JP2024074095A - 情報処理装置、情報処理方法、及び情報処理プログラム - Google Patents
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Abstract
【解決手段】本開示に係る情報処理装置は、利用者のプログラム学習を通した目標を示す目標情報を受け付ける目標情報受付部と、目標情報が示す目標を達成した他の利用者を特定し、特定された利用者の学習履歴に基づいて、利用者に提供するプログラム学習に関する学習コンテンツを選定する選定部と、利用者端末に選定部が選定した学習コンテンツを提供する提供部と、利用者端末から利用者の学習コンテンツに関する操作情報を受け付ける操作情報受付部と、操作情報に基づいて利用者の学習コンテンツに対する回答を採点する採点部と、利用者の学習コンテンツに対する採点結果に基づいて利用者の学習到達度を評価する評価部と、を備える。
【選択図】図3
Description
〔1.実施形態に係る情報処理〕
〔1-1.実施形態に係る情報処理の一例〕
まず、図1を用いて、実施形態に係る情報処理の一例について説明する。図1は、実施形態に係る情報処理の一例を示す図である。図1では、実施形態に係る情報処理が情報処理装置100、利用者端末200、事業者端末300により実行される例を示す。以下、実施形態に係る情報処理についてステップごとに順を追って説明する。
情報処理装置100は、目標情報が示す目標を達成した他の利用者として、利用者が目標とする事業者からオファーを受けた利用者を特定する。
情報処理装置100は、さらに目標情報が示す目標を達成した他の利用者の学習履歴の特徴に関する情報を利用者端末に提供する。
次に、図2を用いて実施形態に係る情報処理システムの構成について説明する。図2は、実施形態に係る情報処理システムの構成例を示す図である。図2に示すように、実施形態に係る情報処理システム1は、情報処理装置100と、利用者端末200と、事業者端末300と、ネットワークNを有する。以下、これらの構成について簡単に順を追って説明する。
次に、図3を用いて、情報処理装置100の構成について説明する。
通信部110は、例えば、NIC(Network Interface Card)、無線LAN(Local Area Network)カード等によって実現される。そして、通信部110は、ネットワークNと有線または無線で接続され、利用者端末200等との間で情報の送受信を行う。
記憶部120は、主記憶装置と外部記憶装置とを備える。主記憶装置は、制御部130が実行するプログラム、あるいは制御部130が処理するデータを記憶する。主記憶装置は、例えば、RAM(Random Access Memory)、ROM(Read Only Memory)、フラッシュメモリ(Flash Memory)等のような半導体メモリ素子によって実現されてよい。外部記憶装置は、制御部130が処理するデータを保存する。外部記憶装置は、例えば、ハードディスクやSSD(Solid State Drive)、磁気テープ、光ディスク等によって実現されてよい。
利用者情報記憶部121は、利用者に関する情報を示す利用者情報を記憶する。ここで、図6を用いて、利用者情報記憶部121が記憶する情報の一例を説明する。図6は、実施形態に係る利用者情報記憶部に記憶される情報の一例を示す図である。
学習履歴情報記憶部122は、利用者の学習コンテンツに対する学習履歴に関する情報を記憶する。ここで、図7を用いて、学習履歴情報記憶部122が記憶する情報の一例を説明する。図7は、実施形態に係る学習履歴情報記憶部に記憶される情報の一例を示す図である。
学習コンテンツ記憶部123は、学習コンテンツに関する情報を記憶する。ここで、図8を用いて、学習コンテンツ記憶部123が記憶する情報の一例を説明する。図8は、実施形態に係る学習コンテンツ記憶部に記憶される情報の一例を示す図である。
オファー情報記憶部124は、事業者から利用者へのオファーを示すオファー情報を記憶する。ここで、図9を用いて、オファー情報記憶部124が記憶する情報の一例を説明する。図9は、実施形態に係るオファー情報記憶部に記憶される情報の一例を示す図である。
