JP2024064350A - アプリケーションプログラムおよび情報処理システム - Google Patents

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Abstract

【課題】 印刷用アプリ等のバナーからユーザーに簡単にアプリをインストールさせる場合には、ユーザーが画像形成装置の画面を利用してアプリを探してインストールすることは手間がかかる。【解決手段】 本発明は、画像形成装置とネットワークを介して通信可能な情報処理装置によって実行されるアプリケーションプログラムであって、前記画像形成装置と前記情報処理装置を連携させる連携機能を有する第1プログラムを実行する実行手段と、前記第1プログラムに含まれる第2プログラムを送信する送信手段と、を有し、前記実行手段によって前記第1プログラムが実行されて前記連携機能が有効になることに基づいて、前記送信手段が、前記情報処理装置を介して前記画像形成装置に前記第2プログラムを送信することを特徴とする。【選択図】 図8

Description

本発明は、アプリケーションプログラムおよび情報処理システムに関する。
従来、画像形成装置、画像読取装置などの情報処理装置は機能向上のためにアプリケーションをダウンロード、インストールする技術が知られている。
特許文献1には、画像形成装置にアプリケーションをインストールして使用している。
特開2020-166695号公報
特許文献1では、印刷用アプリなどの実行画面からWebサーバに登録されたアプリケーションをWebブラウザ、アプリストア、インストール用アプリからインストールを実施させる。しかし印刷用アプリ等のバナーからユーザーに簡単にアプリをインストールさせる場合には、ユーザーが画像形成装置の画面を利用してアプリを探してインストールすることは手間がかかる。
本発明は、画像形成装置とネットワークを介して通信可能な情報処理装置によって実行されるアプリケーションプログラムであって、前記画像形成装置と前記情報処理装置を連携させる連携機能を有する第1プログラムを実行する実行手段と、前記第1プログラムに含まれる第2プログラムを送信する送信手段と、を有し、前記実行手段によって前記第1プログラムが実行されて前記連携機能が有効になることに基づいて、前記送信手段が、前記情報処理装置を介して前記画像形成装置に前記第2プログラムを送信することを特徴とする。
本発明によれば、ユーザーはクライアント端末と画像形成装置の各々に対してPC(Personal Compter)等の端末からストアサーバに接続してインストールする手間を減らすことが出来る。
情報処理システムの構成を示す図 画像形成装置の構成を示す図 画像形成装置の操作部を示す図 スマートフォンの構成およびアプリの構成を示す図 スマートフォンのホーム画面を示す図 スマートフォンへのアプリのインストールのシーケンスを示す図 スマートフォンにおけるアプリストアに関する操作画面を示す図 スマートフォンから起動したスマホスキャンアプリのシーケンスを示す図 スマートフォンにおけるスマホスキャンアプリに関する操作画面を示す図 スマートフォンと画像形成装置との接続処理のフローを示す図 スマホ連携アプリのバージョンチェック、およびインストール処理のフローを示す図 スマートフォンにおけるスマホスキャンアプリに関する操作画面を示す図 スマホから起動したスマホスキャンのシーケンスの詳細フローを示す図 画像形成装置におけるスマホスキャンアプリに関する操作画面を示す図 スマートフォンにおけるスマホスキャンアプリに関する操作画面を示す図 画像形成装置からスマホスキャンアプリを起動して動作させる場合のシーケンスを示す図 画像形成装置におけるスマホスキャンアプリに関する操作画面を示す図 画像形成装置からスマホスキャンアプリを起動して動作させる場合の詳細フローを示す図 画像形成装置のRAMに領収書スキャンアプリを展開するシーケンスを示す図 スマートフォンにおける領収書スキャンアプリに関する操作画面を示す図 経費精算処理サービスサーバへの接続フローを示す図 画像形成装置のRAMに領収書スキャンを展開する際の詳細フローを示す図 スマートフォンにおける領収書スキャンアプリに関する操作画面を示す図 スマホスキャンがストレージ不足の場合に行うRAM展開での動作シーケンスを示した図 スマホからアプリのみをインストール、再設定を行う場合のシーケンスを示す図 スマートフォンにおけるクラウドストレージスキャンアプリに関する操作画面を示す図 画像形成装置におけるクラウドストレージスキャンアプリに関する操作画面を示す図 スマートフォンからアプリのみをインストール、再設定を行う場合の詳細フローを示す図 画像形成装置にインストールされたアプリのみで動作を行う場合のシーケンスを示す図 画像形成装置にインストールされたアプリのみで動作を行う場合の詳細フローを示す図
添付図面を参照して本発明の各実施例を詳しく説明する。なお、以下の実施例は特許請求の範囲に係る発明を限定するものではなく、また各実施例で説明されている特徴の組み合わせのすべてが本発明の解決手段に必須のものとは限らない。本実施形態では、情報処理装置の一例として画像形成装置を用いて説明するがこれに限らない。
(第1の実施形態)
本発明の第1の実施形態について説明する。
図1は、本発明における情報処理システムの構成に関するブロック図である。画像形成装置101は、画像処理装置の一例である。本実施形態では、画像形成装置101はMFP(Multi Function Peripheral)である。
画像形成装置101は、ネットワーク100を介してスマートフォン102と通信可能である。ネットワーク100は、インターネット103に接続されている。
ネットワーク100は、画像データが送信可能なネットワーク構成であり、また画像形成装置101とは有線、スマートフォン102とは無線でアクセスポイント(不図示)に接続される構成でもよい。本実施形態における画像データとは電子データである。具体的には、画像データは画像をRAWデータ化した電子データに限らず、TIFF、JPEGなどの画像フォーマットに従った電子データやPDFフォーマットに従った電子データであってもよい。
インターネット103には、Webサービスを提供するアプリサービスサーバ104、オンラインストレージ105、経費精算処理サービスサーバ106、および認証を行うためのIdProviderサーバ107が接続されている。
アプリサービスサーバ104は、スマートフォン102と接続して認証を実施する。そしてアプリサービスサーバ104は、ユーザーアカウントが登録されている場合にアプリケーションプログラム(以下、アプリケーション)のカタログを表示し、必要なアプリケーションをスマートフォン102にダウンロード、インストールすることができる。
オンラインストレージ105は、インターネットを介してサーバに画像、設定情報を保存するストレージシステムである。
経費精算処理サービスサーバ106は、受信した画像のOCR処理、OCR結果から数値データ、文字データの獲得、獲得した数値データ、文字データをA.I.等で解析して経費精算処理の実施を行う。
IdProviderサーバ107は、画像形成装置101、およびスマートフォン02からアプリサービスサーバ104、オンラインストレージ105、経費精算処理サービスサーバ106にアクセスする際の認証を行うためにアクセスする。それぞれのサーバにサービスを使用するためにアクセスすると画像形成装置101、スマートフォン102にIdProviderサーバ107にリダイレクト、ログインを行うことで認証情報を獲得する。IdProviderサーバ107が獲得した認証情報を用いてそれぞれのサーバにアクセスすることで、ユーザーはサービスを利用することができるようになる。
画像形成装置101、スマートフォン102、アプリサービスサーバ104、オンラインストレージ105、経費精算処理サービスサーバ106、IdProviderサーバ107は、お互いに通信可能である。
画像形成装置101は、原稿を読み取り、読み取って得られた画像データをスマートフォン102や、オンラインストレージ105に送信する。また、画像形成装置101は、原稿を読み取り、読み取って得られた画像データを指定のフォーマットに従って経費精算処理サービスサーバ106に送信する。
スマートフォン102は、HTTPプロトコルにより画像形成装置101の設定値を設定もしくは更新可能である。
また画像形成装置101は文字認識部を有し、原稿を読み取って得られた画像データから文字を認識して文字データを出力する機能を有している。
スマートフォン102は、電話機能、無線でのネットワーク接続機能、Webブラウザ、カメラ機能などを有し、アプリサービスサーバ104よりアプリケーションをダウンロードしてインストール、アプリの実行を行うこともできる。アプリケーションにはオンラインストレージ105への読み取った画像の送信、オンラインストレージ105に保存されている画像を取得し、画像形成装置101に送付して印刷などがある。また画像形成装置101の状況を取得して表示、画像形成装置101の設定の実施、印刷データを画像形成装置に送信、画像形成装置101で読み取った画像の獲得に用いられる。
図2は、画像形成装置101の構成を示すブロック図である。そのうちの図2(a)は、画像形成装置のハードウェア構成を示すブロック図である。
画像形成装置101は、制御部210、操作部216、読取部218、印刷部220を有する。制御部210は、CPU211、ROM212、RAM213、ストレージ214、操作部I/F(インタフェース)215、読取部I/F217、印刷部I/F219、外部記憶I/F121、通信部I/F123を有する。CPUは、Central Processing Unitの略である。ROMは、Read Only Memoryの略である。RAMはRandom Access Memoryの略である。
CPU211は、画像形成装置101の動作を制御する。CPU211は、ROM212又はストレージ214に記憶されたプログラムをRAM213に読み出して実行する。プログラムは、例えば、制御プログラムである。CPU211は、制御プログラムを実行することによって読取制御や印刷制御などの各種制御を行う。
ROM212は、CPU211によって実行されるプログラムを格納する。また、ROM212は、ブートプログラムやフォントデータなども格納する。
RAM213は、揮発性のメモリであり、CPU211の主記憶メモリである。RAM213は、CPU211のワークエリア、ROM212及びストレージ214に格納されたプログラムを展開するための一時的な記憶領域として用いられる。また、RAM213は、画像データを一時的に格納するためにも用いられる。
ストレージ214は、画像データ、印刷データ、アドレス帳、ショートカット、各種プログラム、及び各種設定情報を記憶する。本実施形態では、ストレージ214としてフラッシュメモリを想定しているが、SSD、HDD、eMMCなどの補助記憶装置を用いるようにしても良い。SSDは、Solid State Driveの略である。HDDは、Hard Disk Driveの略である。eMMCは、Embedded Multi Media Cardの略である。
