JP2024500483A - 構成方法および装置 - Google Patents

Abstract

本開示は、構成方法および装置に関する。本方法は画像処理デバイスに適用され、本方法は、画像取得デバイスが画像処理デバイスにアクセスすることが検出されたときに、画像取得デバイスからアクセス構成ファイルを取得するステップと、アクセス構成ファイルに基づいてシリアライザ構成ファイルおよびデシリアライザ構成ファイルを取得するステップと、第1の構成命令を画像取得デバイスに送信するステップであって、第1の構成命令はシリアライザ構成ファイルを含み、シリアライザ構成ファイルは、画像取得デバイス内にあるシリアライザを構成するために使用され、画像取得デバイスが取得された並列電気信号を伝送のための直列電気信号に変換することを可能にするようにする、ステップと、画像取得デバイスからの直列電気信号を処理して、画像信号処理ISPチップ上に表示されることができる並列電気信号を取得するようにするために、デシリアライザ構成ファイルを使用することによって画像処理デバイス内にあるデシリアライザを構成するステップと、を含む。本開示の構成方法および装置は、画像取得デバイスのプラグアンドプレイを実施することができる。

Description

本出願は、参照によりその全体が本明細書に組み入れられる、2020年12月25日付で中国国家知識産権局に出願された、「CONFIGURATION METHOD AND APPARATUS」という名称の中国特許出願第202011565909．3号の優先権を主張するものである。

本開示は、画像処理の分野に関し、特に、構成方法および装置に関する。

自動運転はカメラモジュールに依存している。カメラモジュールは、車線逸脱警告、交通標識識別、パノラマ駐車などに使用されることができる。自動運転技術の発展に伴い、自動運転チップの計算能力はますます高くなり、自動運転のレベルは徐々に高まり、車両内の車載カメラの数も増加している。例えば、15台の車載カメラが存在する場合がある。

自動運転プラットフォームは、自動運転を実施するために異なる製造業者のカメラモジュールに適合する必要がある。現在、カメラモジュールが自動運転プラットフォームにアクセスするとき、現在アクセスされているカメラモジュールの構成ファイルは手動で構成される必要がある。このようにして、カメラモジュールが交換されたり、新しいカメラモジュールが導入されたりする場合、カメラモジュールの適合をやり直す必要があり、不便である。

これを考慮して、画像処理デバイス上で画像取得デバイスのプラグアンドプレイを実施することができる構成方法および装置が提供される。

第1の態様によれば、本開示の一実施形態は構成方法を提供する。本方法は画像処理デバイスに適用され、本方法は、画像取得デバイスが画像処理デバイスにアクセスすることが検出されたときに、画像取得デバイスからアクセス構成ファイルを取得するステップと、アクセス構成ファイルに基づいてシリアライザ構成ファイルおよびデシリアライザ構成ファイルを取得するステップと、第1の構成命令を画像取得デバイスに送信するステップであって、第1の構成命令はシリアライザ構成ファイルを含み、シリアライザ構成ファイルは、画像取得デバイス内にあるシリアライザを構成するために使用され、画像取得デバイスが取得された並列電気信号を伝送のための直列電気信号に変換することを可能にするようにする、ステップと、画像取得デバイスからの直列電気信号を処理して、画像信号処理ISPチップ上に表示されることができる並列電気信号を取得するようにするために、デシリアライザ構成ファイルを使用することによって画像処理デバイス内にあるデシリアライザを構成するステップと、を含む。

本開示のこの実施形態では、新しい画像入力デバイスが画像処理デバイスにアクセスすると、画像処理デバイスは、新しい画像入力デバイスのメモリ媒体に記憶された情報を読み出して構文解析し、シリアライザ構成ファイルおよびデシリアライザ構成ファイルを取得し得、その結果、画像入力デバイスの適合が自動的に実施され、ユーザは、画像処理デバイス内の構成情報を手動で修正する必要がない。言い換えれば、本開示のこの実施形態では、新しい画像入力デバイスが画像処理デバイスに導入されると、画像処理デバイスは画像入力デバイスに影響されない。新しい画像入力デバイスのプラグアンドプレイが実施されることができ、異なる画像入力デバイスに対して互換性が実現されるので、開発効率が向上し、開発コストが削減される。

第1の態様によれば、構成方法の第1の可能な実施態様では、アクセス構成ファイルに基づいてシリアライザ構成ファイルを取得するステップは、アクセス構成ファイル内の画像伝送用のフォーマット情報、伝送バスのアドレスマッピングレジスタの情報、および画像伝送用のレート情報に基づいてシリアライザ構成ファイルを取得するステップを含む。

このようにして、シリアライザ構成ファイルを生成することにより、シリアライザの構成が実施されることができる。

第1の態様によれば、構成方法の第2の可能な実施態様において、アクセス構成ファイルに基づいてデシリアライザ構成ファイルを取得するステップは、ローカルに事前構成されたデシリアライザの初期構成ファイルと、アクセス構成ファイル内の伝送チャネル情報、同期ピン番号、画像伝送用のレート情報、および画像伝送用のフォーマット情報とに基づいてデシリアライザ構成ファイルを取得するステップを含む。

このようにして、デシリアライザ構成ファイルを生成することにより、デシリアライザの構成が実施されることができる。

第1の態様または第1の態様の前述の可能な実施態様のいずれか1つによれば、構成方法の第3の可能な実施態様では、画像取得デバイスは記憶媒体を有し、アクセス構成ファイルは記憶媒体に記憶される。

このようにして、アクセス構成情報が画像取得デバイスの記憶媒体に記憶されるので、画像取得デバイスが画像処理デバイスにアクセスするとき、画像処理デバイスは画像取得デバイスに自動的に適合することができ、構成ファイルを画像処理デバイスに手動で追加する必要がなく、開発効率を向上させ、開発コストを削減するのに有利である。

第1の態様の第3の可能な実施態様によれば、構成方法の第4の可能な実施態様では、記憶媒体は、画像センサリセットピン番号をさらに記憶する。本方法は、画像取得デバイスから画像センサリセットピン番号を取得するステップと、画像取得デバイス内の画像センサがリセット動作を実行することを可能にするために、画像取得デバイスにリセット命令を送信するステップであって、リセット命令は画像センサリセットピン番号を含む、ステップと、をさらに含む。

このようにして、画像センサの自動リセットが実施されることができる。

第1の態様の第3の可能な実施態様によれば、構成方法の第5の可能な実施態様では、記憶媒体は、画像センサ構成ファイルをさらに記憶する。本方法は、画像取得デバイスから画像センサ構成ファイルを取得するステップと、画像取得デバイス内の画像センサを構成するために、画像取得デバイスに第2の構成命令を送信するステップであって、第2の構成命令は画像センサ構成ファイルを含む、ステップと、を含む。

このようにして、画像センサの自動構成が実施されることができる。

第1の態様の第3の可能な実施態様によれば、構成方法の第6の可能な実施態様では、記憶媒体は、表示効果パラメータをさらに記憶する。本方法は、画像取得デバイスから表示効果パラメータを取得するステップと、表示効果パラメータに基づいてISPチップ上で画像表示効果調整を実行するステップと、をさらに含む。

このようにして、異なるレンズと画像センサの画像取得デバイスとの間の適合が実施され、画像表示効果を効果的に改善することができる。

第2の態様によれば、本開示の一実施形態は構成装置を提供し、本装置は画像処理デバイスに適用される。本装置は、画像取得デバイスが画像処理デバイスにアクセスすることが検出されたときに、画像取得デバイスからアクセス構成ファイルを取得するように構成された第1の取得モジュールと、第1の取得モジュールによって取得されたアクセス構成ファイルに基づいてシリアライザ構成ファイルおよびデシリアライザ構成ファイルを取得するように構成された構文解析モジュールと、第1の構成命令を画像取得デバイスに送信するように構成された第1の送信モジュールであって、第1の構成命令は構文解析モジュールによって取得されたシリアライザ構成ファイルを含み、シリアライザ構成ファイルは、画像取得デバイス内にあるシリアライザを構成するために使用され、画像取得デバイスが取得された並列電気信号を伝送のための直列電気信号に変換することを可能にするようにする、第1の送信モジュールと、画像取得デバイスからの直列電気信号を処理して、画像信号処理ISPチップ上に表示されることができる並列電気信号を取得するようにするために、構文解析モジュールによって取得されたデシリアライザ構成ファイルを使用することによって画像処理デバイス内にあるデシリアライザを構成するように構成された構成モジュールと、を含む。

