JP2024500841A - cGASと関連する病態の処置に有用なピロロ[3.2-b]ピリジン誘導体 - Google Patents

cGASと関連する病態の処置に有用なピロロ[3.2-b]ピリジン誘導体 Download PDF

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Abstract

本開示は、環A、及びR1~R4が本明細書に定義される通りである式(I)の化合物:(I)、又はその薬学的に許容できる塩、水和物、溶媒和物、立体異性体、若しくは互変異性体、並びにそれを製造及び使用する方法に関する。【化1】JPEG2024500841000177.jpg33170

Description

関連出願の相互参照
本願は、2020年12月22日に出願された米国仮特許出願第63/128,939号明細書の優先権を主張し、その内容を参照により本明細書に全体として組み込む。
本発明は、例えば、cGAS活性の減少又は増加(例えば、増加、例えば、cGASシグナリングと関連する病態、疾患、又は障害)が、対象(例えばヒト)における病態、疾患、又は障害の病状及び/又は症状及び/又は進行に寄与する病態、疾患、又は障害を処置するのに有用である化学物質(例えば、環状GMP-AMPシンターゼ(cGAS)若しくはcGAS経路を阻害する化合物、又は化合物の薬学的に許容できる塩、及び/若しくは水和物、及び/若しくは共結晶、及び/若しくは薬物組み合わせ)に関する。本発明は、組成物並びにそれを使用及び製造する方法に関する。
核酸は細胞の重要な成分である。それらは遺伝情報を保管し、それをどのように実行するかに関して細胞に指導する。しかしながら、核酸が細胞の外側に見出される場合、又は細胞の損傷(内因性の細胞死、ウイルス感染、ミトコンドリア損傷)の結果として起こる、多量がサイトゾル中に間違って配置される場合、核酸は有害物として(病原体関連分子パターン、「PAMP」として)認識され、強い免疫学的反応を引き起こす。類似の反応は、多くの自己炎症性及び自己免疫疾患においても観察され、核酸センサーの活性化が主要な分子決定因子であることが示唆された(Barber,Nat Immunol,12(10):929-930,2011)。
2つの新規な遺伝子産物(cGAS及びSTING)が、過剰なサイトゾルdsDNAの認識のための重要な経路の主要なメンバーとして最近認識された(Cai et al.Mol Cell,54(2):289-296,2014)。cGAS(環状GMP/AMPシンターゼ)は、dsDNAと結合すると、GTP及びATPを、cGAMPと呼ばれる環状ヌクレオチド(Sun et al.,Science 339(6121):786-791,2013)及びSTING(インターフェロン遺伝子の刺激因子)(Ishikawa et al.,Nature 461(7265):788-792,2009)に転化し、cGAMPを認識し、転写因子IRF3のリン酸化を促進し、最終的に、I型IFN遺伝子の発現をもたらす(Chen et al.,Nat Immunol 17(10):1142-1149,2016)。cGAMP、1分子のGMPと1つのAMPで構成された環状ヌクレオチドは、2つのリン酸を非常に稀な2’-,5’結合及び古典的な3’,5’結合により連結し(Ablasser et al.,Nature 498(7454):380-384,2013)、新規な「第2の」メッセンジャーを表す。
エカルディ・グティエール症候群患者におけるサイトゾルDNase、Trex1の突然変異が、cGAS/STING経路を活性化させるのに充分なサイトゾルdsDNAの増加をもたらし、強いI型IFN反応を起こすことが示された(Crow & Manel,Nat Rev Immunol 15(7):429-440,2015)。これにより、認識作用を衰弱させるのに加えて、狼瘡患者に一般的に観察されるものに類似な病状がもたらされる。この欠損のより軽度な形態は、Trex1にヘテロ接合型突然変異を有する家族性凍瘡状狼瘡患者に見られる(Fiehn,Curr Rheumatol Rep 19(10):61,2017)。SAVIは、cGAS/STING経路の活性化の結果であるさらなる疾患である。若者に広く観察されるインターフェロノファティ(interferonophaties)の1つとして特定されるこの疾患は、I型IFNサイトカインの慢性産生をもたらすSTINGを過活性化させる突然変異の結果である。この病状の兆候は、皮膚発疹、肺炎症、極端な場合には切断に至る四肢の慢性炎症として証明される(Liu et al.,N Engl J Med 371(6):507-518,2014)。
これらの稀な遺伝性疾患の他に(Beside)、プログラムされた細胞死が、発生した全てのPAMP/DAMPを取り除くのに充分には効率がよくない慢性疾患において、cGAS/STING経路が役割を果たし得ることを示す証拠が多くある(Motwani et al.,Nat Rev Genet 20(11):657-674,2019)。特に、狼瘡患者は、異なる器官の慢性損傷が抗DNA抗体の出現をもたらしており、炎症性サイトカインの産生へのcGAS/STING経路の寄与を低下させることから利益を得る可能性がある(Harley et al.,Nat Rev Genet 10(5):285-290,2009)。
cGAS経路の過活性化から続く疾患の根源的な推進力は、血清中、及び種々の器官中の炎症性サイトカイン(いわゆるI型インターフェロンに属する)の増加である。I型インターフェロン反応は、一般的に、ISG(インターフェロン刺激遺伝子)のmRNAの増加と並行する。これらの疾患は、インターフェロノパチーとして定義される病理のファミリーに分類される。
エカルディ・グティエール症候群(Crow & Manel,Nat Rev Immunol 15(7):429-440,2015)は、DNAプロセシング酵素Trex1の突然変異のホモ接合型である、遺伝的に連鎖する疾患である。家族性凍瘡状狼瘡群の患者は、Trex1にヘテロ接合型突然変異を有する(Fiehn,Curr Rheumatol Rep 19(10):61,2017)。TREX1機能喪失型変異に関連するメンデル遺伝病の中で、重症度が低い形態はRVCL(常染色体優性の脳白質萎縮症を伴う網膜血管障害)をもたらし、それは、網膜症に至る成人発症pf血管障害及び若年性虚血性脳卒中を特徴とする。このファミリーのTrex1依存性疾患は、cGAS阻害に強く反応することが期待されるが、その理由は、TREX1機能喪失が、サイトゾルdsDNAの増加をもたらし、その結果cGASの制御されない活性化をもたらすことが示されたからである。
強いインターフェロノパチーに加えて血管への特定の損傷が、乳児発症STING関連血管炎(SAVI)の患者に観察された(Liu et al.,N Engl J Med 371(6):507-518,2014)。したがって、cGAS/STING経路が、遺伝的に連鎖しない血管炎、特に四肢に観察される強い炎症病状にも重要な役割を果たすだろうということが予測される。
AGS及びSAVIとの臨床徴候類似性に基づいて、EBVなどのDNAウイルス、サイトゾルdsDNA、又はミトコンドリアdsDNAにより引き起こされ得る、全身性エリテマトーデス(SLE)、ループス腎炎(LN)、及び皮膚筋炎のサブタイプを含む疾患も、cGASの異常な活性化により(少なくとも一部分)推進されることも予測される。同様に、cGASの活性化が、SLEと病状のいくつかの側面を共有するシェーグレン症候群(SS)の発症に重要な役割を果たすことが期待されるだろう。
cGASの低分子量阻害剤は、SLE患者が紫外線に曝された場合にしばしば観察される病状である、SLEと関連する皮膚ラッシュ(rushes)/発赤を処置するのにも有用な可能性がある(Skopelja-Gardner et al.,Sci Rep 10(1):7908,2020)。特に、TREX1又は他のDNAses機能喪失齧歯動物モデルにおいて関節炎症が観察されたので、関節リウマチ(RA)におけるcGAS/STING経路の可能性のある関与が議論されてきた。関節内のdsDNAの蓄積が、RA患者に観察される炎症の原因であり得るという証拠もあった(Wang et al.,Int Immunopharmacol 76:105791,2019)。
加齢黄斑変性(AMD)のモデルはcGAS/STING経路に強く依存することが示され、cGAS阻害がこの破壊的な眼疾患を処置する治療選択肢であり得ることを示唆している(Kerur et al.,Nat Med 24(1):50-61,2018;Wu et al.,Clin Interv Aging 14:1277-1283,2019)。
cGAS活性化が、パーキンソン病(又は少なくともそれらのサブタイプ)(Sliter et al.,Nature 561(7722):258-262,2018)、アルツハイマー病、筋萎縮性側索硬化症(ALS)(ルー・ゲーリック病とも呼ばれる)、及び前頭側頭型認知症(FTD)(McCauley et al.,Nature 585(7823):96-101,2020)などの多くの神経炎症性疾患に関与しているという証拠が蓄積している。
研究により、cGAS/STINGが大腸炎の発生に結び付けられ、したがって、cGAS/STING調節が、潰瘍性大腸炎及び炎症性腸疾患(IBD)の潜在的な処置として示唆される(Aden et al.,J Exp Med 215(11):2868-2886,2018;Ahn et al.,Cell Rep 21(13):3873-3884,2017;Canesso et al.,Mucosal Immunol 11(3):820-834,2018;Martin et al.,Sci Rep 9(1):14281,2019)。しかしながら、cGAS/STING経路の遮断が、齧歯動物での結腸直腸癌の場合にように大腸炎誘導時に特定の条件下で転帰を悪化させ得ることを示唆するデータもある(Zhu et al.,J Immunol 193(10):4779-4782,2014)。STING活性化(おそらくcGASによる)が、敗血症により推進される炎症の発生において重要な役割を有することが、この文脈において言及に値する(Hu et al.,EBioMedicine 41:497-508,2019)。
多くの証拠が、cGASが肺炎症において役割を果たすことを示した。肺上皮への損傷はDNAの放出を起こすが、それは気管支肺胞洗浄(BAL)で検出できる。DNAseの気管内適用は、珪肺症により推進される肺炎症のモデルにおいて改善をもたらし、cGASが重大な役割を果たすことを示唆する。この観察はSTINGが欠損している動物を使用して確認され、cGASの活性化が、このモデル及び他の類似のモデルにおける炎症の主要な機構であることを強く示唆している(Benmerzoug et al.,Cell Rep 27(9):2649-2664 e2645,2019;Benmerzoug et al.,Nat Commun 9(1):5226,2018;Benmerzoug et al.,Trends Immunol 40(8):719-734,2019)。急性肺炎症へのcGASの関与の強い証拠があるが、特発性肺線維症におけるその役割は最近の間接的な証拠に基づいている。肝臓及び腎臓の線維症の発生が、cGAS/STING経路の活性化に強く依存することが観察された。したがって、cGAS/STING経路との治療的干渉が、肝硬変及び心内膜心筋線維症などの疾患において効能があるだろうと予測される(Allison,Nat Rev Nephrol 15(11):661,2019;Bennion et al.,J Virol 93(4),2019;Iracheta-Vellve et al.,J Biol Chem 291(52):26794-26805,2016;Sun et al.,Biomed Pharmacother 127:110119,2020;Wang et al.,Lab Invest 100(4):542-552,2020;Zhang et al.,Biomed Pharmacother 125:110022,2020)。ミトコンドリア機能不全の環境などでの異常なcGAS/STING活性化も、非アルコール性脂肪性肝炎(NASH)及び慢性閉塞性肺疾患(COPD)などのより多く見られる疾患の根底にある。
急性膵炎のマウスモデルにおいて、cGAS/STING経路を、遺伝的に又は薬剤により遮断することによる部分的保護が最近報告され(Zhao et al.,Gastroenterology 154(6):1822-1835 e1822,2018)、この破壊的な疾患におけるcGAS阻害剤による潜在的な保護作用を示唆している。
cGASが、細胞老化において役割を果たし、瀕死の細胞により推進される慢性炎症を制御することが示された(Gluck et al.,Nat Cell Biol 19(9):1061-1070,2017;Yang et al.,Proc Natl Acad Sci U S A 114(23):E4612-E4620,2017)。そのような知見が老化した組織に変換できるかどうか、及びcGASの遮断が老化した人々に観察される慢性炎症を減少させることを助けるかどうかは明らかでないが、この考えを支持するマウスにおけるいくらかの兆候が最近伝えられた。しかしながら、この観察は、高齢の患者集団と関連する多くの適応症に関連しており、cGAS/STING経路の慢性活性化はよく見られる併存症であり得る。これは、ミトコンドリアの損傷が実証されており、サイトゾルへのミトコンドリアDNAの放出をもたらす多くの神経変性疾患に関して特に当てはまり得る。
マウスでの最近の観察は、cGAS又はSTINGの阻害がシスプラチンにより誘導された急性腎障害の回復を促進したことを示す(Maekawa et al.,Cell Rep 29(5):1261-1273 e1266,2019)。この薬剤は癌療法に使用されているので、cGAS/STINGの遮断は、特に腎不全につながる器官の損傷を防ぐ可能性がある。他の最近の刊行物は、APOL1関連ポドサイトパチーのマウスモデルにおけるcGAS/STING経路の遮断に対する非常に頑強な治療効果を示した(Davis et al.Sci Rep 9(1):15485,2019;Wu et al.J Clin Invest 131(20),2021)。これらのデータは、cGAS阻害剤が概して腎障害の処置において有益であり得ることを示唆する。
cGAS/STING経路活性化は、免疫系がウイルス感染と戦うために展開する最初の防御の1つであると考えられるが、いったん急性期が終了すると、上昇したI型インターフェロンは、組織を損傷して組織回復を妨げる慢性炎症を伝搬することが示された(Teijaro et al.,Science 340(6129):207-211,2013;Wilson et al.,Science 340(6129):202-207,2013)。したがって、この疾患の末期でのcGASの遮断が、慢性のウイルスによる損傷からの回復を大いに加速させるだろうと予測される。
本開示は、cGAS経路を阻害することが可能である化合物及び組成物に関する。本開示は、cGASが役割を果たす疾患又は障害を処置、予防、又は改善する方法であって、それを必要とする患者に、治療上有効な量の式(I)の化合物、又はその薬学的に許容できる塩、水和物、溶媒和物、立体異性体、若しくは互変異性体を投与することによる方法を特徴とする。本開示の方法は、cGAS経路を阻害することによる、種々のcGAS依存性疾患及び障害の処置に使用できる。cGAS経路を阻害することは、免疫疾患、炎症性疾患、自己免疫疾患、又は自己炎症性疾患、及び他のcGAS依存性疾患又は障害を含むがこれらに限定されない疾患の処置、予防、又は改善の新規な手法を提供する。
一態様において、本開示の化合物は、特に免疫疾患、炎症性疾患、自己免疫疾患、又は自己炎症性疾患のための治療剤としての用途を有する。一態様において、本開示の化合物は、cGAS阻害活性を有し、好ましくは30μMレベル以下のそのような活性を有する。
本開示の第1の態様において、式(I)の化合物、

又はその薬学的に許容できる塩、水和物、溶媒和物、立体異性体、若しくは互変異性体が記載される(式中、式(I)は式(IA)又は式(IB)であり:

は、O、N、及びSから選択される1~4つのヘテロ原子を含み、(C~C)アルキル、OH、ハロゲン、-NR、及び酸素を含む5又は6員ヘテロシクロアルキル環の少なくとも1つにより場合により置換された5員ヘテロアリール環であり;
は、互いに対して1、2、及び4位で3つの窒素原子を含み、(C~C)アルキル、(C~C)アルキレン-OH、-(C~C)アルキレン-NR10、(C~C)アルキレン-C(O)OHにより場合により置換された5員ヘテロアリール環であって、5員ヘテロアリール環炭素原子で、Rによりさらに置換された5員ヘテロアリール環であり;
は、H、ハロゲン、-OH、-NR1112、-(C~C)アルキレン-NR1314、(C~C)アルキル、ハロ(C~C)アルキル、-(C~C)アルキレン-OH、-(C~C)アルキレン-(C~C)アルコキシ、-C(O)(C~C)アルキル、-C(O)(C~C)アルキレン-O-(C~C)アルキル、-C(O)(C~C)アルキレン-OH、-C(O)NR1516、(C~C)アルコキシ、-(C~C)アルキレン-S(O)-(C~C)アルキル、-C(O)(C~C)アルコキシ、-CN、-O(C~C)アルキレン-OH、-O(C~C)アルキレン-(C~C)アルコキシ、-(C~C)アルキレン-C(O)(C~C)アルキル、-(C~C)アルキレン-C(O)(C~C)アルコキシ、-(C~C)アルキレン-C(O)NR1718、O及びNから選択される1~2つのヘテロ原子を含む6員ヘテロシクロアルキル環Ri;又は

であり、ここで
(C~C)アルキルは、CN、=N-(C~C)アルコキシ、=N-O-(C~C)アルキレン-OR20、OH、(C~C)アルコキシ、-C(O)OH、-C(O)O(C~C)アルキル、O、N、及びSから選択される1~2つのヘテロ原子を含む4~6員ヘテロシクロアルキル環、並びにO、N、及びSから選択される1~2つのヘテロ原子を含む5~6員ヘテロアリール環の少なくとも1つにより場合により置換されており;
各-(C~C)アルキレン-NR10及び-(C~C)アルキレン-NR1314は、OHを有する(C~C)アルキレン炭素、(C~C)アルコキシ、-(C~C)アルキレン-O(C~C)アルキル、(C~C)アルキルの少なくとも1つにより場合により置換されており;
各ハロ(C~C)アルキル及び(C~C)アルキレン-OHは、独立に、OH、(C~C)アルコキシ、-O(C~C)アルキレン-OH、-(C~C)アルキレン-OH、-(C~C)アルキレン-(C~C)アルコキシの少なくとも1つにより場合により置換されており;
Riは、(C~C)アルキルにより場合により置換されており;
vは、0、1、又は2であり;
は、H、(C~C)アルキル、-(C~C)アルキレン-OH、-(C~C)アルキレン-(C~C)アルコキシ、-(C~C)アルキレン-C(O)OH、-C(O)O(C~C)アルキル、又は1~2つの窒素原子を含み、1つ以上の(C~C)アルコキシにより場合により置換された5~6員ヘテロアリール環であり;
各R、R、及びRは、独立に、H、ハロゲン、OH、(C~C)アルキル、(C~C)アルコキシ、ハロ(C~C)アルキル、ハロ(C~C)アルコキシ、(C~C)アルケニル、(C~C)アルキニル、-(C~C)アルキレン-OH、-O(C~C)アルキレン-OH、CN、-C(O)(C~C)アルコキシ、-C(O)NR2122、又は2つの窒素ヘテロ原子を含む5員ヘテロアリール環であり、各(C~C)アルケニル及び(C~C)アルキニルは、独立に、1つ以上の(C~C)アルコキシにより場合により置換されており;
各R20、R21、及びR22は、独立に、H又は(C~C)アルキルであり;
は、H又は(C~C)アルキルであり;
各R、R10、R11、R12、R13、R14、R15、R16、R17、及びR18は、独立に、H、(C~C)アルキル、-(C~C)アルキレン-OH、-(C~C)アルキレン-O(C~C)アルキル、-C(O)(C~C)アルキレン-(C~C)アルコキシ、又は-C(O)(C~C)アルキルであるか;或いは
及びR10は、それらが結合している窒素原子と共に、O、N、及びSから選択される1~2つのヘテロ原子を含む5又は6員ヘテロシクロアルキル環R23を形成し、R23は、1つ以上のR24により場合により置換されており;
11及びR12は、それらが結合している窒素原子と共に、O、N、及びSから選択される1~2つのヘテロ原子を含む5又は6員ヘテロシクロアルキル環R25を形成し、R25は、1つ以上のR26により場合により置換されており;
13及びR14は、それらが結合している窒素原子と共に、O、N、及びSから選択される1~2つのヘテロ原子を含む5又は6員ヘテロシクロアルキル環R27を形成し、R27は、1つ以上のR28により場合により置換されており;
15及びR16は、それらが結合している窒素原子と共に、O、N、及びSから選択される1~2つのヘテロ原子を含む5又は6員ヘテロシクロアルキル環R29を形成し、R29は、1つ以上のR30により場合により置換されており;
17及びR18は、それらが結合している窒素原子と共に、O、N、及びSから選択される1~2つのヘテロ原子を含む5又は6員ヘテロシクロアルキル環R31を形成し、R31は、R32により場合により置換されており;
各R24、R26、R28、R30、及びR32は、独立に、(C~C)アルキル、(C~C)アルコキシ、NR、OH、又は=Oであるか;或いは
各R24、R26、R28、R30、及びR32のうち2つは共に、同じ原子に結合している場合、(C~C)スピロシクロアルキル、又はO、N、及びSから選択される1~2つのヘテロ原子を含む4~7員スピロヘテロシクロアルキル環を形成し;
19は、H、OH、又は(C~C)アルキルであり;且つ
各R、R、R、及びRは、独立に、H、ハロゲン、又は(C~C)アルキルである)。
本開示の別の態様は、治療上有効な量の式(I)の化合物、又はその薬学的に許容できる塩、水和物、溶媒和物、立体異性体、若しくは互変異性体及び薬学的に許容できる担体又は賦形剤を含む医薬組成物に関する。医薬組成物は、cGAS依存性疾患又は障害の処置において有用である。
別の態様において、本発明は、治療上有効な量の式(I)の化合物の定義による化合物又はその薬学的に許容できる塩及び1種以上の治療剤を含む組み合わせ、特に医薬組み合わせを提供する。
別の態様において、本発明は、医薬品として使用するための、本明細書に開示される組み合わせ、特に医薬組み合わせを提供する。
別の態様において、本開示は、cGASの阻害により影響される疾患又は障害を処置する方法であって、それを必要とする対象に、治療上有効な量の式(I)の化合物又はその薬学的に許容できる塩、水和物、溶媒和物、立体異性体、若しくは互変異性体を投与するステップを含み、疾患又は障害が、cGAS関連疾患又は障害、例えば、免疫疾患、炎症性疾患、自己免疫疾患、及び自己炎症性疾患から選択される方法に関する。
別の態様において、cGAS関連疾患又は障害は、エカルディ・グティエール症候群、家族性凍瘡状狼瘡、RVCL(常染色体優性の脳白質萎縮症を伴う網膜血管障害)、血管炎、全身性エリテマトーデス(SLE)、ループス腎炎(LN)、皮膚筋炎、シェーグレン症候群(SS)、関節リウマチ(RA)、加齢黄斑変性(AMD)、パーキンソン病、アルツハイマー、筋萎縮性側索硬化症(ALS)、前頭側頭型認知症(FTD)、肺炎症、急性肺インフラマチン(inflammatin)、特発性肺線維症、肝臓及び腎臓の線維症、非アルコール性脂肪性肝炎(NASH)、肝硬変、心内膜心筋線維症、急性及び慢性腎障害、APOL1と関連するポドサイトパチー、急性膵炎、潰瘍性大腸炎、炎症性腸疾患(IBD)、慢性閉塞性肺疾患(COPD)、敗血症、老化、及び加齢を含む免疫疾患、炎症性疾患、自己免疫疾患、又は自己炎症性疾患である。
本開示は、cGASを阻害することが可能である化合物及び組成物に関する。本開示は、cGASが役割を果たす疾患又は障害を処置、予防、又は改善する方法であって、それを必要とする患者に、治療上有効な量の式(I)の化合物又はその薬学的に許容できる塩、水和物、溶媒和物、立体異性体、若しくは互変異性体を投与することによる方法を特徴とする。本開示の方法は、cGAS又はcGAS経路を阻害することによる、種々のcGAS依存性疾患及び障害の処置に使用できる。cGAS又はcGAS経路を阻害することは、全身性エリテマトーデス(SLE)、家族性凍瘡状狼瘡、血管炎、シェーグレン症候群(SS)、及び他のcGAS依存性疾患又は障害を含むがこれらに限定されない疾患の処置、予防、又は改善の新規な手法を提供する。
一態様において、本開示の化合物は、特に免疫疾患、炎症性疾患、自己免疫疾患、又は自己炎症性疾患のための治療剤としての用途を有する。一態様において、本開示の化合物は、cGAS阻害活性を有し、好ましくは30μMレベル以下のそのような活性を有する。本開示の化合物は、そのようなcGAS阻害活性が患者にとって有益だろう免疫疾患、炎症性疾患、自己免疫疾患、自己炎症性疾患、及び他の疾患の処置における有用性を有する。要約すると、本開示は、自己免疫性及び自己炎症性疾患の処置に有用である新規cGAS阻害剤を提供する。
本開示の第1の態様では、式(I):

(式中、R~Rは、上で本明細書に記載される通りである)
の化合物又はその薬学的に許容される塩、水和物、溶媒和物、立体異性体及び互変異性体が記載される。
本開示の詳細は、以下に付随する説明に記載される。本開示の実施又は試験では、本明細書に記載のものと類似の又は均等な方法及び材料を使用することができるが、ここでは、例示的な方法及び材料について説明する。本開示の他の特徴、目的及び利点は、説明及び特許請求の範囲から明らかであろう。本明細書及び添付の特許請求の範囲において、文脈がそうでないことを明確に示さない限り、単数形は、複数形も含む。別に定義されない限り、本明細書で使用される全ての技術的及び科学的用語は、本開示が属する技術分野の当業者によって一般に理解されるものと同じ意味を有する。本明細書で引用される全ての特許及び刊行物は、全体として参照により本明細書に組み込まれる。
使用される用語及び規則の定義
本明細書で具体的に定義されていない用語には、開示及び文脈を考慮して、当業者によってそれらに与えられるであろう意味が与えられるべきである。しかしながら、本明細書及び添付の特許請求の範囲で使用される場合、反対に指定されない限り、以下の用語は、示された意味を有し、以下の規定が遵守される。
A.化学命名法、用語及び規則
以下に定義されている基、ラジカル又は部分構造では、炭素原子の数は、多くの場合、基の前に明記される。例えば、(C~C10)アルキルは、1~10個の炭素原子を有するアルキル基又はラジカルを意味する。一般に、2つ以上のサブグループを含む基の場合、最後に記される基は、ラジカル付着点である。例えば、「アルキルアリール」は、式アルキル-アリール-の一価ラジカルを意味し、「アリールアルキル」は、式アリール-アルキル-の一価ラジカルを意味する。さらに、二価ラジカルが適切である場合、一価ラジカルを指定する用語の使用は、それぞれの二価ラジカルを指定すると解釈され、逆も同様である。特に明記しない限り、用語管理の従来の定義及び従来の安定な原子価は、全ての式及び基で推定及び達成され得る。冠詞「1つの(a)」及び「1つの(an)」は、冠詞の文法上の対象の1つ又は2つ以上(例えば、少なくとも1つ)を意味する。例として、「要素」とは、1つの要素又は2つ以上の要素を意味する。
「及び/又は」という用語は、特に明記しない限り、「及び」又は「又は」を意味する。
「場合により置換された」という用語は、所与の化学部分構造(例えば、アルキル基)が他の置換基(例えば、ヘテロ原子)に結合できることを意味する(ただし、必須ではない)。例えば、場合により置換されるアルキル基は、完全に飽和したアルキル鎖(例えば、純粋な炭化水素)であり得る。代わりに、同じ場合により置換されたアルキル基は、水素と異なる置換基を有し得る。例えば、それは、鎖に沿った任意の点でハロゲン原子、ヒドロキシル基又は本明細書に記載の任意の他の置換基に結合することができる。したがって、「場合により置換された」という用語は、所与の化学部分構造が他の官能基を含む可能性を有するが、任意のさらなる官能基を必ずしも有さないことを意味する。記載された基の任意の置換で使用される適切な置換基には、ハロゲン、オキソ、-OH、-CN、-COOH、-CHCN、-O-(C~C)アルキル、(C~C)アルキル、(C~C)アルコキシ、(C~C)ハロアルキル、(C~C)ハロアルコキシ、-O-(C~C)アルケニル、-O-(C~C)アルキニル、(C~C)アルケニル、(C~C)アルキニル、-OH、-OP(O)(OH)、-OC(O)(C~C)アルキル、-C(O)(C~C)アルキル、-OC(O)O(C~C)アルキル、NH、NH((C~C)アルキル)、N((C~C)アルキル)、-NHC(O)(C~C)アルキル、-C(O)NH(C~C)アルキル、-S(O)(C~C)アルキル、-S(O)NH(C~C)アルキル及び-S(O)N((C~C)アルキル)が含まれるが、これらに限定されるものではない。置換基は、それ自体が場合により置換され得る。本明細書で使用される「場合により置換された」は、その意味が以下に記載される置換又は非置換も指す。
「置換された」という用語は、特定の基又は部分構造が1つ以上の適した置換基を有し、置換基が1つ以上の位置で特定の基又は部分構造に結合し得ることを意味する。例えば、シクロアルキルで置換されたアリールは、シクロアルキルが1つのアリール原子と結合するか又はアリールと融合して、2つ以上の共通の原子を共有することにより結合することを示し得る。
「非置換」という用語は、指定された基が置換基を有さないことを意味する。
特に定義しない限り、「アリール」は、フェニル、ビフェニル又はナフチルなどの単環式又は二環式基を含む、1~3個の芳香族環を有する環状芳香族炭化水素基を意味する。2つの芳香族環(二環式など)を含む場合、アリール基の芳香族環は、場合により単一の点で結合(例えば、ビフェニル)又は融合(例えば、ナフチル)される。アリール基は、任意の付着点で1つ以上の置換基、例えば1~5個の置換基で場合により置換されている。例示的な置換基には、-H、-ハロゲン、-CN、-O-(C~C)アルキル、(C~C)アルキル、-O-(C~C)アルケニル、-O-(C~C)アルキニル、(C~C)アルケニル、(C~C)アルキニル、-OH、-OP(O)(OH)、-OC(O)(C~C)アルキル、-C(O)(C~C)アルキル、-OC(O)O(C~C)アルキル、NH、NH((C~C)アルキル)、N(((C~C)アルキル)、-S(O)-(C~C)アルキル、-S(O)NH(C~C)アルキル及びS(O)N((C~C)アルキル)が含まれるが、これらに限定されるものではない。置換基は、それ自体が場合により置換される。さらに、2つの縮合環を含有する場合、アリール基は、場合により完全飽和環と縮合した不飽和又は部分飽和環を有する。これらのアリール基の例示的な環系には、フェニル、ビフェニル、ナフチル、アントラセニル、フェナレニル、フェナントレニル、インダニル、インデニル、テトラヒドロナフタレニル、テトラヒドロベンゾアンヌレニルなどが含まれるが、これらに限定されるものではない。
特に明記しない限り、「ヘテロアリール」は、N、O又はSから選択される1つ以上の環ヘテロ原子を含む、5~24環原子の一価単環芳香族ラジカル又は多環芳香族ラジカルを意味し、残りの環原子は、Cである。本明細書に定義されるように、ヘテロアリールは、ヘテロ原子がN、O、Sから選択される二環芳香族複素環基でもある。芳香族ラジカルは、場合により本明細書に記載の1つ以上の置換基で独立して置換される。例には、フリル、チエニル、ピロリル、ピリジル、ピラゾリル、ピリミジニル、イミダゾリル、イソオキサゾリル、オキサゾリル、オキサジアゾリル、ピラジニル、インドリル、チオフェン-2-イル、キノリル、ベンゾピラニル、イソチアゾリル、チアゾリル、チアジアゾール、インダゾール、ベンズイミダゾリル、チエノ[3,2-b]チオフェン、トリアゾリル、トリアジニル、イミダゾ[1,2-b]ピラゾリル、フロ[2,3-c]ピリジニル、イミダゾ[1,2-a]ピリジニル、インダゾリル、ピロロ[2,3-c]ピリジニル、ピロロ[3,2-c]ピリジニル、ピラゾロ[3,4-c]ピリジニル、チエノ[3,2-c]ピリジニル、チエノ[2,3-c]ピリジニル、チエノ[2,3-b]ピリジニル、ベンゾチアゾリル、インドリル、インドリニル、インドリノニル、ジヒドロベンゾチオフェニル、ジヒドロベンゾフラニル、ベンゾフラン、クロマニル、チオクロマニル、テトラヒドロキノリニル、ジヒドロベンゾチアジン、ジヒドロベンゾキサニル、キノリニル、イソキノリニル、1,6-ナフチリジニル、ベンゾ[de]イソキノリニル、ピリド[4,3-b][1,6]ナフチリジニル、チエノ[2,3-b]ピラジニル、キナゾリニル、テトラゾロ[1,5-a]ピリジニル、[1,2,4]トリアゾロ[4,3-a]ピリジニル、イソインドリル、ピロロ[2,3-b]ピリジニル、ピロロ[3,4-b]ピリジニル、ピロロ[3,2-b]ピリジニル、イミダゾ[5,4-b]ピリジニル、ピロロ[1,2-a]ピリミジニル、テトラヒドロピロロ[1,2-a]ピリミジニル、3,4-ジヒドロ-2H-1Δ-ピロロ[2,1-b]ピリミジン、ジベンゾ[b,d]チオフェン、ピリジン-2-オン、フロ[3,2-c]ピリジニル、フロ[2,3-c]ピリジニル、1H-ピリド[3,4-b][1,4]チアジニル、ベンゾオキサゾリル、ベンゾイソオキサゾリル、フロ[2,3-b]ピリジニル、ベンゾチオフェニル、1,5-ナフチリジニル、フロ[3,2-b]ピリジン、[1,2,4]トリアゾロ[1,5-a]ピリジニル、ベンゾ[1,2,3]トリアゾリル、イミダゾ[1,2-a]ピリミジニル、[1,2,4]トリアゾロ[4,3-b]ピリダジニル、ベンゾ[c][1,2,5]チアジアゾリル、ベンゾ[c][1,2,5]オキサジアゾール、1,3-ジヒドロ-2H-ベンゾ[d]イミダゾール-2-オン、3,4-ジヒドロ-2H-ピラゾロ[1,5-b][1,2]オキサジニル、4,5,6,7-テトラヒドロピラゾロ[1,5-a]ピリジニル、チアゾロ[5,4d]チアゾリル、イミダゾ[2,1-b][1,3,4]チアジアゾリル、チエノ[2,3-b]ピロリル、3H-インドリル及びそれらの誘導体が含まれるが、これらに限定されるものではない。さらに、2つの縮合環を含む場合、本明細書で定義されるアリール基は、完全飽和環と縮合した不飽和又は部分飽和環を有し得る。これらのヘテロアリール基の例示的な環系には、インドリニル、インドリノニル、ジヒドロベンゾチオフェニル、ジヒドロベンゾフラン、クロマニル、チオクロマニル、テトラヒドロキノリニル、ジヒドロベンゾチアジン、3,4-ジヒドロ-1H-イソキノリニル、2,3-ジヒドロベンゾフラン、インドリニル、インドリル及びジヒドロベンゾキサニルが含まれる。
ハロゲン又は「ハロ」とは、フッ素、塩素、臭素又はヨウ素を意味する。
「アルキル」とは、1~12個の炭素原子を含む直鎖又は分岐鎖の飽和炭化水素を意味する。(C~C)アルキル基の例には、メチル、エチル、プロピル、ブチル、ペンチル、ヘキシル、イソプロピル、イソブチル、sec-ブチル、tert-ブチル、イソペンチル、ネオペンチル及びイソヘキシルが含まれるが、これらに限定されるものではない。
「アルコキシ」は、鎖中に末端「O」を含む1~12個の炭素原子を含む直鎖又は分岐鎖飽和炭化水素、例えば-O(アルキル)を意味する。アルコキシ基の例には、これらに限定されるものではないが、メトキシ、エトキシ、プロポキシ、ブトキシ、t-ブトキシ又はペントキシ基が含まれる。
「アルケニル」とは、2~12個の炭素原子を含む直鎖又は分岐鎖の不飽和炭化水素を意味する。「アルケニル」基は、鎖中に少なくとも1つの二重結合を含む。アルケニル基の二重結合は、別の不飽和基に非共役又は共役することができる。アルケニル基の例には、エテニル、プロペニル、n-ブテニル、イソ-ブテニル、ペンテニル又はヘキセニルが含まれる。アルケニル基は、非置換又は置換であり得、直鎖又は分枝であり得る。
「アルキニル」とは、2~12個の炭素原子を含む直鎖又は分岐鎖の不飽和炭化水素を意味する。「アルキニル」基は、鎖中に少なくとも1つの三重結合を含む。アルケニル基の例には、エチニル、プロパルギル、n-ブチニル、イソ-ブチニル、ペンチニル又はヘキシニルが含まれる。アルキニル基は、非置換でも置換され得る。
「アルキレン」又は「アルキレニル(alkylenyl)」は、二価のアルキル基を意味する。上述の一価アルキル基のいずれも、アルキルからの2番目の水素原子の引抜きによるアルキレンであり得る。本明細書に定義される通り、アルキレンは、(C~C)アルキレンでもあり得る。アルキレンは、さらに(C~C)アルキレンであり得る。典型的なアルキレン基には、-CH-、-CH(CH)-、-C(CH-、-CHCH-、-CHCH(CH)-、-CHC(CH-、-CHCHCH-、-CHCHCHCH-などが含まれるが、これらに限定されるものではない。
「シクロアルキル」又は「カルボシクリル」は、3~18個の炭素原子を含む単環式又は多環式飽和炭素環を意味する。シクロアルキル基の例には、シクロプロピル、シクロブチル、シクロペンチル、シクロヘキシル、シクロヘプタニル、シクロオクタニル、ノルボラニル、ノルボレニル、ビシクロ[2.2.2]オクタニル又はビシクロ[2.2.2]オクテニル及びそれらの誘導体が含まれるが、これらに限定されるものではない。(C~C)シクロアルキルは、3~8個の炭素原子を含むシクロアルキル基である。シクロアルキル基は、融合(例えば、デカリン)又は架橋(例えば、ノルボルナン)することができる。
「ヘテロシクリル」又は「ヘテロシクロアルキル」は、炭素と、酸素、窒素又は硫黄(O、N又はS)から選択される少なくとも1つのヘテロ原子とを含む飽和又は部分飽和単環式又は多環式環であって、環炭素又はヘテロ原子間で共有される非局在化n電子(芳香族性)がない飽和又は部分飽和単環式又は多環式環を意味する。ヘテロシクロアルキル環構造は、1つ以上の置換基により置換され得る。置換基は、それ自体が場合により置換され得る。ヘテロシクリル環の例には、オキセタニル、アゼタジニル、テトラヒドロフラニル、テトラヒドロピラニル、ピロリジニル、オキサゾリニル、オキサゾリジニル、チアゾリニル、チアゾリジニル、ピラニル、チオピラニル、テトラヒドロピラニル、ジオキサリニル、ピペリジニル、モルホリニル、チオモルフォリニル、チオモルフォリニルS-オキシド、チオモルフォリニルS-ジオキシド、ピペラジニル、アゼピニル、オキセピニル、ジアゼピニル、トロパニル、オキサゾリジノニル、1,4-ジオキサニル、ジヒドロフラニル、1,3-ジオキソラニル、イミダゾリジニル、イミダゾリニル、ジチオラニル及びホモトロパニルが含まれるが、これらに限定されるものではない。
「ヒドロキシアルキル」は、1つ以上の-OH基で置換されているアルキル基を意味する。ヒドロキシアルキル基の例には、HO-CH-、HO-CHCH-及びCH-CH(OH)-が含まれる。
「ハロアルキル」は、1つ以上のハロゲンで置換されたアルキル基を意味する。ハロアルキル基の例には、トリフルオロメチル、ジフルオロメチル、ペンタフルオロエチル、トリクロロメチルなどが含まれるが、これらに限定されるものではない。
「ハロアルコキシ」は、1つ以上のハロゲンで置換されたアルコキシ基を意味する。ハロアルキル基の例には、トリフルオロメトキシ、ジフルオロメトキシ、ペンタフルオロエトキシ、トリクロロメトキシなどが含まれるが、これらに限定されるものではない。
「シアノ」とは、三重結合により窒素原子に結合した炭素原子を有する置換基を意味する。例えば、C≡Nである。
「アミノ」は、少なくとも1つの窒素原子を含む置換基(例えば、NH)を意味する。
「アルキルアミノ」は、水素の1つがアルキル基により置換されたアミノ又はNH基、例えば-NH(アルキル)を意味する。アルキルアミノ基の例としては、メチルアミノ(例えば、-NH(CH))、エチルアミノ、プロピルアミノ、iso-プロピルアミノ、n-ブチルアミノ、sec-ブチルアミノ、tert-ブチルアミノなどがあるが、これらに限定されない。
「ジアルキルアミノ」は、水素の両方がアルキル基により置換されたアミノ又はNH基、例えば-N(アルキル)を意味する。アミノ基上のアルキル基は、同じ又は異なるアルキル基である。ジアルキルアミノ基の例としては、ジメチルアミノ(例えば、-N(CH)、ジエチルアミノ、ジプロピルアミノ、ジイソプロピルアミノ、ジ-n-ブチルアミノ、ジ-sec-ブチルアミノ、ジ-tert-ブチルアミノ、メチル(エチル)アミノ、メチル(ブチルアミノ)などがあるが、これらに限定されない。
「スピロシクロアルキル」又は「スピロシクリル」は、炭素からなる二環式環系であって、両環が単一の原子により結合している二環式環系を意味する。環は、サイズ及び性質が異なることも、サイズ及び性質が同一なこともある。例としては、スピロペンタン、スプリオヘキサン(spriohexane)、スピロヘプタン、スピロオクタン、スピロノナン、又はスピロデカンがある。スピロ環中の環の一方又は両方は、別の環炭素環式、複素環式、芳香族、又はヘテロ芳香族環に縮合し得る。(C~C12)スピロシクロアルキルは、3~12個の炭素原子を含むスピロ環である。
「スピロヘテロシクロアルキル」又は「スピロヘテロシクリル」は、環の少なくとも1つが複素環であり、炭素原子の1つ以上がヘテロ原子により置換され得る(例えば、炭素原子の1つ以上が環の少なくとも1つ中でヘテロ原子により置換され得る)スピロ環を意味する。スピロ複素環中の環の一方又は両方は、別の環炭素環式、複素環式、芳香族、又はヘテロ芳香族環に縮合し得る。
以下に定義される基、ラジカル、又は部分中で、炭素原子の数は、多くの場合基に先行して明示され、例えば、(C~C10)アルキルは、1~10個の炭素原子を有するアルキル基又はラジカルを意味する。一般に、2つ以上の下位基を含む基では、最後に明示される基がラジカル結合点であり、例えば、「アルキルアリール」は式アルキル-アリール-の一価ラジカルを意味し、「アリールアルキル」は式アリール-アルキル-の一価ラジカルを意味する。さらに、二価ラジカルが適切である場合の一価ラジカルを示す用語の使用は、それぞれの二価ラジカルを示すと解釈されるべきであり、逆も同様である。特記されない限り、用語の従来の定義が優先し、従来の安定な原子価が全ての式及び基の中で仮定及び達成される。冠詞「1つの(a)」及び「1つの(an)」は、その冠詞の文法的な対象の1つ又は2つ以上(例えば少なくとも1つ)を指す。例としては、「要素」は1つの要素又は2つ以上の要素を意味する。
用語「及び/又は」は、別途示されない限り「及び」か「又は」のいずれかを意味する。
用語「場合により置換された」は、所与の化学部分(例えば、アルキル基)が他の置換基(例えば、ヘテロ原子)に結合できる(がそうするように要求されない)ことを意味する。例えば、場合により置換されたアルキル基は、完全飽和アルキル鎖(例えば、純粋な炭化水素)であり得る。或いは、場合により置換された同じアルキル基は、水素とは異なる置換基を有し得る。例えば、それは、鎖に沿った任意の点で、ハロゲン原子、ヒドロキシル基、又は本明細書に記載されるあらゆる他の置換基に結合し得る。そのため、用語「場合により置換された」は、所与の化学部分が他の官能基を含む潜在力を有するが、さらなる官能基を必ずしも有さないことを意味する。記載される基の任意選択の置換に使用される好適な置換基としては、非限定的に、ハロゲン、オキソ、-OH、-CN、-COOH、-CHCN、-O-(C~C)アルキル、(C~C)アルキル、(C~C)アルコキシ、(C~C)ハロアルキル、(C~C)ハロアルコキシ、-O-(C~C)アルケニル、-O-(C~C)アルキニル、(C~C)アルケニル、(C~C)アルキニル、-OH、-OP(O)(OH)、-OC(O)(C~C)アルキル、-C(O)(C~C)アルキル、-OC(O)O(C~C)アルキル、-NH、-NH((C~C)アルキル)、-N((C~C)アルキル)、-NHC(O)(C~C)アルキル、-C(O)NH(C~C)アルキル、-S(O)(C~C)アルキル、-S(O)NH(C~C)アルキル、及び-S(O)N((C~C)アルキル)がある。置換基は、それ自体、場合により置換され得る。本明細書で使用される「場合により置換された」は、その意味が以下に記載される置換又は非置換も指す。
用語「置換された」は、明示された基又は部分が、1つ以上の好適な置換基を有することを意味し、置換基は明示された基又は部分に1つ以上の位置で結合し得る。例えば、シクロアルキルにより置換されたアリールは、シクロアルキルが、アリールの1つの原子に、結合により、又はアリールと縮合して2つ以上の共通の原子を共有することにより結合することを示し得る。
用語「非置換」は、明示された基が置換基を有さないことを意味する。
B.塩、誘導体及び溶媒和物 用語及び規則
用語「塩」又は「複数の塩」は、本発明の化合物の酸付加又は塩基付加塩を指す。「塩」は、特に「薬学的な許容できる塩(pharmaceutical acceptable salts)」を含む。用語「薬学的に許容できる塩」は、本発明の化合物の生物学的な有効性及び性質を保持し、典型的には生物学的にも他の面でも望ましくないことがない塩を指す。多くの場合、本発明の化合物は、アミノ及び/又はカルボキシル基若しくはそれらに類似の基の存在により酸及び/又は塩基塩を形成することが可能である。塩基性基と酸基の両方が同じ分子中に存在する場合、本発明の化合物は、内部塩、例えば双性イオン分子も形成し得る。
薬学的に許容できる酸付加塩は無機酸及び有機酸により形成できる。
塩を誘導できる無機酸としては、例えば、塩化水素酸、臭化水素酸、硫酸、硝酸、リン酸などがある。
塩を誘導できる有機酸としては、例えば、酢酸、プロピオン酸、グリコール酸、シュウ酸、マレイン酸、マロン酸、コハク酸、フマル酸、酒石酸、クエン酸、安息香酸、マンデル酸、メタンスルホン酸、エタンスルホン酸、トルエンスルホン酸、スルホサリチル酸などがある。
薬学的に許容できる塩基付加塩は無機塩基及び有機塩基により形成できる。
塩を誘導できる無機塩基としては、例えば、アンモニウム塩及び周期表のI~XII列の金属がある。特定の実施形態において、塩は、ナトリウム、カリウム、アンモニウム、カルシウム、マグネシウム、鉄、銀、亜鉛、及び銅から誘導される。特に好適な塩としては、アンモニウム、カリウム、ナトリウム、カルシウム、及びマグネシウム塩がある。
塩を誘導できる有機塩基としては、例えば、一級、二級、及び三級アミン、天然に存在する置換アミンを含む置換アミン、環状アミン、塩基性イオン交換樹脂などがある。特定の有機アミンとしては、イソプロピルアミン、ベンザチン、コリネート(cholinate)、ジエタノールアミン、ジエチルアミン、リジン、メグルミン、ピペラジン、及びトロメタミンがある。
別の態様において、本発明は、酢酸塩、アスコルビン酸塩、アジピン酸塩、アスパラギン酸塩、安息香酸塩、ベシル酸塩、ブロミド/臭化水素酸塩、炭酸水素塩/炭酸塩、硫酸水素塩/硫酸塩、カンファースルホン酸塩、カプリン酸塩、クロリド/塩酸塩、クロルテオフィロネート(chlortheophyllonate)、クエン酸塩、エタンジスルホン酸塩、フマル酸塩、グルセプト酸塩、グルコン酸塩、グルクロン酸塩、グルタミン酸塩、グルタル酸塩、グリコール酸塩、馬尿酸塩、ヨウ化水素酸塩/ヨージド、イセチオン酸塩、乳酸塩、ラクトビオン酸塩、ラウリル硫酸塩、リンゴ酸塩、マレイン酸塩、マロン酸塩、マンデル酸塩、メシル酸塩、メチル硫酸塩、ムチン酸塩、ナフトエ酸塩、ナプシル酸塩、ニコチン酸塩、硝酸塩、オクタデカン酸塩、オレイン酸塩、シュウ酸塩、パルミチン酸塩、パモ酸塩、リン酸塩/リン酸水素塩/リン酸二水素塩、ポリガラクツロン酸塩、プロピオン酸塩、セバシン酸塩、ステアリン酸塩、コハク酸塩、スルホサリチル酸塩、硫酸塩、酒石酸塩、トシル酸塩 トリフェニル酢酸塩、トリフルオロ酢酸塩、又はキシナホ酸塩形態の本発明の化合物を提供する。
「溶媒和物」とは、溶質、例えば式(I)の化合物及び溶媒、例えば水、エタノール又は酢酸によって形成される可変化学量論の複合体を意味する。この物理的結合には、水素結合を含む様々な程度のイオン結合及び共有結合が含まれ得る。特定の例では、例えば1つ以上の溶媒分子が結晶性固体の結晶格子に組み込まれている場合、溶媒和物は、単離可能である。一般に、開示の目的のために選択されたそのような溶媒は、溶質の生物学的活性を妨げない。溶媒和物には、液相溶媒和物及び分離可能な溶媒和物の両方が含まれる。代表的な溶媒和物には、水和物、エタノラート、メタノラート及び同類のものが含まれる。
「水和物」とは、溶媒分子が水である溶媒和物を意味する。
以下に議論される本開示の化合物は、その遊離塩基又はその酸、それらの塩、溶媒和物を含み、それらの構造中に酸化硫黄原子又は四級化窒素原子、特に明記又は示されていないが、特にその薬学的に許容される形態を含み得る。そのような形態、特に薬学的に許容される形態は、添付の特許請求の範囲に含まれることが意図されている。
C.異性体の用語及び規則
「異性体」とは、同じ数及び種類の原子、したがって同じ分子量を有するが、空間内の原子の配置又は構造に関して異なる化合物を意味する。この用語には、立体異性体及び幾何異性体が含まれる。
「立体異性体」又は「光学異性体」とは、少なくとも1つのキラル原子又は制限された回転を有し、垂直非対称面(例えば、特定のビフェニル、アレン、スピロ化合物など)を生じる安定した異性体を意味し、平面偏光を回転させることができる。本開示の化合物には不斉中心及び他の化学構造が存在し、それにより立体異性が生じる可能性があるため、本開示は、立体異性体及びその混合物を想定している。本開示の化合物及びそれらの塩は、不斉炭素原子を含み、したがって単一の立体異性体、ラセミ体として且つエナンチオマー及びジアステレオマーの混合物として存在し得る。通常、このような化合物は、ラセミ混合物として調製される。しかしながら、必要に応じて、そのような化合物は、純粋な立体異性体として、すなわち個々のエナンチオマー若しくはジアステレオマーとして又は立体異性体濃縮混合物として調製又は単離することができる。以下でより詳細に説明するように、化合物の個々の立体異性体は、所望のキラル中心を含む光学活性出発物質から合成するか、又はジアステレオマー混合物への変換後、分離又は再結晶、クロマトグラフィー技術、キラル分割剤の使用又はキラルクロマトグラフィーカラムでのエナンチオマーの直接分離など、エナンチオマー生成物の混合物の調製後の分離又は分割によって調製される。特定の立体化学の出発化合物は、市販品又は以下で説明する方法によって作成され、当技術分野で周知の技術によって分解される。
「エナンチオマー」とは、重ね合わせることのできない互いに鏡像である立体異性体の対を意味する。
「ジアステレオ異性体」又は「ジアステレオマー」とは、互いの鏡像ではない光学異性体を意味する。
「ラセミ混合物」又は「ラセミ体」は、個々のエナンチオマーを等量含む混合物を意味する。
「非ラセミ混合物」とは、個々のエナンチオマーを不等量含む混合物を意味する。
「幾何異性体」とは、二重結合(例えば、シス-2-ブテン及びトランス-2-ブテン)又は環状構造(例えば、シス-1,3-ジクロロシクロブタン及びトランス-1,3-ジクロロシクロブタン)により回転の自由が制限されたことにより安定した異性体である。炭素-炭素二重(オレフィン)結合、C=N二重結合、環状構造及び同類のものが本開示の化合物に存在する可能性があるため、本開示は、これらの二重結合の周囲及びこれらの環状構造内の置換基の配置から生じる様々な安定した幾何異性体及びそれらの混合物のそれぞれを企図する。置換基及び異性体は、シス/トランスの従来の方法又はE若しくはZ方式を使用して示される。用語「E」は、二重結合の反対側の高次置換基を意味し、用語「Z」は、二重結合の同じ側の高次置換基を意味する。E及びZ異性の綿密な議論は、J.March,Advanced Organic Chemistry:Reactions,Mechanisms,and Structure,4th ed.,John Wiley&Sons,1992に提供されており、これは、その内容全体が参照により本明細書に組み込まれる。以下の例のいくつかは、単一のE異性体、単一のZ異性体及びE/Z異性体混合物を表している。E及びZ異性体の決定は、X線結晶構造解析、H NMR及び13C NMRなどの分析方法によって行うことができる。
本開示の化合物のいくつかは、2つ以上の互変異性体形態で存在し得る。上述のように、本開示の化合物には、そのような互変異性体が全て含まれる。
化合物の生物学的及び薬理活性が化合物の立体化学に高感度であることは、当技術分野で周知である。したがって、例えば、エナンチオマーは、多くの場合、代謝、タンパク質結合などを含む薬物動態特性の違い及び同類のもの、また発揮される活性のタイプ、活性の程度、毒性及び同類のものを含む薬理学的特性の違いを含む著しく異なる生物活性を示す。
したがって、ラセミ形態の薬物が使用され得るが、それは、多くの場合、等量のエナンチオマー的に純粋な薬物の投与より有効性が低い。実際に、いくつかの場合に、1つのエナンチオマーは薬理学的に不活性であり得て、単純な希釈剤としてのみ役立つだろう。さらに、複数のエナンチオマーの薬理活性は異なる生物学的活性を有し得る。実際に、いくつかの精製されたエナンチオマーは、ラセミ体より勝る利点を有するが、その理由は、精製された個別の異性体が、ラセミ混合物と比べて、より速い経皮浸透速度を有することが報告されたからである。
したがって、一方のエナンチオマーが他のエナンチオマーよりも薬理学的により活性が高く、毒性が低いか又は体内で好ましい性質を有する場合、そのエナンチオマーを優先的に投与することが治療上より有益となるであろう。このようにして、処置を受けている患者は、総投与量がより低い薬物及びおそらく毒性があるか又は他のエナンチオマーの阻害剤より低い用量のエナンチオマーを投与されるであろう。
純粋なエナンチオマー若しくは所望のエナンチオマー過剰率(ee)又はエナンチオマー純度の混合物の調製は、(a)エナンチオマーの分離若しくは分割、又は(b)当業者に周知のエナンチオ選択的合成或いはそれらの組み合わせの多くの方法の1つ以上によって実現できる。これらの分割方法は、一般にキラル認識に依存しており、例えばキラル固定相を使用したクロマトグラフィー、エナンチオ選択的ホスト-ゲスト錯体形成、キラル補助剤を使用した分解又は合成、エナンチオ選択的合成、酵素的及び非酵素的速度論的分割又は自発的エナンチオ選択的結晶化が含まれる。そのような方法は、一般に、キラル分離技術:A Practical Approach(2nd Ed.),G.Subramanian(ed.),Wiley-VCH,2000;T.E.Beesley及びR.P.W.Scott,Chiral Chromatography,John Wiley&Sons,1999;及びSatinder Ahuja,Chiral Separations by Chromatography,Am.Chem.Soc.,2000で明らかにされる。さらに、例えば、GC、HPLC、CE又はNMRなどのエナンチオマー過剰率又は純度の定量化及びCD ORD、X線結晶構造解析又はNMRなどの絶対配置及び立体配座の割り当てには、同様に周知の方法がある。
一般に、特定の立体化学又は異性体が化合物名又は構造で具体的に示されていない限り、化学構造若しくは化合物の個々の幾何異性体若しくは立体異性体又はラセミ若しくは非ラセミ混合物を問わず、全ての互変異性体、異性体及び混合物が意図されている。
D.医薬品の投与及び処置に関する用語及び規則
「患者」又は「対象」は、哺乳類、例えばヒト、マウス、ラット、モルモット、イヌ、ネコ、ウマ、ウシ、ブタ又はサル、チンパンジー、ヒヒ又はアカゲザルなどの非ヒト霊長類である。特定の実施形態では、対象は、霊長類である。さらに他の実施形態では、対象は、ヒトである。
化合物に関連して使用される場合の「有効量」又は「治療有効量」は、本開示の化合物の量を意味する。(i)特定の疾患、状態又は障害を処置又は予防するか、(ii)特定の疾患、状態又は障害を軽減するか、改善するか又は1つ以上の症状を除去するか、又は(iii)本明細書に記載の特定の疾患、状態又は障害の1つ以上の症状の発症を予防又は遅延させる。
「薬学的有効量」又は「治療有効量」という用語は、それを必要とする患者に投与された場合、化合物が有用性を有する疾患状態、状態又は障害の処置効果のために十分な本開示による化合物の量を意味する。そのような量は、研究者又は臨床医が求めている組織、体系又は患者の生物学的又は医学的反応を引き出すのに十分であろう。治療有効量を構成する本開示による化合物の量は、化合物及びその生物学的活性、投与に使用される組成物、投与時間、投与経路、化合物の排泄速度、処置期間、処置する疾患状態又は障害の種類及びその重症度、本開示の化合物との組み合わせ又は同時に使用される薬物及び年齢、体重、全身状態、性別及び患者の食事などの要因に応じて変化する。そのような治療有効量は、自らの知識、従来技術及び本開示を考慮して当業者によって日常的に決定することができる。
本明細書で使用される「医薬組成物」という用語は、経口又は非経口投与に適した形態で少なくとも1つの薬学的に許容される担体と一緒の本開示の化合物又はその薬学的に許容される塩、水和物、溶媒和物、立体異性体又は互変異性体を示す。
「担体」とは、担体、賦形剤及び希釈剤を含み、1つの器官又は身体の一部から別の器官又は対象の体の一部に運搬又は輸送に関与する医薬品を含む液体又は固体充填剤、希釈剤、賦形剤、溶媒又はカプセル化材料などの材料、組成物又は媒介物を意味する。
そのような対象が生物学的、医学的又はそのような処置(好ましくはヒト)からの生活の質において利益を得る場合、対象は、処置を「必要としている」。
本明細書で使用される「阻害する」、「阻害」又は「阻害している」という用語は、所与の状態、症状、又は障害、又は疾患の低下若しくは抑制又は生物活性又は生物学的プロセスの基本的活動の有意な減少を示す。
本明細書で使用する場合、任意の疾患又は障害を「処置する」、「処置している」又はその「処置」という用語は、疾患又は障害を緩和又は改善することを示す(すなわち疾患又はその臨床症状の少なくとも1つの進行を減速させるか又は停止させる)か;又は患者が認識できない可能性のあるものを含む、疾患又は障害に関連する少なくとも1つの物理的パラメータ又はバイオマーカーの緩和又は改善することを示す。
本明細書で使用する場合、任意の疾患又は障害を「予防する」、「予防している」又はその「予防」という用語は、疾患又は障害の予防的処置又は疾患又は障害の発症又は進行の遅延を示す。
「薬学的に許容される」とは、物質又は組成物が化学的且つ/若しくは毒物学的に製剤を構成する他の成分及び/又はそれで処置される哺乳動物と適合しなければならないことを意味する。
「障害」とは、特に明記しない限り、疾患、状態又は病気という用語を意味し、それらと同義で使用される。
「投与する」、「投与している」又は「投与」とは、開示された化合物、又は開示された化合物若しくは組成物の薬学的に許容される塩を対象に直接投与すること、又は対象の体内で均等量の活性化合物を形成することができる化合物又は組成物の薬学的に許容される塩を対象に投与することを意味する。
「本開示の化合物」、「式(I)の化合物」、「開示の化合物」、「本発明の化合物」及び均等な表現(特に明記しない限り)は、式(I)及び(Ia)~(Ih)の化合物、互変異性体、塩、特にその薬学的に許容される塩並びにその溶媒和物及び水和物を含む本明細書に記載の通り、その文脈が許す限り、全ての立体異性体(ジアステレオ異性体及び鏡像異性体を含む)、回転異性体、互変異性体及び同位体標識化合物(重水素置換を含む)並びに固有に形成された部分構造(例えば、多形体、溶媒和物及び/又は水和物)を意味する。本開示の目的のために、溶媒和物及び水和物は、一般に組成物と見なされる。一般に且つ好ましくは、本開示の化合物及び本開示の化合物を指定する式は、不安定な化合物が化合物式によって文字どおり包含されると見なされる場合でも、その安定な化合物のみを含み、不安定な化合物を除外すると理解される。同様に、中間体への言及は、それ自体が主張されているかどうかにかかわらず、文脈が許す限り、それらの塩及び溶媒和物を包含することを意味する。明確にするために、文脈が許可する特定の例が本文中に示される場合があるが、これらの例は、単に理解を促進するものであり、文脈が許可する場合に他の例を除外することを意図していない。
「安定な化合物」又は「安定な構造」とは、反応混合物からの有用な純度への単離及び有効な治療薬又は診断薬への処方設計に耐えるのに十分に強い化合物を意味する。例えば、「ダングリング価」を有するか又はカルバニオンである化合物は、本開示により意図される化合物ではない。
特定の実施形態では、用語「約」又は「およそ」は、所与の値又は範囲の20%以内、好ましくは10%以内及びより好ましくは5%以内を意味する。
本明細書に記載される反応のそれぞれの収率は、理論収量に対するパーセンテージとして表される。
「cGAS依存性疾患又は障害」は、cGASタンパク質レベルの調節により直接又は間接に影響を受けるあらゆる疾患又は障害を意味する。
E.式(I)の化合物を試験するための具体的な実施形態及び方法
本開示は、cGASと関連する疾患及び障害の処置に有用である、cGAS又はcGAS経路を阻害することが可能である化合物又はその薬学的に許容できる塩、水和物、溶媒和物、立体異性体、若しくは互変異性体に関する。本開示は、cGAS活性を阻害するのに有用である化合物、又はその薬学的に許容できる塩、水和物、溶媒和物、立体異性体、若しくは互変異性体にさらに関する。
実施形態1.式(I)の化合物:

又はその薬学的に許容できる塩、水和物、溶媒和物、立体異性体、若しくは互変異性体(式中、環Aは、式(A1)又は式(A2)から選択され:

は、O、N、及びSから選択される1~4つのヘテロ原子を含み、(C~C)アルキル、OH、ハロゲン、-NR、及び酸素を含む5又は6員ヘテロシクロアルキル環の少なくとも1つにより場合により置換された5員ヘテロアリール環であり;
は、互いに対して1、2、及び4位で3つの窒素原子を含み、(C~C)アルキル、(C~C)アルキレン-OH、-(C~C)アルキレン-NR10、(C~C)アルキレン-C(O)OH、又はベンジルにより、利用可能な環窒素原子で場合により置換された5員ヘテロアリール環であって、ベンジルが、(C~C)アルコキシにより場合により置換されており、5員ヘテロアリール環が、5員ヘテロアリール環炭素原子で、Rによりさらに置換された5員ヘテロアリール環であり;
は、H、ハロゲン、-OH、-NR1112、-(C~C)アルキレン-NR1314、(C~C)アルキル、ハロ(C~C)アルキル、-(C~C)アルキレン-OH、-(C~C)アルキレン-(C~C)アルコキシ、-C(O)(C~C)アルキル、-C(O)(C~C)アルキレン-O-(C~C)アルキル、-C(O)(C~C)アルキレン-OH、-C(O)NR1516、(C~C)アルコキシ、-(C~C)アルキレン-S(O)-(C~C)アルキル、-C(O)(C~C)アルコキシ、-CN、-O(C~C)アルキレン-OH、-O(C~C)アルキレン-(C~C)アルコキシ、-(C~C)アルキレン-C(O)(C~C)アルキル、-(C~C)アルキレン-C(O)(C~C)アルコキシ、-(C~C)アルキレン-C(O)NR1718、O及びNから選択される1~2つのヘテロ原子を含む6員ヘテロシクロアルキル環Ri、又は

であり、ここで、
(C~C)アルキルは、CN、=N-(C~C)アルコキシ、=N-O-(C~C)アルキレン-OR20、OH、(C~C)アルコキシ、-C(O)OH、-C(O)O(C~C)アルキル、O、N、及びSから選択される1~2つのヘテロ原子を含む4~6員ヘテロシクロアルキル環、並びにO、N、及びSから選択される1~2つのヘテロ原子を含む5~6員ヘテロアリール環の少なくとも1つにより場合により置換されており;
各-(C~C)アルキレン-NR10及び-(C~C)アルキレン-NR1314は、OHを有する(C~C)アルキレン炭素、(C~C)アルコキシ、-(C~C)アルキレン-O(C~C)アルキル、(C~C)アルキルの少なくとも1つにより場合により置換されており;
各ハロ(C~C)アルキル及び(C~C)アルキレン-OHは、独立に、OH、(C~C)アルコキシ、-O(C~C)アルキレン-OH、-(C~C)アルキレン-OH、-(C~C)アルキレン-(C~C)アルコキシの少なくとも1つにより場合により置換されており;
Riは、(C~C)アルキルにより場合により置換されており;
vは、0、1、又は2であり;
は、H、(C~C)アルキル、-(C~C)アルキレン-OH、-(C~C)アルキレン-(C~C)アルコキシ、-(C~C)アルキレン-C(O)OH、-C(O)O(C~C)アルキル、又は1~2つの窒素原子を含み、1つ以上の(C~C)アルコキシにより場合により置換された5~6員ヘテロアリール環であり;
各R、R、及びRは、独立に、H、ハロゲン、OH、(C~C)アルキル、(C~C)シクロアルキル、(C~C)アルコキシ、-O(C~C)シクロアルキル、ハロ(C~C)アルキル、ハロ(C~C)アルコキシ、(C~C)アルケニル、(C~C)アルキニル、-(C~C)アルキレン-OH、-O(C~C)アルキレン-OH、CN、-C(O)(C~C)アルコキシ、-C(O)NR2122、又は2つの窒素ヘテロ原子を含む5員ヘテロアリール環であり、各(C~C)アルケニル及び(C~C)アルキニルは、独立に、1つ以上の(C~C)アルコキシにより場合により置換されており;
各R20、R21、及びR22は、独立に、H又は(C~C)アルキルであり;
は、H又は(C~C)アルキルであり;
各R、R10、R11、R12、R13、R14、R15、R16、R17、及びR18は、独立に、H、(C~C)アルキル、-(C~C)アルキレン-OH、-(C~C)アルキレン-O(C~C)アルキル、-C(O)(C~C)アルキレン-(C~C)アルコキシ、又は-C(O)(C~C)アルキルであるか;或いは
及びR10は、それらが結合している窒素原子と共に、O、N、及びSから選択される1~2つのヘテロ原子を含む5又は6員ヘテロシクロアルキル環R23を形成し、R23は、1つ以上のR24により場合により置換されており;
11及びR12は、それらが結合している窒素原子と共に、O、N、及びSから選択される1~2つのヘテロ原子を含む5又は6員ヘテロシクロアルキル環R25を形成し、R25は、1つ以上のR26により場合により置換されており;
13及びR14は、それらが結合している窒素原子と共に、O、N、及びSから選択される1~2つのヘテロ原子を含む5又は6員ヘテロシクロアルキル環R27を形成し、R27は、1つ以上のR28により場合により置換されており;
15及びR16は、それらが結合している窒素原子と共に、O、N、及びSから選択される1~2つのヘテロ原子を含む5又は6員ヘテロシクロアルキル環R29を形成し、R29は、1つ以上のR30により場合により置換されており;
17及びR18は、それらが結合している窒素原子と共に、O、N、及びSから選択される1~2つのヘテロ原子を含む5又は6員ヘテロシクロアルキル環R31を形成し、R31は、R32により場合により置換されており;
各R24、R26、R28、R30、及びR32は、独立に、(C~C)アルキル、(C~C)アルコキシ、NR、OH、又は=Oであるか;或いは
各R24、R26、R28、R30、及びR32のうち2つは共に、同じ原子に結合している場合、(C~C)スピロシクロアルキル又はO、N、及びSから選択される1~2つのヘテロ原子を含む4~7員スピロヘテロシクロアルキル環を形成し;
19は、H、OH、又は(C~C)アルキルであり;且つ
各R、R、R、及びRは、独立に、H、ハロゲン、又は(C~C)アルキルである)。
実施形態2.式(IA)の構造を有する、実施形態1の化合物:

実施形態3.式(IB)の構造を有する、実施形態1の化合物:

実施形態4.Rの5員ヘテロアリール環が、(C~C)アルキル、OH、及び酸素を含む5又は6員ヘテロシクロアルキル環の少なくとも1つにより場合により置換されたイミダゾリルである、実施形態1~3のいずれかの化合物。
実施形態5.Rの5員ヘテロアリール環が、(C~C)アルキル、OH、及び酸素を含む5又は6員ヘテロシクロアルキル環の少なくとも1つにより場合により置換されたピラゾリルである、実施形態1~4のいずれかの化合物。
実施形態6.式(IA)又は式(IB)の構造を有する、実施形態1~5のいずれかの化合物:

実施形態7.式(Ia)、式(Iaa)を有する、実施形態1~6のいずれかの化合物:

又はその薬学的に許容できる塩、水和物、溶媒和物、立体異性体、及び互変異性体(式中、R33又はR33’は、環炭素又は窒素位置で、H、(C~C)アルキル、又は酸素原子を含む5若しくは6員ヘテロシクロアルキル環である)。
実施形態8.式(Ib)を有する、実施形態1~7のいずれかの化合物:

又はその薬学的に許容できる塩、水和物、溶媒和物、立体異性体、及び互変異性体(式中、R34は、環炭素又は窒素位置で、H、(C~C)アルキル、又は酸素原子を含む5若しくは6員ヘテロシクロアルキル環である)。
実施形態9.式(Ic)、式(Icc)、式(Iccc)を有する、実施形態1~8のいずれかの化合物:

又はその薬学的に許容できる塩、水和物、溶媒和物、立体異性体、及び互変異性体(式中、R35、R35’、又はR35”は、環炭素又は窒素位置で、H、(C~C)アルキル、又は酸素原子を含む5若しくは6員ヘテロシクロアルキル環である)。
実施形態10.式(Id)の構造を有する、実施形態1の化合物:

又はその薬学的に許容できる塩、水和物、溶媒和物、立体異性体、及び互変異性体(式中、R50は、環炭素又は窒素位置で、H、(C~C)アルキル、又は酸素原子を含む5若しくは6員ヘテロシクロアルキル環である)。
実施形態11.式(Ie)の構造を有する、実施形態1の化合物:

又はその薬学的に許容できる塩、水和物、溶媒和物、立体異性体、及び互変異性体(式中、R51は、環炭素又は窒素位置でH、(C~C)アルキル、又は酸素原子を含む5若しくは6員ヘテロシクロアルキル環である)。
実施形態12.式(If)の構造を有する、実施形態1の化合物:

又はその薬学的に許容できる塩、水和物、溶媒和物、立体異性体、及び互変異性体(式中、R52は、環炭素又は窒素位置で、H、(C~C)アルキル、又は酸素原子を含む5若しくは6員ヘテロシクロアルキル環である)。
実施形態13.式(Ig)の構造を有する、実施形態1の化合物:

又はその薬学的に許容できる塩、水和物、溶媒和物、立体異性体、及び互変異性体(式中、R53は、環炭素又は窒素位置で、H、(C~C)アルキル、又は酸素原子を含む5若しくは6員ヘテロシクロアルキル環である)。
実施形態14.式(Ih)の構造を有する、実施形態1の化合物:

又はその薬学的に許容できる塩、水和物、溶媒和物、立体異性体、及び互変異性体(式中、R54は、環炭素又は窒素位置で、H、(C~C)アルキル、又は酸素原子を含む5若しくは6員ヘテロシクロアルキル環である)。
実施形態15.式(Ii)の構造を有する、実施形態1の化合物:

又はその薬学的に許容できる塩、水和物、溶媒和物、立体異性体、及び互変異性体(式中、R55は、環炭素又は窒素位置で、H、(C~C)アルキル、又は酸素原子を含む5若しくは6員ヘテロシクロアルキル環である)。
実施形態14.式(Ij)の構造を有する、実施形態1の化合物:

又はその薬学的に許容できる塩、水和物、溶媒和物、立体異性体、及び互変異性体(式中、R56は、環炭素又は窒素位置で、H、(C~C)アルキル、又は酸素原子を含む5若しくは6員ヘテロシクロアルキル環である)。
実施形態15.式(Ik)の構造を有する、実施形態1の化合物:

又はその薬学的に許容できる塩、水和物、溶媒和物、立体異性体、及び互変異性体(式中、R57は、環炭素又は窒素位置で、H、(C~C)アルキル、又は酸素原子を含む5若しくは6員ヘテロシクロアルキル環である)。
実施形態16.式(Il)の構造を有する、実施形態1の化合物:

又はその薬学的に許容できる塩、水和物、溶媒和物、立体異性体、及び互変異性体(式中、R58は、環炭素又は窒素位置で、H、(C~C)アルキル、又は酸素原子を含む5若しくは6員ヘテロシクロアルキル環である)。
実施形態17.式(Im)の構造を有する、実施形態1の化合物:

又はその薬学的に許容できる塩、水和物、溶媒和物、立体異性体、及び互変異性体(式中、R59は、環炭素又は窒素位置で、H、(C~C)アルキル、又は酸素原子を含む5若しくは6員ヘテロシクロアルキル環である)。
実施形態18.式(In)の構造を有する、実施形態1の化合物:

又はその薬学的に許容できる塩、水和物、溶媒和物、立体異性体、及び互変異性体(式中、R60は、環炭素又は窒素位置で、H、(C~C)アルキル、又は酸素原子を含む5若しくは6員ヘテロシクロアルキル環である)。
実施形態19.式(Io)の構造を有する、実施形態1の化合物:

又はその薬学的に許容できる塩、水和物、溶媒和物、立体異性体、及び互変異性体(式中、R61は、環炭素又は窒素位置で、H、(C~C)アルキル、又は酸素原子を含む5若しくは6員ヘテロシクロアルキル環である)。
実施形態20.式(Ip)の構造を有する、実施形態1の化合物:

又はその薬学的に許容できる塩、水和物、溶媒和物、立体異性体、及び互変異性体(式中、R62は、環炭素又は窒素位置で、H、(C~C)アルキル、又は酸素原子を含む5若しくは6員ヘテロシクロアルキル環である)。
実施形態21.式(Iq)の構造を有する、実施形態1の化合物:

又はその薬学的に許容できる塩、水和物、溶媒和物、立体異性体、及び互変異性体(式中、Xは、H、ハロゲン、又はNHであり、R63は、環炭素又は窒素位置で、H、(C~C)アルキル、又は酸素原子を含む5若しくは6員ヘテロシクロアルキル環である)。
実施形態22.Rが実施形態7~21のいずれかに定義された通りである、式(1B)の構造を有する、実施形態1の化合物。
実施形態23.式(Ia1)の構造を有する、実施形態1の化合物:

又はその薬学的に許容できる塩、水和物、溶媒和物、立体異性体、及び互変異性体。
実施形態24.式(Iaa1)の構造を有する、実施形態1の化合物:

又はその薬学的に許容できる塩、水和物、溶媒和物、立体異性体、及び互変異性体。
実施形態25.式(Ib1)の構造を有する、実施形態1の化合物:

又はその薬学的に許容できる塩、水和物、溶媒和物、立体異性体、及び互変異性体。
実施形態26.式(Ib2)の構造を有する、実施形態1の化合物:

又はその薬学的に許容できる塩、水和物、溶媒和物、立体異性体、及び互変異性体。
実施形態27.式(Ib2)の構造を有する、実施形態1の化合物:

又はその薬学的に許容できる塩、水和物、溶媒和物、立体異性体、及び互変異性体。
実施形態27.式(Ic1)の構造を有する、実施形態1の化合物:

又はその薬学的に許容できる塩、水和物、溶媒和物、立体異性体、及び互変異性体。
実施形態28.式(Icc1)の構造を有する、実施形態1の化合物:

又はその薬学的に許容できる塩、水和物、溶媒和物、立体異性体、及び互変異性体。
実施形態29.式(Iccc1)の構造を有する、実施形態1の化合物:

又はその薬学的に許容できる塩、水和物、溶媒和物、立体異性体、及び互変異性体。
実施形態30.式(Id1)の構造を有する、実施形態1の化合物:

又はその薬学的に許容できる塩、水和物、溶媒和物、立体異性体、及び互変異性体。
実施形態31.式(Ie1)の構造を有する、実施形態1の化合物:

又はその薬学的に許容できる塩、水和物、溶媒和物、立体異性体、及び互変異性体。
実施形態32.式(If1)の構造を有する、実施形態1の化合物:

又はその薬学的に許容できる塩、水和物、溶媒和物、立体異性体、及び互変異性体。
実施形態33.式(Ig1)の構造を有する、実施形態1の化合物:

又はその薬学的に許容できる塩、水和物、溶媒和物、立体異性体、及び互変異性体。
実施形態34.式(Ih1)の構造を有する、実施形態1の化合物:

又はその薬学的に許容できる塩、水和物、溶媒和物、立体異性体、及び互変異性体。
実施形態35.式(Ii1)の構造を有する、実施形態1の化合物:

又はその薬学的に許容できる塩、水和物、溶媒和物、立体異性体、及び互変異性体。
実施形態36.式(Ij1)の構造を有する、実施形態1の化合物:

又はその薬学的に許容できる塩、水和物、溶媒和物、立体異性体、及び互変異性体。
実施形態37.式(Ik1)の構造を有する、実施形態1の化合物:

又はその薬学的に許容できる塩、水和物、溶媒和物、立体異性体、及び互変異性体。
実施形態38.式(Il1)の構造を有する、実施形態1の化合物:

又はその薬学的に許容できる塩、水和物、溶媒和物、立体異性体、及び互変異性体。
実施形態39.式(Im1)の構造を有する、実施形態1の化合物:

又はその薬学的に許容できる塩、水和物、溶媒和物、立体異性体、及び互変異性体。
実施形態40.式(In1)の構造を有する、実施形態1の化合物:

又はその薬学的に許容できる塩、水和物、溶媒和物、立体異性体、及び互変異性体。
実施形態41.式(Io1)の構造を有する、実施形態1の化合物:

又はその薬学的に許容できる塩、水和物、溶媒和物、立体異性体、及び互変異性体。
実施形態42.式(Ip1)の構造を有する、実施形態1の化合物:

又はその薬学的に許容できる塩、水和物、溶媒和物、立体異性体、及び互変異性体。
実施形態43.式(Iq1)の構造を有する、実施形態1の化合物:

又はその薬学的に許容できる塩、水和物、溶媒和物、立体異性体、及び互変異性体(式中、Xは、H、ハロゲン、又はNHであり、R63は、環炭素又は窒素位置で、H、(C~C)アルキル、又は酸素原子を含む5若しくは6員ヘテロシクロアルキル環である)。
実施形態44.Rが実施形態23~43のいずれかに定義された通りである、式(1B)を有する、実施形態1の化合物。
実施形態45.式(IIa)の構造を有する、実施形態1の化合物:

又はその薬学的に許容できる塩、水和物、溶媒和物、立体異性体、及び互変異性体(式中、R36は、H、(C~C)アルキル、又は-(C~C)アルキレン-OHである)。
実施形態46.式(IIb)の構造を有する、実施形態1~45のいずれかの化合物:

又はその薬学的に許容できる塩、水和物、溶媒和物、立体異性体、及び互変異性体(式中、R37は、H、(C~C)アルキル、又は-(C~C)アルキレン-OHである)。
実施形態47.式(IIc)の構造を有する、実施形態1~45のいずれかの化合物:

又はその薬学的に許容できる塩、水和物、溶媒和物、立体異性体、及び互変異性体(式中、R38は、H、(C~C)アルキル、又は-(C~C)アルキレン-OHである)。
実施形態48.式(IIa)、式(IIb)、及び式(IIc)に定義されたR基のいずれかを有する式(1B)の構造を有する、実施形態1の化合物。
実施形態49.Rが、H、(C~C)アルキル、-(C~C)アルキレン-(C~C)アルコキシ、-(C~C)アルキレン-OH、ピリジル、ピラゾリル、又はイミダゾリルである、実施形態1~48のいずれかの化合物。
実施形態50.RがHである、実施形態1~48のいずれかの化合物。
実施形態51.Rがメチルである、実施形態1~48のいずれかの化合物。
実施形態52.Rが、H、ハロゲン CN、OH、(C~C)アルキル、(C~C)アルケニル、(C~C)アルキニル、(C~C)アルコキシ、又はイミダゾリルである、実施形態1~51のいずれかの化合物。
実施形態53.RがHである、実施形態1~51のいずれかの化合物。
実施形態54.Rが、ハロゲン、好ましくはF又はClである、実施形態1~51のいずれかの化合物。
実施形態55.RがOHである、実施形態1~51のいずれかの化合物。
実施形態56.RがCNである、実施形態1~51のいずれかの化合物。
実施形態57.Rが、H、ハロゲン、CN、OH、(C~C)アルキル、-(C~C)アルコキシ、(C~C)アルケニル、又は(C~C)アルキニルである、実施形態1~56のいずれかの化合物。
実施形態58.RがH又はメトキシである、実施形態1~56のいずれかの化合物。
実施形態59.Rが、ハロゲン、好ましくはF又はClである、実施形態1~56のいずれかの化合物。
実施形態60.Rが、H、ハロゲン、CN、OH、(C~C)アルキル、(C~C)アルコキシ、-O(C~C)シクロアルキル、ハロ(C~C)アルコキシ、-C(O)NR2122であり、R21及びR22が、独立に、H又は(C~C)アルキルである、実施形態1~59のいずれかの化合物。
実施形態61.RがHである、実施形態1~59のいずれかの化合物。
実施形態62.Rが、(C~C)アルコキシ、好ましくはメトキシ又はエトキシである、実施形態1~59のいずれかの化合物。
実施形態63.RがOHである、実施形態1~59のいずれかの化合物。
実施形態64.Rが、ハロゲン、好ましくはF又はClである、実施形態1~59のいずれかの化合物。
実施形態65.RがCNである、実施形態1~59のいずれかの化合物。
実施形態66.Rが、-O(C~C)シクロアルキル、好ましくは-O-シクロプロピルである、実施形態1~59のいずれかの化合物。
実施形態67.Rが、H、F、Cl、CN、OH、(C~C)アルキル、(C~C)アルコキシである、実施形態1~66のいずれかの化合物。
実施形態68.RがHである、実施形態1~66のいずれかの化合物。
実施形態69.RがHである、実施形態1~68のいずれかの化合物。
実施形態70.Rがハロゲンである、実施形態1~68のいずれかの化合物。
実施形態71.Rが、F、Cl、又はBrである、実施形態1~68のいずれかの化合物。
実施形態72.Rが-OHである、実施形態1~68のいずれかの化合物。
実施形態73.Rがハロ(C~C)アルキルである、実施形態1~68のいずれかの化合物。
実施形態74.Rが、メトキシにより置換されたハロ(C~C)アルキルである、実施形態1~68のいずれかの化合物。
実施形態75.Rがフルオロ(C~C)アルキルである、実施形態1~68のいずれかの化合物。
実施形態76.Rが、モノフルオロメチル、モノフルオロエチル、又はモノフルオロプロピルである、実施形態1~68のいずれかの化合物。
実施形態77.Rが、ジフルオロメチル又はジフルオロエチルである、実施形態1~68のいずれかの化合物。
実施形態78.Rが、トリフルオロメチル又はトリフルオロエチルである、実施形態1~68のいずれかの化合物。
実施形態79.Rが、OH、(C~C)アルコキシ、-O(C~C)アルキレン-OH、-(C~C)アルキレン-OH、-(C~C)アルキレン-(C~C)アルコキシの少なくとも1つにより置換されたハロ(C~C)アルキルである、実施形態1~68のいずれかの化合物。
実施形態80.Rが、(C~C)アルコキシ及びOHの少なくとも1つにより置換されたハロ(C~C)アルキルである、実施形態1~68のいずれかの化合物。
実施形態81.Rが、1つのメトキシにより置換されたモノフルオロエチルである、実施形態1~68のいずれかの化合物。
実施形態82.Rが、1つのメトキシにより置換されたジフルオロエチルである、実施形態1~68のいずれかの化合物。
実施形態83.Rが、OHにより置換されたジフルオロエチル、又はOHにより置換されたトリフルオロエチルである、実施形態1~68のいずれかの化合物。
実施形態84.Rが-C(O)NR1516である、実施形態1~68のいずれかの化合物。
実施形態85.各R15及びR16が、独立に、H、(C~C)アルキル、-(C~C)アルキレン-OH、-(C~C)アルキレン-O(C~C)アルキル、-C(O)(C~C)アルキレン-(C~C)アルコキシ、又は-C(O)(C~C)アルキルである、実施形態84の化合物。
実施形態86.Rが-C(O)NR1516であり、各R15及びR16が、独立に、H、メチル、エチル、-エチレン-OH、-メチレン-OH、-エチレン-O-メチル、又は-エチレン-O-エチルである、実施形態1~68のいずれかの化合物。
実施形態87.R15及びR16が、それらが結合している窒素原子と共に、O及びNから選択される1~2つのヘテロ原子を含む4~6員ヘテロシクロアルキル環R29を形成し、好ましくはR29が1つのR30により置換されており、R30が(C~C)アルキル又はOHである、実施形態86の化合物。
実施形態88.Rが-C(O)(C~C)アルキレン-O-(C~C)アルキルである、実施形態1~68のいずれかの化合物。
実施形態89.Rが、-C(O)メチレン-O-メチル、-C(O)エチレン-O-メチル、-C(O)メチレン-O-エチル、又は-C(O)エチレン-O-メチルである、実施形態1~68のいずれかの化合物。
実施形態90.Rが-(C~C)アルキレン-OHである、実施形態1~68のいずれかの化合物。
実施形態91.Rが、-メチレン-OH、-エチレン-OH、-プロピレン-OHである、実施形態1~68のいずれかの化合物。
実施形態92.Rが、(C~C)アルコキシにより置換された-(C~C)アルキレン-OHである、実施形態1~68のいずれかの化合物。
実施形態93.Rが、メチレン又はエチレン炭素で(C~C)アルコキシにより置換された-メチレン-OH又は-エチレン-OHである、実施形態1~68のいずれかの化合物。
実施形態94.Rが、メチレン又はエチレン炭素でメトキシ又はエトキシにより置換された-メチレン-OH又は-エチレン-OHである、実施形態1~68のいずれかの化合物。
実施形態95.Rが-C(O)(C~C)アルコキシである、実施形態1~68のいずれかの化合物。
実施形態96.Rが、-C(O)メトキシ、-C(O)エトキシ、-C(O)プロポキシである、実施形態1~68のいずれかの化合物。
実施形態97.Rが-(C~C)アルキレン-C(O)(C~C)アルコキシである、実施形態1~68のいずれかの化合物。
実施形態98.Rが、-メチレン-C(O)メトキシ、-メチレン-C(O)エトキシ、-エチレン-C(O)メトキシ、-エチレン-C(O)エトキシである、実施形態1~68のいずれかの化合物。
実施形態99.Rが-CNである、実施形態1~68のいずれかの化合物。
実施形態100.Rが-(C~C)アルキレン-(C~C)アルコキシである、実施形態1~68のいずれかの化合物。
実施形態101.Rが、-メチレン-メトキシ、メチレン-エトキシ、エチレン-メトキシ、又はエチレン-エトキシである、実施形態1~68のいずれかの化合物。
実施形態102.Rが-(C~C)アルキレン-S(O)-(C~C)アルキルであり、vが、0、1、又は2である、実施形態1~68のいずれかの化合物。
実施形態103.Rが、-メチレン-S(O)-メチル、-メチレン-S(O)-エチル、-エチレン-S(O)-メチル、又は-エチレン-S(O)-エチルであり、vが、0、1、又は2であり;好ましくは、Rが、-メチレン-S-メチル、-メチレン-S-エチル、-エチレン-S-メチル、又は-エチレン-S-エチルである、実施形態1~68のいずれかの化合物。
実施形態104.Rが、-メチレン-S(O)-メチル、-メチレン-S(O)-エチル、-エチレン-S(O)-メチル、-エチレン-S(O)-エチルである、実施形態1~68のいずれかの化合物。
実施形態105.Rが、-メチレン-S(O)-メチル、-メチレン-S(O)-エチル、-エチレン-S(O)-メチル、又は-エチレン-S(O)-エチルである、実施形態1~68のいずれかの化合物。
実施形態106.Rが-NR1112であり、R11及びR12が、それらが結合している窒素原子と共に、O、N、及びSから選択される1~2つのヘテロ原子を含む4~6員ヘテロシクロアルキル環R25を形成する、実施形態1~68のいずれかの化合物。
実施形態107.Rが-NR1112であり、R11及びR12が、それらが結合している窒素原子と共に、O及びNから選択される1~2つのヘテロ原子を含む4~6員ヘテロシクロアルキル環R25を形成する、実施形態1~68のいずれかの化合物。
実施形態108.Rが-NR1112であり、R11及びR12が、それらが結合している窒素原子と共に、O及びNから選択される1~2つのヘテロ原子を含む4~6員ヘテロシクロアルキル環R25、好ましくは5又は6員ヘトロシクロアルキル(hetorocycloalkyl)環を形成し;R25が1つ以上のR26により置換されており、R26が、(C~C)アルキル、(C~C)アルコキシ、OH、又は=Oであり、好ましくは、R25が1つのR26により置換されており、R26が、OH、メチル、又は=Oである、実施形態1~68のいずれかの化合物。
実施形態109.Rが-NR1112であり、R11及びR12が、それらが結合している窒素原子と共に、O及びNから選択される2つのヘテロ原子を含む6員ヘテロシクロアルキル環R25を形成する、実施形態1~68のいずれかの化合物。
実施形態110.Rが-NR1112であり、各R11及びR12が、独立に、H、(C~C)アルキル、-(C~C)アルキレン-OH、-(C~C)アルキレン-O(C~C)アルキル、-C(O)(C~C)アルキレン-(C~C)アルコキシ、又は-C(O)(C~C)アルキルである、実施形態1~68のいずれかの化合物。
実施形態111.Rが-NR1112であり、各R11及びR12が、独立に、H、メチル、エチル、-メチレン-OH、-エチレン-OH、-プロピレン-OH、-メチレン-O-メチル、-メチレン-O-エチル、-エチレン-O-メチル、-エチレン-O-エチル、-C(O)メチレン-メトキシ、-C(O)メチレン-エトキシ、-C(O)エチレン-メトキシ、-C(O)エチレン-エトキシ、-C(O)メチル、-C(O)エチル、-C(O)プロピルである、実施形態1~68のいずれかの化合物。
実施形態112.Rが-C(O)(C~C)アルキルである、実施形態1~68のいずれかの化合物。
実施形態113.Rが、-C(O)-メチル又は-C(O)-エチルである、実施形態1~68のいずれかの化合物。
実施形態114.Rが-(C~C)アルキレン-NR1314であり、各R13及びR14が、独立に、H、(C~C)アルキル、-(C~C)アルキレン-OH、-(C~C)アルキレン-O(C~C)アルキル、-C(O)(C~C)アルキレン-(C~C)アルコキシ、又は-C(O)(C~C)アルキルである、実施形態1~68のいずれかの化合物。
実施形態115.Rが-(C~C)アルキレン-NR1314であり、各R13及びR14が、独立に、H又は(C~C)アルキルである、実施形態1~68のいずれかの化合物。
実施形態116.Rが-(C~C)アルキレン-NR1314であり、R13及びR14が、それらが結合している窒素原子と共に、O、N、及びSから選択される1~2つのヘテロ原子を含む4~6員ヘテロシクロアルキル環R27を形成する、実施形態1~68のいずれかの化合物。
実施形態117.Rが-(C~C)アルキレン-NR1314であり、R13及びR14が、それらが結合している窒素原子と共に、O及びNから選択される1~2つのヘテロ原子を含む4~6員ヘテロシクロアルキル環R27を形成する、実施形態1~68のいずれかの化合物。
実施形態118.Rが-(C~C)アルキレン-NR1314であり、R13及びR14が、それらが結合している窒素原子と共に、O、N、及びSから選択される1~2つのヘテロ原子を含む4~6員ヘテロシクロアルキル環R27を形成し、R27が1つ以上のR28により置換されており、R28が、(C~C)アルキル、(C~C)アルコキシ、OH、又は=Oである、実施形態1~68のいずれかの化合物。
実施形態119.Rが-(C~C)アルキレン-NR1314であり、R13及びR14が、それらが結合している窒素原子と共に、O、N、及びSから選択される1~2つのヘテロ原子を含む4~6員ヘテロシクロアルキル環R27を形成し、R27が1つ以上のR28により置換されており、R28のうち2つが共に、同じ原子に結合している場合、(C~C)スピロシクロアルキル又はO、N、及びSから選択される1~2つのヘテロ原子を含む4~7員スピロヘテロシクロアルキル環を形成する、実施形態1~68のいずれかの化合物。
実施形態120.Rが-(C~C)アルキレン-NR1314であり、R13及びR14が、それらが結合している窒素原子と共に、O及びNから選択される1~2つのヘテロ原子を含む4~6員ヘテロシクロアルキル環R27を形成し、R27が1つ以上のR28により置換されており、R28のうち2つが共に、同じ原子に結合している場合、(C~C)スピロシクロアルキル又はO、N、及びSから選択される1~2つのヘテロ原子を含む4~7員スピロヘテロシクロアルキル環を形成する、実施形態1~68のいずれかの化合物。
実施形態121.Rが-(C~C)アルキレン-NR1314であり、R13及びR14が、それらが結合している窒素原子と共に、O及びNから選択される1~2つのヘテロ原子を含む4~6員ヘテロシクロアルキル環R27を形成し、R27が1つ以上のR28により置換されており、R28のうち2つが共に、同じ原子に結合している場合、(C~C)スピロシクロアルキル又は1つの酸素原子を含む4~7員スピロヘテロシクロアルキル環を形成する、実施形態1~68のいずれかの化合物。
実施形態122.Rが、OHを有する(C~C)アルキレン炭素、(C~C)アルコキシ、-(C~C)アルキレン-O(C~C)アルキル、(C~C)アルキルの少なくとも1つにより置換された-(C~C)アルキレン-NR1314であり、各R13及びR14が、独立に、H、(C~C)アルキル、-(C~C)アルキレン-OH、-(C~C)アルキレン-O(C~C)アルキル、-C(O)(C~C)アルキレン-(C~C)アルコキシ、又は-C(O)(C~C)アルキルである、実施形態1~68のいずれかの化合物。
実施形態123.Rが、OHを有する(C~C)アルキレン炭素、(C~C)アルコキシ、-(C~C)アルキレン-O(C~C)アルキル、(C~C)アルキルの少なくとも1つにより置換された-(C~C)アルキレン-NR1314であり、各R13及びR14が、独立に、H又は(C~C)アルキルである、実施形態1~68のいずれかの化合物。
実施形態124.Rが(C~C)アルキルである、実施形態1~68のいずれかの化合物。
実施形態125.Rが、CNにより置換された(C~C)アルキルである、実施形態1~68のいずれかの化合物。
実施形態126.Rが、CN、=N-(C~C)アルコキシ、=N-O-(C~C)アルキレン-OR20、OH、(C~C)アルコキシ、-C(O)OH、-C(O)O(C~C)アルキル、O、N、及びSから選択される1~2つのヘテロ原子を含む4~6員ヘテロシクロアルキル環、並びにO、N、及びSから選択される1~2つのヘテロ原子を含む5~6員ヘテロアリール環の少なくとも1つにより置換された(C~C)アルキルである、実施形態1~68のいずれかの化合物。
実施形態127.Rが、(C~C)アルコキシ、O及びNから選択される1~2つのヘテロ原子を含む4~6員ヘテロシクロアルキル環、並びにO、N、及びSから選択される1~2つのヘテロ原子を含む5~6員ヘテロアリール環から選択される2つの基により置換された(C~C)アルキルである、実施形態1~68のいずれかの化合物。
実施形態128.Rが、(C~C)アルコキシ並びにO及びNから選択される1~2つのヘテロ原子を含む5~6員ヘテロアリール環の少なくとも1つにより置換された(C~C)アルキルである、実施形態1~68のいずれかの化合物。
実施形態129.Rが、(C~C)アルコキシ、1~2つの窒素原子を含む5員ヘテロアリール環、及び1つの窒素原子を含む6員ヘテロアリール環の少なくとも1つにより置換された(C~C)アルキルである、実施形態1~68のいずれかの化合物。
実施形態130.Rが(C~C)アルコキシである、実施形態1~68のいずれかの化合物。
実施形態131.Rが、メトキシ、エトキシ、プロポキシ、iso-プロポキシ、ブトキシ、sec-ブトキシ、iso-ブトキシである、実施形態1~68のいずれかの化合物。
実施形態132.Rが-O(C~C)アルキレン-OHである、実施形態1~68のいずれかの化合物。
実施形態133.Rが-C(O)NR1516であり、各R15及びR16が、独立に、H、(C~C)アルキル、-(C~C)アルキレン-OH、-(C~C)アルキレン-O(C~C)アルキル、-C(O)(C~C)アルキレン-(C~C)アルコキシ、又は-C(O)(C~C)アルキルである、実施形態1~68のいずれかの化合物。
実施形態134.Rが-C(O)NR1516であり、各R15及びR16が、独立に、H、(C~C)アルキルである、実施形態1~68のいずれかの化合物。
実施形態135.Rが-C(O)NR1516であり、各R15及びR16がHである、実施形態1~68のいずれかの化合物。
実施形態136.Rが-C(O)NR1516であり、各R15及びR16がメチルである、実施形態1~68のいずれかの化合物。
実施形態137.RがC(O)(C~C)アルキレン-OHである、実施形態1~68のいずれかの化合物。
実施形態138.Rが-O(C~C)アルキレン-(C~C)アルコキシである、実施形態1~68のいずれかの化合物。
実施形態139.Rが-(C~C)アルキレン-C(O)(C~C)アルキルである、実施形態1~68のいずれかの化合物。
実施形態140.Rが-(C~C)アルキレン-C(O)(C~C)アルコキシである、実施形態1~68のいずれかの化合物。
実施形態141.Rが-(C~C)アルキレン-C(O)NR1718である、実施形態1~68のいずれかの化合物。
実施形態142.Rが、O及びNから選択される1~2つのヘテロ原子を含む6員ヘテロシクロアルキル環Riであり、Riが、(C~C)アルキルにより場合により置換されている、実施形態1~68のいずれかの化合物。
実施形態143.Rが、O及びNから選択される1~2つのヘテロ原子を含む6員ヘテロシクロアルキル環Riであり、Riが(C~C)アルキルにより場合により置換されており、さらに、Rが、Rに、Rの環炭素位置で結合している、実施形態1~68のいずれかの化合物。
実施形態144.Rが、O及びNから選択される2つのヘテロ原子を含む6員ヘテロシクロアルキル環Riであり、Riが(C~C)アルキルにより場合により置換されている、実施形態1~64のいずれかの化合物。
実施形態145.Rが、O及びNから選択される2つのヘテロ原子を含む6員ヘテロシクロアルキル環Riであり、Riが(C~C)アルキルにより置換されている、実施形態1~68のいずれかの化合物。
実施形態146.Rが、1つのO及び1つのNを含む6員ヘテロシクロアルキル環Riであり、Riが(C~C)アルキルにより置換されている、実施形態1~68のいずれかの化合物。
実施形態147.Rが、1つのO及び1つのNを含む6員ヘテロシクロアルキル環Riであり、Riが、Nで(C~C)アルキルにより置換されている、実施形態1~68のいずれかの化合物。
実施形態148.R

