JP2024502592A - Ue対ネットワークリレーディスカバリのためのディスカバリキーハンドリング - Google Patents

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Abstract

無線デバイスを動作させる方法が提供される。方法は、無線デバイスのホームネットワーク内のネットワーク機能に、無線デバイスがローミングしている訪問先ネットワーク内のネットワークリレーディスカバリのためのディスカバリキーを取得するキー要求を送信すること(1002)と、無線デバイスのホームネットワーク内のネットワーク機能から、訪問先ネットワーク内のネットワークリレーディスカバリのためのディスカバリキーを含むキー応答を受信すること(1004)と、ディスカバリキーを使用して訪問先ネットワーク内のネットワークリレーとの通信を保護すること(1006)と、を含む。【選択図】図5B

Description

本開示は、一般に、通信に関し、より詳細には、無線通信をサポートする通信方法ならびに関連するデバイスおよびノードに関する。
3GPP 4G無線通信システムでは、3GPP TS 23.303 v15.1.0において規定されている近傍サービス(ProSe)機能は、ProSeサービスにアクセスするのに必要なネットワーク関連アクションに使用される論理機能である。ProSe機能は、ProSeの特徴それぞれに対して異なる役割を果たす。4G仕様では、近傍サービスをサポートする各公衆陸上移動体ネットワーク(PLMN)に論理ProSe機能が1つだけあると仮定される。
5GシステムのProSeに関して、3GPP TR 23.752 v1.1.0では、SA2は、「ユーザプレーンベースのアーキテクチャ」と名付けられたアーキテクチャオプションを研究している。このアーキテクチャは、3GPP TS 23.303 v15.1.0において規定されているようなProSe機能の必要な機能を、5Gシステムアーキテクチャに採用することを提案している。3GPP TS 23.303 v15.1.0によれば、ProSe機能の直接ディスカバリネーム管理機能(DDNMF)および直接提供機能(DPF)は、5GシステムアーキテクチャにおいてProSeをサポートするのに必須である。DPFは、PCFに置き換えることができる、5G ProSe直接ディスカバリおよび5G Prose直接通信を使用するため、必要なパラメータをUEに提供するのに使用される。DDNMFは、PC3インターフェースを通じて次の手順を提供するのに使用される。
- ディスカバリ要求/応答手順:直接ディスカバリのためのIDおよびフィルタを提供する
- マッチ報告手順:直接ディスカバリをチェックし、直接ディスカバリのためのマッピング情報を提供する
- アラート報知手順:ProSe制限ディスカバリモデルAの場合に、「オンデマンド」ProSe直接ディスカバリをサポートする
- ディスカバリ更新手順:以前に割り当てられたID、フィルタを更新/無効化する
5GSはサービスベースのアーキテクチャモデルをサポートし、DDNMFは、(例えば、Nudmサービスオペレーションを消費するために)5G NFと対話することができるだけでなく、PC3インターフェースを通じたサポート手順のためにユーザプレーンコネクティビティを介してUEとも接続する、ネットワーク機能(NF)であることができる。このアーキテクチャには、図4に示されるような5G DDNMFを導入することが提案される。
5G DDNMFは、MNOによって管理され、5GCの他のNF(例えば、NudmまたはNpcf)からのサービスオペレーションを消費することができる。
PC3インターフェースは、3GPP TS 23.303 v15.1.0において規定されている以下のベースライン機構として、ディスカバリ要求/応答、マッチ報告手順、アラート報知手順、およびディスカバリ更新手順をサポートする。NSSAIまたはDNNのどちらをPC3インターフェースのためのユーザプレーンコネクティビティに使用すべきかは、MNOの設定による(例えば、UEのURSPまたはローカル設定によって制御することができる)。
3GPP SA2は、5GSにおけるUE対ネットワークリレーに対する解決策を決定していない。4G(EPS)では、UE対ネットワークリレーの使用例は公共安全を目的とするもののみであった。しかし、5GSでは、UE対ネットワークリレーは、公共安全および商用の両方の使用例に該当する。
したがって、この分野において改善された方法およびデバイスが必要とされている。
したがって、本開示の例示的実施形態は、UE対ネットワークリレーディスカバリのためのディスカバリキーハンドリングを含む、5GにおけるProSeと関連付けられたこれらおよび他の問題、課題、および/または困難に対処し、それによって公共安全および商用両方の使用例に対するUE対ネットワークリレーを促進する。
第1の態様によれば、無線デバイスを動作させる方法が提供される。方法は、無線デバイスのホームネットワーク内のネットワーク機能に、無線デバイスがローミングしている訪問先ネットワーク内のネットワークリレーディスカバリのためのディスカバリキーを取得するキー要求を送信することを含む。方法はさらに、無線デバイスのホームネットワーク内のネットワーク機能から、訪問先ネットワーク内のネットワークリレーディスカバリのためのディスカバリキーを含むキー応答を受信することと、ディスカバリキーを使用して、訪問先ネットワークのネットワークリレーとの通信を保護することと、を含む。
いくつかの実施形態によれば、ネットワーク機能は、無線デバイスのホームネットワークにおける直接ディスカバリネーム管理機能(DDNMF)を含む。
いくつかの実施形態によれば、キー要求は、ディスカバリキーが求められるネットワークのリストを含み、キー応答は、ディスカバリキーが提供されるネットワークのリストおよびそれらに関連するディスカバリキーを含む。
いくつかの実施形態によれば、ネットワークディスカバリが求められるネットワークのリスト、およびディスカバリサービスが提供されるネットワークのリストは、公衆地上移動体無線(PLMN)識別情報のリストを含む。
いくつかの実施形態によれば、キー要求は、ネットワークリレーディスカバリが求められるコネクティビティサービスを識別するリレーサービスコードを含む。
いくつかの実施形態によれば、キー要求は、ネットワークリレーディスカバリが求められるアプリケーションを識別する近傍サービス(ProSe)アプリケーション識別子を含む。
いくつかの実施形態によれば、キー応答はリレーサービスコードを含む。
いくつかの実施形態によれば、キー応答はProSeアプリケーション識別情報を含む。
いくつかの実施形態によれば、訪問先ネットワークは無線デバイスのホームネットワークと同じである。
いくつかの実施形態によれば、キー要求およびキー応答はそれぞれ無線デバイスの識別情報を含む。
第2の態様によれば、無線デバイスが提供される。無線デバイスは、処理回路と、処理回路と結合されたメモリとを備え、メモリは命令を含み、命令は、処理回路によって実行されると、無線デバイスに、第1の態様の方法のいずれかによる動作を実施させる。さらに、第1の態様の方法のいずれかに従って実施するように適合された無線デバイスが提供される。
第3の態様によれば、無線デバイスの処理回路によって実行されるプログラムコードを含み、それにより、プログラムコードを実行することによって、無線デバイスに、第1の態様の方法のいずれかによる動作を実施させる、コンピュータプログラムが提供される。
さらに、無線デバイスの処理回路によって実行されるプログラムコードを含む非一時的記憶媒体を備え、それにより、プログラムコードを実行することによって、無線デバイスに、第1の態様の方法のいずれかによる動作を実施させる、コンピュータプログラム製品が提供される。
第4の態様によれば、ネットワークリレーを動作させる方法が提供される。方法は、ネットワークリレーのホームネットワーク内のネットワーク機能に、ネットワークリレーディスカバリのためのディスカバリキーを取得するキー要求を送信することと、ネットワークリレーのホームネットワーク内のネットワーク機能から、ネットワークリレーディスカバリのためのディスカバリキーを含むキー応答を受信することと、を含む。方法はさらに、ディスカバリキーを使用して、リモート無線デバイスとの通信を保護することを含む。
いくつかの実施形態によれば、ネットワーク機能は、ネットワークリレーのホームネットワークにおける直接ディスカバリネーム管理機能(DDNMF)を含む。
いくつかの実施形態によれば、キー要求は、ネットワークディスカバリキーが求められるネットワークのリストを含み、キー応答は、ディスカバリキーが提供されるネットワークのリストおよびそれらに関連するディスカバリキーを含む。
いくつかの実施形態によれば、ネットワークディスカバリが求められるネットワークのリスト、およびディスカバリサービスが提供されるネットワークのリストは、公衆地上移動体無線(PLMN)識別情報のリストを含む。
いくつかの実施形態によれば、キー要求は、ネットワークリレーディスカバリが求められるコネクティビティサービスを識別するリレーサービスコードを含む。
いくつかの実施形態によれば、キー要求は、ネットワークリレーディスカバリが求められるアプリケーションを識別する近傍サービス(ProSe)アプリケーション識別子を含む。
いくつかの実施形態によれば、キー応答はリレーサービスコードを含む。
いくつかの実施形態によれば、キー応答はProSeアプリケーション識別情報を含む。
いくつかの実施形態によれば、キー要求およびキー応答はそれぞれネットワークリレーの識別情報を含む。
第5の態様によれば、ネットワークリレーが提供される。ネットワークリレーは、処理回路と、処理回路と結合されたメモリとを備え、メモリは命令を含み、命令は、処理回路によって実行されると、ネットワークリレーに、第4の態様の方法のいずれかによる動作を実施させる。さらに、第4の態様の方法のいずれかに従って実施するように適合されたネットワークリレーが提供される。
第6の態様によれば、ネットワークリレーの処理回路によって実行されるプログラムコードを含み、それにより、プログラムコードを実行することによって、ネットワークリレーに、第4の態様の方法のいずれかによる動作を実施させる、コンピュータプログラムが提供される。さらに、ネットワークリレーの処理回路によって実行されるプログラムコードを含む非一時的記憶媒体を備え、それにより、プログラムコードを実行することによって、ネットワークリレーに、第4の態様の方法のいずれかによる動作を実施させる、コンピュータプログラム製品。
第7の態様によれば、第1の無線通信システムの第1のネットワーク機能を動作させる方法が提供される。方法は、第2の無線通信システムを訪問している無線デバイスから、第2の無線通信システムにおけるネットワークリレーディスカバリのためのディスカバリキーを取得するキー要求を受信することと、ディスカバリキーのため、第2の無線通信システムにおける第2のネットワーク機能にキー要求を送信することと、を含む。方法はさらに、ディスカバリキーを第2のネットワーク機能から受信することと、ディスカバリキーを含むキー応答を生成することと、キー応答を無線デバイスに送信することと、を含む。
いくつかの実施形態によれば、第1のネットワーク機能は、第1の無線通信システムにおける直接ディスカバリネーム管理機能(DDNMF)を含む。
いくつかの実施形態によれば、第2のネットワーク機能は、第2の無線通信システムにおけるDDNMFを含む。
第8の態様によれば、第2の無線通信システムの第2のネットワーク機能を動作させる方法が提供される。方法は、第1の無線通信システムの第1のネットワーク機能から、第2の無線通信システムを訪問している無線デバイスによって、ネットワークリレーディスカバリのためのディスカバリキーを取得するキー要求を受信することと、ディスカバリキーを取得することと、を含む。方法はさらに、ディスカバリキーを含むキー応答を生成することと、キー応答を第1のネットワーク機能に送信することと、を含む。
いくつかの実施形態によれば、ディスカバリキーを取得することは、第2のネットワーク機能においてディスカバリキーを生成することを含む。
いくつかの実施形態によれば、ディスカバリキーを取得することは、第2の無線通信システムのアプリケーション機能からディスカバリキーを取得することを含む。
いくつかの実施形態によれば、第1のネットワーク機能は、第1の無線通信システムにおける直接ディスカバリネーム管理機能(DDNMF)を含む。
いくつかの実施形態によれば、第2のネットワーク機能は、第2の無線通信システムにおけるDDNMFを含む。
第9の態様によれば、無線通信システムのネットワーク機能を動作させる方法が提供される。方法は、第2の無線通信システムを訪問しているネットワークリレーから、第2の無線通信システムにおけるネットワークリレーディスカバリのためのディスカバリキーを取得するキー要求を受信することと、ディスカバリキーを取得することと、を含む。方法はさらに、ディスカバリキーを含むキー応答を生成することと、キー応答をネットワークリレーに送信することと、を含む。
いくつかの実施形態によれば、ディスカバリキーを取得することは、ネットワーク機能においてディスカバリキーを生成することを含む。
いくつかの実施形態によれば、ディスカバリキーを取得することは、無線通信システムのアプリケーション機能からディスカバリキーを取得することを含む。
いくつかの実施形態によれば、キー要求は、ネットワークリレーディスカバリが求められるコネクティビティサービスを識別するリレーサービスコードを含む。
いくつかの実施形態によれば、キー要求は、ネットワークリレーディスカバリが求められるアプリケーションを識別する近傍サービス(ProSe)アプリケーション識別子を含む。
いくつかの実施形態によれば、キー応答はリレーサービスコードを含む。
いくつかの実施形態によれば、キー応答はProSeアプリケーション識別情報を含む。
いくつかの実施形態によれば、キー要求およびキー応答はそれぞれ無線デバイスの識別情報を含む。
第10の態様によれば、処理回路と、処理回路と結合されたメモリとを備え、メモリが命令を含み、命令が、処理回路によって実行されると、コアネットワークに、第7、第8、および第9の態様の方法のいずれかによる動作を実施させる、コアネットワークノードが提供される。さらに、第7、第8、または第9の態様の方法のいずれかに従って実施するように適合されたコアネットワークノード。
第11の態様によれば、コアネットワークノードの処理回路によって実行されるプログラムコードを含み、それにより、プログラムコードを実行することによって、コアネットワークノードに、第7、第8、または第9の態様の方法のいずれかによる動作を実施させる、コンピュータプログラムが提供される。さらに、コアネットワークノードの処理回路によって実行されるプログラムコードを含む非一時的記憶媒体を備え、それにより、プログラムコードを実行することによって、コアネットワークノードに、第7、第8、および第9の態様の方法のいずれかによる動作を実施させる、コンピュータプログラム製品が提供される。
本開示のこれらおよび他の目的、特徴および利点は、以下で手短に説明される図面に鑑みて以下の発明を実施するための形態を読むと明らかになろう。
本開示のさらなる理解を提供するために含まれ、本明細書に組み込まれ本明細書の一部をなす添付の図面は、発明の概念のある特定の非限定的な実施形態を示す。
各ProSe下位機能ごとのProSe機能インターフェースに対するユーザ機器(UE)を示す図である。 他のネットワーク要素およびPLMNに対するProSe機能インターフェースを示す図である。 ProSeのキー要求/応答メッセージフローを示す図である。 サービスベースのアーキテクチャにおけるProSeのロケーションを示す図である。 ProSeサービスをリモートUEに提供するための一般的設定を示す図である。 いくつかの実施形態によるProSeキーディスカバリのためのメッセージフローを示す図である。 さらなる実施形態によるProSeキーディスカバリのためのメッセージフローを示す図である。 発明の概念のいくつかの実施形態による無線デバイス(UE)を示すブロック図である。 発明の概念のいくつかの実施形態による、無線アクセスネットワークRANノード(例えば、基地局eNB/gNB)を示すブロック図である。 発明の概念のいくつかの実施形態による、コアネットワークCNノード(例えば、AMFノード、SMFノードなど)を示すブロック図である。 発明の概念のいくつかの実施形態によるユーザ機器の動作を示すフローチャートである。 発明の概念のいくつかの実施形態によるUE対ネットワークリレーの動作を示すフローチャートである。 発明の概念のいくつかの実施形態による、コアネットワークノードの動作を示すフローチャートである。 発明の概念のいくつかの実施形態による、コアネットワークノードの動作を示すフローチャートである。 発明の概念のいくつかの実施形態による、コアネットワークノードの動作を示すフローチャートである。 いくつかの実施形態による無線ネットワークのブロック図である。 いくつかの実施形態によるユーザ機器のブロック図である。 いくつかの実施形態による仮想化環境のブロック図である。 いくつかの実施形態による、中間ネットワークを介してホストコンピュータに接続された通信ネットワークのブロック図である。 いくつかの実施形態による、部分無線接続を通じて基地局を介してユーザ機器と通信しているホストコンピュータのブロック図である。 いくつかの実施形態による、ホストコンピュータ、基地局、およびユーザ機器を含む通信システムにおいて実現される方法のブロック図である。 いくつかの実施形態による、ホストコンピュータ、基地局、およびユーザ機器を含む通信システムにおいて実現される方法のブロック図である。 いくつかの実施形態による、ホストコンピュータ、基地局、およびユーザ機器を含む通信システムにおいて実現される方法のブロック図である。 いくつかの実施形態による、ホストコンピュータ、基地局、およびユーザ機器を含む通信システムにおいて実現される方法のブロック図である。
4Gシステムの近傍サービス
3GPP 4G無線通信システムでは、3GPP TS 23.303 v15.1.0において規定されている近傍サービス(ProSe)機能は、ProSeサービスにアクセスするのに必要なネットワーク関連アクションに使用される論理機能である。ProSe機能は、ProSeの特徴それぞれに対して異なる役割を果たす。4G仕様では、近傍サービスをサポートする各公衆陸上移動体ネットワーク(PLMN)に論理ProSe機能が1つだけあると仮定される。
複数のProSe機能が同じPLMN内に(例えば、ロードを理由として)配備されている場合、(例えば、データベースルックアップなどを通して)特定のProSeアプリケーションコードまたはProSe制限コードに割り当てられているProSe機能を見つける方法は、3GPP TS 23.303 v15.1.0において規定されていない。
図1は、各ProSe下位機能ごとのProSe機能インターフェースに対するユーザ機器(UE)を示し、図2は、他のネットワーク要素およびPLMNに対するProSe機能インターフェースを示している。
図1を参照すると、ProSe機能は、ProSe機構に応じて異なる役割を実施する3つの主要な下位機能、つまり、直接提供機能(DPF)、直接ディスカバリネーム管理機能(DDNMF)、およびEPCレベルディスカバリProSe機能から成る。
DPFは、ProSe直接ディスカバリおよびProSe直接通信を使用するために、必要なパラメータをUEに提供するのに使用される。これは、UEが特定のPLMNにおいてProSeを使用することを可能にする、PLMN固有のパラメータをUEに提供するのに使用される。公共安全に使用される直接通信の場合、DPFはまた、UEがE-UTRANによってサーブされていないときに必要とされるパラメータをUEに提供するのに使用される。また、制限されたProSe直接ディスカバリの場合、ProSeディスカバリUE ID(PDUID)を生成し維持する。
DDNMFは、ProSe直接ディスカバリにおいてProSeアプリケーションIDおよびProSeアプリケーションコードのマッピングを割り当て、処理するのに、オープンProse直接ディスカバリに使用される。これは、各ディスカバリ要求に対する認証のため、HSSに格納されたProSe関連加入者データを使用する。DDNMFはまた、無線を通じて送信されるディスカバリメッセージを保護するために、必要なセキュリティ材料をUEに提供する。また、制限されたProSe直接ディスカバリでは、ディスカバリ要求の認証のため、PC2参照ポイントを介してアプリケーションサーバと対話する。
EPCレベルディスカバリProSe機能は、アプリケーションサーバに向かう参照ポイント(PC2)、他のProSe機能に向かう参照ポイント(PC6)、HSSに向かう参照ポイント(PC4a)、およびUEに向かう参照ポイント(PC3)を有する。機能は以下のものを含む。
- ProSe関連加入者データの格納、および/またはHSSからのProSe関連加入者データの検索
- EPCレベルProSeディスカバリおよびEPC支援WLAN直接ディスカバリ、ならびにPC3を通じた通信のためのUEの認証および設定
- EPCレベルProSeディスカバリならびにEPC支援WLAN直接ディスカバリおよび通信を使用するように認証されたアプリケーションのリストの格納