第2の態様によれば、構成装置の第1の可能な実施態様では、構文解析モジュールは、アクセス構成ファイル内にある画像伝送用のフォーマット情報、伝送バスのアドレスマッピングレジスタの情報、および画像伝送用のレート情報に基づいてシリアライザ構成ファイルを取得するように構成された第1の構文解析ユニットを含む。

第2の態様によれば、構成装置の第2の可能な実施態様では、構文解析モジュールは、ローカルに事前構成されたデシリアライザの初期構成ファイルと、アクセス構成ファイル内の伝送チャネル情報、同期ピン番号、画像伝送用のレート情報、および画像伝送用のフォーマット情報とに基づいて、デシリアライザ構成ファイルを取得するように構成された第2の構文解析ユニットをさらに含む。

第2の態様または第2の態様の前述の可能な実施態様のいずれか1つによれば、構成装置の第3の可能な実施態様では、画像取得デバイスは記憶媒体を有し、アクセス構成ファイルは記憶媒体に記憶される。

第2の態様の第3の可能な実施態様によれば、構成装置の第4の可能な実施態様では、記憶媒体は、画像センサリセットピン番号をさらに記憶する。本装置は、画像取得デバイスから画像センサリセットピン番号を取得するように構成された第2の取得モジュールと、画像取得デバイス内の画像センサがリセット動作を実行することを可能にするために、画像取得デバイスにリセット命令を送信するように構成された第2の送信モジュールであって、リセット命令は画像センサリセットピン番号を含む、第2の送信モジュールと、をさらに含む。

第2の態様の第3の可能な実施態様によれば、構成装置の第5の可能な実施態様では、記憶媒体は、画像センサ構成ファイルをさらに記憶する。本装置は、画像取得デバイスから画像センサ構成ファイルを取得するように構成された第3の取得モジュールと、第2の構成命令を画像取得デバイスに送信するように構成された第3の送信モジュールであって、第2の構成命令は画像取得デバイス内の画像センサを構成するために画像センサ構成ファイルを含む、第3の送信モジュールと、をさらに含む。

第2の態様の第3の可能な実施態様によれば、構成装置の第6の可能な実施態様では、記憶媒体は、表示効果パラメータをさらに記憶する。本装置は、画像取得デバイスから表示効果パラメータを取得するように構成された第4の取得モジュールと、表示効果パラメータに基づいてISPチップ上で画像表示効果調整を実行するように構成された調整モジュールと、をさらに含む。

第3の態様によれば、本開示の一実施形態は電子デバイスを提供する。電子デバイスは、第1の態様または第1の態様の複数の可能な実施態様のうちの1つまたは複数による構成方法を実行し得る。

第4の態様によれば、本開示の一実施形態は、コンピュータプログラム製品を提供する。コンピュータプログラム製品は、コンピュータ可読コードまたはコンピュータ可読コードを搬送する不揮発性コンピュータ可読記憶媒体を含む。コンピュータ可読コードが電子デバイスで実行されると、電子デバイスのプロセッサは、第1の態様または第1の態様の可能な実施態様のうちの1つまたは複数による構成方法を実行する。

本開示のこれらまたは他の態様は、以下の（複数の）実施形態の説明においてより簡潔で理解しやすい。

本明細書に含まれ、本明細書の一部および本明細書を構成する添付の図面は、本開示の例示的な実施形態、特徴、および態様を共に示し、本開示の原理を説明することを意図している。

本開示の一実施形態によるデバイス接続方法の実装環境の図である。 関連技術におけるデバイス接続システムのアーキテクチャの概略図である。 本開示の一実施形態によるデバイス接続システムのアーキテクチャの概略図である。 本開示の一実施形態による構成方法の相関フローチャートである。 本開示の一実施形態による構成方法の相関フローチャートである。 本開示の一実施形態による構成方法の相関フローチャートである。 コンピューティングデバイスの構造の概略図である。 本開示の一実施形態による構成装置の構造の概略図である。

以下、添付の図面を参照して、本開示の様々な例示的な実施形態、特徴、および態様を詳細に説明する。なお、添付の図面における同一の符号は、同一または類似の機能を有する要素を示す。実施形態の様々な態様が添付の図面に示されているが、特に明記しない限り、添付の図面は縮尺通りに描かれている必要はない。

本明細書における具体的な用語「例」は、「例、実施形態または例示として使用される」を意味する。「例」として記載された実施形態は、他の実施形態よりも優れている、またはより良好であると必ずしも説明されない。

さらに、本開示をより良く説明するために、以下の特定の実施態様において多数の特定の詳細が与えられる。当業者は、本開示が特定の詳細なしで実施されてもよいことを理解すべきである。いくつかの実施形態では、当業者に周知の方法、手段、要素および回路は詳細に説明されていないので、本開示の主題が強調される。

本開示の一実施形態では、画像取得デバイスは、画像を取得するように構成されたデバイスを表し得、画像処理デバイスは、画像を処理するように構成されたデバイスを表し得る。1つの可能な実施態様では、画像取得デバイスはカメラモジュールを含み得、画像処理デバイスは自動運転プラットフォームを含み得る。この場合、本開示の実施形態で提供される構成方法によれば、自動運転プラットフォームは、異なる製造業者および異なるモデルのカメラモジュールに自動的に適合し得、その結果、自動運転プラットフォームは、カメラモジュール上でプラグアンドプレイを実施する。1つの可能な実施態様では、画像取得デバイスは、携帯電話、ネットブック、タブレットコンピュータ、ノートブックコンピュータ、ウェアラブル電子デバイス（例えば、スマートバンド、スマートウォッチなど）、TV、および仮想現実デバイスなどの端末デバイスを含み得る。画像処理デバイスは、車載インフォテインメントに接続された車載表示画面などの車載表示画面を含み得る。この場合、本開示の実施形態で提供される構成方法によれば、車載表示画面は、異なる製造業者および異なるモデルの端末デバイスに自動的に適合し得、車載表示画面は、端末デバイス上でプラグアンドプレイを実施することができる。

例えば、画像取得デバイスとしてカメラモジュールが使用され、画像処理デバイスとして自動運転プラットフォームが使用される。図1は、本開示の一実施形態による構成方法の実装環境の図である。図1に示すように、実装環境は、カメラモジュールと自動運転プラットフォームとを含む。カメラモジュールは、車両の周囲に配備され得る。自動運転プラットフォームは、車両の運転位置および中央制御領域などの場所に配備され得る。カメラモジュールは、同軸ケーブルなどを介して自動運転プラットフォームにアクセスし得る。カメラモジュールは、画像を取得し、次いで、取得された画像を処理および表示のために自動運転プラットフォームに伝送し得る。

図2は、関連技術におけるデバイス接続システムのアーキテクチャの概略図である。図2に示すように、システムは、カメラモジュール11と、自動運転プラットフォーム12と、カメラモジュールと自動運転プラットフォームとを接続する同軸ケーブル13と、を含む。カメラモジュール11は、レンズ111、画像センサ112、およびシリアライザ113を含む。一例では、レンズ111は、長焦点レンズ、短焦点レンズ、中焦点レンズ、魚眼レンズなどを含んでもよい。画像センサ112は、Ar0231、Imx390、Imx490などを含んでもよい。シリアライザ113は、max9295やmax96705などを含んでもよい。自動運転プラットフォーム12は、デシリアライザ121と、画像信号処理（Image Signal Processing、ISP）チップ122と、を含む。一例では、デシリアライザ121は、Max96721などを含んでもよい。ISPチップ122は、Hi3559やHi1951などを含んでもよい。

