JP2024083697A - Method for dismantling horizontal blinds and cutting members - Google Patents
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Abstract
【課題】横型ブラインドを容易に解体できる解体方法を提供する。【解決手段】ヘッドボックスから吊下支持される複数本のラダーコード12にスラット13を各段の縦糸12a間に設けた横糸12bにて支持し、ヘッドボックスから縦糸に近接させて昇降コード15を垂下し、ラダーコード12を介してスラット13を回動可能とするとともに、昇降コード15を昇降してスラット13を昇降可能とし、スラット13が長手方向の縁部であって、縦糸12aが垂下する位置に切欠部を備えた横型ブラインドを解体する解体方法であって、昇降コード15の端部15aに、横糸12bに係合可能な形状を有した切断部材30を取り付け、昇降コード15を下方に引っ張って、切断部材30で横糸12bを切断する。【選択図】図6[Problem] To provide a dismantling method for easily dismantling horizontal blinds. [Solution] A dismantling method for dismantling horizontal blinds in which slats 13 are supported by weft threads 12b provided between warp threads 12a of each row on a plurality of ladder cords 12 suspended from a head box, lifting cords 15 are hung down from the head box close to the warp threads, the slats 13 can be rotated via the ladder cords 12, and the slats 13 can be raised and lowered by raising and lowering the lifting cords 15, the slats 13 are longitudinal edges having notches at positions where the warp threads 12a hang down, a cutting member 30 having a shape capable of engaging with the weft threads 12b is attached to the end 15a of the lifting cords 15, and the lifting cords 15 are pulled downward to cut the weft threads 12b with the cutting member 30. [Selected Figure] Figure 6
Description
本発明は、ヘッドボックスからラダーコード及び昇降コードを介して多数段のスラットを吊下支持する横型ブラインドを解体する解体方法及び横型ブラインドの解体で使用する切断部材に関する。 The present invention relates to a method for dismantling horizontal blinds that support multiple tiers of slats suspended from a head box via ladder cords and lifting cords, and to a cutting member used in dismantling horizontal blinds.
横型ブラインドは、ヘッドボックスから吊下支持される複数本のラダーコードにスラットが支持されている。そして、スラットは、操作装置で操作することにより、ラダーコードを介して各スラットを同位相で回動操作可能である。また、ラダーコードの下端にはボトムレールが取り付けられているとともに、ボトムレールには、ヘッドボックスから垂下される昇降コードの下端が取り付けられている。そして、操作装置の操作により昇降コードを昇降することにより、ボトムレールを昇降してスラットを昇降できる。 In horizontal blinds, the slats are supported by multiple ladder cords that are suspended from a head box. The slats can be rotated in the same phase via the ladder cords by operating an operating device. A bottom rail is attached to the lower end of the ladder cord, and the lower end of a lifting cord that hangs down from the head box is attached to the bottom rail. The lifting cord can be raised and lowered by operating the operating device to raise and lower the bottom rail, thereby raising and lowering the slats.
