JP2024103061A - Combustion equipment - Google Patents
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Abstract
【課題】気泡化した酸素をより多く含有させた灯油を燃焼させてエネルギーを得ることができる燃焼装置を提供する。【解決手段】本発明の燃焼装置1では、灯油Oを燃焼させる燃焼機構4と、灯油O内に直径1μm以下の微細気泡を生成する微細気泡生成機構6と、を備える構成としている。そのため、燃料として使用される灯油Oに空気の微細気泡を含有させて気泡化した酸素をより多く含有させた灯油O’を使用することで燃焼を促進することができ、通常の灯油を使用した場合と比較して大きな熱量が得ることができる。また通常の灯油を使用した場合と比較して、灯油O’の不完全燃焼時に発生する煤や一酸化炭素を低減させる事ができる。【選択図】図1[Problem] To provide a combustion device capable of obtaining energy by burning kerosene containing a larger amount of bubbled oxygen. [Solution] The combustion device 1 of the present invention is configured to include a combustion mechanism 4 for burning kerosene O, and a fine bubble generating mechanism 6 for generating fine bubbles with a diameter of 1 μm or less in the kerosene O. Therefore, by using kerosene O' which contains fine air bubbles in the kerosene O used as fuel and thus contains a larger amount of bubbled oxygen, it is possible to promote combustion, and a larger amount of heat can be obtained compared to when regular kerosene is used. In addition, it is possible to reduce soot and carbon monoxide generated during incomplete combustion of kerosene O' compared to when regular kerosene is used. [Selected Figure] Figure 1
Description
本発明は、燃料として灯油を燃焼させる燃焼装置に関する。 The present invention relates to a combustion device that burns kerosene as fuel.
機器内で気化させた灯油を燃焼させ、当該燃焼させたときに発生する熱などのエネルギーを利用する燃焼装置として、例えばファンヒータが知られている(例えば特許文献1)。 A known example of a combustion device that burns vaporized kerosene within the device and utilizes the heat and other energy generated during the combustion is a fan heater (for example, Patent Document 1).
特許文献1のようなファンヒータでは、燃料燃焼部で燃焼するときの酸素が十分でない場合に不完全燃焼が発生する虞があり、不完全燃焼が発生すると、灯油を燃焼させたときのエネルギーが十分に得られないため、より燃焼効率の高い燃焼装置が望まれていた。
In fan heaters such as that described in
そこで本発明は、気泡化した酸素をより多く含有させた灯油を燃焼させてエネルギーを得ることができる燃焼装置を提供することを目的とする。 The present invention aims to provide a combustion device that can obtain energy by burning kerosene that contains a larger amount of bubbled oxygen.
本発明の燃焼装置は、燃料としての灯油を燃焼させる燃焼機構と、前記灯油内に、直径1μm以下の微細気泡を生成する微細気泡生成手段と、を備えることを特徴とする。 The combustion device of the present invention is characterized by having a combustion mechanism that burns kerosene as fuel, and a microbubble generating means that generates microbubbles with a diameter of 1 μm or less in the kerosene.
本発明の燃焼装置によれば、燃料として使用される灯油に空気(酸素)の微細気泡を含有させるため、気泡化した酸素をより多く含有させた灯油を使用することで燃焼を促進することができる。 The combustion device of the present invention allows the kerosene used as fuel to contain fine air (oxygen) bubbles, so combustion can be promoted by using kerosene that contains a larger amount of bubbled oxygen.
以下、本発明における好ましい微細気泡生成器の実施形態について、添付図面を参照して説明する。なお、これらの全図面にわたり、共通する部分には共通する符号を付すものとする。 Below, preferred embodiments of the microbubble generator of the present invention will be described with reference to the accompanying drawings. Note that common parts are designated by common reference numerals throughout these drawings.