カメラモジュール11と自動運転プラットフォーム12との間の通信を実施するために、カメラモジュール11内のシリアライザ113および自動運転プラットフォーム12内のデシリアライザ121は、対応して構成される必要がある。図2に示すように、関連技術において、シリアライザ113およびデシリアライザ121が対応して構成される手順は、以下の5つのステップを含む。
（1）カメラモジュール11は、自動運転プラットフォーム12にアクセスする。
（2）ユーザは、カメラモジュール11の構成ファイルを自動運転プラットフォーム12に手動で追加する。
（3）自動運転プラットフォーム12は、構成ファイルに基づいて、画像センサ112を構成するためのカメラモジュール11を示す。
（4）自動運転プラットフォーム12は、構成ファイルに基づいて、シリアライザ113を構成するためのカメラモジュール11を示す。
（5）自動運転プラットフォーム12は、デシリアライザ121を構成する。

前述の構成手順が完了した後、画像センサ112は、レンズ111を介して光信号を感知した後、光信号をマルチパス並列電気信号に変換し得る。シリアライザ113は、並列電気信号に対して直列化処理を実行して、直列電気信号を取得し得る。カメラモジュール11は、同軸ケーブル13を介して自動運転プラットフォーム12に直列電気信号を送信する。自動運転プラットフォーム12のデシリアライザ121は、並列電気信号を取得するために、受信した直列電気信号に対してデシリアライズ処理を実行し得る。並列電気信号は、ISPチップ122によって処理された後に表示され得る。

前述の初期化プロセスでは、ユーザはカメラモジュールの構成ファイルを手動で追加する。カメラアセンブリが交換されたとき、または新しいカメラアセンブリが導入されたとき、ユーザは、新たに追加されたカメラモジュールの構成ファイルを手動で追加する必要があり、その結果、自動運転プラットフォームは、カメラモジュール上で再び適合を実行し、自動運転プラットフォームは、カメラモジュール上でプラグアンドプレイを実施することができず、ユーザ体験が低下する。

関連技術では、カメラモジュールのID値とカメラモジュールの構成ファイルとの間の対応関係が自動運転プラットフォームにさらに追加されてもよい。カメラモジュールが自動運転プラットフォームにアクセスすると、自動運転プラットフォームは、カメラモジュールの構成を実施するために、カメラモジュールのID値に基づいて対応する構成ファイルを検索し得る。しかしながら、このようにして、上記対応関係のカメラモジュールが自動運転プラットフォームに予め構成されていない場合には、自動適合は実行されることができない。ユーザは、自動運転プラットフォーム上に対応する構成ファイルを手動で追加する必要があり、自動運転プラットフォームは、カメラモジュール上でプラグアンドプレイを実施することができず、ユーザ体験が低下する。

関連技術では、メモリがカメラモジュール内にさらに配置されてもよい。メモリは、カメラモジュールの構成ファイルを記憶し、カメラモジュールは、構成ファイルを呼び出すことによって構成されてもよい。しかしながら、このようにして、自動運転プラットフォームのデシリアライザは対応して構成されない。自動運転プラットフォームは、カメラモジュールによって送信された直列電気信号からビデオ画像を取得することができない。ユーザは、依然として、対応する構成ファイルを自動運転プラットフォームに手動で追加する必要があり、自動運転プラットフォームは、カメラモジュール上でプラグアンドプレイを実施することができず、ユーザ体験が低下する。

本開示の一実施形態では、画像処理デバイス上で画像取得デバイスのプラグアンドプレイを実施し得る構成方法が提供される。構成方法が図1に示す自動運転の実施環境に適用される場合、カメラモジュール上の自動運転プラットフォームのプラグアンドプレイが実施され得る。

カメラモジュール上で自動運転プラットフォームのプラグアンドプレイを実施するために、本開示の一実施形態は、シリアライザおよびデシリアライザの対応する構成を自動的に実施し、カメラモジュール上で自動運転プラットフォームのプラグアンドプレイを実施することができるデバイス接続システムを提供する。本開示のこの実施形態では、アクセス構成ファイルを記憶するように構成された記憶媒体がカメラモジュールに含まれ、アクセス構成ファイルを構文解析することができる構文解析モジュールが自動運転プラットフォームに追加される。構文解析モジュールは、アクセス構成ファイルに基づいてシリアライザ構成ファイルとデシリアライザ構成ファイルの両方を取得し得る。

図3は、本開示の一実施形態によるデバイス接続システムのアーキテクチャの概略図である。図3に示すように、図2に示すデバイス接続システムと比較して、本開示のこの実施形態で提供されるデバイス接続システムでは、記憶媒体114がカメラモジュール11に追加され、構文解析モジュール123が自動運転プラットフォーム12に追加される。記憶媒体114は、何らかの記憶媒体情報を記憶してもよい。構文解析モジュール123は、記憶媒体114に記憶された記憶媒体情報を構文解析して、シリアライザ113およびデシリアライザ121を構成するために使用されるファイルを取得し得る。

記憶媒体114に記憶される記憶媒体情報が図3に示される。実施において、記憶媒体114内のバイトの機能および意味が最初に合意され得る。例えば、第1のバイトはPipeチャネル番号を表し、第2のバイトはフレームシンクロナイザ（Frame SYNChronizer、FSYNC）ピン番号などを表すことが合意されている。このようにして、自動運転プラットフォーム12は、合意に基づいて、記憶媒体114から取得された記憶媒体情報内のバイトの意味を決定し、記憶媒体情報を構文解析して使用する必要がある情報を取得し得る。

1つの可能な実施態様では、記憶媒体114は、図3に示す記憶媒体情報1を記憶する。構文解析モジュール123が取得された記憶媒体情報を構文解析した後、記憶媒体情報1が取得されることができる。具体的には、シリアライザのビデオリンクモデルおよびアクセス構成ファイルが取得されることができる。シリアライザのビデオリンクモデルは、Max9295、Max96705、Max96707などを含む。アクセス構成ファイルは、伝送チャネル情報（例えば、値がX、Y、Z、およびUのうちの1つを含むPipeチャネル情報であって、X、Y、Z、およびUのどのチャネルが画像伝送チャネルとして使用されるかを示す）、同期ピン番号（例えば、カメラモジュール内の画像センサに接続するためにシリアライザに使用されるピン番号を表すFSYNCピン番号）、伝送バスのアドレスマッピングレジスタの情報（例えば、シリアライザi2cのアドレスマッピングレジスタの情報）、画像伝送のためのリンクモード情報（例えば、その値がGMSL1またはGMSL2を含むデフォルトGMSLリンクモード）、画像伝送のためのレート情報（例えば、その値が3Gまたは6Gを含むデフォルトGMSL伝送速度）、画像伝送のためのフォーマット情報（例えば、raw12、raw10、yuv420、またはyuv422）、およびシリアライザのレジスタ初期化構成リストを含む。

前述のアクセス構成ファイルは、シリアライザ113およびデシリアライザ121を構成するために使用されることができる。構文解析モジュール123がアクセス構成ファイルを構文解析した後、自動運転プラットフォーム12は、アクセス構成ファイルに基づいて、シリアライザ113を構成するために使用されるシリアライザ構成ファイルおよびデシリアライザ121を構成するために使用されるデシリアライザ構成ファイルを取得し得る。

1つの可能な実施態様では、自動運転プラットフォーム12は、アクセス構成ファイル内にある画像伝送用のフォーマット情報、伝送バスのアドレスマッピングレジスタの情報、および画像伝送用のレート情報に基づいてシリアライザ構成ファイルを取得し得る。自動運転プラットフォーム12は、ローカルに事前構成されたデシリアライザの初期構成ファイルと、アクセス構成ファイル内の伝送チャネル情報、同期ピン番号、画像伝送用のレート情報、および画像伝送用のフォーマット情報とに基づいて、デシリアライザ構成ファイルを取得し得る。初期構成ファイルは、一般構成シリアライザファイルを表し得る。