横型ブラインドの中には、複数本の昇降コードを、スラットに挿通するのではなく、スラットの前方及び後方に吊下支持して、ボトムレールを昇降可能としたものがある。このような横型ブラインドでは、各スラットに昇降コードを挿通するための挿通孔を設ける必要がないので、その挿通孔からの光漏れが生じることはなく、高遮蔽である。特許文献1では、ラダーコードの交差した横糸間にスラットを挿通し、スラットの切欠部に横糸の交差部を係合させて、ラダーコードに対するスラットの長手方向のずれを防止している。
Some horizontal blinds have multiple lifting cords that are not inserted through the slats, but are suspended in front and behind the slats, allowing the bottom rail to be raised and lowered. With such horizontal blinds, there is no need to provide insertion holes in each slat for the lifting cords to pass through, so there is no light leakage from the insertion holes and they provide a high level of shielding. In
特許文献1の横型ブラインドは、各スラットが、スラットの切欠部に横糸の交差部が係合することで、スラットの長手方向にずれにくくなっている分、解体時には、ラダーコードからスラットを引き抜きにくい。このため、この種の横型ブラインドにあっては、解体作業効率の向上が望まれる。
In the horizontal blinds of
上記課題を解決するための横型ブラインドは、ヘッドボックスから吊下支持される複数本のラダーコードにスラットをそれぞれのラダーコードの各段に2本の縦糸間に設けた横糸で支持し、前記ヘッドボックスから前記縦糸に近接させて昇降コードを垂下し、前記ラダーコードを介してスラットを回動可能とするとともに、前記昇降コードを昇降して前記スラットを昇降可能とし、前記スラットが長手方向の縁部であって、前記縦糸が垂下する位置に切欠部を備えた横型ブラインドである。そして、このような横型ブラインドを解体する解体方法は、前記昇降コードの端部に、前記横糸に係合可能な形状を有した切断部材を取り付け、前記昇降コードを下方に引っ張って、前記切断部材で前記横糸を切断するものである。 A horizontal blind that solves the above problem is a horizontal blind in which slats are supported by multiple ladder cords suspended from a head box with weft threads between two warps at each step of each ladder cord, and lifting cords are hung from the head box close to the warps, allowing the slats to rotate via the ladder cords and allowing the slats to be raised and lowered by raising and lowering the lifting cords, with the slats being longitudinal edges and having notches at the positions where the warps hang down. The dismantling method for dismantling such a horizontal blind is to attach a cutting member shaped to engage with the weft threads to the end of the lifting cords, pull the lifting cords downward, and cut the weft threads with the cutting member.
上記解体方法に適した横型ブラインドは、前記ラダーコードの各段は、複数の横糸で構成され、前記昇降コードが前記横糸の間を挿通するように構成されていてもよい。
更に、上記解体方法に適した横型ブラインドは、前記ラダーコードの各段において、複数の横糸を交差することで複数の空間を構成し、1つの空間にスラットを挿通し、他の空間に前記昇降コードを挿通して構成されていてもよい。
A horizontal blind suitable for the above-mentioned dismantling method may be configured such that each step of the ladder cord is made up of a plurality of weft threads, and the lifting cord is inserted between the weft threads.
Furthermore, a horizontal blind suitable for the above-mentioned dismantling method may be configured such that a plurality of spaces are formed by crossing a plurality of weft threads at each stage of the ladder cord, with a slat being inserted into one space and the lifting cord being inserted into the other space.
上記解体方法において、前記切断部材を、前記ラダーコードの最上段を構成する前記横糸より上側に位置する昇降コードの端部に取り付けるようにしてもよい。
また、上記解体方法に使用する切断部材は、前記昇降コードの端部が取り付けられる取付部と、前記横糸を切断する刃部と、を備える。
In the above dismantling method, the cutting member may be attached to an end of a lifting cord located above the weft thread that constitutes the uppermost stage of the ladder cord.
The cutting member used in the disassembly method includes an attachment portion to which an end of the lifting cord is attached, and a blade portion that cuts the weft thread.
上記切断部材において、前記横糸が進入して係合し、前記刃部が構成される係合部を備えるようにしてもよい。 The cutting member may be provided with an engagement portion into which the weft thread enters and engages to form the blade portion.
本発明によれば、横型ブラインドを容易に解体できる。 According to the present invention, horizontal blinds can be easily dismantled.
以下、本発明が適用された横型ブラインドについて図面を参照して説明する。
〔第1実施形態〕
〔横型ブラインドの構成〕
図1に示すように、遮蔽装置の一例である横型ブラインド1は、ヘッドボックス11と、ラダーコード12と、スラット13と、ボトムレール14と、昇降コード15と、を備えている。ヘッドボックス11は、取付ブラケットによって天井、窓枠、カーテンボックス等の取付部に取り付けられる。そして、ラダーコード12及び昇降コード15によって、スラット13及びボトムレール14を吊下げ支持している。
Hereinafter, a horizontal blind to which the present invention is applied will be described with reference to the drawings.
