JP2024504495A - 車載端末に対して機能支援を行うための方法及び機器 - Google Patents

車載端末に対して機能支援を行うための方法及び機器 Download PDF

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Abstract

本願の実施形態は、車載端末に対して機能支援を行うための方法及び機器を開示し、V2X技術の分野に属する。この方法には以下が含まれる。移動端末が車載端末との通信接続を確立し、移動端末が、プログラムに対応し且つサーバが送信したアップグレード・メッセージを受信する。移動端末は、プログラムに対応するアップグレード・オプションを表示する。移動端末は、アップグレード・オプションがトリガされたことを検出すると、プログラムに対応するアップグレード・パッケージ取得要求をサーバに送信する。サーバは、プログラムのアップグレード・パッケージを移動端末に送信する。移動端末は、アップグレード・パッケージを車載端末に送信する。車載端末は、アップグレード・パッケージを受信し、このアップグレード・パッケージに基づいて上記プログラムをアップグレードする。本願によれば、車両のプログラムのアップグレード方法が車載端末に限定されないため、より柔軟に車両内プログラムをアップグレードすることができ、ユーザ・エクスペリエンスが向上する。

Description

本願は、2021年2月1日に出願した、“METHOD AND APPARATUS FOR PERFORMING FUNCTION ASSISTANCE ON VEHICLE-MOUNTED TERMINAL”と題する中国特許出願第202110138240.8号に対する優先権を主張するものであり、この中国出願の全体が参照により本明細書に組み込まれる。
本発明は、V2X(vehicle-to-everything)技術の分野に関し、特に、車載端末に対して機能支援を行うための方法及び機器に関する。
現在、コネクテッド車両とサーバとの間の対話は、大抵、テレマティクスボックス(Telematics Box, T-Box)を用いて実施される。
コネクテッド車両におけるファームウェア及びアプリケーションのアップグレードについて、殆どの場合に、T-Boxは、サーバと対話してファームウェア又はアプリケーションのアップグレード・パッケージを取得し、次にファームウェア又はアプリケーションをアップグレードする。
現在、コネクテッド車両のファームウェア及びアプリケーションは、T-Boxを用いてのみアップグレードすることができる。ユーザの選択肢は1つだけであり、ファームウェア及びアプリケーションをアップグレードする際の柔軟性は低い。
本願の実施形態は、コネクテッド車両におけるプログラムをアップグレードする際の柔軟性が低いという問題を解決するために、車載端末に対して機能支援を行うための方法及び機器を提供する。技術的な解決策は次の通りである。
第1の態様によれば、車載端末に対して機能支援を行うための方法が提供される。この方法には以下が含まれる。移動端末が車載端末との通信接続を確立し、移動端末は、プログラムに対応し且つサーバが送信したアップグレード・メッセージを受信する。移動端末は、プログラムに対応するアップグレード・オプションを表示する。移動端末は、アップグレード・オプションがトリガされたことが検出されると、プログラムに対応するアップグレード・パッケージ取得要求をサーバに送信する。サーバは、プログラムのアップグレード・パッケージを移動端末に送信する。移動端末は、アップグレード・パッケージを車載端末に送信する。車載端末は、アップグレード・パッケージを受信し、このアップグレード・パッケージに基づいて上記プログラムをアップグレードする。
本願の実施形態に示される解決策では、通信接続は、Wi-Fi接続、又はBluetooth接続等であってもよい。プログラムは、ファームウェア、又はアプリケーション等であってもよい。ファームウェアは、車載端末の車体制御システムのファームウェア、又はHMIのファームウェア等であってもよい。アプリケーションは、高精細地図アプリケーション等であってもよい。
前述の解決策によれば、ユーザは、適切な機会にアップグレード・オプションを選択してタップし、移動端末をトリガして、プログラムに対応するアップグレード・パッケージ取得要求をサーバに送信することができる。サーバは、アップグレード・パッケージ取得要求を受信した後に、プログラムのアップグレード・パッケージを移動端末に返信する。この解決策では、アップグレード・パッケージをダウンロードする機会をユーザによって決定することができることが分かり得る。例えば、ユーザが自宅にいてワイヤレス・ネットワークがある場合に、ユーザはアップグレード・オプションをタップすることができる。このようにして、モバイルデータトラフィックを節約できる。ユーザが車両内にいる場合に、ダウンロードされたアップグレード・パッケージは、移動端末と車載端末との間の通信接続を介して車載端末に送信される。このようにして、ユーザが選択できるアップグレードソリューションは車載端末に限定されないため、車両内のプログラムがより柔軟にアップグレードされ、ユーザ・エクスペリエンスが向上する。
可能な実施態様では、アップグレード・メッセージにはプログラムの最新のバージョン識別子が含まれる。移動端末がプログラムに対応するアップグレード・オプションを表示する前に、方法は以下をさらに含む。移動端末が、プログラムに対応するインストール済みバージョン識別子取得要求を車載端末に送信し、車載端末が送信したプログラムのインストール済みバージョン識別子を受信する。インストール済みバージョン識別子が最新のバージョン識別子と異なる場合に、プログラムに対応するアップグレード・オプションが表示される。
本願のこの実施形態に示される解決策では、対象(target)アプリケーションをアップグレードする必要があるかどうかの判定は、移動端末によって実施され得る。サーバがプログラム・アップグレード・パッケージを取得した場合に、サーバは、プログラムがインストールされている車載端末に対応する移動端末に、プログラムに対応するアップグレード・メッセージを送信することができる。アップグレード・メッセージには、最新のバージョン識別子が含まれる。移動端末は、アップグレード・メッセージを受信した後に、車載端末からプログラムのインストール済みバージョン識別子を取得することができる。最新のバージョン識別子とインストール済みバージョン識別子とが異なる場合に、車載端末にインストールされているプログラムが最新バージョンではないため、アップグレードする必要があることを示す。この場合に、移動端末は、プログラムに対応するアップグレード・オプションを表示し、ユーザが適切な機会にアップグレード・オプションをタップして、サーバからアップグレード・パッケージを取得することができる。
可能な実施態様では、プログラムは、車載端末のファームウェアである。
本願のこの実施形態に示される解決策では、ファームウェアは、移動端末内のHMIのファームウェア、ADSのファームウェア、車体制御システムのファームウェア等を含むことができる。
可能な実施態様では、プログラムは、車載端末の地図アプリケーションである。
可能な実施態様では、方法は以下をさらに含む。複数の車両制御オプションが移動端末上に表示される。移動端末は、複数の車両制御オプションのうちの対象車両制御オプションがトリガされたことを検出すると、対象車両制御オプションに対応する車両制御命令を決定し、車両制御命令を車載端末に送信する。
本願のこの実施形態に示される解決策では、移動端末は、車載端末による車両の制御をさらに支援することができる。具体的には、ユーザは、移動端末上に表示される車両制御オプションをタップすることによって、移動端末をトリガして、車両制御メッセージを車載端末に送信することができる。
可能な実施態様では、対象車両制御オプションはブレーキ制御(braking)機能オプションであり、車両制御命令はブレーキ制御命令である。
本願のこの実施形態に示される解決策では、車載端末の表示インターフェイスに障害がある場合に、ユーザは、車載端末を用いて車両を制御することができない。この場合に、ユーザは、移動端末のブレーキ制御機能オプションをタップすることにより、移動端末をトリガして、対応するブレーキ制御命令を車載端末に送信することができる。さらに、移動端末は、ブレーキ制御目標を達成するために、ブレーキ制御命令に従ってブレーキ制御コマンドを車体制御システムに送信することができる。
可能な実施態様では、対象車両制御オプションは車両診断機能オプションであり、車両制御命令は車両診断命令である。この方法は、車載端末が送信した車両診断結果メッセージを受信するステップをさらに含む。
本願のこの実施形態に示される解決策では、ユーザは、移動端末の車両診断機能オプションをタップすることによって、移動端末をトリガして、車両診断命令を車載端末に送信することができる。また、車載端末は、システム及びコンポーネント毎に診断検出を行い、診断結果を移動端末に返信することができる。ユーザは移動端末上で車両の診断結果を閲覧することができる。
可能な実施態様では、この方法は、車載端末が送信したデータ処理要求を受信するステップであって、データ処理要求には、処理対象データ及びサービス・タイプ識別子が含まれる、ステップと;サービス・タイプ識別子に対応するサービス実行プログラムを用いて処理すべきデータを処理し、出力データを取得するステップと;出力データを車載端末に送信するステップと;をさらに含む。
本願のこの実施形態に示される解決策では、現状では移動端末の計算能力が高く、車載端末の計算能力は弱く、車載端末のハードウェア・アップグレードコストが高くつくことが考えられる。従って、移動端末を使用して車載端末によるサービス・データの計算を支援することができ、車載端末のハードウェアを交換することなくサービス・データの計算効率を向上させることができる。
可能な実施態様では、この方法は、車載端末が送信した走行データを受信するステップと、走行データを保存するステップと、走行データをサーバに送信するステップとをさらに含む。
本願のこの実施形態に示される解決策では、車両のブラックボックスが損傷した場合に、走行データが失われる可能性がある。車両のブラックボックスは、現在の転送周期で収集された走行データを、各転送周期の終わりに車載端末に送信することができる。車載端末は、車載ゲートウェイを用いて走行データを移動端末に送信する。移動端末は走行データを保存し、走行データをサーバに転送する。このようにして、車両の走行データを移動端末及びサーバに保存することができる。車両のブラックボックスが破損した場合でも、走行データを移動端末及びサーバから取得し、事故判定の場合に閲覧することが可能である。
第2の態様によれば、車載端末に対して機能支援を行うための方法が提供される。この方法は移動端末に適用される。この方法は、車載端末との通信接続を確立するステップと;プログラムに対応し且つサーバが送信したアップグレード・メッセージを受信するステップと;プログラムに対応するアップグレード・オプションを表示するステップと;を含む。アップグレード・オプションがトリガされたことが検知されると、そのプログラムに対応するアップグレード・パッケージ取得要求がサーバに送信され、サーバが送信したアップグレード・パッケージが受信され、車載端末に送信される。
