JP2024068377A - 頭髪用洗浄剤組成物 - Google Patents

頭髪用洗浄剤組成物 Download PDF

Info

Publication number
JP2024068377A
JP2024068377A JP2022178769A JP2022178769A JP2024068377A JP 2024068377 A JP2024068377 A JP 2024068377A JP 2022178769 A JP2022178769 A JP 2022178769A JP 2022178769 A JP2022178769 A JP 2022178769A JP 2024068377 A JP2024068377 A JP 2024068377A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
hair
component
scalp
present
content
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2022178769A
Other languages
English (en)
Inventor
響 加藤
Hibiki Kato
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Dariya Co Ltd
Original Assignee
Dariya Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Dariya Co Ltd filed Critical Dariya Co Ltd
Priority to JP2022178769A priority Critical patent/JP2024068377A/ja
Publication of JP2024068377A publication Critical patent/JP2024068377A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Cosmetics (AREA)

Abstract

【課題】洗浄性が良く、乾燥後の頭皮に清涼感と保湿感があることに加えて、白髪の染毛性が良く、頭皮が染まりにくい頭髪用洗浄剤組成物を提供する。【解決手段】(A)塩基性染料またはHC染料から選ばれる1種以上、(B)アニオン性界面活性剤(C)両性界面活性剤、(D)l―メントール、(E)センブリエキス、を含有し、前記(A)成分の含有量が0.005~1質量%であり、前記(C)成分の含有量が2.5~15質量%であり、前記(C)成分に対する前記(B)成分の質量比(B)/(A)が1.5~300であり、前記(C)成分に対する前記(B)成分の質量比(B)/(C)が1未満である頭髪用洗浄剤組成物を提供する。【選択図】なし