次に、図3に戻って、制御部130について説明する。制御部130は、情報処理装置100を制御するコントローラ(Controller)であり、例えば、CPU(Central Processing Unit)やMPU(Micro Processing Unit)等によって、情報処理装置100の記憶部120に記憶されている各種プログラムを読み出して、RAMを作業領域として実行されることにより実現される。また、制御部130は、コントローラであり、例えば、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)やFPGA(Field Programmable Gate Array)等の集積回路により実現されてもよい。
目標情報受付部131は、利用者のプログラム学習を通した目標を示す目標情報を受け付ける。例えば、目標情報受付部131は、目標情報として利用者が就職を希望する事業者の名称や、WEB系エンジニアや組み込み系エンジニア、アプリケーションエンジニア、業務システム系エンジニアといった職種、就職希望時期などの情報を利用者端末200から受け付ける。すなわち、目標情報は、利用者のプログラム学習を通した目標を示す情報であることから、利用者のプログラム学習を通した就職希望に関する目標を示す情報であってもよい。
選定部132は、目標情報が示す目標を達成した他の利用者を特定し、特定された利用者の学習履歴に基づいて、利用者に提供するプログラム学習に関する学習コンテンツを選定する。具体的には、選定部132は、目標情報が示す目標を達成した他の利用者を利用者情報記憶部121から特定し、当該の他の利用者の学習履歴を学習履歴情報記憶部122から読み出して、学習コンテンツのカテゴリーや学習コンテンツの学習順序、学習コンテンツの学習頻度といった特徴を把握して、把握した特徴に沿って、利用者に提供する学習コンテンツを選定する。なお、目標情報が示す目標を達成した他の利用者の学習履歴の特徴を把握した学習コンテンツの選定は、学習履歴情報記憶部122に記憶された情報と、利用者情報記憶部121やオファー情報記憶部124に記憶された情報の関係を、当該のデータを学習用データとして機械学習することにより把握した学習済みモデルを用いることにより実現してよい。
提供部133は、利用者端末200に選定部132が選定した学習コンテンツを提供する。例えば、提供部133は、図4に示すような学習コンテンツを利用者端末200に提供する。ここで、図4を用いて利用者端末200に提供する学習コンテンツについて説明する。図4には、学習コンテンツの一例として実践的なコードテストが利用者端末200の画面Gに表示されている様子が描かれている。図4の画面Gに示す学習コンテンツでは、プログラムのコードが表示されており、プログラムのコードの一部に空白(1)が表示され、問題11として「上記(1)に入るコードを記載しなさい」と表示されている。図4に示す学習コンテンツを提供された利用者は、当該の空白(1)を埋めるコードを入力し、回答ボタンを押して、問題11に対する回答として入力したコードを情報処理装置100に送信する。なお、提供部133が提供する学習コンテンツは、図4に示す例に限定されることなく、プログラムに関する知識を問う学習コンテンツや、選択式によって利用者の回答を受け付ける方式の学習コンテンツなどであってもよい。
操作情報受付部134は、利用者端末200から利用者の学習コンテンツに関する操作情報を受け付ける。ここで、操作情報とは、利用者の利用者端末200に表示された学習コンテンツに対する操作を表す情報であって、例えば、利用者のコードの入力内容や選択肢の選択結果を示す情報である。例えば、利用者端末200に図4に示す学習コンテンツが提供された場合であれば、操作情報受付部134は、利用者が空白(1)を埋めるコードとして入力したコードを操作情報として受け付ける。また、操作情報受付部134は、学習コンテンツの回答方式が選択式の場合は、利用者が回答として選択した選択肢に関する情報を受け付けてよい。
採点部135は、操作情報に基づいて利用者の学習コンテンツに対する回答を採点する。例えば、採点部135は、利用者端末200に図4に示す学習コンテンツが提供された場合であれば、利用者が入力したコードが正答に一致するか否かを判定し、正答に一致した場合は採点の点数を10点と設定する。なお、この場合の点数の設定は任意に行ってよい。また、採点部135は、利用者に提供した学習コンテンツと、それに対する利用者の操作情報とを対応付けて、IT技術者が利用する情報処理端末に提供して、IT技術者が利用者の学習コンテンツに対する回答の採点を行い、当該のIT技術者の採点結果を利用者の回答に対する採点結果としてもよい。