可能な実施態様では、アップグレード・メッセージにはプログラムの最新のバージョン識別子が含まれる。プログラムに対応するアップグレード・オプションを表示する前に、この方法は、プログラムに対応するインストール済みバージョン識別子取得要求を車載端末に送信するステップと;車載端末が送信したプログラムのインストール済みバージョン識別子を受信するステップと;をさらに含む。インストール済みバージョン識別子が最新のバージョン識別子と異なる場合に、プログラムに対応するアップグレード・オプションが表示される。
可能な実施態様では、プログラムは、車載端末のファームウェアである。
可能な実施態様では、プログラムは、車載端末の地図アプリケーションである。
可能な実施態様では、この方法は、複数の車両制御オプションを表示するステップと;複数の車両制御オプションのうちの対象車両制御オプションがトリガされたことが検出されると、対象車両制御オプションに対応する車両制御命令を決定するステップと;車両制御命令を車載端末に送信するステップと;をさらに含む。
可能な実施態様では、対象車両制御オプションはブレーキ制御機能オプションであり、車両制御命令はブレーキ制御命令である。
可能な実施態様では、対象車両制御オプションは車両診断機能オプションであり、車両制御命令は車両診断命令である。そして、この方法は、車載端末が送信した車両診断結果メッセージを受信するステップをさらに含む。
可能な実施態様では、この方法は、車載端末が送信したデータ処理要求を受信するステップであって、データ処理要求には、処理すべきデータ及びサービス・タイプ識別子が含まれる、ステップと;サービス・タイプ識別子に対応するサービス実行プログラムを用いて処理すべきデータを処理して、出力データを取得するステップと;出力データを車載端末に送信するステップと;をさらに含む。
可能な実施態様では、この方法は、車載端末が送信した走行データを受信し、走行データを格納するステップをさらに含む。
可能な実施態様では、この方法は、走行データをサーバに送信するステップをさらに含む。
第3の態様によれば、車載端末に対して機能支援を行うための方法が提供される。この方法は車載端末に適用される。この方法は、移動端末との通信接続を確立するステップと;プログラムに対応し且つ移動端末が送信したアップグレード・パッケージを受信するステップと;アップグレード・パッケージを車載端末に送信するステップと;を含む。
第4の態様によれば、車載端末に対して機能支援を行うための機器が提供される。この機器は移動端末に適用される。この機器は、車載端末との通信接続を確立するように構成された通信モジュールと;サーバが送信したプログラム・アップグレード・メッセージを受信するように構成された受信モジュールと;プログラムに対応するアップグレード・オプションを表示するように構成された表示モジュールと;アップグレード・オプションがトリガされたことが検出されると、プログラムに対応するアップグレード・パッケージ取得要求をサーバに送信するように構成された送信モジュールと;を含み、受信モジュールは、サーバが送信したアップグレード・パッケージを受信するようにさらに構成され、送信モジュールは、アップグレード・パッケージを車載端末に送信するようにさらに構成される。
可能な実施態様では、アップグレード・メッセージにはプログラムの最新のバージョン識別子が含まれ、送信モジュールは、プログラムに対応するインストール済みバージョン識別子取得要求を移動端末に送信するようにさらに構成され、受信モジュールは、車載端末が送信したプログラムのインストール済みバージョン識別子を受信するようにさらに構成され、表示モジュールは、インストール済みバージョン識別子が最新のバージョン識別子と異なる場合に、プログラムに対応するアップグレード・オプションを表示するように構成される。
可能な実施態様では、プログラムは車載端末のファームウェアである。
可能な実施態様では、プログラムは、車載端末の地図アプリケーションである。
可能な実施態様では、表示モジュールは、複数の車両制御オプションを表示するようにさらに構成される。そして、送信モジュールは、複数の車両制御オプションのうちの対象車両制御オプションがトリガされたことが検出されると、対象車両制御オプションに対応する車両制御命令を決定し、この車両制御命令を車載端末に送信するようにさらに構成される。
可能な実施態様では、対象車両制御オプションはブレーキ制御機能オプションであり、車両制御命令はブレーキ制御命令である。
可能な実施態様では、対象車両制御オプションは車両診断機能オプションであり、車両制御命令は車両診断命令である。そして、受信モジュールは、車載端末が送信した車両診断結果メッセージを受信するようにさらに構成される。
可能な実施態様では、受信モジュールは、車載端末が送信したデータ処理要求を受信するようにさらに構成され、このデータ処理要求には、処理対象のデータ及びサービス・タイプ識別子が含まれる。この機器は、サービス・タイプ識別子に対応するサービス実行プログラムを用いて処理すべきデータを処理して、出力データを取得するように構成される計算モジュールをさらに含む。そして、送信モジュールは、出力データを車載端末に送信するようにさらに構成される。
可能な実施態様では、受信モジュールは、車載端末が送信した走行データを受信するようにさらに構成される。この機器は、走行データを保存するように構成されたストレージモジュールをさらに含む。そして、送信モジュールは、走行データをサーバに送信するようにさらに構成される。
第5の態様によれば、プロセッサ及びメモリを含む移動端末が提供される。
メモリは命令を記憶するように構成される。
プロセッサは、命令をロードして実行し、第2の態様による車載端末に対して機能支援を行うための方法を実施するように構成される。
第6の態様によれば、コンピュータ可読記憶媒体が提供される。コンピュータ可読記憶媒体は命令を記憶し、その命令がプロセッサによってロードされて実行されることにより、第2の態様による車載端末の機能支援を行うための方法が実施される。
第7の態様によれば、コンピュータプログラム製品が提供される。コンピュータプログラム製品は命令を含み、その命令がプロセッサによってロードされて実行されることにより、第2の態様による車載端末に対して機能支援を行うための方法が実施される。
本願の実施形態で提供される技術的解決策によってもたらされる有利な効果は次の通りである。
本願の実施形態では、移動端末は、車載端末との通信接続を確立することができる。移動端末は、プログラムに対応し且つサーバが送信したアップグレード・メッセージを受信した後に、プログラムに対応するアップグレード・オプションを表示する。ユーザは、適切な機会にアップグレード・オプションを選択してタップし、移動端末をトリガして、プログラムに対応するアップグレード・パッケージ取得要求をサーバに送信することができる。サーバは、アップグレード・パッケージ取得要求を受信した後に、プログラムのアップグレード・パッケージを移動端末に返信する。この解決策では、アップグレード・パッケージをダウンロードする機会をユーザによって決定することができることが分かり得る。例えば、ユーザが自宅にいてワイヤレス・ネットワークがある場合に、ユーザはアップグレード・オプションをタップすることができる。このようにして、モバイルデータトラフィックを節約できる。ユーザが車両内にいる場合に、ダウンロードされたアップグレード・パッケージは、移動端末と車載端末との間の通信接続を介して車載端末に送信される。このようにして、ユーザが使用できるアップグレード方法は車載端末に限定されないため、車両内のプログラムがより柔軟にアップグレードされ、ユーザ・エクスペリエンスが向上する。また、移動端末のハードウェア性能が優れているため、移動端末を車載端末に接続した後に、移動端末を車載端末の一部として使用して、車載端末によるプログラム・アップグレード等の動作の実行をより効率的に支援することができる。
本願の一実施形態による、車載端末に対して機能支援を行うためのシステムの概略図である。 本願の一実施形態による、車載端末に対して機能支援を行うための方法のフローチャートである。 本願の一実施形態による、車載端末に対して機能支援を行うための方法のフローチャートである。 本願の一実施形態による、アプリケーションの登録を支援するための方法のフローチャートである。 本願の一実施形態による、アプリケーションのログインを支援するための方法のフローチャートである。 本願の一実施形態による、サーバがアップグレード・パッケージを移動端末に送信する方法のフローチャートである。 本願の一実施形態による、サーバがアップグレード・パッケージを移動端末に送信する方法のフローチャートである。 本願の一実施形態による、サーバがアップグレード・パッケージを移動端末に送信する方法のフローチャートである。 本願の一実施形態による、移動端末が車両内のファームウェアのアップグレードを支援する方法のフローチャートである。 本願の一実施形態による、移動端末が車両内の高精細地図のアップグレードを支援するための方法のフローチャートである。 本願の一実施形態による、移動端末が車両診断の実行を支援する方法のフローチャートである。 本願の一実施形態による、車載端末に対して機能支援を行うための機器の構造を示す概略図である。 本願の一実施形態による、移動端末の構造を示す概略図である。
本願の実施形態は、車載端末に対して機能支援(assistance)を行うための方法を提供する。この方法は、車載端末に対して機能支援を行うためのシステムによって実施され得る。図1に示されるように、システムは、移動端末、車載端末、及びサーバを含む。移動端末は、携帯電話、タブレット・コンピュータ、又はノートブック・コンピュータ等であってもよい。車載端末は、車両に配置され、車載ゲートウェイ、T-Box、ヒューマン・マシン・インターフェイス(Human Machine Interface, HMI)、プロセッサ、車体(chassis)制御システム、及び自動運転システム(Automated Driving Systems, ADS)等を含む。サーバは、プログラム・アップグレード及び走行データの保存等の複数の機能を提供することができる。
T-Boxは、車載端末とサーバとの間の対話を実現するために、サーバとの通信関係を確立するように構成される。車載ゲートウェイは、無線通信機能を有してもよく、具体的には、Wi-Fi通信機能、及びBluetooth通信機能等を有してもよい。車載ゲートウェイは、移動端末との通信接続を確立して、車載端末と移動端末との間の対話を実現するように構成される。車体制御システムは、車体に対する制御を実施するように構成される。具体的には、車体制御システムは、ブレーキ制御(braking:制動)、加速、又はステアリング等を実現するために車体を制御することができる。自動運転システムは、車両位置測位、走行ナビゲーション、及び走行ポリシー演算等を実施するように構成される。HMIは、ユーザ操作インターフェイスを表示するように構成され、プロセッサは、HMIを用いてユーザが送った指示を取得して実行するように構成される。
図2に示されるように、本願のこの実施形態では、車載端末を起動した後に、車載端末は移動端末との通信接続を確立し、次に、車載端末はサーバを用いて認証を行うよう試みる。認証が成功すると、移動端末は、車載端末の一部として使用され、車載端末によるプログラム・アップグレード、車両制御、走行データ転送、及び支援演算等の実施を支援する。具体的には、プログラム・アップグレードには、ファームウェア・アップグレード、及び高精細地図アップグレード等も含まれる。ファームウェアは、ハードウェア装置に組み込まれたソフトウェアである。車両制御には、車両診断、ブレーキ制御指令の伝達等がさらに含まれる。支援演算には、V2Xサービスを実施する際の支援が含まれ得る。
