JP2024073250A - 潤滑油状態検出装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】潤滑油の劣化・変質度合いを正確に把握することができ、かつデータの準備に対する労力を軽減できる潤滑油状態検出装置を提供する。【解決手段】本開示の潤滑油状態検出装置100は、内部空間13を有し、内部空間13に潤滑油50を貯留する筐体10と、内部空間13に配置され、潤滑油50の劣化状態を検出する状態センサ6と、内部空間13に配置され、潤滑油50の温度を測定する温度センサ7と、内部空間13に配置され、潤滑油50の温度を変化させる温度変更部品8と、を備える。【選択図】図2

Description

本開示は、潤滑油状態検出装置に関する。
潤滑油の劣化・変質度合いを検出する装置として、下記特許文献に示すように、コンデンサを用いた潤滑油状態検出装置が挙げられる。このような潤滑油状態検出装置は、まず、コンデンサを潤滑油に浸し、コンデンサの電極の間に潤滑油を介在させる。続いて電極を印加し、電極間の静電容量を測定する。また、測定した静電容量から誘電率を算出する。そして、算出した誘電率と予め用意したデータとを比較し、潤滑油の劣化・変質度合いを検出する。
特許第4118627号公報
ところで、状態検出対象となる潤滑油の温度は、一定でなく、環境条件によって異なる。潤滑油の状態検出の代替指標として用いられる値は温度に依存するものがあるため、そのような値を用いる場合には、状態検出対象となる潤滑油の温度と一致するデータがないと、潤滑油の劣化・変質度合いを正確に把握することができない。一方で、あらゆる油温に対応するデータを用意すると、労力が多大となる。
本開示は、潤滑油の劣化・変質度合いを正確に把握することができ、かつデータの準備に対する労力を軽減できる潤滑油状態検出装置を提供する。具体的な本開示の態様として、下記[1]~[8]のとおりである。
[1] 内部空間を有し、前記内部空間に潤滑油を貯留する筐体と、
前記内部空間に配置され、前記潤滑油の劣化状態を検出する状態センサと、
前記内部空間に配置され、前記潤滑油の温度を測定する温度センサと、
前記内部空間に配置され、前記潤滑油の温度を変化させる温度変更部品と、
を備える潤滑油状態検出装置。
[2]前記筐体の外部に配置され、前記状態センサ、前記温度センサ、及び前記温度変更部品のそれぞれを制御する制御装置を備える
[1]に記載の潤滑油状態検出装置。
[3]前記筐体は、前記筐体の外部と前記内部空間とを連通する第1連通孔を有している
上記[2]に記載の潤滑油状態検出装置。
[4]前記筐体は、前記筐体の外部と前記内部空間とを連通する第2連通孔を有し、
前記筐体の外面には、前記第1連通孔の第1開口と、前記第2連通孔の第2開口が設けられ、
前記筐体が前記潤滑油に浸された状態で、前記第2開口は、前記第1開口よりも鉛直方向の上方に配置されている
上記[3]に記載の潤滑油状態検出装置。
[5]前記筐体が前記潤滑油に浸された状態で、前記第1開口は、前記鉛直方向の下方に開口し、
前記筐体が前記潤滑油に浸された状態で、前記第2開口は、前記鉛直方向の上方に開口している
上記[4]に記載の潤滑油状態検出装置。
[6]前記筐体は、前記筐体の外部と前記内部空間とを連通し、かつ前記内部空間から前記第2連通孔と同じ方向に延在する第1貫通孔を有し、
前記状態センサは、前記第1貫通孔を介して前記筐体の外部に配置された前記制御装置と接続している
上記[5]に記載の潤滑油状態検出装置。
[7]前記筐体は、前記筐体の外部と前記内部空間とを連通し、かつ前記内部空間から前記第2連通孔と同じ方向に延在する第2貫通孔を有し、
前記温度センサは、前記第2貫通孔を介して前記筐体の外部に配置された前記制御装置と接続している
上記[6]に記載の潤滑油状態検出装置。
[8]前記筐体は、前記筐体の外部と前記内部空間とを連通し、かつ前記内部空間から前記第2連通孔と同じ方向に延在する第3貫通孔を有し、
前記温度変更部品は、前記第3貫通孔を介して前記筐体の外部に配置された前記制御装置と接続している
上記[7]に記載の潤滑油状態検出装置。
[9]前記筐体は、前記内部空間と前記第1貫通孔とが配置される方向に延在する仮想平面に沿って分割された第1部品と第2部品により構成され、
