JP2024502372A - バッファ状態レポートの方法、バッファ状態レポートの構成方法及び装置 - Google Patents

バッファ状態レポートの方法、バッファ状態レポートの構成方法及び装置 Download PDF

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Abstract

バッファ状態レポートの方法、バッファ状態レポートの構成方法及び装置を提供する。該方法はIABノードに適用され、該方法は、バッファ状態レポートMAC CE(BSR MAC CE)を生成するステップであって、該バッファ状態レポートMAC CEは、送信すべきデータを有する全ての論理チャネルグループの情報と、少なくとも1つのバッファサイズ情報とを含み、該論理チャネルグループの最大可能個数は8よりも大きい、ステップと、該バッファ状態レポートMAC CEを送信するステップと、を含む。【選択図】図5

Description

本発明は、通信分野に関する。
アクセスバックホール統合(Integrated access and backhaul:IAB)技術により、5G RANは無線中継をサポートする。アクセスバックホール統合ノード(IABノード、IAB-node)は、新しい無線(new radio:NR)を介するアクセス及びバックホールをサポートする。NRバックホールのネットワーク側の終点は、IABドナー(IAB-donor)と称され、IAB機能をサポートするネットワーク装置(例えばgNB)を表す。バックホールは、シングルホップ又はマルチホップを介して発生してもよい。
図1は、IABの全体的なアーキテクチャの1つの概略図である。図1に示すように、該IABの全体的なアーキテクチャは、デュプレックス(SA)モードを使用する。図2は、IABの全体的なアーキテクチャのもう1つの概略図である。図2に示すように、該IABの全体的なアーキテクチャは、デュアルコネクティビティ(EN-DC)モードを使用する。デュアルコネクティビティモードでは、IABノードはE-UTRAを介してMeNBに接続され、IABドナーはSgNBとしてX2-Cを終了させる。
IAB-nodeは、gNB-DU(distributed unit:分散ユニット)の機能をサポートする。IAB-node DUはIAB-DUとも称され、IAB-DUは、端末装置(UE)と次のホップのIAB-nodeへの新しい無線アクセス(NR access)インターフェースの終点であり、IAB-donorでのgNB-CU(central unit:集中ユニット)へのF1プロトコルの終点である。
gNB-DU機能に加えて、IAB-nodeは、IAB-MTと称されるUEの機能の一部をサポートする。IAB-MTは、例えば、他のIAB-node又はIAB-donorのgNB-DUに接続すること、IAB-donorでのgNB-CUに連続すること、及びコアネットワークに連続することを実現するための物理層、レイヤ2、RRC及びNAS機能を含む。
IAB-nodeは、gNB-DU(Distributed unit:分散ユニット)の機能、即ち、IAB-DUをサポートする。IAB-DUは、端末装置と次のホップのIABノードへのNR無線アクセスインターフェースの終点であり、IABドナーでのgNB-CU機能へのF1プロトコルの終点である。また、IABノードは、端末装置機能(UE機能)の1つのサブセット、即ち、IAB-MTをサポートする。IAB-MTは、例えば、他のIABノード又はIABドナーのgNB-DUに接続すること、IABドナーでのgNB-CU(Centralized Unit:集中ユニット)に連続すること、及びコアネットワークに連続することを実現するための物理層、レイヤ2(L2)、RRC(Radio Resource Control:無線リソース制御)及びNAS(Non-Access-Stratum:非アクセス層)機能を含む。
IABノードは、シングルホップ又はマルチホップを介して1つのIABドナーに接続される。トポロジにおいて、IABドナーは、根ノードであり、IABノードのIAB-DUインターフェースでの隣接ノードは、該IABノードの子ノード(descendant node)、即ち、子IABノード(descendant IAB-node)と称され、IAB-MTインターフェースでの隣接ノードは、親ノード(parent node)、即ち、親IABノード(parent IAB-node)と称される。
なお、背景技術に関する上記の説明は、単なる本発明の構成をより明確、完全に説明するためのものであり、当業者を理解させるために説明するものである。これらの構成が本発明の背景技術の部分に説明されているから当業者にとって周知の技術であると解釈してはならない。
NRのRelease 15及びRelease 16(Release 16 IABを含む)では、TS 38.321の第5.4.5節にバッファ状態レポート(Buffer Status Report:BSR)手順が記述されている。BSR手順は、MACエンティティ内のアップリンクデータ量に関する情報をサービングgNBに提供するために使用される。各論理チャネルは、論理チャネルグループ(logical channel group:LCG)に割り当てることができ、Release 15及びRelease 16では、LCGの最大個数は8である。
特定の条件において、UEのMACエンティティは、レギュラーBSR(regular BSR)、又はパディングBSR(padding BSR)、又は周期的BSR(periodic BSR)をトリガすることができる。
異なるタイプのBSRについて、異なる条件で、異なるBSR、例えばロングBSR(Long BSR)、ショートBSR(Short BSR)、ショート短縮BSR(Short Truncated BSR)及びロング短縮BSR(Long Truncated BSR)を報告する。
例えば、BSRの報告について、TS 38.321の第5.4.5節に次のように規定されている。
Figure 2024502372000002

また、BSRは、一般にバッファ状態レポートMAC CEを介して報告され、例えば、TS 38.321の第6.1.3.1にはバッファ状態レポートMAC CE(Buffer Status Report MAC CEs)のフォーマットがさらに規定されている。
図3は、従来のショートBSR MAC CE及びショート短縮BSR MAC CEのフォーマットの1つの概略図である。図4は、従来のロングBSR MAC CE、ロング短縮BSR MAC CE及びプリエンプティブ(Pre-emptive)BSR MAC CEのフォーマットの1つの概略図である。
図3に示すように、ショートBSR MAC CE及びショート短縮BSR MAC CEの長さは1バイトであり、LCG識別子(LCG ID)フィールド及びバッファサイズ(Buffer Size)フィールドにより該1バイトを構成する。LCG IDフィールドは、バッファ状態レポートにより報告されている論理チャネルグループを識別するために使用され、LCG IDフィールドの長さは3ビット(bits)である。Buffer Sizeフィールドは、該論理チャネルグループの全ての論理チャネルの送信すべきデータの総量を表し、データ量はバイト数で示され、Buffer Sizeフィールドの長さは5ビットである。
図4に示すように、バッファ状態レポートにより報告された論理チャネルグループの最大個数は8であり、8つのLCGiフィールドは1バイトを構成し、各LCGiフィールドの長さは1ビットであり、iは0~7である。
ロングBSRフォーマット及びpre-emptive BSRフォーマットの場合、LCGiフィールドは、論理チャネルグループiについてBuffer Sizeフィールドが存在するか否かを示す。LCGiフィールドが1に設定される場合、論理チャネルグループiについてのBuffer Sizeフィールドが報告されたことを示し、LCGiフィールドが0に設定される場合、論理チャネルグループiについてのBuffer Sizeフィールドが報告されないことを示す。
ロング短縮BSRフォーマットの場合、LCGiフィールドは、論理チャネルグループiに送信すべきデータ(data available)があるか否かを示す。LCGiフィールドが1に設定される場合、論理チャネルグループiに送信すべきデータがあることを示し、LCGiフィールドが0に設定される場合、論理チャネルグループiに送信すべきデータがないことを示す。
Buffer Sizeフィールドは、MAC PDUが構築された後、1つの論理チャネルグループの全ての論理チャネルの送信すべきデータの総量を識別するために使用され、データ量はバイト数により示される。ショートBSRフォーマット及びショート短縮BSRフォーマットの場合、Buffer Sizeフィールドの長さは5ビットである。ロングBSRフォーマット及びロング短縮BSRフォーマットの場合、Buffer Sizeフィールドの長さは8ビットである。
本発明の発明者の発見により、R17 IABでは、遅延時間を減少させるために、異なる遅延時間要件を有する論理チャネルが異なる論理チャネルグループに対応できるように、IAB-MTについてのLCGの数を増加させ、即ち、8よりも大きいLCGにする。一方、従来技術におけるBSRの報告フォーマットの判断及びMAC CEフォーマットは最大で8個のLCGしかサポートしておらず、それよりも多いLCGの最大個数をサポートできない。従って、従来技術では、8個よりも多いLCGの最大個数のBSRに対する報告メカニズムが欠けていた。
上記の問題のうちの1つ又は複数の問題を解決するために、本発明の実施例は、バッファ状態レポートの方法、バッファ状態レポートの構成方法及び装置を提供する。
本発明の実施例の第1の態様では、IABノード(IAB-node)に適用される、バッファ状態レポートの装置であって、バッファ状態レポートMAC CE(BSR MAC CE)を生成する第1の生成部であって、前記バッファ状態レポートMAC CEは、送信すべきデータを有する全ての論理チャネルグループの情報と、少なくとも1つのバッファサイズ情報とを含み、前記論理チャネルグループの最大可能個数は8よりも大きい、第1の生成部と、前記バッファ状態レポートMAC CEを送信する第1の送信部と、を含む、装置を提供する。
本発明の実施例の第2の態様では、IABノードに適用される、バッファ状態レポートの装置であって、送信すべきデータを有する論理チャネルグループの数が1つを超えない場合、ショートバッファ状態レポートMAC CEを生成する第2の生成部であって、前記ショートバッファ状態レポートMAC CEは、論理チャネルグループの情報と、バッファサイズ情報とを含み、前記ショートバッファ状態レポートMAC CEの長さは2バイトである、第2の生成部と、前記ショートバッファ状態レポートMAC CEを送信する第2の送信部と、を含む、装置を提供する。
本発明の実施例の第3の態様では、IABノードに適用される、バッファ状態レポートの装置であって、送信すべきデータを有する論理チャネルグループの数がN個を超えない場合、ショートバッファ状態レポートMAC CE(BSR MAC CE)を生成する第3の生成部であって、前記ショートバッファ状態レポートMAC CEは、N個の論理チャネルグループの情報と、少なくとも1つのバッファサイズ情報とを含み、Nは2以上の整数である、第3の生成部と、前記ショートバッファ状態レポートMAC CEを送信する第3の送信部と、を含む、装置を提供する。
本発明の実施例の第4の態様では、IABドナー(IAB-donor)に適用される、バッファ状態レポートの構成装置であって、IABノードにバッファ状態レポートのための構成情報を送信する送信部、を含み、前記構成情報は、構成された論理チャネルグループID、構成された論理チャネル(LCH)の数、構成されたBH LCH ID、拡張されたLCG範囲を使用するか否かを構成すること、及びバッファ状態レポートMAC CEの新しいフォーマットを使用するか否かを構成することのうちの少なくとも1つを含む、装置を提供する。
本発明の実施例の第5の態様では、本発明の実施例の第1の態様乃至第4の態様の何れかに記載の装置を含む、ネットワーク装置を提供する。
本発明の実施例の第6の態様では、第1のネットワーク装置と、第2のネットワーク装置と、端末装置とを含む通信システムであって、前記第1のネットワーク装置は、本発明の実施例の第1の態様乃至第3の態様の何れかに記載の装置を含み、前記第2のネットワーク装置は、本発明の実施例の第4の態様に記載の装置を含む、通信システムを提供する。
本発明の実施例の第7の態様では、IABノードに適用される、バッファ状態レポートの方法であって、バッファ状態レポートMAC CE(BSR MAC CE)を生成するステップであって、前記バッファ状態レポートMAC CEは、送信すべきデータを有する全ての論理チャネルグループの情報と、少なくとも1つのバッファサイズ情報とを含み、前記論理チャネルグループの最大可能個数は8よりも大きい、ステップと、前記バッファ状態レポートMAC CEを送信するステップと、を含む、方法を提供する。
本発明の実施例の第8の態様では、IABノードに適用される、バッファ状態レポートの方法であって、送信すべきデータを有する論理チャネルグループの数が1つを超えない場合、ショートバッファ状態レポートMAC CEを生成するステップであって、前記ショートバッファ状態レポートMAC CEは、論理チャネルグループの情報と、バッファサイズ情報とを含み、前記ショートバッファ状態レポートMAC CEの長さは2バイトである、ステップと、前記ショートバッファ状態レポートMAC CEを送信するステップと、を含む、方法を提供する。
本発明の実施例の第9の態様では、IABノードに適用される、バッファ状態レポートの方法であって、送信すべきデータを有する論理チャネルグループの数がN個を超えない場合、ショートバッファ状態レポートMAC CE(BSR MAC CE)を生成するステップであって、前記ショートバッファ状態レポートMAC CEは、N個の論理チャネルグループの情報と、少なくとも1つのバッファサイズ情報とを含み、Nは2以上の整数である、ステップと、前記ショートバッファ状態レポートMAC CEを送信するステップと、を含む、方法を提供する。
本発明の実施例の第10の態様では、IABドナーに適用される、バッファ状態レポートの構成方法であって、IABノードにバッファ状態レポートのための構成情報を送信するステップ、を含み、前記構成情報は、構成された論理チャネルグループID、構成された論理チャネル(LCH)の数、構成されたBH LCH ID、拡張されたLCG範囲を使用するか否かを構成すること、及びバッファ状態レポートMAC CEの新しいフォーマットを使用するか否かを構成することのうちの少なくとも1つを含む、方法を提供する。
本発明の実施例の第11の態様では、コンピュータ読み取り可能なプログラムであって、バッファ状態レポートの装置又はネットワーク装置において該プログラムを実行する際に、該バッファ状態レポートの装置又はネットワーク装置に本発明の実施例の第7の態様又は第8の態様又は第9の態様又は第10の態様に記載のバッファ状態レポートの方法を実行させる、プログラムを提供する。