本願によれば、ユーザは、車載端末を用いて車両に対してプログラム・アップグレード、及び運転制御等を実施することに加えて、さらに、移動端末を用いて車両に対してプログラム・アップグレード、及び運転制御等を実施することができる。このようにして、より多くの選択スペース及びユーザ・エクスペリエンスがユーザに提供される。また、移動端末は、移動端末の強力な計算能力を使用して、車載端末によるデータ計算の実施を支援することができ、車載端末は、ハードウェアの計算能力が弱い場合であっても、計算結果をさらに迅速に得ることができ、車載端末のハードウェアコストが削減される。
図3は、本願の一実施形態による車載端末に対して機能支援を行うための方法を示す。この方法は、車載端末に対して機能支援を行うための前述のシステムによって実施される。この方法の処理手順は、以下のステップを含み得る。
ステップ201:移動端末は、車載端末との通信接続を確立する。
通信接続は、例えばWi-Fi接続又はBluetooth接続等の無線接続であってもよく、又は例えばデータケーブルを用いた接続等の有線接続であってもよい。
実装にあたっては、ユーザが移動端末を使用して車載端末を支援する必要がある場合に、ユーザは、データケーブルを用いて移動端末と車載端末とを接続し、移動端末と車載端末との間の通信接続を実現することができる。移動端末の無線接続機能をさらに有効にして、移動端末が無線信号を送信するようにしてもよい。車載端末の車載ゲートウェイは、無線信号を受信した後に、移動端末との無線接続を確立する。ここで、通信接続は無線接続である。
通信接続が無線接続である場合に、例えば、ユーザは移動端末のWi-Fi共有機能を有効にすることができ、Wi-Fi共有機能は代わりにWi-Fiホットスポットと呼ばれることもある。次に、移動端末はWi-Fi信号を送信する。車載端末の車載ゲートウェイは、Wi-Fi信号を受信した後に、移動端末とのWi-Fi接続を確立する。別の例として、ユーザは、移動端末のBluetooth機能を有効にすることができる。次に、移動端末はBluetooth信号を送信する。車載端末の車載ゲートウェイは、Bluetooth信号を受信した後に、移動端末とのBluetooth接続を確立する。
可能な実施態様では、車載端末と移動端末との間の通信接続の品質を保証するために、車載端末は、複数の通信接続のうちの1つをプライマリ(primary)接続として選択し、別の通信接続をスタンバイ(standby)接続として使用することができる。
実装にあたっては、ユーザは、移動端末内の複数の無線接続機能、例えば、Wi-Fi及びBluetoothを有効にすることができる。これに応じて、移動端末は複数の無線信号を送信する。車載端末の車載ゲートウェイは、複数の無線信号を受信した後に、複数の無線信号に応じて移動端末との通信接続を個別に確立する。次に、車載ゲートウェイは、検出データパケットを移動端末に送信することにより、複数の通信接続の通信品質を検出してもよい。通信品質は、データ送信遅延等のパラメータを用いて評価してもよい。例えば、データ送信遅延が小さいほど、通信リンクの通信品質が高いと判定される。最後に、車載ゲートウェイは、複数の通信接続の中から通信品質が最も良い通信接続をプライマリ接続として選択し、残りの通信接続をスタンバイ接続として使用してもよい。
次に、車載ゲートウェイは、プライマリ接続設定メッセージを移動端末に送信してもよい。移動端末は、プライマリ接続設定メッセージを受信した後に、プライマリ接続設定メッセージを送信する通信接続をプライマリ接続として設定する。このようにして、プライマリ接続は、移動端末と車載端末との間のその後のデータ交換に最初に使用される。プライマリ接続が切断されると、データ交換は、スタンバイ接続にアクティブに切り替えられて実行される。
また、車載ゲートウェイは、確立した複数の通信接続の通信品質を予め設定した期間毎に検出して、プライマリ接続を再選択してもよい。予め設定した期間は、実際の状況に基づいて当業者によって設定され得る。例えば、予め設定した期間は、30分、又は60分等に設定してもよい。毎回プライマリ接続を再選択した後に、今回選択したプライマリ接続が前回選択したプライマリ接続と異なる場合に、車載ゲートウェイは、新たに選択したプライマリ接続を介してプライマリ接続設定メッセージを移動端末に送信してもよい。移動端末は、プライマリ接続設定メッセージを受信した後に、プライマリ接続設定メッセージを送信する通信接続をプライマリ接続として設定する。今回選択したプライマリ接続が前回選択したプライマリ接続と同じである場合に、車載ゲートウェイは、プライマリ接続設定メッセージを移動端末に再度送信する必要はない。
以下では、複数の通信接続がWi-Fi接続及びBluetooth接続を含む場合を例にして、プライマリ接続の設定について説明する。
ユーザは、移動端末のWi-Fi共有機能とBluetooth機能とを同時に有効にする。次に、移動端末はWi-Fi信号及びBluetooth信号を送信する。車載端末の車載ゲートウェイは、Bluetooth信号を受信した後に、移動端末とのBluetooth接続を確立する。車載端末の車載ゲートウェイは、Wi-Fi信号を受信した後に、移動端末とのWi-Fi接続を確立する。これら両方の2つの通信接続を確立した後に、車載ゲートウェイは、Wi-Fi接続及びBluetooth接続のデータ送信遅延を検出し、データ送信遅延が低い(少ない)通信接続をプライマリ接続として設定し、他の通信接続をスタンバイ接続として設定してもよい。予め設定した期間の後に、2つの通信接続が依然として存在する場合に、車載ゲートウェイは、2つの通信接続のデータ送信遅延を再度検出し、データ送信遅延が低い通信接続をプライマリ接続として設定し、他の通信接続をスタンバイ接続として設定してもよい。Wi-Fi接続のデータ送信遅延が低いと検出した場合に、車載ゲートウェイはWi-Fi接続をプライマリ接続として設定する。次に、車載ゲートウェイは、Wi-Fi接続を介してプライマリ接続設定メッセージを移動端末に送信する。移動端末は、プライマリ接続設定メッセージを受信した後に、Wi-Fi接続をプライマリ接続として設定する。
予め設定した期間の後に、車載ゲートウェイは、Wi-Fi接続及びBluetooth接続のデータ送信遅延を再度検出し、データ送信遅延が低い通信接続をプライマリ接続として設定し、他の通信接続をスタンバイ接続として設定する。今回Bluetooth接続のデータ送信遅延が低いと検出した場合に、車載ゲートウェイは、Bluetooth接続をプライマリ接続として設定し、Bluetooth接続を介してプライマリ接続設定メッセージを移動端末に送信する。移動端末は、プライマリ接続設定メッセージを受信した後に、Bluetooth接続をプライマリ接続として設定する。今回Wi-Fi接続のデータ送信遅延が低いと検出した場合に、今回選択したプライマリ接続は、前回選択したプライマリ接続と同じであると判定される。この場合に、車載ゲートウェイは、プライマリ接続設定メッセージを移動端末に送信しなくなる。
さらに、プライマリ接続の設定は、代わりに、移動端末によって実施してもよいことにさらに留意されたい。詳細は以下の通りであり得る。
ユーザは、移動端末において複数の無線接続機能を有効にし、これに応じて、移動端末は複数の無線信号を送信する。車載端末の車載ゲートウェイは、複数の無線信号を受信した後に、複数の無線信号に応じて移動端末との通信接続を個別に確立する。次に、移動端末は、検出データパケットを車載端末に送信することにより、複数の通信接続の通信品質を検出することができる。最後に、移動端末は、複数の通信接続の中から、通信品質が最も良い通信接続をプライマリ接続として選択し、残りの通信接続をスタンバイ接続として使用することができる。また、移動端末は、プライマリ接続を介してプライマリ接続設定メッセージを車載端末に送信することができる。車載端末は、プライマリ接続設定メッセージを受信した後に、プライマリ接続設定メッセージを送信する通信接続をプライマリ接続として設定する。
また、移動端末は、プライマリ接続を介してプライマリ接続設定メッセージを車載端末に送信することができる。車載端末は、プライマリ接続設定メッセージを受信した後に、プライマリ接続設定メッセージを送信する通信接続をプライマリ接続として設定する。このようにして、プライマリ接続は、移動端末と車載端末との間のその後のデータ交換に最初に使用される。プライマリ接続が切断されると、データ交換は、スタンバイ接続にアクティブに切り替えられて実行される。
また、移動端末は、確立した複数の通信接続の通信品質を予め設定した期間毎に検出して、プライマリ接続を再選択することができる。今回選択したプライマリ接続が前回選択したプライマリ接続と異なる場合に、移動端末は、新たに選択したプライマリ接続を介してプライマリ接続設定メッセージを車載端末に送信することができる。車載端末は、プライマリ接続設定メッセージを受信した後に、プライマリ接続設定メッセージを送信する通信接続をプライマリ接続として設定する。今回選択したプライマリ接続が前回選択したプライマリ接続と同じである場合に、移動端末は、プライマリ接続設定メッセージを車載端末に再度送信する必要はない。
ステップ202:サーバは、車載端末にインストールされているプログラムである対象(target)プログラムのアップグレード・パッケージを移動端末に送信する。
対象プログラムは、移動端末のファームウェア、例えば、移動端末のHMIのファームウェア、ADSのファームウェア、又は車体制御システムのファームウェアであってもよい。あるいはまた、対象プログラムは、車載端末にインストールされているアプリケーション、例えば高精細地図アプリケーションであってもよい。
実施態様において、ステップ202を実施するための前提条件は、支援アプリケーションが移動端末にインストールされており、支援アプリケーションがサーバへの登録及びログインを完了していることである。さらに、支援アプリケーションがログインするアカウントは車両にバインドして(bind:結び付けて)おく必要がある。ステップ202の実施態様の説明を容易にするために、以下ではまず、支援アプリケーションのアカウント登録、支援アプリケーション・アカウントと車両との間のバインディング、及び支援アプリケーションのアカウント・ログインについて説明する。
1.支援アプリケーションの登録。図4に示されるように、支援アプリケーションの登録には、以下のステップが含まれ得る。
S2021:移動端末は、支援アプリケーション・アカウント、支援アプリケーション・パスワード、車両識別子、及びユーザ識別情報を取得する。
車両識別子は、車両を一意に識別する情報であり、例えば、車両の車両識別番号である。ユーザ識別情報は、識別カード番号であってもよい。
実装にあたっては、ユーザは、移動端末にインストールされている支援アプリケーションを有効にすることができる。支援アプリケーションが有効になった後に、現在の支援アプリケーションがどのアカウントにもログインしていない場合に、初期インターフェイスが表示される。初期インターフェイスには、登録オプション及びログイン・オプションが表示される。アカウントを登録する必要がある場合には、登録オプションを選択することができる。ユーザが登録オプションに対して行った選択操作を検出した後に、移動端末は、支援アプリケーションが登録インターフェイスにジャンプできるようにし得る。選択操作は、タップ操作、タッチアンドホールド操作、又はスライド操作等であってもよい。