前記仮想平面は、前記第1貫通孔及び前記内部空間を通過している
上記[6]又は上記[8]に記載の潤滑油状態検出装置。
本開示の潤滑油状態検出装置によれば、潤滑油の劣化・変質度合いを正確に把握でき、かつデータの準備に対する労力を軽減できる。
図1は、実施形態1の潤滑油状態検出装置を斜視した斜視図である。 図2は、実施形態1の検出部の断面図であり、詳細には図3のII-II線矢視断面図である。 図3は、実施形態1の筐体を第2方向から視た図である。 図4は、実施形態1の第1部品を断面方向から視た図である。 図5は、実施形態1の第1部品に状態センサを組み付けた状態を断面方向から視た図である。 図6は、実施形態1の第2部品を断面方向から視た図である。 図7は、実施形態1の制御装置に記憶されているデータであって、潤滑油の温度と静電容量との関係を示す図(グラフ)である。 図8は、実施形態2の検出部の断面図である。
以下、本開示における潤滑油状態検出装置について、図面を用いて具体的に説明する。なお、本開示にかかる技術は、以下で説明する該形態に限定されるものではない。また、本開示において、数値の記載に関する「~」という用語は、その下限値以上、上限値以下を示す用語である。
(実施形態1)
図1は、実施形態1の潤滑油状態検出装置100を斜視した斜視図である。図1に示すように、潤滑油状態検出装置100は、検出部1と、制御装置2と、配線部3と、を備えている。配線部3は、検出部1と制御装置2とを接続している。配線部3は、制御装置2からの信号及び電力を検出部1に供給したり、又は検出部1からの信号(検出結果)を制御装置2に送信したりする。
配線部3は、変形可能となっている。よって、潤滑油の状態を検出する時、配線部3を変形させつつ、潤滑油を用いる機器等の潤滑油が保存されている部分に検出部1を移動させ、測定を行うことができる。これにより、制御装置2の位置を変える必要がなく、利便性が高い。なお、本実施形態の検出部1は移動可能となっているが、本開示において、検出部1が移動不能となっていてもよい。つまり、検出部1が固定された状態(据え付け型)であってもよい。
図2は、実施形態1の検出部1の断面図であり、詳細には図3のII-II線矢視断面図である。図2に示すように、検出部1は、筐体10と、状態センサ6(図5参照)と、温度センサ7と、温度変更部品8と、を備えている。
筐体10は、中心線Oを中心に円柱状に形成されている。また、筐体10の直径は、30mm以下となっている。これによれば、検出部1(筐体10)を図示しないオイルパンの注油口に挿入でき、オイルパン内の潤滑油50に検出部1を浸すことができる。以下、中心線Oと平行な方向を長さ方向と称する。なお、本開示は、直径が30mmを超える円柱状の筐体10であってもよく、直径の長さに特に制限はない。また、本開示の筐体10は、角柱などであってもよく、円柱状に限定されない。
筐体10は、長さ方向の一方を向く第1端面11と、長さ方向の他方を向く第2端面12と、を有している。以下、長さ方向のうち第1端面11が向く方向を第1方向X1と称し、第2端面12が向く方向を第2方向X2と称する。
筐体10は、潤滑油50を貯留する内部空間13を有している。内部空間13は、筐体10の壁部により囲まれ、閉塞している。筐体10は、内部空間13を囲む壁面として、第1壁面13aと、第2壁面13bと、を有している。第1壁面13aは、内部空間13の第1方向X1に配置されている。第2壁面13bは、内部空間13の第2方向X2に配置されている。
本実施形態において、筐体10は樹脂材料で形成されている。なお、本開示は、筐体10が金属材料で形成されていてもよい。また、筐体10は、保温性の高い樹脂材料により形成されている。これによれば、内部空間13に貯留された潤滑油50の温度が保持される。また、筐体10が潤滑油50に溶解したり、潤滑油50によって筐体10が変形したりすることを回避するため、筐体10は耐薬品性を有する樹脂材料(例えばナイロンなど)により形成されている。また、本開示において、筐体10の強度を向上させるため、ガラス繊維等が混合された樹脂材料を用いてもよい。