本発明の実施例の第12の態様では、コンピュータ読み取り可能なプログラムが記憶されている記憶媒体であって、該プログラムを実行する際に、バッファ状態レポートの装置又はネットワーク装置に本発明の実施例の第7の態様又は第8の態様又は第9の態様又は第10の態様に記載のバッファ状態レポートの方法を実行させる、記憶媒体を提供する。
本発明の実施例の有利な効果の1つは以下の通りである。ロングBSR又はショートBSR報告の判断動作を行わずに、送信すべきデータを有し、且つ最大可能個数が8よりも大きい全ての論理チャネルグループの情報と少なくとも1つのバッファサイズ情報とを含むBSR MAC CEを生成して送信し、或いは、送信すべきデータを有する論理チャネルグループの数が1つを超えない場合、論理チャネルグループの情報とバッファサイズ情報とを含み、且つ長さが2バイトであるショートBSR MAC CEを生成して送信し、或いは、送信すべきデータを有する論理チャネルグループの数がN個を超えない場合、N個(Nは2以上の整数である)の論理チャネルグループの情報と少なくとも1つのバッファサイズ情報とを含むショートBSR MAC CEを生成して送信する。これによって、論理チャネルグループの最大個数が8個を超える場合、有効なBSRの報告メカニズムを提供することができる。
下記の説明及び図面に示すように、本発明の特定の実施形態が詳細に開示され、本発明の原理を採用できる方式が示される。なお、本発明の実施形態の範囲はこれらに限定されない。本発明の実施形態は、添付される特許請求の範囲の要旨及び項目の範囲内において、変更されたもの、修正されたもの及び均等的なものを含む。
1つの実施形態に記載された特徴及び/又は示された特徴は、同一又は類似の方式で1つ又はさらに多くの他の実施形態で用いられてもよいし、他の実施形態における特徴と組み合わせてもよいし、他の実施形態における特徴に代わってもよい。
なお、本文では、用語「含む/有する」は、特徴、部材、ステップ又は構成要件が存在することを意味し、1つ又は複数の他の特徴、部材、ステップ又は構成要件の存在又は付加を排除しない。
本発明の実施例の1つの図面及び1つの実施形態に記載された要素及び特徴は、1つ又はさらに多くの図面又は実施形態に示された要素及び特徴と組み合わせてもよい。また、図面において、類似の符号は複数の図面における対応する素子を示し、1つ以上の実施形態に用いられる対応素子を示してもよい。
含まれる図面は、本発明の実施例をさらに理解するために用いられ、明細書の一部を構成し、本発明の実施形態を例示するために用いられ、文言の記載と共に本発明の原理を説明する。なお、以下に説明される図面は、単なる本発明の一部の実施例であり、当業者にとっては、これらの図面に基づいて他の図面を容易に想到できる。
IABの全体的なアーキテクチャの1つの概略図である。 IABの全体的なアーキテクチャのもう1つの概略図である。 従来のショートBSR MAC CE及びショート短縮BSR MAC CEのフォーマットの1つの概略図である。 従来のロングBSR MAC CE、ロング短縮BSR MAC CE及びPre-emptive BSR MAC CEのフォーマットの1つの概略図である。 本発明の実施例1のバッファ状態レポートの方法の1つの概略図である。 本発明の実施例1のバッファ状態レポートMAC CEの1つの概略図である。 本発明の実施例1のバッファ状態レポートMAC CEのもう1つの概略図である。 本発明の実施例2のバッファ状態レポートの方法の1つの概略図である。 本発明の実施例2のショートバッファ状態レポートMAC CEの1つの概略図である。 本発明の実施例2のショートバッファ状態レポートMAC CEのもう1つの概略図である。 本発明の実施例2のショートバッファ状態レポートMAC CEのさらにもう1つの概略図である。 本発明の実施例2のショートバッファ状態レポートMAC CEのさらにもう1つの概略図である。 本発明の実施例3のバッファ状態レポートの方法の1つの概略図である。 本発明の実施例3のショートバッファ状態レポートMAC CEの1つの概略図である。 本発明の実施例3のショートバッファ状態レポートMAC CEのもう1つの概略図である。 本発明の実施例3のショートバッファ状態レポートMAC CEのさらにもう1つの概略図である。 本発明の実施例3のショートバッファ状態レポートMAC CEのさらにもう1つの概略図である。 本発明の実施例4のバッファ状態レポートの構成方法の1つの概略図である。 本発明の実施例5のバッファ状態レポートの方法の1つの概略図である。 本発明の実施例5のバッファ状態レポートの方法の1つの概略図である。 本発明の実施例5のバッファ状態レポートの方法の1つの概略図である。 本発明の実施例6のバッファ状態レポートの装置の1つの概略図である。 本発明の実施例7のバッファ状態レポートの装置の1つの概略図である。 本発明の実施例8のバッファ状態レポートの装置の1つの概略図である。 本発明の実施例9のバッファ状態レポートの構成装置の1つの概略図である。 本発明の実施例10のネットワーク装置のシステム構成の1つの概略的なブロック図である。 本発明の実施例11のネットワーク装置のシステム構成の1つの概略的なブロック図である。 本発明の実施例12の通信システムの1つの概略図である。
本発明の上記及び他の特徴は以下の説明により明らかになる。明細書及び図面において、本発明の特定の実施形態が詳細に開示され、本発明の原理を採用できる実施形態の一部が示される。なお、本発明は説明される実施形態に限定されない。本発明は、添付される特許請求の範囲内の全ての変更されたもの、変形されたもの及び均等的なものを含む。
本発明の実施例では、用語「第1」、「第2」などは、タイトルで異なる要素を区別するために用いられるが、これらの要素の空間的配列又は時間的順序などを表すものではなく、これらの要素はこれらの用語に制限されない。用語「及び/又は」は、関連するリストに列挙された用語の1つ又は複数のうち何れか1つ及び全ての組み合わせを含む。用語「含む」、「包括する」、「有する」などは、列挙された特徴、要素、素子又は構成部材の存在を意味するが、1つ又は複数の他の特徴、要素、素子又は構成部材の存在又は追加を排除するものではない。
本発明の実施例では、単数形の「1つ」、「該」などは複数形を含み、「1種類」又は「1類」と広義的に理解されるべきであり、「1個」に限定されない。また、用語「前記」は、文脈がそうでないことを明確に示さない限り、単数形及び複数形両方を含むと理解されるべきである。また、文脈がそうでないことを明確に示さない限り、用語「に記載の」は「少なくとも一部に記載の」と理解されるべきであり、用語「に基づいて」は「少なくとも一部に基づいて」と理解されるべきである。
本発明の実施例では、用語「通信ネットワーク」又は「無線通信ネットワーク」は、例えば、新しい無線(new radio:NR)、ロングタームエボリューション(LTE:Long Term Evolution)、進化したロングタームエボリューション(LTE-A、LTE-Advanced)、広帯域符号分割多元接続(WCDMA(登録商標):Wideband Code Division Multiple Access)、高速パケットアクセス(HSPA:High-Speed Packet Access)などの任意の通信規格に適合するネットワークを意味してもよい。
また、通信システムにおける装置間の通信は、任意の段階の通信プロトコルに従って行われてもよく、該通信プロトコルは、例えば1G(generation)、2G、2.5G、2.75G、3G、4G、4.5G、及び将来の5G、新しい無線(NR:New Radio)等、並びに/又は現在の既知の他の通信プロトコル若しくは将来開発される他の通信プロトコルを含んでもよいが、これらに限定されない。
本発明の実施例では、用語「ネットワーク装置」は、例えば通信システムに端末装置をアクセスさせて該端末装置にサービスを提供する通信システム内の装置を意味する。ネットワーク装置は、IABアーキテクチャに基づく「ノード(node)」及び/又は「ドナー(donor)」、基地局(BS:Base Station)、アクセスポイント(AP:Access Point)、送受信ポイント(TRP:Transmission Reception Point)、ブロードキャスト送信機、モビリティ管理エンティティ(MME:Mobile Management Entity)、ゲートウェイ、サーバ、無線ネットワークコントローラ(RNC:Radio Network Controller)、基地局コントローラ(BSC:Base Station Controller)などを含んでもよいが、これらに限定されない。
そのうち、基地局は、ノードB(NodeB又はNB)、進化ノードB(eNodeB又はeNB)、及び5G基地局(gNB)など、並びにリモート無線ヘッド(RRH:Remote Radio Head)、リモート無線ユニット(RRU:Remote Radio Unit)、中継装置(relay)又は低電力ノード(例えばfemto、picoなど)を含んでもよいが、これらに限定されない。また、用語「基地局」はそれらの機能の一部又は全てを含んでもよく、各基地局は特定の地理的エリアに対して通信カバレッジを提供してもよい。用語「セル」は、該用語が使用されるコンテキストに応じて、基地局及び/又はそのカバレッジエリアを意味してもよい。
本発明の実施例では、用語「ユーザ装置」(UE:User Equipment)又は用語「端末装置」(TE:Terminal Equipment又はTerminal Device)は、例えばネットワーク装置を介して通信ネットワークにアクセスし、ネットワークサービスを受ける装置を意味する。例えば、IABアーキテクチャに基づくIABノード又はIABドナーによりサービスされる端末装置である。
端末装置は、固定的なもの又は移動的なものであってもよく、移動局(MS:Mobile Station)、端末、加入者ステーション(SS:Subscriber Station)、アクセス端末(AT:Access Terminal)、ステーションなどと称されてもよい。
そのうち、端末装置は、携帯電話(Cellular Phone)、パーソナルデジタルアシスタント(PDA:Personal Digital Assistant)、無線変復調装置、無線通信装置、ハンドヘルドデバイス、マシンタイプ通信装置、ラップトップコンピュータ、コードレス電話、スマートフォン、スマートウォッチ、デジタルカメラなどを含んでもよいが、これらに限定されない。
例えば、モノのインターネット(IoT:Internet of Things)などのシナリオでは、ユーザ装置は、監視又は測定を行う機器又は装置であってもよく、例えばマシンタイプ通信(MTC:Machine Type Communication)端末、車載通信端末、デバイスツーデバイス(D2D:Device to Device)端末、マシンツーマシン(M2M:Machine to Machine)端末などを含んでもよいが、これらに限定されない。
本発明の実施例では、「…のとき」、「…の場合」、「…の場合について」及び「…とすると」は、いずれも、ある条件又は幾つかの条件又は状態などに基づくことを意味し、また、これらの表現は互いに置き換えることができる。
以下は、図面を参照しながら本発明の各実施形態を説明する。これらの実施形態は、単なる例示的なものであり、本発明を限定するものではない。
<実施例1>
本発明の実施例は、バッファ状態レポートの方法を提供し、該方法はIABノードに適用される。
図5は、本発明の実施例1のバッファ状態レポートの方法の1つの概略図である。図5に示すように、該方法は、以下のステップを含む。
ステップ501:バッファ状態レポートMAC CE(BSR MAC CE)を生成し、該バッファ状態レポートMAC CEは、送信すべきデータを有する全ての論理チャネルグループの情報と、少なくとも1つのバッファサイズ情報とを含み、該論理チャネルグループの最大可能個数は8よりも大きい。
ステップ502:該バッファ状態レポートMAC CEを送信する。
これによって、論理チャネルグループの最大個数が8個を超える場合、有効なBSRの報告メカニズムを提供することができる。また、既存の規格におけるIAB-MTによるロングBSR又はショートBSRレポートに対する判断動作を除去することで、IAB-MTの操作を簡略化し、製品を容易に実現することができる。さらに、新たに導入したMAC CEの個数が少なく、関連IDの占有を減らし、システム設計の複雑さを軽減することができる。
本発明の実施例では、IABノードが多数のUE及び/又はIAB子ノードにサービスを提供するため、3GPP(登録商標)は、R16において、1つのIAB-MTがサポートする論理チャネル(Logical Channel:LCH)の個数は、最大で2^16=65536個(MAC CEを含まない)であり、従来のUE(32個の論理チャネル、8個のLCGをサポートする)よりも遥かに多いことに同意している。R17において、IAB-MTに対して構成可能な論理チャネル優先度(priority)が依然として16個である(値は1~16である)と仮定し、IABネットワークのホップ数が通常4ホップ以下であると仮定すると、R17においてサポートされるLCGの数は、16*4=64個であってもよい。しかし、本発明はこれに限定されず、LCGの個数は、16、32、128、256など、例えば2の整数乗であってもよい。本発明の実施例では、64個のLCGを一例として説明する。
本発明の実施例では、本発明の実施例の方法により生成されて送信されるバッファ状態レポートMAC CEは、新しいバッファ状態レポートMAC CE(New BSR MAC CE)又はIABバッファ状態レポートMAC CE(IAB BSR MAC CE)又は拡張されたバッファ状態レポートMAC CE(Extended BSR MAC CE)などと称されてもよい。
ステップ502において、例えば、以下の動作を行う。
レギュラーBSR(regular BSR)及び周期的BSR(periodic BSR)に関して、送信すべきデータを有する全ての論理チャネルグループの情報及び該論理チャネルグループに対応するバッファサイズ情報を含むバッファ状態レポートMAC CEを生成し、該バッファ状態レポートMAC CEは、IAB-MTについて構成された全ての論理チャネルグループの情報、又はIAB-MTによりサポートされる全ての論理チャネルグループの情報をさらに含んでもよい。
