((cis)-3-エトキシシクロブチル)アミノ)-5,6-ジフルオロ-2-(((テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)チオ)メチル)キナゾリン-4(3H)-オン;
5-フルオロ-2-((((cis)-4-ヒドロキシ-4-メチルシクロヘキシル)チオ)メチル)-7-((テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)メトキシ)キナゾリン-4(3H)-オン;
7-((1-アセチルピペリジン-4-イル)メトキシ)-5-フルオロ-2-(((テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)チオ)メチル)キナゾリン-4(3H)-オン;
2-((((trans)-4-(アミノメチル)-4-フルオロシクロヘキシル)チオ)メチル)-7-(シクロブチルメトキシ)-5-フルオロキナゾリン-4(3H)-オン;
5-フルオロ-7-(((3S,4S)-3-フルオロ-1-メチルピペリジン-4-イル)メトキシ)-2-((((trans)-4-ヒドロキシシクロヘキシル)チオ)メチル)キナゾリン-4(3H)-オン;
5-フルオロ-7-(((3R,4R)-3-フルオロ-1-メチルピペリジン-4-イル)メトキシ)-2-((((trans)-4-ヒドロキシシクロヘキシル)チオ)メチル)キナゾリン-4(3H)-オン;
7-((シクロプロピルメチル)アミノ)-5,6-ジフルオロ-2-(((テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)チオ)メチル)キナゾリン-4(3H)-オン;
5,6-ジフルオロ-7-(((テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)メチル)アミノ)-2-(((テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)チオ)メチル)キナゾリン-4(3H)-オン;
7-((シクロブチルメチル)アミノ)-2-(((1,1-ジオキシドテトラヒドロ-2H-チオピラン-4-イル)チオ)メチル)-5,6-ジフルオロキナゾリン-4(3H)-オン;
5-フルオロ-7-(((trans)-2-フルオロシクロペンチル)アミノ)-2-((((trans)-4-ヒドロキシシクロヘキシル)チオ)メチル)キナゾリン-4(3H)-オン;
5-フルオロ-7-(((cis)-2-フルオロシクロペンチル)アミノ)-2-((((trans)-4-ヒドロキシシクロヘキシル)チオ)メチル)キナゾリン-4(3H)-オン;
5-フルオロ-2-((((trans)-4-ヒドロキシシクロヘキシル)チオ)メチル)-7-((テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)メトキシ)キナゾリン-4(3H)-オン;
5-フルオロ-7-(オキセタン-3-イルメトキシ)-2-(((テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)チオ)メチル)キナゾリン-4(3H)-オン;
7-((1,4-ジオキサn-2-イル)メトキシ)-5-フルオロ-2-(((テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)チオ)メチル)キナゾリン-4(3H)-オン;
7-((2,2-ジフルオロシクロヘキシル)アミノ)-5-フルオロ-2-(((テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)チオ)メチル)キナゾリン-4(3H)-オン;
5,6-ジフルオロ-7-(((trans)-4-(4-メチルピペラジン-1-イル)シクロヘキシル)アミノ)-2-(((テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)チオ)メチル)キナゾリン-4(3H)-オン;
5,6-ジフルオロ-7-(((cis)-4-(4-メチルピペラジン-1-イル)シクロヘキシル)アミノ)-2-(((テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)チオ)メチル)キナゾリン-4(3H)-オン;
(R)-5,6-ジフルオロ-7-((テトラヒドロ-2H-ピラン-3-イル)アミノ)-2-(((テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)チオ)メチル)キナゾリン-4(3H)-オン;
7-(((R)-1-アセチルピロリジン-3-イル)アミノ)-5,6-ジフルオロ-2-((((trans)-4-ヒドロキシシクロヘキシル)チオ)メチル)キナゾリン-4(3H)-オン;
7-((2,2-ジフルオロシクロペンチル)アミノ)-5-フルオロ-2-((((trans)-4-ヒドロキシシクロヘキシル)チオ)メチル)キナゾリン-4(3H)-オン;
7-((1,1-ジオキシドテトラヒドロ-2H-チオピラン-4-イル)メトキシ)-5-フルオロ-2-(((テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)チオ)メチル)キナゾリン-4(3H)-オン;
5-フルオロ-7-(((trans)-3-フルオロピペリジン-4-イル)メトキシ)-2-(((テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)チオ)メチル)キナゾリン-4(3H)-オン;
5-クロロ-7-((テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)メトキシ)-2-(((テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)チオ)メチル)キナゾリン-4(3H)-オン;
5,6-ジフルオロ-2-((((trans)-4-ヒドロキシシクロヘキシル)チオ)メチル)-7-((1-(3,3,3-トリフルオロプロピル)ピペリジン-4-イル)アミノ)キナゾリン-4(3H)-オン;
7-((5,5-ジメチルテトラヒドロフラン-3-イル)メトキシ)-5-フルオロ-2-((((trans)-4-ヒドロキシシクロヘキシル)チオ)メチル)キナゾリン-4(3H)-オン;
5-フルオロ-2-((((trans)-4-メトキシシクロヘキシル)チオ)メチル)-7-((テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)メトキシ)キナゾリン-4(3H)-オン;
5-フルオロ-2-((((cis)-4-メトキシシクロヘキシル)チオ)メチル)-7-((テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)メトキシ)キナゾリン-4(3H)-オン;
5-フルオロ-2-(((4-メチルテトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)チオ)メチル)-7-((テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)メトキシ)キナゾリン-4(3H)-オン;
5-フルオロ-7-(((cis)-2-ヒドロキシシクロペンチル)メトキシ)-2-(((テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)チオ)メチル)キナゾリン-4(3H)-オン;
(trans)-4-((5,6-ジフルオロ-4-オキソ-2-(((テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)チオ)メチル)-3,4-ジヒドロキナゾリン-7-イル)アミノ)シクロヘキサン-1-カルボニトリル;
(cis)-4-((5,6-ジフルオロ-4-オキソ-2-(((テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)チオ)メチル)-3,4-ジヒドロキナゾリン-7-イル)アミノ)シクロヘキサン-1-カルボニトリル;
5,6-ジフルオロ-7-(((trans)-3-メトキシシクロブチル)アミノ)-2-(((テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)チオ)メチル)キナゾリン-4(3H)-オン;
5,6-ジフルオロ-2-((((trans)-4-ヒドロキシシクロヘキシル)チオ)メチル)-7-(((cis)-3-メトキシシクロブチル)アミノ)キナゾリン-4(3H)-オン;
5-メチル-7-((テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)メトキシ)-2-(((テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)チオ)メチル)キナゾリン-4(3H)-オン;
5-フルオロ-2-((((cis)-4-ヒドロキシシクロヘキシル)チオ)メチル)-7-((テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)メトキシ)キナゾリン-4(3H)-オン;
2-(((4,4-ジフルオロシクロヘキシル)チオ)メチル)-5-フルオロ-7-((テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)メトキシ)キナゾリン-4(3H)-オン;
7-((1-アセチルピロリジン-3-イル)メトキシ)-5-フルオロ-2-(((テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)チオ)メチル)キナゾリン-4(3H)-オン;
7-(2-シクロヘキシルエチル)-5-フルオロ-2-(((テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)チオ)メチル)キナゾリン-4(3H)-オン;
7-(((1-アセチルピペリジン-4-イル)メチル)アミノ)-5,6-ジフルオロ-2-(((テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)チオ)メチル)キナゾリン-4(3H)-オン;
5-フルオロ-7-(((テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)メチル)チオ)-2-(((テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)チオ)メチル)キナゾリン-4(3H)-オン;
5-フルオロ-7-(((cis)-4-フルオロピロリジン-3-イル)メトキシ)-2-(((テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)チオ)メチル)キナゾリン-4(3H)-オン;
5-フルオロ-7-(((cis)-4-フルオロ-1-メチルピロリジン-3-イル)メトキシ)-2-(((テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)チオ)メチル)キナゾリン-4(3H)-オン;
5-フルオロ-2-((((cis)-4-ヒドロキシ-4-メチルシクロヘキシル)チオ)メチル)-7-((テトラヒドロフラン-3-イル)メトキシ)キナゾリン-4(3H)-オン;
5,6-ジフルオロ-2-((((cis)-4-ヒドロキシ-4-メチルシクロヘキシル)チオ)メチル)-7-(((cis)-3-メトキシシクロブチル)アミノ)キナゾリン-4(3H)-オン;
5-フルオロ-7-((テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)メトキシ)-2-((((trans)-4-(トリフルオロメトキシ)シクロヘキシル)チオ)メチル)キナゾリン-4(3H)-オン;
5-ブロモ-2-(((テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)チオ)メチル)-7-((テトラヒドロフラン-3-イル)メトキシ)キナゾリン-4(3H)-オン;
5,6-ジフルオロ-2-((((trans)-4-ヒドロキシシクロヘキシル)チオ)メチル)-7-(((trans)-4-メトキシシクロヘキシル)アミノ)キナゾリン-4(3H)-オン;
N-((trans)-4-(((7-(シクロプロピルメトキシ)-5-フルオロ-4-オキソ-3,4-ジヒドロキナゾリン-2-イル)メチル)チオ)シクロヘキシル)プロピオンアミド;
5,6-ジフルオロ-2-((((trans)-4-ヒドロキシシクロヘキシル)チオ)メチル)-7-(((cis)-4-メトキシシクロヘキシル)アミノ)キナゾリン-4(3H)-オン;
N-(4-(((7-(シクロプロピルメトキシ)-5-フルオロ-4-オキソ-3,4-ジヒドロキナゾリン-2-イル)メチル)チオ)-1-メチルシクロヘキシル)アセトアミド;
5,6-ジフルオロ-2-((((trans)-4-ヒドロキシシクロヘキシル)チオ)メチル)-7-(((R)-テトラヒドロ-2H-ピラン-3-イル)アミノ)キナゾリン-4(3H)-オン;
5-フルオロ-2-((((trans)-3-ヒドロキシシクロブチル)チオ)メチル)-7-((テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)メトキシ)キナゾリン-4(3H)-オン;
4-オキソ-2-(((テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)チオ)メチル)-7-((テトラヒドロフラン-3-イル)メトキシ)-3,4-ジヒドロキナゾリン-5-カルボニトリル;
5,6-ジフルオロ-7-(ネオペンチルアミノ)-2-(((テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)チオ)メチル)キナゾリン-4(3H)-オン;
5-フルオロ-7-(((cis)-3-ヒドロキシ-3-メチルシクロブチル)メトキシ)-2-(((テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)チオ)メチル)キナゾリン-4(3H)-オン;
5-フルオロ-7-(((trans)-3-ヒドロキシ-3-メチルシクロブチル)メトキシ)-2-(((テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)チオ)メチル)キナゾリン-4(3H)-オン;
N-((cis)-3-(((5-フルオロ-4-オキソ-7-((テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)メトキシ)-3,4-ジヒドロキナゾリン-2-イル)メチル)チオ)シクロブチル)アセトアミド;
5-フルオロ-7-(((cis)-3-フルオロ-1-メチルピペリジン-4-イル)メトキシ)-2-(((テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)チオ)メチル)キナゾリン-4(3H)-オン;
N-((trans)-4-(((5,6-ジフルオロ-7-(((cis)-3-メトキシシクロブチル)アミノ)-4-オキソ-3,4-ジヒドロキナゾリン-2-イル)メチル)チオ)シクロヘキシル)アセトアミド;
7-((1-(シクロプロパンカルボニル)ピペリジン-4-イル)メトキシ)-5-フルオロ-2-(((テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)チオ)メチル)キナゾリン-4(3H)-オン;
N-((trans)-4-(((5-フルオロ-4-オキソ-7-((テトラヒドロフラン-3-イル)メトキシ)-3,4-ジヒドロキナゾリン-2-イル)メチル)チオ)シクロヘキシル)アセトアミド;
N-((trans)-4-(((7-(シクロブチルアミノ)-5,6-ジフルオロ-4-オキソ-3,4-ジヒドロキナゾリン-2-イル)メチル)チオ)シクロヘキシル)アセトアミド;
N-((trans)-3-(((5-フルオロ-4-オキソ-7-((テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)メトキシ)-3,4-ジヒドロキナゾリン-2-イル)メチル)チオ)シクロブチル)アセトアミド;
7-(1-シクロペンチルエトキシ)-5-フルオロ-2-(((テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)チオ)メチル)-5,6,7,8-テトラヒドロキナゾリン-4(3H)-オン;
N-((trans)-4-(((7-(シクロプロピルメトキシ)-5-フルオロ-4-オキソ-3,4-ジヒドロキナゾリン-2-イル)メチル)チオ)シクロヘキシル)シクロプロパンカルボキサミド;
7-((1-アセチルピペリジン-4-イル)メトキシ)-5-フルオロ-2-((((trans)-4-ヒドロキシシクロヘキシル)チオ)メチル)キナゾリン-4(3H)-オン;
5-フルオロ-7-((1-イソブチリルピペリジン-4-イル)メトキシ)-2-(((テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)チオ)メチル)キナゾリン-4(3H)-オン;
5-フルオロ-7-((1-プロピオニルピペリジン-4-イル)メトキシ)-2-(((テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)チオ)メチル)キナゾリン-4(3H)-オン;
5-フルオロ-7-(ピペリジン-4-イルメトキシ)-2-(((テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)チオ)メチル)キナゾリン-4(3H)-オン;
5,6-ジフルオロ-7-((1-(テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)エチル)アミノ)-2-(((テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)チオ)メチル)キナゾリン-4(3H)-オン;
7-((1-アセチルピペリジン-3-イル)メトキシ)-5-フルオロ-2-(((テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)チオ)メチル)キナゾリン-4(3H)-オン;
5,6-ジフルオロ-2-(((テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)チオ)メチル)-7-(((cis)-3-(トリフルオロメトキシ)シクロブチル)アミノ)キナゾリン-4(3H)-オン;
7-アミノ-5,6-ジフルオロ-2-(((テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)チオ)メチル)キナゾリン-4(3H)-オン;
7-(シクロプロピルメトキシ)-2-((((trans)-4-(ジメチルアミノ)シクロヘキシル)チオ)メチル)-5-フルオロ-7,8-ジヒドロキナゾリン-4(3H)-オン;
5-フルオロ-2-((((cis)-3-ヒドロキシシクロブチル)チオ)メチル)-7-((テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)メトキシ)キナゾリン-4(3H)-オン;
5,6-ジフルオロ-7-((テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)メトキシ)-2-(((テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)チオ)メチル)キナゾリン-4(3H)-オン;
5,6-ジフルオロ-7-((2-メトキシ-2-メチルプロピル)アミノ)-2-(((テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)チオ)メチル)キナゾリン-4(3H)-オン;
5,6-ジフルオロ-7-((((cis)-3-フルオロ-1-メチルピペリジン-4-イル)メチル)アミノ)-2-(((テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)チオ)メチル)キナゾリン-4(3H)-オン;
7-((1-アセチルピペリジン-4-イル)メトキシ)-5-フルオロ-2-((((cis)-4-ヒドロキシ-4-メチルシクロヘキシル)チオ)メチル)キナゾリン-4(3H)-オン;
メチル4-(((5-フルオロ-4-オキソ-2-(((テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)チオ)メチル)-3,4-ジヒドロキナゾリン-7-イル)オキシ)メチル)ピペリジン-1-カルボキシラート;
5-フルオロ-2-((((trans)-4-ヒドロキシ-4-メチルシクロヘキシル)チオ)メチル)-7-((テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)メトキシ)キナゾリン-4(3H)-オン;
7-(シクロペンチルアミノ)-5-フルオロ-2-((((trans)-3-フルオロ-1-メチルピペリジン-4-イル)チオ)メチル)キナゾリン-4(3H)-オン;
7-(シクロペンチルアミノ)-5-フルオロ-2-((((cis)-3-フルオロ-1-メチルピペリジン-4-イル)チオ)メチル)キナゾリン-4(3H)-オン;
5-フルオロ-7-((4-メチルモルホリン-2-イル)メトキシ)-2-(((テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)チオ)メチル)キナゾリン-4(3H)-オン;
5-フルオロ-7-((1-メチルピペリジン-4-イル)メトキシ)-2-(((テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)チオ)メチル)キナゾリン-4(3H)-オン;
5-フルオロ-7-(ネオペンチルオキシ)-2-(((テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)チオ)メチル)キナゾリン-4(3H)-オン;
7-((1-アセチルピペリジン-4-イル)メトキシ)-5-フルオロ-2-((((trans)-4-ヒドロキシ-4-メチルシクロヘキシル)チオ)メチル)キナゾリン-4(3H)-オン;
5-フルオロ-7-((テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)メトキシ)-2-((((cis)-4-(トリフルオロメトキシ)シクロヘキシル)チオ)メチル)キナゾリン-4(3H)-オン;
7-(((1-アセチルピペリジン-4-イル)メチル)アミノ)-5,6-ジフルオロ-2-((((trans)-4-ヒドロキシシクロヘキシル)チオ)メチル)キナゾリン-4(3H)-オン;
5,6-ジフルオロ-7-(メチルアミノ)-2-(((テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)チオ)メチル)キナゾリン-4(3H)-オン;
5-フルオロ-2-(((テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)チオ)メチル)-7-(3,3,3-トリフルオロ-2,2-ジメチルプロポキシ)キナゾリン-4(3H)-オン;
7-((1-アセチルピペリジン-4-イル)メトキシ)-5-フルオロ-2-((((cis)-4-ヒドロキシシクロヘキシル)チオ)メチル)キナゾリン-4(3H)-オン;
7-((1-アセチルピペリジン-4-イル)メトキシ)-5-クロロ-2-(((テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)チオ)メチル)キナゾリン-4(3H)-オン;
5-フルオロ-7-((1-(2-メトキシアセチル)ピペリジン-4-イル)メトキシ)-2-(((テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)チオ)メチル)キナゾリン-4(3H)-オン;
5,6-ジフルオロ-7-((((trans)-3-フルオロ-1-メチルピペリジン-4-イル)メチル)アミノ)-2-(((テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)チオ)メチル)キナゾリン-4(3H)-オン;
N-((trans)-4-(((5-フルオロ-4-オキソ-7-((テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)メトキシ)-3,4-ジヒドロキナゾリン-2-イル)メチル)チオ)シクロヘキシル)アセトアミド;および
7-((3,3-ジフルオロ-1-メチルピペリジン-4-イル)メトキシ)-5-フルオロ-2-(((テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)チオ)メチル)キナゾリン-4(3H)-オン
から選択されるかまたはその薬学的に許容される塩である。
ここに記載するPARP14阻害剤は、その全体を引用により本明細書に包含させる、米国特許公報US2019/0194174に記載される。
明確さのために別の実施態様の文脈で記載する本発明のある複数の特性を、一実施態様で組み合わせて提供できることもさらに認識される。逆に、簡潔さのために、一実施態様の文脈で記載する本発明の種々の特性を、別々にまたは任意の適当な下位の組み合わせても提供できる。
本明細書の種々の場所で、本発明の化合物の置換基は群または範囲で記載される。本発明は、そのような群および範囲のメンバーの各および全ての個々の下位の組み合わせを含むことが特に意図される。例えば、用語「C1-6アルキル」は、メチル、エチル、Cアルキル、Cアルキル、CアルキルおよびCアルキルを個々に開示することが特に意図される。
本明細書の種々の場所で、種々のアリール、ヘテロアリール、シクロアルキルおよびヘテロシクロアルキル環が記載される。特に断らない限り、これらの環は、原子価により可能な任意の環員で分子の残部に結合できる。例えば、用語「ピリジニル」、「ピリジル」または「ピリジン環」はピリジン-2-イル、ピリジン-3-イルまたはピリジン-4-イル環を意味し得る。
用語「n員」(ここで、「n」は整数である)は、典型的に環形成原子数が「n」である部分における環形成原子数をいう。例えば、ピペリジニルは6員ヘテロシクロアルキル環の例であり、ピラゾリルは5員ヘテロアリール環の例であり、ピリジルは6員ヘテロアリール環の例であり、1,2,3,4-テトラヒドロ-ナフタレンは10員シクロアルキル基の例である。
可変基が1回を超えて存在する本発明の化合物について、各可変基は、該可変基を規定する群から独立して選択される異なる部分であり得る。例えば、2個のR基が同じ化合物に同時に存在する構造が記載されるとき、2個のR基はRについて定義される群から独立して選択される異なる部分を表し得る。
ここで使用する用語「場合により置換されている」は非置換または置換を意味する。
ここで使用する用語「置換」は、水素原子が非水素基に置き換えられることを意味する。ある原子の置換は原子価により制限されることは理解されるべきである。
化学基と組み合わせで用いられるここで使用する用語「Ci-j」(ここで、iおよびjは整数である)は、化学基における炭素原子数の範囲を指定し、i-jが範囲を規定する。例えば、C1-6アルキルは、1個、2個、3個、4個、5個または6個の炭素原子を有するアルキル基をいう。
単独でまたは他の用語と組み合わせて用いられる、ここで使用する用語「アルキル」は、直鎖または分岐鎖であり得る飽和炭化水素基をいう。ある実施態様において、アルキル基は、1~7個、1~6個、1~4個または1~3個の炭素原子を含む。アルキル部分の例は、メチル、エチル、n-プロピル、イソプロピル、n-ブチル、イソブチル、sec-ブチル、tert-ブチル、n-ペンチル、2-メチル-1-ブチル、3-ペンチル、n-ヘキシル、1,2,2-トリメチルプロピル、n-ヘプチルなどなどの化学基を含むがこれらに限定されない。ある実施態様において、アルキル基はメチル、エチルまたはプロピルである。
単独でまたは他の用語と組み合わせて用いられる、ここで使用する「アルケニル」は、1以上の炭素-炭素二重結合を有するアルキル基をいう。ある実施態様において、アルケニル部分は、2~6個または2~4個の炭素原子を含む。アルケニル基の例は、エテニル、n-プロペニル、イソプロペニル、n-ブテニル、sec-ブテニルなどを含むがこれらに限定されない。
単独でまたは他の用語と組み合わせて用いられる、ここで使用する「アルキニル」は、1以上の炭素-炭素三重結合を有するアルキル基をいう。アルキニル基の例は、エチニル、プロピン-1-イル、プロピン-2-イルなどを含むがこれらに限定されない。ある実施態様において、アルキニル部分は、2~6個または2~4個の炭素原子を含む。
単独でまたは他の用語と組み合わせて用いられる、ここで使用する「ハロ」または「ハロゲン」は、フルオロ、クロロ、ブロモおよびヨードを含む。ある実施態様において、ハロはFまたはClである。
単独でまたは他の用語と組み合わせて用いられる、ここで使用する用語「ハロアルキル」は、同一でも異なってもよい完全原子価までのハロゲン原子置換基を有するアルキル基をいう。ある実施態様において、ハロゲン原子はフルオロ原子である。ある実施態様において、アルキル基は1~6個または1~4個の炭素原子を有する。ハロアルキル基の例は、CF、C、CHF、CCl、CHCl、CClなどを含む。
単独でまたは他の用語と組み合わせて用いられる、ここで使用する用語「アルコキシ」は、式-O-アルキルの基をいう。アルコキシ基の例は、メトキシ、エトキシ、プロポキシ(例えば、n-プロポキシおよびイソプロポキシ)、t-ブトキシなどを含む。ある実施態様において、アルキル基は1~6個または1~4個の炭素原子を有する。
単独でまたは他の用語と組み合わせて用いられる、ここで使用する「ハロアルコキシ」は、式-O-(ハロアルキル)の基をいう。ある実施態様において、アルキル基は1~6個または1~4個の炭素原子を有する。ハロアルコキシ基の例は-OCFである。
単独でまたは他の用語と組み合わせて用いられる、ここで使用する「アミノ」は、NHをいう。
単独でまたは他の用語と組み合わせて用いられる、ここで使用する用語「アルキルアミノ」は、式-NH(アルキル)の基をいう。ある実施態様において、アルキルアミノ基は1~6個または1~4個の炭素原子を有する。アルキルアミノ基の例は、メチルアミノ、エチルアミノ、プロピルアミノ(例えば、n-プロピルアミノおよびイソプロピルアミノ)などを含む。
単独でまたは他の用語と組み合わせて用いられる、ここで使用する用語「ジアルキルアミノ」は、式-N(アルキル)の基をいう。ジアルキルアミノ基の例は、ジメチルアミノ、ジエチルアミノ、ジプロピルアミノ(例えば、ジ(n-プロピル)アミノおよびジ(イソプロピル)アミノ)などを含む。ある実施態様において、各アルキル基は独立して1~6個または1~4個の炭素原子を有する。
単独でまたは他の用語と組み合わせて用いられる、ここで使用する用語「シクロアルキル」は、環化アルキルおよびアルケニル基を含む非芳香族環状炭化水素をいう。シクロアルキル基は、単環または多環式(例えば、2、3または4縮合、架橋またはスピロ環を有する)環系を含み得る。また、シクロアルキルの定義に含まれるのは、シクロアルキル環部分に縮合した(すなわち、共通する結合を有する)1以上の芳香環(例えば、アリールまたはヘテロアリール環)を有する部分、例えば、シクロペンタン、シクロヘキセン、シクロヘキサンなどのベンゾ誘導体またはシクロペンタンまたはシクロヘキサンのピリド誘導体である。シクロアルキル基の環形成炭素原子は、場合によりオキソで置換されていてよい。シクロアルキル基は、シクロアルキリデンも含む。用語「シクロアルキル」は、橋頭シクロアルキル基(例えば、アダマンタン-1-イルなどの少なくとも1個の橋頭炭素を含む非芳香族環状炭化水素部分)およびスピロシクロアルキル基(例えば、スピロ[2.5]オクタンなどなどの一炭素原子で縮合した少なくとも2個の環を含む非芳香族炭化水素部分)も含む。ある実施態様において、シクロアルキル基は3~10環員または3~7環員を有する。ある実施態様において、シクロアルキル基は単環式または二環式である。ある実施態様において、シクロアルキル基は単環式である。ある実施態様において、シクロアルキル基はC3-7単環式シクロアルキル基である。シクロアルキル基の例は、シクロプロピル、シクロブチル、シクロペンチル、シクロヘキシル、シクロヘプチル、シクロペンテニル、シクロヘキセニル、シクロヘキサジエニル、シクロヘプタトリエニル、ノルボロニル、ノルピニル、ノルカルニル、テトラヒドロナフタレニル、オクタヒドロナフタレニル、インダニルなどを含む。ある実施態様において、シクロアルキル基は、シクロプロピル、シクロブチル、シクロペンチルまたはシクロヘキシルである。
単独でまたは他の用語と組み合わせて用いられる、ここで使用する用語「シクロアルキルアルキル」は、式シクロアルキル-アルキル-の基をいう。ある実施態様において、アルキル部分は、1~4個、1~3個、1~2個または1個の炭素原子を有する。ある実施態様において、アルキル部分は、メチレンである。ある実施態様において、シクロアルキル部分は、3~10環員または3~7環員を有する。ある実施態様において、シクロアルキル基は単環式または二環式である。ある実施態様において、シクロアルキル部分は単環式である。ある実施態様において、シクロアルキル部分は、C3-7単環式シクロアルキル基である。
単独でまたは他の用語と組み合わせて用いられる、ここで使用する用語「ヘテロシクロアルキル」は、所望により環構造の一部として1以上のアルケニレンまたはアルキニレン基を含んでよく、窒素、硫黄、酸素およびリンから独立して選択される少なくとも1個のヘテロ原子環員を有する、非芳香環または環系をいう。ヘテロシクロアルキル基は、単環または多環式(例えば、2、3または4縮合、架橋またはスピロ環を有する)環系を含み得る。ある実施態様において、ヘテロシクロアルキル基は窒素、硫黄および酸素から独立して選択される1個、2個、3個または4個のヘテロ原子を有する単環式または二環式基である。ヘテロシクロアルキルの定義にまたは含まれるのは、非芳香族ヘテロシクロアルキル環部分に縮合した(すなわち、共通する結合を有する)1以上の芳香環(例えば、アリールまたはヘテロアリール環)を有する部分、例えば、1,2,3,4-テトラヒドロ-キノリンなどである。ヘテロシクロアルキル基はまた橋頭ヘテロシクロアルキル基(例えば、アザアダマンタン-1-イルなどの少なくとも1個の橋頭原子を含むヘテロシクロアルキル部分)およびスピロヘテロシクロアルキル基(例えば、[1,4-ジオキサ-8-アザ-スピロ[4.5]デカン-N-イル]などなどの一原子に縮合した少なくとも2個の環を含むヘテロシクロアルキル部分)も含み得る。ある実施態様において、ヘテロシクロアルキル基は3~10個の環形成原子、4~10個の環形成原子または約3~8個の環形成原子を有する。ある実施態様において、ヘテロシクロアルキル基は2~20個の炭素原子、2~15個の炭素原子、2~10個の炭素原子または約2~8個の炭素原子を有する。ある実施態様において、ヘテロシクロアルキル基は1~5個のヘテロ原子、1~4個のヘテロ原子、1~3個のヘテロ原子または1~2個のヘテロ原子を有する。ヘテロシクロアルキル基の環の炭素原子またはヘテロ原子は酸化されてカルボニル、N-オキシドまたはスルホニル基(または他の酸化結合)を形成できまたは窒素原子は4級化され得る。ある実施態様において、ヘテロシクロアルキル部分は、C2-7単環式ヘテロシクロアルキル基である。ある実施態様において、ヘテロシクロアルキル基はモルホリン環、ピロリジン環、ピペラジン環、ピペリジン環、テトラヒドロピラン環、テトラヒドロピリジン、アゼチジン環またはテトラヒドロフラン環である。
単独でまたは他の用語と組み合わせて用いられる、ここで使用する用語「ヘテロシクロアルキルアルキル」は、式ヘテロシクロアルキル-アルキル-の基をいう。ある実施態様において、アルキル部分は、1~4個、1~3個、1~2個または1個の炭素原子を有する。ある実施態様において、アルキル部分は、メチレンである。ある実施態様において、ヘテロシクロアルキル部分は、3~10環員、4~10環員または3~7環員を有する。ある実施態様において、ヘテロシクロアルキル基は単環式または二環式である。ある実施態様において、ヘテロシクロアルキル部分は単環式である。ある実施態様において、ヘテロシクロアルキル部分は、C2-7単環式ヘテロシクロアルキル基である。
単独でまたは他の用語と組み合わせて用いられる、ここで使用する用語「アリール」は、フェニル、1-ナフチル、2-ナフチルなどを含むがこれらに限定されない、単環式または多環式(例えば、縮合環系)芳香族炭化水素部分をいう。ある実施態様において、アリール基は6~10個の炭素原子または6個の炭素原子を有する。ある実施態様において、アリール基は単環式または二環式基である。ある実施態様において、アリール基はフェニルまたはナフチルである。
単独でまたは他の用語と組み合わせて用いられる、ここで使用する用語「アリールアルキル」は、式アリール-アルキル-の基をいう。ある実施態様において、アルキル部分は、1~4個、1~3個、1~2個または1個の炭素原子を有する。ある実施態様において、アルキル部分は、メチレンである。ある実施態様において、アリール部分は、フェニルである。ある実施態様において、アリール基は単環式または二環式基である。ある実施態様において、アリールアルキル基はベンジルである。
単独でまたは他の用語と組み合わせて用いられる、ここで使用する用語「ヘテロアリール」は、窒素、硫黄および酸素から独立して選択される1以上のヘテロ原子環員を有する、単環式または多環式(例えば、縮合環系)芳香族炭化水素部分をいう。ある実施態様において、ヘテロアリール基は窒素、硫黄および酸素から独立して選択される1個、2個、3個または4個のヘテロ原子を有する単環式または二環式基である。ヘテロアリール基の例は、ピリジル、ピリミジニル、ピラジニル、ピリダジニル、トリアジニル、フリル、チエニル、イミダゾリル、チアゾリル、インドリル、ピリル、オキサゾリル、ベンゾフリル、ベンゾチエニル、ベンズチアゾリル、イソオキサゾリル、ピラゾリル、トリアゾリル、テトラゾリル、インダゾリル、1,2,4-チアジアゾリル、イソチアゾリル、プリニル、カルバゾリル、ベンゾイミダゾリル、インドリニル、ピロリル、アゾリル、キノリニル、イソキノリニル、ベンゾイソオキサゾリル、イミダゾ[1,2-b]チアゾリルなどを含むがこれらに限定されない。環の芳香族性が保持されるならば、ヘテロアリール基の環の炭素原子またはヘテロ原子は酸化されてカルボニル、N-オキシドまたはスルホニル基(または他の酸化結合)を形成できるかまたは窒素原子は4級化され得る。ある実施態様において、ヘテロアリール基は3~10個の炭素原子、3~8個の炭素原子、3~5個の炭素原子、1~5個の炭素原子または5~10個の炭素原子を有する。ある実施態様において、ヘテロアリール基は、3~14個、4~12個、4~8個、9~10個または5~6個の環形成原子を含む。ある実施態様において、ヘテロアリール基は1~4個、1~3個または1~2個のヘテロ原子を有する。
単独でまたは他の用語と組み合わせて用いられる、ここで使用する用語「ヘテロアリールアルキル」は、式ヘテロアリール-アルキル-の基をいう。ある実施態様において、アルキル部分は、1~4個、1~3個、1~2個または1個の炭素原子を有する。ある実施態様において、アルキル部分は、メチレンである。ある実施態様において、ヘテロアリール部分は、窒素、硫黄および酸素から独立して選択される1個、2個、3個または4個のヘテロ原子を有する単環式または二環式基である。ある実施態様において、ヘテロアリール部分は、5~10個の炭素原子を有する。
ここに記載する化合物は不斉(例えば、1以上の立体異性中心を有する)であり得る。エナンチオマーおよびジアステレオマーなどの立体異性体が、特に断らない限り、意図される。不斉に置換された炭素原子を含む本発明の化合物は、光学活性またはラセミ体で単離され得る。光学不活性出発物質から光学活性形態を製造する方法は、ラセミ混合物の分割または立体選択的合成によるなど、当分野で知られる。オレフィン、C=N二重結合などの幾何異性体もここに記載する化合物に存在し得て、全てのこのような安定な異性体は本発明で意図される。本発明の化合物のcisおよびtrans幾何異性体は、異性体混合物または別々の異性体形態として単離され得る。
ここに記載する化合物は、互変異性形態も含む。互変異性形態は、単結合と隣接二重結合の交換とそれに付随するプロトンの移動に起因する。互変異性形態は、同じ経験的式および全電荷を有する異性体プロトン化状態であるプロトトロピック互変異性体を含む。プロトトロピック互変異性体の例は、ケトン-エノール対、アミド-イミド酸対、ラクタム-ラクチム対、エナミン-イミン対およびプロトンがヘテロ環系の2か所以上を占拠し得る環形態、例えば、1H-および3H-イミダゾール、1H-、2H-および4H-1,2,4-トリアゾール、1H-および2H-イソインドールおよび1H-および2H-ピラゾールを含む。互変異性形態は平衡であっても、適切な置換により一方の形態に立体的に固定されてもよい。
ここに記載する化合物は、中間体または最終化合物にある原子の全同位体も含む。同位体は、原子番号が同じであるが質量数が異なる原子を含む。例えば、水素の同位体はトリチウムおよび重水素を含む。ある実施態様において、本発明の化合物は少なくとも1個の重水素原子を含む。
ここで使用する用語「化合物」は、特に断らない限り、記載する構造の全立体異性体、幾何異性体、互変異性体および同位体を含むことを意図する。
全ての化合物およびその薬学的に許容される塩は、水および溶媒などの他の物質と共に見られ得るか(例えば、水和物および溶媒和物の形)または単離され得る。
ある実施態様において、ここに記載する化合物またはその塩は、実質的に単離される。「実質的に単離」は、化合物が形成または検出された環境から少なくとも部分的にまたは実質的に分離されていることを意味する。部分的分離は、例えば、本発明の化合物に富む組成物を含み得る。実質的分離は、本発明の化合物またはその塩を少なくとも約50%、少なくとも約60%、少なくとも約70%、少なくとも約80%、少なくとも約90%、少なくとも約95%、少なくとも約97%または少なくとも約99重量%を含む組成物を含み得る。化合物およびその塩を単離する方法は、当分野で日常的である。
用語「薬学的に許容される」は、ここでは、合理的な医学的判断の範囲内で、過度の毒性、刺激、アレルギー性応答または他の問題または合併症なく、ヒトおよび動物の組織との接触に適し、合理的な利益/リスク比に釣り合う、化合物、物質、組成物および/または剤形をいう。
本発明は、ここに記載する化合物の薬学的に許容される塩も含む。ここで使用する「薬学的に許容される塩」は、親化合物が既存の酸または塩基部分のその塩形態への変換により修飾されている、開示する化合物の誘導体をいう。薬学的に許容される塩の例は、アミンなどの塩基性残基の鉱物または有機酸塩;カルボン酸などの酸性残基のアルカリまたは有機塩などを含むがこれらに限定されない。本発明の薬学的に許容される塩は、例えば、非毒性無機または有機酸から形成された、親化合物の非毒性塩を含む。本発明の薬学的に許容される塩は、慣用の化学方法により、塩基性または酸性部分を含む親化合物から合成され得る。一般に、このような塩は、遊離酸または塩基形態のこれら化合物と、化学量論量の適切な塩基または酸を水または有機溶媒またはこれら2種の混合物中で反応させることにより製造できる。適当な塩の一覧は、各々引用により全体として本明細書に包含させる、Remington’s Pharmaceutical Sciences, 17th ed., Mack Publishing Company, Easton, Pa., 1985, p. 1418およびJournal of Pharmaceutical Science, 66, 2 (1977)に見られる。
使用方法
ADP-リボシルトランスフェラーゼジフテリア毒素様8(ARTD8)またはB侵襲性リンパ腫タンパク質(BAL2)とも称されるポリ(ADP-リボース)ポリメラーゼファミリーメンバー14(PARP14)の遺伝的不活性化がマウスをアレルゲン誘導性気道疾患から保護し(Mehrothra et al. 22841009, Cho et al. 23956424)、肺への好酸球および好中球などの免疫細胞の浸潤を抑制し、炎症性Th2サイトカインの放出を低減することが判明した。さらに、PARP14阻害剤での処置は、吸入アルテルナリア・アルテナータ抽出物の感作およびリコール暴露により誘導される重度喘息モデルからマウスを保護した。PARP14阻害剤処置動物は、気道粘液のレベル、血清IgE、免疫細胞(好酸球、好中球およびリンパ球)の浸潤、Th2サイトカイン(IL-4、IL-5およびIL13)およびアラーミン(IL-33およびTSLP)の低減が示された(Ribon内部データ)。
理論に拘束されないがPARP14は、STAT6シグナル伝達およびSTAT3シグナル伝達、Th2サイトカインおよびTh17サイトカインにより誘導されるシグナル伝達、M1/M2マクロファージ分極およびリンパ球によるシグナル伝達に影響することが示されている。PARP14はまたTh2/Th17/THF T細胞発生のレギュレーターであり、B細胞発生に関与し、かつ好酸球/好中球動員/活性化に関与することが示されている。リンパ球は、アラーミン(例えば、TSLPおよびIL-33)により活性化され、下流サイトカイン(例えば、IL-4、IL-5およびIL-13)の主プロデューサーであるILC(例えば、ILC2およびILC3)である可能性が考えられる。
PARP14阻害が二次サイトカイン(例えば、IL-4、IL-5およびIL-13)および骨髄細胞へのシグナル伝達のレベルで喘息表現型に影響するだけでなく、PARP14阻害がアレルゲンに応答して放出される喘息の重要な上流ドライバーであるアラーミンTSLPおよびIL-33も抑制する。
本発明は、とりわけ、患者における炎症性疾患を処置または予防する方法であって、患者に治療有効量のここに記載する化合物の何れかまたはその薬学的に許容される塩などのPARP14阻害剤を投与することを含む、方法に関する。
開示する方法により処置可能な炎症性疾患の例は、例えば、喘息、アトピー性皮膚炎、乾癬、鼻炎、全身性硬化症、ケロイド、好酸球性障害、肺線維症および他の2型サイトカイン病態を含む。ある実施態様において、肺線維症は特発性肺線維症である。
開示する方法により処置可能な炎症性疾患のさらなる例は、潰瘍性大腸炎(「UC」または「大腸炎」)およびクローン病を含む炎症性腸疾患(「IBD」)を含む。ある実施態様において、炎症性疾患は、炎症性腸疾患である。ある実施態様において、炎症性疾患は、潰瘍性大腸炎である。ある実施態様において、炎症性疾患は、クローン病である。
ある実施態様において、炎症性疾患は、過敏性腸症候群である。
開示する方法により処置可能な好酸球性障害は、例えば、好酸球性食道炎(食道-EoE)、好酸球性胃炎(胃-EG)、好酸球性胃腸炎(胃および小腸-EGE)、好酸球性腸炎(小腸-EE)、好酸球性大腸炎(大腸-EC)および好酸球性慢性鼻副鼻腔炎を含む。
本発明は、さらに、とりわけ、患者における喘息を処置または予防する方法であって、患者に治療有効量のここに記載する化合物の何れかまたはその薬学的に許容される塩などのPARP14阻害剤を投与することを含む、方法に関する。
ある実施態様において、喘息はステロイド非感受性喘息、ステロイド難治性喘息、ステロイド抵抗性喘息、アトピー性喘息、非アトピー性喘息、永続性喘息、重度喘息またはステロイド難治性重度喘息である。ある実施態様において、重度喘息はT2高エンドタイプ、T2低エンドタイプまたは非T2エンドタイプである。ある実施態様において、重度喘息はT2高エンドタイプである。ある実施態様において、重度喘息はT2低エンドタイプまたは非T2エンドタイプである。ある実施態様において、重度喘息はT2低エンドタイプである。ある実施態様において、重度喘息は非T2エンドタイプである。
本発明は、さらに、とりわけ、肺線維症、腎線維症、肝線維症(例えば、NASHおよびNAFLD)、全身性線維症および特発性肺線維症(IPF)などの、しかし、これらに限定されない線維性疾患を処置または予防する方法に関する。ある実施態様において、線維性疾患は、全身性線維症である。
本発明は、さらに、とりわけ、慢性閉塞性肺疾患(COPD)、気腫および慢性気管支炎を処置または予防する方法に関する。
本発明は、さらに、とりわけ、アトピー性皮膚炎または酒さなどの皮膚炎症性疾患を処置または予防する方法に関する。
本発明は、さらに、患者における
(a)肺組織における気道粘液のレベルの低減、
(b)血清IgEの低減、
(c)気管支肺胞液における免疫細胞浸潤および活性化の低減、
(d)気管支肺胞液または肺組織における1以上の炎症性サイトカインのレベルの低減または
(e)気管支肺胞液または肺組織における1以上のアラーミンのレベルの低減
の方法であって、患者に治療有効量のPARP14阻害剤、例えばここに開示する化合物またはその薬学的に許容される塩を投与することを含む、方法を提供する。
ある実施態様において、本発明は、患者における、肺組織における気道粘液のレベルを低減する方法を提供する。
ある実施態様において、本発明は、患者における、気管支肺胞液における免疫細胞浸潤および活性化を低減する方法を提供する。ある実施態様において、免疫細胞は好酸球、好中球またはリンパ球である。
ある実施態様において、本発明は、患者における、気管支肺胞液または肺組織における1以上の炎症性サイトカインを低減する方法を提供する。ある実施態様において、炎症性サイトカインは、Th2サイトカインまたはTh17サイトカインである。ある実施態様において、炎症性サイトカインは、Th2サイトカインである。ある実施態様において、炎症性サイトカインは、IL-4、IL-5、IL13またはIL-17Aである。ある実施態様において、炎症性サイトカインは、IL-4、IL-5またはIL-13である。
ある実施態様において、本発明は、患者における、気管支肺胞液または肺組織におけるアラーミンを低減する方法を提供する。ある実施態様において、アラーミンはIL-25、IL-33またはTSLPである。
ここで使用する用語「低減」は、投与前の患者におけるレベルに対する。より具体的に、バイオマーカーまたは症状が患者で低減したとき、低減は、式(I)の化合物またはその薬学的に許容される塩投与前の患者におけるバイオマーカーまたは症状のレベルまたは重症度に対する。
ここで使用する用語「個体」または「患者」は相互交換可能に使用され、哺乳動物および特にヒトをいう。患者は処置を必要とするものであり得る。
ここで使用する用語「治療有効量」は、研究者、獣医師、医師または他の臨床医により探索される、組織、系、動物、個体またはヒトにおける生物学的または医学的応答を誘発する活性化合物または医薬の量をいう。
ここで使用する用語「処置する」または「処置」は、1)疾患の病理または総体症状を経験するまたは示す個体における疾患の阻止(すなわち、病状および/または症状のさらなる進展の阻止)または2)疾患の病理または総体症状を経験するまたは示す個体における疾患の軽減(すなわち、病状および/または症状の回復)をいう。
ここで使用する用語「予防する」または「予防」は、疾患の素因があり得るがまだ疾患の病理または総体症状を経験または示していない個体における疾患の予防をいう。
組み合わせ治療
本発明の化合物を、例えば、吸入コルチコステロイド、吸入長時間作用型ベータアンタゴニストまたは静脈内注射モノクローナル抗体であり得る、1以上のさらなる医薬または処置方法と組み合わせて投与し得る。本発明の化合物を、他の処置または他の標的療法と組み合わせても投与し得る。薬剤を一剤形で本化合物と組み合わせてよくまたは薬剤を別々の剤形で同時にまたは逐次的に投与してよい。
炎症性疾患の処置のために本発明の化合物と組み合わせて使用するための適当な薬剤は、コルチコステロイド(例えば、プレドニゾン、プレドニゾロン、メチルプレドニゾロンおよびヒドロコルチゾン);疾患修飾抗リウマチ薬物(「DMARD」、例えば、免疫抑制性または抗炎症剤);抗マラリア剤(例えばヒドロキシクロロキンおよびクロロキン);免疫抑制剤(例えば、シクロホスファミド、アザチオプリン、ミコフェノール酸モフェチル、メトトレキサート);抗炎症剤(例えば、アスピリン、NSAID(例えば、イブプロフェン、ナプロキセン、インドメタシン、ナブメトン、セレコキシブ));抗高血圧剤(例えば、カルシウムチャネルブロッカー(例えば、アムロジピン、ニフェジピン)および利尿剤(例えば、フロセミド));スタチン(例えば、アトルバスタチン、フルバスタチン、ロバスタチン、ピタバスタチン、プラバスタチン、ロスバスタチンおよびシンバスタチン);抗B細胞剤(例えば、抗CD20(例えば、リツキシマブ)、抗CD22);抗Bリンパ球刺激因子剤(「抗BLyS」、例えば、ベリムマブ、ブリシビモド);1型インターフェロン受容体アンタゴニスト(例えば、アニフロルマブ);T細胞モジュレーター(例えば、リゲリモド);アバタセプト;抗凝血剤(例えば、ヘパリン、ワルファリン);およびビタミンDサプリメントを含むがこれらに限定されない。
炎症性疾患処置のための本発明の組み合わせで使用するためのさらなる適当な薬剤は、スルホニル尿素、メグリチナイド、ビグアナイド、アルファ-グルコシダーゼ阻害剤、ペルオキシソーム増殖因子-活性化受容体-ガンマ(すなわち、PPAR-ガンマ)アゴニスト、インスリン、インスリンアナログ、HMG-CoAレダクターゼ阻害剤、コレステロール低下薬物(例えば、フェノフィブラート、ベザフィブラート、ゲムフィブロジル、クロフィブラートなどを含むフィブラート;コレスチラミン、コレスチポールなどを含む胆汁酸捕捉剤;およびナイアシン)、抗血小板剤(例えば、アスピリンおよびクロピドグレル、チクロピジンなどを含むアデノシン二リン酸受容体アンタゴニスト)、アンギオテンシン-変換酵素阻害剤、アンギオテンシンII受容体アンタゴニストおよびアディポネクチンを含むがこれらに限定されない。
喘息の処置のための本発明の組み合わせで使用するための適当な薬剤は、ベクロメタゾン(キュバールTM)、ブデソニド(パルミコート・フレックスヘイラーTM)、ブデソニド/フォルモテロール(シムビコートTM)、シクレソニド(オルベスコTM)、フルニソリド(AerospanTM)、フルチカゾン(Flovent DiskusTM、flovent HFATM、アニュイティ・エリプタTM)、フルチカゾン/サルメテロール(アドベアTM)、モメタゾン(アズマネックスTM)、モメタゾン/フォルモテロール(DuleraTM)、硫酸アルブテロール(VoSpireERTM)、フマル酸フォルモテロール(AerolizerTM)、キシナホ酸サルメテロール(セレベントTM)、酒石酸アルフォルモテロール(BrovanaTM)、オロダテロール(StriverdiTM)、フロ酸フルチカゾン/ビランテロール(ブレオエリプタTM)、フロ酸フルチカゾン/ウメクリジニウム/ビランテロール(テリルジー・エリプタTM)、プロピオン酸フルチカゾン/サルメテロール(AirDuoTM)、グリコピロレート/フマル酸フォルモテロール(ビベスピエアロスフィアTM)、インダカテロール/グリコピロレート(Utibron NeohalerTM)、チオトロピウム/オロダテロール(Stiolto RespimatTM)、ウメクリジニウム/ビランテロール(アノーロエリプタTM)、オマリズマブ(ゾレアTM)、メポリズマブ(ヌーカラTM)、ベンラリズマブ(ファセンラTM)、レスリズマブ(CinqairTM)、デュピルマブ、トラロキヌマブ、レブリキズマブ、エタネルセプト、ゴリムマブブロダルマブおよびテゼペルマブを含むがこれらに限定されない。
医薬製剤および剤形
医薬として使用するとき、本発明の化合物は医薬組成物の形態で投与され得る。医薬組成物は、本発明の化合物またはその薬学的に許容される塩および少なくとも1個の薬学的に許容される担体の組み合わせをいう。これらの組成物は医薬分野で周知の方法で投与でき局所または全身どちらの処置が望まれるかおよび処置領域により、多様な経路で投与され得る。投与は経口、局所(眼および鼻腔内、膣および直腸送達を含む粘膜)、肺(例えばネブライザーによるものを含む、粉末またはエアロゾルの吸入または吹送法;気管内、鼻腔内、上皮および経皮)、眼または非経腸であり得る。
本発明は、1以上の薬学的に許容される担体と組み合わせて、活性成分として、上記の本発明の化合物の1以上を含む、医薬組成物も含む。本発明の組成物の製造に際し、活性成分を、例えば、カプセル、小袋、紙または他のコンテナの形態で、典型的に添加物と混合し、添加物で希釈しまたはそのような担体に封入させる。添加物が希釈剤として役立つ場合、活性成分の溶媒、担体または媒体として作用する固体、半固体または液体物質であり得る。故に、組成物は、錠剤、丸剤、粉末、ロゼンジ、サシェ剤、カシェ剤、エリキシル、懸濁液、エマルジョン、溶液、シロップ、エアロゾル(固体としてまたは液体媒体中)、例えば、10重量%までの活性化合物を含む、軟膏、軟および硬ゼラチンカプセル、坐薬、無菌注射用溶液および無菌包装粉末の形であり得る。
組成物は単位剤形に製剤化され得る。用語「単位剤形」は、ヒト対象および他の哺乳動物の単位投与量として適する物理的に分けられた単位をいい、各単位は適当な医薬添加物と共に所望の治療効果を生ずるよう計算された予定量の活性物質を含む。
活性化合物は広い範囲の投与量にわたり有効であり得て、一般に薬学的有効量で投与され得る。しかしながら、実際投与する化合物の量は、通常処置する状態、選択投与経路、投与する実際の化合物、個々の患者の年齢、体重および応答、患者の症状の重症度などを含む、関連状況により医師により決定され得ることは理解される。
錠剤などの固体組成物の製造に際し、主活性成分を医薬添加物と混合して、本発明の化合物の均一混合物を含む固体前製剤組成物を形成する。これらの前製剤組成物を均一というとき、活性成分は、典型的に組成物が錠剤、丸剤およびカプセルなどの等しく有効な単位剤形に容易に細分できるように、組成物全体に均一に分散している。この固体前製剤を、次いで、例えば、0.1~約500mgの本発明の活性成分を含む、上記タイプの単位剤形に細分する。
本発明の錠剤または丸剤を、長時間作用の利点がある剤形を提供するために、コーティングするかまたは他の方法で調製し得る。例えば、錠剤または丸剤は、内部投与量および外部投与量成分を含み得て、後者は前者の上の被覆の形である。2成分は、胃での崩壊に耐え、内部成分がインタクトなまま十二指腸まで行くことを可能にするかまたは放出を遅延させるために働く腸溶層で離され得る。多様な物質をこのような腸溶層またはコーティングに使用でき、このような物質は、いくつかのポリマー酸およびポリマー酸とシェラック、セチルアルコールおよび酢酸セルロースなどの物質の混合物を含む。
本発明の化合物および組成物が経口または注射による投与のために組み込まれ得る液体形態は、水溶液、好適に風味付けされたシロップ、水性または油懸濁液および綿実油、ゴマ油、ココナッツ油またはピーナツ油などの可食油との風味付けされたエマルジョンならびにエリキシルおよび類似の医薬媒体を含む。
吸入または吹送法のための組成物は、薬学的に許容される、水性または有機溶媒またはそれらの混合物中の溶液および懸濁液および粉末を含む。液体または固体組成物は、上記のとおり、適当な薬学的に許容される添加物を含み得る。ある実施態様において、組成物は、局所または全身効果のために経口または経鼻呼吸器経路により投与される。組成物は、不活性ガスの使用により噴霧され得る。噴霧溶液は、噴霧デバイスから直接吸引してよくまたは噴霧デバイスをフェイスマスク、テントまたは間欠的陽圧呼吸装置に接続してよい。溶液、懸濁液または粉末組成物は、製剤を適切な方法で送達するデバイスから経口または経鼻投与され得る。
患者に投与される化合物または組成物の量は、何が投与されるか、予防または治療などの投与の目的、患者の状態、投与方法などに依存して変わる。治療適用において、組成物は、既に疾患を有している患者に、疾患およびその合併症を治癒するかまたは症状を少なくとも部分的に停止するのに十分な量で投与する。有効用量は処置する疾患状態に依存するならびに疾患重症度、患者の年齢、体重および一般的状態などの因子に依存した臨床医の判断による。
患者に投与する組成物は、上記医薬組成物の形態であり得る。これらの組成物を、慣用の滅菌技術により滅菌し得るかまたは滅菌濾過し得る。水溶液は、そのまま使用するために包装されるかまたは凍結乾燥され、凍結乾燥製剤は投与前に無菌水性担体と組み合わせられる。
本発明の化合物の治療投与量は、例えば、処置がなされる特定の用途、化合物の投与方法、患者の健康および状態および処置医の判断により変わり得る。医薬組成物中の本発明の化合物の割合または濃度は、投与量、化学的特徴(例えば、疎水性)および投与経路を含む、いくつかの因子に依存して変わり得る。例えば、本発明の化合物は、非経腸投与のための化合物を約0.1~約10%w/vを含む水性生理学的緩衝溶液に提供され得る。ある典型的用量範囲は、1日あたり約1μg/kg~約1g/kg体重である。ある実施態様において、用量範囲は、1日あたり約0.01mg/kg~約100mg/kg体重である。投与量は、疾患または障害のタイプおよび進行程度、特定の患者の全体的健康状態、選択した化合物の相対的生物学的有効性、添加物の製剤およびその投与経路などの可変要素に依存する可能性がある。有効用量は、インビトロまたは動物モデル試験系に由来する用量-応答曲線から外挿され得る。
本発明の化合物はまた抗ウイルス剤、抗癌剤、ワクチン、抗体、免疫増強剤、免疫抑制剤、抗炎症剤などのあらゆる医薬を含み得る1以上のさらなる活性成分と組み合わせても製剤され得る。
群間偏差は、一元配置分散分析(ANOVA)により統計的に分析した。異なるレベルの処置間で平均値が有意差があるとき、媒体群に対する比較を、ダネットの検定を使用して、実施した。p<0.05を統計的有意とみなす。
実施例A. アルテルナリア誘導喘息モデルにおける化合物1の用量および有効性試験
これは、アルテルナリアに暴露したマウスにおける気管支肺胞洗浄(BAL)液細胞数、TSLP、IL-4、IL-5、IL13およびIL-33のBAL液上清濃度および肺組織ホモジネート濃度、血清の総IgE濃度および気道粘液の産生の評価による、肺炎症に対するPARP14阻害剤、化合物1:
7-((1-アセチルピペリジン-4-イル)メトキシ)-5-フルオロ-2-(((テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)チオ)メチル)キナゾリン-4(3H)-オンの効果の用量応答評価である。このマウスにおけるアルテルナリア誘導喘息モデルは、重度喘息を含む喘息の処置における潜在的有効性を評価するための、認められている動物モデルである。化合物1の記載について米国特許公報US2019/0194174参照。
動物福祉
試験をとおして、全動物は、European Knowledge Centre, Mosquito Way, Hatfield, AL10 9WN, United KingdomのPharmidexの施設の生物学的サポートユニットで維持された。該施設は、英国内務省動物科学的処置法の下に運営され、したがって、施設で規定された動物処置を実施することが可能である、有効施設ライセンス(X07D13023)を有する。
供給業者から到着時、動物(55匹の雄BalbCマウス、到着時20~30g、Charles Rivers, UK)を下に概説する5つのケージに入れ、全動物の福祉を毎日確認した。必要であれば、緊急の介護が指名された獣外科医により用意されたが、これは本試験中必要ではなかった。
試験をとおして、次のガイドライン(内務省通達)を使用して、方法または試験化合物投与に関して、規制された活動を受けている動物における非特異的または予想外の有害作用を評価した。プロトコール重症度限界に等しいカテゴリーの制限的臨床的徴候の何れかの2以上の示す動物を、試験から外し、施設でスケジュール1方法(頸椎脱臼)により屠殺した。動物が最初の2徴候の一方または両方が何らかの他の徴候を伴いまたは伴わずに限界に達したとき、試験から外し、施設でスケジュール1方法により屠殺した。
個体で測定された最高体重の20%を超える体重減少。
スキン・テンティングなどの脱水の他の徴候を伴う顕著な立毛。
活動および挑発に不応答。
持続的に体を丸めている(固まる)。
窮迫-永続性啼鳴。
持続し、おびただしい量の眼および鼻分泌物。
努力性呼吸。
持続性の振戦。
持続性の痙攣。
重度の喧嘩による傷害を受けた動物も試験から外し、施設でスケジュール1方法により屠殺した。
実験手順開始前に、7日の順化期間を設けた。マウスを、到着時、体重に基づき5ケージで飼育し(動物技術者により各ケージ間で動物体重を均一に分布)、12時間明暗サイクルを用いた。室温および湿度は内務省ガイドライン内で維持した(それぞれ17~24℃および40~70%)。全ケージで環境エンリッチメントを提供した。マウスは自由に標準固形飼料を利用し、水はボトルから自由に利用可能であった。
アレルゲン暴露
アルテルナリア・アルテナータを、40μLあたり5μgのアルテルナリアまで無菌リン酸緩衝化食塩水(PBS)で希釈した。
1~5日目、Balb/cマウスは、イソフルラン麻酔下に暴露(鼻腔内)された。23~25日目、Balb/cマウスは、その日の最初の投与1時間後、イソフルラン麻酔下に暴露(鼻腔内)された。PBS(群1)またはアルテルナリア(群2~6)を、2つを交互に40μlが送達されるまで各鼻孔に滴下方法で注入した。
製剤および処置レジメ
1-アミノベンゾトリアゾール(1-ABT 25mg/kg)および化合物1(150、500および1500mg/kg)を、蒸留水中の0.5%メチルセルロース(MC)および0.2%Tweenの媒体に各々独立して製剤化し、化合物1(150、500および1500mg/kg)を蒸留水中の0.5%メチルセルロース(MC)および0.2%Tweenの媒体で共製剤した。
群1:19~25日目、動物に媒体(10mL/kg、p.o.、b.i.d.)を投与した。26日目、動物に媒体を25日目PBS暴露23時間後投与した。全マウスを2時間後屠殺した。
群2:19~25日目、動物に媒体(10mL/kg、p.o.、b.i.d.)を投与した。26日目、動物に媒体を25日目アルテルナリア暴露23時間後投与した。全マウスを2時間後屠殺した。
群3、4および5:19~25日目、動物に化合物1媒体(10mL/kg、p.o.、b.i.d.)を投与した。26日目、動物に化合物1媒体を25日目アルテルナリア暴露23時間後投与した。全マウスを2時間後屠殺した。
群6:19日目、動物に1-ABT媒体(10mL/kg)、続いて2時間後化合物1媒体(10mL/kg)を投与した。化合物1媒体投与12時間後、動物に1-ABTおよび化合物1媒体を投与した。20~25日目、1-ABTおよび化合物1媒体を投与した(p.o.、b.i.d.)。26日目、1-ABTおよび化合物1媒体を、25日目アルテルナリア暴露23時間後、投与した。全マウスを2時間後屠殺した。
血液サンプル収集
19日目、群3~6 動物1~5は、化合物1の最初の投与の2時間後、外側尾静脈から静脈穿刺により血液サンプル(15~20μL)を集め、群3~6 動物6~10は、化合物1の2回目の投与の30分前(最初の投与の11.5時間後)、外側尾静脈の静脈穿刺により血液サンプル(15~20μL)を集めた。26日目、血液サンプルを、全動物から、最後の化合物1投与30分前および最後の採血として最後の投与2時間後集めた。各血液サンプル(15~20μL)をEDTAチューブに入れ、穏やかに混合し、その後遠心分離して(2000g、15分間、4℃)、そこから得られた上清を抽出し、等分し、-80℃で保管した。
26日目、最後の血液サンプルを外側尾静脈から集め、血清チューブに入れた。各血清サンプルを室温に45分間維持して凝血させ、その後遠心分離し(2000g、15分間、4℃)、そこから得られた上清を抽出し、等分し、IgE濃度の分析まで-80℃で保管した。
気管支肺胞洗浄(BAL)
最後の血液サンプル収集直後、動物をペントバルビタールの過剰投与により屠殺した。次いで、首の正中切開および筋肉層の分離により気管を単離した。気管に小切開を作製し、プラスチックカニューレを挿入し、縫合糸で定位置に固定した。次いで、0.5mLのリン酸緩衝化食塩水を使用して肺を洗い流すことにより、気道を洗浄した。この工程を、1.6mL体積が回収されるまで繰り返した。次いで、単離BAL液を1500rpmで10分間、4℃で遠心分離し、サイトカイン分析のために上清を-80℃で等分した(400μL)。次いで、細胞ペレットを1.6mLのリン酸緩衝化食塩水に再懸濁し、次いで、BAL細胞を総数および分画数について分析した。
肺組織収集
BAL液収集後、胸腔を開いて肺を露出させ、動物から切り離した。左肺葉を、中縦に沿って等しく半分に薄く切った。一方の半分をRNAlaterで満たした無菌コンテナに入れ、他の半分を10%中性緩衝化ホルマリンを含む別の無菌コンテナに入れ、48時間後組織プロセシングおよび粘液スコアリングのために70%エタノールに移した。右肺葉を無菌コンテナに入れ、瞬間凍結して、その後-80℃で保管し、その後サイトカイン濃度のために処理および分析した。
パラフィン蝋中の左肺葉組織の固定およびプロセシング後、切片(5μM)を横に切断し、スライドに載せ、過ヨウ素酸シッフ(PAS)で染色し、その後気道粘液産生についてデジタル造影を使用して分析した
気道粘液産生
気道粘液産生を、面積定量アルゴリズム(ハロ画像分析ソフトウェア)を使用して、粘液陽性上皮対総上皮の比から、粘液で覆われた表面のパーセンテージとして定量した。化合物1は気道粘液レベルを低減した。
図1は、PBSまたはアルテルナリアに暴露されたアルテルナリア感作マウスにおける化合物1(150~1500mg/kg、p.o.、b.i.d.、19~25日目)、化合物1(500mg/kg、p.o.、b.i.d.、19~25日目)および1-ABT処置(25mg/kg、p.o.、b.i.d.、19~25日目)および媒体(10mL/Kg、p.o.、b.i.d.、19~25日目)での処置後のマウス肺組織の気道粘膜におけるPAS陽性ムチンの面積を表す棒グラフを示す。各カラムは平均を表し、各棒はn=5~10のs.e.平均を表す。媒体およびアルテルナリア暴露(群2)を、ANOVAと続くダネットの検定により全ての他の群と比較した。***P<0.001。
化合物1は、用量依存的に肺組織における気道粘液を低減した。
IgEアッセイ
血清上清を、製造業者の指示に従い、ELISAキット(Invitrogen, UK)を使用してIgE濃度の評価をした。光学密度を、マイクロプレートリーダー(SpectraMax 340PC)を使用して450nMで測定した。IgE濃度をSoftMax Pro v. 6.4(Molecular Devices)を使用して、決定した。
図2はPBSまたはアルテルナリアに暴露されたアルテルナリア感作マウスにおける媒体、化合物1および化合物1および1-ABで処置後の血清におけるIgEレベルを表すプロットを示す。
化合物1は、用量依存的に血清IgEレベルを低減した。
細胞数
BAL液サンプルの総細胞および分画細胞数を、XT-2000iVアナライザー(Sysmex)を使用して測定した。異なって分類した細胞型は好中球、好酸球、リンパ球またはマクロファージであった。
図3は、PBSまたはアルテルナリアに暴露されたアルテルナリア感作マウスにおける媒体、化合物1および化合物1および1-ABTでの処置後のBAL液における好中球、好酸球、リンパ球およびマクロファージの相対的豊富さを表すプロットを示す。
化合物1は、気管支肺胞洗浄液における好酸球、好中球およびリンパ球侵襲を用量依存的に抑制した。好酸球および好中球両方の総数は化合物1処置により有意に減少し、これは、Th2/TH17シグナル伝達の抑制を示唆する。リンパ球総数は、最高用量の化合物1で減少した。マクロファージ数に変化はなかった。化合物1(500mg/kg)および1-ABTは、化合物1(500mg/kg)と比較して、同程度の効果を示した。
サイトカイン分析
BAL液上清および肺ホモジネート(全群)のサイトカイン濃度(TSLP、IL-4、IL-5、IL-13およびIL-33)を、製造業者の指示に従い、ELISAキット(Biotechne, UK)を使用して、測定した。光学密度を、マイクロプレートリーダー(SpectraMax 340PC)を使用して450nMで測定した。サイトカインの濃度を、SoftMax Pro v. 6.4(Molecular Devices)を使用して、決定した。
図4は、PBSまたはアルテルナリアに暴露されたアルテルナリア感作マウスにおける媒体、化合物1および化合物1および1-ABTで処置後のBAL液上清におけるTSLP、IL-4、IL-5、IL-13およびIL-33の濃度を表す棒グラフを示す。各カラムは平均を表し、各棒はn=5~10のs.e.平均を表す。アルテルナリア暴露(群2)した媒体を、ANOVA、続いてダネットの検定を使用して、全ての他の群()と比較した。P<0.05、**P<0.01および***P<0.001。図5はPBSまたはアルテルナリアに暴露されたアルテルナリア感作マウスにおける媒体、化合物1および化合物1および1-ABT処置後の肺ホモジネートにおけるTSLP、IL-4、IL-5、IL-13およびIL-33の濃度を表す棒グラフを示す。各カラムは平均を表し、各棒はn=5~10のs.e.平均を表す。アルテルナリア暴露された媒体(群2)を、ANOVA、続いてダネットの検定を使用して、全ての他の群()と比較した。P<0.05、**P<0.01および***P<0.001。
化合物1は、BAL液および肺ホモジネートにおけるTh2サイトカイン(IL-4、IL-5およびIL-13)およびアラーミン(IL-33およびTSLP)レベルを用量依存的に低減した。
実施例B. アルテルナリア誘導喘息モデルにおける化合物1および化合物2の有効性試験
この試験は、PARP14阻害剤である化合物1:
7-((1-アセチルピペリジン-4-イル)メトキシ)-5-フルオロ-2-(((テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)チオ)メチル)キナゾリン-4(3H)-オン
および化合物2:
7-(シクロプロピルメトキシ)-5-フルオロ-2-(((trans-4-ヒドロキシシクロヘキシル)チオ)メチル)キナゾリン-4(3H)-オン
のアルテルナリアに暴露したマウスにおける気管支肺胞洗浄(BAL)液細胞数、IL-4、IL-5、IL13およびIL-33のBAL液上清濃度、総IgE濃度および気道粘液の産生の評価による肺炎症に対する効果の用量応答評価である。化合物1および2の記載について米国特許公報US2019/0194174参照。
動物福祉
試験をとおして、全動物は、European Knowledge Centre, Mosquito Way, Hatfield, AL10 9WN, United KingdomのPharmidexの施設の生物学的サポートユニットで維持された。該施設は、英国内務省動物科学的処置法の下に運営され、したがって、施設で規定された動物処置を実施することが可能である、有効施設ライセンス(X07D13023)を有する。
供給業者から到着時、動物(35匹の雄BalbCマウス、到着時20~30g、Charles Rivers, UK)を下に概説する5つのケージに入れ、全動物の福祉を毎日確認した。必要であれば、緊急の介護が指名された獣外科医により施されたがこれは本試験中必要ではなかった。
試験をとおして、次のガイドライン(内務省通達)を使用して、方法または試験化合物投与に関して、規制された活動を受けている動物における非特異的または予想外の有害作用を評価した。プロトコール重症度限界に等しいカテゴリーの制限的臨床的徴候の何れかの2以上の示す動物を、試験から外し、施設でスケジュール1方法(頸椎脱臼)により屠殺した。動物が最初の2徴候の一方または両方が何らかの他の徴候を伴いまたは伴わずに限界に達したとき、試験から外し、施設でスケジュール1方法により屠殺した。
個体で測定された最高体重の20%を超える体重減少。
スキン・テンティングなどの脱水の他の徴候を伴う顕著な立毛。
活動および挑発に不応答。
持続的に体を丸めている(固まる)。
窮迫-永続性啼鳴。
持続し、おびただしい量の眼および鼻分泌物。
努力性呼吸。
持続性の振戦。
持続性の痙攣。
重度の喧嘩による傷害を受けた動物も試験から外し、施設でスケジュール1方法により屠殺した。
実験手順開始前に、7日の順化期間を設けた。マウスを、到着時、体重に基づき5ケージで飼育し(動物技術者により各ケージ間で動物体重を均一に分布)、12時間明暗サイクルを用いた。室温および湿度は内務省ガイドライン内で維持した(それぞれ17~24℃および40~70%)。全ケージで環境エンリッチメントを提供した。マウスは自由に標準固形飼料を利用し、水はボトルから自由に利用可能であった。
アレルゲン暴露
アルテルナリア・アルテナータを、40μLあたり5μgのアルテルナリアまで無菌PBSで希釈した。
1~5日目、Balb/cマウスは、イソフルラン麻酔下に暴露(鼻腔内)された。23~25日目、Balb/cマウスは、その日の最初の投与1時間後、イソフルラン麻酔下に暴露(鼻腔内)された。PBS(群1)またはアルテルナリア(群2~4)を、2つを交互に40μlが送達されるまで各鼻孔に滴下方法で注入した。
製剤および処置レジメ
1-アミノベンゾトリアゾール(1-ABT、25mg/kg)、化合物2(500mg/kg)および化合物1(500mg/kg)を各々蒸留水中の0.5%メチルセルロース(MC)および0.2%Tweenの媒体で製剤化し、1-アミノベンゾトリアゾール(1-ABT、25mg/kg)および化合物1(500mg/kg)を蒸留水中の0.5%メチルセルロース(MC)および0.2%Tweenの媒体で共製剤した。
群1:19~25日目、動物に1-ABT媒体(10mL/kg)をb.i.d.で投与した。26日目、動物に1-ABT媒体を25日目PBS暴露23時間後投与した。全マウスを2時間後屠殺した。
群2:19~25日目、動物に1-ABT媒体(10mL/kg)をb.i.d.で投与した。26日目、動物に1-ABT媒体を25日目アルテルナリア暴露23時間後投与した。全マウスを2時間後屠殺した。
群3:19~25日目、動物に化合物2媒体(10mL/kg)をb.i.d.で投与した。26日目、動物に化合物2媒体を25日目アルテルナリア暴露23時間後投与した。全マウスを2時間後屠殺した。
群4:19日目、動物に1-ABT媒体(10mL/kg)、続いて2時間後化合物1媒体(10mL/kg)を投与した。化合物1媒体投与12時間後、動物に1-ABTおよび化合物1媒体を投与した。20~25日目、1-ABTおよび化合物1媒体を投与した(p.o.、b.i.d.)。26日目、1-ABTおよび化合物1媒体を、25日目アルテルナリア暴露23時間後、投与した。全マウスを2時間後屠殺した。
血液収集
19日目、群3および4 動物1~5は、化合物2または化合物1の最初の投与の2時間後外側尾静脈から静脈穿刺により血液サンプル(15~20μL)を集め、群3および4 動物6~10は、化合物2または化合物1の2回目の投与の30分前(最初の投与の11.5時間後)、外側尾静脈の静脈穿刺により血液サンプル(15~20μL)を集めた。26日目、血液サンプルを、全動物から、最後の化合物2または化合物1 用量30分前および最後の採血として最後の投与2時間後集めた。各血液サンプル(15~20μL)をEDTAチューブに入れ、穏やかに混合し、その後遠心分離して(2000g、15分間、4℃)、そこから得られた上清を抽出し、等分し、-80℃で保管した。
26日目、最後の血液サンプルを外側尾静脈から集め、血清チューブに入れた。各血清サンプルを室温に45分間維持して凝血させ、その後遠心分離し(2000g、15分間、4℃)、そこから得られた上清を抽出し、等分し、IgE濃度の分析まで-80℃で保管した。
気管支肺胞洗浄(BAL)
最後の血液サンプル収集直後、動物をペントバルビタールの過剰投与により屠殺した。次いで、首の正中切開および筋肉層の分離により気管を単離した。気管に小切開を作製し、プラスチックカニューレを挿入し、縫合糸で定位置に固定した。次いで、0.5mLのリン酸緩衝化食塩水を使用して肺を洗い流すことにより、気道を洗浄した。この工程を、1.6mL体積が回収されるまで繰り返した。次いで、単離BAL液を1500rpmで10分間、4℃で遠心分離し、サイトカイン分析のために上清を-80℃で等分した(400μL)。次いで、細胞ペレットを1.6mLのリン酸緩衝化食塩水に再懸濁し、BAL細胞BAL細胞を総数および分画数について分析した。
肺および脾臓組織収集
BAL液収集後、胸腔を開いて、肺を露出させた。右および左肺葉を、10%中性緩衝化ホルマリンを含む別の無菌コンテナに48時間入れ、その後組織プロセシングおよび粘液スコアリングのために70%エタノールに移した。肺組織をサイトカイン濃度について分析した。
各動物はまた肺抽出後脾臓も摘出した。脾臓を2切片に切断し、各切片を秤量した。一方の切片を急速凍結し、-80℃で保管し、他方第二の切片をRNAlaterに入れた。
パラフィン蝋中の左肺葉組織の固定およびプロセシング後、切片(5μM)を横に切断し、スライドに載せ、過ヨウ素酸シッフ(PAS)で染色し、その後気道粘液産生についてデジタル造影を使用して分析した
気道粘液産生
気道粘液産生を、面積定量アルゴリズム(ハロ画像分析ソフトウェア)を使用して、粘液陽性上皮対総上皮の比から、粘液で覆われた表面のパーセンテージとして定量した。
図6はPBSまたはアルテルナリアに暴露されたアルテルナリア感作マウスにおける媒体および1-ABT、化合物2および化合物1および1-ABT処置後のマウス肺組織の気道粘膜におけるPAS陽性ムチンの面積を表す棒グラフを示す。各カラムは平均を表し、各棒はn=5~10のs.e.平均を表す。アルテルナリア暴露した媒体および1-ABT(群2)を、ANOVA、続いてダネットの検定を使用して、全ての他の群()と比較した。***P<0.001。
化合物2および化合物1は肺組織における気道粘液を低減した。
IgEアッセイ
血清上清を、製造業者の指示に従い、ELISAキット(Invitrogen, UK)を使用してIgE濃度の評価をした。光学密度を、マイクロプレートリーダー(SpectraMax 340PC)を使用して450nMで測定した。IgE濃度をSoftMax Pro v. 6.4(Molecular Devices)を使用して、決定した。データはIgE(pg/mL)、平均±S.E.M.(標準誤差)として示す。
図7はPBSまたはアルテルナリアに暴露されたアルテルナリア感作マウスにおける媒体および1-ABT、化合物2および化合物1および1-ABTで処置後の血清におけるIgE濃度を表す棒グラフを示す。各カラムは平均を表し、各棒はn=5~10のs.e.平均を表す。アルテルナリア暴露した媒体および1-ABT(群2)を、ANOVA、続いてダネットの検定を使用して、全ての他の群()と比較した。**P<0.01、***P<0.001。
化合物2および化合物1はIgE血清レベルを低減した。
細胞数
BAL液サンプルの総細胞および分画細胞数を、XT-2000iVアナライザー(Sysmex)を使用して測定した。結果を細胞/mL(総および分画)として表す。異なって分類した細胞型は好中球、好酸球、リンパ球およびマクロファージであった。
図8はPBSまたはアルテルナリアに暴露されたアルテルナリア感作マウスにおける媒体および1-ABT、化合物2および化合物1および1-ABT処置後の気管支肺胞洗浄液におけるmL当たりの好中球、好酸球、リンパ球およびマクロファージの数を表す棒グラフを示す。各カラムは平均を表し、各棒はn=5~10のs.e.平均を表す。アルテルナリア暴露した媒体および1-ABT(群2)を、ANOVA、続いてダネットの検定を使用して、全ての他の群()と比較した。***P<0.001。
化合物2および化合物1はBAL液における好中球および好酸球のレベルを低減したがリンパ球またはマクロファージはしなかった。
サイトカイン分析
BAL液上清および肺ホモジネート(全群)におけるサイトカイン濃度(IL-4、IL-5、IL-13およびIL-33)を、製造業者の指示に従い、磁気マルチプレックスアッセイ(Biotechne, UK)を使用して、測定した。レベルをMagpix system(Luminex Corp)を使用して、測定した。データをサイトカイン(pg/mL)、平均±S.E.M.(標準誤差)として報告した。
図9は、PBSまたはアルテルナリアに暴露されたアルテルナリア感作マウスにおける媒体および1-ABT、化合物2および化合物1および1-ABT処置後のBAL液上清におけるIL4、IL-5、IL-13およびIL-33を表す棒グラフを示す。各カラムは平均を表し、各棒はn=5~10のs.e.平均を表す。アルテルナリア暴露した媒体および1-ABT(群2)を、ANOVA、続いてダネットの検定を使用して、全ての他の群()と比較した。**P<0.01および***P<0.001。図10は、PBSまたはアルテルナリアに暴露されたアルテルナリア感作マウスにおける媒体および1-ABT、化合物2および化合物1および1-ABT処置後の肺ホモジネートにおけるIL4、IL-5、IL-13およびIL-33の棒グラフを表す。各カラムは平均を表し、各棒はn=5~10のs.e.平均を表す。アルテルナリア暴露した媒体および1-ABT(群2)を、ANOVA、続いてダネットの検定を使用して、全ての他の群()と比較した。**P<0.01および***P<0.001。
化合物2および化合物1はBAL液および肺組織におけるIL4、IL-5、IL-13およびIL-33のレベルの低減を示す。
実施例C. PARP14 IHCアッセイ
DAB色原体によるPARP14(ウサギクローン15B10-1)の免疫組織化学(「IHC」)分析のための染色法を、Leica Bond Rx(Leica Biosystems)での自動化検出を使用して実施した。特に断らない限り、全工程を室温で実施した。
プレプロセシングおよび前処置
FFPE標本を4ミクロン厚に切断し、プラスに帯電したガラススライドに載せ、乾燥させ、標準的技法に従いオフラインで脱パラフィン化および再水和のオーブンで30分間、60℃で焼いた。次いで、組織スライドをLeica Bond RX自動染色装置に載せ、Epitope Retrieval Solution 2(ER2, Catalog# AR9640, Leica)の前処理をER2での2回濯ぎにより開始し、次いでER2で40分間、100℃でインキュベーションし、続いてER2で濯いだ。次いで、組織スライドを4回濯ぎ、続いてBond Wash Solution(Catalog# AR9590, Leica Biosystems)で3分間インキュベーションした
染色法
PARP14(ウサギクローン15B10-1)および陰性対照試薬(NCR)の染色プロトコールを開始した。組織スライドを、Peroxide Block(Bond Polymer Refine Detection, Catalog# DS9800, Leica Biosystems)で5分間インキュベートし、続いてBond Wash Solutionで3回濯いだ。組織スライドを、ISH/IHC Super Blocking(Catalog# PV6122, Leica Biosystems)と10分間濯いだ。次いで、組織スライドをISH/IHC Super Blocking(Leica Biosystems) で希釈した一次抗体またはNCRと30分間インキュベートし、続いてBond Wash Solutionで3回濯いだ。組織スライドをPost Primary(Bond Polymer Refine Detection)で8分間インキュベートし、続いてBond Wash Solutionで3x2分間洗浄した。組織スライドを、Polymer(Bond Polymer Refine Detection)と8分間インキュベートし、続いてBond Wash Solutionで3x2分間洗浄し、次いで蒸留水で2回濯いだ。組織スライドをMixed DAB Refine(Bond Polymer Refine Detection)で濯ぎ、次いでMixed DAB Refineと10分間インキュベートし、続いて蒸留水で4回濯いだ。染色法完了後、組織スライドをオンラインでヘマトキシリン(Bond Polymer Refine Detection)で5分間対比染色し、続いて蒸留水で濯ぎ、Bond Wash Solutionで濯ぎ、蒸留水で最終の濯ぎをした。
ポストプロセシング
組織スライドを自動染色装置から除去し、標準的技法に従いオフラインで脱水および浄化した。自動化テープカバースリッパー(Sakura Finetek, Torrance, CA)またはガラスカバースリッパー(Leica)を使用して、カバーガラスに載せた。
顕微鏡写真
H&EおよびPARP14(ウサギクローン15B10-1)染色スライドをAperio AT TurboまたはScanScope CS system(Aperio, Vista, CA)を使用して走査し、ホールスライドイメージを作成した。
ヒト全身性硬化症試験
PARP14(ウサギクローン15B10-1)IHC染色を、11のヒト全身性硬化症組織で実施した。組織を病理学者のレビューにより評価した。1つのヒト全身性硬化症組織(ML2007935)は、組織剥離により評価不能であった。NCR染色は全ヒト全身性硬化症組織について陰性であった。陽性染色を1+~3+のスケールで判定し、3が最強強度である。内皮染色は3個のヒト全身性硬化症組織について1+(細胞質)および1個のヒト全身性硬化症組織について1+(膜および細胞質)として観察された。平滑筋染色は、強化可能ヒト全身性硬化症組織の何れでも観察されなかった。線維芽細胞染色は、強化可能ヒト全身性硬化症組織の何れでも観察されなかった。間質染色は、強化可能ヒト全身性硬化症組織の何れでも観察されなかった。炎症性細胞染色は、全評価可能ヒト全身性硬化症組織について3+(細胞質、3組織)、2+(細胞質、3組織)または1+(細胞質、4組織)として観察された。神経染色は、強化可能ヒト全身性硬化症組織の何れでも観察されなかった。
PARP14(ウサギクローン15B10-1)-ヒト正常組織TMA
特異性分析を、USBiomax(ML2011751)をから購入した20の独特な組織コアの正常TMAスライド上で最適化PARP14(ウサギクローン15B10-1)IHCアッセイを使用して、実施した。正常TMAコアを病理学者のレビューにより評価した。
正常細胞発現
20の正常組織コアにわたり、PARP14の発現を前立腺組織(80%;Hスコア80)および隣接正常子宮内膜組織(35%;Hスコア38)で観察した。全ての他の正常組織コアはPARP14発現について陰性であった(0%;Hスコア0)。
図11Aは正常ヒト皮膚の免疫組織化学画像(20倍)である。
図11Bは全身性硬化症を有する患者からの皮膚の免疫組織化学画像(20倍)である。PARP14はDAB(褐色色原体)とヘマトキシリン対比染色を使用して、可視化した。
上記IHC画像に基づき、PARP14がヒト全身性硬化症患者からの慢性炎症皮膚で高度な発現が決定され、正常皮膚組織ではなかった。
実施例D. DNCB誘導アトピー性皮膚炎モデル
2,4-ジニトロクロロベンゼン(DNCB)誘導アトピー性皮膚炎モデルにおける化合物1を調査するための試験を実施した。雌BALB/cマウスを2サイクルのDNCBに暴露して、アトピー性皮膚炎を誘導した。動物を媒体または化合物1で2週間1日2回(BID)処置した。デキサメサゾン(DEX)をコンパレーターとして入れた。試験の詳細を下に提供する。
化合物1の製剤
化合物1をゴマ油の媒体中に製剤化した。各製剤を、検量した化合物1の量について必要な体積のごま油に添加し、溶液を室温で一夜均質に分配された懸濁液まで撹拌することにより調製した。各動物投与前に、製剤を数回上下反転させ、より均一に分配された懸濁液を作製した。製剤を毎日新たに調製した。全媒体および化合物1投与を、10mL/kgで強制経口投与(PO)により実施した。全BID(1日2回投与)投与は、計算されたスケジュールで12時間サイクルに基づいた。
DNCB溶液
DNCBを秤量し(50mg)、10mlの4:1(v/v)アセトン/オリーブ油溶液に溶解して、0.5%DNCB溶液を製造した。DNCBを秤量し(100mg)、10mlの4:1(v/v)アセトン/オリーブ油溶液に溶解して1%DNCB溶液を製造し、各適用前に新たに調製した。
動物
試験で使用したマウスの詳細を下に提供する。