筐体10は、第1連通孔14と第2連通孔15を有している。第1連通孔14は、内部空間13に対し第1方向X1に配置されている。詳細には、第1連通孔14は、第1壁面13aから第1方向X1に、直線状に筐体10を貫通している。そして、第1端面11には、第1連通孔14の第1開口14aが設けられている。この第1連通孔14により、筐体10の第1方向X1に存在する検出部1の外部と、内部空間13と、が連通する。
第2連通孔15は、内部空間13に対し第2方向X2に配置されている。詳細には、第2連通孔15は、第2壁面13bから第2方向X2に筐体10を直線状に貫通している。そして、第2端面12には、第2連通孔15の第2開口15aが設けられている。この第2連通孔15により、筐体10の第2方向X2に存在する検出部1の外部と、内部空間13と、が連通する。
また、筐体10は、第1貫通孔16(図5参照)と第2貫通孔17と第3貫通孔18とを有している。第1貫通孔16と第2貫通孔17と第3貫通孔18は、第2壁面13bと第2端面12との間を長さ方向に直線状に貫通している。よって、第1貫通孔16と第2貫通孔17と第3貫通孔18は、内部空間13から第2連通孔15と同様に長さ方向に延在している。
図3は、実施形態1の筐体10を第2方向から視た図である。図3に示すように、筐体10は、長さ方向に延在する仮想平面Hを境界として2分割された第1部品20と第2部品30とから構成される。筐体10の第2端面12には、第1貫通孔16の開口16aと、第2貫通孔17の開口17aと、第3貫通孔18の開口18aと、が設けられている。また、第1貫通孔16と第2貫通孔17と第3貫通孔18は、第2連通孔15に対し、長さ方向に直交する方向にずれて配置されている。よって、第2連通孔15、第1貫通孔16、第2貫通孔17、及び第3貫通孔18は、それぞれ独立しており、繋がっていない。
図2に示すように、第2貫通孔17には、円柱状の温度センサ7が挿入されている。温度センサ7の第1方向X1の端部は、内部空間13に収容されている。また、温度センサ7の第2方向X2の端部には、配線部3の第2配線37が接続している。よって、潤滑油50が内部空間13に貯留された場合、温度センサ7は、潤滑油50に接触し、潤滑油50の温度を検出することができる。また、温度センサ7の検出結果は、第2配線37を介して制御装置2に送られる。
本実施形態の温度センサ7は、熱電対である。ただし、本開示の温度センサ7は、熱電対に限定されない。温度センサ7の外径は、第2貫通孔17と同径となっている。よって、温度センサ7は、第2貫通孔17に嵌合し、第2貫通孔17から抜け難い。なお、本実施形態では、温度センサ7の外径が第2貫通孔17と同径となっているが、本開示は、第2貫通孔17の径が温度センサ7の外径よりも大きくなっていてもよい。又は、温度センサ7と第2貫通孔17との間に別部品を介在させた状態で、温度センサ7を第2貫通孔17に嵌合させてもよく、本開示は実施形態で示した例に限定されない。
第3貫通孔18には、円柱状の温度変更部品8が挿入されている。温度変更部品8の第1方向X1の端部は、内部空間13に収容されている。温度変更部品8の第2方向X2の端部には、配線部3の第3配線38が接続している。よって、潤滑油50が内部空間13に貯留された場合、温度変更部品8は、潤滑油50に接触する。また、温度変更部品8は、制御装置2の信号を受けて起動すると、潤滑油50が加熱又は冷却される。
本実施形態の温度変更部品8は、ヒーターである。よって、本実施形態では、潤滑油50を加熱することができる。なお、本開示は、ヒーター以外の加熱手段であってもよい。また、本開示の温度変更部品8は、潤滑油50を冷却することができる冷却手段であってもよい。若しくは、本開示は、加熱手段と冷却手段の両者を備えた温度変更部品であってもよい。温度変更部品8の外径は、第3貫通孔18と同径となっている。よって、温度変更部品8は、第3貫通孔18に嵌合し、第3貫通孔18から抜け難い。なお、本実施形態では、温度変更部品8の外径が第3貫通孔18と同径となっているが、本開示は、第3貫通孔18の径が温度変更部品8の外径よりも大きくなっていてもよい。又は、温度変更部品8と第3貫通孔18との間に別部品を介在させた状態で、温度変更部品8を第3貫通孔18に嵌合させてもよく、本開示は実施形態で示した例に限定されない。
