JP2024079108A - 画像処理装置、画像処理装置の制御方法及びプログラム - Google Patents

画像処理装置、画像処理装置の制御方法及びプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】スキャンした帳票の内容の不備が見つかった場合、訂正を簡便に行う画像処理装置、画像処理装置の制御方法及びプログラムを提供する。【解決手段】画像処理システムにおいて、スキャナによる帳票に対する読取動作によって、帳票の画像である帳票画像を取得する画像取得部(MFPのCPU)と、画像取得部が取得した帳票画像における所定の記載事項の領域を示す領域情報を抽出する抽出部(MFP連携サービスのCPU又はMFPのCPU)と、抽出部が抽出した領域情報における記載不備の有無の判定を行う判定部(MFP連携サービスのCPU)と、記載不備がある場合に、記載不備のある領域を編集可能な状態で表示し得る表示部(MFPのCPU)と、を有する。表示部は、記載不備のある領域の編集を行うか、読取装置による帳票の再読取りを行うか、を選択可能であることを表示する。【選択図】図5

Description

本発明は、スキャン帳票の認識処理を行う画像処理装置、画像処理装置の制御方法及びプログラムに関する。
従来、記入した申請書などの紙帳票をスキャンして電子化し、申請フォルダや担当者のメールの宛先に送信するといったシステムがある。申請先の確認によって、スキャン送信した帳票の内容の不備が見つかった場合、修正の上再度スキャンしなおすといったユースケースが考えられる。
上記のようなユースケースにおいて、スキャンした帳票を解析することで、記入の不備を検知する方法がある。特許文献1には、帳票における記載する箇所の領域を予め登録しておくことで、スキャンした帳票の内容を解析・抽出し、記載内容の判定結果に応じて、予め設定されたアクション(例えば、メール通知)を行う方法が開示されている。
特開2020-194272号公報
しかしながら、特許文献1の手法では、例えば、予め指定されたユーザーへメール通知するといった、一方通行でかつ単純なアクションしかできない。そのため、通知を受けた申請者が不備を修正して、再度同じような手順でスキャンしなおさなければならなかった。
本発明は、上記問題点に鑑みてなされたものであり、スキャンした帳票の内容の不備が見つかった場合、訂正を簡便にできるようにすることを目的とする。
上記の目的を達成するために、本発明における画像処理装置は、読取装置による帳票に対する読取動作によって、前記帳票の画像である帳票画像を取得する画像取得部と、前記画像取得部により取得された前記帳票画像における所定の記載事項の領域を示す領域情報を抽出する抽出部と、前記抽出部により抽出された前記領域情報における記載不備の有無の判定を行う判定部と、前記記載不備がある場合に、前記記載不備のある領域を編集可能な状態で表示し得る表示部と、を有し、前記表示部は、前記記載不備のある領域の編集を行うか、前記読取装置による前記帳票の再読取りを行うか、を選択可能であることを表示することを特徴とする。
本発明によれば、スキャンした帳票の内容の不備が見つかった場合、訂正を簡便にできるようにすることができる。
本システムの全体構成を示す図。 MFPのハードウェア構成図。 クライアントPC及びMFP連携サービスのハードウェア構成図。 本実施形態に係る画像処理システムのソフトウェア構成図。 各装置間の処理の流れを示すシーケンス図。 MFPまたはクライアントPCが表示する申請内容の確認設定画面の一例を示す図。 MFPまたはクライアントPCが表示する申請内容の確認設定画面の一例を示す図。 MFPまたはクライアントPCが表示するメイン画面の一例を示す図。 MFPまたはクライアントPCが表示するログイン画面の一例を示す図。 MFPまたはクライアントPCが表示すスキャン設定画面の一例を示す図。 内容判定結果のレスポンスデータの一例を示す図。 画像処理部が行う内容確認処理の詳細を示すフローチャート。 MFPまたはクライアントPCが表示する再申請画面の一例を示す図。 MFPまたはクライアントPCが表示するUI入力画面の一例を示す図。 MFPまたはクライアントPCが表示するソフトキーボード画面の一例を示す図。 解析結果データ構造の詳細の一例を示す図。
以下、本発明を実施するための形態について図面を用いて説明する。なお、以下の実施の形態は特許請求の範囲に係る発明を限定するものでなく、また実施の形態で説明されている特徴の組み合わせの全てが発明の解決手段に必須のものとは限らない。
<全体構成>
図1は、本システムの全体構成を示す図である。画像処理システムは、MFP110、クライアントPC111、MFP連携サービス120およびクラウドストレージ130を含む。MFPは、Multifunction Peripheralの略である。MFP110及びクライアントPC111は、LAN経由でインターネット上の各種サービスを提供するサーバに対して通信可能に接続されている。LANは、Local Area Networkの略である。
MFP110は、スキャナやプリンタといった複数の機能を有する複合機であり、画像処理装置の一例である。本実施形態のスキャナは、帳票等の原稿に対して読取動作を行う読取装置の一例である。クライアントPC111は、MFP連携サービス120に対して依頼したサービスの提供を受けるコンピュータまたはアプリケーションである。MFP連携サービス120は、MFP110でスキャンした画像ファイルを自サーバ上に保存したり、解析したり、別のストレージサービス等のファイル保存が可能なサービスに転送したりする機能を持つサービスの一例である。クラウドストレージ130は、インターネットを介してファイルを保存したりウェブブラウザでファイルを取得したりすることができるサービスである。
