JP2024066401A - 水遊び玩具 - Google Patents
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Abstract
【課題】簡単で取り扱いが容易な構成で且つ一度の操作でバブルリングを見やすい状態で生成でき、水場での遊び心の向上に寄与する水遊び玩具を提供する。【解決手段】水遊び玩具2Aは、水面WSから露出する空気取入口4と水中に位置する空気吐出口6とを有し、手Hの摘み操作で圧縮されて空気吐出口6から空気を吐出するエアーポンプ8と、水吐出口10を有してエアーポンプ8と一体に設けられ、上記の手Hの摘み操作でエアーポンプ8と同時的に圧縮されて内部の水を水吐出口10から吐出するウォーターポンプ12と、を備えている。エアーポンプ8の空気吐出口6は、ウォーターポンプ12の水吐出口10から吐出した水が通る領域WAの下側に位置している。エアーポンプ8の空気室14はウォーターポンプ12の容器20内に配置され、空気吐出口6には多孔質部材としてのエアーストーン18が設けられている。【選択図】図1
Description
本発明は、水槽内や浴槽やプール等の水場で用いて好適な水遊び玩具に関し、詳しくはバブルリングを簡単に生成(発生又は形成ともいう)可能な水遊び玩具に関する。
水族館でシロイルカがリング状の気泡(バブルリング)を吐き出す動作が愛らしくて癒されるとの話題から、このバブルリングを人為的に生成することが広く試みられており、手作りによる実験結果がインターネット上の動画投稿サイトなどに掲載されている。
開口部、例えばイルカの口から水が吐き出されると、目には見えにくい渦リングが生じて移動することが種々の実験により確認されている。渦リングが多数の気泡が立ち上る気泡ゾーンを通ると、渦の回転による負圧作用で気泡が巻き込まれて一連につながり、バブルリングとして可視化されるものである。バブルリング生成の簡単な例としては、例えば水面を手で叩いて水中に多数の気泡を生じさせ、そこに水中に沈めたペットボトル様の容器を摘んで渦リングを発生させると上記のメカニズムでバブルリングが生成されるものが上記の動画投稿サイト等に公開されている。イルカの場合には、口から吐き出した水を噴気口から吐き出された気泡に当てることで当該気泡をリング状にしてバブルリングを生成している。
一方、バブルリングを人工的に生成して視覚的癒し効果を高める鑑賞用ないし商業用ディスプレイとして具体化することも行われている。例えば、特許文献1には、鑑賞用水槽内でバブルリングを横方向に移動させるバブルリング発生装置が開示されている。このバブルリング発生装置は、圧力発生装置と気泡発生装置とから構成され、気泡発生装置は気泡列が上方に向けてカーテン状に放出される構造を有している。圧力発生装置の放出穴から放出される流動水による渦リングがカーテン状の気泡ゾーンを直交状態に通過することによって横方向に移動するバブルリングが生成されるものである。
特許文献1には、放出穴の口径と流動水の流速等の関係において設定条件を色々変えてバブルリングの形成状態を判別した実験結果が詳細に記載されている。このように、気泡の発生と流動水の速度等の関係において所定の条件を満たせばバブルリングを確実に生成できることは周知となっている。
ところで、上述のバブルリングを水槽や浴槽(湯船)の中やプールの中等で簡単に生成することができれば、バブルリングが放つ現象的な物珍しさとも相まって安全で好適な水遊び玩具として期待できる。しかしながら、上述のように手で水面を叩いて気泡を形成する方法では使用する物がペットボトル様の容器のみで非常に簡単でコストも掛からないが、気泡の形成動作が面倒であるとともに、叩き動作で水面や水中での揺らぎが生じたり気泡が過剰に生じたりし、バブルリングの変形や見えにくさを来していた。
バブルリングを一度の操作で生成するには、特許文献1に記載されているように、気泡発生装置と圧力発生装置との自動的連携が不可欠であり、簡易な玩具構成とは程遠い内容となっている。
本発明は上述の点に鑑みてなされたものであり、その目的は、簡単で取り扱いが容易な構成で且つ一度の操作でバブルリングを見やすい状態で生成でき、浴槽やプール等での水場での遊び心の向上に寄与する水遊び玩具を提供することにある。
