JP2024076710A - 圧縮機及びこれを備える空気調和装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】ハウジング内部部品の寸法公差及び組立公差の影響を低減することができる圧縮機を提供する。
【解決手段】圧縮機は、内部に圧縮機構を収容するハウジング11と、圧縮機構によって圧縮された冷媒を外部へ吐出するように吐出側端部がハウジングに溶接固定された第1吐出管34aと、基端部がハウジングに溶接固定され、吐出側端部に他の配管が接続可能とされた接続部72が設けられた第2吐出管71と、を備え、第2吐出管の基端部のハウジングに対する溶接固定位置は、第1吐出管の吐出側端部のハウジングに対する溶接固定位置を覆うように離間して配置されている。
【選択図】図2

Description

本開示は、圧縮機及びこれを備える空気調和装置に関するものである。
従来、空気調和装置に用いられる圧縮機において、圧縮後の冷媒を外部に吐出する吐出部は、吐出管のカバーに銅管を取り付け、該銅管と圧縮機外部の配管とを、ろう付けすることにより接続を行っていた。
特許文献1には、高さの異なる2段の圧縮機構を備えた圧縮機において、各圧縮機構により圧縮された冷媒が高段側の圧縮機構の吐出弁から吐出チャンバー内に吐き出され、圧縮機内外に貫通する吐出管を介して圧縮機の外部へと送り出されることが開示されている。
特開2013-36386号公報
しかしながら、特許文献1に開示される圧縮機は、圧縮機内外へ貫通する吐出管が圧縮機外部の配管とろう付けされることによって接続されている。このため、圧縮機の組立時又はメンテナンス時において、吐出管と配管との接続及び取外しが容易ではなく、作業者は多大な作業負担を強いられていた。また、吐出管は圧縮機において上部に位置するため、下方から積み上がった各部品の累積公差の影響を受ける。この場合、吐出管とろう付けで接続される圧縮機外部の配管の姿勢も圧縮機内部の各部品の公差の影響を受ける。
本開示は、このような事情に鑑みてなされたものであって、ハウジング内部部品の寸法公差及び組立公差の影響が低減された吐出管を備えた圧縮機を提供することを目的とする。
本開示の幾つかの実施形態における一態様に係る圧縮機は、内部に圧縮機構を収容するハウジングと、前記圧縮機構によって圧縮された冷媒を外部へ吐出するように吐出側端部が前記ハウジングに溶接固定された第1吐出管と、基端部が前記ハウジングに溶接固定され、吐出側端部に他の配管が接続可能とされた接続部が設けられた第2吐出管と、を備え、前記第2吐出管の前記基端部の前記ハウジングに対する溶接固定位置は、前記第1吐出管の前記吐出側端部の前記ハウジングに対する溶接固定位置を覆うように離間して配置されている。
本開示によれば、ハウジング内部部品の寸法公差及び組立公差の影響が低減された吐出管を備えた圧縮機を提供できる。
本開示の一実施形態に係る圧縮機の断面図である。 本開示の一実施形態に係る第1実施形態においてユニット配管が接続されていない状態の吐出部の部分拡大縦断面図である。 本開示の一実施形態に係る第1実施形態においてユニット配管が接続されている状態の吐出部の部分拡大縦断面図である。 本開示の一実施形態に係る第2実施形態においてユニット配管が接続されていない状態の吐出部の部分拡大縦断面図である。 本開示の一実施形態に係る第2実施形態においてユニット配管が接続されている状態の吐出部の部分拡大縦断面図である。
[圧縮機の概要]
以下、本開示の一実施形態に係る圧縮機について、図面を参照して説明する。
図1に示すように、圧縮機1は、空調機に用いられ、例えば二酸化炭素等のガスである冷媒Rfを二段圧縮する。圧縮機1は、脚部3を介して設置面FLに対して固定されている。
圧縮機1は、ハウジング11と、ハウジング11の内部に設けられたロータリ圧縮機構(低段側圧縮機構)12と、スクロール圧縮機構(高段側圧縮機構)13と、電動モータ14と、回転軸15とを備えている。
ハウジング11は、円筒状をなす本体部21と、本体部21の上部の開口を閉塞する上蓋部22と、本体部21の下部の開口を閉塞する下蓋部23とを備えている。