本実施形態の画像処理システムは、MFP110、クライアントPC111、MFP連携サービス120およびクラウドストレージ130からなる構成としているが、これに限定されない。例えば、MFP110がクライアントPC111やMFP連携サービス120の役割を兼ね備えてもよい。また、MFP連携サービス120は、インターネット上ではなくLAN上のサーバに配置した接続形態であってもよい。また、クラウドストレージ130は、メールサーバなどに置き換えて、スキャンした画像をメールに添付し送信してもよいし、申請サービスなどに置き換えて、スキャンした画像から記入情報を抜き出して送信してもよい。
<MFPのハードウェア構成>
図2は、MFP110のハードウェア構成図である。MFP110は、制御部210、操作部220、プリンタ221、スキャナ222、モデム223で構成される。制御部210は、以下の各部211~219で構成され、MFP110全体の動作を制御する。
CPU211は、ROM212に記憶された制御プログラムを読み出して、読取/印刷/通信など、MFP110が有する各種機能を実行・制御する。RAM213は、CPU211の主メモリ、ワークエリア等の一時記憶領域として用いられる。なお、本実施形態では1つのCPU211が1つのメモリ(RAM213またはHDD214)を用いて後述のフローチャートに示す各処理を実行するものとするが、これに限定されない。例えば、複数のCPUや複数のRAMまたはHDDを協働させて各処理を実行してもよい。HDD214は、画像データや各種プログラムを記憶する大容量記憶部である。
操作部I/F215は、操作部220と制御部210とを接続するインタフェースである。操作部220には、タッチパネルやキーボードなどが備えられており、ユーザーによる操作/入力/指示を受け付ける。
プリンタI/F216は、プリンタ221と制御部210とを接続するインタフェースである。印刷用の画像データはプリンタI/F216を介して制御部210からプリンタ221へ転送され、記録媒体上に印刷される。
スキャナI/F217は、スキャナ222と制御部210とを接続するインタフェースである。スキャナ222は、不図示の原稿台やADFにセットされた原稿を読み取って画像データを生成し、スキャナI/F217を介して制御部210に入力する。ADFは、Auto Document Feederの略である。MFP110は、スキャナ222で生成された画像データをプリンタ221から印刷出力(またはコピー)する他、ファイル送信またはメール送信することができる。
モデムI/F218は、モデム223と制御部210とを接続するインタフェースである。モデム223は、PSTN上のファクシミリ装置との間で画像データをファクシミリ通信する。
ネットワークI/F219は、制御部210(MFP110)をLANに接続するインタフェースである。MFP110は、ネットワークI/F219を用いてインターネット上の各サービスに画像データや情報を送信したり、各種情報を受信したりする。
<クライアントPC、MFP連携サービスのハードウェア構成>
図3は、クライアントPC111及びMFP連携サービス120のハードウェア構成図である。クライアントPC111及びMFP連携サービス120は、CPU311、ROM312、RAM313、HDD314及びネットワークI/F315で構成される。
CPU311は、ROM312に記憶された制御プログラムを読み出して各種処理を実行することで、全体の動作を制御する。RAM313は、CPU311の主メモリ、ワークエリア等の一時記憶領域として用いられる。HDD314は、画像データや各種プログラムを記憶する大容量記憶部である。ネットワークI/F315は、MFP連携サービス120をインターネットに接続するインタフェースである。MFP連携サービス120およびクラウドストレージ130は、ネットワークI/F315を介して他の装置(MFP110など)から処理リスエストを受けて各種情報を送受信する。
<画像処理システムのソフトウェア構成>
図4は、本実施形態に係る画像処理システムのソフトウェア構成図である。MFP110は、ネイティブ機能部410と追加機能部420の大きく2つに分けられる。ネイティブ機能部410に含まれる各部はMFP110に標準的に備えられたものであるのに対し、追加機能部420はMFP110に追加インストールされたアプリケーションである。追加機能部420はJava(登録商標)をベースとしたアプリケーションであり、MFP110への機能追加を容易に実現できる。なお、MFP110には図示しない他の追加アプリケーションがインストールされていても良い。
ネイティブ機能部410は、スキャン実行部411および画像データ保存部412を有する。追加機能部420は、表示制御部421、スキャン指示部422、連携サービスリクエスト部423を有する。
表示制御部421は、MFP110の操作部220のタッチパネル機能を有する液晶表示部に、ユーザーによる操作を受け付けるためのUI画面を表示する。UIは、User Interfaceの略である。例えば、MFP連携サービス120へアクセスするための認証情報の入力、スキャン設定、ならびに、スキャン開始の操作、プレビュー画面などのUI画面を表示する。スキャン指示部422は、UI画面を介して入力されたユーザー指示に応じたスキャン設定と共にスキャン実行部411にスキャン処理を要求する。