First Embodiment
[Configuration of horizontal blinds]
As shown in Fig. 1, a
ラダーコード12は、ヘッドボックス11から垂下している。ラダーコード12は、一対の縦糸12aと、一対の縦糸12a間に架け渡される横糸12bと、を備えている。横糸12bは、一対の縦糸12a間において、横型ブラインド1の高さ方向である昇降方向に沿って複数設けられる。一対の縦糸12a間において、昇降方向に沿って設けられた各段の横糸12bは、スラット13を支持する。横糸12bは、複数本、本実施形態では2本である。横糸12bが複数本の場合は、スラット13を上下で挟み込む。なお、横糸12bは、1本でもよい。横糸12bが1本の場合は、スラット13を下側から支持する。
The
スラット13は、日射などを遮るための遮蔽材である。スラット13は、合成樹脂製であったり、金属製であったり、木製である。スラット13は、細長い矩形薄板状を有している。スラット13は、一対の縦糸12a間において、昇降方向に沿って設けられた各横糸12bによって、チルト調整可能に支持されている。また、複数枚のスラット13のうち最下段に位置するスラット13の下方には、ボトムレール14が配設されている。
The
ボトムレール14は、複数枚のスラット13が下降した状態を維持するための重量部材である。ボトムレール14は、スラット13とほぼ同じ長手方向の長さと短手方向の幅とを有する。ボトムレール14には、ラダーコード12における一対の縦糸12aの下端が接続されている。なお、図1では、ラダーコード12を3つ設ける構成を図示しているが、ラダーコード12の数は限定されず、スラット13を支持するために必要な数量を設ければよい。
The
昇降コード15は、ラダーコード12の近傍において、ヘッドボックス11から垂下している。昇降コード15の下端は、ボトムレール14に接続されている。昇降コード15が引き上げられたとき、ボトムレール14が引き上げられることで、複数枚のスラット13がボトムレール14の上に積み上げるようにして上昇する。
The
図1では、昇降コード15は、3本配置されている。ヘッドボックス11の長手方向両側に位置する昇降コード15は、窓側となる後方側において、上下方向に延在している。ヘッドボックス11の長手方向中央に位置する昇降コード15は、室内側となる前方において、上下方向に延在している。なお、昇降コード15の数は限定されず、スラット13を昇降するために必要な数量を設ければよい。
In FIG. 1, three
操作ユニット21は、操作部を構成する部分であって、ヘッドボックス11内の一端に位置する。操作ユニット21は、ボールチェーン、紐などの環状の操作コード21aと、操作コード21aが掛け合わされるプーリと、ギヤボックスと、を備える。操作コード21aは、ヘッドボックス11から外方に向かって導出されている。ギヤボックスは、プーリと駆動軸とを接続する。操作ユニット21は、操作コード21aを操作し続けることによって、駆動軸を回転させる。具体的に、操作コード21aは、横型ブラインド1の正面に位置する操作者から見て手前側の垂下部分を下方に引いたとき、ボトムレール14を上昇させ、奥側の垂下部分を下方に引いたとき、ボトムレール14を降下させる。
The
図2は、スラット13の平面図である。スラット13は、長辺のうちの一方の長辺であって、かつ、縦糸12aが垂下される位置に切欠部13aが構成されている。切欠部13aは、略四角形状に形成されている。切欠部13aは、窓側となる後方側の長辺に構成されている。長手方向両側の切欠部13aの位置には、ラダーコード12の縦糸12a及び昇降コード15が位置する。長手方向中央の切欠部13aには、ラダーコード12の縦糸12aが位置する。なお、切欠部13aは、両側の長辺に設けられていてもよい。
Figure 2 is a plan view of the
図3及び図4は、長手方向両側に位置する昇降コード15及びラダーコード12とスラット13の切欠部13aの関係を示している。ラダーコード12において、各段を構成する横糸12bは、具体的に、第1横糸16aと第2横糸16bと、を備えている。第1横糸16aの一端は、室内側の第1縦糸18aの上側に位置し、第2横糸16bの一端は、第1縦糸18aの下側に位置する。第1横糸16aの他端は、窓側の第2縦糸18bの下側に位置し、第2横糸16bの他端は、第2縦糸18bの上側に位置する。
Figures 3 and 4 show the relationship between the
