JP2024064015A - 投射方法、処理装置、プロジェクションシステム、及びプログラム - Google Patents

投射方法、処理装置、プロジェクションシステム、及びプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】複数のプロジェクターが投射する投射画像の調整においてユーザーの利便性を向上できるようにする。【解決手段】プロジェクターが投射する第1投射画像の形状の補正を含む第1調整を実行する場合、前記第1投射画像の形状を変更する操作を受け付けることで、前記第1投射画像の形状を補正する第1設定値を更新することと、前記第1設定値に基づいて、前記第1投射画像の形状を補正し、且つ、前記第1投射画像における、前記プロジェクターと異なる他のプロジェクターが投射する第2投射画像と、前記第1投射画像とが重畳する重畳領域の輝度を補正しない第3投射画像を、前記プロジェクターから投射することと、を含む、投射方法。【選択図】図5

Description

本発明は、投射方法、処理装置、プロジェクションシステム、及びプログラムに関する。
従来、複数のプロジェクターが投射する投射画像を調整する技術が知られている。例えば、特許文献1は、複数のプロジェクタによる投射画像の投射時に、投射画像が重畳する重畳領域の輝度を低減するエッジブレンドを設定することを開示している。さらに、特許文献1は、エッジブレンドの設定後、ユーザ操作に従って投射画像をキーストン補正することを開示している。
特開2014-78872号公報
特許文献1が開示するエッジブレンドのような輝度の補正は、処理負荷が大きい。そのため、エッジブレンドのような輝度の補正を実行しながらキーストン補正のような形状補正を実行する場合、投射画像の調整の処理時間が増大し、調整後の投射画像が投射されるまでに時間を要してしまう。これにより、従来、複数のプロジェクターが投射する投射画像の調整においては、ユーザーの利便性が損なわれていた。
本開示の投射方法は、プロジェクターが投射する第1投射画像の形状の補正を含む第1調整を実行する場合、前記第1投射画像の形状を変更する操作を受け付けることで、前記第1投射画像の形状を補正する第1設定値を更新することと、前記第1設定値に基づいて、前記第1投射画像の形状を補正し、且つ、前記第1投射画像における、前記プロジェクターと異なる他のプロジェクターが投射する第2投射画像と、前記第1投射画像とが重畳する重畳領域の輝度を補正しない第3投射画像を、前記プロジェクターから投射することと、を含む。
本開示の処理装置は、プロジェクターが投射する第1投射画像の形状の補正を含む第1調整を実行する場合、前記第1投射画像の形状を変更する操作を受け付けることで、前記第1投射画像の形状を補正する第1設定値を更新することと、前記第1設定値に基づいて、前記第1投射画像の形状を補正し、且つ、前記第1投射画像における、前記プロジェクターと異なる他のプロジェクターが投射する第2投射画像と、前記第1投射画像とが重畳する重畳領域の輝度を補正しない第3投射画像を、前記プロジェクターに投射させることとを、実行する、1以上のプロセッサーを備える。
本開示のプロジェクションシステムは、プロジェクターと、前記プロジェクターが投射する第1投射画像の形状の補正を含む第1調整を実行する場合、前記第1投射画像の形状を変更する操作を受け付けることで、前記第1投射画像の形状を補正する第1設定値を更新することと、前記第1設定値に基づいて、前記第1投射画像の形状を補正し、且つ、前記第1投射画像における、前記プロジェクターと異なる他のプロジェクターが投射する第2投射画像と、前記第1投射画像とが重畳する重畳領域の輝度を補正しない第3投射画像を、前記プロジェクターに投射させる、処理装置と、を備える。
本開示のプログラムは、1以上のプロセッサーに、プロジェクターが投射する第1投射画像の形状の補正を含む第1調整を実行する場合、前記第1投射画像の形状を変更する操作を受け付けることで、前記第1投射画像の形状を補正する第1設定値を更新することと、前記第1設定値に基づいて、前記第1投射画像の形状を補正し、且つ、前記第1投射画像における、前記プロジェクターと異なる他のプロジェクターが投射する第2投射画像と、前記第1投射画像とが重畳する重畳領域の輝度を補正した第3投射画像を、前記プロジェクターに投射させることとを、実行させる。