Description

本発明は、頭髪用洗浄剤組成物に関するものである。
近年、消費者の様々なニーズに答えるために多種多様な機能を付与した頭髪用洗浄剤組成物がある。そのような多様な機能を付与した頭髪用洗浄剤組成物の中でも、髪の汚れや頭皮の皮脂をしっかり洗浄しつつも頭皮のうるおいを保ち、頭皮を健康な状態に保つスカルプシャンプーや、直接染料と呼ばれる塩基性染料やHC染料を含有させて白髪を染毛することにより白髪を隠し目立たなくするカラーシャンプー等、様々なニーズに合わせた機能を付与した頭髪用洗浄剤組成物の需要が市場で高くなっている。
スカルプシャンプーとしては、頭皮の乾燥を防ぐ目的や血流の改善としてセンブリエキスを配合した洗浄剤組成物や(特許文献1)、使用した後の頭皮にすっきり感を付与する目的としてメントールを配合した毛髪用洗浄剤が開示されている(特許文献2)。
また、カラーシャンプーとしては、白髪と黒髪を自然になじませる目的として塩基性染料や直接染料を配合したカラーシャンプー組成物が開示されている(特許文献3)。
特開2020-066625号公報 特開2007-332046号公報 特開2019―218295号公報
しかしながら、毛髪化粧料組成物であるシャンプーに頭皮に働きかける頭皮ケア(スカルプケア)の機能と、毛髪に作用する染毛効果の機能を同時に満たすものを実現しようと試みた場合、洗浄成分である界面活性剤と染毛するための塩基性染料や直接染料等の染料とが相互作用する場合があり、染毛力が低下し目的の効果が十分得られない場合があった。
また、頭皮ケアと染毛効果を同時に満たすシャンプーを実現しようと試みた場合、頭皮ケア(スカルプケア)の効果を得るために積極的に頭皮に作用させるが、染毛効果を付与するための染料により、頭皮の染着が問題となることから、改善の余地があった。
本発明者は、前記課題を解決するために鋭意検討した結果、(A)塩基性染料またはHC染料から選ばれる1種以上、(B)アニオン性界面活性剤、(C)両性界面活性剤、(D)l―メントール、(E)センブリエキスを含有し、前記(A)成分の含有量が0.005~1質量%であり、前記(C)成分の含有量が2.5~15質量%であり、前記(A)成分に対する前記(B)成分の質量比(B)/(A)が1.5~300であり、前記(C)成分に対する前記(B)成分の質量比(B)/(C)が1未満である頭髪用洗浄剤組成物が上記課題を解決することを見出し、本発明を完成させた。
本発明により、洗浄性が良く、乾燥後の頭皮に清涼感と保湿感があることに加えて、白髪の染毛性が良く、頭皮が染まりにくい頭髪用洗浄剤組成物を提供する。
以下、本発明を詳細に説明する。なお、含有量を示す単位は、特に明記しない限り全て質量%である。
本発明は、染毛性の観点から、(A)塩基性染料またはHC染料から選ばれる1種以上を含有する。
本発明で用いられる前記(A)成分のうち塩基性染料としては、特に限定されないが、例えば、赤色213号、赤色214号、塩基性青7、塩基性青9、塩基性青26、塩基性青75、塩基性青99、塩基性青124、塩基性赤2、塩基性赤22、塩基性赤51、塩基性赤76、塩基性黄57、塩基性黄87、塩基性橙31、塩基性茶16、塩基性茶17、塩基性紫2、塩基性紫3、塩基性紫4、塩基性紫14等が挙げられる。これらは1種以上を選択して含有してもよい。
本発明で用いられる前記(A)成分のうちHC染料としては、特に限定されないが、例えば、HC赤1、HC赤3、HC赤7、HC赤11、HC赤13、HC青2、HC青8、HC青15、HC青16、HC青18、HC黄2、HC黄4、HC黄5、HC黄9、HC黄11、HC黄13、HC橙1、HC橙2、HC紫1、HC紫2、4-ヒドロキシプロピルアミノ-3-ニトロフェノ-ル等が挙げられる。これらは1種以上を選択して含有してもよい。
本発明で用いられる前記(A)成分の含有量は染毛性の観点から、0.005~1%、好ましくは0.01~0.5%である。前記(A)成分の含有量が0.005%未満の場合、染毛性が悪くなる。前記(A)成分の含有量が1%を超える場合、頭皮に色が染まりやすくなる。
本発明は、洗浄性の観点から(B)アニオン性界面活性剤を含有する。