図4は、実施形態1の第1部品20を断面方向から視た図である。図4に示すように、筐体10の第1壁面13aには、第1方向X1に窪む第1凹部24が設けられている。第2壁面13bには、第2方向X2に窪む第2凹部25が設けられている。第1貫通孔16の第1方向X1の端部は、第2凹部25を介して、内部空間13と接続している。
図5は、実施形態1の第1部品に状態センサ6を組み付けた状態を断面方向から視た図である。図5に示すように、状態センサ6は、四角形状かつ板状の支持板40と、支持板40にプリントされた櫛型電極41と、を有している。支持板40の第1方向X1の端部40aは、第1凹部24に収容されている。支持板40の第2方向X2の端部40bは、第2凹部25に収容されている。これにより、状態センサ6は、支持板40の長さ方向の中央部が内部空間13に面した状態で支持される。
支持板40の第2方向X2の端部には、配線部3の第1配線36が設けられている。第1配線36は、第1貫通孔16を通過し、検出部1の外部に配置された制御装置2と、内部空間13に配置された櫛型電極41とを接続している。また、長さ方向に対し直交する方向(図5の矢印Y方向)の幅に関し、状態センサ6は第1貫通孔16よりも大きい。
櫛型電極41は、複数の第1電極42と、複数の第2電極43とを有している。第1電極42と第2電極43は、間隔を空けながら交互に長さ方向に配列している。櫛型電極41は、支持板40の長さ方向の中央部でに設けられ、内部空間13に面している。よって、内部空間13に潤滑油50が貯留された場合、潤滑油50が第1電極42と第2電極43との間に介在する。よって、櫛型電極41に電圧を印加すると、第1電極42と第2電極43との間に介在する潤滑油50の静電容量が検出される。また、櫛型電極41は、支持板40の長さ方向の中央部よりも第1方向X1寄りに配置されている。よって、内部空間13に潤滑油50が流入し始めた時点で、第1電極42と第2電極43との間に潤滑油50が介在するようになっており、潤滑油50の静電容量の検出を早期に開始できる。
次に筐体10の詳細を説明する。図3に示すように、第1部品20と第2部品30との境界となる仮想平面Hは、長さ方向から視て第1貫通孔16の開口16aと重なっている。よって、仮想平面Hは、第1貫通孔16、第2凹部25、内部空間13、第1凹部24を通過している。なお、第1連通孔14と、第2連通孔15と、第2貫通孔17と、第3貫通孔18は、第1部品20の方に形成されている。第1部品20及び第2部品30は、例えばねじなどの接合手段により一体化している。また、第1部品20から視て第2部品30が配置される方向を対向側と称する。
図4に示すように、第1部品20の分割面21から、第1貫通孔16、第1凹部24、内部空間13、及び第2凹部25が開放している。よって、第1配線36(図5参照)を対向側から第1貫通孔16に配置することができる。同様に、状態センサ6(図5参照)を対向側から第2凹部25及び第1凹部24に組み付けることができる。つまり、第1貫通孔16を通過させることなく、状態センサ6を内部空間13に配置することができる。
図6は、実施形態1の第2部品を断面方向から視た図である。図6に示すように、第2部品30の分割面31は、仮想平面Hに沿った平面である。分割面31には、第1貫通孔16を構成する溝部32が設けられている。また、分割面31の一部は、蓋面33と、第1支持面34と、第2支持面35と、を構成している。
蓋面33は、第1部品20と第2部品30を組み合わせた場合、内部空間13と対向する。つまり、内部空間13の開放している部分を蓋面33が閉塞し、内部空間13が構成される。また、第1支持面34は、第1部品20と第2部品30を組み合わせた場合、第1凹部24及び第2凹部25と対向する。そして、第1支持面34及び第2支持面35は、支持板の40a、40bに当接し、状態センサ6を支持する。なお、蓋面33は、支持板40とも対向する。よって、蓋面33は、内部空間13を閉塞しつつ、支持板40を支持する。なお、本実施形態の第2部品30は、平面である蓋面33により内部空間13の開放している部分を閉塞しているが、本開示は、第2部品30に形成された凹面により、内部空間13の開放している部分を閉塞してもよい。つまり、本開示は、内部空間13の一部がの第2部品30に形成されていてもよい。