ラダーコード12の各段において、一対の第1縦糸18aと第2縦糸18bの間は、第1横糸16a及び第2横糸16bによって1つの交差部17が構成されている。そして、第1縦糸18aと交差部17との間に1つの第1空間17aが構成され、第2縦糸18bと交差部17との間にもう1つの第2空間17bが構成される。第1空間17aは、スラット13が挿通される。第2空間17bは、昇降コード15が挿通される。切欠部13aには、交差部17が係合するとともに昇降コード15及び第2縦糸18bが延在する。
In each row of the
図5は、長手方向中央に位置する昇降コード15及びラダーコード12とスラットの周辺を示している。ここでも、ラダーコード12の各段において、一対の第1縦糸18aと第2縦糸18bの間は、第1横糸16a及び第2横糸16bによって1つの交差部17が構成されている。そして、第1縦糸18aと交差部17との間に1つの第1空間17aが構成され、第2縦糸18bと交差部17との間にもう1つの第2空間17bが構成される。第1空間17aは、昇降コード15が挿通される。第2空間17bは、スラット13が挿通され、切欠部13aの位置は、第2縦糸18bが延在する。
Figure 5 shows the
以上のような横型ブラインド1において、各スラット13は、各段において、切欠部13aに交差部17が係合する箇所が少なくとも一部に存在する。これにより、ラダーコード12に対するスラット13の長手方向のずれが抑制されている(図4参照)。また、切欠部13aの位置に第2縦糸18bだけが延在されていても、切欠部13aに第2縦糸18bは、係合する蓋然性が高い(図5参照)。
In the horizontal blind 1 as described above, each
このように、スラット13は、ラダーコード12に対して長手方向にずれにくいことから、解体時には、切欠部13aに交差部17や縦糸12aや昇降コード15が引っかかることで、ラダーコード12からスラット13を引き抜きにくい。そこで、横型ブラインド1は、切断部材30を使って横糸12bを切断して解体される。
In this way, the
〔解体方法〕
図1に示すように、ボトムレール14が最下限まで降下されている状態において、最初に、ヘッドボックス11と最上段のスラット13との間において、昇降コード15が切断される。この作業は、横型ブラインド1が天井、窓枠、カーテンボックス等の取付部に取付ブラケットによって取り付けられた状態で行ってもよいし、取付部から取り外し、床等に置いた状態で行ってもよい。また、横型ブラインド1を取付部から取り外した状態で、ヘッドボックス11内の昇降コード15を巻取部材から解かれる。そして、昇降コード15の端部15aには、切断部材30が取り付けられる。
[Disassembly method]
As shown in Figure 1, with the
図6に示すように、切断部材30は、鈎形状を有している。切断部材30は、第1部分31と、第2部分32と、を備え、内角は、第1部分31と第2部分32とで構成される内角は、鋭角となるように設定されている。そして、第1部分31と第2部分32の内角部分は、横糸12bが進入して係合する係合部33を構成する。なお、内角部分は、直角や鈍角で構成されていてもよい。また、係合部33を構成する第1部分31の縁と第2部分32の縁は、刃部34が構成されている。なお、刃部34は、第1部分31の内角構成部分だけに設けられていてもよいし、第2部分32の内角構成部分に設けられていてもよいし、更に、最深部にだけ設けるようにしてもよい。
As shown in FIG. 6, the cutting
第1部分31の端部は、取付部を構成する取付孔31aが設けられている。取付孔31aには、昇降コード15の端部15aが通され、抜け止めとなる結び目が設けられる。なお、取付孔31aに端部15aを結び付けるようにしてもよい。
The end of the
図7に示すように、切断部材30が取り付けられた昇降コード15は、ボトムレール14の方向に引っ張れると(図7中矢印方向)、最上段の第1横糸16aと第2横糸16bの間に係合部33が係合する。そして、連続して第1横糸16aと第2横糸16bの少なくとも一方が刃部34によって切断される。更に昇降コード15が同方向に引っ張られると、上から2段目の第1横糸16aと第2横糸16bの間に係合部33が係合し、連続して第1横糸16aと第2横糸16bの少なくとも一方が刃部34によって切断される。このように、順次、上の段から下の段に向って横糸12bが順次切断されて行く。そして、最後に、最下段の横糸12bが係合部33に係合し、連続して横糸12bが刃部34によって切断される。