本発明で用いられる前記(B)成分としては、特に限定されないが、例えば、脂肪酸塩、N-アシルアミノ酸塩、N-アシルメチルタウリン塩、アルキルベンゼンスルホン酸塩、アルカンスルホン酸塩、アルケニルスルホン酸塩、アルキルスルホン酸塩、α-オレフィンスルホン酸塩、アシルイセチオン酸塩、ポリオキシエチレンアルキルスルホコハク酸塩、アルキルスルホコハク酸塩、アルキル硫酸エステル塩、アルキルエーテル硫酸エステル塩、スルホ脂肪酸メチルエステル塩、脂肪酸アルカノールアミド硫酸エステル塩、モノアシルグリセリン硫酸エステル塩、アルキルリン酸エステル塩、ポリオキシエチレンアルキルエーテルリン酸塩等が挙げられる。これらは1種以上を選択して含有してよい。
本発明で用いられる前記(B)成分のうち、洗浄性を向上させる観点から、ポリオキシエチレンアルキル(12、13)エーテル硫酸ナトリウム(3E.O.)、ラウリル硫酸トリエタノールアミンまたはラウロイルメチルアラニンナトリウムから選ばれる1種以上が好ましい。
本発明で用いられる前記(B)成分の含有量は、好ましくは0.3~6%、より好ましくは1~5.5%である。前記(B)成分の含有量が0.3%未満の場合、洗浄性が悪くなる恐れがある。前記(B)成分の含有量が6%を超える場合、染毛性が悪くなる恐れがある。
本発明の頭髪用洗浄剤組成物は、染毛性と頭皮への染まりのなさの観点から、(A)成分に対する(B)成分の質量比(B)/(A)は1.5~300である。質量比(B)/(A)が1.5未満の場合、頭皮が染まる恐れがある。質量比(B)/(A)が300を超える場合、染毛性が悪くなる恐れがある。
本発明は、洗浄性の観点から(C)両性界面活性剤を含有する。
本発明で用いられる前記(C)成分としては、特に限定されないが、例えば、アミドプロピルベタイン型両性界面活性剤、イミダゾリニウムベタイン型両性界面活性剤、カルボキシベタイン型両性界面活性剤、スルホベタイン型両性界面活性剤、ヒドロキシスルホベタイン型両性界面活性剤、アミドスルホベタイン型両性界面活性剤、ホスホベタイン型両性界面活性剤、アミノカルボン酸塩型両性界面活性剤、アミドアミン型両性界面活性剤等が挙げられる。これらは1種以上を選択して含有してもよい。
本発明で用いられる前記(C)成分のうち、洗浄性を向上させる観点から、ラウリン酸アミドプロピルベタイン、N-ラウロイル-N’-カルボキシメチル-N’-ヒドロキシエチルエチレンジアミンナトリウムまたはラウラミドプロピルヒドロキシスルタインから選ばれる1種以上が好ましい。
本発明に用いる前記(C)成分の含有量は、好ましくは2.5~15%、より好ましくは4~10%である。前記(C)成分の含有量が2.5%未満の場合、洗浄性が悪くなる恐れがある。前記(C)成分の含有量が15%を超える場合、洗い流し時の毛髪に両性界面活性由来のぬるつきを感じ、洗浄性が悪くなる恐れがある。
本発明の頭髪用洗浄剤組成物は、染毛性の観点から、(C)成分に対する(B)成分の質量比(B)/(C)が1未満、好ましくは0.7以下である。質量比(B)/(C)が1以上の場合、染毛性が悪くなる恐れがある。
本発明は、清涼感の観点から(D)l-メントールを含有する。
本発明に用いられる前記(D)成分の頭髪用洗浄剤組成物における含有量は、0.05~3%、好ましくは0.1~3%である。前記(D)成分が0.05%未満の場合、清涼感を感じない恐れがある。前記(D)成分が3%を越える場合、それ以上の効果を期待できない。
本発明は、保湿感の観点から、(E)センブリエキスを含有する。
本発明で用いられる前記(E)成分とは、センブリ(Swertia Japonica Makino(Gentianaceae))の全草から抽出されたエキスであり、抽出溶媒としては、例えば、水のほかにメタノールやエタノール等の低級アルコール、エチレングリコールやジエチレングリコール、ブチレングリコール、プロピレングリコール等の多価アルコール、スクワラン等の炭化水素油等を使用することができる。具体的な商品としては、スエルチアニン P(一丸ファルコス株式会社製)が挙げられる。
本発明に用いられる前記(E)成分の頭髪用洗浄剤組成物における固形分の含有量は、0.00001~0.1%、好ましくは0.0001~0.1%である。前記(E)成分が0.00001%未満の場合、保湿感を感じない恐れがある。前記(E)成分が0.1%を越える場合、それ以上の効果を期待できない。
本発明の頭髪用洗浄剤組成物には、前記必須成分の他に、通常の化粧料、医薬部外品、医薬品等に用いられる各種成分、例えば、前記(B)成分および前記(C)成分以外の界面活性剤、キレート剤、油性成分、保湿剤、増粘剤、薬効成分、タンパク誘導体、加水分解タンパク、アミノ酸類、安定化剤、酸化防止剤、前記(E)成分以外の植物エキス、ビタミン類、防腐剤、色素、顔料、粉体、pH調整剤、紫外線吸収剤等を用いることができ、これらは1種または2種以上含有してもよい。ただし、これら例示に限定されるものでない。