登録インターフェイスには、アカウント入力ボックス、パスワード入力ボックス、車両識別子入力ボックス、ユーザ識別情報入力ボックス、及び確認オプションが表示され得る。例えば、車両識別子は車両識別番号であり、ユーザ識別情報は識別カード番号である。同様に、支援アプリケーションの登録インターフェイスには、アカウント入力ボックス、パスワード入力ボックス、車両識別番号入力ボックス、識別カード番号入力ボックス、及び登録オプションが表示される。
ユーザは、支援アプリケーション・アカウントをアカウント入力ボックスに入力し、支援アプリケーション・パスワードをパスワード入力ボックスに入力し、車両識別子を車両識別子入力ボックスに入力し、及びユーザ識別情報をユーザ識別情報入力ボックスに入力する。入力した情報が正しいと確認された場合に、ユーザは、確認オプションをタップすることができる。ユーザが確認オプションをタップした後に、移動端末は、ユーザが入力した支援アプリケーション・アカウント、支援アプリケーション・パスワード、車両識別子、及びユーザ識別情報を取得する。
S2022:移動端末は、登録要求をサーバに送信し、登録要求には、支援アプリケーション・アカウント、支援アプリケーション・パスワード、車両識別子、及びユーザ識別情報が含まれる(carry)。
実装にあたっては、ユーザが入力した支援アプリケーション・アカウント、支援アプリケーション・パスワード、車両識別子、及びユーザ識別情報を取得した後に、移動端末は、登録要求をサーバに送信し、登録要求には、支援アプリケーション・アカウント、支援アプリケーション・パスワード、車両識別子、及びユーザ識別情報が含まれる。
S2023:サーバは、車両識別子及びユーザ識別情報を検証する。
実装にあたっては、車両を販売した後に、ユーザが車載端末を初めて起動するときに、ユーザは、車載端末に対してユーザ登録を完了させる必要がある。車載端末を初めて起動した後に、ユーザ登録インターフェイスが車載端末のディスプレイに表示され得る。ユーザ登録インターフェイスには、ユーザ識別情報アカウント入力ボックス、パスワード入力ボックス、車両識別子入力ボックス、ユーザ識別情報入力ボックス、及び確認オプションが表示され得る。
ユーザは、車載端末アプリケーション・アカウントをアカウント入力ボックスに入力し、車載端末アプリケーション・パスワードをパスワード入力ボックスに入力し、第1の車両識別子を車両識別子入力ボックスに入力し、及び第1のユーザ識別情報をユーザ識別情報入力ボックスに入力する。入力した情報が正しいと確認された場合に、ユーザは、確認オプションをタップすることができる。ユーザが確認オプションをタップした後に、車載端末は、ユーザが入力した車載端末アプリケーション・アカウント、車載端末アプリケーション・パスワード、車両識別子、及びユーザ識別情報を取得する。次に、車載端末は、T-Boxを用いてユーザ登録要求をサーバに送信し、ユーザ登録要求には、車載端末アプリケーション・アカウント、車載端末アプリケーション・パスワード、車両識別子、及びユーザ識別情報が含まれる。
サーバは、ユーザ登録要求を受信した後に、車載端末アプリケーション・アカウント、車載端末アプリケーション・パスワード、第1の車両識別子、及び第1のユーザ識別情報を車両登録情報として対応付けて記憶(store:保存)する。車載端末アプリケーション・アカウント及び車載端末アプリケーション・パスワードは、車載端末に対するログイン認証に使用される。車両識別子及びユーザ識別情報は、支援アプリケーションに対する登録認証に使用される。
次に、サーバは、ユーザ登録成功メッセージを車載端末に送信する。登録が完了した後に、車載端末は登録したアカウントに自動的にログインする。また、以降、車載端末を起動する度に、車載端末は登録したアカウントに自動的にログインすることができる。
車載端末がユーザ登録を完了したことに基づいて、サーバは、車両登録情報に含まれる車両識別子とユーザ識別情報との間の対応関係に基づいて、支援アプリケーションの登録要求に含まれる車両識別子及びユーザ識別情報を検証することができる。
具体的には、サーバは、支援アプリケーションの登録要求に含まれる車両識別子及びユーザ識別情報が、記憶した車両登録情報内にある車両識別子とユーザ識別情報との間の対応関係において、対応付けて記憶されているかどうかを判定することができる。
S2024:検証が成功した場合に、サーバは、支援アプリケーション・アカウント及び支援アプリケーション・パスワードを対応付けて記憶し、登録成功メッセージを移動端末に送信する。
実装にあたっては、登録要求に含まれる車両識別子及びユーザ識別情報が、車両登録情報内にある車両識別子とユーザ識別情報との間の対応関係において、対応付けて記憶されているとサーバが判定した場合に、検証は成功したとみなされる。次に、サーバは、支援アプリケーション・アカウント及び支援アプリケーション・パスワードを支援アプリケーションの登録情報として対応付けて記憶し、登録成功メッセージを移動端末に送信することができる。
実装にあたっては、登録要求に含まれる車両識別子及びユーザ識別情報が、記憶した車両登録情報内にある車両識別子とユーザ識別情報との間の対応関係において、対応付けて記憶されていないとサーバが判定した場合に、検証は失敗したとみなされ、サーバは登録認識メッセージを移動端末に送信する。
S2025:検証が失敗した場合に、サーバは、登録失敗メッセージを移動端末に送信する。
2.支援アプリケーション・アカウントと車両との間のバインディング。
前述のステップS204に基づいて、サーバは、車両登録情報内にある車両識別子とユーザ識別情報の両方に対応する支援アプリケーションの支援アプリケーション・アカウントと車載端末アプリケーション・アカウントとを対応付けて記憶する。あるいはまた、サーバは、支援アプリケーションの支援アプリケーション・アカウントと、車両登録情報内にある車両識別子とを対応付けて記憶する。どちらの方法でも、支援アプリケーション及び車両をバインドすることができる。
3.支援アプリケーションのログイン。ログイン・プロセスは、代わりに、移動端末がサーバを用いて認証を受けようとするプロセスであると考えることもできる。図5に示されるように、支援アプリケーションのログインには、次のステップが含まれ得る。
S2026:移動端末は、支援アプリケーション・アカウント及び支援アプリケーション・パスワードを取得する。
実装にあたっては、ユーザは、移動端末にインストールされている支援アプリケーションを有効にすることができる。支援アプリケーションが有効になった後に、現在の支援アプリケーションがどのアカウントにもログインしていない場合には、初期インターフェイスが表示される。初期インターフェイスには、登録オプション及びログイン・オプションが表示される。アカウントにログインする必要がある場合に、ログイン・オプションが選択され得る。移動端末は、ユーザがログイン・オプションに対して行った選択操作を検出した後に、支援アプリケーションが登録インターフェイスにジャンプできるようにし得る。
ログイン・インターフェイスには、アカウント入力ボックス、パスワード入力ボックス、及び確認オプションが表示され得る。ユーザは、支援アプリケーション・アカウントをアカウント入力ボックスに入力し、及び支援アプリケーション・パスワードをパスワード入力ボックスに入力する。入力した情報が正しいと確認された場合に、ユーザは確認オプションをタップすることができる。ユーザが確認オプションをタップした後に、移動端末は、ユーザが入力した支援アプリケーション・アカウント及び支援アプリケーション・パスワードを取得する。
S2027:移動端末は、ログイン要求をサーバに送信し、ログイン要求には、支援アプリケーション・アカウント及び支援アプリケーション・パスワードが含まれる。
実装にあたっては、ユーザが入力した支援アプリケーション・アカウント及び支援アプリケーション・パスワードを取得した後に、移動端末は、ログイン要求をサーバに送信し、ログイン要求には、支援アプリケーション・アカウント及び支援アプリケーション・パスワードが含まれる。
S2028:サーバは、支援アプリケーション・アカウント及び支援アプリケーション・パスワードを検証する。
実装にあたっては、サーバは、ログイン要求に含まれる支援アプリケーション・アカウント及び支援アプリケーション・パスワードが、支援アプリケーションの記憶した登録情報内にある支援アプリケーション・アカウントと支援アプリケーション・パスワードとの間の対応関係において、対応付けて記憶されているかどうかを判定する。
S2029:検証が成功した場合に、サーバは、検証成功メッセージを移動端末に送信する。
実装にあたっては、ログイン要求に含まれる支援アプリケーション・アカウント及び支援アプリケーション・パスワードが、支援アプリケーションの記憶した登録情報内にある支援アプリケーション・アカウントと支援アプリケーション・パスワードとの間の対応関係において、対応付けて記憶されているとサーバが判定した場合に、検証が成功したとみなされ、サーバは、検証成功メッセージを移動端末に送信する。
S2030:検証が失敗した場合に、サーバは、検証失敗メッセージを移動端末に送信する。
実装にあたっては、ログイン要求に含まれる支援アプリケーション・アカウント及び支援アプリケーション・パスワードが、支援アプリケーションの記憶した支援アプリケーション・アカウントと支援アプリケーション・パスワードとの間の対応関係において、対応付けて記憶されていないとサーバが判定した場合に、検証は失敗したとみなされ、サーバは、検証失敗メッセージを移動端末に送信する。
移動端末にインストールされている支援アプリケーションが登録、ログイン、及び車両とのバインディングを完了することに基づいて、移動端末は、車載端末の一部として使用され、移動端末の計算能力を車載端末と共有して、車載端末によるプログラム・アップグレード、車両制御、走行データ転送、及び支援演算等の複数の機能の実施を支援することができる。以下では、移動端末が、車載端末によるプログラム・アップグレード、車両制御、走行データ転送、及び支援演算の実施をどのように支援するかを個別に説明する。
移動端末は、車載端末によるプログラム・アップグレードの実施を支援する。
ステップ202に示されるように、移動端末が車載端末のプログラム・アップグレードを支援するときに、サーバは、対象プログラムのアップグレード・パッケージを移動端末に送信し、ここで、対象プログラムは、車両にインストールされているプログラムである。
実装にあたっては、サーバが対象プログラムのアップグレード・パッケージを移動端末に送信するための複数のトリガ方法が存在し得る。以下では、いくつかのトリガ方法について説明する。
方法1:対象プログラムに対応し且つ移動端末が送信したアップグレード要求を受信した後に、サーバは、対象プログラムのアップグレード・パッケージを移動端末に送信する。
方法1では、移動端末が対象プログラムをアップグレードする必要があるかどうかを判定してもよく、又は車載端末が対象プログラムをアップグレードする必要があるかどうかを判定してもよい。以下では、対象プログラムをアップグレードするかどうかを移動端末と車載端末とで判定する場合に分けて説明する。
ケース1:移動端末は、対象プログラムをアップグレードする必要があるかどうかを判定する。詳細については、図6を参照されたい。この場合に、方法1は次のステップを含み得る。