As shown in FIG. 7, when the
図8に示すように、これにより、第1縦糸18aと横糸12bとは、分離され、交差部17も無くなる。スラット13は、一対の縦糸12aの間に存在するだけとなる。これにより、ラダーコード12からスラット13を容易に取り外すことができる。なお、このような横糸12bの切断方法は、図3及び図4に示す長手方向両側であっても、図5に示す長手方向中央であっても同じである。
As shown in FIG. 8, this separates the
〔第1実施形態の効果〕
以上のような第1実施形態は、以下のように列挙する効果を得ることができる。
(1-1)ラダーコード12の各段を構成する横糸12bを、切断部材30が取り付けられた昇降コード15をボトムレール14の方向に引っ張るだけで、切断部材30で横糸12bを連続的に切断することができる。これにより、ラダーコード12とスラット13とを分離する作業を容易に行うことができる。
[Effects of the First Embodiment]
The first embodiment as described above can provide the following advantages.
(1-1) By simply pulling the
(1-2)スラット13の切欠部13aと縦糸12aや横糸12bや昇降コード15と係合して、スラット13がラダーコード12に対して、長手方向にずれにくく支持されていても、横糸12bを切断部材30で切断する。これにより、ラダーコード12とスラット13とを容易に分離することができる。すなわち、横型ブラインドを材質ごとに分別して廃棄することができる。
(1-2) Even if the
(1-3)ヘッドボックス11と最上段のスラット13との間において、昇降コード15の端部15aに切断部材30が取り付けられる。これにより、ラダーコード12の全ての段を構成する横糸12bを連続的に切断することが容易となる。
(1-3) A cutting
(1-4)切断部材30には、取付孔31aと刃部34を備えるだけの簡単な構成のカッタを使用することができる。
(1-5)切断部材30は、係合部33を備えることで、ボトムレール14の方向に昇降コード15を引っ張る場合において、各段の横糸12bを高い確度で切断することができる。
(1-4) The cutting
(1-5) The cutting
〔第2実施形態〕
図9及び図10は、切断部材30の変形例である。第2実施形態の切断部材40は、例えば二等辺三角形形状を有している。そして、一対の斜辺は、刃部42が構成されている。底辺から頂角に向って、底辺に対して垂直な切り込み43を備え、切り込み43の先端は、挿通部43aが構成されている。また、頂角部分には、底辺方向に向かって溝部43bが構成されている。昇降コード15の端部15aは、結び目15bが設けられて抜け止めが構成される。そして、切り込み43から挿入され挿通部43aまで挿入される。そして、昇降コード15は、溝部43bに圧入することで係合される。これにより、切断部材40は、昇降コード15に対して姿勢が定まる。すなわち、切断部材40は、頂角部分が第1横糸16aと第2横糸16bの間への挿入端となる。切断部材40が取り付けられた昇降コード15は、ボトムレール14の方向に引っ張られることで、上から順に各段の横糸12bの間に進入し、斜辺に構成された刃部42で第1横糸16aと第2横糸16bの間を切断する。
Second Embodiment
9 and 10 show modified examples of the cutting
すなわち、切断部材40が取り付けられた昇降コード15は、ボトムレール14の方向に引っ張れると、最上段の横糸12bを構成する第1横糸16aと第2横糸16bの間に切断部材40が係合する。そして、連続して第1横糸16aと第2横糸16bの少なくとも一方を切断する。更に昇降コード15が同方向に引っ張られると、上から2段目の第1横糸16aと第2横糸16bの間に切断部材40が係合し、連続して第1横糸16aと第2横糸16bの少なくとも一方を切断する。このように、順次上の段から下の段に向って第1横糸16aと第2横糸16bの少なくとも一方が順次切断されて行く。そして、最後に、最下段の第1横糸16aと第2横糸16bの少なくとも一方が切断部材40によって切断される。
That is, when the
以上のように構成された切断部材40によっても、容易に横糸12bを切断することができ、その結果、ラダーコード12から容易にスラット13を取り外すことができる。
〔第3実施形態〕