本発明による頭髪用洗浄剤組成物の20℃条件下における粘度は使用性の観点から、好ましくは50~30,000mPa・sである。
本発明による20℃条件下における粘度は、常法にて調製して得られた頭髪用洗浄剤組成物をサンプル瓶(食品140:第一硝子株式会社製)に120g充填し、20℃で24時間静置し、B型粘度計(モデル:デジタル粘度計TVB-10M、東機産業株式会社製)により、M3号ローターを用いて1分間、粘度20,000mPa・s未満では回転速度6rpm、20,000mPa・s以上では回転速度3rpmの条件下で測定した粘度の値である。
本発明に頭髪用洗浄剤組成物の20℃条件下におけるpHは、好ましくは4.0~7.5である。
本発明による20℃条件下におけるpHは、常法にて調製して得られた頭髪用洗浄剤組成物をサンプル瓶(食品140:第一硝子株式会社製)に120g充填し、20℃で24時間静置し、ガラス電極式水素イオン濃度指示計(F-71、堀場製作所製)にて原液のpHを測定し得られるものである。
本発明による頭髪用洗浄剤組成物の剤型は、液状、乳液状、ゲル状、ペースト状等の形態で用いられる。
本発明による頭髪用洗浄剤組成物に充填される容器は、特に限定されず、例えば、ボトル容器、ポンプ容器、ジャー容器、チューブ容器、パウチ容器等の各種容器に充填され、使用時まで保存される。
以下に実施例を挙げて本発明をさらに詳細に説明するが、これらは本発明を何ら限定するものではない。
本明細書に示す評価試験において、頭髪用洗浄剤組成物に含まれる成分、およびその含有量を種々変更しながら実施した。各成分の含有量を示す単位は全て質量%であり、これを常法にて調製した。
本明細書に示す発明において、「染毛性」、「頭皮への染まりのなさ」、「洗浄性」、「清涼感」、「保湿感」について評価した。
本明細書に示す「染毛性」に係る試験は、水で10%に希釈した頭髪用洗浄剤組成物を人毛毛束(株式会社ビューラックス社製「1g、10cm白髪100%毛束BM-W-A」)に1gを泡立てながら均一に塗布し、5分放置後、水で洗い流し、毛束をドライヤーで乾燥した後の染まり具合を「染毛性」として評価した。
<染毛性の評価方法>
本明細書に示す「染毛性」に係わる評価試験においては、10名の専門パネラーによって評価し、毛束が染まっていると感じる場合は2点、染まっていないと感じる場合は0点、どちらともいえない場合は1点としたとき、専門パネラー10名の評価点の合計を算出し、以下の評価基準で評価した。
<染毛性の評価基準>
◎:15~20点
〇:8~14点
×:0~7点
本明細書に示す「頭皮への染まりのなさ」に係る試験は、専門パネラーに常法によって得られた頭髪用洗浄剤組成物3gを濡れた毛髪に塗布してもらい、揉みこんだ後、温水で洗い流し、タオルドライした後、ドライヤーで乾かし、頭皮の染まり具合を目視にて確認し、「頭皮への染まりのなさ」として評価した。
<頭皮への染まりのなさの評価方法>
本明細書に示す「頭皮への染まりのなさ」に係わる評価試験においては、10名の専門パネラーによって評価し、乾燥後の頭皮が染まっていないと感じる場合は2点、染まっていると感じる場合は0点、どちらともいえない場合は1点としたとき、専門パネラー10名の評価点の合計を算出し、以下の評価基準で評価した。
<頭皮への染まりのなさの評価基準>
◎:15~20点
〇:8~14点
×:0~7点
本明細書に示す「洗浄性」に係る試験は、専門パネラーに常法によって得られた頭髪用洗浄剤組成物3gを濡れた毛髪に塗布してもらい、揉みこんだ後、温水で洗い流し、タオルドライした後の毛髪の汚れの落ち具合および頭皮の皮脂の落ち具合を官能にて評価し、「洗浄性」として評価した。
<洗浄性の評価方法>
本明細書に示す「洗浄性」に係わる評価試験においては、10名の専門パネラーによって評価し、毛髪の汚れを感じないおよび頭皮の皮脂の油分を感じない場合は2点、毛髪の汚れを感じるおよび頭皮の皮脂の油分を感じる場合は0点、毛髪の汚れを感じるまたは頭皮の皮脂の油分を感じる場合は1点としたとき、専門パネラー10名の評価点の合計を算出し、以下の評価基準で評価した。
<洗浄性の評価基準>
◎:15~20点
〇:8~14点
×:0~7点