制御装置2は、状態センサ6と温度センサ7と温度変更部品8を制御する装置である。制御装置2は、状態検出対象となる潤滑油50の静電容量と比較するためのデータを記憶している。
図7は、実施形態1の制御装置に記憶されているデータであって、潤滑油の温度と静電容量との関係を示す図(グラフ)である。データは、予め試験することで得られた潤滑油50の静電容量である。本実施形態では、図7に示すように、劣化・変質度合いが異なる3つの潤滑油50の静電容量を記憶している。以下、劣化・変質度合いが小さい潤滑油50から、第1潤滑油、第2潤滑油、第3潤滑油と称する。
図7において、プロットA1、A2は第1潤滑油の測定結果である。プロットB1、B2は第2潤滑油の測定結果である。プロットC1、C2は第3潤滑油の測定結果である。図7に示すように、潤滑油50は、劣化・変質度合いが大きくなると、潤滑油50内の極性物質が多くなり、静電容量が大きくなる。
また、3つの潤滑油50の静電容量は、油温が40℃の場合と70℃の場合との2点の状態のとき測定されている。以下、試料として静電容量が測定された時の潤滑油50の温度(40℃と70℃)を比較温度と称する。図7に示すように、潤滑油50の温度が高いと、静電容量の値が大きくなる。このため、検出した潤滑油50の温度と、データの測定温度が一致しないと、正確な劣化・変質度合いができない。
次に潤滑油状態検出装置100の使用方法を説明する。最初に、検出部1の姿勢を、筐体10の第1端面11が鉛直方向の下向き、第2端面12が鉛直方向の上向きとなるようにする。言い換えると、第1開口14aが鉛直方向の下方に開口し、第2開口15aが鉛直方向の上方に開口するようにする。
次に、図2に示すように、検出部1の第1方向X1の端部を潤滑油50に浸す。また、筐体10の長さ方向の半分程度を潤滑油50に浸し、第2開口15aを油面51よりも鉛直方向の上方に配置する。これによれば、第1開口14aに潤滑油50が流入する。そして、潤滑油50は、第1連通孔14を通過して、内部空間13に溜まる。また、潤滑油50に押し出された内部空間13の空気は、第2連通孔15を通過し、第2開口15aから排出する。
ここで、潤滑油50が貯留されている容器がオイルパンなどの場合、潤滑油50に金属片が含まれている場合がある。この金属片が内部空間13に流入すると、櫛型電極41の第1電極42と第2電極43に接触し、櫛型電極41が短絡する可能性がある。しかしながら、本実施形態では、第1開口14aから内部空間13への流路が上向きである。よって、金属片が自重に逆らって内部空間13に流入し難い。つまり、櫛型電極41が短絡する可能性が極めて低い。
内部空間13に潤滑油50が溜まった場合、制御装置2を起動させる。制御装置2は、温度センサ7を起動させ、内部空間13に溜まった潤滑油50の温度を測定する。温度センサ7の測定結果がデータの比較温度(40℃又は70℃)と一致する場合、制御装置2は、温度変更部品8を起動させることなく、状態センサ6を起動させる。
一方で、温度センサ7の測定結果が例えば20℃を示した場合、データの比較温度(40℃又は70℃)と一致しない。このような場合、制御装置2は、温度変更部品8を起動し、潤滑油50を加熱する。温度変更部品8による加熱中、制御装置2は、温度センサ7により、潤滑油50の温度がデータの比較温度(40℃)と一致するように監視する。
潤滑油50の温度が40℃に到達した場合、制御装置2は、状態センサ6の櫛型電極41に交流電圧を印加し、第1電極42と第2電極43の間の静電容量を検出する。
制御装置2は、静電容量が、記憶したデータから比較温度が40℃の場合、いずれの潤滑油50の静電容量と一致しているかを判定する。例えば、静電容量が図7に示すプロットB1の静電容量と一致する場合、状態検出対象とした潤滑油50が第2潤滑油と同じ程度の劣化・変質度合いであると認められる。以上から、潤滑油50の劣化、変質度合いを把握することができる。
なお、本実施形態では、潤滑油50の温度が20℃の場合を挙げて説明したが、潤滑油50の温度が60℃の場合、温度変更部品8で比較温度である70℃に加熱した後、状態センサ6を起動させる。