- EPCレベルProSeディスカバリを可能にする、ロケーションサービスクライアント(SLPエージェント)としての作用
- WLAN直接ディスカバリおよび通信を支援する情報の、UEへの提供
- EPC ProSeユーザIDおよびアプリケーションレイヤユーザIDのハンドリング
- アプリケーション登録および識別子マッピングのための、PC2参照ポイントを通じた第三者アプリケーションサーバとのシグナリングの交換
- 近接要求、近接アラート、およびロケーション報告を送出するための、PC6参照ポイントを通じた他のPLMNのProSe機能とのシグナリングの交換
- HSSを介してUEロケーションを要求する機能に対する任意のサポート
ProSe機能は、ProSe制限ディスカバリモデルAの場合、オペレータのポリシーに基づいて、UEによって要求される「オンデマンド」報知をサポートしてもよい。ProSe機能は、ProSe使用(EPCを介したProSe、ならびにProSe直接ディスカバリ、ProSe直接通信、およびWLAN直接ディスカバリおよび通信のためのProSeの両方)のための必要な課金およびセキュリティ機能を提供する。
ホームルーテッド設定がPDN接続に適用された場合(例えば、PDN GWがHPLMN内に位置する)、UEのホームPLMN(HPLMN)のProSe機能がHPLMNによってサポートされていれば、かかる機能に常に到達することができる。ローカルブレークアウトの場合(例えば、PDN GWが訪問先PLMN(VPLMN)内に位置する)、VPLMNによってProSeプロキシ機能を配備して、PLMN間シグナリングが必要な場合は、ホームProSe機能通信に対してUEをサポートすることができる。
UE対ネットワークリレー(4G)
UE対ネットワークリレー(または単に「リレー」)は、リモートUEのネットワークに対するコネクティビティをサポートする機能を提供する無線デバイスである。UE対ネットワークリレー自体がUEであってもよい。UE対ネットワークリレーを見つけるため、UEはUE対ネットワークリレーディスカバリ手順を実施してもよい。
公共安全UE対ネットワークリレーディスカバリのためのパラメータ提供は、3GPP TS 23.303 v15.1.0において規定されている。ProSe UE対ネットワークリレーディスカバリのパラメータは、UEが、DPFからのMEにおいて提供されたとき、またはUICCで設定されたとき、ProSe UE対ネットワークリレーディスカバリを実施できるようにする、パラメータを含む。これらのパラメータとしては次のものが挙げられる。
- ユーザ情報ID:モデルAの場合、これは、UEが報知側UEとして作用しているとき、報知者情報パラメータに対応する。モデルBの場合、これは、UEが発見者UEまたは被発見者UEとしてそれぞれ作用しているとき、要請メッセージ内の発見者情報および応答メッセージ内の被発見者情報に対応する。
- リレーサービスコード:リレーサービスコードは、ProSe UE対ネットワークリレーが公共安全アプリケーションに提供するコネクティビティサービスを識別する。リレーサービスコードは、コネクティビティサービスを公共安全アプリケーションに提供するProSe UE対ネットワークリレーにおいて設定される。リレーサービスコードは、関連するコネクティビティサービスに関心をもつリモートUEにおいて設定される。
- あるいは、これらのパラメータは、第三者の公共安全プロバイダのアプリケーションサーバ(例えば、TS 23.468と同様のGCS AS)から提供することができる。UEが、DPFによって以前に提供されていたものと同じデータセットをASから受信した場合、UEは、ASによって提供されたデータセットを、ProSe UE対ネットワークリレーディスカバリに使用する。
UE対ネットワークリレーディスカバリのセキュリティ(4G)
4GにおけるProSe UE対ネットワークリレー手順は、2つの別個の段階、つまり、UE対ネットワークリレーのディスカバリと、リモートUEとUE対ネットワークリレーとの間の通信とから成る。ProSeキー管理機能(PKMF)は、ルートキー、即ち、公共安全ディスカバリメッセージの保護に使用される公共安全ディスカバリキー(PSDK)の提供を担う。キー要求およびキー応答メッセージは、3GPP TR 23.752 v1.0.0において規定されている。
これらのメッセージの目的は、UEがPSDKをProSeキー管理機能から要求することである。PKMFのFQDNはあらかじめ提供されているかまたはProSe機能によって提供されるので、UEは、どのProSeキー管理機能から必要なPSDKを得るかを分かっている。
UEが各ProSeキー管理機能にPSDKをもう必要としないことを通知するまで、UEは、PSDKを包含するMIKEYメッセージを受信するのに使用されるPDN接続をリリースしないものとする。これは、PSDK送達を実施する目的でProSeキー管理機能が適正なUE IPアドレスを認知していることを確認するためである。
UEが、PSDKを受信するのに使用されるPDN接続がネットワークによってリリースされたことを検出した場合、UEは、新しいキー要求を送出してProSeキー管理機能に自身の新しいIPアドレスを通知するよう試みなければならない。これは、PSDK送達を実施する目的でProSeキー管理機能が新しいUE IPアドレスを認知するようになることを確認するためである。いずれの新しいIPアドレスも、ProSeキー管理機能においてUEのあらゆる既存のIPアドレスをオーバーライドしなければならない。
PSDKに対するキー要求を送出するとき、UEは、UEがPKMFから受信することを予期しているすべてのタイプのキー、例えば、1対多のProSe通信のための任意のPGKの、関連する詳細をすべて含むものとする。
図3は、ProSeのキー要求/応答メッセージフローを示している。
PSDKを送出するように、またはそれに対するキーを受信したいリレーサービスコードもしくはグループディスカバリIDを変更するように、ProSeキー管理機能に要求するキー要求メッセージを送出する場合、UEは次の情報を含むものとする。
- UEがスクランブリングをサポートしているか否かを示す、UEの公共安全ディスカバリセキュリティ能力
- UEがそのためのキーを受信したい、リレーサービスコードおよびディスカバリグループIDのリスト
- 各リレーサービスコードまたはディスカバリグループIDに対して、UEが保持しているそれらのディスカバリのための任意のキーのPSDK ID。UEがこのディスカバリのためのキーを保持していない場合、すべてゼロのPSDK IDを送出する
- UEがそのためのキーの受信を停止したい、リレーサービスコードおよびディスカバリグループIDのリスト
ProSeキー管理機能は、UEが要求されたディスカバリのためのキーを受信することを認証されていることをチェックするものとする。これは、メッセージが送出されるTLSトンネルを確立したキーに拘束されたUE識別情報を使用することによって行われる。UEが認証されていない場合、ProSeキー管理機能は適切なエラーを用いて応答する。ProSeキー管理機能はまた、UEがスクランブリングをサポートしているか否かを見つけ出す、UEの公共安全ディスカバリセキュリティ能力をチェックするものとし、サポートしていなければ適切なエラーを用いて応答する。ProSeキー管理機能は、UEに対してそれらのためのキーが送出されるディスカバリの格納されたセットを更新するものとする。
ProSeキー管理機能は、次のパラメータを含むキー応答メッセージを用いてUEに応答する。
- キー要求メッセージに含まれていたリレーサービスコードおよびディスカバリグループIDのリスト
- キーが供給される各ディスカバリ(リレーまたはグループメンバー)に対して、ディスカバリメッセージおよびキータイプIDをディスカバリのためにどのように保護するかを示すのに使用されるべき、セキュリティメタデータ、ならびに
- 他のグループそれぞれに対して、そのグループにキーがなぜ供給されないかを示すステータスコード
- 任意選択のPMKおよびPMK識別情報
- CURRENT_TIMEおよびMAX_OFFSET
UEがそのためのキーを得るグループに対して、UEは、そのディスカバリと関連付けられた受信情報を格納するものとする。PMKおよびPMK識別情報が含まれる場合、UEは、これらを格納し、このProSeキー管理機能のために以前に格納されたあらゆるものを消去するものとする。セキュリティメタデータは、UEに、スクランブリング、メッセージ固有の秘匿性、および/またはMICチェックを適用する必要があるか否かを通知する。メッセージ固有の秘匿性が必要な場合、セキュリティメタデータはEncrypted_bit_maskを含む。
UEは、CURRENT_TIMEおよびMAX_OFFSETを、オープンディスカバリからの場合と同じ形で使用し、UEは、ディスカバリスロットと関連付けられたシステムによって提供されるUTCベースのカウンタが、報知側UEのProSeクロックのMAX_OFFSET内にある場合のみ、報知を開始してもよい。UEのProSeクロックは、提供されたCURRENT_TIMEに基づいて(リ)セットされる。
ProSeキー管理機能は、UEによって必要とされるキーのためのPGK送達手順を始動するものとする。
5GシステムにおけるProSe
3GPP TR 23.752 v1.0.0では、SA2は、「ユーザプレーンベースのアーキテクチャ」と名付けられたアーキテクチャオプションを研究している。このアーキテクチャは、3GPP TS 23.303 v15.1.0において規定されているようなProSe機能の必要な機能を、5Gシステムアーキテクチャに採用することを提案している。3GPP TS 23.303 v15.1.0によれば、ProSe機能の直接ディスカバリネーム管理機能(DDNMF)および直接提供機能(DPF)は、5GシステムアーキテクチャにおいてProSeをサポートするのに必須である。DPFは、PCFに置き換えることができる、5G ProSe直接ディスカバリおよび5G Prose直接通信を使用するため、必要なパラメータをUEに提供するのに使用される。DDNMFは、PC3インターフェースを通じて次の手順を提供するのに使用される。
- ディスカバリ要求/応答手順:直接ディスカバリのためのIDおよびフィルタを提供する
- マッチ報告手順:直接ディスカバリをチェックし、直接ディスカバリのためのマッピング情報を提供する
- アラート報知手順:ProSe制限ディスカバリモデルAの場合に、「オンデマンド」ProSe直接ディスカバリをサポートする
- ディスカバリ更新手順:以前に割り当てられたID、フィルタを更新/無効化する
5GSはサービスベースのアーキテクチャモデルをサポートし、DDNMFは、(例えば、Nudmサービスオペレーションを消費するために)5G NFと対話することができるだけでなく、PC3インターフェースを通じたサポート手順のためにユーザプレーンコネクティビティを介してUEとも接続する、ネットワーク機能(NF)であることができる。このアーキテクチャには、図4に示されるような5G DDNMFを導入することが提案される。
5G DDNMFは、MNOによって管理され、5GCの他のNF(例えば、NudmまたはNpcf)からのサービスオペレーションを消費することができる。
PC3インターフェースは、3GPP TS 23.303 v15.1.0において規定されている以下のベースライン機構として、ディスカバリ要求/応答、マッチ報告手順、アラート報知手順、およびディスカバリ更新手順をサポートする。NSSAIまたはDNNのどちらをPC3インターフェースのためのユーザプレーンコネクティビティに使用すべきかは、MNOの設定による(例えば、UEのURSPまたはローカル設定によって制御することができる)。
以下、発明の概念の実施形態の例が示される添付図面を参照して、発明の概念についてさらに十分に記載する。しかしながら、発明の概念は、多くの異なる形態で具体化されてもよく、本明細書で説明される実施形態に限定されるものと解釈されるべきではない。それよりもむしろ、これらの実施形態は、本開示が包括的で完全なものであるように、また本発明の概念の範囲を当業者に十分に伝達するように提供されるものである。また、これらの実施形態は相互に排他的ではないことが注目されるべきである。1つの実施形態からの構成要素は、別の実施形態に存在する/別の実施形態で使用されるものと暗黙的に仮定することができる。
以下の記載は、開示する主題の様々な実施形態を提示する。これらの実施形態は、教示の例として提示されるものであり、開示する主題の範囲を限定するものと解釈されるべきではない。例えば、記載する実施形態のある特定の詳細は、記載する主題の範囲から逸脱することなく、修正、省略、または拡張されてもよい。
3GPP SA2は、5GSにおけるUE対ネットワークリレーに対する解決策を決定していない。4G(EPS)では、UE対ネットワークリレーの使用例は公共安全のみを目的とするものであった。しかし、5GSでは、UE対ネットワークリレーは、公共安全および商用の両方の使用例に該当する。
4G通信システムでは、リモートUEがPC5インターフェースを使用してUE対ネットワークリレー(または単に「リレー」)を介して3GPPネットワークにアクセスするシナリオは、公共安全サービスのみに対して規定されていて、商用サービスがこの範囲内であったことはなかった。5GSでは、UE対ネットワークリレーは、公共安全および商用両方のサービスに対して規定されている。
4Gでは、商用サービスの場合、リモートUEは、どのリレーを自身の近傍で見つけることができるかを前もって知らない。商用サービスの場合、リモートUEおよびリレーが、PC5インターフェースを通じたUE対ネットワークリレーのディスカバリに使用される共通のセキュリティキーを、どのように検索するかは説明されていない。
さらに、PKMFは公共安全使用例のために政府によって維持され、PLMNに依存しないので、PKMFを商用に使用する例は適切とは思われない。対照的に、商用アプリケーションは通常はPLMNに依存する。
本明細書に開示されるいくつかの実施形態によれば、5G DDNMF(5GDDNMF)またはアプリケーション機能(AF)は、ProSeディスカバリキーの管理をハンドリングしてもよい。例えば、商用アプリケーションが訪問先PLMN(VPLMN)に依存しているとき、即ち、リモートUEがいくつかの特定のPLMNによってサーブされているリレーにのみ接続する場合、リモートUEは、キー要求を自身のHPLMNの5GDDNMFに送出する。キー要求は、ディスカバリキーが求められるVPLMNのリストを含む。HPLMNの5GDDMNFは、VPLMNの5GDDMNFにコンタクトしてディスカバリキーを取得する。リレーは、リモートUEと同じ手順を使用してディスカバリキーを取得する。
いくつかの実施形態では、商用アプリケーションがUE対ネットワークリレーのホームPLMN(HPLMN)に拘束されている場合、リモートUEは、キー要求を自身のHPLMNの5GDDNMFに送出する。その5GDDMNFは、その用途に拘束されているPLMNの5GDDMNFにコンタクトし、ディスカバリキーを取得する。リレーは、自身のHPLMN内の5GDDNMFにコンタクトして、ディスカバリキーを取得する。
これらおよび他の実施形態について、さらに詳細に後述する。
本明細書に記載する実施形態はある特定の利点を提供してもよい。例えば、いくつかの実施形態によれば、商用のUE対ネットワークリレーディスカバリを提供するディスカバリキーがサポートされる。キー提供は、商用使用例がPLMN依存である場合、ネットワークオペレータによって制御することができる。さらに、リモートUEは、キー管理機能、例えばPKMFにコンタクトして、ディスカバリキーを取得する必要はない。したがって、いくつかの実施形態では、リモートUEおよびリレーにキー管理機能のアドレスを提供する必要はない。
図5Aは、ProSeサービスをリモートUEに提供するための一般的設定を示している。特に、リモートUE 510は、5G ProSe UE対ネットワークリレー520を介してデータネットワーク(DN)550と通信する、5G ProSe対応UEである。5G ProSe UE対ネットワークリレーは、リモートUEのネットワークに対するコネクティビティをサポートする機能を提供するUEである。
リモートUE 510は、PC5インターフェースを介してUE対ネットワークリレー520と通信し、UE対ネットワークリレーは、従来のUuインターフェースを通じてgNodeB基地局530と通信する。gNodeB 530は、5Gコアネットワーク(5GC)540に対するコネクティビティを提供し、それが次いで、データネットワーク550に対するアクセスを提供する。
ProSe 5G UE対ネットワークリレーのエンティティは、公共安全サービスおよび商用サービス(例えば、インタラクティブサービス)の両方にアクセスするのに使用することができる。UEは、ProSe 5G UE対ネットワークリレーに対するPC5リンクを確立するのに成功している場合、所与のProSe UE対ネットワークリレーのためのリモートUEとみなされる。リモートUEは、NG-RANのカバレッジ内またはNG-RANのカバレッジ外に位置することができる。
リモートUEは、リンク品質および設定された閾値(NG-RANによってあらかじめ設定されるかまたは提供されてもよい)に基づいて、直接Uu経路と間接Uu経路との間で通信経路選択を実施してもよい。例えば、Uuリンク品質が設定された閾値を上回る場合、直接Uu経路が選択されてもよい。それ以外の場合、UE対ネットワークリレーディスカバリおよび選択手順を実施することによって、間接Uu経路が選択されてもよい。
いくつかの実施形態によれば、商用アプリケーションが訪問先PLMN(VPLMN)に依存しているとき、即ち、リモートUEがそのPLMNによってサーブされているUE対ネットワークリレーにのみ接続するアプリケーションにアクセスする場合、リモートUEは、キー要求を自身のHPLMNの5GDDNMFに送出する。キー要求は、アプリケーションへのアクセスが求められるVPLMNのリストを含む。リモートUEのHPLMN内の5GDDMNFは、リストされたVPLMNの5GDDMNFにコンタクトしてディスカバリキーを取得する。UE対ネットワークリレーは、リモートUEと同じ手順を使用してディスカバリキーを取得してもよい。この手順は図5Bに示されている。
図5Bに示されるように、ブロック552で、リモートUE 510またはUE対ネットワークリレー(「リレー」)520は、ネットワークに接続し、ProSeサービスのためのリモートUE/リレーであると認証される。リモートUE/リレー510/520はまた、提供/認証の間、自身のHPLMNの5GDNNMFのアドレスを取得する。
リモートUE/リレー510/520は、キー要求554を自身のHPLMNの5GDDNMF 515Aに送出して、UE対ネットワークリレーディスカバリ手順を実施するためのディスカバリキーを取得する。キー要求は少なくとも次の情報を含む。
- リモートUE/リレー510/520が訪問する可能性があるPLMN IDのリスト。PLMN IDのリストは、リモートUE/リレー510/520のHPLMNのIDを含むことができる
- SUPI、UEアプリケーションID、または他のIDなど、リモートUE/リレーID
- ProSeアプリケーションID、および
- 1つまたは複数のリレーサービスコード
ProSeアプリケーションIDは、ProSe対応UEに対するアプリケーション関連情報を識別する、オープンProSe直接ディスカバリに使用される識別情報である。各ProSeアプリケーションIDは世界的に一意であってもよい。
リレーサービスコードは、ProSe UE対ネットワークリレーが提供するコネクティビティサービス、およびProSe UE対ネットワークリレーがサービスを提示するであろう認証されたユーザを識別するのに使用され、例えば、リモートUEとProSe UE対ネットワークリレーとの間での確認および認証に必要な、関連するセキュリティポリシーまたは情報を選択してもよい。
ブロック556で、リモートUE/リレー510/520のHPLMNの5GDDNMF 515Aは、リモートUE/リレー510/520がリストされたPLMN内のリレーサービスを消費または提供できるかどうかをチェックする。
ブロック556のチェックがOKの場合、リモートUE/リレーのHPLMN内の5GDDNMF 515Aは、キー要求558をリスト内の各PLMNの5GDDNMF 515Bに送出する。
ブロック560で、PLMNリスト内のすべてのPLMNに対して、関連付けられた5GDDNMF 515Bは、リモートUE/リレー510/520のHPLMNの5GDDNMF 515Aによって送出されたキー要求558を受信する。5GDDNMF 515Bは、リモートUE/リレー510/520がPLMN内のリレーサービスを消費または提供することができるかどうかをチェックする。チェックがOKの場合、ブロック560で、5GDDNMFは、リレーサービスコードおよびそのPLMN IDに対応するディスカバリキーを生成する。キー管理が別のネットワーク機能またはアプリケーション機能(AF)525によって行われる場合、5GDDNMFは、そのNFまたはAFにコンタクトしてキーを取得する。
PLMNリスト内のすべてのPLMNに対して、関連付けられた5GDDNMF 515Bは、キー応答562をリモートUE/リレー510/520のHPLMNの5GDDNMF 515Aに送出する。キー応答メッセージ562は少なくとも次の情報を含む。