図1は、本発明の燃焼装置1の第1の実施形態の構成を示している。同図を参照して全体の構成を説明すると、燃焼装置1は、外郭を形成する筐体2と、燃料となる灯油Oを貯蔵する燃料タンク3と、灯油Oを燃料とする燃焼機構4と、当該燃焼機構4への燃料供給の駆動源となる燃料ポンプ5と、燃料タンク3と燃料ポンプ5との間の流路に配設される微細気泡生成機構6と、により主に構成される。そのため本実施形態の燃焼装置1は、燃料タンク3→微細気泡生成機構6→燃料ポンプ5→燃焼機構4の順に灯油Oが流れる流路が形成されている。
Figure 1 shows the configuration of a first embodiment of the
燃焼機構4は、供給された灯油Oを気化ガスにして燃焼させることにより、熱などのエネルギーを発生させるものであるが、これは一例であり、本発明では燃焼機構4の構成は特に限定されない。燃料ポンプ5は、燃料タンク3から燃焼機構4に灯油Oを送出するものであり、本実施形態では、例えば遠心式のポンプやダイヤフラム式のポンプで構成されるが、他のタイプのポンプで構成してもよく、ここでは特に限定されない。
The
微細気泡生成機構6は、当該微細気泡生成機構6を通過する灯油O内に空気の微細気泡を生成するものである。本実施形態の微細気泡生成機構6では、当該灯油O内に1μm以下の微細気泡を1ml当たり2億個(200,000,000個/ml)以上生成可能であるものを採用しており、微細気泡生成機構6の構成は特に限定されないが、例えば特願2022-012373号に記載された微細気泡生成器で、液体に灯油を使用して上述の条件を達成できるように構成したものを使用してもよい。
The
なお一般的な気泡の直径による分類では、微細気泡の直径が1μm~100μmの微細気泡がマイクロバブルと称され、微細気泡の直径が数十nm~1μm未満の微細気泡がウルトラファインバブルと称されている。また微細気泡同士の合体や吸収が起こらないため、微細気泡は単一気体のままで液体中に長時間留まり、単位体積当りの気泡表面積が大きいとされている。本実施形態ではこれらの特徴を利用し、微細気泡生成機構6により灯油内に1μm以下の微細気泡を多く生成することで、燃料としての灯油中における気泡化した空気量、特に酸素量を増加させている。
In general classification based on bubble diameter, fine bubbles with a diameter of 1 μm to 100 μm are called microbubbles, and fine bubbles with a diameter of several tens of nm to less than 1 μm are called ultrafine bubbles. Furthermore, because the fine bubbles do not merge or absorb each other, they remain in the liquid as a single gas for a long time, and are said to have a large bubble surface area per unit volume. In this embodiment, these characteristics are utilized to generate many fine bubbles of 1 μm or less in the kerosene using the fine
次に、上記構成の燃焼装置1についてその作用を説明する。燃料タンク3には予め灯油Oが貯蔵されており、燃料ポンプ5が駆動されると、必要量の灯油Oが燃料タンク3から燃料ポンプ5を介して微細気泡生成機構6に流入する。そして灯油Oが微細気泡生成機構6を通過するときに、当該灯油O内に含まれている空気が微細化されて微細気泡となることにより、灯油O内に微細気泡が生成される。
Next, the operation of the
その後、微細気泡を含有して気泡化した空気量を増加させた灯油O’が微細気泡生成機構6から燃焼機構4に流入し、燃焼機構4は当該灯油O’を気化ガスにして燃焼させる。ここで灯油O’内の気泡化した空気量、特に酸素量が増加しているため、当該酸素により通常よりも灯油O’の燃焼が促進されて、流入した灯油O’の大部分が完全燃焼する。したがって、燃焼機構4で同体積の通常の灯油を使用した場合と比較して大きな熱量が得ることができ、同一熱量を得るための灯油Oの消費量を低減させる事ができる。また当該燃焼で灯油O’の大部分が完全燃焼する事により、通常の灯油を使用した場合と比較して、灯油O’の不完全燃焼時に発生する煤や一酸化炭素を低減させる事ができる。
Then, the kerosene O' containing fine bubbles and increasing the amount of bubbled air flows from the fine
以上のように、本実施形態の燃焼装置1では、燃料としての灯油Oを燃焼させる燃焼機構4と、灯油O内に直径1μm以下の微細気泡を生成する微細気泡生成手段としての微細気泡生成機構6と、を備える構成としている。そのため、燃料として使用される灯油Oに空気の微細気泡を含有させて気泡化した酸素をより多く含有させた灯油O’を使用することで燃焼を促進することができ、通常の灯油を使用した場合と比較して大きな熱量が得ることができる。また通常の灯油を使用した場合と比較して、灯油O’の不完全燃焼時に発生する煤や一酸化炭素を低減させる事ができる。