装置
次の装置を使用した:
電子天秤:Changzhou Tianzhiping, YH2000
小量天秤:Mettler-Toledo ML203/02
マイクロメーター:Digimatic QuantuMike Micrometer, 293-185
温度計:Omron IR温度計, MC-872
麻酔器:Raymain, HSIV-μ Quad, 4チャネル
テヴァメーター:MEDELINK, TM300
群分け
8週齢雌BALB/cマウスを使用し(n=28)、4群に分けた。試験開始1日前、全マウスの背中をペット用バリカンで剃り、2×3cmの面積であった。
0日目~4日目および12日目~15日目、DNCBを、のマウスの剃った背中(背部)に局所適用した。用量レジメンおよび群設定を下表に示す。試験品は毎日調製した。化合物1を9日目~23日目経口投与した。デキサメサゾン(DEX)を9日目~23日目適用した。市販のクリームを群3の各マウスのために秤量した(背中の皮膚に70mg)。


略語:BID=1日2回;DEX=デキサメサゾン;PO=経口;QD=1日1回。
DNCB感作および処置
群2~群4について、マウスの背中(背部)皮膚を1日目および2日目に0.1ml 0.5%DNCBで感作し;そして3日目および4日目に0.12ml 1%DNCBで感作した(15:30頃、全指定日)。このサイクルを、12日目~15日目繰り返した。
9日目~23日目、試験化合物および媒体を、上記表に示すレジメンのとおり、投与した(BID投与について9:30頃、21:30頃、毎日)。DEXを毎日9:30頃に与えた。
結果
媒体および化合物1群の体温を、Omron IR体温計で、前額部測定モードで、顔面で投与前、処置の最初の3日間投与後2時間、4時間、8時間および11.5時間に測定した。体温は、最初の3日間、31℃~37℃の範囲であった。両群の体温曲線は類似した。図12は、投与後60時間までの群1および4の体温曲線を示す。
次の臨床スコアパラメータを背中皮膚炎症の重症度の評価に使用した。