上記目的を達成するために、本発明の水遊び玩具(2)は、水中に沈めた状態で使用され、水面(WS)から露出する空気取入口(4)と水中に位置する空気吐出口(6)とを有し、手(H)の摘み操作で圧縮されて空気吐出口(6)から空気を吐出する第1ポンプ(8)と、水吐出口(10)を有して第1ポンプ(8)と一体に設けられ、水中に沈めて内部に水が収容された状態で使用され、前記手(H)の摘み操作で第1ポンプ(8)と同時的に圧縮されて内部の水を水吐出口(10)から吐出する第2ポンプ(12)と、を備え、第1ポンプ(8)の空気吐出口(6)は、第2ポンプ(12)の水吐出口(10)から吐出した水が通る領域(WA)の下側に位置していることを特徴とする。
本発明に係る水遊び玩具によれば、簡単で取り扱いが容易な構成で且つ一度の手動操作でバブルリングを見やすい状態で生成でき、浴槽やプール等での水場での遊び心の向上に寄与することができる。
また、上記の水遊び玩具(2)では、第1ポンプ(8)が第2ポンプ(12)の内部に設けられていることを特徴とする。これによれば、構成の嵩張りを抑制でき、使用性の向上を図ることができる。
また、上記の水遊び玩具(2)では、第1ポンプ(8)が第2ポンプ(12)の外部に設けられていることを特徴とする。これによれば、気泡の発生を水の吐出に先駆けてでき、バブルリングの生成を迅速に行うことができる。
また、上記の水遊び玩具(2)では、第1ポンプ(8)が第2ポンプ(12)の外周を取り巻くように設けられていることを特徴とする。これによれば、一度の摘み操作を違和感なく行える構成とすることができる。
また、上記の水遊び玩具(2)では、第1ポンプ(8)の空気取入口(4)が、開口部(28a)を上にして水面に浮かぶ浮き部材(28)にエアホース(30)を介して接続されていることを特徴とする。これによれば、空気取入口の水没を気にすることなく自由度の大きい使用状態を得ることができる。
また、上記の水遊び玩具(2)では、第1ポンプ(8)の空気吐出口(6)に多孔質部材(18)が設けられていることを特徴とする。これによれば、きめ細かい気泡を無数に発生させることができ、バブルリングの生成が容易となる。また、第1ポンプの空気室が復元する際の空気吐出口からの水の逆流を抑制することができる。
本発明によれば、簡単で取り扱いが容易な構成で且つ一度の手動操作でバブルリングを見やすい状態で生成でき、浴槽やプール等での水場での遊び心の向上に寄与することができる。
以下、添付図面を参照して本発明の実施形態を詳細に説明する。
[第1実施形態]
図1に示すように、本実施形態に係る水遊び玩具2Aは、水中に沈めた状態で使用され、水面WSから露出する空気取入口4と水中に位置する空気吐出口6とを有し、手Hの摘み操作(親指と、他の1本又は複数本の指との間で挟んで圧縮する操作)で圧縮されて空気吐出口6から空気を吐出する第1ポンプとしてのエアーポンプ8と、水吐出口10を有してエアーポンプ8と一体に設けられ、水中に沈めて内部に水が収容された状態で使用され、上記の手Hの摘み操作でエアーポンプ8と同時的に圧縮されて内部の水を水吐出口10から吐出する第2ポンプとしてのウォーターポンプ12と、を備えている。エアーポンプ8の空気吐出口6は、ウォーターポンプ12の水吐出口10から吐出した水が通る領域WAの下側に位置している。
図1に示すように、本実施形態に係る水遊び玩具2Aは、水中に沈めた状態で使用され、水面WSから露出する空気取入口4と水中に位置する空気吐出口6とを有し、手Hの摘み操作(親指と、他の1本又は複数本の指との間で挟んで圧縮する操作)で圧縮されて空気吐出口6から空気を吐出する第1ポンプとしてのエアーポンプ8と、水吐出口10を有してエアーポンプ8と一体に設けられ、水中に沈めて内部に水が収容された状態で使用され、上記の手Hの摘み操作でエアーポンプ8と同時的に圧縮されて内部の水を水吐出口10から吐出する第2ポンプとしてのウォーターポンプ12と、を備えている。エアーポンプ8の空気吐出口6は、ウォーターポンプ12の水吐出口10から吐出した水が通る領域WAの下側に位置している。