そして、本体部21、上蓋部22及び下蓋部23によって画定されたハウジング11の内部には、密閉空間が形成されている。
回転軸15は、ハウジング11の内部で軸線Xに沿って上下に延在して設けられている。
回転軸15の上端(一端)側の部分は、スクロール側軸受31によって回転可能に支持されている。また、回転軸15の下端(他端)側の部分は、上部軸受32A(ロータリ側上部軸受)及び下部軸受32B(ロータリ側下部軸受)の2つの軸受によって回転可能に支持されている。
電動モータ14は、回転軸15の長手方向における中央でかつ回転軸15の外周側に配置され、回転軸15を軸線X回りに回転させる。
電動モータ14は、回転軸15の外周面に固定されたロータ38と、ロータ38の外周面と隙間を空けてロータ38と径方向に対向し、ハウジング11の本体部21の内壁に焼嵌め等によって固定されたステータ39とを有している。
ロータ38には、軸線Xに対する周方向に所定間隔で設けられたロータ通路38aが設けられている。各ロータ通路38aは、上下方向(軸線X方向)にロータ38を貫通している。これらのロータ通路38aを介して、ロータリ圧縮機構12から吐出された冷媒が上方へ流れる。
ロータ38の上面及び下面には、ロータウェイト37(バランスウェイト)が設けられている。各ロータウェイト37は、ロータ38が有する積層された鋼板を軸線X方向に貫通したピン38cによって固定されている(共締め)。
ロータ38の上部に設置されたロータウェイト37の上面には、油分離プレート38bが固定されている。油分離プレート38bは、円板形状とされており水平方向に延在するように配置されている。油分離プレート38bは、ロータ38とともに軸線X回りに回転する。
電動モータ14は、インバータ(図示せず)を介して電源に接続されており、回転軸15を周波数可変として回転させる。
ロータリ圧縮機構12は、ハウジング11の内部で回転軸15の下端側に設けられている。
ロータリ圧縮機構12は、本実施形態では2気筒とされており、回転軸15に設けられた偏心軸部41と、偏心軸部41の外周部に組み込まれ、回転軸15の回転に伴って軸線Xに対して偏心して圧縮室C1内で回転するロータ42と、圧縮室C1が内部に形成されたシリンダ44とを備えている。
シリンダ44に形成された圧縮室C1には、吸入管33及び吸入ボス35(ボス部)を介して外部から冷媒Rfが供給されるようになっている。
ロータリ圧縮機構12は、冷媒Rfを圧縮する圧縮室C1を有している。圧縮室C1で圧縮された冷媒は、上部軸受32Aを介してロータリ吐出管43からハウジング11内の電動モータ14の下方の領域に吐出される。
セパレートプレート45を挟んだ2つのシリンダ44は、上部軸受32Aと下部軸受32Bとに挟まれるような形態で、上部軸受32A及び下部軸受32Bに対してボルト(図示せず)によって下方から固定(締結)されている。
シリンダ44の下方には、ボルト(図示せず)によって固定された油ポンプ49が設けられている。
油ポンプ49は、ハウジング11の下部にある油溜まりから油を吸い込み、回転軸15の軸線Xに沿って貫通された油供給穴15aを介してスクロール側軸受31側へと導く。
スクロール圧縮機構13は、ハウジング11の内部で回転軸15の上端側に設けられている。
スクロール圧縮機構13は、スクロール側軸受31に固定された固定スクロール51と、固定スクロール51の下方で固定スクロール51に対向して配置された旋回スクロール57とを備えている。
固定スクロール51は、スクロール側軸受31の上面に固定された端板52及び端板52から下方に突出する固定ラップ53を有している。
端板52の中央部(軸線X近傍)には、軸線X方向に沿って貫通する吐出孔52aが形成されている。
旋回スクロール57は、軸線X方向においてスクロール側軸受31と固定スクロール51との間に挟まれるようにして配置されている。
旋回スクロール57は、回転軸15の偏心軸部56に接続された端板58及び端板58から上方に突出する旋回ラップ59を有している。
端板58は、回転軸15の上端に設けられた偏心軸部56に対してドライブブッシュ55を介して摺動可能に連結されており、回転軸15の回転に伴って軸線Xに対して偏心して回転する。