自動運転プラットフォーム12は、シリアライザ構成ファイルを含む第1の構成命令をカメラモジュール11に送信し得る。第1の構成命令を受信した後、カメラモジュール11はシリアライザ構成ファイルに基づいてシリアライザを構成し得る。構成が完了した後、シリアライザは、画像センサによって取得された並列電気信号を伝送用の直列電気信号に変換し得る。自動運転プラットフォーム12は、取得されたデシリアライザ構成ファイルを使用してデシリアライザ121を構成し得る。構成が完了した後、デシリアライザは、カメラモジュール11によって送信された直列電気信号に対してデシリアライズ処理を実行して、並列電気信号を取得し、表示用のISPチップを使用して画像を復元し得る。一例では、自動運転プラットフォーム12がデシリアライザ121を構成することは、伝送チャネルを受信するためのレジスタを構成することと、同期ピン番号に基づいて伝送チャネルを構成することと、伝送画像を受信するためのフォーマットを構成することと、デシリアライザとバックエンドISPチップとの間の通信のためのmipi関連レジスタを構成することと、を含み得る。

1つの可能な実施態様では、記憶媒体114は、図3に示す記憶媒体情報2をさらに記憶する。構文解析モジュール123が取得された記憶媒体情報を構文解析した後、記憶媒体情報2、具体的には画像センサリセットピン番号がさらに取得されることができる。次いで、自動運転プラットフォーム12は、画像センサリセットピン番号を含むリセット命令をカメラモジュール11に送信し得る。リセット命令を受信した後、カメラモジュール11は、画像センサ112に対してリセット動作を実行し得る。

1つの可能な実施態様では、記憶媒体114は、図3に示す記憶媒体情報3をさらに記憶する。自動運転プラットフォーム12が取得された記憶媒体情報を構文解析した後、記憶媒体情報3、具体的には画像センサ構成ファイルがさらに取得されることができる。一例では、画像センサ構成ファイルは、画像センサ解像度、画像レジスタ初期化リスト、画像センサ動作モード（例えば、リニア、HDR）、画像センサデータ圧縮曲線などを含み得る。次いで、自動運転プラットフォーム12は、画像センサ構成ファイルを含む第2の構成命令をカメラモジュール11に送信し得る。第2の構成命令を受信した後、カメラモジュール11は画像センサ112を構成し得る。

実施において、画像センサが最初にリセットされ、次いで構成されるように、リセット命令が第2の構成命令の前に送信され得る。

1つの可能な実施態様では、記憶媒体114は、図3に示す記憶媒体情報4、記憶媒体情報5、および記憶媒体情報6をさらに記憶する。構文解析モジュール123が取得された記憶媒体情報を構文解析した後、記憶媒体情報4、記憶媒体情報5、および記憶媒体情報6、具体的には、レンズ画角の大きさ、カメラタイプ（正面図、背面図、両眼図、サラウンドビューなど）、および画像効果パラメータ（例えば、画質パラメータ、画像センサモデルなど）が取得されることができる。次いで、自動運転プラットフォームは、レンズ画角、カメラタイプ、および画像効果パラメータの前述の大きさに基づいて、ISPチップ122に対して画像表示効果調整を実行し得る。本開示のこの実施形態では、レンズ画角の大きさ、カメラタイプ、および画像効果パラメータは、表示効果パラメータと呼ばれる場合がある。

本開示のこの実施形態では、新しいカメラモジュールが自動運転プラットフォームに挿入されると、自動運転プラットフォームは、新しいカメラモジュールのメモリ媒体に記憶された情報を読み取って構文解析し、シリアライザ構成ファイルおよびデシリアライザ構成ファイルを取得し得、その結果、カメラモジュールの適合が自動的に実施され、ユーザは自動運転プラットフォーム上の構成情報を手動で修正する必要がない。言い換えれば、本開示のこの実施形態では、新しいカメラモジュールが自動運転プラットフォームに導入されると、自動運転プラットフォームはカメラモジュールに影響されない。新しいカメラモジュールのプラグアンドプレイが実施され得、異なるカメラモジュールに対して互換性が実現されるので、開発効率が改善され、開発コストが削減される。

同様に、本開示のこの実施形態では、プラグアンドプレイはまた、新たに交換される異なるタイプの画像センサのカメラモジュールに対して実施されてもよい。プラグアンドプレイはまた、アップグレードされたカメラモジュールのために実施されてもよい。

加えて、本開示のこの実施形態では、新しいカメラモジュールが自動運転プラットフォームに挿入されると、自動運転プラットフォームは、カメラモジュール内の記憶媒体から表示効果パラメータをさらに読み取ってもよく、次いで、表示効果パラメータは、画像最適化処理のためにISPモジュールに転送され、その結果、自動運転プラットフォームは、異なる画角、異なるカメラタイプ、および異なる画像効果パラメータを有するカメラモジュールに良好に適合することができる。

実施において、自動カメラモジュールは、ギガビットマルチメディアシリアルリンク（Gigabit Multimedia Serial Links、GMSL）カメラ、または非GMSLカメラ（例えば、ロームカメラ）であってもよく、これについては本開示では限定されない。

実施において、記憶媒体は、電気的消去可能プログラマブル読み出し専用メモリ（Electrically Erasable Programmable read only memory、EEPROM）などであってもよく、これについては本開示では限定されない。

実施において、自動運転プラットフォームは、モバイルデータセンタ（Mobile Data Center、MDC）などを含んでもよく、これについては本開示では限定されない。

図4は、本開示の一実施形態による構成方法の相関フローチャートである。本方法は、画像取得デバイスと画像処理デバイスとを含むデバイス接続システムに適用され得る。画像取得デバイスは記憶媒体を含み、記憶媒体はアクセス構成ファイルを記憶する。画像処理デバイスは構文解析モジュールを含み、構文解析モジュールは、アクセス構成ファイルを取得するために、画像取得デバイスの記憶媒体から取得された記憶媒体情報を構文解析し得る。一例では、図4に示す方法は、図3に示すシステムに適用され得る。図4に示すように、本方法は、ステップS400からステップS405を含み得る。

ステップS400：画像取得デバイスが、画像処理デバイスにアクセスする。

ステップS401：画像処理デバイスが、画像取得デバイスが画像処理デバイスにアクセスすることが検出されたときに、画像取得デバイスからアクセス構成ファイルを取得する。

1つの可能な実施態様では、画像処理デバイスは、画像取得デバイスが画像処理デバイスにアクセスすることが検出されたときに、アクセス構成ファイルを取得する要求を画像取得デバイスに送信し得る。アクセス構成ファイルを取得する要求に応答して、画像取得デバイスは、アクセス構成ファイルを画像処理デバイスに返し得る。アクセス構成ファイルについては、図3に示すアクセス構成ファイルを参照されたい。ここでは詳細を繰り返さない。

ステップS402：画像処理デバイスが、アクセス構成ファイルに基づいてシリアライザ構成ファイルおよびデシリアライザ構成ファイルを取得する。

1つの可能な実施態様では、アクセス構成ファイルに基づいてシリアライザ構成ファイルを取得するステップは、アクセス構成ファイル内の画像伝送用のフォーマット情報、伝送バスのアドレスマッピングレジスタの情報、および画像伝送用のレート情報に基づいてシリアライザ構成ファイルを取得するステップを含む。アクセス構成ファイルに基づいてデシリアライザ構成ファイルを取得するステップは、ローカルに事前構成されたデシリアライザの初期構成ファイルと、アクセス構成ファイル内の伝送チャネル情報、同期ピン番号、画像伝送用のレート情報、および画像伝送用のフォーマット情報とに基づいてデシリアライザ構成ファイルを取得するステップを含む。

画像伝送用のフォーマット情報、伝送バスのアドレスマッピングレジスタの情報、画像伝送用のレート情報、デシリアライザの初期構成ファイル、ならびにアクセス構成ファイル内の伝送チャネル情報、同期ピン番号、および画像伝送用のフォーマット情報については、図3を参照されたい。ここでは詳細を繰り返さない。

ステップS403：画像処理デバイスが、シリアライザ構成ファイルを含む第1の構成命令を画像取得デバイスに送信する。

シリアライザ構成ファイルは、画像取得デバイス内にあるシリアライザを構成するために使用されてもよい。

ステップS404：画像取得デバイスが、シリアライザ構成ファイルに基づいてシリアライザを構成する。

ステップS405：画像処理デバイスが、デシリアライザ構成ファイルを使用してデシリアライザを構成する。

このようにして、シリアライザおよびデシリアライザの対応する構成が完成し、画像処理デバイスは、画像取得デバイスによって出力されたデータを処理し得る。言い換えれば、画像処理デバイスと画像取得デバイスとの間で適合が完了し、画像取得デバイス上での画像処理デバイスのプラグアンドプレイが実施される。