- PLMNのPLMN ID
- UE ID
- ProSeアプリケーションID
- リレーサービスコード、および
- ディスカバリキー
キー応答562を他の5GDDNMF 515Bから受信した後、HPLMNの5GDDNMF 515Aは、キー応答564をリモートUE/リレー510/520に送出する。キー応答メッセージ564は少なくとも次の情報を含む。
- PLMN ID
- UE ID
- ProSeアプリケーションID
- リレーサービスコード、および
- 他の5GDDNMFから受信したディスカバリキー
いくつかの実施形態では、商用アプリケーションはリレーのHPLMNに依存してもよい。つまり、商用アプリケーションはリレーのHPLMNからのみアクセス可能であってもよい。かかるシナリオでは、リモートUE 510のための手順は図5Bに示されるものと同じである。ブロック554で送出されたPLMNリストは、リモートUEが発見したいリレーのHPLMNを示す。5GDDNMF 515Aは、キー要求を受信した場合、リモートUE 510が対応するPLMNに属するリレーを発見することができるかどうかをチェックする。
リレーによるキーディスカバリの場合、図6に示されるように、手順は単純化される。その場合、リレー520の5GDDNMF 515は、他のPLMNの5GDDNMFにコンタクトする必要はない。
図6を参照すると、ブロック602で、リレー520はネットワークに接続し、ProSeサービスのためのリレーであると認証される。リレー520はまた、提供/認証の間、自身のHPLMNの5GDNNMFのアドレスを取得する。
リレー520は、キー要求604を自身のHPLMNの5GDDNMF 515に送出して、リレー520のHPLMNに依存しているサービスに関連して、UE対ネットワークリレーディスカバリ手順を実施するためのディスカバリキーを取得する。キー要求は少なくとも次の情報を含む。
- SUPI、UEアプリケーションID、または他のIDなどの、リレーID
- ProSeアプリケーションID
- 1つまたは複数のリレーサービスコード、および
- (任意選択で)HPLMN ID
ブロック606で、リレー520のHPLMNの5GDDNMF 515は、リレー520が要求されたリレーサービスを消費または提供できるかどうかをチェックする。
ブロック606のチェックがOKの場合、リレー520のHPLMN内の5GDDNMF 515は、ブロック608で、リレーサービスコードに対応するディスカバリキーを生成する。キー管理が別のネットワーク機能またはアプリケーション機能(AF)525によって行われた場合、5GDDNMF 515は、そのNFまたはAFにコンタクトしてキーを取得する。
次に、5GDDNMF 515はキー応答610をリレー520に送出する。キー応答メッセージ610は少なくとも次の情報を含む。
- UE ID
- ProSeアプリケーションID
- リレーサービスコード
- ディスカバリキー、および
- (任意選択で)HPLMNのPLMN ID
5GDDNMF 515は自身のPLMN IDを知っているので、キー要求604およびキー応答610におけるPLMN IDは任意選択であることに留意されたい。
図7は、発明の概念の実施形態による、無線通信を提供するように設定された通信デバイスUE 300(モバイル端末、モバイル通信端末、無線デバイス、無線通信デバイス、無線端末、モバイルデバイス、無線通信端末、ユーザ機器(UE)、ユーザ機器ノード/端末/デバイスなどとも呼ばれる)の要素を示すブロック図である。図7に示されるUE 300は、上述したようなリモートUEおよび/またはUE対ネットワークリレーに対応してもよい。(通信デバイス300は、例えば、図15の無線デバイス4110、図16のUE 4200、図18のUE 4491、4492、および/または図19のUE 4530に対して後述するように提供されてもよい。)
図示されるように、通信デバイスUEは、アンテナ307(例えば、図15のアンテナ4111に対応)と、無線アクセスネットワークの(1つまたは複数の)基地局(例えば、RANノードとも呼ばれる、図15のネットワークノード4160に対応)とのアップリンクおよびダウンリンク無線通信を提供するように設定された送信機および受信機を含む、トランシーバ回路301(例えば、図15のインターフェース4114に対応する、トランシーバとも呼ばれる)とを含んでもよい。通信デバイスUEはまた、トランシーバ回路に結合された処理回路303(例えば、図15の処理回路4120に対応する、プロセッサとも呼ばれる)と、処理回路に結合されたメモリ回路305(例えば、図15のデバイス可読媒体4130に対応する、メモリとも呼ばれる)とを含んでもよい。メモリ回路305は、処理回路303によって実行されると、処理回路に、本明細書に開示される実施形態による動作を実施させる、コンピュータ可読プログラムコードを含んでもよい。他の実施形態によれば、処理回路303は、別個のメモリ回路が不要であるように、メモリを含むように規定されてもよい。通信デバイスUEはまた、処理回路303と結合されたインターフェース(ユーザインターフェースなど)を含んでもよく、ならびに/あるいは通信デバイスUEは車両に組み込まれてもよい。
本明細書で説明されるように、通信デバイスUEの動作は、処理回路303および/またはトランシーバ回路301によって実施されてもよい。例えば、処理回路303は、トランシーバ回路301を通して無線インターフェースを通じて無線アクセスネットワークノード(基地局とも呼ばれる)に通信を送信し、ならびに/あるいは無線インターフェースを通じてトランシーバ回路301を通してRANノードから通信を受信するように、トランシーバ回路301を制御してもよい。さらに、モジュールがメモリ回路305に格納されてもよく、これらのモジュールは、モジュールの命令が処理回路303によって実行されると、処理回路303が、それぞれの動作(例えば、無線通信デバイスに関連する例示的実施形態に関して以下で説明される動作)を実施するように、命令を提供してもよい。いくつかの実施形態によれば、通信デバイスUE 300および/またはその要素/機能は、仮想ノード(1つもしくは複数)および/または仮想マシン(1つもしくは複数)として具現化されてもよい。
図8は、発明の概念の実施形態による、セルラ通信を提供するように設定された無線アクセスネットワーク(RAN)の無線アクセスネットワークRANノード400(ネットワークノード、基地局、eNodeB/eNB、gNodeB/gNBなどとも呼ばれる)の要素を示すブロック図である。(RANノード400は、例えば、図15のネットワークノード4160、図18の基地局4412a、4412b、4412c、および/または図19の基地局4520に関して以下で説明されるように、提供されてもよい。)図示されるように、RANノードは、モバイル端末とのアップリンクおよびダウンリンク無線通信を提供するように設定された送信機および受信機を含む、トランシーバ回路401(例えば、図15のインターフェース4190の部分に対応する、トランシーバとも呼ばれる)を含んでもよい。RANノードは、RANおよび/またはコアネットワークCNの他のノードとの(例えば、他の基地局との)通信を提供するように設定された、ネットワークインターフェース回路407(例えば、図15のインターフェース4190の部分に対応する、ネットワークインターフェースとも呼ばれる)を含んでもよい。ネットワークノードはまた、トランシーバ回路に結合された処理回路403(例えば、処理回路4170に対応する、プロセッサとも呼ばれる)と、処理回路に結合されたメモリ回路405(例えば、図15のデバイス可読媒体4180に対応する、メモリとも呼ばれる)とを含んでもよい。メモリ回路405は、処理回路403によって実行されると、処理回路に、本明細書に開示される実施形態による動作を実施させる、コンピュータ可読プログラムコードを含んでもよい。他の実施形態によれば、処理回路403は、別個のメモリ回路が不要であるように、メモリを含むように規定されてもよい。
本明細書で説明されるように、RANノードの動作は、処理回路403、ネットワークインターフェース407、および/またはトランシーバ401によって実施されてもよい。例えば、処理回路403は、トランシーバ401を通して無線インターフェースを通じて1つまたは複数のモバイル端末UEにダウンリンク通信を送信し、ならびに/あるいは無線インターフェースを通じてトランシーバ401を通して1つまたは複数のモバイル端末UEからアップリンク通信を受信するように、トランシーバ401を制御してもよい。同様に、処理回路403は、ネットワークインターフェース407を通して1つまたは複数の他のネットワークノードに通信を送信し、ならびに/あるいはネットワークインターフェースを通して1つまたは複数の他のネットワークノードから通信を受信するように、ネットワークインターフェース407を制御してもよい。さらに、モジュールがメモリ405に格納されてもよく、これらのモジュールは、モジュールの命令が処理回路403によって実行されると、処理回路403が、それぞれの動作(例えば、RANノードに関連する例示的実施形態に関して以下で説明される動作)を実施するように、命令を提供してもよい。いくつかの実施形態によれば、RANノード400および/またはその要素/機能は、仮想ノード(1つもしくは複数)および/または仮想マシン(1つもしくは複数)として具現化されてもよい。
いくつかの他の実施形態によれば、ネットワークノードは、トランシーバがないコアネットワークCNノードとして実現されてもよい。かかる実施形態では、無線通信デバイスUEへの送信はネットワークノードによって開始されてもよく、それにより、無線通信デバイスUEへの送信は、トランシーバを含むネットワークノードを通して(例えば、基地局またはRANノードを通して)提供される。ネットワークノードがトランシーバを含むRANノードである実施形態によれば、送信を開始することは、トランシーバを通して送信することを含んでもよい。
図9は、発明の概念の実施形態による、セルラ通信を提供するように設定された通信ネットワークのコアネットワークCNノード(例えば、SMFノード、AMFノードなど)の要素を示すブロック図である。図示されるように、CNノードは、コアネットワークおよび/または無線アクセスネットワークRANの他のノードとの通信を提供するように設定された、ネットワークインターフェース回路507(ネットワークインターフェースとも呼ばれる)を含んでもよい。CNノードはまた、ネットワークインターフェース回路に結合された処理回路503(プロセッサとも呼ばれる)と、処理回路に結合されたメモリ回路505(メモリとも呼ばれる)とを含んでもよい。メモリ回路505は、処理回路503によって実行されると、処理回路に、本明細書に開示される実施形態による動作を実施させる、コンピュータ可読プログラムコードを含んでもよい。他の実施形態によれば、処理回路503は、別個のメモリ回路が不要であるように、メモリを含むように規定されてもよい。
本明細書で説明されるように、CNノードの動作は、処理回路503および/またはネットワークインターフェース回路507によって実施されてもよい。例えば、処理回路503は、ネットワークインターフェース回路507を通して1つまたは複数の他のネットワークノードに通信を送信し、ならびに/あるいはネットワークインターフェース回路を通して1つまたは複数の他のネットワークノードから通信を受信するように、ネットワークインターフェース回路507を制御してもよい。さらに、モジュールがメモリ505に格納されてもよく、これらのモジュールは、モジュールの命令が処理回路503によって実行されると、処理回路503が、それぞれの動作(例えば、コアネットワークノードに関連する例示的実施形態に関して以下で説明される動作)を実施するように、命令を提供してもよい。いくつかの実施形態によれば、CNノード500および/またはその要素/機能は、仮想ノード(1つもしくは複数)および/または仮想マシン(1つもしくは複数)として具現化されてもよい。
次に、ユーザ機器UE 300(図7の構造を使用して実現される)の動作について、発明の概念のいくつかの実施形態による、図10のフローチャートを参照しながら説明する。例えば、モジュールが図7のメモリ305に格納されてもよく、これらのモジュールは、モジュールの命令がそれぞれのUE処理回路303によって実行されると、処理回路303がフローチャートのそれぞれの動作を実施するように、命令を提供してもよい。
図10を参照すると、いくつかの実施形態による無線デバイスを動作させる方法は、無線デバイスのホームネットワーク内のネットワーク機能に、無線デバイスがローミングしている訪問先ネットワーク内のネットワークリレーディスカバリのためのディスカバリキーを取得するキー要求を送信すること(1002)と、無線デバイスのホームネットワーク内のネットワーク機能から、訪問先ネットワーク内のネットワークリレーディスカバリのためのディスカバリキーを含むキー応答を受信すること(1004)と、ディスカバリキーを使用して訪問先ネットワーク内のネットワークリレーとの通信を保護すること(1006)と、を含む。
ネットワーク機能は、無線デバイスのホームネットワークにおける直接ディスカバリネーム管理機能(DDNMF)を含んでもよい。
キー要求は、ディスカバリキーが求められてもよいネットワークのリストを含んでもよく、キー応答は、ディスカバリキーが提供されるネットワークのリストおよびそれらに関連するディスカバリキーを含んでもよい。
ネットワークディスカバリが求められてもよいネットワークのリスト、およびディスカバリサービスが提供されてもよいネットワークのリストは、公衆地上移動体無線(PLMN)識別情報のリストを含む。
キー要求は、ネットワークリレーディスカバリが求められてもよいコネクティビティサービスを識別するリレーサービスコードを含んでもよい。
キー要求は、ネットワークリレーディスカバリが求められてもよいアプリケーションを識別する近傍サービス(ProSe)アプリケーション識別子を含んでもよい。
キー応答はリレーサービスコードを含んでもよい。キー応答はProSeアプリケーション識別情報を含んでもよい。キー要求およびキー応答はそれぞれ無線デバイスの識別情報を含む。
訪問先ネットワークは無線デバイスのホームネットワークと同じであってもよい。
図7および図10を参照すると、いくつかの実施形態による無線デバイス(300)は、処理回路(303)と、処理回路と結合されたメモリ(305)とを含み、メモリは命令を含み、命令は、処理回路によって実行されると、無線デバイスに、無線デバイスのホームネットワーク内のネットワーク機能に、無線デバイスがローミングしている訪問先ネットワーク内のネットワークリレーディスカバリのためのディスカバリキーを取得するキー要求を送信すること(1002)と、無線デバイスのホームネットワーク内のネットワーク機能から、訪問先ネットワーク内のネットワークリレーディスカバリのためのディスカバリキーを含むキー応答を受信すること(1004)と、ディスカバリキーを使用して訪問先ネットワーク内のネットワークリレーとの通信を保護すること(1006)と、を含む動作を実施させる。
図7および図10を参照すると、いくつかの実施形態による無線デバイス(300)は、無線デバイスのホームネットワーク内のネットワーク機能に、無線デバイスがローミングしている訪問先ネットワーク内のネットワークリレーディスカバリのためのディスカバリキーを取得するキー要求を送信する動作(1002)と、無線デバイスのホームネットワーク内のネットワーク機能から、訪問先ネットワーク内のネットワークリレーディスカバリのためのディスカバリキーを含むキー応答を受信する動作(1004)と、ディスカバリキーを使用して訪問先ネットワーク内のネットワークリレーとの通信を保護する動作(1006)と、を実施するように適合される。
図7および図10を参照すると、いくつかの実施形態によるコンピュータプログラムは、無線デバイス(300)の処理回路(303)によって実行されるプログラムコードを含み、それにより、プログラムコードを実行することによって、無線デバイス(300)に、無線デバイスのホームネットワーク内のネットワーク機能に、無線デバイスがローミングしている訪問先ネットワーク内のネットワークリレーディスカバリのためのディスカバリキーを取得するキー要求を送信する動作(1002)と、無線デバイスのホームネットワーク内のネットワーク機能から、訪問先ネットワーク内のネットワークリレーディスカバリのためのディスカバリキーを含むキー応答を受信する動作(1004)と、ディスカバリキーを使用して訪問先ネットワーク内のネットワークリレーとの通信を保護する動作(1006)と、を実施させる。
図7および図10を参照すると、いくつかの実施形態によるコンピュータプログラム製品は、無線デバイス(300)の処理回路(303)によって実行されるプログラムコードを含む非一時的記憶媒体を含み、それにより、プログラムコードを実行することによって、無線デバイス(300)に、無線デバイスのホームネットワーク内のネットワーク機能に、無線デバイスがローミングしている訪問先ネットワーク内のネットワークリレーディスカバリのためのディスカバリキーを取得するキー要求を送信する動作(1002)と、無線デバイスのホームネットワーク内のネットワーク機能から、訪問先ネットワーク内のネットワークリレーディスカバリのためのディスカバリキーを含むキー応答を受信する動作(1004)と、ディスカバリキーを使用して訪問先ネットワーク内のネットワークリレーとの通信を保護する動作(1006)と、を実施させる。
図11を参照すると、いくつかの実施形態によるネットワークリレーを動作させる方法は、ネットワークリレーのホームネットワーク内のネットワーク機能に、ネットワークリレーディスカバリのためのディスカバリキーを取得するキー要求を送信すること(1102)と、ネットワークリレーのホームネットワーク内のネットワーク機能から、ネットワークリレーディスカバリのためのディスカバリキーを含むキー応答を受信すること(1104)と、ディスカバリキーを使用してリモート無線デバイスとの通信を保護すること(1106)と、を含む。
ネットワーク機能は、ネットワークリレーのホームネットワークにおける直接ディスカバリネーム管理機能(DDNMF)を含んでもよい。
キー要求は、ネットワークディスカバリキーが求められるネットワークのリストを含んでもよく、キー応答は、ディスカバリキーが提供されるネットワークのリストおよびそれらに関連するディスカバリキーを含んでもよい。
ネットワークディスカバリが求められるネットワークのリスト、およびディスカバリサービスが提供されるネットワークのリストは、公衆地上移動体無線(PLMN)識別情報のリストを含む。
キー要求は、ネットワークリレーディスカバリが求められるコネクティビティサービスを識別するリレーサービスコードを含んでもよい。
キー要求が、ネットワークリレーディスカバリが求められるアプリケーションを識別する近傍サービス(ProSe)アプリケーション識別子を含んでもよい、請求項15から19のいずれかに記載の方法。
キー応答はリレーサービスコードを含んでもよい。
キー応答はProSeアプリケーション識別情報を含んでもよい。
キー要求およびキー応答はそれぞれネットワークリレーの識別情報を含む。
図7および図11を参照すると、いくつかの実施形態によるネットワークリレー(300)は、処理回路(303)と、処理回路と結合されたメモリ(305)とを含んでもよく、メモリは命令を含み、命令は、処理回路によって実行されると、ネットワークリレーに、ネットワークリレーのホームネットワーク内のネットワーク機能に、ネットワークリレーディスカバリのためのディスカバリキーを取得するキー要求を送信する動作(1102)と、ネットワークリレーのホームネットワーク内のネットワーク機能から、ネットワークリレーディスカバリのためのディスカバリキーを含むキー応答を受信する動作(1104)と、ディスカバリキーを使用してリモート無線デバイスとの通信を保護する動作(1106)と、を実施させる。
図7および図11を参照すると、いくつかの実施形態によるネットワークリレー(300)は、ネットワークリレーのホームネットワーク内のネットワーク機能に、ネットワークリレーディスカバリのためのディスカバリキーを取得するキー要求を送信する動作(1102)と、ネットワークリレーのホームネットワーク内のネットワーク機能から、ネットワークリレーディスカバリのためのディスカバリキーを含むキー応答を受信する動作(1104)と、ディスカバリキーを使用してリモート無線デバイスとの通信を保護する動作(1106)と、を実施するように適合される。
図7および図11を参照すると、いくつかの実施形態によるコンピュータプログラムは、ネットワークリレー(300)の処理回路(303)によって実行されるプログラムコードを含んでもよく、それにより、プログラムコードを実行することによって、ネットワークリレー(300)に、ネットワークリレーのホームネットワーク内のネットワーク機能に、ネットワークリレーディスカバリのためのディスカバリキーを取得するキー要求を送信する動作(1102)と、ネットワークリレーのホームネットワーク内のネットワーク機能から、ネットワークリレーディスカバリのためのディスカバリキーを含むキー応答を受信する動作(1104)と、ディスカバリキーを使用してリモート無線デバイスとの通信を保護する動作(1106)と、を実施させる。