As described above, the
また本実施形態の微細気泡生成機構6は、灯油O内に直径1μm以下の微細気泡を1ml当たり2億個以上生成可能である構成のものを採用しており、灯油Oに空気の微細気泡をより多く含有させることができる。
The
図2は本発明の第1の実施形態の変形例を示している。本変形例では、燃焼機構4で発生した熱により温度が上昇した空気を機外に送り出す送風ファン7を備える構成としている。
Figure 2 shows a modified version of the first embodiment of the present invention. This modified version is configured with a
同図を参照して説明すると、7は送風手段としての送風ファンである。送風ファン7は、燃焼機構4が灯油O’を燃焼させることにより加熱された空気を、筐体2に設けられた図示しない送風口から機外に送り出すものであり、送風口から暖かい空気を送風させる暖房装置として燃焼装置1を機能させることができる。本変形例では、第1の実施形態で説明したように、燃焼装置1は同一熱量を得るための灯油Oの消費量を低減させる構成であるため、燃焼装置1をより長時間稼働させて、より長く暖房運転させることができる。また燃焼装置1は灯油O’の不完全燃焼時に発生する煤や一酸化炭素を低減させる構成であるため、機外に送り出した空気に含まれる煤や一酸化炭素も低減させることができる。なお本発明はこれに限定されず、この構成は一例である。
With reference to the figure, 7 is a blower fan as a blowing means. The
以上のように、本変形例の燃焼装置1では、灯油O’の燃焼により加熱された空気を機外に送り出す送風手段としての送風ファン7を備える構成としており、より長時間稼働させて、より長く暖房運転させる燃焼装置1を提供することができる。また送風ファンにより機外に送り出した空気に含まれる煤や一酸化炭素を低減させることができる。
As described above, the
図3は本発明の燃焼装置1IIの第2の実施形態を示している。本実施形態では、微細気泡生成機構6を1つのユニットとして形成している。
3 shows a second embodiment of the
同図を参照して説明すると、8は微細気泡生成ユニットであり、微細気泡生成機構6を複数のユニットに分割して形成するのではなく、1つのユニットとして形成している。そして微細気泡生成ユニット8が微細気泡生成機構6として燃焼装置1IIに一体に組み込まれるため、微細気泡生成機構6でユニットが分割しているものよりも自由に燃焼装置1II内に配設することができ、微細気泡生成機構6の配設場所の自由度が向上し、燃焼装置1IIの小型軽量化に繋げることができる。また1つのユニットであるため、燃焼装置1IIへの取付け、取り外しを容易にすることができ、メンテナンス性を向上させることができる。
With reference to the figure,
以上のように、本実施形態の燃焼装置1IIでは、微細気泡生成機構6が燃焼装置1IIに一体に組み込まれる微細気泡生成ユニット8である構成としており、微細気泡生成機構6の配設場所の自由度が向上し、燃焼装置1IIの小型軽量化に繋げることができる。また燃焼装置1IIのメンテナンス性を向上させることができる。
As described above, in the
図4は本発明の燃焼装置1IIIの第3の実施形態を示している。本実施形態では、微細気泡生成機構6がポンプを有する構成としている。
4 shows a third embodiment of the combustion device 1III of the present invention. In this embodiment, the fine
同図を参照して説明すると、11は微細気泡生成ポンプであり、微細気泡生成機構6がポンプを有して構成される。そのため、燃料タンク3から微細気泡生成ポンプ11に灯油Oを吸入するために燃料ポンプ5を駆動させる必要が無く、燃料ポンプ5を小型化することができる。また燃料ポンプ5や微細気泡生成ポンプ11の配設場所の自由度が向上し、燃焼装置1IIIの小型軽量化に繋げることができる。
Explaining with reference to the figure,
本実施形態では、微細気泡生成ポンプ11はダイヤフラム式のポンプで構成されているが、ダイヤフラム式のポンプで灯油を使用する場合、耐油性の低いゴム材料を使用すると、当該ゴム材料の部品の膨潤などが原因で安定したポンプ性能を得られなくなってしまう。そこで本実施形態では、微細気泡生成ポンプ11において使用されるゴムの材料として、フッ化ビニリデン系ゴム、またはニトリル系ゴムという耐油性の高いゴム材料を使用する構成としている。
In this embodiment, the fine