実施において、画像取得デバイスは、画像センサを介して並列電気信号を取得し得る。画像取得デバイスは、構成されたシリアライザを介して、取得された並列信号を直列電気信号に変換する。画像取得デバイスは、直列電気信号を画像処理デバイスに送信する。画像処理デバイスは、構成されたデシリアライザを介して直列電気信号を処理して、並列電気信号を取得する。画像処理デバイスは、ISPチップを介して取得された並列電気信号を表示する。

本開示のこの実施形態では、新しい画像入力デバイスが画像処理デバイスにアクセスすると、画像処理デバイスは、新しい画像入力デバイスのメモリ媒体に記憶された情報を読み出して構文解析し、シリアライザ構成ファイルおよびデシリアライザ構成ファイルを取得し得、その結果、画像入力デバイスの適合が自動的に実施され、ユーザは、画像処理デバイス内の構成情報を手動で修正する必要がない。言い換えれば、本開示のこの実施形態では、新しい画像入力デバイスが画像処理デバイスに導入されると、画像処理デバイスは画像入力デバイスに影響されない。新しい画像入力デバイスのプラグアンドプレイが実施されることができ、異なる画像入力デバイスに対して互換性が実現されるので、開発効率が向上し、開発コストが削減される。

図5Aおよび図5Bは、本開示の一実施形態による構成方法の相関フローチャートである。画像取得デバイスの記憶媒体は、画像センサリセットピン番号、画像センサ構成ファイル、および表示効果パラメータをさらに含む。画像処理デバイスの構文解析モジュールは、構文解析によって前述の情報を取得し得る。図5Aおよび図5Bに示すように、図4に基づいて、本方法はステップS406からステップS413をさらに含む。

ステップS406：画像処理デバイスが、画像取得デバイスから画像センサリセットピン番号を取得する。

画像センサリセットピン番号については、図3を参照されたい。ここでは詳細を繰り返さない。

ステップS407：画像処理デバイスが、画像センサリセットピン番号を含むリセット命令を画像取得デバイスに送信する。

ステップS408：画像取得デバイスは、画像センサリセットピン番号に基づいて画像センサに対してリセット動作を実行する。

ステップS409：画像処理デバイスが、画像取得デバイスから画像センサ構成ファイルを取得する。

ステップS410：画像処理デバイスが、画像センサ構成ファイルを含む第2の構成命令を画像取得デバイスに送信する。

ステップS411：画像取得デバイスが、画像センサ構成ファイルに基づいて画像センサを構成する。

ステップS412：画像取得デバイスが、画像取得デバイスから表示効果パラメータを取得する。

ステップS413：画像取得デバイスが、表示効果パラメータに基づいてISPチップ上で画像表示効果調整を実行する。

前述のプロセスの後、画像センサがリセットされて構成され、ISPチップが構成される。このようにして、画像取得デバイスは、構成された画像センサを介して並列電気信号を取得し得、画像処理デバイスは、調整されたISPチップを介して取得された並列信号を表示する。

ステップS401、ステップS406、ステップS409、およびステップS412の実行順序は、本開示のこの実施形態では限定されないことに留意されたい。画像処理デバイスは、画像取得デバイスの記憶媒体から記憶媒体情報を取得した後、構文解析によってアクセス構成ファイル、画像センサリセットピン番号、画像センサ構成ファイル、および表示効果パラメータを一度に取得し得る。画像処理デバイスは、アクセス構成ファイル、画像センサリセットピン番号、画像センサ構成ファイル、および表示効果パラメータを別々に取得するために、取得された記憶媒体情報を複数回さらに構文解析し得る。あるいは、画像処理デバイスは、画像取得デバイスの記憶媒体から記憶媒体情報を複数回取得し、毎回取得された記憶媒体情報を別々に構文解析して、アクセス構成ファイル、画像センサリセットピン番号、画像センサ構成ファイル、および表示効果パラメータを取得し得る。本開示のこの実施形態では、アクセス構成ファイル、画像センサリセットピン番号、画像センサ構成ファイル、および表示効果パラメータを取得するための方法およびシーケンスは限定されない。

本開示のこの実施形態では、プラグアンドプレイはまた、新たに交換される異なるタイプの画像センサの画像入力デバイスに対して実施されてもよく、プラグアンドプレイはまた、アップグレードされた画像入力デバイスに対して実施されてもよい。新しい画像入力デバイスが画像処理デバイスに挿入されると、画像処理デバイスは、画像入力デバイス内の記憶媒体から表示効果パラメータをさらに読み取ってもよく、次いで、表示効果パラメータは、画像最適化処理のためにISPモジュールに転送され、その結果、画像処理デバイスは、異なる画角、異なるカメラタイプ、および異なる画像効果パラメータを有する画像入力デバイスに良好に適合することができる。

図6は、コンピューティングデバイスの構造の概略図である。コンピューティングデバイスは、カメラモジュールまたは自動運転プラットフォームを配備するように構成されてもよい。

図6に示すように、コンピューティングデバイスは、少なくとも1つのプロセッサ301と、メモリ302と、入力／出力デバイス303と、バス304と、を含み得る。これ以降は図6を参照しながらコンピュータデバイスの構成要素を具体的に説明する。

プロセッサ301は、コンピューティングデバイスの制御センタであり、プロセッサまたは複数の処理要素の総称であってもよい。例えば、プロセッサ301は、CPU、特定用途向け集積回路（Application Specific Integrated Circuit、ASIC）、または本開示のこの実施形態を実施するように構成された1つもしくは複数の集積回路である。例えば、1つまたは複数のマイクロプロセッサ（Digital Signal Processor、DSP）、または1つまたは複数のフィールドプログラマブルゲートアレイ（Field Programmable Gate Array、FPGA）である。

プロセッサ301は、メモリ302に記憶されたソフトウェアプログラムを実施または実行し、メモリ302に記憶されたデータを呼び出すことによって、コンピューティングデバイスの様々な機能を実行し得る。

具体的な実施に際して、一実施形態として、プロセッサ301は、1つまたは複数のCPU、例えば、図に示すCPU0およびCPU1を含み得る。

具体的な実施に際して、一実施形態として、コンピューティングデバイスは、複数のプロセッサ、例えば、図6に示すプロセッサ301およびプロセッサ305を含み得る。各プロセッサは、シングルコアプロセッサ（single－CPU）であってもよく、またはマルチコアプロセッサ（multi－CPU）であってもよい。ここでのプロセッサは、データ（例えば、コンピュータプログラム命令）を処理するように構成された1つまたは複数のデバイス、回路、および／または処理コアであってもよい。

メモリ302は、読み出し専用メモリ（Read－Only Memory、ROM）もしくは静的情報および命令を記憶することができる別のタイプの静的記憶デバイス、ランダムアクセスメモリ（Random Access Memory、RAM）、もしくは情報および命令を記憶することができる別のタイプの動的記憶デバイスであってもよく、または電気的消去可能プログラマブル読み出し専用メモリ（Electrically Erasable Programmable Read－Only Memory、EEPROM）、読み出し専用ディスク（Compact Disc Read－Only Memory、CD－ROM）もしくは別の光ディスクストレージ、光ディスクストレージ（コンパクトディスク、レーザディスク、光ディスク、デジタル多用途ディスク、もしくはブルーレイディスクなどを含む）、磁気ディスク記憶媒体もしくは別の磁気記憶デバイス、または命令もしくはデータ構造の形態のしかるべきプログラムコードを保持もしくは記憶するために使用され得、かつコンピュータによってアクセスされ得る任意の他の媒体であってもよいが、これらに限定されない。メモリ302は、独立して存在していてもよく、バス304を介してプロセッサ301に接続される。あるいは、メモリ302は、プロセッサ301と統合されてもよい。本開示のこの実施形態では、メモリ302は、アクセス構成ファイル、画像センサリセットピン番号、画像センサ構成ファイル、および表示効果パラメータを記憶するように構成されてもよい。