図7および図11を参照すると、いくつかの実施形態によるコンピュータプログラム製品は、ネットワークリレー(300)の処理回路(303)によって実行されるプログラムコードを含む非一時的記憶媒体を含んでもよく、それにより、プログラムコードを実行することによって、ネットワークリレー(300)に、ネットワークリレーのホームネットワーク内のネットワーク機能に、ネットワークリレーディスカバリのためのディスカバリキーを取得するキー要求を送信する動作(1102)と、ネットワークリレーのホームネットワーク内のネットワーク機能から、ネットワークリレーディスカバリのためのディスカバリキーを含むキー応答を受信する動作(1104)と、ディスカバリキーを使用してリモート無線デバイスとの通信を保護する動作(1106)と、を実施させる。
図12を参照すると、第1の無線通信システムの第1のネットワーク機能を動作させるいくつかの実施形態による方法であって、方法は、第2の無線通信システムを訪問している無線デバイスから、第2の無線通信システム内のネットワークリレーディスカバリのためのディスカバリキーを取得するキー要求を受信すること(1202)と、ディスカバリキーのために第2の無線通信システム内の第2のネットワーク機能にキー要求を送信すること(1204)と、ディスカバリキーを第2のネットワーク機能から受信すること(1206)と、ディスカバリキーを含むキー応答を生成すること(1208)と、キー応答を無線デバイスに送信すること(1210)と、を含む。
第1のネットワーク機能は、第1の無線通信システムにおける直接ディスカバリネーム管理機能(DDNMF)を含んでもよい。
第2のネットワーク機能は、第2の無線通信システムにおけるDDNMFを含んでもよい。
図13を参照すると、第2の無線通信システムの第2のネットワーク機能を動作させる、いくつかの実施形態による方法は、第1の無線通信システム内の第1のネットワーク機能から、第2の無線通信システムを訪問している無線デバイスによるネットワークリレーディスカバリのためのディスカバリキーを取得するキー要求を受信すること(1302)と、ディスカバリキーを取得すること(1304)と、ディスカバリキーを含むキー応答を生成すること(1306)と、キー応答を第1のネットワーク機能に送信すること(1308)と、を含む。
ディスカバリキーを取得することは、第2のネットワーク機能でディスカバリキーを生成することを含んでもよい。
ディスカバリキーを取得することは、第2の無線通信システムのアプリケーション機能からディスカバリキーを取得することを含んでもよい。
第1のネットワーク機能は、第1の無線通信システムにおける直接ディスカバリネーム管理機能(DDNMF)を含んでもよい。
第2のネットワーク機能は、第2の無線通信システムにおけるDDNMFを含んでもよい。
図14を参照すると、無線通信システムのネットワーク機能を動作させる、いくつかの実施形態による方法は、第2の無線通信システムを訪問しているネットワークリレーから、第2の無線通信システム内のネットワークリレーディスカバリのためのディスカバリキーを取得するキー要求を受信すること(1402)と、ディスカバリキーを取得すること(1404)と、ディスカバリキーを含むキー応答を生成すること(1406)と、キー応答をネットワークリレーに送信すること(1408)と、を含む。
ディスカバリキーを取得することは、ネットワーク機能でディスカバリキーを生成することを含んでもよい。
ディスカバリキーを取得することは、無線通信システムのアプリケーション機能からディスカバリキーを取得することを含んでもよい。
キー要求は、ネットワークリレーディスカバリが求められるコネクティビティサービスを識別するリレーサービスコードを含んでもよい。
キー要求は、ネットワークリレーディスカバリが求められるアプリケーションを識別する近傍サービス(ProSe)アプリケーション識別子を含んでもよい。
キー応答はリレーサービスコードを含んでもよい。
キー応答はProSeアプリケーション識別情報を含んでもよい。
キー要求およびキー応答はそれぞれ無線デバイスの識別情報を含んでもよい。
図9および図12を参照すると、いくつかの実施形態によるコアネットワークノード(500)は、処理回路(503)と、処理回路と結合されたメモリ(505)とを含み、メモリは命令を含み、命令は、処理回路によって実行されると、コアネットワークノードに、第2の無線通信システムを訪問している無線デバイスから、第2の無線通信システム内のネットワークリレーディスカバリのためのディスカバリキーを取得するキー要求を受信する動作(1202)と、ディスカバリキーのために第2の無線通信システム内の第2のネットワーク機能にキー要求を送信する動作(1204)と、ディスカバリキーを第2のネットワーク機能から受信する動作(1206)と、ディスカバリキーを含むキー応答を生成する動作(1208)と、キー応答を無線デバイスに送信する動作(1210)と、を実施させる。
図9および図12を参照すると、いくつかの実施形態によるコアネットワークノード(500)は、第2の無線通信システムを訪問している無線デバイスから、第2の無線通信システム内のネットワークリレーディスカバリのためのディスカバリキーを取得するキー要求を受信する動作(1202)と、ディスカバリキーのために第2の無線通信システム内の第2のネットワーク機能にキー要求を送信する動作(1204)と、ディスカバリキーを第2のネットワーク機能から受信する動作(1206)と、ディスカバリキーを含むキー応答を生成する動作(1208)と、キー応答を無線デバイスに送信する動作(1210)と、を実施するように適合される。
図9および図12を参照すると、コアネットワークノード(500)の処理回路(503)によって実行されるプログラムコードを含む、いくつかの実施形態によるコンピュータプログラムであって、それにより、プログラムコードを実行することによって、コアネットワークノード(500)に、第2の無線通信システムを訪問している無線デバイスから、第2の無線通信システム内のネットワークリレーディスカバリのためのディスカバリキーを取得するキー要求を受信する動作(1202)と、ディスカバリキーのために第2の無線通信システム内の第2のネットワーク機能にキー要求を送信する動作(1204)と、ディスカバリキーを第2のネットワーク機能から受信する動作(1206)と、ディスカバリキーを含むキー応答を生成する動作(1208)と、キー応答を無線デバイスに送信する動作(1210)と、を実施させる。
図9および図12を参照すると、コアネットワークノード(500)の処理回路(503)によって実行されるプログラムコードを含む非一時的記憶媒体を含む、いくつかの実施形態によるコンピュータプログラム製品であって、それにより、プログラムコードを実行することによって、コアネットワークノード(500)に、第2の無線通信システムを訪問している無線デバイスから、第2の無線通信システム内のネットワークリレーディスカバリのためのディスカバリキーを取得するキー要求を受信する動作(1202)と、ディスカバリキーのために第2の無線通信システム内の第2のネットワーク機能にキー要求を送信する動作(1204)と、ディスカバリキーを第2のネットワーク機能から受信する動作(1206)と、ディスカバリキーを含むキー応答を生成する動作(1208)と、キー応答を無線デバイスに送信する動作(1210)と、を実施させる。
図9および図13を参照すると、いくつかの実施形態によるコアネットワークノード(500)は、処理回路(503)と、処理回路と結合されたメモリ(505)とを含み、メモリは命令を含み、命令は、処理回路によって実行されると、コアネットワークノードに、第1の無線通信システム内の第1のネットワーク機能から、第2の無線通信システムを訪問している無線デバイスによるネットワークリレーディスカバリのためのディスカバリキーを取得するキー要求を受信する動作(1302)と、ディスカバリキーを取得する動作(1304)と、ディスカバリキーを含むキー応答を生成する動作(1306)と、キー応答を第1のネットワーク機能に送信する動作(1308)と、を実施させる。
図9および図13を参照すると、いくつかの実施形態によるコアネットワークノード(500)は、第1の無線通信システム内の第1のネットワーク機能から、第2の無線通信システムを訪問している無線デバイスによるネットワークリレーディスカバリのためのディスカバリキーを取得するキー要求を受信する動作(1302)と、ディスカバリキーを取得する動作(1304)と、ディスカバリキーを含むキー応答を生成する動作(1306)と、キー応答を第1のネットワーク機能に送信する動作(1308)と、を実施するように適合される。
図9および図13を参照すると、コアネットワークノード(500)の処理回路(503)によって実行されるプログラムコードを含む、いくつかの実施形態によるコンピュータプログラムであって、それにより、プログラムコードを実行することによって、コアネットワークノード(500)に、第1の無線通信システム内の第1のネットワーク機能から、第2の無線通信システムを訪問している無線デバイスによるネットワークリレーディスカバリのためのディスカバリキーを取得するキー要求を受信する動作(1302)と、ディスカバリキーを取得する動作(1304)と、ディスカバリキーを含むキー応答を生成する動作(1306)と、キー応答を第1のネットワーク機能に送信する動作(1308)と、を実施させる。
図9および図13を参照すると、コアネットワークノード(500)の処理回路(503)によって実行されるプログラムコードを含む非一時的記憶媒体を含む、いくつかの実施形態によるコンピュータプログラム製品であって、それにより、プログラムコードを実行することによって、コアネットワークノード(500)に、第1の無線通信システム内の第1のネットワーク機能から、第2の無線通信システムを訪問している無線デバイスによるネットワークリレーディスカバリのためのディスカバリキーを取得するキー要求を受信する動作(1302)と、ディスカバリキーを取得する動作(1304)と、ディスカバリキーを含むキー応答を生成する動作(1306)と、キー応答を第1のネットワーク機能に送信する動作(1308)と、を実施させる。
図9および図14を参照すると、いくつかの実施形態によるコアネットワークノード(500)は、処理回路(503)と、処理回路と結合されたメモリ(505)とを含み、メモリは命令を含み、命令は、処理回路によって実行されると、コアネットワークノードに、第2の無線通信システムを訪問しているネットワークリレーから、第2の無線通信システム内のネットワークリレーディスカバリのためのディスカバリキーを取得するキー要求を受信する動作(1402)と、ディスカバリキーを取得する動作(1404)と、ディスカバリキーを含むキー応答を生成する動作(1406)と、キー応答をネットワークリレーに送信する動作(1408)と、を含む。
図9および図14を参照すると、いくつかの実施形態によるコアネットワークノード(500)は、第2の無線通信システムを訪問しているネットワークリレーから、第2の無線通信システム内のネットワークリレーディスカバリのためのディスカバリキーを取得するキー要求を受信する動作(1402)と、ディスカバリキーを取得する動作(1404)と、ディスカバリキーを含むキー応答を生成する動作(1406)と、キー応答をネットワークリレーに送信する動作(1408)と、を実施するように適合される。
図9および図14を参照すると、コアネットワークノード(500)の処理回路(503)によって実行されるプログラムコードを含む、いくつかの実施形態によるコンピュータプログラムであって、それにより、プログラムコードを実行することによって、コアネットワークノード(500)に、第2の無線通信システムを訪問しているネットワークリレーから、第2の無線通信システム内のネットワークリレーディスカバリのためのディスカバリキーを取得するキー要求を受信する動作(1402)と、ディスカバリキーを取得する動作(1404)と、ディスカバリキーを含むキー応答を生成する動作(1406)と、キー応答をネットワークリレーに送信する動作(1408)と、を実施させる。
図9および図14を参照すると、コアネットワークノード(500)の処理回路(503)によって実行されるプログラムコードを含む非一時的記憶媒体を含む、いくつかの実施形態によるコンピュータプログラム製品であって、それにより、プログラムコードを実行することによって、コアネットワークノード(500)に、第2の無線通信システムを訪問しているネットワークリレーから、第2の無線通信システム内のネットワークリレーディスカバリのためのディスカバリキーを取得するキー要求を受信する動作(1402)と、ディスカバリキーを取得する動作(1404)と、ディスカバリキーを含むキー応答を生成する動作(1406)と、キー応答をネットワークリレーに送信する動作(1408)と、を実施させる。
追加の説明が以下に提供される。
一般に、本明細書で使用されるすべての用語は、異なる意味が明確に与えられ、ならびに/あるいは使用する文脈によって示唆されない限り、関連する技術分野におけるそれらの通常の意味に従って解釈されるべきである。要素、装置、構成要素、手段、ステップなどに対するすべての参照は、別段の明示的な提示がない限り、その要素、装置、構成要素、手段、ステップなどの少なくとも1つの事例を指すものとオープンに解釈されるべきである。本明細書に開示するあらゆる方法のステップは、あるステップが別のステップの次または前であるものとして明示的に記載されない限り、ならびに/あるいはあるステップが別のステップの次または前でなければならないことが暗示されていない限り、開示する正確な順序で実施される必要はない。本明細書に開示する実施形態のいずれかの任意の特徴は、適切であれば、他の任意の実施形態に適用されてもよい。同様に、任意の実施形態の任意の利点は、他の任意の実施形態に適用されてもよく、逆もまた同様である。本明細書の実施形態の他の目的、特徴、および利点は、以下の説明から明らかとなるであろう。
以下、本明細書で想到される実施形態のいくつかについて、添付図面を参照してさらに記載する。しかしながら、他の実施形態が本明細書に開示する主題の範囲内に含まれ、開示する主題は、本明細書に記載する実施形態のみに限定されるものと解釈されるべきではなく、それよりもむしろ、これらの実施形態は、主題の範囲を当業者に伝えるために例として提供される。
図15は、いくつかの実施形態による無線ネットワークを示している。
本明細書に記載される主題は、任意の好適な構成要素を使用する任意の適切なタイプのシステムにおいて実現されてもよいが、本明細書に開示される実施形態は、図15に示される例示的な無線ネットワークなどの無線ネットワークに関連して記載される。単純にするため、図15の無線ネットワークは、ネットワーク4106、ネットワークノード4160および4160b、ならびにWD 4110、4110b、および4110c(モバイル端末とも呼ばれる)のみを図示する。実際には、無線ネットワークはさらに、無線デバイス間の通信、あるいは無線デバイスと、固定電話、サービスプロバイダ、または他の任意のネットワークノードもしくはエンドデバイスなど、別の通信デバイスとの間の通信をサポートするのに好適な、任意の追加の要素を含んでもよい。図示される構成要素のうち、ネットワークノード4160および無線デバイス(WD)4110について、さらに詳細に説明する。無線ネットワークは、通信および他のタイプのサービスを、1つまたは複数の無線デバイスに提供して、無線デバイスが、無線ネットワークによって、つまり無線ネットワークを介して提供されるサービスにアクセスすること、および/またはサービスを使用することを容易にしてもよい。
無線ネットワークは、任意のタイプの通信、電気通信、データ、セルラ、および/もしくは無線ネットワーク、または他の類似のタイプのシステムを備えてもよく、ならびに/あるいはそれらとインターフェース接続してもよい。いくつかの実施形態では、無線ネットワークは、特定の規格または他のタイプのあらかじめ規定された規則もしくは手順に従って、動作するように設定されてもよい。それ故、無線ネットワークの特定の実施形態は、汎欧州デジタル移動電話方式(GSM)、ユニバーサル移動体通信システム(UMTS)、ロングタームエボリューション(LTE)、および/または他の好適な2G、3G、4G、もしくは5G規格などの通信規格、IEEE 802.11規格などの無線ローカルエリアネットワーク(WLAN)規格、ならびに/あるいはマイクロ波アクセスのための世界的相互運用性(WiMax)、Bluetooth、Z-Wave、および/またはZigBee規格などの他の任意の適切な無線通信規格を実現してもよい。
ネットワーク4106は、1つまたは複数のバックホールネットワーク、コアネットワーク、IPネットワーク、公衆交換電話網(PSTN)、パケットデータネットワーク、光ネットワーク、ワイドエリアネットワーク(WAN)、ローカルエリアネットワーク(LAN)、無線ローカルエリアネットワーク(WLAN)、有線ネットワーク、無線ネットワーク、メトロポリタンエリアネットワーク、およびデバイス間の通信を可能にする他のネットワークを備えてもよい。
ネットワークノード4160およびWD 4110は、さらに詳細に後述する様々な構成要素を備える。これらの構成要素は、無線ネットワークにおいて無線接続を提供するなど、ネットワークノードおよび/または無線デバイスの機能を提供するように協働する。異なる実施形態では、無線ネットワークは、任意の数の有線または無線ネットワーク、ネットワークノード、基地局、コントローラ、無線デバイス、中継局、ならびに/あるいは有線または無線どちらの接続を介するかにかかわらず、データおよび/または信号の通信を容易にするかまたはその通信に参加してもよい、他の任意の構成要素またはシステムを備えてもよい。
本明細書で使用するとき、ネットワークノードは、無線デバイスおよび/もしくは他のネットワークノードと直接もしくは間接的に通信することができる、通信するように設定された、通信するように配置された、および/または通信するように動作可能な機器、あるいは無線デバイスへの無線アクセスを可能にする、および/もしくは提供する、および/または無線ネットワークの他の機能(例えば、管理)を実施する、無線ネットワーク内の機器を指す。ネットワークノードの例としては、非限定的に、アクセスポイント(AP)(例えば、無線アクセスポイント)、基地局(BS)(例えば、無線基地局、ノードB、エボルブドノードB(eNB)、およびNR NodeB(gNB))が挙げられる。基地局は、基地局が提供するカバレッジの量(または言い換えれば、基地局の送信電力レベル)に基づいてカテゴリ分けされてもよく、それ故、フェムト基地局、ピコ基地局、ミクロ基地局、またはマクロ基地局とも呼ばれてもよい。基地局は、中継ノード、またはリレーを制御する中継ドナーノードであってもよい。ネットワークノードはまた、集中デジタルユニット、および/またはリモート無線ヘッド(RRH)と呼ばれることがあるリモート無線ユニット(RRU)など、分散無線基地局の1つもしくは複数(または全て)の部分を含んでもよい。かかるリモート無線ユニットは、アンテナ統合無線機としてアンテナと統合されてもよいし、統合されなくてもよい。分散無線基地局の部分は、分散アンテナシステム(DAS)のノードとも呼ばれることがある。ネットワークノードの他のさらなる例としては、マルチ規格無線(MSR)BSなどのMSR機器、無線ネットワークコントローラ(RNC)もしくは基地局コントローラ(BSC)などのネットワークコントローラ、ベーストランシーバ基地局(BTS)、送信ポイント、送信ノード、マルチセル/マルチキャスト協調エンティティ(MCE)、コアネットワークノード(例えば、MSC、MME)、O&Mノード、OSSノード、SONノード、測位ノード(例えば、E-SMLC)、および/またはMDTが挙げられる。別の例として、ネットワークノードは、さらに詳細に後述するような仮想ネットワークノードであってもよい。しかしながら、より一般には、ネットワークノードは、無線デバイスが無線ネットワークにアクセスできるようにする、および/もしくは無線ネットワークへのアクセスを無線デバイスに提供する、または無線ネットワークにアクセスしている無線デバイスに何らかのサービスを提供することができる、そのように設定された、そのように配置された、ならびに/あるいはそのように動作可能な、任意の好適なデバイス(またはデバイスのグループ)を表してもよい。
図15では、ネットワークノード4160は、処理回路4170と、デバイス可読媒体4180と、インターフェース4190と、補助機器4184と、電源4186と、電力回路4187と、アンテナ4162とを含む。図15の例示の無線ネットワークに示されるネットワークノード4160は、ハードウェア構成要素の示される組合せを含むデバイスを表してもよいが、他の実施形態は、構成要素の異なる組合せを有するネットワークノードを備えてもよい。ネットワークノードは、本明細書に開示するタスク、特徴、機能、および方法を実施するのに必要なハードウェアおよび/またはソフトウェアの任意の好適な組合せを備えることが、理解されるべきである。さらに、ネットワークノード4160の構成要素は、より大きいボックス内に位置する単独のボックスとして、または複数のボックス内に入れ子にされた単独のボックスとして示されるが、実際には、ネットワークノードは、単一の示される構成要素を組成する複数の異なる物理構成要素を備えてもよい(例えば、デバイス可読媒体4180は、複数の別個のハードドライブならびに複数のRAMモジュールを備えてもよい)。