操作部I/F215は、操作部216と制御部210を接続する。操作部216は、ハードキーとタッチパネル(表示部)を有する。タッチパネルは、タッチパネルシートがディスプレイに貼られて構成されている。操作部216は、ハードキーによってユーザーからの操作を受付けたり、タッチパネルを介して画面を表示したりする。
読取部I/F217は、読取部218と制御部210を接続する。読取部218は、原稿の画像を読み取って、画像データを生成する。読取部218によって生成された画像データは、文字認識処理を実行されたり、外部装置に送信されたり、印刷用のシートに印刷されたりする。
印刷部I/F219は、印刷部120と制御部210を接続する。CPU211は、印刷すべき画像データ(印刷対象の画像データ)を印刷部I/F219を介して印刷部220に転送する。印刷部220は、給紙カセットから給紙されたシートに画像を印刷する。画像を印刷する方式は、トナーを使って画像を印刷する電子写真方式でも、インクを使って画像を印刷するインクジェット方式であってもよい。
外部記憶I/F221は、外部記憶装置222と制御部210を接続する。CPU211は、外部記憶I/F221を介して外部記憶装置222に画像データを記憶する。本実施形態では外部記憶I/F221としてUSBインタフェースを、外部記憶装置222としてUSBメモリを想定している。しかしながら、外部記憶装置222には、SDカード等を用いても良い。
制御部210は、通信部I/F223によりネットワーク100に接続される。ネットワーク100は、例えば、LANである。LANは、Local Area Networkの略である。
通信部I/F223は、ネットワーク100を介して行われるデータの送受信を制御する。例えば、画像形成装置101は、通信部I/F223を介して、装置内部の各種設定情報をスマートフォン102に送信、受信したり、オンラインストレージ105に画像データを送信したりする。
なお、アプリサービスサーバ104、オンラインストレージ105、経費精算処理サービスサーバ106、IdProviderサーバ107は、不図示のCPU、RAM、ROM、ストレージ、通信I/Fを有する。アプリサービスサーバ104、オンラインストレージ105、経費精算処理サービスサーバ106、IdProviderサーバ107は、不図示の通信I/Fを通じて操作される。
図2(b)は、画像形成装置のソフトウェア構成の一例を示すブロック図である。説明の便宜上、図2(b)では本実施例に必要な機能を主に記載しているが、画像形成装置101が有する機能はこれらに限られるものではない。
画像形成装置101はOS401、サービス層402、アプリケーション層403で構成されておりCPU211により実行される。
OS(OperationSystem)401は、画像形成装置101の基本ソフトウェアである。画像形成装置101上の各ソフトウェアは、OS401上においてプロセス、またはスレッドとして動作する。
サービス層402は、各種のハードウェアリソース等を制御するための機能を有し、その機能を上位のアプリケーション層403のアプリケーション等に利用させるためのインタフェースを提供するソフトウェアモジュール群である。
例えばソフトウェアには、操作部に関連する機能を提供する操作部マネージャ404、読取部の制御機能を提供する読取部マネージャ405がある。またソフトウェアには、印刷部の制御機能を提供する印刷部マネージャ406、有線LAN、無線LAN、近接無線通信に関する機能を提供する通信部マネージャ407がある。そしてソフトウェアには、ROM212、RAM213、ストレージ214、外部記憶装置222のデータ管理を行うデータ管理マネージャ410、画像処理、フォーマット変換等を行う画像処理コントローラ411等がある。
またアプリシーケンスコントローラ408は、アプリケーション層のアプリケーションが起動するジョブのシーケンス管理を行う。ジョブコントローラ409は、アプリケーションが起動するジョブとジョブの競合動作の管理等を行うがある。
アプリケーション層403は、サービス層402上で動作するアプリである。アプリケーションには、例えばFAX送信アプリ412、コピーアプリ413、スキャンアプリ414、プリントアプリ415、操作部ホーム画面アプリ416などの基本アプリがある。そしてアプリケーション層403は、アプリストアなどから追加できる追加アプリケーションプラットフォーム417も備える。
基本アプリは直接サービス層のインタフェースを用いて機能を実現している。例えばコピーアプリ413では操作部ホーム画面アプリ416から起動されると、操作部マネージャ404を使用してコピー設定画面を表示する。操作部マネージャ404はコピー設定画面で設定が行われた後でジョブスタートを受け付けると、コピーアプリ413に設定情報を通知する。コピーアプリ413は設定情報に従ってデータ管理マネージャ410からRAM213の確保を行う。そしてコピーアプリ413は、読取部マネージャ405に解像度、サイズ、色情報、RAM213の確保した領域などの設定情報を通知し、印刷部マネージャ406に部数、解像度、色情報、RAM213の確保した領域などの設定情報を通知する。またコピーアプリ413は、アプリシーケンスコントローラ408、ジョブコントローラ407に読取部マネージャ405、印刷部マネージャ406の動作シーケンスを通知して動作タイミングを決定する。
読取部マネージャ405は設定情報に従って読取部218から獲得した画像データをRAM213の確保した領域を格納先として保存する。そして、印刷部マネージャ406はRAM213に格納されている画像データを獲得して印刷部220に送り印刷を行う。印刷が完了するとジョブコントローラ407に通知し、ジョブが完了したことを確認すると操作部ホーム画面アプリ416を起動してアイドル状態に戻る。
追加アプリケーションプラットフォーム417では追加アプリケーションを実行するための追加アプリケーションフレームワーク418を有する。追加アプリケーションフレームワーク418は追加アプリ管理マネージャ419、追加アプリコンテンツマネージャ420、追加アプリジョブコントローラ421、画面表示フレームワーク422を備える。
追加アプリ管理マネージャ419は追加アプリケーションプラットフォーム417に追加されたアプリケーションの管理を行う。追加アプリ管理マネージャ419は起動時に保持している追加アプリケーションを確認し、操作部ホーム画面アプリ416に通知、追加アプリケーションのアイコン表示を要求する。また追加アプリ管理マネージャ419は、通信部マネージャ407より追加アプリケーションの追加要求を受け付けると、データ管理マネージャ410のアプリ追加領域の容量の確認を行う。そして追加アプリ管理マネージャ419は、容量があることを確認するとアプリをダウンロードし、インストールを実施、追加されたアプリケーションのアイコンを操作部マネージャ404に通知して表示を行う。
追加アプリコンテンツマネージャ420、追加アプリジョブコントローラ421、画面表示フレームワーク422は追加アプリケーションの機能を実現するために使用する。例としてクラウドストレージスキャン426を実行に関して説明する。操作部ホーム画面アプリ416にてクラウドストレージスキャンのアイコンが押下されると、追加アプリ管理マネージャ419は、追加アプリコンテンツマネージャ420にクラウドストレージスキャンのアプリ情報を確認する。
追加アプリコンテンツマネージャ420はアプリ情報からアプリの展開、およびスキャンに必要なRAM213の確保ができるかを確認する。追加アプリ管理マネージャ419はRAM213の確保ができると、ストレージ214に保存されたクラウドストレージスキャン426のアプリをRAM213に展開する。
展開されたクラウドストレージスキャン426は、画面表示フレームワーク422を使用して操作部マネージャ404にクラウドストレージスキャン426の設定画面を表示させる。操作部マネージャ404はコピー設定画面で設定が行われた後でジョブスタートを受け付けると、画面表示フレームワーク422を経由してクラウドストレージスキャン426に設定情報を通知する。
クラウドストレージスキャン426は設定情報に従って読取部マネージャ405に通知する解像度、サイズ、色情報、RAM213の確保した領域などの設定情報を通知する。また通信部マネージャ407は、追加アプリジョブコントローラ421に送信先のアドレス、パス、ログイン情報、RAM213の確保した領域などの設定情報を通知する。追加アプリジョブコントローラ421はアプリシーケンスコントローラ408、ジョブコントローラ409に読取部マネージャ405、通信部マネージャ407の動作シーケンスを通知して動作タイミングを決定する。
読取部マネージャ405は設定情報に従って読取部218から獲得した画像データをRAM213の確保した領域を格納先として保存する。そして通信部マネージャ407はRAM213に格納されている画像データを獲得して通信部I/F223に送りオンラインストレージ105に保存を行う。通信部I/F223は設定された送信先のアドレスのオンラインストレージ105に接続、ログイン情報でログインの後、指定されたパスに画像データを保存する。オンラインストレージ105は画像データの保存を完了すると通信部I/F223に通知する。そして通信部I/F223はジョブコントローラ409に保存完了を通知するとジョブを終了させる処理を開始、追加アプリジョブコントローラ421にジョブ終了を通知、操作部ホーム画面アプリ416してアイドル状態に戻る。
図3は、操作部116を示した図である。操作部116は、タッチパネル300、DataLED306及びErrorLED307により構成される。
図3に示したタッチパネル300には、画像形成装置101の起動直後に表示されるホーム画面が表示されている。ホーム画面には、画像形成装置101の各機能の実行を指示する画面である。例えば、ホーム画面には、読取部118で原稿を読み取って生成された画像データに基づく画像を印刷部120で印刷するコピー機能を利用するためのコピーボタンが表示される。また、ホーム画面には、読取部118で原稿を読み取って生成された画像データを不図示のモデムを使って送信するファクス機能を利用するためのファクスボタンが表示される。また、ホーム画面には、読取部118で原稿を読み取って生成された画像データを通信部I/F123を介して送信する送信機能を利用するためのスキャンボタンが表示される。なお、送信機能には、画像データを電子メールに添付して送信する電子メール機能や、画像データを指定されたフォルダに格納するために送信するフォルダ送信機能等がある。他にも、ホーム画面には、メニューボタン301、アドレス帳を呼び出して表示するアドレス帳ボタン302、オンラインストレージ105への画像送信を行うボタン303が表示される。
ホームキー305は静電タッチキーであり、表示中の画面をホーム画面に切り替えるためのボタンである。
DataLED306は、データの送信中に点灯することで、画像形成装置101が、データの送信中であることをユーザーに通知する。ErrorLED307は、画像形成装置101に何らかのエラーが発生した際に点灯する。
図4は、スマートフォンの構成およびアプリの構成を示すブロック図である。そのうち図4(a)は、スマートフォンのハードウェア構成を示すブロック図である。