パディングBSR(Padding BSR)に関して、パディングビット(padding bits)の数が該バッファ状態レポートMAC CEとそのサブヘッダのサイズとの合計サイズ以上である場合、該バッファ状態レポートMAC CEは、送信すべきデータを有する全ての論理チャネルグループの情報と、該論理チャネルグループに対応するバッファサイズ情報とを含み、IAB-MTについて構成された全ての論理チャネルグループの情報又はIAB-MTによりサポートされる全ての論理チャネルグループの情報をさらに含んでもよい。該パディングビットの数が該バッファ状態レポートMAC CEとそのサブヘッダの合計サイズよりも小さい場合、生成された該バッファ状態レポートは、短縮されたバッファ状態レポート(Truncated BSR)であり、該短縮されたバッファ状態レポートMAC CEは、該パディングビットの数を超えない数の送信すべきデータを有する論理チャネルグループの情報と、少なくとも1つの論理チャネルグループに対応するバッファサイズ情報とを含み、IAB-MTについて構成された全ての論理チャネルグループの情報又はIAB-MTによりサポートされる全ての論理チャネルグループの情報をさらに含んでもよい。該パディングビットの数が該バッファ状態レポートMAC CEにおける論理チャネルグループの情報と該バッファ状態レポートMAC CEのサブヘッダの合計サイズよりも小さい場合、バッファ状態レポートMAC CE又は短縮されたバッファ状態レポートMAC CEを生成しない。
ステップ502において、生成された該バッファ状態レポートMAC CEを該IABノードの親ノード又はIABドナーに送信する。
対応する規格の説明は、例えば以下の通りである。
Figure 2024502372000003

本発明の実施例では、該バッファ状態レポートMAC CEは、第1のバッファ状態レポートMAC CEを含んでもよい。該第1のバッファ状態レポートMAC CEは、ビットマップ(bitmap)を介して、論理チャネルグループに対応するバッファサイズ情報が報告されたか否か、又は論理チャネルグループが送信すべきデータを有するか否かを示す。
例えば、該ビットマップの長さは、2バイト又は4バイト又は8バイト又は16バイト又は32バイトである。
本発明の実施例では、論理チャネルのグループの最大個数がKである場合、該ビットマップはK個のLCGiフィールドを含み、ビットマップのバイト数はK/8以上の最小の整数であってもよく、各LCGiフィールドの長さは1ビットであり、Kは8よりも大きい整数、例えば32、64、128又は256などであり、iは0~K-1の整数である。また、LCGiは、そのインデックスiの昇順又は降順に並べ替えられてもよい。
例えば、論理チャネルグループの最大個数が64である場合、ビットマップのバイト数は8である。
本発明の実施例では、該バッファ状態レポートMAC CEは、該ビットマップ、即ちK個のLCGiフィールド及びm個のBuffer Sizeフィールドを含み、mは、K個のLCGiフィールドのうちの値が1であるLCGiフィールドの数である。
本発明の実施例では、該バッファ状態レポートMAC CEのサイズは、ceil(K/8)+mバイトである。
本発明の実施例では、バッファ状態レポートMAC CE又は新しいバッファ状態レポートMAC CEの場合、LCGiフィールドは、論理チャネルグループiについてBuffer Sizeフィールドが存在することを示す。LCGiフィールドが1に設定される場合、論理チャネルグループiのBuffer Sizeフィールドが報告されたことを示し、LCGiフィールドが0に設定される場合、論理チャネルグループiのBuffer Sizeフィールドが報告されないことを示す。
短縮されたバッファ状態レポートMAC CE又は新しい短縮されたバッファ状態レポートMAC CEの場合、LCGiフィールドは、論理チャネルグループiについて送信すべきデータ(data available)があるか否かを示す。LCGiフィールドが1に設定される場合、論理チャネルグループiについて送信すべきデータがあることを示し、LCGiフィールドが0に設定される場合、論理チャネルグループiについて送信すべきデータがないことを示す。
図6は、本発明の実施例1のバッファ状態レポートMAC CEの1つの概略図である。図6に示すように、8バイトのビットマップを介して、論理チャネルグループに対応するバッファサイズ情報が報告されたか否か、又は論理チャネルグループに送信すべきデータがあるか否かを示す。該ビットマップによりサポートされる論理チャネルグループの最大個数は64であり、即ち、該ビットマップは、LCG0~LCG63の64個のLCGiフィールドを含む。また、該バッファ状態レポートMAC CEは、m個のBuffer Sizeフィールドをさらに含み、mは、64個のLCGiフィールドのうちの値が1であるLCGiフィールドの数であり、該MAC CEのサイズはm+8バイトである。
本発明の実施例では、2つの論理チャネルID(LCID)又は1バイトの拡張論理チャネルID(eLCID)を使用して、第1のバッファ状態レポートMAC CEがバッファ状態レポートMAC CEであるか、又は短縮されたバッファ状態レポートMAC CEであるかを識別してもよい。該バッファ状態レポートMAC CEは、新しいバッファ状態レポートMAC CE(New BSR MAC CE)又はIABバッファ状態レポートMAC CE(IAB BSR MAC CE)又は拡張されたバッファ状態レポートLCID(Extended BSR MAC CE)などと称されてもよい。該短縮されたバッファ状態レポートMAC CEは、新しい短縮されたバッファ状態レポートMAC CE(New Truncated BSR MAC CE)又はIAB短縮バッファ状態レポートMAC CE(IAB Truncated BSR MAC CE)又は拡張された短縮バッファ状態レポートMAC CE(Extended Truncated BSR MAC CE)などと称されてもよい。
例えば、2つのLCIDを使用して識別する場合、Codepoint及びIndexの値は、35~44であり、例えば、35と36、又は43と44などである。
また、例えば、1つのeLCIDを使用して識別する場合、Codepointの値は、0~249であり、例えば248と249であり、indexの値は、64~313であり、例えば312と313である。
上記の例では、バッファ状態は、第1のバッファ状態レポートMAC CEにより報告される。本発明の実施例では、該バッファ状態レポートMAC CEは、少なくとも2つの第2のバッファ状態レポートMAC CEも含む。
本発明の実施例では、該少なくとも2つの第2のバッファ状態レポートMAC CEは、送信すべきデータを有する全ての論理チャネルグループの情報、又は構成された全ての論理チャネルグループの情報、又はサポートされる全ての論理チャネルグループの情報を共同で含む。言い換えれば、該少なくとも2つの第2のバッファ状態レポートMAC CEは、送信すべきデータを有する全ての論理チャネルグループのバッファサイズ情報を合同で報告する。
このように、送信すべきデータを有する論理チャネルグループがある範囲にある場合、バッファ状態レポートMAC CEのオーバーヘッドを節約し、無線リソースを節約することができる。
本発明の実施例では、第2のバッファ状態レポートMAC CEは、論理チャネルID(LCID)により識別されてもよい。また、異なる第2のバッファ状態レポートMAC CEは、異なる論理チャネルIDにより識別されてもよい。
例えば、2つの第2バッファ状態レポートMAC CEを用いてバッファ状態レポートを行い、1つ目の第2バッファ状態レポートMAC CEは、LCG0~LCG31に対応するバッファサイズ情報を報告し、2つ目の第2バッファ状態レポートMAC CEは、LCG32~LCG63に対応するバッファサイズ情報を報告する。
また、例えば、4つの第2バッファ状態レポートMAC CEを用いてバッファ状態レポートを行い、1つ目の第2バッファ状態レポートMAC CE は、LCG0~LCG15に対応するバッファサイズ情報を報告し、2つ目の第2バッファ状態レポートMAC CEは、LCG16~LCG31に対応するバッファサイズ情報を報告し、3つ目の第2バッファ状態レポートMAC CEは、LCG32~LCG47に対応するバッファサイズ情報を報告し、4つ目の第2バッファ状態レポートMAC CEは、LCG48~LCG63に対応するバッファサイズ情報を報告する。
図7は、本発明の実施例1のバッファ状態レポートMAC CEのもう1つの概略図である。図7に示すように、2つの第2バッファ状態レポートMAC CEを用いてバッファ状態レポートを行い、1つ目の第2バッファ状態レポートMAC CEは、LCG0~LCG31に対応するバッファサイズ情報を報告し、2つ目の第2バッファ状態レポートMAC CEは、LCG32~LCG63に対応するバッファサイズ情報を報告する。例えば、IAB-MTに送信すべきデータがあるLCG0、LCG8、及びLCG10がある場合、IAB-MTは、1つ目の第2のバッファ状態レポートMAC CEのみを報告してもよい。ここで、LCG0、LCG8及びLCG10に対応するビットは1に設定され、LCG0、LCG8及びLCG10に対応するBuffer sizeフィールドが存在する。このように、MAC CEのシグナリングオーバーヘッドを節約することができる。IAB-MTに送信すべきデータがあるLCG0、LCG8及びLCG32がある場合、IAB-MTは、1つ目の第2のバッファ状態レポートMAC CEと2つ目の第2のバッファ状態レポートMAC CEの両方を報告する必要がある。ここで、1つ目のバッファ状態レポートMAC CEには、LCG0及びLCG8に対応するBuffer sizeフィールドが存在し、2つ目のバッファ状態レポートMAC CEには、LCG32に対応するBuffer sizeフィールドが存在する。
本発明の実施例では、IABノードは、具体的な状況に応じて、生成されたバッファ状態レポートMAC CEのフォーマットを決定してもよく、例えば、本発明の実施例1に記載されたバッファ状態レポートMAC CEのフォーマット、即ち、新しいバッファ状態レポートMAC CE(New BSR MAC CE)のフォーマット及び報告方法を使用するか、又は、レガシーのバッファ状態レポートMAC CE(legacy BSR MAC CE)のフォーマット及び報告方法、例えば、Release 15又はRelease 16におけるバッファ状態レポートMAC CEのフォーマット及び報告方法を使用するかを決定してもよい。ここで、新しいバッファ状態レポートMAC CEには、新しい短縮されたバッファ状態レポートMAC CEが含まれる。
本発明の実施例では、図5に示すように、該方法は、以下のステップをさらに含んでもよい。
ステップ503:ドナーCU(donor CU)から受信された構成情報及び/又はIAB-MTの能力に基づいて、生成されたバッファ状態レポートMAC CEのフォーマットを決定する。
例えば、以下の条件のうちの少なくとも1つが満たされる場合、本発明の実施例1に記載の方法によりバッファ状態レポートMAC CEを生成する。
構成された論理チャネルグループIDの最大値が第1の閾値よりも大きいこと、
構成された論理チャネル(LCH)の数が第2の閾値以上であること、
構成されたBH LCH IDが拡張されたLCH IDを採用すること、
拡張されたLCG範囲の使用が構成されたこと、
バッファ状態レポートMAC CEの新しいフォーマットの使用が構成されたこと、及び
該IAB-MTが8つよりも多いLCGをサポートすること。
例えば、構成されたLCG IDの最大値が第1の閾値以下である場合、legacy BSR MAC CEフォーマットを適用してもよく、或いは、構成されたLCG IDの最大値が第1の閾値より大きい場合、新しいBSR MAC CEフォーマット及び報告方法を適用してもよい。例えば、第1の閾値は、8又は16などの整数であってもよい。
例えば、構成されたBH LCHの数が第2の閾値以下である場合、legacy BSR MAC CEフォーマットを適用し、或いは、構成されたLCHの数が第2の閾値以上である場合、新しいBSR MAC CEフォーマット及び報告方法を適用する。
例えば、BH LCH ID(BH-LogicalChannelIdentity)がlegacy LCH ID(例えば、値の範囲は1~32である)を使用する場合、legacy BSR MAC CEフォーマットを適用し、構成されたBH LCH IDが拡張されたLCH ID(例えば、値の範囲は320~65855である)を使用する場合、新しいBSR MAC CEフォーマット及び報告方法を適用する。
例えば、ネットワーク構成が拡張されたLCG範囲を使用する場合、新しいBSR MAC CEフォーマットを適用し、或いは、構成が新しいBSR MAC CEフォーマットを使用する場合、新しいBSR MAC CEフォーマット及び報告方法を適用する。
例えば、IAB-MTの能力に応じて、IAB-MTが第3閾値よりも多い数のLCGをサポートしない場合、legacy BSR報告及びBSR MAC CEフォーマットを使用し、IAB-MTが第3の閾値よりも多い数のLCGをサポートする場合、新しいBSR MAC CEフォーマット及び報告方法を適用する。例えば、第3の閾値は、8又は16又は64などの整数であってもよい。
例えば、IAB-MTは、常に新しいBSR MAC CEフォーマット及び報告方法を適用する。
本発明の実施例では、該構成情報は、例えばRRC reconfigurationメッセージ又はRRC resumeメッセージなどのRRCシグナリングを介して送信されてもよい。
また、本発明の実施例では、構成情報及びIAB-MTの能力に基づいてBSR MAC CEフォーマット及び報告方法を決定することは、それぞれ単独で使用されてもよいし、組み合わせて使用されてもよい。
さらに、本発明の実施例では、IABノードによりサービスされるUEは、新しいBSR MAC CEフォーマットを適用してもよいし、新しいBSR MAC CEフォーマットを適用しなくてもよい。
また、本発明の実施例では、pre-emptive BSRも、新しいBSR MAC CEフォーマットを適用してもよい。
本実施例によれば、ロングBSR又はショートBSR報告の判断動作を行わずに、送信すべきデータを有し、且つ最大可能個数が8よりも大きい全ての論理チャネルグループの情報と少なくとも1つのバッファサイズ情報とを含むBSR MAC CEを生成して送信する。これによって、論理チャネルグループの最大個数が8個を超える場合、有効なBSRの報告メカニズムを提供することができる。また、既存の規格におけるIAB-MTによるロングBSR又はショートBSRレポートに対する判断動作を除去することで、IAB-MTの操作を簡略化し、製品を容易に実現することができる。さらに、新たに導入したMAC CEの個数が少なく、関連IDの占有を減らし、システム設計の複雑さを軽減することができる。
<実施例2>
本発明の実施例は、バッファ状態レポートの方法を提供し、該方法はIABノードに適用される。
本発明の実施例では、送信すべきデータを有する論理チャネルグループの数に基づいて、ロングバッファ状態レポートを報告するか、又はショートバッファ状態レポートを報告するかを判断してもよい。