である、実施形態1~68のいずれかの化合物。
実施形態149.R

である、実施形態1~68のいずれかの化合物。
実施形態150.R

である、実施形態1~68のいずれかの化合物。
実施形態151.Rが、(C~C)アルコキシ並びにO及びNから選択される1~2つのヘテロ原子を含む5~6員ヘテロアリール環により置換された(C~C)アルキルである、実施形態1~68のいずれかの化合物。
実施形態152.Rが、(C~C)アルコキシ及び2つの窒素ヘテロ原子を含む5員ヘテロアリール環により置換された(C~C)アルキルである、実施形態1~68のいずれかの化合物。
実施形態153.Rが、(C~C)アルコキシ及び2つの窒素ヘテロ原子を含む6員ヘテロアリール環により置換された(C~C)アルキルである、実施形態1~68のいずれかの化合物。
実施形態154.Rが、(C~C)アルコキシ並びにO及びNから選択される2つのヘテロ原子を含む6員ヘテロシクロアルキル環により置換された(C~C)アルキルである、実施形態1~68のいずれかの化合物。
実施形態155.Rが、(C~C)アルコキシ及びNを含む4員ヘテロシクロアルキル環により置換された(C~C)アルキルである、実施形態1~68のいずれかの化合物。
実施形態156.下記から選択される、実施形態1~155のいずれかの化合物:
6-クロロ-5-メトキシ-1-メチル-3-(1H-ピラゾール-4-イル)-2-(5-(トリフルオロメチル)-4H-1,2,4-トリアゾール-3-イル)-1H-ピロロ[3,2-b]ピリジン;
6-クロロ-5-メトキシ-1-メチル-3-(1H-ピラゾール-4-イル)-2-(3-(トリフルオロメチル)-1H-1,2,4-トリアゾール-5-イル)-1H-ピロロ[3,2-b]ピリジン;
6-クロロ-5-メトキシ-1-メチル-3-(1H-ピラゾール-4-イル)-2-(5-(トリフルオロメチル)-1H-1,2,4-トリアゾール-3-イル)-1H-ピロロ[3,2-b]ピリジン;
6-クロロ-2-(5-(1,1-ジフルオロエチル)-4H-1,2,4-トリアゾール-3-イル)-5-メトキシ-1-メチル-3-(1H-ピラゾール-4-イル)-1H-ピロロ[3,2-b]ピリジン;
6-クロロ-2-(3-(1,1-ジフルオロエチル)-1H-1,2,4-トリアゾール-5-イル)-5-メトキシ-1-メチル-3-(1H-ピラゾール-4-イル)-1H-ピロロ[3,2-b]ピリジン;
6-クロロ-2-(5-(1,1-ジフルオロエチル)-1H-1,2,4-トリアゾール-3-イル)-5-メトキシ-1-メチル-3-(1H-ピラゾール-4-イル)-1H-ピロロ[3,2-b]ピリジン;
6-クロロ-2-(5-(1,1-ジフルオロエチル)-4H-1,2,4-トリアゾール-3-イル)-5-メトキシ-3-(1H-ピラゾール-4-イル)-1H-ピロロ[3,2-b]ピリジン;
6-クロロ-2-(3-(1,1-ジフルオロエチル)-1H-1,2,4-トリアゾール-5-イル)-5-メトキシ-3-(1H-ピラゾール-4-イル)-1H-ピロロ[3,2-b]ピリジン;
6-クロロ-2-(5-(1,1-ジフルオロエチル)-1H-1,2,4-トリアゾール-3-イル)-5-メトキシ-3-(1H-ピラゾール-4-イル)-1H-ピロロ[3,2-b]ピリジン;
6-クロロ-2-(5-(フルオロメチル)-4H-1,2,4-トリアゾール-3-イル)-5-メトキシ-1-メチル-3-(1H-ピラゾール-4-イル)-1H-ピロロ[3,2-b]ピリジン;
6-クロロ-2-(3-(フルオロメチル)-1H-1,2,4-トリアゾール-5-イル)-5-メトキシ-1-メチル-3-(1H-ピラゾール-4-イル)-1H-ピロロ[3,2-b]ピリジン;
6-クロロ-2-(5-(フルオロメチル)-1H-1,2,4-トリアゾール-3-イル)-5-メトキシ-1-メチル-3-(1H-ピラゾール-4-イル)-1H-ピロロ[3,2-b]ピリジン;
2-(5-(6-クロロ-5-メトキシ-3-(1H-ピラゾール-4-イル)-1H-ピロロ[3,2-b]ピリジン-2-イル)-4H-1,2,4-トリアゾール-3-イル)-2,2-ジフルオロエタン-1-オール;
2-(5-(6-クロロ-5-メトキシ-3-(1H-ピラゾール-4-イル)-1H-ピロロ[3,2-b]ピリジン-2-イル)-1H-1,2,4-トリアゾール-3-イル)-2,2-ジフルオロエタン-1-オール;
2-(3-(6-クロロ-5-メトキシ-3-(1H-ピラゾール-4-イル)-1H-ピロロ[3,2-b]ピリジン-2-イル)-1H-1,2,4-トリアゾール-5-イル)-2,2-ジフルオロエタン-1-オール;
1-(5-(6-クロロ-5-メトキシ-3-(1H-ピラゾール-4-イル)-1H-ピロロ[3,2-b]ピリジン-2-イル)-4H-1,2,4-トリアゾール-3-イル)エタン-1-オン;
1-(5-(6-クロロ-5-メトキシ-3-(1H-ピラゾール-4-イル)-1H-ピロロ[3,2-b]ピリジン-2-イル)-1H-1,2,4-トリアゾール-3-イル)エタン-1-オン;
1-(3-(6-クロロ-5-メトキシ-3-(1H-ピラゾール-4-イル)-1H-ピロロ[3,2-b]ピリジン-2-イル)-1H-1,2,4-トリアゾール-5-イル)エタン-1-オン;
(5-(6-クロロ-5-メトキシ-1-メチル-3-(1H-ピラゾール-4-イル)-1H-ピロロ[3,2-b]ピリジン-2-イル)-4H-1,2,4-トリアゾール-3-イル)メタノール;
(5-(6-クロロ-5-メトキシ-1-メチル-3-(1H-ピラゾール-4-イル)-1H-ピロロ[3,2-b]ピリジン-2-イル)-1H-1,2,4-トリアゾール-3-イル)メタノール;
(3-(6-クロロ-5-メトキシ-1-メチル-3-(1H-ピラゾール-4-イル)-1H-ピロロ[3,2-b]ピリジン-2-イル)-1H-1,2,4-トリアゾール-5-イル)メタノール;
6-クロロ-2-(5-(1,1-ジフルオロ-2-メトキシエチル)-4H-1,2,4-トリアゾール-3-イル)-5-メトキシ-1-メチル-3-(1H-ピラゾール-4-イル)-1H-ピロロ[3,2-b]ピリジン;
6-クロロ-2-(3-(1,1-ジフルオロ-2-メトキシエチル)-1H-1,2,4-トリアゾール-5-イル)-5-メトキシ-1-メチル-3-(1H-ピラゾール-4-イル)-1H-ピロロ[3,2-b]ピリジン;
6-クロロ-2-(5-(1,1-ジフルオロ-2-メトキシエチル)-1H-1,2,4-トリアゾール-3-イル)-5-メトキシ-1-メチル-3-(1H-ピラゾール-4-イル)-1H-ピロロ[3,2-b]ピリジン;
6-クロロ-2-(5-フルオロ-4H-1,2,4-トリアゾール-3-イル)-5-メトキシ-1-メチル-3-(1H-ピラゾール-4-イル)-1H-ピロロ[3,2-b]ピリジン;
6-クロロ-2-(3-フルオロ-1H-1,2,4-トリアゾール-5-イル)-5-メトキシ-1-メチル-3-(1H-ピラゾール-4-イル)-1H-ピロロ[3,2-b]ピリジン;
6-クロロ-2-(5-フルオロ-1H-1,2,4-トリアゾール-3-イル)-5-メトキシ-1-メチル-3-(1H-ピラゾール-4-イル)-1H-ピロロ[3,2-b]ピリジン;
6-クロロ-2-(5-フルオロ-4H-1,2,4-トリアゾール-3-イル)-5-メトキシ-3-(1H-ピラゾール-4-イル)-1H-ピロロ[3,2-b]ピリジン;
6-クロロ-2-(3-フルオロ-1H-1,2,4-トリアゾール-5-イル)-5-メトキシ-3-(1H-ピラゾール-4-イル)-1H-ピロロ[3,2-b]ピリジン;
6-クロロ-2-(5-フルオロ-1H-1,2,4-トリアゾール-3-イル)-5-メトキシ-3-(1H-ピラゾール-4-イル)-1H-ピロロ[3,2-b]ピリジン;
6-クロロ-5-メトキシ-2-(5-(メトキシメチル)-4H-1,2,4-トリアゾール-3-イル)-1-メチル-3-(1H-ピラゾール-4-イル)-1H-ピロロ[3,2-b]ピリジン;
6-クロロ-5-メトキシ-2-(3-(メトキシメチル)-1H-1,2,4-トリアゾール-5-イル)-1-メチル-3-(1H-ピラゾール-4-イル)-1H-ピロロ[3,2-b]ピリジン;
6-クロロ-5-メトキシ-2-(5-(メトキシメチル)-1H-1,2,4-トリアゾール-3-イル)-1-メチル-3-(1H-ピラゾール-4-イル)-1H-ピロロ[3,2-b]ピリジン;
6-クロロ-5-メトキシ-2-(5-メトキシ-4H-1,2,4-トリアゾール-3-イル)-3-(1H-ピラゾール-4-イル)-1H-ピロロ[3,2-b]ピリジン;
6-クロロ-5-メトキシ-2-(3-メトキシ-1H-1,2,4-トリアゾール-5-イル)-3-(1H-ピラゾール-4-イル)-1H-ピロロ[3,2-b]ピリジン;
6-クロロ-5-メトキシ-2-(5-メトキシ-1H-1,2,4-トリアゾール-3-イル)-3-(1H-ピラゾール-4-イル)-1H-ピロロ[3,2-b]ピリジン;
6-クロロ-2-(5-クロロ-4H-1,2,4-トリアゾール-3-イル)-5-メトキシ-3-(1H-ピラゾール-4-イル)-1H-ピロロ[3,2-b]ピリジン;
6-クロロ-2-(3-クロロ-1H-1,2,4-トリアゾール-5-イル)-5-メトキシ-3-(1H-ピラゾール-4-イル)-1H-ピロロ[3,2-b]ピリジン;
6-クロロ-2-(5-クロロ-1H-1,2,4-トリアゾール-3-イル)-5-メトキシ-3-(1H-ピラゾール-4-イル)-1H-ピロロ[3,2-b]ピリジン;
6-クロロ-5-メトキシ-1-メチル-3-(1H-ピラゾール-4-イル)-2-(4H-1,2,4-トリアゾール-3-イル)-1H-ピロロ[3,2-b]ピリジン;
6-クロロ-5-メトキシ-1-メチル-3-(1H-ピラゾール-4-イル)-2-(1H-1,2,4-トリアゾール-5-イル)-1H-ピロロ[3,2-b]ピリジン;
6-クロロ-5-メトキシ-1-メチル-3-(1H-ピラゾール-4-イル)-2-(1H-1,2,4-トリアゾール-3-イル)-1H-ピロロ[3,2-b]ピリジン;
6-クロロ-2-(5-(1,1-ジフルオロ-2-メトキシエチル)-4H-1,2,4-トリアゾール-3-イル)-5-メトキシ-3-(1H-ピラゾール-4-イル)-1H-ピロロ[3,2-b]ピリジン;
6-クロロ-2-(3-(1,1-ジフルオロ-2-メトキシエチル)-1H-1,2,4-トリアゾール-5-イル)-5-メトキシ-3-(1H-ピラゾール-4-イル)-1H-ピロロ[3,2-b]ピリジン;
6-クロロ-2-(5-(1,1-ジフルオロ-2-メトキシエチル)-1H-1,2,4-トリアゾール-3-イル)-5-メトキシ-3-(1H-ピラゾール-4-イル)-1H-ピロロ[3,2-b]ピリジン;
5-(6-クロロ-5-メトキシ-3-(1H-ピラゾール-4-イル)-1H-ピロロ[3,2-b]ピリジン-2-イル)-N,N-ジメチル-4H-1,2,4-トリアゾール-3-カルボキサミド;
5-(6-クロロ-5-メトキシ-3-(1H-ピラゾール-4-イル)-1H-ピロロ[3,2-b]ピリジン-2-イル)-N,N-ジメチル-1H-1,2,4-トリアゾール-3-カルボキサミド;
3-(6-クロロ-5-メトキシ-3-(1H-ピラゾール-4-イル)-1H-ピロロ[3,2-b]ピリジン-2-イル)-N,N-ジメチル-1H-1,2,4-トリアゾール-5-カルボキサミド;
5-(6-クロロ-3-(1H-イミダゾール-1-イル)-5-メトキシ-1-メチル-1H-ピロロ[3,2-b]ピリジン-2-イル)-N,N-ジメチル-4H-1,2,4-トリアゾール-3-カルボキサミド;
5-(6-クロロ-3-(1H-イミダゾール-1-イル)-5-メトキシ-1-メチル-1H-ピロロ[3,2-b]ピリジン-2-イル)-N,N-ジメチル-1H-1,2,4-トリアゾール-3-カルボキサミド;
3-(6-クロロ-3-(1H-イミダゾール-1-イル)-5-メトキシ-1-メチル-1H-ピロロ[3,2-b]ピリジン-2-イル)-N,N-ジメチル-1H-1,2,4-トリアゾール-5-カルボキサミド;
1-(5-(6-クロロ-3-(1H-イミダゾール-1-イル)-5-メトキシ-1-メチル-1H-ピロロ[3,2-b]ピリジン-2-イル)-4H-1,2,4-トリアゾール-3-イル)ピロリジン-2-オン;
1-(5-(6-クロロ-3-(1H-イミダゾール-1-イル)-5-メトキシ-1-メチル-1H-ピロロ[3,2-b]ピリジン-2-イル)-1H-1,2,4-トリアゾール-3-イル)ピロリジン-2-オン;
1-(3-(6-クロロ-3-(1H-イミダゾール-1-イル)-5-メトキシ-1-メチル-1H-ピロロ[3,2-b]ピリジン-2-イル)-1H-1,2,4-トリアゾール-5-イル)ピロリジン-2-オン;
5-(6-クロロ-3-(1H-イミダゾール-1-イル)-5-メトキシ-1-メチル-1H-ピロロ[3,2-b]ピリジン-2-イル)-N,N-ジメチル-4H-1,2,4-トリアゾール-3-アミン;
5-(6-クロロ-3-(1H-イミダゾール-1-イル)-5-メトキシ-1-メチル-1H-ピロロ[3,2-b]ピリジン-2-イル)-N,N-ジメチル-1H-1,2,4-トリアゾール-3-アミン;
3-(6-クロロ-3-(1H-イミダゾール-1-イル)-5-メトキシ-1-メチル-1H-ピロロ[3,2-b]ピリジン-2-イル)-N,N-ジメチル-1H-1,2,4-トリアゾール-5-アミン;
5-(6-クロロ-3-(1H-イミダゾール-1-イル)-5-メトキシ-1-メチル-1H-ピロロ[3,2-b]ピリジン-2-イル)-N-メチル-4H-1,2,4-トリアゾール-3-アミン;
5-(6-クロロ-3-(1H-イミダゾール-1-イル)-5-メトキシ-1-メチル-1H-ピロロ[3,2-b]ピリジン-2-イル)-N-メチル-1H-1,2,4-トリアゾール-3-アミン;
3-(6-クロロ-3-(1H-イミダゾール-1-イル)-5-メトキシ-1-メチル-1H-ピロロ[3,2-b]ピリジン-2-イル)-N-メチル-1H-1,2,4-トリアゾール-5-アミン;
1-(5-(6-クロロ-3-(1H-イミダゾール-1-イル)-5-メトキシ-1-メチル-1H-ピロロ[3,2-b]ピリジン-2-イル)-4H-1,2,4-トリアゾール-3-イル)-2,2-ジフルオロエタン-1-オール;
1-(5-(6-クロロ-3-(1H-イミダゾール-1-イル)-5-メトキシ-1-メチル-1H-ピロロ[3,2-b]ピリジン-2-イル)-1H-1,2,4-トリアゾール-3-イル)-2,2-ジフルオロエタン-1-オール;
1-(3-(6-クロロ-3-(1H-イミダゾール-1-イル)-5-メトキシ-1-メチル-1H-ピロロ[3,2-b]ピリジン-2-イル)-1H-1,2,4-トリアゾール-5-イル)-2,2-ジフルオロエタン-1-オール;
(S)-1-(5-(6-クロロ-3-(1H-イミダゾール-1-イル)-5-メトキシ-1-メチル-1H-ピロロ[3,2-b]ピリジン-2-イル)-4H-1,2,4-トリアゾール-3-イル)-2,2-ジフルオロエタン-1-オール;
(S)-1-(5-(6-クロロ-3-(1H-イミダゾール-1-イル)-5-メトキシ-1-メチル-1H-ピロロ[3,2-b]ピリジン-2-イル)-1H-1,2,4-トリアゾール-3-イル)-2,2-ジフルオロエタン-1-オール;
(S)-1-(3-(6-クロロ-3-(1H-イミダゾール-1-イル)-5-メトキシ-1-メチル-1H-ピロロ[3,2-b]ピリジン-2-イル)-1H-1,2,4-トリアゾール-5-イル)-2,2-ジフルオロエタン-1-オール;
(R)-1-(5-(6-クロロ-3-(1H-イミダゾール-1-イル)-5-メトキシ-1-メチル-1H-ピロロ[3,2-b]ピリジン-2-イル)-4H-1,2,4-トリアゾール-3-イル)-2,2-ジフルオロエタン-1-オール;
(R)-1-(5-(6-クロロ-3-(1H-イミダゾール-1-イル)-5-メトキシ-1-メチル-1H-ピロロ[3,2-b]ピリジン-2-イル)-1H-1,2,4-トリアゾール-3-イル)-2,2-ジフルオロエタン-1-オール;
(R)-1-(3-(6-クロロ-3-(1H-イミダゾール-1-イル)-5-メトキシ-1-メチル-1H-ピロロ[3,2-b]ピリジン-2-イル)-1H-1,2,4-トリアゾール-5-イル)-2,2-ジフルオロエタン-1-オール;
6-クロロ-2-(5-(2,2-ジフルオロ-1-メトキシエチル)-4H-1,2,4-トリアゾール-3-イル)-3-(1H-イミダゾール-1-イル)-5-メトキシ-1-メチル-1H-ピロロ[3,2-b]ピリジン;
6-クロロ-2-(3-(2,2-ジフルオロ-1-メトキシエチル)-1H-1,2,4-トリアゾール-5-イル)-3-(1H-イミダゾール-1-イル)-5-メトキシ-1-メチル-1H-ピロロ[3,2-b]ピリジン;
6-クロロ-2-(5-(2,2-ジフルオロ-1-メトキシエチル)-1H-1,2,4-トリアゾール-3-イル)-3-(1H-イミダゾール-1-イル)-5-メトキシ-1-メチル-1H-ピロロ[3,2-b]ピリジン;
(S)-6-クロロ-2-(5-(2,2-ジフルオロ-1-メトキシエチル)-4H-1,2,4-トリアゾール-3-イル)-3-(1H-イミダゾール-1-イル)-5-メトキシ-1-メチル-1H-ピロロ[3,2-b]ピリジン;
(S)-6-クロロ-2-(3-(2,2-ジフルオロ-1-メトキシエチル)-1H-1,2,4-トリアゾール-5-イル)-3-(1H-イミダゾール-1-イル)-5-メトキシ-1-メチル-1H-ピロロ[3,2-b]ピリジン;
(S)-6-クロロ-2-(5-(2,2-ジフルオロ-1-メトキシエチル)-1H-1,2,4-トリアゾール-3-イル)-3-(1H-イミダゾール-1-イル)-5-メトキシ-1-メチル-1H-ピロロ[3,2-b]ピリジン;
(R)-6-クロロ-2-(5-(2,2-ジフルオロ-1-メトキシエチル)-4H-1,2,4-トリアゾール-3-イル)-3-(1H-イミダゾール-1-イル)-5-メトキシ-1-メチル-1H-ピロロ[3,2-b]ピリジン;
(R)-6-クロロ-2-(3-(2,2-ジフルオロ-1-メトキシエチル)-1H-1,2,4-トリアゾール-5-イル)-3-(1H-イミダゾール-1-イル)-5-メトキシ-1-メチル-1H-ピロロ[3,2-b]ピリジン;
(R)-6-クロロ-2-(5-(2,2-ジフルオロ-1-メトキシエチル)-1H-1,2,4-トリアゾール-3-イル)-3-(1H-イミダゾール-1-イル)-5-メトキシ-1-メチル-1H-ピロロ[3,2-b]ピリジン;
6-クロロ-2-(5-(1,2-ジメトキシエチル)-4H-1,2,4-トリアゾール-3-イル)-3-(1H-イミダゾール-1-イル)-5-メトキシ-1-メチル-1H-ピロロ[3,2-b]ピリジン;
6-クロロ-2-(3-(1,2-ジメトキシエチル)-1H-1,2,4-トリアゾール-5-イル)-3-(1H-イミダゾール-1-イル)-5-メトキシ-1-メチル-1H-ピロロ[3,2-b]ピリジン;
6-クロロ-2-(5-(1,2-ジメトキシエチル)-1H-1,2,4-トリアゾール-3-イル)-3-(1H-イミダゾール-1-イル)-5-メトキシ-1-メチル-1H-ピロロ[3,2-b]ピリジン;
(R)-6-クロロ-2-(5-(1,2-ジメトキシエチル)-4H-1,2,4-トリアゾール-3-イル)-3-(1H-イミダゾール-1-イル)-5-メトキシ-1-メチル-1H-ピロロ[3,2-b]ピリジン;
(R)-6-クロロ-2-(3-(1,2-ジメトキシエチル)-1H-1,2,4-トリアゾール-5-イル)-3-(1H-イミダゾール-1-イル)-5-メトキシ-1-メチル-1H-ピロロ[3,2-b]ピリジン;
(R)-6-クロロ-2-(5-(1,2-ジメトキシエチル)-1H-1,2,4-トリアゾール-3-イル)-3-(1H-イミダゾール-1-イル)-5-メトキシ-1-メチル-1H-ピロロ[3,2-b]ピリジン;
(S)-6-クロロ-2-(5-(1,2-ジメトキシエチル)-4H-1,2,4-トリアゾール-3-イル)-3-(1H-イミダゾール-1-イル)-5-メトキシ-1-メチル-1H-ピロロ[3,2-b]ピリジン;
(S)-6-クロロ-2-(3-(1,2-ジメトキシエチル)-1H-1,2,4-トリアゾール-5-イル)-3-(1H-イミダゾール-1-イル)-5-メトキシ-1-メチル-1H-ピロロ[3,2-b]ピリジン;
(S)-6-クロロ-2-(5-(1,2-ジメトキシエチル)-1H-1,2,4-トリアゾール-3-イル)-3-(1H-イミダゾール-1-イル)-5-メトキシ-1-メチル-1H-ピロロ[3,2-b]ピリジン;
2-(1-(5-(6-クロロ-3-(1H-イミダゾール-1-イル)-5-メトキシ-1-メチル-1H-ピロロ[3,2-b]ピリジン-2-イル)-4H-1,2,4-トリアゾール-3-イル)-2,2,2-トリフルオロエトキシ)エタン-1-オール;
2-(1-(5-(6-クロロ-3-(1H-イミダゾール-1-イル)-5-メトキシ-1-メチル-1H-ピロロ[3,2-b]ピリジン-2-イル)-1H-1,2,4-トリアゾール-3-イル)-2,2,2-トリフルオロエトキシ)エタン-1-オール;
2-(1-(3-(6-クロロ-3-(1H-イミダゾール-1-イル)-5-メトキシ-1-メチル-1H-ピロロ[3,2-b]ピリジン-2-イル)-1H-1,2,4-トリアゾール-5-イル)-2,2,2-トリフルオロエトキシ)エタン-1-オール;
(S)-2-(1-(5-(6-クロロ-3-(1H-イミダゾール-1-イル)-5-メトキシ-1-メチル-1H-ピロロ[3,2-b]ピリジン-2-イル)-4H-1,2,4-トリアゾール-3-イル)-2,2,2-トリフルオロエトキシ)エタン-1-オール;
(S)-2-(1-(5-(6-クロロ-3-(1H-イミダゾール-1-イル)-5-メトキシ-1-メチル-1H-ピロロ[3,2-b]ピリジン-2-イル)-1H-1,2,4-トリアゾール-3-イル)-2,2,2-トリフルオロエトキシ)エタン-1-オール;
(S)-2-(1-(3-(6-クロロ-3-(1H-イミダゾール-1-イル)-5-メトキシ-1-メチル-1H-ピロロ[3,2-b]ピリジン-2-イル)-1H-1,2,4-トリアゾール-5-イル)-2,2,2-トリフルオロエトキシ)エタン-1-オール;
(R)-2-(1-(5-(6-クロロ-3-(1H-イミダゾール-1-イル)-5-メトキシ-1-メチル-1H-ピロロ[3,2-b]ピリジン-2-イル)-4H-1,2,4-トリアゾール-3-イル)-2,2,2-トリフルオロエトキシ)エタン-1-オール;
(R)-2-(1-(5-(6-クロロ-3-(1H-イミダゾール-1-イル)-5-メトキシ-1-メチル-1H-ピロロ[3,2-b]ピリジン-2-イル)-1H-1,2,4-トリアゾール-3-イル)-2,2,2-トリフルオロエトキシ)エタン-1-オール;
(R)-2-(1-(3-(6-クロロ-3-(1H-イミダゾール-1-イル)-5-メトキシ-1-メチル-1H-ピロロ[3,2-b]ピリジン-2-イル)-1H-1,2,4-トリアゾール-5-イル)-2,2,2-トリフルオロエトキシ)エタン-1-オール;
1-(5-(6-クロロ-3-(1H-イミダゾール-1-イル)-5-メトキシ-1-メチル-1H-ピロロ[3,2-b]ピリジン-2-イル)-4H-1,2,4-トリアゾール-3-イル)エタン-1-オール;
1-(5-(6-クロロ-3-(1H-イミダゾール-1-イル)-5-メトキシ-1-メチル-1H-ピロロ[3,2-b]ピリジン-2-イル)-1H-1,2,4-トリアゾール-3-イル)エタン-1-オール;
1-(3-(6-クロロ-3-(1H-イミダゾール-1-イル)-5-メトキシ-1-メチル-1H-ピロロ[3,2-b]ピリジン-2-イル)-1H-1,2,4-トリアゾール-5-イル)エタン-1-オール;
(S)-1-(5-(6-クロロ-3-(1H-イミダゾール-1-イル)-5-メトキシ-1-メチル-1H-ピロロ[3,2-b]ピリジン-2-イル)-4H-1,2,4-トリアゾール-3-イル)エタン-1-オール;
(S)-1-(5-(6-クロロ-3-(1H-イミダゾール-1-イル)-5-メトキシ-1-メチル-1H-ピロロ[3,2-b]ピリジン-2-イル)-1H-1,2,4-トリアゾール-3-イル)エタン-1-オール;
(S)-1-(3-(6-クロロ-3-(1H-イミダゾール-1-イル)-5-メトキシ-1-メチル-1H-ピロロ[3,2-b]ピリジン-2-イル)-1H-1,2,4-トリアゾール-5-イル)エタン-1-オール;
(R)-1-(5-(6-クロロ-3-(1H-イミダゾール-1-イル)-5-メトキシ-1-メチル-1H-ピロロ[3,2-b]ピリジン-2-イル)-4H-1,2,4-トリアゾール-3-イル)エタン-1-オール;
(R)-1-(5-(6-クロロ-3-(1H-イミダゾール-1-イル)-5-メトキシ-1-メチル-1H-ピロロ[3,2-b]ピリジン-2-イル)-1H-1,2,4-トリアゾール-3-イル)エタン-1-オール;
(R)-1-(3-(6-クロロ-3-(1H-イミダゾール-1-イル)-5-メトキシ-1-メチル-1H-ピロロ[3,2-b]ピリジン-2-イル)-1H-1,2,4-トリアゾール-5-イル)エタン-1-オール;
6-クロロ-3-(1H-イミダゾール-1-イル)-5-メトキシ-1-メチル-2-(5-(2,2,2-トリフルオロ-1-メトキシエチル)-4H-1,2,4-トリアゾール-3-イル)-1H-ピロロ[3,2-b]ピリジン;
6-クロロ-3-(1H-イミダゾール-1-イル)-5-メトキシ-1-メチル-2-(3-(2,2,2-トリフルオロ-1-メトキシエチル)-1H-1,2,4-トリアゾール-5-イル)-1H-ピロロ[3,2-b]ピリジン;
6-クロロ-3-(1H-イミダゾール-1-イル)-5-メトキシ-1-メチル-2-(5-(2,2,2-トリフルオロ-1-メトキシエチル)-1H-1,2,4-トリアゾール-3-イル)-1H-ピロロ[3,2-b]ピリジン;
(S)-6-クロロ-3-(1H-イミダゾール-1-イル)-5-メトキシ-1-メチル-2-(5-(2,2,2-トリフルオロ-1-メトキシエチル)-4H-1,2,4-トリアゾール-3-イル)-1H-ピロロ[3,2-b]ピリジン;
(S)-6-クロロ-3-(1H-イミダゾール-1-イル)-5-メトキシ-1-メチル-2-(3-(2,2,2-トリフルオロ-1-メトキシエチル)-1H-1,2,4-トリアゾール-5-イル)-1H-ピロロ[3,2-b]ピリジン;
(S)-6-クロロ-3-(1H-イミダゾール-1-イル)-5-メトキシ-1-メチル-2-(5-(2,2,2-トリフルオロ-1-メトキシエチル)-1H-1,2,4-トリアゾール-3-イル)-1H-ピロロ[3,2-b]ピリジン;
(R)-6-クロロ-3-(1H-イミダゾール-1-イル)-5-メトキシ-1-メチル-2-(5-(2,2,2-トリフルオロ-1-メトキシエチル)-4H-1,2,4-トリアゾール-3-イル)-1H-ピロロ[3,2-b]ピリジン;
(R)-6-クロロ-3-(1H-イミダゾール-1-イル)-5-メトキシ-1-メチル-2-(3-(2,2,2-トリフルオロ-1-メトキシエチル)-1H-1,2,4-トリアゾール-5-イル)-1H-ピロロ[3,2-b]ピリジン;
(R)-6-クロロ-3-(1H-イミダゾール-1-イル)-5-メトキシ-1-メチル-2-(5-(2,2,2-トリフルオロ-1-メトキシエチル)-1H-1,2,4-トリアゾール-3-イル)-1H-ピロロ[3,2-b]ピリジン;
2-(5-(6-クロロ-3-(1H-イミダゾール-1-イル)-5-メトキシ-1-メチル-1H-ピロロ[3,2-b]ピリジン-2-イル)-4H-1,2,4-トリアゾール-3-イル)-2,2-ジフルオロエタン-1-オール;
2-(5-(6-クロロ-3-(1H-イミダゾール-1-イル)-5-メトキシ-1-メチル-1H-ピロロ[3,2-b]ピリジン-2-イル)-1H-1,2,4-トリアゾール-3-イル)-2,2-ジフルオロエタン-1-オール;
2-(3-(6-クロロ-3-(1H-イミダゾール-1-イル)-5-メトキシ-1-メチル-1H-ピロロ[3,2-b]ピリジン-2-イル)-1H-1,2,4-トリアゾール-5-イル)-2,2-ジフルオロエタン-1-オール;
1-(5-(6-クロロ-3-(1H-イミダゾール-1-イル)-5-メトキシ-1-メチル-1H-ピロロ[3,2-b]ピリジン-2-イル)-4H-1,2,4-トリアゾール-3-イル)-2,2,2-トリフルオロエタン-1-オール;
1-(5-(6-クロロ-3-(1H-イミダゾール-1-イル)-5-メトキシ-1-メチル-1H-ピロロ[3,2-b]ピリジン-2-イル)-1H-1,2,4-トリアゾール-3-イル)-2,2,2-トリフルオロエタン-1-オール;
1-(3-(6-クロロ-3-(1H-イミダゾール-1-イル)-5-メトキシ-1-メチル-1H-ピロロ[3,2-b]ピリジン-2-イル)-1H-1,2,4-トリアゾール-5-イル)-2,2,2-トリフルオロエタン-1-オール;
(S)-1-(5-(6-クロロ-3-(1H-イミダゾール-1-イル)-5-メトキシ-1-メチル-1H-ピロロ[3,2-b]ピリジン-2-イル)-4H-1,2,4-トリアゾール-3-イル)-2,2,2-トリフルオロエタン-1-オール;
(S)-1-(5-(6-クロロ-3-(1H-イミダゾール-1-イル)-5-メトキシ-1-メチル-1H-ピロロ[3,2-b]ピリジン-2-イル)-1H-1,2,4-トリアゾール-3-イル)-2,2,2-トリフルオロエタン-1-オール;
(S)-1-(3-(6-クロロ-3-(1H-イミダゾール-1-イル)-5-メトキシ-1-メチル-1H-ピロロ[3,2-b]ピリジン-2-イル)-1H-1,2,4-トリアゾール-5-イル)-2,2,2-トリフルオロエタン-1-オール;
(R)-1-(5-(6-クロロ-3-(1H-イミダゾール-1-イル)-5-メトキシ-1-メチル-1H-ピロロ[3,2-b]ピリジン-2-イル)-4H-1,2,4-トリアゾール-3-イル)-2,2,2-トリフルオロエタン-1-オール;
(R)-1-(5-(6-クロロ-3-(1H-イミダゾール-1-イル)-5-メトキシ-1-メチル-1H-ピロロ[3,2-b]ピリジン-2-イル)-1H-1,2,4-トリアゾール-3-イル)-2,2,2-トリフルオロエタン-1-オール;
(R)-1-(3-(6-クロロ-3-(1H-イミダゾール-1-イル)-5-メトキシ-1-メチル-1H-ピロロ[3,2-b]ピリジン-2-イル)-1H-1,2,4-トリアゾール-5-イル)-2,2,2-トリフルオロエタン-1-オール;
1-(5-(6-クロロ-3-(1H-イミダゾール-1-イル)-5-メトキシ-1-メチル-1H-ピロロ[3,2-b]ピリジン-2-イル)-4H-1,2,4-トリアゾール-3-イル)-2-メトキシエタン-1-オール;
1-(5-(6-クロロ-3-(1H-イミダゾール-1-イル)-5-メトキシ-1-メチル-1H-ピロロ[3,2-b]ピリジン-2-イル)-1H-1,2,4-トリアゾール-3-イル)-2-メトキシエタン-1-オール;
1-(3-(6-クロロ-3-(1H-イミダゾール-1-イル)-5-メトキシ-1-メチル-1H-ピロロ[3,2-b]ピリジン-2-イル)-1H-1,2,4-トリアゾール-5-イル)-2-メトキシエタン-1-オール;
(R)-1-(5-(6-クロロ-3-(1H-イミダゾール-1-イル)-5-メトキシ-1-メチル-1H-ピロロ[3,2-b]ピリジン-2-イル)-4H-1,2,4-トリアゾール-3-イル)-2-メトキシエタン-1-オール;
(R)-1-(5-(6-クロロ-3-(1H-イミダゾール-1-イル)-5-メトキシ-1-メチル-1H-ピロロ[3,2-b]ピリジン-2-イル)-1H-1,2,4-トリアゾール-3-イル)-2-メトキシエタン-1-オール;
(R)-1-(3-(6-クロロ-3-(1H-イミダゾール-1-イル)-5-メトキシ-1-メチル-1H-ピロロ[3,2-b]ピリジン-2-イル)-1H-1,2,4-トリアゾール-5-イル)-2-メトキシエタン-1-オール;
(S)-1-(5-(6-クロロ-3-(1H-イミダゾール-1-イル)-5-メトキシ-1-メチル-1H-ピロロ[3,2-b]ピリジン-2-イル)-4H-1,2,4-トリアゾール-3-イル)-2-メトキシエタン-1-オール;
(S)-1-(5-(6-クロロ-3-(1H-イミダゾール-1-イル)-5-メトキシ-1-メチル-1H-ピロロ[3,2-b]ピリジン-2-イル)-1H-1,2,4-トリアゾール-3-イル)-2-メトキシエタン-1-オール;
(S)-1-(3-(6-クロロ-3-(1H-イミダゾール-1-イル)-5-メトキシ-1-メチル-1H-ピロロ[3,2-b]ピリジン-2-イル)-1H-1,2,4-トリアゾール-5-イル)-2-メトキシエタン-1-オール;
6-クロロ-2-(5-(1,1-ジフルオロ-2-メトキシエチル)-4H-1,2,4-トリアゾール-3-イル)-3-(1H-イミダゾール-1-イル)-5-メトキシ-1-メチル-1H-ピロロ[3,2-b]ピリジン;
6-クロロ-2-(3-(1,1-ジフルオロ-2-メトキシエチル)-1H-1,2,4-トリアゾール-5-イル)-3-(1H-イミダゾール-1-イル)-5-メトキシ-1-メチル-1H-ピロロ[3,2-b]ピリジン;
6-クロロ-2-(5-(1,1-ジフルオロ-2-メトキシエチル)-1H-1,2,4-トリアゾール-3-イル)-3-(1H-イミダゾール-1-イル)-5-メトキシ-1-メチル-1H-ピロロ[3,2-b]ピリジン;
6-クロロ-2-(5-(1,1-ジフルオロエチル)-4H-1,2,4-トリアゾール-3-イル)-3-(1H-イミダゾール-1-イル)-5-メトキシ-1-メチル-1H-ピロロ[3,2-b]ピリジン;
6-クロロ-2-(3-(1,1-ジフルオロエチル)-1H-1,2,4-トリアゾール-5-イル)-3-(1H-イミダゾール-1-イル)-5-メトキシ-1-メチル-1H-ピロロ[3,2-b]ピリジン;
6-クロロ-2-(5-(1,1-ジフルオロエチル)-1H-1,2,4-トリアゾール-3-イル)-3-(1H-イミダゾール-1-イル)-5-メトキシ-1-メチル-1H-ピロロ[3,2-b]ピリジン;
1-(5-(6-クロロ-3-(1H-イミダゾール-1-イル)-5-メトキシ-1-メチル-1H-ピロロ[3,2-b]ピリジン-2-イル)-4H-1,2,4-トリアゾール-3-イル)エタン-1-オン;
1-(5-(6-クロロ-3-(1H-イミダゾール-1-イル)-5-メトキシ-1-メチル-1H-ピロロ[3,2-b]ピリジン-2-イル)-1H-1,2,4-トリアゾール-3-イル)エタン-1-オン;
1-(3-(6-クロロ-3-(1H-イミダゾール-1-イル)-5-メトキシ-1-メチル-1H-ピロロ[3,2-b]ピリジン-2-イル)-1H-1,2,4-トリアゾール-5-イル)エタン-1-オン;
6-クロロ-2-(5-フルオロ-4H-1,2,4-トリアゾール-3-イル)-3-(1H-イミダゾール-1-イル)-5-メトキシ-1-メチル-1H-ピロロ[3,2-b]ピリジン;
6-クロロ-2-(3-フルオロ-1H-1,2,4-トリアゾール-5-イル)-3-(1H-イミダゾール-1-イル)-5-メトキシ-1-メチル-1H-ピロロ[3,2-b]ピリジン;
6-クロロ-2-(5-フルオロ-1H-1,2,4-トリアゾール-3-イル)-3-(1H-イミダゾール-1-イル)-5-メトキシ-1-メチル-1H-ピロロ[3,2-b]ピリジン;
2-(5-(6-クロロ-3-(1H-イミダゾール-1-イル)-5-メトキシ-1-メチル-1H-ピロロ[3,2-b]ピリジン-2-イル)-4H-1,2,4-トリアゾール-3-イル)プロパンニトリル;
2-(5-(6-クロロ-3-(1H-イミダゾール-1-イル)-5-メトキシ-1-メチル-1H-ピロロ[3,2-b]ピリジン-2-イル)-1H-1,2,4-トリアゾール-3-イル)プロパンニトリル;
2-(3-(6-クロロ-3-(1H-イミダゾール-1-イル)-5-メトキシ-1-メチル-1H-ピロロ[3,2-b]ピリジン-2-イル)-1H-1,2,4-トリアゾール-5-イル)プロパンニトリル;
(R)-2-(5-(6-クロロ-3-(1H-イミダゾール-1-イル)-5-メトキシ-1-メチル-1H-ピロロ[3,2-b]ピリジン-2-イル)-4H-1,2,4-トリアゾール-3-イル)プロパンニトリル;
(R)-2-(5-(6-クロロ-3-(1H-イミダゾール-1-イル)-5-メトキシ-1-メチル-1H-ピロロ[3,2-b]ピリジン-2-イル)-1H-1,2,4-トリアゾール-3-イル)プロパンニトリル;
(R)-2-(3-(6-クロロ-3-(1H-イミダゾール-1-イル)-5-メトキシ-1-メチル-1H-ピロロ[3,2-b]ピリジン-2-イル)-1H-1,2,4-トリアゾール-5-イル)プロパンニトリル;
(S)-2-(5-(6-クロロ-3-(1H-イミダゾール-1-イル)-5-メトキシ-1-メチル-1H-ピロロ[3,2-b]ピリジン-2-イル)-4H-1,2,4-トリアゾール-3-イル)プロパンニトリル;
(S)-2-(5-(6-クロロ-3-(1H-イミダゾール-1-イル)-5-メトキシ-1-メチル-1H-ピロロ[3,2-b]ピリジン-2-イル)-1H-1,2,4-トリアゾール-3-イル)プロパンニトリル;
(S)-2-(3-(6-クロロ-3-(1H-イミダゾール-1-イル)-5-メトキシ-1-メチル-1H-ピロロ[3,2-b]ピリジン-2-イル)-1H-1,2,4-トリアゾール-5-イル)プロパンニトリル;
6-クロロ-3-(1H-イミダゾール-1-イル)-5-メトキシ-1-メチル-2-(4H-1,2,4-トリアゾール-3-イル)-1H-ピロロ[3,2-b]ピリジン;
6-クロロ-3-(1H-イミダゾール-1-イル)-5-メトキシ-1-メチル-2-(1H-1,2,4-トリアゾール-5-イル)-1H-ピロロ[3,2-b]ピリジン;
6-クロロ-3-(1H-イミダゾール-1-イル)-5-メトキシ-1-メチル-2-(1H-1,2,4-トリアゾール-3-イル)-1H-ピロロ[3,2-b]ピリジン;
1-(5-(6-クロロ-3-(1H-イミダゾール-1-イル)-5-メトキシ-1-メチル-1H-ピロロ[3,2-b]ピリジン-2-イル)-4H-1,2,4-トリアゾール-3-イル)-2-メトキシ-N,N-ジメチルエタン-1-アミン;
1-(5-(6-クロロ-3-(1H-イミダゾール-1-イル)-5-メトキシ-1-メチル-1H-ピロロ[3,2-b]ピリジン-2-イル)-1H-1,2,4-トリアゾール-3-イル)-2-メトキシ-N,N-ジメチルエタン-1-アミン;
1-(3-(6-クロロ-3-(1H-イミダゾール-1-イル)-5-メトキシ-1-メチル-1H-ピロロ[3,2-b]ピリジン-2-イル)-1H-1,2,4-トリアゾール-5-イル)-2-メトキシ-N,N-ジメチルエタン-1-アミン;
(R)-1-(5-(6-クロロ-3-(1H-イミダゾール-1-イル)-5-メトキシ-1-メチル-1H-ピロロ[3,2-b]ピリジン-2-イル)-4H-1,2,4-トリアゾール-3-イル)-2-メトキシ-N,N-ジメチルエタン-1-アミン;
(R)-1-(5-(6-クロロ-3-(1H-イミダゾール-1-イル)-5-メトキシ-1-メチル-1H-ピロロ[3,2-b]ピリジン-2-イル)-1H-1,2,4-トリアゾール-3-イル)-2-メトキシ-N,N-ジメチルエタン-1-アミン;
(R)-1-(3-(6-クロロ-3-(1H-イミダゾール-1-イル)-5-メトキシ-1-メチル-1H-ピロロ[3,2-b]ピリジン-2-イル)-1H-1,2,4-トリアゾール-5-イル)-2-メトキシ-N,N-ジメチルエタン-1-アミン;
(S)-1-(5-(6-クロロ-3-(1H-イミダゾール-1-イル)-5-メトキシ-1-メチル-1H-ピロロ[3,2-b]ピリジン-2-イル)-4H-1,2,4-トリアゾール-3-イル)-2-メトキシ-N,N-ジメチルエタン-1-アミン;
(S)-1-(5-(6-クロロ-3-(1H-イミダゾール-1-イル)-5-メトキシ-1-メチル-1H-ピロロ[3,2-b]ピリジン-2-イル)-1H-1,2,4-トリアゾール-3-イル)-2-メトキシ-N,N-ジメチルエタン-1-アミン;
(S)-1-(3-(6-クロロ-3-(1H-イミダゾール-1-イル)-5-メトキシ-1-メチル-1H-ピロロ[3,2-b]ピリジン-2-イル)-1H-1,2,4-トリアゾール-5-イル)-2-メトキシ-N,N-ジメチルエタン-1-アミン;
1-(5-(6-クロロ-5-メトキシ-1-メチル-3-(1H-ピラゾール-4-イル)-1H-ピロロ[3,2-b]ピリジン-2-イル)-4H-1,2,4-トリアゾール-3-イル)-2-メトキシ-N,N-ジメチルエタン-1-アミン;
1-(5-(6-クロロ-5-メトキシ-1-メチル-3-(1H-ピラゾール-4-イル)-1H-ピロロ[3,2-b]ピリジン-2-イル)-1H-1,2,4-トリアゾール-3-イル)-2-メトキシ-N,N-ジメチルエタン-1-アミン;
1-(3-(6-クロロ-5-メトキシ-1-メチル-3-(1H-ピラゾール-4-イル)-1H-ピロロ[3,2-b]ピリジン-2-イル)-1H-1,2,4-トリアゾール-5-イル)-2-メトキシ-N,N-ジメチルエタン-1-アミン;
(R)-1-(5-(6-クロロ-5-メトキシ-1-メチル-3-(1H-ピラゾール-4-イル)-1H-ピロロ[3,2-b]ピリジン-2-イル)-4H-1,2,4-トリアゾール-3-イル)-2-メトキシ-N,N-ジメチルエタン-1-アミン;
(R)-1-(5-(6-クロロ-5-メトキシ-1-メチル-3-(1H-ピラゾール-4-イル)-1H-ピロロ[3,2-b]ピリジン-2-イル)-1H-1,2,4-トリアゾール-3-イル)-2-メトキシ-N,N-ジメチルエタン-1-アミン;
(R)-1-(3-(6-クロロ-5-メトキシ-1-メチル-3-(1H-ピラゾール-4-イル)-1H-ピロロ[3,2-b]ピリジン-2-イル)-1H-1,2,4-トリアゾール-5-イル)-2-メトキシ-N,N-ジメチルエタン-1-アミン;
(S)-1-(5-(6-クロロ-5-メトキシ-1-メチル-3-(1H-ピラゾール-4-イル)-1H-ピロロ[3,2-b]ピリジン-2-イル)-4H-1,2,4-トリアゾール-3-イル)-2-メトキシ-N,N-ジメチルエタン-1-アミン;
(S)-1-(5-(6-クロロ-5-メトキシ-1-メチル-3-(1H-ピラゾール-4-イル)-1H-ピロロ[3,2-b]ピリジン-2-イル)-1H-1,2,4-トリアゾール-3-イル)-2-メトキシ-N,N-ジメチルエタン-1-アミン;
(S)-1-(3-(6-クロロ-5-メトキシ-1-メチル-3-(1H-ピラゾール-4-イル)-1H-ピロロ[3,2-b]ピリジン-2-イル)-1H-1,2,4-トリアゾール-5-イル)-2-メトキシ-N,N-ジメチルエタン-1-アミン;
1-(5-(6-クロロ-3-(1H-イミダゾール-1-イル)-5-メトキシ-1-メチル-1H-ピロロ[3,2-b]ピリジン-2-イル)-4H-1,2,4-トリアゾール-3-イル)-N,N-ジメチルエタン-1-アミン;
1-(5-(6-クロロ-3-(1H-イミダゾール-1-イル)-5-メトキシ-1-メチル-1H-ピロロ[3,2-b]ピリジン-2-イル)-1H-1,2,4-トリアゾール-3-イル)-N,N-ジメチルエタン-1-アミン;
1-(3-(6-クロロ-3-(1H-イミダゾール-1-イル)-5-メトキシ-1-メチル-1H-ピロロ[3,2-b]ピリジン-2-イル)-1H-1,2,4-トリアゾール-5-イル)-N,N-ジメチルエタン-1-アミン;
(S)-1-(5-(6-クロロ-3-(1H-イミダゾール-1-イル)-5-メトキシ-1-メチル-1H-ピロロ[3,2-b]ピリジン-2-イル)-4H-1,2,4-トリアゾール-3-イル)-N,N-ジメチルエタン-1-アミン;
(S)-1-(5-(6-クロロ-3-(1H-イミダゾール-1-イル)-5-メトキシ-1-メチル-1H-ピロロ[3,2-b]ピリジン-2-イル)-1H-1,2,4-トリアゾール-3-イル)-N,N-ジメチルエタン-1-アミン;
(S)-1-(3-(6-クロロ-3-(1H-イミダゾール-1-イル)-5-メトキシ-1-メチル-1H-ピロロ[3,2-b]ピリジン-2-イル)-1H-1,2,4-トリアゾール-5-イル)-N,N-ジメチルエタン-1-アミン;
(R)-1-(5-(6-クロロ-3-(1H-イミダゾール-1-イル)-5-メトキシ-1-メチル-1H-ピロロ[3,2-b]ピリジン-2-イル)-4H-1,2,4-トリアゾール-3-イル)-N,N-ジメチルエタン-1-アミン;
(R)-1-(5-(6-クロロ-3-(1H-イミダゾール-1-イル)-5-メトキシ-1-メチル-1H-ピロロ[3,2-b]ピリジン-2-イル)-1H-1,2,4-トリアゾール-3-イル)-N,N-ジメチルエタン-1-アミン;
(R)-1-(3-(6-クロロ-3-(1H-イミダゾール-1-イル)-5-メトキシ-1-メチル-1H-ピロロ[3,2-b]ピリジン-2-イル)-1H-1,2,4-トリアゾール-5-イル)-N,N-ジメチルエタン-1-アミン;
(E)-1-(5-(6-クロロ-3-(1H-イミダゾール-1-イル)-5-メトキシ-1-メチル-1H-ピロロ[3,2-b]ピリジン-2-イル)-4H-1,2,4-トリアゾール-3-イル)エタン-1-オンO-メチルオキシム;
(E)-1-(5-(6-クロロ-3-(1H-イミダゾール-1-イル)-5-メトキシ-1-メチル-1H-ピロロ[3,2-b]ピリジン-2-イル)-1H-1,2,4-トリアゾール-3-イル)エタン-1-オンO-メチルオキシム;
(E)-1-(3-(6-クロロ-3-(1H-イミダゾール-1-イル)-5-メトキシ-1-メチル-1H-ピロロ[3,2-b]ピリジン-2-イル)-1H-1,2,4-トリアゾール-5-イル)エタン-1-オンO-メチルオキシム;
(E)-1-(5-(6-クロロ-3-(1H-イミダゾール-1-イル)-5-メトキシ-1-メチル-1H-ピロロ[3,2-b]ピリジン-2-イル)-4H-1,2,4-トリアゾール-3-イル)エタン-1-オンO-(2-ヒドロキシエチル)オキシム;
(E)-1-(5-(6-クロロ-3-(1H-イミダゾール-1-イル)-5-メトキシ-1-メチル-1H-ピロロ[3,2-b]ピリジン-2-イル)-1H-1,2,4-トリアゾール-3-イル)エタン-1-オンO-(2-ヒドロキシエチル)オキシム;
(E)-1-(3-(6-クロロ-3-(1H-イミダゾール-1-イル)-5-メトキシ-1-メチル-1H-ピロロ[3,2-b]ピリジン-2-イル)-1H-1,2,4-トリアゾール-5-イル)エタン-1-オンO-(2-ヒドロキシエチル)オキシム;
6-クロロ-5-メトキシ-1-メチル-3-(1H-ピラゾール-4-イル)-2-(5-(2,2,2-トリフルオロ-1-メトキシエチル)-4H-1,2,4-トリアゾール-3-イル)-1H-ピロロ[3,2-b]ピリジン;
6-クロロ-5-メトキシ-1-メチル-3-(1H-ピラゾール-4-イル)-2-(3-(2,2,2-トリフルオロ-1-メトキシエチル)-1H-1,2,4-トリアゾール-5-イル)-1H-ピロロ[3,2-b]ピリジン;
6-クロロ-5-メトキシ-1-メチル-3-(1H-ピラゾール-4-イル)-2-(5-(2,2,2-トリフルオロ-1-メトキシエチル)-1H-1,2,4-トリアゾール-3-イル)-1H-ピロロ[3,2-b]ピリジン;
(S)-6-クロロ-5-メトキシ-1-メチル-3-(1H-ピラゾール-4-イル)-2-(5-(2,2,2-トリフルオロ-1-メトキシエチル)-4H-1,2,4-トリアゾール-3-イル)-1H-ピロロ[3,2-b]ピリジン;
(S)-6-クロロ-5-メトキシ-1-メチル-3-(1H-ピラゾール-4-イル)-2-(3-(2,2,2-トリフルオロ-1-メトキシエチル)-1H-1,2,4-トリアゾール-5-イル)-1H-ピロロ[3,2-b]ピリジン;
(S)-6-クロロ-5-メトキシ-1-メチル-3-(1H-ピラゾール-4-イル)-2-(5-(2,2,2-トリフルオロ-1-メトキシエチル)-1H-1,2,4-トリアゾール-3-イル)-1H-ピロロ[3,2-b]ピリジン;
(R)-6-クロロ-5-メトキシ-1-メチル-3-(1H-ピラゾール-4-イル)-2-(5-(2,2,2-トリフルオロ-1-メトキシエチル)-4H-1,2,4-トリアゾール-3-イル)-1H-ピロロ[3,2-b]ピリジン;
(R)-6-クロロ-5-メトキシ-1-メチル-3-(1H-ピラゾール-4-イル)-2-(3-(2,2,2-トリフルオロ-1-メトキシエチル)-1H-1,2,4-トリアゾール-5-イル)-1H-ピロロ[3,2-b]ピリジン;
(R)-6-クロロ-5-メトキシ-1-メチル-3-(1H-ピラゾール-4-イル)-2-(5-(2,2,2-トリフルオロ-1-メトキシエチル)-1H-1,2,4-トリアゾール-3-イル)-1H-ピロロ[3,2-b]ピリジン;
1-(5-(6-クロロ-5-メトキシ-1-メチル-3-(1H-ピラゾール-4-イル)-1H-ピロロ[3,2-b]ピリジン-2-イル)-4H-1,2,4-トリアゾール-3-イル)エタン-1-オン;
1-(5-(6-クロロ-5-メトキシ-1-メチル-3-(1H-ピラゾール-4-イル)-1H-ピロロ[3,2-b]ピリジン-2-イル)-1H-1,2,4-トリアゾール-3-イル)エタン-1-オン;
1-(3-(6-クロロ-5-メトキシ-1-メチル-3-(1H-ピラゾール-4-イル)-1H-ピロロ[3,2-b]ピリジン-2-イル)-1H-1,2,4-トリアゾール-5-イル)エタン-1-オン;
5-(6-クロロ-5-メトキシ-1-メチル-3-(1H-ピラゾール-4-イル)-1H-ピロロ[3,2-b]ピリジン-2-イル)-N,N-ジメチル-4H-1,2,4-トリアゾール-3-カルボキサミド;
5-(6-クロロ-5-メトキシ-1-メチル-3-(1H-ピラゾール-4-イル)-1H-ピロロ[3,2-b]ピリジン-2-イル)-N,N-ジメチル-1H-1,2,4-トリアゾール-3-カルボキサミド;
3-(6-クロロ-5-メトキシ-1-メチル-3-(1H-ピラゾール-4-イル)-1H-ピロロ[3,2-b]ピリジン-2-イル)-N,N-ジメチル-1H-1,2,4-トリアゾール-5-カルボキサミド;
6-クロロ-2-(5-(1,2-ジメトキシエチル)-4H-1,2,4-トリアゾール-3-イル)-5-メトキシ-1-メチル-3-(1H-ピラゾール-4-イル)-1H-ピロロ[3,2-b]ピリジン;
6-クロロ-2-(3-(1,2-ジメトキシエチル)-1H-1,2,4-トリアゾール-5-イル)-5-メトキシ-1-メチル-3-(1H-ピラゾール-4-イル)-1H-ピロロ[3,2-b]ピリジン;
6-クロロ-2-(5-(1,2-ジメトキシエチル)-1H-1,2,4-トリアゾール-3-イル)-5-メトキシ-1-メチル-3-(1H-ピラゾール-4-イル)-1H-ピロロ[3,2-b]ピリジン;
(S)-6-クロロ-2-(5-(1,2-ジメトキシエチル)-4H-1,2,4-トリアゾール-3-イル)-5-メトキシ-1-メチル-3-(1H-ピラゾール-4-イル)-1H-ピロロ[3,2-b]ピリジン;
(S)-6-クロロ-2-(3-(1,2-ジメトキシエチル)-1H-1,2,4-トリアゾール-5-イル)-5-メトキシ-1-メチル-3-(1H-ピラゾール-4-イル)-1H-ピロロ[3,2-b]ピリジン;
(S)-6-クロロ-2-(5-(1,2-ジメトキシエチル)-1H-1,2,4-トリアゾール-3-イル)-5-メトキシ-1-メチル-3-(1H-ピラゾール-4-イル)-1H-ピロロ[3,2-b]ピリジン;
(R)-6-クロロ-2-(5-(1,2-ジメトキシエチル)-4H-1,2,4-トリアゾール-3-イル)-5-メトキシ-1-メチル-3-(1H-ピラゾール-4-イル)-1H-ピロロ[3,2-b]ピリジン;
(R)-6-クロロ-2-(3-(1,2-ジメトキシエチル)-1H-1,2,4-トリアゾール-5-イル)-5-メトキシ-1-メチル-3-(1H-ピラゾール-4-イル)-1H-ピロロ[3,2-b]ピリジン;
(R)-6-クロロ-2-(5-(1,2-ジメトキシエチル)-1H-1,2,4-トリアゾール-3-イル)-5-メトキシ-1-メチル-3-(1H-ピラゾール-4-イル)-1H-ピロロ[3,2-b]ピリジン;
6-クロロ-3-(1H-イミダゾール-1-イル)-5-メトキシ-1-メチル-2-(5-(トリフルオロメチル)-4H-1,2,4-トリアゾール-3-イル)-1H-ピロロ[3,2-b]ピリジン;
6-クロロ-3-(1H-イミダゾール-1-イル)-5-メトキシ-1-メチル-2-(3-(トリフルオロメチル)-1H-1,2,4-トリアゾール-5-イル)-1H-ピロロ[3,2-b]ピリジン;
6-クロロ-3-(1H-イミダゾール-1-イル)-5-メトキシ-1-メチル-2-(5-(トリフルオロメチル)-1H-1,2,4-トリアゾール-3-イル)-1H-ピロロ[3,2-b]ピリジン;
6-クロロ-3-(1H-イミダゾール-1-イル)-5-メトキシ-2-(5-(トリフルオロメチル)-4H-1,2,4-トリアゾール-3-イル)-1H-ピロロ[3,2-b]ピリジン;
6-クロロ-3-(1H-イミダゾール-1-イル)-5-メトキシ-2-(3-(トリフルオロメチル)-1H-1,2,4-トリアゾール-5-イル)-1H-ピロロ[3,2-b]ピリジン;
6-クロロ-3-(1H-イミダゾール-1-イル)-5-メトキシ-2-(5-(トリフルオロメチル)-1H-1,2,4-トリアゾール-3-イル)-1H-ピロロ[3,2-b]ピリジン;
6-クロロ-5-メトキシ-3-(1H-ピラゾール-4-イル)-2-(5-(トリフルオロメチル)-4H-1,2,4-トリアゾール-3-イル)-1H-ピロロ[3,2-b]ピリジン;
6-クロロ-5-メトキシ-3-(1H-ピラゾール-4-イル)-2-(3-(トリフルオロメチル)-1H-1,2,4-トリアゾール-5-イル)-1H-ピロロ[3,2-b]ピリジン;
6-クロロ-5-メトキシ-3-(1H-ピラゾール-4-イル)-2-(5-(トリフルオロメチル)-1H-1,2,4-トリアゾール-3-イル)-1H-ピロロ[3,2-b]ピリジン;
6-クロロ-3-(1H-イミダゾール-1-イル)-2-(5-(トリフルオロメチル)-4H-1,2,4-トリアゾール-3-イル)-1H-ピロロ[3,2-b]ピリジン-5-オール;
6-クロロ-3-(1H-イミダゾール-1-イル)-2-(3-(トリフルオロメチル)-1H-1,2,4-トリアゾール-5-イル)-1H-ピロロ[3,2-b]ピリジン-5-オール;
6-クロロ-3-(1H-イミダゾール-1-イル)-2-(5-(トリフルオロメチル)-1H-1,2,4-トリアゾール-3-イル)-1H-ピロロ[3,2-b]ピリジン-5-オール;
6-クロロ-3-(1H-ピラゾール-4-イル)-2-(5-(トリフルオロメチル)-4H-1,2,4-トリアゾール-3-イル)-1H-ピロロ[3,2-b]ピリジン-5-オール;
6-クロロ-3-(1H-ピラゾール-4-イル)-2-(3-(トリフルオロメチル)-1H-1,2,4-トリアゾール-5-イル)-1H-ピロロ[3,2-b]ピリジン-5-オール;
6-クロロ-3-(1H-ピラゾール-4-イル)-2-(5-(トリフルオロメチル)-1H-1,2,4-トリアゾール-3-イル)-1H-ピロロ[3,2-b]ピリジン-5-オール;
6-クロロ-1-メチル-3-(1H-ピラゾール-4-イル)-2-(5-(トリフルオロメチル)-4H-1,2,4-トリアゾール-3-イル)-1H-ピロロ[3,2-b]ピリジン-5-オール;
6-クロロ-1-メチル-3-(1H-ピラゾール-4-イル)-2-(3-(トリフルオロメチル)-1H-1,2,4-トリアゾール-5-イル)-1H-ピロロ[3,2-b]ピリジン-5-オール;
6-クロロ-1-メチル-3-(1H-ピラゾール-4-イル)-2-(5-(トリフルオロメチル)-1H-1,2,4-トリアゾール-3-イル)-1H-ピロロ[3,2-b]ピリジン-5-オール;
1-(5-(6-クロロ-3-(1H-イミダゾール-1-イル)-5-メトキシ-1-メチル-1H-ピロロ[3,2-b]ピリジン-2-イル)-4H-1,2,4-トリアゾール-3-イル)-N,N-ジメチルメタンアミン;
1-(5-(6-クロロ-3-(1H-イミダゾール-1-イル)-5-メトキシ-1-メチル-1H-ピロロ[3,2-b]ピリジン-2-イル)-1H-1,2,4-トリアゾール-3-イル)-N,N-ジメチルメタンアミン;
1-(3-(6-クロロ-3-(1H-イミダゾール-1-イル)-5-メトキシ-1-メチル-1H-ピロロ[3,2-b]ピリジン-2-イル)-1H-1,2,4-トリアゾール-5-イル)-N,N-ジメチルメタンアミン;
又はその薬学的に許容できる塩、水和物、溶媒和物、立体異性体、若しくは互変異性体。
本開示の非限定的な実例的化合物としては、以下の表1中の化合物がある。以下で議論される通り、例示された(examplified)化合物のそれぞれは、互変異性化が可能な場合、構造的特徴に関して1つの互変異性形態により示されている。便宜上、互変異性体A、B、及びCは、本発明の化合物中のトリアゾールモチーフに関する互変異性体を指す。特記されない限り、IC50は、特定の互変異性形態に関係なく、同時に存在する互変異性体及び/又はラセミ体の溶解状態の潜在的な混合物に関して報告される。
本開示の別の実施形態では、本開示の化合物は、エナンチオマーである。一部の実施形態では、化合物は、(S)-エナンチオマーである。他の実施形態では、化合物は、(R)-エナンチオマーである。さらに他の実施形態では、本開示の化合物は、(+)又は(-)エナンチオマーであり得る。
それらの混合物を含む全ての異性体が本開示内に含まれることを理解されたい。化合物が二重結合を含む場合、置換基は、E又はZ配置になる。化合物が二置換シクロアルキルを含む場合、シクロアルキル置換基は、シス又はトランス配置を有し得る。全ての互変異性体も含まれることが意図されている。
本開示の化合物並びにその薬学的に許容される塩、水和物、溶媒和物、及び立体異性体は、それらの互変異性体形態で(例えば、アミド又はイミノエーテル)存在し得る。そのような互変異性体は、全て本開示の一部として本明細書で企図されている。
本開示の化合物は、不斉中心又はキラル中心を含む可能性があり、したがって異なる立体異性形態で存在し得る。本開示の化合物の全ての立体異性体並びにラセミ混合物を含むそれらの混合物は、本開示の一部を形成することが意図されている。さらに、本開示は、全ての幾何異性体及び位置異性体を包含する。例えば、本開示の化合物が二重結合又は縮合環を組み込む場合、シス型及びトランス型の両方並びに混合物が本開示の範囲内に含まれる。本明細書に開示される各化合物は、化合物の一般構造に一致する全てのエナンチオマーを含む。化合物は、ラセミ体又は鏡像異性的に純粋な形態又は立体化学の観点から他の形態であり得る。分析結果は、ラセミ体、鏡像異性的に純粋な形態又は立体化学の観点から他の形態について収集されたデータを反映し得る。
ジアステレオマー混合物は、例えば、クロマトグラフィー及び/又は分別結晶などの当業者に周知の方法により、物理化学的相違に基づいて個々のジアステレオマーに分離することができる。エナンチオマーは、エナンチオマー混合物を適切な光学活性化合物(例えば、キラルアルコールやモーシェル酸クロリドなどのキラル補助剤)と反応させて、エナンチオマー混合物をジアステレオマー混合物に変換し、ジアステレオマーを分離して個々のジアステレオマーを対応する純粋なエナンチオマーに変換(例えば、加水分解など)することで分離できる。また、一部の本開示の化合物は、アトロプ異性体(例えば、置換ビアリール)である可能性があり、本開示の一部と見なされる。エナンチオマーは、キラルHPLCカラムを使用して分離することもできる。
本開示の化合物が異なる互変異性体形態で存在する可能性もあり、そのような形態は、全て本開示及び化学構造及び名称の範囲内に包含される。また、例えば、化合物の全てのケト-エノール及びイミン-エナミン形態は、本開示に含まれる。
エナンチオマー形態(不斉炭素の非存在下でも存在する可能性がある)、回転異性体、アトロプ異性体及びジアステレオマー形態を含む、様々な置換基上の不斉炭素により存在する可能性があるものなど、本化合物(化合物の塩、溶媒和物、及びエステルを含む)の全ての立体異性体は、(例えば、幾何異性体、光学異性体など同類のもの)、位置異性体であると同様に(例えば、4-ピリジル及び3-ピリジル)、本開示の範囲内であると意図される。本開示の化合物の個々の立体異性体は、例えば、他の異性体を実質的に含まないか、或いは例えばラセミ体として又は他の全て若しくは他の選択された立体異性体と混合される。
本開示の化合物のキラル中心は、IUPAC 1974勧告により定義されたように、S又はR配置を有することができる。特定の実施形態では、各非対称原子は、(R)-又は(S)-配置で少なくとも50%エナンチオマー過剰率、少なくとも60%エナンチオマー過剰率、少なくとも70%エナンチオマー過剰率、少なくとも80%エナンチオマー過剰率、少なくとも90%エナンチオマー過剰率、少なくとも95%エナンチオマー過剰率又は少なくとも99%のエナンチオマー過剰率を有する。不飽和二重結合を有する原子の置換基は、可能な場合、シス-(Z)-又はトランス-(E)-の形態で存在する。
「塩」、「溶媒和物」、「エステル」などの用語の使用は、本発明の化合物のエナンチオマー、立体異性体、回転異性体、互変異性体、位置異性体又はラセミ体の塩、溶媒和物、及びエステルに同様に適用されることを意図している。
本開示の化合物は、本開示の範囲内でもある塩を形成し得る。本明細書に開示されるいずれかの式の化合物への言及は、特に明記しない限り、一般にその塩への言及を含むと理解される。
化合物及び中間体は、単離され、化合物自体として使用され得る。本明細書で与えられる式は、いずれも化合物の同位体標識形態と同様に非標識形態を示すことも意図している。同位体標識化合物は、1つ以上の原子が選択された原子質量又は質量数を有する原子で置き換えられることを除いて、本明細書に示された式で描かれた構造を有する。本開示の化合物に組み込むことができる同位体の例には、水素、炭素、窒素、酸素、リン、フッ素及びそれぞれH、H、11C、13C、14C、15N、18F、31P、32Pなどの同位体が含まれる。本開示は、本明細書で定義される様々な同位体標識化合物、例えばH、13C及び14Cなどの放射性同位体が存在する化合物を含む。このような同位体標識化合物は、薬物又は基質組織内分布アッセイを含むか、又は患者の放射線処置において、代謝研究(14Cを使用)、反応速度論研究(H又はHを使用)、陽電子放射断層撮影(PET)又は単光子放射コンピューター断層撮影(SPECT)などの検出又はイメージング技術に役立つ。特に、18F、11C又は標識化合物は、PET又はSPECT研究に特に望ましい可能性がある。
さらに、より重い同位体、特に重水素(すなわちH又はD)での置換は、代謝の安定性が向上するため、特定の治療上の利点が得られる可能性がある。例えば、インビボにおいて半減期の延長、必要な投与量の削減、CYP450阻害の低減(競合又は時間依存)又は治療指数の改善である。例えば、重水素による置換は、競合CYP450阻害、時間依存CYP450不活性化など、重水素化されていない化合物の望ましくない副作用を調節し得る。これに関連して、重水素は、本開示の化合物における置換基と見なされることが理解される。そのようなより重い同位体、特に重水素の濃度は、同位体濃縮係数によって定義され得る。本明細書で使用される「同位体濃縮係数」という用語は、特定の同位体の同位体存在度と自然存在度との比を意味する。本開示の化合物中の置換基が重水素と表示される場合、そのような化合物は、指定された各重水素原子に対して少なくとも3500(各指定された重水素原子で52.5%重水素取り込み)、少なくとも4000(60%重水素取り込み)、少なくとも4500(67.5%重水素の取り込み)、少なくとも5000(75%重水素の取り込み)、少なくとも5500(82.5%重水素の取り込み)、少なくとも6000(90%重水素の取り込み)、少なくとも6333.3(95%重水素の取り込み)、少なくとも6466.7(97%重水素の取り込み)、少なくとも6600(99%重水素の取り込み)又は少なくとも6633.3(99.5%重水素の取り込み)の同位体濃縮係数を有する。
本開示の同位体標識化合物は、一般に、当業者に周知の従来の技術により、又は下記の非同位体標識試薬の代わりに適切な同位体標識試薬を使用することにより、スキーム又は実施例及び調整の開示された手順を実施することにより調製することができる。
本開示に従い薬学的に許容される溶媒和物には、結晶化の溶媒が同位体置換されたもの、例えばDO、d-アセトン、d-DMSOが含まれる。
本開示は、cGAS活性の調節物質である化合物に関する。一実施形態において、本開示の化合物はcGAS活性を減少させる。さらなる一実施形態において、本開示の化合物はcGAS活性を低下させる。別の実施形態において、本開示の化合物はcGAS活性の阻害剤である。
一部の実施形態において、本開示の化合物は、他のタンパク質に対し選択的である。本明細書で使用される場合、「選択的調節剤」、「選択的阻害剤」又は「選択的化合物」は、例えば、他のタンパク質よりも効果的に特定のタンパク質活性のレベルを調節するか、減少させるか又は低下させる本開示の化合物を意味する。「選択的調節剤」、「選択的阻害剤」又は「選択的化合物」は、例えば、化合物の、特定のタンパク質のレベルを調節するか、減少させるか若しくは低下させるか、又は阻害する能力を、その活性のレベルを調節するか、減少させるか若しくは低下させる能力と比較することにより特定することができる。一部の実施形態において、選択性は、化合物のEC50又はIC50を測定することにより特定することができる。
いくつかの実施形態において、本願の化合物は選択的cGAS調節物質である。本明細書で使用される通り、「選択的cGAS調節物質」、「選択的cGAS阻害剤」、又は「選択的cGAS化合物」は、例えば、cGAS活性のレベルを他のタンパク質よりも高い程度に、効果的に調節し、減少させ、又は低下させる本願の化合物を指す。
いくつかの実施形態において、cGASの阻害はIC50により測定される。
効力は、IC50値によって決定することができる。実質的に同様の条件下で決定される場合、より低いIC50値を有する化合物は、より高いIC50値を有する化合物と比較してより強力な阻害剤である。一部の実施形態において、実質的に同様の条件は、特定のタンパク質又はそのいずれかの断片を発現する細胞におけるタンパク質レベルの阻害を決定することを含む。
本開示は、本明細書に記載の化合物及びその薬学的に許容される塩、水和物、溶媒和物、立体異性体若しくは互変異性体並びに本明細書に記載の1つ以上の化合物を含む医薬組成物又はその薬学的に許容される塩、水和物、溶媒和物、立体異性体若しくは互変異性体を対象とする。
F.式(I)の化合物の合成方法
本開示の化合物は、標準的な化学を含む様々な方法により作製され得る。適切な合成経路は、以下に与えられるスキームに示されている。
本開示の化合物は、以下の合成スキームにより部分的に示されるように、有機合成の分野で公知の方法により調製され得る。以下のスキームでは、一般的な原則又は化学に従い、必要に応じて感受性又は反応性基の保護基が使用されることが十分に理解される。保護基は、有機合成の標準的な方法に従い操作される。(T.W.Green and P.G.M.Wuts,“Protective Groups in Organic Synthesis”,Third edition,Wiley,New York 1999)。これらの基は、当業者に容易に明らかな方法を使用して、化合物合成の都合の良い段階で除去される。選択プロセス並びに反応条件及びそれらの実行順序は、式(I)の化合物の調製と一致しているものとする。
当業者は、本開示の化合物に立体中心が存在するかどうかを認識するであろう。したがって、本開示は、(合成で特定されない限り)可能な立体異性体の両方を含み、ラセミ化合物だけでなく、個々の鏡像異性体及び/又はジアステレオマーも含む。化合物が単一の鏡像異性体又はジアステレオマーとして望まれる場合、それは、立体特異的合成により又は最終生成物若しくは任意の都合の良い中間体の分割により得られ得る。最終生成物、中間体又は出発物質の分離は、当技術分野で公知の任意の適切な方法によって影響を受け得る。例えば、E.L.Eliel、S.H.Wilen及びL.N.Manderによる“Stereochemistry of Organic Compounds”(Wiley-Interscience,1994)を参照されたい。
本明細書に記載の化合物は、市販の出発材料から作製され得るか、又は公知の有機、無機及び/又は酵素プロセスを使用して合成され得る。
化合物の調製
本開示の化合物は、有機合成の当業者に周知の多くの方法で調製することができる。例として、本開示の化合物は、有機合成化学の分野で公知の合成方法又は当業者に理解されるようなその変形と共に、以下に記載の方法を使用して合成することができる。好ましい方法は、以下に説明する方法を含むが、これらに限定されるものではない。
中間体及び一般式M1~34の化合物の合成の一般的手順は以下の反応スキームに記載されており、調製及び実施例に具体的に説明される。
以下の反応スキームにおいて、対応するインドール中間体への一般的経路が記載され、それは対応する本発明の化合物にさらに変換された。
一般構造(M2)の化合物は、公開されている手順に従って(例えば、国際公開第2016/103037号パンフレット)、アミノピリジン(M1)を臭素などのハロゲン化剤と、酢酸などの好適な溶媒中で反応させることにより得られた。Pdに触媒された対応するアルキンとのクロスカップリング反応における(M2)のその後の変換は(M3)をもたらす(例えば、Org.Process Res.Dev.2015,19,1282-1285)。水素化ナトリウム又はKOtBuなどの塩基による(M3)の処理は、対応するアザインドール(M4)への環化異性化を起こす。アザインドールNHのアルキル化により(M5)を得ることは、例えば、水素化ナトリウム、KOtBuなどの塩基、及びヨードメタン、硫酸ジメチル、又は他のハロゲン化アルキルなどの好適なアルキル化剤を使用することにより達成できる。
中間体(M2)は、ピルビン酸による最初のエナミン形成に続いて、分子内ヘックカップリングによりインドール2-カルボキシレート(M6)を与えて、対応するインドールに転化できる。対応するアルコール、例えばMeOH及び硫酸と共に加熱すること又はMeOH中のTMS-ジアゾメタンを使用することによるその後のエステル化によりエステル(M7)が得られる。或いは、Boc又はフェニルスルホンアミドのような好適なオルト配向性基を、LDAなどの塩基によるインドール-2位での(M8)のセレクティス(selectice)脱プロトンに利用でき、対応するクロロホルメートによるその後の処理により(M9)を供給する。適切な条件を利用する保護基の除去(Greene’s Protective Groups in Organic Synthesis,5th ed.)により(M7)に至る。
トリアゾール中間体の合成は、一般的に、1,3-ジブロモトリアゾール(M10)の適切な保護基による保護、非限定的だが好ましくはPMB-又はSEM保護で始まる。ジブロミド(M11)を、n-ブチルリチウム、iPrMgCl、又はターボグリニャールを-78℃~0℃の温度で使用してハロゲン金属交換に付して(M12)を得ることができる。適切な求電子試薬の利用は、対応するケトン(M13)、エステル(M14)、及びアミド(M15)へのアクセスを与える。後者は、或いは、高温で、THF、EtOH、又はiPrOHのような溶媒中で、エステル(M14)のアミンによる直接アミド分解により得ることができる。DASTのようなフッ素化剤によるケトン(M13)のフッ素化は、二フッ化化合物(M16)へのアクセスを与える。例えばNaBHによるケトン(M13)の還元は所望のアルコール(M17)を与えて、それは、アルキル化によりさらに官能化され得るか(M19)、又はDASTのような試薬によりモノフルオロアナログ(M18)に変換され得る。中間体(M18)をさらに利用して、場合により保護基の除去を最初に要して、フッ素を適切なアミンにより置換して、中間体(M20)を得ることができる。
スキーム3は、中間体M11~M20のそれぞれに関して、トリアゾール環に関する1つの互変異性又は位置異性形態のみを表す。M13を例として使用して以下に示される通り、各中間体が、トリアゾール環に関して3種までの全ての互変異性体又は位置異性体の混合物であることがあり得る。そのような混合物は、分離せずにその後のステップに直接利用される。