スマートフォン102は、制御部510、操作部516を有する。制御部510は、CPU511、ROM512、RAM513、ストレージ514、操作部I/F515、カメラ部I/F517、スピーカ部I/F519、マイク部I/F521、通信部I/F523を有する。
CPU511は、スマートフォン102の動作を制御する。CPU511は、ROM512又はストレージ514に記憶されたプログラムを読み出して実行する。プログラムは、例えば、制御プログラムであり、CPU511は、制御プログラムを実行することによって通信制御やカメラ制御などの各種制御を行う。
ROM512は、CPU511によって実行されるプログラムを格納し、加えてブートプログラムやフォントデータ、アプリケーション、写真データ、音楽データ、アドレス帳なども格納する。
RAM513は、CPU511の主記憶メモリである。RAM513は、CPU511のワークエリア、ROM512に格納されたプログラムを展開するための一時的な記憶領域として用いられる。
ストレージ514は、アプリケーション、画像データ、アドレス帳、音楽データを記憶する。本実施形態では、ストレージ514としてSDCardなどのフラッシュロムの記憶装置を想定している。
操作部I/F515は、操作部516と制御部510を接続する。操作部516は、ハードキーとタッチパネルを有する。タッチパネルは、タッチパネルを形成する透明電極がディスプレイに蒸着され、ディスプレイと一体で構成されている。操作部516は、ハードキーによってユーザーからの操作を受付けたり、タッチパネルを介して画面を表示したりする。
カメラ部I/F517は、カメラ518と制御部510を接続する。スピーカ部I/F519は、スピーカ520と制御部510を接続する。マイク部I/F521はマイク522と制御部を接続する。制御部510はROMに格納されたアプリケーション実行時にプログラムに従ってカメラ、スピーカ、マイクを動作させる。
制御部510は、通信部I/F523によりネットワーク100に接続される。ネットワーク100は、例えばWi-Fiである。通信部I/F523は、ネットワーク100を介して行われるデータの送受信を制御する。例えば、スマートフォン102は、通信部I/F523を介して画像形成装置101、アプリサービスサーバ104、オンラインストレージ105、経費精算処理サービスサーバ106、IdProviderサーバ107に接続する。そしてそれらを利用した機能を実現できる。
図4(b)はスマートフォン102のソフトウェアの一例を示す構成図である。図4(b)では本実施例に必要な機能を主に記載しているが、スマートフォン102が有する機能はこれらに限られるものではない。
スマートフォン102はOS601、サービス層602、アプリケーションフレームワーク603、アプリケーション層604で構成されておりCPU511により実行される。
OS(OperationSystem)601はスマートフォン102の基本ソフトウェアである。スマートフォン102上の各ソフトウェアはOS601上においてプロセス、またはスレッドとして動作し、またOS601は通信、操作、表示などのアプリの実行に必要なライブラリを提供する。
サービス層602は不図示のGPUを用いた2D/3Dの表示を行うためのグラフィックライブラリ605、カメラを制御するカメラライブラリ606を持つ。そして音量等のハードキーを制御するハードキーライブラリ607、指紋認証、もしくは顔認証を行うハードウェアを制御する個人認証ライブラリ608もある。サービス層に属するライブラリはOS601ではサポートしないハードウェア/ソフトウェアに対するライブラリである。
アプリケーションフレームワーク603はアプリケーションの動作に必要な機能を提供している。アプリケーションステータスマネージャ609はアプリケーションのライフサイクルを管理する。ウィンドウマネージャー610は各アプリケーションの画面の状態を制御する。コンテンツプロバイダ611はアプリケーション間で共有するデータを管理する。UI管理システム612はボタンやテキストボックスなどアプリケーションがUI構築で使用できる部品を提供している。アプリケーション管理システム613はスマートフォン102で保持するアプリケーションの管理(インストール、アンインストール等)を行う。アラート管理マネージャ614はイベントの発生を知らせるアラート機能等を提供している。リソースマネージャ615は文字列、グラフィック、レイアウトなどのリソースの管理を行う。通信管理システム624は通信機能、電話機能へのアクセスを行う。
アプリケーション層604はスマートフォン102で動作するアプリケーション群である。例えばアプリケーション層604には、Webブラウザ617、電話アプリ619などの標準アプリと、領収書スキャンアプリ620、クラウドストレージプリントアプリ622などの追加アプリとが存在する。標準アプリはスマートフォン102にデフォルトでインストールされているアプリであり、Home画面616、Webブラウザ617、ストアアプリ618、電話アプリ619がある。追加アプリケーションはアプリサービスサーバ104からダウンロードし、ROM512、もしくはストレージ514に保存されているアプリである。本実施例では領収書スキャンアプリ620、スキャンアプリ621、クラウドストレージスキャンアプリ622、クラウドストレージプリントアプリ623がある。
図4(c)はスマートフォン102と画像形成装置101が連携して動作する(連携機能を有する)スマートフォンアプリのMFP連携スマートフォンアプリの構成の一例を示す。なお図4(c)では本実施例に必要な機能を主に記載しているが、スマートフォンのアプリケーションが有する機能はこれらに限られるものではない。なお、本実施例では、連携が出来る状態を連携機能有効な状態とし、連携ができない状態を連携機能有効な状態とする。
スマートフォンアプリはアプリ全体設定部801、UI表示管理部802、ロジック部803で構成される。アプリ全体設定部801はスマートフォン102で動作する際のシステム設定を担う。例えばアプリ名称、アプリのコンポーネント情報、スマートフォン102の保護領域等にアクセスする場合に必要となる許可情報、アプリが必要とする端末互換性情報がある。
UI表示管理部802はアプリのUI画像、レイアウト、表示設定などのUI関連のデータ管理を行う。ロジック部803は他のアプリとの連携やデータ処理等を行い、UI制御部804、システム通知制御部805、データ処理ロジック部806、データ管理部807で構成される。UI制御部はUI表示管理部802で管理されるUI画像やレイアウトの表示設定を利用し、ユーザー操作、もしくはデータ処理部、システム通知制御部から受け取る情報に従って操作部表示の切り替えを行う。
システム通知制御部805はスマートフォン102のアプリケーションフレームワーク603がOS601やサービス層602、アプリケーション層604の他のアプリケーションからの通知を受けて処理を行う。データ処理ロジック部806はシステム通知制御部805やUI制御部804から受け取った情報に従ってデータ管理部807と連携して必要な処理を行う。データ管理部807はアプリで使用するデータの管理を行う。例としてスマホスキャンアプリ621の場合、データ処理ロジック部806にはMFPアプリ連携808とMFPアプリ管理809が含まる。また、データ管理部807にはアプリ設定データ810とスマホ連携MFPアプリインストーラ811が含まれる。
MFPアプリ連携808はMFPスマホ連携アプリと連携して動作を行うためのプログラムである。MFPアプリ管理809は画像形成装置101のスマホスキャン423の有無を確認し、存在しない場合はインストール処理、存在する場合はアプリのバージョンを確認してアップデート(更新)を行うかを判断するプログラムである。アプリ設定データ810はスマホスキャンアプリ621で行うスキャン設定などのアプリの設定データである。スマホ連携MFPアプリインストーラ811は、画像形成装置101でスマホスキャンアプリ621と連携して動作するMFPにスマホスキャン423が無い場合、もしくはバージョンアップが必要な場合にインストール機能を有する。
図5はスマートフォンのホーム画面を示す図である。図5(a)は、スマートフォン102のホーム画面を示した図である。操作部516はタッチパネルとなっており、表示されるアイコンを押下すると操作部マネージャ404がタッチ位置から選択されたアイコンを判定し、該当するアプリを起動する。
図5(a)の操作部516に表示されている標準アプリのアイコンは、通話アプリアイコン701、Webブラウザアイコン702、アプリストアアイコン703である。また追加アプリのアイコンは請求書スキャンアプリアイコン704、領収書スキャンアプリアイコン705、Webプリントアイコン706、クラウドスキャンアイコン707、スマホスキャンアプリ708である。
図6はアプリサービスサーバ104にアクセスしてスマートフォン102にアプリをインストールするシーケンスを示す。
ユーザーが図5(a)に示すスマートフォン102のホーム画面に表示されているアプリストアアイコン703をタッチすると、スマートフォン102は不図示のタッチパネルコントローラから押下されている座標の通知を受ける。(S901)。
スマートフォン102のCPU511は、通知された座標からストアアプリ618が選択されたことを検出すると、ストアアプリ618を起動する(S902)。ストアアプリ618は起動すると通信部I/F523を経由してアプリサービスサーバ104に接続する(S903)。ストアアプリ618は、アプリサービスサーバ104からログイン情報を要求される(S904)。スマートフォン102はログイン情報の取得を行うため操作部516に図7(a)に示すログイン画面を表示する(S905)。
ユーザーからスマートフォン102は、操作部516からアプリサービスサーバ104のログイン情報の入力を受ける(S906)。スマートフォン102は、入力されたログイン情報をアプリサービスサーバ104に通知する(S907)。アプリサービスサーバ104はログイン情報に対応したログイン許可応答をスマートフォン102に通知する(S908)。
スマートフォン102はログイン情報が正しい場合にアプリカタログダウンロード要求を実施(S909)する。スマートフォン102は不正の場合にログイン画面表示に戻る(S905)。アプリサービスサーバ104はアプリカタログをスマートフォン102にダウンロードを行う(S910)。スマートフォン102は、操作部516に図7(b)に示すアプリカタログを表示する。スマートフォン102はユーザーからインストールするアプリ(例えばスマホスキャン)の選択を受け付け、インストールボタン1101を押下する(S912)。これによってスマートフォン102は操作部516に図7(c)のインストール中画面を表示する。
そしてよってスマートフォン102は、アプリサービスサーバ104にスマホスキャンアプリのダウンロードを要求する(S913)。アプリサービスサーバ104は、スマートフォン102に要求されたスマホスキャンアプリをダウンロードする(S914)。スマートフォン102は、ダウンロードしたアプリのインストーラをストレージ514もしくはRAM513に格納する。スマートフォン102は、ストレージ514、もしくはRAM513に格納したスマホスキャンアプリのインストーラを起動すると、アプリケーション管理システム613に通知してインストールを実施(S915)する。