背部(背中)皮膚の紅斑、痂皮形成および厚さを毎日採点した。累積スコア(紅斑+厚さ+痂皮形成)を総スコアとして示す。背中皮膚のDNCB暴露誘導紅斑、厚さおよび痂皮および総臨床スコアは、17日目、11.9の値でピークとなった。DEX処置群は炎症を有意に阻害し、高臨床スコアは6~7の範囲であった。化合物1処置は11日目~23日目に有意な有効性を示し、ピーク臨床スコアは17日目の10.8であった。図13Aは、最初のDNCB暴露9~24日後の各群の臨床スコアのプロットを示す。
各群の各動物の総臨床スコア曲線に基づき、AUCを計算し、図13Bに示す。阻害率を[AUC(媒体)-AUC(処置)]/AUC(媒体)×100により計算した。DEX群は、媒体と比較して、臨床的スコアリングを43.5%(P<0.0001)まで有意に阻害した。500mg/kgBIDの経口用量で投与した化合物1は、媒体と比較して、臨床的スコアリングを22.9%(P<0.0001)まで有意に阻害した。
背部(背中)皮膚の経皮水分蒸散量(TEWL)をテヴァメーターにより毎日モニターし、g/h/mとして示した。水はDNCB暴露による背中皮膚誘導後喪失し、暴露サイクル停止後回復した。DEX処置は、媒体と比較して、背中皮膚の水喪失を増加させた。化合物1処置は水喪失を減少する傾向を示し、媒体と比較して、21日目に有意な減少を示した。図14は、経皮水分蒸散量の経時的プロットを示す。
試験をとおして体重も毎日モニターした。媒体および化合物1処置動物の体重は、有意な影響を受けなかった。DEX処置は、予想通り体重を減少させた。化合物1群および媒体群で体重の統計的有意差はなかった。経時的体重プロットを図15に提供する。
実施例E. イミキモド(IMQ)誘導乾癬モデル
イミキモド(IMQ)誘導乾癬モデルにおける化合物1の有効性の探索のための試験を実施した。雌BALB/Cマウスに、連続7日間、剃った背中および耳に5%IMQクリームを毎日局所投与した。動物を、計9日間、1日2回(BID)媒体または化合物1で処置した。デキサメサゾン(DEX)をコンパレーターとして入れた。試験の詳細を下に提供する。
化合物1の製剤
化合物1をゴマ油の媒体中に製剤化した。各製剤を、検量した化合物1の量について必要な体積のごま油に添加し、溶液を室温で一夜均質に分配された懸濁液まで撹拌することにより調製した。各動物投与前に、製剤を数回上下反転させ、より均一に分配された懸濁液を作製した。製剤を毎日新たに調製した。全媒体および化合物1投与を、10mL/kgで強制経口投与(PO)により実施した。全BID(1日2回投与)投与は、計算されたスケジュールで12時間サイクルに基づいた。
装置
次の装置を使用した:
電子天秤:Changzhou Tianzhiping, YH2000
小量天秤:Sartorius, CPA225D
マイクロメーター:Digimatic QuantuMike Micrometer, 293-185
温度計:Omron IR温度計, MC-872
動物
試験で使用したマウスの詳細を下に提供する。

群分け
8週齢雌BALB/cマウスを使用し(n=28)、4群に分けた。
0日目~6日目、IMQを各マウスの片耳および剃った(背部)背中に局所適用した。用量レジメンおよび群設定を下表に示す。試験品は毎日調製した。化合物1を-2日目~6日目投与した。DEXを0日目~6日目適用した。


略語:BID=1日2回;DEX=デキサメサゾン;PO=経口;QD=1日1回。
IMQ感作および処置
0日目~6日目、群2~群4のマウスは、耳および剃った(背部)背中にIMQクリームの毎日の局所を受けた。(毎日13:30頃)。
-2日目~6日目、試験化合物および媒体を上記表に示すレジメンのとおり投与した(BID投与について9:30頃、21:30頃および毎日)。
0日目~6日目、DEXを上記表に示すレジメンのとおり投与した(9:30頃、毎日)。
結果
媒体および化合物1群の体温を、Omron IR体温計で、前額部測定モードで、顔面で、処置の最初の3日間投与前、投与後2時間、4時間、8時間および11.5時間および処置最終日に測定した。体温は-2日目の最初の投与後30℃まで下がり、24時間以内に回復した。-1日目および0日目、化合物1および媒体の投与により、体温は32~36℃の範囲となり、-2日目のときより速く回復した。7日目、化合物1および媒体の投与は体温に影響しなかった。両群の体温曲線は類似した。両群の体温曲線を図16に示す。
耳介厚を隔日にマイクロメーターにより記録した。耳へのIMQの適用は、3日目以降耳介厚を有意に増加させた。DEX処置は耳介厚を強力に抑制した(3日目~7日目、P<0.0001)。化合物1はまた5日目から開始し、特に7日目耳介厚の増加も抑制した。投与前後の日の耳介厚のプロットを図17に示す。
次の臨床スコアパラメータを背中の紅斑、痂皮形成および厚さの評価に使用した。


背部(背中)皮膚の紅斑、痂皮形成および厚さを毎日採点した。累積スコア(紅斑+厚さ+痂皮形成)を総スコアとして示す。DEX処置群は1日目から開始して、炎症を有意に阻害した(P<0.0001)。化合物1処置は2日目~7日目(P<0.001)に有意な有効性を示した2日目~7日目(P<0.001)。最初のIMQ暴露後の日における総臨床スコアのプロットを図18Aに示す。
各群の各動物の総臨床スコア曲線に基づき、AUCを計算し、図18Bに示す。阻害率を[AUC(媒体)-AUC(処置)]/AUC(媒体)×100により計算した。DEX群は臨床的スコアリングを87.7%まで有意に阻害した(P<0.0001)。500mg/kgBIDの経口用量の化合物1は、臨床的スコアリングを35.1%(P<0.001)まで有意に阻害した。
試験をとおして体重を毎日モニターした。IMQおよび投薬の連続的処置は、媒体および化合物1群動物の平均体重を減少させた。DEX処置も、予想通り体重を減少させた。化合物1群および媒体群の間に統計的有意差はなかった。種々の処置群の体重のプロットを図19に示す。
実施例F. ヒトIL-23誘導乾癬モデル
ヒトIL-23誘導乾癬モデルにおける化合物1を調査するための試験を実施した。雌C57BL/6Jマウスに組み換えhIL-23タンパク質を連続7日間毎日皮内注射して、耳肥厚を誘導した。動物を、計9日間、1日2回(BID)媒体または化合物1で処置した。
化合物1の製剤
化合物1をゴマ油の媒体中に製剤化した。各製剤を、検量した化合物1の量について必要な体積のごま油に添加し、溶液を室温で一夜均質に分配された懸濁液まで撹拌することにより調製した。各動物投与前に、製剤を数回上下反転させ、より均一に分配された懸濁液を作製した。製剤を毎日新たに調製した。全媒体および化合物1投与を、10mL/kgで強制経口投与(PO)により実施した。全BID(1日2回投与)投与は、計算されたスケジュールで12時間サイクルに基づいた。
動物
試験で使用したマウスの詳細を下に提供する。

装置
次の装置を使用した:
電子天秤:Changzhou Tianzhiping, YH2000
小量天秤:Mettler-Toledo ML203/02
マイクロメーター:Digimatic QuantuMike Micrometer, 293-185
温度計:Omron IR温度計, MC-872
麻酔器、Raymain, HSIV-μ Quad, 4チャネル
群分け
雌C57BL/6Jマウス、7~8週齢(n=20)を、-2日目に体重および耳介厚に基づき3群に分けた。化合物1および媒体のみ投与を-2日目に開始した。0~6日目、マウスをイソフルランで麻酔し、右耳に1μgのhIL-23の20μL PBS溶液または20μL PBS(群1)の皮内注射を受けた。用量レジメンおよび群設定を下表に示す。


BID=1日2回。BID投与について正確に12時間間隔。
hIL-23感作および処置
hIL-23タンパク質を、皮内注射直前にPBSで0.05mg/mLに希釈した。
0日目~6日目(13:30頃)、群1~群3のマウスをイソフルランで麻酔し、右耳にhIL-23の20μL PBS溶液の皮内注射を毎日受けた。群1のマウスはPBSのみを受けた。
-2日目~6日目、化合物1および媒体を上記表に示すレジメンのとおり投与した(BID投与について9:30頃、21:30頃、毎日)。
結果
媒体および化合物1群動物の体温を、Omron IR体温計で、前額部測定モードで顔面で、処置の最初の3日間投与前、最初の3日間投与後2時間、4時間、8時間および11.5時間および処置最終日に測定した。媒体および化合物1処置動物の体温を図20に示す。
ゴマ油媒体の投与は、0日目投与2時間後、体温を急激に低下させた。その後の時点で、媒体および化合物1処置群両方の体温は最初の3日間、正常範囲のままであった。体温は7日目に相対的に低く、24時間で32.6~34.6℃の範囲であった。両群の体温曲線は類似した。
耳介厚を隔日にマイクロメーターにより記録した。右耳へのhIL-23の皮内注射は耳介厚を増加した。ナイーブ、媒体および化合物1群の耳介厚のプロットを図21Aに示す。特定の日の阻害率または曲線下面積(AUC)を[(厚さ媒体-厚さナイーブ)-(厚さ処置-厚さナイーブ)]/[厚さ媒体-厚さナイーブ]×100により計算した。ナイーブ、媒体および化合物1群の正規化耳介厚AUCのグラフを図21Bに示す。化合物1群は、耳介厚増加の阻害を示し、5日目は60%(P<0.05)および7日目は60%(P<0.01)であり、化合物1はAUCを72%減少させた(P<0.05)。
7日目、耳の一部(8mm直径)を各マウスから採った。耳の重量を記録し、増加した重量を[重量(処置)-重量(ナイーブ)平均]により計算した。ナイーブ、媒体および化合物1群の耳介厚のグラフを図22Aに示す。ナイーブ、媒体および化合物1群の耳重量増加のグラフを図22Bに示す。耳介厚のデータに一致して、媒体群の耳重量はナイーブ群より有意に高かった。化合物1群は、媒体対照と比較して、耳重量の減少傾向を示した。
試験をとおして体重を毎日モニターした。化合物1群および媒体群の間に統計的有意差はなかった。ナイーブ、媒体および化合物1群の体重のプロットを図23に示す。
実施例G:ブレオマイシン(BLM)誘導肺線維症モデル
ブレオマイシン(BLM)誘導肺線維症モデルにおける化合物1の有効性を評価するための試験を実施した。BLM誘導肺線維症はIPFについての確立された疾患モデルである。本モデルにおいて、肺胞傷害および間質性炎症/線維症を気管BLM投与により誘導する。
試験品調製
化合物1:化合物1を計り取り、ゴマ油を使用して試験に適切な必要濃度に希釈した。例えば、化合物1(4821mg)をゴマ油(80mL)に粉砕しながら添加し、化合物1の60mg/mL濃度の懸濁液を得た。次いで、製剤を水浴ソニケーターを使用して、30分間音波処理した。各動物への投与直前、製剤をボルテックス処理して、化合物1が確実に均一分散した懸濁液とした。製剤(50μL/バイアル)を、最初および最後の投与日、用量検証のために保管した(各2バイアル、計4バイアル)。
トファシチニブ:トファシチニブ(25mg)をボルテックス処理しながら5mLの0.5%メチルセルロース/0.025%Tween 20の水溶液に添加し、超音波処理して、約5mg/mLの濃度のトファシチニブの懸濁液を得た。
動物
45匹の6週齢雌C57BL/6マウスを日本エスエルシー株式会社(日本)から得た。
動物を、制御条件下飼育し、通常餌を与えた(CE-2;日本クレア、日本)。試験に使用した全動物は動物実験に関する日本薬理学会指針に従い、飼育および世話した。
動物を温度(23±3℃)、湿度(50±20%)、照明(12時間人工光および暗サイクル;8:00~20:00点灯)および空気交換の制御条件下にSPF施設に維持した。施設の汚染を防止するため、実験室を高圧に維持した。
動物を、TPXケージ(日本クレア)に最大5マウス/ケージで飼育した。滅菌ペパークリーン(日本エスエルシー)を寝床に使用し、週1回交換した。
滅菌通常餌を、ケージ上部の金属蓋に入れ、自由に摂取させた。RO水を、ゴム栓および給水先管を備えた水ボトルから自由に摂取させた。水ボトルを週1回交換し、きれいにし、オートクレーブで滅菌し、再使用した。化合物1で処置したマウスは、ケージの底の餌ペレットおよびヒドロゲルを利用できた。
マウスを耳パンチにより同定した。各ケージにまた特定の識別コードを付与した。
試験群
群1:シャム
5匹の対照マウスは、単回気管内リン酸緩衝化食塩水(PBS)投与後、屠殺されるまで何ら処置されず維持された。
群2:媒体
15匹のBLM誘導肺線維症モデルマウスに、1日目~14日目、10mL/kgの体積の媒体(ゴマ油)を1日2回経口投与した。
群3:化合物1
15匹のBLM誘導肺線維症モデルマウスに、1日目~14日目、10mL/kgの体積の500mg/kg用量の化合物1を添加した媒体(ゴマ油)を1日2回(計1000mg/kg/日)経口投与した。
群4:トファシチニブ遊離塩基
10匹のBLM誘導肺線維症モデルマウスに、1日目~14日目、10mL/kgの体積の50mg/kgの用量のトファシチニブ遊離塩基を添加した媒体(0.5%メチルセルロース/0.025%Tween 20)を1日2回(計100mg/kg/日)経口投与した。
試験設計および処置スケジュールを下表に要約する。


BLM=ブレオマイシン;PO=経口;BID=1日2回
45匹のマウスを、0日目のBLMまたは/食塩水投与前の比の体重に基づき、5匹のマウスの1群、10匹のマウスの1群および15匹のマウスの2群に分けた。
BLM誘導肺線維症モデルの誘導
0日目、40匹のマウスに、10mL/kg体積で腹腔内投与によるメデトミジン(0.75mg/kg)、ミダゾラム(4mg/kg)およびブトルファノール(5mg/kg)混合物の麻酔下、Microsprayer(登録商標)(Penn-Century, USA)を使用して、動物あたり50μL体積で、3.0mg/kg用量の塩酸ブレオマイシン(BLM、日本化薬、日本)PBS溶液の単回気管内投与により、肺線維症の発症を誘導した。BLM投与後、塩酸アチパメゾール(0.75mg/kg)を10mL/kg体積で腹腔内投与し、マウスを、麻酔の影響から回復するまでヒートパッドに載せた。5匹のマウスにBLMではなくPBSを気管内投与し、シャム群として使用した。
薬物投与の経路および用量
化合物1を10mL/kg体積で500mg/kg用量で1日2回経口投与した(計1000mg/kg/日)。
トファシチニブを10mL/kg体積で50mg/kg用量で1日2回経口投与した(計100mg/kg/日)。
動物モニタリングおよび屠殺
生存能、臨床的徴候および行動を毎日モニターした。体重を0日目から毎日記録した。投与体積を最新の体重に基づき調節した。マウスを、各投与後約60分間、毒性、瀕死および死亡の有意な臨床的徴候について観察した与。動物を、メデトミジン、ミダゾラムおよびブトルファノール混合物の麻酔下、腹部大静脈からの放血により14日目に屠殺した。投与および停止の時間を記録した。全マウスの左および下大静脈葉重量を記録した。
0日目と比較して、40%を超える体重減少を示す動物は、試験終了前、10mL/kg体積で腹腔内投与するメデトミジン(0.75mg/kg)、ミダゾラム(4mg/kg)およびブトルファノール(5mg/kg)の混合物の麻酔下、腹部大動脈および大静脈切断により屠殺した。サンプルを屠殺動物から採取した。
PKおよびPD血漿サンプル調製(群3および4)
最初の投与2時間後(生存中、マウス1~7/群3、マウス1~5/群4)および2回目の投与30分前(生存中、マウス8~15/群3、マウス6~10/群4)に血液(50μL)を顔面静脈から採り、K2EDTA(Greiner Bio-One, Austria)血漿を調製した。
屠殺時最後の投与30分前(生存中、マウス1~15/群3、マウス1~10/群4)に血液(50μL)を顔面静脈から採り、K2EDTA血漿を調製した。
最後の投与2時間後(最終、マウス1~15/群3、マウス1~10/群4)、非絶食血液を、屠殺時、予め冷却したシリンジを使用して、下大静脈から採った。集めた血液を、抗凝血剤(K2EDTA, Greiner Bio-One)含有ポリプロピレンチューブに移し、遠心分離まで氷上に保管した。血液サンプルを、6,000×gで、5分間、4℃で遠心分離した。上清を2個の別のチューブに集め、100μLはPD分析用および残りの血漿はPK分析用であり、輸送まで-80℃で保管した。
PD血漿サンプルの調製
屠殺時、非絶食血液を、屠殺時、予め冷却したシリンジを使用して、群1および2の動物の下大静脈から採った。集めた血液を、抗凝血剤(K2EDTA, Greiner Bio-One)含有ポリプロピレンチューブに移し、遠心分離まで氷上に保管した。血液サンプルを、6,000×gで、5分間、4℃で遠心分離した。最低限の100μLの上清をPD分析用に集め、輸送まで-80℃で保管した。
BALFサンプルの調製
群1について、BALFサンプルを、メデトミジン、ミダゾラムおよびブトルファノールの混合物の麻酔下、屠殺時に無菌PBS(0.8mL)で気管を通して肺を洗い流すことにより集めた。BALFを3,000×gで、5分間、4℃で遠心分離し、上清を集め、-80℃で保管した。
群2~4について、BALFサンプルを、メデトミジン、ミダゾラムおよびブトルファノールの混合物の麻酔下、屠殺時に3回無菌PBSで気管を通して肺を洗い流すことにより集めた(第一BALF、第二BALFおよび第三BALF、各0.8mL)。第一BALFを3,000×gで、5分間、4℃で遠心分離し、上清を集め、-80℃で保管した。最初のフラクション(第一BALF)からの細胞ペレットを再懸濁し、洗浄液の残りのフラクション(第二および第三BALF)に添加した。総BALFを1,000×gで、5分間、4℃で遠心分離し、上清を除去した。アンモニウム-クロライド-カリウム(ACK)溶解緩衝液をペレットに添加し、赤血球を溶解させるため洗浄した。冷PBS添加後、液を1,000×gで、3分間、4℃で遠心分離し、上清を除去した。PBSに再懸濁し、BALFの総細胞数を血球計算盤(C-Chip disposable hemocytometer, Digital Bio)を使用して、カウントした。総細胞のカウント後、細胞懸濁液を、PBSに5×10細胞/mLで再懸濁した。次いで、塗抹サンプルを100μLの細胞懸濁液をスライドにスポッティングし、冷風設定のドライヤーを使用して、空気乾燥して調製した。
肺サンプルの調製
左葉、下大静脈葉および右下葉気管支を、固定液の漏れを避けるため、結紮した。留置針を気管に挿入し、シリンジの注入経路と接続した。シリンジに10%中性緩衝化ホルマリンを満たし、20cmの高さに維持した。次いで、上方および中央葉に10%中性緩衝化ホルマリンを注入し、膨張後結紮した。2個の固定葉(組織学的分析用)、非固定左肺(生化学用)および非固定右下方および下大静脈葉(輸送用)を採取した。3個の非固定葉を冷食塩水で洗浄し、湿重量を測定した。
2個の固定葉を10%中性緩衝化ホルマリンで24時間固定した。固定後、これらの標本をマッソン・トリクローム染色用にパラフィン包埋した。
右下方および下大静脈葉を液体窒素で急速冷凍し、輸送まで-80℃で保管した。
全群について、右下葉(最低限の30mg)をRNAlaterに急速凍結した。
全群について、残りの右下葉および下大静脈葉(約50mg)を直接1個の500~750μLのMAR溶解緩衝液含有ホモジナイザーチューブに入れ、液体窒素で急速冷凍した。
左肺を液体窒素で急速冷凍し、ヒドロキシプロリン分析のために-80℃で保管した。
肺ヒドロキシプロリン含量測定(全群)
肺ヒドロキシプロリン含量定量のために、凍結左肺サンプルを次のとおり酸加水分解方法で処理した。肺サンプルを200μLの6N HClで121℃で20分間酸-加水分解し、10mg/mL 活性炭を含む200μLの4N NaOHで中和した。AC緩衝液(2.2M 酢酸/0.48M クエン酸、200μL)をサンプルに添加し、続いて遠心分離して上清を集めた。ヒドロキシプロリンの標準曲線を、trans-4-ヒドロキシ-L-プロリン(Sigma-Aldrich Co. LLC., USA Code: 54409)16μg/mL、8μg/mL、4μg/mL、2μg/mL、1μg/mLおよび0.5μg/mLで構築した。調製サンプルおよび標品(各300μL)を300μL クロラミンT溶液(ナカライテスク株式会社、日本、Code: 08005-52)と混合し、25分間、室温でインキュベートした。次いで、サンプルをエールリッヒ溶液(300μL)と混合し、65℃で20分間加熱して、発色させた。サンプルを氷上に集め、遠心分離して沈殿を除去した後、各上清の光学密度を560nmで測定した。ヒドロキシプロリン濃度をヒドロキシプロリン標準曲線から計算した。肺ヒドロキシプロリンレベルを、左肺あたりのμgとして表した。
BALF IL-4、IL-6、IL-10およびIL-17の測定(群2~4)
群2~4について、BALF IL-4、IL-6、IL-10およびIL-17レベルを、製造業者の指示に従いQuantikine酵素結合免疫吸着検定法キット(IL-4についてcode. M4000B、IL-6についてcode. M6000B、IL-10についてcode. M1000B、IL-17についてcode. M1700、R&D systems)により定量した。
盲検化
サンプルに、盲検評価のためのコード番号を付した。各番号をExcelソフトウェアのRAND関数を使用して作成し、昇順にソートし、スライドを割り当てた。組織スライドを次の染色のために使用し、実験者により評価した。
組織学的分析
全群について、10%中性緩衝化ホルマリンに予め固定した右肺組織をパラフィンに包埋し、4μm(2切片/スライド)に薄片化した。
マッソン・トリクローム染色について、切片を脱パラフィン化し、再水和し、続いてブアン液で15分間再固定した。切片をワイゲルト鉄ヘマトキシリン作業溶液(Sigma-Aldrich)、ビーブリッヒスカーレット-酸フクシン溶液(Sigma-Aldrich)、リンタングステン/リンモリブデン酸溶液、アニリンブルー溶液および1%酢酸溶液(Sigma-Aldrich)で染色した。肺線維症面積の定量的分析のために、マッソン・トリクローム染色切片の明視野画像を、100倍の倍率でデジタルカメラ(DFC295; Leica, Germany)を使用して、無作為に捕捉し、20視野/マウスにおける胸膜下領域を、肺線維症等級付けの基準に従い、評価した(Ashcroft, T., et al., J Clin Pathol, 1988; 41:467-70)。全切片は、実験者により盲検的に分析された。
肺線維症を次の基準を使用して、等級付けした:


2つの奇数カテゴリー間での決定が困難であるならば、視野に間の偶数スコアを付す。
群2~4について、Diff-Quik(Sysmex Corporation)染色を、調製した塗抹サンプルで、Diff-Quikマニュアルに記載のとおり、次の順番の固定、染色溶液Iおよび染色溶液IIに浸すことにより、実施した。染色切片を使用して、血液細胞形態学分析(リンパ球、単球、好中球および好酸球)を実施した。スライドを、明視野顕微鏡(Leica Microsystems)を使用して、200倍の倍率で観察した。血液細胞を、計200に達するまでカウントし、各血液細胞の比を計算した。次いで、各血液細胞型数を、総細胞数に比を適用することにより、計算した。
結果
体重を、ベースライン(0日目)からの体重変化のパーセンテージとして表した。シャム群の平均体重変化は、6日目~14日目、媒体群より有意に高かった。化合物1群の平均体重変化は、8日目~12日目、媒体群より有意に高かった。トファシチニブ遊離塩基群の平均体重変化は、6日目~14日目、媒体群より有意に高かった。
処置期間中、14日目に到達せずに死亡していたおよび屠殺したマウスは次のとおりである;媒体群で15匹のマウス中2匹を屠殺した。化合物1群で15匹のマウス中2匹が死亡していた。処置期間中トファシチニブ遊離塩基群死亡した動物はいなかった。
体重および肺重量測定を下表に示す。


図24Aは各処置群のマウスの体重および肺重量を示す。図24Bは、各処置群のマウスの左肺重量を示す。図24Cは、各処置群のマウスの上行大静脈葉重量を示す。図24Dは、各処置群のマウスの右下葉重量を示す。
媒体群および試験群の間に生存曲線の有意差はなかった。
屠殺日の体重に有意差はなかった。シャム群の屠殺日の平均体重は、媒体群と比較して増加の傾向にあった。
シャム群は、媒体群と比較して、平均左肺重量の有意な減少を示した。化合物1およびトファシチニブ遊離塩基群の平均左肺重量は、媒体群と比較して減少する傾向にあった。
シャム群は、媒体群と比較して、平均下大静脈葉重量の有意な減少を示した。化合物1およびトファシチニブ遊離塩基群の平均下大静脈葉重量は、媒体群と比較して減少する傾向にあった。
シャム群は、媒体群と比較して、平均右下葉重量の有意な減少を示した。化合物1およびトファシチニブ遊離塩基群は、媒体群と比較して平均下大静脈葉重量の有意な減少を示した。
図25Aは、各処置群のマウスの気管支肺胞洗浄液の免疫細胞の総数を示す。図25Bは、各処置群のマウスのBALF単球比を示す。図25Cは、各処置群のマウスのBALFリンパ球比を示す。図25Dは、各処置群のマウスのBALF好中球比を示す。
図26Aは、各処置群のマウスのBALF IL-6濃度を示す。図26Bは、各処置群のマウスのBALF IL-10濃度を示す。
BALFの測定を下表に示す。


媒体(n=10)、化合物1(n=6)、トファシチニブ遊離塩基(n=1)
化合物1群のBALFの細胞総数は、媒体群と比較して減少する傾向にあった。媒体群およびトファシチニブ遊離塩基群の間にBALFの細胞総数の有意差はなかった。
化合物1群は、媒体群と比較して、BALFにおける単球のパーセンテージの有意な増加を示した。トファシチニブ遊離塩基群のBALFにおける単球のパーセンテージは、媒体群と比較して増加の傾向にあった。
化合物1群は、媒体群と比較して、BALFにおけるリンパ球のパーセンテージの有意な減少を示した。トファシチニブ遊離塩基群におけるBALFのリンパ球のパーセンテージは、媒体群と比較して減少する傾向にあった。
好中球のパーセンテージに有意差はなかった。
トファシチニブ遊離塩基群のBALF IL-6含量は、媒体群と比較して減少する傾向にあった。
肺ヒドロキシプロリン含量を下表に示す。


図27は、各処置群の肺ヒドロキシプロリン含量を示す。
シャム群は、媒体群と比較して、肺ヒドロキシプロリン含量の有意な減少を示した。トファシチニブ遊離塩基群の肺ヒドロキシプロリン含量は、媒体群と比較して減少する傾向にあった。媒体群および化合物1群間で、肺ヒドロキシプロリン含量に有意差はなかった。
図28Aは、シャム処置群におけるマッソン・トリクローム染色肺切片の顕微鏡写真を示す。図28Bは、媒体処置群におけるマッソン・トリクローム染色肺切片の顕微鏡写真を示す。図28Cは、化合物1処置群におけるマッソン・トリクローム染色肺切片の顕微鏡写真を示す。図28Dは、トファシチニブ遊離塩基処置群におけるマッソン・トリクローム染色肺切片の顕微鏡写真を示す。
図29は、処置群各々のマウスのアシュクロフトスコアを示す。
種々の処置群のアシュクロフトスコアを下表に示す。


シャムおよび化合物1群は、媒体群と比較して、アシュクロフトスコアの有意な減少を示した。トファシチニブ遊離塩基群のアシュクロフトスコアは、媒体群と比較して減少する傾向にあった。
結論
化合物1での処置は、媒体群と比較して平均右下葉重量、BALFにおけるリンパ球のパーセンテージおよびアシュクロフトスコアの有意な減少ならびにBALFにおける単球のパーセンテージの有意な増加および平均左肺重量、平均下大静脈葉重量、BALFの細胞総数およびアシュクロフトスコアの減少傾向を示した。
トファシチニブ遊離塩基での処置は、媒体群と比較して、平均右下葉重量、BALFにおけるリンパ球のパーセンテージの有意な減少ならびにBALFにおける単球のパーセンテージの有意な増加および屠殺日の平均体重の増加傾向および平均左肺重量、平均下大静脈葉重量、BALF IL-6含量、肺ヒドロキシプロリン含量およびアシュクロフトスコアの減少傾向を示した。
実施例H. 炎症アッセイにおけるPARP14IHC
DAB色原体を用いるPARP14(ウサギクローン15B10-1)の免疫組織化学(「IHC」)分析の染色方を、Leica Bond Rx(Leica Biosystems)の自動化検出を使用して、実施した。特に断らない限り、全工程を室温で実施した。
プレプロセシングおよび前処置
FFPE標本を4ミクロン厚に切断し、プラスに帯電したガラススライドに載せ、乾燥させ、標準的技法に従いオフラインで脱パラフィン化および再水和のオーブンで30分間、60℃で焼いた。次いで、組織スライドをLeica Bond RX自動染色装置に載せ、Epitope Retrieval Solution 2(ER2, Catalog# AR9640, Leica)の前処理をER2での2回濯ぎにより開始し、次いでER2で40分間、100℃でインキュベーションし、続いてER2で濯いだ。次いで、組織スライドを4回濯ぎ、続いてBond Wash Solution(Catalog# AR9590, Leica Biosystems)で3分間インキュベーションした
染色法
PARP14(ウサギクローン15B10-1)および陰性対照試薬(NCR)の染色プロトコールを開始した。組織スライドを、Peroxide Block(Bond Polymer Refine Detection, Catalog# DS9800, Leica Biosystems)で5分間インキュベートし、続いてBond Wash Solutionで3回濯いだ。組織スライドを、ISH/IHC Super Blocking(Catalog# PV6122, Leica Biosystems)と10分間濯いだ。次いで、組織スライドをISH/IHC Super Blocking(Leica Biosystems) で希釈した一次抗体またはNCRと30分間インキュベートし、続いてBond Wash Solutionで3回濯いだ。組織スライドをPost Primary(Bond Polymer Refine Detection)で8分間インキュベートし、続いてBond Wash Solutionで3x2分間洗浄した。組織スライドを、Polymer(Bond Polymer Refine Detection)と8分間インキュベートし、続いてBond Wash Solutionで3x2分間洗浄し、次いで蒸留水で2回濯いだ。組織スライドをMixed DAB Refine(Bond Polymer Refine Detection)で濯ぎ、次いでMixed DAB Refineと10分間インキュベートし、続いて蒸留水で4回濯いだ。染色法完了後、組織スライドをオンラインでヘマトキシリン(Bond Polymer Refine Detection)で5分間対比染色し、続いて蒸留水で濯ぎ、Bond Wash Solutionで濯ぎ、蒸留水で最終の濯ぎをした。
ポストプロセシング
組織スライドを自動染色装置から除去し、標準的技法に従いオフラインで脱水および浄化した。自動化テープカバースリッパー(Sakura Finetek, Torrance, CA)またはガラスカバースリッパー(Leica)を使用して、カバーガラスに載せた。
顕微鏡写真
H&EおよびPARP14(ウサギクローン15B10-1)染色スライドをAperio AT TurboまたはScanScope CS system(Aperio, Vista, CA)を使用して走査し、ホールスライドイメージを作成した。
アトピー性皮膚炎試験
PARP14(ウサギクローン15B10-1)IHC染色を、商業的供給源から得た12個のヒトアトピー性皮膚炎組織で実施した。組織を病理学者のレビューにより評価した。1個のヒトアトピー性皮膚炎組織(M L2103082)は、組織剥離により評価不能であった。陽性染色を1+~3+のスケールで判定し、3が最強強度である。内皮染色は、3個のヒトアトピー性皮膚炎組織について1+(細胞質)および3個のヒトアトピー性皮膚炎組織について1+(膜および細胞質)および1個のヒトアトピー性皮膚炎組織について1+(膜、細胞質および核)として観察された。平滑筋染色は、評価可能ヒトアトピー性皮膚炎組織の何れでも観察されなかった。線維芽細胞染色は2個のヒトアトピー性皮膚炎組織(1+)の細胞質で観察され、両細胞質および膜染色は7個のヒトアトピー性皮膚炎組織(2+)で観察された。間質染色は、評価可能ヒトアトピー性皮膚炎組織の何れでも観察されなかった。炎症性細胞染色は7個のヒトアトピー性皮膚炎組織サンプルで3+(細胞質および膜)または3個のヒトアトピー性皮膚炎組織サンプルで2+(細胞質および膜)として観察された。神経染色は、評価可能ヒトアトピー性皮膚炎組織の何れでも観察されなかった。
乾癬試験
PARP14(ウサギクローン15B10-1)IHC染色を、商業的供給源から得た12個のヒト乾癬組織で実施した。組織を病理学者のレビューにより評価した。3個のヒト乾癬組織は、組織剥離により炎症性領域について評価不可能であった。陽性染色を1+~3+のスケールで判定し、3が最強強度である。内皮染色は1個のヒト乾癬組織で1+(細胞質)として観察された。平滑筋染色は、評価可能ヒト乾癬組織の何れでも観察されなかった。線維芽細胞染色は、1個のヒトアトピー性皮膚炎組織(1+)の細胞質で観察された。間質染色は、評価可能ヒトアトピー性皮膚炎組織の何れでも観察されなかった。炎症性細胞染色は、7個のヒト乾癬組織サンプルで1+(細胞質)として観察された。神経染色は、評価可能ヒト乾癬組織の何れでも観察されなかった。
正常皮膚試験
PARP14(ウサギクローン15B10-1)IHC染色を、商業的供給源から得た10個のヒト正常皮膚組織で実施した。組織を病理学者のレビューにより評価した。One (1)ヒト正常皮膚組織(ML2103143)は、組織剥離により評価不能であった。陽性染色を1+~3+のスケールで判定し、3が最強強度である。内皮染色は、評価可能ヒト正常皮膚組織の何れでも観察されなかった。平滑筋染色は、評価可能ヒト正常皮膚組織の何れでも観察されなかった。線維芽細胞染色は、評価可能ヒト正常皮膚組織の何れでも観察されなかった。間質染色は、評価可能ヒト正常皮膚組織の何れでも観察されなかった。炎症性細胞染色は、1個のヒト正常皮膚組織サンプルで1+(細胞質)として観察された。神経染色は、評価可能ヒト正常皮膚組織の何れでも観察されなかった。
特発性肺線維症試験
PARP14(ウサギクローン15B10-1)IHC染色を、商業的供給源から得た12個のヒト特発性肺線維症(IPF)組織で実施した。組織を病理学者のレビューにより評価した。陽性染色を1+~3+のスケールで判定し、3が最強強度である。内皮染色は、4個のヒトIPF組織で1+(膜および細胞質)および8個のヒトIPF組織で2+(膜および細胞質)として観察された。平滑筋染色は、評価可能ヒトIPF組織の何れでも観察されなかった。線維芽細胞染色は、評価可能ヒトIPF組織の何れでも観察されなかった。間質染色は、評価可能ヒトIPF組織の何れでも観察されなかった。炎症性細胞染色は、1個のヒトIPF組織サンプルで1+(細胞質)または11個のヒトIPF組織サンプルで2+(細胞質および膜)として観察された。神経染色は、評価可能ヒトIPF組織の何れでも観察されなかった。
正常肺組織試験
PARP14(ウサギクローン15B10-1)IHC染色を、商業的供給源から得た10個のヒト正常肺組織で実施した。組織を病理学者のレビューにより評価した。陽性染色を1+~3+のスケールで判定し、3が最強強度である。内皮染色は2個のヒト正常肺組織で1+(細胞質および膜)、5個のヒト正常肺組織で2+(膜)、1個のヒト正常肺組織で2+(膜および細胞質)および1個のヒト正常肺組織で3+(膜および細胞質)として観察された。平滑筋染色は、評価可能ヒト正常肺組織の何れでも観察されなかった。線維芽細胞染色は、評価可能ヒト正常肺組織の何れでも観察されなかった。間質染色は、評価可能ヒト正常肺組織の何れでも観察されなかった。炎症性細胞染色は、1個のヒト正常肺組織サンプルで1+(細胞質および膜)および9個のヒト正常肺組織サンプルで2+(細胞質および膜)として観察された。神経染色は、評価可能ヒト正常肺組織の何れでも観察されなかった。
結果
図30Aは、正常ヒト皮膚の免疫組織化学画像(20倍)である。
図30Bは、アトピー性皮膚炎を有する患者からの皮膚の免疫組織化学画像(20倍)である。PARP14はDAB(褐色色原体)とヘマトキシリン対比染色を使用して、可視化した。
図30Cは、乾癬を有する患者からの皮膚の免疫組織化学画像(20倍)である。PARP14はDAB(褐色色原体)とヘマトキシリン対比染色を使用して、可視化した。
図31Aは、正常ヒト肺組織の免疫組織化学画像(20倍)である。
図31Bは、特発性肺線維症を有する患者の肺組織の気管支上皮細胞の免疫組織化学画像(20倍)である。PARP14はDAB(褐色色原体)とヘマトキシリン対比染色を使用して、可視化した。
図31Cは、特発性肺線維症を有する患者の肺組織の炎症性細胞の免疫組織化学画像(20倍)である。PARP14はDAB(褐色色原体)とヘマトキシリン対比染色を使用して、可視化した。
上記IHC画像に基づき、正常皮膚と比較して、PARP14はアトピー性皮膚炎および乾癬皮膚サンプルの炎症性細胞に存在することが観察されることが決定された。さらに、正常肺と比較して、PARP14は特発性肺線維症肺サンプルにおける炎症性細胞および気管支上皮細胞でより強力に発現することが観察された。
実施例I:オキサゾロン誘導大腸炎モデル
マウスにおけるオキサゾロン(OXZ)誘導大腸炎モデルにおける化合物1の有効性を評価するための試験を実施した。
試験品調製
化合物1を室温で保管した。各製剤を、毎日、ゴマ油に適切な量の化合物1を添加し、続いて化合物1を溶解するため、ボルテックス処理および超音波処理して調製した。
動物
28匹の雌BALB/cマウス(8週齢、18~20g体重)を、Beijing Vital River Laboratory Animal Technology Co., Ltd.(Joint Venture of Charles River Laboratories in China)から購入し、12時間明暗サイクルの温度制御(20±2℃)部屋における特定病原体除去、個別換気ケージ(各ケージ5匹のマウス)で飼育した。固形飼料ペレットおよび水道水は自由に利用可能であった。全実験プロトコールは、Institutional Animal Care and Use Committee of the Wuxi AppTecにより承認された。マウスは、実験前、少なくとも3日間Wuxiの動物施設で順化させた。
マウスにおける急性大腸炎のOXZ誘導
大腸炎を誘導するために、マウスを、アセトンとオリーブ油の4:1混合物に溶解した200μLの2%OXZ(4-エトキシメチレン-2-フェニル-2-オキサゾリン-5-オン)で、マウスの剃った背中の4cm領域を前感作し(-5日目)、続いて前感作後5日目(0日目)50%エタノールに溶解した100μLの1.5%オキサゾロンを結腸内注射した。シャム操作群のマウスを、マウスの剃った背中を200μLのアセトンとオリーブ油の4:1混合物で前感作し(-5日目)、続いて0日目100μLの50%エタノールを結腸内注射した。OXZの結腸内灌流前、マウスを0.3mLのアバチン(1.25%)で麻酔し、結腸内投与後2分間、頭低位に維持した。
試験群
マウスを、4群に割り当てた。4マウスをシャム群に割り当て、8マウスを残り3群の各々に割り当てた。トファシチニブ群の動物(群3)は、10mL/kg体重の投与体積で、0.5%カルボキシメチルセルロースナトリウム中10mg/kgトファシチニブを1日2回(BID)投与された。媒体群の動物(群2)はゴマ油を1日2回(BID)投与され、化合物1処置群の動物(群4)はゴマ油中1,000mg/kg化合物1を1日2回(BID)投与された。全投与は、-2日目~4日目に強制経口投与(PO)により実施した(PK投与のための-2日目および4日目ならびに有効性エンドポイントの投与+評価のための-1日目~3日目に対応)。用量レジメンおよび群を次の表に示す。


OXZ=オキサゾロン;NA=該当なし;PO=強制経口投与;BID=1日2回
大腸炎重症度の評価
体重および疾患活動指数(DAI)スコアリングを、大腸炎のため毎日記録した。DAIスコアを、体重減少スコア、糞便スコアおよび出血スコアの合計として計算した。盲検式スコアリング系を、大腸炎の評価に使用した。DAIスコアラーは群情報および動物IDについて、盲検であり、糞便堅さおよび出血スコアリング(血便)評価を担った。DAIスコアリング標準を、下表に記載する。

糞便潜血試験
裸眼で血液が見られないならば、糞便潜血(FOB)試験を、改良ピラミドン法を使用して、糞便潜血試験ストリップで実施した。FOBスコア(0~2)は次のとおり解釈した:0、2分後発色なし;1;1~2分でくすんだ色出現;2、1~2分で濃色出現。
結腸収集および結腸密度測定
結腸を集め、腸間膜および脂肪組織を注意深く除去した。結腸を、写真用罫線入り用紙上に配置した。その後、結腸の長さを測定し、次いで結腸重量を、冷PBSで結腸の内容物を除去し、濯ぐことにより測定した。
組織学的試験のための結腸組織収集
試験終了時、結腸全体をマウスから収集し、ロールケーキ状にし、ヘマトキシリンおよびエオシン(H&E)染色および病理学者による病理学的スコアリングのために10%緩衝化ホルマリンで固定した。
血液収集
全血を心臓穿刺により集め、約30分間、室温に静置して、凝血させた。その後、血液8,000rpmで10分間、4℃で遠心分離して血清を分離し、血清を-80℃で凍結し、その後の分析のために保管した。
薬物動態血漿収集
-2日目(OXZ結腸内注射2日前)および4日目(エンドポイント)、マウスを、血漿における化合物1濃度の評価のため、採血した。投与2時間および11.5時間後、血液を集めて、化合物1の血漿濃度レベルを決定した。
組織病理学的スコアリング
固定結腸を、病理学者が評価した。動物群分けおよび動物IDについて盲検式に、H&E染色をレビューし、採点された。病理スコアを、下表に記載する。

統計解析
群間データをANOVA試験を使用して比較した。陽性であれば、個体群を、Graph Pad Prism 6.0ソフトウェア(San Diego, CA, USA)を使用して、媒体対照群(群2)に対してダネットの検定またはt検定で評価した。P<0.05のP値を、統計的有意差と見なした。データを、平均±平均の標準誤差(S.E.M)として示す。
結果
Balb/cマウス血漿中の化合物1の検出のための生物学的分析方法(2ng/mlの定量下限[LLOQ])を使用した。-2日目および4日目、化合物1血漿濃度は投与2時間後最高であり、投与11.5時間後最低であった。
図32Aは、OXZ誘導大腸炎マウスモデルにおける疾患重症度の生存中体重減少スコアリングを示す。
図32Bは、OXZ誘導大腸炎マウスモデルにおける疾患重症度の生存中DAIスコアリングを示す。
図32Cは、OXZ誘導大腸炎マウスモデルにおける疾患重症度の体重変化スコアリングの生存中AUCを示す。
図32Dは、OXZ誘導大腸炎マウスモデルにおける疾患重症度の生存中DAIスコアリングのAUCを示す。
化合物1を、大腸炎のOXZ誘導モデルにおける疾患重症度低減について評価した。シャム群(群1)と比較して、媒体群の動物(群2)は、0日目OXZ結腸内投与後、体重減少およびDAIスコア増加を示した(図32A~32D)。化合物1処置群のマウス(群4)は、媒体群のマウスと比較したとき、有意に少ない体重減少を示した(図32A)。化合物1処置マウスのDAIスコアも媒体処置マウスと比較して改善し(図32B)、化合物1処置マウスのDAIスコアの曲線下面積(AUC)も同様であった(図32D)。コンパレーターとして、群3のマウスをトファシチニブで処置し、これも媒体処置対照群と比較して、体重減少(図32A)、DAIスコア(図32B)およびDAIスコアのAUC(図32D)を抑制した。化合物1および媒体群間で体重変化のAUCに有意差はなかったが体重変化のAUCでトファシチニブ、コンパレーターおよび媒体群間で統計的差は見られなかった(図32C)。これらの所見は、化合物1が体重減少低減およびDAIスコア改善により、OXZ誘導大腸炎重症度を軽減することを示す。
図33Aは、OXZ誘導大腸炎マウスモデルにおける結腸密度のグラフを示す。
図33Bは、OXZ誘導大腸炎マウスモデルにおける結腸長のグラフを示す。
図33Cは、OXZ誘導大腸炎マウスモデルにおける結腸重量のグラフを示す。
シャム群と比較して、媒体群のマウスへのOXZの結腸内投与は、結腸短縮化ならびに結腸重量および密度の増加を引き起こし、大腸炎の重症度を示すために使用できる(図33A~33C)。化合物1処置群の動物(群4)は、OXZ処置により誘導した結腸密度増加の抑制を示した(図33A)。化合物1はまた媒体対照群で見られるものと比較して、結腸長短縮(図33B)および結腸重量増加(図33C)も抑制した。コンパレーターとして、群3のマウスをトファシチニブで処置し、これもまた結腸密度増加、結腸長短縮および結腸重量増加を抑制した(図33A~C)。これらの所見は、化合物1がOXZ処置により誘導される、結腸重量および密度増加ならびに結腸長短縮の抑制により、大腸炎疾患重症度を軽減できることを示す。
図34Aは、OXZ誘導大腸炎マウスモデルのシャム群からのサンプルの200倍の倍率でのH&E(ヘマトキシリンおよびエオシン)染色写真を示す。
図34Bは、OXZ誘導大腸炎マウスモデルの媒体群からのサンプルの200倍の倍率でのH&E染色写真を示す。
図34Cは、OXZ誘導大腸炎マウスモデルのトファシチニブ群からのサンプルの200倍の倍率でのH&E染色写真を示す。
図34Dは、OXZ誘導大腸炎マウスモデルの化合物1群からのサンプルの200倍の倍率でのH&E染色写真を示す。
図35は、OXZ誘導大腸炎マウスモデルにおける大腸炎の重症度の病理学的スコアを示す。
OXZでの処置は、媒体処置マウスの結腸組織学における広範な病理学的変化を誘導し(図34A~34D)、それは病理学的スコアにより定量される(図35)。媒体群と比較して、化合物1またはコンパレーターであるトファシチニブで処置した群のマウスの結腸は、シャム群に類似するように見えた(図34A~34D)。両群は、媒体対照群と比較して、陰窩構造完全性増加、低炎症性細胞浸潤、筋肉肥厚減少および低陰窩膿瘍を示した(図35)。故に、化合物1は、OXZ誘導大腸炎モデルにおける組織学的変化の重症度を抑制した。
結論
OXZでの処置は、体重減少、結腸密度増加(長さ短縮および重量増加)を誘導し、DAIスコア上昇および結腸組織学の著しい改変(陰窩構造、炎症性細胞浸潤、筋肉肥厚および陰窩膿瘍)を誘導した。1日2回、1,000mg/kg用量で経口投与した化合物1は、DAIスコアのAUCを70.3%(P<0.0001)抑制した。1日2回、1,000mg/kg用量で経口投与した化合物1は、体重変化のAUCを64.7%(P<0.001)増加させた。化合物1はまた結腸の肉眼形態および結腸組織病理のOXZ誘導変化も抑制した。まとめると、これらのデータは、このモデルにおける化合物1の有効性を示す。
ここに記載するものに加えて、本発明の種々の修飾が前記から当業者には明らかである。このような修飾も、添付する特許請求の範囲内に入ることが意図される。本明細祖で引用する全ての特許、特許出願および刊行物を含む各引用文献は、引用により全体として本明細書に包含させる。