入力／出力デバイス303は、他のデバイスまたは通信ネットワークと通信するように構成される。例えば、イーサネット、無線アクセスネットワーク（Radio access network、RAN）、無線ローカルエリアネットワーク（Wireless Local Area Networks、WLAN）、および他の通信ネットワークである。入力／出力デバイス303は、ベースバンドプロセッサの全部または一部を含んでもよく、あるいは無線周波数（Radio Frequency、RF）プロセッサを含んでもよい。RFプロセッサは、RF信号を送信または受信するように構成される。ベースバンドプロセッサは、RF信号から変換されたベースバンド信号、またはRF信号に変換されるベースバンド信号を処理するように構成される。

具体的な実施に際して、一実施形態として、入力／出力デバイス303は、送信機および受信機を含み得る。送信機は、別のデバイスまたは通信ネットワークに信号を送信するように構成され、受信機は、別のデバイスまたは通信ネットワークによって送信された信号を受信するように構成される。送信機および受信機は、独立して存在してもよく、または一体化されてもよい。本開示のこの実施形態では、入力／出力デバイスは、画像を受信し、並列電気信号を受信し、直列電気信号を送信し、直列電気信号を受信するように構成されてもよい。

バス304は、業界標準アーキテクチャ（Industry Standard Architecture、ISA）バス、周辺機器相互接続（Peripheral Component Interconnect、PCI）バス、拡張業界標準アーキテクチャ（Extended Industry Standard Architecture、EISA）バスなどであり得る。バスは、アドレスバス、データバス、制御バスなどに分類され得る。容易に示すために、図6ではバスが1本の太線のみを使用することによって示されている。しかしながら、これは、1本のバスしかないことまたは1つのタイプのバスしかないことを示すものではない。

図6に示すデバイスの構造は、コンピューティングデバイスに対する限定を構成せず、図に示されているものよりも多いまたは少ない構成要素を含んでもよく、あるいは配置のためにいくつかの構成要素または異なる構成要素を組み合わせてもよい。

図7は、本開示の一実施形態による構成装置の構造の概略図である。本装置は、画像処理デバイスに適用されてもよい。図7に示すように、本装置70は、
画像取得デバイスが画像処理デバイスにアクセスすることが検出されたときに、画像取得デバイスからアクセス構成ファイルを取得するように構成された第1の取得モジュール71と、
第1の取得モジュール71によって取得されたアクセス構成ファイルに基づいてシリアライザ構成ファイルおよびデシリアライザ構成ファイルを取得するように構成された構文解析モジュール72と、
第1の構成命令を画像取得デバイスに送信するように構成された第1の送信モジュール73であって、第1の構成命令は構文解析モジュール72によって取得されたシリアライザ構成ファイルを含み、シリアライザ構成ファイルは、画像取得デバイス内にあるシリアライザを構成するために使用され、画像取得デバイスが取得された並列電気信号を伝送のための直列電気信号に変換することを可能にするようにする、第1の送信モジュール73と、
画像取得デバイスからの直列電気信号を処理して、画像信号処理ISPチップ上に表示されることができる並列電気信号を取得するようにするために、構文解析モジュール72によって取得されたデシリアライザ構成ファイルを使用することによって画像処理デバイス内にあるデシリアライザを構成するように構成された構成モジュール74と
を含む。

1つの可能な実施態様では、構文解析モジュールは、
アクセス構成ファイル内にある画像伝送用のフォーマット情報、伝送バスのアドレスマッピングレジスタの情報、および画像伝送用のレート情報に基づいてシリアライザ構成ファイルを取得するように構成された第1の構文解析ユニット
を含む。

1つの可能な実施態様では、構文解析モジュールは、
ローカルに事前構成されたデシリアライザの初期構成ファイルと、アクセス構成ファイル内の伝送チャネル情報、同期ピン番号、画像伝送用のレート情報、および画像伝送用のフォーマット情報とに基づいて、デシリアライザ構成ファイルを取得するように構成された第2の構文解析ユニット
をさらに含む。

1つの可能な実施態様では、画像取得デバイスは記憶媒体を有し、アクセス構成ファイルは記憶媒体に記憶される。

1つの可能な実施態様では、記憶媒体は、画像センサリセットピン番号をさらに記憶し、本装置は、
画像取得デバイスから画像センサリセットピン番号を取得するように構成された第2の取得モジュールと、
画像取得デバイス内の画像センサがリセット動作を実行することを可能にするために、画像取得デバイスにリセット命令を送信するように構成された第2の送信モジュールであって、リセット命令は画像センサリセットピン番号を含む、第2の送信モジュールと
をさらに含む。

1つの可能な実施態様では、記憶媒体は画像センサ構成ファイルをさらに記憶し、本装置は、
画像取得デバイスから画像センサ構成ファイルを取得するように構成された第3の取得モジュールと、
第2の構成命令を画像取得デバイスに送信するように構成された第3の送信モジュールであって、第2の構成命令は画像取得デバイス内の画像センサを構成するために画像センサ構成ファイルを含む、第3の送信モジュールと
をさらに含む。

1つの可能な実施態様では、記憶媒体は、表示効果パラメータをさらに記憶し、本装置は、
画像取得デバイスから表示効果パラメータを取得するように構成された第4の取得モジュールと、
表示効果パラメータに基づいてISPチップ上で画像表示効果調整を実行するように構成された調整モジュールと
をさらに含む。

本開示のこの実施形態では、新しい画像入力デバイスが画像処理デバイスにアクセスすると、画像処理デバイスは、新しい画像入力デバイスのメモリ媒体に記憶された情報を読み出して構文解析し、シリアライザ構成ファイルおよびデシリアライザ構成ファイルを取得し得、その結果、画像入力デバイスの適合が自動的に実施され、ユーザは、画像処理デバイス内の構成情報を手動で修正する必要がない。言い換えれば、本開示のこの実施形態では、新しい画像入力デバイスが画像処理デバイスに導入されると、画像処理デバイスは画像入力デバイスに影響されない。新しい画像入力デバイスのプラグアンドプレイが実施されることができ、異なる画像入力デバイスに対して互換性が実現されるので、開発効率が向上し、開発コストが削減される。

本開示の一実施形態は、電子デバイスを提供する。電子デバイスは、プロセッサと、プロセッサによって実行され得る実行可能命令を記憶するように構成されたメモリとを含み、プロセッサは、命令を実行するときに前述の方法を実施するように構成される。

本開示の一実施形態は、不揮発性コンピュータ可読記憶媒体を提供する。不揮発性コンピュータ可読記憶媒体は、コンピュータプログラム命令を記憶する。コンピュータプログラム命令がプロセッサによって実行されると、前述の方法が実施される。

本開示の一実施形態は、コンピュータプログラム製品を提供する。コンピュータプログラム製品は、コンピュータ可読コードまたはコンピュータ可読コードを搬送する不揮発性コンピュータ可読記憶媒体を含む。コンピュータ可読コードが電子デバイスのプロセッサで実行されると、電子デバイスのプロセッサは前述の方法を実行する。

コンピュータ可読記憶媒体は、命令実行デバイスによる使用のための命令を保持および記憶することができる有形のデバイスであり得る。コンピュータ可読記憶媒体は、電子記憶デバイス、磁気記憶デバイス、光記憶デバイス、電磁記憶デバイス、半導体記憶デバイス、またはこれらの任意の適切な組み合わせであってもよい（ただし、これらに限定されない）。コンピュータ可読記憶媒体のより具体的な例（非網羅的なリスト）は、ポータブルコンピュータディスク、ハードディスク、ランダムアクセスメモリ（Random Access Memory、RAM）、読み出し専用メモリ（Read Only Memory、ROM）、消去可能プログラマブル読み出し専用メモリ（Electrically Programmable Read－Only－Memory、EPROM、またはフラッシュメモリ）、スタティックランダムアクセスメモリ（Static Random－Access Memory、SRAM）、ポータブルコンパクトディスク読み出し専用メモリ（Compact Disc Read－Only Memory、CD－ROM）、デジタル多機能ディスク（Digital Video Disc、DVD）、メモリスティック、フロッピーディスク、機械的コーディングデバイス、例えば、命令を記憶するパンチングカードまたは溝突出構造、およびそれらの任意の適切な組み合わせを含む。