インストールを完了するとスマートフォン102は、操作部516に図7(d)に示すインストール中完了画面を表示する。その後、スマートフォン102は、ホーム画面に図5(b)のようにスマホスキャンアプリアイコン1401を追加(S916)し、処理を完了する。スマートフォンはOKボタン1301を押下されると図5(b)を表示する。
図8はスマートフォン102にインストールされた画像形成装置連携アプリが起動してインストール後に連携して動作するシーケンスを示す。アプリの例としてスマホスキャンアプリ621で説明する。スマホスキャンアプリ621はスマートフォン102で起動後、画像形成装置101にインストールされているスマホスキャン423を起動してスキャンする。その後、画像形成装置101がスキャンデータをスマートフォン102に転送し、スマートフォン102に保存する。
S1501においてユーザーから図5(b)に示すスマホスキャンアプリアイコン1401のタッチを受け付けると、スマートフォン102は、不図示のタッチパネルコントローラから押下されている座標が通知される。S1502においてスマートフォン102のCPU511は、通知された座標からアイコン1201が選択されたことを検出すると、スマホスキャンアプリ621を起動する。
S1503においてスマートフォン102は、スマホスキャンアプリ621から獲得した画像形成装置との接続履歴から、履歴にある画像形成装置が通信部I/F523を経由してネットワーク100に接続されているかを探索する。スマートフォン102は、アプリの接続履歴による画像形成装置の探索にはmDNS名称、IPアドレス等を利用して実施する。スマートフォン102は、接続履歴による探索で画像形成装置(例として画像形成装置101)からの応答があった場合にS1504に進み、応答がなかった場合または接続履歴が無い場合にS1505に進む。
S1504においてスマホスキャンアプリ621の接続履歴にあった画像形成装置101は、スマートフォン102からの探索に対して応答し、S1507に進む。
S1505においてスマートフォン102は、通信部I/F523からネットワーク100に接続されている画像形成装置を探索する。スマートフォン102は、S1506で図9(a)の接続可能な画像形成装置のリストを操作部516に表示する(ここではmDNS名称で表示)。
S1507において、スマートフォン102は、ユーザーによって選択された画像形成装置(例としてCNCCC0003)を検出するとS1508に進む。
S1508においてスマートフォン102は、mDNS名称がCNCCC0003である画像形成装置101との通信の接続処理を実施する。S1509においてスマートフォン102は画像形成装置101と接続すると、画像形成装置101にスマホスキャンアプリ621と接続するためのMFPアプリであるスマホスキャン423の有無を確認する。S1510において画像形成装置101は対応するMFPアプリであるスマホスキャン423の有無をスマートフォン102に回答する。
S1511においてスマートフォン102は、スマホスキャン423が画像形成装置101にインストール済みでない場合に操作部516に図9(b)の画面を表示してユーザーの対応を待つ。
S1512でスマートフォン102はOKボタン1701の押下を検出してユーザーのインストール許可の操作を受け付ける。S1513でスマートフォン102は、スマホスキャンアプリ621に内包されるスマホスキャン423を画像形成装置101にダウンロードする。
S1514で画像形成装置101は受け取ったスマホスキャン423をインストールし、S1515では画像形成装置101の操作部216にスマホスキャン423のアイコンを追加し、処理が完了したことをスマートフォン102に通知する。
S1516において画像形成装置101は、スマホスキャン423を起動する。S1517で画像形成装置101は、スキャン動作を実行する。S1518で画像形成装置101は、スマートフォン102にスキャンした画像データをスマートフォン102に送付する。S1519においてスマートフォン102は、受信したスキャンデータをストレージの決まったエリアに保存などを実施し、S1520でスマホスキャンアプリ621の動作が完了したことを通知する。
図10は図8のS1503からS1507で行われるスマートフォン102と画像形成装置101との接続処理の詳細を示す。
S1801においてスマートフォン102は画像形成装置との接続履歴を確認し、探索に使用するmDNS名称、IPアドレスを獲得する。
S1802においてスマートフォン102は通信部I/F523を経由してネットワーク100に接続履歴から獲得したmDNS名称、IPアドレスが該当する画像形成装置の探索を実施する。S1803においてスマートフォン102は探索の結果、接続したことのある画像形成装置があった場合はS1807へ、そうでない場合はS1804に進む。
S1804においてスマートフォン102は操作部516に図9(a)に示す探索で見つかった画像形成装置のリストを表示する。
S1805においてスマートフォン102は、表示されたリストから接続する画像形成装置の選択を受け付ける。
選択を受け付けた画像形成装置(ここでは、画像形成装置101が選択されたものとする。)S1805においてスマートフォン102は、操作部516で選択された画像形成装置(例として画像形成装置101)のmDNS名称、IPアドレスの情報を獲得する。S1806では獲得されたmDNS名称、IPアドレスを使用して画像形成装置と接続処理を実施する。接続処理が完了すると図10を終了する。
図11は図8のS1509、S1510で行われるスマホ連携アプリであるスマホスキャン423のバージョンチェック、インストール処理の詳細を示す。S1901においてスマートフォン102は、スマートフォンアプリのスマホ連携MFPアプリインストーラ811が持つスマホ連携MFPアプリであるスマホスキャン423のアプリ情報を獲得する。アプリ情報には対応するインストーラが持つスマホスキャンアプリ621、スマホスキャン423のアプリID,バージョン、対応する画像形成装置101のファームウェアバージョンがある。
S1902において画像形成装置101は、ファームウェアバージョンがスマホスキャンアプリ621、スマホスキャン423の必要とするバージョン条件を満たすかを確認する。
バージョン条件を満たさない場合S1903において、スマートフォン102は画像形成装置101のファームウェアバージョンが必要であることを示す図12(a)の画面を操作部516に表示して処理を終了する。バージョン条件を満たす場合にS1904において画像形成装置101はスマホスキャンアプリ621のアプリ情報から対応するスマホスキャン423がインストールされているかを確認する。
インストールされていない場合、S1905においてスマートフォン102は対応するスマホスキャン423がインストールされていないこと示した画面である図9(b)を操作部516に表示してS1909に移行する。
S1906において画像形成装置101は、インストールされているスマホスキャン423のバージョンを確認する。適合したバージョンの場合、S1908へ、不適合のバージョンの場合はS1907に移行する。S1908において画像形成装置101は接続元のスマートフォンとの接続履歴があるかを確認し、接続したことがあればS1918に進み、接続したことが無ければS1910に進む。S1907においてスマートフォン102は対応したスマートフォン連携アプリであるスマホスキャン423のバージョンアップを通知してS1909に進む。S1907においてスマートフォン102はスマホスキャン423のバージョンが不適切であること示した画面である図21を操作部516に表示してS1909に移行する。S1909においてスマートフォン102はS1905で表示した図9(b)のOKボタン1701、S1907で表示した図12(b)のインストールボタン2101が押下されるとS1911進む。
またスマートフォン102は、図9(b)のキャンセルボタン1702、図12(b)のキャンセルボタン2102が押下されると処理を終了する。
S1910において画像形成装置101は接続元のスマホ情報をアプリ設定ファイルに追加してS1918に進む。S1911において画像形成装置101は通知されたスマホ連携アプリであるスマホスキャン423の容量とストレージ514の空き容量からインストールできるかを確認する。
インストールできない場合にS1912においてスマートフォン102は、インストール不可であることを示す図12(c)を操作部516に表示して処理を完了する。インストールできる場合にS1913においてスマートフォン102は、画像形成装置101に必要なスマホ連携MFPアプリのインストーラをダウンロードする。
S1914では画像形成装置101はスマートフォン102からダウンロードしたインストーラをRAM213に展開、インストーラを実行してストレージ514にアプリをインストールする。インストールが完了すると画像形成装置101はS1915に進みインストールの結果を確認する。インストールに失敗した場合S1916においてスマートフォン102は、インストールが失敗したことを、インストール失敗要因のエラーコードと合わせて示す図12(d)を操作部516に表示して処理を終了する。
インストールに成功した場合S1917においてスマートフォン102は、スマホ連携MFPアプリのインストールが成功したことを示す図12(e)を操作部516に表示して処理を終了する。S1918では画像形成装置101はスマートフォン102に連携アプリは適切なものがインストールされていることを通知して処理を終了する。
図13は図8の詳細なフローを示す。S2501ではスマートフォン102は操作部516に表示される画像形成装置101と連携するアイコン1201が押下されたことを検出すると、スマホスキャンアプリ621を起動する。
S2502では図10で説明したスマートフォン102と画像形成装置101の探索、接続処理を行う。S2503ではスマートフォン102は画像形成装置の探索、接続処理の結果を確認し、接続できた場合はS2504へ進み、接続できなかった場合はS2512に進む。
S2504ではスマートフォン102が図11で説明したスマホ連携MFPアプリであるスマホスキャン423との通信接続、アプリのバージョンチェック、アプリの有無チェック、ダウンロード、インストール処理を行う。S2505においてスマートフォン102はS2504でのインストール処理の結果を確認し、成功した場合はS2506に進み、失敗した場合はS2512に進む。
S2506においてスマートフォン102はスマホスキャンアプリ621の設定情報を獲得し、画像形成装置101のスマホスキャン423に設定情報を通知する。S2507において画像形成装置101は、スマートフォン102から通知された設定情報、および画像形成装置101の状態からスマホスキャン423が実行可能であるかを確認する。