以上が、第1連通孔14を用いて内部空間13に潤滑油50を供給する例である。次に、他の方法により内部空間13に潤滑油50を供給する例を説明する。最初に検出部1の筐体10を第1部品20と第2部品30に分割する。つまり、第1部品20の分割面22から内部空間13が開放された状態にする。また、第1開口14aと第2開口15aに栓(不図示)を挿入する。次に、状態検出対象である潤滑油50をスポイトなどで回収し、第1部品20の分割面22から内部空間13に潤滑油を供給する。第1部品20と第2部品30とを組み合わせ、内部空間13を閉塞する。このような方法で内部空間13に潤滑油50を供給してもよい。
以上、実施形態1の潤滑油状態検出装置100は、内部空間13を有し、内部空間13に潤滑油50を貯留する筐体10と、内部空間13に配置され、潤滑油50の劣化状態を検出する状態センサ6と、内部空間13に配置され、潤滑油50の温度を測定する温度センサ7と、内部空間13に配置され、潤滑油50の温度を変化させる温度変更部品8と、を備える。
実施形態1の潤滑油状態検出装置100によれば、温度センサ7により潤滑油50の温度を測定することができる。そして、予め用意したデータの油温と潤滑油50の温度とが異なる場合、温度変更部品8を起動する。これにより、潤滑油50の温度がデータの油温と一致し、潤滑油50の劣化・変質度合いが正確に把握される。また、状態検出対象の潤滑油50の温度を変えることができるため、予め準備するデータ(試料)の数が少なくなる。これにより、データ作成の準備に費やす労力が軽減される。
また、実施形態1の潤滑油状態検出装置100は、筐体10の外部に配置され、状態センサ6、温度センサ7、及び温度変更部品8のそれぞれの作動を制御する制御装置2を備えていてもよい。
また、実施形態1の潤滑油状態検出装置100において、筐体10は、筐体10の外部と内部空間13とを連通する第1連通孔14を有している。
実施形態1によれば、第1連通孔14により、潤滑油50が内部空間13に流入する。
また、実施形態1の潤滑油状態検出装置100において、筐体10は、筐体10の外部と内部空間13とを連通する第2連通孔15を有している。筐体10の外面には、第1連通孔14の第1開口14aと、第2連通孔15の第2開口15aが設けられている。筐体10が潤滑油50に浸された状態で、第2開口15aは、第1開口14aよりも鉛直方向の上方に配置されている。
実施形態1によれば、第2連通孔15により内部空間13の空気が排出される。よって、内部空間13への潤滑油50の流入がスムーズとなる。
また、実施形態1の潤滑油状態検出装置100において、筐体10が潤滑油50に浸された状態で、第1開口14aは、鉛直方向の下方に開口している。筐体10が潤滑油50に浸された状態で、第2開口15aは、鉛直方向の上方に開口している。
実施形態1によれば、内部空間13に金属片が流入し難い。また、第2開口15aに潤滑油50が付着し難く、空気の排出がスムーズとなる。
また、実施形態1の潤滑油状態検出装置100において、筐体10は、筐体10の外部と内部空間13とを連通し、かつ内部空間13から第2連通孔15と同じ方向に延在する第1貫通孔16を有している。状態センサ6は、第1貫通孔16を介して筐体10の外部に配置された制御装置2と接続している。
実施形態1によれば、状態センサ6と制御装置2を接続する第1配線36は、油面51の上方に配置される。よって、第1配線36に潤滑油50が付着し難い。これにより、第1配線36に付着した潤滑油を除去するという手間を省くことができる。
また、実施形態1の潤滑油状態検出装置100において、筐体10は、筐体10の外部と内部空間13とを連通し、かつ内部空間13から第2連通孔15と同じ方向に延在する第2貫通孔17を有している。温度センサ7は、第2貫通孔17を介して検出部1の外部に配置された制御装置2と接続している。
実施形態1によれば、温度センサ7と制御装置2を接続する第2配線37は、油面51の上方に配置される。よって、第2配線37に潤滑油50が付着し難い。これにより、第2配線37に付着した潤滑油を除去するという手間を省くことができる。
また、実施形態1の潤滑油状態検出装置100において、筐体10は、筐体10の外部と内部空間13とを連通し、かつ内部空間13から第2連通孔15と同じ方向に延在する第3貫通孔18を有している。温度変更部品8とは、第3貫通孔18を介して検出部1の外部に配置された制御装置2と接続している。