また微細気泡生成ポンプ11において、駆動源としてブラシ付きモータ(Brush DC motor)を使用している場合、モータ内のコミュテータ(commutator)とブラシ(Brush)との間で火花が発生することがあるため、微細気泡生成ポンプ11で灯油Oを使用する場合には当該灯油Oに着火する虞がある。そこで本実施形態では、微細気泡生成ポンプ11において、駆動源としてブラシレスモータ(BLDC:BrushLess DC motor)を使用する構成としている。ブラシレスモータは永久磁石が回転子になっており、回転子にコイルが無いため電流を流すための整流子およびブラシもなく、集積回路(IC:Integrated Circuit)などの半導体で通電切替を行なう構成であるため火花が発生する虞がない。また本願出願人は、ブラシレスモータを駆動源とする微細気泡生成ポンプ11が安定したポンプ性能を長時間得ることができるということを実験にて確認している。
In addition, when the fine
なお本実施形態では、上述した構成に加えて、例えば特願2022-068851号に記載されたポンプを有する微細気泡生成器で、液体に灯油を使用できるように構成したものを使用してもよい。また第1の実施形態の燃焼装置1で、微細気泡生成機構6および燃料ポンプ5の代わりに微細気泡生成ポンプ11を設ける構成にしてもよく、部品点数を減らすことができるため、燃焼装置1の小型軽量化や費用削減に繋げることができる。
In addition to the above-mentioned configuration, in this embodiment, a fine bubble generator having a pump as described in Patent Application No. 2022-068851 may be used, which is configured to allow kerosene to be used as the liquid. In addition, the
以上のように、本実施形態の燃焼装置1IIIでは、微細気泡生成機構6が、微細気泡を含有する灯油O’を送出するダイヤフラム式のポンプである微細気泡生成ポンプ11である構成としている。そのため燃料タンク3から燃料ポンプ5や燃焼機構4に灯油O’を送出するために他のポンプなどを設ける必要が無く、また燃料ポンプ5の出力も抑えることができるため、微細気泡生成ポンプ11や燃料ポンプ5の配設場所の自由度が向上し、また燃料ポンプ5の出力も抑えることができるために燃料ポンプ5の小型軽量化に繋げることができ、燃焼装置1IIIの小型軽量化に繋げることができる。
As described above, in the
また本実施形態の燃焼装置1IIIでは、微細気泡生成ポンプ11がダイヤフラム式ポンプであり、当該ダイヤフラム式ポンプにおいて使用されるゴムの材料が、フッ化ビニリデン系ゴム、またはニトリル系ゴムである構成としている。そのため、耐油性の高いゴム材料を使用することで、ダイヤフラム式ポンプで灯油を使用しても安定したポンプ性能を得ることができる。
In the
また本実施形態の燃焼装置1IIIでは、微細気泡生成ポンプ11が駆動源としてブラシレスモータを有する構成としており、半導体で通電切替を行なう構成であるため火花が発生する虞がない。
In addition, in the combustion device 1III of this embodiment, the fine
図5は本発明の第3の実施形態の変形例を示している。本変形例では、微細気泡生成ポンプ11が遠心式のポンプで構成された微細気泡生成ポンプ11’である。
Figure 5 shows a modified example of the third embodiment of the present invention. In this modified example, the fine-
第3の実施形態の微細気泡生成ポンプ11はダイヤフラム式のポンプで構成されているが、他のタイプのポンプで構成されてもよく、例えば図5では、変形例として、微細気泡生成ポンプ11’の駆動源が遠心式のポンプである構成を示している。同図を参照して説明すると、微細気泡生成ポンプ11が遠心式のポンプで構成された微細気泡生成ポンプ11’である場合は、燃料タンク3に微細気泡生成ポンプ11’を直接接続しても灯油を自吸することができないため、燃料タンク3とは別にポンプ用タンク12を設け、微細気泡生成ポンプ11’内に灯油を吸入する微細気泡生成ポンプ11’の吸入口がポンプ用タンク12の灯油Oの液面内に収まる位置になるように、微細気泡生成ポンプ11’をポンプ用タンク12に配設する構成としている。また本変形例でも第3の実施形態と同様に、微細気泡生成ポンプ11’において、駆動源としてブラシレスモータを使用する構成としており、火花が発生する虞がない。
Although the fine
なお燃料タンク3からポンプ用タンク12に灯油Oを送出するために、例えばポンプ用タンク12における灯油Oの液面が燃料タンク3の底面よりも下方になるようにポンプ用タンク12を配設する構成にしてもよく、燃料タンク3とポンプ用タンク12との間にバルブを設け、ポンプ用タンク12に灯油Oの液面を検知する液面センサなどの検知手段を設けて、微細気泡生成ポンプ11の吸入口の位置がポンプ用タンク12の灯油Oの液面よりも下回らず、また灯油Oがポンプ用タンク12から溢れることがないようにポンプ用タンク12内の灯油Oの量を調節する調節機構を設けるように構成してもよい。あるいは、燃料タンク3からポンプ用タンク12に灯油Oを供給するためのポンプを燃料ポンプ5とは別に設ける構成にしてもよい。