スキャン実行部411は、スキャン指示部422からのスキャン設定を含んだスキャン要求を受け取る。スキャン実行部411は、スキャン要求に従い、スキャナI/F217を介してスキャナ222で、原稿台ガラスに置かれた原稿を読み取ることでスキャン画像データを生成する。生成したスキャン画像データは、画像データ保存部412に送られる。スキャン実行部411は、保存したスキャン画像データを一意に示すスキャン画像識別子をスキャン指示部422へ送る。スキャン画像識別子はMFP110においてスキャンした画像をユニークに識別するための番号や記号、アルファベットなどである(不図示)。画像データ保存部412は、スキャン実行部411から受け取ったスキャン画像データをHDD214に保存する。
スキャン指示部422は、スキャン実行部411から受け取ったスキャン画像識別子に対応するスキャン画像データを画像データ保存部412から取得する。スキャン指示部422は、取得したスキャン画像データにMFP連携サービス120で処理を行う指示を連携サービスリクエスト部423に要求する。
連携サービスリクエスト部423は、MFP連携サービス120に対して各種処理の要求を行う。例えば、ログイン、スキャン画像の解析、スキャン画像の送信などの要求を行う。MFP連携サービス120とのやり取りはRESTやSOAPなどのプロトコルを使用するが、その他の通信手段を用いてもよい。
MFP連携サービス120は、リクエスト制御部431、画像処理部432、クラウドストレージアクセス部433、データ管理部434、表示制御部435を有する。
リクエスト制御部431は、外部装置からの要求を受信できる状態で待機している。処理要求を受けると要求に応じて適宜、画像処理部432、クラウドストレージアクセス部433、データ管理部434に処理を指示する。
画像処理部432は、画像に対して文字領域解析、OCR処理、内容判定処理(後述の図12で説明する)、画像の回転や傾き補正などの画像に対する認識処理や画像の加工処理を行う。OCRは、Optical Character Recognitionの略である。
クラウドストレージアクセス部433は、クラウドストレージに対する処理の要求を行う。クラウドサービスは、一般的にRESTやSOAPなどのプロトコルで、クラウドストレージにファイルを保存したり、保存したファイルを取得したりするための様々なインタフェースを公開している。クラウドストレージアクセス部433は、公開されたクラウドストレージのインタフェースを使用してクラウドストレージの操作を行う。
データ管理部434は、MFP連携サービス120で管理するユーザー情報や各種設定データ等を保持する。
表示制御部435は、インターネット経由で接続されたPCやモバイル等の別端末(不図示)上で動作しているウェブブラウザからのリクエストを受けて画面表示に必要な画面構成情報(HTML、CSS等)を返す。ユーザーは、ウェブブラウザで表示される画面経由でMFP連携サービス120に登録しているユーザー情報を確認したり、スキャンする際の設定を変更したりする。
なお図4ではMFP110に追加機能部420をインストールする構成の例について説明したが、本件はこの構成に限定せず、クライアントPC111に追加機能部420の機能が含まれていても構わない。
<全体の処理の流れ>
図5は、MFP110でスキャンした画像をファイル化してクラウドストレージに送信する際の各装置間の処理の流れを示すシーケンス図である。ここでは、各装置間のやり取りを中心に説明する。なお、図5ではMFP110がMFP連携サービス120とやり取りを行う記載としているが、後述する解析結果取得、画面の表示は、MFP110でなくクライアントPC111が実行する構成でも構わない。MFP110での処理は、例えば、ROM212やHDD214に保存されたプログラムを、RAM213に読み込んだのち、MFP110の制御部210のCPU211が実行する。以下において、各処理は、各装置内のCPUが、記憶媒体に格納されているプログラムに従って、実行する。以下の説明において、図5に示す各工程の先頭に「S」を付したステップに沿って説明するが、必要に応じて、他の図面を参照して説明する。
MFP110は、通常の状態ではメイン画面をタッチパネル上に表示する。メイン画面には、提供する各機能を実施するためのボタンが並べられている。図8は、MFP110またはクライアントPC111が表示するメイン画面800の一例を示す図である。MFP110にスキャン帳票をクラウドストレージに送信するための申請ボタン801を作成することで、MFP110のメイン画面800に表示される。申請ボタン801を押すとスキャンした帳票をクラウドストレージに送信するための画面が表示され、図5のシーケンスで示す処理が行われる。申請ボタンの作成方法の詳細は、図6を用いて後述する。
S501で、スキャンアプリは、MFP連携サービス120にアクセスするための認証情報を入力するログイン画面900を表示する。図9は、MFP110またはクライアントPC111が表示するログイン画面の一例を示す図である。ユーザは、ユーザー名902とパスワード903を入力し、ログインボタン901を押下する。