実行可能である場合S2508において、画像形成装置101は操作部216に実行中画面である図14(a)を表示し、スマートフォン102から獲得した設定情報に合わせてスマホスキャン423を実行する。
S2509ではスマホスキャン423終了時にエラー発生の有無を確認し、正常であった場合はS2511へ、異常があった場合はS2510に進む。S2510では画像形成装置101はエラー内容に合わせた画面表示である図14(b)を操作部216に表示し、スマートフォン102にエラーを通知する。
S2511では画像形成装置101はスマホスキャン423の処理に合わせてスマートフォン102に実行結果、スキャン画像等のデータをスマートフォン102に送信する。S2513ではスマートフォン102はスマホスキャンアプリ621が画像形成装置101から送信されたデータに含まれる実行結果から後処理を実施、完了したら操作部516に図15(b)の完了画面を表示して処理を終了する。
S2507で実行不可能であると判断した場合、S2512においてスマートフォン102は画像形成装置101から受け取ったエラーに従って図15(b)に示す画面を操作部516に表示し、処理を終了する。
図16は画像形成装置101にインストールされたスマホ連携アプリが起動後、スマートフォン102と連携して動作するシーケンスを示す。アプリの例としてスマホスキャン423で説明する。スマホスキャン423は図11のS1914でインストールを完了すると、画像形成装置101の操作部216のホーム画面に図17(a)のようにスマホスキャンアイコン3101を追加する。スマホスキャン423は画像形成装置101で起動後、インストール元のスマホスキャンアプリ621を起動、スマホスキャンアプリ621からスマホスキャン423に指示してスキャンする。その後、画像形成装置101がスキャンデータをスマートフォン102に転送し、スマートフォン102に保存、処理を終了する。
S3001で画像形成装置101は、操作部216のホーム画面に追加されたMFPスマホスキャンアプリのアイコンであるスマホスキャンアイコン2701がタッチされたことを検出するとS3002に進む。S3002で画像形成装置101はスマホスキャン423の起動を行う。S3003でスマホスキャン423は起動すると、ストレージ214に保存されている接続元のスマートフォン102のmDNS名称、IPアドレスを獲得、通信部I/F223を経由してネットワーク100に接続されているか探索する。
探索してスマートフォンが見つからない場合、S3004にて画像形成装置101は操作部216に接続元のスマートフォン102がいないことを示す図17(b)を表示して処理を終了する。接続元のスマートフォン102がネットワーク100に接続されていて接続可能である場合はS3005で画像形成装置101に接続可能であることを応答する。S3006では画像形成装置101はスマートフォン102との接続処理を実施、接続できるとS3007で対応するアプリの有無を確認する。S3008でスマートフォン102はスマホスキャンアプリ621の有無を応答する。
スマートフォンにスマホスキャンアプリ621が無い又はアップデートが必要な場合、S3009で画像形成装置101の操作部216に図17(c)のインストール確認画面又は図17(d)のアップデート画面を表示する。
スマートフォン102にスマホスキャンアプリ621がインストールされていて、かつバージョンも問題ない場合、S3010で画像形成装置101は対応するアプリであるスマホスキャンアプリ621の起動を指示する。
S3011においてスマートフォン102はスマホスキャンアプリ621の起動を行い、スマホスキャン423のバージョンを確認する。
アップデートが必要な場合はS3012へ、不要な場合はS3020に進む。
アップデートが必要な場合、S3012においてスマートフォン102は、画像形成装置101にスマホスキャン423のアップデートの要求を実施する。
S3013では画像形成装置101はMFPアプリのアップデート要求を受けて操作部216に図17(e)に示すアップデート確認画面を表示する。S3014でユーザーがOKボタン3501を押下してアップデートを許可するとS3015に進み、画像形成装置101はスマートフォン102にスマホスキャン423のダウンロード応答を行う。
S3016でスマホスキャンアプリ621に内包されるスマホスキャン423を画像形成装置101にダウンロードする。S3017で画像形成装置101は受け取ったスマホスキャン423をインストールし、S3018で完了したことをスマートフォン102に通知する。
S3019で画像形成装置101はスマホスキャン423を起動し、S3020でスキャン動作を実行し、S3022でスマートフォン102にスキャンした画像データを送付する。S3023で画像形成装置101はスキャンデータ転送が完了したことを確認すると図17(f)に示すスキャン終了表示を操作部216で行い、処理を終了する。
図18は図16の詳細なフローを示す。S3701において画像形成装置101は操作部216からスマホスキャンアイコン2701が押下されたことを検出すると、スマホスキャン423の起動を行う。S3702において画像形成装置101は、スマホスキャン423によって接続元スマートフォンの情報であるmDNS名称、IPアドレスから、接続しているネットワーク100への接続元スマートフォンの接続の有無を探索する。
S3703においてスマートフォン102は、画像形成装置101からの探索を受け付けると探索の応答を画像形成装置101に対して実施する。S3704において画像形成装置101は、スマートフォン102からの応答を確認するとS3705に進み、応答が無い場合はS3706に進み操作部216に図17(b)で示すエラーメッセージ表示を行って処理を終了する。
S3705において、画像形成装置101は、スマートフォン102と通信部I/F223を介して接続を行うと対応するスマートフォンアプリの有無の確認をスマートフォン102に対して実行する。S3707においてスマートフォン102は、対応するスマートフォンアプリであるスマホスキャンアプリ621の有無を確認し、画像形成装置101に確認結果を通知する。S3708において画像形成装置101はスマートフォン102に確認したスマホスキャンアプリ621有無の結果を確認する。スマホスキャンアプリ621が無い場合、S3710において、スマホスキャンアプリ621のダウンロードを要求する画面を表示して処理を終了する。
スマホスキャンアプリ621がある場合、S3709では対応するスマホスキャンアプリであるスマホスキャンアプリ621を起動する。S3711ではスマートフォン102は画像形成装置101から通知されたMFPアプリであるスマホスキャン423のバージョンを確認する。バージョンアップが必要な場合はS3712へ、不要な場合はS3715へ進む。
バージョンアップが必要な場合、S3712において画像形成装置101は、通知されたスマホスキャン423の容量とストレージ214の空き容量からバージョンアップできるかを確認する。具体的には、所定の容量(閾値)があるか否かを確認する。バージョンアップできる場合はS3713へ進む。空き容量が無いためにバージョンアップできない場合はS3714に進み、操作部216に図17(g)で示す空き容量が不足しているためスマホスキャン423がバージョンアップできないことを表示して処理を終了する。
S3713において画像形成装置101は、MFPアプリのバージョンアップ確認画面である図17(e)を操作部216に表示し、OKボタンが押下されるとスマートフォン102にMFPアプリのダウンロードを要求する。S3715においてスマートフォン102は画像形成装置101にスマホスキャンアプリ621にあるスマホスキャン423のインストーラのダウンロードを行う。なお、ここではスマホスキャン423のインストールのやり直しを示すが、更新データの用のインストーラを用いてもよい。
S3716において画像形成装置101は、スマートフォン102からダウンロードしたスマホケース23のインストーラをRAM213に展開、アプリのインストールをストレージ214に実施、完了するとスマートフォン102に通知する。S3717においてスマートフォン102は、スマホスキャン423の実行指示を画像形成装置101に行う。S3718において画像形成装置101は、スマートフォン102からの実行指示を受けて操作部216に図14(a)のスキャン実行中画面を表示してスマホスキャン423を実行する。
S3719において画像形成装置101は、スキャンの終了実行結果を確認、エラーの発生が無い場合はS3720に進む。エラーが発生している場合はS3721に進んで操作部216に図14(b)のエラー発生画面を表示して処理を終了する。S3720において画像形成装置101は、スマホスキャン423の獲得したスキャンデータをスマートフォン102に送信、終了するとS3722に進みスマホスキャン423の終了を示す画面である図17(f)を操作部216に表示する。S3723ではスマートフォン102は画像形成装置101から送信されたデータをMFP連携スマートフォンアプリで処理を行い、処理が終了すると操作部516にアプリの処理を示す図15(b)の画面を表示して処理を終了する。
以上の説明の通り画像形成装置101は、通信部I/F223、およびネットワーク100を介して接続されたスマートフォン102にインストールされたMFP連携スマートフォンアプリと接続する。そしてMFP連携スマートフォンアプリに内包されたスマートフォン連携MFPアプリが画像形成装置101にインストールされていない場合、画像形成装置101は、スマートフォン連携MFPアプリを画像形成装置101にダウンロードする。画像形成装置101は、スマートフォン連携MFPアプリのダウンロードを完了するとインストールを実施する。画像形成装置101は、インストール完了後、画像形成装置101が画像形成装置用のアプリサービスサーバに接続することなく画像形成装置用のアプリケーションをインストールすることができる。
また起動時の通信でスマートフォン102にインストールされたMFP連携スマートフォンアプリは、画像形成装置101にインストールされているスマホ連携MFPアプリのバージョンチェックを行う。これによってスマートフォン102と画像形成装置101は、適合するバージョンの組み合わせを保持することができる。
またインストールされたスマートフォン102のMFP連携スマートフォンアプリは、画像形成装置101にインストールされているスマートフォン連携MFPアプリを起動して動作できる。スマートフォン連携MFPアプリは、スマートフォン102と画像形成装置101との接続の情報をインストール時に保持させることにより、画像形成装置101から直接インストール元のスマートフォン102に接続できる。
また起動時の通信で画像形成装置101にインストールされているスマホ連携MFPアプリは、スマートフォン102にMFP連携スマートフォンアプリのバージョンチェックを行う。スマホ連携MFPアプリは、確認できたMFP提供の画像形成装置101MFP連携スマートフォンアプリのバージョンアップが必要であるかを通知できる。