In order to send kerosene O from the
本変形例の微細気泡生成ポンプ11’は燃焼機構4に灯油を供給する燃料ポンプ5としても機能しており、部品点数を減らすことができるため、燃焼装置1IIIの小型軽量化や費用削減に繋げることができる。このような遠心式のポンプで構成された微細気泡生成ポンプ11’の構成は、上述した構成に加えて、微細気泡生成ポンプ11’において使用されるゴムの材料として、フッ化ビニリデン系ゴム、またはニトリル系ゴムという耐油性の高いゴム材料を使用する構成としてもよく、また例えば特願2022-104013号に記載されたポンプを有する微細気泡生成器で、液体に灯油を使用できるように構成したものを使用してもよい。
The fine bubble generating pump 11' of this modified example also functions as a
以上のように、本実施形態の燃焼装置1IIIでは、微細気泡生成機構6が、微細気泡を含有する灯油O’を送出する遠心式のポンプである微細気泡生成ポンプ11’である構成としている。そのため燃料タンク3から燃焼機構4に灯油O’を送出するために他のポンプなどを設ける必要が無く、微細気泡生成ポンプ11の配設場所の自由度が向上し、燃焼装置1IIIの小型軽量化に繋げることができる。
As described above, in the
図6は本発明の燃焼装置1IVの第4の実施形態を示している。本実施形態では、微細気泡を含有して気泡化した酸素量を増加させた灯油O’を貯蔵するサブタンク13を備える構成としている。 6 shows a fourth embodiment of the combustion device 1IV of the present invention. This embodiment is configured to include a sub-tank 13 for storing kerosene O' containing fine bubbles and having an increased amount of oxygen bubbled.
同図を参照して説明すると、本実施形態では、第1の実施形態の構成において、微細気泡生成機構6と燃料ポンプ5との間の流路にサブタンク13が設けられている。サブタンク13は、微細気泡生成機構6により微細気泡を含有して気泡化した酸素量を増加させた灯油O’を一定量貯蔵するものである。ここで、上述したように微細気泡は単一気体のままで液体中に長時間留まるため、灯油O’がサブタンク13に一時的に貯蔵されても、灯油O’中における気泡化した酸素量はそれほど減少しない。そのため燃料ポンプ5が駆動されると、必要量の灯油O’がサブタンク13から燃料ポンプ5を介して燃焼機構4に供給される。このように構成することで、燃焼機構4で火力の設定が変更され、当該火力の変化に伴って灯油O’の消費量が変化しても、燃料ポンプ5による燃焼機構4への灯油O’の供給量を変更させることで対応可能のために影響を受けることがなく、微細気泡を含有した灯油O’を安定して燃焼機構4に供給することができる。
With reference to the figure, in this embodiment, in the configuration of the first embodiment, a sub-tank 13 is provided in the flow path between the fine
なお燃料タンク3から微細気泡生成機構6を経由してサブタンク13に灯油O’を送出するために、例えばサブタンク13における灯油O’の液面が燃料タンク3の底面よりも下方になるようにサブタンク13を配設する構成にしてもよく、この場合、例えば燃料タンク3と微細気泡生成機構6との間にバルブを設け、サブタンク13に灯油O’の液面を検知する液面センサなどの検知手段を設けて、サブタンク13内の灯油O’の量を調節する調節機構を設けるように構成してもよい。あるいは、燃料タンク3から微細気泡生成機構6に灯油Oを供給するためのポンプを燃料ポンプ5とは別に設ける構成にしてもよい。
In order to send kerosene O' from the
以上のように、本実施形態の燃焼装置1IVでは、微細気泡生成機構6により生成された微細気泡を含有する灯油O’を一定量貯蔵するサブタンク13を備える構成としており、微細気泡を含有した灯油O’を安定して燃焼機構4に供給することができる。
As described above, the
図7は本発明の燃焼装置1Vの第5の実施形態を示している。本実施形態では、微細気泡生成ポンプ11が燃料タンク3からサブタンク13に微細気泡を含有する灯油O’を送出する構成としている。
7 shows a fifth embodiment of the combustion device 1V of the present invention. In this embodiment, a fine