同様に、ネットワークノード4160は、各々が自身のそれぞれの構成要素を有してもよい、複数の物理的に別個の構成要素(例えば、ノードB構成要素およびRNC構成要素、またはBTS構成要素およびBSC構成要素など)で構成されてもよい。ネットワークノード4160が複数の別個の構成要素(例えば、BTS構成要素およびBSC構成要素)を備えるある特定のシナリオでは、別個の構成要素の1つまたは複数が、いくつかのネットワークノードの間で共有されてもよい。例えば、単一のRNCが複数のノードBを制御してもよい。かかるシナリオでは、ノードBおよびRNCの一意の各ペアは、いくつかの事例では、単一の別個のネットワークノードとみなされてもよい。いくつかの実施形態では、ネットワークノード4160は、複数の無線アクセス技術(RAT)をサポートするように設定されてもよい。かかる実施形態では、いくつかの構成要素は複製されてもよく(例えば、異なるRATのための別個のデバイス可読媒体4180)、いくつかの構成要素は再使用されてもよい(例えば、同じアンテナ4162がRATによって共有されてもよい)。ネットワークノード4160はまた、ネットワークノード4160に統合された、例えば、GSM、WCDMA、LTE、NR、WiFi、またはBluetooth無線技術など、異なる無線技術に関する様々な例示される構成要素の複数のセットを含んでもよい。これらの無線技術は、同じもしくは異なるチップまたはチップセット、およびネットワークノード4160内の他の構成要素に統合されてもよい。
処理回路4170は、ネットワークノードによって提供されるものとして本明細書に記載される、任意の決定動作、計算動作、または同様の動作(例えば、ある特定の取得動作)を実施するように設定される。処理回路4170によって実施されるこれらの動作は、処理回路4170によって取得された情報を、例えば、取得された情報を他の情報に変換すること、取得された情報もしくは変換された情報をネットワークノードに格納された情報と比較すること、および/または取得された情報もしくは変換された情報に基づいて1つもしくは複数の動作を実施することによって、処理することと、上記処理の結果として決定を行うことと、を含んでもよい。
処理回路4170は、単独で、またはデバイス可読媒体4180などの他のネットワークノード4160構成要素と併せて、ネットワークノード4160の機能を提供するように動作可能な、マイクロプロセッサ、コントローラ、マイクロコントローラ、中央処理装置、デジタル信号プロセッサ、特定用途向け集積回路、フィールドプログラマブルゲートアレイ、または他の任意の好適なコンピューティングデバイス、リソースのうち1つもしくは複数のものの組合せ、あるいはハードウェア、ソフトウェア、および/または符号化された論理の組合せを備えてもよい。例えば、処理回路4170は、デバイス可読媒体4180に格納された、または処理回路4170内のメモリに格納された命令を実行してもよい。かかる機能は、本明細書で説明する様々な無線の特徴、機能、または利益のいずれかを提供することを含んでもよい。いくつかの実施形態では、処理回路4170はシステムオンチップ(SOC)を含んでもよい。
いくつかの実施形態では、処理回路4170は、無線周波数(RF)トランシーバ回路4172、およびベースバンド処理回路4174のうち1つまたは複数を含んでもよい。いくつかの実施形態では、無線周波数(RF)トランシーバ回路4172およびベースバンド処理回路4174は、別個のチップ(もしくはチップセット)、ボード、または無線ユニットおよびデジタルユニットなどのユニットの上にあってもよい。代替実施形態では、RFトランシーバ回路4172およびベースバンド処理回路4174の一部またはすべては、同じチップもしくはチップセット、ボード、またはユニットの上にあってもよい。
ある特定の実施形態では、ネットワークノード、基地局、eNB、または他のかかるネットワークデバイスによって提供されるものとして本明細書で記載される機能の一部またはすべては、デバイス可読媒体4180、または処理回路4170内のメモリに格納された命令を実行する処理回路4170によって実施されてもよい。代替実施形態では、機能の一部またはすべては、ハードワイヤード方式などで、別個のまたは個別のデバイス可読媒体に格納された命令を実行することなく、処理回路4170によって提供されてもよい。それらの実施形態のいずれでも、デバイス可読記憶媒体に格納された命令を実行するか否かにかかわらず、処理回路4170は、記載される機能を実施するように設定することができる。かかる機能によってもたらされる利益は、処理回路4170単独またはネットワークノード4160の他の構成要素に限定されず、ネットワークノード4160全体によって、ならびに/または一般にエンドユーザおよび無線ネットワークによって享受される。
デバイス可読媒体4180は、非限定的に、永続記憶域、固体メモリ、リモートマウントメモリ、磁気媒体、光学媒体、ランダムアクセスメモリ(RAM)、読出し専用メモリ(ROM)、大容量記憶媒体(例えば、ハードディスク)、リムーバブル記憶媒体(例えば、フラッシュドライブ、コンパクトディスク(CD)、またはデジタルビデオディスク(DVD))を含む、任意の形態の揮発性もしくは不揮発性コンピュータ可読メモリ、ならびに/あるいは、処理回路4170によって使用されてもよい情報、データ、および/または命令を格納する、他の任意の揮発性もしくは不揮発性の非一時的デバイス可読および/またはコンピュータ実行可能メモリデバイスを含んでもよい。デバイス可読媒体4180は、コンピュータプログラム、ソフトウェア、アプリケーション(論理、規則、コード、テーブルなどの1つもしくは複数を含む)を含む、任意の好適な命令、データ、または情報、ならびに/あるいは処理回路4170によって実行されネットワークノード4160によって利用されることが可能である、他の命令を格納してもよい。デバイス可読媒体4180は、処理回路4170によって行われたあらゆる計算、および/またはインターフェース4190を介して受信されたあらゆるデータを格納するのに使用されてもよい。いくつかの実施形態では、処理回路4170およびデバイス可読媒体4180は、統合されているものとみなされてもよい。
インターフェース4190は、ネットワークノード4160、ネットワーク4106、および/またはWD 4110の間のシグナリングおよび/またはデータの有線もしくは無線通信において使用される。示されるように、インターフェース4190は、例えば、有線接続を通じてネットワーク4106との間で、データを送受信するポート/端子4194を備える。インターフェース4190はまた、アンテナ4162に結合されるか、またはある特定の実施形態ではアンテナ4162の一部であってもよい、無線フロントエンド回路4192を含む。無線フロントエンド回路4192は、フィルタ4198および増幅器4196を備える。無線フロントエンド回路4192は、アンテナ4162および処理回路4170に接続されてもよい。無線フロントエンド回路は、アンテナ4162と処理回路4170との間で通信される信号を調整するように設定されてもよい。無線フロントエンド回路4192は、無線接続を介して他のネットワークノードまたはWDに送出されるべきデジタルデータを受信してもよい。無線フロントエンド回路4192は、デジタルデータを、フィルタ4198および/または増幅器4196の組合せを使用して、適切なチャネルおよび帯域幅パラメータを有する無線信号に変換してもよい。無線信号は次に、アンテナ4162を介して送信されてもよい。同様に、データを受信するとき、アンテナ4162は無線信号を収集してもよく、無線信号は次に、無線フロントエンド回路4192によってデジタルデータに変換される。デジタルデータは処理回路4170に受け渡されてもよい。他の実施形態では、インターフェースは、異なる構成要素および/または構成要素の異なる組合せを備えてもよい。
ある特定の代替実施形態では、ネットワークノード4160は別個の無線フロントエンド回路4192を含まなくてもよく、代わりに、処理回路4170は、無線フロントエンド回路を備えてもよく、別個の無線フロントエンド回路4192なしでアンテナ4162に接続されてもよい。同様に、いくつかの実施形態では、RFトランシーバ回路4172のすべてまたは一部が、インターフェース4190の一部とみなされてもよい。さらに他の実施形態では、インターフェース4190は、無線ユニット(図示なし)の一部として、1つもしくは複数のポートまたは端末4194と、無線フロントエンド回路4192と、RFトランシーバ回路4172とを含んでもよく、またインターフェース4190は、デジタルユニット(図示なし)の一部である、ベースバンド処理回路4174と通信してもよい。
アンテナ4162は、無線信号を送出および/または受信するように設定された、1つもしくは複数のアンテナまたはアンテナアレイを含んでもよい。アンテナ4162は、無線フロントエンド回路4192に結合されてもよく、データおよび/または信号を無線で送信および受信することができる、任意のタイプのアンテナであってもよい。いくつかの実施形態では、アンテナ4162は、例えば、2GHz~66GHzの無線信号を送信/受信するように動作可能な、1つもしくは複数の全方向性、セクタ、またはパネルアンテナを備えてもよい。全方向性アンテナは、任意の方向に無線信号を送信/受信するのに使用されてもよく、セクタアンテナは、特定のエリア内のデバイスから無線信号を送信/受信するのに使用されてもよく、パネルアンテナは、比較的直線ラインで無線信号を送信/受信するのに使用される見通し線アンテナであってもよい。いくつかの事例では、2つ以上のアンテナの使用はMIMOと呼ばれることがある。ある特定の実施形態では、アンテナ4162は、ネットワークノード4160とは別個であってもよく、インターフェースまたはポートを通してネットワークノード4160に接続可能であってもよい。
アンテナ4162、インターフェース4190、および/または処理回路4170は、ネットワークノードによって実施されるものとして本明細書に記載する、任意の受信動作および/またはある特定の取得動作を実施するように設定されてもよい。任意の情報、データ、および/または信号は、無線デバイス、別のネットワークノード、および/または他の任意のネットワーク機器から受信されてもよい。同様に、アンテナ4162、インターフェース4190、および/または処理回路4170は、ネットワークノードによって実施されるものとして本明細書に記載する、任意の送信動作を実施するように設定されてもよい。任意の情報、データ、および/または信号は、無線デバイス、別のネットワークノード、および/または他の任意のネットワーク機器に送信されてもよい。
電力回路4187は、電力管理回路を備えるか、または電力管理回路に結合されてもよく、本明細書で記載される機能を実施するための電力を、ネットワークノード4160の構成要素に供給するように設定される。電力回路4187は電源4186から電力を受信してもよい。電源4186および/または電力回路4187は、それぞれの構成要素に好適な形態で(例えば、各々それぞれの構成要素のために必要とされる電圧および電流レベルで)、ネットワークノード4160の様々な構成要素に電力を提供するように設定されてもよい。電源4186は、電力回路4187および/もしくはネットワークノード4160に含まれるか、またはその外部にあるかのどちらかであってもよい。例えば、ネットワークノード4160は、電気ケーブルなどの入力回路またはインターフェースを介して、外部電源(例えば、電気コンセント)に接続可能であってもよく、それにより、外部電源は電力回路4187に電力を供給する。さらなる例として、電源4186は、電力回路4187に接続された、または統合された、バッテリもしくはバッテリパックの形態の電力源を備えてもよい。バッテリは、外部電源が故障した場合に予備電力を提供してもよい。他のタイプの電源、例えば太陽電池デバイスも使用されてもよい。
ネットワークノード4160の代替実施形態は、本明細書で記載される機能、および/または本明細書で記載される主題をサポートするために必要な任意の機能のうちいずれかを含む、ネットワークノードの機能のある特定の態様を提供することを担ってもよい、図15に示される構成要素以外の追加の構成要素を含んでもよい。例えば、ネットワークノード4160は、ネットワークノード4160への情報の入力を可能にし、またネットワークノード4160からの情報の出力を可能にする、ユーザインターフェース機器を含んでもよい。これにより、ユーザが、ネットワークノード4160の診断、保守、修復、および他の管理機能を実施することを可能にしてもよい。
本明細書で使用するとき、無線デバイス(WD)は、ネットワークノードおよび/または他の無線デバイスと無線で通信することができる、そのように設定された、そのように配置された、ならびに/あるいはそのように動作可能なデバイスを指す。別段の指定がない限り、WOという用語は、本明細書ではユーザ機器(UE)と互換可能に使用されてもよい。無線で通信することは、空中で情報を伝達するのに好適な、電磁波、電波、赤外波、および/または他のタイプの信号を使用して、無線信号を送信および/または受信することを伴ってもよい。いくつかの実施形態では、WDは、直接人間対話なしで情報を送信および/または受信するように設定されてもよい。例えば、WDは、内部もしくは外部イベントによってトリガされたとき、またはネットワークからの要求に応答して、所定のスケジュールでネットワークに情報を送信するように設計されてもよい。WDの例としては、非限定的に、スマートフォン、モバイルフォン、セルフォン、ボイスオーバーIP(VoIP)フォン、無線ローカルループ電話、デスクトップコンピュータ、携帯情報端末(PDA)、無線カメラ、ゲーミングコンソールまたはデバイス、音楽記憶デバイス、再生器具、ウェアラブル端末デバイス、無線エンドポイント、移動局、タブレット、ラップトップコンピュータ、ラップトップ組込み機器(LEE)、ラップトップ搭載機器(LME)、スマートデバイス、無線顧客構内機器(CPE)、車載無線端末デバイスなどが挙げられる。WDは、例えば、サイドリンク通信、V2V(Vehicle-to-Vehicle)、V2I(Vehicle-to-Infrastructure)、V2X(Vehicle-to-Everything)のための3GPP規格を実現することによって、D2D(device-to-device)通信をサポートしてもよく、この場合、D2D通信デバイスと呼ばれることがある。さらに別の特定の例として、モノのインターネット(IoT)シナリオでは、WDは、モニタリングおよび/または測定を実施し、かかるモニタリングおよび/または測定の結果を別のWDおよび/またはネットワークノードに送信する、マシンもしくは他のデバイスを表してもよい。WDは、この場合、マシンツーマシン(M2M)デバイスであってもよく、M2Mデバイスは、3GPPの文脈ではMTCデバイスと呼ばれることがある。1つの特定の例として、WDは、3GPP狭帯域モノのインターネット(NB-IoT)規格を実現するUEであってもよい。かかるマシンまたはデバイスの特定の例は、センサ、電力計などの計量デバイス、産業用機械類、または家庭用もしくは個人用電気器具(例えば、冷蔵庫、テレビジョンなど)、個人用ウェアラブル(例えば、時計、フィットネストラッカーなど)である。他のシナリオでは、WDは、自身の動作状態、または動作と関連付けられた他の機能を、モニタリングおよび/または報告することができる、車両または他の機器を表してもよい。上述したようなWDは、無線接続のエンドポイントを表してもよく、その場合、デバイスは無線端末と呼ばれることがある。さらに、上述したようなWDは移動体であってもよく、その場合、デバイスは移動デバイスまたは移動端末と呼ばれることもある。
示されるように、無線デバイス4110は、アンテナ4111と、インターフェース4114と、処理回路4120と、デバイス可読媒体4130と、ユーザインターフェース機器4132と、補助機器4134と、電源4136と、電力回路4137とを含む。WD 4110は、例えば、ほんの数例を挙げると、GSM、WCDMA、LTE、NR、WiFi、WiMAX、またはBluetooth無線技術など、WD 4110がサポートする異なる無線技術のための、例示する構成要素のうち1つまたは複数の複数セットを含んでもよい。これらの無線技術は、WD 4110内の他の構成要素と同じもしくは異なるチップまたはチップセットに統合されてもよい。
アンテナ4111は、無線信号を送出および/または受信するように設定された、1つもしくは複数のアンテナまたはアンテナアレイを含んでもよく、インターフェース4114に接続される。ある特定の代替実施形態では、アンテナ4111は、WD 4110とは別個であって、インターフェースまたはポートを通してWD 4110に接続可能であってもよい。アンテナ4111、インターフェース4114、および/または処理回路4120は、WDによって実施されるものとして本明細書に記載される任意の受信または送信動作を実施するように設定されてもよい。任意の情報、データ、および/または信号が、ネットワークノードおよび/または別のWDから受信されてもよい。いくつかの実施形態では、無線フロントエンド回路および/またはアンテナ4111は、インターフェースとみなされてもよい。
示されるように、インターフェース4114は、無線フロントエンド回路4112とアンテナ4111とを備える。無線フロントエンド回路4112は、1つもしくは複数のフィルタ4118および増幅器4116を備える。無線フロントエンド回路4112は、アンテナ4111および処理回路4120に接続され、アンテナ4111と処理回路4120との間で通信される信号を調整するように設定される。無線フロントエンド回路4112は、アンテナ4111に結合されるかまたはアンテナ4111の一部であってもよい。いくつかの実施形態では、WD 4110は別個の無線フロントエンド回路4112を含まなくてもよく、それよりもむしろ、処理回路4120は、無線フロントエンド回路を備えてもよく、アンテナ4111に接続されてもよい。同様に、いくつかの実施形態では、RFトランシーバ回路4122の一部またはすべてがインターフェース4114の一部とみなされてもよい。無線フロントエンド回路4112は、無線接続を介して他のネットワークノードまたはWDに送出されるべきデジタルデータを受信してもよい。無線フロントエンド回路4112は、デジタルデータを、フィルタ4118および/または増幅器4116の組合せを使用して、適切なチャネルおよび帯域幅パラメータを有する無線信号に変換してもよい。無線信号は次に、アンテナ4111を介して送信されてもよい。同様に、データを受信するとき、アンテナ4111は無線信号を収集してもよく、無線信号は次に、無線フロントエンド回路4112によってデジタルデータに変換される。デジタルデータは処理回路4120に受け渡されてもよい。他の実施形態では、インターフェースは、異なる構成要素および/または構成要素の異なる組合せを備えてもよい。
処理回路4120は、単独で、またはデバイス可読媒体4130などの他のWD 4110構成要素と併せて、WD 4110の機能を提供するように動作可能な、マイクロプロセッサ、コントローラ、マイクロコントローラ、中央処理装置、デジタル信号プロセッサ、特定用途向け集積回路、フィールドプログラマブルゲートアレイ、または他の任意の好適なコンピューティングデバイス、リソースのうち1つもしくは複数のものの組合せ、あるいはハードウェア、ソフトウェア、および/または符号化された論理の組合せを備えてもよい。かかる機能は、本明細書で説明する様々な無線の特徴または利益のいずれかを提供することを含んでもよい。例えば、処理回路4120は、デバイス可読媒体4130に格納された、または処理回路4120内のメモリに格納された命令を実行して、本明細書に開示する機能を提供してもよい。
示されるように、処理回路4120は、RFトランシーバ回路4122、ベースバンド処理回路4124、およびアプリケーション処理回路4126のうち1つまたは複数を含む。他の実施形態では、処理回路は、異なる構成要素および/または構成要素の異なる組合せを備えてもよい。ある特定の実施形態では、WD 4110の処理回路4120はSOCを備えてもよい。いくつかの実施形態では、RFトランシーバ回路4122、ベースバンド処理回路4124、およびアプリケーション処理回路4126は、別個のチップまたはチップセット上にあってもよい。代替実施形態では、ベースバンド処理回路4124およびアプリケーション処理回路4126の一部またはすべては、組み合わされて1つのチップまたはチップセットにされてもよく、RFトランシーバ回路4122は、別個のチップまたはチップセット上にあってもよい。さらなる代替実施形態では、RFトランシーバ回路4122およびベースバンド処理回路4124の一部またはすべては、同じチップまたはチップセット上にあってもよく、アプリケーション処理回路4126は、別個のチップまたはチップセット上にあってもよい。さらなる他の代替実施形態では、RFトランシーバ回路4122、ベースバンド処理回路4124、およびアプリケーション処理回路4126の一部またはすべては、同じチップまたはチップセット内で組み合わされてもよい。いくつかの実施形態では、RFトランシーバ回路4122はインターフェース4114の一部であってもよい。RFトランシーバ回路4122は、処理回路4120のためにRF信号を調整してもよい。