本明細書に示す「清涼感」に係る試験は、専門パネラーに常法によって得られた頭髪用洗浄剤組成物3gを濡れた毛髪に塗布してもらい、揉みこんだ後、温水で洗い流し、タオルドライした後、毛髪をドライヤーで乾かし、頭皮に感じる清涼の具合を官能にて評価し、「清涼感」として評価した。
<清涼感の評価方法>
本明細書に示す「清涼感」に係わる評価試験においては、10名の専門パネラーによって評価し、頭皮に清涼感を感じる場合は2点、頭皮に清涼感を感じない場合は0点、どちらともいえない場合は1点としたとき、専門パネラー10名の評価点の合計を算出し、以下の評価基準で評価した。
<清涼感の評価基準>
◎:15~20点
〇:8~14点
×:0~7点
本明細書に示す「保湿感」に係わる試験は、専門パネラーに常法によって得られた頭髪用洗浄剤組成物3gを濡れた毛髪に塗布してもらい、揉みこんだ後、温水で洗い流し、タオルドライした後、毛髪をドライヤーで乾かし、頭皮に感じる保湿を官能にて評価し、「保湿感」として評価した。
<保湿感の評価方法>
本明細書に示す「保湿感」に係わる評価試験においては、10名の専門パネラーによって評価し、頭皮に保湿感を感じる場合は2点、頭皮に保湿感を感じない場合は0点、どちらともいえない場合は1点としたとき、専門パネラー10名の評価点の合計を算出し、以下の評価基準で評価した。
<保湿感の評価基準>
◎:15~20点
〇:8~14点
×:0~7点
Figure 2024068377000001
表1に示す実施例1~8から、前記(A)成分の含有量および種類を変えても、比較例1、2と比較して、染毛性と頭皮への染まりのなさについて良好な結果を得ることが確認された。
Figure 2024068377000002
表2に示す実施例9~15から、前記(B)成分の含有量および種類を変えても、比較例3、4と比較して、染毛性と洗浄性について良好な結果を得ることが確認された。
Figure 2024068377000003
表3に示す実施例16~21から、前記(C)成分の含有量および種類を変えても、比較例5と比較して、洗浄性について良好な結果を得ることが確認された。
Figure 2024068377000004
表4に示す実施例22~24から、前記(D)成分の含有量を変えても、比較例6と比較して、清涼感について良好な結果を得ることが確認された。
Figure 2024068377000005
表5に示す実施例25~27から、前記(E)成分の含有量を変えても、比較例7と比較して、保湿感について良好な結果を得ることが確認された。
以下の実施例28を使用して各種試験を行っても「染毛性」、「頭皮への染まりのなさ」、「洗浄性」、「清涼感」、「保湿感」の評価がいずれの評価も良好であった。
<実施例28>
成 分 含有量(質量%)
(A)塩基性茶16 0.3000
(A)塩基性青124 0.0350
(A)塩基性赤51 0.0150
(B)ポリオキシエチレンアルキル(12,13)
エーテル硫酸ナトリウム(3E.O.) 1.4000
(C)ラウリン酸アミドプロピルベタイン 6.0000
(C)N-ラウロイル-N’-カルボキシメチル-N’-ヒドロキシ
-ヒドロキシエチルエチレンジアミンナトリウム 1.8000
(D)l-メントール 0.5000
(E)センブリエキス(固形分換算値)※1 0.0001
ヤシ油脂肪酸ジエタノールアミド 0.7000
塩化ジメチルジアリルアンモニウム・アクリルアミド共重合体 0.0500
塩化O-[2-ヒドロキシ-3-(トリメチルアンモニオ)プロピル]
ヒドロキシエチルセルロース 0.5000
ジステアリン酸PEG-150 1.6000
1, 3-ブチレングリコール 1.2000
パラオキシ安息香酸メチル 0.3000
安息香酸ナトリウム 0.3000
エデト酸二ナトリウム 0.3000
ポリエチレングリコール1500 0.0009
海藻エキス※2 0.0100
オウゴンエキス※3 0.0100
香料 0.3000
クエン酸 0.3500
精製水 84.3290
合計 100.0000
※1 一丸ファルコス株式会社製「スエルチアニン P」
※2 株式会社永廣堂本店製「1,3BG ベゲトール シーウィード」
※3 一丸ファルコス株式会社製「オウゴンリキッド B」
粘度(20℃) 9,100mPa・s
pH(20℃) 5.6
本発明は、洗浄性が良く、乾燥後の頭皮に清涼感と保湿感があることに加えて、白髪の染毛性が良く、頭皮が染まりにくい頭髪用洗浄剤組成物を得ることができる。