また本件は画像形成装置101の読取部218によるスキャン画像をスマートフォン102のMFP連携スマートフォンアプリへ送信する構成を例として説明した。その他にもMFP連携スマートフォンアプリからの印刷指示による画像形成装置101の印刷部220の動作、および印刷部220の動作結果をスマートフォン102に通知することで操作部216に表示させる構成等でもよい。
また画像形成装置101にインストールされたスマホ連携MFPアプリが、スマートフォン102のMFP連携スマートフォンアプリを起動、出力する画像を選択してダウンロード、印刷部220から出力を行ってもよい。
また本件は画像形成装置101のアプリケーション、およびインストーラで説明したが、スマートフォン102と接続できる情報装置にも適用できる。
(第2の実施形態)
第1の実施形態では、画像形成装置101は、スマートフォン連携MFPアプリをストレージ214にインストールすることで、2回目以降のスマートフォン連携MFPアプリの使用時に起動するだけで実行させていた。第2の実施形態では画像形成装置101側のRAM213にスマートフォン連携MFPアプリを展開させて機能を実現させる。
図19は画像形成装置101のRAM213にスマートフォン連携MFPアプリを展開して動作させる場合のシーケンスを示した図である。図19で使用されるスマホ連携MFPアプリはアプリ自体が画像形成装置101のストレージ214にインストールを実施せずRAM213に展開して動作するように設定されている。また図19で説明するアプリの例として領収書スキャンアプリ620、領収書スキャン424を使用する。
S3901においてスマートフォン102は、図5(a)に示すホーム画面に追加された領収書スキャンアプリアイコン705の選択を受け付ける。それにより、スマートフォン102は、不図示のタッチパネルコントローラから押下されている座標を検出する。S3902においてスマートフォン102のCPU511は、検出した座標から領収書スキャンアプリ620が選択されたことを検出する。これにより、領収書スキャンアプリ620が起動する。S3903においてスマートフォン02は、領収書スキャンアプリ620が起動すると通信部I/F523からネットワーク100、インターネット103を経由して経費精算処理サービスサーバ106に接続する。そして、スマートフォン02は、アプリの持つログイン情報を使用してログインを実施する。
S3904において経費精算処理サービスサーバ106は、スマートフォン102から受け取ったログイン情報をもとにログイン可否判断を通知する。初回起動、もしくはアプリの持つログイン情報では、経費精算処理サービスサーバ106にログインできなかった場合はS3905へ、ログインできる場合はS3909に進む。
S3905においてスマートフォン102は、操作部516に図20(a)に示す経費精算処理サービスサーバ106へのログイン画面を表示してユーザーにログイン情報の入力を求める。S3906においてスマートフォン102はユーザーからのログイン情報の入力を受け付けると、S3907でS3903と同様に経費精算処理サービスサーバ106にログインを実行する。S3908では経費精算処理サービスサーバ106はスマートフォン102から受け取った再入力されたログイン情報をもとにログイン可否判断の応答を行う。
ログインできる場合はS3909に進み、ログインできない場合はS3905に戻る。S3909においてスマートフォン102は、領収書スキャンアプリ620から獲得した画像形成装置との接続履歴から、履歴にある画像形成装置が通信部I/F523を経由してネットワーク100に接続されているかを探索する。スマートフォン102による領収書スキャンアプリ620の接続履歴による画像形成装置の探索には、mDNS名称、IPアドレス等を利用して実施する。接続履歴による探索で画像形成装置(例として画像形成装置101)からの応答があった場合はS3910に進み、応答がなかった場合または接続履歴が無い場合はS3911に進む。
S3910においてMFP連携スマートフォンアプリの接続履歴にあった画像形成装置101は、スマートフォン102からの探索に対して応答し、S3914に進む。S3911においてスマートフォン102は、通信部I/F523からネットワーク100に接続されている画像形成装置を探索し、S3912で図20(b)の接続可能な画像形成装置のリストを操作部516に表示する。S3913においてユーザーが選択した画像形成装置(例として画像形成装置101)を操作部516の入力からスマートフォン102は、検出するとS3914に進む。S3914においてスマートフォン102は、mDNS名称、IPアドレスから画像形成装置101との接続を行う。
S3915においてスマートフォン102は、領収書スキャンアプリ620の情報に従って画像形成装置101に領収書スキャン424がRAM213に展開できるかを確認する。S3916において画像形成装置101は、領収書スキャン424がRAM213に展開して実行できるか否かを応答し、RAM容量無し、もしくはRAMでの動作不可設定の場合はS3917に進み、RAM展開で動作可能な場合はS3918に進む。
S3917においてスマートフォン102は画像形成装置101からRAM213の容量無し又はRAM213での動作不可の応答を受け付けると操作部516に図20(c)に示す領収書スキャン424のRAM展開不可画面を表示する。S3918においてスマートフォン102は、領収書スキャンアプリ620に内包する領収書スキャン424のインストーラを画像形成装置101にダウンロードする。S3919において画像形成装置101は、ダウンロードした領収書スキャン424のインストーラを実行してRAM213へアプリを展開し、S3920にて領収書スキャン424の展開が完了したことをスマートフォン102へ通知する。
S3921にてスマートフォン102は、画像形成装置101に領収書スキャンアプリ620の実行通知を行う。S3922にて画像形成装置101は、実行通知と合わせて受信した動作設定に合わせてスキャン処理を実行する。S3923にて画像形成装置101は、スキャンで獲得した画像データをスマートフォン102に送付し、送付が完了したらS3924に進む。S3924において画像形成装置101は、領収書スキャン424をRAM213から消去して処理を終了する。
S3925においてスマートフォン102は、領収書スキャンアプリ620の設定に従ってスキャンデータを経費精算処理サービスサーバ106に転送する。S3926にて経費精算処理サービスサーバ106は、受信したスキャンデータに画像処理、OCR処理を施して必要な文字データを抽出、経費精算データへの反映などの経費精算処理を実行する。S3927にて経費精算処理サービスサーバ106は、経費精算処理が完了したことをスマートフォン102に通知して処理を終了する。スマートフォン102は領収書スキャンアプリ620が経費精算処理サービスサーバ106からの経費精算処理終了通知を受信すると、操作部516にアプリ終了を通知する画面である図20(d)を表示して処理を終了する。
図21はスマートフォン102がサーバに接続する処理の詳細を示す。S4401ではサーバへの初回接続であるかを確認し、初回接続の場合はS4402に進む。S4402においてスマートフォン102は、操作部516に図20(a)に示すサーバへのログイン情報入力画面を表示してS4404に進む。S4403においてスマートフォン102は接続履歴等からサーバへのログイン情報を獲得する。S4404においてスマートフォン102は操作部516からログイン情報を入力してログインボタン4001を押下されたことを検出するとS4405へ進む。キャンセルボタン4002が押下されたことを検出する処理を終了する。
S4405においてスマートフォン102は、獲得したログイン情報を経費精算処理サービスサーバ106に通知する。経費精算処理サービスサーバ106は、ログイン情報を用いてサーバへのログインを実行する。S4406においてスマートフォン102は、経費精算処理サービスサーバ106からのサーバーログイン処理の結果を確認、ログインが成功した場合はそのまま処理を終了し、ログインが失敗した場合はS4402に進む。
図22は図19の詳細なフローを示す。S4501においてスマートフォン102は、操作部516の押下位置から領収書スキャンアプリアイコン705がタッチされたことを検出すると、領収書スキャンアプリ620を起動する。S4502においてスマートフォン102は、図21で説明したサーバへの接続処理を行う。領収書スキャンアプリ620の場合は経費精算処理サービスサーバ106への接続を行う。S4503においてスマートフォン102は、サーバと接続処理を確認し、正常に接続された場合はS4504に進み、エラーが発生した場合はS4514に進む。S4504において図10で説明したスマートフォン102と画像形成装置101の探索、接続処理を行う。S4505においてスマートフォン102は画像形成装置の探索、接続処理の結果を確認し、接続できた場合はS4506へ進み、接続できなかった場合はS4514に進む。
S4506において画像形成装置101は、スマートフォン102から通知されたRAMへの領収書スキャン424のインストールが可能であるかの応答を行う。画像形成装置101は、RAM動作が認められているか、インストーラと合わせてRAM213に展開できる空き容量があるかを確認することによって、領収書スキャン424のインストールが可能であるかを判断する。
S4507においてスマートフォン102は、画像形成装置101からの応答から領収書スキャン424がRAM213に展開できるかを判断し、RAM213に展開可能な場合はS4508へ、不可能な場合はS4514に進む。
S4508においてスマートフォン102は、領収書スキャンアプリ620に内包される領収書スキャン424のインストーラを画像形成装置101にダウンロードする。
S4509において画像形成装置101は、領収書スキャン424のインストーラをRAM213に保存する。領収書スキャン424のインストーラは、アプリをRAM213に展開して使用できるようにする。S4510においてスマートフォン102は画像形成装置101から領収書スキャン424の展開完了の通知を受けると、領収書スキャン424の実行を画像形成装置101に指示する。S4511において画像形成装置101は、領収書スキャン424の持つ設定に従ってスキャン動作を行い、スキャンデータをスマートフォン102に転送する。S4512において画像形成装置101は、スキャンが完了するとRAM213に展開した領収書スキャン424の消去処理を行う。
S4513において画像形成装置101は、スキャン動作にエラーがあったかを確認し、エラーが発生し得ていた場合はS4514へ、正常実行だった場合はS4515に進む。S4515においてスマートフォン102は画像形成装置101から転送されたスキャンデータを経費精算処理サービスサーバ106に転送する。
S4514においてスマートフォン102は画像形成装置101から通知されたエラー情報に従って図23(a)に示す画面を操作部516に表示して処理を終了する。S4516では経費精算処理サービスサーバ106はスマートフォン102から転送されたスキャンデータにOCR処理、文字抽出処理等を行って必要な情報を獲得、経費精算処理を行って処理を完了する。S4517においてスマートフォン102は経費精算処理サービスサーバ106から経費精算処理が完了したことを受信すると操作部516に図20(d)の終了画面を表示して領収書スキャンアプリ620を終了する。