S210:サーバは、対象プログラムに対応するアップグレード・メッセージを移動端末に送信し、アップグレード・メッセージには対象プログラムの最新のバージョン識別子が含まれる。
実装にあたっては、対象プログラムをアップグレードする必要がある場合に、当業者は、対象プログラムのアップグレード・パッケージ及び対応する最新バージョン番号をサーバにアップロードすることができる。サーバは、対象プログラムのアップグレード・パッケージ及び対応する最新のバージョン識別子を受信した後に、対象プログラムに対応するアップグレード・メッセージを、支援アプリケーションにログインする各移動端末に送信することができ、アップグレード・メッセージには、対象プログラムのプログラム識別子及び最新のバージョン識別子が含まれる。
S211:移動端末は、対象プログラムに対応するインストール済みバージョン識別子取得要求を車載端末に送信する。
対象プログラムに対応するインストール済みバージョン識別子取得要求には、対象プログラムのプログラム識別子が含まれる。
S212:車載端末は、対象プログラムのインストール済みバージョン識別子を移動端末に送信する。
実装にあたっては、車載端末のHMIは、対象プログラムのインストール済みバージョンを問い合わせ、対象プログラムのインストール済みバージョンを移動端末に送信する。
S213:移動端末が、インストール済みバージョン識別子が最新のバージョン識別子と異なると判定した場合に、プログラムに対応するアップグレード・オプションが表示される。
実装にあたっては、移動端末が、対象プログラムのインストール済みバージョン識別子が最新のバージョン識別子と異なると判定した場合に、対象プログラムに対応するアップグレード・プロンプト・ボックスが表示され、対象プログラムを更新する必要があることをユーザに思い出させることができる。ユーザは、適切な機会に対象プログラムのアップグレード・プロンプト・ボックスを選択してタップし、支援アプリケーションがプログラム・アップグレード・インターフェイスにジャンプできるようにし得る。対象プログラムに対応するアップグレード・オプションがプログラム・アップグレード・インターフェイスに表示され得る。適切な機会とは、例えば、無線ネットワークがあり、ユーザがモバイル・トラフィックを消費せずにアップグレード・パッケージをダウンロードできる機会であり得る。
S214:移動端末は、対象プログラムに対応するアップグレード・オプションがトリガされたことを検出すると、対象プログラムに対応するアップグレード・パッケージ取得要求をサーバに送信する。
実装にあたっては、ユーザは、対象プログラムに対応するアップグレード・オプションに対して選択操作を行うことができる。移動端末は、対象プログラムに対応するアップグレード・オプションに対する選択操作を検出した後に、対象プログラムに対応するアップグレード・パッケージ取得要求をサーバに送信する。
S215:サーバは、対象プログラムのアップグレード・パッケージを移動端末に送信する。
実装にあたっては、サーバは、対象プログラムに対応するアップグレード・パッケージ取得要求を受信した後に、対象プログラムのアップグレード・パッケージを移動端末に送信する。
ケース2:車載端末は、対象プログラムをアップグレードする必要があるかどうかを判定する。詳細については、図7を参照されたい。この場合に、方法1は次のステップを含み得る。
S220:サーバは、対象プログラムに対応するアップグレード・メッセージを移動端末に送信し、アップグレード・メッセージには、対象プログラムの最新のバージョン識別子が含まれる。
S221:移動端末は、対象プログラムのバージョン検出メッセージを車載端末に送信する。
対象プログラムに対応するバージョン検出メッセージには、対象プログラムのプログラム識別子及び対応する最新のバージョン識別子が含まれる。
S222:車載端末は、インストール済みバージョン識別子が最新のバージョン識別子と異なると判定した場合に、対象プログラムに対応するアップグレード要求を移動端末に送信する。
実装にあたっては、車載端末のプロセッサは、対象プログラムのインストール済みバージョンを問い合わせ、対象プログラムのインストール済みバージョン識別子を最新のバージョン識別子と比較する。対象プログラムのインストール済みバージョン識別子が最新のバージョン識別子と異なる場合に、車載端末は、対象プログラムに対応するアップグレード要求を移動端末に送信する。
S223:移動端末は、対象プログラムに対応するアップグレード・オプションを表示する。
実装にあたっては、移動端末は、対象プログラムに対応するアップグレード要求を受信した後に、対象プログラムに対応するアップグレード・プロンプト・ボックスを表示して、対象プログラムをアップグレードする必要があることをユーザに思い出させることができる。ユーザは、適切な機会に対象プログラムのアップグレード・プロンプト・ボックスを選択してタップし、支援アプリケーションがプログラム・アップグレード・インターフェイスにジャンプできるようにし得る。対象プログラムに対応するアップグレード・オプションは、プログラム・アップグレード・インターフェイスに表示され得る。
S224:移動端末は、対象プログラムに対応するアップグレード・オプションがトリガされたことを検出すると、対象プログラムに対応するアップグレード・パッケージ取得要求をサーバに送信する。
実装にあたっては、ユーザは、対象プログラムに対応するアップグレード・オプションに対して選択操作を行うことができる。移動端末は、対象プログラムに対応するアップグレード・オプションに対する選択操作を検出した後に、対象プログラムに対応するアップグレード・パッケージ取得要求をサーバに送信する。
S225:サーバは、対象プログラムのアップグレード・パッケージを移動端末に送信する。
実装にあたっては、サーバは、対象プログラムに対応するアップグレード・パッケージ取得要求を受信した後に、対象プログラムのアップグレード・パッケージを移動端末に送信する。
方法2:サーバは、対象プログラムをアップグレードする必要があると判定すると、対象プログラムのアップグレード・パッケージを移動端末に送信する。
この方法において、サーバは、各車載端末にインストールされているプログラムのインストール済みバージョン識別子を記録してもよい。車載端末は、プログラムをアップグレードする度に、プログラムのアップグレード成功メッセージをサーバに送信してもよい。サーバは、アップグレード通知メッセージを受信した後に、サーバが各移動端末にインストールされているプログラムのインストール済みバージョンを知ることができるように、記録したプログラムのインストール済みバージョン識別子を更新することができる。
具体的には、サーバは、車両識別子と車載端末にインストールされているプログラムのインストール済みバージョン識別子との対応関係を記録してもよく、又は車載端末に対応するアカウントと車載端末にインストールされているプログラムのインストール済みバージョン識別子との対応関係を記録してもよい。プログラム毎に、車両識別子と、車載端末にインストールされているプログラムのインストール済みバージョン識別子との対応関係を個別に記録してもよく、又は車載端末に対応するアカウントと車載端末にインストールされているプログラムのインストール済みバージョン識別子との対応関係を個別に記録してもよい。
以下の表1は、車両識別子と、車載端末にインストールされている第1のファームェアのインストール済みバージョン識別子との間の対応関係の一例を示す。
Figure 2024504495000002
以下では、サーバが、車両識別子と、車載端末にインストールされているプログラムのインストール済みバージョン識別子との間の対応関係を記録する場合を例に、方法2のみの実施態様について説明する。図8に示されるように、方法2は以下のステップを含み得る。
S230:サーバは、対象プログラムのアップグレード・パッケージ及び最新のバージョン識別子を取得する。
実装にあたっては、対象プログラムをアップグレードする必要がある場合に、当業者は、対象プログラムのアップグレード・パッケージ及び対応する最新のバージョン番号をサーバにアップロードすることができる。
S231:サーバは、車両識別子と、車載端末にインストールされている対象プログラムのインストール済みバージョン識別子との間の記憶した対応関係において、対象プログラムの最新のバージョン識別子とは異なる、インストール済みバージョン識別子に対応する対象車両識別子を決定する。
実装にあたっては、サーバは、対象プログラムのアップグレード・パッケージ及び最新のバージョン識別子を受信した後に、車両識別子と、車載端末にインストールされている対象プログラムのインストール済みバージョン識別子との間の記憶した対応関係において、各車載端末にインストールされている対象プログラムのインストール済みバージョン識別子を問い合わせることができる。さらに、サーバは、対象プログラムの最新のバージョン識別子とは異なる、インストール済みバージョン識別子に対応する対象車両識別子を決定する。
S232:サーバは、車両識別子と支援アプリケーション・アカウントとの間の記憶した対応関係において、支援アプリケーションに関するものであり且つ対象車両識別子に対応する対象アカウントを決定する。
S233:サーバは、対象プログラムに対応するアップグレード・メッセージを、対象アカウントにログインしている移動端末に送信する。
実装にあたっては、サーバが、対象アカウントがログイン状態にあると判定すると、サーバは、対象プログラムに対応するアップグレード・メッセージを、対象アカウントにログインしている移動端末に送信することができる。
S234:移動端末は、対象プログラムに対応するアップグレード・オプションを表示する。
実装にあたっては、移動端末が、対象プログラムのインストール済みバージョン識別子が最新のバージョン識別子と異なると判定した場合に、対象プログラムに対応するアップグレード・プロンプト・ボックスが表示され、対象プログラムを更新する必要であることをユーザに思い出させることができる。ユーザは、適切な機会に対象プログラムのアップグレード・プロンプト・ボックスを選択してタップし、支援アプリケーションがプログラム・アップグレード・インターフェイスにジャンプできるようにし得る。対象プログラムに対応するアップグレード・オプションが、プログラム・アップグレード・インターフェイスに表示され得る。
S235:移動端末は、対象プログラムに対応するアップグレード・オプションがトリガされたことを検出すると、対象プログラムに対応するアップグレード・パッケージ取得要求をサーバに送信する。
実装にあたっては、ユーザは、対象プログラムに対応するアップグレード・オプションに対して選択操作を行うことができる。移動端末は、対象プログラムに対応するアップグレード・オプションに対する選択操作を検出した後に、対象プログラムに対応するアップグレード・パッケージ取得要求をサーバに送信する。
S236:サーバは、対象プログラムのアップグレード・パッケージを移動端末に送信する。
実装にあたっては、サーバは、対象プログラムに対応するアップグレード・パッケージ取得要求を受信した後に、対象プログラムのアップグレード・パッケージを移動端末に送信する。
ステップ203:移動端末は、対象プログラムのアップグレード・パッケージを車載端末に送信する。