Claims (133)

  1. 患者における炎症性疾患を処置または予防する方法であって、患者に治療有効量の式I:
    〔式中、
    WはCRまたはNであり;
    XはCRまたはNであり;
    YはCRまたはNであり;
    ZはCRまたはNであり;
    ここで、W、X、YおよびZで同時にNであるのは2個以下であり;
    環Aは単環式または多環式C3-14シクロアルキルであるかまたは環Aは単環式または多環式4~18員ヘテロシクロアルキルであり、ここで、環Aは場合により1個、2個、3個または4個のRで置換されており、環Aが多環式であるとき、環Aは非芳香環を介して式Iの-(L)-部分に結合し;
    Lは-(CR)-、-(CR)-O-(CR)-、-(CR)-S-(CR)-、-(CR)-NR-(CR)-、-(CR)-CO-(CR)-、-(CR)-C(O)O-(CR)-、-(CR)-CONR-(CR)-、-(CR)-SO-(CR)-、-(CR)-SO-(CR)-、-(CR)-SONR-(CR)-または-NRCONR-であり;
    およびRは各々独立してHおよびメチルから選択され;
    およびRは各々独立してHおよびC1-4アルキルから選択され;
    およびRは各々独立してH、ハロ、C1-4アルキル、C1-4アルコキシ、C1-4ハロアルキル、アミノ、C1-4アルキルアミノおよびC2-8ジアルキルアミノから選択され;
    各Rは独立してハロ、C1-6アルキル、C2-6アルケニル、C2-6アルキニル、C1-6ハロアルキル、C6-10アリール、C3-7シクロアルキル、5~10員ヘテロアリール、4~10員ヘテロシクロアルキル、C6-10アリール-C1-4アルキル、C3-7シクロアルキル-C1-4アルキル、5~10員ヘテロアリール-C1-4アルキル、4~10員ヘテロシクロアルキル-C1-4アルキル、CN、NO、ORa1、SRa1、C(O)Rb1、C(O)NRc1d1、C(O)ORa1、OC(O)Rb1、OC(O)NRc1d1、NRc1d1、NRc1C(O)Rb1、NRc1C(O)ORa1、NRc1C(O)NRc1d1、C(=NRe1)Rb1、C(=NRe1)NRc1d1、NRc1C(=NRe1)NRc1d1、NRc1S(O)Rb1、NRc1S(O)b1、NRc1S(O)NRc1d1、S(O)Rb1、S(O)NRc1d1、S(O)b1およびS(O)NRc1d1から選択され;ここで、Rの該C1-6アルキル、C2-6アルケニル、C2-6アルキニル、C1-6ハロアルキル、C6-10アリール、C3-7シクロアルキル、5~10員ヘテロアリール、4~10員ヘテロシクロアルキル、C6-10アリール-C1-4アルキル、C3-7シクロアルキル-C1-4アルキル、5~10員ヘテロアリール-C1-4アルキルおよび4~10員ヘテロシクロアルキル-C1-4アルキルは、各々場合によりCy、Cy-C1-4アルキル、ハロ、C1-6アルキル、C2-6アルケニル、C2-6アルキニル、C1-6ハロアルキル、CN、NO、ORa1、SRa1、C(O)Rb1、C(O)NRc1d1、C(O)ORa1、OC(O)Rb1、OC(O)NRc1d1、C(=NRe1)NRc1d1、NRc1C(=NRe1)NRc1d1、NRc1d1、NRc1C(O)Rb1、NRc1C(O)ORa1、NRc1C(O)NRc1d1、NRc1S(O)Rb1、NRc1S(O)b1、NRc1S(O)NRc1d1、S(O)Rb1、S(O)NRc1d1、S(O)b1およびS(O)NRc1d1から独立して選択される1個、2個、3個、4個または5個の置換基で置換されており;
    、R、RおよびRは各々独立してH、ハロ、C1-6アルキル、C2-6アルケニル、C2-6アルキニル、C1-6ハロアルキル、C6-10アリール、C3-7シクロアルキル、5~10員ヘテロアリール、4~10員ヘテロシクロアルキル、C6-10アリール-C1-4アルキル、C3-7シクロアルキル-C1-4アルキル、5~10員ヘテロアリール-C1-4アルキル、4~10員ヘテロシクロアルキル-C1-4アルキル、CN、NO、ORa2、SRa2、C(O)Rb2、C(O)NRc2d2、C(O)ORa2、OC(O)Rb2、OC(O)NRc2d2、NRc2d2、NRc2C(O)Rb2、NRc2C(O)ORa2、NRc2C(O)NRc2d2、C(=NRe2)Rb2、C(=NRe2)NRc2d2、NRc2C(=NRe2)NRc2d2、NRc2S(O)Rb2、NRc2S(O)b2、NRc2S(O)NRc2d2、S(O)Rb2、S(O)NRc2d2、S(O)b2およびS(O)NRc2d2から選択され;ここで、R、R、RまたはRの該C1-6アルキル、C2-6アルケニル、C2-6アルキニル、C1-6ハロアルキル、C6-10アリール、C3-7シクロアルキル、5~10員ヘテロアリール、4~10員ヘテロシクロアルキル、C6-10アリール-C1-4アルキル、C3-7シクロアルキル-C1-4アルキル、5~10員ヘテロアリール-C1-4アルキルおよび4~10員ヘテロシクロアルキル-C1-4アルキルは、各々場合によりCy、Cy-C1-4アルキル、ハロ、C1-6アルキル、C2-6アルケニル、C2-6アルキニル、C1-6ハロアルキル、CN、NO、ORa2、SRa2、C(O)Rb2、C(O)NRc2d2、C(O)ORa2、OC(O)Rb2、OC(O)NRc2d2、C(=NRe2)NRc2d2、NRc2C(=NRe2)NRc2d2、NRc2d2、NRc2C(O)Rb2、NRc2C(O)ORa2、NRc2C(O)NRc2d2、NRc2S(O)Rb2、NRc2S(O)b2、NRc2S(O)NRc2d2、S(O)Rb2、S(O)NRc2d2、S(O)b2およびS(O)NRc2d2から独立して選択される1個、2個、3個、4個または5個の置換基で置換されており;
    WがCRであり、XがCRであり、YがCRであり、ZがCRであるならば、R、R、RおよびRの少なくとも1個はH以外であり;
    各Cyは独立してC6-10アリール、C3-7シクロアルキル、5~10員ヘテロアリールおよび4~10員ヘテロシクロアルキルから選択され、各々、場合によりハロ、C1-6アルキル、C2-6アルケニル、C2-6アルキニル、C1-6ハロアルキル、C6-10アリール-C1-4アルキル、C3-7シクロアルキル-C1-4アルキル、5~10員ヘテロアリール-C1-4アルキル、4~10員ヘテロシクロアルキル-C1-4アルキル、CN、NO、ORa1、SRa1、C(O)Rb1、C(O)NRc1d1、C(O)ORa1、OC(O)Rb1、OC(O)NRc1d1、C(=NRe1)NRc1d1、NRc1C(=NRe1)NRc1d1、NRc1d1、NRc1C(O)Rb1、NRc1C(O)ORa1、NRc1C(O)NRc1d1、NRc1S(O)Rb1、NRc1S(O)b1、NRc1S(O)NRc1d1、S(O)Rb1、S(O)NRc1d1、S(O)b1およびS(O)NRc1d1から独立して選択される1個、2個、3個または4個の置換基で置換されており;
    各Cyは独立してC6-10アリール、C3-7シクロアルキル、5~10員ヘテロアリールおよび4~10員ヘテロシクロアルキルから選択され、各々、場合によりハロ、C1-6アルキル、C2-6アルケニル、C2-6アルキニル、C1-6ハロアルキル、C6-10アリール-C1-4アルキル、C3-7シクロアルキル-C1-4アルキル、5~10員ヘテロアリール-C1-4アルキル、4~10員ヘテロシクロアルキル-C1-4アルキル、CN、NO、ORa2、SRa2、C(O)Rb2、C(O)NRc2d2、C(O)ORa2、OC(O)Rb2、OC(O)NRc2d2、C(=NRe2)NRc2d2、NRc2C(=NRe2)NRc2d2、NRc2d2、NRc2C(O)Rb2、NRc2C(O)ORa2、NRc2C(O)NRc2d2、NRc2S(O)Rb2、NRc2S(O)b2、NRc2S(O)NRc2d2、S(O)Rb2、S(O)NRc2d2、S(O)b2およびS(O)NRc2d2から独立して選択される1個、2個、3個または4個の置換基で置換されており;
    各Ra1、Rb1、Rc1、Rd1、Ra2、Rb2、Rc2およびRd2はH、C1-6アルキル、C1-6ハロアルキル、C2-6アルケニル、C2-6アルキニル、C6-10アリール、C3-7シクロアルキル、5~10員ヘテロアリール、4~10員ヘテロシクロアルキル、C6-10アリール-C1-4アルキル、C3-7シクロアルキル-C1-4アルキル、5~10員ヘテロアリール-C1-4アルキルおよび4~10員ヘテロシクロアルキル-C1-4アルキルから独立して選択され、ここで、Ra1、Rb1、Rc1、Rd1、Ra2、Rb2、Rc2またはRd2の該C1-6アルキル、C2-6アルケニル、C2-6アルキニル、C6-10アリール、C3-7シクロアルキル、5~10員ヘテロアリール、4~10員ヘテロシクロアルキル、C6-10アリール-C1-4アルキル、C3-7シクロアルキル-C1-4アルキル、5~10員ヘテロアリール-C1-4アルキルおよび4~10員ヘテロシクロアルキル-C1-4アルキルは場合によりCy、Cy-C1-4アルキル、ハロ、C1-4アルキル、C1-4ハロアルキル、C1-6ハロアルキル、C2-6アルケニル、C2-6アルキニル、CN、ORa3、SRa3、C(O)Rb3、C(O)NRc3d3、C(O)ORa3、OC(O)Rb3、OC(O)NRc3d3、NRc3d3、NRc3C(O)Rb3、NRc3C(O)NRc3d3、NRc3C(O)ORa3、C(=NRe3)NRc3d3、NRc3C(=NRe3)NRc3d3、S(O)Rb3、S(O)NRc3d3、S(O)b3、NRc3S(O)b3、NRc3S(O)NRc3d3およびS(O)NRc3d3から独立して選択される1個、2個、3個、4個または5個の置換基で置換されており;
    各CyはC6-10アリール、C3-7シクロアルキル、5~10員ヘテロアリールまたは4~10員ヘテロシクロアルキルであり、各々場合によりハロ、C1-4アルキル、C1-4ハロアルキル、C1-6ハロアルキル、C2-6アルケニル、C2-6アルキニル、CN、ORa3、SRa3、C(O)Rb3、C(O)NRc3d3、C(O)ORa3、OC(O)Rb3、OC(O)NRc3d3、NRc3d3、NRc3C(O)Rb3、NRc3C(O)NRc3d3、NRc3C(O)ORa3、C(=NRe3)NRc3d3、NRc3C(=NRe3)NRc3d3、S(O)Rb3、S(O)NRc3d3、S(O)b3、NRc3S(O)b3、NRc3S(O)NRc3d3およびS(O)NRc3d3から独立して選択される1個、2個、3個または4個の置換基で置換されており;
    a3、Rb3、Rc3およびRd3はH、C1-6アルキル、C1-6ハロアルキル、C2-6アルケニル、C2-6アルキニル、C6-10アリール、C3-7シクロアルキル、5~10員ヘテロアリール、4~10員ヘテロシクロアルキル、C6-10アリール-C1-4アルキル、C3-7シクロアルキル-C1-4アルキル、5~10員ヘテロアリール-C1-4アルキルおよび4~10員ヘテロシクロアルキル-C1-4アルキルから独立して選択され、ここで、該C1-6アルキル、C1-6ハロアルキル、C2-6アルケニル、C2-6アルキニル、C6-10アリール、C3-7シクロアルキル、5~10員ヘテロアリール、4~10員ヘテロシクロアルキル、C6-10アリール-C1-4アルキル、C3-7シクロアルキル-C1-4アルキル、5~10員ヘテロアリール-C1-4アルキルおよび4~10員ヘテロシクロアルキル-C1-4アルキルは各々場合によりOH、CN、アミノ、ハロ、C1-6アルキル、C1-6アルコキシ、C1-6ハロアルキルおよびC1-6ハロアルコキシから独立して選択される1個、2個または3個の置換基で置換されており;
    またはRc1およびRd1はそれらが結合しているN原子と一体となって、場合によりハロ、C1-4アルキル、C1-4ハロアルキル、CN、ORa3、SRa3、C(O)Rb3、C(O)NRc3d3、C(O)ORa3、OC(O)Rb3、OC(O)NRc3d3、NRc3d3、NRc3C(O)Rb3、NRc3C(O)NRc3d3、NRc3C(O)ORa3、C(=NRe3)NRc3d3、NRc3C(=NRe3)NRc3d3、S(O)Rb3、S(O)NRc3d3、S(O)b3、NRc3S(O)b3、NRc3S(O)NRc3d3およびS(O)NRc3d3から独立して選択される1個、2個または3個の置換基で置換されている4~7員ヘテロシクロアルキル基を形成し;
    またはRc2およびRd2はそれらが結合しているN原子と一体となって、場合によりハロ、C1-4アルキル、C1-4ハロアルキル、CN、ORa3、SRa3、C(O)Rb3、C(O)NRc3d3、C(O)ORa3、OC(O)Rb3、OC(O)NRc3d3、NRc3d3、NRc3C(O)Rb3、NRc3C(O)NRc3d3、NRc3C(O)ORa3、C(=NRe3)NRc3d3、NRc3C(=NRe3)NRc3d3、S(O)Rb3、S(O)NRc3d3、S(O)b3、NRc3S(O)b3、NRc3S(O)NRc3d3およびS(O)NRc3d3から独立して選択される1個、2個または3個の置換基で置換されている4~7員ヘテロシクロアルキル基を形成し;
    各Re1、Re2およびRe3は独立してH、C1-4アルキルおよびCNから選択され;
    mは0または1であり;
    nは0、1または2であり;
    pは0、1または2であり;
    qは0、1または2であり、ここで、p+qは0、1または2であり;
    rは0または1であり;
    sは0または1であり、ここで、r+sは0または1であり;そして
    tは1、2または3であり;
    ここで、前記のヘテロアリールまたはヘテロシクロアルキル基のいずれもO、NおよびSから独立して選択される1個、2個、3個または4個の環形成ヘテロ原子を含み;
    上記ヘテロシクロアルキル基の何れかの1以上の環形成CまたはN原子は場合によりオキソ(=O)基で置換されており;そして
    上記ヘテロシクロアルキル基の何れかの1以上の環形成S原子は場合により1個または2個のオキソ(=O)基で置換されている。〕
    の化合物またはその薬学的に許容される塩を投与することを含む、方法。
  2. 患者における喘息を処置または予防する方法であって、患者に治療有効量の式I:
    〔式中、
    WはCRまたはNであり;
    XはCRまたはNであり;
    YはCRまたはNであり;
    ZはCRまたはNであり;
    ここで、W、X、YおよびZで同時にNであるのは2個以下であり;
    環Aは単環式または多環式C3-14シクロアルキルであるかまたは環Aは単環式または多環式4~18員ヘテロシクロアルキルであり、ここで、環Aは場合により1個、2個、3個または4個のRで置換されており、環Aが多環式であるとき、環Aは非芳香環を介して式Iの-(L)-部分に結合し;
    Lは-(CR)-、-(CR)-O-(CR)-、-(CR)-S-(CR)-、-(CR)-NR-(CR)-、-(CR)-CO-(CR)-、-(CR)-C(O)O-(CR)-、-(CR)-CONR-(CR)-、-(CR)-SO-(CR)-、-(CR)-SO-(CR)-、-(CR)-SONR-(CR)-または-NRCONR-であり;
    およびRは各々独立してHおよびメチルから選択され;
    およびRは各々独立してHおよびC1-4アルキルから選択され;
    およびRは各々独立してH、ハロ、C1-4アルキル、C1-4アルコキシ、C1-4ハロアルキル、アミノ、C1-4アルキルアミノおよびC2-8ジアルキルアミノから選択され;
    各Rは独立してハロ、C1-6アルキル、C2-6アルケニル、C2-6アルキニル、C1-6ハロアルキル、C6-10アリール、C3-7シクロアルキル、5~10員ヘテロアリール、4~10員ヘテロシクロアルキル、C6-10アリール-C1-4アルキル、C3-7シクロアルキル-C1-4アルキル、5~10員ヘテロアリール-C1-4アルキル、4~10員ヘテロシクロアルキル-C1-4アルキル、CN、NO、ORa1、SRa1、C(O)Rb1、C(O)NRc1d1、C(O)ORa1、OC(O)Rb1、OC(O)NRc1d1、NRc1d1、NRc1C(O)Rb1、NRc1C(O)ORa1、NRc1C(O)NRc1d1、C(=NRe1)Rb1、C(=NRe1)NRc1d1、NRc1C(=NRe1)NRc1d1、NRc1S(O)Rb1、NRc1S(O)b1、NRc1S(O)NRc1d1、S(O)Rb1、S(O)NRc1d1、S(O)b1およびS(O)NRc1d1から選択され;ここで、Rの該C1-6アルキル、C2-6アルケニル、C2-6アルキニル、C1-6ハロアルキル、C6-10アリール、C3-7シクロアルキル、5~10員ヘテロアリール、4~10員ヘテロシクロアルキル、C6-10アリール-C1-4アルキル、C3-7シクロアルキル-C1-4アルキル、5~10員ヘテロアリール-C1-4アルキルおよび4~10員ヘテロシクロアルキル-C1-4アルキルは、各々場合によりCy、Cy-C1-4アルキル、ハロ、C1-6アルキル、C2-6アルケニル、C2-6アルキニル、C1-6ハロアルキル、CN、NO、ORa1、SRa1、C(O)Rb1、C(O)NRc1d1、C(O)ORa1、OC(O)Rb1、OC(O)NRc1d1、C(=NRe1)NRc1d1、NRc1C(=NRe1)NRc1d1、NRc1d1、NRc1C(O)Rb1、NRc1C(O)ORa1、NRc1C(O)NRc1d1、NRc1S(O)Rb1、NRc1S(O)b1、NRc1S(O)NRc1d1、S(O)Rb1、S(O)NRc1d1、S(O)b1およびS(O)NRc1d1から独立して選択される1個、2個、3個、4個または5個の置換基で置換されており;
    、R、RおよびRは各々独立してH、ハロ、C1-6アルキル、C2-6アルケニル、C2-6アルキニル、C1-6ハロアルキル、C6-10アリール、C3-7シクロアルキル、5~10員ヘテロアリール、4~10員ヘテロシクロアルキル、C6-10アリール-C1-4アルキル、C3-7シクロアルキル-C1-4アルキル、5~10員ヘテロアリール-C1-4アルキル、4~10員ヘテロシクロアルキル-C1-4アルキル、CN、NO、ORa2、SRa2、C(O)Rb2、C(O)NRc2d2、C(O)ORa2、OC(O)Rb2、OC(O)NRc2d2、NRc2d2、NRc2C(O)Rb2、NRc2C(O)ORa2、NRc2C(O)NRc2d2、C(=NRe2)Rb2、C(=NRe2)NRc2d2、NRc2C(=NRe2)NRc2d2、NRc2S(O)Rb2、NRc2S(O)b2、NRc2S(O)NRc2d2、S(O)Rb2、S(O)NRc2d2、S(O)b2およびS(O)NRc2d2から選択され;ここで、R、R、RまたはRの該C1-6アルキル、C2-6アルケニル、C2-6アルキニル、C1-6ハロアルキル、C6-10アリール、C3-7シクロアルキル、5~10員ヘテロアリール、4~10員ヘテロシクロアルキル、C6-10アリール-C1-4アルキル、C3-7シクロアルキル-C1-4アルキル、5~10員ヘテロアリール-C1-4アルキルおよび4~10員ヘテロシクロアルキル-C1-4アルキルは、各々場合によりCy、Cy-C1-4アルキル、ハロ、C1-6アルキル、C2-6アルケニル、C2-6アルキニル、C1-6ハロアルキル、CN、NO、ORa2、SRa2、C(O)Rb2、C(O)NRc2d2、C(O)ORa2、OC(O)Rb2、OC(O)NRc2d2、C(=NRe2)NRc2d2、NRc2C(=NRe2)NRc2d2、NRc2d2、NRc2C(O)Rb2、NRc2C(O)ORa2、NRc2C(O)NRc2d2、NRc2S(O)Rb2、NRc2S(O)b2、NRc2S(O)NRc2d2、S(O)Rb2、S(O)NRc2d2、S(O)b2およびS(O)NRc2d2から独立して選択される1個、2個、3個、4個または5個の置換基で置換されており;
    WがCRであり、XがCRであり、YがCRであり、ZがCRであるならば、R、R、RおよびRの少なくとも1個はH以外であり;
    各Cyは独立してC6-10アリール、C3-7シクロアルキル、5~10員ヘテロアリールおよび4~10員ヘテロシクロアルキルから選択され、各々、場合によりハロ、C1-6アルキル、C2-6アルケニル、C2-6アルキニル、C1-6ハロアルキル、C6-10アリール-C1-4アルキル、C3-7シクロアルキル-C1-4アルキル、5~10員ヘテロアリール-C1-4アルキル、4~10員ヘテロシクロアルキル-C1-4アルキル、CN、NO、ORa1、SRa1、C(O)Rb1、C(O)NRc1d1、C(O)ORa1、OC(O)Rb1、OC(O)NRc1d1、C(=NRe1)NRc1d1、NRc1C(=NRe1)NRc1d1、NRc1d1、NRc1C(O)Rb1、NRc1C(O)ORa1、NRc1C(O)NRc1d1、NRc1S(O)Rb1、NRc1S(O)b1、NRc1S(O)NRc1d1、S(O)Rb1、S(O)NRc1d1、S(O)b1およびS(O)NRc1d1から独立して選択される1個、2個、3個または4個の置換基で置換されており;
    各Cyは独立してC6-10アリール、C3-7シクロアルキル、5~10員ヘテロアリールおよび4~10員ヘテロシクロアルキルから選択され、各々、場合によりハロ、C1-6アルキル、C2-6アルケニル、C2-6アルキニル、C1-6ハロアルキル、C6-10アリール-C1-4アルキル、C3-7シクロアルキル-C1-4アルキル、5~10員ヘテロアリール-C1-4アルキル、4~10員ヘテロシクロアルキル-C1-4アルキル、CN、NO、ORa2、SRa2、C(O)Rb2、C(O)NRc2d2、C(O)ORa2、OC(O)Rb2、OC(O)NRc2d2、C(=NRe2)NRc2d2、NRc2C(=NRe2)NRc2d2、NRc2d2、NRc2C(O)Rb2、NRc2C(O)ORa2、NRc2C(O)NRc2d2、NRc2S(O)Rb2、NRc2S(O)b2、NRc2S(O)NRc2d2、S(O)Rb2、S(O)NRc2d2、S(O)b2およびS(O)NRc2d2から独立して選択される1個、2個、3個または4個の置換基で置換されており;
    各Ra1、Rb1、Rc1、Rd1、Ra2、Rb2、Rc2およびRd2はH、C1-6アルキル、C1-6ハロアルキル、C2-6アルケニル、C2-6アルキニル、C6-10アリール、C3-7シクロアルキル、5~10員ヘテロアリール、4~10員ヘテロシクロアルキル、C6-10アリール-C1-4アルキル、C3-7シクロアルキル-C1-4アルキル、5~10員ヘテロアリール-C1-4アルキルおよび4~10員ヘテロシクロアルキル-C1-4アルキルから独立して選択され、ここで、Ra1、Rb1、Rc1、Rd1、Ra2、Rb2、Rc2またはRd2の該C1-6アルキル、C2-6アルケニル、C2-6アルキニル、C6-10アリール、C3-7シクロアルキル、5~10員ヘテロアリール、4~10員ヘテロシクロアルキル、C6-10アリール-C1-4アルキル、C3-7シクロアルキル-C1-4アルキル、5~10員ヘテロアリール-C1-4アルキルおよび4~10員ヘテロシクロアルキル-C1-4アルキルは場合によりCy、Cy-C1-4アルキル、ハロ、C1-4アルキル、C1-4ハロアルキル、C1-6ハロアルキル、C2-6アルケニル、C2-6アルキニル、CN、ORa3、SRa3、C(O)Rb3、C(O)NRc3d3、C(O)ORa3、OC(O)Rb3、OC(O)NRc3d3、NRc3d3、NRc3C(O)Rb3、NRc3C(O)NRc3d3、NRc3C(O)ORa3、C(=NRe3)NRc3d3、NRc3C(=NRe3)NRc3d3、S(O)Rb3、S(O)NRc3d3、S(O)b3、NRc3S(O)b3、NRc3S(O)NRc3d3およびS(O)NRc3d3から独立して選択される1個、2個、3個、4個または5個の置換基で置換されており;
    各CyはC6-10アリール、C3-7シクロアルキル、5~10員ヘテロアリールまたは4~10員ヘテロシクロアルキルであり、各々場合によりハロ、C1-4アルキル、C1-4ハロアルキル、C1-6ハロアルキル、C2-6アルケニル、C2-6アルキニル、CN、ORa3、SRa3、C(O)Rb3、C(O)NRc3d3、C(O)ORa3、OC(O)Rb3、OC(O)NRc3d3、NRc3d3、NRc3C(O)Rb3、NRc3C(O)NRc3d3、NRc3C(O)ORa3、C(=NRe3)NRc3d3、NRc3C(=NRe3)NRc3d3、S(O)Rb3、S(O)NRc3d3、S(O)b3、NRc3S(O)b3、NRc3S(O)NRc3d3およびS(O)NRc3d3から独立して選択される1個、2個、3個または4個の置換基で置換されており;
    a3、Rb3、Rc3およびRd3はH、C1-6アルキル、C1-6ハロアルキル、C2-6アルケニル、C2-6アルキニル、C6-10アリール、C3-7シクロアルキル、5~10員ヘテロアリール、4~10員ヘテロシクロアルキル、C6-10アリール-C1-4アルキル、C3-7シクロアルキル-C1-4アルキル、5~10員ヘテロアリール-C1-4アルキルおよび4~10員ヘテロシクロアルキル-C1-4アルキルから独立して選択され、ここで、該C1-6アルキル、C1-6ハロアルキル、C2-6アルケニル、C2-6アルキニル、C6-10アリール、C3-7シクロアルキル、5~10員ヘテロアリール、4~10員ヘテロシクロアルキル、C6-10アリール-C1-4アルキル、C3-7シクロアルキル-C1-4アルキル、5~10員ヘテロアリール-C1-4アルキルおよび4~10員ヘテロシクロアルキル-C1-4アルキルは各々場合によりOH、CN、アミノ、ハロ、C1-6アルキル、C1-6アルコキシ、C1-6ハロアルキルおよびC1-6ハロアルコキシから独立して選択される1個、2個または3個の置換基で置換されており;
    またはRc1およびRd1はそれらが結合しているN原子と一体となって、場合によりハロ、C1-4アルキル、C1-4ハロアルキル、CN、ORa3、SRa3、C(O)Rb3、C(O)NRc3d3、C(O)ORa3、OC(O)Rb3、OC(O)NRc3d3、NRc3d3、NRc3C(O)Rb3、NRc3C(O)NRc3d3、NRc3C(O)ORa3、C(=NRe3)NRc3d3、NRc3C(=NRe3)NRc3d3、S(O)Rb3、S(O)NRc3d3、S(O)b3、NRc3S(O)b3、NRc3S(O)NRc3d3およびS(O)NRc3d3から独立して選択される1個、2個または3個の置換基で置換されている4~7員ヘテロシクロアルキル基を形成し;
    またはRc2およびRd2はそれらが結合しているN原子と一体となって、場合によりハロ、C1-4アルキル、C1-4ハロアルキル、CN、ORa3、SRa3、C(O)Rb3、C(O)NRc3d3、C(O)ORa3、OC(O)Rb3、OC(O)NRc3d3、NRc3d3、NRc3C(O)Rb3、NRc3C(O)NRc3d3、NRc3C(O)ORa3、C(=NRe3)NRc3d3、NRc3C(=NRe3)NRc3d3、S(O)Rb3、S(O)NRc3d3、S(O)b3、NRc3S(O)b3、NRc3S(O)NRc3d3およびS(O)NRc3d3から独立して選択される1個、2個または3個の置換基で置換されている4~7員ヘテロシクロアルキル基を形成し;
    各Re1、Re2およびRe3は独立してH、C1-4アルキルおよびCNから選択され;
    mは0または1であり;
    nは0、1または2であり;
    pは0、1または2であり;
    qは0、1または2であり、ここで、p+qは0、1または2であり;
    rは0または1であり;
    sは0または1であり、ここで、r+sは0または1であり;そして
    tは1、2または3であり;
    ここで、前記のヘテロアリールまたはヘテロシクロアルキル基のいずれもO、NおよびSから独立して選択される1個、2個、3個または4個の環形成ヘテロ原子を含み;
    上記ヘテロシクロアルキル基の何れかの1以上の環形成CまたはN原子は場合によりオキソ(=O)基で置換されており;そして
    上記ヘテロシクロアルキル基の何れかの1以上の環形成S原子は場合により1個または2個のオキソ(=O)基で置換されている。〕
    の化合物またはその薬学的に許容される塩を投与することを含む、方法。
  3. WがCRであり;XがCRであり;YがCRであり;そしてZがCRである、請求項1または2の方法。
  4. WがNであり;XがCRであり;YがCRであり;そしてZがCRである、請求項1または2の方法。
  5. WがCRであり;XがNであり;YがCRであり;そしてZがCRである、請求項1または2の方法。
  6. WがCRであり;XがCRであり;YがNであり;そしてZがCRである、請求項1または2の方法。
  7. WがCRであり;XがCRであり;YがCRであり;そしてZがNである、請求項1または2の方法。
  8. 環Aが場合により1個、2個、3個または4個のRで置換されている単環式または多環式C3-14シクロアルキルであり、ここで、環Aが多環式であるとき、環Aが非芳香環を介して式Iの-(L)-部分に結合する、請求項1~7の何れかの方法。
  9. 環Aが場合により1個、2個、3個または4個のRで置換されている単環式C3-7シクロアルキルである、請求項1~7の何れかの方法。
  10. 環Aが場合により1個、2個、3個または4個のRで置換されているシクロブチル、シクロペンチル、シクロヘキシルまたはシクロヘプチルである、請求項1~7の何れかの方法。
  11. 環Aが場合により1個、2個、3個または4個のRで置換されているシクロヘキシルである、請求項1~7の何れかの方法。
  12. 環Aが場合により1個、2個、3個または4個のRで置換されている単環式または多環式4~18員ヘテロシクロアルキルであり、ここで、環Aが多環式であるとき、環Aが非芳香環を介して式Iの-(L)-部分に結合する、請求項1~7の何れかの方法。
  13. 環Aが場合により1個、2個、3個または4個のRで置換されている単環式4~7員ヘテロシクロアルキルである、請求項1~7の何れかの方法。
  14. 環Aが場合により1個、2個、3個または4個のRで置換されているオキセタニル、テトラヒドロピラニル、オキセパニル、アゼチジニル、ピロリジニル、ピペリジニル、アゼパニルまたはテトラヒドロチオピラニルである、請求項1~7の何れかの方法。
  15. 環Aが場合により1個、2個、3個または4個のRで置換されているオキセタニル、テトラヒドロピラニル、オキセパニル、アゼチジニル、ピロリジニル、ピペリジニルまたはアゼパニルである、請求項1~7の何れかの方法。
  16. 環Aが場合により1個、2個、3個または4個のRで置換されているピペリジニルである、請求項1~7の何れかの方法。
  17. 環Aが場合により1個、2個、3個または4個のRで置換されているピペリジン-4-イルである、請求項1~7の何れかの方法。
  18. 環Aが場合により1個、2個、3個または4個のRで置換されているテトラヒドロピラニルである、請求項1~7の何れかの方法。
  19. 環Aが場合により1個、2個、3個または4個のRで置換されているテトラヒドロピラン-4-イルである、請求項1~7の何れかの方法。
  20. Lが-(CR)-である、請求項1~19の何れかの方法。
  21. Lが-(CR)-であり、tが1である、請求項1~19の何れかの方法。
  22. Lが-CH-である、請求項1~19の何れかの方法。
  23. mが0である、請求項1~22の何れかの方法。
  24. mが1である、請求項1~22の何れかの方法。
  25. nが0である、請求項1~24の何れかの方法。
  26. およびRが両方Hである、請求項1~25の何れかの方法。
  27. がメチルであり、RがHである、請求項1~25の何れかの方法。
  28. 各Rが独立してC1-6アルキル、ハロ、C1-6ハロアルキル、ORa1、C(O)Rb1、C(O)NRc1d1、C(O)ORa1、NRc1d1、S(O)b1、4~10員ヘテロシクロアルキル、5~10員ヘテロアリール、4~10員ヘテロシクロアルキル-C1-4アルキルおよび5~10員ヘテロアリール-C1-4アルキルから選択され;ここで、該C1-6アルキル、C1-6ハロアルキル、4~10員ヘテロシクロアルキル、5~10員ヘテロアリール、4~10員ヘテロシクロアルキル-C1-4アルキルおよび5~10員ヘテロアリール-C1-4アルキルが各々場合によりCy、Cy-C1-4アルキル、ハロ、C1-6アルキル、C2-6アルケニル、C2-6アルキニル、C1-6ハロアルキル、CN、NO、ORa1、SRa1、C(O)Rb1、C(O)NRc1d1、C(O)ORa1、OC(O)Rb1、OC(O)NRc1d1、C(=NRe1)NRc1d1、NRc1C(=NRe1)NRc1d1、NRc1d1、NRc1C(O)Rb1、NRc1C(O)ORa1、NRc1C(O)NRc1d1、NRc1S(O)Rb1、NRc1S(O)b1、NRc1S(O)NRc1d1、S(O)Rb1、S(O)NRc1d1、S(O)b1およびS(O)NRc1d1から独立して選択される1個、2個、3個、4個または5個の置換基で置換されている、請求項1~27の何れかの方法。
  29. 各Rが独立してC1-6アルキル、ORa1、C(O)Rb1、NRc1d1およびS(O)b1から選択され;ここで、該C1-6アルキルが場合によりCy、Cy-C1-4アルキル、ハロ、C1-6アルキル、C2-6アルケニル、C2-6アルキニル、C1-6ハロアルキル、CN、NO、ORa1、SRa1、C(O)Rb1、C(O)NRc1d1、C(O)ORa1、OC(O)Rb1、OC(O)NRc1d1、C(=NRe1)NRc1d1、NRc1C(=NRe1)NRc1d1、NRc1d1、NRc1C(O)Rb1、NRc1C(O)ORa1、NRc1C(O)NRc1d1、NRc1S(O)Rb1、NRc1S(O)b1、NRc1S(O)NRc1d1、S(O)Rb1、S(O)NRc1d1、S(O)b1およびS(O)NRc1d1から独立して選択される1個、2個、3個、4個または5個の置換基で置換されている、請求項1~27の何れかの方法。
  30. 各Rがハロ、C1-6アルキル、C1-6ハロアルキル、C6-10アリール-C1-4アルキル、5~10員ヘテロアリール-C1-4アルキル、4~10員ヘテロシクロアルキル-C1-4アルキル、CN、ORa1、NRc1d1、C(O)NRc1d1、NRc1C(O)Rb1、C(O)Rb1、C(O)ORa1およびS(O)b1から独立して選択され、ここで、該C1-6アルキル、C1-6ハロアルキル、C6-10アリール-C1-4アルキル、5~10員ヘテロアリール-C1-4アルキルおよび4~10員ヘテロシクロアルキル-C1-4アルキルが各々場合によりハロ、CN、ORa1、NRc1d1、C(O)Rb1およびNRc1C(O)Rb1から独立して選択される1個、2個、3個、4個または5個の置換基で置換されている、請求項1~27の何れかの方法。
  31. 各Rがハロ、C1-6ハロアルキル、ORa1、C(O)NRc1d1およびC(O)ORa1から独立して選択される、請求項1~27の何れかの方法。
  32. がORa1である、請求項1~27の何れかの方法。
  33. a1がH、C1-6アルキルまたはC1-6ハロアルキルである、請求項1~32の何れかの方法。
  34. 各R、R、RおよびRが独立してH、ハロ、C1-6アルキル、C1-6ハロアルキル、5~10員ヘテロアリール、4~10員ヘテロシクロアルキル、C6-10アリール-C1-4アルキル、CN、ORa2、C(O)NRc2d2、NRc2d2、NRc2C(O)Rb2、NRc2C(O)ORa2、NRc2C(O)NRc2d2、C(=NRe2)Rb2、C(=NRe2)NRc2d2、NRc2C(=NRe2)NRc2d2、NRc2S(O)Rb2、NRc2S(O)b2およびNRc2S(O)NRc2d2から選択され;ここで、R、R、RおよびRの該C1-6アルキル、C1-6ハロアルキル、5~10員ヘテロアリール、4~10員ヘテロシクロアルキルおよびC6-10アリール-C1-4アルキルが各々場合によりCy、Cy-C1-4アルキル、ハロ、C1-6アルキル、C2-6アルケニル、C2-6アルキニル、C1-6ハロアルキル、CN、NO、ORa2、SRa2、C(O)Rb2、C(O)NRc2d2、C(O)ORa2、OC(O)Rb2、OC(O)NRc2d2、C(=NRe2)NRc2d2、NRc2C(=NRe2)NRc2d2、NRc2d2、NRc2C(O)Rb2、NRc2C(O)ORa2、NRc2C(O)NRc2d2、NRc2S(O)Rb2、NRc2S(O)b2、NRc2S(O)NRc2d2、S(O)Rb2、S(O)NRc2d2、S(O)b2およびS(O)NRc2d2から独立して選択される1個、2個、3個、4個または5個の置換基で置換されている、請求項1~33の何れかの方法。
  35. 各R、R、RおよびRが独立してH、ハロ、C1-6アルキル、C1-6ハロアルキル、5~10員ヘテロアリール、4~10員ヘテロシクロアルキル、C6-10アリール-C1-4アルキル、CN、ORa2、C(O)NRc2d2、NRc2d2およびNRc2C(O)Rb2から選択され;ここで、R、R、RおよびRの該C1-6アルキル、C1-6ハロアルキル、5~10員ヘテロアリール、4~10員ヘテロシクロアルキルおよびC6-10アリール-C1-4アルキルが各々場合によりCy、Cy-C1-4アルキル、ハロ、C1-6アルキル、C2-6アルケニル、C2-6アルキニル、C1-6ハロアルキル、CN、NO、ORa2、SRa2、C(O)Rb2、C(O)NRc2d2、C(O)ORa2、OC(O)Rb2、OC(O)NRc2d2、C(=NRe2)NRc2d2、NRc2C(=NRe2)NRc2d2、NRc2d2、NRc2C(O)Rb2、NRc2C(O)ORa2、NRc2C(O)NRc2d2、NRc2S(O)Rb2、NRc2S(O)b2、NRc2S(O)NRc2d2、S(O)Rb2、S(O)NRc2d2、S(O)b2およびS(O)NRc2d2から独立して選択される1個、2個、3個、4個または5個の置換基で置換されている、請求項1~33の何れかの方法。
  36. WがCRであり、RがH以外である、請求項1~35の何れかの方法。
  37. WがCRであり、RがHである、請求項1~35の何れかの方法。
  38. がC1-6アルキル、C1-6ハロアルキル、ハロおよびORa2から選択され、ここで、該C1-6アルキルおよびC1-6ハロアルキルが各々場合によりORa2で置換されている、請求項1~37の何れかの方法。
  39. がC1-6アルキル、C1-6ハロアルキル、CN、ハロおよびORa2から選択され、ここで、該C1-6アルキルおよびC1-6ハロアルキルが各々場合によりORa2で置換されている、請求項1~37の何れかの方法。
  40. がハロである、請求項1~37の何れかの方法。
  41. がFである、請求項1~37の何れかの方法。
  42. XがCRであり、RがH以外である、請求項1~41の何れかの方法。
  43. XがCRであり、RがHである、請求項1~41の何れかの方法。
  44. がC1-6アルキル、ハロおよびORa2から選択される、請求項1~43の何れかの方法。
  45. YがCRであり、RがH以外である、請求項1~44の何れかの方法。
  46. YがCRであり、RがHである、請求項1~44の何れかの方法。
  47. YがCRであり、RがC1-6アルキル、ORa2、NRc2d2、NRc2C(O)Rb2、NRc2C(O)ORa2、NRc2C(O)NRc2d2、C(=NRe2)Rb2、C(=NRe2)NRc2d2、NRc2C(=NRe2)NRc2d2、NRc2S(O)Rb2、NRc2S(O)b2およびNRc2S(O)NRc2d2から独立して選択される、請求項1~44の何れかの方法。
  48. YがCRであり、RがC1-6アルキル、C3-7シクロアルキル-C1-4アルキル、5~10員ヘテロアリール、4~10員ヘテロシクロアルキル、ハロ、CN、ORa2、SRa2、C(O)NRc2d2、NRc2d2、NRc2C(O)Rb2、NRc2C(O)ORa2、NRc2C(O)NRc2d2、C(=NRe2)Rb2、C(=NRe2)NRc2d2、NRc2C(=NRe2)NRc2d2、NRc2S(O)Rb2、NRc2S(O)b2およびNRc2S(O)NRc2d2から独立して選択され、ここで、Rの該C1-6アルキル、C3-7シクロアルキル-C1-4アルキル、5~10員ヘテロアリールおよび4~10員ヘテロシクロアルキルが各々場合によりハロ、C1-6アルキル、C1-6ハロアルキル、CN、NO、ORa2、NRc2d2およびS(O)b2から独立して選択される1個、2個、3個、4個または5個の置換基で置換されている、請求項1~44の何れかの方法。
  49. YがCRであり、RがNRc2d2、NRc2C(O)Rb2、NRc2C(O)ORa2、NRc2C(O)NRc2d2、C(=NRe2)Rb2、C(=NRe2)NRc2d2、NRc2C(=NRe2)NRc2d2、NRc2S(O)Rb2、NRc2S(O)b2およびNRc2S(O)NRc2d2から独立して選択される、請求項1~44の何れかの方法。
  50. YがCRであり、RがC1-6アルキルおよびORa2から独立して選択される、請求項1~44の何れかの方法。
  51. a2がH、C1-6アルキル、C1-6ハロアルキル、C6-10アリール、C3-7シクロアルキル、4~10員ヘテロシクロアルキル、C6-10アリール-C1-4アルキル、C3-7シクロアルキル-C1-4アルキルおよび4~10員ヘテロシクロアルキル-C1-4アルキルから選択され、ここで、該C1-6アルキル、C1-6ハロアルキル、C6-10アリール、C3-7シクロアルキル、4~10員ヘテロシクロアルキル、C6-10アリール-C1-4アルキル、C3-7シクロアルキル-C1-4アルキルおよび4~10員ヘテロシクロアルキル-C1-4アルキルが各々場合によりC1-4アルキル、C1-4ハロアルキル、ハロ、CN、ORa3、C(O)Rb3、C(O)ORa3およびS(O)b3から独立して選択される1個、2個、3個、4個または5個の置換基で置換されている、請求項1~50の何れかの方法。
  52. YがCRであり、RがNRc2d2およびNRc2C(O)Rb2から独立して選択される、請求項1~44の何れかの方法。
  53. c2およびRd2が各々H、C1-6アルキル、C1-6ハロアルキル、C6-10アリール、C3-7シクロアルキル、4~10員ヘテロシクロアルキル、C6-10アリール-C1-4アルキル、C3-7シクロアルキル-C1-4アルキルおよび4~10員ヘテロシクロアルキル-C1-4アルキルから独立して選択され、ここで、該C1-6アルキル、C1-6ハロアルキル、C6-10アリール、C3-7シクロアルキル、4~10員ヘテロシクロアルキル、C6-10アリール-C1-4アルキル、C3-7シクロアルキル-C1-4アルキルおよび4~10員ヘテロシクロアルキル-C1-4アルキルが各々場合によりC1-4アルキル、C1-4ハロアルキル、ハロ、CN、ORa3、C(O)Rb3、C(O)ORa3およびS(O)b3から独立して選択される1個、2個、3個、4個または5個の置換基で置換されている、請求項1~52の何れかの方法。
  54. ZがCRであり、RがH以外である、請求項1~53の何れかの方法。
  55. ZがCRであり、RがHである、請求項1~53の何れかの方法。
  56. ZがCRであり、RがC1-6アルキルである、請求項1~53の何れかの方法。
  57. ZがCRであり、RがC1-6アルキル、ハロまたはCNである、請求項1~53の何れかの方法。
  58. 処置が式II:
    を有する化合物またはその薬学的に許容される塩の投与を含む、請求項1の方法。
  59. 処置が式IIIA、IIIB、IIIC、IIIDまたはIIIE:
    を有する化合物またはその薬学的に許容される塩の投与を含む、請求項1の方法。
  60. 処置が式IVAまたはIVB:
    を有する化合物またはその薬学的に許容される塩の投与を含む、請求項1の方法。
  61. 処置が
    4-オキソ-2-(((テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)チオ)メチル)-3,4-ジヒドロキナゾリン-7-カルボニトリル;
    8-メチル-2-(((テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)チオ)メチル)キナゾリン-4(3H)-オン;
    6-メチル-2-(((テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)チオ)メチル)キナゾリン-4(3H)-オン;
    6-メトキシ-2-(((テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)チオ)メチル)キナゾリン-4(3H)-オン;
    8-クロロ-2-(((テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)チオ)メチル)キナゾリン-4(3H)-オン;
    8-メトキシ-2-(((テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)チオ)メチル)キナゾリン-4(3H)-オン;
    8-メチル-2-(1-((テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)チオ)エチル)キナゾリン-4(3H)-オン;
    5-フルオロ-8-メチル-2-(((テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)チオ)メチル)キナゾリン-4(3H)-オン;
    5-メチル-2-(((テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)チオ)メチル)キナゾリン-4(3H)-オン;
    8-ベンジル-2-(((テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)チオ)メチル)キナゾリン-4(3H)-オン;
    7-ベンジル-2-(((テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)チオ)メチル)キナゾリン-4(3H)-オン;
    8-メチル-2-((((テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)メチル)チオ)メチル)キナゾリン-4(3H)-オン;
    8-メチル-2-((ピペリジン-4-イルチオ)メチル)キナゾリン-4(3H)-オントリフルオロアセテート;
    8-メチル-2-(((1-メチルピペリジン-4-イル)チオ)メチル)キナゾリン-4(3H)-オン;
    8-メチル-2-((ピロリジン-3-イルチオ)メチル)キナゾリン-4(3H)-オン;
    8-メチル-2-(((1-メチルピロリジン-3-イル)チオ)メチル)キナゾリン-4(3H)-オン;
    2-(((1-アセチルピペリジン-4-イル)チオ)メチル)-8-メチルキナゾリン-4(3H)-オン;
    8-メチル-2-(((1-(ピリジン-2-イルメチル)ピペリジン-4-イル)チオ)メチル)キナゾリン-4(3H)-オン;
    8-メチル-2-(((テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)スルホニル)メチル)キナゾリン-4(3H)-オン;
    2-((アゼパン-4-イルチオ)メチル)-8-メチルキナゾリン-4(3H)-オン;
    2-(((4-(ジメチルアミノ)シクロヘキシル)チオ)メチル)-8-メチルキナゾリン-4(3H)-オン;
    2-(((4-ヒドロキシシクロヘキシル)チオ)メチル)-8-メチルキナゾリン-4(3H)-オン;
    2-((((trans)-4-ヒドロキシシクロヘキシル)チオ)メチル)-8-メチルキナゾリン-4(3H)-オン;
    2-((((cis)-4-ヒドロキシシクロヘキシル)チオ)メチル)-8-メチルキナゾリン-4(3H)-オン;
    2-((アゼチジン-3-イルチオ)メチル)-8-メチルキナゾリン-4(3H)-オン;
    2-((((trans)-4-メトキシシクロヘキシル)チオ)メチル)-8-メチルキナゾリン-4(3H)-オン;
    2-((((cis)-4-メトキシシクロヘキシル)チオ)メチル)-8-メチルキナゾリン-4(3H)-オン;
    4-オキソ-2-(((テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)チオ)メチル)-3,4-ジヒドロキナゾリン-8-カルボニトリル;
    7-フェノキシ-2-(((テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)チオ)メチル)キナゾリン-4(3H)-オン;
    7-フルオロ-2-(((テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)チオ)メチル)キナゾリン-4(3H)-オン;
    7-メトキシ-2-(((テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)チオ)メチル)キナゾリン-4(3H)-オン;
    8-メチル-2-(((1-メチルピペリジン-3-イル)チオ)メチル)キナゾリン-4(3H)-オン;
    7-フルオロ-8-メチル-2-(((テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)チオ)メチル)キナゾリン-4(3H)-オン;
    5-クロロ-8-メチル-2-(((テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)チオ)メチル)キナゾリン-4(3H)-オン;
    8-メチル-2-(((テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)チオ)メチル)-5-(トリフルオロメチル)キナゾリン-4(3H)-オン;
    2-(((テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)チオ)メチル)ピリド[3,2-d]ピリミジン-4(3H)-オン;
    2-(((テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)チオ)メチル)ピリド[3,4-d]ピリミジン-4(3H)-オン;
    2-((((trans)-3-(ベンジルオキシ)シクロブチル)チオ)メチル)-8-メチルキナゾリン-4(3H)-オン;
    8-メチル-2-((オキセタン-3-イルチオ)メチル)キナゾリン-4(3H)-オン;
    2-(((テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)チオ)メチル)ピリド[4,3-d]ピリミジン-4(3H)-オン;
    8-メチル-2-(((テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)チオ)メチル)ピリド[3,2-d]ピリミジン-4(3H)-オン;
    8-メチル-2-(((テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)チオ)メチル)ピリド[3,4-d]ピリミジン-4(3H)-オン;
    2-(((テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)チオ)メチル)ピリド[2,3-d]ピリミジン-4(3H)-オン;
    6-クロロ-8-メチル-2-(((テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)チオ)メチル)キナゾリン-4(3H)-オン;
    7,8-ジフルオロ-2-(((テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)チオ)メチル)キナゾリン-4(3H)-オン;