プロジェクションシステムの構成を示す図。 プロジェクターの構成を示す図。 制御装置の構成を示す図。 手動調整UIの一例を示す図。 第2画像処理部の画像処理のフローを示す図。 制御装置の動作を示すフローチャート。 制御装置の動作を示すフローチャート。 制御装置の動作を示すフローチャート。
[1.第1実施形態]
図1は、プロジェクションシステム1000の構成を示す図である。
本実施形態のプロジェクションシステム1000は、並べて設置された複数のプロジェクター1を備える。プロジェクションシステム1000は、これら複数のプロジェクター1によって、複数の投射画像Gを並べて投射する。本実施形態のプロジェクションシステム1000は、2つの投射画像GをスクリーンSCの図中左右方向に並べて投射し、1つの大きな画像をスクリーンSC上に形成する。スクリーンSCは、幕状のスクリーンでもよいし、建造物の壁面や設置物の平面をスクリーンSCとして利用してもよい。スクリーンSCは、平面に限らず、曲面や凹凸を有する面でもよい。
図1に示すように、本実施形態のプロジェクションシステム1000は、プロジェクター1A、1Bの2台のプロジェクター1を備える。この2台のプロジェクター1は、縦1行横2列に設置される。
なお、図1は、プロジェクションシステム1000が備えるプロジェクター1の台数は、2台に限定されず、3台以上でもよい。また、複数台のプロジェクター1の設置態様は、N行M列に並べて設置される態様であればよい。ここで、N及びMは1以上の整数である。
プロジェクター1は、画像供給装置から入力される画像データに基づいて画像光を出力することで、スクリーンSCに投射画像Gを投射する。図1において、プロジェクター1Aは、第2投射画像G2の縁部と重畳する第1投射画像G1をスクリーンSCに表示する。図1において、プロジェクター1Bは、第1投射画像G1の縁部と重畳する第2投射画像G2をスクリーンSCに表示する。
制御装置2は、本開示の処理装置の一例である。
図1に示す投射画像Gの投射態様は、投射画像Gの調整が適切に行われた後の態様を示している。投射画像Gの調整は、アルファブレンドや、形状の補正、ホワイトバランスの補正、色むらの補正などを含む。なお、アルファブレンドは、投射画像Gのアルファ値を補正することで、投射画像Gが重なり合う重畳領域TAの輝度を補正し、隣合う投射画像Gの境界を目立たなくする処理である。
プロジェクター1は、ネットワークNWに接続する。ネットワークNWは、公衆回線網や、専用線、その他の通信回線等の通信設備で構成されるネットワークであり、具体的な態様は制限されない。例えば、ネットワークNWは、広域ネットワークでもよいし、ローカルネットワークでもよい。ネットワークNWは、無線通信回路及び有線通信回路の少なくともいずれかを含んでもよい。
プロジェクションシステム1000は、制御装置2を備える。制御装置2は、ネットワークNWに接続する。図1に示す制御装置2は、ノート型のPC(Personal Computer)である。なお、制御装置2は、ノード型のPCに限定されず、デスクトップ型のPCや、タブレット端末、スマートフォンなどの電子機器でもよい。制御装置2は、ネットワークNWを介してプロジェクター1を制御する。本実施形態の制御装置2は、画像供給装置として機能する。制御装置2は、プロジェクター1A、1Bの各々に画像データを出力する。プロジェクター1は、制御装置2から受信した画像データに基づいて投射画像Gを投射する。
図2は、プロジェクター1の構成を示す図である。
プロジェクター1は、第1制御部10を備える。
第1制御部10は、CPU(Central Processing Unit)やMPU(Micro-processing unit)等のプログラムを実行する第1プロセッサー100、及び第1メモリー110を備え、プロジェクター1の各部を制御する。第1プロセッサー100の機能部については、後述する。
第1メモリー110は、第1プロセッサー100が実行するプログラムや、第1プロセッサー100で処理されるデータを記憶する。第1メモリー110は、第1プロセッサー100が実行する制御プログラム111、その他の各種データを記憶する。第1メモリー110は、不揮発性の記憶領域を有する。第1メモリー110は、揮発性の記憶領域を備え、第1プロセッサー100のワークエリアを構成してもよい。第1メモリー110は、例えば、ROM(Read Only Memory)やRAM(Random Access Memory)等で構成される。