実装にあたっては、移動端末は、対象プログラムに関するものであり且つサーバが送信したアップグレード・パッケージを受信した後に、アップグレード・パッケージが成功裏にダウンロードされていることを示すプロンプトボックスを表示して、対象プログラムのアップグレード・パッケージがダウンロードされていることをユーザに思い出させることができる。ユーザは、アップグレード・パッケージが成功裏にダウンロードされたことを示すプロンプトボックスをタップすることによって、支援アプリケーションがアップグレード・パッケージ送信インターフェイスにジャンプできるようにすることができ、アップグレード・パッケージ送信オプションがアップグレード・パッケージ送信インターフェイス上に表示され得る。車載端末と移動端末との間に通信接続が確立されている場合に、ユーザは、アップグレード・パッケージ送信オプションをタップして、移動端末が対象プログラムのアップグレード・パッケージを車載端末に送信するようにトリガしてもよい。
車載端末の車載ゲートウェイは、対象プログラムのアップグレード・パッケージを受信した後に、対象プログラムのアップグレード・パッケージを車載端末のプロセッサに送信する。車載端末のプロセッサは、対象プログラムのアップグレード・パッケージに従って、インストールされている対象プログラムをアップグレードする。
例えば、図9に示されるように、対象プログラムが車体制御システムのファームウェアである場合に、プロセッサは、アップグレード・パッケージを受信した後に、アップグレード・パッケージに基づいて車体制御システムのファームウェアをアップグレードする。対象プログラムがHMIのファームウェアである場合に、プロセッサは、アップグレード・パッケージを受信した後に、アップグレード・パッケージに基づいてHMIのファームウェアをアップグレードする。対象プログラムがT-Boxのファームウェアである場合に、プロセッサは、アップグレード・パッケージを受信した後に、アップグレード・パッケージに基づいてT-Boxのファームウェアをアップグレードする。対象プログラムがADSのファームウェアである場合に、プロセッサは、アップグレード・パッケージを受信した後に、アップグレード・パッケージに基づいてADSのファームウェアをアップグレードする。
別の例として、図10に示されるように、対象プログラムが高精細地図アプリケーションである場合に、アップグレード・パッケージは、暗号化した高精細地図パッケージであってもよい。プロセッサは、暗号化した高精細地図パッケージを受信した後に、まず暗号化した高精細地図パッケージを復元し、次に、復元した高精細地図パッケージをADSの高精細地図アプリケーションに更新する。
2.移動端末は、車載端末による車両制御の実行を支援する。
具体的には、車両制御には、車両に対する走行制御、及び車両に対する車両診断等が含まれ得る。
実装にあたっては、車載端末と移動端末との間に接続が確立されていることに基づいて、車載端末の表示インターフェイスに障害がある場合に、ユーザは車載端末を用いて車両を制御することができない。この場合に、ユーザは、移動端末を用いて車両の車両制御命令を車載端末に送信することができる。車載端末は、車両制御命令を受信した後に、対応するシステムに制御コマンドを送信して車両を制御することができる。
具体的には、ユーザは移動端末の支援アプリケーションを起動することができ、複数の車両制御オプションが支援アプリケーションの機能インターフェイス上に表示され得る。ユーザは、実際の要件に基づいて対象車両制御オプションをタップすることができる。移動端末は、複数の車両制御オプションのうちの対象車両制御オプションがトリガされたことを検出すると、対象車両制御オプションに対応する車両制御命令を決定し、その車両制御命令を車載端末に送信する。車載端末は、車両制御命令を受信した後に、車両制御命令を実行して、車両に対して対応する制御を実行することができる。以下では、対象車両制御オプションがブレーキ制御オプション及び車両診断オプションである場合を例に挙げて、移動端末が、車載端末の車両制御を支援する場合に分けて説明する。
対象車両制御オプションがブレーキ制御オプションである例は以下の通りである。
ユーザは、ブレーキ制御オプションをタップする。移動端末は、ユーザがブレーキ制御オプションに対して行ったタップ操作を検出すると、車載端末の車載ゲートウェイにブレーキ制御命令を送信する。車載ゲートウェイは、受信した緊急ブレーキ制御命令を車載端末のプロセッサに転送してもよい。次に、プロセッサは、緊急ブレーキ制御命令に従ってブレーキ制御命令を車体制御システムに送信する。車体制御システムは、ブレーキ制御コマンドを受信した後に、ブレーキ制御コマンドに応答し、対応するコンポーネントを制御して車両にブレーキを掛ける。
対象車両制御オプションが車両診断オプションである例は次の通りである。
ユーザは、車両診断オプションをタップする。移動端末は、ユーザが車両診断オプションに対して行ったタップ操作を検出すると、車両診断命令を車載端末の車載ゲートウェイに送信する。図11に示されるように、車載ゲートウェイは、受信した車両診断命令を車載端末のプロセッサに転送してもよい。次に、プロセッサは、車両診断命令に従って、診断コマンドを車体制御システム、ADS、及びT-Box等に個別に送信する。診断コマンドを受信した後に、全てのシステム又はコンポーネントは、対応する診断動作を実行し、診断結果をプロセッサに返す。プロセッサは、システム又はコンポーネントから返された診断結果を受信した後に、車載ゲートウェイを用いて全ての診断結果を車両診断結果として移動端末に送信する。移動端末は、車両診断結果を受信した後に、支援アプリケーションを用いて車両診断結果を表示し、それによってユーザが車両診断結果を閲覧できるようにし得る。また、移動端末は、車両の診断結果をさらに保存してもよい。
3.移動端末は、車載端末による走行データ転送の実行を支援する。
実装にあたっては、車両のブラックボックスへの損傷によって引き起こされる走行データの損失を防ぐために、車両のブラックボックスは、現在の転送周期で収集した走行データを各転送周期の終わりに車載端末に送信することができる。車載端末は、車載ゲートウェイを用いて走行データを移動端末に送信する。移動端末には走行データが保存される。さらに、支援アプリケーションが移動端末にログインしている場合に、走行データをサーバに転送することができる。サーバは、走行データを受信した後に、まず、ログインした支援アプリケーション・アカウント、及びこの支援アプリケーション・アカウントと車両識別子との間の記憶した対応関係に基づいて、ログインした支援アプリケーション・アカウントに対応する車両識別子を決定し、次に走行データ及び車両識別子を対応付けて記憶する。
このようにして、その後車両に事故が発生した場合に、車両のブラックボックスが故障して走行データが消失したとしても、車両の走行データは、依然として移動端末及びサーバを用いて取得して、事故判定等を行うことができる。
4.移動端末は、車載端末によるサービス・データの計算を実行するのを支援する。
実装にあたっては、現状では移動端末の計算能力は高く、車載端末の計算能力は弱く、車載端末のハードウェア更新コストが高いと考えられる。従って、本願のこの実施形態では、移動端末を用いて車載端末によるサービス・データの計算を支援することにより、車載端末のハードウェアを交換することなくサービス・データの計算効率を向上させることができる。
車載端末がサービス・データの計算を実行する必要がある場合に、ローカルで利用可能な計算リソースが不十分であると検出され、車載端末と移動端末との間に通信接続が現在確立されている場合に、車載端末は、車載ゲートウェイを用いてデータ処理要求を移動端末に送信してもよい。データ処理要求には、処理すべきサービス・データ及びサービス・タイプ識別子が含まれる。移動端末は、データ処理要求を受信した後に、データ処理要求に含まれるサービス・タイプ識別子に対応するサービス実行プログラムを用いて処理すべきデータを処理して出力データを取得し、この出力データを車載端末に送信する。サービス実行プログラムは、上述した支援アプリケーションの機能モジュールであってもよく、又は独立したアプリケーションであってもよい。
サービス・タイプ識別子は、車両対全て(vehicle to everything, V2X)サービス識別子であってもよい。これに対応して、処理すべきサービス・データは、カメラ、レーダー、超音波、又は温度センサ等のセンサデータであってもよい。あるいはまた、サービス・タイプ識別子は、3次元モデリングサービス識別子であってもよい。これに対応して、処理すべきサービス・データは、2次元の地図データ等であってもよい。
同じ技術概念に基づいて、本願の一実施形態は、車載端末に対して機能支援を行うための機器をさらに提供する。図12に示されるように、この機器は、車載端末との通信接続を確立するように構成される通信モジュール810と;サーバが送信したプログラム・アップグレード・メッセージを受信するように構成される受信モジュール820と;プログラムに対応するアップグレード・オプションを表示するように構成される表示モジュール830と;アップグレード・オプションがトリガされたことが検出されると、プログラムに対応するアップグレード・パッケージ取得要求をサーバに送信するように構成される送信モジュール840と;を含み、受信モジュール820は、サーバが送信したアップグレード・パッケージを受信するようにさらに構成され、送信モジュール840は、アップグレード・パッケージを車載端末に送信するようにさらに構成される。
可能な実施態様では、アップグレード・メッセージには、対象プログラムの最新のバージョン識別子が含まれ、送信モジュール840は、対象プログラムに対応するインストール済みバージョン識別子取得要求を車載端末に送信するようにさらに構成される。受信モジュール820は、対象プログラムに関するものであり且つ車載端末が送信したインストール済みバージョン識別子を受信するようにさらに構成される。表示モジュール830は、インストール済みバージョン識別子が最新のバージョン識別子と異なる場合に、対象プログラムに対応するアップグレード・オプションを表示するように構成される。
可能な実施態様では、対象プログラムは車載端末のファームウェアである。
可能な実施態様では、対象プログラムは、車載端末の地図アプリケーションである。
可能な実施態様では、表示モジュールは、複数の車両制御オプションを表示するようにさらに構成される。送信モジュール840は、複数の車両制御オプションのうちの対象車両制御オプションがトリガされたことが検出されると、対象車両制御オプションに対応する車両制御命令を決定し、この車両制御命令を車載端末に送信するようにさらに構成される。
可能な実施態様では、対象車両制御オプションはブレーキ制御機能オプションであり、車両制御命令はブレーキ制御命令である。
可能な実施態様では、対象車両制御オプションは車両診断機能オプションであり、車両制御命令は車両診断命令である。
受信モジュール820は、車載端末が送信した車両診断結果メッセージを受信するようにさらに構成される。
可能な実施態様では、受信モジュール820は、車載端末が送信したデータ処理要求を受信するようにさらに構成され、データ処理要求には、処理すべきデータ及びサービス・タイプ識別子が含まれる。
機器は計算モジュールをさらに含み、計算モジュールは、サービス・タイプ識別子に対応するサービス実行プログラムを用いて処理すべきデータを処理し、出力データを取得するように構成される。送信モジュール840は、出力データを車載端末に送信するようにさらに構成される。
可能な実施態様では、受信モジュール820は、車載端末が送信した走行データを受信するようにさらに構成される。