例えば、送信すべきデータを有する論理チャネルグループの数が1つを超える場合、ロングバッファ状態レポート(long BSR)を報告し、該ロングバッファ状態レポートは、新しいロングバッファ状態レポート(New long BSR)又はIABロングバッファ状態レポート(IAB long BSR)又は拡張されたロングバッファ状態レポート(Extended long BSR)などとも称される。パディングBSRについて、新しいロング短縮バッファ状態レポート(New long Truncated BSR)又はIABロング短縮バッファ状態レポート(IAB long Truncated BSR)又は拡張されたロング短縮バッファ状態レポート(Extended long Truncated BSR)などを報告する。ロングバッファ状態レポート又はロング短縮バッファ状態レポートについて、そのMAC CEの構造は、実施例1におけるバッファ状態レポートMAC CE又は短縮されたバッファ状態レポートMAC CEの構造と同一であってもよい。
送信すべきデータを有する論理チャネルグループの数が1つを超えない場合、ショートバッファ状態レポート(short BSR)を報告し、該ショートバッファ状態レポートは、新しいショートバッファ状態レポート(New short BSR)又はIABショートバッファ状態レポート(IAB short BSR)又は拡張されたショートバッファ状態レポート(Extended short BSR)などとも称される。パディングBSRについて、新しいショート短縮バッファ状態レポート(New short Truncated BSR)又はIABショート短縮バッファ状態レポート(IAB short Truncated BSR)又は拡張されたショート短縮バッファ状態レポート(Extended short Truncated BSR)などを報告する。
言い換えれば、例えば、レギュラーBSR(regular BSR)及び周期的BSR(periodic BSR)について、ロングバッファ状態レポートMAC CE又はショートバッファ状態レポートMAC CEを生成して送信してもよい。パディングBSR(Padding BSR)について、ロングバッファ状態レポートMAC CE又はロング短縮バッファ状態レポートMAC CE又はショート短縮バッファ状態レポート又はショートバッファ状態レポートを生成して送信してもよい。
本発明の実施例では、該ショートバッファ状態レポートMAC CE(又は新しいショートバッファ状態レポートMAC CE)、該ショート短縮バッファ状態レポートMAC CE(又は新しいショート短縮バッファ状態レポートMAC CE)、該ロングバッファ状態レポートMAC CE(又は新しいロングバッファ状態レポートMAC CE)及び該ロング短縮バッファ状態レポートMAC CE(又は新しいロング短縮バッファ状態レポートMAC CE)は、4つの論理チャネルID(LCID)又は4つの1バイトの拡張論理チャネルID(eLCID)により識別される。
例えば、4つのLCIDにより識別される場合、CodepointとIndexの値は、35~44であってもよく、例えば41~44又は35~38である。
例えば、4つの1バイトのeLCIDにより識別される場合、例えば、Codepointの値は、0~249であり、例えば246~249であり、indexの値は、64~313であり、例えば310~313である。
以下は、ショートバッファ状態レポートを報告する場合について説明する。
図8は、本発明の実施例2のバッファ状態レポートの方法の1つの概略図である。図8に示すように、該方法は、以下のステップを含む。
ステップ801:送信すべきデータを有する論理チャネルグループの数が1つを超えない場合、ショートバッファ状態レポートMAC CEを生成し、該ショートバッファ状態レポートMAC CEは、論理チャネルグループの情報と、バッファサイズ情報とを含み、該ショートバッファ状態レポートMAC CEの長さは2バイトである。
ステップ802:該ショートバッファ状態レポートMAC CEを送信する。
これによって、論理チャネルグループの最大個数が8個を超える場合、有効なBSRの報告メカニズムを提供することができる。
本発明の実施例では、該論理チャネルグループの情報の長さは4~8ビットであり、即ち、LCG IDフィールドの長さは4~8ビットである。また、バッファサイズ情報、即ちBuffer Sizeフィールドの長さは、1バイト、即ち8ビットである。
このように、Buffer Sizeフィールドの長さを増加することで、1つのBuffer Sizeフィールドの値(インデックス)によりより小さい範囲のバッファ値を示すことができ、Buffer Sizeフィールドの精度を向上させることができるため、IAB親ノード又はIABドナーがより正確なアップリンクリソース割り当てを行うことに有利である。
本発明の実施例では、該論理チャネルグループの情報、即ちLCG IDフィールドは、予約ビットと共に1バイトを構成してもよく、少なくとも1つの該予約ビットを有してもよい。
例えば、該論理チャネルグループの情報、即ちLCG IDフィールドは、該予約ビットの前又は後に位置してもよいが、本発明の実施例はこれを限定しない。
本発明の実施例では、該論理チャネルグループの情報は、該バッファサイズ情報に隣接してもよい。
本発明の実施例では、該ショートバッファ状態レポートMAC CEのサブヘッダの長さは、1バイトであり、該ショートバッファ状態レポートMAC CEを含むMAC sub-PDUの長さは、3バイトである。このように、該ショートバッファ状態レポートMAC CEを含むMAC sub-PDUの合計バイト数が少なく、シグナリングのオーバーヘッドが大きくない。
図9は、本発明の実施例2のショートバッファ状態レポートMAC CEの1つの概略図である。図9に示すように、バッファ状態レポートMAC CEの長さは2バイトであり、LCG IDフィールドの長さは4ビットであり、4つの予約ビットRと共に1バイトを構成し、Buffer Sizeフィールドの長さは1バイト、即ち8ビットである。また、予約ビットRは、LCG IDフィールドの前に位置してもよい。
図10は、本発明の実施例2のショートバッファ状態レポートMAC CEのもう1つの概略図である。図10に示すように、バッファ状態レポートMAC CEの長さは2バイトであり、LCG IDフィールドの長さは6ビットであり、2つの予約ビットRと共に1バイトを構成し、Buffer Sizeフィールドの長さは1バイト、即ち8ビットである。また、予約ビットRは、LCG IDフィールドの前に位置してもよい。
図11は、本発明の実施例2のショートバッファ状態レポートMAC CEのさらにもう1つの概略図である。図11に示すように、バッファ状態レポートMAC CEの長さは2バイトであり、LCG IDフィールドの長さは1バイト、即ち8ビットであり、Buffer Sizeフィールドの長さは1バイト、即ち8ビットである。
図12は、本発明の実施例2のショートバッファ状態レポートMAC CEのさらにもう1つの概略図である。図12に示すように、バッファ状態レポートMAC CEの長さは2バイトであり、LCG IDフィールドの長さは6バイトであり、Buffer Sizeフィールドに隣接し、もう1つのBuffer Sizeフィールドは2つの予約ビットと共に1バイトを構成し、Buffer Sizeフィールドの合計長さは1バイトである。
本発明の実施例では、実施例1と同様に、IABノードは、ドナーCU(donor CU)から受信された構成情報及び/又はIAB-MTの能力に基づいて、生成されたバッファ状態レポートMAC CEのフォーマットを決定してもよい。具体的な内容について、実施例1における記載内容を参照してもよく、ここでその説明を省略する。
また、本発明の実施例では、IABノードによりサービスされるUEは、新しいBSR MAC CEフォーマットを適用してもよいし、新しいBSR MAC CEを適用しなくてもよい。
さらに、本発明の実施例では、pre-emptive BSRも、新しいBSR MAC CEフォーマットを適用してもよい。
本実施例によれば、送信すべきデータを有する論理チャネルグループの数が1つを超えない場合、論理チャネルグループの情報とバッファサイズ情報とを含み、且つ長さが2バイトであるショートBSR MAC CEを生成して送信する。これによって、論理チャネルグループの最大個数が8個を超える場合、有効なBSRの報告メカニズムを提供することができる。また、該ショートバッファ状態レポートMAC CEを含むMAC sub-PDUの合計バイト数が少なく、シグナリングのオーバーヘッドが大きくない。さらに、Buffer Sizeフィールドの長さを増加することで、1つのBuffer Sizeフィールドの値(インデックス)によりより小さい範囲のバッファ値を示すことができ、Buffer Sizeフィールドの精度を向上させることができるため、IAB親ノード又はIABドナーがより正確なアップリンクリソース割り当てを行うことに有利である。
<実施例3>
本発明の実施例は、バッファ状態レポートの方法を提供し、該方法はIABノードに適用される。
本発明の実施例では、送信すべきデータを有する論理チャネルグループの数に基づいて、ロングバッファ状態レポートを報告するか、又はショートバッファ状態レポートを報告するかを判断してもよい。
例えば、送信すべきデータを有する論理チャネルグループの数がN個を超える場合、ロングバッファ状態レポート(long BSR)を報告し、該ロングバッファ状態レポートは、新しいロングバッファ状態レポート(New long BSR)又はIABロングバッファ状態レポート(IAB long BSR)又は拡張されたロングバッファ状態レポート(Extended long BSR)などとも称される。パディングBSRについて、新しいロング短縮バッファ状態レポート(New long Truncated BSR)又はIABロング短縮バッファ状態レポート(IAB long Truncated BSR)又は拡張されたロング短縮バッファ状態レポート(Extended long Truncated BSR)などを報告する。ロングバッファ状態レポート又はロング短縮バッファ状態レポートについて、そのMAC CEの構造は、実施例1におけるバッファ状態レポートMAC CE又は短縮されたバッファ状態レポートMAC CEの構造と同一であってもよく、Nは2以上の整数である。
送信すべきデータを有する論理チャネルグループの数がN個を超えない場合、ショートバッファ状態レポート(short BSR)を報告し、該ショートバッファ状態レポートは、新しいショートバッファ状態レポート(New short BSR)又はIABショートバッファ状態レポート(IAB short BSR)又は拡張されたショートバッファ状態レポート(Extended short BSR)などとも称される。パディングBSRについて、新しいショート短縮バッファ状態レポート(New short Truncated BSR)又はIABショート短縮バッファ状態レポート(IAB short Truncated BSR)又は拡張されたショート短縮バッファ状態レポート(Extended short Truncated BSR)などを報告する。
言い換えれば、例えば、レギュラーBSR(regular BSR)及び周期的BSR(periodic BSR)について、ロングバッファ状態レポートMAC CE又はショートバッファ状態レポートMAC CEを生成して送信してもよい。パディングBSR(Padding BSR)について、ロングバッファ状態レポートMAC CE又はロング短縮バッファ状態レポートMAC CE又はショート短縮バッファ状態レポート又はショートバッファ状態レポートを生成して送信してもよい。
本発明の実施例では、該ショートバッファ状態レポートMAC CE(又は新しいショートバッファ状態レポートMAC CE)、該ショート短縮バッファ状態レポートMAC CE(又は新しいショート短縮バッファ状態レポートMAC CE)、該ロングバッファ状態レポートMAC CE(又は新しいロングバッファ状態レポートMAC CE)及び該ロング短縮バッファ状態レポートMAC CE(又は新しいロング短縮バッファ状態レポートMAC CE)は、4つの論理チャネルID(LCID)又は4つの1バイトの拡張論理チャネルID(eLCID)により識別される。
例えば、4つのLCIDにより識別される場合、CodepointとIndexの値は、35~44であってもよく、例えば41~44又は35~38である。
例えば、4つの1バイトのeLCIDにより識別される場合、例えば、Codepointの値は、0~249であり、例えば246~249であり、indexの値は、64~313であり、例えば310~313である。
以下は、ショートバッファ状態レポートを報告する場合について説明する。
図13は、本発明の実施例3のバッファ状態レポートの方法の1つの概略図である。図13に示すように、該方法は、以下のステップを含む。
ステップ1301:送信すべきデータを有する論理チャネルグループの数がN個を超えない場合、ショートバッファ状態レポートMAC CE(BSR MAC CE)を生成し、該ショートバッファ状態レポートMAC CEは、N個の論理チャネルグループの情報と、少なくとも1つのバッファサイズ情報とを含み、Nは2以上の整数である。
ステップ1302:該ショートバッファ状態レポートMAC CEを送信する。
これによって、論理チャネルグループの最大個数が8個を超える場合、有効なBSRの報告メカニズムを提供することができる。
また、IABノードは、ネットワークにおける中継ノードとして、通常、多くのUE及び/又はIAB子ノードをサービスするため、IAB-MTは、通常、2つ以上の論理チャネルグループに送信すべきデータがあるが、場合によっては、少数の論理チャネルグループのみに送信すべきデータがある。この場合、本実施例におけるショートバッファ状態レポートMAC CEフォーマットを採用することによって、ロングバッファ状態レポートMAC CEを送信する場合に比べて、シグナリングオーバーヘッドを低減させ、無線リソースを節約することができる。
本発明の実施例では、各論理チャネルグループの情報の長さは、4~8ビットである。
本発明の実施例では、少なくともN個の論理チャネルグループの情報、即ち、LCGiフィールドは、同一のバイトに位置し、或いは異なるバイトに位置し、iは0~N-1であるか、或いは、LCG IDフィールドと称されてもよく、LCG ID a、LCG ID b、…として表される。
本発明の実施例では、ショートバッファ状態レポートMAC CE又は新しいショートバッファ状態レポートMAC CE又はショート短縮バッファ状態レポートMAC CE又は新しいショート短縮バッファ状態レポートMAC CEにおいて、該少なくともN個の論理チャネルグループの情報のうちの少なくとも1つの論理チャネルグループの情報は、その対応するバッファサイズ情報に隣接し、且つ/或いは、該少なくともN個の論理チャネルグループの情報のうちの少なくとも2つの論理チャネルグループの情報に隣接し、且つ/或いは、少なくとも2つのバッファサイズ情報、即ちBuffer sizeフィールドは隣接する。