同図を参照して説明すると、本実施形態では、第4の実施形態の構成において、燃料タンク3とサブタンク13との間の流路に、微細気泡生成機構6の代わりに微細気泡生成ポンプ11が設けられる構成としている。そのため燃料タンク3からサブタンク13に灯油を送出するためにポンプなどを設ける必要が無く、微細気泡生成ポンプ11やサブタンク13の配設場所の自由度が向上し、燃焼装置1Vの小型軽量化に繋げることができる。なお図7では、微細気泡生成ポンプ11をダイヤフラム式のポンプで構成した場合を示しており、微細気泡生成ポンプ11が、例えば70mm×40mm×50mm以下の小型サイズに形成されることが好ましく、微細気泡生成ポンプ11の配設場所の自由度がさらに向上し、燃焼装置1Vの小型軽量化に繋げることができる。
Explaining with reference to the figure, in this embodiment, in the configuration of the fourth embodiment, a fine
また微細気泡生成ポンプ11を遠心式のポンプで構成した場合、第3の実施形態の変形例で説明したように、図7の構成において、微細気泡生成ポンプ11の代わりに、遠心式のポンプで構成された微細気泡生成ポンプ11’およびポンプ用タンク12が配設される。なお第5の実施形態の微細気泡生成ポンプ11と同様に、微細気泡生成ポンプ11’が、例えば60mm×40mm×40mm以下の小型サイズに形成されることが好ましく、微細気泡生成ポンプ11の配設場所の自由度がさらに向上し、燃焼装置1Vの小型軽量化に繋げることができる。また第3の実施形態の変形例と同様に、例えばポンプ用タンク12における灯油Oの液面が燃料タンク3の底面よりも下方になるようにポンプ用タンク12を配設する構成にしてもよく、ポンプ用タンク12内の灯油Oの量を調節する調節機構を設けるように構成してもよく、燃料タンク3からポンプ用タンク12に灯油Oを供給するためのポンプを燃料ポンプ5とは別に設ける構成にしてもよい。
In addition, when the fine-
以上のように、本実施形態の燃焼装置1Vでは、微細気泡生成ポンプ11がダイヤフラム式ポンプを有する構成、または微細気泡生成ポンプ11’が遠心式ポンプを有する構成としており、微細気泡生成ポンプ11または11’やサブタンク13の配設場所の自由度が向上し、燃焼装置1Vの小型軽量化に繋げることができる。
As described above, in the combustion device 1V of this embodiment, the fine-
なお、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で種々の変更可能である。例えば第1~第5の実施形態および変形例の構成を組み合わせてもよい。また本実施形態および変形例の各部の構成や形状は、図示したものに限定されず、適宜変更が可能である。 The present invention is not limited to the above-described embodiments, and various modifications are possible without departing from the spirit of the present invention. For example, the configurations of the first to fifth embodiments and the modified examples may be combined. Furthermore, the configurations and shapes of each part of the present embodiment and the modified examples are not limited to those shown in the drawings, and may be modified as appropriate.
1,1II,1III,1IV,1V 燃焼装置
4 燃焼機構
6 微細気泡生成機構(微細気泡生成手段)
7 送風ファン(送風手段)
8 微細気泡生成ユニット
13 サブタンク
O,O’ 灯油
7 Blower fan (blower means)
8 Fine
Claims (9)
前記灯油内に、直径1μm以下の微細気泡を生成する微細気泡生成手段と、を備えることを特徴とする燃焼装置。 A combustion mechanism that burns kerosene as fuel;
A combustion device comprising: a microbubble generating means for generating microbubbles with a diameter of 1 μm or less in the kerosene.
当該ダイヤフラム式ポンプにおいて使用されるゴムの材料が、フッ化ビニリデン系ゴム、またはニトリル系ゴムであることを特徴とする請求項5に記載の燃焼装置。
The pump is a diaphragm pump,
6. The combustion device according to claim 5, wherein the rubber material used in the diaphragm pump is vinylidene fluoride rubber or nitrile rubber.
Priority Applications (1)
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