プロジェクター1は、第1インターフェース11を備える。
第1インターフェース11は、所定の通信規格に準拠したコネクター及びインターフェース回路などを備える。第1インターフェース11は、第1制御部10の制御に従って、所定の通信規格に従って、外部装置との間で画像データや制御データ等を送受信する。なお、第1インターフェース11が送受信する画像データは、静止画像データでも動画像データでもよく音声データが伴ってもよい。本実施形態の第1インターフェース11は、ネットワークNWを介して制御装置2と通信し、制御装置2から投射画像Gの画像データを受信する。
プロジェクター1は、フレームメモリー12及び第1画像処理部13を備える。
フレームメモリー12及び第1画像処理部13は、例えば集積回路により構成される。集積回路には、LSI、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)、PLD(Programmable Logic Device)、FPGA(Field-Programmable Gate Array)、SoC(System-on-a-chip)等が含まれる。また、集積回路の構成の一部にアナログ回路が含まれてもよく、第1制御部10と集積回路とが組み合わされる構成でもよい。
フレームメモリー12は、複数のバンクを備える。各バンクは、1フレームを書き込み可能な記憶容量を有する。フレームメモリー12は、例えば、SDRAM(Synchronous Dynamic Random Access Memory)により構成される。
第1画像処理部13は、フレームメモリー12に展開された画像データに対して、例えば、解像度変換処理又はリサイズ処理、歪曲収差の補正、幾何補正処理、デジタルズーム処理、画像の色合いや輝度の調整等の画像処理を行う。第1画像処理部13は、第1制御部10により指定された処理を実行し、必要に応じて、第1制御部10から入力されるパラメーターを使用して処理を行う。また、第1画像処理部13は、上記のうち複数の画像処理を組み合わせて実行することも可能である。第1画像処理部13は、フレームメモリー12に展開された画像データを駆動部14に出力する。
プロジェクター1は、駆動部14及び投射部15を備える。
駆動部14は、光源151を点灯又は消灯させる光源駆動回路と、光変調装置駆動回路とを含む。光変調装置駆動回路は、第1制御部10の制御に従って、光変調装置152を駆動し、光変調装置152が具備する光変調素子にフレーム単位で画像を描画する。光変調装置駆動回路には、第1画像処理部13からR、G、Bの各原色に対応する画像データが入力される。光変調装置駆動回路は、入力された画像データを、光変調装置152が具備する光変調素子である液晶パネルの動作に適したデータ信号に変換する。光変調装置駆動回路は、変換したデータ信号に基づいて、各液晶パネルの各画素に電圧を印加し、各液晶パネルに画像を描画する。
投射部15は、光源151、光変調装置152、及び光学ユニット153を備える。
光源151は、キセノンランプや、超高圧水銀ランプ、LED、レーザー光源等の光源を備える。また、光源151は、光源が発した光を光変調装置152に導くリフレクター及び補助リフレクターを備えてもよい。
光変調装置152は、例えば、透過型の液晶パネル等の変調素子を備える。光変調装置152は、駆動回路から入力されるデータ信号に従って光源151から入射される光を変調して画像光を形成する。画像光は、典型的には、R、G、Bの3色の可視光を含むカラー画像光である。光変調装置152は、透過型の液晶パネルに限定されず、例えば、反射型の液晶パネルでもよいし、DMD(Digital Micromirror Device)でもよい。
光学ユニット153は、光変調装置152により形成された画像光をスクリーンSCに出射して、スクリーンSC上に結像させる。光学ユニット153は、レンズ及びミラーの少なくとも一方を含む。光学ユニット153は、スクリーンSCに投射された投射画像Gを拡大又は縮小させるズーム機構や、フォーカスの調整を行うフォーカス調整機構を備えてもよい。
第1プロセッサー100は、第1メモリー110が記憶する制御プログラム111を読み出して実行することにより、第1通信制御部101、及び投射制御部102として機能する。
第1通信制御部101は、第1インターフェース11を介して制御装置2と通信する。