旋回ラップ59は、固定ラップ53と噛み合うことで固定ラップ53との間に冷媒Rfを圧縮する圧縮室C2を形成している。
スクロール側軸受31の中央に形成された凹所と旋回スクロール57の下部との間には、バランスウェイト室63が形成されている。
バランスウェイト室63では、回転軸15とともに回転軸ウェイト54(バランスウェイト)が回転する。
回転軸ウェイト54は、ドライブブッシュ55に焼きばめされ、偏心軸部56に挿入されている。
回転軸ウェイト54は、回転軸15の回転に伴って軸線Xに対して偏心して旋回運動をすることで、軸線Xに対して偏心して回転する旋回スクロール57との回転軸に対するつり合いを取る。
ロータリ圧縮機構12で圧縮されてハウジング11内に吐出された冷媒Rfは、スクロール圧縮機構13の外周側から圧縮室C2内に吸い込まれて、中心側に向かって圧縮される。
圧縮された冷媒Rfは、固定スクロール51に形成された吐出孔52a、及び第1吐出管34(34a,34b)を介してハウジング11の外部へ吐出される。冷媒Rfの吐出部の構成の詳細については後述する。
スクロール側軸受31の下方には、スクロール側軸受31を覆うようにカバー48が設けられている。
カバー48は、板金加工されて成形されており、下方から上方に向かって段階的に拡径された筒形状とされている。
カバー48の下端には、吸入開口48a形成されている。すなわち、吸入開口48aは、下方を向いて開口した、軸線Xに対する周方向においてカバー48と回転軸15との間に形成された円環状の領域である。
カバー48によってハウジング11の電動モータ14側の空間とスクロール側軸受31側の空間とが仕切られており、吸入開口48aから吸い込まれた冷媒のみがスクロール圧縮機構13に導かれるようになっている。
ハウジング11の外部でかつ下方には、オイルレベルタンク60が設けられている。
オイルレベルタンク60は、中空の容器とされ、下部に設けられた下部配管61と上部に設けられた均圧管62を介してハウジング11の内部と連通している。
オイルレベルタンクの上部にはソケット65が設けられており、ソケット65にはレベル計(図示せず)が設置される。
オイルレベルタンク60の内部には、ハウジング11の内部の油溜まりから下部配管61を介して油が導かれ、ソケット65に設置されるレベル計によって油溜まりの油面高さを計測することができる。
ハウジング11内には、ハウジング11の内壁に接触しつつ上下方向に延在する油戻し管67が設けられている。油戻し管67は、上端(一端)がスクロール側軸受31に固定され、下端(他端)がハウジング11の下部の油溜まりに位置するように設けられている。
以下、圧縮された冷媒Rfを外部へ吐出する吐出部(図1における破線楕円部)の構造について説明する。図2及び図3は、第1実施形態における吐出部の部分拡大縦断面図である。また、図4及び図5は、第2実施形態における吐出部の部分拡大縦断面図である。
[第1実施形態]
まず、図2は、第1実施形態においてユニット配管が接続されていない状態の吐出部の部分拡大縦断面図である。第1吐出管34aは、圧縮機内部の吐出チャンバーCと連通し、圧縮された冷媒Rfを圧縮機1の外部へ吐出するための配管である。また、第1吐出管34aは、基端部(同図において下端部)がディスチャージカバー70a(吐出カバー)に接続されるとともに、吐出側端部がハウジング11に溶接固定されている。
また、ハウジング11の上部には、第2吐出管71の基端側(同図において下端側)が溶接固定されている。第2吐出管71は、第1吐出管34aよりも大径とされている。第2吐出管71は、第1吐出管34aと共通の軸線を有して配置されていることが好ましい。第2吐出管71は、基端部のハウジングに対する溶接固定位置が、第1吐出管34aの吐出側端部のハウジング11に対する溶接固定位置を覆うように(内部に含むように)離間して配置されている。第1吐出管34aの吐出側端部(上端)は、第2吐出管71の内部に収容されている。
また、第2吐出管71は、外部ユニットのユニット配管(後述)と接続可能であり、ユニット配管を介して冷媒Rを外部ユニットへ吐出するための配管である。