S503で、MFP連携サービス120は、ログイン要求に含まれるユーザー名とパスワードが正しいか検証し、正しければアクセストークンをMFP110に返す。以降のMFP110からMFP連携サービス120に対して行う各種リクエストには、このアクセストークンと共に要求が出され、この情報により処理対象のユーザーを特定することができる。ユーザー認証の方法は一般的に公知な手法(Basic認証、Digest認証、OAuthを用いた認可等)を用いて行う。
MFP110は、ログイン処理が完了したら、S504で、スキャン設定画面1000を表示する。図10は、MFP110またはクライアントPC111が表示すスキャン設定画面の一例を示す図である。ユーザは、各種スキャンの読み込みに関する設定を行い、原稿台ガラスまたはADFにスキャンする対象の紙帳票を置き、「スキャン開始」ボタン1001を押す。S505で、スキャンを実行して紙帳票を電子化した画像データを生成する。このため、本実施形態のCPU211は、スキャナによる帳票に対する読取動作によって、帳票の画像である帳票画像を取得する画像取得部として機能する。
S506で、スキャン処理により生成した画像とともにスキャン画像の解析要求をMFP連携サービス120に送信する。MFP連携サービス120は、スキャン画像の解析要求を受信すると、S507で、MFP連携サービス120の画像処理部432で画像解析を開始する。MFP連携サービス120は、要求受信後、画像処理部432で内容確認処理1200を行う。画像処理部432における内容確認処理1200の詳細については図12を用いて後述する。ここで、MFP連携サービス120は、画像解析において、帳票画像における所定の記載事項の領域を抽出し、記載不備があるかについての内容確認処理1200を行う。なお、前述のように、MFP連携サービス120の役割をMFP110が兼ね備えてもよい。このため、本実施形態のCPU311(またはCPU211、以下省略)は、帳票画像における所定の記載事項の領域を示す領域情報を抽出する抽出部の機能を有する。また、CPU311は、領域情報における記載不備の有無の判定を行う判定部の機能を有する。
内容確認処理が完了すると、S508で、画像処理部432は、処理結果を返す。処理結果がNG、つまり内容に不備がある場合、S509で、MFP連携サービス120は、再申請指示をレスポンスとしてMFP110に返す。処理結果のレスポンスは、処理結果ステータスと共にスキャン画像を解析した結果の情報を含む。図11は、内容判定結果のレスポンスデータの一例を示す図である。図11(A)は、内容確認NG時のレスポンスデータの一例である。“Status”は、内容確認の結果ステータスを表す。例えば、NGの場合は、“invalid”という値が記載される。“invalidPage”は、内容に不備があったスキャン画像の情報がリストで記載される。複数のページの内容に不備があった場合、“invalidPage”の値は複数設定される。“invalidPage”は、“pageNumber”、“file”、“invalidArea”で構成され、それぞれ、「ページ数」、「スキャン画像ファイルのURL」、「内容に不備がある項目の情報」である。“invalidArea”はリストで記載され、“area”には「内容に不備がある項目の矩形座標」、“reason”には「NGの理由」が設定される。本実施形態は、記入漏れと判断された場合に設定される“blank”が設定されている。複数の項目がNGの場合は、“invalidArea”の値は複数設定される。また、図11(B)は、内容確認OK時のレスポンスデータの一例である。“Status”情報のみであり、値は“success”という値が記載される。このように、本実施形態のCPU311は、記載不備がないと判定された場合に、不備がないことを通知する通知部として機能する。通知先は、MFP110の他、クライアントPC111でもよい。
S510で、S509で内容確認NG時のレスポンスデータを取得した結果情報を使用して再申請画面1300を表示する。また、本実施形態では、詳細は明記しないが、スキャンした帳票フォーマットが選択した申請ボタンに登録された帳票フォーマットと異なる時は、「スキャンした申請書が間違っています。」といったメッセージの画面(不図示)をMFP110またはクライアントPC111が表示してもよい。
S511で、再申請用画面で不備を修正する再申請を行う。ユーザが「送信」ボタンを押すと、S512で再申請した情報をMFP連携サービス120に送信する。MFP連携サービス120は、再申請した情報の解析要求を受信すると、S513で、MFP連携サービス120の画像処理部432で画像解析を開始する。MFP連携サービス120は、要求受信後、画像処理部432で内容確認処理1200を行う。前記と同様、画像処理部432における内容確認処理1200の詳細については図12を用いて後述する。このように、本実施形態のCPU211は、記載不備のある領域に対して編集がなされた場合に、記載不備の有無の判定を再度判定する。
内容確認処理が完了すると、S514で、画像処理部432は処理結果を返す。処理結果がOK、つまり内容に問題がない場合、MFP連携サービス120は、S515で、スキャン画像からファイルを生成する。そして、S516で、生成したファイルをクラウドストレージ130に送信する。
図6は、MFP110またはクライアントPC111が表示する申請内容の確認設定画面600の一例を示す図である。本画面は、内容確認処理におけるルールを設定する画面であり、(1)~(9)の内容確認のためのチェック項目が設定されている状態である。このように、本実施形態のCPU211は、確認設定画面600を用いて、帳票画像における領域情報の判定条件を設定する設定部として機能する。チェック項目の設定方法は、図7を用いて後述する。