実施形態1によれば、温度変更部品8と制御装置2を接続する第3配線38は、油面51の上方に配置される。よって、第3配線38に潤滑油50が付着し難い。これにより、第3配線38に付着した潤滑油を除去するという手間を省くことができる。
また、実施形態1の潤滑油状態検出装置100において、筐体10は、内部空間13と第1貫通孔16とが配置される方向に延在する仮想平面Hに沿って分割された第1部品20と第2部品30により構成される。仮想平面Hは、第1貫通孔16及び内部空間13を通過している。
実施形態1によれば、筐体10を分割すると、第1部品20と第2部品30との分割面21、31から内部空間13が開放される。そして、第1部品20の分割面21の方から、状態センサ6及び第1配線36を組み付けることができる。言い換えると、第1貫通孔16を通過させなくても、状態センサ6を内部空間13に配置することができる。よって、状態センサ6が通過できるように第1貫通孔16を大径化する必要がなく、筐体10の小型化を図れる。また、筐体10が分割可能であるため、潤滑油50を内部空間13に直接供給することができる。よって、筐体10を潤滑油50に浸さなくてもよく、利便性が高い。
以上、実施形態1について説明したが、本開示は実施形態で示した例に限定されない。例えば、制御装置2に記憶されるデータに関し、本実施形態の比較温度は、40℃と70℃の2点となっているが、本開示は、少なくとも1点以上の油温で静電容量を測定していればよい。また、制御装置2は、図7に示すデータを記憶していなくてもよい。つまり、制御装置2は、状態センサ6で測定された静電容量を作業者に示す。そして、作業者がデータを参照しながら、データに示すいずれの潤滑油に該当するかを判断することで、劣化、変質度合いを把握するようにしてもよい。
また、実施形態1では、潤滑油50の静電容量を検出するものとして、櫛型電極41を例示しているが、櫛型電極41以外の電極であってもよく、特に限定されない。また、実施形態1では、潤滑油50の劣化・変質度合いを判断する指標として静電容量を用いているが、本開示は、静電容量以外の電気特性(誘電率、電気伝導度等)を指標としてもよい。また、実施形態1では、櫛型電極41が検出した電気特性を直接使用しているが、検出した電気特性から他の電気特性を算出して使用してもよい。
また、状態センサ6と温度センサ7と温度変更部品8のそれぞれを内部空間13に配置するため、筐体10は、3つの貫通孔(第1貫通孔16と第2貫通孔17と第3貫通孔18の)を有しているが、本開示は、貫通孔を1つとし、1つの貫通孔を介して、状態センサ6と温度センサ7と温度変更部品8を内部空間13に配置するようにしてもよい。若しくは、第2連通孔15を大きめに形成し、この第2連通孔15を介して内部空間13に配置するようにしてもよい。このように貫通孔の数は特に限定されない。また、貫通孔は、分岐していてもよい。
また、筐体10は、第1連通孔14及び第2連通孔15を有しているが、本開示は、第1連通孔14及び第2連通孔15を有していない筐体10であってもよい。このような筐体10であっても、筐体10を第1部品20と第2部品30とに分割することで、内部空間13に潤滑油50を供給することができるからである。一方で、本開示は、筐体10が第1連通孔14を有している場合、筐体10が分割不能であってもよい。
また、本実施形態の制御装置2は、温度センサ7の測定結果に基づいて温度変更部品8を制御する機能を有しているが、本開示は、このような機能を備えていない制御装置であってもよい。また、本実施形態の制御装置2は、温度センサの測定結果に基づき温度変更部品の温度を制御する機能を有しているが、本開示は、このような機能を有していない制御装置2であってもよい。つまり、本開示の制御装置2は、状態センサ6と温度センサ7と温度変更部品8のそれぞれの作動を独立して制御するものであってもよい。言い換えると、本開示の潤滑油状態検出装置100は、状態センサ6の制御装置と、温度センサ7の制御装置と、温度変更部品8の制御装置と、をそれぞれ有していてもよい。