本発明の実施例では、LCG IDフィールドは、それぞれのバイトの前に配置されてもよいし、対応するbuffer sizeに隣接して配置されてもよい。LCG IDフィールドが先頭に配置されている場合、LCGに対応するbuffer sizeのbuffer sizeフィールド内の順序は、このLCGのLCG IDフィールド内の順序と同一である。
例えば、Nが2である場合、関連する規格の説明は、以下の通りであってもよい。
Figure 2024502372000004

以下は、Nが2である場合のショートバッファ状態レポートMAC CEのフォーマットについて例示的に説明する。Nが2より大きい場合は、Nが2である場合と同様である。
図14は、本発明の実施例3のショートバッファ状態レポートMAC CEの1つの概略図である。図14に示すように、バッファ状態レポートMAC CEの長さは、3バイトであり、2つの論理チャネルグループの情報であるLCG IDフィールドと、2つのバッファサイズ情報であるBuffer sizeフィールドとを含む。2つのLCG IDフィールドは、それぞれLCG ID aとLCG ID bであり、その長さは何れも4ビットであり、LCG ID aとLCG ID bは1バイトを構成し、Buffer size 1フィールドはLCG ID aに対応するバッファサイズ情報を含み、Buffer size 2フィールドはLCG ID bに対応するバッファサイズ情報を含む。
図15は、本発明の実施例3のショートバッファ状態レポートMAC CEのもう1つの概略図である。図15に示すように、バッファ状態レポートMAC CEの長さは、3バイトであり、2つの論理チャネルグループの情報であるLCG IDフィールドと、2つのバッファサイズ情報であるBuffer sizeフィールドを含む。2つのLCG IDフィールドは、それぞれLCG ID a及びLCG ID bであり、その長さは何れも6ビットである。LCG ID a及び1番目のBuffer sizeフィールドの一部は1番目のバイトを構成し、1番目のBuffer sizeフィールドの他部及びLCG ID bの一部は2番目のバイトを構成し、LCG ID bの他部及び2番目のbuffer sizeフィールドは3番目のバイトを構成し、Buffer size 1フィールドはLCG ID aに対応するバッファサイズ情報を含み、Buffer size 2フィールドはLCG ID bに対応するバッファサイズ情報を含む。
図16は、本発明の実施例3のショートバッファ状態レポートMAC CEのさらにもう1つの概略図である。図16に示すように、バッファ状態レポートMAC CEの長さは、3バイトであり、2つの論理チャネルグループの情報であるLCG IDフィールドと、2つのバッファサイズ情報であるBuffer sizeフィールドを含む。2つのLCG IDフィールドは、それぞれLCG ID aとLCG ID bであり、その長さは何れも1バイト、即ち8ビットであり、2つのBuffer sizeフィールドの長さも何れも1バイト、即ち8ビットである。Buffer size 1フィールドはLCG ID aに対応するバッファサイズ情報を含み、Buffer size 2フィールドはLCG ID bに対応するバッファサイズ情報を含む。
本発明の実施例では、Nが8である場合、該ショートバッファ状態レポートMAC CEに含まれる8つの論理チャネルグループの情報は1バイトを構成する。即ち、該ショートバッファ状態レポートMAC CEは、既存のロングバッファ状態レポートMAC CEのフォーマットを採用してもよい。
図17は、本発明の実施例3のショートバッファ状態レポートMAC CEのさらにもう1つの概略図である。図17に示すように、バッファ状態レポートの論理チャネルグループの最大個数は8であり、8個のLCGiフィールドは1バイトを構成し、各LCGiフィールドの長さは1ビットであり、iは0~7である。
本発明の実施例では、実施例1と同様に、IABノードは、ドナーCU(donor CU)から受信された構成情報及び/又はIAB-MTの能力に基づいて、生成されたバッファ状態レポートMAC CEのフォーマットを決定してもよい。具体的な内容について、実施例1における記載内容を参照してもよく、ここでその説明を省略する。
また、本発明の実施例では、IABノードによりサービスされるUEは、新しいBSR MAC CEフォーマットを適用してもよいし、新しいBSR MAC CEを適用しなくてもよい。
さらに、本発明の実施例では、pre-emptive BSRも、新しいBSR MAC CEフォーマットを適用してもよい。
本実施例によれば、論理チャネルグループの最大個数が8個を超える場合、有効なBSRの報告メカニズムを提供することができる。また、IABノードは、ネットワークにおける中継ノードとして、通常、多くのUE及び/又はIAB子ノードをサービスするため、IAB-MTは、通常、2つ以上の論理チャネルグループに送信すべきデータがあるが、場合によっては、少数の論理チャネルグループのみに送信すべきデータがある。この場合、本実施例におけるショートバッファ状態レポートMAC CEフォーマットを採用することによって、ロングバッファ状態レポートMAC CEを送信する場合に比べて、シグナリングオーバーヘッドを低減させ、無線リソースを節約することができる。
<実施例4>
本発明の実施例は、バッファ状態レポートの構成方法を提供し、該方法はIABドナーに適用される。該方法は、実施例1~3に対応するものであり、同様の内容について、実施例1~3の記載内容を参照してもよい。
図18は、本発明の実施例4のバッファ状態レポートの構成方法の1つの概略図である。図18に示すように、該方法は、以下のステップを含む。
ステップ1801:IABノードにバッファ状態レポートのための構成情報を送信する。
該構成情報は、構成された論理チャネルグループID、構成された論理チャネル(LCH)の数、構成されたBH LCH ID、拡張されたLCG範囲を使用するか否かを構成すること、及びバッファ状態レポートMAC CEの新しいフォーマットを使用するか否かを構成することのうちの少なくとも1つを含む。
このように、該IABノードは、構成情報及び/又はIAB-MTの能力に基づいて、生成されたバッファ状態レポートMAC CEのフォーマットを決定してもよい。
例えば、構成されたBH LCH IDは拡張されたLCH IDを使用し、且つ/或いは、拡張されたLCG範囲を使用することが構成されており、且つ/或いは、バッファ状態レポートMAC CEの新しいフォーマットを使用することが構成されている。この場合、IABノードは、新しいBSR MAC CEフォーマットを適用し、即ち、実施例1~3の何れかの実施例に記載された方法を使用してBSR MAC CEを生成する。
例えば、該構成情報は、RRCシグナリングを介して送信される。
本実施例によれば、IABノードにバッファ状態レポートのための構成情報を送信することで、IABノードは、構成情報及び/又はIAB-MTの能力に基づいて、生成されたバッファ状態レポートMAC CEのフォーマットを決定することができる。これによって、論理チャネルグループの最大個数が8個を超える場合、有効なBSRの報告メカニズムを提供することができる。
<実施例5>
本発明の実施例は、バッファ状態レポートの方法を提供し、該方法はIABノード及びIABドナーに適用される。該方法は、実施例1~4に対応するものであり、同様の内容について実施例1~4の記載内容を参照してもよい。
図19は、本発明の実施例5のバッファ状態レポートの方法の1つの概略図である。図19に示すように、該方法は、以下のステップを含む。
ステップ1901:IABドナーはIABノードにバッファ状態レポートのための構成情報を送信する。
ステップ1902:IABノードはドナーCU(donor CU)から受信された構成情報及び/又はIAB-MTの能力に基づいて、生成されたバッファ状態レポートMAC CEのフォーマットを決定する。
ステップ1903:新しいバッファ状態レポートMAC CEフォーマットを使用することが決定された場合、バッファ状態レポートMAC CE(BSR MAC CE)を生成し、該バッファ状態レポートMAC CEは、送信すべきデータを有する全ての論理チャネルグループの情報と、少なくとも1つのバッファサイズ情報とを含み、該論理チャネルグループの最大可能個数は8よりも大きい。
ステップ1904:該バッファ状態レポートMAC CEを送信する。
本発明の実施例では、ステップ1901は、オプションのステップであり、例えば、IABノードがIAB-MTの能力に基づいて生成されたバッファ状態レポートMAC CEのフォーマットを決定する際に、ネットワーク構成は不要であってもよく、即ち、IABドナーがバッファ状態レポートのために構成情報を送信する必要はない。
また、本発明の実施例では、IABドナーから構成情報を直接受信してIABドナーに該バッファ状態レポートMAC CEを直接送信することでなくてもよく、例えば、該IABノードの親ノードから構成情報を受信して該親ノードに該バッファ状態レポートMAC CEを送信してもよく、即ち、該IABノードの親ノードを構成情報及びバッファ状態レポートMAC CEの中継としてもよい。
本発明の実施例では、ステップ1901~1904の具体的な実施は、実施例1の記載内容を参照してもよく、ここでその説明を省略する。
図20は、本発明の実施例5のバッファ状態レポートの方法の1つの概略図である。図20に示すように、該方法は、以下のステップを含む。
ステップ2001:IABドナーはIABノードにバッファ状態レポートのための構成情報を送信する。
ステップ2002:IABノードはドナーCU(donor CU)から受信された構成情報及び/又はIAB-MTの能力に基づいて、生成されたバッファ状態レポートMAC CEのフォーマットを決定する。
ステップ2003:新しいバッファ状態レポートMAC CEフォーマットを使用することが決定された場合、送信すべきデータを有する論理チャネルグループの数が1つを超えないとき、ショートバッファ状態レポートMAC CEを生成し、該ショートバッファ状態レポートMAC CEは、論理チャネルグループの情報と、バッファサイズ情報とを含み、該ショートバッファ状態レポートMAC CEの長さは2バイトである。
ステップ2004:該バッファ状態レポートMAC CEを送信する。
本発明の実施例では、ステップ2001は、オプションのステップであり、例えば、IABノードがIAB-MTの能力に基づいて生成されたバッファ状態レポートMAC CEのフォーマットを決定する際に、ネットワーク構成は不要であってもよく、即ち、IABドナーがバッファ状態レポートのために構成情報を送信する必要はない。
また、本発明の実施例では、IABドナーから構成情報を直接受信してIABドナーに該ショートバッファ状態レポートMAC CEを直接送信することでなくてもよく、例えば、該IABノードの親ノードから構成情報を受信して該親ノードに該ショートバッファ状態レポートMAC CEを送信してもよく、即ち、該IABノードの親ノードを構成情報及びショートバッファ状態レポートMAC CEの中継としてもよい。
本発明の実施例では、ステップ2001~2004の具体的な実施は、実施例1の記載内容を参照してもよく、ここでその説明を省略する。
図21は、本発明の実施例5のバッファ状態レポートの方法の1つの概略図である。図21に示すように、該方法は、以下のステップを含む。
ステップ2101:IABドナーはIABノードにバッファ状態レポートのための構成情報を送信する。
ステップ2102:IABノードはドナーCU(donor CU)から受信された構成情報及び/又はIAB-MTの能力に基づいて、生成されたバッファ状態レポートMAC CEのフォーマットを決定する。
ステップ2103:新しいバッファ状態レポートMAC CEフォーマットを使用することが決定された場合、送信すべきデータを有する論理チャネルグループの数がN個を超えないとき、ショートバッファ状態レポートMAC CE(BSR MAC CE)を生成し、該ショートバッファ状態レポートMAC CEは、N個の論理チャネルグループの情報と、少なくとも1つのバッファサイズ情報とを含み、Nは2以上の整数である。
ステップ2104:該バッファ状態レポートMAC CEを送信する。
本発明の実施例では、ステップ2101は、オプションのステップであり、例えば、IABノードがIAB-MTの能力に基づいて生成されたバッファ状態レポートMAC CEのフォーマットを決定する際に、ネットワーク構成は不要であってもよく、即ち、IABドナーがバッファ状態レポートのために構成情報を送信する必要はない。
また、本発明の実施例では、IABドナーから構成情報を直接受信してIABドナーに該ショートバッファ状態レポートMAC CEを直接送信することでなくてもよく、例えば、該IABノードの親ノードから構成情報を受信して該親ノードに該ショートバッファ状態レポートMAC CEを送信してもよく、即ち、該IABノードの親ノードを構成情報及びショートバッファ状態レポートMAC CEの中継としてもよい。
本発明の実施例では、ステップ2101~2104の具体的な実施は、実施例1の記載内容を参照してもよく、ここでその説明を省略する。
本実施例によれば、論理チャネルグループの最大個数が8個を超える場合、有効なBSRの報告メカニズムを提供することができる。
<実施例6>
本発明の実施例は、バッファ状態レポートの装置を提供し、該装置はIABノードに適用される。該装置の問題を解決する原理は、実施例1の方法と同様であるため、その具体的な実施は実施例1の方法を参照してもよく、同様な内容又は関連部分についてその説明を省略する。
図22は、本発明の実施例6のバッファ状態レポートの装置の1つの概略図である。図22に示すように、バッファ状態レポートの装置2200は、以下の各部を含む。
第1の生成部2201は、バッファ状態レポートMAC CE(BSR MAC CE)を生成する。該バッファ状態レポートMAC CEは、送信すべきデータを有する全ての論理チャネルグループの情報と、少なくとも1つのバッファサイズ情報とを含み、該論理チャネルグループの最大可能個数は8よりも大きい。
第1の送信部2202は、該バッファ状態レポートMAC CEを送信する。
本発明の実施例では、パディングビット(padding bits)の数が該バッファ状態レポートMAC CEとそのサブヘッダのサイズとの合計サイズ以上である場合、該バッファ状態レポートMAC CEは、送信すべきデータを有する全ての論理チャネルグループの情報と、該論理チャネルグループに対応するバッファサイズ情報とを含む。
本発明の実施例では、該バッファ状態レポートは、短縮されたバッファ状態レポート(Truncated BSR)であってもよい。該パディングビットの数が該バッファ状態レポートMAC CEとそのサブヘッダの合計サイズよりも小さい場合、該バッファ状態レポートMAC CEは、該パディングビットの数を超えない送信すべきデータを有する論理チャネルグループの情報と、少なくとも1つの論理チャネルグループに対応するバッファサイズ情報とを含む。