確認設定画面600は、申請ボタン名入力エリア601、帳票フォーマット表示エリア602、チェック項目設定エリア603、チェック項目一覧エリア604、参照ボタン605、作成ボタン606から構成されている。参照ボタン605を押下すると、ファイル選択画面(不図示)が表示され、帳票フォーマットのファイルを選択できる。選択されたファイルは、帳票フォーマット表示エリア602に表示される。このとき、帳票フォーマット表示エリア602には複数のページが表示できるように、スクロールバー(不図示)やページ送りボタン(不図示)を設けてもよい。
チェック項目設定エリア603は、領域指定ボタン607と判定条件プルダウン608、追加ボタン609、キャンセルボタン610から構成される。選択領域611は、帳票フォーマット表示エリア602上で、マウス操作によって領域を指定することができる。
チェック項目一覧エリア604は、チェック項目612及びチェックルール削除ボタン613から構成され、チェック項目には追加した順に番号が振られる。作成ボタン606を押下すると、申請ボタン名入力エリア601に入力された申請ボタン名の申請ボタン801が作成され、MFP110のメイン画面800に表示される。このとき、作成した申請ボタンに紐づく、後述のフローによって追加される帳票フォーマット情報及び選択領域および判定条件を含むチェック項目情報は、MFP連携サービス120のデータ管理部434に保存される。
図7は、MFP110またはクライアントPC111が表示する申請内容の確認設定画面600の一例を示す図である。図7で、図6におけるチェック項目(9)を追加する操作フローを説明する。領域指定ボタン607を押下すると、帳票フォーマット表示エリア602で領域を指定できるようになる。領域指定の具体的な操作方法は限定しない。項目701のように、例えば、マウスドラッグによって矩形指定がなされてもよい。また、画像解析によって記入欄の枠線を自動認識することにより、該当の記入欄をクリックすると領域指定がなされることとしてもよい。前記操作によって指定された領域は色が変化する。また、領域を指定すると、領域指定ボタン607が領域座標情報702に置き換わって表示される。
続いて、判定条件を選択する。判定条件プルダウン608を押下すると、判定条件の選択肢が表示される。本実施形態においては、「記入漏れ」と「印鑑押し忘れ」が表示されているが、判定条件はこれに限定されるものではない。例えば、「記入漏れ」は選択した領域内に何か記入されているか判定する。「印鑑押し忘れ」は選択した領域に印鑑画像の特徴量が存在するか判定する。
最後に、追加ボタン609が押下されると、図6のように、帳票フォーマット表示エリア602上に確定された(9)の領域が選択状態となって表示され、チェック項目リスト一覧エリアにチェック項目(9)が追加される。また、このとき、帳票フォーマット表示エリア602上の選択領域は、指定状態とは別の色で表示され、かつチェック項目番号が表示される。また、キャンセルボタン610を押下した場合、領域指定や判定条件の設定はキャンセルされ、図6のように表示が戻る。
図12は、画像処理部432が行う内容確認処理の詳細を示すフローチャートである。本フローチャートは図5における内容確認処理1200に相当する。本フローチャートの処理は、本実施形態においては、MFP連携サービス120が含まれるコンピュータのCPU311がプログラムに沿って実行される。しかし、当該処理をMFP110にて行ってもよく、その場合は、MFP110が有するCPU211によって実行される。
はじめに、MFP連携サービス120は、S1201で、入力画像の文字領域を解析する。図16は、解析結果のデータ構造の詳細の一例を示す図である。ルートの”data”は、スキャン帳票のページのリストを表し、複数のページに関する解析結果が配列として格納される。各帳票のページは”pageNumber”、”imageWidth”、”imageHeight”、”regions”を持つ。”pageNumber”は、帳票のページ番号である。”imageWidth”は、解析した画像のX方向(横方向)のピクセル数を示す。”imageHeight”は、解析した画像のY方向(縦方向)のピクセル数を示す。”regions”は解析した画像から解析された文字領域の座標情報と文字情報の配列が含まれる。次に”regions”内の情報について説明する。”rect”には抽出した文字領域一つの座標を示す。”x”は領域の左上のX座標、”y”は領域の左上のY座標、”width”は領域のX方向のピクセル数、”height”は領域のY方向のピクセル数を示す。”text”は”rect”の文字領域をOCRして文字認識を行った結果、抽出された文字列を示す。この”rect”と”text”の情報が解析したスキャン画像内の全文字領域分含まれる。“type”は、文字識別種別を示す。例えば、テキストの場合は“text”、印鑑の場合は“stamp”と設定される。
続いて、S1202で、選択した申請ボタンに紐づくチェック項目リストを画像データ保存部412から取得する。S1203で、Nを初期化(0)する。