ある特定の実施形態では、WDによって実施されるものとして本明細書に記載される機能の一部またはすべては、デバイス可読媒体4130に格納された命令を実行する処理回路4120によって提供されてもよく、デバイス可読媒体4130は、ある特定の実施形態では、コンピュータ可読記憶媒体であってもよい。代替実施形態では、機能の一部またはすべては、ハードワイヤード方式などで、別個のまたは個別のデバイス可読記憶媒体に格納された命令を実行することなく、処理回路4120によって提供されてもよい。これら特定の実施形態のいずれにおいても、デバイス可読媒体に格納された命令を実行するか否かに関わらず、処理回路4120は、上記機能を実施するように設定することができる。かかる機能によってもたらされる利益は、処理回路4120単独またはWD 4110の他の構成要素に限定されず、WD 4110全体によって、ならびに/または一般にエンドユーザおよび無線ネットワークによって享受される。
処理回路4120は、WDによって実施されるものとして本明細書に記載される、任意の決定動作、計算動作、または同様の動作(例えば、ある特定の取得動作)を実施するように設定されてもよい。処理回路4120によって実施されるようなこれらの動作は、処理回路4120によって取得された情報を、例えば、取得された情報を他の情報に変換すること、取得された情報もしくは変換された情報をWD 4110によって格納された情報と比較すること、および/または取得された情報もしくは変換された情報に基づいて1つもしくは複数の動作を実施することによって、処理することと、上記処理の結果として決定を行うことと、を含んでもよい。
デバイス可読媒体4130は、コンピュータプログラム、ソフトウェア、アプリケーション(論理、規則、コード、テーブルなどのうち1つもしくは複数を含む)、および/または処理回路4120によって実行することが可能である他の命令を格納するように動作可能であってもよい。デバイス可読媒体4130は、コンピュータメモリ(例えば、ランダムアクセスメモリ(RAM)または読取り専用メモリ(ROM))、大容量記憶媒体(例えば、ハードディスク)、リムーバブル記憶媒体(例えば、コンパクトディスク(CD)またはデジタルビデオディスク(DVD))、ならびに/あるいは、処理回路4120によって使用されてもよい情報、データ、および/または命令を格納する、他の任意の揮発性もしくは不揮発性の、非一時的デバイス可読および/またはコンピュータ実行可能メモリデバイスを含んでもよい。いくつかの実施形態では、処理回路4120およびデバイス可読媒体4130は、統合されているものとみなされてもよい。
ユーザインターフェース機器4132は、人間のユーザがWD 4110と対話することを可能にする構成要素を提供してもよい。かかる対話は、視覚、聴覚、触覚など、多くの形態のものであってもよい。ユーザインターフェース機器4132は、ユーザへの出力を生み出すように、またユーザがWD 4110への入力を提供することを可能にするように動作可能であってもよい。対話のタイプは、WD 4110にインストールされるユーザインターフェース機器4132のタイプに応じて異なってもよい。例えば、WD 4110がスマートフォンの場合、対話はタッチスクリーンを介するものであってもよく、WD 4110がスマートメータの場合、対話は、使用量(例えば、使用されたガロン数)を提供するスクリーン、または(例えば、煙が検出された場合は)可聴アラートを提供するスピーカーを通したものであってもよい。ユーザインターフェース機器4132は、入力インターフェース、デバイスおよび回路、ならびに出力インターフェース、デバイスおよび回路を含んでもよい。ユーザインターフェース機器4132は、WD 4110への情報の入力を可能にするように設定され、処理回路4120が入力情報を処理することを可能にするため、処理回路4120に接続される。ユーザインターフェース機器4132は、例えば、マイクロフォン、近接もしくは他のセンサ、キー/ボタン、タッチディスプレイ、1つもしくは複数のカメラ、USBポート、または他の入力回路を含んでもよい。ユーザインターフェース機器4132はまた、WD 4110からの情報の出力を可能にするように、また処理回路4120がWD 4110からの情報を出力することを可能にするように設定される。ユーザインターフェース機器4132は、例えば、スピーカー、ディスプレイ、振動回路、USBポート、ヘッドフォンインターフェース、または他の出力回路を含んでもよい。ユーザインターフェース機器4132の1つもしくは複数の入力および出力インターフェース、デバイス、ならびに回路を使用して、WD 4110は、エンドユーザおよび/または無線ネットワークと通信し、エンドユーザおよび/または無線ネットワークが本明細書に記載される機能から利益を得ることを可能にしてもよい。
補助機器4134は、WDが一般に実施しないことがある、より具体的な機能を提供するように動作可能である。これは、様々な目的のために測定を行う専用センサ、有線通信などの追加のタイプの通信用のインターフェースなどを含んでもよい。補助機器4134の構成要素を含むことおよびそのタイプは、実施形態および/またはシナリオに応じて異なってもよい。
電源4136は、いくつかの実施形態では、バッテリまたはバッテリパックの形態のものであってもよい。外部電源(例えば、電気コンセント)、光起電力デバイス、または電池など、他のタイプの電源も使用されてもよい。WD 4110はさらに、電源4136から、本明細書で記載または示唆される任意の機能を実施するのに電源4136からの電力を必要とするWD 4110の様々な部分に、電力を送達するための電力回路4137を備えてもよい。電力回路4137は、ある特定の実施形態では、電力管理回路を備えてもよい。電力回路4137は、加えてまたは代わりに、外部電源から電力を受信するように動作可能であってもよく、その場合、WD 4110は、入力回路または電力ケーブルなどのインターフェースを介して(電気コンセントなどの)外部電源に接続可能であってもよい。電力回路4137はまた、ある特定の実施形態では、外部電源から電源4136に電力を送達するように動作可能であってもよい。これは、例えば、電源4136の充電のためのものであってもよい。電力回路4137は、電力が供給されるWD 4110のそれぞれの構成要素に好適な電力にするため、電源4136からの電力に対して任意のフォーマッティング、変換、または他の修正を実施してもよい。
図16は、いくつかの実施形態によるユーザ機器を示している。
図16は、本明細書で記載される様々な態様による、UEの一実施形態を示している。本明細書で使用するとき、ユーザ機器またはUEは、関連するデバイスを所有する、ならびに/または動作させる、人間のユーザという意味でのユーザを必ずしも有さないことがある。代わりに、UEは、人間のユーザへの販売、または人間のユーザによる操作が意図されるが、特定の人間のユーザと関連付けられないことがあるか、または特定の人間のユーザと最初は関連付けられないことがある、デバイス(例えば、スマートスプリンクラーコントローラ)を表してもよい。あるいは、UEは、エンドユーザへの販売、またはエンドユーザによる操作は意図されないが、ユーザと関連付けられるか、またはユーザの利益のために操作されてもよい、デバイス(例えば、スマート電力計)を表してもよい。UE 42200は、NB-IoT UE、マシン型通信(MTC)UE、および/または拡張MTC(eMTC)UEを含む、第3世代パートナーシッププロジェクト(3GPP)によって識別される任意のUEであってもよい。図16に示されるように、UE 4200は、3GPPのGSM、UMTS、LTE、および/または5G規格など、第3世代パートナーシッププロジェクト(3GPP)によって公布された1つまたは複数の通信規格に従って通信するように設定されたWDの一例である。上述したように、WDおよびUEという用語は互換可能に使用されてもよい。したがって、図16はUEであるが、本明細書で説明される構成要素は、WDに等しく適用可能であり、その逆も同様である。
図16では、UE 4200は、入出力インターフェース4205、無線周波数(RF)インターフェース4209、ネットワーク接続インターフェース4211、メモリ4215(ランダムアクセスメモリ(RAM)4217、読取り専用メモリ(ROM)4219、記憶媒体4221などを含む)、通信サブシステム4231、電源4213、および/または他の任意の構成要素、あるいはそれらの任意の組合せに動作可能に結合された、処理回路4201を含む。記憶媒体4221は、オペレーティングシステム4223と、アプリケーションプログラム4225と、データ4227とを含む。他の実施形態では、記憶媒体4221は他の同様のタイプの情報を含んでもよい。ある特定のUEは、図16に示される構成要素のすべて、または構成要素のサブセットのみを利用してもよい。構成要素間の統合のレベルは、UEごとに異なってもよい。さらに、ある特定のUEは、複数のプロセッサ、メモリ、トランシーバ、送信機、受信機など、構成要素の複数のインスタンスを含んでもよい。
図16では、処理回路4201は、コンピュータ命令およびデータを処理するように設定されてもよい。処理回路4201は、(例えば、ディスクリート論理、FPGA、ASICなどにおける)1つまたは複数のハードウェア実装状態マシンなど、機械可読コンピュータプログラムとしてメモリに格納されたマシン命令を実行するように動作可能な任意の逐次状態マシン、適切なファームウェアと一緒のプログラマブル論理、適切なソフトウェアと一緒の、マイクロプロセッサまたはデジタル信号プロセッサ(DSP)など、1つもしくは複数のプログラム内蔵汎用プロセッサ、あるいは上記の任意の組合せを実現するように設定されてもよい。例えば、処理回路4201は2つの中央処理装置(CPU)を含んでもよい。データは、コンピュータが使用するのに適した形態の情報であってもよい。
図示される実施形態では、入出力インターフェース4205は、入力デバイス、出力デバイス、または入出力デバイスに通信インターフェースを提供するように設定されてもよい。UE 4200は、入出力インターフェース4205を介して出力デバイスを使用するように設定されてもよい。出力デバイスは、入力デバイスと同じタイプのインターフェースポートを使用してもよい。例えば、UE 4200への入力およびUE 4200からの出力を提供するのに、USBポートが使用されてもよい。出力デバイスは、スピーカー、サウンドカード、ビデオカード、ディスプレイ、モニタ、プリンタ、アクチュエータ、エミッタ、スマートカード、別の出力デバイス、またはそれらの任意の組合せであってもよい。UE 4200は、入出力インターフェース4205を介して入力デバイスを使用して、ユーザがUE 4200に情報をキャプチャするのを可能にするように設定されてもよい。入力デバイスは、タッチセンシティブまたはプレゼンスセンシティブディスプレイ、カメラ(例えば、デジタルカメラ、デジタルビデオカメラ、ウェブカメラなど)、マイクロフォン、センサ、マウス、トラックボール、方向パッド、トラックパッド、スクロールホイール、スマートカードなどを含んでもよい。プレゼンスセンシティブディスプレイは、ユーザからの入力を感知する容量性または抵抗性タッチセンサを含んでもよい。センサは、例えば、加速度計、ジャイロスコープ、チルトセンサ、力センサ、磁力計、光センサ、近接センサ、別の同様のセンサ、またはそれらの任意の組合せであってもよい。例えば、入力デバイスは、加速度計、磁力計、デジタルカメラ、マイクロフォン、および光センサであってもよい。
図16では、RFインターフェース4209は、送信機、受信機、およびアンテナなど、RF構成要素に通信インターフェースを提供するように設定されてもよい。ネットワーク接続インターフェース4211は、ネットワーク4243aに通信インターフェースを提供するように設定されてもよい。ネットワーク4243aは、ローカルエリアネットワーク(LAN)、ワイドエリアネットワーク(WAN)、コンピュータネットワーク、無線ネットワーク、電気通信ネットワーク、別の同様のネットワークまたはそれらの任意の組合せなど、有線および/または無線ネットワークを包含してもよい。例えば、ネットワーク4243aはWi-Fiネットワークを含んでもよい。ネットワーク接続インターフェース4211は、イーサネット、TCP/IP、SONET、ATMなど、1つまたは複数の通信プロトコルに従って、通信ネットワークを通じて1つまたは複数の他のデバイスと通信するのに使用される、受信機および送信機インターフェースを含むように設定されてもよい。ネットワーク接続インターフェース4211は、通信ネットワークリンク(例えば、光学的、電気的など)に適した受信機および送信機機能を実現してもよい。送信機および受信機機能は、回路構成要素、ソフトウェア、もしくはファームウェアを共有してもよく、または別個に実現されてもよい。
RAM 4217は、オペレーティングシステム、アプリケーションプログラム、およびデバイスドライバなど、ソフトウェアプログラムの実行中に、データもしくはコンピュータ命令を格納またはキャッシングするため、バス4202を介して処理回路4201にインターフェース接続するように設定されてもよい。ROM 4219は、コンピュータ命令またはデータを処理回路4201に提供するように設定されてもよい。例えば、ROM 4219は、不揮発性メモリに格納される、基本入出力(I/O)、起動、またはキーボードからのキーストロークの受信など、基本システム機能に関する不変低レベルシステムコードまたはデータを格納するように設定されてもよい。記憶媒体4221は、RAM、ROM、プログラマブル読出し専用メモリ(PROM)、消去可能プログラマブル読出し専用メモリ(EPROM)、電気的消去可能プログラマブル読出し専用メモリ(EEPROM)、磁気ディスク、光学ディスク、フロッピーディスク、ハードディスク、リムーバブルカートリッジ、またはフラッシュドライブなどの、メモリを含むように設定されてもよい。一例では、記憶媒体4221は、オペレーティングシステム4223と、ウェブブラウザアプリケーション、ウィジェット、もしくはガジェットエンジン、または別のアプリケーションなどのアプリケーションプログラム4225と、データファイル4227とを含むように設定されてもよい。記憶媒体4221は、UE 4200による使用のため、多種多様の様々なオペレーティングシステムまたはオペレーティングシステムの組合せのうちいずれかを格納してもよい。
記憶媒体4221は、独立ディスクの冗長アレイ(RAID)、フロッピーディスクドライブ、フラッシュメモリ、USBフラッシュドライブ、外部ハードディスクドライブ、サムドライブ、ペンドライブ、キードライブ、高密度デジタル多用途ディスク(HD-DVD)光学ディスクドライブ、内蔵ハードディスクドライブ、Blu-Ray光学ディスクドライブ、ホログラフィックデジタルデータ記憶(HDDS)光学ディスクドライブ、外部ミニデュアルインラインメモリモジュール(DIMM)、シンクロナスダイナミックランダムアクセスメモリ(SDRAM)、外部マイクロDIMM SDRAM、加入者識別モジュールもしくはリムーバブルユーザ識別情報(SIM/RUIM)モジュールなどのスマートカードメモリ、他のメモリ、またはそれらの任意の組合せなど、多数の物理ドライブユニットを含むように設定されてもよい。記憶媒体4221は、UE 4200が、一時的もしくは非一時的メモリ媒体に格納された、コンピュータ実行可能命令、アプリケーションプログラムなどにアクセスすること、データをオフロードすること、またはデータをアップロードすることを可能にしてもよい。通信システムを利用する製造品などの製造品は、デバイス可読媒体を含んでもよい記憶媒体4221において、有形的に具体化されてもよい。
図16では、処理回路4201は、通信サブシステム4231を使用してネットワーク4243bと通信するように設定されてもよい。ネットワーク4243aおよびネットワーク4243bは、同じ1つもしくは複数のネットワークまたは異なる1つもしくは複数のネットワークであってもよい。通信サブシステム4231は、ネットワーク4243bと通信するために使用される1つまたは複数のトランシーバを含むように設定されてもよい。例えば、通信サブシステム4231は、IEEE 802.11、CDMA、WCDMA、GSM、LTE、UTRAN、WiMaxなど、1つもしくは複数の通信プロトコルに従って、無線アクセスネットワーク(RAN)の別のWD、UE、または基地局など、無線通信が可能な別のデバイスの1つもしくは複数のリモートトランシーバと通信するために使用される、1つもしくは複数のトランシーバを含むように設定されてもよい。各トランシーバは、RANリンク(例えば、周波数割り当てなど)に適した送信機機能または受信機機能をそれぞれ実現するため、送信機4233および/または受信機4235を含んでもよい。さらに、各トランシーバの送信機4233および受信機4235は、回路構成要素、ソフトウェア、またはファームウェアを共有してもよく、あるいは別個に実現されてもよい。
例示の実施形態では、通信サブシステム4231の通信機能は、データ通信、ボイス通信、マルチメディア通信、Bluetoothなどの短距離通信、ニアフィールド通信、ロケーションを決定するのに全地球測位システム(GPS)を使用するなどのロケーションベース通信、別の同様の通信機能、またはそれらの任意の組合せを含んでもよい。例えば、通信サブシステム4231は、セルラ通信、Wi-Fi通信、Bluetooth通信、およびGPS通信を含んでもよい。ネットワーク4243bは、ローカルエリアネットワーク(LAN)、ワイドエリアネットワーク(WAN)、コンピュータネットワーク、無線ネットワーク、通信ネットワーク、別の同様のネットワークまたはそれらの任意の組合せなど、有線および/または無線ネットワークを包含し得る。例えば、ネットワーク4243bは、セルラネットワーク、Wi-Fiネットワーク、および/またはニアフィールドネットワークであってもよい。電源4213は、UE 4200の構成要素に交流(AC)または直流(DC)電力を提供するように設定されてもよい。
本明細書に記載される特徴、利益、および/または機能は、UE 4200の構成要素のうちの1つで実現されるか、またはUE 4200の複数の構成要素にわたって分割されてもよい。さらに、本明細書に記載される特徴、利益、および/または機能は、ハードウェア、ソフトウェア、またはファームウェアの任意の組合せで実現されてもよい。一例では、通信サブシステム4231は、本明細書に記載する構成要素のいずれかを含むように設定されてもよい。さらに、処理回路4201は、バス4202を通じてかかる構成要素のいずれかと通信するように設定されてもよい。別の例では、かかる構成要素のいずれかは、処理回路4201によって実行されたとき、本明細書に記載される対応する機能を実施する、メモリに格納されたプログラム命令によって表されてもよい。別の例では、かかる構成要素のうちいずれかの機能は、処理回路4201と通信サブシステム4231との間で分割されてもよい。別の例では、かかる構成要素のうちいずれかの非計算集約的機能は、ソフトウェアまたはファームウェアで実現されてもよく、計算集約的機能はハードウェアで実現されてもよい。
図17は、いくつかの実施形態による仮想化環境を示している。
図17は、いくつかの実施形態によって実現される機能が仮想化されてもよい、仮想化環境4300を示す概略ブロック図である。本文脈では、仮想化とは、ハードウェアプラットフォーム、記憶デバイス、およびネットワーキングリソースを仮想化することを含んでもよい、装置またはデバイスの仮想バージョンを作成することを意味する。本明細書で使用するとき、仮想化は、ノード(例えば、仮想化基地局または仮想化無線アクセスノード)に、あるいは、デバイス(例えば、UE、無線デバイス、もしくは他の任意のタイプの通信デバイス)またはその構成要素に適用可能であり、(例えば、1つまたは複数のネットワークにおける1つまたは複数の物理的な処理ノード上で実行する1つまたは複数のアプリケーション、構成要素、機能、仮想マシンまたはコンテナを介して)1つまたは複数の仮想構成要素として機能の少なくとも一部を実行する実現形態に関係がある。
いくつかの実施形態では、本明細書に記載される機能の一部またはすべては、ハードウェアノード4330の1つもしくは複数によってホストされる1つまたは複数の仮想環境4300において実現される1つまたは複数の仮想マシンによって実行される、仮想構成要素として実現されてもよい。さらに、仮想ノードが無線アクセスノードではないか、または無線コネクティビティ(例えば、コアネットワークノード)を必要としない実施形態では、ネットワークノードは完全に仮想化されてもよい。
機能は、本明細書で開示される実施形態のうちのいくつかの特徴、機能、および/または利益のうちのいくつかを実現するように動作可能な、1つもしくは複数のアプリケーション4320(あるいは、ソフトウェアインスタンス、仮想アプライアンス、ネットワーク機能、仮想ノード、仮想ネットワーク機能などと呼ばれることがある)によって実現されてもよい。アプリケーション4320は、処理回路4360およびメモリ4390を含むハードウェア4330を提供する、仮想化環境4300において稼働される。メモリ4390は、処理回路4360によって実行可能な命令4395を含み、それにより、アプリケーション4320は、本明細書に開示される特徴、利益、および/または機能のうち1つもしくは複数を提供するように動作可能である。