評価部136は、利用者の学習コンテンツに対する採点結果に基づいて利用者の学習到達度を評価する。例えば、評価部136は、利用者に複数の学習コンテンツを提供し、当該の利用者の学習コンテンツに対する回答の採点結果が集まった段階で、当該の利用者の学習到達度の評価を行ってよい。例えば、評価部136は、複数の学習コンテンツに対する回答の採点結果の合計値に応じた学習到達度をあらかじめ設定しておいて、それに準じて利用者の回答の採点結果の合計値に応じて学習到達度を決定してよい。例えば、学習到達度を数値で表す場合であれば、採点結果の合計値が10点の場合は、学習到達度が10、採点結果の合計値が100点の場合は、学習到達度が100のように採点結果に比例して学習到達度が増加する方式に設定してよい。また、利用者の学習到達度を5段階のクラスに分けて定義してもよい。ここで、図5を用いて学習到達度のクラス分けの定義の一例について説明する。図5に示すように、学習到達度が低い方から順に、「初心者」、「駆け出しエンジニア」、「一般エンジニア」、「上級エンジニア」、「最上級エンジニア」の5段階のクラスに分けて学習到達度のクラスを定義してもよい。
データベース生成部137は、複数の利用者の学習到達度に関する情報を含むデータベースを生成する。例えば、データベース生成部137は、利用者IDと、当該の利用者の学習済みコンテンツIDと、当該の学習済みコンテンツに対する利用者の回答の採点結果と、当該の学習済みコンテンツの利用者の学習完了日と、当該の利用者の学習到達度を紐付けて記憶したデータベースを生成する。すなわち、データベース生成部137は、学習履歴情報記憶部122から利用者IDと、学習済みコンテンツIDと、採点結果と、学習完了日を読み出して、これらの情報に基づいてデータベースを生成する。
オファー受付部138は、データベースを事業者端末300に提示して、事業者端末300から利用者に対するオファーを示すオファー情報を受け付ける。ここで、オファー情報は、事業者から利用者に対する採用に関する申し出を示す情報であって、例えば、勤務時間や勤務場所、給与条件、職務内容、福利厚生条件などの採用条件に関する情報を含む情報であってよい。すなわち、まず、オファー受付部138は、データベース生成部137が生成したデータベースを事業者端末300に提示する。次に、オファー受付部138は、事業者端末300から事業者が入力したオファー情報を受け付ける。なお、オファー受付部138は、事業者が事業者端末300にオファー情報を入力する度に、オファー情報を受け付けてもよいし、事業者端末300に複数のオファー情報が蓄積された段階で、複数のオファー情報を一括して受け付けてもよい。
通知部139は、オファーを受けた利用者の利用者端末200にオファー情報を通知する。すなわち、通知部139は、通信部110を介して、利用者端末200にオファー情報を送信することより通知する。これにより、利用者は事業者からオファーがあったことを把握することができる。そのため、利用者は事業者と交渉して採用条件を改めることや、オファーを受け入れるか否かを判断することができる。したがって、利用者は、事業者からのオファーを受けることを目標としてプログラム学習を継続する意欲を保つことができる。
次に、図10を用いて、実施形態に係る利用者端末200の構成について説明する。図10は、実施形態に係る利用者端末の構成例を示す図である。図10に示すように、利用者端末200は、通信部210と、入力部220と、出力部230と、制御部240を有する。
次に、図11を用いて、実施形態に係る事業者端末300の構成について説明する。図11は、実施形態に係る事業者端末の構成例を示す図である。図11に示すように、事業者端末300は、通信部310と、入力部320と、出力部330と、制御部340と、を有する。
次に、図12を用いて、実施形態に係る情報処理の手順について説明する。図12は、実施形態に係る情報処理の一例を示すフローチャートである。以下、図12に示すフローチャートに沿って、実施形態に係る情報処理の手順について説明する。