S1204で、NがS1202で取得したチェック項目数より多いか比較する。S1204で、NがS1202で取得したチェック項目数以下と判定された場合、S1205で、チェック項目リストの中からN番目のチェック項目情報を取得する。チェック項目情報には、選択領域および判定条件が含まれる。S1206で、チェック項目における内容チェックを行う。具体的な実施形態として、前記チェック項目情報の選択領域と重なり合う、取得した解析結果の文字領域が存在するか比較する。このとき、判定条件が「記入漏れ」の場合、文字領域が存在しないと判定されると、内容確認NGと判定される。別の例として、判定条件が「印鑑押し忘れ」の場合、重なり合う文字領域の文字識別種別が“stamp”と出ない場合、NGと判定される。
S1207で、S1206の結果がNGと判定された場合は、S1208で、NGリストに対象のチェック項目情報と判定結果を追加する(不図示)。NGと判定されない場合は、S1209で、Nを1インクリメントして、S1204に戻る。
S1204で、NがS1202で取得したチェック項目数より多いと判定された場合、S1210において、NGリストがあるか判定する。S1210で、NGリストがあると判定された場合は、S1211で、内容NGのレスポンス情報(図11(A))を作成する。S1210で、NGリストがあると判定された場合は、S1212において内容OKのレスポンス情報(図11(B))を作成する。その後のフローは、図5のS508に続く。
図13は、MFP110またはクライアントPC111が表示する再申請画面1300の一例を示す図である。再申請画面1300は、スキャンした帳票の内容の内容がNGと判定された場合、再申請操作を行うための画面である。再申請画面1300は、スキャン帳票表示エリア1301、再スキャンメニューボタン1302、直接入力メニューボタン1303、キャンセルボタン1304から構成されている。このため、本実施形態のCPU211は、記載不備のある領域の編集を行うか、読取装置による帳票の再読取りを行うか、を選択可能であることを表示する表示部の機能を有する。
スキャン帳票表示エリア1301には、チェック項目でNGとなった領域1305が色付けされ、さらにチェック項目番号が表示される。スキャン帳票表示エリア1301は、複数ページ表示できるように、スクロールバー(不図示)やページ送りボタン(不図示)を設けてもよい。
再スキャンメニューボタン1302は、ユーザーがNGの内容に関して、紙の申請書に直接記入して、再度スキャン送信を行うためのメニューボタンである。再スキャンメニューボタン1302を押下すると、スキャン設定画面1000が表示される。スキャン設定画面1000でスキャンすると、スキャンした情報をMFP連携サービス120に送信する(S512)。このように、本実施形態では、再スキャンメニューボタン1302が押されて、読取装置による帳票の再読取りを行うことが選択された場合には、再読取画面が表示される。
直接入力メニューボタン1303は、MFP110またはクライアントPC111のUI上で内容を修正するためのメニューボタンである。直接入力メニューボタン1303を押下すると、UI入力画面1400が表示される。ただし、「印鑑押し忘れ」といった直接入力では対応できないNGチェック項目がある場合、直接入力メニューボタン1303を非表示、または押下できない状態となる。この場合、再スキャンメニューボタン1302のみが選択可能な状態となる。この例のように、本実施形態では、読取装置による帳票の再読取りを行う領域と設定されている領域のみに記載不備があると判定された場合には、読取装置による帳票の再読取りを行うことのみが選択可能であることが表示される。なお、帳簿の再読取りを行うことのみが選択可能であることの表示は、本実施形態のようなボタンの表示のみに限るものではなく、帳簿の再読取りを行うことのみが選択可能であることをテキスト表示することとしてもよい。UI入力画面1400による設定フローの詳細は図14で説明する。キャンセルボタン1304を押下すると、S505含め、スキャン処理をキャンセルし、処理を終了する。このように、本実施形態のCPU211は、記載不備のある領域の編集を行うことが選択された場合には、編集画面を表示する。
図14は、MFP110またはクライアントPC111が表示するUI入力画面1400の一例を示す図である。図14で、図13におけるNGのチェック項目番号(9)である「利用部屋番号」1305に対してUI上で直接入力する操作フローを説明する。UI入力画面1400は、スキャン帳票表示エリア1401、入力エリア1402、キーボード表示ボタン1403、決定ボタン1404、キャンセルボタン1405、送信ボタン1406、戻るボタン1407を有する。スキャン帳票表示エリア1401のチェック項目でNGとなった領域1408が色付けされ、さらにチェック項目番号が表示される。
まず、画面表示時、入力エリア1402、キーボード表示ボタン1403、決定ボタン1404、キャンセルボタン1405及び送信ボタン1406は、押下できない状態で表示される。NGとなった領域1408を押下すると、入力エリア1402、キーボード表示ボタン1403、決定ボタン1404、キャンセルボタン1405が押下できる状態に変化する。さらに、押下したNG領域のチェック項目番号1409が表示される。このように、本実施形態のCPU211は、記載不備がある場合に、記載不備のある領域を編集可能な状態で表示し得る表示部として機能する。
本実施形態では、2つの入力方法が選択可能である。一つ目は、MFP110またはクライアントPC111のディスプレイ上で直接手書き記入である。本実施形態では、「A10」という文字列を、入力エリア1402上に指やタッチペン等を使って手書きで入力している。このように、本実施形態では、編集画面に対する入力を手書き文字で行うことが選択可能であり、その場合に、手書き入力画面が表示される。
