JP2003039896A - 発泡装飾水槽 - Google Patents

発泡装飾水槽

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JP2003039896A
JP2003039896A JP2001227243A JP2001227243A JP2003039896A JP 2003039896 A JP2003039896 A JP 2003039896A JP 2001227243 A JP2001227243 A JP 2001227243A JP 2001227243 A JP2001227243 A JP 2001227243A JP 2003039896 A JP2003039896 A JP 2003039896A
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JP
Japan
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air
water tank
hole
generating part
foaming
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JP2001227243A
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English (en)
Inventor
Eiji Yamagami
永二 山上
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ドーナツ状の気泡を発生させて、観る人の興
味をそそる発泡装飾水槽を提供する。 【解決手段】 水槽本体1は、透明な側壁2を有し、槽
底には、発泡装置4を設ける。発泡装置4はエアポンプ
5と発泡発生部6とからなる。気泡発生部6には、上面
に空気孔17を有し、下面開放の空気留め10を設け
る。空気留め10はやや傾斜状に配し、かつ、一縁を支
点として一定範囲内で傾動自在に設ける。エアポンプ5
により、吹出口20から供給された空気は一旦、空気留
め10の下面に留り、その浮力によって空気留め10を
上方傾動させる。空気は、一定量、留まると、空気孔1
7から一気に抜け出すと同時に、空気留め10が下方傾
動し、発生した気泡の形状がドーナツ状となる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、店頭や店内など
に設置され、連続的に発生して上昇する気泡に興味を持
たせるようにした発泡装飾水槽に関する。
【0002】
【従来の技術】発泡を主体にした装飾水槽は、従来から
提案されている。この従来の水槽は、透明な槽内で気泡
を連続的に発生させ、その気泡に有色の照明を当てた
り、また、水槽内に障害物を設けたりして、気泡の上昇
に伴う、面白さを演出して、装飾性を付与するのが一般
的である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、前記従来の
水槽では、気泡自体はパイプの先から空気を連続的に吹
き出させて、不定形の気泡を作るだけの単純なものであ
るから、趣向性に乏しく、観る人に大きな興味を抱かせ
ることができない。
【0004】本発明は、このような点に鑑み、発生する
気泡の形状に特徴を持たせ、見る人に多大の興味を抱か
せるようにした発泡装飾水槽を提供するにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の発泡装飾水槽の
技術的手段は、側壁が透明な水槽本体と、水槽本体の底
に設けられた発泡装置とからなり、発泡装置は、エアポ
ンプと気泡発生部とを有し、気泡発生部には、上面に空
気孔を持ち、下面開放の空気留めが一縁を支点として傾
動自在に設けられ、また、空気留めの下方にはエアポン
プから送られた空気の吹出口が設けられ、吹出口から供
給された空気は空気留めの下面に一旦留まり、一定量に
なると、空気は空気孔から一気に抜け出すと同時に、空
気留めが浮力の消失によって下方傾動し、空気孔から出
た気泡はドーナツ状となって、水槽本体内を浮上するこ
とにある。
【0006】また、空気留めの下方に突棒を立設して、
突棒の先端を空気孔の下に位置させるようにするのが好
ましい。更に、空気留めの上方を、気泡通過孔を有する
目隠し板で覆うようにしてもよい。
【0007】
【発明の実施の形態】本発明の発泡装飾水槽の実施の形
態を、図面の実施例に基づいて説明する。図1に於い
て、水槽本体1の側壁2は、無色又は有色の透明体、例
えば、ガラスやプラスチックなどで作られていて、この
水槽内には無色又は有色の、水などの透明液体3が収容
されている。この水槽本体1の底には、発泡装置4が設
けられていて、この発泡装置は、エアポンプ5と気泡発
生部6とからなる。
【0008】気泡発生部6の詳細は、図2に示されてい
る。10は空気留めであり、平面形状は4角形で、上面
板11と周側壁12とからなり、底面は開放状である。
従って、下方から空気が吹き込まれると、上面板11の
下に空気が留まるようになる。この空気留め10はやや
傾斜状に設けられ、かつ低い側の縁13は、位置固定に
支持され、高い側の縁14は上下移動可能に支持されて
いる。実施例では、低い側では上面板の縁13の上下
を、幅の狭い突桟15、15で挟み、反対側の高い縁1
4は幅の広い突桟16、16で挟んで支持している。従
って、空気留め10は、低い側の縁13を支点にして、
一定の範囲で上下に傾動可能である。
【0009】上面板11には空気孔17が形成されてい
る。図示例では上面板11のほぼ中央部に空気孔が形成
されているが、孔の位置は自由である。空気孔17の形
状は丸孔であり、その直径は、通常、3〜10mm程度
が適当で、希望するドーナツ気泡の大きさに合わせて適
宜設定する。なお、空気孔17の下面側は、空気の導入
を容易にする為、孔径を大きくしておくのが好ましい。
また、空気留め10の下方には補助突棒18が固定状に
立設されていて、その補助突棒18の先端は、空気孔1
7の真下に臨むように位置している。この補助突棒18
の存在によって、ドーナツ状気泡の形成確率が高まり、
90%以上の確率で気泡がドーナツ状となる。
【0010】空気留め10の下方には、空気吹出口20
が設けられていて、エアポンプ5から送られた空気はこ
こから吹き出して上昇し、空気留め10の下面に留まる
ようになる。そして、一定量の空気が留まると、空気孔
17から一気に抜け出す。また、この抜け出しと同時
に、空気留め10は浮力の消失によって下方傾動する。
このような一連の動きによって、発生した気泡Aはドー
ナツ状となる。このドーナツの大きさは、通常、発生直
後では、直径が50〜100mm程度であるが、上昇す
るにつれて、100〜200mm程度まで大きくなる。
【0011】空気の抜けた空気留め10は下方傾動し
て、下段の突桟16aに受け止められるが、吹出口20
からは、常時連続的に空気が吹き出しているので、空気
留め10の下面には再び空気が留まり始める。ある程
度、留まると、浮力によって空気留め10が上方傾動
し、上段の突桟16bに衝突して支持される。そして、
一定量の空気が留まると、前記のように空気孔17から
一気に抜け出して、ドーナツ気泡Aを形成する。ドーナ
ツ気泡の発生間隔は、吹出口20からの空気供給量によ
って、調節可能である。通常は、1〜5秒程度の間隔で
発生させるようにするのが好ましい。
【0012】図中、21は目隠し板で、空気留め10の
上方位置に固定状に設けられていて、この目隠し板21
の中央部には、気泡が通過するのに充分な大きさの孔2
2が形成されている。なお、この目隠し板21は、空気
留め10を隠すためだけのものであるから、ドーナツ気
泡の発生とは無関係であり、設けなくてもよい。
【0013】図3は、水槽本体1の底壁7の下に、エア
ポンプ5を設けた実施例である。図4は、槽外に設けた
エアポンプ5からパイプ8を用いて、気泡発生部6に空
気を送り込むようにした実施例である。
【0014】本発明は前記の実施例に限定されるもので
はなく、特許請求の範囲の記載の範囲内で自由に変形実
施可能である。特に、空気留めの詳細な形状や傾動支持
方式、空気吹出口からの空気の供給方式などは自由であ
る。
【0015】
【発明の効果】本発明の発泡装飾水槽では、供給された
空気は一旦、空気留めの下面に留り、一定の空気量にな
ると空気孔から一気に抜け出すと同時に、空気留めが浮
力の消失によって下方傾動するので、発生した気泡はド
ーナツ状となって、水槽内を上昇するようになる。ドー
ナツ状の気泡を発生させるという思想は従来の水槽には
なく、極めて斬新なため、観る人に驚きを与えると共
に、大きな興味をそそり、装飾体として絶大な効果を発
揮する。また、本発明は、非常に簡単な機構でドーナツ
気泡の発生が可能であるので、廉価に実施でき、実用性
も抜群である。
【0016】請求項2のものは、補助突棒が存在するの
で、ドーナツ気泡の発生率が向上し、商品としての完成
度が高まる。
【0017】請求項3のものは、空気留めの上方が、目
隠し板で覆われていて、気泡発生機構が外から見えない
ので、観る人の興味を一層そそることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の発泡装飾水槽の実施例の斜視図。
【図2】気泡発生部の断面図。
【図3】エアポンプを水槽底部に設けた実施例の断面
図。
【図4】水槽外からパイプで空気を供給する実施例の断
面図。
【符号の説明】
1 水槽本体 2 側壁 4 発泡装置 5 エアポンプ 6 気泡発生部 10 空気留め 11 上面板 12 周縁壁 13、14 縁 15、16 突桟 17 空気孔 18 補助突棒 20 空気吹出口 21 目隠し板 22 気泡通過孔
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成14年1月23日(2002.1.2
3)
【手続補正1】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図1
【補正方法】変更
【補正内容】
【図1】
【手続補正2】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図2
【補正方法】変更
【補正内容】
【図2】
【手続補正3】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図3
【補正方法】変更
【補正内容】
【図3】
【手続補正4】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図4
【補正方法】変更
【補正内容】
【図4】