図24はスマートフォン102にインストールされた画像形成装置連携アプリが起動、画像形成装置101にスマホ連携MFPアプリがインストールできず、RAM213に展開して機能を満たす場合の動作するシーケンスを示す。アプリの例としてスマホスキャンアプリ621で説明する。
S4701からS4709までは図8のS1501からS1509と同じである。S4710において画像形成装置101は、対応アプリの有無、ストレージ214にインストールできる容量があるかを確認する。ストレージ214にインストールできる場合は図8のS1509以降の処理を、対応アプリがある場合は、S1516以降の処理を実施する。またストレージ214に容量が無く、RAM展開での動作不可、またはRAM213の容量無しの場合はS4711に進む。RAMへの展開での動作可能、かつRAM213への展開する容量がある場合はS4711に進む。
S4711においてスマートフォン102は、操作部516に画像形成装置101のストレージ214、RAM213の容量不足の場合は図12(c)の画面、RAM213での展開動作不可の場合は図12(d)を表示して処理を終了する。S4712ではスマートフォン102は操作部516に画像形成装置101のRAM213にスマホスキャン423を展開するため、インストールせずに実行するかの確認を行う画面である図23(b)を表示する。S4713ではスマートフォン102は操作部516がOKボタン4801の押下を検出するとS4714に進み、キャンセルボタン4802の押下を検出すると処理を終了する。
S4714ではスマートフォン102はスマホスキャンアプリ621が内包するスマホスキャン423のダウンロードを画像形成装置101に行う。S4715では画像形成装置101は受け取ったスマホスキャン423のインストーラはスマホスキャン423をRAM213に展開し、S4716で完了したことをスマートフォン102に通知する。S4717ではスマートフォン102は画像形成装置101にスマホスキャン423の起動を指示する。S4718では画像形成装置101はスキャン動作を実行し、S4719でスマートフォン102にスキャンした画像データを送付する。S4720では画像形成装置101はRAM213に展開したスマホスキャン423を消去する。S4721ではスマートフォン102は受信したスキャンデータをストレージ514の決まったエリアに保存などを実施、S4722でスマホスキャンアプリの動作が完了したこと画面である図15(b)を操作部516に表示して処理を終了する。
以上までのS4701からS4721のシーケンスでスマホスキャンアプリを起動する。画像形成装置101に接続してスマホスキャンアプリをダウンロード、インストールを実行し、インストールしたスマホスキャンアプリと連携してスキャンを実施するシーケンスとなる。
以上の説明の通り画像形成装置101は、通信部I/F223、およびネットワーク100を介して接続されたスマートフォン102にインストールされたMFP連携スマートフォンアプリと接続する。そしてMFPスマホスキャンアプリがスマホ連携MFPアプリを画像形成装置101のRAM213に展開する設定、もしくは画像形成装置101がRAM213に展開する設定になっている場合はMFPスマホ連携アプリをRAM213に展開して動作する。画像形成装置101はスマホ連携MFPアプリをRAM213に展開して動作させることにより、画像形成装置101のストレージにインストールすることなく画像形成装置用のアプリケーションを実行することができる。
また画像形成装置101は、対応するアプリの有無確認であるS4709の通信で画像形成装置101のストレージの容量が不足して検出すると、スマホ連携MFPアプリのインストールができないと判断する。しかしスマホ連携MFPアプリが、RAM213への展開で動作できる場合、かつRAM213に展開するだけの空き容量があればスマホ連携MFPアプリを展開して実行できる。
また本件は画像形成装置101の読取部218によるスキャン画像をスマートフォン102のMFP連携スマートフォンアプリへの送信で説明した。その他にもMFP連携スマートフォンアプリからの印刷指示による画像形成装置101の印刷部220の動作、および印刷部220の動作結果をスマートフォン102への通知で結果をスマートフォン102の操作部216に表示してもよい。また本件は画像形成装置101のアプリケーション、およびインストーラで説明したが、スマートフォン102と接続できる情報装置にも適用できる。
(第3実施形態)
第1の実施形態では、画像形成装置101は、スマートフォン連携MFPアプリをストレージ214にインストールし、その後スマートフォンからMFP連携スマートフォンアプリとスマホ連携MFPアプリを連携させて必要な機能を得ていた。第3の実施形態ではスマートフォン102からスマホ連携MFPアプリを画像形成装置101にインストールする際に必要な設定をスマートフォン102の情報から獲得することにより、スマホ連携MFPアプリ単体でサーバとアクセスできる。
図25は画像形成装置101のストレージ214にスマートフォン連携MFPアプリをインストール、およびMFP連携スマートフォンアプリで設定した情報を反映させる場合のシーケンスを示した図である。図25で使用されるスマホ連携MFPアプリはアプリ自体が画像形成装置101にインストールされた後はスマートフォン無しで動作するように設定されている。また図25で説明するアプリの例としてクラウドストレージスキャンアプリ623、クラウドストレージスキャン426を使用する。
S4901からS4908までの処理は図19のS3901からS3908までと同じで領収書スキャンがクラウドストレージスキャンになっている。S4909からS4916までの処理は図6のS903からS909までと同じである。S4916での画像形成装置101からのアプリ有無応答からクラウドストレージスキャン426がインストールされていないと応答があった場合はS4917に進み、インストールされている場合はS4925に進む。S4917ではスマートフォン102は操作部516に図26(a)に示すクラウドストレージスキャンのインストール確認画面を表示する。
図26(a)に示すインストール確認画面では接続するクラウドサービス、ログインID、デフォルト設定のフォルダパス、デフォルト設定の読取設定等を表示する。S4918においてスマートフォン102は、OKボタン5001が押下されたことを操作部516が検出するとS4919に進む。S4919においてスマートフォン102は、画像形成装置101にクラウドストレージスキャンアプリ623に内包されるクラウドストレージスキャン426を画像形成装置101にダウンロードする。
S4920で画像形成装置101は、受け取ったクラウドストレージスキャン426をインストール、図27(a)に示すクラウドストレージスキャンのアイコン5201をホーム画面に追加する。そして画像形成装置101は、S4921で完了したことをスマートフォン102に通知する。S4922においてスマートフォン102は、画像形成装置101にクラウドストレージスキャンアプリ623に設定されているアプリ設定データをダウンロードする。ダウンロードするデータは図26(a)に示すアプリ設定データとなる。
S4923において画像形成装置101は、受け取ったアプリ設定データをクラウドストレージスキャン426に反映される。S4924にて画像形成装置は、スマートフォン102に応答する。S4925にてスマートフォン102は、インストール完了画面である図26(b)を操作部516で表示して処理を終了する。S4926においてスマートフォン102は、操作部516に図26(c)に示すクラウドストレージスキャンの再設定画面を表示する。
図26(c)に示す再設定確認画面では接続するクラウドサービス、ログインID、デフォルト設定のフォルダパス、読取設定等のチェックボックスから設定を変更し、OKボタン5001を押下すると設定変更を行うことができる。S4918においてスマートフォン102は、OKボタン5001が押下されたことを操作部516が検出するとS4928に進む。S4928からS4930まではS4922からS4924と同じである。S4925にてスマートフォン102は、インストール完了画面である図26(d)を操作部516で表示して処理を終了する。
図28は図25の詳細なフローを示す。S5501からS5503までの処理は図22のS4501からS4503と同じであり、アイコン5201からクラウドストレージスキャンアプリ623、クラウドストレージスキャン426が立ち上がる。またS5504、S5505は図13のS2502、S2503と同じである。S5506のクラウドストレージスキャン426のバージョンチェック、インストール処理に関してはS2504と同じであり、画像形成装置101にクラウドストレージスキャン426がインストールされている場合はアプリ有りで処理を終了する。
S5507においてスマートフォン102は、インストール実行時に失敗したかを確認し、失敗時はS5508に進みエラーメッセージを操作部516に表示して処理を終了する。インストール成功時、およびアプリ有り時はS5509に進みスマートフォン102からダウンロードしたアプリ設定データを反映させて処理を終了する。
図29は画像形成装置101のストレージ214にインストールされたスマートフォン連携MFPアプリを起動し、スマートフォンとの接続無しで動作させる場合のシーケンスを示した図である。また図29で説明するアプリの例として図25と同様にクラウドストレージスキャン426を使用する。
S5601において画像形成装置101は、操作部216に表示されたクラウドストレージスキャン426が押下されて選択されたことを検出すると、S5602に進みクラウドストレージスキャン426を起動する。
S5603にて画像形成装置101は、通信部I/F523、ネットワーク100を経由して、オンラインストレージ105にアプリに設定されたログイン情報を用いてログインを実施する。S5604にてオンラインストレージ105は、画像形成装置101から受信したログイン情報を確認してログインを実施、結果を画像形成装置101に応答する。画像形成装置101は、オンラインストレージ105からのログイン応答を確認し、ログイン失敗時はS5605に進み操作部516に図27(b)に示すログイン失敗画面の表示を行う。
ログイン成功時はS5606に進み、画像形成装置101はアプリに設定された情報に従ってスキャンを実施する。S5607において画像形成装置101は、スキャンデータをオンラインストレージ105に送付する。S5608においてオンラインストレージ105はスキャンデータと合わせて送られてくる設定情報に従って画像を保存、完了したらS5609に進み画像形成装置101に処理の終了を通知する。S5610において画像形成装置101は、操作部216に図27(c)に示すクライアント26の終了画面を表示して処理を完了する。