アザ-インドール(M4)を、DCM、ACN、又はTHFなどの好適な溶媒中でNBSなどの好適な作用物質を使用することによりハロゲン化して(M21)を得ることができ、それは、その後に適切なボロン酸/エステルにより処理されて、ピラゾールなどの適切な5員ヘテロシクリルが導入されて(M22)が生じる。次のステップで、ハロゲン化が、反応シーケンスの最初と類似な方法で、例えば、NBSによる臭素化により実施される。中間体(M23)及びブロモ-トリアゾール(M13~20)は、好適な温度、典型的には周囲温度~130℃の範囲で、例えば、PdCl(dppf)及びビス(ピナコラート)ジボロン、KOAc若しくはKCOなどの塩基、水、THF、ジオキサンなどの溶媒、又はTPGS-750Mなどの界面活性剤を使用して、Pd-クロスカップリング反応においてカップリングされて、(M24)を与える。中間体(M24)を、例えば、トリフル酸による処理により、直接脱保護に付して、対応するNHアナログ(M26、R’=H)を得ることができ、又は場合により、脱保護の前にヨードメタン又は硫酸ジメチルによる(M26、R’=アルキル)へのN-アルキル化を含む。

Hartwigらにより記載された類似手順(Org.Lett.2012,14(16),4266-4269)に従って、場合によりインドールNHで置換された又は非置換のアザインドール(M4/M5)は、イリジウムにより触媒されたCH-ホウ素化により対応する有機ボロン酸エステル(M27)に転化され、通常単離/精製せずに、対応する保護されたブロモ-トリアゾール(M13~20)とのその後の鈴木カップリングにおいてさらに変換される。次のステップでの(M28)の脱保護は、通常、トリフル酸若しくはTFA又は両者の混合物を使用することにより実施されて、(M29)が得られ、それを、DCM、ACN、又はTHFなどの好適な溶媒中でNBSなどの好適な作用物質を使用することにより(M30)にハロゲン化できる。例えば、イミダゾールなどの5員ヘテロシクリルの導入は、好適な銅塩、例えばCuI及び塩基、例えば、KCO又はCsCOによる、極性溶媒、例えば、DMSO、DMF、又はNMP中で、適切なリガンド、例えば、プロリンの存在下で、60~150℃の範囲の温度でのウルマンカップリングにおいて達成でき(M31)が得られる。或いは、中間体(M30)は、通常強酸、例えば、ジオキサン中の塩化水素酸を使用して実施される脱保護ステップの後に、ピラゾールなどの適切な5員ヘテレオサイクル(hetereocycles)との鈴木反応に付して、(M26)を得ることができる。
或いは、中間体(M29)へのアクセスは、対応するエステル(M7)から出発して、100℃までの温度でEtOHなどのプロトン性溶媒中の抱水ヒドラジンの水溶液による処理により達成できる。生じたヒドラジド(M33)を、100℃までの温度で、EtOHなどの溶媒中で容易に利用可能であるイミノエステルにより処理して、中間体(M34)を得ることができ、それは、通常、単離/精製なしに、160℃までの温度で、塩基、例えばナトリウムエチラート又はDBUによる処理によりさらに縮合に付されて、所望のトリアゾール中間体(M30)が得られる。
上記のプロセスで得られたエナンチオマー、ジアステレオマー及びシス/トランス異性体の混合物は、分離の性質に応じて、キラル塩法、順相、逆相又はキラルカラムを使用したクロマトグラフィーによって単一成分に分離できる。
本開示の化合物又は中間体から得られるラセミ体は、公知の方法、例えば光学活性な酸又は塩基で得られたジアステレオマー塩の分離及び光学活性な酸又は塩基化合物の遊離により、光学対掌体に分割することができる。したがって、特に例えば光学活性な酸、例えば酒石酸、ジベンゾイル酒石酸、ジアセチル酒石酸、ジ-O,O’-p-トルオイル酒石酸、マンデル酸、リンゴ酸又はカンファー-10-スルホン酸で形成された塩の分別結晶化により、本開示の化合物をそれらの光学対掌体に分割するために塩基性部分構造を使用することができる。本開示のラセミ化合物又はラセミ中間体は、キラルクロマトグラフィー、例えばキラル吸着剤を使用する高圧液体クロマトグラフィー(HPLC)によっても分割することができる。
得られた立体異性体の混合物は、いずれも成分の物理化学的差異に基づいて、例えばクロマトグラフィー及び/又は分別結晶により、純粋又は実質的に純粋な幾何異性体又は光学異性体、ジアステレオマー、ラセミ体に分離できる。
上記で示された説明及び式において、種々の基R、R、R、R、R、R、R、及びRが、特記される場合を除き、式(I)の化合物の各位置で、上記で定義された定義と一致して選択されることが理解されるべきである。さらに、合成の目的のために、一般スキーム1~5の化合物は、本明細書に定義される式(I)の化合物の一般的な合成方法を説明するために、選択されたラジカルと共に代表的であるにすぎない。
G.式(I)の化合物を使用する方法
遊離形態又は薬学的に許容できる塩形態の本発明の化合物は、例えば、次のセクションに与えられるインビトロ及びインビボ試験に示される通り、有用な薬理学的性質、例えばcGAS調節性を示し、したがって、療法に、又は研究化学物質として、例えばツール化合物としての使用に適応がある。
本発明の化合物は、エカルディ・グティエール症候群、家族性凍瘡状狼瘡、RVCL(常染色体優性の脳白質萎縮症を伴う網膜血管障害)、血管炎、全身性エリテマトーデス(SLE)、ループス腎炎(LN)、皮膚筋炎、シェーグレン症候群(SS)、関節リウマチ(RA)、加齢黄斑変性(AMD)、パーキンソン病、アルツハイマー、筋萎縮性側索硬化症(ALS)、前頭側頭型認知症(FTD)、肺炎症、急性肺インフラマチン、特発性肺線維症、肝臓及び腎臓の線維症、非アルコール性脂肪性肝炎(NASH)、肝硬変、心内膜心筋線維症、急性及び慢性腎障害、APOL1と関連するポドサイトパチー、急性膵炎、潰瘍性大腸炎、炎症性腸疾患(IBD)、慢性閉塞性肺疾患(COPD)、敗血症、老化、及び加齢;好ましくは、エカルディ・グティエール症候群(AGS)、血管炎、全身性エリテマトーデス(SLE)、家族性凍瘡状狼瘡、及びシェーグレン症候群から選択される適応症の処置に有用であり得る。
本発明の化合物は、エカルディ・グティエール症候群、家族性凍瘡状狼瘡、RVCL(常染色体優性の脳白質萎縮症を伴う網膜血管障害)、血管炎、全身性エリテマトーデス(SLE)、ループス腎炎(LN)、皮膚筋炎、シェーグレン症候群(SS)、関節リウマチ(RA)、加齢黄斑変性(AMD)、パーキンソン病、アルツハイマー、筋萎縮性側索硬化症(ALS)、肺炎症、急性肺インフラマチン、特発性肺線維症、肝臓及び腎臓の線維症、非アルコール性脂肪性肝炎(NASH)、肝硬変、心内膜心筋線維症、急性腎障害、潰瘍性大腸炎、炎症性腸疾患(IBD)、慢性閉塞性肺疾患(COPD)、敗血症、老化、及び加齢;好ましくは、エカルディ・グティエール症候群(AGS)、血管炎、全身性エリテマトーデス(SLE)、家族性凍瘡状狼瘡、及びシェーグレン症候群から選択される適応症の処置にも有用であり得る。
そのため、さらなる態様として、本発明は、本発明の化合物若しくはその薬学的に許容できる塩、水和物、溶媒和物、立体異性体、若しくは互変異性体又は本発明の化合物若しくはその薬学的に許容できる塩、水和物、溶媒和物、立体異性体、若しくは互変異性体を含む組成物の、療法における使用を提供する。さらなる実施形態において、療法は、cGASの調節により処置され得る疾患から選択される。別の実施形態において、疾患は、上述のリスト;好ましくは、エカルディ・グティエール症候群(AGS)、血管炎、全身性エリテマトーデス(SLE)、家族性凍瘡状狼瘡、及びシェーグレン症候群から選択される。
そのため、さらなる態様として、本発明は、療法に使用するための、本発明の化合物若しくはその薬学的に許容できる塩、水和物、溶媒和物、立体異性体、若しくは互変異性体又は本発明の化合物若しくはその薬学的に許容できる塩、水和物、溶媒和物、立体異性体、若しくは互変異性体を含む組成物を提供する。さらなる実施形態において、療法は、cGASの調節により処置され得る疾患から選択される。別の実施形態において、疾患は、上述のリスト;好ましくは、エカルディ・グティエール症候群(AGS)、血管炎、全身性エリテマトーデス(SLE)、家族性凍瘡状狼瘡、及びシェーグレン症候群から選択される。
別の態様(apsect)において、本開示は、cGASの調節により処置される疾患又は障害を処置する方法であって、治療上許容できる量の本発明の化合物若しくはその薬学的に許容できる塩、水和物、溶媒和物、立体異性体、若しくは互変異性体又は本発明の化合物若しくはその薬学的に許容できる塩、水和物、溶媒和物、立体異性体、若しくは互変異性体を含む組成物の投与を含む方法を提供する。さらなる実施形態において、疾患は、上述のリスト;好ましくはエカルディ・グティエール症候群(AGS)、血管炎、全身性エリテマトーデス(SLE)、家族性凍瘡状狼瘡、及びシェーグレン症候群から選択される。
別の態様において、本発明は、cGASの調節により処置される疾患を処置する方法であって、治療上許容できる量の本発明の化合物若しくはその薬学的に許容できる塩、水和物、溶媒和物、立体異性体、若しくは互変異性体又は本発明の化合物若しくはその薬学的に許容できる塩、水和物、溶媒和物、立体異性体、若しくは互変異性体を含む組成物の投与を含む方法を提供する。さらなる実施形態において、疾患は、上述のリスト;好ましくは、エカルディ・グティエール症候群(AGS)、血管炎、全身性エリテマトーデス(SLE)、家族性凍瘡状狼瘡、及びシェーグレン症候群から選択される。
そのため、さらなる態様として、本発明は、本発明の化合物若しくはその薬学的に許容できる塩、水和物、溶媒和物、立体異性体、若しくは互変異性体又は本発明の化合物若しくはその薬学的に許容できる塩、水和物、溶媒和物、立体異性体、若しくは互変異性体を含む組成物の、医薬品の製造のための使用を提供する。さらなる実施形態において、医薬品は、cGASの調節により処置され得る疾患の処置のためのものである。別の実施形態において、疾患は、上述のリスト;好ましくは、エカルディ・グティエール症候群(AGS)、血管炎、全身性エリテマトーデス(SLE)、家族性凍瘡状狼瘡、及びシェーグレン症候群から選択される。
H.投与及び式(I)の化合物の医薬組成物
別の態様において、本発明は、本発明の化合物又はその薬学的に許容できる塩及び薬学的に許容できる担体を含む医薬組成物を提供する。さらなる実施形態において、組成物は、本明細書に記載されるものなどの少なくとも2種の薬学的に許容できる担体を含む。医薬組成物は、経口投与、非経口投与(例えば、注射、注入、経皮、又は外用投与による)、及び直腸投与などの特定の投与経路のために製剤できる。外用投与は、吸入又は鼻腔内適用にも関係し得る。本発明の医薬組成物は、固体形態(非限定的に、カプセル剤、錠剤、丸剤、顆粒剤、散剤、又は坐剤を含む)、又は液体形態(非限定的に、液剤、懸濁剤、又は乳剤を含む)で調合できる。錠剤は、当技術分野に公知である方法に従ってフィルムコートされることも、腸溶コートされることもある。典型的には、医薬組成物は、下記の1つ以上と共に有効成分を含む錠剤又はゼラチンカプセル剤である:
a)希釈剤、例えば、ラクトース、デキストロース、スクロース、マンニトール、ソルビトール、セルロース、及び/又はグリシン;
b)滑沢剤、例えば、シリカ、滑石、ステアリン酸、そのマグネシウム若しくはカルシウム塩、及び/又はポリエチレングリコール;錠剤には、また
c)結合剤、例えば、ケイ酸マグネシウムアルミニウム、デンプン糊、ゼラチン、トラガカント、メチルセルロース、カルボキシメチルセルロースナトリウム、及び/又はポリビニルピロリドン;所望の場合
d)崩壊剤、例えば、デンプン、寒天、アルギン酸若しくはそのナトリウム塩、又は発泡性混合物;並びに
e)吸収剤、着色剤、香料、及び甘味剤。
本発明の化合物は、1種以上の他の治療剤と同時に、又はその前若しくはその後に投与され得る。本発明の化合物は、同じ若しくは異なる投与経路により別に投与されることも、他の薬剤と同じ医薬組成物中で共に投与されることもある。治療剤は、例えば、本発明の化合物と組み合わせて患者に投与される場合、治療活性があるか、又は治療活性を増大させる化学化合物、ペプチド、抗体、抗体断片、又は核酸である。
一実施形態において、本発明は、療法における同時の、別々な、又は連続的な使用のための組み合わせた(combined)調合剤として本発明の化合物及び少なくとも1種の他の治療剤を含む製品を提供する。一実施形態において、療法は、cGASにより媒介される疾患又は病態の処置である。組み合わせた調合剤として提供される製品としては、本発明の化合物及び他の治療剤を共に同じ医薬組成物中に含む組成物、又は別々な形態の、例えば、キットの形態の本発明の化合物及び他の治療剤がある。
一実施形態において、本発明は、本発明の化合物及び別の治療剤を含む医薬組成物を提供する。場合により、医薬組成物は、上述の薬学的に許容できる担体を含み得る。
一実施形態において、本発明は、2種以上の別々な医薬組成物を含み、その少なくとも1つが本発明の化合物を含有するキットを提供する。一実施形態において、キットは、容器、分割されたボトル、又は分割されたフォイルパケットなど、前記組成物を別々に保持する手段を含む。そのようなキットの例は、典型的に錠剤、カプセル剤などの包装に使用されるブリスターパックである。
本発明のキットは、異なる剤形、例えば、経口及び非経口を投与するために、別々な組成物を異なる投与間隔で投与するために、又は別々な組成物を互いに対して用量調整するために使用され得る。コンプライアンスを促進するために、本発明のキットは、典型的には、投与の説明書を含む。
本発明の組み合わせ療法において、本発明の化合物及び他の治療剤は、同じ又は異なる製造業者により製造及び/又は製剤され得る。さらに、本発明の化合物及び他の治療剤は(i)医師への組み合わせ製品の発売前に(例えば、本発明の化合物及び他の治療剤を含むキットの場合);(ii)投与直前に医師自身により(又は医師の指導の下に);(iii)患者自身の中で、例えば、本発明の化合物及び他の治療剤の連続的な投与の間に、共に組み合わせ療法にされ得る。
本開示は、以下の実施例及び合成スキームによりさらに説明されるが、それらは、本開示を、範囲又は趣旨において、本明細書に記載される具体的な手順に限定すると解釈されないものとする。実施例が特定の実施形態を説明するために提供され、それにより本開示の範囲に対する制限が意図されないことが理解されるべきである。本開示の趣旨及び/又は添付される特許請求の範囲の範囲から逸脱せずに当業者が思いつき得る、種々の他の実施形態、その改変物、及び均等物が利用され得ることがさらに理解されるものとする。
本開示の化合物は有機合成の分野に公知である方法により調製され得る。方法の全てにおいて、感受性又は反応性基のための保護基が、化学の一般原則に従って、必要な場合利用され得ることが理解される。保護基は、有機合成の標準的な方法に従って操作される(T.W.Green and P.G.M.Wuts(1999)Protective Groups in Organic Synthesis,3rd edition,John Wiley & Sons)。これらの基は、当業者には明らかな方法を使用して化合物合成の簡便な段階で除去される。
以下の実施例及び本明細書の他の場所で使用される略語は下記の通りである:
AIBN アゾビスイソブチロニトリル
Bn ベンジル
br 幅広
BuNI テトラブチルアンモニウムヨージド
d 二重線
dd 二重線の二重線
ddd 二重線の二重線の二重線
ddq 四重線の二重線の二重線
ddt 三重線の二重線の二重線
dq 四重線の二重線
dt 三重線の二重線
dtd 二重線の三重線の二重線
CCl 四塩化炭素
CsCO 炭酸セシウム
Cu(OAc) 酢酸銅(II)
DAST 三フッ化ジエチルアミノ硫黄
DBU 1,8-ジアザビシクロ[5.4.0]ウンデカ-7-エン
DCM ジクロロメタン
ジ-tBu-bipy 4,4’-ジ-tert-ブチル-2,2’-ジピリジル
DIBAL-H 水素化ジイソブチルアルミニウム
DMA N,N-ジメチルアセトアミド
DMAP 4-ジメチルアミノピリジン
DME 1,2-ジメトキシエタン
DMF N,N-ジメチルホルムアミド
DMP デス・マーチン・ペルヨージナン又は1,1,1-トリス(アセチルオキシ)-1,1-ジヒドロ-1,2-ベンゾヨードキソール-3-(1H)-オン
DMSO ジメチルスルホキシド
EC50 半数効果濃度
EtO ジエチルエーテル
EtOAc 酢酸エチル
4-Et-Py 4-エチルピリジン
HATU 1-[ビス(ジメチルアミノ)メチレン]-1H-1,2,3-トリアゾロ[4,5-b]ピリジニウム3-オキシドヘキサフルオロホスフェート
HCl 塩化水素
hept 七重線
HPLC 高速液体クロマトグラフィー
h又はhr 時間
HRMS 高分解能質量分析法
g グラム
IC50 半数阻害濃度
CO 炭酸カリウム
KI ヨウ化カリウム
PO リン酸三カリウム
KOAc 酢酸カリウム
LiAlH 水素化アルミニウムリチウム
LCMS 液体クロマトグラフィー質量分析法
LiHMDS リチウムビス(トリメチルシリル)アミド
m 多重線
MeCN アセトニトリル
MeOH メタノール
mg ミリグラム
MgCl 塩化マグネシウム
MHz メガヘルツ
min 分
mL ミリリットル
mmol ミリモル
M モル濃度
MS 質量分析法
NaBH(OAc) ナトリウムトリアセトキシボロヒドリド
NaHCO 炭酸水素ナトリウム
Na チオ硫酸ナトリウム
NaSO 硫酸ナトリウム
NBS N-ブロモスクシンイミド
NEt トリエチルアミン
NHOAc 酢酸アンモニウム
NHOH 水酸化アンモニウム
NiBr(DME) 臭化ニッケル(II)エチレングリコールジメチルエーテル錯体
NiBr(グライム) 臭化ニッケル(II)エチレングリコールジメチルエーテル錯体
NiI ヨウ化ニッケル(II)
NMR 核磁気共鳴
PCC クロロクロム酸ピリジニウム
PdCl(dppf) [1,1’-ビス(ジフェニルホスフィノ)フェロセン]パラジウム(II)ジクロリド
PdCl(dppf)・DCM [1,1’-ビス(ジフェニルホスフィノ)フェロセン]ジクロロパラジウム(II)、ジクロロメタンとの錯体、
Pd(PhP) テトラキス(トリフェニルホスフィン)パラジウム(0)
PtO 酸化白金(IV)
q 四重線
qd 二重線の四重線
quint 五重線
quintd 二重線の五重線
rt 室温
Rt 保持時間
s 一重線
SFC 超臨界流体クロマトグラフィー
t 三重線
TEA トリエチルアミン
td 二重線の三重線
tdd 二重線の二重線の三重線
THF テトラヒドロフラン
Ti(Oi-Pr) チタンイソプロポキシド
TfOH トリフルオロメタンスルホン酸
Ts トシル
TsCl 4-トルエンスルホニルクロリド
tt 三重線の三重線
ttd 二重線の三重線の三重線
TLC 薄層クロマトグラフィー
UPLC 超高速液体クロマトグラフィー
Xphos Pd G2 クロロ(2-ジシクロヘキシルホスフィノ-2’,4’,6’-トリイソプロピル-1,1’-ビフェニル)[2-(2’-アミノ-1,1’-ビフェニル)]パラジウム(II)
μW マイクロ波
分析詳細
・NMR:測定は、Bruker Ultrashield(商標)400(400MHz)又はBruker Ascend(商標)(400MHz)又はBruker cryo system(600MHz)分光計で、テトラメチルシラン(TMS)を内部標準として使用して、又は使用せずに実施した。ケミカルシフト(δ)はTMSから低磁場にppmで報告し、スペクトル分裂パターンを、一重線(s)、二重線(d)、三重線(t)、四重線(q)、五重線(quint)、六重線(sept)、多重線、未分裂又は重複したシグナル(m)、幅広なシグナル(br)と呼ぶ。重水素化溶媒は括弧内に示し、ジメチルスルホキシド(δ2.50ppm)、メタノール(δ3.31ppm)、クロロホルム(δ7.26ppm)、又はNMRスペクトルデータに示される他の溶媒のケミカルシフトを有する。
・LC-MS方法:質量分析法結果を、電荷に対する質量の比として報告する。
方法A:Waters UPLC Acquity;カラム:Acquity CORTECS C18+、2.7μm、2.1×50mm、80℃、溶離液A:HO+0.05% HCOOH+4.76% iPrOH+3.75mM酢酸アンモニウム、溶離液B:iPrOH+0.05% HCOOH、勾配:初期1% B;1.4分で1%~50%B、0.3分で50%~98%B;0.1分98% B、流量:1.0mL/分。
方法B:Waters UPLC Acquity;カラム:Acquity UPLC BEH C18、1.7μm、2.1×50mm、80℃、溶離液A:HO+0.05% HCOOH+4.76% iPrOH+3.75mM酢酸アンモニウム、溶離液B:iPrOH+0.05% HCOOH、勾配:1.7分で1~98% B、流量:0.6mL/分。
分取方法
・フラッシュカラムクロマトグラフィーシステム
方法A:試料を、典型的には、Isoluteに吸着させた。
・システム:Teledyne ISCO、CombiFlash Rf
・カラム:充填済みRediSep Rfカートリッジ
・試料を、典型的には、Isoluteに吸着させた。
方法B:試料を、典型的には、DCM中の溶液としてロードした。
・システム:Biotage ISOLERA又はSELEKT
・カラム:充填済みKPSilカートリッジ又はSFAERカートリッジ
・試料を、典型的には、DCM中の溶液としてロードした。
・アキラル逆相(RP)クロマトグラフィー:
システム:Waters System
XBridge-C18又はSunfire-C18(5um、30×100mm又は50×250mmカラム;実施例に記載の通り)
検出:Waters DAD 2998 Detector;Waters Acquity Qda質量分析計
カラム温度:RT
溶離液A:水+0.2%HCOOH又は水0.1%TFA(実施例に記載の通り)
溶離液B:アセトニトリル
流量:49mL/分又は100mL/分
勾配:実施例に記載の通り
本発明の化合物を合成するために利用される全ての出発物質、ビルディングブロック、試薬、酸、塩基、脱水剤、溶媒、及び触媒は、市販されているか、又は当業者に公知である有機合成方法により製造できる。
アザインドール中間体の合成
実施例A:6-クロロ-5-メトキシ-1H-ピロロ[3,2-b]ピリジン

ステップ1:2-ブロモ-5-クロロ-6-メトキシピリジン-3-アミン
5-クロロ-6-メトキシピリジン-3-アミン(3.03g、19.1mmol)をAcOH(50mL)に溶解させ、臭素(1.97mL、38.2mmol)を室温で滴加し、反応混合物を16時間70℃で加熱した。反応混合物を1M Na水溶液(400ml)によりクエンチし、EtOAcで抽出した(4×400ml)。合わせた有機抽出物をNaSOで乾燥させ、濾過し、溶媒を真空中で除去した。粗生成物を、ヘプタン及びEtOAc(0~100% EtOAc)を使用して、シリカ(Biotage)のフラッシュクロマトグラフィーにより精製して、標記化合物(4.1g)を茶色の固体として得た。UPLC-MS(方法A):Rt=0.99分;質量は検出しなかった。H NMR(400MHz,DMSO-d6)δ 7.32(s,1H),5.15(s,2H),3.80(s,3H).
ステップ2:5-クロロ-6-メトキシ-2-((トリメチルシリル)エチニル)ピリジン-3-アミン
2-ブロモ-5-クロロ-6-メトキシピリジン-3-アミン(4.05g、16.0mmol)をTHF(20mL)にアルゴン下で溶解させた。EtN(10mL、72.1mmol)、エチニルトリメチルシラン(2.68mL、18.44mmol)、CuI(0.305g、1.60mmol)、及びPd(PPhCl(0.563g、0.80mmol)を加え、反応混合物を2時間室温で撹拌した。反応混合物を水(350mL)により希釈し、EtOAc(2×600mL)で抽出した。合わせた有機抽出物をNaSOで乾燥させ、濾過し、ソベント(sovent)を真空中で除去した。粗生成物を、ヘプタン及びEtOAc(0~50% EtOAc)を使用して、シリカ(Biotage)のフラッシュクロマトグラフィーにより精製して、標記化合物(3.84g)を茶色の固体として得た。UPLC-MS(方法A):Rt=1.20分;255.1[M+H]+。
ステップ3:6-クロロ-5-メトキシ-1H-ピロロ[3,2-b]ピリジン
5-クロロ-6-メトキシ-2-((トリメチルシリル)エチニル)ピリジン-3-アミン(3.52g、12.57mmol)を、アルゴン下でDMF(40mL)に溶解させ、NaH(1.00g、25.1mmol)を少量ずつ0℃で加えた。反応混合物を3時間室温で攪拌し、1Mクエン酸水溶液(200mL)によりクエンチし、EtOAc(2×350mL)で抽出した。合わせた有機抽出物をNaSOで乾燥させ、濾過し、ソベントを真空中で除去した。粗生成物を、ヘプタン及びEtOAc(0~100% EtOAc)を使用して、シリカ(Biotage)のフラッシュクロマトグラフィーにより精製して、標記化合物(1.85g)を固体として得た。UPLC-MS(方法A):Rt=0.85分;183.1[M+H]
ステップ4:6-クロロ-5-メトキシ-1-メチル-1H-ピロロ[3,2-b]ピリジン
6-クロロ-5-メトキシ-1H-ピロロ[3,2-b]ピリジン(5g、27.4mmol)のアセトン(170mL)溶液に、カリウムtert-ブトキシド(3.76g、32.9mmol)を0℃で加え、それに続いて硫酸ジメチル(5.20mL、54.8mmol)を加えた。氷浴を外し、混合物を30分間撹拌した。反応混合物を飽和NaHCO水溶液によりクエンチし、EtOAcで2回抽出した。
合わせた有機抽出物をブラインで洗浄し、NaSOで乾燥させ、濾過し、溶媒を真空中で除去した。粗生成物を、シクロヘキサン及びEtOAc(0~100% EtOAc)を使用して、シリカ(Teledyne)のフラッシュクロマトグラフィーにより精製して、標記化合物(4.78g)を薄茶色の固体として得た。UPLC-MS(方法A):Rt=0.84分;196.1[M+H]+。1H NMR(400MHz,DMSO-d6)δ 8.10(d,J=0.9Hz,1H),7.51(d,J=3.1Hz,1H),6.41(dd,J=3.1,0.9Hz,1H),3.93(s,3H),3.78(s,3H).
実施例B:メチル6-クロロ-5-メトキシ-1H-ピロロ[3,2-b]ピリジン-2-カルボキシレート

ステップ1:6-クロロ-5-メトキシ-1H-ピロロ[3,2-b]ピリジン-2-カルボン酸
2-ブロモ-5-クロロ-6-メトキシピリジン-3-アミン(5.5g、23.2mmol)のDMF(140mL)溶液に、DABCO(7.79g、69.5mmol)を加えた。ピルビン酸(6.12g、69.5mmol)のDMF(55mL)溶液を加え、混合物をアルゴンで脱気した。PdCl(dppf)・DCMアダクト(2.54g、3.47mmol)を加え、混合物を100℃で20時間加熱した。反応混合物を濃縮し、水により希釈し、0.5M HCl水溶液で酸性化した。水相をEtOAcで抽出し、合わせた有機抽出物を無水NaSOで乾燥させ、濾過し、溶媒を真空中で除去して標記化合物を得て、それをさらに精製せずに使用した。
ステップ2:メチル6-クロロ-5-メトキシ-1H-ピロロ[3,2-b]ピリジン-2-カルボキシレート
6-クロロ-5-メトキシ-1H-ピロロ[3,2-b]ピリジン-2-カルボン酸(5.2g、22.3mmol)のメタノール(140mL)溶液に、室温で、TMS-ジアゾメタンの溶液(ヘキサン中2M)(54mL、108mmol)を23℃で加えた。反応混合物を30分間室温で撹拌し、追加の17mlのTMS-ジアゾメタンを加え、撹拌を1時間続けた。混合物を濃縮し、粗生成物を、ヘプタン及びEtOAc(0~100% EtOAc)を使用して、シリカ(Teledyne)のフラッシュクロマトグラフィーにより精製して、標記化合物(3.82g)を茶色の固体として得た。UPLC-MS(方法A):Rt=0.89分;240.0[M+]+;1H NMR(400MHz,DMSO-d6)δ 12.18(s,1H),7.88(d,1H),7.07(d,1H),3.96(s,3H),3.89(s,3H).
1,2,4-トリアゾール中間体の合成
スキーム3の状況において上記で議論した通り、トリアゾール中間体は、それぞれ、3種までの位置異性体の混合物を表し得る。位置異性体は分離せず、直接使用した。以下の実施例のそれぞれにおいて、1種の位置異性体のみを代表として表した。
実施例C:3,5-ジブロモ-1-(4-メトキシベンジル)-1H-1,2,4-トリアゾール

3,5-ジブロモ-4H-1,2,4-トリアゾール(119.5g、500mmol)をACN(600mL)に溶解させた。1-(クロロメチル)-4-メトキシベンゼン(81mL、601mmol)及びKCO(83g、601mmol)を加え、反応混合物を3時間60℃で撹拌した。反応混合物を濃縮し、水(700mL)により希釈し、EtOAc(2×1000mL)で抽出した。合わせた有機相をNaSOで乾燥させ、濾過し、溶媒を真空中で除去した。茶色の油をDCM(150mL)に溶解させ、ヘプタン(1400mL)をゆっくりと加えた。無色沈殿物を濾過により回収し、ヘプタンで洗浄し、真空下で乾燥させて、標記化合物(109.1g)を得た。UPLC/MS(方法A):Rt=0.94分、348.1[M+H]
実施例D:1-(3-ブロモ-1-(4-メトキシベンジル)-1H-1,2,4-トリアゾール-5-イル)-2-メトキシエタン-1-オン及び他

実施例Eの3,5-ジブロモ-1-(4-メトキシベンジル)-1H-1,2,4-トリアゾール(11.0g、31.7mmol)をTHF(400mL)に溶解させた。不活性で無水の雰囲気下で、n-ブチルリチウム(22.78mL、36.5mmol)を5分かけて-78℃で滴加し、混合物を45分間-78℃で撹拌した。N,2-ジメトキシ-N-メチルアセトアミド(5.0g、35.7mmol)のTHF(10mL)溶液を混合物に加えた。反応混合物を-78℃で45分間攪拌し、飽和NHCl水溶液(400mL)によりクエンチし、EtOAc(2×300mL)で抽出した。合わせた有機相をNaSOで乾燥させ、濾過し、溶媒を真空中で除去した。粗生成物を、ヘプタン及びEtOAc(0~20% EtOAc)を使用して、シリカ(Biotage)のフラッシュクロマトグラフィーにより精製して、標記化合物(4.60g)を得た。UPLC/MS(方法A):Rt=0.90分、340.1及び342.1[M+H]
以下の中間体を、n-ブチルリチウム又はiPrMgClによるハロゲン金属交換及び対応する求電子試薬(ワインレブアミド、エステル、カルバモイルクロリド)とのその後の反応により、1-(3-ブロモ-1-(4-メトキシベンジル)-1H-1,2,4-トリアゾール-5-イル)-2-メトキシエタン-1-オンに関して上述された手順と同様に調製した。
実施例E:3-ブロモ-5-(1,1-ジフルオロ-2-((テトラヒドロ-2H-ピラン-2-イル)オキシ)エチル)-1-(4-メトキシベンジル)-1H-1,2,4-トリアゾール及び他

1-(3-ブロモ-1-(4-メトキシベンジル)-1H-1,2,4-トリアゾール-5-イル)-2-((テトラヒドロ-2H-ピラン-2-イル)オキシ)エタン-1-オン(6g、14.62mmol)のDCM(120mL)溶液に、DAST(19.32mL、146mmol)を室温で加え、反応物を40℃で5.5時間加熱した。反応混合物を周囲温度に冷却し、氷冷飽和NaHCO溶液に注意深く加えた。水相をEtOAcで2回抽出した。合わせた有機相をNaSOで乾燥させ、濾過し、溶媒を蒸発させた。粗生成物を、シクロヘキサン/EtOAc(0~10% EtOAc)を使用して、シリカ(Teledyne)のフラッシュクロマトグラフィーにより精製して、標記化合物(3.82g)を得た。UPLC/MS(方法A):Rt=1.24分、432.2[M+H]
以下の中間体を、対応するケトン又はアルコールを使用して上述の手順と同様に調製した。
実施例F:1-(3-ブロモ-1-(4-メトキシベンジル)-1H-1,2,4-トリアゾール-5-イル)-2-メトキシエタン-1-オール

実施例Dの1-(3-ブロモ-1-(4-メトキシベンジル)-1H-1,2,4-トリアゾール-5-イル)-2-メトキシエタン-1-オン(2.76g、8.11mmol)をMeOH(50mL)及びTHF(150mL)に溶解させた。NaBH(0.376g、9.74mmol)を加え、混合物を20分間23℃で撹拌した。反応物を飽和NHCl水溶液によりクエンチし、水相をEtOAcで2回抽出した。合わせた有機相をNaSOで乾燥させ、濾過し、溶媒を蒸発させた。粗生成物を、シクロヘキサン/EtOAc(0~40% EtOAc)を使用して、シリカ(Teledyne)のフラッシュクロマトグラフィーにより精製して、標記化合物(2.76g)を得た。UPLC/MS(方法A):Rt=0.68分、342.1[M+H]
以下の中間体を、対応するケトンを使用して上述の手順と同様に調製した。
実施例G:3-ブロモ-5-(1-(2-((tert-ブチルジメチルシリル)オキシ)エトキシ)-2,2,2-トリフルオロエチル)-1-(4-メトキシベンジル)-1H-1,2,4-トリアゾール

1-(3-ブロモ-1-(4-メトキシベンジル)-1H-1,2,4-トリアゾール-5-イル)-2,2,2-トリフルオロエタン-1-オール(1.0g、2.73mmol)及び2-(tert-ブチルジメチルシロキシ)エタノール(0.482g、2.73mmol)のトルエン(15mL)溶液に、2-(トリブチルホスホラニリデン)アセトニトリル(1.43mL、5.46mmol)を加えた。反応物を、4時間室温で、アルゴン下で撹拌した。追加の2-(tert-ブチルジメチルシロキシ)エタノール(0.250g、1.35mmol)及び2-(トリブチルホスホラニリデン)アセトニトリル(0.7mL、5.22mmol)を加え、反応物を室温で一晩撹拌した。混合物を濃縮し、飽和NaHCO水溶液を加え、水相をEtOAcで2回抽出した。合わせた有機相をブラインで洗浄し、NaSOで乾燥させ、濾過し、溶媒を蒸発させた。粗生成物を、シクロヘキサン/EtOAc(0~10% EtOAc)を使用して、シリカ(Teledyne)のフラッシュクロマトグラフィーにより精製して、標記化合物(773mg)を得た。UPLC-MS(方法A):Rt=1.62分、524.3[M+H]
実施例H:3-ブロモ-1-(4-メトキシベンジル)-5-(2,2,2-トリフルオロ-1-メトキシエチル)-1H-1,2,4-トリアゾール

1-(3-ブロモ-1-(4-メトキシベンジル)-1H-1,2,4-トリアゾール-5-イル)-2,2,2-トリフルオロエタン-1-オール(1g、2.73mmol)のTHF(20mL)溶液に、NaH(鉱油中60%)(0.262g、6.55mmol)を加え、反応物を20分間室温で撹拌した。ヨードメタン(0.342mL、5.46mmol)を加え、反応物を2時間室温で撹拌した。混合物を飽和NaHCO水溶液によりクエンチし、水相をEtOAcで2回抽出した。合わせた有機相をブラインで洗浄し、NaSOで乾燥させ、濾過し、溶媒を真空中で除去した。粗生成物を、シクロヘキサン/EtOAc(0~35% EtOAc)を使用して、シリカ(Teledyne)のフラッシュクロマトグラフィーにより精製して、標記化合物(587mg)を得た。UPLC-MS(方法A):Rt=1.05分、380.1[M+H]
以下の中間体を、対応するアルコールを使用して上述の手順と同様に調製した。
実施例I:3-ブロモ-1-(4-メトキシベンジル)-5-(((4-メトキシベンジル)オキシ)メチル)-1H-1,2,4-トリアゾール

(5-ブロモ-4H-1,2,4-トリアゾール-3-イル)メタノール(0.95g、5.34mmol)のDMF(30mL)溶液に、NaH(鉱油中60%)(0.534g、13.34mmol)を数回に分けて加え、混合物を30分間室温で撹拌した。1-(クロロメチル)-4-メトキシベンゼン(1.67mL、12.28mmol)を加え、反応物を2日間室温で撹拌した。混合物を濃縮し、水(150mL)により希釈し、水相をEtOAc(2×200mL)で抽出した。合わせた有機相をNaSOで乾燥させ、濾過し、溶媒を蒸発させた。粗生成物を、ヘプタン/EtOAc(0~80% EtOAc)を使用して、シリカ(Biotage)のフラッシュクロマトグラフィーにより精製して、標記化合物(1.02g)を得た。UPLC/MS(方法A):Rt=1.11分、418.3[M+H]
以下の中間体を、対応する市販のトリアゾールビルディングブロックを使用して上述の手順と同様に調製した。
実施例J:3-ブロモ-5-フルオロ-1-(4-メトキシベンジル)-1H-1,2,4-トリアゾール

実施例Cの3,5-ジブロモ-1-(4-メトキシベンジル)-1H-1,2,4-トリアゾール(16.5g、47.5mmol)のDMSO(40mL)溶液にCsF(14.45g、95.0mmol)を加え、反応物を100℃で90分間加熱した。反応混合物を室温に冷却し、氷水に注いだ。水相をEtOAc(2×300mL)で抽出した。合わせた有機相をNaSOで乾燥させ、濾過し、溶媒を蒸発させた。粗生成物を、ヘプタン/EtOAc(0~20% EtOAc)を使用して、シリカ(Biotage)のフラッシュクロマトグラフィーにより精製して、標記化合物(12.2g)を異性体の混合物として得た。UPLC-MS(方法A):Rt=0.91分、イオン化なし。δ7.35-7.21(m,2H)、7.00-6.86(m,2H)、5.20(s,2H)、3.75(s,3H)。
実施例K:(R)-1-(3-ブロモ-1-(4-メトキシベンジル)-1H-1,2,4-トリアゾール-5-イル)ピロリジン-3-オール

実施例Cの3,5-ジブロモ-1-(4-メトキシベンジル)-1H-1,2,4-トリアゾール(3g、8.65mmol)、(R)-ピロリジン-3-オール(0.753g、8.65mmol)、及びKCO(1.43g、10.4mmol)をDMSO(20mL)に懸濁させ、6日間50℃で加熱した。反応混合物を水により希釈し、EtOAcで2回抽出した。合わせた有機相をNaSOで乾燥させ、濾過し、溶媒を蒸発させた。粗生成物を、EtOAc/MeOH(0~30% MeOH)を使用して、シリカ(Biotage)のフラッシュクロマトグラフィーにより精製して、標記化合物(2.51g)を得た。UPLC-MS(方法A):Rt=0.63分、353.1[M+H]
以下の中間体を、対応するアミンを使用して上述の手順と同様に調製した。
実施例L:N-(3-ブロモ-1-(4-メトキシベンジル)-1H-1,2,4-トリアゾール-5-イル)-N-メチルアセトアミド