Claims (2)

  1. (A)塩基性染料またはHC染料から選ばれる1種以上、
    (B)アニオン性界面活性剤
    (C)両性界面活性剤、
    (D)l―メントール、
    (E)センブリエキス、
    を含有し、前記(A)成分の含有量が0.005~1質量%であり、前記(C)成分の含有量が2.5~15質量%であり、前記(A)成分に対する前記(B)成分の質量比(B)/(A)が1.5~300であり、前記(C)成分に対する前記(B)成分の質量比(B)/(C)が1未満である頭髪用洗浄剤組成物。
  2. 前記(C)成分に対する前記(B)成分の質量比(B)/(C)が0.7以下である請求項1に記載の頭髪用洗浄剤組成物。
JP2022178769A 2022-11-08 2022-11-08 頭髪用洗浄剤組成物 Pending JP2024068377A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2022178769A JP2024068377A (ja) 2022-11-08 2022-11-08 頭髪用洗浄剤組成物

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2022178769A JP2024068377A (ja) 2022-11-08 2022-11-08 頭髪用洗浄剤組成物

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2024068377A true JP2024068377A (ja) 2024-05-20

Family

ID=91082445

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2022178769A Pending JP2024068377A (ja) 2022-11-08 2022-11-08 頭髪用洗浄剤組成物

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2024068377A (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR101005468B1 (ko) 수중유형 유화 모발 화장료
US20070041925A1 (en) Skin and hair care preparation containing a combination of protein hydrolyzates
JP2008290987A (ja) Cmc修復剤、毛髪化粧料およびcmc修復方法
JP4171411B2 (ja) 毛髪洗浄剤
JP2014125435A (ja) 皮膚洗浄剤組成物
CN115300405B (zh) 一种具有护色效果的发用组合物及其制备方法和应用
BR112020018048A2 (pt) Composição tópica
JPH07304628A (ja) コンディショニングポリマー混合物を含有する化粧品組成物
FR2714289A1 (fr) Composition cosmétique contenant un mélange de polymères conditionneurs.
JP6029973B2 (ja) 皮膚洗浄剤組成物
US6110450A (en) Hair care compositions comprising ceramide
JP2010132566A (ja) 化粧料
BRPI0902297B1 (pt) composição cosmética detergente e processo para proteger a cor diante da lavagem de fibras queratínicas tingidas artificialmente
EP3049052B1 (en) Cosmetic composition comprising a combination of anionic surfactants of carboxylate and acylisethionate type
CN110755329A (zh) 一种含新型表面活性剂的洗护产品及制作工艺
JP2024068377A (ja) 頭髪用洗浄剤組成物
JP4079597B2 (ja) 染毛料
DE19941819B4 (de) Kosmetisches Mittel und dessen Verwendung
EA012881B1 (ru) Косметическая композиция с повышенным содержаниемho
JP2019014691A (ja) 洗浄剤組成物
RU2331405C2 (ru) Косметический состав "love secrets" для мытья волос и/или кожи
JPH08157337A (ja) 頭髪化粧料
JPH0469319A (ja) 毛髪処理剤
JP2016124828A (ja) 老人性乾皮症用改善剤、予防剤および洗浄剤組成物
JP2001031536A (ja) 脂肪鎖を有する両性ポリマーとエステルを含有する洗浄用化粧品組成物及びそれらの用途