    7-フルオロ-2-((((trans)-4-ヒドロキシシクロヘキシル)チオ)メチル)キナゾリン-4(3H)-オン;
    2-(((trans-3-ヒドロキシシクロブチル)チオ)メチル)-8-メチルキナゾリン-4(3H)-オン;
    8-メチル-2-((ピペリジン-3-イルチオ)メチル)キナゾリン-4(3H)-オン;
    2-(((trans-4-アミノシクロヘキシル)チオ)メチル)-8-メチルキナゾリン-4(3H)-オン;
    2-(((cis-4-アミノシクロヘキシル)チオ)メチル)-8-メチルキナゾリン-4(3H)-オン;
    5-フルオロ-8-メチル-2-((ピペリジン-4-イルチオ)メチル)キナゾリン-4(3H)-オン;
    2-(((trans-3-アミノシクロブチル)チオ)メチル)-8-メチルキナゾリン-4(3H)-オン;
    2-(((4-アミノシクロヘプチル)チオ)メチル)-8-メチルキナゾリン-4(3H)-オン;
    2-(((trans-4-アミノシクロヘプチル)チオ)メチル)-8-メチルキナゾリン-4(3H)-オン;
    2-(((cis-4-アミノシクロヘプチル)チオ)メチル)-8-メチルキナゾリン-4(3H)-オン;
    5-フルオロ-2-(((4-ヒドロキシシクロヘキシル)チオ)メチル)-8-メチルキナゾリン-4(3H)-オン;
    5-フルオロ-2-(((trans-4-ヒドロキシシクロヘキシル)チオ)メチル)-8-メチルキナゾリン-4(3H)-オン;
    5-フルオロ-2-(((cis-4-ヒドロキシシクロヘキシル)チオ)メチル)-8-メチルキナゾリン-4(3H)-オン;
    2-(((4-ヒドロキシシクロヘキシル)チオ)メチル)-8-メチル-5-(トリフルオロメチル)キナゾリン-4(3H)-オン;
    2-(((trans-4-ヒドロキシシクロヘキシル)チオ)メチル)-8-メチル-5-(トリフルオロメチル)キナゾリン-4(3H)-オン;
    2-(((cis-4-ヒドロキシシクロヘキシル)チオ)メチル)-8-メチル-5-(トリフルオロメチル)キナゾリン-4(3H)-オン;
    2-(((trans-4-(ヒドロキシメチル)シクロヘキシル)チオ)メチル)-8-メチルキナゾリン-4(3H)-オン;
    2-(((cis-4-(ヒドロキシメチル)シクロヘキシル)チオ)メチル)-8-メチルキナゾリン-4(3H)-オン;
    2-(((4-(アミノメチル)シクロヘキシル)チオ)メチル)-8-メチルキナゾリン-4(3H)-オン;
    2-(((cis-4-(アミノメチル)シクロヘキシル)チオ)メチル)-8-メチルキナゾリン-4(3H)-オン;
    2-(((trans-4-(アミノメチル)シクロヘキシル)チオ)メチル)-8-メチルキナゾリン-4(3H)-オン;
    2-(((4-((ジメチルアミノ)メチル)シクロヘキシル)チオ)メチル)-8-メチルキナゾリン-4(3H)-オン;
    2-(((cis-4-((ジメチルアミノ)メチル)シクロヘキシル)チオ)メチル)-8-メチルキナゾリン-4(3H)-オン;
    2-(((trans-4-((ジメチルアミノ)メチル)シクロヘキシル)チオ)メチル)-8-メチルキナゾリン-4(3H)-オン;
    2-(((trans-3-(ヒドロキシメチル)シクロヘキシル)チオ)メチル)-8-メチルキナゾリン-4(3H)-オン;
    2-(((cis-3-(ヒドロキシメチル)シクロヘキシル)チオ)メチル)-8-メチルキナゾリン-4(3H)-オン;
    2-((((cis)-3-((ジメチルアミノ)メチル)シクロヘキシル)チオ)メチル)-8-メチルキナゾリン-4(3H)-オン;
    8-メチル-2-(((trans-4-((メチルアミノ)メチル)シクロヘキシル)チオ)メチル)キナゾリン-4(3H)-オン;
    7-アミノ-2-(((テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)チオ)メチル)キナゾリン-4(3H)-オン;
    N-(4-オキソ-2-(((テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)チオ)メチル)-3,4-ジヒドロキナゾリン-7-イル)アセトアミド;
    N-(4-オキソ-2-(((テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)チオ)メチル)-3,4-ジヒドロキナゾリン-7-イル)ベンズアミド;
    N-メチル-4-オキソ-2-(((テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)チオ)メチル)-3,4-ジヒドロキナゾリン-7-カルボキサミド;
    4-オキソ-N-フェニル-2-(((テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)チオ)メチル)-3,4-ジヒドロキナゾリン-7-カルボキサミド;
    7-(フェニルアミノ)-2-(((テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)チオ)メチル)キナゾリン-4(3H)-オン;
    7-(ピリジン-3-イルアミノ)-2-(((テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)チオ)メチル)キナゾリン-4(3H)-オン;
    7-(ピリジン-2-イルアミノ)-2-(((テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)チオ)メチル)キナゾリン-4(3H)-オン;
    7-((4-メトキシフェニル)アミノ)-2-(((テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)チオ)メチル)キナゾリン-4(3H)-オン;
    7-((3-メトキシフェニル)アミノ)-2-(((テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)チオ)メチル)キナゾリン-4(3H)-オン;
    7-((2-メトキシフェニル)アミノ)-2-(((テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)チオ)メチル)キナゾリン-4(3H)-オン;
    7-(ピラジン-2-イルアミノ)-2-(((テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)チオ)メチル)キナゾリン-4(3H)-オン;
    7-(ピリジン-4-イルアミノ)-2-(((テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)チオ)メチル)キナゾリン-4(3H)-オン;
    7-(ピリミジン-5-イルアミノ)-2-(((テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)チオ)メチル)キナゾリン-4(3H)-オン;
    7-((1-メチル-1H-イミダゾール-2-イル)アミノ)-2-(((テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)チオ)メチル)キナゾリン-4(3H)-オン;
    2-(((テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)チオ)メチル)-7-(チアゾール-2-イルアミノ)キナゾリン-4(3H)-オン;
    7-((2-メチルピリジン-3-イル)アミノ)-2-(((テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)チオ)メチル)キナゾリン-4(3H)-オン;
    7-((4-メチルピリジン-3-イル)アミノ)-2-(((テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)チオ)メチル)キナゾリン-4(3H)-オン;
    7-((5-メチルピリジン-3-イル)アミノ)-2-(((テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)チオ)メチル)キナゾリン-4(3H)-オン;
    7-(4-アミノ-1H-ピラゾール-1-イル)-2-(((テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)チオ)メチル)キナゾリン-4(3H)-オン;
    7-(イソキサゾール-3-イルアミノ)-2-(((テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)チオ)メチル)キナゾリン-4(3H)-オン;
    8-メチル-7-(フェニルアミノ)-2-(((テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)チオ)メチル)キナゾリン-4(3H)-オン;
    7-(ベンジルオキシ)-2-(((テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)チオ)メチル)キナゾリン-4(3H)-オン;
    2-(((4-ヒドロキシシクロヘキシル)チオ)メチル)-7-(フェニルアミノ)キナゾリン-4(3H)-オン;
    2-(((trans-4-ヒドロキシシクロヘキシル)チオ)メチル)-7-(フェニルアミノ)キナゾリン-4(3H)-オン;
    2-(((cis-4-ヒドロキシシクロヘキシル)チオ)メチル)-7-(フェニルアミノ)キナゾリン-4(3H)-オン;
    2-(((cis-4-ヒドロキシシクロヘキシル)チオ)メチル)-7-(ピリジン-3-イルアミノ)キナゾリン-4(3H)-オン;
    2-(((trans-4-ヒドロキシシクロヘキシル)チオ)メチル)-7-(ピリジン-3-イルアミノ)キナゾリン-4(3H)-オン;
    7-(シクロペンチルアミノ)-2-(((trans-4-ヒドロキシシクロヘキシル)チオ)メチル)キナゾリン-4(3H)-オン;
    7-(シクロペンチルアミノ)-2-(((cis-4-ヒドロキシシクロヘキシル)チオ)メチル)キナゾリン-4(3H)-オン;
    2-(((trans-4-(ヒドロキシメチル)シクロヘキシル)チオ)メチル)-7-(フェニルアミノ)キナゾリン-4(3H)-オン;
    2-(((cis-4-(ヒドロキシメチル)シクロヘキシル)チオ)メチル)-7-(フェニルアミノ)キナゾリン-4(3H)-オン;
    2-(((cis-4-(ヒドロキシメチル)シクロヘキシル)チオ)メチル)-7-(ピリジン-3-イルアミノ)キナゾリン-4(3H)-オン;
    2-(((trans-4-(ヒドロキシメチル)シクロヘキシル)チオ)メチル)-7-(ピリジン-3-イルアミノ)キナゾリン-4(3H)-オン;
    7-(シクロヘキシルアミノ)-2-(((テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)チオ)メチル)キナゾリン-4(3H)-オン;
    7-(ジメチルアミノ)-2-(((テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)チオ)メチル)キナゾリン-4(3H)-オン;
    7-(メチルアミノ)-2-(((テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)チオ)メチル)キナゾリン-4(3H)-オン;
    7-モルホリノ-2-(((テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)チオ)メチル)キナゾリン-4(3H)-オン;
    7-(4-メチルピペラジン-1-イル)-2-(((テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)チオ)メチル)キナゾリン-4(3H)-オン;
    7-((1-メチルピペリジン-4-イル)アミノ)-2-(((テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)チオ)メチル)キナゾリン-4(3H)-オン;
    7-((テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)アミノ)-2-(((テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)チオ)メチル)キナゾリン-4(3H)-オン;
    7-(シクロペンチルアミノ)-2-(((テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)チオ)メチル)キナゾリン-4(3H)-オン;
    7-(イソプロピルアミノ)-2-(((テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)チオ)メチル)キナゾリン-4(3H)-オン;
    7-((ピリジン-4-イルメチル)アミノ)-2-(((テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)チオ)メチル)キナゾリン-4(3H)-オン;
    7-((ピリジン-2-イルメチル)アミノ)-2-(((テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)チオ)メチル)キナゾリン-4(3H)-オン;
    7-(ベンジルアミノ)-2-(((テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)チオ)メチル)キナゾリン-4(3H)-オン;
    7-((1-フェニルエチル)アミノ)-2-(((テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)チオ)メチル)キナゾリン-4(3H)-オン;
    2-(((テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)チオ)メチル)-7-((テトラヒドロフラン-3-イル)アミノ)キナゾリン-4(3H)-オン;
    7-(シクロブチルアミノ)-2-(((テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)チオ)メチル)キナゾリン-4(3H)-オン;
    7-((ピリジン-3-イルメチル)アミノ)-2-(((テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)チオ)メチル)キナゾリン-4(3H)-オン;
    7-(シクロプロピルアミノ)-2-(((テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)チオ)メチル)キナゾリン-4(3H)-オン;
    7-(シクロヘキシル(メチル)アミノ)-2-(((テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)チオ)メチル)キナゾリン-4(3H)-オン;
    7-[(1-ベンジル-3-ピペリジル)アミノ]-2-(テトラヒドロピラン-4-イルスルファニルメチル)-3H-キナゾリン-4-オン;
    7-(3-ピペリジルアミノ)-2-(テトラヒドロピラン-4-イルスルファニルメチル)-3H-キナゾリン-4-オン;
    7-((1-ベンジルピペリジン-4-イル)アミノ)-2-(((テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)チオ)メチル)キナゾリン-4(3H)-オン;
    7-(ピペリジン-4-イルアミノ)-2-(((テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)チオ)メチル)キナゾリン-4(3H)-オン;
    7-(ピロリジン-3-イルアミノ)-2-(((テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)チオ)メチル)キナゾリン-4(3H)-オン;
    7-((1-アセチルピペリジン-4-イル)アミノ)-2-(((テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)チオ)メチル)キナゾリン-4(3H)-オン;
    7-((1-アセチルピペリジン-3-イル)アミノ)-2-(((テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)チオ)メチル)キナゾリン-4(3H)-オン;
    7-((1-メチルピペリジン-3-イル)アミノ)-2-(((テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)チオ)メチル)キナゾリン-4(3H)-オン
    7-((1-アセチルピロリジン-3-イル)アミノ)-2-(((テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)チオ)メチル)キナゾリン-4(3H)-オン;
    8-メチル-7-フェノキシ-2-(((テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)チオ)メチル)キナゾリン-4(3H)-オン;
    7-(シクロヘキシルアミノ)-2-(((trans-4-(ヒドロキシメチル)シクロヘキシル)チオ)メチル)キナゾリン-4(3H)-オン;
    7-(シクロヘキシルアミノ)-2-(((cis-4-(ヒドロキシメチル)シクロヘキシル)チオ)メチル)キナゾリン-4(3H)-オン;
    8-メチル-2-(((1-((1-メチル-1H-イミダゾール-2-イル)メチル)ピペリジン-4-イル)チオ)メチル)キナゾリン-4(3H)-オン;
    N-(4-((4-(((8-メチル-4-オキソ-3,4-ジヒドロキナゾリン-2-イル)メチル)チオ)ピペリジン-1-イル)メチル)フェニル)アセトアミド;
    2-(((1-(4-(ジメチルアミノ)ベンジル)ピペリジン-4-イル)チオ)メチル)-8-メチルキナゾリン-4(3H)-オン;
    4-((4-(((8-メチル-4-オキソ-3,4-ジヒドロキナゾリン-2-イル)メチル)チオ)ピペリジン-1-イル)メチル)ベンゾニトリル;
    2-(((1-((1H-ピラゾール-3-イル)メチル)ピペリジン-4-イル)チオ)メチル)-8-メチルキナゾリン-4(3H)-オン;
    8-メチル-2-(((1-((1-メチル-1H-インダゾール-3-イル)メチル)ピペリジン-4-イル)チオ)メチル)-キナゾリン-4(3H)-オン;
    2-(((1-((1,3-ジメチル-1H-ピラゾール-4-イル)メチル)ピペリジン-4-イル)チオ)メチル)-8-メチルキナゾリン-4(3H)-オン;
    8-メチル-2-(((1-((6-メチルピリジン-2-イル)メチル)ピペリジン-4-イル)チオ)メチル)キナゾリン-4(3H)-オン;
    8-メチル-2-(((1-((3-メチルピリジン-2-イル)メチル)ピペリジン-4-イル)チオ)メチル)キナゾリン-4(3H)-オン;
    8-メチル-2-(((1-フェネチルピペリジン-4-イル)チオ)メチル)キナゾリン-4(3H)-オン;
    8-メチル-2-(((1-((1-メチル-1H-インダゾール-6-イル)メチル)ピペリジン-4-イル)チオ)メチル)キナゾリン-4(3H)-オン;
    8-メチル-2-(((1-((3-メチル-1H-ピラゾール-4-イル)メチル)ピペリジン-4-イル)チオ)メチル)キナゾリン-4(3H)-オン;
    N-(3-((4-(((8-メチル-4-オキソ-3,4-ジヒドロキナゾリン-2-イル)メチル)チオ)ピペリジン-1-イル)メチル)フェニル)アセトアミド;
    2-(((1-((1H-ピロロ[3,2-c]ピリジン-3-イル)メチル)ピペリジン-4-イル)チオ)メチル)-8-メチルキナゾリン-4(3H)-オン;
    2-(((1-(イミダゾ[1,2-a]ピリジン-3-イルメチル)ピペリジン-4-イル)チオ)メチル)-8-メチルキナゾリン-4(3H)-オン;
    2-(((1-((1-ベンジル-1H-イミダゾール-5-イル)メチル)ピペリジン-4-イル)チオ)メチル)-8-メチルキナゾリン-4(3H)-オン;
    2-(((1-((1-ベンジル-1H-ピラゾール-4-イル)メチル)ピペリジン-4-イル)チオ)メチル)-8-メチルキナゾリン-4(3H)-オン;
    2-(2-((4-(((8-メチル-4-オキソ-3,4-ジヒドロキナゾリン-2-イル)メチル)チオ)ピペリジン-1-イル)メチル)フェノキシ)アセトニトリル;
    8-メチル-2-(((1-((2-オキソインドリン-6-イル)メチル)ピペリジン-4-イル)チオ)メチル)キナゾリン-4(3H)-オン;
    2-(((1-((5-メトキシピリジン-2-イル)メチル)ピペリジン-4-イル)チオ)メチル)-8-メチルキナゾリン-4(3H)-オン;
    8-メチル-2-(((1-((4-メチル-3,4-ジヒドロ-2H-ベンゾ[b][1,4]オキサジン-7-イル)メチル)ピペリジン-4-イル)チオ)メチル)キナゾリン-4(3H)-オン;
    (S)-2-(((1-(2,3-ジヒドロキシプロピル)ピペリジン-4-イル)チオ)メチル)-8-メチルキナゾリン-4(3H)-オン;
    (R)-2-(((1-(2,3-ジヒドロキシプロピル)ピペリジン-4-イル)チオ)メチル)-8-メチルキナゾリン-4(3H)-オン;
    (S)-8-メチル-2-(((1-(ピロリジン-2-イルメチル)ピペリジン-4-イル)チオ)メチル)キナゾリン-4(3H)-オン;
    2-(((1-(2-ヒドロキシエチル)ピペリジン-4-イル)チオ)メチル)-8-メチルキナゾリン-4(3H)-オン;
    2-(((1-(2-アミノエチル)ピペリジン-4-イル)チオ)メチル)-8-メチルキナゾリン-4(3H)-オン;
    N-(2-(4-(((8-メチル-4-オキソ-3,4-ジヒドロキナゾリン-2-イル)メチル)チオ)ピペリジン-1-イル)エチル)ピコリンアミド;
    2-(((1-(3-アミノプロピル)ピペリジン-4-イル)チオ)メチル)-8-メチルキナゾリン-4(3H)-オン;
    2-(((1-グリシルピペリジン-4-イル)チオ)メチル)-8-メチルキナゾリン-4(3H)-オン;
    2-(((1-(3-アミノプロパノイル)ピペリジン-4-イル)チオ)メチル)-8-メチルキナゾリン-4(3H)-オン;
    2-(((1-(3-(ジメチルアミノ)プロパノイル)ピペリジン-4-イル)チオ)メチル)-8-メチルキナゾリン-4(3H)-オン;
    (R)-1-(4-アミノ-5-(4-(((8-メチル-4-オキソ-3,4-ジヒドロキナゾリン-2-イル)メチル)チオ)ピペリジン-1-イル)-5-オキソペンチル)グアニジン;
    (S)-1-(4-アミノ-5-(4-(((8-メチル-4-オキソ-3,4-ジヒドロキナゾリン-2-イル)メチル)チオ)ピペリジン-1-イル)-5-オキソペンチル)グアニジン;
    2-(((1-(L-リシル)ピペリジン-4-イル)チオ)メチル)-8-メチルキナゾリン-4(3H)-オン;
    2-(((1-(D-リシル)ピペリジン-4-イル)チオ)メチル)-8-メチルキナゾリン-4(3H)-オン;
    8-メチル-2-(((1-(3-(ピリジン-2-イル)プロパノイル)ピペリジン-4-イル)チオ)メチル)キナゾリン-4(3H)-オン;
    8-メチル-2-(((1-(メチルスルホニル)ピペリジン-4-イル)チオ)メチル)キナゾリン-4(3H)-オン;
    8-メチル-2-(((1-(ピリジン-2-イルスルホニル)ピペリジン-4-イル)チオ)メチル)キナゾリン-4(3H)-オン;
    7-(シクロペンチルアミノ)-5-フルオロ-2-((ピペリジン-4-イルチオ)メチル)キナゾリン-4(3H)-オン;
    7-(シクロブチルアミノ)-5-フルオロ-2-((ピペリジン-4-イルチオ)メチル)キナゾリン-4(3H)-オン;
    N-(((trans)-4-(((8-メチル-4-オキソ-3,4-ジヒドロキナゾリン-2-イル)メチル)チオ)シクロヘキシル)メチル)アセトアミド;
    7-(シクロペンチルアミノ)-2-((ピペリジン-4-イルチオ)メチル)キナゾリン-4(3H)-オン;
    7-(シクロペンチルアミノ)-2-((((1R,4R)-4-(ヒドロキシメチル)シクロヘキシル)チオ)-メチル)キナゾリン-4(3H)-オン;
    2-((((trans)-4-(2-アミノエチル)シクロヘキシル)チオ)メチル)-8-メチルキナゾリン-4(3H)-オン;
    2-(((3-(アミノメチル)シクロブチル)チオ)メチル)-8-メチルキナゾリン-4(3H)-オン;
    2-((((trans)-3-(2-アミノエチル)シクロペンチル)チオ)メチル)-8-メチルキナゾリン-4(3H)-オン
    7-(シクロペンチルアミノ)-5-フルオロ-2-(((テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)チオ)メチル)キナゾリン-4(3H)-オン;
    7-(シクロペンチルアミノ)-5-フルオロ-2-((((1R,4R)-4-ヒドロキシシクロヘキシル)チオ)メチル)-キナゾリン-4(3H)-オン;
    7-(シクロペンチルアミノ)-2-(((テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)チオ)メチル)ピリド[2,3-d]ピリミジン-4(3H)-オン;
    (S)-7-((テトラヒドロ-2H-ピラン-3-イル)アミノ)-2-(((テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)チオ)メチル)キナゾリン-4(3H)-オン;
    7-(シクロペンチルアミノ)-2-(((テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)チオ)メチル)ピリド[3,2-d]ピリミジン-4(3H)-オン;
    7-(シクロペンチルアミノ)-2-(((テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)チオ)メチル)ピリド[4,3-d]ピリミジン-4(3H)-オン;
    2-((アゼパン-4-イルチオ)メチル)-7-(シクロペンチルアミノ)キナゾリン-4(3H)-オン;
    2-(((3-(アミノメチル)シクロペンチル)チオ)メチル)-8-メチルキナゾリン-4(3H)-オン;
    7-((3-メチルイソキサゾール-5-イル)アミノ)-2-(((テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)チオ)メチル)キナゾリン-4(3H)-オン;
    (R)-7-((1-(メチルスルホニル)ピペリジン-3-イル)アミノ)-2-(((テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)チオ)メチル)キナゾリン-4(3H)-オン;
    7-(シクロブチルアミノ)-2-((((1R,4R)-4-ヒドロキシシクロヘキシル)チオ)メチル)キナゾリン-4(3H)-オン;
    7-((1-(メチルスルホニル)アゼチジン-3-イル)アミノ)-2-(((テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)チオ)メチル)キナゾリン-4(3H)-オン;
    (R)-7-((1-(メチルスルホニル)ピペリジン-3-イル)アミノ)-2-((ピペリジン-4-イルチオ)メチル)キナゾリン-4(3H)-オン;
    7-(シクロペンチルオキシ)-2-(((テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)チオ)メチル)キナゾリン-4(3H)-オン;
    8-メチル-2-((オキセパン-4-イルチオ)メチル)キナゾリン-4(3H)-オン;
    7-(シクロペンチルアミノ)-2-((((1R,4R)-4-ヒドロキシシクロヘキシル)チオ)メチル)-5-(トリフルオロメチル)キナゾリン-4(3H)-オン;
    7-(シクロブチルアミノ)-2-((ピペリジン-4-イルチオ)メチル)キナゾリン-4(3H)-オン;
    (R)-7-((1-(メチルスルホニル)ピペリジン-3-イル)アミノ)-2-(((テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)チオ)メチル)ピリド[2,3-d]ピリミジン-4(3H)-オン;
    7-イソブチル-2-(((テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)チオ)メチル)キナゾリン-4(3H)-オン;
    7-(シクロペンチルアミノ)-5-メチル-2-(((テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)チオ)メチル)キナゾリン-4(3H)-オン;
    cis-4-(((8-メチル-4-オキソ-3,4-ジヒドロキナゾリン-2-イル)メチル)チオ)シクロヘキサン-1-カルボキサミド;
    trans-4-(((8-メチル-4-オキソ-3,4-ジヒドロキナゾリン-2-イル)メチル)チオ)シクロヘキサン-1-カルボキサミド;
    5-クロロ-7-(シクロペンチルアミノ)-2-((ピペリジン-4-イルチオ)メチル)キナゾリン-4(3H)-オン;
    7-(シクロペンチルアミノ)-5-メトキシ-2-(((テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)チオ)メチル)キナゾリン-4(3H)-オン;
    メチル4-(((7-(シクロペンチルアミノ)-4-オキソ-3,4-ジヒドロキナゾリン-2-イル)メチル)チオ)ピペリジン-1-カルボキシラート;
    2-((trans)-4-(((8-メチル-4-オキソ-3,4-ジヒドロキナゾリン-2-イル)メチル)チオ)シクロヘキシル)アセトアミド;
    7-(シクロペンチルアミノ)-5-フルオロ-2-(((trans-3-フルオロピペリジン-4-イル)チオ)メチル)キナゾリン-4(3H)-オン;
    7-(シクロペンチルアミノ)-5-フルオロ-2-((((3S,4S)-3-フルオロピペリジン-4-イル)チオ)メチル)キナゾリン-4(3H)-オン;
    7-(シクロペンチルアミノ)-5-フルオロ-2-((((3R,4R)-3-フルオロピペリジン-4-イル)チオ)メチル)キナゾリン-4(3H)-オン;
    7-(シクロペンチルアミノ)-5-フルオロ-2-((((cis)-3-フルオロピペリジン-4-イル)チオ)メチル)キナゾリン-4(3H)-オン;
    7-(シクロペンチルアミノ)-5-フルオロ-2-((((3R,4S)-3-フルオロピペリジン-4-イル)チオ)メチル)キナゾリン-4(3H)-オン;
    7-(シクロペンチルアミノ)-5-フルオロ-2-((((3S,4R)-3-フルオロピペリジン-4-イル)チオ)メチル)キナゾリン-4(3H)-オン;
    7-(シクロペンチルアミノ)-5-フルオロ-2-(((1-(2-ヒドロキシアセチル)ピペリジン-4-イル)チオ)メチル)キナゾリン-4(3H)-オン;
    2-((シクロヘキシルチオ)メチル)-7-(シクロペンチルアミノ)-5-フルオロキナゾリン-4(3H)-オン;
    cis-4-(((7-(シクロペンチルアミノ)-5-フルオロ-4-オキソ-3,4-ジヒドロキナゾリン-2-イル)メチル)チオ)シクロヘキサン-1-カルボン酸;
    trans-4-(((7-(シクロペンチルアミノ)-5-フルオロ-4-オキソ-3,4-ジヒドロキナゾリン-2-イル)メチル)チオ)シクロヘキサン-1-カルボン酸;
    trans-4-(((7-(シクロペンチルアミノ)-5-フルオロ-4-オキソ-3,4-ジヒドロキナゾリン-2-イル)メチル)チオ)シクロヘキサン-1-カルボキサミド;
    7-(シクロプロピルメトキシ)-2-(((テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)チオ)メチル)キナゾリン-4(3H)-オン;
    4-(((7-(シクロペンチルアミノ)-5-フルオロ-4-オキソ-3,4-ジヒドロキナゾリン-2-イル)メチル)チオ)-N,N-ジメチルピペリジン-1-カルボキサミド;
    2-(((cis-6-(ヒドロキシメチル)テトラヒドロ-2H-ピラン-3-イル)チオ)メチル)-8-メチルキナゾリン-4(3H)-オン;
    7-(シクロペンチルアミノ)-5-フルオロ-2-(((trans-3-(トリフルオロメチル)ピペリジン-4-イル)チオ)メチル)キナゾリン-4(3H)-オン;
    7-(シクロペンチルアミノ)-5-フルオロ-2-(((cis-4-フルオロピロリジン-3-イル)チオ)メチル)キナゾリン-4(3H)-オン;
    7-(シクロペンチルアミノ)-5-(ヒドロキシメチル)-2-(((テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)チオ)メチル)キナゾリン-4(3H)-オン;
    7-(シクロペンチルアミノ)-5-(フルオロメチル)-2-(((テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)チオ)メチル)キナゾリン-4(3H)-オン;
    7-(シクロペンチルアミノ)-6-フルオロ-2-((ピペリジン-4-イルチオ)メチル)キナゾリン-4(3H)-オン;
    7-(シクロペンチルアミノ)-5-フルオロ-2-(((trans-2-(トリフルオロメチル)ピペリジン-4-イル)チオ)メチル)キナゾリン-4(3H)-オン;
    7-(シクロペンチルアミノ)-5-フルオロ-2-(((cis-2-(トリフルオロメチル)ピペリジン-4-イル)チオ)メチル)キナゾリン-4(3H)-オン;
    7-(シクロプロピルメトキシ)-2-((ピペリジン-4-イルチオ)メチル)ピリド[2,3-d]ピリミジン-4(3H)-オン;
    7-((シクロブチルメチル)アミノ)-6-メトキシ-2-((ピペリジン-4-イルチオ)メチル)キナゾリン-4(3H)-オン;
    7-((2,2-ジフルオロシクロペンチル)アミノ)-5-フルオロ-2-(((テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)チオ)メチル)キナゾリン-4(3H)-オン;
    7-(シクロペンチルアミノ)-5,6-ジフルオロ-2-((ピペリジン-4-イルチオ)メチル)キナゾリン-4(3H)-オン;
    5-フルオロ-7-((trans-4-モルホリノシクロヘキシル)アミノ)-2-(((テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)チオ)メチル)キナゾリン-4(3H)-オン;
    5-フルオロ-7-((cis-4-モルホリノシクロヘキシル)アミノ)-2-(((テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)チオ)メチル)キナゾリン-4(3H)-オン;
    7-(シクロプロピルメトキシ)-5-フルオロ-2-(((trans-4-ヒドロキシシクロヘキシル)チオ)メチル)キナゾリン-4(3H)-オン;
    5-フルオロ-7-((テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)メトキシ)-2-(((テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)チオ)メチル)キナゾリン-4(3H)-オン;
    7-(シクロブチルメトキシ)-5-メチル-2-(((テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)チオ)メチル)キナゾリン-4(3H)-オン;
    5-フルオロ-2-(((テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)チオ)メチル)-7-((テトラヒドロフラン-3-イル)メトキシ)キナゾリン-4(3H)-オン;
    (R)-5-フルオロ-2-(((テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)チオ)メチル)-7-((テトラヒドロフラン-3-イル)メトキシ)キナゾリン-4(3H)-オン;
    (S)-5-フルオロ-2-(((テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)チオ)メチル)-7-((テトラヒドロフラン-3-イル)メトキシ)キナゾリン-4(3H)-オン;
    7-(シクロペンチルアミノ)-5-フルオロ-2-(((trans-6-フルオロアゼパン-4-イル)チオ)メチル)キナゾリン-4(3H)-オン;
    7-(シクロペンチルアミノ)-5-フルオロ-2-(((cis-6-フルオロアゼパン-4-イル)チオ)メチル)キナゾリン-4(3H)-オン;
    2-((((cis)-6-(アミノメチル)テトラヒドロ-2H-ピラン-3-イル)チオ)メチル)-7-(シクロペンチルアミノ)-5-フルオロキナゾリン-4(3H)-オン;
    2-(((trans-4-(アミノメチル)-4-フルオロシクロヘキシル)チオ)メチル)-7-(シクロペンチルアミノ)-5-フルオロキナゾリン-4(3H)-オン;
    2-(((cis-4-(アミノメチル)-4-フルオロシクロヘキシル)チオ)メチル)-7-(シクロペンチルアミノ)-5-フルオロキナゾリン-4(3H)-オン;
    6-フルオロ-7-((テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)アミノ)-2-(((テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)チオ)メチル)キナゾリン-4(3H)-オン;
    7-(シクロペンチルアミノ)-5-フルオロ-2-(((1-メチルピペリジン-4-イル)チオ)メチル)キナゾリン-4(3H)-オン;
    7-(シクロヘキシルアミノ)-5-フルオロ-2-(((テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)チオ)メチル)キナゾリン-4(3H)-オン;
    7-(シクロヘキシルアミノ)-5-フルオロ-2-((ピペリジン-4-イルチオ)メチル)キナゾリン-4(3H)-オン;
    7-(シクロヘキシルアミノ)-5-フルオロ-2-((((1r,4r)-4-ヒドロキシシクロヘキシル)チオ)メチル)キナゾリン-4(3H)-オン;
    (R)-5-フルオロ-7-((1-(メチルスルホニル)ピペリジン-3-イル)アミノ)-2-(((テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)チオ)メチル)キナゾリン-4(3H)-オン;
    7-(シクロブチルアミノ)-5-フルオロ-2-(((テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)チオ)メチル)キナゾリン-4(3H)-オン;
    7-((2-シクロペンチルエチル)アミノ)-2-(((テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)チオ)メチル)キナゾリン-4(3H)-オン;
    5-クロロ-7-(シクロペンチルアミノ)-2-(((テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)チオ)メチル)キナゾリン-4(3H)-オン;
    7-(シクロペンチルアミノ)-2-(((1-(2,2,2-トリフルオロエチル)ピペリジン-4-イル)チオ)メチル)キナゾリン-4(3H)-オン;
    7-(シクロペンチルアミノ)-5-フルオロ-2-(((1-(オキセタン-3-イル)ピペリジン-4-イル)チオ)メチル)キナゾリン-4(3H)-オン;
    7-((2-(テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)エチル)アミノ)-2-(((テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)チオ)メチル)キナゾリン-4(3H)-オン;
    7-(シクロペンチルアミノ)-5-メチル-2-((ピペリジン-4-イルチオ)メチル)キナゾリン-4(3H)-オン;
    7-(シクロペンチルアミノ)-2-(((1-(2,2-ジフルオロエチル)ピペリジン-4-イル)チオ)メチル)キナゾリン-4(3H)-オン;
    7-(シクロペンチルアミノ)-2-(((1-(3,3,3-トリフルオロプロピル)ピペリジン-4-イル)チオ)メチル)キナゾリン-4(3H)-オン;
    2-(((cis-6-(ヒドロキシメチル)テトラヒドロ-2H-ピラン-2-イル)チオ)メチル)-8-メチルキナゾリン-4(3H)-オン;
    7-((シクロブチルメチル)アミノ)-5-フルオロ-2-((ピペリジン-4-イルチオ)メチル)キナゾリン-4(3H)-オン;
    7-(((2,2-ジフルオロシクロプロピル)メチル)アミノ)-5-フルオロ-2-((ピペリジン-4-イルチオ)メチル)キナゾリン-4(3H)-オン;
    7-(シクロペンチルアミノ)-5-フルオロ-2-(((1-(2,2,2-トリフルオロエチル)ピペリジン-4-イル)チオ)メチル)キナゾリン-4(3H)-オン;
    7-(シクロペンチルアミノ)-2-(((1-(2,2-ジフルオロプロピル)ピペリジン-4-イル)チオ)メチル)キナゾリン-4(3H)-オン;
    7-((シクロプロピルメチル)アミノ)-5-フルオロ-2-((ピペリジン-4-イルチオ)メチル)キナゾリン-4(3H)-オン;
    7-((3,3-ジフルオロシクロペンチル)アミノ)-5-フルオロ-2-((ピペリジン-4-イルチオ)メチル)キナゾリン-4(3H)-オン;
    2-(((trans-4-ヒドロキシシクロヘキシル)チオ)メチル)-7-(((R)-1-(メチルスルホニル)ピペリジン-3-イル)アミノ)キナゾリン-4(3H)-オン;
    (R)-2-(((1-アセチルピペリジン-4-イル)チオ)メチル)-7-((1-(メチルスルホニル)ピペリジン-3-イル)アミノ)キナゾリン-4(3H)-オン;
    5-フルオロ-2-(((trans-4-ヒドロキシシクロヘキシル)チオ)メチル)-7-(((R)-1-(メチルスルホニル)ピペリジン-3-イル)アミノ)キナゾリン-4(3H)-オン;
    7-(シクロペンチルアミノ)-2-(((1,1-ジオキシドテトラヒドロ-2H-チオピラン-4-イル)チオ)メチル)-5-フルオロキナゾリン-4(3H)-オン;
    7-((シクロプロピルメチル)アミノ)-5-フルオロ-2-(((trans-4-ヒドロキシシクロヘキシル)チオ)メチル)キナゾリン-4(3H)-オン;
    5-フルオロ-2-((ピペリジン-4-イルチオ)メチル)-7-(((テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)メチル)アミノ)キナゾリン-4(3H)-オン;
    7-(シクロペンチルアミノ)-2-(((1-(1,1-ジオキシドチエタン-3-イル)ピペリジン-4-イル)チオ)メチル)-5-フルオロキナゾリン-4(3H)-オン;
    7-((シクロプロピルメチル)アミノ)-5-フルオロ-2-(((1-(オキセタン-3-イル)ピペリジン-4-イル)チオ)メチル)キナゾリン-4(3H)-オン;
    7-(シクロプロピルメトキシ)-2-((ピペリジン-4-イルチオ)メチル)キナゾリン-4(3H)-オン;
    7-(シクロペンチルアミノ)-5-フルオロ-2-(((1-(2-(メチルスルホニル)エチル)ピペリジン-4-イル)チオ)メチル)キナゾリン-4(3H)-オン;
    5-フルオロ-7-((2-モルホリノエチル)アミノ)-2-((ピペリジン-4-イルチオ)メチル)キナゾリン-4(3H)-オン;
    7-(シクロプロピルメトキシ)-5-フルオロ-2-((ピペリジン-4-イルチオ)メチル)キナゾリン-4(3H)-オン;
    7-(シクロペンチルアミノ)-5-フルオロ-2-(((1-(2-ヒドロキシ-2-メチルプロパノイル)ピペリジン-4-イル)チオ)メチル)キナゾリン-4(3H)-オン;
    7-(シクロブチルメトキシ)-5-フルオロ-2-((ピペリジン-4-イルチオ)メチル)キナゾリン-4(3H)-オン;
    7-(シクロペンチルアミノ)-5-フルオロ-2-(((1-(ピリジン-2-イルメチル)ピペリジン-4-イル)チオ)メチル)キナゾリン-4(3H)-オン;
    7-(シクロペンチルメトキシ)-5-フルオロ-2-((ピペリジン-4-イルチオ)メチル)キナゾリン-4(3H)-オン;
    2-(4-(((7-(シクロペンチルアミノ)-5-フルオロ-4-オキソ-3,4-ジヒドロキナゾリン-2-イル)メチル)チオ)ピペリジン-1-イル)-N-メチルアセトアミド;
    7-(((2,2-ジフルオロシクロプロピル)メチル)アミノ)-5-メチル-2-((ピペリジン-4-イルチオ)メチル)キナゾリン-4(3H)-オン;
    2-(4-(((7-(シクロペンチルアミノ)-5-フルオロ-4-オキソ-3,4-ジヒドロキナゾリン-2-イル)メチル)チオ)ピペリジン-1-イル)アセトニトリル;
    2-(trans-4-(((7-(シクロペンチルアミノ)-5-フルオロ-4-オキソ-3,4-ジヒドロキナゾリン-2-イル)メチル)チオ)シクロヘキシル)アセトアミド;
    5-フルオロ-7-((2-モルホリノエチル)アミノ)-2-(((テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)チオ)メチル)キナゾリン-4(3H)-オン;
    5-フルオロ-2-(((テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)チオ)メチル)-7-((1-(2,2,2-トリフルオロエチル)ピペリジン-4-イル)アミノ)キナゾリン-4(3H)-オン;
    7-((シクロブチルメチル)アミノ)-6-フルオロ-2-((ピペリジン-4-イルチオ)メチル)キナゾリン-4(3H)-オン;
    7-(シクロヘキシルアミノ)-6-フルオロ-2-(((テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)チオ)メチル)キナゾリン-4(3H)-オン;
    7-(シクロプロピルメトキシ)-5-フルオロ-2-(((テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)チオ)メチル)キナゾリン-4(3H)-オン;
    7-((シクロプロピルメチル)アミノ)-6-フルオロ-2-(((テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)チオ)メチル)キナゾリン-4(3H)-オン;
    7-(シクロペンチルアミノ)-6-フルオロ-2-(((trans-4-ヒドロキシシクロヘキシル)チオ)メチル)キナゾリン-4(3H)-オン;
    7-(シクロペンチルアミノ)-5,6-ジフルオロ-2-(((テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)チオ)メチル)キナゾリン-4(3H)-オン;
    7-(シクロプロピルメトキシ)-5-フルオロ-2-(((cis-3-フルオロピペリジン-4-イル)チオ)メチル)キナゾリン-4(3H)-オン;
    7-((シクロブチルメチル)アミノ)-2-(((1,1-ジオキシドテトラヒドロ-2H-チオピラン-4-イル)チオ)メチル)-6-フルオロキナゾリン-4(3H)-オン;
    7-(シクロプロピルメトキシ)-5-フルオロ-2-(((trans-3-フルオロピペリジン-4-イル)チオ)メチル)キナゾリン-4(3H)-オン;
    5-フルオロ-2-(((テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)チオ)メチル)-7-((1-(3,3,3-トリフルオロプロピル)ピペリジン-4-イル)メトキシ)キナゾリン-4(3H)-オン;
    7-((1-(2,2-ジフルオロプロピル)ピペリジン-4-イル)メトキシ)-5-フルオロ-2-(((テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)チオ)メチル)キナゾリン-4(3H)-オン;
    7-((1-(2,2-ジフルオロエチル)ピペリジン-4-イル)メトキシ)-5-フルオロ-2-(((テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)チオ)メチル)キナゾリン-4(3H)-オン;
    5-フルオロ-7-((1-(オキセタン-3-イル)ピペリジン-4-イル)メトキシ)-2-(((テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)チオ)メチル)キナゾリン-4(3H)-オン;
    5-フルオロ-7-((1-(オキセタン-3-イル)ピペリジン-4-イル)アミノ)-2-(((テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)チオ)メチル)キナゾリン-4(3H)-オン;
    7-((シクロブチルメチル)アミノ)-6-フルオロ-2-(((cis-3-フルオロピペリジン-4-イル)チオ)メチル)キナゾリン-4(3H)-オン;
    7-(シクロブチルメトキシ)-2-(((1,1-ジオキシドテトラヒドロ-2H-チオピラン-4-イル)チオ)メチル)-5-フルオロキナゾリン-4(3H)-オン;
    5-フルオロ-7-((trans-2-フルオロシクロペンチル)アミノ)-2-(((テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)チオ)メチル)キナゾリン-4(3H)-オン;
    5-フルオロ-7-イソブトキシ-2-(((テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)チオ)メチル)キナゾリン-4(3H)-オン;
    7-(シクロブチルメトキシ)-5-フルオロ-2-(((1-(2-ヒドロキシアセチル)ピペリジン-4-イル)チオ)メチル)キナゾリン-4(3H)-オン;
    7-(シクロブチルメトキシ)-2-(((2,2-ジメチルテトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)チオ)メチル)-5-フルオロキナゾリン-4(3H)-オン;
    7-(シクロブチルメトキシ)-2-((シクロヘキシルチオ)メチル)-5-フルオロキナゾリン-4(3H)-オン;
    2-((シクロヘキシルチオ)メチル)-7-(シクロペンチルアミノ)-5,6-ジフルオロキナゾリン-4(3H)-オン;