本発明の実施例では、該バッファ状態レポートMAC CEは、第1のバッファ状態レポートMAC CEを含んでもよい。該第1のバッファ状態レポートMAC CEは、ビットマップ(bitmap)を介して、論理チャネルグループに対応するバッファサイズ情報が報告されたか否か、又は論理チャネルグループが送信すべきデータを有するか否かを示す。
本発明の実施例では、2つの論理チャネルID(LCID)又は1バイトの拡張論理チャネルID(eLCID)は、第1のバッファ状態レポートMAC CEがバッファ状態レポートMAC CEであるか、又は短縮されたバッファ状態レポートMAC CEであるかを識別するために使用されてもよい。
本発明の実施例では、該バッファ状態レポートMAC CEは、少なくとも2つの第2のバッファ状態レポートMAC CEを含んでもよい。該少なくとも2つの第2のバッファ状態レポートMAC CEは、送信すべきデータを有する全ての論理チャネルグループの情報を共同で含む。
本発明の実施例では、第2のバッファ状態レポートMAC CEは、論理チャネルIDにより識別されてもよい。
本発明の実施例では、異なる第2のバッファ状態レポートMAC CEは、異なる論理チャネルIDにより識別されてもよい。
本発明の実施例では、図22に示すように、バッファ状態レポートの装置2200は、決定部2203をさらに含んでもよい。
決定部2203は、ドナーCU(donor CU)から受信された構成情報及び/又はIAB-MTの能力に基づいて、生成されたバッファ状態レポートMAC CEのフォーマットを決定する。
本実施例によれば、ロングBSR又はショートBSR報告の判断動作を行わずに、送信すべきデータを有し、且つ最大可能個数が8よりも大きい全ての論理チャネルグループの情報と少なくとも1つのバッファサイズ情報とを含むBSR MAC CEを生成して送信する。これによって、論理チャネルグループの最大個数が8個を超える場合、有効なBSRの報告メカニズムを提供することができる。また、既存の規格におけるIAB-MTによるロングBSR又はショートBSRレポートに対する判断動作を除去することで、IAB-MTの操作を簡略化し、製品を容易に実現することができる。さらに、新たに導入したMAC CEの個数が少なく、関連IDの占有を減らし、システム設計の複雑さを軽減することができる。
<実施例7>
本発明の実施例は、バッファ状態レポートの装置を提供し、該装置はIABノードに適用される。該装置の問題を解決する原理は、実施例2の方法と同様であるため、その具体的な実施は実施例2の方法を参照してもよく、同様な内容又は関連部分についてその説明を省略する。
図23は、本発明の実施例7のバッファ状態レポートの装置の1つの概略図である。図23に示すように、バッファ状態レポートの装置2300は、以下の各部を含む。
第2の生成部2301は、送信すべきデータを有する論理チャネルグループの数が1つを超えない場合、ショートバッファ状態レポートMAC CEを生成する。該ショートバッファ状態レポートMAC CEは、論理チャネルグループの情報と、バッファサイズ情報とを含み、該ショートバッファ状態レポートMAC CEの長さは2バイトである。
第2の送信部2302は、該ショートバッファ状態レポートMAC CEを送信する。
本発明の実施例では、該論理チャネルグループの情報の長さは、4~8ビットであってもよい。
本発明の実施例では、該論理チャネルグループの情報と予約ビットとは、バイトを構成してもよい。
本発明の実施例では、該論理チャネルグループの情報は、該予約ビットの前又は後に位置してもよい。
本発明の実施例では、該論理チャネルグループの情報は、該バッファサイズ情報に隣接してもよい。
本発明の実施例では、該ショートバッファ状態レポートMAC CEのサブヘッダの長さは、1バイトであってもよく、該ショートバッファ状態レポートMAC CEを含むMAC sub-PDUの長さは、3バイトであってもよい。本発明の実施例では、バッファ状態レポートの装置2300は、決定部2203と同様な機能を有するユニットをさらに含んでもよい。
本実施例によれば、送信すべきデータを有する論理チャネルグループの数が1つを超えない場合、論理チャネルグループの情報とバッファサイズ情報とを含み、且つ長さが2バイトであるショートBSR MAC CEを生成して送信する。これによって、論理チャネルグループの最大個数が8個を超える場合、有効なBSRの報告メカニズムを提供することができる。また、該ショートバッファ状態レポートMAC CEを含むMAC sub-PDUの合計バイト数が少なく、シグナリングのオーバーヘッドが大きくない。さらに、Buffer Sizeフィールドの長さを増加することで、1つのBuffer Sizeフィールドの値(インデックス)によりより小さい範囲のバッファ値を示すことができ、Buffer Sizeフィールドの精度を向上させることができるため、IAB親ノード又はIABドナーがより正確なアップリンクリソース割り当てを行うことに有利である。
<実施例8>
本発明の実施例は、バッファ状態レポートの装置を提供し、該装置はIABノードに適用される。該装置の問題を解決する原理は、実施例3の方法と同様であるため、その具体的な実施は実施例3の方法を参照してもよく、同様な内容又は関連部分についてその説明を省略する。
図24は、本発明の実施例8のバッファ状態レポートの装置の1つの概略図である。図24に示すように、バッファ状態レポートの装置2400は、以下の各部を含む。
第3の生成部2401は、送信すべきデータを有する論理チャネルグループの数がN個を超えない場合、ショートバッファ状態レポートMAC CE(BSR MAC CE)を生成する。該ショートバッファ状態レポートMAC CEは、N個の論理チャネルグループの情報と、少なくとも1つのバッファサイズ情報とを含み、Nは2以上の整数である。
第3の送信部2402は、該ショートバッファ状態レポートMAC CEを送信する。
本発明の実施例では、各論理チャネルグループの情報の長さは、4~8ビットであってもよい。
本発明の実施例では、該少なくともN個の論理チャネルグループの情報は、同一のバイトに位置し、或いは異なるバイトに位置してもよい。
本発明の実施例では、ショートバッファ状態レポートMAC CE又は新しいショートバッファ状態レポートMAC CE又はショート短縮バッファ状態レポートMAC CE又は新しいショート短縮バッファ状態レポートMAC CEにおいて、該N個の論理チャネルグループの情報のうちの少なくとも1つの論理チャネルグループの情報は、その対応するバッファサイズ情報に隣接し、且つ/或いは、該N個の論理チャネルグループの情報のうちの少なくとも2つの論理チャネルグループの情報は隣接し、且つ/或いは、少なくとも2つのバッファサイズ情報、即ちBuffer sizeフィールドは隣接する。
本発明の実施例では、例えば、該Nは8であり、該ショートバッファ状態レポートMAC CEに含まれる8つの論理チャネルグループの情報は、バイトを構成する。
本発明の実施例では、バッファ状態レポートの装置2400は、決定部2203と同様な機能を有するユニットをさらに含んでもよい。本実施例によれば、論理チャネルグループの最大個数が8個を超える場合、有効なBSRの報告メカニズムを提供することができる。また、IABノードは、ネットワークにおける中継ノードとして、通常、多くのUE及び/又はIAB子ノードをサービスするため、IAB-MTは、通常、2つ以上の論理チャネルグループに送信すべきデータがあるが、場合によっては、少数の論理チャネルグループのみに送信すべきデータがある。この場合、本実施例におけるショートバッファ状態レポートMAC CEフォーマットを採用することによって、ロングバッファ状態レポートMAC CEを送信する場合に比べて、シグナリングオーバーヘッドを低減させ、無線リソースを節約することができる。
<実施例9>
本発明の実施例は、バッファ状態レポートの構成装置を提供し、該装置はIABドナーに適用される。該装置の問題を解決する原理は、実施例4の方法と同様であるため、その具体的な実施は実施例4の方法を参照してもよく、同様な内容又は関連部分についてその説明を省略する。
図25は、本発明の実施例9のバッファ状態レポートの構成装置の1つの概略図である。図25に示すように、バッファ状態レポートの構成装置2500は、以下の各部を含む。
送信部2501は、IABノードにバッファ状態レポートのための構成情報を送信する。
該構成情報は、構成された論理チャネルグループID、構成された論理チャネル(LCH)の数、構成されたBH LCH ID、拡張されたLCG範囲を使用するか否かを構成すること、及びバッファ状態レポートMAC CEの新しいフォーマットを使用するか否かを構成することのうちの少なくとも1つを含む。
例えば、構成されたBH LCH IDは、拡張されたLCH IDを採用し、且つ/或いは、拡張されたLCG範囲を採用することが構成されており、且つ/或いは、バッファ状態レポートMAC CEの新しいフォーマットを採用することが構成されている。
例えば、該構成情報は、RRCシグナリングを介して送信される。
本実施例によれば、IABノードにバッファ状態レポートのための構成情報を送信することで、IABノードは、構成情報及び/又はIAB-MTの能力に基づいて、生成されたバッファ状態レポートMAC CEのフォーマットを決定することができる。これによって、論理チャネルグループの最大個数が8個を超える場合、有効なBSRの報告メカニズムを提供することができる。
<実施例10>
本発明の実施例は、ネットワーク装置を提供し、該ネットワーク装置は、例えば実施例6又は実施例7又は実施例8のバッファ状態レポートの装置を含む。
図26は、本発明の実施例10のネットワーク装置のシステム構成の1つの概略的なブロック図である。図26に示すように、ネットワーク装置2600は、プロセッサ2610及びメモリ2620を含んでもよく、メモリ2620はプロセッサ2610に接続される。なお、この図は例示的なものであり、他のタイプの構造を用いてこの構造を補足又は置換して、通信機能又は他の機能を実現してもよい。
1つの態様では、バッファ状態レポートの装置の機能は、プロセッサ2610に統合されてもよい。
プロセッサ2610は、バッファ状態レポートMAC CE(BSR MAC CE)を生成するステップであって、該バッファ状態レポートMAC CEは、送信すべきデータを有する全ての論理チャネルグループの情報と、少なくとも1つのバッファサイズ情報とを含み、該論理チャネルグループの最大可能個数は8よりも大きい、ステップと、該バッファ状態レポートMAC CEを送信するステップと、を実行するように構成されてもよい。
或いは、プロセッサ2610は、送信すべきデータを有する論理チャネルグループの数が1つを超えない場合、ショートバッファ状態レポートMAC CEを生成するステップであって、該ショートバッファ状態レポートMAC CEは、論理チャネルグループの情報と、バッファサイズ情報とを含み、該ショートバッファ状態レポートMAC CEの長さは2バイトである、ステップと、該ショートバッファ状態レポートMAC CEを送信するステップと、を実行するように構成されてもよい。
或いは、プロセッサ2610は、送信すべきデータを有する論理チャネルグループの数がN個を超えない場合、ショートバッファ状態レポートMAC CE(BSR MAC CE)を生成するステップであって、該ショートバッファ状態レポートMAC CEは、N個の論理チャネルグループの情報と、少なくとも1つのバッファサイズ情報とを含み、Nは2以上の整数である、ステップと、該ショートバッファ状態レポートMAC CEを送信するステップと、を実行するように構成されてもよい。
もう1つの態様では、バッファ状態レポートの装置は、プロセッサ2610とは別個に構成されてもよく、例えば、バッファ状態レポートの装置は、プロセッサ2610に接続されたチップとして構成されてもよく、バッファ状態レポートの装置の機能は、プロセッサ2610の制御により実現される。
また、図26に示すように、ネットワーク装置2600は、送受信機2640及びアンテナ2650などをさらに含んでもよい。上記部材の機能は従来技術と類似し、ここでその説明を省略する。なお、ネットワーク装置2600は、図26に示す全てのユニットを含む必要がない。また、ネットワーク装置2600は、図26に示されていないユニットをさらに含んでもよく、従来技術を参照してもよい。
本実施例によれば、ロングBSR又はショートBSR報告の判断動作を行わずに、送信すべきデータを有し、且つ最大可能個数が8よりも大きい全ての論理チャネルグループの情報と少なくとも1つのバッファサイズ情報とを含むBSR MAC CEを生成して送信し、或いは、送信すべきデータを有する論理チャネルグループの数が1つを超えない場合、論理チャネルグループの情報とバッファサイズ情報とを含み、且つ長さが2バイトであるショートBSR MAC CEを生成して送信し、或いは、送信すべきデータを有する論理チャネルグループの数がN個を超えない場合、N個(Nは2以上の整数である)の論理チャネルグループの情報と少なくとも1つのバッファサイズ情報とを含むショートBSR MAC CEを生成して送信する。これによって、論理チャネルグループの最大個数が8個を超える場合、有効なBSRの報告メカニズムを提供することができる。
<実施例11>
本発明の実施例は、ネットワーク装置を提供し、該ネットワーク装置は、例えば実施例9のバッファ状態レポートの構成装置を含む。
図27は、本発明の実施例11のネットワーク装置のシステム構成の1つの概略的なブロック図である。図27に示すように、ネットワーク装置2700は、プロセッサ(processor)2710及びメモリ2720を含んでもよく、メモリ2720はプロセッサ2710に接続される。ここで、メモリ2720は、様々なデータを記憶してもよく、さらに、情報処理のプログラム2730を記憶しており、プロセッサ2710の制御により該プログラム2730を実行し、端末装置から送信された様々な情報を受信し、端末装置に様々な情報を送信する。
1つの態様では、バッファ状態レポートの構成装置の機能は、プロセッサ2710に統合されてもよい。プロセッサ2710は、IABノードにバッファ状態レポートのための構成情報を送信するステップを実行するように構成されてもよい。
該構成情報は、構成された論理チャネルグループID、構成された論理チャネル(LCH)の数、構成されたBH LCH ID、拡張されたLCG範囲を使用するか否かを構成すること、及びバッファ状態レポートMAC CEの新しいフォーマットを使用するか否かを構成することのうちの少なくとも1つを含む。
もう1つの態様では、バッファ状態レポートの構成装置は、プロセッサ2710とは別個に構成されてもよく、例えば、バッファ状態レポートの構成装置は、プロセッサ2710に接続されたチップとして構成されてもよく、バッファ状態レポートの構成装置の機能は、プロセッサ2710の制御により実現される。