投射制御部102は、第1画像処理部13や駆動部14等を制御して、スクリーンSCに投射画像Gを投射させる。具体的には、投射制御部102は、フレームメモリー12に展開された画像データを第1画像処理部13に処理させる。この際、投射制御部102は、第1画像処理部13が処理に必要なパラメーターを第1メモリー110から読み出して第1画像処理部13に出力する。また、投射制御部102は、駆動部14を制御して、光源駆動回路によって光源151を点灯させ、光変調装置駆動回路により光変調装置152を駆動させ、投射部15によって画像光を出射してスクリーンSCに投射画像Gを投射する。また、投射制御部102は、光学ユニット153を制御してモーターを起動させ、光学ユニット153のズームやフォーカスを調整する。
図3は、制御装置2の構成を示す図である。
制御装置2は、第2制御部20、第2インターフェース21、入力部22、及び表示部23を備える。
第2制御部20は、CPUやMPU等のプログラムを実行する第2プロセッサー200、及び第2メモリー210を備え、制御装置2の各部を制御する。第2プロセッサー200の機能部については、後述する。
第2プロセッサー200は、本開示の1以上のプロセッサーに相当する。
第2メモリー210は、第2プロセッサー200が実行するプログラムや、第2プロセッサー200で処理されるデータを記憶する。第2メモリー210は、第2プロセッサー200が実行するAPP211、幾何補正パラメーター212、輝度補正パラメーター213、その他の各種データを記憶する。第2メモリー210は、不揮発性の記憶領域を有する。第2メモリー210は、揮発性の記憶領域を備え、第2プロセッサー200のワークエリアを構成してもよい。第2メモリー210は、例えば、ROMやRAM等で構成される。
APP211は、本開示のプログラムの一例である。幾何補正パラメーター212は、本開示の第1設定値に相当する。輝度補正パラメーター213は、本開示の第2設定値に相当する。
APP211は、プロジェクター1を制御するアプリケーションプログラムである。
幾何補正パラメーター212は、投射画像Gの形状を補正するパラメーターである。
輝度補正パラメーター213は、重畳領域TAの輝度を補正する設定値である。より具体的に、輝度補正パラメーター213は、投射画像Gの画素ごとのアルファ値を規定するアルファマップである。なお、制御装置2は、輝度補正パラメーター213の初期値を、ユーザーからの入力やカメラなどの計測によって取得する。
第2メモリー210は、制御装置2が制御するプロジェクター1ごとに、幾何補正パラメーター212及び輝度補正パラメーター213を記憶する。本実施形態の第2メモリー210は、プロジェクター1Aの幾何補正パラメーター212である第1幾何補正パラメーター212A、プロジェクター1Bの幾何補正パラメーター212である第2幾何補正パラメーター212B、プロジェクター1Aの輝度補正パラメーター213である第1輝度補正パラメーター213A、及びプロジェクター1Bの輝度補正パラメーター213である第2輝度補正パラメーター213Bを記憶する。
制御装置2は、第2インターフェース21を備える。
第2インターフェース21は、所定の通信規格に準拠したコネクター及びインターフェース回路などを備える。第2インターフェース21は、第2制御部20の制御に従って、所定の通信規格に従って、外部装置との間で画像データや制御データ等を送受信する。本実施形態の第2インターフェース21は、ネットワークNWを介してプロジェクター1と通信し、プロジェクター1に投射画像Gの画像データを送信する。
入力部22は、制御装置2に設けられた操作スイッチや、タッチ入力機能を有するパネル、マウス、キーボード等の入力デバイスを有し、ユーザーによる入力デバイスに対する操作を検出し、検出結果を第2制御部20に出力する。第2制御部20は、入力部22からの入力に基づいて、入力デバイスに対する操作に対応する処理を実行する。
表示部23は、ディスプレイを備え、第2制御部20の制御に従って、ディスプレイに情報を表示する。表示部23は、例えば、液晶表示パネル及び有機EL(Electro Luminescence)表示パネル等の各種の表示パネルを備えるディスプレイを備える。
第2プロセッサー200は、APP211を読み出して実行することにより、第2通信制御部201、表示制御部202、受付部203、動作モード制御部204、及び第2画像処理部205として機能する。
第2通信制御部201は、第2インターフェース21を介して、プロジェクター1と通信する。