実施例Kの3-ブロモ-1-(4-メトキシベンジル)-N-メチル-1H-1,2,4-トリアゾール-5-アミン(1.8g、6.06mmol)のジオキサン(20mL)溶液に、EtN(1.26mL、9.09mmol)及びアセチルクロリド(0.517mL、7.27mmol)を加えた。反応混合物を1時間室温で撹拌し、次いで80℃で1時間撹拌した。追加のアセチルクロリド(0.517mL、7.27mmol)を加え、2時間加熱を続けた。混合物を室温に冷却し、水により希釈し、EtOAcで2回抽出した。合わせた有機相をNaSOで乾燥させ、濾過し、溶媒を蒸発させた。粗生成物を、ヘプタン/EtOAc(0~100% EtOAc)を使用して、シリカ(Biotage)のフラッシュクロマトグラフィーにより精製して、標記化合物(1.41g)を得た。UPLC-MS(方法A):Rt=0.72分、339.1[M+H]
以下の中間体を、2-メトキシアセチルクロリドを使用して上述の手順と同様に調製した。
実施例M:1-(5-ブロモ-1-(4-メトキシベンジル)-1H-1,2,4-トリアゾール-3-イル)ピロリジン-2-オン

実施例Cの3,5-ジブロモ-1-(4-メトキシベンジル)-1H-1,2,4-トリアゾール(3g、8.65mmol)、ピロリジン-2-オン(0.736g、8.65mmol)、N1,N1-ジメチルエタン-1,2-ジアミン(0.152g、1.729mmol)、CuI(0.165g、0.865mmol)、及びKCO(2.63g、19.02mmol)をトルエン(100mL)に懸濁させ、110℃で5日間撹拌した。追加のピロリジン-2-オン(0.736g、8.65mmol)、N1,N1-ジメチルエタン-1,2-ジアミン(0.152g、1.729mmol)、CuI(0.165g、0.865mmol)、及びKCO(2.63g、19.02mmol)を加え、5日間加熱を続けた。反応混合物を飽和NHCl水溶液によりクエンチし、水相をEtOAcで2回抽出した。合わせた有機相を水及びブラインで洗浄し、NaSOで乾燥させ、濾過し、溶媒を蒸発させた。粗生成物を、ヘプタン/EtOAc(0~50% EtOAc)を使用して、シリカ(Biotage)のフラッシュクロマトグラフィーにより精製して、標記化合物(884mg)を得た。UPLC-MS(方法A):Rt=0.74分、351.2[M+H]
実施例N:3-ブロモ-1-(4-メトキシベンジル)-5-(2-((テトラヒドロ-2H-ピラン-2-イル)オキシ)エトキシ)-1H-1,2,4-トリアゾール

2-(テトラヒドロ-2H-ピラン-2-イルオキシ)エタノール(2.99mL、21.61mmol)をTHF(100mL)に溶解させ、NaH(0.864g、21.61mmol)を少量ずつ加え、混合物を23℃で45分間撹拌した。実施例Cの3,5-ジブロモ-1-(4-メトキシベンジル)-1H-1,2,4-トリアゾールを加え(5g、14.41mmol)、2.5時間室温で撹拌を続けた。混合物を10%クエン酸によりクエンチし、EtOAcで抽出した。有機層をISTカートリッジ相分離器で乾燥させ、濾液を濃縮した。粗生成物を、シクロヘキサン/EtOAc(0~100% EtOAc)を使用して、シリカ(Teledyne)のフラッシュクロマトグラフィーにより精製して、標記化合物(4.35g)を得た。UPLC-MS(方法A):Rt=1.06分、412.4[M+H]
以下の中間体を、MeOH中のナトリウムメチラートを使用して上述の手順と同様に調製した。
実施例O:メチル5-ブロモ-2-(4-メトキシベンジル)-2H-1,2,3-トリアゾール-4-カルボキシレート及びメチル4-ブロモ-1-(4-メトキシベンジル)-1H-1,2,3-トリアゾール-5-カルボキシレート(1:1混合物)

メチル4-ブロモ-1H-1,2,3-トリアゾール-5-カルボキシレート(7.08g、32.7mmol)のアセトニトリル(300mL)溶液に、1-(クロロメチル)-4-メトキシベンゼン(5.62g、35.9mmol)を加え、それに続いてKCO(5.41g、39.2mmol)を加え、反応物を6時間60℃で加熱した。反応混合物を濃縮し、水(250mL)により希釈し、水相をEtOAc(2×400mL)で抽出した。粗生成物を、ヘプタン/EtOAc(0~50% EtOAc)を使用して、シリカ(Biotage)のフラッシュクロマトグラフィーにより精製して、標記化合物の標記化合物(8.55g)を位置異性体の1:1混合物として得て、それをさらに分離せず使用した。UPLC-MS(方法A):Rt=0.92及び0.95分、326.1[M+H]
本発明の化合物の合成
以下の実施例において、互変異性化又は位置異性化が各化合物に関して可能である場合、1形態のみを説明のために表す。位置異性体又は互変異性体の混合物は分離しなかった。本発明の各化合物は、1つの互変異性形態のみにより以下に表す。混乱を避けるために、互変異性体を含む化合物のリストは表1にある。
実施例1:6-クロロ-5-メトキシ-1-メチル-3-(1H-ピラゾール-4-イル)-2-(5-(トリフルオロメチル)-4H-1,2,4-トリアゾール-3-イル)-1H-ピロロ[3,2-b]ピリジン
標記化合物を、以下のスキーム8に示される方法により合成した。

ステップ1:3-ブロモ-6-クロロ-5-メトキシ-1H-ピロロ[3,2-b]ピリジン

6-クロロ-5-メトキシ-1H-ピロロ[3,2-b]ピリジン(5g、27.4mmol)のTHF(120mL)溶液にNBS(4.87g、27.4mmol)を加え、混合物を2時間室温で撹拌した。反応混合物を濃縮して、粗製の標記化合物(10g)を得て、それをさらに精製せずに使用した。UPLC-MS(方法A):Rt=1.00分;262.9[M+H]+。
ステップ2:6-クロロ-5-メトキシ-3-(1-(テトラヒドロ-2H-ピラン-2-イル)-1H-ピラゾール-4-イル)-1H-ピロロ[3,2-b]ピリジン

TPGS-750M(水中2%)(418ml)とTHF(382ml)を混合し、アルゴンを混合物にバブリングした。3-ブロモ-6-クロロ-5-メトキシ-1H-ピロロ[3,2-b]ピリジン(10g、38.2mmol)、1-(テトラヒドロ-2H-ピラン-2-イル)-4-(4,4,5,5-テトラメチル-1,3,2-ジオキサボロラン-2-イル)-1H-ピラゾール(15.96g、57.4mmol)、KPO(24.35g、115mmol)、及びPdCl(dtbpf)(7.48g、11.47mmol)を加え、アルゴンを5分間バブリングして、混合物を、2時間室温で、及び6時間40℃で撹拌した。反応混合物をEtOAcにより希釈し、水及びブラインで洗浄した。合わせた有機相をNaSOにより乾燥させ、濾過し、溶媒を真空中で除去した。粗生成物を、シクロヘキサン及びEtOAc(0~100% EtOAc)を使用して、シリカ(Biotage)のフラッシュクロマトグラフィーにより精製して、標記化合物(4.1g)を無色の固体として得た。UPLC-MS(方法A):Rt=0.97分;333.2[M+H]+。
ステップ3:2-ブロモ-6-クロロ-5-メトキシ-3-(1-(テトラヒドロ-2H-ピラン-2-イル)-1H-ピラゾール-4-イル)-1H-ピロロ[3,2-b]ピリジン

6-クロロ-5-メトキシ-3-(1-(テトラヒドロ-2H-ピラン-2-イル)-1H-ピラゾール-4-イル)-1H-ピロロ[3,2-b]ピリジン(3.6g、10.6mmol)のTHF(106ml)溶液にNBS(1.89g、10.6mmol)を加え、混合物を30分間室温で撹拌した。溶媒を真空中で除去し、生じた固体を少量のEtOAcでトリチュレートし、濾過し、高真空下で乾燥させて、標記化合物(3.59g)を白色の固体として得た。UPLC-MS(方法A):Rt=1.15分;413.1[M+H]+。
ステップ4:6-クロロ-5-メトキシ-2-(1-(4-メトキシベンジル)-5-(トリフルオロメチル)-1H-1,2,4-トリアゾール-3-イル)-3-(1-(テトラヒドロ-2H-ピラン-2-イル)-1H-ピラゾール-4-イル)-1H-ピロロ[3,2-b]ピリジン

2-ブロモ-6-クロロ-5-メトキシ-3-(1-(テトラヒドロ-2H-ピラン-2-イル)-1H-ピラゾール-4-イル)-1H-ピロロ[3,2-b]ピリジン(1.79g、4.35mmol)、4,4,4’,4’,5,5,5’,5’-オクタメチル-2,2’-ビ(1,3,2-ジオキサボロラン)(9.94g、39.1mmol)、KOAc(4.27g、43.5mmol)、及びPdCl(dppf)・DCMアダクト(0.533g、0.65mmol)をジオキサン(35mL)に懸濁させ、混合物を60分間110℃で加熱した。反応混合物を約50℃に冷却し、3-ブロモ-1-(4-メトキシベンジル)-5-(トリフルオロメチル)-1H-1,2,4-トリアゾール(1.83g、5.43mmol)、KCO(1.80g、13.04mmol)、PdCl(dppf)・DCMアダクト(0.533g、0.65mmol)、及び水(3mL)を加え、混合物を110℃で15分間加熱した。反応混合物を室温に冷却し、水により希釈し、EtOAcで2回抽出した。合わせた有機相をNaSOで乾燥させ、濾過し、溶媒を真空中で除去した。粗生成物を、ヘプタン及びEtOAc(0~80% EtOAc)を使用して、シリカ(Biotage)のフラッシュクロマトグラフィーにより精製して、標記化合物(2.10g)を無色の固体として得た。UPLC-MS:Rt=1.42分;588.3[M+H]+。
ステップ5:6-クロロ-5-メトキシ-2-(1-(4-メトキシベンジル)-5-(トリフルオロメチル)-1H-1,2,4-トリアゾール-3-イル)-1-メチル-3-(1-(テトラヒドロ-2H-ピラン-2-イル)-1H-ピラゾール-4-イル)-1H-ピロロ[3,2-b]ピリジン

6-クロロ-5-メトキシ-2-(1-(4-メトキシベンジル)-5-(トリフルオロメチル)-1H-1,2,4-トリアゾール-3-イル)-3-(1-(テトラヒドロ-2H-ピラン-2-イル)-1H-ピラゾール-4-イル)-1H-ピロロ[3,2-b]ピリジン(2.1g、3.21mmol)のDMF(60mL)溶液に、NaH(鉱油中60%)(0.154g、3.86mmol)を少量ずつ加え、混合物を60分間室温で撹拌した。ヨードメタン(0.241mL、3.86mmol)を加え、反応物を、一晩室温で、及び4時間60℃で撹拌した。反応混合物を水により希釈し、EtOAcで抽出した。粗生成物を、ヘプタン及びEtOAc(0~50% EtOAc)を使用して、シリカ(Biotage)のフラッシュクロマトグラフィーにより精製して、標記化合物(1.27g)を得た。UPLC-MS:Rt=1.46分;602.3[M+H]+。
ステップ6:6-クロロ-5-メトキシ-1-メチル-3-(1H-ピラゾール-4-イル)-2-(5-(トリフルオロメチル)-4H-1,2,4-トリアゾール-3-イル)-1H-ピロロ[3,2-b]ピリジン

6-クロロ-5-メトキシ-2-(1-(4-メトキシベンジル)-5-(トリフルオロメチル)-1H-1,2,4-トリアゾール-3-イル)-1-メチル-3-(1-(テトラヒドロ-2H-ピラン-2-イル)-1H-ピラゾール-4-イル)-1H-ピロロ[3,2-b]ピリジン(1.27g、2.00mmol)のDCE(50mL)溶液に、トリフルオロメタンスルホン酸(1.78mL、20.04mmol)を加え、混合物を30分間室温で撹拌した。反応物を飽和NaHCO水溶液によりクエンチし、水相をEtOAcで抽出した。合わせた有機相をNaSOで乾燥させ、濾過し、溶媒を真空中で除去した。粗生成物を、ヘプタン及びEtOAc(0~100% EtOAc)を使用して、シリカ(Biotage)のフラッシュクロマトグラフィーにより精製して、標記化合物(486mg)を得た。UPLC-MS:Rt=1.04分;398.1[M+H]+。1H NMR(400MHz,DMSO-d6)δ 15.48(s,1H),12.90(s,1H),8.37(s,1H),8.01(s,1H),7.63(s,1H),4.06(s,3H),3.73(s,3H).
以下の実施例を、対応する保護されたトリアゾールビルディングブロックを使用して、場合によりN-メチル化を含み、上記の手順と同様に調製した。:
実施例17:5-(6-クロロ-3-(1H-イミダゾール-1-イル)-5-メトキシ-1-メチル-1H-ピロロ[3,2-b]ピリジン-2-イル)-N,N-ジメチル-4H-1,2,4-トリアゾール-3-カルボキサミド
標記化合物を、以下のスキーム9に表される方法により合成した。

ステップ1:6-クロロ-5-メトキシ-1-メチル-2-(4,4,5,5-テトラメチル-1,3,2-ジオキサボロラン-2-イル)-1H-ピロロ[3,2-b]ピリジン

6-クロロ-5-メトキシ-1-メチル-1H-ピロロ[3,2-b]ピリジン(503mg、2.56mmol)、ビス(ピナコラート)ジボロン(780mg、3.07mmol)、4,4’-ジ-tert-ブチル-2,2’-ビピリジン(13.7mg、0.05mmol)、及び(1,5-シクロオクタジエン)(メトキシ)イリジウム(I)ダイマー(17mg、0.052mmol)をTHF(18ml)に溶解させ、混合物を45分間80℃で加熱した。追加の(1,5-シクロオクタジエン)(メトキシ)イリジウム(I)ダイマー(17mg、0.052mmol)を加え、30分間加熱を続けた。この反応混合物を、3-ブロモ-1-(4-メトキシベンジル)-N,N-ジメチル-1H-1,2,4-トリアゾール-5-カルボキサミド(805mg、2.37mmol)、KPO(1.63g、7.67mmol)及びPdCl(dtbpf)(500mg、0.767mmol)のTHF(30ml)溶液及び水(20mL)中の2%-TPGS-750Mに、室温でゆっくりと加えた。反応混合物を室温で10分間撹拌し、ブライン(350ml)により希釈し、EtOAc(2×300ml)で抽出した。合わせた有機抽出物をNaSOで乾燥させ、濾過し、溶媒を真空中で除去した。粗生成物を、ヘプタン及びEtOAc(0~100% EtOAc)を使用して、シリカ(Biotage)のフラッシュクロマトグラフィーにより精製して、標記化合物(761mg)を茶色の固体として得た。UPLC-MS:Rt=1.11分;455.2[M+H]+。
ステップ2:5-(6-クロロ-5-メトキシ-1-メチル-1H-ピロロ[3,2-b]ピリジン-2-イル)-N,N-ジメチル-4H-1,2,4-トリアゾール-3-カルボキサミド

3-(6-クロロ-5-メトキシ-1-メチル-1H-ピロロ[3,2-b]ピリジン-2-イル)-1-(4-メトキシベンジル)-N,N-ジメチル-1H-1,2,4-トリアゾール-5-カルボキサミド(654mg、1.4mmol)をDCM(40mL)に溶解させ、トリフルオロメタンスルホン酸(1.0mL、11.3mmol)を加え、反応混合物を30分間室温で撹拌した。反応混合物を、飽和NaHCO水溶液(150ml)により注意深くクエンチし、EtOAc(2×300ml)で抽出した。合わせた有機抽出物をNaSOで乾燥させ、濾過し、溶媒を真空中で除去して、標記化合物(491mg)を得て、それをさらに精製せずに次のステップに使用した。UPLC-MS:Rt=0.82分;435.2[M+H]+。
ステップ3:5-(3-ブロモ-6-クロロ-5-メトキシ-1-メチル-1H-ピロロ[3,2-b]ピリジン-2-イル)-N,N-ジメチル-4H-1,2,4-トリアゾール-3-カルボキサミド

5-(6-クロロ-5-メトキシ-1-メチル-1H-ピロロ[3,2-b]ピリジン-2-イル)-N,N-ジメチル-4H-1,2,4-トリアゾール-3-カルボキサミド(491mg、1.3mmol)をTHF(30mL)に溶解させ、NBS(235mg、1.3mmol)を加え、反応混合物を1時間室温で撹拌した。反応混合物を濃縮して、粗製の標記化合物(723mg)を得て、それをさらに精製せずに次のステップに使用した。UPLC-MS:Rt=0.93分;413.0[M+H]+。
ステップ4:5-(6-クロロ-3-(1H-イミダゾール-1-イル)-5-メトキシ-1-メチル-1H-ピロロ[3,2-b]ピリジン-2-イル)-N,N-ジメチル-4H-1,2,4-トリアゾール-3-カルボキサミド

5-(3-ブロモ-6-クロロ-5-メトキシ-1-メチル-1H-ピロロ[3,2-b]ピリジン-2-イル)-N,N-ジメチル-4H-1,2,4-トリアゾール-3-カルボキサミド(723mg、1.7mmol)、イミダゾール(595mg、8.7mmol)、KCO(725mg、5.2mmol)、CuI(33.3mg、0.18mmol)、及びL-プロリン(40.2mg、0.35mmol)をDMSO(8mL)に懸濁させ、反応混合物を3時間130℃で撹拌した。反応混合物を室温に冷却し、水(150ml)により希釈し、EtOAc(3×300ml)で抽出した。合わせた有機抽出物をNaSOで乾燥させ、濾過し、溶媒を真空中で除去した。粗生成物を、ヘプタン及びEtOAc(0~100% EtOAc)並びにEtOAc/MeOH(0~50% MeOH)を使用して、シリカ(Biotage)のフラッシュクロマトグラフィーにより精製した。生じた固体を最低限の量のEtOAc中でトリチュレートし、濾過し、高真空下で乾燥させて、標記化合物(51mg)を無色の固体として得た。UPLC-MS:Rt=0.58分;401.3[M+H]+。1H NMR(400MHz,DMSO-d6)δ 15.27(s,1H),8.44(s,1H),7.86(s,1H),7.34(s,1H),7.02(s,1H),4.00(s,3H),3.92(s,3H),3.35(s,3H),3.03(s,3H).
以下の実施例を、先に記載された対応するトリアゾール中間体を使用して、場合により脱保護ステップに従い、上記手順と同様に合成した。
実施例35:6-クロロ-3-(1H-イミダゾール-1-イル)-5-メトキシ-1-メチル-2-(4H-1,2,4-トリアゾール-3-イル)-1H-ピロロ[3,2-b]ピリジン

ステップ1:エチル6-クロロ-5-メトキシ-1-メチル-1H-ピロロ[3,2-b]ピリジン-2-カルボキシレート

アセトン(20mL)中のエチル6-クロロ-5-メトキシ-1H-ピロロ[3,2-b]ピリジン-2-カルボキシレート(480mg、1.89mmol)の氷冷された懸濁液に、カリウムtert-ブトキシド(254mg、2.26mmol)を加え、それに続いて硫酸ジメチル(0.358mL、3.77mmol)を加えた。氷浴を外し、反応物を室温で撹拌した。30分後、反応混合物を飽和NaHCO水溶液に注いだ。生じた固体を濾去し、水で洗浄し、高真空下で乾燥させて、標記(tilte)化合物440mg)を茶色の固体として得て、それをさらに精製せずに使用した。UPLC-MS(方法A):Rt=1.19分;269.1[M+H]+。
ステップ2:6-クロロ-5-メトキシ-1-メチル-1H-ピロロ[3,2-b]ピリジン-2-カルボキサミド

エチル6-クロロ-5-メトキシ-1-メチル-1H-ピロロ[3,2-b]ピリジン-2-カルボキシレート(440mg、1.64mmol)とアンモニア(MeOH中7M、8ml、370mmol)の混合物を、密封したチューブ中で、16時間60℃で、及び8.5時間100℃で加熱した。反応混合物を濃縮して、標記化合物(380mg)を茶色の固体として得て、それをさらに精製せずに次のステップに使用した。UPLC-MS(方法A):Rt=0.66分;240.1[M+H]+。
ステップ3:(E)-6-クロロ-N-((ジメチルアミノ)メチレン)-5-メトキシ-1-メチル-1H-ピロロ[3,2-b]ピリジン-2-カルボキサミド

6-クロロ-5-メトキシ-1-メチル-1H-ピロロ[3,2-b]ピリジン-2-カルボキサミド(380mg、1.57mmol)を1,1-ジメトキシ-N,N-ジメチルメタンアミン(7mL、52.3mmol)に懸濁させ、反応物を120℃で30分間加熱した。反応混合物を濃縮して、標記化合物(464mg)を得て、それをさらに精製せずに次のステップに使用した。UPLC-MS(方法A):Rt=0.84分;295.1[M+H]+。
ステップ4:6-クロロ-5-メトキシ-1-メチル-2-(4H-1,2,4-トリアゾール-3-イル)-1H-ピロロ[3,2-b]ピリジン

酢酸(5mL)中の(E)-6-クロロ-N-((ジメチルアミノ)メチレン)-5-メトキシ-1-メチル-1H-ピロロ[3,2-b]ピリジン-2-カルボキサミド(464mg、1.57mmol)とヒドラジン一水和物(0.085mL、1.73mmol)の混合物を15分間90℃で加熱した。反応物を飽和NaHCO水溶液に加え、水相をEtOAcで抽出した。合わせた有機相を硫酸ナトリウムで乾燥させ、溶媒を真空中で除去して、標記化合物(328mg)を茶色の固体として得て、それをさらに精製せずに次のステップに使用した。UPLC-MS(方法A):Rt=0.76分;264.1[M+H]+。1H NMR(400MHz,DMSO-d6)δ 14.36(s,1H),8.74(s,1H),8.23(s,1H),6.93(s,1H),4.11(s,3H),3.96(s,3H).
ステップ5:3-ブロモ-6-クロロ-5-メトキシ-1-メチル-2-(4H-1,2,4-トリアゾール-3-イル)-1H-ピロロ[3,2-b]ピリジン

6-クロロ-5-メトキシ-1-メチル-2-(4H-1,2,4-トリアゾール-3-イル)-1H-ピロロ[3,2-b]ピリジン(328mg、1.24mmol)のTHF(10mL)溶液に、NBS(221mg、1.24mmol)を加え、反応物を1時間室温で撹拌した。水を加え、生じた沈殿物を濾過し、水で洗浄し、高真空下で乾燥させて、標記化合物(282mg)を茶色の固体として得て、それをさらに精製せずに次のステップに使用した。UPLC-MS(方法A):Rt=0.84分;342.1[M+H]+。
ステップ6:6-クロロ-3-(1H-イミダゾール-1-イル)-5-メトキシ-1-メチル-2-(4H-1,2,4-トリアゾール-3-イル)-1H-ピロロ[3,2-b]ピリジン

3-ブロモ-6-クロロ-5-メトキシ-1-メチル-2-(4H-1,2,4-トリアゾール-3-イル)-1H-ピロロ[3,2-b]ピリジン(282mg、0.82mmol)、イミダゾール(280mg、4.12mmol)、KCO(341mg、2.47mmol)、CuI(15.7mg、0.08mmol)、及びL-プロリン(19.0mg、0.16mmol)をDMSO(8mL)に懸濁させ、反応混合物を16時間130℃で撹拌した。反応混合物を水により希釈し、EtOAcで抽出した。合わせた有機相を硫酸ナトリウムで乾燥させ、濾過し、溶媒を真空中で除去した。化合物を、分取逆相クロマトグラフィー(XBridge-C18(5um、50×250mm)、溶離液A:HO+0.2% HCOOH、B:ACN、勾配:初期0.8% B;21分で0.8%~28%B、流量:100mL/分)により精製して、標記化合物(25mg)を白色の固体として得た。UPLC-MS(方法A):Rt=0.84分;342.1[M+H]+。1H NMR(400MHz,DMSO-d6)δ 14.54(s,1H),8.76(s,1H),8.41(s,1H),7.89(s,1H),7.36(s,1H),7.02(s,1H),3.94(d,J=7.5Hz,6H).
実施例36:1-(5-(6-クロロ-3-(1H-イミダゾール-1-イル)-5-メトキシ-1-メチル-1H-ピロロ[3,2-b]ピリジン-2-イル)-4H-1,2,4-トリアゾール-3-イル)-2-メトキシ-N,N-ジメチルエタン-1-アミン

ステップ1:1-(3-(6-クロロ-5-メトキシ-1-メチル-1H-ピロロ[3,2-b]ピリジン-2-イル)-1-(4-メトキシベンジル)-1H-1,2,4-トリアゾール-5-イル)-2-メトキシエタン-1-オール

MeOH(15mL)及びTHF(50mL)中の1-(3-(6-クロロ-5-メトキシ-1-メチル-1H-ピロロ[3,2-b]ピリジン-2-イル)-1-(4-メトキシベンジル)-1H-1,2,4-トリアゾール-5-イル)-2-メトキシエタン-1-オン(1.9g、4.17mmol)の溶液にNaBH(0.189g、5.00mmol)を加え、反応混合物を室温で10分間撹拌した。反応物を飽和NHCl水溶液(150ml)によりクエンチし、水相をEtOAc(2×200mL)で抽出した。合わせた有機相をNaSOで乾燥させ、濾過し、溶媒を真空中で除去して、標記化合物を得て、それをさらに精製せずに次のステップに使用した。UPLC-MS(方法A):Rt=1.08分;458.4[M+H]+。
ステップ2:6-クロロ-2-(5-(1-フルオロ-2-メトキシエチル)-1-(4-メトキシベンジル)-1H-1,2,4-トリアゾール-3-イル)-5-メトキシ-1-メチル-1H-ピロロ[3,2-b]ピリジン

1-(3-(6-クロロ-5-メトキシ-1-メチル-1H-ピロロ[3,2-b]ピリジン-2-イル)-1-(4-メトキシベンジル)-1H-1,2,4-トリアゾール-5-イル)-2-メトキシエタン-1-オール(1.0g、2.18mmol)のDCM(80mL)溶液にDAST(2.0mL、15.14mmol)を加え、反応混合物を1時間室温で撹拌した。反応混合物を飽和NaHCO水溶液(250mL)によりクエンチし、水相をEtOAc(2×300mL)で抽出した。合わせた有機相をNaSOで乾燥させ、濾過し、溶媒を真空中で除去した。粗生成物を、ヘプタン/EtOAc(0~100% EtOAc)を使用して、シリカ(Biotage)のフラッシュクロマトグラフィーにより精製して、標記化合物(571mg)を黄色の固体として得た。UPLC-MS(方法A):Rt=1.21分;460.4[M+H]+
ステップ3:6-クロロ-2-(5-(1-フルオロ-2-メトキシエチル)-4H-1,2,4-トリアゾール-3-イル)-5-メトキシ-1-メチル-1H-ピロロ[3,2-b]ピリジン

6-クロロ-2-(5-(1-フルオロ-2-メトキシエチル)-1-(4-メトキシベンジル)-1H-1,2,4-トリアゾール-3-イル)-5-メトキシ-1-メチル-1H-ピロロ[3,2-b]ピリジン(510mg、0.998mmol)のDCM(80mL)溶液に、トリフルオロメタンスルホン酸(0.089mL、0.998mmol)を加え、反応混合物を60分間室温で撹拌した。反応混合物を飽和NaHCO水溶液によりクエンチし、水相をEtOAcで抽出した。合わせた有機相をNaSOで乾燥させ、濾過し、溶媒を真空中で除去した。粗生成物を、ヘプタン/EtOAc(0~100% EtOAc)を使用して、シリカ(Biotage)のフラッシュクロマトグラフィーにより精製して、標記化合物(571mg)を黄色の固体として得た。UPLC-MS(方法A):Rt=0.85分;340.2[M+H]+
ステップ4:1-(3-(6-クロロ-5-メトキシ-1-メチル-1H-ピロロ[3,2-b]ピリジン-2-イル)-1H-1,2,4-トリアゾール-5-イル)-2-メトキシ-N,N-ジメチルエタン-1-アミン

6-クロロ-2-(5-(1-フルオロ-2-メトキシエチル)-1H-1,2,4-トリアゾール-3-イル)-5-メトキシ-1-メチル-1H-ピロロ[3,2-b]ピリジン(330mg、0.87mmol)のMeOH(5mL)溶液に、MeOH中2Mジメチルアミン(10mL、20.00mmol)を加え、反応混合物を3時間60℃で撹拌した。反応物を室温に冷却し、混合物を濃縮して、標記化合物を得て、それをさらに精製せずに次のステップに使用した。UPLC-MS(方法A):Rt=0.53分;365.3[M+H]+
ステップ5:1-(3-(3-ブロモ-6-クロロ-5-メトキシ-1-メチル-1H-ピロロ[3,2-b]ピリジン-2-イル)-1H-1,2,4-トリアゾール-5-イル)-2-メトキシ-N,N-ジメチルエタン-1-アミン

1-(3-(6-クロロ-5-メトキシ-1-メチル-1H-ピロロ[3,2-b]ピリジン-2-イル)-1H-1,2,4-トリアゾール-5-イル)-2-メトキシ-N,N-ジメチルエタン-1-アミン(341mg、0.84mmol)のTHF(15mL)溶液にNBS(150mg、0.84mmol)を加え、反応混合物を30分間室温で撹拌した。反応混合物を濃縮して、標記化合物(479mg)を得て、それをさらに精製せずに次のステップに使用した。UPLC-MS(方法A):Rt=0.66分;443.1[M+H]+
ステップ6:1-(5-(6-クロロ-3-(1H-イミダゾール-1-イル)-5-メトキシ-1-メチル-1H-ピロロ[3,2-b]ピリジン-2-イル)-4H-1,2,4-トリアゾール-3-イル)-2-メトキシ-N,N-ジメチルエタン-1-アミン

1-(3-(3-ブロモ-6-クロロ-5-メトキシ-1-メチル-1H-ピロロ[3,2-b]ピリジン-2-イル)-1H-1,2,4-トリアゾール-5-イル)-2-メトキシ-N,N-ジメチルエタン-1-アミン(479mg、0.70mmol)、イミダゾール(191mg、2.81mmol)、KCO(291mg、2.11mmol)、CuI(13.4mg、0.07mmol)、及びL-プロリン(16.2mg、0.14mmol)をDMSO(8.0mL)に懸濁させ、反応混合物を90分間100℃で加熱した。反応混合物を10%クエン酸水溶液(100ml)によりクエンチし、EtOAc(2×300mL)で抽出した。合わせた有機相をNaSOで乾燥させ、濾過し、溶媒を真空中で除去した。化合物を分取逆相クロマトグラフィー(XBridge Prep C18(5um OBD 30×100mm)、溶離液A:HO+0.2% HCOOH、B:ACN、勾配:初期0.2%B;21分で0.2%~30%B、流量:49mL/分)により精製して、標記化合物(121mg)を得た。UPLC-MS(方法A):Rt=0.42分;431.1[M+H]+。H NMR(400MHz,DMSO-d)δ 8.40(s,1H),7.92(s,1H),7.40(s,1H),7.03(s,1H),3.98-3.92(m,7H),3.82-3.71(m,2H),3.23(s,3H),2.17(s,6H)1つのプロトンが見えない。
以下の実施例を、上記手順に類似の方法により合成した。
実施例39:(E)-1-(5-(6-クロロ-3-(1H-イミダゾール-1-イル)-5-メトキシ-1-メチル-1H-ピロロ[3,2-b]ピリジン-2-イル)-4H-1,2,4-トリアゾール-3-イル)エタン-1-オンO-メチルオキシム

メタノール(5mL)中の1-(3-(6-クロロ-3-(1H-イミダゾール-1-イル)-5-メトキシ-1-メチル-1H-ピロロ[3,2-b]ピリジン-2-イル)-1H-1,2,4-トリアゾール-5-イル)エタン-1-オン(310mg、0.83mmol)の懸濁液に、2-(アミノオキシ)エタン-1-オール(77mg、0.92mmol)を加え、それに続いてNaOH(40.0mg、1.0mmol)の水(1mL)溶液を加えた。反応混合物を50℃で4時間撹拌した。反応混合物を水により希釈し、EtOAcで抽出した。合わせた有機相をNaSOで乾燥させ、濾過し、溶媒を真空中で除去した。粗生成物を、EtOAc及びMeOH(0~55% MeOH)を使用して、シリカ(Teledyne)のフラッシュクロマトグラフィーにより精製して、標記化合物(115mg)を黄色の固体として得た。UPLC-MS(方法A):Rt=0.70分;401.0[M+H]+。H NMR(600MHz,DMSO-d)δ 14.91(s,1H),8.43(s,1H),7.90(s,1H),7.37(s,1H),7.02(s,1H),4.00(s,3H),3.97(s,3H),3.93(s,3H),2.21(s,3H).
以下の実施例を、ヒドロキシルアミンを使用して上記手順と同様に調製した。
実施例41:6-クロロ-5-メトキシ-1-メチル-3-(1H-ピラゾール-4-イル)-2-(5-(2,2,2-トリフルオロ-1-メトキシエチル)-4H-1,2,4-トリアゾール-3-イル)-1H-ピロロ[3,2-b]ピリジン
標記化合物を以下のスキーム10に従って調製した(prepred)。

ステップ1:1-(3-(6-クロロ-5-メトキシ-1-メチル-3-(1-(テトラヒドロ-2H-ピラン-2-イル)-1H-ピラゾール-4-イル)-1H-ピロロ[3,2-b]ピリジン-2-イル)-1-(4-メトキシベンジル)-1H-1,2,4-トリアゾール-5-イル)エタン-1-オン

6-クロロ-5-メトキシ-2-(1-(4-メトキシベンジル)-5-(2,2,2-トリフルオロ-1-メトキシエチル)-1H-1,2,4-トリアゾール-3-イル)-1-メチル-1H-ピロロ[3,2-b]ピリジン(380mg、0.77mmol)のTHF(10mL)溶液にNBS(150mg、0.84mmol)を加え、反応物を室温で2.5時間撹拌した。反応混合物を氷水に注ぎ、水相をEtOAcで抽出し、合わせた有機相をブラインで洗浄し、ISTカートリッジ相分離器で乾燥させ、濾液を濃縮して、標記(title)(492mg)を茶色の固体として得た。UPLC-MS(方法A):Rt=1.42分、573.0[M+H]+。
ステップ2:6-クロロ-5-メトキシ-2-(1-(4-メトキシベンジル)-5-(2,2,2-トリフルオロ-1-メトキシエチル)-1H-1,2,4-トリアゾール-3-イル)-1-メチル-3-(1-(テトラヒドロ-2H-ピラン-2-イル)-1H-ピラゾール-4-イル)-1H-ピロロ[3,2-b]ピリジン

TPGS-750M(水中2%)(4.7ml)とTHF(7mL)の混合物をアルゴンで脱気した。3-ブロモ-6-クロロ-5-メトキシ-2-(1-(4-メトキシベンジル)-5-(2,2,2-トリフルオロ-1-メトキシエチル)-1H-1,2,4-トリアゾール-3-イル)-1-メチル-1H-ピロロ[3,2-b]ピリジン(250mg、0.44mmol)、1-(テトラヒドロ-2H-ピラン-2-イル)-4-(4,4,5,5-テトラメチル-1,3,2-ジオキサボロラン-2-イル)-1H-ピラゾール(181mg、0.65mmol)、KPO(277mg、1.31mmol)、及びPdCl(dtbpf)(85mg、0.13mmol)を加えた。反応混合物をアルゴンで5分間脱気し、90分間23℃で撹拌した。混合物をEtOAcにより希釈し、水及びブラインで洗浄し、有機相をISTカートリッジ相分離器で乾燥させた。濾液を濃縮し、粗生成物を、シクロヘキサン及びEtOAc(0~100% EtOAc)を使用して、シリカ(Teledyne)のフラッシュクロマトグラフィーにより精製して、生じた固体を最低限のEtOAc中でトリチュレートし、濾過し、高真空下で乾燥させて、標記化合物(235mg)を薄茶色の固体として得た。UPLC-MS:Rt=1.37分;645.0[M+H]+。
ステップ3:6-クロロ-5-メトキシ-1-メチル-3-(1H-ピラゾール-4-イル)-2-(5-(2,2,2-トリフルオロ-1-メトキシエチル)-4H-1,2,4-トリアゾール-3-イル)-1H-ピロロ[3,2-b]ピリジン

6-クロロ-5-メトキシ-2-(1-(4-メトキシベンジル)-5-(2,2,2-トリフルオロ-1-メトキシエチル)-1H-1,2,4-トリアゾール-3-イル)-1-メチル-3-(1-(テトラヒドロ-2H-ピラン-2-イル)-1H-ピラゾール-4-イル)-1H-ピロロ[3,2-b]ピリジン(233mg、0.36mmol)の1,2-ジクロロエタン(8mL)溶液にトリフルオロメタンスルホン酸(0.320mL、3.61mmol)を加え、反応物を1時間23℃で。混合物を飽和NaHCO水溶液(250mL)によりクエンチし、水相をEtOAcで抽出し、合わせた有機相をブラインで洗浄し、NaSOで乾燥させ、濾過し、溶媒を真空中で除去した。粗生成物を、シクロヘキサン及びEtOAc(0~100% EtOAc)を使用して、シリカ(Teledyne)のフラッシュクロマトグラフィーにより精製した。生じた固体を最低限の量のNaHCO水溶液でトリチュレートし、濾過し、少量の水で洗浄し、高真空下50℃で乾燥させて、標記化合物(107mg)を無色の固体として得た。UPLC-MS:Rt=0.88分;442.0[M+H]+。H NMR(400MHz,DMSO-d)δ 14.95(s,1H),12.82(s,1H),8.31(s,1H),8.08(s,1H),7.73(s,1H),5.46(s,1H),4.06(s,3H),3.72(s,3H),3.51(s,3H).
以下の実施例を、上述の対応するトリアゾール中間体を使用して上記の手順と同様に調製した。
実施例45:6-クロロ-3-(1H-イミダゾール-1-イル)-5-メトキシ-1-メチル-2-(5-(トリフルオロメチル)-4H-1,2,4-トリアゾール-3-イル)-1H-ピロロ[3,2-b]ピリジン
標記化合物を以下のスキーム11に従って調製した。

ステップ1:6-クロロ-5-メトキシ-1-メチル-1H-ピロロ[3,2-b]ピリジン-2-カルボヒドラジド

エチル6-クロロ-5-メトキシ-1-メチル-1H-ピロロ[3,2-b]ピリジン-2-カルボキシレート(352mg、1.31mmol)のEtOH(5mL)溶液に抱水ヒドラジン(754mg、15.1mmol)を加え、反応混合物を16時間80℃で撹拌した。反応混合物を濃縮し、水を加え、水相をEtOAcで2回抽出した。合わせた有機相をNaSOで乾燥させ、濾過し、溶媒を真空中で除去して、標記化合物(301mg)を薄黄色の固体として得て、それをさらに精製せずに次のステップに使用した。UPLC-MS(方法A):Rt=0.60分、255.2[M+H];1H NMR(400MHz,DMSO-d6)δ 9.83(s,1H),8.25(d,J=0.8Hz,1H),6.97(d,J=0.8Hz,1H),4.54(s,2H),3.96(d,J=9.8Hz,6H).
ステップ2:6-クロロ-5-メトキシ-1-メチル-2-(5-(トリフルオロメチル)-4H-1,2,4-トリアゾール-3-イル)-1H-ピロロ[3,2-b]ピリジン

マイクロ波バイアル中で、6-クロロ-5-メトキシ-1-メチル-1H-ピロロ[3,2-b]ピリジン-2-カルボヒドラジド(294mg、1.15mmol)及びエチル2,2,2-トリフルオロアセトイミデート(163mg、1.15mmol)をEtOH(8mL)に懸濁させ、反応混合物を4.5日間50℃で撹拌して、6-クロロ-5-メトキシ-1-メチル-N’-(2,2,2-トリフルオロ-1-イミノエチル)-1H-ピロロ[3,2-b]ピリジン-2-カルボヒドラジドを形成した。EtOH中のナトリウムエチラート(1.81mL、4.62mmol)を加え、反応混合物を10分間160℃でマイクロ波(Biotage Initiator+)中で加熱した。反応混合物を濃縮し、10%クエン酸水溶液(40mL)を加えた。生じた沈殿物を濾過し、水で洗浄し、高真空下で乾燥させて、標記化合物(306mg)を黄色の固体として得て、それをさらに精製せずに使用した。UPLC-MS(方法A):Rt=1.17分、332.2[M+H];1H NMR(400MHz,DMSO-d6)δ 8.32(s,1H),7.14(s,1H),4.11(s,3H),3.98(s,3H).
ステップ3:3-ブロモ-6-クロロ-5-メトキシ-1-メチル-2-(5-(トリフルオロメチル)-4H-1,2,4-トリアゾール-3-イル)-1H-ピロロ[3,2-b]ピリジン

6-クロロ-5-メトキシ-1-メチル-2-(5-(トリフルオロメチル)-4H-1,2,4-トリアゾール-3-イル)-1H-ピロロ[3,2-b]ピリジン(306mg、0.88mmol)のTHF(2.9mL)溶液にNBS(156mg、0.88mmol)を加え、反応物を5分間室温で撹拌した。混合物を濃縮(conentrated)乾固して、標記化合物(454mg)を得て、それをさらに精製せずに使用した。UPLC-MS(方法A):Rt=1.23分、412.0[M+H]+。
ステップ4:6-クロロ-3-(1H-イミダゾール-1-イル)-5-メトキシ-1-メチル-2-(5-(トリフルオロメチル)-4H-1,2,4-トリアゾール-3-イル)-1H-ピロロ[3,2-b]ピリジン

DMSO(10mL)中の3-ブロモ-6-クロロ-5-メトキシ-1-メチル-2-(5-(トリフルオロメチル)-4H-1,2,4-トリアゾール-3-イル)-1H-ピロロ[3,2-b]ピリジン(426mg、1.04mmol)、イミダゾール(1.41gg、20.8mmol)、CuI(19.8mg、0.10mmol)、KCO(430mg、3.11mmol)、及びL-プロリン(23.9mg、0.21mmol)の混合物を120℃で5時間加熱した。混合物を室温に冷却し、水を加え、水相をEtOAcで抽出した。合わせた有機相をISTカートリッジ相分離器で乾燥させ、濾液を濃縮した。粗生成物を、DCM及びMeOH(0~20% MeOH)を使用して、シリカ(Biotage)のフラッシュクロマトグラフィーにより精製した。生じた固体を、最低限の量のアセトニトリルでトリチュレートし、濾過し、少量のアセトニトリルで洗浄し、高真空下で乾燥させて、標記化合物(177mg)を無色の固体として得た。UPLC-MS:Rt=0.79分;398.2[M+H]+。1H NMR(400MHz,DMSO-d)δ 8.48(s,1H),8.26(s,1H),7.42(s,1H),7.21(s,1H),3.96(s,3H),3.92(s,3H)1つのプロトンが見えない。
以下の実施例は、対応するアザインドール中間体から出発して、場合により脱保護又はBBrによるO-脱メチル化を含み、上記手順に類似の方法により合成した。
実施例51:1-(5-(6-クロロ-3-(1H-イミダゾール-1-イル)-5-メトキシ-1-メチル-1H-ピロロ[3,2-b]ピリジン-2-イル)-4H-1,2,4-トリアゾール-3-イル)-N,N-ジメチルメタンアミン