また、第2吐出管71は、冷媒Rを外部ユニットのユニット配管と接続可能な吐出側接続部(不図示)を有している。吐出側接続部72は、例えば、フランジであり、ボルト締結を行うための螺子穴(不図示)が形成されている。第2吐出管71及びユニット配管がフランジ接続することにより、冷媒Rfはディスチャージカバー70aの内部空間である吐出チャンバーC、第1吐出管34a、空間S、第2吐出管71及びユニット配管を介して外部ユニットへ吐出される。
なお、第2吐出管71とユニット配管の接続方法は、フランジ接続に限らず、その他の接続方法であってもよい。
図3は、第1実施形態においてユニット配管が接続されている状態の吐出部の部分拡大縦断面図である。
外部ユニットのユニット配管73は、端部に第2吐出管71の吐出側接続部72と接続可能なユニット側接続部74を有している。
吐出側接続部72及びユニット側接続部74は、フランジであり、吐出側接続部72及びユニット側接続部74接続部がボルトB1、B2にてボルト締結されることにより、第2吐出管71及びユニット配管73がフランジ接続される。また、接続部はOリング75等のシール材により、外部への漏れを防止している。
そして、第2吐出管71及びユニット配管73がフランジ接続されることにより、冷媒Rfは吐出チャンバーC、第1吐出管34a、空間S、第2吐出管71及びユニット配管73を介して外部ユニットへ吐出される。
このように、ユニット配管73が、第1吐出管34aと溶接によって接続される構造ではなく、第1吐出管34aと離間した第2吐出管71とフランジ接続することにより冷媒Rfの吐出経路が確立される。
本実施形態によれば、ハウジング内部部品の寸法公差及び組立公差の影響を低減することができる。また、吐出部は、ハウジング内部の部品寸法公差及び組立公差に依らずに姿勢を決めることができる。
また、第2吐出管71及びユニット配管73がフランジ接続であるため、第2吐出管71へのユニット配管73の接続又は取外しを容易に行うことができる。
[第2実施形態]
図4は、第2実施形態においてユニット配管が接続されていない吐出部の部分拡大縦断面図である。また、図5は、第2実施形態においてユニット配管が接続されている吐出部の部分拡大縦断面図である。本実施形態は、第1吐出管34bとディスチャージカバー70bが一体成形されている点において第1実施形態と異なっている。
図4及び図5より、第1吐出管34bは、ディスチャージカバー70bと一体成形されている。
ここで、「一体成形」とは、第1吐出管34bとディスチャージカバー70bとを溶接によって接続せずに、例えば、切削加工や鋳造によって一体的に製作することを意味する。
吐出側接続部72及びユニット側接続部74は、フランジであり、吐出側接続部72及びユニット側接続部74接続部がボルトB1、B2にてボルト締結されることにより、第2吐出管71及びユニット配管73がフランジ接続される。
そして、第2吐出管71及びユニット配管73がフランジ接続されることにより、冷媒Rfは吐出チャンバーC、第1吐出管34a、空間S、第2吐出管71及びユニット配管73を介して外部ユニットへ吐出される。
本実施形態によれば、第1吐出管34aとディスチャージカバーを溶接によって接続する場合と比べ、寸法公差及び組立公差をより低減することができる。これにより、圧縮機構よりも吐出側の構造である吐出部を組み立てる際に、より正確な組み立て精度を得ることができる。
以上、本開示について実施形態を用いて説明したが、本開示の技術的範囲は上記実施形態に記載の範囲には限定されない。発明の要旨を逸脱しない範囲で上記実施形態に多様な変更又は改良を加えることができ、該変更又は改良を加えた形態も本開示の技術的範囲に含まれる。また、上記実施形態を適宜組み合わせてもよい。
本開示の第1態様に係る圧縮機(1)は、内部に圧縮機構を収容するハウジング(11)と、前記圧縮機構によって圧縮された冷媒を外部へ吐出するように吐出側端部がハウジングに溶接固定された第1吐出管(34)と、基端部が前記ハウジングに溶接固定され、吐出側端部に他の配管が接続可能とされた接続部(72)が設けられた第2吐出管(71)と、を備え、前記第2吐出管の前記基端部の前記ハウジングに対する溶接固定位置は、前記第1吐出管の前記吐出側端部の前記ハウジングに対する溶接固定位置を覆うように離間して配置されている。