    trans-4-(((7-(シクロブチルメトキシ)-5-フルオロ-4-オキソ-3,4-ジヒドロキナゾリン-2-イル)メチル)チオ)シクロヘキサン-1-カルボキサミド;
    7-((1-(2,2-ジフルオロエチル)ピペリジン-3-イル)メトキシ)-5-フルオロ-2-(((テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)チオ)メチル)キナゾリン-4(3H)-オン;
    7-(シクロペンチルアミノ)-5,6-ジフルオロ-2-(((trans-4-ヒドロキシシクロヘキシル)チオ)メチル)キナゾリン-4(3H)-オン;
    7-(シクロペンチルメトキシ)-5-フルオロ-2-(((trans-4-ヒドロキシシクロヘキシル)チオ)メチル)キナゾリン-4(3H)-オン;
    7-((2,2-ジフルオロシクロプロピル)メトキシ)-5-フルオロ-2-(((テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)チオ)メチル)キナゾリン-4(3H)-オン;
    7-(シクロペンチルアミノ)-2-(((1,1-ジオキシドテトラヒドロ-2H-チオピラン-4-イル)チオ)メチル)-5,6-ジフルオロキナゾリン-4(3H)-オン;
    7-((3,3-ジフルオロシクロブチル)メトキシ)-5-フルオロ-2-(((テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)チオ)メチル)キナゾリン-4(3H)-オン;
    5-フルオロ-2-(((trans-4-ヒドロキシシクロヘキシル)チオ)メチル)-7-((テトラヒドロ-2H-ピラン-3-イル)メトキシ)キナゾリン-4(3H)-オン;
    5-フルオロ-7-((テトラヒドロ-2H-ピラン-3-イル)メトキシ)-2-(((テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)チオ)メチル)キナゾリン-4(3H)-オン;
    5-フルオロ-2-(((テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)チオ)メチル)-7-((テトラヒドロフラン-2-イル)メトキシ)キナゾリン-4(3H)-オン;
    (R)-5-フルオロ-2-(((テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)チオ)メチル)-7-((テトラヒドロフラン-2-イル)メトキシ)キナゾリン-4(3H)-オン;
    (S)-5-フルオロ-2-(((テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)チオ)メチル)-7-((テトラヒドロフラン-2-イル)メトキシ)キナゾリン-4(3H)-オン;
    5,6-ジフルオロ-2-(((テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)チオ)メチル)-7-(((テトラヒドロフラン-3-イル)メチル)アミノ)キナゾリン-4(3H)-オン;
    (S)-5,6-ジフルオロ-2-(((テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)チオ)メチル)-7-(((テトラヒドロフラン-3-イル)メチル)アミノ)キナゾリン-4(3H)-オン;
    (R)-5,6-ジフルオロ-2-(((テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)チオ)メチル)-7-(((テトラヒドロフラン-3-イル)メチル)アミノ)キナゾリン-4(3H)-オン;
    5-フルオロ-2-((((trans)-4-ヒドロキシシクロヘキシル)チオ)メチル)-7-((テトラヒドロフラン-3-イル)メトキシ)キナゾリン-4(3H)-オン;
    5-フルオロ-2-((((trans)-4-ヒドロキシシクロヘキシル)チオ)メチル)-7-(((R)-テトラヒドロフラン-3-イル)メトキシ)キナゾリン-4(3H)-オン;
    5-フルオロ-2-((((trans)-4-ヒドロキシシクロヘキシル)チオ)メチル)-7-(((S)-テトラヒドロフラン-3-イル)メトキシ)キナゾリン-4(3H)-オン;
    5-フルオロ-7-(((trans)-3-フルオロ-1-メチルピペリジン-4-イル)メトキシ)-2-(((テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)チオ)メチル)キナゾリン-4(3H)-オン;
    5-フルオロ-7-(((3S,4S)-3-フルオロ-1-メチルピペリジン-4-イル)メトキシ)-2-(((テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)チオ)メチル)キナゾリン-4(3H)-オン;
    5-フルオロ-7-(((3R,4R)-3-フルオロ-1-メチルピペリジン-4-イル)メトキシ)-2-(((テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)チオ)メチル)キナゾリン-4(3H)-オン;
    5,6-ジフルオロ-7-(((cis)-3-メトキシシクロブチル)アミノ)-2-(((テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)チオ)メチル)キナゾリン-4(3H)-オン;
    N-((cis)-4-(((7-(シクロプロピルメトキシ)-5-フルオロ-4-オキソ-3,4-ジヒドロキナゾリン-2-イル)メチル)チオ)シクロヘキシル)アセトアミド;
    N-((trans)-4-(((7-(シクロプロピルメトキシ)-5-フルオロ-4-オキソ-3,4-ジヒドロキナゾリン-2-イル)メチル)チオ)シクロヘキシル)アセトアミド;
    7-(((cis)-3-エトキシシクロブチル)アミノ)-5,6-ジフルオロ-2-(((テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)チオ)メチル)キナゾリン-4(3H)-オン;
    5-フルオロ-2-((((cis)-4-ヒドロキシ-4-メチルシクロヘキシル)チオ)メチル)-7-((テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)メトキシ)キナゾリン-4(3H)-オン;
    7-((1-アセチルピペリジン-4-イル)メトキシ)-5-フルオロ-2-(((テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)チオ)メチル)キナゾリン-4(3H)-オン;
    2-((((trans)-4-(アミノメチル)-4-フルオロシクロヘキシル)チオ)メチル)-7-(シクロブチルメトキシ)-5-フルオロキナゾリン-4(3H)-オン;
    5-フルオロ-7-(((3S,4S)-3-フルオロ-1-メチルピペリジン-4-イル)メトキシ)-2-((((trans)-4-ヒドロキシシクロヘキシル)チオ)メチル)キナゾリン-4(3H)-オン;
    5-フルオロ-7-(((3R,4R)-3-フルオロ-1-メチルピペリジン-4-イル)メトキシ)-2-((((trans)-4-ヒドロキシシクロヘキシル)チオ)メチル)キナゾリン-4(3H)-オン
    7-((シクロプロピルメチル)アミノ)-5,6-ジフルオロ-2-(((テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)チオ)メチル)キナゾリン-4(3H)-オン;
    5,6-ジフルオロ-7-(((テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)メチル)アミノ)-2-(((テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)チオ)メチル)キナゾリン-4(3H)-オン;
    7-((シクロブチルメチル)アミノ)-2-(((1,1-ジオキシドテトラヒドロ-2H-チオピラン-4-イル)チオ)メチル)-5,6-ジフルオロキナゾリン-4(3H)-オン;
    5-フルオロ-7-(((trans)-2-フルオロシクロペンチル)アミノ)-2-((((trans)-4-ヒドロキシシクロヘキシル)チオ)メチル)キナゾリン-4(3H)-オン;
    5-フルオロ-7-(((cis)-2-フルオロシクロペンチル)アミノ)-2-((((trans)-4-ヒドロキシシクロヘキシル)チオ)メチル)キナゾリン-4(3H)-オン;
    5-フルオロ-2-((((trans)-4-ヒドロキシシクロヘキシル)チオ)メチル)-7-((テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)メトキシ)キナゾリン-4(3H)-オン;
    5-フルオロ-7-(オキセタン-3-イルメトキシ)-2-(((テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)チオ)メチル)キナゾリン-4(3H)-オン;
    7-((1,4-ジオキサn-2-イル)メトキシ)-5-フルオロ-2-(((テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)チオ)メチル)キナゾリン-4(3H)-オン;
    7-((2,2-ジフルオロシクロヘキシル)アミノ)-5-フルオロ-2-(((テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)チオ)メチル)キナゾリン-4(3H)-オン;
    5,6-ジフルオロ-7-(((trans)-4-(4-メチルピペラジン-1-イル)シクロヘキシル)アミノ)-2-(((テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)チオ)メチル)キナゾリン-4(3H)-オン;
    5,6-ジフルオロ-7-(((cis)-4-(4-メチルピペラジン-1-イル)シクロヘキシル)アミノ)-2-(((テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)チオ)メチル)キナゾリン-4(3H)-オン;
    (R)-5,6-ジフルオロ-7-((テトラヒドロ-2H-ピラン-3-イル)アミノ)-2-(((テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)チオ)メチル)キナゾリン-4(3H)-オン;
    7-(((R)-1-アセチルピロリジン-3-イル)アミノ)-5,6-ジフルオロ-2-((((trans)-4-ヒドロキシシクロヘキシル)チオ)メチル)キナゾリン-4(3H)-オン;
    7-((2,2-ジフルオロシクロペンチル)アミノ)-5-フルオロ-2-((((trans)-4-ヒドロキシシクロヘキシル)チオ)メチル)キナゾリン-4(3H)-オン;
    7-((1,1-ジオキシドテトラヒドロ-2H-チオピラン-4-イル)メトキシ)-5-フルオロ-2-(((テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)チオ)メチル)キナゾリン-4(3H)-オン;
    5-フルオロ-7-(((trans)-3-フルオロピペリジン-4-イル)メトキシ)-2-(((テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)チオ)メチル)キナゾリン-4(3H)-オン;
    5-クロロ-7-((テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)メトキシ)-2-(((テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)チオ)メチル)キナゾリン-4(3H)-オン;
    5,6-ジフルオロ-2-((((trans)-4-ヒドロキシシクロヘキシル)チオ)メチル)-7-((1-(3,3,3-トリフルオロプロピル)ピペリジン-4-イル)アミノ)キナゾリン-4(3H)-オン;
    7-((5,5-ジメチルテトラヒドロフラン-3-イル)メトキシ)-5-フルオロ-2-((((trans)-4-ヒドロキシシクロヘキシル)チオ)メチル)キナゾリン-4(3H)-オン;
    5-フルオロ-2-((((trans)-4-メトキシシクロヘキシル)チオ)メチル)-7-((テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)メトキシ)キナゾリン-4(3H)-オン;
    5-フルオロ-2-((((cis)-4-メトキシシクロヘキシル)チオ)メチル)-7-((テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)メトキシ)キナゾリン-4(3H)-オン;
    5-フルオロ-2-(((4-メチルテトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)チオ)メチル)-7-((テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)メトキシ)キナゾリン-4(3H)-オン;
    5-フルオロ-7-(((cis)-2-ヒドロキシシクロペンチル)メトキシ)-2-(((テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)チオ)メチル)キナゾリン-4(3H)-オン;
    (trans)-4-((5,6-ジフルオロ-4-オキソ-2-(((テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)チオ)メチル)-3,4-ジヒドロキナゾリン-7-イル)アミノ)シクロヘキサン-1-カルボニトリル;
    (cis)-4-((5,6-ジフルオロ-4-オキソ-2-(((テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)チオ)メチル)-3,4-ジヒドロキナゾリン-7-イル)アミノ)シクロヘキサン-1-カルボニトリル;
    5,6-ジフルオロ-7-(((trans)-3-メトキシシクロブチル)アミノ)-2-(((テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)チオ)メチル)キナゾリン-4(3H)-オン;
    5,6-ジフルオロ-2-((((trans)-4-ヒドロキシシクロヘキシル)チオ)メチル)-7-(((cis)-3-メトキシシクロブチル)アミノ)キナゾリン-4(3H)-オン;
    5-メチル-7-((テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)メトキシ)-2-(((テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)チオ)メチル)キナゾリン-4(3H)-オン;
    5-フルオロ-2-((((cis)-4-ヒドロキシシクロヘキシル)チオ)メチル)-7-((テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)メトキシ)キナゾリン-4(3H)-オン;
    2-(((4,4-ジフルオロシクロヘキシル)チオ)メチル)-5-フルオロ-7-((テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)メトキシ)キナゾリン-4(3H)-オン;
    7-((1-アセチルピロリジン-3-イル)メトキシ)-5-フルオロ-2-(((テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)チオ)メチル)キナゾリン-4(3H)-オン;
    7-(2-シクロヘキシルエチル)-5-フルオロ-2-(((テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)チオ)メチル)キナゾリン-4(3H)-オン;
    7-(((1-アセチルピペリジン-4-イル)メチル)アミノ)-5,6-ジフルオロ-2-(((テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)チオ)メチル)キナゾリン-4(3H)-オン;
    5-フルオロ-7-(((テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)メチル)チオ)-2-(((テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)チオ)メチル)キナゾリン-4(3H)-オン;
    5-フルオロ-7-(((cis)-4-フルオロピロリジン-3-イル)メトキシ)-2-(((テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)チオ)メチル)キナゾリン-4(3H)-オン;
    5-フルオロ-7-(((cis)-4-フルオロ-1-メチルピロリジン-3-イル)メトキシ)-2-(((テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)チオ)メチル)キナゾリン-4(3H)-オン;
    5-フルオロ-2-((((cis)-4-ヒドロキシ-4-メチルシクロヘキシル)チオ)メチル)-7-((テトラヒドロフラン-3-イル)メトキシ)キナゾリン-4(3H)-オン;
    5,6-ジフルオロ-2-((((cis)-4-ヒドロキシ-4-メチルシクロヘキシル)チオ)メチル)-7-(((cis)-3-メトキシシクロブチル)アミノ)キナゾリン-4(3H)-オン;
    5-フルオロ-7-((テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)メトキシ)-2-((((trans)-4-(トリフルオロメトキシ)シクロヘキシル)チオ)メチル)キナゾリン-4(3H)-オン;
    5-ブロモ-2-(((テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)チオ)メチル)-7-((テトラヒドロフラン-3-イル)メトキシ)キナゾリン-4(3H)-オン;
    5,6-ジフルオロ-2-((((trans)-4-ヒドロキシシクロヘキシル)チオ)メチル)-7-(((trans)-4-メトキシシクロヘキシル)アミノ)キナゾリン-4(3H)-オン;
    N-((trans)-4-(((7-(シクロプロピルメトキシ)-5-フルオロ-4-オキソ-3,4-ジヒドロキナゾリン-2-イル)メチル)チオ)シクロヘキシル)プロピオンアミド;
    5,6-ジフルオロ-2-((((trans)-4-ヒドロキシシクロヘキシル)チオ)メチル)-7-(((cis)-4-メトキシシクロヘキシル)アミノ)キナゾリン-4(3H)-オン;
    N-(4-(((7-(シクロプロピルメトキシ)-5-フルオロ-4-オキソ-3,4-ジヒドロキナゾリン-2-イル)メチル)チオ)-1-メチルシクロヘキシル)アセトアミド;
    5,6-ジフルオロ-2-((((trans)-4-ヒドロキシシクロヘキシル)チオ)メチル)-7-(((R)-テトラヒドロ-2H-ピラン-3-イル)アミノ)キナゾリン-4(3H)-オン;
    5-フルオロ-2-((((trans)-3-ヒドロキシシクロブチル)チオ)メチル)-7-((テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)メトキシ)キナゾリン-4(3H)-オン;
    4-オキソ-2-(((テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)チオ)メチル)-7-((テトラヒドロフラン-3-イル)メトキシ)-3,4-ジヒドロキナゾリン-5-カルボニトリル;
    5,6-ジフルオロ-7-(ネオペンチルアミノ)-2-(((テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)チオ)メチル)キナゾリン-4(3H)-オン;
    5-フルオロ-7-(((cis)-3-ヒドロキシ-3-メチルシクロブチル)メトキシ)-2-(((テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)チオ)メチル)キナゾリン-4(3H)-オン;
    5-フルオロ-7-(((trans)-3-ヒドロキシ-3-メチルシクロブチル)メトキシ)-2-(((テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)チオ)メチル)キナゾリン-4(3H)-オン;
    N-((cis)-3-(((5-フルオロ-4-オキソ-7-((テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)メトキシ)-3,4-ジヒドロキナゾリン-2-イル)メチル)チオ)シクロブチル)アセトアミド;
    5-フルオロ-7-(((cis)-3-フルオロ-1-メチルピペリジン-4-イル)メトキシ)-2-(((テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)チオ)メチル)キナゾリン-4(3H)-オン;
    N-((trans)-4-(((5,6-ジフルオロ-7-(((cis)-3-メトキシシクロブチル)アミノ)-4-オキソ-3,4-ジヒドロキナゾリン-2-イル)メチル)チオ)シクロヘキシル)アセトアミド;
    7-((1-(シクロプロパンカルボニル)ピペリジン-4-イル)メトキシ)-5-フルオロ-2-(((テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)チオ)メチル)キナゾリン-4(3H)-オン;
    N-((trans)-4-(((5-フルオロ-4-オキソ-7-((テトラヒドロフラン-3-イル)メトキシ)-3,4-ジヒドロキナゾリン-2-イル)メチル)チオ)シクロヘキシル)アセトアミド;
    N-((trans)-4-(((7-(シクロブチルアミノ)-5,6-ジフルオロ-4-オキソ-3,4-ジヒドロキナゾリン-2-イル)メチル)チオ)シクロヘキシル)アセトアミド;
    N-((trans)-3-(((5-フルオロ-4-オキソ-7-((テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)メトキシ)-3,4-ジヒドロキナゾリン-2-イル)メチル)チオ)シクロブチル)アセトアミド;
    7-(1-シクロペンチルエトキシ)-5-フルオロ-2-(((テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)チオ)メチル)-5,6,7,8-テトラヒドロキナゾリン-4(3H)-オン;
    N-((trans)-4-(((7-(シクロプロピルメトキシ)-5-フルオロ-4-オキソ-3,4-ジヒドロキナゾリン-2-イル)メチル)チオ)シクロヘキシル)シクロプロパンカルボキサミド;
    7-((1-アセチルピペリジン-4-イル)メトキシ)-5-フルオロ-2-((((trans)-4-ヒドロキシシクロヘキシル)チオ)メチル)キナゾリン-4(3H)-オン;
    5-フルオロ-7-((1-イソブチリルピペリジン-4-イル)メトキシ)-2-(((テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)チオ)メチル)キナゾリン-4(3H)-オン;
    5-フルオロ-7-((1-プロピオニルピペリジン-4-イル)メトキシ)-2-(((テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)チオ)メチル)キナゾリン-4(3H)-オン;
    5-フルオロ-7-(ピペリジン-4-イルメトキシ)-2-(((テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)チオ)メチル)キナゾリン-4(3H)-オン;
    5,6-ジフルオロ-7-((1-(テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)エチル)アミノ)-2-(((テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)チオ)メチル)キナゾリン-4(3H)-オン;
    7-((1-アセチルピペリジン-3-イル)メトキシ)-5-フルオロ-2-(((テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)チオ)メチル)キナゾリン-4(3H)-オン;
    5,6-ジフルオロ-2-(((テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)チオ)メチル)-7-(((cis)-3-(トリフルオロメトキシ)シクロブチル)アミノ)キナゾリン-4(3H)-オン;
    7-アミノ-5,6-ジフルオロ-2-(((テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)チオ)メチル)キナゾリン-4(3H)-オン;
    7-(シクロプロピルメトキシ)-2-((((trans)-4-(ジメチルアミノ)シクロヘキシル)チオ)メチル)-5-フルオロ-7,8-ジヒドロキナゾリン-4(3H)-オン;
    5-フルオロ-2-((((cis)-3-ヒドロキシシクロブチル)チオ)メチル)-7-((テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)メトキシ)キナゾリン-4(3H)-オン;
    5,6-ジフルオロ-7-((テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)メトキシ)-2-(((テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)チオ)メチル)キナゾリン-4(3H)-オン;
    5,6-ジフルオロ-7-((2-メトキシ-2-メチルプロピル)アミノ)-2-(((テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)チオ)メチル)キナゾリン-4(3H)-オン;
    5,6-ジフルオロ-7-((((cis)-3-フルオロ-1-メチルピペリジン-4-イル)メチル)アミノ)-2-(((テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)チオ)メチル)キナゾリン-4(3H)-オン;
    7-((1-アセチルピペリジン-4-イル)メトキシ)-5-フルオロ-2-((((cis)-4-ヒドロキシ-4-メチルシクロヘキシル)チオ)メチル)キナゾリン-4(3H)-オン;
    メチル4-(((5-フルオロ-4-オキソ-2-(((テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)チオ)メチル)-3,4-ジヒドロキナゾリン-7-イル)オキシ)メチル)ピペリジン-1-カルボキシラート;
    5-フルオロ-2-((((trans)-4-ヒドロキシ-4-メチルシクロヘキシル)チオ)メチル)-7-((テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)メトキシ)キナゾリン-4(3H)-オン;
    7-(シクロペンチルアミノ)-5-フルオロ-2-((((trans)-3-フルオロ-1-メチルピペリジン-4-イル)チオ)メチル)キナゾリン-4(3H)-オン;
    7-(シクロペンチルアミノ)-5-フルオロ-2-((((cis)-3-フルオロ-1-メチルピペリジン-4-イル)チオ)メチル)キナゾリン-4(3H)-オン;
    5-フルオロ-7-((4-メチルモルホリン-2-イル)メトキシ)-2-(((テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)チオ)メチル)キナゾリン-4(3H)-オン;
    5-フルオロ-7-((1-メチルピペリジン-4-イル)メトキシ)-2-(((テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)チオ)メチル)キナゾリン-4(3H)-オン;
    5-フルオロ-7-(ネオペンチルオキシ)-2-(((テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)チオ)メチル)キナゾリン-4(3H)-オン;
    7-((1-アセチルピペリジン-4-イル)メトキシ)-5-フルオロ-2-((((trans)-4-ヒドロキシ-4-メチルシクロヘキシル)チオ)メチル)キナゾリン-4(3H)-オン;
    5-フルオロ-7-((テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)メトキシ)-2-((((cis)-4-(トリフルオロメトキシ)シクロヘキシル)チオ)メチル)キナゾリン-4(3H)-オン;
    7-(((1-アセチルピペリジン-4-イル)メチル)アミノ)-5,6-ジフルオロ-2-((((trans)-4-ヒドロキシシクロヘキシル)チオ)メチル)キナゾリン-4(3H)-オン;
    5,6-ジフルオロ-7-(メチルアミノ)-2-(((テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)チオ)メチル)キナゾリン-4(3H)-オン;
    5-フルオロ-2-(((テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)チオ)メチル)-7-(3,3,3-トリフルオロ-2,2-ジメチルプロポキシ)キナゾリン-4(3H)-オン;
    7-((1-アセチルピペリジン-4-イル)メトキシ)-5-フルオロ-2-((((cis)-4-ヒドロキシシクロヘキシル)チオ)メチル)キナゾリン-4(3H)-オン;
    7-((1-アセチルピペリジン-4-イル)メトキシ)-5-クロロ-2-(((テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)チオ)メチル)キナゾリン-4(3H)-オン;
    5-フルオロ-7-((1-(2-メトキシアセチル)ピペリジン-4-イル)メトキシ)-2-(((テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)チオ)メチル)キナゾリン-4(3H)-オン;
    5,6-ジフルオロ-7-((((trans)-3-フルオロ-1-メチルピペリジン-4-イル)メチル)アミノ)-2-(((テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)チオ)メチル)キナゾリン-4(3H)-オン;
    N-((trans)-4-(((5-フルオロ-4-オキソ-7-((テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)メトキシ)-3,4-ジヒドロキナゾリン-2-イル)メチル)チオ)シクロヘキシル)アセトアミド;および
    7-((3,3-ジフルオロ-1-メチルピペリジン-4-イル)メトキシ)-5-フルオロ-2-(((テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)チオ)メチル)キナゾリン-4(3H)-オン
    から選択される化合物またはその薬学的に許容される塩の投与を含む、請求項1の方法。
  62. 炎症性疾患が喘息、アトピー性皮膚炎、乾癬、鼻炎、全身性硬化症、ケロイド、好酸球性障害、肺線維症および2型サイトカイン病理から選択される、請求項1および3~61の何れかの方法。
  63. 炎症性疾患がアトピー性皮膚炎である、請求項1および3~61の何れかの方法。
  64. 炎症性疾患が全身性硬化症である、請求項1および3~61の何れかの方法。
  65. 該喘息がステロイド非感受性喘息、ステロイド難治性喘息、ステロイド抵抗性喘息、アトピー性喘息、非アトピー性喘息、永続性喘息、重度喘息またはステロイド難治性重度喘息である、請求項2~62の何れかの方法。
  66. 該重度喘息がT2高エンドタイプ、T2低エンドタイプまたは非T2エンドタイプである、請求項65の方法。
  67. 該重度喘息がT2低エンドタイプまたは非T2エンドタイプである、請求項65の方法。
  68. 患者における
    (a)肺組織における気道粘液のレベルの低減、
    (b)血清IgEの低減、
    (c)気管支肺胞液における免疫細胞浸潤および活性化の低減、
    (d)気管支肺胞液または肺組織における1以上の炎症性サイトカインのレベルの低減または
    (e)気管支肺胞液または肺組織における1以上のアラーミンのレベルの低減
    の方法であって、患者に治療有効量の式I:
    〔式中、
    WはCRまたはNであり;
    XはCRまたはNであり;
    YはCRまたはNであり;
    ZはCRまたはNであり;
    ここで、W、X、YおよびZで同時にNであるのは2個以下であり;
    環Aは単環式または多環式C3-14シクロアルキルであるかまたは環Aは単環式または多環式4~18員ヘテロシクロアルキルであり、ここで、環Aは場合により1個、2個、3個または4個のRで置換されており、環Aが多環式であるとき、環Aは非芳香環を介して式Iの-(L)-部分に結合し;
    Lは-(CR)-、-(CR)-O-(CR)-、-(CR)-S-(CR)-、-(CR)-NR-(CR)-、-(CR)-CO-(CR)-、-(CR)-C(O)O-(CR)-、-(CR)-CONR-(CR)-、-(CR)-SO-(CR)-、-(CR)-SO-(CR)-、-(CR)-SONR-(CR)-または-NRCONR-であり;
    およびRは各々独立してHおよびメチルから選択され;
    およびRは各々独立してHおよびC1-4アルキルから選択され;
    およびRは各々独立してH、ハロ、C1-4アルキル、C1-4アルコキシ、C1-4ハロアルキル、アミノ、C1-4アルキルアミノおよびC2-8ジアルキルアミノから選択され;
    各Rは独立してハロ、C1-6アルキル、C2-6アルケニル、C2-6アルキニル、C1-6ハロアルキル、C6-10アリール、C3-7シクロアルキル、5~10員ヘテロアリール、4~10員ヘテロシクロアルキル、C6-10アリール-C1-4アルキル、C3-7シクロアルキル-C1-4アルキル、5~10員ヘテロアリール-C1-4アルキル、4~10員ヘテロシクロアルキル-C1-4アルキル、CN、NO、ORa1、SRa1、C(O)Rb1、C(O)NRc1d1、C(O)ORa1、OC(O)Rb1、OC(O)NRc1d1、NRc1d1、NRc1C(O)Rb1、NRc1C(O)ORa1、NRc1C(O)NRc1d1、C(=NRe1)Rb1、C(=NRe1)NRc1d1、NRc1C(=NRe1)NRc1d1、NRc1S(O)Rb1、NRc1S(O)b1、NRc1S(O)NRc1d1、S(O)Rb1、S(O)NRc1d1、S(O)b1およびS(O)NRc1d1から選択され;ここで、Rの該C1-6アルキル、C2-6アルケニル、C2-6アルキニル、C1-6ハロアルキル、C6-10アリール、C3-7シクロアルキル、5~10員ヘテロアリール、4~10員ヘテロシクロアルキル、C6-10アリール-C1-4アルキル、C3-7シクロアルキル-C1-4アルキル、5~10員ヘテロアリール-C1-4アルキルおよび4~10員ヘテロシクロアルキル-C1-4アルキルは各々場合によりCy、Cy-C1-4アルキル、ハロ、C1-6アルキル、C2-6アルケニル、C2-6アルキニル、C1-6ハロアルキル、CN、NO、ORa1、SRa1、C(O)Rb1、C(O)NRc1d1、C(O)ORa1、OC(O)Rb1、OC(O)NRc1d1、C(=NRe1)NRc1d1、NRc1C(=NRe1)NRc1d1、NRc1d1、NRc1C(O)Rb1、NRc1C(O)ORa1、NRc1C(O)NRc1d1、NRc1S(O)Rb1、NRc1S(O)b1、NRc1S(O)NRc1d1、S(O)Rb1、S(O)NRc1d1、S(O)b1およびS(O)NRc1d1から独立して選択される1個、2個、3個、4個または5個の置換基で置換されており;
    、R、RおよびRは各々独立してH、ハロ、C1-6アルキル、C2-6アルケニル、C2-6アルキニル、C1-6ハロアルキル、C6-10アリール、C3-7シクロアルキル、5~10員ヘテロアリール、4~10員ヘテロシクロアルキル、C6-10アリール-C1-4アルキル、C3-7シクロアルキル-C1-4アルキル、5~10員ヘテロアリール-C1-4アルキル、4~10員ヘテロシクロアルキル-C1-4アルキル、CN、NO、ORa2、SRa2、C(O)Rb2、C(O)NRc2d2、C(O)ORa2、OC(O)Rb2、OC(O)NRc2d2、NRc2d2、NRc2C(O)Rb2、NRc2C(O)ORa2、NRc2C(O)NRc2d2、C(=NRe2)Rb2、C(=NRe2)NRc2d2、NRc2C(=NRe2)NRc2d2、NRc2S(O)Rb2、NRc2S(O)b2、NRc2S(O)NRc2d2、S(O)Rb2、S(O)NRc2d2、S(O)b2およびS(O)NRc2d2から選択され;ここで、R、R、RまたはRの該C1-6アルキル、C2-6アルケニル、C2-6アルキニル、C1-6ハロアルキル、C6-10アリール、C3-7シクロアルキル、5~10員ヘテロアリール、4~10員ヘテロシクロアルキル、C6-10アリール-C1-4アルキル、C3-7シクロアルキル-C1-4アルキル、5~10員ヘテロアリール-C1-4アルキルおよび4~10員ヘテロシクロアルキル-C1-4アルキルは各々場合によりCy、Cy-C1-4アルキル、ハロ、C1-6アルキル、C2-6アルケニル、C2-6アルキニル、C1-6ハロアルキル、CN、NO、ORa2、SRa2、C(O)Rb2、C(O)NRc2d2、C(O)ORa2、OC(O)Rb2、OC(O)NRc2d2、C(=NRe2)NRc2d2、NRc2C(=NRe2)NRc2d2、NRc2d2、NRc2C(O)Rb2、NRc2C(O)ORa2、NRc2C(O)NRc2d2、NRc2S(O)Rb2、NRc2S(O)b2、NRc2S(O)NRc2d2、S(O)Rb2、S(O)NRc2d2、S(O)b2およびS(O)NRc2d2から独立して選択される1個、2個、3個、4個または5個の置換基で置換されており;
    WがCRであり、XがCRであり、YがCRであり、ZがCRであるならば、R、R、RおよびRの少なくとも1個はH以外であり;
    各Cyは独立してC6-10アリール、C3-7シクロアルキル、5~10員ヘテロアリールおよび4~10員ヘテロシクロアルキルから選択され、各々、場合によりハロ、C1-6アルキル、C2-6アルケニル、C2-6アルキニル、C1-6ハロアルキル、C6-10アリール-C1-4アルキル、C3-7シクロアルキル-C1-4アルキル、5~10員ヘテロアリール-C1-4アルキル、4~10員ヘテロシクロアルキル-C1-4アルキル、CN、NO、ORa1、SRa1、C(O)Rb1、C(O)NRc1d1、C(O)ORa1、OC(O)Rb1、OC(O)NRc1d1、C(=NRe1)NRc1d1、NRc1C(=NRe1)NRc1d1、NRc1d1、NRc1C(O)Rb1、NRc1C(O)ORa1、NRc1C(O)NRc1d1、NRc1S(O)Rb1、NRc1S(O)b1、NRc1S(O)NRc1d1、S(O)Rb1、S(O)NRc1d1、S(O)b1およびS(O)NRc1d1から独立して選択される1個、2個、3個または4個の置換基で置換されており;
    各Cyは独立してC6-10アリール、C3-7シクロアルキル、5~10員ヘテロアリールおよび4~10員ヘテロシクロアルキルから選択され、各々、場合によりハロ、C1-6アルキル、C2-6アルケニル、C2-6アルキニル、C1-6ハロアルキル、C6-10アリール-C1-4アルキル、C3-7シクロアルキル-C1-4アルキル、5~10員ヘテロアリール-C1-4アルキル、4~10員ヘテロシクロアルキル-C1-4アルキル、CN、NO、ORa2、SRa2、C(O)Rb2、C(O)NRc2d2、C(O)ORa2、OC(O)Rb2、OC(O)NRc2d2、C(=NRe2)NRc2d2、NRc2C(=NRe2)NRc2d2、NRc2d2、NRc2C(O)Rb2、NRc2C(O)ORa2、NRc2C(O)NRc2d2、NRc2S(O)Rb2、NRc2S(O)b2、NRc2S(O)NRc2d2、S(O)Rb2、S(O)NRc2d2、S(O)b2およびS(O)NRc2d2から独立して選択される1個、2個、3個または4個の置換基で置換されており;
    各Ra1、Rb1、Rc1、Rd1、Ra2、Rb2、Rc2およびRd2はH、C1-6アルキル、C1-6ハロアルキル、C2-6アルケニル、C2-6アルキニル、C6-10アリール、C3-7シクロアルキル、5~10員ヘテロアリール、4~10員ヘテロシクロアルキル、C6-10アリール-C1-4アルキル、C3-7シクロアルキル-C1-4アルキル、5~10員ヘテロアリール-C1-4アルキルおよび4~10員ヘテロシクロアルキル-C1-4アルキルから独立して選択され、ここで、Ra1、Rb1、Rc1、Rd1、Ra2、Rb2、Rc2またはRd2の該C1-6アルキル、C2-6アルケニル、C2-6アルキニル、C6-10アリール、C3-7シクロアルキル、5~10員ヘテロアリール、4~10員ヘテロシクロアルキル、C6-10アリール-C1-4アルキル、C3-7シクロアルキル-C1-4アルキル、5~10員ヘテロアリール-C1-4アルキルおよび4~10員ヘテロシクロアルキル-C1-4アルキルは場合によりCy、Cy-C1-4アルキル、ハロ、C1-4アルキル、C1-4ハロアルキル、C1-6ハロアルキル、C2-6アルケニル、C2-6アルキニル、CN、ORa3、SRa3、C(O)Rb3、C(O)NRc3d3、C(O)ORa3、OC(O)Rb3、OC(O)NRc3d3、NRc3d3、NRc3C(O)Rb3、NRc3C(O)NRc3d3、NRc3C(O)ORa3、C(=NRe3)NRc3d3、NRc3C(=NRe3)NRc3d3、S(O)Rb3、S(O)NRc3d3、S(O)b3、NRc3S(O)b3、NRc3S(O)NRc3d3およびS(O)NRc3d3から独立して選択される1個、2個、3個、4個または5個の置換基で置換されており;
    各CyはC6-10アリール、C3-7シクロアルキル、5~10員ヘテロアリールまたは4~10員ヘテロシクロアルキルであり、各々場合によりハロ、C1-4アルキル、C1-4ハロアルキル、C1-6ハロアルキル、C2-6アルケニル、C2-6アルキニル、CN、ORa3、SRa3、C(O)Rb3、C(O)NRc3d3、C(O)ORa3、OC(O)Rb3、OC(O)NRc3d3、NRc3d3、NRc3C(O)Rb3、NRc3C(O)NRc3d3、NRc3C(O)ORa3、C(=NRe3)NRc3d3、NRc3C(=NRe3)NRc3d3、S(O)Rb3、S(O)NRc3d3、S(O)b3、NRc3S(O)b3、NRc3S(O)NRc3d3およびS(O)NRc3d3から独立して選択される1個、2個、3個または4個の置換基で置換されており;
    a3、Rb3、Rc3およびRd3はH、C1-6アルキル、C1-6ハロアルキル、C2-6アルケニル、C2-6アルキニル、C6-10アリール、C3-7シクロアルキル、5~10員ヘテロアリール、4~10員ヘテロシクロアルキル、C6-10アリール-C1-4アルキル、C3-7シクロアルキル-C1-4アルキル、5~10員ヘテロアリール-C1-4アルキルおよび4~10員ヘテロシクロアルキル-C1-4アルキルから独立して選択され、ここで、該C1-6アルキル、C1-6ハロアルキル、C2-6アルケニル、C2-6アルキニル、C6-10アリール、C3-7シクロアルキル、5~10員ヘテロアリール、4~10員ヘテロシクロアルキル、C6-10アリール-C1-4アルキル、C3-7シクロアルキル-C1-4アルキル、5~10員ヘテロアリール-C1-4アルキルおよび4~10員ヘテロシクロアルキル-C1-4アルキルは各々場合によりOH、CN、アミノ、ハロ、C1-6アルキル、C1-6アルコキシ、C1-6ハロアルキルおよびC1-6ハロアルコキシから独立して選択される1個、2個または3個の置換基で置換されており;
    またはRc1およびRd1はそれらは結合しているN原子と一体となって、場合によりハロ、C1-4アルキル、C1-4ハロアルキル、CN、ORa3、SRa3、C(O)Rb3、C(O)NRc3d3、C(O)ORa3、OC(O)Rb3、OC(O)NRc3d3、NRc3d3、NRc3C(O)Rb3、NRc3C(O)NRc3d3、NRc3C(O)ORa3、C(=NRe3)NRc3d3、NRc3C(=NRe3)NRc3d3、S(O)Rb3、S(O)NRc3d3、S(O)b3、NRc3S(O)b3、NRc3S(O)NRc3d3およびS(O)NRc3d3から独立して選択される1個、2個または3個の置換基で置換されている4~7員ヘテロシクロアルキル基を形成し;
    またはRc2およびRd2はそれらは結合しているN原子と一体となって、場合によりハロ、C1-4アルキル、C1-4ハロアルキル、CN、ORa3、SRa3、C(O)Rb3、C(O)NRc3d3、C(O)ORa3、OC(O)Rb3、OC(O)NRc3d3、NRc3d3、NRc3C(O)Rb3、NRc3C(O)NRc3d3、NRc3C(O)ORa3、C(=NRe3)NRc3d3、NRc3C(=NRe3)NRc3d3、S(O)Rb3、S(O)NRc3d3、S(O)b3、NRc3S(O)b3、NRc3S(O)NRc3d3およびS(O)NRc3d3から独立して選択される1個、2個または3個の置換基で置換されている4~7員ヘテロシクロアルキル基を形成し;
    各Re1、Re2およびRe3は独立してH、C1-4アルキルおよびCNから選択され;
    mは0または1であり;
    nは0、1または2であり;
    pは0、1または2であり;
    qは0、1または2であり、ここで、p+qは0、1または2であり;
    rは0または1であり;
    sは0または1であり、ここで、r+sは0または1であり;そして
    tは1、2または3であり;
    ここで、前記のヘテロアリールまたはヘテロシクロアルキル基のいずれもO、NおよびSから独立して選択される1個、2個、3個または4個の環形成ヘテロ原子を含み;
    上記ヘテロシクロアルキル基の何れかの1以上の環形成CまたはN原子は場合によりオキソ(=O)基で置換されており;そして
    上記ヘテロシクロアルキル基の何れかの1以上の環形成S原子は場合により1個または2個のオキソ(=O)基で置換されている。〕
    の化合物またはその薬学的に許容される塩を投与することを含む、方法。
  69. WがCRであり;XがCRであり;YがCRであり;そしてZがCRである、請求項68の方法。
  70. WがNであり;XがCRであり;YがCRであり;そしてZがCRである、請求項68の方法。
  71. WがCRであり;XがNであり;YがCRであり;そしてZがCRである、請求項68の方法。
  72. WがCRであり;XがCRであり;YがNであり;そしてZがCRである、請求項68の方法。
  73. WがCRであり;XがCRであり;YがCRであり;そしてZがNである、請求項68の方法。
  74. 環Aが場合により1個、2個、3個または4個のRで置換されている単環式または多環式C3-14シクロアルキルであり、ここで、環Aが多環式であるとき、環Aが非芳香環を介して式Iの-(L)-部分に結合する、請求項68~73の何れかの方法。
  75. 環Aが場合により1個、2個、3個または4個のRで置換されている単環式C3-7シクロアルキルである、請求項68~73の何れかの方法。
  76. 環Aが場合により1個、2個、3個または4個のRで置換されているシクロブチル、シクロペンチル、シクロヘキシルまたはシクロヘプチルである、請求項68~73の何れかの方法。
  77. 環Aが場合により1個、2個、3個または4個のRで置換されているシクロヘキシルである、請求項68~73の何れかの方法。
  78. 環Aが場合により1個、2個、3個または4個のRで置換されている単環式または多環式4~18員ヘテロシクロアルキルであり、ここで、環Aが多環式であるとき、環Aが非芳香環を介して式Iの-(L)-部分に結合する、請求項68~73の何れかの方法。
  79. 環Aが場合により1個、2個、3個または4個のRで置換されている単環式4~7員ヘテロシクロアルキルである、請求項68~73の何れかの方法。
  80. 環Aが場合により1個、2個、3個または4個のRで置換されているオキセタニル、テトラヒドロピラニル、オキセパニル、アゼチジニル、ピロリジニル、ピペリジニル、アゼパニルまたはテトラヒドロチオピラニルである、請求項68~73の何れかの方法。
  81. 環Aが場合により1個、2個、3個または4個のRで置換されているオキセタニル、テトラヒドロピラニル、オキセパニル、アゼチジニル、ピロリジニル、ピペリジニルまたはアゼパニルである、請求項68~73の何れかの方法。
  82. 環Aが場合により1個、2個、3個または4個のRで置換されているピペリジニルである、請求項68~73の何れかの方法。
  83. 環Aが場合により1個、2個、3個または4個のRで置換されているピペリジン-4-イルである、請求項68~73の何れかの方法。
  84. 環Aが場合により1個、2個、3個または4個のRで置換されているテトラヒドロピラニルである、請求項68~73の何れかの方法。
  85. 環Aが場合により1個、2個、3個または4個のRで置換されているテトラヒドロピラン-4-イルである、請求項68~73の何れかの方法。
  86. Lが-(CR)-である、請求項68~85の何れかの方法。
  87. Lが-(CR)-であり、tが1である、請求項68~85の何れかの方法。
  88. Lが-CH-である、請求項68~85の何れかの方法。
  89. mが0である、請求項68~88の何れかの方法。
  90. mが1である、請求項68~88の何れかの方法。
  91. nが0である、請求項68~90の何れかの方法。
  92. およびRが両方Hである、請求項68~91の何れかの方法。
  93. がメチルであり、RがHである、請求項68~91の何れかの方法。
  94. 各Rが独立してC1-6アルキル、ハロ、C1-6ハロアルキル、ORa1、C(O)Rb1、C(O)NRc1d1、C(O)ORa1、NRc1d1、S(O)b1、4~10員ヘテロシクロアルキル、5~10員ヘテロアリール、4~10員ヘテロシクロアルキル-C1-4アルキルおよび5~10員ヘテロアリール-C1-4アルキルから選択され;ここで、該C1-6アルキル、C1-6ハロアルキル、4~10員ヘテロシクロアルキル、5~10員ヘテロアリール、4~10員ヘテロシクロアルキル-C1-4アルキルおよび5~10員ヘテロアリール-C1-4アルキルが各々場合によりCy、Cy-C1-4アルキル、ハロ、C1-6アルキル、C2-6アルケニル、C2-6アルキニル、C1-6ハロアルキル、CN、NO、ORa1、SRa1、C(O)Rb1、C(O)NRc1d1、C(O)ORa1、OC(O)Rb1、OC(O)NRc1d1、C(=NRe1)NRc1d1、NRc1C(=NRe1)NRc1d1、NRc1d1、NRc1C(O)Rb1、NRc1C(O)ORa1、NRc1C(O)NRc1d1、NRc1S(O)Rb1、NRc1S(O)b1、NRc1S(O)NRc1d1、S(O)Rb1、S(O)NRc1d1、S(O)b1およびS(O)NRc1d1から独立して選択される1個、2個、3個、4個または5個の置換基で置換されている、請求項68~93の何れかの方法。