また、第1連通孔14及び第2連通孔15は、筐体10が潤滑油50に浸された状態で鉛直方向に延在しているが、本開示はこれに限定されない。以下、第2実施形態について説明する。
(実施形態2)
図8は、実施形態2の検出部の断面図である。図8に示すように、実施形態2は、検出部1Aが潤滑油50に浸された状態で、第1連通孔14Aが内部空間13から水平方向に延在している点で、実施形態1と相違する。この実施形態2であっても、第1連通孔14Aを介して内部空間13に潤滑油50が流入できる。また、第1連通孔14Aが水平となっているため、金属片が自重に逆らって内部空間13に流入し難くなっている。
以上、実施形態2について説明したが、本開示は、第1連通孔14は潤滑油50に浸された状態で、鉛直方向に対し、斜め方向に延在していてもよい。同様に、第2連通孔15も水平方向や斜め方向に延在していてもよい。また、第1連通孔14及び第2連通孔15は、直線状に延在しているものに限定されず、折れ曲がっていたり、円弧状となっていたりしてもよい。
1、1A 検出部
2 制御装置
3 配線部
6 状態センサ
7 温度センサ
8 温度変更部品
10 筐体
11 第1端面
12 第2端面
13 内部空間
14、14A 第1連通孔
15 第2連通孔
16 第1貫通孔
17 第2貫通孔
18 第3貫通孔
20 第1部品
24 第1凹部
25 第2凹部
30 第2部品
40 支持板
41 櫛型電極
50 潤滑油
100 潤滑油状態検出装置
H 仮想平面

Claims (9)

  1. 内部空間を有し、前記内部空間に潤滑油を貯留する筐体と、
    前記内部空間に配置され、前記潤滑油の劣化状態を検出する状態センサと、
    前記内部空間に配置され、前記潤滑油の温度を測定する温度センサと、
    前記内部空間に配置され、前記潤滑油の温度を変化させる温度変更部品と、
    を備える潤滑油状態検出装置。
  2. 前記筐体の外部に配置され、前記状態センサ、前記温度センサ、及び前記温度変更部品のそれぞれを制御する制御装置を備える
    請求項1に記載の潤滑油状態検出装置。
  3. 前記筐体は、前記筐体の外部と前記内部空間とを連通する第1連通孔を有している
    請求項2に記載の潤滑油状態検出装置。
  4. 前記筐体は、前記筐体の外部と前記内部空間とを連通する第2連通孔を有し、
    前記筐体の外面には、前記第1連通孔の第1開口と、前記第2連通孔の第2開口が設けられ、
    前記筐体が前記潤滑油に浸された状態で、前記第2開口は、前記第1開口よりも鉛直方向の上方に配置されている
    請求項3に記載の潤滑油状態検出装置。
  5. 前記筐体が前記潤滑油に浸された状態で、前記第1開口は、前記鉛直方向の下方に開口し、
    前記筐体が前記潤滑油に浸された状態で、前記第2開口は、前記鉛直方向の上方に開口している
    請求項4に記載の潤滑油状態検出装置。
  6. 前記筐体は、前記筐体の外部と前記内部空間とを連通し、かつ前記内部空間から前記第2連通孔と同じ方向に延在する第1貫通孔を有し、
    前記状態センサは、前記第1貫通孔を介して前記筐体の外部に配置された前記制御装置と接続している
    請求項5に記載の潤滑油状態検出装置。
  7. 前記筐体は、前記筐体の外部と前記内部空間とを連通し、かつ前記内部空間から前記第2連通孔と同じ方向に延在する第2貫通孔を有し、
    前記温度センサは、前記第2貫通孔を介して前記筐体の外部に配置された前記制御装置と接続している
    請求項6に記載の潤滑油状態検出装置。
  8. 前記筐体は、前記筐体の外部と前記内部空間とを連通し、かつ前記内部空間から前記第2連通孔と同じ方向に延在する第3貫通孔を有し、
    前記温度変更部品は、前記第3貫通孔を介して前記筐体の外部に配置された前記制御装置と接続している
    請求項7に記載の潤滑油状態検出装置。
  9. 前記筐体は、前記内部空間と前記第1貫通孔とが配置される方向に延在する仮想平面に沿って分割された第1部品と第2部品により構成され、
    前記仮想平面は、前記第1貫通孔及び前記内部空間を通過している
    請求項6又は請求項8に記載の潤滑油状態検出装置。
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