エアーポンプ8は、ウォーターポンプ12の内部に設けられた楕円容器状の空気室14と、該空気室14の上端側に連通し、ウォーターポンプ12の上面を貫通して突出する空気取入口4と、該空気取入口4内に設けられた逆止弁15と、空気室14の下端側に連通してウォーターポンプ12の外部に露出し、ウォーターポンプ12の外側面に沿って水吐出口10側へ延びる通気管16と、を備え、通気管16の先端が空気吐出口6となっている。空気吐出口6には、空気吐出口6から吐出される空気を多数の小さな気泡に分散して吐出させるために、多孔質部材としてのエアーストーン18が設けられている。逆止弁15はどのようなタイプでも構わないが、ここでは市販の安価なボール方式のものを採用している。すなわち、逆止弁15の通気路は上方に向かって狭くなるテーパ状に形成されており、空気室14が圧縮されたときにボールが通気路を塞いで空気室14内の空気が空気取入口4から外部に漏れるのを防止する構成を有している。
ウォーターポンプ12は、図1及び図2に示すように、エアーポンプ8の空気室14を内包する合成樹脂製の容器20と、該容器20の先端部に螺合されるキャップ部材22とを備えている。キャップ部材22は、容器20の先端部に形成された雄ネジ部20aに螺合する雌ネジ部24aを有する合成樹脂製の螺合部24と、該螺合部24に一体成形された水吐出口10とを備えている。
エアーポンプ8はゴム(合成ゴム又は天然ゴム)あるいは軟質の合成樹脂材等で形成されている。空気室14は子供等の手Hによる摘み操作(押圧操作)でも容易に圧縮でき、摘み操作が解除されると元の形状に戻る弾性を有している。空気室14が圧縮されると、逆止弁15で空気取入口4から外部への空気漏れが阻止された状態で通気管16を介して空気室14内の空気が空気吐出口6から吐出される。上述のように空気吐出口6にはエアーストーン18が設けられているので、空気はエアーストーン18の多数の微細な通気孔から分散されて吐出される。ゴム製による細長い通気管16の振れを防止するために、図1(a)に示すように、通気管16の先端部寄りをキャップ部材22に固着されたスペーサ部材26を介して固定している。
ウォーターポンプ12の容器20も同様に子供の手Hによる摘み操作でも容易に圧縮でき、摘み操作が解除されると元の形状に戻る弾性を有している。容器20の材質としては、例えばマヨネーズ容器と同等の弾性を有するものを採用している。具体的には、低密度ポリエチレン(LDPE)を主材層とした多層のブロー成型容器である。エアーポンプ8とウォーターポンプ12の材質は、「子供の手Hによる摘み操作でも容易に圧縮でき、摘み操作が解除されると元の形状に戻る弾性を有する」という条件を満たす範囲で種々のものを採用できる。
図1(b)に仮想線で示すように、手Hによる摘み操作がなされると、図2に示すように、ウォーターポンプ12の容器20が両側からの摘み力Fで内方に変形して圧縮され、引き続いてエアーポンプ8の空気室14も内方に変形して圧縮される。容器20の圧縮により容器20内に収容された水が水吐出口10から吐出されるとともに、空気室14の圧縮により空気室14内の空気がエアーストーン18から吐出される。エアーストーン18から吐出される空気は水中で無数の気泡Bとなって上昇し、図3に示すように、水吐出口10から出た水流の断面を通過する気泡ゾーンBZを形成する。ウォーターポンプ12の水吐出口10から吐出される流動水MW(図2参照)は目には見えにくい渦リングを形成し、該渦リングは気泡ゾーンBZに直交するように移動する。渦の回転による負圧作用で気泡ゾーンBZの気泡Bが巻き込まれ、図4に示すように、バブルリングBRが生成されて可視化される。
バブルリングBRの生成後に手Hによる摘み操作が解除されると、空気室14及び容器20は弾性で元の形状に戻る。エアーポンプ8では空気室14の復元に伴って逆止弁15が通気可能となり、空気取入口4から外部空気が空気室14内に流入し、空気室14への空気充填が自動的に行われる。ウォーターポンプ12では容器20の復元に伴って水吐出口10から容器20内に水が流入し、容器20への水充填が自動的に行われる。
エアーストーン18を設けずに空気吐出口6から空気を直に吐出させる構成においても気泡Bの発生、バブルリングBRの生成は可能であることが本発明者の実験により確認されている。エアーストーン18を設けることにより、気泡Bを小さくきめ細かいものにできるため、バブルリングBRの生成の容易性、確実性を高めることができる。また、エアーストーン18の無数の孔の径が小さいため水の流入抵抗が大きく、空気室14が復元する際の負圧による空気吐出口6からの水の吸い込みを抑制することができる。