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 側壁が透明な水槽本体と、水槽本体の底
    に設けられた発泡装置とからなり、発泡装置は、エアポ
    ンプと気泡発生部とを有し、気泡発生部には、上面に空
    気孔を持ち、下面開放の空気留めが一縁を支点として傾
    動自在に設けられ、また、空気留めの下方にはエアポン
    プから送られた空気の吹出口が設けられ、吹出口から供
    給された空気は空気留めの下面に一旦留まり、一定量に
    なると、空気は空気孔から一気に抜け出すと同時に、空
    気留めが浮力の消失によって下方傾動し、空気孔から出
    た気泡はドーナツ状となって、水槽本体内を浮上するよ
    うになる発泡装飾水槽。
  2. 【請求項2】 空気留めの下方に補助突棒が立設され、
    補助突棒の先端が空気孔の下に位置するようになった請
    求項1記載の発泡装飾水槽。
  3. 【請求項3】 空気留めの上方が、気泡通過孔を有する
    目隠し板で覆われている請求項1記載の発泡装飾水槽。
JP2001227243A 2001-07-27 2001-07-27 発泡装飾水槽 Pending JP2003039896A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007094974A (ja) * 2005-09-30 2007-04-12 Kenwood Corp 表示装置、表示方法及び表示プログラム
JP2011234638A (ja) * 2010-05-07 2011-11-24 Misao Yoshida バブルリング発生装置
JP7274696B1 (ja) * 2022-10-31 2023-05-17 剛 來本 水遊び玩具

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