THF(100mL)中の5-(6-クロロ-3-(1H-イミダゾール-1-イル)-5-メトキシ-1-メチル-1H-ピロロ[3,2-b]ピリジン-2-イル)-N,N-ジメチル-4H-1,2,4-トリアゾール-3-カルボキサミド(500mg、1.25mmol)の懸濁液に、LiAlHのTHF中の2M溶液(0.936mL、1.87mmol)を加え、反応混合物を室温で1時間撹拌した(stirrred)。UPLC/MS(所望の生成物が形成した)。硫酸ナトリウム十水和物(5.6g)を少量ずつ加え、混合物を20分間撹拌し、濾過し、固体をTHF(25ml)で洗浄し、濾液を濃縮した。粗生成物を、EtOAc及びMeOH(0~50% MeOH)を使用して、シリカ(Biotage)のフラッシュクロマトグラフィーにより精製して、標記化合物(85mg)を無色の固体として得た。UPLC-MS:Rt=0.34分;387.4[M+H]+。1H NMR(400MHz,DMSO-d)δ 8.48(s,1H),8.26(s,1H),7.42(s,1H),7.21(s,1H),3.96(s,3H),3.92(s,3H)1つのプロトンが見えない。
生化学的アッセイ及びデータ
本開示による化合物の活性を以下の方法によりアッセイできる。
実施例52:cGASタンパク質阻害の定量化
試薬緩衝液を、下記に従って、濾過されオートクレーブ処理された水で調製した:
- 50mM Tris緩衝液pH 7.5(1M Tris緩衝液pH 7.5、Invitrogen、カタログ番号15567-027);
- 50mM NaCl(5M NaCl、塩化ナトリウム溶液、Sigma、59222C-);
- 5mM MgCl(1M MgCl、Sigma、M1028);
- 0.1mM ZnCl(塩化亜鉛[7646-85-7]、粉末、細胞培養試験済み、Sigma、Z-0152);及び
- 0.001% Tween 20(TWEEN20、Sigma Aldrich、P1379-)。
cGAS酵素のための緩衝液を、下記に従って、濾過されオートクレーブ処理された水で調製した:
- 50mM Tris緩衝液pH 7.5;
- 5mM MgCl;及び
- 0.001% Tween20。
化合物を386ウェルプレートに分注した。ヒト切断型(truncated)cGAS酵素(4.2mg/mL 147-522ヒトcGAS、MW 43,909g/mol)を、pH8の50mM Tris、500mM NaCl、5%(v/v)グリセロール中で保存し、使用直前にcGAS緩衝液酵素で希釈した。酵素溶液を試薬緩衝液中に移し、30nMの最終濃度とした。酵素を、ISD(45bp二本鎖(doube stranded)DNA、MW 27,670g/mol、5mM)、GTP、及びATPと混合して、10μlの最終体積で、それぞれ、5μM、0.5mM、及び0.5mMの最終濃度にすることにより、反応を開始させた。次いで、反応プレートを1000rpmで1分間遠心分離し、室温で1時間インキュベートした。1時間のインキュベーションの後、[15]-2’3’-cGAMPを、200nMの最終濃度に、及び30μLの100%アセトニトリル/0.175%のTFAを反応混合物に加えた。プレートを1000rpmで1分間遠心分離してから、ThermoScientificシーラー(ALPS(商標)50V)及びアルミニウムシーリングカバー(Pierce Seal、4titude、製品コード:4TI-0531)を使用して3秒間170℃で密封した。
cGAMPの濃度を、高圧ポンプ、オートサンプラー、カラム加熱コンパートメント(Reinach、Switzerland)を有するTHERMO Dionex Ultimate LCシステム及び検出用のSCIEX Triple Quad 5500(Framingham、MA、USA)質量分析計からなるLC-MS/MSシステムで測定した。試料プレートを10分間2000rpmで遠心分離した。3つまでのプレートを、注入のためにオートサンプラーに配置した。各試料の10μLのアリコートを、40℃に保ったXBridge BEH Amide 5μm 2.1×5mm VanGuard Cartridge(P/N 186007760)プレカラムを有するXBridge BEH Amide 3.5μm、2.1×50mmカラム(P/N 186004859)(両方ともWATERS、MA、USA)に注入した。1.0mL/分 溶媒(60% ACN、8mM酢酸アンモニウム、5mM水酸化アンモニウム、0.04%酢酸)の均一濃度の流れを適用し、質量分析計のイオン源に噴霧した。MSパラメーターを、検出される化合物の性質に基づいて最適化し、質量遷移に基づいて正の多重反応モード(MRM)で運転した。LC及びMSパラメーターも、およそ75秒の試料間の測定時間及び384-ウェルプレートあたり8時間のランタイムを可能にするように最適化した。全データをExcelにより分析した;用量応答(resposne)曲線を、XLfitの自動フィッティング機能を使用して生成させた。cGAMP濃度比(cGAMPを内部標準[15]-2’3’-cGAMPで割ったもの)対化合物の濃度(concentraion)をプロットすることにより、IC50を決定した。
本開示の代表的な化合物の活性を上記表1に報告する。特記されない限り、IC50は、具体的な互変異性形態とは関係なく、同時に存在する互変異性体及び/又はラセミ体の潜在的な混合物に関して報告する。本発明の化合物は、cGASに対するナノモルからmM以下の範囲のIC50を提供する。

Claims (22)

  1. 式(I)の化合物

    又はその薬学的に許容できる塩、水和物、溶媒和物、立体異性体、若しくは互変異性体(式中、環Aは、式(A1)又は式(A2)から選択され:

    は、O、N、及びSから選択される1~4つのヘテロ原子を含み、(C~C)アルキル、OH、ハロゲン、-NR、及び酸素を含む5又は6員ヘテロシクロアルキル環の少なくとも1つにより場合により置換された5員ヘテロアリール環であり;
    は、互いに対して1、2、及び4位で3つの窒素原子を含み、(C~C)アルキル、(C~C)アルキレン-OH、-(C~C)アルキレン-NR10、(C~C)アルキレン-C(O)OH、又はベンジルにより、利用可能な環窒素原子で場合により置換された5員ヘテロアリール環であって、前記ベンジルが、(C~C)アルコキシにより場合により置換されており、前記5員ヘテロアリール環が、5員ヘテロアリール環炭素原子で、Rによりさらに置換された5員ヘテロアリール環であり;
    は、H、ハロゲン、-OH、-NR1112、-(C~C)アルキレン-NR1314、(C~C)アルキル、ハロ(C~C)アルキル、-(C~C)アルキレン-OH、-(C~C)アルキレン-(C~C)アルコキシ、-C(O)(C~C)アルキル、-C(O)(C~C)アルキレン-O-(C~C)アルキル、-C(O)(C~C)アルキレン-OH、-C(O)NR1516、(C~C)アルコキシ、-(C~C)アルキレン-S(O)-(C~C)アルキル、-C(O)(C~C)アルコキシ、-CN、-O(C~C)アルキレン-OH、-O(C~C)アルキレン-(C~C)アルコキシ、-(C~C)アルキレン-C(O)(C~C)アルキル、-(C~C)アルキレン-C(O)(C~C)アルコキシ、-(C~C)アルキレン-C(O)NR1718、O及びNから選択される1~2つのヘテロ原子を含む6員ヘテロシクロアルキル環Ri、又は

    であり、ここで、
    前記(C~C)アルキルは、CN、=N-(C~C)アルコキシ、=N-O-(C~C)アルキレン-OR20、OH、(C~C)アルコキシ、-C(O)OH、-C(O)O(C~C)アルキル、O、N、及びSから選択される1~2つのヘテロ原子を含む4~6員ヘテロシクロアルキル環、並びにO、N、及びSから選択される1~2つのヘテロ原子を含む5~6員ヘテロアリール環の少なくとも1つにより場合により置換されており;
    各-(C~C)アルキレン-NR10及び-(C~C)アルキレン-NR1314は、OHを有する(C~C)アルキレン炭素、(C~C)アルコキシ、-(C~C)アルキレン-O(C~C)アルキル、(C~C)アルキルの少なくとも1つにより場合により置換されており;
    各ハロ(C~C)アルキル及び(C~C)アルキレン-OHは、独立に、OH、(C~C)アルコキシ、-O(C~C)アルキレン-OH、-(C~C)アルキレン-OH、-(C~C)アルキレン-(C~C)アルコキシの少なくとも1つにより場合により置換されており;
    Riは、(C~C)アルキルにより場合により置換されており;
    vは、0、1、又は2であり;
    は、H、(C~C)アルキル、-(C~C)アルキレン-OH、-(C~C)アルキレン-(C~C)アルコキシ、-(C~C)アルキレン-C(O)OH、-C(O)O(C~C)アルキル、又は1~2つの窒素原子を含み、1つ以上の(C~C)アルコキシにより場合により置換された5~6員ヘテロアリール環であり;
    各R、R、及びRは、独立に、H、ハロゲン、OH、(C~C)アルキル、(C~C)シクロアルキル、(C~C)アルコキシ、-O(C~C)シクロアルキル、ハロ(C~C)アルキル、ハロ(C~C)アルコキシ、(C~C)アルケニル、(C~C)アルキニル、-(C~C)アルキレン-OH、-O(C~C)アルキレン-OH、CN、-C(O)(C~C)アルコキシ、-C(O)NR2122、又は2つの窒素ヘテロ原子を含む5員ヘテロアリール環であり、各(C~C)アルケニル及び(C~C)アルキニルは、独立に、1つ以上の(C~C)アルコキシにより場合により置換されており;
    各R20、R21、及びR22は、独立に、H又は(C~C)アルキルであり;
    は、H又は(C~C)アルキルであり;
    各R、R10、R11、R12、R13、R14、R15、R16、R17、及びR18は、独立に、H、(C~C)アルキル、-(C~C)アルキレン-OH、-(C~C)アルキレン-O(C~C)アルキル、-C(O)(C~C)アルキレン-(C~C)アルコキシ、又は-C(O)(C~C)アルキルであるか;或いは
    及びR10は、それらが結合している窒素原子と共に、O、N、及びSから選択される1~2つのヘテロ原子を含む4~6員ヘテロシクロアルキル環R23を形成し、R23は、1つ以上のR24により場合により置換されており;
    11及びR12は、それらが結合している窒素原子と共に、O、N、及びSから選択される1~2つのヘテロ原子を含む4~6員ヘテロシクロアルキル環R25を形成し、R25は、1つ以上のR26により場合により置換されており;
    13及びR14は、それらが結合している窒素原子と共に、O、N、及びSから選択される1~2つのヘテロ原子を含む4~6員ヘテロシクロアルキル環R27を形成し、R27は、1つ以上のR28により場合により置換されており;
    15及びR16は、それらが結合している窒素原子と共に、O、N、及びSから選択される1~2つのヘテロ原子を含む4~6員ヘテロシクロアルキル環R29を形成し、R29は、1つ以上のR30により場合により置換されており;
    17及びR18は、それらが結合している窒素原子と共に、O、N、及びSから選択される1~2つのヘテロ原子を含む4~6員ヘテロシクロアルキル環R31を形成し、R31は、R32により場合により置換されており;
    各R24、R26、R28、R30、及びR32は、独立に、(C~C)アルキル、(C~C)アルコキシ、NR、OH、又は=Oであるか;或いは
    各R24、R26、R28、R30、及びR32のうち2つは共に、同じ原子に結合している場合、(C~C)スピロシクロアルキル又はO、N、及びSから選択される1~2つのヘテロ原子を含む4~7員スピロヘテロシクロアルキル環を形成し;
    19は、H、OH、又は(C~C)アルキルであり;並びに
    各R、R、R、及びRは、独立に、H、ハロゲン、又は(C~C)アルキルである)。
  2. 式(IA)又は式(IB)を有する、請求項1に記載の化合物:

  3. の前記5員ヘテロアリール環が、(C~C)アルキル、OH、及び酸素を含む5又は6員ヘテロシクロアルキル環の少なくとも1つにより場合により置換されたイミダゾリル又はピラゾリルである、請求項1又は2に記載の化合物。
  4. 式(Ia)、(Ib)、又は(Ic)を有する、請求項1~3のいずれか一項に記載の化合物:

    又はその薬学的に許容できる塩、水和物、溶媒和物、立体異性体、若しくは互変異性体(式中、R33、R34、及びR35は、独立に、環炭素又は窒素位置で、H、(C~C)アルキル、又は酸素原子を含む5若しくは6員ヘテロシクロアルキル環である)。
  5. 式(Ia1)、(Ib1)、又は(Ic1)を有する、請求項1~4のいずれか一項に記載の化合物:

    又はその薬学的に許容できる塩、水和物、溶媒和物、立体異性体、若しくは互変異性体(式中、R33及びR35は、独立に、環炭素又は窒素位置で、H、(C~C)アルキル、又は酸素原子を含む5若しくは6員ヘテロシクロアルキル環である)。
  6. 式(IIa)、(Ib)、又は(Ic)を有する、請求項1~5のいずれか一項に記載の化合物:

    又はその薬学的に許容できる塩、水和物、溶媒和物、立体異性体、若しくは互変異性体(式中、R36、R37、及びR38は、独立に、H、(C~C)アルキル、又は-(C~C)アルキレン-OHである)。
  7. が、H、(C~C)アルキル、-(C~C)アルキレン-(C~C)アルコキシ、-(C~C)アルキレン-OH、ピリジル、ピラゾリル、又はイミダゾリルである、請求項1~6のいずれか一項に記載の化合物。
  8. が、H、F、Cl、CN、OH、(C~C)アルキル、(C~C)アルケニル、(C~C)アルキニル、(C~C)アルコキシ、又はイミダゾリルである、請求項1~7のいずれか一項に記載の化合物。
  9. が、H、F、Cl、CN、OH、(C~C)アルキル、-(C~C)アルコキシ、(C~C)アルケニル、又は(C~C)アルキニルである、請求項1~8のいずれか一項に記載の化合物。
  10. が、H、F、Cl、CN、OH、(C~C)アルキル、(C~C)アルコキシ、ハロ(C~C)アルコキシ、-C(O)NR2122であり、R21及びR22が、独立に、H又は(C~C)アルキルである、請求項1~9のいずれか一項に記載の化合物。
  11. が、H、ハロゲン、-NR1112、-(C~C)アルキレン-NR1314、(C~C)アルキル、ハロ(C~C)アルキル、-(C~C)アルキレン-OH、-(C~C)アルキレン-(C~C)アルコキシ、-C(O)(C~C)アルキル、-C(O)(C~C)アルキレン-O-(C~C)アルキル、-C(O)(C~C)アルキレン-OH、-C(O)NR1516、(C~C)アルコキシ、-(C~C)アルキレン-S(O)-(C~C)アルキル、-C(O)(C~C)アルコキシ、-CN、-O(C~C)アルキレン-OH、-O(C~C)アルキレン-(C~C)アルコキシ、-(C~C)アルキレン-C(O)(C~C)アルキル、-(C~C)アルキレン-C(O)(C~C)アルコキシ、-(C~C)アルキレン-C(O)NR1718、O及びNから選択される1~2つのヘテロ原子を含む6員ヘテロシクロアルキル環Ri、又は

    であり、ここで、
    前記(C~C)アルキルが、CN、=N-(C~C)アルコキシ、=N-O-(C~C)アルキレン-OR20、OH、(C~C)アルコキシ、-C(O)OH、-C(O)O(C~C)アルキル、O、N、及びSから選択される1~2つのヘテロ原子を含む4~6員ヘテロシクロアルキル環、並びに2つの窒素原子を含む5~6員ヘテロアリール環の少なくとも1つにより場合により置換されており;
    前記-(C~C)アルキレン-NR1314が、OHを有する(C~C)アルキレン炭素、(C~C)アルコキシ、-(C~C)アルキレン-O(C~C)アルキル、(C~C)アルキルの少なくとも1つにより場合により置換されており;
    各ハロ(C~C)アルキル及び(C~C)アルキレン-OHが、独立に、OH、(C~C)アルコキシ、-O(C~C)アルキレン-OH、-(C~C)アルキレン-OH、-(C~C)アルキレン-(C~C)アルコキシの少なくとも1つにより場合により置換されており;
    Riが、(C~C)アルキルにより場合により置換されており;
    vが、0、1、又は2であり;
    20が、H又は(C~C)アルキルであり;
    各R11、R12、R13、R14、R15、及びR16が、独立に、H、(C~C)アルキル、-(C~C)アルキレン-OH、-(C~C)アルキレン-O(C~C)アルキル、-C(O)(C~C)アルキレン-(C~C)アルコキシ、又は-C(O)(C~C)アルキルであるか;或いは
    11及びR12が、それらが結合している窒素原子と共に、O及びNから選択される1~2つのヘテロ原子を含む5又は6員ヘテロシクロアルキル環R25を形成し、R25が、R26により場合により置換されており;
    13及びR14が、それらが結合している窒素原子と共に、O及びNから選択される1~2つのヘテロ原子を含む5又は6員ヘテロシクロアルキル環R27を形成し、R27が、R28により場合により置換されており;
    15及びR16が、それらが結合している窒素原子と共に、O及びNから選択される1~2つのヘテロ原子を含む5又は6員ヘテロシクロアルキル環R29を形成し、R29が、R30により場合により置換されており;並びに
    各R26、R28、及びR30が、独立に、(C~C)アルキル、(C~C)アルコキシ、NR、OH、又は=Oであるか;或いは
    各R26、R28、R30、及びR32のうち2つが共に、同じ原子に結合している場合、(C~C)スピロシクロアルキル又はO、N、及びSから選択される1~2つのヘテロ原子を含む4~7員スピロヘテロシクロアルキル環を形成し;且つ
    各R及びRが、独立に、H、ハロゲン、又は(C~C)アルキルである、請求項1~10のいずれか一項に記載の化合物。
  12. が、H、F、Cl、Br、フルオロエチル、フルオロメチル、ジフルオロメチル、ジフルオロエチル、トリフルオロメチル、トリフルオロエチル、シアノエチル、-C(O)NH、N,N-ジメチルカルボキサミド、メトキシアセチル、メトキシプロパノイル、アセチル、プロパノイル、メチルカルボキシル、エチルカルボキシル、ジメチルアミノメチル、ジメチルアミノエチル、メトキシジフルオレチル(difluorethyl)、エトキシジフルオレチル、メトキシフルオロエチル、ヒドロキシジフルオロエチル、メトキシジフルオロエチル、ヒドロキシメチル、ヒドロキシエチル、ヒドロキシメトキシエチル、ジメチルアミノ、ジメチルアミド、CN、シアノエチル、メチル-(ヒドロキシ)エチルアミノ、メチルスルホニルメチル、メチルチオエチル、メチルチオメチル、-N((C~C)アルキル)C(O)メチレン-(C~C)アルコキシ、-C(O)N(CH)エチレン-OH、ヒドロキシメトキシエチル、ジメトキシルエチル、(C~C)アルコキシにより置換されたフルオロ(C~C)アルキル、(C~C)アルコキシにより置換されたジフルオロ(C~C)アルキル、(C~C)アルコキシにより置換されたトリフルオロ(C~C)アルキル、ヒドロキシ(C~C)アルコキシにより置換されたトリフルオロ(C~C)アルキル、-NR1112、-(C~C)アルキレン-NR1314、ヒドロキシ(C~C)アルコキシ(C~C)アルキル、ヒドロキシ(C~C)アルコキシ、(C~C)アルコキシアセチル、(C~C)アルコキシプロピオノイル(propionoyl)、メトキシメチル、メトキシエチル、モルホリニル、ピロリジニル、ヒドロキシピロリジニル、-C(O)(C~C)アルキレン(C~C)アルコキシ、-C(O)N(CH)メトキシエチル、N,N-ジメチルメトキシエチル、2つの(C~C)アルコキシ基により置換された(C~C)アルキル、メトキシカルボニルメチル、