このように、本実施形態に係る水遊び玩具2Aによれば、簡単で取り扱いが容易な構成で且つ一度の摘み操作(圧縮操作又は押出し操作とも称することができる)でバブルリングBRを見やすい状態で生成でき、浴槽やプール等での水場での遊び心の向上に寄与する。本実施形態では特にエアーポンプ8の空気室14がウォーターポンプ12内に内包されているので、構成の嵩張りを抑制でき、子供の水遊び玩具としてコンパクト化及び取り扱い性の向上が図られている。
[第2実施形態]
図5を参照して第2実施形態を説明する。なお、第1実施形態と同一又は同一と見做せる部分は同一符号で示し、既にした構成上及び機能上の再度の説明は適宜省略する(以下の他の実施形態において同じ)。
図5を参照して第2実施形態を説明する。なお、第1実施形態と同一又は同一と見做せる部分は同一符号で示し、既にした構成上及び機能上の再度の説明は適宜省略する(以下の他の実施形態において同じ)。
第1実施形態ではエアーポンプ8の空気取入口4の突出量が少ないため、空気取入口4を水面WSから露出させるためにはある程度の注意が必要である。空気取入口4の突出量を大きくすればその心配はないが、構成の嵩張りを来すことになる。本実施形態に係る水遊び玩具2Bではこの懸念を解消すべく、エアーポンプ8の空気取入口4が、開口部28aを上にして水面WSに浮かぶ球体状の浮き部材28にフレキシブルなエアホース30を介して通気可能に接続された構成としている。
このように、空気取入口4の機能を自由度の大きい状態で延長した構成とすれば、空気取入口4が水没することを気にすることなくバブルリングBRを生成する深さを自由に決めることができ、使用性の向上を図ることができる。水遊び玩具2Bを使用しない場合には、エアホース30を容器20の外面に巻き付けてコンパクトな状態で収納することができ、不使用時の嵩張りの増加を抑制することができる。なお、空気取入口4がフレキシブルなエアホース30を介して浮き部材28に接続される構成は、第1実施形態及び以下の他の実施形態においても同様に実施することができる。
[第3実施形態]
図6を参照して第3実施形態を説明する。本実施形態に係る水遊び玩具2Cでは、エアーポンプ8における空気室14だけでなく通気管16もウォーターポンプ12の容器20内に配置され、キャップ部材22を貫通して外部に露出する構成を有している。このため、通気管16の振れを止めるスペーサ部材26は設けられていない。本実施形態によれば、外形的嵩張りを一層抑制することができ、取り扱い性、使用性の一層の向上を図ることができる。また、外形をコンパクト化できることによるデザイン性の向上を図ることができるとともに、子供の小さな手Hでも摘み操作が容易となる利点を有している。
図6を参照して第3実施形態を説明する。本実施形態に係る水遊び玩具2Cでは、エアーポンプ8における空気室14だけでなく通気管16もウォーターポンプ12の容器20内に配置され、キャップ部材22を貫通して外部に露出する構成を有している。このため、通気管16の振れを止めるスペーサ部材26は設けられていない。本実施形態によれば、外形的嵩張りを一層抑制することができ、取り扱い性、使用性の一層の向上を図ることができる。また、外形をコンパクト化できることによるデザイン性の向上を図ることができるとともに、子供の小さな手Hでも摘み操作が容易となる利点を有している。
[第4実施形態]
図7を参照して第4実施形態を説明する。第1実施形態ではエアーポンプ8の主要部をなす空気室14がウォーターポンプ12の容器20に内包されている構成を例示したが、本実施形態に係る水遊び玩具2Dでは、空気室32がウォーターポンプ12の外部に設けられた構成となっている。具体的には、空気室32は円筒形状を有しており、ウォーターポンプ12の容器20の外周を取り巻くように設けられている。空気室32は接着材等の固着手段により容器20の外面に固着されている。第3実施形態と同様に通気管16を容器20内に配置する構成としてもよい。
図7を参照して第4実施形態を説明する。第1実施形態ではエアーポンプ8の主要部をなす空気室14がウォーターポンプ12の容器20に内包されている構成を例示したが、本実施形態に係る水遊び玩具2Dでは、空気室32がウォーターポンプ12の外部に設けられた構成となっている。具体的には、空気室32は円筒形状を有しており、ウォーターポンプ12の容器20の外周を取り巻くように設けられている。空気室32は接着材等の固着手段により容器20の外面に固着されている。第3実施形態と同様に通気管16を容器20内に配置する構成としてもよい。