図11及び図12は、切断部材30の更なる変形例である。第3実施形態の切断部材50は、全体が矢印形状を有している。すなわち、切断部材50は、山部51と、直線部52と、を備えている。直線部52は、山部51の内角を二等分するように延びている。そして、山部51を構成する一方の斜辺と直線部52が構成する内角部分、及び他方の斜辺と直線部52が構成する内角部分は、横糸12bが係合する係合部53となる。また、係合部53は、刃部54が構成されている。
The cutting
Third Embodiment
11 and 12 show further modified examples of the cutting
直線部52の端部は、取付部を構成する取付孔52aが設けられている。取付孔52aには、昇降コード15の端部15aが通され抜け止めとある結び目15bが設けられる。
以上のように構成される切断部材50は、直線部52の先端が第1横糸16aと第2横糸16bに対する挿入端となる。そして、直線部52が昇降コード15がボトムレール14の方向に引っ張られると、各係合部53には、第1横糸16aと第2横糸16bが進入し、各刃部54で切断される。更に昇降コード15が同方向に引っ張られると、上から2段目の第1横糸16aと第2横糸16bの間に直線部52が進入し、連続して第1横糸16aと第2横糸16bが切断される。このように、順次上の段から下の段に向って横糸12bが順次切断されて行く。そして、最後に、最下段の横糸12bが切断部材50によって切断される。
An
In the cutting
以上のように構成された切断部材50によっても、容易に横糸12bを切断することができ、その結果、ラダーコード12から容易にスラット13を取り外すことができる。
〔実施形態の変形例〕
なお、以上のような実施形態は、さらに、以下のように適宜変更して実施することもできる。
The cutting
[Modifications of the embodiment]
The above embodiment can be further modified as follows.
・切断部材30,40,50としては、第2実施形態の切断部材40のように係合部を備えていなくてもよい。切断部材30,40,50は、昇降コード15が引っ張られることで横糸12bを連続的に切断できるものであればよい。
The cutting
・切断部材30,40,50の形状は、切断部材30,40,50の形状に限定されるものではない。
・切断部材30,40,50は、ラダーコードの最上段を構成する前記横糸より上側に位置する昇降コード15の端部に取り付けなくてもよい。例えば、ユーザがヘッドボックス11の近くの位置まで届かない場合、ラダーコード12の2段目、3段目…に対応する昇降コード15の位置を切断して、下側切断端である端部15aに切断部材30,40,50を取り付けるようにしてもよい。このような場合であっても、最上段の横糸12bは切断できないにしても、昇降コード15の端部15aより下側の段の横糸12bを連続的に切断できる。
The shapes of the cutting
The cutting
・横糸12bの構成は、2本の横糸16a,16bを平行に設け、一方を他方に引き上げて2つの交差部17を設け、3つの空間を設けるようにしてもよい。この場合、中央に位置する交差部17の間の空間には、スラット13が挿通される。両側の空間には、昇降コード15が挿通されることになる。このような場合であっても、昇降コード15の端部15aに切断部材30,40,50を取り付け、昇降コード15引っ張ることで連続的に横糸12bを切断することができる。
- The
・横糸12bを互いに平行に複数本設け、横糸の間に、スラット13及び昇降コード15を挿通する構成としてもよい。このような場合であっても、昇降コード15の端部15aに切断部材30,40,50を取り付け、昇降コード15引っ張ることで連続的に横糸12bを切断することができる。
- A configuration may be adopted in which
・ラダーコード12の全ての段の横糸12bを複数本の横糸で構成した場合において、全ての段において、複数本の横糸12bの間に昇降コード15を挿通しなくてもよい。例えば、昇降コード15は、1段おきや2段おきに複数本の横糸の間に挿通するようにしてもよい。このような場合であっても、昇降コード15は、縦糸12aから離れず、切断部材30,40,50によって切断可能だからである。
-When the
・横型ブラインドとしては、手動の横型ブラインドの他、電動横型ブラインドであってもよい。 -Horizontal blinds can be manual or electric.