また、図27に示すように、ネットワーク装置2700は、送受信機2740及びアンテナ2750などをさらに含んでもよい。上記部材の機能は従来技術と類似し、ここでその説明を省略する。なお、ネットワーク装置2700は、図27に示す全てのユニットを含む必要がない。また、ネットワーク装置2700は、図27に示されていないユニットをさらに含んでもよく、従来技術を参照してもよい。
本実施例によれば、IABノードにバッファ状態レポートのための構成情報を送信することで、IABノードは、構成情報及び/又はIAB-MTの能力に基づいて、生成されたバッファ状態レポートMAC CEのフォーマットを決定することができる。これによって、論理チャネルグループの最大個数が8個を超える場合、有効なBSRの報告メカニズムを提供することができる。
<実施例12>
本発明の実施例は、通信システムを提供する。
例えば、該通信システムは、第1のネットワーク装置と、第2のネットワーク装置とを含み、該第1のネットワーク装置は、実施例10のネットワーク装置であり、第2のネットワーク装置は、実施例11のネットワーク装置である。
図28は、本発明の実施例12の通信システムの1つの概略図である。図28に示すように、通信システム2800は、第1のネットワーク装置2801、第2のネットワーク装置2802及び端末装置2803を含み、第1のネットワーク装置2801はIABノードであり、第2のネットワーク装置2802はIABドナーであり、端末装置2803はIABノードにサービスを提供する端末装置である。
また、第1のネットワーク装置2801、即ちIABノードは、子ノードを有してもよく、子ノードは、端末装置にサービスを提供してもよい。
また、第1のネットワーク装置2801、即ちIABノードは、親ノードを有してもよく、第1のネットワーク装置2801は該親ノードを介してIABドナーと情報のインタラクションを行ってもよい。
本発明の以上の装置及び方法は、ハードウェアにより実現されてもよく、ハードウェアとソフトウェアを結合して実現されてもよい。本発明はコンピュータが読み取り可能なプログラムに関し、該プログラムはロジック部により実行される際に、該ロジック部に上述した装置又は構成要件を実現させる、或いは該ロジック部に上述した各種の方法又はステップを実現させることができる。本発明は上記のプログラムを記憶するための記憶媒体、例えばハードディスク、磁気ディスク、光ディスク、DVD、フラッシュメモリ等に関する。
本発明の実施例を参照しながら説明した各装置における各処理方法は、ハードウェア、プロセッサにより実行されるソフトウェアモジュール、又は両者の組み合わせで実施されてもよい。例えば、図22に示す機能的ブロック図における1つ若しくは複数、又は機能的ブロック図の1つ若しくは複数の組み合わせは、コンピュータプログラムフローの各ソフトウェアモジュールに対応してもよいし、各ハードウェアモジュールに対応してもよい。これらのソフトウェアモジュールは、図5に示す各ステップにそれぞれ対応してもよい。これらのハードウェアモジュールは、例えばフィールド・プログラマブル・ゲートアレイ(FPGA)を用いてこれらのソフトウェアモジュールをハードウェア化して実現されてもよい。
ソフトウェアモジュールは、RAMメモリ、フラッシュメモリ、ROMメモリ、EPROMメモリ、EEPROMメモリ、レジスタ、ハードディスク、モバイルハードディスク、CD-ROM又は当業者にとって既知の任意の他の形の記憶媒体に位置してもよい。プロセッサが記憶媒体から情報を読み取り、且つ/或いは記憶媒体に情報を書き込むように該記憶媒体をプロセッサに接続してもよいし、記憶媒体がプロセッサの構成部であってもよい。プロセッサ及び記憶媒体はASICに位置してもよい。該ソフトウェアモジュールは移動端末のメモリに記憶されてもよいし、移動端末に挿入されたメモリカードに記憶されてもよい。例えば、機器(例えば移動端末)が比較的に大きい容量のMEGA-SIMカード又は大容量のフラッシュメモリ装置を用いる場合、該ソフトウェアモジュールは該MEGA-SIMカード又は大容量のフラッシュメモリ装置に記憶されてもよい。
図22に記載されている機能的ブロック図における1つ以上の機能ブロック及び/又は機能ブロックの1つ以上の組合せは、本願に記載されている機能を実行するための汎用プロセッサ、デジタル信号プロセッサ(DSP)、特定用途向け集積回路(ASIC)、フィールド・プログラマブル・ゲートアレイ(FPGA)又は他のプログラマブル論理デバイス、ディスクリートゲート又はトランジスタ論理装置、ディスクリートハードウェアコンポーネント、又はそれらの任意の適切な組み合わせで実現されてもよい。図17に記載されている機能的ブロック図における1つ以上の機能ブロック及び/又は機能ブロックの1つ以上の組合せは、例えば、コンピューティング機器の組み合わせ、例えばDSPとマイクロプロセッサの組み合わせ、複数のマイクロプロセッサの組み合わせ、DSP通信と組み合わせた1つ又は複数のマイクロプロセッサ又は他の任意の構成で実現されてもよい。
以上、具体的な実施形態を参照しながら本発明を説明しているが、上記の説明は、例示的なものに過ぎず、本発明の保護の範囲を限定するものではない。本発明の趣旨及び原理を離脱しない限り、本発明に対して各種の変形及び変更を行ってもよく、これらの変形及び変更も本発明の範囲内のものである。
また、上述の実施例を含む実施形態に関し、更に以下の付記を開示する。
(付記1)
IABノード(IAB-node)に適用される、バッファ状態レポートの装置であって、
バッファ状態レポートMAC CE(BSR MAC CE)を生成する第1の生成部であって、前記バッファ状態レポートMAC CEは、送信すべきデータを有する全ての論理チャネルグループの情報と、少なくとも1つのバッファサイズ情報とを含み、前記論理チャネルグループの最大可能個数は8よりも大きい、第1の生成部と、
前記バッファ状態レポートMAC CEを送信する第1の送信部と、を含む、装置。
(付記2)
パディングビット(padding bits)の数が前記バッファ状態レポートMAC CEとそのサブヘッダのサイズとの合計サイズ以上である場合、前記バッファ状態レポートMAC CEは、送信すべきデータを有する全ての論理チャネルグループの情報と、前記論理チャネルグループに対応するバッファサイズ情報とを含む、付記1に記載の装置。
(付記3)
前記バッファ状態レポートは、短縮されたバッファ状態レポート(Truncated BSR)であり、
前記パディングビットの数が前記バッファ状態レポートMAC CEとそのサブヘッダの合計サイズよりも小さい場合、前記バッファ状態レポートMAC CEは、前記パディングビットの数を超えない送信すべきデータを有する論理チャネルグループの情報と、少なくとも1つの論理チャネルグループに対応するバッファサイズ情報とを含む、付記2に記載の装置。
(付記4)
前記バッファ状態レポートMAC CEは、第1のバッファ状態レポートMAC CEを含み、
前記第1のバッファ状態レポートMAC CEは、ビットマップ(bitmap)を介して、論理チャネルグループに対応するバッファサイズ情報が報告されたか否か、又は論理チャネルグループが送信すべきデータを有するか否かを示す、付記1乃至3の何れかに記載の装置。
(付記5)
2つの論理チャネルID(LCID)又は1バイトの拡張論理チャネルID(eLCID)は、第1のバッファ状態レポートMAC CEがバッファ状態レポートMAC CEであるか、又は短縮されたバッファ状態レポートMAC CEであるかを識別するために使用される、付記4に記載の装置。
(付記6)
前記バッファ状態レポートMAC CEは、少なくとも2つの第2のバッファ状態レポートMAC CEを含み、
前記少なくとも2つの第2のバッファ状態レポートMAC CEは、送信すべきデータを有する全ての論理チャネルグループの情報を共同で含む、付記1乃至3の何れかに記載の装置。
(付記7)
第2のバッファ状態レポートMAC CEは、論理チャネルIDにより識別される、付記6に記載の装置。
(付記8)
異なる第2のバッファ状態レポートMAC CEは、異なる論理チャネルIDにより識別される、付記6又は7に記載の装置。
(付記9)
IABノードに適用される、バッファ状態レポートの装置であって、
送信すべきデータを有する論理チャネルグループの数が1つを超えない場合、ショートバッファ状態レポートMAC CEを生成する第2の生成部であって、前記ショートバッファ状態レポートMAC CEは、論理チャネルグループの情報と、バッファサイズ情報とを含み、前記ショートバッファ状態レポートMAC CEの長さは2バイトである、第2の生成部と、
前記ショートバッファ状態レポートMAC CEを送信する第2の送信部と、を含む、装置。
(付記10)
前記論理チャネルグループの情報の長さは、4~8ビットである、付記9に記載の装置。
(付記11)
前記論理チャネルグループの情報と予約ビットとは、バイトを構成する、付記9に記載の装置。
(付記12)
前記論理チャネルグループの情報は、前記予約ビットの前又は後に位置する、付記11に記載の装置。
(付記13)
前記論理チャネルグループの情報は、前記バッファサイズ情報に隣接する、付記9に記載の装置。
(付記14)
前記ショートバッファ状態レポートMAC CEのサブヘッダの長さは、1バイトであり、
前記ショートバッファ状態レポートMAC CEを含むMAC sub-PDUの長さは、3バイトである、付記9に記載の装置。
(付記15)
IABノードに適用される、バッファ状態レポートの装置であって、
送信すべきデータを有する論理チャネルグループの数がN個を超えない場合、ショートバッファ状態レポートMAC CE(BSR MAC CE)を生成する第3の生成部であって、前記ショートバッファ状態レポートMAC CEは、N個の論理チャネルグループの情報と、少なくとも1つのバッファサイズ情報とを含み、Nは2以上の整数である、第3の生成部と、
前記ショートバッファ状態レポートMAC CEを送信する第3の送信部と、を含む、装置。
(付記16)
各前記論理チャネルグループの情報の長さは、4~8ビットである、付記15に記載の装置。
(付記17)
前記少なくともN個の論理チャネルグループの情報は、同一のバイトに位置し、或いは異なるバイトに位置する、付記15又は16に記載の装置。
(付記18)
前記N個の論理チャネルグループの情報のうちの少なくとも1つの論理チャネルグループの情報は、その対応するバッファサイズ情報に隣接し、且つ/或いは、
前記N個の論理チャネルグループの情報のうちの少なくとも2つの論理チャネルグループの情報は隣接し、且つ/或いは、
少なくとも2つのバッファサイズ情報は隣接する、付記15に記載の装置。
(付記19)
前記Nは8であり、前記ショートバッファ状態レポートMAC CEに含まれる8つの論理チャネルグループの情報は、バイトを構成する、付記15に記載の装置。
(付記20)
送信すべきデータを有する論理チャネルグループの数が1つを超える場合、ロングバッファ状態レポートMAC CEを生成すること、をさらに含む、付記9乃至14の何れかに記載の装置。
(付記21)
送信すべきデータを有する論理チャネルグループの数がN個を超える場合、ロングバッファ状態レポートMAC CEを生成すること、をさらに含む、付記15乃至19の何れかに記載の装置。
(付記22)
前記ショートバッファ状態レポートMAC CEは、ショートバッファ状態レポートMAC CEと、ショート短縮バッファ状態レポートMAC CEとを含み、
ロングバッファ状態レポートMAC CEは、ロングバッファ状態レポートMAC CEと、ロング短縮バッファ状態レポートMAC CEとを含む、付記9乃至21の何れかに記載の装置。
(付記23)
前記ショートバッファ状態レポートMAC CE、前記ショート短縮バッファ状態レポートMAC CE、前記ロングバッファ状態レポートMAC CE及び前記ロング短縮バッファ状態レポートMAC CEは、4つの論理チャネルID(LCID)又は4つの1バイトの拡張論理チャネルID(eLCID)により識別される、付記22に記載の装置。
(付記24)
ドナーCU(donor CU)から受信された構成情報及び/又はIAB-MTの能力に基づいて、生成されたバッファ状態レポートMAC CEのフォーマットを決定する決定部、をさらに含む、付記1乃至23の何れかに記載の装置。
(付記25)
条件が満たされる場合、付記1乃至23の何れかに記載の装置によりバッファ状態レポートMAC CEを生成し、
前記条件は、
構成された論理チャネルグループIDの最大値が第1の閾値よりも大きいこと、
構成された論理チャネル(LCH)の数が第2の閾値以上であること、
構成されたBH LCH IDが拡張されたLCH IDを採用すること、
拡張されたLCG範囲の使用が構成されたこと、
バッファ状態レポートMAC CEの新しいフォーマットの使用が構成されたこと、及び
前記IAB-MTが8つよりも多いLCGをサポートすることのうちの少なくとも1つを含む、付記24に記載の装置。
(付記26)
前記構成情報は、RRCシグナリングを介して送信される、付記25に記載の装置。
(付記27)
IABドナー(IAB-donor)に適用される、バッファ状態レポートの構成装置であって、
IABノードにバッファ状態レポートのための構成情報を送信する送信部、を含み、
前記構成情報は、
構成された論理チャネルグループID、
構成された論理チャネル(LCH)の数、
構成されたBH LCH ID、
拡張されたLCG範囲を使用するか否かを構成すること、及び
バッファ状態レポートMAC CEの新しいフォーマットを使用するか否かを構成することのうちの少なくとも1つを含む、装置。
(付記28)
構成されたBH LCH IDは、拡張されたLCH IDを採用し、且つ/或いは、
拡張されたLCG範囲を採用することが構成されており、且つ/或いは、
バッファ状態レポートMAC CEの新しいフォーマットを採用することが構成されている、付記27に記載の装置。
(付記29)
前記構成情報は、RRCシグナリングを介して送信される、付記27又は28に記載の装置。
(付記30)
付記1乃至29の何れかに記載の装置を含む、ネットワーク装置。
(付記31)
第1のネットワーク装置と、第2のネットワーク装置と、端末装置とを含む通信システムであって、
前記第1のネットワーク装置は、付記1乃至26の何れかに記載の装置を含み、
前記第2のネットワーク装置は、付記27乃至29の何れかに記載の装置を含む、通信システム。
(付記32)
IABノード(IAB-node)に適用される、バッファ状態レポートの方法であって、
バッファ状態レポートMAC CE(BSR MAC CE)を生成するステップであって、前記バッファ状態レポートMAC CEは、送信すべきデータを有する全ての論理チャネルグループの情報と、少なくとも1つのバッファサイズ情報とを含み、前記論理チャネルグループの最大可能個数は8よりも大きい、ステップと、
前記バッファ状態レポートMAC CEを送信するステップと、を含む、方法。
(付記33)