    であり、ここで、
    前記-(C~C)アルキレン-NR1314が、(C~C)アルキレン炭素で、OH又は(C~C)アルコキシにより置換されており;並びに
    各R11、R12、R13、R14が、独立に、H、(C~C)アルキル、又は-(C~C)アルキレン-OHである、請求項1~11のいずれか一項に記載の化合物。
  13. が、フルオロエチル、ジフルオロエチル、トリフルオロメチル、ヒドロキシメトキシエチル、メトキシN,N-ジメチルアミノエチル、N,N-ジメチルカルボキサミドである、請求項1~12のいずれか一項に記載の化合物。
  14. 下記から選択される、請求項1に記載の化合物:
    6-クロロ-5-メトキシ-1-メチル-3-(1H-ピラゾール-4-イル)-2-(5-(トリフルオロメチル)-4H-1,2,4-トリアゾール-3-イル)-1H-ピロロ[3,2-b]ピリジン;
    6-クロロ-5-メトキシ-1-メチル-3-(1H-ピラゾール-4-イル)-2-(3-(トリフルオロメチル)-1H-1,2,4-トリアゾール-5-イル)-1H-ピロロ[3,2-b]ピリジン;
    6-クロロ-5-メトキシ-1-メチル-3-(1H-ピラゾール-4-イル)-2-(5-(トリフルオロメチル)-1H-1,2,4-トリアゾール-3-イル)-1H-ピロロ[3,2-b]ピリジン;
    6-クロロ-2-(5-(1,1-ジフルオロエチル)-4H-1,2,4-トリアゾール-3-イル)-5-メトキシ-1-メチル-3-(1H-ピラゾール-4-イル)-1H-ピロロ[3,2-b]ピリジン;
    6-クロロ-2-(3-(1,1-ジフルオロエチル)-1H-1,2,4-トリアゾール-5-イル)-5-メトキシ-1-メチル-3-(1H-ピラゾール-4-イル)-1H-ピロロ[3,2-b]ピリジン;
    6-クロロ-2-(5-(1,1-ジフルオロエチル)-1H-1,2,4-トリアゾール-3-イル)-5-メトキシ-1-メチル-3-(1H-ピラゾール-4-イル)-1H-ピロロ[3,2-b]ピリジン;
    6-クロロ-2-(5-(1,1-ジフルオロエチル)-4H-1,2,4-トリアゾール-3-イル)-5-メトキシ-3-(1H-ピラゾール-4-イル)-1H-ピロロ[3,2-b]ピリジン;
    6-クロロ-2-(3-(1,1-ジフルオロエチル)-1H-1,2,4-トリアゾール-5-イル)-5-メトキシ-3-(1H-ピラゾール-4-イル)-1H-ピロロ[3,2-b]ピリジン;
    6-クロロ-2-(5-(1,1-ジフルオロエチル)-1H-1,2,4-トリアゾール-3-イル)-5-メトキシ-3-(1H-ピラゾール-4-イル)-1H-ピロロ[3,2-b]ピリジン;
    6-クロロ-2-(5-(フルオロメチル)-4H-1,2,4-トリアゾール-3-イル)-5-メトキシ-1-メチル-3-(1H-ピラゾール-4-イル)-1H-ピロロ[3,2-b]ピリジン;
    6-クロロ-2-(3-(フルオロメチル)-1H-1,2,4-トリアゾール-5-イル)-5-メトキシ-1-メチル-3-(1H-ピラゾール-4-イル)-1H-ピロロ[3,2-b]ピリジン;
    6-クロロ-2-(5-(フルオロメチル)-1H-1,2,4-トリアゾール-3-イル)-5-メトキシ-1-メチル-3-(1H-ピラゾール-4-イル)-1H-ピロロ[3,2-b]ピリジン;
    2-(5-(6-クロロ-5-メトキシ-3-(1H-ピラゾール-4-イル)-1H-ピロロ[3,2-b]ピリジン-2-イル)-4H-1,2,4-トリアゾール-3-イル)-2,2-ジフルオロエタン-1-オール;
    2-(5-(6-クロロ-5-メトキシ-3-(1H-ピラゾール-4-イル)-1H-ピロロ[3,2-b]ピリジン-2-イル)-1H-1,2,4-トリアゾール-3-イル)-2,2-ジフルオロエタン-1-オール;
    2-(3-(6-クロロ-5-メトキシ-3-(1H-ピラゾール-4-イル)-1H-ピロロ[3,2-b]ピリジン-2-イル)-1H-1,2,4-トリアゾール-5-イル)-2,2-ジフルオロエタン-1-オール;
    1-(5-(6-クロロ-5-メトキシ-3-(1H-ピラゾール-4-イル)-1H-ピロロ[3,2-b]ピリジン-2-イル)-4H-1,2,4-トリアゾール-3-イル)エタン-1-オン;
    1-(5-(6-クロロ-5-メトキシ-3-(1H-ピラゾール-4-イル)-1H-ピロロ[3,2-b]ピリジン-2-イル)-1H-1,2,4-トリアゾール-3-イル)エタン-1-オン;
    1-(3-(6-クロロ-5-メトキシ-3-(1H-ピラゾール-4-イル)-1H-ピロロ[3,2-b]ピリジン-2-イル)-1H-1,2,4-トリアゾール-5-イル)エタン-1-オン;
    (5-(6-クロロ-5-メトキシ-1-メチル-3-(1H-ピラゾール-4-イル)-1H-ピロロ[3,2-b]ピリジン-2-イル)-4H-1,2,4-トリアゾール-3-イル)メタノール;
    (5-(6-クロロ-5-メトキシ-1-メチル-3-(1H-ピラゾール-4-イル)-1H-ピロロ[3,2-b]ピリジン-2-イル)-1H-1,2,4-トリアゾール-3-イル)メタノール;
    (3-(6-クロロ-5-メトキシ-1-メチル-3-(1H-ピラゾール-4-イル)-1H-ピロロ[3,2-b]ピリジン-2-イル)-1H-1,2,4-トリアゾール-5-イル)メタノール;
    6-クロロ-2-(5-(1,1-ジフルオロ-2-メトキシエチル)-4H-1,2,4-トリアゾール-3-イル)-5-メトキシ-1-メチル-3-(1H-ピラゾール-4-イル)-1H-ピロロ[3,2-b]ピリジン;
    6-クロロ-2-(3-(1,1-ジフルオロ-2-メトキシエチル)-1H-1,2,4-トリアゾール-5-イル)-5-メトキシ-1-メチル-3-(1H-ピラゾール-4-イル)-1H-ピロロ[3,2-b]ピリジン;
    6-クロロ-2-(5-(1,1-ジフルオロ-2-メトキシエチル)-1H-1,2,4-トリアゾール-3-イル)-5-メトキシ-1-メチル-3-(1H-ピラゾール-4-イル)-1H-ピロロ[3,2-b]ピリジン;
    6-クロロ-2-(5-フルオロ-4H-1,2,4-トリアゾール-3-イル)-5-メトキシ-1-メチル-3-(1H-ピラゾール-4-イル)-1H-ピロロ[3,2-b]ピリジン;
    6-クロロ-2-(3-フルオロ-1H-1,2,4-トリアゾール-5-イル)-5-メトキシ-1-メチル-3-(1H-ピラゾール-4-イル)-1H-ピロロ[3,2-b]ピリジン;
    6-クロロ-2-(5-フルオロ-1H-1,2,4-トリアゾール-3-イル)-5-メトキシ-1-メチル-3-(1H-ピラゾール-4-イル)-1H-ピロロ[3,2-b]ピリジン;
    6-クロロ-2-(5-フルオロ-4H-1,2,4-トリアゾール-3-イル)-5-メトキシ-3-(1H-ピラゾール-4-イル)-1H-ピロロ[3,2-b]ピリジン;
    6-クロロ-2-(3-フルオロ-1H-1,2,4-トリアゾール-5-イル)-5-メトキシ-3-(1H-ピラゾール-4-イル)-1H-ピロロ[3,2-b]ピリジン;
    6-クロロ-2-(5-フルオロ-1H-1,2,4-トリアゾール-3-イル)-5-メトキシ-3-(1H-ピラゾール-4-イル)-1H-ピロロ[3,2-b]ピリジン;
    6-クロロ-5-メトキシ-2-(5-(メトキシメチル)-4H-1,2,4-トリアゾール-3-イル)-1-メチル-3-(1H-ピラゾール-4-イル)-1H-ピロロ[3,2-b]ピリジン;
    6-クロロ-5-メトキシ-2-(3-(メトキシメチル)-1H-1,2,4-トリアゾール-5-イル)-1-メチル-3-(1H-ピラゾール-4-イル)-1H-ピロロ[3,2-b]ピリジン;
    6-クロロ-5-メトキシ-2-(5-(メトキシメチル)-1H-1,2,4-トリアゾール-3-イル)-1-メチル-3-(1H-ピラゾール-4-イル)-1H-ピロロ[3,2-b]ピリジン;
    6-クロロ-5-メトキシ-2-(5-メトキシ-4H-1,2,4-トリアゾール-3-イル)-3-(1H-ピラゾール-4-イル)-1H-ピロロ[3,2-b]ピリジン;
    6-クロロ-5-メトキシ-2-(3-メトキシ-1H-1,2,4-トリアゾール-5-イル)-3-(1H-ピラゾール-4-イル)-1H-ピロロ[3,2-b]ピリジン;
    6-クロロ-5-メトキシ-2-(5-メトキシ-1H-1,2,4-トリアゾール-3-イル)-3-(1H-ピラゾール-4-イル)-1H-ピロロ[3,2-b]ピリジン;
    6-クロロ-2-(5-クロロ-4H-1,2,4-トリアゾール-3-イル)-5-メトキシ-3-(1H-ピラゾール-4-イル)-1H-ピロロ[3,2-b]ピリジン;
    6-クロロ-2-(3-クロロ-1H-1,2,4-トリアゾール-5-イル)-5-メトキシ-3-(1H-ピラゾール-4-イル)-1H-ピロロ[3,2-b]ピリジン;
    6-クロロ-2-(5-クロロ-1H-1,2,4-トリアゾール-3-イル)-5-メトキシ-3-(1H-ピラゾール-4-イル)-1H-ピロロ[3,2-b]ピリジン;
    6-クロロ-5-メトキシ-1-メチル-3-(1H-ピラゾール-4-イル)-2-(4H-1,2,4-トリアゾール-3-イル)-1H-ピロロ[3,2-b]ピリジン;
    6-クロロ-5-メトキシ-1-メチル-3-(1H-ピラゾール-4-イル)-2-(1H-1,2,4-トリアゾール-5-イル)-1H-ピロロ[3,2-b]ピリジン;
    6-クロロ-5-メトキシ-1-メチル-3-(1H-ピラゾール-4-イル)-2-(1H-1,2,4-トリアゾール-3-イル)-1H-ピロロ[3,2-b]ピリジン;
    6-クロロ-2-(5-(1,1-ジフルオロ-2-メトキシエチル)-4H-1,2,4-トリアゾール-3-イル)-5-メトキシ-3-(1H-ピラゾール-4-イル)-1H-ピロロ[3,2-b]ピリジン;
    6-クロロ-2-(3-(1,1-ジフルオロ-2-メトキシエチル)-1H-1,2,4-トリアゾール-5-イル)-5-メトキシ-3-(1H-ピラゾール-4-イル)-1H-ピロロ[3,2-b]ピリジン;
    6-クロロ-2-(5-(1,1-ジフルオロ-2-メトキシエチル)-1H-1,2,4-トリアゾール-3-イル)-5-メトキシ-3-(1H-ピラゾール-4-イル)-1H-ピロロ[3,2-b]ピリジン;
    5-(6-クロロ-5-メトキシ-3-(1H-ピラゾール-4-イル)-1H-ピロロ[3,2-b]ピリジン-2-イル)-N,N-ジメチル-4H-1,2,4-トリアゾール-3-カルボキサミド;
    5-(6-クロロ-5-メトキシ-3-(1H-ピラゾール-4-イル)-1H-ピロロ[3,2-b]ピリジン-2-イル)-N,N-ジメチル-1H-1,2,4-トリアゾール-3-カルボキサミド;
    3-(6-クロロ-5-メトキシ-3-(1H-ピラゾール-4-イル)-1H-ピロロ[3,2-b]ピリジン-2-イル)-N,N-ジメチル-1H-1,2,4-トリアゾール-5-カルボキサミド;
    5-(6-クロロ-3-(1H-イミダゾール-1-イル)-5-メトキシ-1-メチル-1H-ピロロ[3,2-b]ピリジン-2-イル)-N,N-ジメチル-4H-1,2,4-トリアゾール-3-カルボキサミド;
    5-(6-クロロ-3-(1H-イミダゾール-1-イル)-5-メトキシ-1-メチル-1H-ピロロ[3,2-b]ピリジン-2-イル)-N,N-ジメチル-1H-1,2,4-トリアゾール-3-カルボキサミド;
    3-(6-クロロ-3-(1H-イミダゾール-1-イル)-5-メトキシ-1-メチル-1H-ピロロ[3,2-b]ピリジン-2-イル)-N,N-ジメチル-1H-1,2,4-トリアゾール-5-カルボキサミド;
    1-(5-(6-クロロ-3-(1H-イミダゾール-1-イル)-5-メトキシ-1-メチル-1H-ピロロ[3,2-b]ピリジン-2-イル)-4H-1,2,4-トリアゾール-3-イル)ピロリジン-2-オン;
    1-(5-(6-クロロ-3-(1H-イミダゾール-1-イル)-5-メトキシ-1-メチル-1H-ピロロ[3,2-b]ピリジン-2-イル)-1H-1,2,4-トリアゾール-3-イル)ピロリジン-2-オン;
    1-(3-(6-クロロ-3-(1H-イミダゾール-1-イル)-5-メトキシ-1-メチル-1H-ピロロ[3,2-b]ピリジン-2-イル)-1H-1,2,4-トリアゾール-5-イル)ピロリジン-2-オン;
    5-(6-クロロ-3-(1H-イミダゾール-1-イル)-5-メトキシ-1-メチル-1H-ピロロ[3,2-b]ピリジン-2-イル)-N,N-ジメチル-4H-1,2,4-トリアゾール-3-アミン;
    5-(6-クロロ-3-(1H-イミダゾール-1-イル)-5-メトキシ-1-メチル-1H-ピロロ[3,2-b]ピリジン-2-イル)-N,N-ジメチル-1H-1,2,4-トリアゾール-3-アミン;
    3-(6-クロロ-3-(1H-イミダゾール-1-イル)-5-メトキシ-1-メチル-1H-ピロロ[3,2-b]ピリジン-2-イル)-N,N-ジメチル-1H-1,2,4-トリアゾール-5-アミン;
    5-(6-クロロ-3-(1H-イミダゾール-1-イル)-5-メトキシ-1-メチル-1H-ピロロ[3,2-b]ピリジン-2-イル)-N-メチル-4H-1,2,4-トリアゾール-3-アミン;
    5-(6-クロロ-3-(1H-イミダゾール-1-イル)-5-メトキシ-1-メチル-1H-ピロロ[3,2-b]ピリジン-2-イル)-N-メチル-1H-1,2,4-トリアゾール-3-アミン;
    3-(6-クロロ-3-(1H-イミダゾール-1-イル)-5-メトキシ-1-メチル-1H-ピロロ[3,2-b]ピリジン-2-イル)-N-メチル-1H-1,2,4-トリアゾール-5-アミン;
    1-(5-(6-クロロ-3-(1H-イミダゾール-1-イル)-5-メトキシ-1-メチル-1H-ピロロ[3,2-b]ピリジン-2-イル)-4H-1,2,4-トリアゾール-3-イル)-2,2-ジフルオロエタン-1-オール;
    1-(5-(6-クロロ-3-(1H-イミダゾール-1-イル)-5-メトキシ-1-メチル-1H-ピロロ[3,2-b]ピリジン-2-イル)-1H-1,2,4-トリアゾール-3-イル)-2,2-ジフルオロエタン-1-オール;
    1-(3-(6-クロロ-3-(1H-イミダゾール-1-イル)-5-メトキシ-1-メチル-1H-ピロロ[3,2-b]ピリジン-2-イル)-1H-1,2,4-トリアゾール-5-イル)-2,2-ジフルオロエタン-1-オール;
    (S)-1-(5-(6-クロロ-3-(1H-イミダゾール-1-イル)-5-メトキシ-1-メチル-1H-ピロロ[3,2-b]ピリジン-2-イル)-4H-1,2,4-トリアゾール-3-イル)-2,2-ジフルオロエタン-1-オール;
    (S)-1-(5-(6-クロロ-3-(1H-イミダゾール-1-イル)-5-メトキシ-1-メチル-1H-ピロロ[3,2-b]ピリジン-2-イル)-1H-1,2,4-トリアゾール-3-イル)-2,2-ジフルオロエタン-1-オール;
    (S)-1-(3-(6-クロロ-3-(1H-イミダゾール-1-イル)-5-メトキシ-1-メチル-1H-ピロロ[3,2-b]ピリジン-2-イル)-1H-1,2,4-トリアゾール-5-イル)-2,2-ジフルオロエタン-1-オール;
    (R)-1-(5-(6-クロロ-3-(1H-イミダゾール-1-イル)-5-メトキシ-1-メチル-1H-ピロロ[3,2-b]ピリジン-2-イル)-4H-1,2,4-トリアゾール-3-イル)-2,2-ジフルオロエタン-1-オール;
    (R)-1-(5-(6-クロロ-3-(1H-イミダゾール-1-イル)-5-メトキシ-1-メチル-1H-ピロロ[3,2-b]ピリジン-2-イル)-1H-1,2,4-トリアゾール-3-イル)-2,2-ジフルオロエタン-1-オール;
    (R)-1-(3-(6-クロロ-3-(1H-イミダゾール-1-イル)-5-メトキシ-1-メチル-1H-ピロロ[3,2-b]ピリジン-2-イル)-1H-1,2,4-トリアゾール-5-イル)-2,2-ジフルオロエタン-1-オール;
    6-クロロ-2-(5-(2,2-ジフルオロ-1-メトキシエチル)-4H-1,2,4-トリアゾール-3-イル)-3-(1H-イミダゾール-1-イル)-5-メトキシ-1-メチル-1H-ピロロ[3,2-b]ピリジン;
    6-クロロ-2-(3-(2,2-ジフルオロ-1-メトキシエチル)-1H-1,2,4-トリアゾール-5-イル)-3-(1H-イミダゾール-1-イル)-5-メトキシ-1-メチル-1H-ピロロ[3,2-b]ピリジン;
    6-クロロ-2-(5-(2,2-ジフルオロ-1-メトキシエチル)-1H-1,2,4-トリアゾール-3-イル)-3-(1H-イミダゾール-1-イル)-5-メトキシ-1-メチル-1H-ピロロ[3,2-b]ピリジン;
    (S)-6-クロロ-2-(5-(2,2-ジフルオロ-1-メトキシエチル)-4H-1,2,4-トリアゾール-3-イル)-3-(1H-イミダゾール-1-イル)-5-メトキシ-1-メチル-1H-ピロロ[3,2-b]ピリジン;
    (S)-6-クロロ-2-(3-(2,2-ジフルオロ-1-メトキシエチル)-1H-1,2,4-トリアゾール-5-イル)-3-(1H-イミダゾール-1-イル)-5-メトキシ-1-メチル-1H-ピロロ[3,2-b]ピリジン;
    (S)-6-クロロ-2-(5-(2,2-ジフルオロ-1-メトキシエチル)-1H-1,2,4-トリアゾール-3-イル)-3-(1H-イミダゾール-1-イル)-5-メトキシ-1-メチル-1H-ピロロ[3,2-b]ピリジン;
    (R)-6-クロロ-2-(5-(2,2-ジフルオロ-1-メトキシエチル)-4H-1,2,4-トリアゾール-3-イル)-3-(1H-イミダゾール-1-イル)-5-メトキシ-1-メチル-1H-ピロロ[3,2-b]ピリジン;
    (R)-6-クロロ-2-(3-(2,2-ジフルオロ-1-メトキシエチル)-1H-1,2,4-トリアゾール-5-イル)-3-(1H-イミダゾール-1-イル)-5-メトキシ-1-メチル-1H-ピロロ[3,2-b]ピリジン;
    (R)-6-クロロ-2-(5-(2,2-ジフルオロ-1-メトキシエチル)-1H-1,2,4-トリアゾール-3-イル)-3-(1H-イミダゾール-1-イル)-5-メトキシ-1-メチル-1H-ピロロ[3,2-b]ピリジン;
    6-クロロ-2-(5-(1,2-ジメトキシエチル)-4H-1,2,4-トリアゾール-3-イル)-3-(1H-イミダゾール-1-イル)-5-メトキシ-1-メチル-1H-ピロロ[3,2-b]ピリジン;
    6-クロロ-2-(3-(1,2-ジメトキシエチル)-1H-1,2,4-トリアゾール-5-イル)-3-(1H-イミダゾール-1-イル)-5-メトキシ-1-メチル-1H-ピロロ[3,2-b]ピリジン;
    6-クロロ-2-(5-(1,2-ジメトキシエチル)-1H-1,2,4-トリアゾール-3-イル)-3-(1H-イミダゾール-1-イル)-5-メトキシ-1-メチル-1H-ピロロ[3,2-b]ピリジン;
    (R)-6-クロロ-2-(5-(1,2-ジメトキシエチル)-4H-1,2,4-トリアゾール-3-イル)-3-(1H-イミダゾール-1-イル)-5-メトキシ-1-メチル-1H-ピロロ[3,2-b]ピリジン;
    (R)-6-クロロ-2-(3-(1,2-ジメトキシエチル)-1H-1,2,4-トリアゾール-5-イル)-3-(1H-イミダゾール-1-イル)-5-メトキシ-1-メチル-1H-ピロロ[3,2-b]ピリジン;
    (R)-6-クロロ-2-(5-(1,2-ジメトキシエチル)-1H-1,2,4-トリアゾール-3-イル)-3-(1H-イミダゾール-1-イル)-5-メトキシ-1-メチル-1H-ピロロ[3,2-b]ピリジン;
    (S)-6-クロロ-2-(5-(1,2-ジメトキシエチル)-4H-1,2,4-トリアゾール-3-イル)-3-(1H-イミダゾール-1-イル)-5-メトキシ-1-メチル-1H-ピロロ[3,2-b]ピリジン;
    (S)-6-クロロ-2-(3-(1,2-ジメトキシエチル)-1H-1,2,4-トリアゾール-5-イル)-3-(1H-イミダゾール-1-イル)-5-メトキシ-1-メチル-1H-ピロロ[3,2-b]ピリジン;
    (S)-6-クロロ-2-(5-(1,2-ジメトキシエチル)-1H-1,2,4-トリアゾール-3-イル)-3-(1H-イミダゾール-1-イル)-5-メトキシ-1-メチル-1H-ピロロ[3,2-b]ピリジン;
    2-(1-(5-(6-クロロ-3-(1H-イミダゾール-1-イル)-5-メトキシ-1-メチル-1H-ピロロ[3,2-b]ピリジン-2-イル)-4H-1,2,4-トリアゾール-3-イル)-2,2,2-トリフルオロエトキシ)エタン-1-オール;
    2-(1-(5-(6-クロロ-3-(1H-イミダゾール-1-イル)-5-メトキシ-1-メチル-1H-ピロロ[3,2-b]ピリジン-2-イル)-1H-1,2,4-トリアゾール-3-イル)-2,2,2-トリフルオロエトキシ)エタン-1-オール;
    2-(1-(3-(6-クロロ-3-(1H-イミダゾール-1-イル)-5-メトキシ-1-メチル-1H-ピロロ[3,2-b]ピリジン-2-イル)-1H-1,2,4-トリアゾール-5-イル)-2,2,2-トリフルオロエトキシ)エタン-1-オール;
    (S)-2-(1-(5-(6-クロロ-3-(1H-イミダゾール-1-イル)-5-メトキシ-1-メチル-1H-ピロロ[3,2-b]ピリジン-2-イル)-4H-1,2,4-トリアゾール-3-イル)-2,2,2-トリフルオロエトキシ)エタン-1-オール;
    (S)-2-(1-(5-(6-クロロ-3-(1H-イミダゾール-1-イル)-5-メトキシ-1-メチル-1H-ピロロ[3,2-b]ピリジン-2-イル)-1H-1,2,4-トリアゾール-3-イル)-2,2,2-トリフルオロエトキシ)エタン-1-オール;
    (S)-2-(1-(3-(6-クロロ-3-(1H-イミダゾール-1-イル)-5-メトキシ-1-メチル-1H-ピロロ[3,2-b]ピリジン-2-イル)-1H-1,2,4-トリアゾール-5-イル)-2,2,2-トリフルオロエトキシ)エタン-1-オール;
    (R)-2-(1-(5-(6-クロロ-3-(1H-イミダゾール-1-イル)-5-メトキシ-1-メチル-1H-ピロロ[3,2-b]ピリジン-2-イル)-4H-1,2,4-トリアゾール-3-イル)-2,2,2-トリフルオロエトキシ)エタン-1-オール;
    (R)-2-(1-(5-(6-クロロ-3-(1H-イミダゾール-1-イル)-5-メトキシ-1-メチル-1H-ピロロ[3,2-b]ピリジン-2-イル)-1H-1,2,4-トリアゾール-3-イル)-2,2,2-トリフルオロエトキシ)エタン-1-オール;
    (R)-2-(1-(3-(6-クロロ-3-(1H-イミダゾール-1-イル)-5-メトキシ-1-メチル-1H-ピロロ[3,2-b]ピリジン-2-イル)-1H-1,2,4-トリアゾール-5-イル)-2,2,2-トリフルオロエトキシ)エタン-1-オール;
    1-(5-(6-クロロ-3-(1H-イミダゾール-1-イル)-5-メトキシ-1-メチル-1H-ピロロ[3,2-b]ピリジン-2-イル)-4H-1,2,4-トリアゾール-3-イル)エタン-1-オール;
    1-(5-(6-クロロ-3-(1H-イミダゾール-1-イル)-5-メトキシ-1-メチル-1H-ピロロ[3,2-b]ピリジン-2-イル)-1H-1,2,4-トリアゾール-3-イル)エタン-1-オール;
    1-(3-(6-クロロ-3-(1H-イミダゾール-1-イル)-5-メトキシ-1-メチル-1H-ピロロ[3,2-b]ピリジン-2-イル)-1H-1,2,4-トリアゾール-5-イル)エタン-1-オール;
    (S)-1-(5-(6-クロロ-3-(1H-イミダゾール-1-イル)-5-メトキシ-1-メチル-1H-ピロロ[3,2-b]ピリジン-2-イル)-4H-1,2,4-トリアゾール-3-イル)エタン-1-オール;
    (S)-1-(5-(6-クロロ-3-(1H-イミダゾール-1-イル)-5-メトキシ-1-メチル-1H-ピロロ[3,2-b]ピリジン-2-イル)-1H-1,2,4-トリアゾール-3-イル)エタン-1-オール;
    (S)-1-(3-(6-クロロ-3-(1H-イミダゾール-1-イル)-5-メトキシ-1-メチル-1H-ピロロ[3,2-b]ピリジン-2-イル)-1H-1,2,4-トリアゾール-5-イル)エタン-1-オール;
    (R)-1-(5-(6-クロロ-3-(1H-イミダゾール-1-イル)-5-メトキシ-1-メチル-1H-ピロロ[3,2-b]ピリジン-2-イル)-4H-1,2,4-トリアゾール-3-イル)エタン-1-オール;
    (R)-1-(5-(6-クロロ-3-(1H-イミダゾール-1-イル)-5-メトキシ-1-メチル-1H-ピロロ[3,2-b]ピリジン-2-イル)-1H-1,2,4-トリアゾール-3-イル)エタン-1-オール;
    (R)-1-(3-(6-クロロ-3-(1H-イミダゾール-1-イル)-5-メトキシ-1-メチル-1H-ピロロ[3,2-b]ピリジン-2-イル)-1H-1,2,4-トリアゾール-5-イル)エタン-1-オール;
    6-クロロ-3-(1H-イミダゾール-1-イル)-5-メトキシ-1-メチル-2-(5-(2,2,2-トリフルオロ-1-メトキシエチル)-4H-1,2,4-トリアゾール-3-イル)-1H-ピロロ[3,2-b]ピリジン;
    6-クロロ-3-(1H-イミダゾール-1-イル)-5-メトキシ-1-メチル-2-(3-(2,2,2-トリフルオロ-1-メトキシエチル)-1H-1,2,4-トリアゾール-5-イル)-1H-ピロロ[3,2-b]ピリジン;
    6-クロロ-3-(1H-イミダゾール-1-イル)-5-メトキシ-1-メチル-2-(5-(2,2,2-トリフルオロ-1-メトキシエチル)-1H-1,2,4-トリアゾール-3-イル)-1H-ピロロ[3,2-b]ピリジン;
    (S)-6-クロロ-3-(1H-イミダゾール-1-イル)-5-メトキシ-1-メチル-2-(5-(2,2,2-トリフルオロ-1-メトキシエチル)-4H-1,2,4-トリアゾール-3-イル)-1H-ピロロ[3,2-b]ピリジン;
    (S)-6-クロロ-3-(1H-イミダゾール-1-イル)-5-メトキシ-1-メチル-2-(3-(2,2,2-トリフルオロ-1-メトキシエチル)-1H-1,2,4-トリアゾール-5-イル)-1H-ピロロ[3,2-b]ピリジン;
    (S)-6-クロロ-3-(1H-イミダゾール-1-イル)-5-メトキシ-1-メチル-2-(5-(2,2,2-トリフルオロ-1-メトキシエチル)-1H-1,2,4-トリアゾール-3-イル)-1H-ピロロ[3,2-b]ピリジン;
    (R)-6-クロロ-3-(1H-イミダゾール-1-イル)-5-メトキシ-1-メチル-2-(5-(2,2,2-トリフルオロ-1-メトキシエチル)-4H-1,2,4-トリアゾール-3-イル)-1H-ピロロ[3,2-b]ピリジン;
    (R)-6-クロロ-3-(1H-イミダゾール-1-イル)-5-メトキシ-1-メチル-2-(3-(2,2,2-トリフルオロ-1-メトキシエチル)-1H-1,2,4-トリアゾール-5-イル)-1H-ピロロ[3,2-b]ピリジン;
    (R)-6-クロロ-3-(1H-イミダゾール-1-イル)-5-メトキシ-1-メチル-2-(5-(2,2,2-トリフルオロ-1-メトキシエチル)-1H-1,2,4-トリアゾール-3-イル)-1H-ピロロ[3,2-b]ピリジン;
    2-(5-(6-クロロ-3-(1H-イミダゾール-1-イル)-5-メトキシ-1-メチル-1H-ピロロ[3,2-b]ピリジン-2-イル)-4H-1,2,4-トリアゾール-3-イル)-2,2-ジフルオロエタン-1-オール;
    2-(5-(6-クロロ-3-(1H-イミダゾール-1-イル)-5-メトキシ-1-メチル-1H-ピロロ[3,2-b]ピリジン-2-イル)-1H-1,2,4-トリアゾール-3-イル)-2,2-ジフルオロエタン-1-オール;
    2-(3-(6-クロロ-3-(1H-イミダゾール-1-イル)-5-メトキシ-1-メチル-1H-ピロロ[3,2-b]ピリジン-2-イル)-1H-1,2,4-トリアゾール-5-イル)-2,2-ジフルオロエタン-1-オール;
    1-(5-(6-クロロ-3-(1H-イミダゾール-1-イル)-5-メトキシ-1-メチル-1H-ピロロ[3,2-b]ピリジン-2-イル)-4H-1,2,4-トリアゾール-3-イル)-2,2,2-トリフルオロエタン-1-オール;
    1-(5-(6-クロロ-3-(1H-イミダゾール-1-イル)-5-メトキシ-1-メチル-1H-ピロロ[3,2-b]ピリジン-2-イル)-1H-1,2,4-トリアゾール-3-イル)-2,2,2-トリフルオロエタン-1-オール;
    1-(3-(6-クロロ-3-(1H-イミダゾール-1-イル)-5-メトキシ-1-メチル-1H-ピロロ[3,2-b]ピリジン-2-イル)-1H-1,2,4-トリアゾール-5-イル)-2,2,2-トリフルオロエタン-1-オール;
    (S)-1-(5-(6-クロロ-3-(1H-イミダゾール-1-イル)-5-メトキシ-1-メチル-1H-ピロロ[3,2-b]ピリジン-2-イル)-4H-1,2,4-トリアゾール-3-イル)-2,2,2-トリフルオロエタン-1-オール;
    (S)-1-(5-(6-クロロ-3-(1H-イミダゾール-1-イル)-5-メトキシ-1-メチル-1H-ピロロ[3,2-b]ピリジン-2-イル)-1H-1,2,4-トリアゾール-3-イル)-2,2,2-トリフルオロエタン-1-オール;
    (S)-1-(3-(6-クロロ-3-(1H-イミダゾール-1-イル)-5-メトキシ-1-メチル-1H-ピロロ[3,2-b]ピリジン-2-イル)-1H-1,2,4-トリアゾール-5-イル)-2,2,2-トリフルオロエタン-1-オール;
    (R)-1-(5-(6-クロロ-3-(1H-イミダゾール-1-イル)-5-メトキシ-1-メチル-1H-ピロロ[3,2-b]ピリジン-2-イル)-4H-1,2,4-トリアゾール-3-イル)-2,2,2-トリフルオロエタン-1-オール;
    (R)-1-(5-(6-クロロ-3-(1H-イミダゾール-1-イル)-5-メトキシ-1-メチル-1H-ピロロ[3,2-b]ピリジン-2-イル)-1H-1,2,4-トリアゾール-3-イル)-2,2,2-トリフルオロエタン-1-オール;
    (R)-1-(3-(6-クロロ-3-(1H-イミダゾール-1-イル)-5-メトキシ-1-メチル-1H-ピロロ[3,2-b]ピリジン-2-イル)-1H-1,2,4-トリアゾール-5-イル)-2,2,2-トリフルオロエタン-1-オール;
    1-(5-(6-クロロ-3-(1H-イミダゾール-1-イル)-5-メトキシ-1-メチル-1H-ピロロ[3,2-b]ピリジン-2-イル)-4H-1,2,4-トリアゾール-3-イル)-2-メトキシエタン-1-オール;
    1-(5-(6-クロロ-3-(1H-イミダゾール-1-イル)-5-メトキシ-1-メチル-1H-ピロロ[3,2-b]ピリジン-2-イル)-1H-1,2,4-トリアゾール-3-イル)-2-メトキシエタン-1-オール;
    1-(3-(6-クロロ-3-(1H-イミダゾール-1-イル)-5-メトキシ-1-メチル-1H-ピロロ[3,2-b]ピリジン-2-イル)-1H-1,2,4-トリアゾール-5-イル)-2-メトキシエタン-1-オール;
    (R)-1-(5-(6-クロロ-3-(1H-イミダゾール-1-イル)-5-メトキシ-1-メチル-1H-ピロロ[3,2-b]ピリジン-2-イル)-4H-1,2,4-トリアゾール-3-イル)-2-メトキシエタン-1-オール;
    (R)-1-(5-(6-クロロ-3-(1H-イミダゾール-1-イル)-5-メトキシ-1-メチル-1H-ピロロ[3,2-b]ピリジン-2-イル)-1H-1,2,4-トリアゾール-3-イル)-2-メトキシエタン-1-オール;
    (R)-1-(3-(6-クロロ-3-(1H-イミダゾール-1-イル)-5-メトキシ-1-メチル-1H-ピロロ[3,2-b]ピリジン-2-イル)-1H-1,2,4-トリアゾール-5-イル)-2-メトキシエタン-1-オール;
    (S)-1-(5-(6-クロロ-3-(1H-イミダゾール-1-イル)-5-メトキシ-1-メチル-1H-ピロロ[3,2-b]ピリジン-2-イル)-4H-1,2,4-トリアゾール-3-イル)-2-メトキシエタン-1-オール;
    (S)-1-(5-(6-クロロ-3-(1H-イミダゾール-1-イル)-5-メトキシ-1-メチル-1H-ピロロ[3,2-b]ピリジン-2-イル)-1H-1,2,4-トリアゾール-3-イル)-2-メトキシエタン-1-オール;
    (S)-1-(3-(6-クロロ-3-(1H-イミダゾール-1-イル)-5-メトキシ-1-メチル-1H-ピロロ[3,2-b]ピリジン-2-イル)-1H-1,2,4-トリアゾール-5-イル)-2-メトキシエタン-1-オール;
    6-クロロ-2-(5-(1,1-ジフルオロ-2-メトキシエチル)-4H-1,2,4-トリアゾール-3-イル)-3-(1H-イミダゾール-1-イル)-5-メトキシ-1-メチル-1H-ピロロ[3,2-b]ピリジン;
    6-クロロ-2-(3-(1,1-ジフルオロ-2-メトキシエチル)-1H-1,2,4-トリアゾール-5-イル)-3-(1H-イミダゾール-1-イル)-5-メトキシ-1-メチル-1H-ピロロ[3,2-b]ピリジン;
    6-クロロ-2-(5-(1,1-ジフルオロ-2-メトキシエチル)-1H-1,2,4-トリアゾール-3-イル)-3-(1H-イミダゾール-1-イル)-5-メトキシ-1-メチル-1H-ピロロ[3,2-b]ピリジン;
    6-クロロ-2-(5-(1,1-ジフルオロエチル)-4H-1,2,4-トリアゾール-3-イル)-3-(1H-イミダゾール-1-イル)-5-メトキシ-1-メチル-1H-ピロロ[3,2-b]ピリジン;
    6-クロロ-2-(3-(1,1-ジフルオロエチル)-1H-1,2,4-トリアゾール-5-イル)-3-(1H-イミダゾール-1-イル)-5-メトキシ-1-メチル-1H-ピロロ[3,2-b]ピリジン;
    6-クロロ-2-(5-(1,1-ジフルオロエチル)-1H-1,2,4-トリアゾール-3-イル)-3-(1H-イミダゾール-1-イル)-5-メトキシ-1-メチル-1H-ピロロ[3,2-b]ピリジン;
    1-(5-(6-クロロ-3-(1H-イミダゾール-1-イル)-5-メトキシ-1-メチル-1H-ピロロ[3,2-b]ピリジン-2-イル)-4H-1,2,4-トリアゾール-3-イル)エタン-1-オン;
    1-(5-(6-クロロ-3-(1H-イミダゾール-1-イル)-5-メトキシ-1-メチル-1H-ピロロ[3,2-b]ピリジン-2-イル)-1H-1,2,4-トリアゾール-3-イル)エタン-1-オン;
    1-(3-(6-クロロ-3-(1H-イミダゾール-1-イル)-5-メトキシ-1-メチル-1H-ピロロ[3,2-b]ピリジン-2-イル)-1H-1,2,4-トリアゾール-5-イル)エタン-1-オン;
    6-クロロ-2-(5-フルオロ-4H-1,2,4-トリアゾール-3-イル)-3-(1H-イミダゾール-1-イル)-5-メトキシ-1-メチル-1H-ピロロ[3,2-b]ピリジン;
    6-クロロ-2-(3-フルオロ-1H-1,2,4-トリアゾール-5-イル)-3-(1H-イミダゾール-1-イル)-5-メトキシ-1-メチル-1H-ピロロ[3,2-b]ピリジン;
    6-クロロ-2-(5-フルオロ-1H-1,2,4-トリアゾール-3-イル)-3-(1H-イミダゾール-1-イル)-5-メトキシ-1-メチル-1H-ピロロ[3,2-b]ピリジン;
    2-(5-(6-クロロ-3-(1H-イミダゾール-1-イル)-5-メトキシ-1-メチル-1H-ピロロ[3,2-b]ピリジン-2-イル)-4H-1,2,4-トリアゾール-3-イル)プロパンニトリル;
    2-(5-(6-クロロ-3-(1H-イミダゾール-1-イル)-5-メトキシ-1-メチル-1H-ピロロ[3,2-b]ピリジン-2-イル)-1H-1,2,4-トリアゾール-3-イル)プロパンニトリル;
    2-(3-(6-クロロ-3-(1H-イミダゾール-1-イル)-5-メトキシ-1-メチル-1H-ピロロ[3,2-b]ピリジン-2-イル)-1H-1,2,4-トリアゾール-5-イル)プロパンニトリル;
    (R)-2-(5-(6-クロロ-3-(1H-イミダゾール-1-イル)-5-メトキシ-1-メチル-1H-ピロロ[3,2-b]ピリジン-2-イル)-4H-1,2,4-トリアゾール-3-イル)プロパンニトリル;
    (R)-2-(5-(6-クロロ-3-(1H-イミダゾール-1-イル)-5-メトキシ-1-メチル-1H-ピロロ[3,2-b]ピリジン-2-イル)-1H-1,2,4-トリアゾール-3-イル)プロパンニトリル;
    (R)-2-(3-(6-クロロ-3-(1H-イミダゾール-1-イル)-5-メトキシ-1-メチル-1H-ピロロ[3,2-b]ピリジン-2-イル)-1H-1,2,4-トリアゾール-5-イル)プロパンニトリル;
    (S)-2-(5-(6-クロロ-3-(1H-イミダゾール-1-イル)-5-メトキシ-1-メチル-1H-ピロロ[3,2-b]ピリジン-2-イル)-4H-1,2,4-トリアゾール-3-イル)プロパンニトリル;
    (S)-2-(5-(6-クロロ-3-(1H-イミダゾール-1-イル)-5-メトキシ-1-メチル-1H-ピロロ[3,2-b]ピリジン-2-イル)-1H-1,2,4-トリアゾール-3-イル)プロパンニトリル;
    (S)-2-(3-(6-クロロ-3-(1H-イミダゾール-1-イル)-5-メトキシ-1-メチル-1H-ピロロ[3,2-b]ピリジン-2-イル)-1H-1,2,4-トリアゾール-5-イル)プロパンニトリル;
    6-クロロ-3-(1H-イミダゾール-1-イル)-5-メトキシ-1-メチル-2-(4H-1,2,4-トリアゾール-3-イル)-1H-ピロロ[3,2-b]ピリジン;
    6-クロロ-3-(1H-イミダゾール-1-イル)-5-メトキシ-1-メチル-2-(1H-1,2,4-トリアゾール-5-イル)-1H-ピロロ[3,2-b]ピリジン;
    6-クロロ-3-(1H-イミダゾール-1-イル)-5-メトキシ-1-メチル-2-(1H-1,2,4-トリアゾール-3-イル)-1H-ピロロ[3,2-b]ピリジン;
    1-(5-(6-クロロ-3-(1H-イミダゾール-1-イル)-5-メトキシ-1-メチル-1H-ピロロ[3,2-b]ピリジン-2-イル)-4H-1,2,4-トリアゾール-3-イル)-2-メトキシ-N,N-ジメチルエタン-1-アミン;
    1-(5-(6-クロロ-3-(1H-イミダゾール-1-イル)-5-メトキシ-1-メチル-1H-ピロロ[3,2-b]ピリジン-2-イル)-1H-1,2,4-トリアゾール-3-イル)-2-メトキシ-N,N-ジメチルエタン-1-アミン;
    1-(3-(6-クロロ-3-(1H-イミダゾール-1-イル)-5-メトキシ-1-メチル-1H-ピロロ[3,2-b]ピリジン-2-イル)-1H-1,2,4-トリアゾール-5-イル)-2-メトキシ-N,N-ジメチルエタン-1-アミン;
    (R)-1-(5-(6-クロロ-3-(1H-イミダゾール-1-イル)-5-メトキシ-1-メチル-1H-ピロロ[3,2-b]ピリジン-2-イル)-4H-1,2,4-トリアゾール-3-イル)-2-メトキシ-N,N-ジメチルエタン-1-アミン;
    (R)-1-(5-(6-クロロ-3-(1H-イミダゾール-1-イル)-5-メトキシ-1-メチル-1H-ピロロ[3,2-b]ピリジン-2-イル)-1H-1,2,4-トリアゾール-3-イル)-2-メトキシ-N,N-ジメチルエタン-1-アミン;
    (R)-1-(3-(6-クロロ-3-(1H-イミダゾール-1-イル)-5-メトキシ-1-メチル-1H-ピロロ[3,2-b]ピリジン-2-イル)-1H-1,2,4-トリアゾール-5-イル)-2-メトキシ-N,N-ジメチルエタン-1-アミン;
    (S)-1-(5-(6-クロロ-3-(1H-イミダゾール-1-イル)-5-メトキシ-1-メチル-1H-ピロロ[3,2-b]ピリジン-2-イル)-4H-1,2,4-トリアゾール-3-イル)-2-メトキシ-N,N-ジメチルエタン-1-アミン;
    (S)-1-(5-(6-クロロ-3-(1H-イミダゾール-1-イル)-5-メトキシ-1-メチル-1H-ピロロ[3,2-b]ピリジン-2-イル)-1H-1,2,4-トリアゾール-3-イル)-2-メトキシ-N,N-ジメチルエタン-1-アミン;
    (S)-1-(3-(6-クロロ-3-(1H-イミダゾール-1-イル)-5-メトキシ-1-メチル-1H-ピロロ[3,2-b]ピリジン-2-イル)-1H-1,2,4-トリアゾール-5-イル)-2-メトキシ-N,N-ジメチルエタン-1-アミン;
    1-(5-(6-クロロ-5-メトキシ-1-メチル-3-(1H-ピラゾール-4-イル)-1H-ピロロ[3,2-b]ピリジン-2-イル)-4H-1,2,4-トリアゾール-3-イル)-2-メトキシ-N,N-ジメチルエタン-1-アミン;
    1-(5-(6-クロロ-5-メトキシ-1-メチル-3-(1H-ピラゾール-4-イル)-1H-ピロロ[3,2-b]ピリジン-2-イル)-1H-1,2,4-トリアゾール-3-イル)-2-メトキシ-N,N-ジメチルエタン-1-アミン;
    1-(3-(6-クロロ-5-メトキシ-1-メチル-3-(1H-ピラゾール-4-イル)-1H-ピロロ[3,2-b]ピリジン-2-イル)-1H-1,2,4-トリアゾール-5-イル)-2-メトキシ-N,N-ジメチルエタン-1-アミン;
    (R)-1-(5-(6-クロロ-5-メトキシ-1-メチル-3-(1H-ピラゾール-4-イル)-1H-ピロロ[3,2-b]ピリジン-2-イル)-4H-1,2,4-トリアゾール-3-イル)-2-メトキシ-N,N-ジメチルエタン-1-アミン;
    (R)-1-(5-(6-クロロ-5-メトキシ-1-メチル-3-(1H-ピラゾール-4-イル)-1H-ピロロ[3,2-b]ピリジン-2-イル)-1H-1,2,4-トリアゾール-3-イル)-2-メトキシ-N,N-ジメチルエタン-1-アミン;
    (R)-1-(3-(6-クロロ-5-メトキシ-1-メチル-3-(1H-ピラゾール-4-イル)-1H-ピロロ[3,2-b]ピリジン-2-イル)-1H-1,2,4-トリアゾール-5-イル)-2-メトキシ-N,N-ジメチルエタン-1-アミン;
    (S)-1-(5-(6-クロロ-5-メトキシ-1-メチル-3-(1H-ピラゾール-4-イル)-1H-ピロロ[3,2-b]ピリジン-2-イル)-4H-1,2,4-トリアゾール-3-イル)-2-メトキシ-N,N-ジメチルエタン-1-アミン;
    (S)-1-(5-(6-クロロ-5-メトキシ-1-メチル-3-(1H-ピラゾール-4-イル)-1H-ピロロ[3,2-b]ピリジン-2-イル)-1H-1,2,4-トリアゾール-3-イル)-2-メトキシ-N,N-ジメチルエタン-1-アミン;
    (S)-1-(3-(6-クロロ-5-メトキシ-1-メチル-3-(1H-ピラゾール-4-イル)-1H-ピロロ[3,2-b]ピリジン-2-イル)-1H-1,2,4-トリアゾール-5-イル)-2-メトキシ-N,N-ジメチルエタン-1-アミン;
    1-(5-(6-クロロ-3-(1H-イミダゾール-1-イル)-5-メトキシ-1-メチル-1H-ピロロ[3,2-b]ピリジン-2-イル)-4H-1,2,4-トリアゾール-3-イル)-N,N-ジメチルエタン-1-アミン;
    1-(5-(6-クロロ-3-(1H-イミダゾール-1-イル)-5-メトキシ-1-メチル-1H-ピロロ[3,2-b]ピリジン-2-イル)-1H-1,2,4-トリアゾール-3-イル)-N,N-ジメチルエタン-1-アミン;
    1-(3-(6-クロロ-3-(1H-イミダゾール-1-イル)-5-メトキシ-1-メチル-1H-ピロロ[3,2-b]ピリジン-2-イル)-1H-1,2,4-トリアゾール-5-イル)-N,N-ジメチルエタン-1-アミン;
    (S)-1-(5-(6-クロロ-3-(1H-イミダゾール-1-イル)-5-メトキシ-1-メチル-1H-ピロロ[3,2-b]ピリジン-2-イル)-4H-1,2,4-トリアゾール-3-イル)-N,N-ジメチルエタン-1-アミン;
    (S)-1-(5-(6-クロロ-3-(1H-イミダゾール-1-イル)-5-メトキシ-1-メチル-1H-ピロロ[3,2-b]ピリジン-2-イル)-1H-1,2,4-トリアゾール-3-イル)-N,N-ジメチルエタン-1-アミン;
    (S)-1-(3-(6-クロロ-3-(1H-イミダゾール-1-イル)-5-メトキシ-1-メチル-1H-ピロロ[3,2-b]ピリジン-2-イル)-1H-1,2,4-トリアゾール-5-イル)-N,N-ジメチルエタン-1-アミン;
    (R)-1-(5-(6-クロロ-3-(1H-イミダゾール-1-イル)-5-メトキシ-1-メチル-1H-ピロロ[3,2-b]ピリジン-2-イル)-4H-1,2,4-トリアゾール-3-イル)-N,N-ジメチルエタン-1-アミン;
    (R)-1-(5-(6-クロロ-3-(1H-イミダゾール-1-イル)-5-メトキシ-1-メチル-1H-ピロロ[3,2-b]ピリジン-2-イル)-1H-1,2,4-トリアゾール-3-イル)-N,N-ジメチルエタン-1-アミン;
    (R)-1-(3-(6-クロロ-3-(1H-イミダゾール-1-イル)-5-メトキシ-1-メチル-1H-ピロロ[3,2-b]ピリジン-2-イル)-1H-1,2,4-トリアゾール-5-イル)-N,N-ジメチルエタン-1-アミン;
    (E)-1-(5-(6-クロロ-3-(1H-イミダゾール-1-イル)-5-メトキシ-1-メチル-1H-ピロロ[3,2-b]ピリジン-2-イル)-4H-1,2,4-トリアゾール-3-イル)エタン-1-オンO-メチルオキシム;
    (E)-1-(5-(6-クロロ-3-(1H-イミダゾール-1-イル)-5-メトキシ-1-メチル-1H-ピロロ[3,2-b]ピリジン-2-イル)-1H-1,2,4-トリアゾール-3-イル)エタン-1-オンO-メチルオキシム;
    (E)-1-(3-(6-クロロ-3-(1H-イミダゾール-1-イル)-5-メトキシ-1-メチル-1H-ピロロ[3,2-b]ピリジン-2-イル)-1H-1,2,4-トリアゾール-5-イル)エタン-1-オンO-メチルオキシム;
    (E)-1-(5-(6-クロロ-3-(1H-イミダゾール-1-イル)-5-メトキシ-1-メチル-1H-ピロロ[3,2-b]ピリジン-2-イル)-4H-1,2,4-トリアゾール-3-イル)エタン-1-オンO-(2-ヒドロキシエチル)オキシム;
    (E)-1-(5-(6-クロロ-3-(1H-イミダゾール-1-イル)-5-メトキシ-1-メチル-1H-ピロロ[3,2-b]ピリジン-2-イル)-1H-1,2,4-トリアゾール-3-イル)エタン-1-オンO-(2-ヒドロキシエチル)オキシム;
    (E)-1-(3-(6-クロロ-3-(1H-イミダゾール-1-イル)-5-メトキシ-1-メチル-1H-ピロロ[3,2-b]ピリジン-2-イル)-1H-1,2,4-トリアゾール-5-イル)エタン-1-オンO-(2-ヒドロキシエチル)オキシム;
    6-クロロ-5-メトキシ-1-メチル-3-(1H-ピラゾール-4-イル)-2-(5-(2,2,2-トリフルオロ-1-メトキシエチル)-4H-1,2,4-トリアゾール-3-イル)-1H-ピロロ[3,2-b]ピリジン;
    6-クロロ-5-メトキシ-1-メチル-3-(1H-ピラゾール-4-イル)-2-(3-(2,2,2-トリフルオロ-1-メトキシエチル)-1H-1,2,4-トリアゾール-5-イル)-1H-ピロロ[3,2-b]ピリジン;
    6-クロロ-5-メトキシ-1-メチル-3-(1H-ピラゾール-4-イル)-2-(5-(2,2,2-トリフルオロ-1-メトキシエチル)-1H-1,2,4-トリアゾール-3-イル)-1H-ピロロ[3,2-b]ピリジン;
    (S)-6-クロロ-5-メトキシ-1-メチル-3-(1H-ピラゾール-4-イル)-2-(5-(2,2,2-トリフルオロ-1-メトキシエチル)-4H-1,2,4-トリアゾール-3-イル)-1H-ピロロ[3,2-b]ピリジン;
    (S)-6-クロロ-5-メトキシ-1-メチル-3-(1H-ピラゾール-4-イル)-2-(3-(2,2,2-トリフルオロ-1-メトキシエチル)-1H-1,2,4-トリアゾール-5-イル)-1H-ピロロ[3,2-b]ピリジン;
    (S)-6-クロロ-5-メトキシ-1-メチル-3-(1H-ピラゾール-4-イル)-2-(5-(2,2,2-トリフルオロ-1-メトキシエチル)-1H-1,2,4-トリアゾール-3-イル)-1H-ピロロ[3,2-b]ピリジン;
    (R)-6-クロロ-5-メトキシ-1-メチル-3-(1H-ピラゾール-4-イル)-2-(5-(2,2,2-トリフルオロ-1-メトキシエチル)-4H-1,2,4-トリアゾール-3-イル)-1H-ピロロ[3,2-b]ピリジン;
    (R)-6-クロロ-5-メトキシ-1-メチル-3-(1H-ピラゾール-4-イル)-2-(3-(2,2,2-トリフルオロ-1-メトキシエチル)-1H-1,2,4-トリアゾール-5-イル)-1H-ピロロ[3,2-b]ピリジン;
    (R)-6-クロロ-5-メトキシ-1-メチル-3-(1H-ピラゾール-4-イル)-2-(5-(2,2,2-トリフルオロ-1-メトキシエチル)-1H-1,2,4-トリアゾール-3-イル)-1H-ピロロ[3,2-b]ピリジン;
    1-(5-(6-クロロ-5-メトキシ-1-メチル-3-(1H-ピラゾール-4-イル)-1H-ピロロ[3,2-b]ピリジン-2-イル)-4H-1,2,4-トリアゾール-3-イル)エタン-1-オン;
    1-(5-(6-クロロ-5-メトキシ-1-メチル-3-(1H-ピラゾール-4-イル)-1H-ピロロ[3,2-b]ピリジン-2-イル)-1H-1,2,4-トリアゾール-3-イル)エタン-1-オン;
    1-(3-(6-クロロ-5-メトキシ-1-メチル-3-(1H-ピラゾール-4-イル)-1H-ピロロ[3,2-b]ピリジン-2-イル)-1H-1,2,4-トリアゾール-5-イル)エタン-1-オン;
    5-(6-クロロ-5-メトキシ-1-メチル-3-(1H-ピラゾール-4-イル)-1H-ピロロ[3,2-b]ピリジン-2-イル)-N,N-ジメチル-4H-1,2,4-トリアゾール-3-カルボキサミド;
    5-(6-クロロ-5-メトキシ-1-メチル-3-(1H-ピラゾール-4-イル)-1H-ピロロ[3,2-b]ピリジン-2-イル)-N,N-ジメチル-1H-1,2,4-トリアゾール-3-カルボキサミド;
    3-(6-クロロ-5-メトキシ-1-メチル-3-(1H-ピラゾール-4-イル)-1H-ピロロ[3,2-b]ピリジン-2-イル)-N,N-ジメチル-1H-1,2,4-トリアゾール-5-カルボキサミド;
    6-クロロ-2-(5-(1,2-ジメトキシエチル)-4H-1,2,4-トリアゾール-3-イル)-5-メトキシ-1-メチル-3-(1H-ピラゾール-4-イル)-1H-ピロロ[3,2-b]ピリジン;
    6-クロロ-2-(3-(1,2-ジメトキシエチル)-1H-1,2,4-トリアゾール-5-イル)-5-メトキシ-1-メチル-3-(1H-ピラゾール-4-イル)-1H-ピロロ[3,2-b]ピリジン;
    6-クロロ-2-(5-(1,2-ジメトキシエチル)-1H-1,2,4-トリアゾール-3-イル)-5-メトキシ-1-メチル-3-(1H-ピラゾール-4-イル)-1H-ピロロ[3,2-b]ピリジン;
    (S)-6-クロロ-2-(5-(1,2-ジメトキシエチル)-4H-1,2,4-トリアゾール-3-イル)-5-メトキシ-1-メチル-3-(1H-ピラゾール-4-イル)-1H-ピロロ[3,2-b]ピリジン;
    (S)-6-クロロ-2-(3-(1,2-ジメトキシエチル)-1H-1,2,4-トリアゾール-5-イル)-5-メトキシ-1-メチル-3-(1H-ピラゾール-4-イル)-1H-ピロロ[3,2-b]ピリジン;
    (S)-6-クロロ-2-(5-(1,2-ジメトキシエチル)-1H-1,2,4-トリアゾール-3-イル)-5-メトキシ-1-メチル-3-(1H-ピラゾール-4-イル)-1H-ピロロ[3,2-b]ピリジン;
    (R)-6-クロロ-2-(5-(1,2-ジメトキシエチル)-4H-1,2,4-トリアゾール-3-イル)-5-メトキシ-1-メチル-3-(1H-ピラゾール-4-イル)-1H-ピロロ[3,2-b]ピリジン;
    (R)-6-クロロ-2-(3-(1,2-ジメトキシエチル)-1H-1,2,4-トリアゾール-5-イル)-5-メトキシ-1-メチル-3-(1H-ピラゾール-4-イル)-1H-ピロロ[3,2-b]ピリジン;
    (R)-6-クロロ-2-(5-(1,2-ジメトキシエチル)-1H-1,2,4-トリアゾール-3-イル)-5-メトキシ-1-メチル-3-(1H-ピラゾール-4-イル)-1H-ピロロ[3,2-b]ピリジン;
    6-クロロ-3-(1H-イミダゾール-1-イル)-5-メトキシ-1-メチル-2-(5-(トリフルオロメチル)-4H-1,2,4-トリアゾール-3-イル)-1H-ピロロ[3,2-b]ピリジン;
    6-クロロ-3-(1H-イミダゾール-1-イル)-5-メトキシ-1-メチル-2-(3-(トリフルオロメチル)-1H-1,2,4-トリアゾール-5-イル)-1H-ピロロ[3,2-b]ピリジン;
    6-クロロ-3-(1H-イミダゾール-1-イル)-5-メトキシ-1-メチル-2-(5-(トリフルオロメチル)-1H-1,2,4-トリアゾール-3-イル)-1H-ピロロ[3,2-b]ピリジン;
    6-クロロ-3-(1H-イミダゾール-1-イル)-5-メトキシ-2-(5-(トリフルオロメチル)-4H-1,2,4-トリアゾール-3-イル)-1H-ピロロ[3,2-b]ピリジン;
    6-クロロ-3-(1H-イミダゾール-1-イル)-5-メトキシ-2-(3-(トリフルオロメチル)-1H-1,2,4-トリアゾール-5-イル)-1H-ピロロ[3,2-b]ピリジン;
    6-クロロ-3-(1H-イミダゾール-1-イル)-5-メトキシ-2-(5-(トリフルオロメチル)-1H-1,2,4-トリアゾール-3-イル)-1H-ピロロ[3,2-b]ピリジン;
    6-クロロ-5-メトキシ-3-(1H-ピラゾール-4-イル)-2-(5-(トリフルオロメチル)-4H-1,2,4-トリアゾール-3-イル)-1H-ピロロ[3,2-b]ピリジン;
    6-クロロ-5-メトキシ-3-(1H-ピラゾール-4-イル)-2-(3-(トリフルオロメチル)-1H-1,2,4-トリアゾール-5-イル)-1H-ピロロ[3,2-b]ピリジン;
    6-クロロ-5-メトキシ-3-(1H-ピラゾール-4-イル)-2-(5-(トリフルオロメチル)-1H-1,2,4-トリアゾール-3-イル)-1H-ピロロ[3,2-b]ピリジン;
    6-クロロ-3-(1H-イミダゾール-1-イル)-2-(5-(トリフルオロメチル)-4H-1,2,4-トリアゾール-3-イル)-1H-ピロロ[3,2-b]ピリジン-5-オール;
    6-クロロ-3-(1H-イミダゾール-1-イル)-2-(3-(トリフルオロメチル)-1H-1,2,4-トリアゾール-5-イル)-1H-ピロロ[3,2-b]ピリジン-5-オール;
    6-クロロ-3-(1H-イミダゾール-1-イル)-2-(5-(トリフルオロメチル)-1H-1,2,4-トリアゾール-3-イル)-1H-ピロロ[3,2-b]ピリジン-5-オール;
    6-クロロ-3-(1H-ピラゾール-4-イル)-2-(5-(トリフルオロメチル)-4H-1,2,4-トリアゾール-3-イル)-1H-ピロロ[3,2-b]ピリジン-5-オール;
    6-クロロ-3-(1H-ピラゾール-4-イル)-2-(3-(トリフルオロメチル)-1H-1,2,4-トリアゾール-5-イル)-1H-ピロロ[3,2-b]ピリジン-5-オール;
    6-クロロ-3-(1H-ピラゾール-4-イル)-2-(5-(トリフルオロメチル)-1H-1,2,4-トリアゾール-3-イル)-1H-ピロロ[3,2-b]ピリジン-5-オール;
    6-クロロ-1-メチル-3-(1H-ピラゾール-4-イル)-2-(5-(トリフルオロメチル)-4H-1,2,4-トリアゾール-3-イル)-1H-ピロロ[3,2-b]ピリジン-5-オール;
    6-クロロ-1-メチル-3-(1H-ピラゾール-4-イル)-2-(3-(トリフルオロメチル)-1H-1,2,4-トリアゾール-5-イル)-1H-ピロロ[3,2-b]ピリジン-5-オール;
    6-クロロ-1-メチル-3-(1H-ピラゾール-4-イル)-2-(5-(トリフルオロメチル)-1H-1,2,4-トリアゾール-3-イル)-1H-ピロロ[3,2-b]ピリジン-5-オール;
    1-(5-(6-クロロ-3-(1H-イミダゾール-1-イル)-5-メトキシ-1-メチル-1H-ピロロ[3,2-b]ピリジン-2-イル)-4H-1,2,4-トリアゾール-3-イル)-N,N-ジメチルメタンアミン;
    1-(5-(6-クロロ-3-(1H-イミダゾール-1-イル)-5-メトキシ-1-メチル-1H-ピロロ[3,2-b]ピリジン-2-イル)-1H-1,2,4-トリアゾール-3-イル)-N,N-ジメチルメタンアミン;
    1-(3-(6-クロロ-3-(1H-イミダゾール-1-イル)-5-メトキシ-1-メチル-1H-ピロロ[3,2-b]ピリジン-2-イル)-1H-1,2,4-トリアゾール-5-イル)-N,N-ジメチルメタンアミン;
    又はその薬学的に許容できる塩、水和物、溶媒和物、立体異性体、若しくは互変異性体。
  15. 請求項1~14のいずれか一項に記載の化合物又はその薬学的に許容できる塩、水和物、溶媒和物、立体異性体、若しくは互変異性体及び薬学的に許容できる担体又は賦形剤を含む医薬組成物。
  16. 請求項1~14のいずれか一項に記載の化合物又はその薬学的に許容できる塩、水和物、溶媒和物、立体異性体、若しくは互変異性体及び1種以上の治療活性のある薬剤を含む組み合わせ。
  17. 対象におけるcGAS活性を調節する方法であって、前記対象に、治療上有効な量の請求項1~14のいずれか一項に記載の化合物又はその薬学的に許容できる塩、水和物、溶媒和物、立体異性体、若しくは互変異性体を投与することを含む方法。
  18. 疾患又は病態を処置する方法であって、それを必要とする前記対象に、請求項1~14のいずれか一項に記載の化合物又はその薬学的に許容できる塩、水和物、溶媒和物、立体異性体、若しくは互変異性体を投与することを含み、前記疾患又は病態が、エカルディ・グティエール症候群、家族性凍瘡状狼瘡、RVCL(常染色体優性の脳白質萎縮症を伴う網膜血管障害)、血管炎、全身性エリテマトーデス(SLE)、ループス腎炎(LN)、皮膚筋炎、シェーグレン症候群(SS)、関節リウマチ(RA)、加齢黄斑変性(AMD)、パーキンソン病、アルツハイマー、筋萎縮性側索硬化症(ALS)、前頭側頭型認知症(FTD)、肺炎症、急性肺インフラマチン、特発性肺線維症、肝臓及び腎臓の線維症、非アルコール性脂肪性肝炎(NASH)、肝硬変、心内膜心筋線維症、急性及び慢性腎障害、APOL1と関連するポドサイトパチー、急性膵炎、潰瘍性大腸炎、炎症性腸疾患(IBD)、慢性閉塞性肺疾患(COPD)、敗血症、老化、及び加齢からなる群から選択される方法。
  19. 前記疾患又は病態が、エカルディ・グティエール症候群(AGS)、血管炎、全身性エリテマトーデス(SLE)、家族性凍瘡状狼瘡、及びシェーグレン症候群からなる群から選択される、請求項18に記載の方法。
  20. 医薬品として使用するための、請求項1~14のいずれか一項に記載の化合物又はその薬学的に許容できる塩、水和物、溶媒和物、立体異性体、若しくは互変異性体。
  21. エカルディ・グティエール症候群、家族性凍瘡状狼瘡、RVCL(常染色体優性の脳白質萎縮症を伴う網膜血管障害)、血管炎、全身性エリテマトーデス(SLE)、ループス腎炎(LN)、皮膚筋炎、シェーグレン症候群(SS)、関節リウマチ(RA)、加齢黄斑変性(AMD)、パーキンソン病、アルツハイマー、筋萎縮性側索硬化症(ALS)、前頭側頭型認知症(FTD)、肺炎症、急性肺インフラマチン、特発性肺線維症、肝臓及び腎臓の線維症、非アルコール性脂肪性肝炎(NASH)、肝硬変、心内膜心筋線維症、急性及び慢性腎障害、APOL1と関連するポドサイトパチー、急性膵炎、潰瘍性大腸炎、炎症性腸疾患(IBD)、慢性閉塞性肺疾患(COPD)、敗血症、老化、及び加齢からなる群から選択される障害又は疾患の処置に使用するための、請求項1~14のいずれか一項に記載の化合物又はその薬学的に許容できる塩、水和物、溶媒和物、立体異性体、若しくは互変異性体。
  22. エカルディ・グティエール症候群、家族性凍瘡状狼瘡、RVCL(常染色体優性の脳白質萎縮症を伴う網膜血管障害)、血管炎、全身性エリテマトーデス(SLE)、ループス腎炎(LN)、皮膚筋炎、シェーグレン症候群(SS)、関節リウマチ(RA)、加齢黄斑変性(AMD)、パーキンソン病、アルツハイマー、筋萎縮性側索硬化症(ALS)、前頭側頭型認知症(FTD)、肺炎症、急性肺インフラマチン、特発性肺線維症、肝臓及び腎臓の線維症、非アルコール性脂肪性肝炎(NASH)、肝硬変、心内膜心筋線維症、急性及び慢性腎障害、APOL1と関連するポドサイトパチー、急性膵炎、潰瘍性大腸炎、炎症性腸疾患(IBD)、慢性閉塞性肺疾患(COPD)、敗血症、老化、及び加齢からなる群から選択される障害又は疾患の処置のための医薬品の製造における、請求項1~14のいずれか一項に記載の化合物又はその薬学的に許容できる塩、水和物、溶媒和物、立体異性体、若しくは互変異性体の使用。
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