本明細書に記載のコンピュータ可読プログラム命令またはコードは、コンピュータ可読記憶媒体から、またはネットワーク、例えばインターネット、ローカルエリアネットワーク、ワイドエリアネットワークおよび／または無線ネットワークを介して外部コンピュータもしくは外部記憶デバイスを介してそれぞれのコンピューティング／処理デバイスにダウンロードされることができる。ネットワークは、銅伝送ケーブル、光ファイバ伝送、無線伝送、ルータ、ファイアウォール、スイッチ、ゲートウェイコンピュータ、および／またはエッジサーバを含み得る。各コンピューティング／処理デバイス内のネットワークアダプタカードまたはネットワークインターフェースは、ネットワークからコンピュータ可読プログラム命令を受信し、各コンピューティング／処理デバイス内のコンピュータ可読記憶媒体に記憶するためにコンピュータ可読プログラム命令を転送する。

本開示における動作を実行するために使用されるコンピュータプログラム命令は、アセンブリ命令、命令セットアーキテクチャ（Instruction Set Architecture、ISA）命令、機械命令、機械関連命令、マイクロコード、ファームウェア命令、ステータス設定データ、または1つもしくは複数のプログラミング言語の任意の組み合わせで記述されたソースコードもしくはターゲットコードであり得る。プログラミング言語は、SmalltalkおよびC＋＋などのオブジェクト指向プログラミング言語、ならびに「C」言語または同様のプログラミング言語などの従来の手続き型プログラミング言語を含む。コンピュータ可読プログラム命令は、完全にユーザコンピュータ上で、部分的にユーザコンピュータ上で、スタンドアロン・ソフトウェア・パッケージとして、部分的にユーザコンピュータ上で、部分的にリモートコンピュータ上で、または完全にリモートコンピュータもしくはサーバ上で実行され得る。リモートコンピュータが関与する場合、リモートコンピュータは、ローカルエリアネットワーク（Local Area Network、LAN）またはワイドエリアネットワーク（Wide Area Network、WAN）を含む任意のタイプのネットワークを介してユーザコンピュータに接続されてもよく、または外部コンピュータに（例えば、インターネットサービスプロバイダを用いてインターネットを介して）接続されてもよい。いくつかの実施形態では、電子回路、例えばプログラマブル論理回路、フィールドプログラマブルゲートアレイ（Field－Programmable Gate Array、FPGA）、またはプログラマブル論理アレイ（Programmable Logic Array、PLA）は、コンピュータ可読プログラム命令のステータス情報を使用することによってカスタマイズされる。電子回路は、本開示の様々な態様を実施するために、コンピュータ可読プログラム命令を実行し得る。

本開示の様々な態様は、本開示の実施形態による方法、装置（システム）、およびコンピュータプログラム製品のフローチャートおよび／またはブロック図を参照して本明細書で説明される。フローチャートおよび／またはブロック図の各ブロック、ならびにフローチャートおよび／またはブロック図のブロックの組み合わせは、コンピュータ可読プログラム命令によって実装されてもよいことを理解されたい。

これらのコンピュータ可読プログラム命令は、機械を製造するために汎用コンピュータ、専用コンピュータ、または別のプログラマブルデータ処理装置のプロセッサに提供されてもよく、その結果、命令は、コンピュータのプロセッサまたは別のプログラマブルデータ処理装置によって実行されると、フローチャートおよび／またはブロック図の1つまたは複数のブロックで指定された機能／動作を実施するための装置を作成する。あるいは、これらのコンピュータ可読プログラム命令は、コンピュータ可読記憶媒体に記憶されてもよい。これらの命令は、コンピュータ、プログラマブルデータ処理装置、および／または別のデバイスが特定の方法で動作することを可能にする。したがって、命令を記憶するコンピュータ可読媒体は、フローチャートおよび／またはブロック図の1つまたは複数のブロックで指定された機能／動作の様々な態様を実施するための命令を含むアーチファクトを含む。

あるいは、コンピュータ可読プログラム命令は、コンピュータ、別のプログラマブルデータ処理装置、または別のデバイスにロードされてもよく、その結果、コンピュータ、別のプログラマブルデータ処理装置、または別のデバイスで一連の動作ステップが実行されて、コンピュータ実装プロセスが生成される。したがって、コンピュータ、別のプログラマブルデータ処理装置、または別のデバイス上で実行される命令は、フローチャートおよび／またはブロック図の1つまたは複数のブロックで指定された機能／動作を実施する。

添付の図面のフローチャートおよびブロック図は、本開示の様々な実施形態による装置、システム、方法、およびコンピュータプログラム製品の可能な実施態様のシステムアーキテクチャ、機能、および動作を示す。これに関して、フローチャートまたはブロック図の各ブロックは、モジュール、プログラムセグメント、または命令の一部を表し得、モジュール、プログラムセグメント、または命令の一部は、指定された論理機能を実装するための1つまたは複数の実行可能命令を含む。いくつかの代替の実施態様では、ブロックにマークされた機能はまた、添付の図面にマークされたものとは異なる順序で発生することもある。例えば、2つの連続するブロックは、実際には、実質的に並行して実行されてもよく、関与する機能に応じて逆の順序で実行されることもある。

ブロック図および／またはフローチャート内の各ブロック、ならびにブロック図および／またはフローチャート内のブロックの組み合わせは、対応する機能または動作を実行するハードウェア（例えば、回路またはASIC（Application－Specific Integrated Circuit、特定用途向け集積回路））によって実施されてもよく、またはハードウェアとソフトウェアの組み合わせ、例えばファームウェアによって実施されてもよいことにも留意されたい。

本発明は、実施形態を参照して記載されているが、保護を主張する本発明を実装するプロセスにおいて、当業者は、添付の図面、開示された内容、および添付の特許請求の範囲を参照することにより、開示された実施形態の別の変形形態を理解し、実装し得る。特許請求の範囲において、「含む」（comprising）は別の構成要素または別のステップを排除せず、「ある」または「1つの」は複数のケースを排除しない。単一のプロセッサまたは別のユニットは、特許請求の範囲に挙げられているいくつかの機能を実施し得る。いくつかの手段が、互いに異なる従属請求項に記載されているが、これは、これらの手段がより良い効果を生み出すために組み合わされることができないことを意味しない。

以上、本開示の実施形態について説明した。前述の説明は例であり、網羅的ではなく、開示された実施形態に限定されない。記載された実施形態の範囲および趣旨から逸脱することなく、多くの修正および変形が当業者には明らかである。本明細書で使用される用語の選択は、実施形態の原理、実際の用途、または市場の技術の改善を十分に説明すること、または当業者が本明細書に開示した実施形態を理解することを可能にすることを意図されている。

11 カメラモジュール
12 自動運転プラットフォーム
13 同軸ケーブル
70 装置
71 第1の取得モジュール
72 構文解析モジュール
73 第1の送信モジュール
74 構成モジュール
111 レンズ
112 画像センサ
113 シリアライザ
114 記憶媒体
121 デシリアライザ
122 画像信号処理（ISP）チップ
123 構文解析モジュール
301 プロセッサ
302 メモリ
303 入力／出力デバイス
304 バス
305 プロセッサ

前述の初期化プロセスでは、ユーザはカメラモジュールの構成ファイルを手動で追加する。カメラモジュールが交換されたとき、または新しいカメラモジュールが導入されたとき、ユーザは、新たに追加されたカメラモジュールの構成ファイルを手動で追加する必要があり、その結果、自動運転プラットフォームは、カメラモジュール上で再び適合を実行し、自動運転プラットフォームは、カメラモジュール上でプラグアンドプレイを実施することができず、ユーザ体験が低下する。

1つの可能な実施態様では、記憶媒体114は、図3に示す記憶媒体情報3をさらに記憶する。構文解析モジュール123が取得された記憶媒体情報を構文解析した後、記憶媒体情報3、具体的には画像センサ構成ファイルがさらに取得されることができる。一例では、画像センサ構成ファイルは、画像センサ解像度、画像レジスタ初期化リスト、画像センサ動作モード（例えば、リニア、HDR）、画像センサデータ圧縮曲線などを含み得る。次いで、自動運転プラットフォーム12は、画像センサ構成ファイルを含む第2の構成命令をカメラモジュール11に送信し得る。第2の構成命令を受信した後、カメラモジュール11は画像センサ112を構成し得る。