表示制御部202は、投射画像Gの手動調整が実行される場合、投射画像Gの手動調整を実行するユーザーインターフェースを表示部23により表示する。なお、投射画像Gの手動調整は、手動で投射画像Gを調整することを指す。以下、このユーザーインターフェースを「手動調整UI」と表記し「230」の符号を付す。なお、UIは、ユーザーインターフェースの略記である。
投射画像Gの手動調整は、本開示の第1調整に相当する。
図4は、手動調整UI230の一例を示す図である。
手動調整UI230は、投射画像Gを手動調整する調整画像TGを表示する。本実施形態のプロジェクションシステム1000は、2台のプロジェクター1を備える。よって、本実施形態の手動調整UI230は、第1投射画像G1を手動調整する第1調整画像TG1と、第2投射画像G2を手動調整する第2調整画像TG2とを表示する。調整画像TGは、矩形画像である。調整画像TGは、頂点の各々に、操作点Pを有する。操作点Pは、投射画像Gの形状の補正を行うためにユーザーが操作する点である。操作点Pの各々は、ユーザーの操作に従って、手動調整UI230における位置が変更される。
手動調整UI230が表示する調整画像TGの各々は、スクリーンSCに投射される投射画像Gの各々に対応する。本実施形態では、第1調整画像TG1は第1投射画像G1に対応し、第2調整画像TG2は第2投射画像G2に対応する。
手動調整UI230が表示する調整画像TGの各々は、手動調整UI230における表示位置、形状、及び大きさが、対応する投射画像Gの投射位置、形状、及び大きさに対応している。本実施形態では、手動調整UI230における第1調整画像TG1の表示位置、形状、及び大きさは、スクリーンSCにおける第1投射画像G1の投射位置、形状、及び大きさに対応する。また、本実施形態では、手動調整UI230における第2調整画像TG2の表示位置、形状、及び大きさは、スクリーンSCにおける第2投射画像G2の投射位置、形状、及び大きさに対応する。
プロジェクションシステム1000においては、調整画像TGの形状が変更されると、対応する投射画像Gの形状が、変更後の調整画像TGの形状となるように変更される。これにより、ユーザーは、手動調整UI230を用いて、直感的に投射画像Gの形状を調整できる。
図3の説明に戻り、受付部203は、入力部22を介してユーザーの各種操作を受け付ける。受付部203は、手動調整UI230を介して、操作点Pの位置を移動させるドラッグアンドドロップ操作を受け付ける。ドラッグアンドドロップ操作は、ドラッグ操作とドロップ操作を含む。
ドラッグ操作は、操作対象を選択する操作、及び、選択した状態で操作対象の位置を変更する操作である。例えば、ユーザーが制御装置2に接続するマウスによって操作点Pを操作する場合、ドラッグ操作は、操作点Pをクリックしながら操作点Pを動かす操作である。また、例えば、ユーザーがタッチパネルに対するタッチ操作によって操作点Pを操作する場合、ドラッグ操作は、操作点Pをタッチした状態で操作点Pを動かす操作である。
ドロップ操作は、操作対象の選択を解消する操作である。例えば、ユーザーが制御装置2に接続するマウスによって操作点Pを操作する場合、ドロップ操作は、操作点Pのクリックを止める操作である。また、例えば、ユーザーがタッチパネルに対するタッチ操作によって操作点Pを操作する場合、ドロップ操作は、操作点Pのタッチ操作を止める操作である。
動作モード制御部204は、制御装置2の動作モードを制御する。本実施形態の制御装置2の動作モードは、非手動調整モードと、手動調整モードとを有する。
非手動調整モードは、投射画像Gを手動調整しないモードである。
手動調整モードは、投射画像Gを手動調整するモードである。手動調整モードは、第1手動調整モードと、第2手動調整モードとを有する。
第1手動調整モードは、投射画像Gの形状を補正し重畳領域TAの輝度を補正しないモードである。
第2手動調整モードは、投射画像Gの形状及び重畳領域TAの輝度を補正するモードである。
動作モード制御部204は、手動調整を開始する操作を受付部203が受け付けた場合、制御装置2の動作モードを非手動調整モードから手動調整モードに切り替える。動作モード制御部204は、手動調整を終了する操作を受付部203が受け付けた場合、制御装置2の動作モードを手動調整モードから非手動調整モードに切り替える。