仮想化環境4300は、商用オフザシェルフ(COTS)プロセッサ、専用の特定用途向け集積回路(ASIC)、あるいはデジタルもしくはアナログハードウェア構成要素または専用プロセッサを含む任意の他のタイプの処理回路であってもよい、1つもしくは複数のプロセッサのセットまたは処理回路4360を備える、汎用または専用のネットワークハードウェアデバイス4330を備える。各ハードウェアデバイスは、処理回路4360によって実行される命令4395またはソフトウェアを一時的に格納するための非永続的メモリであってもよい、メモリ4390-1を備えてもよい。各ハードウェアデバイスは、物理ネットワークインターフェース4380を含む、ネットワークインターフェースカードとしても知られる、1つまたは複数のネットワークインターフェースコントローラ(NIC)4370を備えてもよい。各ハードウェアデバイスはまた、処理回路4360によって実行可能なソフトウェア4395および/または命令が格納された非一時的、永続的、機械可読記憶媒体4390-2を含んでもよい。ソフトウェア4395は、1つもしくは複数の仮想化レイヤ4350(ハイパーバイザとも呼ばれる)をインスタンス化するためのソフトウェア、仮想マシン4340を実行するソフトウェア、ならびに本明細書に記載されるいくつかの実施形態に関連して記載される機能、特徴、および/または利益をソフトウェアが実行することを可能にするソフトウェアを含む、任意のタイプのソフトウェアを含んでもよい。
仮想マシン4340は、仮想処理、仮想メモリ、仮想ネットワーキング、またはインターフェース、および仮想ストレージを備え、対応する仮想化レイヤ4350またはハイパーバイザによって稼働されてもよい。仮想アプライアンス4320の事例の異なる実施形態が、仮想マシン4340の1つまたは複数で実現されてもよく、実現は異なるやり方で行われてもよい。
動作中、処理回路4360は、ソフトウェア4395を実行して、場合によっては仮想マシンモニタ(VMM)と呼ばれることがある、ハイパーバイザまたは仮想化レイヤ4350をインスタンス化する。仮想化レイヤ4350は、仮想マシン4340に対して、ネットワーキングハードウェアのように見える仮想動作プラットフォームを提示してもよい。
図17に示されるように、ハードウェア4330は、一般的なまたは特定の構成要素を有するスタンドアロンネットワークノードであってもよい。ハードウェア4330は、アンテナ43225を備えてもよく、仮想化を介していくつかの機能を実現してもよい。あるいは、ハードウェア4330は、多くのハードウェアノードが協働し、中でも特にアプリケーション4320のライフサイクル管理を監督する、管理およびオーケストレーション(MANO)43100を介して管理される、(例えば、データセンタまたは顧客構内機器(CPE)の場合などの)ハードウェアのより大きいクラスタの一部であってもよい。
ハードウェアの仮想化は、いくつかの文脈では、ネットワーク機能仮想化(NFV)と呼ばれる。NFVは、多くのネットワーク機器タイプを、データセンタに配置することができる業界標準の大容量サーバハードウェア、物理スイッチ、および物理記憶域、ならびに顧客構内機器上に集約するのに使用されてもよい。
NFVの文脈では、仮想マシン4340は、物理的な仮想化されていないマシン上で実行しているかのようにしてプログラムを稼働する、物理マシンのソフトウェア実現形態であってもよい。仮想マシン4340それぞれ、およびその仮想マシンを実行するハードウェア4330の部分は、その仮想マシン専用のハードウェアおよび/またはその仮想マシンが他の仮想マシン4340と共有するハードウェアである場合、別個の仮想ネットワーク要素(VNE)を構成する。
さらにNFVの文脈では、仮想ネットワーク機能(VNF)は、ハードウェアネットワーキングインフラストラクチャ4330の上の1つまたは複数の仮想マシン4340において稼働する特定のネットワーク機能をハンドリングすることを担い、図17のアプリケーション4320に対応する。
いくつかの実施形態では、1つもしくは複数の送信機43220と1つもしくは複数の受信機43210とをそれぞれ含む、1つまたは複数の無線ユニット43200は、1つまたは複数のアンテナ43225に結合されてもよい。無線ユニット43200は、1つまたは複数の適切なネットワークインターフェースを介してハードウェアノード4330と直接通信してもよく、無線アクセスノードまたは基地局など、仮想ノードに無線能力を提供するのに、仮想構成要素と組み合わせて使用されてもよい。
いくつかの実施形態では、ハードウェアノード4330と無線ユニット43200との間の通信に代替的に使用されてもよい制御システム43230を使用して、何らかのシグナリングを達成することができる。
図18は、いくつかの実施形態による、中間ネットワークを介してホストコンピュータに接続された通信ネットワークを示している。
図18を参照すると、一実施形態によれば、通信システムは、無線アクセスネットワークなどのアクセスネットワーク4411と、コアネットワーク4414とを備える、3GPPタイプセルラネットワークなどの通信ネットワーク4410を含む。アクセスネットワーク4411は、NB、eNB、gNB、または他のタイプの無線アクセスポイントなど、複数の基地局4412a、4412b、4412cを備え、各々が、対応するカバレッジエリア4413a、4413b、4413cを規定する。各基地局4412a、4412b、4412cは、有線接続または無線接続4415を通じてコアネットワーク4414に接続可能である。カバレッジエリア4413c内に位置する第1のUE 4491は、対応する基地局4412cに無線で接続するか、または対応する基地局4412cによってページングされるように設定される。カバレッジエリア4413a内の第2のUE 4492は、対応する基地局4412aに無線で接続可能である。この例では、複数のUE 4491、4492が示されているが、開示される実施形態は、1つのUEがカバレッジエリアに存在する状況、または1つのUEが対応する基地局4412に接続している状況に等しく適用可能である。
通信ネットワーク4410自体はホストコンピュータ4430に接続されており、ホストコンピュータ4430は、スタンドアロンサーバ、クラウド実装型サーバ、または分散サーバのハードウェアおよび/またはソフトウェアにおいて、あるいはサーバファームにおける処理リソースとして具現化されてもよい。ホストコンピュータ4430はサービスプロバイダの所有下または制御下にあってもよく、あるいはサービスプロバイダによって、またはサービスプロバイダの代わりに運用されてもよい。通信ネットワーク4410とホストコンピュータ4430との間の接続4421および4422は、コアネットワーク4414からホストコンピュータ4430まで直接延びてもよく、または任意選択の中間ネットワーク4420を介して延びてもよい。中間ネットワーク4420は、公衆ネットワーク、プライベートネットワーク、またはホストされたネットワークのうち1つ、または2つ以上の組合せであってもよく、中間ネットワーク4420が存在する場合、バックボーンネットワークまたはインターネットであってもよく、特に、中間ネットワーク4420は、2つ以上のサブネットワーク(図示なし)を備えてもよい。
図18の通信システムは全体として、接続されたUE 4491、4492とホストコンピュータ4430との間のコネクティビティを可能にする。コネクティビティは、オーバーザトップ(OTT:over-the-top)接続4450として説明されてもよい。ホストコンピュータ4430および接続されたUE 4491、4492は、アクセスネットワーク4411、コアネットワーク4414、任意の中間ネットワーク4420、および可能なさらなるインフラストラクチャ(図示なし)を媒介として使用して、OTT接続4450を介して、データおよび/またはシグナリングを通信するように設定される。OTT接続4450は、OTT接続4450が通っている関与する通信デバイスが、アップリンク通信およびダウンリンク通信のルーティングを認識しないという意味で透明であってもよい。例えば、基地局4412は、ホストコンピュータ4430から発生したデータが、接続されたUE 4491に転送(例えば、ハンドオーバ)される、着信ダウンリンク通信の過去のルーティングについて、知らされないことがあるかまたは知らされる必要がない。同様に、基地局4412は、UE 4491から発生してホストコンピュータ4430に向かう発信アップリンク通信の将来のルーティングに気づいている必要がない。
図19は、いくつかの実施形態による、部分無線接続を通じて基地局を介してユーザ機器と通信するホストコンピュータを示している。
次に、ここまでの段落で説明されたUE、基地局、およびホストコンピュータの一実施形態による例示的な実現形態について、図19を参照して以下に記載する。通信システム4500では、ホストコンピュータ4510は、通信システム4500の異なる通信デバイスのインターフェースとの有線または無線接続をセットアップし維持するように設定された、通信インターフェース4516を含むハードウェア4515を備える。ホストコンピュータ4510はさらに、記憶および/または処理能力を有してもよい処理回路4518を備える。特に、処理回路4518は、命令を実行するように適合された、1つもしくは複数のプログラム可能プロセッサ、特定用途向け集積回路、フィールドプログラマブルゲートアレイ、またはこれらの組合せ(図示なし)を備えてもよい。ホストコンピュータ4510はさらに、ホストコンピュータ4510に格納された、またはホストコンピュータ4510によってアクセス可能な、処理回路4518によって実行可能なソフトウェア4511を備える。ソフトウェア4511はホストアプリケーション4512を含む。ホストアプリケーション4512は、UE 4530およびホストコンピュータ4510で終端するOTT接続4550を介して接続する、UE 4530などのリモートユーザにサービスを提供するように動作可能であってもよい。リモートユーザにサービスを提供する際、ホストアプリケーション4512は、OTT接続4550を使用して送信されるユーザデータを提供してもよい。
通信システム4500はさらに、通信システム内に提供される基地局4520を含み、基地局4520は、基地局4520がホストコンピュータ4510およびUE 4530と通信できるようにするハードウェア4525を備える。ハードウェア4525は、通信システム4500の異なる通信デバイスのインターフェースとの有線接続または無線接続をセットアップし維持するための通信インターフェース4526、ならびに基地局4520によってサーブされるカバレッジエリア(図19には図示なし)内に位置するUE 4530との少なくとも無線接続4570をセットアップし維持するための無線インターフェース4527を含んでもよい。通信インターフェース4526は、ホストコンピュータ4510への接続4560を容易にするように設定されてもよい。接続4560は、直接であってもよく、あるいは通信システムのコアネットワーク(図19には図示なし)を通ってもよく、ならびに/または通信システムの外部にある1つもしくは複数の中間ネットワークを通ってもよい。図示される実施形態では、基地局4520のハードウェア4525はさらに、命令を実行するように適合された、1つもしくは複数のプログラム可能プロセッサ、特定用途向け集積回路、フィールドプログラマブルゲートアレイ、またはこれらの組合せ(図示なし)を備えてもよい、処理回路4528を含む。基地局4520はさらに、内部に格納された、または外部接続を介してアクセス可能なソフトウェア4521を含む。
通信システム4500はさらに、既に言及されたUE 4530を含む。そのハードウェア4535は、UE 4530が現在位置するカバレッジエリアにサーブしている基地局との無線接続4570をセットアップし維持するように設定された、無線インターフェース4537を含んでもよい。UE 4530のハードウェア4535は処理回路4538をさらに含み、処理回路4538は、命令を実行するように適合された、1つもしくは複数のプログラム可能プロセッサ、特定用途向け集積回路、フィールドプログラマブルゲートアレイ、またはこれらの組合せ(図示なし)を備えてもよい。UE 4530はさらに、UE 4530に格納された、またはUE 4530によってアクセス可能な、処理回路4538によって実行可能なソフトウェア4531を備える。ソフトウェア4531はクライアントアプリケーション4532を含む。クライアントアプリケーション4532は、ホストコンピュータ4510のサポートを伴って、UE 4530を介して人間または人間以外のユーザにサービスを提供するように動作可能であってもよい。ホストコンピュータ4510では、実行中のホストアプリケーション4512は、UE 4530およびホストコンピュータ4510で終端するOTT接続4550を介して、実行中のクライアントアプリケーション4532と通信してもよい。ユーザにサービスを提供する際、クライアントアプリケーション4532は、ホストアプリケーション4512から要求データを受信し、要求データに応答してユーザデータを提供してもよい。OTT接続4550は、要求データおよびユーザデータの両方を転送してもよい。クライアントアプリケーション4532は、ユーザと対話して、提供するユーザデータを生成してもよい。
図19に示されるホストコンピュータ4510、基地局4520、およびUE 4530はそれぞれ、図18のホストコンピュータ4430、基地局4412a、4412b、4412cのうち1つ、およびUE 4491、4492のうち1つと同様または同一であってもよいことに留意されたい。つまり、これらのエンティティの内部の働きは、図19に示されるようなものであってもよく、またそれとは別に、周囲のネットワークトポロジーは図18のものであってもよい。
図19では、OTT接続4550は、あらゆる仲介デバイスおよびこれらのデバイスを介したメッセージの正確なルーティングについて明示的に言及することなく、基地局4520を介したホストコンピュータ4510とUE 4530との間の通信を示すように抽象的に描かれている。ネットワークインフラストラクチャはルーティングを決定してもよく、ルーティングは、UE 4530から、もしくはホストコンピュータ4510を動作させるサービスプロバイダから、またはその両方から隠れるように設定されてもよい。OTT接続4550がアクティブである間、ネットワークインフラストラクチャはさらに、(例えば、負荷分散考察またはネットワークの再設定に基づいて)ネットワークインフラストラクチャが経路指定を動的に変更する決定を行ってもよい。
UE 4530と基地局4520との間の無線接続4570は、本開示の全体を通して記載される実施形態の教示に従う。様々な実施形態のうち1つまたは複数は、無線接続4570が最後のセグメントを形成するOTT接続4550を使用して、UE 4530に提供されるOTTサービスの性能を改善してもよい。より正確には、これらの実施形態の教示は、ランダムアクセス速度を改善し、ならびに/あるいはランダムアクセス障害レートを低減し、またそれによって、より速いおよび/またはより信頼できるランダムアクセスなどの利益を提供してもよい。
1つまたは複数の実施形態が改善するデータ転送速度、レイテンシ、および他の要因を監視する目的で、測定手順が提供されてもよい。さらに、測定結果の変動に応答して、ホストコンピュータ4510とUE 4530との間のOTT接続4550を再設定するための、任意選択のネットワーク機能が存在してもよい。OTT接続4550を再設定するための測定手順および/またはネットワーク機能は、ホストコンピュータ4510のソフトウェア4511およびハードウェア4515において、またはUE 4530のソフトウェア4531およびハードウェア4535において、またはその両方において実現されてもよい。実施形態では、センサ(図示なし)は、OTT接続4550が通っている通信デバイスに配備されるか、またはそれに関連してもよく、センサは、上記に例証されている監視された量の値を供給すること、または他の物理量の値であって、その値からソフトウェア4511、4531が監視された量を計算もしくは推定してもよい値を供給することによって、測定手順に関与してもよい。OTT接続4550の再設定は、メッセージフォーマット、再送信セッティング、好ましいルーティングなどを含んでもよく、再設定は、基地局4520に影響を及ぼす必要はなく、また基地局4520に知られていないかまたは知覚不能であってもよい。かかる手順および機能は、当技術分野において知られており実践されていることがある。ある特定の実施形態では、測定は、スループット、伝播時間、レイテンシなど、ホストコンピュータ4510の測定を容易にする独自のUEシグナリングを伴ってもよい。ソフトウェア4511および4531が、伝播時間、エラーなどを監視しながら、OTT接続4550を使用してメッセージを、特に空のメッセージまたは「ダミー」メッセージを送信させるという点において、測定が実現されてもよい。
図20は、いくつかの実施形態による、ホストコンピュータと、基地局と、ユーザ機器とを含む通信システムにおいて実現される方法を示している。
図20は、一実施形態による、通信システムにおいて実現される方法を示すフローチャートである。通信システムは、図18および図19を参照して記載したものであってもよい、ホストコンピュータ、基地局、およびUEを含む。本開示を単純にするため、図20に対する図面参照のみがこのセクションに含まれる。ステップ4610で、ホストコンピュータはユーザデータを提供する。ステップ4610の(任意選択であってもよい)サブステップ4611で、ホストコンピュータは、ホストアプリケーションを実行することによってユーザデータを提供する。ステップ4620で、ホストコンピュータは、ユーザデータをUEに伝達する送信を開始する。(任意選択であってもよい)ステップ4630で、基地局は、本開示の全体を通して記載される実施形態の教示に従って、ホストコンピュータが開始した送信において伝達されたユーザデータをUEに送信する。(やはり任意選択であってもよい)ステップ4640で、UEは、ホストコンピュータによって実行されたホストアプリケーションと関連付けられたクライアントアプリケーションを実行する。
図21は、いくつかの実施形態による、ホストコンピュータと、基地局と、ユーザ機器とを含む通信システムにおいて実現される方法を示している。
図21は、一実施形態による、通信システムにおいて実現される方法を示すフローチャートである。通信システムは、図18および図19を参照して記載したものであってもよい、ホストコンピュータ、基地局、およびUEを含む。本開示を単純にするため、図21に対する図面参照のみがこのセクションに含まれる。方法のステップ4710で、ホストコンピュータはユーザデータを提供する。任意選択のサブステップ(図示せず)で、ホストコンピュータは、ホストアプリケーションを実行することによってユーザデータを提供する。ステップ4720で、ホストコンピュータは、ユーザデータをUEに伝達する送信を開始する。送信は、本開示の全体を通して記載される実施形態の教示に従って、基地局を介して通ってもよい。(任意選択であってもよい)ステップ4730で、UEは送信において伝達されたユーザデータを受信する。
図22は、いくつかの実施形態による、ホストコンピュータと、基地局と、ユーザ機器とを含む通信システムにおいて実現される方法を示している。
図22は、一実施形態による、通信システムにおいて実現される方法を示すフローチャートである。通信システムは、図18および図19を参照して記載したものであってもよい、ホストコンピュータ、基地局、およびUEを含む。本開示を単純にするため、図22に対する図面参照のみがこのセクションに含まれる。(任意選択であってもよい)ステップ4810で、UEは、ホストコンピュータによって提供された入力データを受信する。加えてまたは代わりに、ステップ4820で、UEはユーザデータを提供する。ステップ4820の(任意選択であってもよい)サブステップ4821で、UEは、クライアントアプリケーションを実行することによってユーザデータを提供する。ステップ4810の(任意選択であってもよい)サブステップ4811で、UEは、ホストコンピュータによって提供される受信された入力データに応答してユーザデータを提供する、クライアントアプリケーションを実行する。ユーザデータを提供する際、実行されたクライアントアプリケーションはさらに、ユーザから受信したユーザ入力を考慮することができる。ユーザデータが提供された特定の手法にかかわらず、UEは、(任意選択であってもよい)サブステップ4830で、ホストコンピュータへのユーザデータの送信を開始する。方法のステップ4840で、ホストコンピュータは、本開示の全体を通して記載される実施形態の教示に従って、UEから送信されたユーザデータを受信する。
図23は、いくつかの実施形態による、ホストコンピュータと、基地局と、ユーザ機器とを含む通信システムにおいて実現される方法を示している。
図23は、一実施形態による、通信システムにおいて実現される方法を示すフローチャートである。通信システムは、図18および図19を参照して記載したものであってもよい、ホストコンピュータ、基地局、およびUEを含む。本開示を単純にするため、図23に対する図面参照のみがこのセクションに含まれる。(任意選択であってもよい)ステップ4910で、本開示の全体を通して記載される実施形態の教示に従って、基地局はUEからユーザデータを受信する。(任意選択であってもよい)ステップ4920で、基地局は、受信されたユーザデータのホストコンピュータへの送信を開始する。(任意選択であってもよい)ステップ4930で、ホストコンピュータは、基地局によって開始された送信において伝達されたユーザデータを受信する。