  95. 各Rが独立してC1-6アルキル、ORa1、C(O)Rb1、NRc1d1およびS(O)b1から選択され;ここで、該C1-6アルキルが場合によりCy、Cy-C1-4アルキル、ハロ、C1-6アルキル、C2-6アルケニル、C2-6アルキニル、C1-6ハロアルキル、CN、NO、ORa1、SRa1、C(O)Rb1、C(O)NRc1d1、C(O)ORa1、OC(O)Rb1、OC(O)NRc1d1、C(=NRe1)NRc1d1、NRc1C(=NRe1)NRc1d1、NRc1d1、NRc1C(O)Rb1、NRc1C(O)ORa1、NRc1C(O)NRc1d1、NRc1S(O)Rb1、NRc1S(O)b1、NRc1S(O)NRc1d1、S(O)Rb1、S(O)NRc1d1、S(O)b1およびS(O)NRc1d1から独立して選択される1個、2個、3個、4個または5個の置換基で置換されている、請求項68~93の何れかの方法。
  96. 各Rがハロ、C1-6アルキル、C1-6ハロアルキル、C6-10アリール-C1-4アルキル、5~10員ヘテロアリール-C1-4アルキル、4~10員ヘテロシクロアルキル-C1-4アルキル、CN、ORa1、NRc1d1、C(O)NRc1d1、NRc1C(O)Rb1、C(O)Rb1、C(O)ORa1およびS(O)b1から独立して選択され、ここで、該C1-6アルキル、C1-6ハロアルキル、C6-10アリール-C1-4アルキル、5~10員ヘテロアリール-C1-4アルキルおよび4~10員ヘテロシクロアルキル-C1-4アルキルが各々場合によりハロ、CN、ORa1、NRc1d1、C(O)Rb1およびNRc1C(O)Rb1から独立して選択される1個、2個、3個、4個または5個の置換基で置換されている、請求項68~93の何れかの方法。
  97. 各Rがハロ、C1-6ハロアルキル、ORa1、C(O)NRc1d1およびC(O)ORa1から独立して選択される、請求項68~93の何れかの方法。
  98. がORa1である、請求項68~93の何れかの方法。
  99. a1がH、C1-6アルキルまたはC1-6ハロアルキルである、請求項68~93の何れかの方法。
  100. 各R、R、RおよびRが独立してH、ハロ、C1-6アルキル、C1-6ハロアルキル、5~10員ヘテロアリール、4~10員ヘテロシクロアルキル、C6-10アリール-C1-4アルキル、CN、ORa2、C(O)NRc2d2、NRc2d2、NRc2C(O)Rb2、NRc2C(O)ORa2、NRc2C(O)NRc2d2、C(=NRe2)Rb2、C(=NRe2)NRc2d2、NRc2C(=NRe2)NRc2d2、NRc2S(O)Rb2、NRc2S(O)b2およびNRc2S(O)NRc2d2から選択され;ここで、R、R、RおよびRの該C1-6アルキル、C1-6ハロアルキル、5~10員ヘテロアリール、4~10員ヘテロシクロアルキルおよびC6-10アリール-C1-4アルキルが各々場合によりCy、Cy-C1-4アルキル、ハロ、C1-6アルキル、C2-6アルケニル、C2-6アルキニル、C1-6ハロアルキル、CN、NO、ORa2、SRa2、C(O)Rb2、C(O)NRc2d2、C(O)ORa2、OC(O)Rb2、OC(O)NRc2d2、C(=NRe2)NRc2d2、NRc2C(=NRe2)NRc2d2、NRc2d2、NRc2C(O)Rb2、NRc2C(O)ORa2、NRc2C(O)NRc2d2、NRc2S(O)Rb2、NRc2S(O)b2、NRc2S(O)NRc2d2、S(O)Rb2、S(O)NRc2d2、S(O)b2およびS(O)NRc2d2から独立して選択される1個、2個、3個、4個または5個の置換基で置換されている、請求項68~93の何れかの方法。
  101. 各R、R、RおよびRが独立してH、ハロ、C1-6アルキル、C1-6ハロアルキル、5~10員ヘテロアリール、4~10員ヘテロシクロアルキル、C6-10アリール-C1-4アルキル、CN、ORa2、C(O)NRc2d2、NRc2d2およびNRc2C(O)Rb2から選択され;ここで、R、R、RおよびRの該C1-6アルキル、C1-6ハロアルキル、5~10員ヘテロアリール、4~10員ヘテロシクロアルキルおよびC6-10アリール-C1-4アルキルが各々場合によりCy、Cy-C1-4アルキル、ハロ、C1-6アルキル、C2-6アルケニル、C2-6アルキニル、C1-6ハロアルキル、CN、NO、ORa2、SRa2、C(O)Rb2、C(O)NRc2d2、C(O)ORa2、OC(O)Rb2、OC(O)NRc2d2、C(=NRe2)NRc2d2、NRc2C(=NRe2)NRc2d2、NRc2d2、NRc2C(O)Rb2、NRc2C(O)ORa2、NRc2C(O)NRc2d2、NRc2S(O)Rb2、NRc2S(O)b2、NRc2S(O)NRc2d2、S(O)Rb2、S(O)NRc2d2、S(O)b2およびS(O)NRc2d2から独立して選択される1個、2個、3個、4個または5個の置換基で置換されている、請求項68~93の何れかの方法。
  102. WがCRであり、RがH以外である、請求項68~101の何れかの方法。
  103. WがCRであり、RがHである、請求項68~101の何れかの方法。
  104. がC1-6アルキル、C1-6ハロアルキル、ハロおよびORa2から選択され、ここで、該C1-6アルキルおよびC1-6ハロアルキルが各々場合によりORa2で置換されている、請求項68~103の何れかの方法。
  105. がC1-6アルキル、C1-6ハロアルキル、CN、ハロおよびORa2から選択され、ここで、該C1-6アルキルおよびC1-6ハロアルキルが各々場合によりORa2で置換されている、請求項68~103の何れかの方法。
  106. がハロである、請求項68~103の何れかの方法。
  107. がFである、請求項68~103の何れかの方法。
  108. XがCRであり、RがH以外である、請求項68~107の何れかの方法。
  109. XがCRであり、RがHである、請求項68~107の何れかの方法。
  110. がC1-6アルキル、ハロおよびORa2から選択される、請求項68~109の何れかの方法。
  111. YがCRであり、RがH以外である、請求項68~110の何れかの方法。
  112. YがCRであり、RがHである、請求項68~110の何れかの方法。
  113. YがCRであり、RがC1-6アルキル、ORa2、NRc2d2、NRc2C(O)Rb2、NRc2C(O)ORa2、NRc2C(O)NRc2d2、C(=NRe2)Rb2、C(=NRe2)NRc2d2、NRc2C(=NRe2)NRc2d2、NRc2S(O)Rb2、NRc2S(O)b2およびNRc2S(O)NRc2d2から独立して選択される、請求項68~110の何れかの方法。
  114. YがCRであり、RがC1-6アルキル、C3-7シクロアルキル-C1-4アルキル、5~10員ヘテロアリール、4~10員ヘテロシクロアルキル、ハロ、CN、ORa2、SRa2、C(O)NRc2d2、NRc2d2、NRc2C(O)Rb2、NRc2C(O)ORa2、NRc2C(O)NRc2d2、C(=NRe2)Rb2、C(=NRe2)NRc2d2、NRc2C(=NRe2)NRc2d2、NRc2S(O)Rb2、NRc2S(O)b2およびNRc2S(O)NRc2d2から独立して選択され、ここで、Rの該C1-6アルキル、C3-7シクロアルキル-C1-4アルキル、5~10員ヘテロアリールおよび4~10員ヘテロシクロアルキルが各々場合によりハロ、C1-6アルキル、C1-6ハロアルキル、CN、NO、ORa2、NRc2d2およびS(O)b2から独立して選択される1個、2個、3個、4個または5個の置換基で置換されている、請求項68~110の何れかの方法。
  115. YがCRであり、RがNRc2d2、NRc2C(O)Rb2、NRc2C(O)ORa2、NRc2C(O)NRc2d2、C(=NRe2)Rb2、C(=NRe2)NRc2d2、NRc2C(=NRe2)NRc2d2、NRc2S(O)Rb2、NRc2S(O)b2およびNRc2S(O)NRc2d2から独立して選択される、請求項68~110の何れかの方法。
  116. YがCRであり、RがC1-6アルキルおよびORa2から独立して選択される、請求項68~110の何れかの方法。
  117. a2がH、C1-6アルキル、C1-6ハロアルキル、C6-10アリール、C3-7シクロアルキル、4~10員ヘテロシクロアルキル、C6-10アリール-C1-4アルキル、C3-7シクロアルキル-C1-4アルキルおよび4~10員ヘテロシクロアルキル-C1-4アルキルから選択され、ここで、該C1-6アルキル、C1-6ハロアルキル、C6-10アリール、C3-7シクロアルキル、4~10員ヘテロシクロアルキル、C6-10アリール-C1-4アルキル、C3-7シクロアルキル-C1-4アルキルおよび4~10員ヘテロシクロアルキル-C1-4アルキルが各々場合によりC1-4アルキル、C1-4ハロアルキル、ハロ、CN、ORa3、C(O)Rb3、C(O)ORa3およびS(O)b3から独立して選択される1個、2個、3個、4個または5個の置換基で置換されている、請求項68~116の何れかの方法。
  118. YがCRであり、RがNRc2d2およびNRc2C(O)Rb2から独立して選択される、請求項68~110の何れかの方法。
  119. c2およびRd2が各々H、C1-6アルキル、C1-6ハロアルキル、C6-10アリール、C3-7シクロアルキル、4~10員ヘテロシクロアルキル、C6-10アリール-C1-4アルキル、C3-7シクロアルキル-C1-4アルキルおよび4~10員ヘテロシクロアルキル-C1-4アルキルから独立して選択され、ここで、該C1-6アルキル、C1-6ハロアルキル、C6-10アリール、C3-7シクロアルキル、4~10員ヘテロシクロアルキル、C6-10アリール-C1-4アルキル、C3-7シクロアルキル-C1-4アルキルおよび4~10員ヘテロシクロアルキル-C1-4アルキルが各々場合によりC1-4アルキル、C1-4ハロアルキル、ハロ、CN、ORa3、C(O)Rb3、C(O)ORa3およびS(O)b3から独立して選択される1個、2個、3個、4個または5個の置換基で置換されている、請求項68~118の何れかの方法。
  120. ZがCRであり、RがH以外である、請求項68~119の何れかの方法。
  121. ZがCRであり、RがHである、請求項68~119の何れかの方法。
  122. ZがCRであり、RがC1-6アルキルである、請求項68~119の何れかの方法。
  123. ZがCRであり、RがC1-6アルキル、ハロまたはCNである、請求項68~119の何れかの方法。
  124. 処置が式II:
    を有する化合物またはその薬学的に許容される塩の投与を含む、請求項68の方法。
  125. 処置が式IIIA、IIIB、IIIC、IIIDまたはIIIE:
    を有する化合物またはその薬学的に許容される塩の投与を含む、請求項68の方法。
  126. 処置が式IVAまたはIVB:
    を有する化合物またはその薬学的に許容される塩の投与を含む、請求項68の方法。
  127. 処置が
    4-オキソ-2-(((テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)チオ)メチル)-3,4-ジヒドロキナゾリン-7-カルボニトリル;
    8-メチル-2-(((テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)チオ)メチル)キナゾリン-4(3H)-オン;
    6-メチル-2-(((テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)チオ)メチル)キナゾリン-4(3H)-オン;
    6-メトキシ-2-(((テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)チオ)メチル)キナゾリン-4(3H)-オン;
    8-クロロ-2-(((テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)チオ)メチル)キナゾリン-4(3H)-オン;
    8-メトキシ-2-(((テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)チオ)メチル)キナゾリン-4(3H)-オン;
    8-メチル-2-(1-((テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)チオ)エチル)キナゾリン-4(3H)-オン;
    5-フルオロ-8-メチル-2-(((テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)チオ)メチル)キナゾリン-4(3H)-オン;
    5-メチル-2-(((テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)チオ)メチル)キナゾリン-4(3H)-オン;
    8-ベンジル-2-(((テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)チオ)メチル)キナゾリン-4(3H)-オン;
    7-ベンジル-2-(((テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)チオ)メチル)キナゾリン-4(3H)-オン;
    8-メチル-2-((((テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)メチル)チオ)メチル)キナゾリン-4(3H)-オン;
    8-メチル-2-((ピペリジン-4-イルチオ)メチル)キナゾリン-4(3H)-オントリフルオロアセテート;
    8-メチル-2-(((1-メチルピペリジン-4-イル)チオ)メチル)キナゾリン-4(3H)-オン;
    8-メチル-2-((ピロリジン-3-イルチオ)メチル)キナゾリン-4(3H)-オン;
    8-メチル-2-(((1-メチルピロリジン-3-イル)チオ)メチル)キナゾリン-4(3H)-オン;
    2-(((1-アセチルピペリジン-4-イル)チオ)メチル)-8-メチルキナゾリン-4(3H)-オン;
    8-メチル-2-(((1-(ピリジン-2-イルメチル)ピペリジン-4-イル)チオ)メチル)キナゾリン-4(3H)-オン;
    8-メチル-2-(((テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)スルホニル)メチル)キナゾリン-4(3H)-オン;
    2-((アゼパン-4-イルチオ)メチル)-8-メチルキナゾリン-4(3H)-オン;
    2-(((4-(ジメチルアミノ)シクロヘキシル)チオ)メチル)-8-メチルキナゾリン-4(3H)-オン;
    2-(((4-ヒドロキシシクロヘキシル)チオ)メチル)-8-メチルキナゾリン-4(3H)-オン;
    2-((((trans)-4-ヒドロキシシクロヘキシル)チオ)メチル)-8-メチルキナゾリン-4(3H)-オン;
    2-((((cis)-4-ヒドロキシシクロヘキシル)チオ)メチル)-8-メチルキナゾリン-4(3H)-オン;
    2-((アゼチジン-3-イルチオ)メチル)-8-メチルキナゾリン-4(3H)-オン;
    2-((((trans)-4-メトキシシクロヘキシル)チオ)メチル)-8-メチルキナゾリン-4(3H)-オン;
    2-((((cis)-4-メトキシシクロヘキシル)チオ)メチル)-8-メチルキナゾリン-4(3H)-オン;
    4-オキソ-2-(((テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)チオ)メチル)-3,4-ジヒドロキナゾリン-8-カルボニトリル;
    7-フェノキシ-2-(((テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)チオ)メチル)キナゾリン-4(3H)-オン;
    7-フルオロ-2-(((テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)チオ)メチル)キナゾリン-4(3H)-オン;
    7-メトキシ-2-(((テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)チオ)メチル)キナゾリン-4(3H)-オン;
    8-メチル-2-(((1-メチルピペリジン-3-イル)チオ)メチル)キナゾリン-4(3H)-オン;
    7-フルオロ-8-メチル-2-(((テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)チオ)メチル)キナゾリン-4(3H)-オン;
    5-クロロ-8-メチル-2-(((テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)チオ)メチル)キナゾリン-4(3H)-オン;
    8-メチル-2-(((テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)チオ)メチル)-5-(トリフルオロメチル)キナゾリン-4(3H)-オン;
    2-(((テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)チオ)メチル)ピリド[3,2-d]ピリミジン-4(3H)-オン;
    2-(((テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)チオ)メチル)ピリド[3,4-d]ピリミジン-4(3H)-オン;
    2-((((trans)-3-(ベンジルオキシ)シクロブチル)チオ)メチル)-8-メチルキナゾリン-4(3H)-オン;
    8-メチル-2-((オキセタン-3-イルチオ)メチル)キナゾリン-4(3H)-オン;
    2-(((テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)チオ)メチル)ピリド[4,3-d]ピリミジン-4(3H)-オン;
    8-メチル-2-(((テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)チオ)メチル)ピリド[3,2-d]ピリミジン-4(3H)-オン;
    8-メチル-2-(((テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)チオ)メチル)ピリド[3,4-d]ピリミジン-4(3H)-オン;
    2-(((テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)チオ)メチル)ピリド[2,3-d]ピリミジン-4(3H)-オン;
    6-クロロ-8-メチル-2-(((テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)チオ)メチル)キナゾリン-4(3H)-オン;
    7,8-ジフルオロ-2-(((テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)チオ)メチル)キナゾリン-4(3H)-オン;
    7-フルオロ-2-((((trans)-4-ヒドロキシシクロヘキシル)チオ)メチル)キナゾリン-4(3H)-オン;
    2-(((trans-3-ヒドロキシシクロブチル)チオ)メチル)-8-メチルキナゾリン-4(3H)-オン;
    8-メチル-2-((ピペリジン-3-イルチオ)メチル)キナゾリン-4(3H)-オン;
    2-(((trans-4-アミノシクロヘキシル)チオ)メチル)-8-メチルキナゾリン-4(3H)-オン;
    2-(((cis-4-アミノシクロヘキシル)チオ)メチル)-8-メチルキナゾリン-4(3H)-オン;
    5-フルオロ-8-メチル-2-((ピペリジン-4-イルチオ)メチル)キナゾリン-4(3H)-オン;
    2-(((trans-3-アミノシクロブチル)チオ)メチル)-8-メチルキナゾリン-4(3H)-オン;
    2-(((4-アミノシクロヘプチル)チオ)メチル)-8-メチルキナゾリン-4(3H)-オン;
    2-(((trans-4-アミノシクロヘプチル)チオ)メチル)-8-メチルキナゾリン-4(3H)-オン;
    2-(((cis-4-アミノシクロヘプチル)チオ)メチル)-8-メチルキナゾリン-4(3H)-オン;
    5-フルオロ-2-(((4-ヒドロキシシクロヘキシル)チオ)メチル)-8-メチルキナゾリン-4(3H)-オン;
    5-フルオロ-2-(((trans-4-ヒドロキシシクロヘキシル)チオ)メチル)-8-メチルキナゾリン-4(3H)-オン;
    5-フルオロ-2-(((cis-4-ヒドロキシシクロヘキシル)チオ)メチル)-8-メチルキナゾリン-4(3H)-オン;
    2-(((4-ヒドロキシシクロヘキシル)チオ)メチル)-8-メチル-5-(トリフルオロメチル)キナゾリン-4(3H)-オン;
    2-(((trans-4-ヒドロキシシクロヘキシル)チオ)メチル)-8-メチル-5-(トリフルオロメチル)キナゾリン-4(3H)-オン;
    2-(((cis-4-ヒドロキシシクロヘキシル)チオ)メチル)-8-メチル-5-(トリフルオロメチル)キナゾリン-4(3H)-オン;
    2-(((trans-4-(ヒドロキシメチル)シクロヘキシル)チオ)メチル)-8-メチルキナゾリン-4(3H)-オン;
    2-(((cis-4-(ヒドロキシメチル)シクロヘキシル)チオ)メチル)-8-メチルキナゾリン-4(3H)-オン;
    2-(((4-(アミノメチル)シクロヘキシル)チオ)メチル)-8-メチルキナゾリン-4(3H)-オン;
    2-(((cis-4-(アミノメチル)シクロヘキシル)チオ)メチル)-8-メチルキナゾリン-4(3H)-オン;
    2-(((trans-4-(アミノメチル)シクロヘキシル)チオ)メチル)-8-メチルキナゾリン-4(3H)-オン;
    2-(((4-((ジメチルアミノ)メチル)シクロヘキシル)チオ)メチル)-8-メチルキナゾリン-4(3H)-オン;
    2-(((cis-4-((ジメチルアミノ)メチル)シクロヘキシル)チオ)メチル)-8-メチルキナゾリン-4(3H)-オン;
    2-(((trans-4-((ジメチルアミノ)メチル)シクロヘキシル)チオ)メチル)-8-メチルキナゾリン-4(3H)-オン;
    2-(((trans-3-(ヒドロキシメチル)シクロヘキシル)チオ)メチル)-8-メチルキナゾリン-4(3H)-オン;
    2-(((cis-3-(ヒドロキシメチル)シクロヘキシル)チオ)メチル)-8-メチルキナゾリン-4(3H)-オン;
    2-((((cis)-3-((ジメチルアミノ)メチル)シクロヘキシル)チオ)メチル)-8-メチルキナゾリン-4(3H)-オン;
    8-メチル-2-(((trans-4-((メチルアミノ)メチル)シクロヘキシル)チオ)メチル)キナゾリン-4(3H)-オン;
    7-アミノ-2-(((テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)チオ)メチル)キナゾリン-4(3H)-オン;
    N-(4-オキソ-2-(((テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)チオ)メチル)-3,4-ジヒドロキナゾリン-7-イル)アセトアミド;
    N-(4-オキソ-2-(((テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)チオ)メチル)-3,4-ジヒドロキナゾリン-7-イル)ベンズアミド;
    N-メチル-4-オキソ-2-(((テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)チオ)メチル)-3,4-ジヒドロキナゾリン-7-カルボキサミド;
    4-オキソ-N-フェニル-2-(((テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)チオ)メチル)-3,4-ジヒドロキナゾリン-7-カルボキサミド;
    7-(フェニルアミノ)-2-(((テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)チオ)メチル)キナゾリン-4(3H)-オン;
    7-(ピリジン-3-イルアミノ)-2-(((テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)チオ)メチル)キナゾリン-4(3H)-オン;
    7-(ピリジン-2-イルアミノ)-2-(((テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)チオ)メチル)キナゾリン-4(3H)-オン;
    7-((4-メトキシフェニル)アミノ)-2-(((テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)チオ)メチル)キナゾリン-4(3H)-オン;
    7-((3-メトキシフェニル)アミノ)-2-(((テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)チオ)メチル)キナゾリン-4(3H)-オン;
    7-((2-メトキシフェニル)アミノ)-2-(((テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)チオ)メチル)キナゾリン-4(3H)-オン;
    7-(ピラジン-2-イルアミノ)-2-(((テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)チオ)メチル)キナゾリン-4(3H)-オン;
    7-(ピリジン-4-イルアミノ)-2-(((テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)チオ)メチル)キナゾリン-4(3H)-オン;
    7-(ピリミジン-5-イルアミノ)-2-(((テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)チオ)メチル)キナゾリン-4(3H)-オン;
    7-((1-メチル-1H-イミダゾール-2-イル)アミノ)-2-(((テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)チオ)メチル)キナゾリン-4(3H)-オン;
    2-(((テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)チオ)メチル)-7-(チアゾール-2-イルアミノ)キナゾリン-4(3H)-オン;
    7-((2-メチルピリジン-3-イル)アミノ)-2-(((テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)チオ)メチル)キナゾリン-4(3H)-オン;
    7-((4-メチルピリジン-3-イル)アミノ)-2-(((テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)チオ)メチル)キナゾリン-4(3H)-オン;
    7-((5-メチルピリジン-3-イル)アミノ)-2-(((テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)チオ)メチル)キナゾリン-4(3H)-オン;
    7-(4-アミノ-1H-ピラゾール-1-イル)-2-(((テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)チオ)メチル)キナゾリン-4(3H)-オン;
    7-(イソキサゾール-3-イルアミノ)-2-(((テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)チオ)メチル)キナゾリン-4(3H)-オン;
    8-メチル-7-(フェニルアミノ)-2-(((テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)チオ)メチル)キナゾリン-4(3H)-オン;
    7-(ベンジルオキシ)-2-(((テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)チオ)メチル)キナゾリン-4(3H)-オン;
    2-(((4-ヒドロキシシクロヘキシル)チオ)メチル)-7-(フェニルアミノ)キナゾリン-4(3H)-オン;
    2-(((trans-4-ヒドロキシシクロヘキシル)チオ)メチル)-7-(フェニルアミノ)キナゾリン-4(3H)-オン;
    2-(((cis-4-ヒドロキシシクロヘキシル)チオ)メチル)-7-(フェニルアミノ)キナゾリン-4(3H)-オン;
    2-(((cis-4-ヒドロキシシクロヘキシル)チオ)メチル)-7-(ピリジン-3-イルアミノ)キナゾリン-4(3H)-オン;
    2-(((trans-4-ヒドロキシシクロヘキシル)チオ)メチル)-7-(ピリジン-3-イルアミノ)キナゾリン-4(3H)-オン;
    7-(シクロペンチルアミノ)-2-(((trans-4-ヒドロキシシクロヘキシル)チオ)メチル)キナゾリン-4(3H)-オン;
    7-(シクロペンチルアミノ)-2-(((cis-4-ヒドロキシシクロヘキシル)チオ)メチル)キナゾリン-4(3H)-オン;
    2-(((trans-4-(ヒドロキシメチル)シクロヘキシル)チオ)メチル)-7-(フェニルアミノ)キナゾリン-4(3H)-オン;
    2-(((cis-4-(ヒドロキシメチル)シクロヘキシル)チオ)メチル)-7-(フェニルアミノ)キナゾリン-4(3H)-オン;
    2-(((cis-4-(ヒドロキシメチル)シクロヘキシル)チオ)メチル)-7-(ピリジン-3-イルアミノ)キナゾリン-4(3H)-オン;
    2-(((trans-4-(ヒドロキシメチル)シクロヘキシル)チオ)メチル)-7-(ピリジン-3-イルアミノ)キナゾリン-4(3H)-オン;
    7-(シクロヘキシルアミノ)-2-(((テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)チオ)メチル)キナゾリン-4(3H)-オン;
    7-(ジメチルアミノ)-2-(((テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)チオ)メチル)キナゾリン-4(3H)-オン;
    7-(メチルアミノ)-2-(((テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)チオ)メチル)キナゾリン-4(3H)-オン;
    7-モルホリノ-2-(((テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)チオ)メチル)キナゾリン-4(3H)-オン;
    7-(4-メチルピペラジン-1-イル)-2-(((テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)チオ)メチル)キナゾリン-4(3H)-オン;
    7-((1-メチルピペリジン-4-イル)アミノ)-2-(((テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)チオ)メチル)キナゾリン-4(3H)-オン;
    7-((テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)アミノ)-2-(((テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)チオ)メチル)キナゾリン-4(3H)-オン;
    7-(シクロペンチルアミノ)-2-(((テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)チオ)メチル)キナゾリン-4(3H)-オン;
    7-(イソプロピルアミノ)-2-(((テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)チオ)メチル)キナゾリン-4(3H)-オン;
    7-((ピリジン-4-イルメチル)アミノ)-2-(((テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)チオ)メチル)キナゾリン-4(3H)-オン;
    7-((ピリジン-2-イルメチル)アミノ)-2-(((テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)チオ)メチル)キナゾリン-4(3H)-オン;
    7-(ベンジルアミノ)-2-(((テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)チオ)メチル)キナゾリン-4(3H)-オン;
    7-((1-フェニルエチル)アミノ)-2-(((テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)チオ)メチル)キナゾリン-4(3H)-オン;
    2-(((テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)チオ)メチル)-7-((テトラヒドロフラン-3-イル)アミノ)キナゾリン-4(3H)-オン;
    7-(シクロブチルアミノ)-2-(((テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)チオ)メチル)キナゾリン-4(3H)-オン;
    7-((ピリジン-3-イルメチル)アミノ)-2-(((テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)チオ)メチル)キナゾリン-4(3H)-オン;
    7-(シクロプロピルアミノ)-2-(((テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)チオ)メチル)キナゾリン-4(3H)-オン;
    7-(シクロヘキシル(メチル)アミノ)-2-(((テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)チオ)メチル)キナゾリン-4(3H)-オン;
    7-[(1-ベンジル-3-ピペリジル)アミノ]-2-(テトラヒドロピラン-4-イルスルファニルメチル)-3H-キナゾリン-4-オン;
    7-(3-ピペリジルアミノ)-2-(テトラヒドロピラン-4-イルスルファニルメチル)-3H-キナゾリン-4-オン;
    7-((1-ベンジルピペリジン-4-イル)アミノ)-2-(((テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)チオ)メチル)キナゾリン-4(3H)-オン;
    7-(ピペリジン-4-イルアミノ)-2-(((テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)チオ)メチル)キナゾリン-4(3H)-オン;
    7-(ピロリジン-3-イルアミノ)-2-(((テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)チオ)メチル)キナゾリン-4(3H)-オン;
    7-((1-アセチルピペリジン-4-イル)アミノ)-2-(((テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)チオ)メチル)キナゾリン-4(3H)-オン;
    7-((1-アセチルピペリジン-3-イル)アミノ)-2-(((テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)チオ)メチル)キナゾリン-4(3H)-オン;
    7-((1-メチルピペリジン-3-イル)アミノ)-2-(((テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)チオ)メチル)キナゾリン-4(3H)-オン
    7-((1-アセチルピロリジン-3-イル)アミノ)-2-(((テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)チオ)メチル)キナゾリン-4(3H)-オン;
    8-メチル-7-フェノキシ-2-(((テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)チオ)メチル)キナゾリン-4(3H)-オン;
    7-(シクロヘキシルアミノ)-2-(((trans-4-(ヒドロキシメチル)シクロヘキシル)チオ)メチル)キナゾリン-4(3H)-オン;
    7-(シクロヘキシルアミノ)-2-(((cis-4-(ヒドロキシメチル)シクロヘキシル)チオ)メチル)キナゾリン-4(3H)-オン;
    8-メチル-2-(((1-((1-メチル-1H-イミダゾール-2-イル)メチル)ピペリジン-4-イル)チオ)メチル)キナゾリン-4(3H)-オン;
    N-(4-((4-(((8-メチル-4-オキソ-3,4-ジヒドロキナゾリン-2-イル)メチル)チオ)ピペリジン-1-イル)メチル)フェニル)アセトアミド;
    2-(((1-(4-(ジメチルアミノ)ベンジル)ピペリジン-4-イル)チオ)メチル)-8-メチルキナゾリン-4(3H)-オン;
    4-((4-(((8-メチル-4-オキソ-3,4-ジヒドロキナゾリン-2-イル)メチル)チオ)ピペリジン-1-イル)メチル)ベンゾニトリル;
    2-(((1-((1H-ピラゾール-3-イル)メチル)ピペリジン-4-イル)チオ)メチル)-8-メチルキナゾリン-4(3H)-オン;
    8-メチル-2-(((1-((1-メチル-1H-インダゾール-3-イル)メチル)ピペリジン-4-イル)チオ)メチル)-キナゾリン-4(3H)-オン;
    2-(((1-((1,3-ジメチル-1H-ピラゾール-4-イル)メチル)ピペリジン-4-イル)チオ)メチル)-8-メチルキナゾリン-4(3H)-オン;
    8-メチル-2-(((1-((6-メチルピリジン-2-イル)メチル)ピペリジン-4-イル)チオ)メチル)キナゾリン-4(3H)-オン;
    8-メチル-2-(((1-((3-メチルピリジン-2-イル)メチル)ピペリジン-4-イル)チオ)メチル)キナゾリン-4(3H)-オン;
    8-メチル-2-(((1-フェネチルピペリジン-4-イル)チオ)メチル)キナゾリン-4(3H)-オン;
    8-メチル-2-(((1-((1-メチル-1H-インダゾール-6-イル)メチル)ピペリジン-4-イル)チオ)メチル)キナゾリン-4(3H)-オン;
    8-メチル-2-(((1-((3-メチル-1H-ピラゾール-4-イル)メチル)ピペリジン-4-イル)チオ)メチル)キナゾリン-4(3H)-オン;
    N-(3-((4-(((8-メチル-4-オキソ-3,4-ジヒドロキナゾリン-2-イル)メチル)チオ)ピペリジン-1-イル)メチル)フェニル)アセトアミド;
    2-(((1-((1H-ピロロ[3,2-c]ピリジン-3-イル)メチル)ピペリジン-4-イル)チオ)メチル)-8-メチルキナゾリン-4(3H)-オン;
    2-(((1-(イミダゾ[1,2-a]ピリジン-3-イルメチル)ピペリジン-4-イル)チオ)メチル)-8-メチルキナゾリン-4(3H)-オン;
    2-(((1-((1-ベンジル-1H-イミダゾール-5-イル)メチル)ピペリジン-4-イル)チオ)メチル)-8-メチルキナゾリン-4(3H)-オン;
    2-(((1-((1-ベンジル-1H-ピラゾール-4-イル)メチル)ピペリジン-4-イル)チオ)メチル)-8-メチルキナゾリン-4(3H)-オン;
    2-(2-((4-(((8-メチル-4-オキソ-3,4-ジヒドロキナゾリン-2-イル)メチル)チオ)ピペリジン-1-イル)メチル)フェノキシ)アセトニトリル;
    8-メチル-2-(((1-((2-オキソインドリン-6-イル)メチル)ピペリジン-4-イル)チオ)メチル)キナゾリン-4(3H)-オン;
    2-(((1-((5-メトキシピリジン-2-イル)メチル)ピペリジン-4-イル)チオ)メチル)-8-メチルキナゾリン-4(3H)-オン;
    8-メチル-2-(((1-((4-メチル-3,4-ジヒドロ-2H-ベンゾ[b][1,4]オキサジン-7-イル)メチル)ピペリジン-4-イル)チオ)メチル)キナゾリン-4(3H)-オン;
    (S)-2-(((1-(2,3-ジヒドロキシプロピル)ピペリジン-4-イル)チオ)メチル)-8-メチルキナゾリン-4(3H)-オン;
    (R)-2-(((1-(2,3-ジヒドロキシプロピル)ピペリジン-4-イル)チオ)メチル)-8-メチルキナゾリン-4(3H)-オン;
    (S)-8-メチル-2-(((1-(ピロリジン-2-イルメチル)ピペリジン-4-イル)チオ)メチル)キナゾリン-4(3H)-オン;
    2-(((1-(2-ヒドロキシエチル)ピペリジン-4-イル)チオ)メチル)-8-メチルキナゾリン-4(3H)-オン;
    2-(((1-(2-アミノエチル)ピペリジン-4-イル)チオ)メチル)-8-メチルキナゾリン-4(3H)-オン;
    N-(2-(4-(((8-メチル-4-オキソ-3,4-ジヒドロキナゾリン-2-イル)メチル)チオ)ピペリジン-1-イル)エチル)ピコリンアミド;
    2-(((1-(3-アミノプロピル)ピペリジン-4-イル)チオ)メチル)-8-メチルキナゾリン-4(3H)-オン;
    2-(((1-グリシルピペリジン-4-イル)チオ)メチル)-8-メチルキナゾリン-4(3H)-オン;
    2-(((1-(3-アミノプロパノイル)ピペリジン-4-イル)チオ)メチル)-8-メチルキナゾリン-4(3H)-オン;
    2-(((1-(3-(ジメチルアミノ)プロパノイル)ピペリジン-4-イル)チオ)メチル)-8-メチルキナゾリン-4(3H)-オン;
    (R)-1-(4-アミノ-5-(4-(((8-メチル-4-オキソ-3,4-ジヒドロキナゾリン-2-イル)メチル)チオ)ピペリジン-1-イル)-5-オキソペンチル)グアニジン;
    (S)-1-(4-アミノ-5-(4-(((8-メチル-4-オキソ-3,4-ジヒドロキナゾリン-2-イル)メチル)チオ)ピペリジン-1-イル)-5-オキソペンチル)グアニジン;
    2-(((1-(L-リシル)ピペリジン-4-イル)チオ)メチル)-8-メチルキナゾリン-4(3H)-オン;
    2-(((1-(D-リシル)ピペリジン-4-イル)チオ)メチル)-8-メチルキナゾリン-4(3H)-オン;
    8-メチル-2-(((1-(3-(ピリジン-2-イル)プロパノイル)ピペリジン-4-イル)チオ)メチル)キナゾリン-4(3H)-オン;
    8-メチル-2-(((1-(メチルスルホニル)ピペリジン-4-イル)チオ)メチル)キナゾリン-4(3H)-オン;
    8-メチル-2-(((1-(ピリジン-2-イルスルホニル)ピペリジン-4-イル)チオ)メチル)キナゾリン-4(3H)-オン;
    7-(シクロペンチルアミノ)-5-フルオロ-2-((ピペリジン-4-イルチオ)メチル)キナゾリン-4(3H)-オン;
    7-(シクロブチルアミノ)-5-フルオロ-2-((ピペリジン-4-イルチオ)メチル)キナゾリン-4(3H)-オン;
    N-(((trans)-4-(((8-メチル-4-オキソ-3,4-ジヒドロキナゾリン-2-イル)メチル)チオ)シクロヘキシル)メチル)アセトアミド;
    7-(シクロペンチルアミノ)-2-((ピペリジン-4-イルチオ)メチル)キナゾリン-4(3H)-オン;
    7-(シクロペンチルアミノ)-2-((((1R,4R)-4-(ヒドロキシメチル)シクロヘキシル)チオ)-メチル)キナゾリン-4(3H)-オン;
    2-((((trans)-4-(2-アミノエチル)シクロヘキシル)チオ)メチル)-8-メチルキナゾリン-4(3H)-オン;
    2-(((3-(アミノメチル)シクロブチル)チオ)メチル)-8-メチルキナゾリン-4(3H)-オン;
    2-((((trans)-3-(2-アミノエチル)シクロペンチル)チオ)メチル)-8-メチルキナゾリン-4(3H)-オン
    7-(シクロペンチルアミノ)-5-フルオロ-2-(((テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)チオ)メチル)キナゾリン-4(3H)-オン;
    7-(シクロペンチルアミノ)-5-フルオロ-2-((((1R,4R)-4-ヒドロキシシクロヘキシル)チオ)メチル)-キナゾリン-4(3H)-オン;
    7-(シクロペンチルアミノ)-2-(((テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)チオ)メチル)ピリド[2,3-d]ピリミジン-4(3H)-オン;
    (S)-7-((テトラヒドロ-2H-ピラン-3-イル)アミノ)-2-(((テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)チオ)メチル)キナゾリン-4(3H)-オン;
    7-(シクロペンチルアミノ)-2-(((テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)チオ)メチル)ピリド[3,2-d]ピリミジン-4(3H)-オン;
    7-(シクロペンチルアミノ)-2-(((テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)チオ)メチル)ピリド[4,3-d]ピリミジン-4(3H)-オン;
    2-((アゼパン-4-イルチオ)メチル)-7-(シクロペンチルアミノ)キナゾリン-4(3H)-オン;
    2-(((3-(アミノメチル)シクロペンチル)チオ)メチル)-8-メチルキナゾリン-4(3H)-オン;
    7-((3-メチルイソキサゾール-5-イル)アミノ)-2-(((テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)チオ)メチル)キナゾリン-4(3H)-オン;
    (R)-7-((1-(メチルスルホニル)ピペリジン-3-イル)アミノ)-2-(((テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)チオ)メチル)キナゾリン-4(3H)-オン;
    7-(シクロブチルアミノ)-2-((((1R,4R)-4-ヒドロキシシクロヘキシル)チオ)メチル)キナゾリン-4(3H)-オン;
    7-((1-(メチルスルホニル)アゼチジン-3-イル)アミノ)-2-(((テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)チオ)メチル)キナゾリン-4(3H)-オン;
    (R)-7-((1-(メチルスルホニル)ピペリジン-3-イル)アミノ)-2-((ピペリジン-4-イルチオ)メチル)キナゾリン-4(3H)-オン;
    7-(シクロペンチルオキシ)-2-(((テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)チオ)メチル)キナゾリン-4(3H)-オン;
    8-メチル-2-((オキセパン-4-イルチオ)メチル)キナゾリン-4(3H)-オン;
    7-(シクロペンチルアミノ)-2-((((1R,4R)-4-ヒドロキシシクロヘキシル)チオ)メチル)-5-(トリフルオロメチル)キナゾリン-4(3H)-オン;
    7-(シクロブチルアミノ)-2-((ピペリジン-4-イルチオ)メチル)キナゾリン-4(3H)-オン;
    (R)-7-((1-(メチルスルホニル)ピペリジン-3-イル)アミノ)-2-(((テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)チオ)メチル)ピリド[2,3-d]ピリミジン-4(3H)-オン;
    7-イソブチル-2-(((テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)チオ)メチル)キナゾリン-4(3H)-オン;
    7-(シクロペンチルアミノ)-5-メチル-2-(((テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)チオ)メチル)キナゾリン-4(3H)-オン;
    cis-4-(((8-メチル-4-オキソ-3,4-ジヒドロキナゾリン-2-イル)メチル)チオ)シクロヘキサン-1-カルボキサミド;
    trans-4-(((8-メチル-4-オキソ-3,4-ジヒドロキナゾリン-2-イル)メチル)チオ)シクロヘキサン-1-カルボキサミド;
    5-クロロ-7-(シクロペンチルアミノ)-2-((ピペリジン-4-イルチオ)メチル)キナゾリン-4(3H)-オン;
    7-(シクロペンチルアミノ)-5-メトキシ-2-(((テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)チオ)メチル)キナゾリン-4(3H)-オン;
    メチル4-(((7-(シクロペンチルアミノ)-4-オキソ-3,4-ジヒドロキナゾリン-2-イル)メチル)チオ)ピペリジン-1-カルボキシラート;
    2-((trans)-4-(((8-メチル-4-オキソ-3,4-ジヒドロキナゾリン-2-イル)メチル)チオ)シクロヘキシル)アセトアミド;
    7-(シクロペンチルアミノ)-5-フルオロ-2-(((trans-3-フルオロピペリジン-4-イル)チオ)メチル)キナゾリン-4(3H)-オン;
    7-(シクロペンチルアミノ)-5-フルオロ-2-((((3S,4S)-3-フルオロピペリジン-4-イル)チオ)メチル)キナゾリン-4(3H)-オン;
    7-(シクロペンチルアミノ)-5-フルオロ-2-((((3R,4R)-3-フルオロピペリジン-4-イル)チオ)メチル)キナゾリン-4(3H)-オン;
    7-(シクロペンチルアミノ)-5-フルオロ-2-((((cis)-3-フルオロピペリジン-4-イル)チオ)メチル)キナゾリン-4(3H)-オン;
    7-(シクロペンチルアミノ)-5-フルオロ-2-((((3R,4S)-3-フルオロピペリジン-4-イル)チオ)メチル)キナゾリン-4(3H)-オン;
    7-(シクロペンチルアミノ)-5-フルオロ-2-((((3S,4R)-3-フルオロピペリジン-4-イル)チオ)メチル)キナゾリン-4(3H)-オン;
    7-(シクロペンチルアミノ)-5-フルオロ-2-(((1-(2-ヒドロキシアセチル)ピペリジン-4-イル)チオ)メチル)キナゾリン-4(3H)-オン;
    2-((シクロヘキシルチオ)メチル)-7-(シクロペンチルアミノ)-5-フルオロキナゾリン-4(3H)-オン;
    cis-4-(((7-(シクロペンチルアミノ)-5-フルオロ-4-オキソ-3,4-ジヒドロキナゾリン-2-イル)メチル)チオ)シクロヘキサン-1-カルボン酸;
    trans-4-(((7-(シクロペンチルアミノ)-5-フルオロ-4-オキソ-3,4-ジヒドロキナゾリン-2-イル)メチル)チオ)シクロヘキサン-1-カルボン酸;
    trans-4-(((7-(シクロペンチルアミノ)-5-フルオロ-4-オキソ-3,4-ジヒドロキナゾリン-2-イル)メチル)チオ)シクロヘキサン-1-カルボキサミド;
    7-(シクロプロピルメトキシ)-2-(((テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)チオ)メチル)キナゾリン-4(3H)-オン;