1…横型ブラインド
11…ヘッドボックス
12…ラダーコード
12a…縦糸
12b…横糸
13…スラット
13a…切欠部
14…ボトムレール
15…昇降コード
15a…端部
15b…結び目
16a…第1横糸
16b…第2横糸
17…交差部
17a…第1空間
17b…第2空間
18a…第1縦糸
18b…第2縦糸
21…操作ユニット
21a…操作コード
30…切断部材
31…第1部分
31a…取付孔
32…第2部分
33…係合部
34…刃部
40…切断部材
42…刃部
43…切り込み
43a…挿通部
43b…溝部
50…切断部材
51…山部
52…直線部
52a…取付孔
53…係合部
54…刃部
1...Horizontal blind 11...
Claims (6)
前記ヘッドボックスから前記縦糸に近接させて昇降コードを垂下し、前記ラダーコードを介して前記スラットを回動可能とするとともに、前記昇降コードを昇降して前記スラットを昇降可能とし、
前記スラットが長手方向の縁部であって、前記縦糸が垂下する位置に切欠部を備えた横型ブラインドを解体する解体方法であって、
前記昇降コードの端部に、前記横糸に係合可能な形状を有した切断部材を取り付け、
前記昇降コードを下方に引っ張って、前記切断部材で前記横糸を切断する
解体方法。 The slats are supported on a plurality of ladder cords suspended from a head box by weft threads provided between two warp threads at each stage of each of the ladder cords,
A lifting cord is hung from the head box in the vicinity of the warp yarn, and the slats are made rotatable via the ladder cord, and the lifting cord is raised and lowered to raise and lower the slats;
A method for dismantling a horizontal blind in which the slats are longitudinal edges and have notches at positions where the warp threads hang down, comprising:
a cutting member having a shape capable of engaging with the weft thread is attached to an end of the lifting cord;
The lifting cord is pulled downward to cut the weft thread with the cutting member.
前記昇降コードは、前記横糸の間を挿通している
請求項1に記載の解体方法。 Each row of the ladder cord is composed of a plurality of weft yarns,
The dismantling method according to claim 1 , wherein the lifting cord is inserted between the weft threads.
請求項1に記載の解体方法。 The dismantling method according to claim 1, wherein each stage of the ladder cord defines a plurality of spaces by crossing a plurality of weft threads, a slat is inserted through one space, and the lifting cord is inserted through the other space.
請求項1に記載の解体方法。 The dismantling method according to claim 1 , further comprising the step of attaching the cutting member to an end of the lifting cord located above the weft thread constituting the uppermost stage of the ladder cord.
前記昇降コードの端部が取り付けられる取付部と、前記横糸を切断する刃部と、を備える
切断部材。 A cutting member used in the dismantling method for dismantling a horizontal blind according to any one of claims 1 to 4,
A cutting member comprising: an attachment portion to which an end of the lifting cord is attached; and a blade portion for cutting the weft thread.
請求項5に記載の切断部材。 The cutting member according to claim 5 , further comprising an engagement portion into which the weft thread enters and engages, forming the blade portion.
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2022197643A JP2024083697A (en) | 2022-12-12 | 2022-12-12 | Method for dismantling horizontal blinds and cutting members |
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2022
- 2022-12-12 JP JP2022197643A patent/JP2024083697A/en active Pending
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