本明細書に開示される任意の適切なステップ、方法、特徴、機能、または利益は、1つまたは複数の仮想装置の1つまたは複数の機能ユニットまたはモジュールを通して実施されてもよい。各仮想装置は、いくつかのこれらの機能ユニットを備えてもよい。これらの機能ユニットは、1つまたは複数のマイクロプロセッサまたはマイクロコントローラを含んでもよい処理回路、ならびにデジタル信号プロセッサ(DSP)、専用デジタル論理などを含んでもよい他のデジタルハードウェアを介して実現されてもよい。処理回路は、読出し専用メモリ(ROM)、ランダムアクセスメモリ(RAM)、キャッシュメモリ、フラッシュメモリデバイス、光学記憶デバイスなど、1つまたはいくつかのタイプのメモリを含んでもよい、メモリに格納されたプログラムコードを実行するように設定されてもよい。メモリに格納されたプログラムコードは、1つもしくは複数の通信および/またはデータ通信プロトコルを実行するためのプログラム命令、ならびに本明細書に記載する技術の1つまたは複数を実施するための命令を含む。いくつかの実現形態では、処理回路は、本開示の1つまたは複数の実施形態による対応する機能を、それぞれの機能ユニットに実施させるのに使用されてもよい。
ユニットという用語は、エレクトロニクス、電気デバイス、および/または電子デバイスの分野における従来の意味を有してもよく、また例えば、本明細書に記載するものなど、それぞれのタスク、手順、算出、出力、および/または表示機能を実施するための、電気および/または電子回路、デバイス、モジュール、プロセッサ、メモリ、論理固体、および/または個別デバイス、コンピュータプログラムもしくは命令などを含んでもよい。
さらなる規定および実施形態が以下で説明される。
本発明概念の様々な実施形態の上述の記載において、本明細書で使用される専門用語は、具体的な実施形態を説明するためのものにすぎず、本発明概念を限定するものではないことを理解されたい。別段の規定がない限り、本明細書で使用されるすべての用語(技術用語および科学用語を含む)は、本発明概念が属する技術の当業者によって通常理解されるものと同じ意味を有する。通常使用される辞書において規定される用語など、用語は、本明細書および関連技術の文脈におけるそれらの用語の意味に従う意味を有するものとして解釈されるべきであり、明確にそのように本明細書で規定されない限り、理想的なまたは過度に形式的な意味において解釈されないことがさらに理解されよう。
ある要素が、別の要素に「接続された」、「結合された」、「応答する」、またはそれらの変形であるものと言及された場合、その要素は、別の要素に直接接続されるか、結合されるか、または応答することができ、あるいは介在する要素が存在してもよい。対照的に、ある要素が、別の要素に「直接接続された」、「直接結合された」、「直接応答する」、またはそれらの変形であるものと言及された場合、介在する要素は存在しない。同様の番号は全体を通して同様の要素を指す。さらに、本明細書で使用される、「結合された」、「接続された」、「応答する」、またはそれらの変形は、無線で結合された、無線で接続された、または無線で応答する、を含んでもよい。本明細書で使用するとき、単数形「a」、「an」、および「the」は、文脈による別段の明示がない限り、複数形も含むものとする。簡潔および/または明解にするため、よく知られている機能または構造は詳細に記載されないことがある。「および/または」(「/」と略される)という用語は、関連するリストされた項目のうち1つまたは複数の任意のあらゆるすべての組合せを含む。
様々な要素/動作を記載するのに、第1の、第2の、第3の、などの用語が本明細書で使用されることがあるが、これらの要素/動作はこれらの用語によって限定されるべきでないことが理解されよう。これらの用語は、ある要素/動作を別の要素/動作と区別するためにのみ使用される。したがって、本発明概念の教示から逸脱することなく、いくつかの実施形態における第1の要素/動作が、他の実施形態において第2の要素/動作と呼ばれる場合がある。同じ参照番号または同じ参照符号は、本明細書全体にわたって同じまたは同様の要素を示す。
本明細書で使用するとき、「備える、含む(comprise)」、「備える、含む(comprising)」、「備える、含む(comprises)」、「含む(include)」、「含む(including)」、「含む(includes)」、「有する(have)」、「有する(has)」、「有する(having)」という用語、またはそれらの変形態は、オープンエンドであり、1つまたは複数の述べられた特徴、完全体、要素、ステップ、構成要素、または機能を含むが、1つもしくは複数の他の特徴、完全体、要素、ステップ、構成要素、機能、またはそれらのグループの存在または追加を排除しない。さらに、本明細書で使用するとき、「例えば(exempli gratia)」というラテン語句に由来する「例えば(e.g.)」という通例の略語は、前述の項目の一般的な1つもしくは複数の例を紹介するかまたは具体的に挙げるために使用されることがあり、かかる項目を限定するものではない。「即ち(id est)」というラテン語句に由来する「即ち(i.e.)」という通例の略語は、より一般的な具陳から特定の項目を具体的に挙げるために使用されることがある。
例示的な実施形態が、コンピュータ実装方法、装置(システムおよび/またはデバイス)および/またはコンピュータプログラム製品のブロック図および/またはフローチャート図を参照して本明細書で記載される。ブロック図および/またはフローチャート図のブロック、ならびにブロック図および/またはフローチャート図におけるブロックの組合せは、1つまたは複数のコンピュータ回路によって実施されるコンピュータプログラム命令によって実現され得ることが理解される。これらのコンピュータプログラム命令は、汎用コンピュータ回路、専用コンピュータ回路、および/またはマシンを作り出すための他のプログラマブルデータ処理回路のプロセッサ回路に提供されてもよく、したがって、コンピュータおよび/または他のプログラマブルデータ処理装置のプロセッサを介して実行する命令は、ブロック図および/またはフローチャートの1つもしくは複数のブロックにおいて指定された機能/行為を実現するため、またそれにより、ブロック図および/またはフローチャートの(1つもしくは複数の)ブロックにおいて指定された機能/行為を実現するための手段(機能)および/または構造を作成するため、トランジスタ、メモリロケーションに格納された値、およびかかる回路内の他のハードウェア構成要素を変換し制御する。
これらのコンピュータプログラム命令はまた、コンピュータまたは他のプログラマブルデータ処理装置に特定の様式で機能するように指示することができる、有形コンピュータ可読媒体に格納されてもよく、したがって、コンピュータ可読媒体に格納された命令は、ブロック図および/またはフローチャートの1つもしくは複数のブロックにおいて指定された機能/行為を実現する命令を含む製造品を作り出す。したがって、本発明概念の実施形態は、ハードウェアの形で、ならびに/あるいは「回路」、「モジュール」またはそれらの変形と総称して呼ばれることがある、デジタル信号プロセッサなどのプロセッサ上で稼働する(ファームウェア、常駐ソフトウェア、マイクロコードなどを含む)ソフトウェアの形で具現化されてもよい。
また、いくつかの代替実現形態では、ブロック中で言及される機能/行為は、フローチャート中で言及される以外の順序で行われてもよいことに留意されたい。例えば、連続して図示された2つのブロックが、関連する機能/動作に応じて、実際には実質的に並行して実行されてもよく、または場合によってはブロックは逆順で実行されてもよい。さらに、フローチャートおよび/またはブロック図の所与のブロックの機能が、複数のブロックに分離されてもよく、ならびに/あるいはフローチャートおよび/またはブロック図の2つまたはそれ以上のブロックの機能が、少なくとも部分的に統合されてもよい。最後に、他のブロックが、例示されているブロックの間に追加/挿入されてもよく、ならびに/あるいは発明概念の範囲から逸脱することなく、ブロック/動作が省略されてもよい。さらに、図のうちいくつかは、通信の主要な方向を示すために通信経路上に矢印を含むが、通信は、図示された矢印とは反対方向で行われてもよいことを理解されたい。
本発明概念の原理から実質的に逸脱することなく、実施形態に対して多くの変形および修正を行うことができる。すべてのかかる変形および修正は、本発明概念の範囲内で本明細書に含まれるものとする。したがって、上記で開示された主題は、例示であり、限定するものではないとみなされるべきであり、実施形態の例は、本発明概念の趣旨および範囲内にある、すべてのかかる修正、拡張、および他の実施形態をカバーするものとする。したがって、法によって最大限に許容される限りにおいて、本発明概念の範囲は、実施形態およびそれらの等価物の例を含む、本開示の最も広い許容可能な解釈によって決定されるべきであり、上記の詳細な説明によって制限または限定されるべきでない。

Claims (47)

  1. 無線デバイスのホームネットワーク内のネットワーク機能に、前記無線デバイスがローミングしている訪問先ネットワーク内のネットワークリレーディスカバリのためのディスカバリキーを取得するキー要求を送信すること(1002)と、
    前記無線デバイスの前記ホームネットワーク内の前記ネットワーク機能から、前記訪問先ネットワーク内のネットワークリレーディスカバリのための前記ディスカバリキーを含むキー応答を受信すること(1004)と、
    前記ディスカバリキーを使用して前記訪問先ネットワーク内のネットワークリレーとの通信を保護すること(1006)と
    を含む、無線デバイスを動作させる方法。
  2. 前記ネットワーク機能が、前記無線デバイスの前記ホームネットワークにおける直接ディスカバリネーム管理機能(DDNMF)を含む、請求項1に記載の方法。
  3. 前記キー要求が、ディスカバリキーが求められるネットワークのリストを含み、前記キー応答が、ディスカバリキーが提供されるネットワークのリストおよびそれらに関連するディスカバリキーを含む、請求項1に記載の方法。
  4. ネットワークディスカバリが求められる前記ネットワークのリスト、およびディスカバリサービスが提供される前記ネットワークのリストが、公衆地上移動体無線(PLMN)識別情報のリストを含む、請求項3に記載の方法。
  5. 前記キー要求が、ネットワークリレーディスカバリが求められるコネクティビティサービスを識別するリレーサービスコードを含む、請求項1から4のいずれか一項に記載の方法。
  6. 前記キー要求が、ネットワークリレーディスカバリが求められるアプリケーションを識別する近傍サービス(ProSe)アプリケーション識別子を含む、請求項1から5のいずれか一項に記載の方法。
  7. 前記キー応答がリレーサービスコードを含む、請求項1から6のいずれか一項に記載の方法。
  8. 前記キー応答がProSeアプリケーション識別情報を含む、請求項1から7のいずれか一項に記載の方法。
  9. 前記訪問先ネットワークが前記無線デバイスの前記ホームネットワークと同じである、請求項1から8のいずれか一項に記載の方法。
  10. 前記キー要求および前記キー応答がそれぞれ前記無線デバイスの識別情報を含む、請求項1から9のいずれか一項に記載の方法。
  11. 無線デバイス(300)であって、
    処理回路(303)と、
    前記処理回路に結合されたメモリ(305)であって、前記処理回路によって実行されたとき、前記無線デバイスに、請求項1から10のいずれか一項に記載の動作を実施させる命令を含む、メモリ(305)と
    を備える、無線デバイス(300)。
  12. 請求項1から10のいずれか一項に従って実施するように適合された、無線デバイス(300)。
  13. 無線デバイス(300)の処理回路(303)によって実行されるべきプログラムコードを備えるコンピュータプログラムであって、それにより、前記プログラムコードを実行することによって、前記無線デバイス(300)に請求項1から10のいずれか一項に記載の動作を実施させる、コンピュータプログラム。
  14. 無線デバイス(300)の処理回路(303)によって実行されるべきプログラムコードを含む非一時的記憶媒体を備えるコンピュータプログラム製品であって、それにより、前記プログラムコードを実行することによって、前記無線デバイス(300)に請求項1から10のいずれか一項に記載の動作を実施させる、コンピュータプログラム製品。
  15. ネットワークリレーを動作させる方法であって、
    前記ネットワークリレーのホームネットワーク内のネットワーク機能に、ネットワークリレーディスカバリのためのディスカバリキーを取得するキー要求を送信すること(1102)と、
    前記ネットワークリレーの前記ホームネットワーク内の前記ネットワーク機能から、ネットワークリレーディスカバリのための前記ディスカバリキーを含むキー応答を受信すること(1104)と、
    前記ディスカバリキーを使用して、リモート無線デバイスとの通信を保護すること(1106)と
    を含む、方法。
  16. 前記ネットワーク機能が、前記ネットワークリレーの前記ホームネットワークにおける直接ディスカバリネーム管理機能(DDNMF)を含む、請求項15に記載の方法。
  17. 前記キー要求が、ネットワークディスカバリキーが求められるネットワークのリストを含み、前記キー応答が、ディスカバリキーが提供されるネットワークのリストおよびそれらに関連するディスカバリキーを含む、請求項15に記載の方法。
  18. ネットワークディスカバリが求められる前記ネットワークのリスト、およびディスカバリサービスが提供される前記ネットワークのリストが、公衆地上移動体無線(PLMN)識別情報のリストを含む、請求項17に記載の方法。
  19. 前記キー要求が、ネットワークリレーディスカバリが求められるコネクティビティサービスを識別するリレーサービスコードを含む、請求項15から18のいずれか一項に記載の方法。
  20. 前記キー要求が、ネットワークリレーディスカバリが求められるアプリケーションを識別する近傍サービス(ProSe)アプリケーション識別子を含む、請求項15から19のいずれか一項に記載の方法。
  21. 前記キー応答がリレーサービスコードを含む、請求項15から20のいずれか一項に記載の方法。
  22. 前記キー応答がProSeアプリケーション識別情報を含む、請求項15から21のいずれか一項に記載の方法。
  23. 前記キー要求および前記キー応答がそれぞれ前記ネットワークリレーの識別情報を含む、請求項15から22のいずれか一項に記載の方法。
  24. ネットワークリレー(300)であって
    処理回路(303)と、
    前記処理回路に結合されたメモリ(305)であって、前記処理回路によって実行されたとき、前記ネットワークリレーに、請求項15から23のいずれか一項に記載の動作を実施させる命令を含む、メモリ(305)と
    を備える、ネットワークリレー(300)。
  25. 請求項15から23のいずれか一項に従って実施するように適合された、ネットワークリレー(300)。
  26. ネットワークリレー(300)の処理回路(303)によって実行されるべきプログラムコードを備えるコンピュータプログラムであって、それにより、前記プログラムコードを実行することによって、前記ネットワークリレー(300)に請求項15から23のいずれか一項に記載の動作を実施させる、コンピュータプログラム。
  27. ネットワークリレー(300)の処理回路(303)によって実行されるべきプログラムコードを含む非一時的記憶媒体を備えるコンピュータプログラム製品であって、それにより、前記プログラムコードを実行することによって、前記ネットワークリレー(300)に請求項15から23のいずれか一項に記載の動作を実施させる、コンピュータプログラム製品。
  28. 第2の無線通信システムを訪問している無線デバイスから、前記第2の無線通信システム内のネットワークリレーディスカバリのためのディスカバリキーを取得するキー要求を受信すること(1202)と、
    前記ディスカバリキーのために前記第2の無線通信システム内の第2のネットワーク機能にキー要求を送信すること(1204)と、
    前記ディスカバリキーを前記第2のネットワーク機能から受信すること(1206)と、
    前記ディスカバリキーを含むキー応答を生成すること(1208)と、
    前記キー応答を前記無線デバイスに送信すること(1210)と
    を含む、第1の無線通信システムの第1のネットワーク機能を動作させる方法。
  29. 前記第1のネットワーク機能が、前記第1の無線通信システムにおける直接ディスカバリネーム管理機能(DDNMF)を含む、請求項28に記載の方法。
  30. 前記第2のネットワーク機能が、第2の無線通信システムにおけるDDNMFを含む、請求項28または29に記載の方法。
  31. 第1の無線通信システムの第1のネットワーク機能から、第2の無線通信システムを訪問している無線デバイスによる、ネットワークリレーディスカバリのためのディスカバリキーを取得するキー要求を受信すること(1302)と、
    前記ディスカバリキーを取得すること(1304)と、
    前記ディスカバリキーを含むキー応答を生成すること(1306)と、
    前記キー応答を前記第1のネットワーク機能に送信すること(1308)と
    を含む、第2の無線通信システムの第2のネットワーク機能を動作させる方法。
  32. 前記ディスカバリキーを取得することが、前記第2のネットワーク機能において前記ディスカバリキーを生成することを含む、請求項31に記載の方法。
  33. 前記ディスカバリキーを取得することが、前記第2の無線通信システムのアプリケーション機能から前記ディスカバリキーを取得することを含む、請求項31に記載の方法。
  34. 前記第1のネットワーク機能が、前記第1の無線通信システムにおける直接ディスカバリネーム管理機能(DDNMF)を含む、請求項33に記載の方法。
  35. 前記第2のネットワーク機能が、第2の無線通信システムにおけるDDNMFを含む、請求項33または34に記載の方法。
  36. 第2の無線通信システムを訪問しているネットワークリレーから、前記第2の無線通信システム内のネットワークリレーディスカバリのためのディスカバリキーを取得するキー要求を受信すること(1402)と、
    前記ディスカバリキーを取得すること(1404)と、
    前記ディスカバリキーを含むキー応答を生成すること(1406)と、
    前記キー応答を前記ネットワークリレーに送信すること(1408)と
    を含む、無線通信システムのネットワーク機能を動作させる方法。
  37. 前記ディスカバリキーを取得することが、前記ネットワーク機能において前記ディスカバリキーを生成することを含む、請求項36に記載の方法。
  38. 前記ディスカバリキーを取得することが、前記無線通信システムのアプリケーション機能から前記ディスカバリキーを取得することを含む、請求項36に記載の方法。
  39. 前記キー要求が、ネットワークリレーディスカバリが求められるコネクティビティサービスを識別するリレーサービスコードを含む、請求項28から38のいずれか一項に記載の方法。
  40. 前記キー要求が、ネットワークリレーディスカバリが求められるアプリケーションを識別する近傍サービス(ProSe)アプリケーション識別子を含む、請求項28から39のいずれか一項に記載の方法。
  41. 前記キー応答がリレーサービスコードを含む、請求項28から40のいずれか一項に記載の方法。
  42. 前記キー応答がProSeアプリケーション識別情報を含む、請求項28から41のいずれか一項に記載の方法。
  43. 前記キー要求および前記キー応答がそれぞれ前記無線デバイスの識別情報を含む、請求項28から42のいずれか一項に記載の方法。
  44. コアネットワークノード(500)であって、
    処理回路(503)と、
    前記処理回路に結合されたメモリ(505)であって、前記処理回路によって実行されたとき、前記コアネットワークノードに、請求項28から43のいずれか一項に記載の動作を実施させる命令を含む、メモリ(505)と
    を備える、コアネットワークノード(500)。
  45. 請求項28から43のいずれか一項に従って実施するように適合された、コアネットワークノード(500)。
  46. コアネットワークノード(500)の処理回路(503)によって実行されるべきプログラムコードを備えるコンピュータプログラムであって、それにより、前記プログラムコードを実行することによって、前記コアネットワークノード(500)に請求項28から43のいずれか一項に記載の動作を実施させる、コンピュータプログラム。
  47. コアネットワークノード(500)の処理回路(503)によって実行されるべきプログラムコードを含む非一時的記憶媒体を備えるコンピュータプログラム製品であって、それにより、前記プログラムコードを実行することによって、前記コアネットワークノード(500)に請求項28から43のいずれか一項に記載の動作を実施させる、コンピュータプログラム製品。
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