機器は記憶モジュールをさらに含み、記憶モジュールは走行データを記憶するように構成される。送信モジュール840は、走行データをサーバに送信するようにさらに構成される。
上述した実施形態による車載端末に対して機能支援を行う機器が車載端末に対して機能支援を行う場合に、上述した機能モジュールの分割は、説明のための例として単に使用されることに留意されたい。実際のアプリケーションでは、上述した機能は、要件に基づいて異なる機能モジュールに割り当てて実装することができる。換言すれば、移動端末の内部構造は、上述した機能の全部又は一部を実現するために、異なる機能モジュールに分割される。また、上記実施形態による車載機器に対して機能支援を行うための機器は、車載端末に対して機能支援を行うための方法の実施形態と同様の概念を有する。車載機器に対して機能支援を行うための機器の具体的な実装プロセスについては、方法の実施形態を参照されたい。詳細については、ここでは再び説明しない。
本願の一実施形態では、移動端末900の構造のブロック図が提供される。図13に示されるように、移動端末900は、例えば、スマートフォン、タブレット・コンピュータ、又はノートブック・コンピュータ等の携帯用移動端末であってもよい。移動端末900は、代わりに、ユーザ機器、ポータブル端末、又は別の名称で呼ばれることもある。
一般に、移動端末900は、プロセッサ901及びメモリ902を含む。
プロセッサ901は、1つ又は複数の処理コア、例えば、4コアプロセッサ又は8コアプロセッサを含み得る。プロセッサ901は、デジタル信号プロセッサ(Digital Signal Processor, DSP)、フィールドプログラマブルゲートアレイ(Field-Programmable Gate Array, FPGA)、又はプログラマブルロジックアレイ(Programmable Logic Array, PLA)の少なくとも1つのハードウェア形態で実装され得る。プロセッサ901は、代わりに、メインプロセッサ及びコプロセッサを含んでもよい。メインプロセッサは、ウェイクアップ状態でデータを処理するプロセッサであり、中央処理装置(Central Processing Unit, CPU)とも呼ばれる。コプロセッサは、スタンバイ状態でデータを処理するように構成された低消費電力プロセッサである。いくつかの実施形態では、プロセッサ901は、グラフィックス処理装置(Graphics Processing Unit, GPU)を統合することができ、GPUは、ディスプレイ上に表示する必要があるコンテンツをレンダリング及び描画するように構成される。いくつかの実施形態では、プロセッサ901は、人工知能(Artificial Intelligence, AI)プロセッサをさらに含み得、AIプロセッサは、機械学習に関連する計算演算を処理するように構成される。
メモリ902は、1つ又は複数のコンピュータ可読記憶媒体を含むことができる。コンピュータ可読記憶媒体は、非一時的な状態であってもよい。メモリ902は、高速ランダムアクセスメモリ及び不揮発性メモリ、例えば1つ又は複数の磁気ディスク記憶装置又はフラッシュメモリ記憶装置をさらに含むことができる。いくつかの実施形態では、メモリ902内の非一時的なコンピュータ可読記憶媒体は、少なくとも1つの命令を記憶するように構成され、命令が少なくとも1つの命令はプロセッサ901によって実行されて、本願の方法の実施形態に従って車載端末に対して機能支援を行うための方法を実施する。
いくつかの実施形態では、移動端末900は、オプションで、周辺装置インターフェイス903及び少なくとも1つの周辺装置を含んでもよい。プロセッサ901、メモリ902、及び周辺装置インターフェイス903は、バス又は信号ケーブルを介して接続され得る。各周辺装置は、バス、信号ケーブル、又は回路基板を介して周辺装置インターフェイス903に接続され得る。具体的には、周辺装置には、無線周波数回路904、及びディスプレイ905等が含まれる。
周辺装置インターフェイス903は、入出力(Input/Output, I/O)に関連する少なくとも1つの周辺装置をプロセッサ901及びメモリ902に接続するように構成され得る。いくつかの実施形態では、プロセッサ901、メモリ902、及び周辺装置インターフェイス903は、同じチップ又は同じ回路基板上に集積される。いくつかの他の実施形態では、プロセッサ901、メモリ902、及び周辺装置インターフェイス903のうちのいずれか1つ又は2つが、別個のチップ又は別個の回路基板上に実装され得る。これは本実施形態では限定されない。
無線周波数回路904は、無線周波数(Radio Frequency, RF)信号を送受信するように構成され、無線周波数信号は電磁信号とも呼ばれる。無線周波数回路904は、電磁信号を用いて通信ネットワーク及び他の通信装置と通信する。例えば、無線周波数回路904は、車載端末及びサーバと通信することができる。無線周波数回路904は、電気信号を電磁信号に変換して送信する、又は受信した電磁信号を電気信号に変換する。オプションで、無線周波数回路904は、アンテナシステム、RFトランシーバ、1つ又は複数の増幅器、チューナ、発振器、デジタル信号プロセッサ、コーデックチップセット、及び加入者識別モジュールカード等を含む。無線周波数回路904は、少なくとも1つの無線通信プロトコルに従って別の端末と通信することができる。無線通信プロトコルには、ワールドワイドウェブ、メトロポリタンエリアネットワーク、イントラネット、各世代のモバイル通信ネットワーク(2G、3G、4G、及び5G)、無線ローカルエリアネットワーク、及び/又はWi-Fiネットワーク、又はBluetoothプロトコル等が含まれるが、これらに限定されない。いくつかの実施形態では、無線周波数回路904は、近距離無線通信(Near Field Communication, NFC)に関連する回路をさらに含むことができる。これはこのアプリケーションでは限定されない。
ディスプレイ905は、ユーザインターフェイス(User Interface, UI)を表示するように構成される。UIには、グラフ、テキスト、アイコン、ビデオ、及びこれらの任意の組合せが含まれ得る。例えば、ディスプレイ905は、本願における支援アプリケーションの様々なインターフェイス、及び機能オプション等を表示することができる。ディスプレイ905がタッチディスプレイである場合に、ディスプレイ905は、ディスプレイ905の表面上又は表面の上でタッチ信号を収集する能力をさらに有する。タッチ信号は、プロセッサ901に制御信号として入力され処理され得る。この場合に、ディスプレイ905は、仮想ボタン及び/又は仮想キーボードを提供するようにさらに構成され得る。仮想ボタン及び/又は仮想キーボードは、ソフトボタン及び/又はソフトキーボードとも呼ばれる。いくつかの実施形態では、移動端末900のフロントパネルに配置される1つのディスプレイ905があってもよい。いくつかの他の実施形態では、移動端末900の異なる表面上にそれぞれ配置されるか又は折り畳まれる、少なくとも2つのディスプレイ905があってもよい。さらにいくつかの他の実施形態では、ディスプレイ905は、フレキシブルディスプレイであってもよく、移動端末900の曲面又は折り畳まれた表面上に配置してもよい。ディスプレイ905は、非長方形の不規則なパターン、すなわち特殊な形をしたスクリーンに設定してもよい。ディスプレイ905は、液晶ディスプレイ(Liquid Crystal Display, LCD)であってもよく、又は有機発光ダイオード(Organic Light-Emitting Diode, OLED)で作製してもよい。
前述の実施形態の全て又は一部は、ソフトウェア、ハードウェア、ファームウェア、又はこれらの任意の組合せを用いて実装され得る。ソフトウェアを用いて実施形態を実現する場合に、実施形態の全て又は一部をコンピュータプログラム製品の形態で実現することができる。コンピュータプログラム製品には、1つ又は複数のコンピュータ命令が含まれる。コンピュータプログラム命令が装置上にロードされて実行されると、手順又は機能の全て又は一部が本願の実施形態に従って生成される。コンピュータ命令は、コンピュータ可読記憶媒体に記憶してもよく、又はコンピュータ可読記憶媒体から別のコンピュータ可読記憶媒体に送信してもよい。例えば、コンピュータ命令は、ウェブサイト、コンピュータ、サーバ、又はデータセンタから有線(例えば、同軸ケーブル、光ファイバ、又はデジタル加入者回線)又は無線(例えば、赤外線、無線、マイクロ波)方式で別のウェブサイト、コンピュータ、サーバ、又はデータセンタに送信され得る。コンピュータ可読記憶媒体は、装置によってアクセス可能な任意の使用可能な媒体、又は1つ又は複数の使用可能な媒体を統合するサーバ又はデータセンタのようなデータ記憶装置であってよい。使用可能な媒体は、磁気媒体(例えば、フロッピーディスク、ハードディスク、及び磁気テープ)、光媒体(例えば、デジタルビデオディスク(Digital Video Disk, DVD))、又は半導体媒体(例えば、ソリッドステートドライブ)であってもよい。
当業者であれば、前述の実施形態を実現するための全て又は一部のステップは、ハードウェア又は関連ハードウェアに命令するプログラムによって実装できることを理解するだろう。プログラムは、コンピュータ可読記憶媒体に記憶してもよい。上述した記憶媒体には、読み出し専用メモリ、磁気ディスク、光ディスク等が含まれ得る。
前述の説明は、本願の一実施形態に過ぎず、本願を限定することを意図したものではない。本願の精神及び原理から逸脱することなく行われたあらゆる修正、同等の置換、又は改良は、本願の保護範囲内に含まれるものとする。

Claims (34)

  1. 車載端末に対して機能支援を行うための方法であって、当該方法は移動端末に適用され、当該方法は、
    前記車載端末のプログラムをアップグレードする場合に、該プログラムのアップグレード・オプションを表示するステップと、
    前記アップグレード・オプションがトリガされたことが検出されると、前記プログラムのアップグレード・パッケージを取得するための要求をサーバに送信するステップと、
    前記サーバが送信した前記アップグレード・パッケージを受信するステップと、
    前記アップグレード・パッケージを前記車載端末に送信するステップと、を含む、
    方法。
  2. 当該方法は、
    前記サーバから前記プログラムの最新のバージョン識別子及びプログラム識別子を受信するステップと、
    前記プログラムのインストール済みバージョン識別子を取得するための要求を前記車載端末に送信するステップであって、前記インストール済みバージョン識別子を取得するための前記要求には、前記プログラム識別子が含まれる、ステップと、
    前記車載端末から前記プログラムの前記インストール済みバージョン識別子を受信するステップと、をさらに含み、
    前記車載端末のプログラムをアップグレードする場合に、該プログラムのアップグレード・オプションを表示するステップは、
    前記インストール済みバージョン識別子が前記最新のバージョン識別子と異なる場合に、前記プログラムの前記アップグレード・オプションを表示するステップを含む、請求項1に記載の方法。
  3. 当該方法は、
    前記サーバから前記プログラムのアップグレード・メッセージを受信するステップであって、該アップグレード・メッセージには、前記プログラムの最新のバージョン識別子及びプログラム識別子が含まれる、ステップと、