図30は図29の詳細なフローを示す。S5901において画像形成装置101は、クラウドストレージスキャン426を起動し、接続するオンラインストレージ105の情報、スキャン設定などをアプリ設定データから獲得する。S5902においてオンラインストレージ105は、画像形成装置101から受信したログイン情報に従ってログイン処理を行う。S5903において画像形成装置101は、オンラインストレージ105から受信したログイン処理の結果を確認する。ログイン失敗してオンラインストレージ105と接続できない場合はS5908に進み、ログイン成功した場合はS5904に進む。S5904において画像形成装置101は、クラウドストレージスキャン426の持つアプリ設定データに従ってスキャンを実施する。
S5905で画像形成装置101は、エラーの発生を確認し、エラーが発生していた場合はS5908に進み、正常な場合はS5906に進む。S5906において画像形成装置101は、スキャンデータをオンラインストレージ105に転送する。S5907においてオンラインストレージ105は、画像形成装置101から送付されたスキャンデータを同時に送付された設定データに従って保存する。S5909において画像形成装置101は、オンラインストレージ105からのデータ保存完了を受信すると操作部216にアプリ終了を示す図27(c)を表示して処理を終了する。S5908では画像形成装置101はクラウドストレージスキャン426からのエラーメッセージに従って操作部216に図27(d)に示すエラー画面を表示して処理を完了させる。
以上の説明の通り画像形成装置101は、通信部I/F223、およびネットワーク100を介して接続されたスマートフォン102にインストールされたMFP連携スマートフォンアプリと接続する。そしてMFPスマホスキャンアプリがスマホ連携MFPアプリを画像形成装置101のストレージ214にインストールされて単体で動作する設定になっている場合は、MFPスマホ連携アプリ単体で起動して動作する。画像形成装置101はスマホ連携MFPアプリ単体で動作させることにより、スマートフォンから必要な画像形成装置用のアプリケーションをダウンロード、インストールして使用できる。
また本件は画像形成装置101の読取部218によるスキャン画像をオンラインストレージ105への送信で説明した。その他にもMFP連携スマートフォンアプリはオンラインストレージ105に保存された画像の印刷指示による画像形成装置101の印刷部220の動作、および印刷部220の動作結果を確認してもよい。さらにMFP連携スマートフォンアプリは、通知によって結果をスマートフォン102の操作部216に表示してもよい。また本件は画像形成装置101のアプリケーション、およびインストーラで説明したが、スマートフォン102と接続できる情報装置にも適用できる。
(その他の実施形態)
以上、本発明の様々な例と実施形態を示して説明したが、本発明の趣旨と範囲は、本明細書内の特定の説明に限定されるものではない。
本発明は、上述の実施形態の1以上の機能を実現するプログラムを、ネットワーク又は記憶媒体を介してシステム又は装置に供給し、そのシステム又は装置のコンピュータにおける1つ以上のプロセッサがプログラムを読出し実行する処理でも実現可能である。また、1以上の機能を実現する回路(例えば、ASIC)によっても実現可能である。
211 CPU
212 ROM
213 RAM
214 ストレージ
216 操作部
511 CPU
512 ROM
513 RAM
514 ストレージ
516 操作部

Claims (21)

  1. 画像形成装置とネットワークを介して通信可能な情報処理装置によって実行されるアプリケーションプログラムであって、
    前記画像形成装置と前記情報処理装置を連携させる連携機能を有する第1プログラムを実行する実行手段と、
    前記第1プログラムに含まれる第2プログラムを送信する送信手段と、を有し、
    前記実行手段によって前記第1プログラムが実行されて前記連携機能が有効になることに基づいて、前記送信手段が、前記情報処理装置を介して前記画像形成装置に前記第2プログラムを送信することを特徴とするアプリケーションプログラム。
  2. 前記画像形成装置の状態を検出する検出手段を有し、
    前記第2プログラムは、前記画像形成装置によって実行されるプログラムであり、前記画像形成装置にて前記第2プログラムを実行可能にするためのインストール機能を有し、
    前記実行手段によって前記第1プログラムが実行されて前記連携機能が有効になることに基づいて、前記検出手段は、前記画像形成装置に前記第2プログラムを有するか否かを検出し、前記第2プログラムを有さない場合に、前記送信手段は、前記画像形成装置に前記第2プログラムを前記画像形成装置に送信することを特徴とする請求項1に記載のアプリケーションプログラム。
  3. 前記送信手段は、前記第2プログラムを前記画像形成装置に送信した後、前記情報処理装置と前記画像形成装置の接続に関する情報を前記画像形成装置に送信することを特徴とする請求項2に記載のアプリケーションプログラム。
  4. 前記画像形成装置の状態を検出する検出手段を有し、
    前記第2プログラムは、前記画像形成装置によって実行されるプログラムであり、前記画像形成装置にて前記第2プログラムを実行可能にするためのインストール機能を有し、前記連携機能が有効になることに基づいて、前記検出手段は、前記画像形成装置に前記第2プログラムの更新が必要か否かを検出し、前記第2プログラムの更新が必要な場合には、前記送信手段は、更新された前記第2プログラムを送信することを特徴とする請求項1に記載のアプリケーションプログラム。
  5. 前記アプリケーションプログラムは、前記情報処理装置を介して前記画像形成装置の読取装置によって原稿を読み取らせ、読み取ったデータを前記情報処理装置に送信させ、前記情報処理装置から前記情報処理装置と通信可能なサーバに前記読み取ったデータを送信させるアプリケーションプログラムであることを特徴とする請求項1に記載のアプリケーションプログラム。
  6. 前記アプリケーションプログラムは、前記情報処理装置を介して前記サーバに前記読み取ったデータと前記サーバへのログイン情報を送信させることを特徴とする請求項5に記載のアプリケーションプログラム。
  7. 前記アプリケーションプログラムは、前記画像形成装置に前記第2プログラムを送信することに基づいて、前記画像形成装置において実行通知を受け付けることで前記画像形成装置の読取装置によって原稿を読み取り可能にし、読み取ったデータを前記画像形成装置と通信可能なサーバに送信させることを特徴とする請求項1に記載のアプリケーションプログラム。
  8. 前記アプリケーションプログラムは、前記サーバへのログイン情報と前記読み取ったデータを前記サーバに送信させることを特徴とする請求項7に記載のアプリケーションプログラム。
  9. 前記アプリケーションプログラムは、前記情報処理装置を介して前記画像形成装置の読取装置によって原稿を読み取らせ、読み取ったデータを前記情報処理装置に送信させ、前記情報処理装置から前記情報処理装置と通信可能なサーバに前記読み取ったデータを送信させることを特徴とする請求項1に記載のアプリケーションプログラム。
  10. 前記アプリケーションプログラムは、前記画像形成装置の印刷装置によってデータをシートに印刷させることが可能であることを特徴とする請求項1に記載のアプリケーションプログラム。
  11. 画像形成装置と、前記画像形成装置と連携する連携機能を有するアプリケーションを実行し、前記画像形成装置と通信可能な情報処理装置を有する情報処理システムであって、
    前記情報処理装置が前記アプリケーションを実行し、前記連携機能が有効になることに基づいて、前記画像形成装置は前記アプリケーションに対応するアプリケーションを前記情報処理装置からインストールすることが可能となることを特徴とする情報処理システム。
  12. 前記アプリケーションは、前記対応するアプリケーションを含むことを特徴とする請求項11に記載の情報処理システム。
  13. 前記情報処理装置が前記アプリケーションを実行した後、前記情報処理装置において前記画像形成装置の読取装置によって原稿を読み取らせる実行通知を受け付けると、前記画像形成装置の前記対応するアプリケーションに前記実行通知が通知され、
    前記実行通知を受け取った前記画像形成装置の前記対応するアプリケーションは、前記読取装置によって原稿を読取、読み取ったデータを前記情報処理装置に送信し、
    前記実行通知を受け取った前記情報処理装置は、前記情報処理装置と通信可能なサーバに前記読み取ったデータを送信することを特徴とする請求項11に記載の情報処理システム。
  14. 前記情報処理装置は、前記アプリケーションの前記サーバへのログイン情報と前記読み取ったデータを前記サーバに送信することを特徴とする請求項13に記載の情報処理システム。
  15. 前記情報処理装置が前記アプリケーションを実行した後、
    前記画像形成装置が読取装置によって原稿を読み取らせる実行通知を受け付けると、前記画像形成装置の前記対応するアプリケーションに前記実行通知が通知され、
    前記実行通知を受け取った前記画像形成装置は、前記読取装置によって原稿を読取、前記画像形成装置と通信可能なサーバに前記読み取ったデータを送信することを特徴とする請求項11に記載の情報処理システム。
  16. 前記情報処理装置は、前記アプリケーションの初回起動の時に前記サーバへのログイン情報を前記サーバに送信することを特徴とする請求項15に記載の情報処理システム。
  17. 前記情報処理装置が前記アプリケーションを実行することによって、前記画像形成装置に前記対応するアプリケーションがインストールされていることを確認し且つ前記対応するアプリケーションのバージョンを確認し、前記対応するアプリケーションの更新が必要な場合には、前記画像形成装置に前記対応するアプリケーションの更新を実行させることを特徴とする請求項11に記載の情報処理システム。
  18. 前記連携機能が有効である状態で、前記画像形成装置が実行する前記対応するアプリケーションの更新が必要な場合に、前記画像形成装置は、前記対応するアプリケーションを実行し、前記情報処理装置が実行する前記アプリケーションから改めて前記対応するアプリケーションをインストールすることで更新を行うことを特徴とする請求項11に記載の情報処理システム。
  19. 前記情報処理装置の表示部は、前記対応するアプリケーションの更新が必要な場合に、前記画像形成装置の前記対応するプログラムの更新が必要であることを示す画面を表示することを特徴とする請求項18に記載の情報処理システム。
  20. 前記情報処理装置の表示部は、前記対応するアプリケーションの更新をする前に、前記画像形成装置のストレージの空き容量の情報を検出し、前記画像形成装置の空き容量が所定の容量を超えないことによって、前記表示部に前記画像形成装置のストレージの空き容量が足りないことを示す画面を表示することを特徴とする請求項18に記載の情報処理システム。
  21. 前記画像形成装置は、前記対応するアプリケーションを揮発性のメモリにインストールすることを特徴とする請求項11に記載の情報処理システム。
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