また、上述した実施形態に係る情報処理装置100は、例えば図13に示すような構成のコンピュータ1000によって実現される。図13は、情報処理装置の機能を実現するコンピュータの一例を示すハードウェア構成図である。コンピュータ1000は、出力装置1010、入力装置1020と接続され、演算装置1030、一次記憶装置1040、二次記憶装置1050、出力IF(Interface)1060、入力IF1070、ネットワークIF1080がバス1090により接続された形態を有する。
本開示に係る情報処理装置100は、利用者のプログラム学習を通した目標を示す目標情報を受け付ける目標情報受付部131と、目標情報が示す目標を達成した他の利用者を特定し、特定された利用者の学習履歴に基づいて、利用者に提供するプログラム学習に関する学習コンテンツを選定する選定部132と、利用者端末200に選定部132が選定した学習コンテンツを提供する提供部133と、利用者端末200から利用者の学習コンテンツに関する操作情報を受け付ける操作情報受付部134と、操作情報に基づいて利用者の学習コンテンツに対する回答を採点する採点部135と、利用者の学習コンテンツに対する採点結果に基づいて利用者の学習到達度を評価する評価部136と、を備える。
110 通信部
120 記憶部
121 利用者情報記憶部
122 学習履歴情報記憶部
123 学習コンテンツ記憶部
124 オファー情報記憶部
130 制御部
131 目標情報受付部
132 選定部
133 提供部
134 操作情報受付部
135 採点部
136 評価部
137 データベース生成部
138 オファー受付部
139 通知部
200 利用者端末
210 通信部
220 入力部
230 出力部
240 制御部
241 受付部
242 提供部
243 通知部
300 事業者端末
310 通信部
320 入力部
330 出力部
340 制御部
341 受付部
N ネットワーク
Claims (5)
- 利用者のプログラム学習を通した目標を示す目標情報を受け付ける目標情報受付部と、
前記目標情報が示す目標を達成した他の利用者を特定し、特定された利用者の学習履歴に基づいて、利用者に提供するプログラム学習に関する学習コンテンツを選定する選定部と、
利用者端末に前記選定部が選定した前記学習コンテンツを提供する提供部と、
利用者端末から利用者の前記学習コンテンツに関する操作情報を受け付ける操作情報受付部と、
前記操作情報に基づいて利用者の前記学習コンテンツに対する回答を採点する採点部と、
利用者の前記学習コンテンツに対する採点結果に基づいて利用者の学習到達度を評価する評価部と、
を備える情報処理装置。 - 前記選定部は、前記目標情報が示す目標を達成した他の利用者として、利用者が目標とする事業者からオファーを受けた利用者を特定する、
請求項1に記載の情報処理装置。 - 前記提供部は、さらに前記目標情報が示す目標を達成した他の利用者の学習履歴の特徴に関する情報を利用者端末に提供する、
請求項1又は請求項2に記載の情報処理装置。 - 利用者のプログラム学習を通した目標を示す目標情報を受け付けるステップと、
前記目標情報が示す目標を達成した他の利用者を特定し、特定された利用者の学習履歴に基づいて、利用者に提供するプログラム学習に関する学習コンテンツを選定するステップと、
利用者端末に選定した前記学習コンテンツを提供するステップと、
利用者端末から利用者の前記学習コンテンツに関する操作情報を受け付けるステップと、
前記操作情報に基づいて利用者の前記学習コンテンツに対する回答を採点するステップと、
利用者の前記学習コンテンツに対する採点結果に基づいて利用者の学習到達度を評価するステップと、
を含む情報処理方法。 - 利用者のプログラム学習を通した目標を示す目標情報を受け付けるステップと、
前記目標情報が示す目標を達成した他の利用者を特定し、特定された利用者の学習履歴に基づいて、利用者に提供するプログラム学習に関する学習コンテンツを選定するステップと、
利用者端末に選定した前記学習コンテンツを提供するステップと、
利用者端末から利用者の前記学習コンテンツに関する操作情報を受け付けるステップと、
前記操作情報に基づいて利用者の前記学習コンテンツに対する回答を採点するステップと、
利用者の前記学習コンテンツに対する採点結果に基づいて利用者の学習到達度を評価するステップと、
をコンピュータに実行させる情報処理プログラム。
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