二つ目は、ソフトキーボードによる入力である。キーボード表示ボタン1403を押下すると、ソフトキーボード画面1500が表示される。図15は、MFP110またはクライアントPC111が表示するソフトキーボード画面1500の一例を示す図である。本実施形態では、図15を詳細には説明しないが、ソフトキーボード画面1500は、一般的なソフトキーボードを示している。キーボードを使って文字列をテキストフィールド1501に入力し、OKボタン1502を押下すると、入力エリア1402に入力文字列が表示される。このように、本実施形態では、編集画面に対する入力を活字で行うことが選択可能であり、その場合に、ソフトキーボードが表示される。
入力エリア1402に入力した後、決定ボタン1404を押下すると、スキャン帳票表示エリア1401に前述の入力した文字列1410が表示される。また、入力エリア1402、キーボード表示ボタン1403、決定ボタン1404、キャンセルボタン1405は、画面表示時の状態に戻る。
すべてのNGとなったチェック項目に対して入力が行われると、送信ボタン1406が押下できる状態に変化する。キャンセルボタン1405を押下すると、入力エリア1402、キーボード表示ボタン1403、決定ボタン1404、キャンセルボタン1405は、画面表示時の状態に戻る。送信ボタン1406を押下すると、入力した情報をMFP連携サービス120に送信する(S512)。戻るボタン1407を押下すると、再申請画面1300を表示する。
[その他の実施形態]
以上、本発明をその好適な実施形態に基づいて詳述したが、本発明はこれら特定の実施形態に限られるものではなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲の様々な形態も本発明に含まれる。また、上述の実施形態の一部を適宜組み合わせてもよい。尚、本実施形態は、以下の組み合わせを含む。
〔構成1〕
読取装置による帳票に対する読取動作によって、前記帳票の画像である帳票画像を取得する画像取得部と、
前記画像取得部により取得された前記帳票画像における所定の記載事項の領域を示す領域情報を抽出する抽出部と、
前記抽出部により抽出された前記領域情報における記載不備の有無の判定を行う判定部と、
前記記載不備がある場合に、前記記載不備のある領域を編集可能な状態で表示し得る表示部と、を有し、
前記表示部は、前記記載不備のある領域の編集を行うか、前記読取装置による前記帳票の再読取りを行うか、を選択可能であることを表示する
ことを特徴とする画像処理装置。
〔構成2〕
前記判定部は、前記記載不備のある領域に対して編集がなされた場合に、記載不備の有無の判定を再度判定する
ことを特徴とする構成1に記載の画像処理装置。
〔構成3〕
前記表示部は、前記記載不備のある領域の編集を行うことが選択された場合には、編集画面を表示する
ことを特徴とする構成1または2に記載の画像処理装置。
〔構成4〕
前記表示部は、編集画面に対する入力を活字で行うか手書き文字で行うかを選択可能であることを表示する
ことを特徴とする構成3に記載の画像処理装置。
〔構成5〕
前記表示部は、編集画面に対する入力を活字で行うことが選択された場合には、ソフトキーボードを表示する
ことを特徴とする構成4に記載の画像処理装置。
〔構成6〕
前記表示部は、編集画面に対する入力を手書き文字で行うことが選択された場合には、手書き入力画面を表示する
ことを特徴とする構成4または5に記載の画像処理装置。
〔構成7〕
前記表示部は、前記読取装置による前記帳票の再読取りを行うことが選択された場合には、再読取画面を表示する
ことを特徴とする構成1乃至6のいずれか1項に記載の画像処理装置。
〔構成8〕
前記判定部が記載不備がないと判定した場合には、不備がないことを通知する通知部をさらに有する
ことを特徴とする構成1乃至7のいずれか1項に記載の画像処理装置。
〔構成9〕
前記帳票画像における前記領域情報の判定条件を設定する設定部をさらに有する
ことを特徴とする構成1乃至8のいずれか1項に記載の画像処理装置。
〔構成10〕
前記表示部は、前記読取装置による前記帳票の再読取りを行う領域と前記設定部にて設定されている領域のみに記載不備があると判定された場合に、前記読取装置による前記帳票の再読取りを行うことのみが選択可能であることを表示する
ことを特徴とする構成9に記載の画像処理装置。
〔方法1〕
読取装置による帳票に対する読取動作によって、前記帳票の画像である帳票画像を取得する画像取得工程と、
前記画像取得工程で取得された前記帳票画像における所定の記載事項の領域を示す領域情報を抽出する抽出工程と、
前記抽出工程で抽出された前記領域情報における記載不備の有無の判定を行う判定工程と、
前記記載不備がある場合に、前記記載不備のある領域を編集可能な状態で表示し得る表示工程と、を有し、
前記表示工程では、前記記載不備のある領域の編集を行うか、前記読取装置による前記帳票の再読取りを行うか、を選択可能であることを表示する
ことを特徴とする画像処理装置の制御方法。
〔プログラム1〕
画像処理装置の制御方法をコンピュータに実行させるプログラムであって、
画像処理装置の制御方法は、
読取装置による帳票に対する読取動作によって、前記帳票の画像である帳票画像を取得する画像取得工程と、
前記画像取得工程で取得された前記帳票画像における所定の記載事項の領域を示す領域情報を抽出する抽出工程と、