    前記プログラムのバージョン検出メッセージを前記車載端末に送信するステップであって、前記プログラムの前記バージョン検出メッセージには、前記プログラムの前記プログラム識別子と、前記プログラムの前記最新のバージョン識別子とが含まれる、ステップと、
    インストール済みバージョン識別子が前記最新のバージョン識別子と異なる場合に、前記車載端末から前記プログラムのアップグレード要求を受信するステップと、をさらに含み、
    前記車載端末のプログラムをアップグレードする場合に、該プログラムのアップグレード・オプションを表示するステップは、
    前記プログラムの前記アップグレード要求を前記車載端末から受信した場合に、前記プログラムの前記アップグレード・オプションを表示するステップを含む、請求項1に記載の方法。
  4. 当該方法は、
    前記サーバから前記プログラムのアップグレード・メッセージを受信するステップをさらに含み、
    前記車載端末のプログラムをアップグレードする場合に、該プログラムのアップグレード・オプションを表示するステップは、
    前記プログラムの前記アップグレード・メッセージを前記サーバから受信した場合に、前記プログラムの前記アップグレード・オプションを表示するステップを含む、請求項1に記載の方法。
  5. 前記プログラムは、前記車載端末のファームウェアである、請求項1乃至4のいずれか一項に記載の方法。
  6. 前記プログラムは、前記車載端末の地図アプリケーションである、請求項1乃至4のいずれか一項に記載の方法。
  7. 支援アプリケーションが前記移動端末にインストールされており、前記車載端末が位置する車両は、前記サーバに登録することによって前記支援アプリケーションと関連付けられる、請求項1乃至6のいずれか一項に記載の方法。
  8. 前記移動端末が車両環境にない場合に、前記アップグレード・オプションがトリガされ、前記移動端末は、前記サーバが送信した前記アップグレード・パッケージを受信し、
    前記移動端末が車両環境にある場合に、前記移動端末は、該移動端末と前記車載端末との間の通信接続を介して前記アップグレード・パッケージを前記車載端末に送信する、請求項1乃至7のいずれか一項に記載の方法。
  9. 当該方法は、前記車載端末との通信接続を確立するステップをさらに含み、該通信接続は有線接続又は無線接続を含む、請求項1乃至8のいずれか一項に記載の方法。
  10. 前記通信接続は無線接続であり、前記移動端末と前記車載端末との間には複数の通信接続があり、該複数の通信接続にはプライマリ接続及びスタンバイ接続が含まれる、請求項9に記載の方法。
  11. 前記複数の通信接続における前記プライマリ接続を決定するための周期として、予め設定した期間が使用される、請求項10に記載の方法。
  12. 前記車載端末は第1の車載端末であり、前記車載端末が前記サーバを用いた認証に成功した場合に、前記移動端末は、前記第1の車載端末によるプログラム・アップグレード、車両制御、走行データ転送、及び支援演算のうちの少なくとも1つの実施を支援するために、第2の車載端末として使用される、請求項1乃至11のいずれか一項に記載の方法。
  13. 車載端末に対して機能支援を行うための方法であって、当該方法は前記車載端末に適用され、当該方法は、
    移動端末から取得要求を受信するステップであって、該取得要求にはプログラム識別子が含まれ、前記取得要求は、前記プログラム識別子によって示されるプログラムのインストール済みバージョン識別子を要求するために使用される、ステップと、
    前記プログラムの前記インストール済みバージョン識別子を前記移動端末に送信するステップと、
    前記移動端末から前記プログラムのアップグレード・パッケージを受信するステップであって、前記プログラムの前記アップグレード・パッケージのバージョン識別子は、前記インストール済みバージョン識別子とは異なる、ステップと、を含む、
    方法。
  14. 車載端末に対して機能支援を行うための方法であって、当該方法は前記車載端末に適用され、当該方法は、
    移動端末からプログラムのバージョン検出メッセージを受信するステップであって、該バージョン検出メッセージには、前記プログラムのプログラム識別子と前記プログラムの最新のバージョン識別子とが含まれる、ステップと、
    前記プログラムのインストール済みバージョン識別子が前記最新のバージョン識別子と異なる場合に、前記プログラムのアップグレード要求を前記移動端末に送信するステップと、
    前記移動端末から前記プログラムのアップグレード・パッケージを受信するステップであって、前記プログラムの前記アップグレード・パッケージのバージョン識別子は、前記インストール済みバージョン識別子とは異なる、ステップと、を含む、
    方法。
  15. 前記プログラムは、前記車載端末のファームウェアである、請求項13又は14に記載の方法。
  16. 前記プログラムは、前記車載端末の地図アプリケーションである、請求項13又は14に記載の方法。
  17. 当該方法は、前記移動端末との通信接続を確立するステップをさらに含み、該通信接続は有線接続又は無線接続を含む、請求項13乃至16のいずれか一項に記載の方法。
  18. 前記通信接続は無線接続であり、前記車載端末と前記移動端末との間には複数の通信接続があり、前記複数の通信接続にはプライマリ接続及びスタンバイ接続が含まれる、請求項17に記載の方法。
  19. 前記複数の通信接続における前記プライマリ接続を決定するための周期として、予め設定した期間が使用される、請求項18に記載の方法。
  20. 車載端末に対して機能支援を行うための方法であって、当該方法はサーバに適用され、当該方法は、
    前記車載端末に適用されるプログラムのアップグレード・パッケージと前記プログラムの最新のバージョン識別子とを取得するステップと、
    移動端末から受信したアップグレード・パッケージ取得要求に基づいて、前記移動端末を用いて、前記プログラムの前記アップグレード・パッケージを前記車載端末に送信するステップと、を含み、
    前記車載端末の前記プログラムのインストール済みバージョン識別子が最新のバージョン識別子とは異なる、
    方法。
  21. 当該方法は、
    前記プログラムのプログラム識別子及び前記最新のバージョン識別子を前記移動端末に送信するステップであって、前記プログラム識別子及び前記最新のバージョン識別子は、前記車載端末又は前記移動端末において、前記車載端末の前記プログラムのインストール済みバージョン識別子が最新のバージョン識別子と同じであるかどうかを判定するために使用される、ステップと、
    前記車載端末の前記インストール済みバージョン識別子が前記最新のバージョン識別子と異なる場合に、前記移動端末から前記アップグレード・パッケージ取得要求を受信するステップと、をさらに含む、請求項20に記載の方法。
  22. 前記サーバは、前記車載端末にインストールされている前記プログラムの前記インストール済みバージョン識別子を記録し、該記録したインストール済みバージョン識別子は、前記プログラムをアップグレードするためのアップグレード成功メッセージを前記車載端末から受信する度に更新され、当該方法は、
    前記プログラムの前記記録したインストール済みバージョン識別子と、前記プログラムの取得した前記最新のバージョン識別子とに基づいて、前記最新のバージョン識別子とは異なる、前記インストール済みバージョン識別子に対応する車両識別子を決定するステップと、
    該車両識別子に基づいて、前記車両識別子に対応する支援アプリケーション・アカウントを決定し、該アカウントにログインしている前記移動端末に前記プログラムのアップグレード・メッセージを送信するステップと、をさらに含む、請求項20に記載の方法。
  23. 車載端末に対して機能支援を行うための方法であって、当該方法は移動端末に適用され、当該方法は、
    前記移動端末が、複数の車両制御オプションを表示するステップと、
    該複数の車両制御オプションのうちの対象車両制御オプションがトリガされたことを検出すると、前記移動端末が、前記対象車両制御オプションに対応する車両制御命令を決定し、該車両制御命令を前記車載端末に送信するステップと、を含む、
    方法。
  24. 前記対象車両制御オプションはブレーキ制御機能オプションを含み、前記車両制御命令はブレーキ制御命令を含む、請求項23に記載の方法。
  25. 前記対象車両制御オプションは車両診断機能オプションを含み、前記車両制御命令は車両診断命令であり、当該方法は、
    前記車載端末から車両診断結果メッセージを受信するステップをさらに含む、請求項23又は24に記載の方法。
  26. 当該方法は、
    処理すべきデータ及びサービス・タイプ識別子を含むデータ処理要求を前記車載端末から受信するステップと、
    前記サービス・タイプ識別子に対応するサービス実行プログラムを用いて前記処理すべきデータを処理し、出力データを取得するステップと、
    該出力データを前記車載端末に送信するステップと、をさらに含む、請求項23乃至25のいずれか一項に記載の方法。
  27. 当該方法は、
    前記車載端末から走行データを受信するステップと、
    前記走行データを保存するステップと、をさらに含む、請求項23乃至26のいずれか一項に記載の方法。
  28. 当該方法は、前記走行データを前記サーバに送信するステップをさらに含む、請求項27に記載の方法。
  29. 請求項1乃至28のいずれか一項に記載の方法を実行するように構成されたユニットを含む、車載端末に対して機能支援を行うための機器。
  30. 車載端末に対して機能支援を行うための機器であって、
    当該機器はプロセッサ及びメモリを含み、前記メモリは命令を記憶するように構成されており、前記命令が前記プロセッサによってロードされて実行されると、請求項1乃至28のいずれか一項に記載の方法が実行される、
    機器。
  31. 車載端末に対して機能支援を行うための機器であって、
    当該機器は、移動端末内に配置され、プロセッサ及び通信インターフェイスを含み、前記通信インターフェイスは、前記車載端末及びサーバと通信するように構成され、前記プロセッサは、請求項1乃至12又は請求項23乃至28のいずれか一項に記載の方法を実行するように構成される、
    機器。
  32. 車載端末に対して機能支援を行うための機器であって、
    当該機器は、前記車載端末に配置され、プロセッサ及び通信インターフェイスを含み、前記通信インターフェイスは移動端末と通信するように構成され、前記プロセッサは、請求項13乃至19のいずれか一項に記載の方法を実行するように構成される、
    機器。
  33. 車載端末に対して機能支援を行うための機器であって、
    当該機器は、サーバ内に配置され、プロセッサ及び通信インターフェイスを含み、前記通信インターフェイスは移動端末と通信するように構成され、前記プロセッサは、請求項20乃至22のいずれか一項に記載の方法を実行するように構成される、
    機器。
  34. コンピュータ可読記憶媒体であって、
    該コンピュータ可読記憶媒体は命令を記憶し、前記命令がプロセッサによって実行されると、請求項1乃至28のいずれか一項に記載の方法が実行される、
    コンピュータ可読記憶媒体。

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