本開示に係る圧縮機によれば、内部に圧縮機構を収容するハウジングと、圧縮機構によって圧縮された冷媒を外部へ吐出するように吐出側端部がハウジングに溶接固定された第1吐出管と、ハウジングに溶接固定され、吐出側端部に他の配管が接続可能とされた接続部が設けられたフランジが溶接される第2吐出管と、を備え、第2吐出管の基端部のハウジングに対する溶接固定位置は、第1吐出管の吐出側端部のハウジングに対する溶接固定位置を覆うように離間して配置されている。これにより、ハウジング内部部品の寸法公差及び組立公差の影響が低減された吐出管を備えた圧縮機を提供できる。また、吐出部は、ハウジング内部の寸法公差及び部品組立公差に依らずに姿勢を決めることができる。
本開示の第2態様に係る圧縮機は、前記第1態様において、前記第2吐出管の前記接続部は、フランジとされている。
本開示に係る圧縮機によれば、第2吐出管の接続部は、フランジとされている。これにより、ユニット配管との接続及び取外しが容易になり、組立及びメンテナンスの作業効率を改善することができる。
本開示の第3態様に係る圧縮機は、前記第1態様又は前記第2態様において、前記ハウジングの内部に設けられる吐出カバー(70)を備え、前記第1吐出管(34b)と前記吐出カバー(70b)とは、一体成形されている。
本開示に係る圧縮機によれば、ハウジングの内部に設けられる吐出カバーを備え、第1吐出管と吐出カバーとは、一体成形されている。これにより、圧縮機構よりも吐出側の構造である吐出部を組み立てる際に、より正確な組み立て精度を得ることができる。
ここで、「一体成形」とは、第1吐出管と吐出カバーとを溶接によって接続せずに、例えば、切削加工や鋳造によって一体的に製作することを意味する。
本開示の第4態様に係る空気調和装置によれば、前記第1態様から前記第3態様のいずれかの圧縮機を備える。
1 圧縮機
3 脚部
11 ハウジング
12 ロータリ圧縮機構(低段側圧縮機構)
13 スクロール圧縮機構(高段側圧縮機構)
14 電動モータ
15 回転軸
15a 油供給穴
21 本体部
22 上蓋部
23 下蓋部
31 スクロール側軸受
32A 上部軸受
32B 下部軸受
33 吸入管
34、34a、34b 第1吐出管
37 ロータウェイト
38 ロータ
38a ロータ通路
38b 油分離プレート
38c ピン
39 ステータ
41 偏心軸部
43 ロータリ吐出管
44 シリンダ
48 カバー
48a 吸入開口
49 油ポンプ
51 固定スクロール
52 端板
52a 吐出孔
53 固定ラップ
54 回転軸ウェイト(バランスウェイト)
55 ドライブブッシュ
56 偏心軸部
57 旋回スクロール
58 端板
59 旋回ラップ
60 オイルレベルタンク
61 下部配管
62 均圧管
63 バランスウェイト室
65 ソケット
67 油戻し管
70a、70b ディスチャージカバー(吐出カバー)
71 第2吐出管
72 吐出側接続部(接続部)
73 ユニット配管
74 ユニット側接続部
75 Oリング
B1、B2 ボルト
C 吐出チャンバー
C1 圧縮室
FL 設置面
Rf 冷媒
S 空間
X 軸線

Claims (4)

  1. 内部に圧縮機構を収容するハウジングと、
    前記圧縮機構によって圧縮された冷媒を外部へ吐出するように吐出側端部が前記ハウジングに溶接固定された第1吐出管と、
    基端部が前記ハウジングに溶接固定され、吐出側端部に他の配管が接続可能とされた接続部が設けられた第2吐出管と、
    を備え、
    前記第2吐出管の前記基端部の前記ハウジングに対する溶接固定位置は、前記第1吐出管の前記吐出側端部の前記ハウジングに対する溶接固定位置を覆うように離間して配置されている圧縮機。
  2. 前記第2吐出管の前記接続部は、フランジとされている請求項1に記載の圧縮機。
  3. 前記ハウジングの内部に設けられる吐出カバーを備え、
    前記第1吐出管と前記吐出カバーとは、一体成形されている請求項1に記載の圧縮機。
  4. 請求項1に記載の圧縮機を備える空気調和装置。
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