動作モード制御部204は、手動調整モードにおいて、受付部203が操作点Pのドラッグ操作を受け付けた場合、制御装置2の動作モードを第2手動調整モードから第1手動調整モードに切り替える。動作モード制御部204は、手動調整モードにおいて、受付部203が操作点Pのドロップ操作を受け付けた場合、制御装置2の動作モードを第1手動調整モードから第2手動調整モードに切り替える。
第2画像処理部205は、制御装置2の動作モードが非手動調整モードである場合、幾何補正パラメーター212及び輝度補正パラメーター213を第2メモリー210から読み出す。第2画像処理部205は、読み出した2種のパラメーターに基づいて第4投射画像を生成する。第4投射画像は、読み出した幾何補正パラメーター212に基づいて投射画像Gの形状が補正され、且つ、読み出した輝度補正パラメーター213に基づいて重畳領域TAがアルファブレンドされた画像である。第2画像処理部205は、生成した第4投射画像の画像データを第2通信制御部201に出力する。第2通信制御部201は、第4投射画像の画像データをプロジェクター1に送信する。
本実施形態では、第2画像処理部205は、第1幾何補正パラメーター212A及び第1輝度補正パラメーター213Aを第2メモリー210から読み出す。そして、第2画像処理部205は、読み出した第1幾何補正パラメーター212Aに基づいて形状を補正し、且つ、読み出した第1輝度補正パラメーター213Aに基づいて重畳領域TAをアルファブレンドした第4投射画像を生成する。第2通信制御部201は、生成した第4投射画像の画像データをプロジェクター1Aに送信する。
本実施形態では、第2画像処理部205は、第2幾何補正パラメーター212B及び第2輝度補正パラメーター213Bを第2メモリー210から読み出す。そして、第2画像処理部205は、読み出した第2幾何補正パラメーター212Bに基づいて形状を補正し、且つ、読み出した第2輝度補正パラメーター213Bに基づいて重畳領域TAをアルファブレンドした第4投射画像を生成する。第2通信制御部201は、生成した第4投射画像の画像データをプロジェクター1Bに送信する。
ここで、第4投射画像の生成する場合の第2画像処理部205の画像処理について説明する。
図5は、第2画像処理部205の画像処理のフローを示す図である。
第2画像処理部205は、第2メモリー210の所定の記憶領域に展開されるスクリーン座標系CS1に対して、プロジェクションシステム1000がスクリーンSCに投射する1つの画像の画像データD1を割り当てる。画像データD1の割り当てに際して、第2画像処理部205は、画像のアスペクトを維持して割り当てる。なお、スクリーン座標系CS1は、スクリーンSCに対して定義される座標系である。スクリーン座標系CS1の情報は、カメラなどによる計測によって予め制御装置2に与えられている。
次いで、第2画像処理部205は、スクリーン座標系CS1をプロジェクター1Aのパネル座標系CS2-1に変換する第1変換情報に従って、スクリーン座標系CS1に展開された画像データD1の座標を変換することで、プロジェクター1Aのパネル座標系CS2-1に画像データD2を展開する。なお、パネル座標系CS2-1は、光変調装置152が有する液晶パネルに定義される座標系である。パネル座標系CS2-1の情報は、ユーザーによる入力やカメラなどによる計測によって予め制御装置2に与えられている。また、第1変換情報は、カメラなどを用いた計測によって予め制御装置2に与えられている。
次いで、第2画像処理部205は、プロジェクター1Aのパネル座標系CS2-1に展開された画像データD2に対して、第1幾何補正パラメーター212Aに基づく幾何補正を行う。
次いで、第2画像処理部205は、幾何補正された画像データD2に対して、第1輝度補正パラメーター213Aに基づくアルファブレンドを行う。第1輝度補正パラメーター213Aであるアルファマップは、スクリーン座標系CS1で示されている。第2画像処理部205は、第1変換情報を用いて、アルファマップに規定されたアルファ値を、プロジェクター1Aのパネル座標系CS2-1に展開された画像データD2に適用する。
図5においては、幾何補正及びアルファブレンドが行われた画像データD2が示す画像が、プロジェクター1Aが投射する第4投射画像となる。以上の画像処理によって、第2画像処理部205は、プロジェクター1Aが投射する第4投射画像を生成する。