手Hによる摘み操作がなされると、図7(b)に示すように、両側からの摘み力Fでまず空気室32が圧縮され、引き続いて容器20が圧縮される。ウォーターポンプ12による水の吐出(渦リングの生成)に先駆けて気泡Bが発生するので、バブルリングBRの生成が迅速になされる利点を有している。
[第5実施形態]
図8を参照して第5実施形態を説明する。本実施形態に係る水遊び玩具2Eでは、上記の各実施形態におけるウォーターポンプ12がイルカに模した形状を有しており、遊び心を一層高める構成となっている。すなわち、本実施形態におけるウォーターポンプは、イルカの形状に模して形成された合成樹脂製の容器34自体である。容器34の表面には、実物のイルカに似せてグレーの領域C1とホワイトの領域C2のツートーンカラーの彩色が施されている。
図8を参照して第5実施形態を説明する。本実施形態に係る水遊び玩具2Eでは、上記の各実施形態におけるウォーターポンプ12がイルカに模した形状を有しており、遊び心を一層高める構成となっている。すなわち、本実施形態におけるウォーターポンプは、イルカの形状に模して形成された合成樹脂製の容器34自体である。容器34の表面には、実物のイルカに似せてグレーの領域C1とホワイトの領域C2のツートーンカラーの彩色が施されている。
手Hによる摘み操作がなされると、容器34内の水がイルカの口に相当する水吐出口34aから吐出される。エアーポンプ8は第3実施形態における構成と同様となっており、エアーストーン18はイルカの下顎に相当する部位に配置されている。バブルリングBRの生成のメカニズムは上記の各実施形態と同様である。エアーポンプ8の空気室14を第4実施形態と同様にウォーターポンプ34の外部に設ける構成としてもよい。さらに、通気管16を容器34内に配置する構成としてもよい。
以上、本発明の実施形態を説明したが、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲、及び明細書と図面に記載された技術的思想の範囲内において種々の変更が可能である。例えば上記の各実施形態では特定の形状、材質を例示したが、本発明はこれに限定されない。また、水遊び玩具の使用場所は浴槽やプールに限定されず、川や海でもよい。
2A、2B、2C、2D、2E 水遊び玩具
4 空気取入口
6 空気吐出口
8、32 エアーポンプ(第1ポンプ)
10 水吐出口
12 ウォーターポンプ(第2ポンプ)
15 逆止弁
18 エアーストーン(多孔質部材)
28 浮き部材
28a 開口部
30 エアホース
H 手
WS 水面
4 空気取入口
6 空気吐出口
8、32 エアーポンプ(第1ポンプ)
10 水吐出口
12 ウォーターポンプ(第2ポンプ)
15 逆止弁
18 エアーストーン(多孔質部材)
28 浮き部材
28a 開口部
30 エアホース
H 手
WS 水面
Claims (6)
- 水中に沈めた状態で使用され、水面から露出する空気取入口と水中に位置する空気吐出口とを有し、手の摘み操作で圧縮されて前記空気吐出口から空気を吐出する第1ポンプと、
水吐出口を有して前記第1ポンプと一体に設けられ、水中に沈めて内部に水が収容された状態で使用され、前記手の摘み操作で前記第1ポンプと同時的に圧縮されて内部の水を前記水吐出口から吐出する第2ポンプと、
を備え、
前記第1ポンプの前記空気吐出口は、前記第2ポンプの前記水吐出口から吐出した水が通る領域の下側に位置していることを特徴とする水遊び玩具。 - 前記第1ポンプが前記第2ポンプの内部に設けられていることを特徴とする請求項1に記載の水遊び玩具。
- 前記第1ポンプが前記第2ポンプの外部に設けられていることを特徴とする請求項1に記載の水遊び玩具。
- 前記第1ポンプが前記第2ポンプの外周を取り巻くように設けられていることを特徴とする請求項3に記載の水遊び玩具。
- 前記第1ポンプの前記空気取入口が、開口部を上にして水面に浮かぶ浮き部材にエアホースを介して接続されていることを特徴とする請求項1に記載の水遊び玩具。
- 前記第1ポンプの前記空気吐出口に多孔質部材が設けられていることを特徴とする請求項1から5のいずれかに記載の水遊び玩具。
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