パディングビット(padding bits)の数が前記バッファ状態レポートMAC CEとそのサブヘッダのサイズとの合計サイズ以上である場合、前記バッファ状態レポートMAC CEは、送信すべきデータを有する全ての論理チャネルグループの情報と、前記論理チャネルグループに対応するバッファサイズ情報とを含む、付記32に記載の方法。
(付記34)
前記バッファ状態レポートは、短縮されたバッファ状態レポート(Truncated BSR)であり、
前記パディングビットの数が前記バッファ状態レポートMAC CEとそのサブヘッダの合計サイズよりも小さい場合、前記バッファ状態レポートMAC CEは、前記パディングビットの数を超えない送信すべきデータを有する論理チャネルグループの情報と、少なくとも1つの論理チャネルグループに対応するバッファサイズ情報とを含む、付記33に記載の方法。
(付記35)
前記バッファ状態レポートMAC CEは、第1のバッファ状態レポートMAC CEを含み、
前記第1のバッファ状態レポートMAC CEは、ビットマップ(bitmap)を介して、論理チャネルグループに対応するバッファサイズ情報が報告されたか否か、又は論理チャネルグループが送信すべきデータを有するか否かを示す、付記32乃至34の何れかに記載の方法。
(付記36)
2つの論理チャネルID(LCID)又は1バイトの拡張論理チャネルID(eLCID)は、第1のバッファ状態レポートMAC CEがバッファ状態レポートMAC CEであるか、又は短縮されたバッファ状態レポートMAC CEであるかを識別するために使用される、付記35に記載の方法。
(付記37)
前記バッファ状態レポートMAC CEは、少なくとも2つの第2のバッファ状態レポートMAC CEを含み、
前記少なくとも2つの第2のバッファ状態レポートMAC CEは、送信すべきデータを有する全ての論理チャネルグループの情報を共同で含む、付記32乃至35の何れかに記載の方法。
(付記38)
第2のバッファ状態レポートMAC CEは、論理チャネルIDにより識別される、付記37に記載の方法。
(付記39)
異なる第2のバッファ状態レポートMAC CEは、異なる論理チャネルIDにより識別される、付記37又は38に記載の方法。
(付記40)
IABノードに適用される、バッファ状態レポートの方法であって、
送信すべきデータを有する論理チャネルグループの数が1つを超えない場合、ショートバッファ状態レポートMAC CEを生成するステップであって、前記ショートバッファ状態レポートMAC CEは、論理チャネルグループの情報と、バッファサイズ情報とを含み、前記ショートバッファ状態レポートMAC CEの長さは2バイトである、ステップと、
前記ショートバッファ状態レポートMAC CEを送信するステップと、を含む、方法。
(付記41)
前記論理チャネルグループの情報の長さは、4~8ビットである、付記40に記載の方法。
(付記42)
前記論理チャネルグループの情報と予約ビットとは、バイトを構成する、付記40に記載の方法。
(付記43)
前記論理チャネルグループの情報は、前記予約ビットの前又は後に位置する、付記42に記載の方法。
(付記44)
前記論理チャネルグループの情報は、前記バッファサイズ情報に隣接する、付記40に記載の方法。
(付記45)
前記ショートバッファ状態レポートMAC CEのサブヘッダの長さは、1バイトであり、
前記ショートバッファ状態レポートMAC CEを含むMAC sub-PDUの長さは、3バイトである、付記40に記載の方法。
(付記46)
IABノードに適用される、バッファ状態レポートの方法であって、
送信すべきデータを有する論理チャネルグループの数がN個を超えない場合、ショートバッファ状態レポートMAC CE(BSR MAC CE)を生成するステップであって、前記ショートバッファ状態レポートMAC CEは、N個の論理チャネルグループの情報と、少なくとも1つのバッファサイズ情報とを含み、Nは2以上の整数である、ステップと、
前記ショートバッファ状態レポートMAC CEを送信するステップと、を含む、方法。
(付記47)
各前記論理チャネルグループの情報の長さは、4~8ビットである、付記46に記載の方法。
(付記48)
前記少なくともN個の論理チャネルグループの情報は、同一のバイトに位置し、或いは異なるバイトに位置する、付記46又は47に記載の方法。
(付記49)
前記N個の論理チャネルグループの情報のうちの少なくとも1つの論理チャネルグループの情報は、その対応するバッファサイズ情報に隣接し、且つ/或いは、
前記N個の論理チャネルグループの情報のうちの少なくとも2つの論理チャネルグループの情報は隣接し、且つ/或いは、
少なくとも2つのバッファサイズ情報は隣接する、付記46に記載の方法。
(付記50)
前記Nは8であり、前記ショートバッファ状態レポートMAC CEに含まれる8つの論理チャネルグループの情報は、バイトを構成する、付記46に記載の方法。
(付記51)
送信すべきデータを有する論理チャネルグループの数が1つを超える場合、ロングバッファ状態レポートMAC CEを生成すること、をさらに含む、付記40乃至45の何れかに記載の方法。
(付記52)
送信すべきデータを有する論理チャネルグループの数がN個を超える場合、ロングバッファ状態レポートMAC CEを生成すること、をさらに含む、付記46乃至50の何れかに記載の方法。
(付記53)
前記ショートバッファ状態レポートMAC CEは、ショートバッファ状態レポートMAC CEと、ショート短縮バッファ状態レポートMAC CEとを含み、
ロングバッファ状態レポートMAC CEは、ロングバッファ状態レポートMAC CEと、ロング短縮バッファ状態レポートMAC CEとを含む、付記40乃至52の何れかに記載の方法。
(付記54)
前記ショートバッファ状態レポートMAC CE、前記ショート短縮バッファ状態レポートMAC CE、前記ロングバッファ状態レポートMAC CE及び前記ロング短縮バッファ状態レポートMAC CEは、4つの論理チャネルID(LCID)又は4つの1バイトの拡張論理チャネルID(eLCID)により識別される、付記53に記載の方法。
(付記55)
ドナーCU(donor CU)から受信された構成情報及び/又はIAB-MTの能力に基づいて、生成されたバッファ状態レポートMAC CEのフォーマットを決定するステップ、をさらに含む、付記32乃至54の何れかに記載の方法。
(付記56)
条件が満たされる場合、付記32乃至54の何れかに記載の方法によりバッファ状態レポートMAC CEを生成し、
前記条件は、
構成された論理チャネルグループIDの最大値が第1の閾値よりも大きいこと、
構成された論理チャネル(LCH)の数が第2の閾値以上であること、
構成されたBH LCH IDが拡張されたLCH IDを採用すること、
拡張されたLCG範囲の使用が構成されたこと、
バッファ状態レポートMAC CEの新しいフォーマットの使用が構成されたこと、及び
前記IAB-MTが8つよりも多いLCGをサポートすることのうちの少なくとも1つを含む、付記55に記載の方法。
(付記57)
前記構成情報は、RRCシグナリングを介して送信される、付記56に記載の方法。
(付記58)
IABドナー(IAB-donor)に適用される、バッファ状態レポートの構成方法であって、
IABノードにバッファ状態レポートのための構成情報を送信するステップ、を含み、
前記構成情報は、
構成された論理チャネルグループID、
構成された論理チャネル(LCH)の数、
構成されたBH LCH ID、
拡張されたLCG範囲を使用するか否かを構成すること、及び
バッファ状態レポートMAC CEの新しいフォーマットを使用するか否かを構成することのうちの少なくとも1つを含む、方法。
(付記59)
構成されたBH LCH IDは、拡張されたLCH IDを採用し、且つ/或いは、
拡張されたLCG範囲を採用することが構成されており、且つ/或いは、
バッファ状態レポートMAC CEの新しいフォーマットを採用することが構成されている、付記58に記載の方法。
(付記60)
前記構成情報は、RRCシグナリングを介して送信される、付記58又は59に記載の方法。

Claims (20)

  1. IABノード(IAB-node)に適用される、バッファ状態レポートの装置であって、
    バッファ状態レポートMAC CE(BSR MAC CE)を生成する第1の生成部であって、前記バッファ状態レポートMAC CEは、送信すべきデータを有する全ての論理チャネルグループの情報と、少なくとも1つのバッファサイズ情報とを含み、前記論理チャネルグループの最大可能個数は8よりも大きい、第1の生成部と、
    前記バッファ状態レポートMAC CEを送信する第1の送信部と、を含む、装置。
  2. パディングビット(padding bits)の数が前記バッファ状態レポートMAC CEとそのサブヘッダのサイズとの合計サイズ以上である場合、前記バッファ状態レポートMAC CEは、送信すべきデータを有する全ての論理チャネルグループの情報と、前記論理チャネルグループに対応するバッファサイズ情報とを含む、請求項1に記載の装置。
  3. 前記バッファ状態レポートは、短縮されたバッファ状態レポート(Truncated BSR)であり、
    前記パディングビットの数が前記バッファ状態レポートMAC CEとそのサブヘッダの合計サイズよりも小さい場合、前記バッファ状態レポートMAC CEは、前記パディングビットの数を超えない送信すべきデータを有する論理チャネルグループの情報と、少なくとも1つの論理チャネルグループに対応するバッファサイズ情報とを含む、請求項2に記載の装置。
  4. 前記バッファ状態レポートMAC CEは、第1のバッファ状態レポートMAC CEを含み、
    前記第1のバッファ状態レポートMAC CEは、ビットマップ(bitmap)を介して、論理チャネルグループに対応するバッファサイズ情報が報告されたか否か、又は論理チャネルグループが送信すべきデータを有するか否かを示す、請求項1に記載の装置。
  5. 2つの論理チャネルID(LCID)又は1バイトの拡張論理チャネルID(eLCID)は、第1のバッファ状態レポートMAC CEがバッファ状態レポートMAC CEであるか、又は短縮されたバッファ状態レポートMAC CEであるかを識別するために使用される、請求項4に記載の装置。
  6. 前記バッファ状態レポートMAC CEは、少なくとも2つの第2のバッファ状態レポートMAC CEを含み、
    前記少なくとも2つの第2のバッファ状態レポートMAC CEは、送信すべきデータを有する全ての論理チャネルグループの情報を共同で含む、請求項1に記載の装置。
  7. 第2のバッファ状態レポートMAC CEは、論理チャネルIDにより識別される、請求項6に記載の装置。
  8. 異なる第2のバッファ状態レポートMAC CEは、異なる論理チャネルIDにより識別される、請求項6に記載の装置。
  9. IABノードに適用される、バッファ状態レポートの装置であって、
    送信すべきデータを有する論理チャネルグループの数が1つを超えない場合、ショートバッファ状態レポートMAC CEを生成する第2の生成部であって、前記ショートバッファ状態レポートMAC CEは、論理チャネルグループの情報と、バッファサイズ情報とを含み、前記ショートバッファ状態レポートMAC CEの長さは2バイトである、第2の生成部と、
    前記ショートバッファ状態レポートMAC CEを送信する第2の送信部と、を含む、装置。
  10. 前記論理チャネルグループの情報の長さは、4~8ビットである、請求項9に記載の装置。
  11. 前記論理チャネルグループの情報と予約ビットとは、バイトを構成する、請求項9に記載の装置。
  12. 前記ショートバッファ状態レポートMAC CEのサブヘッダの長さは、1バイトであり、
    前記ショートバッファ状態レポートMAC CEを含むMAC sub-PDUの長さは、3バイトである、請求項9に記載の装置。
  13. IABノードに適用される、バッファ状態レポートの装置であって、
    送信すべきデータを有する論理チャネルグループの数がN個を超えない場合、ショートバッファ状態レポートMAC CE(BSR MAC CE)を生成する第3の生成部であって、前記ショートバッファ状態レポートMAC CEは、N個の論理チャネルグループの情報と、少なくとも1つのバッファサイズ情報とを含み、Nは2以上の整数である、第3の生成部と、
    前記ショートバッファ状態レポートMAC CEを送信する第3の送信部と、を含む、装置。
  14. 各前記論理チャネルグループの情報の長さは、4~8ビットである、請求項13に記載の装置。
  15. 前記N個の論理チャネルグループの情報のうちの少なくとも1つの論理チャネルグループの情報は、その対応するバッファサイズ情報に隣接し、且つ/或いは、
    前記N個の論理チャネルグループの情報のうちの少なくとも2つの論理チャネルグループの情報は隣接し、且つ/或いは、
    少なくとも2つのバッファサイズ情報は隣接する、請求項13に記載の装置。
  16. 前記Nは8であり、前記ショートバッファ状態レポートMAC CEに含まれる8つの論理チャネルグループの情報は、バイトを構成する、請求項13に記載の装置。
  17. 前記ショートバッファ状態レポートMAC CEは、ショートバッファ状態レポートMAC CEと、ショート短縮バッファ状態レポートMAC CEとを含み、
    ロングバッファ状態レポートMAC CEは、ロングバッファ状態レポートMAC CEと、ロング短縮バッファ状態レポートMAC CEとを含む、請求項9に記載の装置。
  18. 前記ショートバッファ状態レポートMAC CE、前記ショート短縮バッファ状態レポートMAC CE、前記ロングバッファ状態レポートMAC CE及び前記ロング短縮バッファ状態レポートMAC CEは、4つの論理チャネルID(LCID)又は4つの1バイトの拡張論理チャネルID(eLCID)により識別される、請求項17に記載の装置。
  19. ドナーCU(donor CU)から受信された構成情報及び/又はIAB-MTの能力に基づいて、生成されたバッファ状態レポートMAC CEのフォーマットを決定する決定部、をさらに含む、請求項1に記載の装置。
  20. 条件が満たされる場合、請求項1に記載の装置によりバッファ状態レポートMAC CEを生成し、
    前記条件は、
    構成された論理チャネルグループIDの最大値が第1の閾値よりも大きいこと、
    構成された論理チャネル(LCH)の数が第2の閾値以上であること、
    構成されたBH LCH IDが拡張されたLCH IDを採用すること、
    拡張されたLCG範囲の使用が構成されたこと、
    バッファ状態レポートMAC CEの新しいフォーマットの使用が構成されたこと、及び
    前記IAB-MTが8つよりも多いLCGをサポートすることのうちの少なくとも1つを含む、請求項19に記載の装置。
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