以上、本開示の実施形態について説明した。前述の説明は例であり、網羅的ではなく、開示された実施形態に限定されない。記載された実施形態の範囲から逸脱することなく、多くの修正および変形が当業者には明らかであろう。本明細書で使用される用語の選択は、実施形態の原理、実際の用途、または市場の技術の改善を十分に説明すること、または当業者が本明細書に開示した実施形態を理解することを可能にすることを意図されている。

Claims (16)

1. 構成方法であって、前記方法は画像処理デバイスに適用され、前記方法は、
   画像取得デバイスが前記画像処理デバイスにアクセスすることが検出されたときに、前記画像取得デバイスからアクセス構成ファイルを取得するステップと、
   前記アクセス構成ファイルに基づいてシリアライザ構成ファイルおよびデシリアライザ構成ファイルを取得するステップと、
   第1の構成命令を前記画像取得デバイスに送信するステップであって、前記第1の構成命令は前記シリアライザ構成ファイルを含み、前記シリアライザ構成ファイルは、前記画像取得デバイス内にあるシリアライザを構成するために使用され、前記画像取得デバイスが取得された並列電気信号を伝送のための直列電気信号に変換することを可能にするようにする、ステップと、
   前記画像取得デバイスからの直列電気信号を処理して、画像信号処理ISPチップ上に表示されることができる並列電気信号を取得するようにするために、前記デシリアライザ構成ファイルを使用することによって前記画像処理デバイス内にあるデシリアライザを構成するステップと
   を含む、方法。
2. 前記アクセス構成ファイルに基づいてシリアライザ構成ファイルを取得する前記ステップが、
   前記アクセス構成ファイル内の画像伝送用のフォーマット情報、伝送バスのアドレスマッピングレジスタの情報、および画像伝送用のレート情報に基づいて前記シリアライザ構成ファイルを取得するステップ
   を含む、請求項1に記載の方法。
3. 前記アクセス構成ファイルに基づいてデシリアライザ構成ファイルを取得する前記ステップが、
   ローカルに事前構成された前記デシリアライザの初期構成ファイルと、前記アクセス構成ファイル内の伝送チャネル情報、同期ピン番号、画像伝送用のレート情報、および画像伝送用のフォーマット情報とに基づいて前記デシリアライザ構成ファイルを取得するステップ
   を含む、請求項1に記載の方法。
4. 前記画像取得デバイスが記憶媒体を備え、前記アクセス構成ファイルは前記記憶媒体に記憶される、請求項1から3のいずれか一項に記載の方法。
5. 前記記憶媒体が、画像センサリセットピン番号をさらに記憶し、前記方法は、
   前記画像取得デバイスから前記画像センサリセットピン番号を取得するステップと、
   前記画像取得デバイス内の画像センサがリセット動作を実行することを可能にするように、前記画像取得デバイスにリセット命令を送信するステップであって、前記リセット命令は前記画像センサリセットピン番号を含む、ステップと
   をさらに含む、請求項4に記載の方法。
6. 前記記憶媒体が画像センサ構成ファイルをさらに記憶し、前記方法は、
   前記画像取得デバイスから前記画像センサ構成ファイルを取得するステップと、
   前記画像取得デバイス内の画像センサを構成するために、前記画像取得デバイスに第2の構成命令を送信するステップであって、前記第2の構成命令は前記画像センサ構成ファイルを含む、ステップと
   をさらに含む、請求項4に記載の方法。
7. 前記記憶媒体が表示効果パラメータをさらに記憶し、前記方法は、
   前記画像取得デバイスから前記表示効果パラメータを取得するステップと、
   前記表示効果パラメータに基づいて前記ISPチップ上で画像表示効果調整を実行するステップと
   をさらに含む、請求項4に記載の方法。
8. 構成装置であって、前記装置は画像処理デバイスに適用され、前記装置は、
   画像取得デバイスが前記画像処理デバイスにアクセスすることが検出されたときに、前記画像取得デバイスからアクセス構成ファイルを取得するように構成された第1の取得モジュールと、
   前記第1の取得モジュールによって取得された前記アクセス構成ファイルに基づいてシリアライザ構成ファイルおよびデシリアライザ構成ファイルを取得するように構成された構文解析モジュールと、
   第1の構成命令を前記画像取得デバイスに送信するように構成された第1の送信モジュールであって、前記第1の構成命令は前記構文解析モジュールによって取得された前記シリアライザ構成ファイルを含み、前記シリアライザ構成ファイルは、前記画像取得デバイス内にあるシリアライザを構成するために使用され、前記画像取得デバイスが取得された並列電気信号を伝送のための直列電気信号に変換することを可能にするようにする、第1の送信モジュールと、
   前記画像取得デバイスからの直列電気信号を処理して、画像信号処理ISPチップ上に表示されることができる並列電気信号を取得するようにするために、前記構文解析モジュールによって取得された前記デシリアライザ構成ファイルを使用することによって前記画像処理デバイス内にあるデシリアライザを構成するように構成された構成モジュールと
   を備える、装置。
9. 前記構文解析モジュールが、
   前記アクセス構成ファイル内にある画像伝送用のフォーマット情報、伝送バスのアドレスマッピングレジスタの情報、および画像伝送用のレート情報に基づいてシリアライザ構成ファイルを取得するように構成された第1の構文解析ユニット
   を備える、請求項8に記載の装置。
10. 前記構文解析モジュールが、
    ローカルに事前構成された前記デシリアライザの初期構成ファイルと、前記アクセス構成ファイル内の伝送チャネル情報、同期ピン番号、画像伝送用のレート情報、および画像伝送用のフォーマット情報とに基づいて、前記デシリアライザ構成ファイルを取得するように構成された第2の構文解析ユニット
    をさらに備える、請求項8に記載の装置。
11. 前記画像取得デバイスが記憶媒体を備え、前記アクセス構成ファイルは前記記憶媒体に記憶される、請求項8から10のいずれか一項に記載の装置。
12. 前記記憶媒体が、画像センサリセットピン番号をさらに記憶し、前記装置は、
    前記画像取得デバイスから前記画像センサリセットピン番号を取得するように構成された第2の取得モジュールと、
    前記画像取得デバイス内の画像センサがリセット動作を実行することを可能にするために、前記画像取得デバイスにリセット命令を送信するように構成された第2の送信モジュールであって、前記リセット命令は前記画像センサリセットピン番号を含む、第2の送信モジュールと
    をさらに備える、請求項11に記載の装置。
13. 前記記憶媒体が画像センサ構成ファイルをさらに記憶し、前記装置は、
    前記画像取得デバイスから前記画像センサ構成ファイルを取得するように構成された第3の取得モジュールと、
    前記画像取得デバイス内の画像センサを構成するために、前記画像取得デバイスに第2の構成命令を送信するように構成された第3の送信モジュールであって、前記第2の構成命令は前記画像センサ構成ファイルを含む、第3の送信モジュールと
    をさらに備える、請求項11に記載の装置。
14. 前記記憶媒体が、表示効果パラメータをさらに記憶し、前記装置は、
    前記画像取得デバイスから前記表示効果パラメータを取得するように構成された第4の取得モジュールと、
    前記表示効果パラメータに基づいて前記ISPチップ上で画像表示効果調整を実行するように構成された調整モジュールと
    をさらに備える、請求項11に記載の装置。
15. プロセッサと、
    前記プロセッサによって実行されることができる命令を記憶するように構成されたメモリと
    を備える電子デバイスであって、
    前記プロセッサが前記命令を実行するように構成されているとき、請求項1から7のいずれか一項に記載の方法が実施される、
    電子デバイス。
16. コンピュータプログラム命令を記憶する不揮発性コンピュータ可読記憶媒体であって、前記コンピュータプログラム命令がプロセッサによって実行されると、請求項1から7のいずれか一項に記載の方法が実施される、不揮発性コンピュータ可読記憶媒体。