前記抽出工程で抽出された前記領域情報における記載不備の有無の判定を行う判定工程と、
前記記載不備がある場合に、前記記載不備のある領域を編集可能な状態で表示し得る表示工程と、を有し、
前記表示工程では、前記記載不備のある領域の編集を行うか、前記読取装置による前記帳票の再読取りを行うか、を選択可能であることを表示する
ことを特徴とするプログラム。
本発明は、上述の実施形態の1以上の機能を実現するプログラムを、ネットワーク又は記憶媒体を介してシステム又は装置に供給し、そのシステム又は装置のコンピュータにおける1つ以上のプロセッサーがプログラムを読出し実行する処理でも実現可能である。また、1以上の機能を実現する回路(例えば、ASIC)によっても実現可能である。
110…MFP
111…クライアントPC
120…MFP連携サービス
210…制御部
211…CPU
421…表示制御部
1300…再申請画面
1302…再スキャンメニューボタン
1303…直接入力メニューボタン

Claims (12)

  1. 読取装置による帳票に対する読取動作によって、前記帳票の画像である帳票画像を取得する画像取得部と、
    前記画像取得部により取得された前記帳票画像における所定の記載事項の領域を示す領域情報を抽出する抽出部と、
    前記抽出部により抽出された前記領域情報における記載不備の有無の判定を行う判定部と、
    前記記載不備がある場合に、前記記載不備のある領域を編集可能な状態で表示し得る表示部と、を有し、
    前記表示部は、前記記載不備のある領域の編集を行うか、前記読取装置による前記帳票の再読取りを行うか、を選択可能であることを表示する
    ことを特徴とする画像処理装置。
  2. 前記判定部は、前記記載不備のある領域に対して編集がなされた場合に、記載不備の有無の判定を再度判定する
    ことを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。
  3. 前記表示部は、前記記載不備のある領域の編集を行うことが選択された場合には、編集画面を表示する
    ことを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。
  4. 前記表示部は、編集画面に対する入力を活字で行うか手書き文字で行うかを選択可能であることを表示する
    ことを特徴とする請求項3に記載の画像処理装置。
  5. 前記表示部は、編集画面に対する入力を活字で行うことが選択された場合には、ソフトキーボードを表示する
    ことを特徴とする請求項4に記載の画像処理装置。
  6. 前記表示部は、編集画面に対する入力を手書き文字で行うことが選択された場合には、手書き入力画面を表示する
    ことを特徴とする請求項4に記載の画像処理装置。
  7. 前記表示部は、前記読取装置による前記帳票の再読取りを行うことが選択された場合には、再読取画面を表示する
    ことを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。
  8. 前記判定部が記載不備がないと判定した場合には、不備がないことを通知する通知部をさらに有する
    ことを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。
  9. 前記帳票画像における前記領域情報の判定条件を設定する設定部をさらに有する
    ことを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。
  10. 前記表示部は、前記読取装置による前記帳票の再読取りを行う領域と前記設定部にて設定されている領域のみに記載不備があると判定された場合に、前記読取装置による前記帳票の再読取りを行うことのみが選択可能であることを表示する
    ことを特徴とする請求項9に記載の画像処理装置。
  11. 読取装置による帳票に対する読取動作によって、前記帳票の画像である帳票画像を取得する画像取得工程と、
    前記画像取得工程で取得された前記帳票画像における所定の記載事項の領域を示す領域情報を抽出する抽出工程と、
    前記抽出工程で抽出された前記領域情報における記載不備の有無の判定を行う判定工程と、
    前記記載不備がある場合に、前記記載不備のある領域を編集可能な状態で表示し得る表示工程と、を有し、
    前記表示工程では、前記記載不備のある領域の編集を行うか、前記読取装置による前記帳票の再読取りを行うか、を選択可能であることを表示する
    ことを特徴とする画像処理装置の制御方法。
  12. 画像処理装置の制御方法をコンピュータに実行させるプログラムであって、
    画像処理装置の制御方法は、
    読取装置による帳票に対する読取動作によって、前記帳票の画像である帳票画像を取得する画像取得工程と、
    前記画像取得工程で取得された前記帳票画像における所定の記載事項の領域を示す領域情報を抽出する抽出工程と、
    前記抽出工程で抽出された前記領域情報における記載不備の有無の判定を行う判定工程と、
    前記記載不備がある場合に、前記記載不備のある領域を編集可能な状態で表示し得る表示工程と、を有し、
    前記表示工程では、前記記載不備のある領域の編集を行うか、前記読取装置による前記帳票の再読取りを行うか、を選択可能であることを表示する
    ことを特徴とするプログラム。

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