    4-(((7-(シクロペンチルアミノ)-5-フルオロ-4-オキソ-3,4-ジヒドロキナゾリン-2-イル)メチル)チオ)-N,N-ジメチルピペリジン-1-カルボキサミド;
    2-(((cis-6-(ヒドロキシメチル)テトラヒドロ-2H-ピラン-3-イル)チオ)メチル)-8-メチルキナゾリン-4(3H)-オン;
    7-(シクロペンチルアミノ)-5-フルオロ-2-(((trans-3-(トリフルオロメチル)ピペリジン-4-イル)チオ)メチル)キナゾリン-4(3H)-オン;
    7-(シクロペンチルアミノ)-5-フルオロ-2-(((cis-4-フルオロピロリジン-3-イル)チオ)メチル)キナゾリン-4(3H)-オン;
    7-(シクロペンチルアミノ)-5-(ヒドロキシメチル)-2-(((テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)チオ)メチル)キナゾリン-4(3H)-オン;
    7-(シクロペンチルアミノ)-5-(フルオロメチル)-2-(((テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)チオ)メチル)キナゾリン-4(3H)-オン;
    7-(シクロペンチルアミノ)-6-フルオロ-2-((ピペリジン-4-イルチオ)メチル)キナゾリン-4(3H)-オン;
    7-(シクロペンチルアミノ)-5-フルオロ-2-(((trans-2-(トリフルオロメチル)ピペリジン-4-イル)チオ)メチル)キナゾリン-4(3H)-オン;
    7-(シクロペンチルアミノ)-5-フルオロ-2-(((cis-2-(トリフルオロメチル)ピペリジン-4-イル)チオ)メチル)キナゾリン-4(3H)-オン;
    7-(シクロプロピルメトキシ)-2-((ピペリジン-4-イルチオ)メチル)ピリド[2,3-d]ピリミジン-4(3H)-オン;
    7-((シクロブチルメチル)アミノ)-6-メトキシ-2-((ピペリジン-4-イルチオ)メチル)キナゾリン-4(3H)-オン;
    7-((2,2-ジフルオロシクロペンチル)アミノ)-5-フルオロ-2-(((テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)チオ)メチル)キナゾリン-4(3H)-オン;
    7-(シクロペンチルアミノ)-5,6-ジフルオロ-2-((ピペリジン-4-イルチオ)メチル)キナゾリン-4(3H)-オン;
    5-フルオロ-7-((trans-4-モルホリノシクロヘキシル)アミノ)-2-(((テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)チオ)メチル)キナゾリン-4(3H)-オン;
    5-フルオロ-7-((cis-4-モルホリノシクロヘキシル)アミノ)-2-(((テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)チオ)メチル)キナゾリン-4(3H)-オン;
    7-(シクロプロピルメトキシ)-5-フルオロ-2-(((trans-4-ヒドロキシシクロヘキシル)チオ)メチル)キナゾリン-4(3H)-オン;
    5-フルオロ-7-((テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)メトキシ)-2-(((テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)チオ)メチル)キナゾリン-4(3H)-オン;
    7-(シクロブチルメトキシ)-5-メチル-2-(((テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)チオ)メチル)キナゾリン-4(3H)-オン;
    5-フルオロ-2-(((テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)チオ)メチル)-7-((テトラヒドロフラン-3-イル)メトキシ)キナゾリン-4(3H)-オン;
    (R)-5-フルオロ-2-(((テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)チオ)メチル)-7-((テトラヒドロフラン-3-イル)メトキシ)キナゾリン-4(3H)-オン;
    (S)-5-フルオロ-2-(((テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)チオ)メチル)-7-((テトラヒドロフラン-3-イル)メトキシ)キナゾリン-4(3H)-オン;
    7-(シクロペンチルアミノ)-5-フルオロ-2-(((trans-6-フルオロアゼパン-4-イル)チオ)メチル)キナゾリン-4(3H)-オン;
    7-(シクロペンチルアミノ)-5-フルオロ-2-(((cis-6-フルオロアゼパン-4-イル)チオ)メチル)キナゾリン-4(3H)-オン;
    2-((((cis)-6-(アミノメチル)テトラヒドロ-2H-ピラン-3-イル)チオ)メチル)-7-(シクロペンチルアミノ)-5-フルオロキナゾリン-4(3H)-オン;
    2-(((trans-4-(アミノメチル)-4-フルオロシクロヘキシル)チオ)メチル)-7-(シクロペンチルアミノ)-5-フルオロキナゾリン-4(3H)-オン;
    2-(((cis-4-(アミノメチル)-4-フルオロシクロヘキシル)チオ)メチル)-7-(シクロペンチルアミノ)-5-フルオロキナゾリン-4(3H)-オン;
    6-フルオロ-7-((テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)アミノ)-2-(((テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)チオ)メチル)キナゾリン-4(3H)-オン;
    7-(シクロペンチルアミノ)-5-フルオロ-2-(((1-メチルピペリジン-4-イル)チオ)メチル)キナゾリン-4(3H)-オン;
    7-(シクロヘキシルアミノ)-5-フルオロ-2-(((テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)チオ)メチル)キナゾリン-4(3H)-オン;
    7-(シクロヘキシルアミノ)-5-フルオロ-2-((ピペリジン-4-イルチオ)メチル)キナゾリン-4(3H)-オン;
    7-(シクロヘキシルアミノ)-5-フルオロ-2-((((1r,4r)-4-ヒドロキシシクロヘキシル)チオ)メチル)キナゾリン-4(3H)-オン;
    (R)-5-フルオロ-7-((1-(メチルスルホニル)ピペリジン-3-イル)アミノ)-2-(((テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)チオ)メチル)キナゾリン-4(3H)-オン;
    7-(シクロブチルアミノ)-5-フルオロ-2-(((テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)チオ)メチル)キナゾリン-4(3H)-オン;
    7-((2-シクロペンチルエチル)アミノ)-2-(((テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)チオ)メチル)キナゾリン-4(3H)-オン;
    5-クロロ-7-(シクロペンチルアミノ)-2-(((テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)チオ)メチル)キナゾリン-4(3H)-オン;
    7-(シクロペンチルアミノ)-2-(((1-(2,2,2-トリフルオロエチル)ピペリジン-4-イル)チオ)メチル)キナゾリン-4(3H)-オン;
    7-(シクロペンチルアミノ)-5-フルオロ-2-(((1-(オキセタン-3-イル)ピペリジン-4-イル)チオ)メチル)キナゾリン-4(3H)-オン;
    7-((2-(テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)エチル)アミノ)-2-(((テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)チオ)メチル)キナゾリン-4(3H)-オン;
    7-(シクロペンチルアミノ)-5-メチル-2-((ピペリジン-4-イルチオ)メチル)キナゾリン-4(3H)-オン;
    7-(シクロペンチルアミノ)-2-(((1-(2,2-ジフルオロエチル)ピペリジン-4-イル)チオ)メチル)キナゾリン-4(3H)-オン;
    7-(シクロペンチルアミノ)-2-(((1-(3,3,3-トリフルオロプロピル)ピペリジン-4-イル)チオ)メチル)キナゾリン-4(3H)-オン;
    2-(((cis-6-(ヒドロキシメチル)テトラヒドロ-2H-ピラン-2-イル)チオ)メチル)-8-メチルキナゾリン-4(3H)-オン;
    7-((シクロブチルメチル)アミノ)-5-フルオロ-2-((ピペリジン-4-イルチオ)メチル)キナゾリン-4(3H)-オン;
    7-(((2,2-ジフルオロシクロプロピル)メチル)アミノ)-5-フルオロ-2-((ピペリジン-4-イルチオ)メチル)キナゾリン-4(3H)-オン;
    7-(シクロペンチルアミノ)-5-フルオロ-2-(((1-(2,2,2-トリフルオロエチル)ピペリジン-4-イル)チオ)メチル)キナゾリン-4(3H)-オン;
    7-(シクロペンチルアミノ)-2-(((1-(2,2-ジフルオロプロピル)ピペリジン-4-イル)チオ)メチル)キナゾリン-4(3H)-オン;
    7-((シクロプロピルメチル)アミノ)-5-フルオロ-2-((ピペリジン-4-イルチオ)メチル)キナゾリン-4(3H)-オン;
    7-((3,3-ジフルオロシクロペンチル)アミノ)-5-フルオロ-2-((ピペリジン-4-イルチオ)メチル)キナゾリン-4(3H)-オン;
    2-(((trans-4-ヒドロキシシクロヘキシル)チオ)メチル)-7-(((R)-1-(メチルスルホニル)ピペリジン-3-イル)アミノ)キナゾリン-4(3H)-オン;
    (R)-2-(((1-アセチルピペリジン-4-イル)チオ)メチル)-7-((1-(メチルスルホニル)ピペリジン-3-イル)アミノ)キナゾリン-4(3H)-オン;
    5-フルオロ-2-(((trans-4-ヒドロキシシクロヘキシル)チオ)メチル)-7-(((R)-1-(メチルスルホニル)ピペリジン-3-イル)アミノ)キナゾリン-4(3H)-オン;
    7-(シクロペンチルアミノ)-2-(((1,1-ジオキシドテトラヒドロ-2H-チオピラン-4-イル)チオ)メチル)-5-フルオロキナゾリン-4(3H)-オン;
    7-((シクロプロピルメチル)アミノ)-5-フルオロ-2-(((trans-4-ヒドロキシシクロヘキシル)チオ)メチル)キナゾリン-4(3H)-オン;
    5-フルオロ-2-((ピペリジン-4-イルチオ)メチル)-7-(((テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)メチル)アミノ)キナゾリン-4(3H)-オン;
    7-(シクロペンチルアミノ)-2-(((1-(1,1-ジオキシドチエタン-3-イル)ピペリジン-4-イル)チオ)メチル)-5-フルオロキナゾリン-4(3H)-オン;
    7-((シクロプロピルメチル)アミノ)-5-フルオロ-2-(((1-(オキセタン-3-イル)ピペリジン-4-イル)チオ)メチル)キナゾリン-4(3H)-オン;
    7-(シクロプロピルメトキシ)-2-((ピペリジン-4-イルチオ)メチル)キナゾリン-4(3H)-オン;
    7-(シクロペンチルアミノ)-5-フルオロ-2-(((1-(2-(メチルスルホニル)エチル)ピペリジン-4-イル)チオ)メチル)キナゾリン-4(3H)-オン;
    5-フルオロ-7-((2-モルホリノエチル)アミノ)-2-((ピペリジン-4-イルチオ)メチル)キナゾリン-4(3H)-オン;
    7-(シクロプロピルメトキシ)-5-フルオロ-2-((ピペリジン-4-イルチオ)メチル)キナゾリン-4(3H)-オン;
    7-(シクロペンチルアミノ)-5-フルオロ-2-(((1-(2-ヒドロキシ-2-メチルプロパノイル)ピペリジン-4-イル)チオ)メチル)キナゾリン-4(3H)-オン;
    7-(シクロブチルメトキシ)-5-フルオロ-2-((ピペリジン-4-イルチオ)メチル)キナゾリン-4(3H)-オン;
    7-(シクロペンチルアミノ)-5-フルオロ-2-(((1-(ピリジン-2-イルメチル)ピペリジン-4-イル)チオ)メチル)キナゾリン-4(3H)-オン;
    7-(シクロペンチルメトキシ)-5-フルオロ-2-((ピペリジン-4-イルチオ)メチル)キナゾリン-4(3H)-オン;
    2-(4-(((7-(シクロペンチルアミノ)-5-フルオロ-4-オキソ-3,4-ジヒドロキナゾリン-2-イル)メチル)チオ)ピペリジン-1-イル)-N-メチルアセトアミド;
    7-(((2,2-ジフルオロシクロプロピル)メチル)アミノ)-5-メチル-2-((ピペリジン-4-イルチオ)メチル)キナゾリン-4(3H)-オン;
    2-(4-(((7-(シクロペンチルアミノ)-5-フルオロ-4-オキソ-3,4-ジヒドロキナゾリン-2-イル)メチル)チオ)ピペリジン-1-イル)アセトニトリル;
    2-(trans-4-(((7-(シクロペンチルアミノ)-5-フルオロ-4-オキソ-3,4-ジヒドロキナゾリン-2-イル)メチル)チオ)シクロヘキシル)アセトアミド;
    5-フルオロ-7-((2-モルホリノエチル)アミノ)-2-(((テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)チオ)メチル)キナゾリン-4(3H)-オン;
    5-フルオロ-2-(((テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)チオ)メチル)-7-((1-(2,2,2-トリフルオロエチル)ピペリジン-4-イル)アミノ)キナゾリン-4(3H)-オン;
    7-((シクロブチルメチル)アミノ)-6-フルオロ-2-((ピペリジン-4-イルチオ)メチル)キナゾリン-4(3H)-オン;
    7-(シクロヘキシルアミノ)-6-フルオロ-2-(((テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)チオ)メチル)キナゾリン-4(3H)-オン;
    7-(シクロプロピルメトキシ)-5-フルオロ-2-(((テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)チオ)メチル)キナゾリン-4(3H)-オン;
    7-((シクロプロピルメチル)アミノ)-6-フルオロ-2-(((テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)チオ)メチル)キナゾリン-4(3H)-オン;
    7-(シクロペンチルアミノ)-6-フルオロ-2-(((trans-4-ヒドロキシシクロヘキシル)チオ)メチル)キナゾリン-4(3H)-オン;
    7-(シクロペンチルアミノ)-5,6-ジフルオロ-2-(((テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)チオ)メチル)キナゾリン-4(3H)-オン;
    7-(シクロプロピルメトキシ)-5-フルオロ-2-(((cis-3-フルオロピペリジン-4-イル)チオ)メチル)キナゾリン-4(3H)-オン;
    7-((シクロブチルメチル)アミノ)-2-(((1,1-ジオキシドテトラヒドロ-2H-チオピラン-4-イル)チオ)メチル)-6-フルオロキナゾリン-4(3H)-オン;
    7-(シクロプロピルメトキシ)-5-フルオロ-2-(((trans-3-フルオロピペリジン-4-イル)チオ)メチル)キナゾリン-4(3H)-オン;
    5-フルオロ-2-(((テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)チオ)メチル)-7-((1-(3,3,3-トリフルオロプロピル)ピペリジン-4-イル)メトキシ)キナゾリン-4(3H)-オン;
    7-((1-(2,2-ジフルオロプロピル)ピペリジン-4-イル)メトキシ)-5-フルオロ-2-(((テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)チオ)メチル)キナゾリン-4(3H)-オン;
    7-((1-(2,2-ジフルオロエチル)ピペリジン-4-イル)メトキシ)-5-フルオロ-2-(((テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)チオ)メチル)キナゾリン-4(3H)-オン;
    5-フルオロ-7-((1-(オキセタン-3-イル)ピペリジン-4-イル)メトキシ)-2-(((テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)チオ)メチル)キナゾリン-4(3H)-オン;
    5-フルオロ-7-((1-(オキセタン-3-イル)ピペリジン-4-イル)アミノ)-2-(((テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)チオ)メチル)キナゾリン-4(3H)-オン;
    7-((シクロブチルメチル)アミノ)-6-フルオロ-2-(((cis-3-フルオロピペリジン-4-イル)チオ)メチル)キナゾリン-4(3H)-オン;
    7-(シクロブチルメトキシ)-2-(((1,1-ジオキシドテトラヒドロ-2H-チオピラン-4-イル)チオ)メチル)-5-フルオロキナゾリン-4(3H)-オン;
    5-フルオロ-7-((trans-2-フルオロシクロペンチル)アミノ)-2-(((テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)チオ)メチル)キナゾリン-4(3H)-オン;
    5-フルオロ-7-イソブトキシ-2-(((テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)チオ)メチル)キナゾリン-4(3H)-オン;
    7-(シクロブチルメトキシ)-5-フルオロ-2-(((1-(2-ヒドロキシアセチル)ピペリジン-4-イル)チオ)メチル)キナゾリン-4(3H)-オン;
    7-(シクロブチルメトキシ)-2-(((2,2-ジメチルテトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)チオ)メチル)-5-フルオロキナゾリン-4(3H)-オン;
    7-(シクロブチルメトキシ)-2-((シクロヘキシルチオ)メチル)-5-フルオロキナゾリン-4(3H)-オン;
    2-((シクロヘキシルチオ)メチル)-7-(シクロペンチルアミノ)-5,6-ジフルオロキナゾリン-4(3H)-オン;
    trans-4-(((7-(シクロブチルメトキシ)-5-フルオロ-4-オキソ-3,4-ジヒドロキナゾリン-2-イル)メチル)チオ)シクロヘキサン-1-カルボキサミド;
    7-((1-(2,2-ジフルオロエチル)ピペリジン-3-イル)メトキシ)-5-フルオロ-2-(((テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)チオ)メチル)キナゾリン-4(3H)-オン;
    7-(シクロペンチルアミノ)-5,6-ジフルオロ-2-(((trans-4-ヒドロキシシクロヘキシル)チオ)メチル)キナゾリン-4(3H)-オン;
    7-(シクロペンチルメトキシ)-5-フルオロ-2-(((trans-4-ヒドロキシシクロヘキシル)チオ)メチル)キナゾリン-4(3H)-オン;
    7-((2,2-ジフルオロシクロプロピル)メトキシ)-5-フルオロ-2-(((テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)チオ)メチル)キナゾリン-4(3H)-オン;
    7-(シクロペンチルアミノ)-2-(((1,1-ジオキシドテトラヒドロ-2H-チオピラン-4-イル)チオ)メチル)-5,6-ジフルオロキナゾリン-4(3H)-オン;
    7-((3,3-ジフルオロシクロブチル)メトキシ)-5-フルオロ-2-(((テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)チオ)メチル)キナゾリン-4(3H)-オン;
    5-フルオロ-2-(((trans-4-ヒドロキシシクロヘキシル)チオ)メチル)-7-((テトラヒドロ-2H-ピラン-3-イル)メトキシ)キナゾリン-4(3H)-オン;
    5-フルオロ-7-((テトラヒドロ-2H-ピラン-3-イル)メトキシ)-2-(((テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)チオ)メチル)キナゾリン-4(3H)-オン;
    5-フルオロ-2-(((テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)チオ)メチル)-7-((テトラヒドロフラン-2-イル)メトキシ)キナゾリン-4(3H)-オン;
    (R)-5-フルオロ-2-(((テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)チオ)メチル)-7-((テトラヒドロフラン-2-イル)メトキシ)キナゾリン-4(3H)-オン;
    (S)-5-フルオロ-2-(((テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)チオ)メチル)-7-((テトラヒドロフラン-2-イル)メトキシ)キナゾリン-4(3H)-オン;
    5,6-ジフルオロ-2-(((テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)チオ)メチル)-7-(((テトラヒドロフラン-3-イル)メチル)アミノ)キナゾリン-4(3H)-オン;
    (S)-5,6-ジフルオロ-2-(((テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)チオ)メチル)-7-(((テトラヒドロフラン-3-イル)メチル)アミノ)キナゾリン-4(3H)-オン;
    (R)-5,6-ジフルオロ-2-(((テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)チオ)メチル)-7-(((テトラヒドロフラン-3-イル)メチル)アミノ)キナゾリン-4(3H)-オン;
    5-フルオロ-2-((((trans)-4-ヒドロキシシクロヘキシル)チオ)メチル)-7-((テトラヒドロフラン-3-イル)メトキシ)キナゾリン-4(3H)-オン;
    5-フルオロ-2-((((trans)-4-ヒドロキシシクロヘキシル)チオ)メチル)-7-(((R)-テトラヒドロフラン-3-イル)メトキシ)キナゾリン-4(3H)-オン;
    5-フルオロ-2-((((trans)-4-ヒドロキシシクロヘキシル)チオ)メチル)-7-(((S)-テトラヒドロフラン-3-イル)メトキシ)キナゾリン-4(3H)-オン;
    5-フルオロ-7-(((trans)-3-フルオロ-1-メチルピペリジン-4-イル)メトキシ)-2-(((テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)チオ)メチル)キナゾリン-4(3H)-オン;
    5-フルオロ-7-(((3S,4S)-3-フルオロ-1-メチルピペリジン-4-イル)メトキシ)-2-(((テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)チオ)メチル)キナゾリン-4(3H)-オン;
    5-フルオロ-7-(((3R,4R)-3-フルオロ-1-メチルピペリジン-4-イル)メトキシ)-2-(((テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)チオ)メチル)キナゾリン-4(3H)-オン;
    5,6-ジフルオロ-7-(((cis)-3-メトキシシクロブチル)アミノ)-2-(((テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)チオ)メチル)キナゾリン-4(3H)-オン;
    N-((cis)-4-(((7-(シクロプロピルメトキシ)-5-フルオロ-4-オキソ-3,4-ジヒドロキナゾリン-2-イル)メチル)チオ)シクロヘキシル)アセトアミド;
    N-((trans)-4-(((7-(シクロプロピルメトキシ)-5-フルオロ-4-オキソ-3,4-ジヒドロキナゾリン-2-イル)メチル)チオ)シクロヘキシル)アセトアミド;
    7-(((cis)-3-エトキシシクロブチル)アミノ)-5,6-ジフルオロ-2-(((テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)チオ)メチル)キナゾリン-4(3H)-オン;
    5-フルオロ-2-((((cis)-4-ヒドロキシ-4-メチルシクロヘキシル)チオ)メチル)-7-((テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)メトキシ)キナゾリン-4(3H)-オン;
    7-((1-アセチルピペリジン-4-イル)メトキシ)-5-フルオロ-2-(((テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)チオ)メチル)キナゾリン-4(3H)-オン;
    2-((((trans)-4-(アミノメチル)-4-フルオロシクロヘキシル)チオ)メチル)-7-(シクロブチルメトキシ)-5-フルオロキナゾリン-4(3H)-オン;
    5-フルオロ-7-(((3S,4S)-3-フルオロ-1-メチルピペリジン-4-イル)メトキシ)-2-((((trans)-4-ヒドロキシシクロヘキシル)チオ)メチル)キナゾリン-4(3H)-オン;
    5-フルオロ-7-(((3R,4R)-3-フルオロ-1-メチルピペリジン-4-イル)メトキシ)-2-((((trans)-4-ヒドロキシシクロヘキシル)チオ)メチル)キナゾリン-4(3H)-オン
    7-((シクロプロピルメチル)アミノ)-5,6-ジフルオロ-2-(((テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)チオ)メチル)キナゾリン-4(3H)-オン;
    5,6-ジフルオロ-7-(((テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)メチル)アミノ)-2-(((テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)チオ)メチル)キナゾリン-4(3H)-オン;
    7-((シクロブチルメチル)アミノ)-2-(((1,1-ジオキシドテトラヒドロ-2H-チオピラン-4-イル)チオ)メチル)-5,6-ジフルオロキナゾリン-4(3H)-オン;
    5-フルオロ-7-(((trans)-2-フルオロシクロペンチル)アミノ)-2-((((trans)-4-ヒドロキシシクロヘキシル)チオ)メチル)キナゾリン-4(3H)-オン;
    5-フルオロ-7-(((cis)-2-フルオロシクロペンチル)アミノ)-2-((((trans)-4-ヒドロキシシクロヘキシル)チオ)メチル)キナゾリン-4(3H)-オン;
    5-フルオロ-2-((((trans)-4-ヒドロキシシクロヘキシル)チオ)メチル)-7-((テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)メトキシ)キナゾリン-4(3H)-オン;
    5-フルオロ-7-(オキセタン-3-イルメトキシ)-2-(((テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)チオ)メチル)キナゾリン-4(3H)-オン;
    7-((1,4-ジオキサn-2-イル)メトキシ)-5-フルオロ-2-(((テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)チオ)メチル)キナゾリン-4(3H)-オン;
    7-((2,2-ジフルオロシクロヘキシル)アミノ)-5-フルオロ-2-(((テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)チオ)メチル)キナゾリン-4(3H)-オン;
    5,6-ジフルオロ-7-(((trans)-4-(4-メチルピペラジン-1-イル)シクロヘキシル)アミノ)-2-(((テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)チオ)メチル)キナゾリン-4(3H)-オン;
    5,6-ジフルオロ-7-(((cis)-4-(4-メチルピペラジン-1-イル)シクロヘキシル)アミノ)-2-(((テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)チオ)メチル)キナゾリン-4(3H)-オン;
    (R)-5,6-ジフルオロ-7-((テトラヒドロ-2H-ピラン-3-イル)アミノ)-2-(((テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)チオ)メチル)キナゾリン-4(3H)-オン;
    7-(((R)-1-アセチルピロリジン-3-イル)アミノ)-5,6-ジフルオロ-2-((((trans)-4-ヒドロキシシクロヘキシル)チオ)メチル)キナゾリン-4(3H)-オン;
    7-((2,2-ジフルオロシクロペンチル)アミノ)-5-フルオロ-2-((((trans)-4-ヒドロキシシクロヘキシル)チオ)メチル)キナゾリン-4(3H)-オン;
    7-((1,1-ジオキシドテトラヒドロ-2H-チオピラン-4-イル)メトキシ)-5-フルオロ-2-(((テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)チオ)メチル)キナゾリン-4(3H)-オン;
    5-フルオロ-7-(((trans)-3-フルオロピペリジン-4-イル)メトキシ)-2-(((テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)チオ)メチル)キナゾリン-4(3H)-オン;
    5-クロロ-7-((テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)メトキシ)-2-(((テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)チオ)メチル)キナゾリン-4(3H)-オン;
    5,6-ジフルオロ-2-((((trans)-4-ヒドロキシシクロヘキシル)チオ)メチル)-7-((1-(3,3,3-トリフルオロプロピル)ピペリジン-4-イル)アミノ)キナゾリン-4(3H)-オン;
    7-((5,5-ジメチルテトラヒドロフラン-3-イル)メトキシ)-5-フルオロ-2-((((trans)-4-ヒドロキシシクロヘキシル)チオ)メチル)キナゾリン-4(3H)-オン;
    5-フルオロ-2-((((trans)-4-メトキシシクロヘキシル)チオ)メチル)-7-((テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)メトキシ)キナゾリン-4(3H)-オン;
    5-フルオロ-2-((((cis)-4-メトキシシクロヘキシル)チオ)メチル)-7-((テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)メトキシ)キナゾリン-4(3H)-オン;
    5-フルオロ-2-(((4-メチルテトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)チオ)メチル)-7-((テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)メトキシ)キナゾリン-4(3H)-オン;
    5-フルオロ-7-(((cis)-2-ヒドロキシシクロペンチル)メトキシ)-2-(((テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)チオ)メチル)キナゾリン-4(3H)-オン;
    (trans)-4-((5,6-ジフルオロ-4-オキソ-2-(((テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)チオ)メチル)-3,4-ジヒドロキナゾリン-7-イル)アミノ)シクロヘキサン-1-カルボニトリル;
    (cis)-4-((5,6-ジフルオロ-4-オキソ-2-(((テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)チオ)メチル)-3,4-ジヒドロキナゾリン-7-イル)アミノ)シクロヘキサン-1-カルボニトリル;
    5,6-ジフルオロ-7-(((trans)-3-メトキシシクロブチル)アミノ)-2-(((テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)チオ)メチル)キナゾリン-4(3H)-オン;
    5,6-ジフルオロ-2-((((trans)-4-ヒドロキシシクロヘキシル)チオ)メチル)-7-(((cis)-3-メトキシシクロブチル)アミノ)キナゾリン-4(3H)-オン;
    5-メチル-7-((テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)メトキシ)-2-(((テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)チオ)メチル)キナゾリン-4(3H)-オン;
    5-フルオロ-2-((((cis)-4-ヒドロキシシクロヘキシル)チオ)メチル)-7-((テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)メトキシ)キナゾリン-4(3H)-オン;
    2-(((4,4-ジフルオロシクロヘキシル)チオ)メチル)-5-フルオロ-7-((テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)メトキシ)キナゾリン-4(3H)-オン;
    7-((1-アセチルピロリジン-3-イル)メトキシ)-5-フルオロ-2-(((テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)チオ)メチル)キナゾリン-4(3H)-オン;
    7-(2-シクロヘキシルエチル)-5-フルオロ-2-(((テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)チオ)メチル)キナゾリン-4(3H)-オン;
    7-(((1-アセチルピペリジン-4-イル)メチル)アミノ)-5,6-ジフルオロ-2-(((テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)チオ)メチル)キナゾリン-4(3H)-オン;
    5-フルオロ-7-(((テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)メチル)チオ)-2-(((テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)チオ)メチル)キナゾリン-4(3H)-オン;
    5-フルオロ-7-(((cis)-4-フルオロピロリジン-3-イル)メトキシ)-2-(((テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)チオ)メチル)キナゾリン-4(3H)-オン;
    5-フルオロ-7-(((cis)-4-フルオロ-1-メチルピロリジン-3-イル)メトキシ)-2-(((テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)チオ)メチル)キナゾリン-4(3H)-オン;
    5-フルオロ-2-((((cis)-4-ヒドロキシ-4-メチルシクロヘキシル)チオ)メチル)-7-((テトラヒドロフラン-3-イル)メトキシ)キナゾリン-4(3H)-オン;
    5,6-ジフルオロ-2-((((cis)-4-ヒドロキシ-4-メチルシクロヘキシル)チオ)メチル)-7-(((cis)-3-メトキシシクロブチル)アミノ)キナゾリン-4(3H)-オン;
    5-フルオロ-7-((テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)メトキシ)-2-((((trans)-4-(トリフルオロメトキシ)シクロヘキシル)チオ)メチル)キナゾリン-4(3H)-オン;
    5-ブロモ-2-(((テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)チオ)メチル)-7-((テトラヒドロフラン-3-イル)メトキシ)キナゾリン-4(3H)-オン;
    5,6-ジフルオロ-2-((((trans)-4-ヒドロキシシクロヘキシル)チオ)メチル)-7-(((trans)-4-メトキシシクロヘキシル)アミノ)キナゾリン-4(3H)-オン;
    N-((trans)-4-(((7-(シクロプロピルメトキシ)-5-フルオロ-4-オキソ-3,4-ジヒドロキナゾリン-2-イル)メチル)チオ)シクロヘキシル)プロピオンアミド;
    5,6-ジフルオロ-2-((((trans)-4-ヒドロキシシクロヘキシル)チオ)メチル)-7-(((cis)-4-メトキシシクロヘキシル)アミノ)キナゾリン-4(3H)-オン;
    N-(4-(((7-(シクロプロピルメトキシ)-5-フルオロ-4-オキソ-3,4-ジヒドロキナゾリン-2-イル)メチル)チオ)-1-メチルシクロヘキシル)アセトアミド;
    5,6-ジフルオロ-2-((((trans)-4-ヒドロキシシクロヘキシル)チオ)メチル)-7-(((R)-テトラヒドロ-2H-ピラン-3-イル)アミノ)キナゾリン-4(3H)-オン;
    5-フルオロ-2-((((trans)-3-ヒドロキシシクロブチル)チオ)メチル)-7-((テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)メトキシ)キナゾリン-4(3H)-オン;
    4-オキソ-2-(((テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)チオ)メチル)-7-((テトラヒドロフラン-3-イル)メトキシ)-3,4-ジヒドロキナゾリン-5-カルボニトリル;
    5,6-ジフルオロ-7-(ネオペンチルアミノ)-2-(((テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)チオ)メチル)キナゾリン-4(3H)-オン;
    5-フルオロ-7-(((cis)-3-ヒドロキシ-3-メチルシクロブチル)メトキシ)-2-(((テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)チオ)メチル)キナゾリン-4(3H)-オン;
    5-フルオロ-7-(((trans)-3-ヒドロキシ-3-メチルシクロブチル)メトキシ)-2-(((テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)チオ)メチル)キナゾリン-4(3H)-オン;
    N-((cis)-3-(((5-フルオロ-4-オキソ-7-((テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)メトキシ)-3,4-ジヒドロキナゾリン-2-イル)メチル)チオ)シクロブチル)アセトアミド;
    5-フルオロ-7-(((cis)-3-フルオロ-1-メチルピペリジン-4-イル)メトキシ)-2-(((テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)チオ)メチル)キナゾリン-4(3H)-オン;
    N-((trans)-4-(((5,6-ジフルオロ-7-(((cis)-3-メトキシシクロブチル)アミノ)-4-オキソ-3,4-ジヒドロキナゾリン-2-イル)メチル)チオ)シクロヘキシル)アセトアミド;
    7-((1-(シクロプロパンカルボニル)ピペリジン-4-イル)メトキシ)-5-フルオロ-2-(((テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)チオ)メチル)キナゾリン-4(3H)-オン;
    N-((trans)-4-(((5-フルオロ-4-オキソ-7-((テトラヒドロフラン-3-イル)メトキシ)-3,4-ジヒドロキナゾリン-2-イル)メチル)チオ)シクロヘキシル)アセトアミド;
    N-((trans)-4-(((7-(シクロブチルアミノ)-5,6-ジフルオロ-4-オキソ-3,4-ジヒドロキナゾリン-2-イル)メチル)チオ)シクロヘキシル)アセトアミド;
    N-((trans)-3-(((5-フルオロ-4-オキソ-7-((テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)メトキシ)-3,4-ジヒドロキナゾリン-2-イル)メチル)チオ)シクロブチル)アセトアミド;
    7-(1-シクロペンチルエトキシ)-5-フルオロ-2-(((テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)チオ)メチル)-5,6,7,8-テトラヒドロキナゾリン-4(3H)-オン;
    N-((trans)-4-(((7-(シクロプロピルメトキシ)-5-フルオロ-4-オキソ-3,4-ジヒドロキナゾリン-2-イル)メチル)チオ)シクロヘキシル)シクロプロパンカルボキサミド;
    7-((1-アセチルピペリジン-4-イル)メトキシ)-5-フルオロ-2-((((trans)-4-ヒドロキシシクロヘキシル)チオ)メチル)キナゾリン-4(3H)-オン;
    5-フルオロ-7-((1-イソブチリルピペリジン-4-イル)メトキシ)-2-(((テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)チオ)メチル)キナゾリン-4(3H)-オン;
    5-フルオロ-7-((1-プロピオニルピペリジン-4-イル)メトキシ)-2-(((テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)チオ)メチル)キナゾリン-4(3H)-オン;
    5-フルオロ-7-(ピペリジン-4-イルメトキシ)-2-(((テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)チオ)メチル)キナゾリン-4(3H)-オン;
    5,6-ジフルオロ-7-((1-(テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)エチル)アミノ)-2-(((テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)チオ)メチル)キナゾリン-4(3H)-オン;
    7-((1-アセチルピペリジン-3-イル)メトキシ)-5-フルオロ-2-(((テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)チオ)メチル)キナゾリン-4(3H)-オン;
    5,6-ジフルオロ-2-(((テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)チオ)メチル)-7-(((cis)-3-(トリフルオロメトキシ)シクロブチル)アミノ)キナゾリン-4(3H)-オン;
    7-アミノ-5,6-ジフルオロ-2-(((テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)チオ)メチル)キナゾリン-4(3H)-オン;
    7-(シクロプロピルメトキシ)-2-((((trans)-4-(ジメチルアミノ)シクロヘキシル)チオ)メチル)-5-フルオロ-7,8-ジヒドロキナゾリン-4(3H)-オン;
    5-フルオロ-2-((((cis)-3-ヒドロキシシクロブチル)チオ)メチル)-7-((テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)メトキシ)キナゾリン-4(3H)-オン;
    5,6-ジフルオロ-7-((テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)メトキシ)-2-(((テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)チオ)メチル)キナゾリン-4(3H)-オン;
    5,6-ジフルオロ-7-((2-メトキシ-2-メチルプロピル)アミノ)-2-(((テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)チオ)メチル)キナゾリン-4(3H)-オン;
    5,6-ジフルオロ-7-((((cis)-3-フルオロ-1-メチルピペリジン-4-イル)メチル)アミノ)-2-(((テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)チオ)メチル)キナゾリン-4(3H)-オン;
    7-((1-アセチルピペリジン-4-イル)メトキシ)-5-フルオロ-2-((((cis)-4-ヒドロキシ-4-メチルシクロヘキシル)チオ)メチル)キナゾリン-4(3H)-オン;
    メチル4-(((5-フルオロ-4-オキソ-2-(((テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)チオ)メチル)-3,4-ジヒドロキナゾリン-7-イル)オキシ)メチル)ピペリジン-1-カルボキシラート;
    5-フルオロ-2-((((trans)-4-ヒドロキシ-4-メチルシクロヘキシル)チオ)メチル)-7-((テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)メトキシ)キナゾリン-4(3H)-オン;
    7-(シクロペンチルアミノ)-5-フルオロ-2-((((trans)-3-フルオロ-1-メチルピペリジン-4-イル)チオ)メチル)キナゾリン-4(3H)-オン;
    7-(シクロペンチルアミノ)-5-フルオロ-2-((((cis)-3-フルオロ-1-メチルピペリジン-4-イル)チオ)メチル)キナゾリン-4(3H)-オン;
    5-フルオロ-7-((4-メチルモルホリン-2-イル)メトキシ)-2-(((テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)チオ)メチル)キナゾリン-4(3H)-オン;
    5-フルオロ-7-((1-メチルピペリジン-4-イル)メトキシ)-2-(((テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)チオ)メチル)キナゾリン-4(3H)-オン;
    5-フルオロ-7-(ネオペンチルオキシ)-2-(((テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)チオ)メチル)キナゾリン-4(3H)-オン;
    7-((1-アセチルピペリジン-4-イル)メトキシ)-5-フルオロ-2-((((trans)-4-ヒドロキシ-4-メチルシクロヘキシル)チオ)メチル)キナゾリン-4(3H)-オン;
    5-フルオロ-7-((テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)メトキシ)-2-((((cis)-4-(トリフルオロメトキシ)シクロヘキシル)チオ)メチル)キナゾリン-4(3H)-オン;
    7-(((1-アセチルピペリジン-4-イル)メチル)アミノ)-5,6-ジフルオロ-2-((((trans)-4-ヒドロキシシクロヘキシル)チオ)メチル)キナゾリン-4(3H)-オン;
    5,6-ジフルオロ-7-(メチルアミノ)-2-(((テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)チオ)メチル)キナゾリン-4(3H)-オン;
    5-フルオロ-2-(((テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)チオ)メチル)-7-(3,3,3-トリフルオロ-2,2-ジメチルプロポキシ)キナゾリン-4(3H)-オン;
    7-((1-アセチルピペリジン-4-イル)メトキシ)-5-フルオロ-2-((((cis)-4-ヒドロキシシクロヘキシル)チオ)メチル)キナゾリン-4(3H)-オン;
    7-((1-アセチルピペリジン-4-イル)メトキシ)-5-クロロ-2-(((テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)チオ)メチル)キナゾリン-4(3H)-オン;
    5-フルオロ-7-((1-(2-メトキシアセチル)ピペリジン-4-イル)メトキシ)-2-(((テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)チオ)メチル)キナゾリン-4(3H)-オン;
    5,6-ジフルオロ-7-((((trans)-3-フルオロ-1-メチルピペリジン-4-イル)メチル)アミノ)-2-(((テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)チオ)メチル)キナゾリン-4(3H)-オン;
    N-((trans)-4-(((5-フルオロ-4-オキソ-7-((テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)メトキシ)-3,4-ジヒドロキナゾリン-2-イル)メチル)チオ)シクロヘキシル)アセトアミド;および
    7-((3,3-ジフルオロ-1-メチルピペリジン-4-イル)メトキシ)-5-フルオロ-2-(((テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)チオ)メチル)キナゾリン-4(3H)-オンまたはその薬学的に許容される塩
    から選択される化合物またはその薬学的に許容される塩の投与を含む、請求項68の方法。
  128. 免疫細胞が好酸球、好中球またはリンパ球である、請求項68~127の何れかの方法。
  129. 炎症性サイトカインがTh2サイトカインまたはTh17サイトカインである、請求項68~127の何れかの方法。
  130. 炎症性サイトカインがIL-4、IL-5、IL13またはIL-17Aである、請求項68~127の何れかの方法。
  131. アラーミンがIL-25、IL-33またはTSLPである、請求項68~127の何れかの方法。
  132. 患者に式Iの化合物またはその薬学的に許容される塩と組み合わせて第二治療剤を投与することをさらに含む、請求項1~131の何れかの方法。
  133. 炎症性疾患が炎症性腸疾患である、請求項1および3~61の何れかの方法。
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