第2画像処理部205は、スクリーン座標系CS1をプロジェクター1Bのパネル座標系CS2-2に変換する第2変換情報に従って、スクリーン座標系CS1に展開された画像データD1の座標を変換することで、プロジェクター1Bのパネル座標系CS2-2に画像データD3を展開する。なお、パネル座標系CS2-2は、光変調装置152が有する液晶パネルに定義される座標系である。パネル座標系CS2-2の情報は、ユーザーによる入力やカメラなどによる計測によって予め制御装置2に与えられている。また、第2変換情報は、カメラなどを用いた計測によって予め制御装置2に与えられている。
次いで、第2画像処理部205は、プロジェクター1Bのパネル座標系CS2-2に展開された画像データD3に対して、第2幾何補正パラメーター212Bに基づく幾何補正を行う。
次いで、第2画像処理部205は、幾何補正された画像データD3に対して、第2輝度補正パラメーター213Bに基づくアルファブレンドを行う。第2輝度補正パラメーター213Bであるアルファマップは、スクリーン座標系CS1で示されている。第2画像処理部205は、第2変換情報を用いて、アルファマップに規定されたアルファ値を、プロジェクター1Bのパネル座標系CS2-2に展開された画像データD3に適用する。
図5においては、幾何補正及びアルファブレンドが行われた画像データD3が示す画像が、プロジェクター1Bが投射する第4投射画像となる。以上の画像処理によって、第2画像処理部205は、プロジェクター1Bが投射する第4投射画像を生成する。
第2画像処理部205は、制御装置2の動作モードが第1手動調整モードである場合、操作点Pが操作されている調整画像TGに対応するプロジェクター1の幾何補正パラメーター212を、第2メモリー210から読み出す。第2画像処理部205は、読み出した幾何補正パラメーター212を、受付部203が受け付けたドラッグ操作に応じて更新する。より詳細には、第2画像処理部205は、プロジェクター1が投射する投射画像Gの形状が、操作点Pが操作されている調整画像TGの形状となるように、読み出した幾何補正パラメーター212を更新する。そして、第2画像処理部205は、更新した幾何補正パラメーター212に基づいて第3投射画像を生成する。第3投射画像は、投射画像Gの形状が補正され、重畳領域TAがアルファブレンドされない画像である。なお、第3投射画像は、投射画像Gの手動調整専用の画像でもよい。手動調整専用の画像としては、全画素が同じ色の画像が例に挙げられる。
第2画像処理部205は、生成した第3投射画像の画像データを第2通信制御部201に出力する。第2通信制御部201は、操作点Pが操作されている調整画像TGに対応するプロジェクター1に、第2画像処理部205から受信した第3投射画像の画像データを送信する。
第2画像処理部205は、制御装置2の動作モードが第2手動調整モードである場合、第2メモリー210が記憶する幾何補正パラメーター212及び輝度補正パラメーター213を読み出す。次いで、第2画像処理部205は、投射画像Gの形状が調整画像TGの形状となるように、読み出した幾何補正パラメーター212を更新する。また、第2画像処理部205は、調整画像TGが重なり合う領域に対応する重畳領域TAをアルファブレンドするように、読み出した輝度補正パラメーター213を更新する。そして、第2画像処理部205は、更新した幾何補正パラメーター212及び輝度補正パラメーター213に基づいて第5投射画像を生成する。第5投射画像は、投射画像Gの形状が補正され、重畳領域TAがアルファブレンドされた画像である。なお、第5投射画像は、第3投射画像と同様、投射画像Gの手動調整専用の画像でもよい。
第2画像処理部205は、生成した第5投射画像の画像データを第2通信制御部201に出力する。第2通信制御部201は、第5投射画像の画像データをプロジェクター1に送信する。
本実施形態では、第2画像処理部205は、制御装置2の動作モードが第2手動調整モードである場合、プロジェクター1A、1Bの各々の幾何補正パラメーター212及び輝度補正パラメーター213を読み出して更新する。次いで、第2画像処理部205は、第1投射画像G1及び第2投射画像G2の各々について第5投射画像を生成する。そして、第2通信制御部201は、プロジェクター1A、1Bの各々に、対応する第5投射画像の画像データを送信する。
次に、投射画像Gの調整に係わる制御装置2の動作について説明する。
図6は、制御装置2の動作を示すフローチャートFAである。
第2画像処理部205は、制御装置2の動作モードが手動調整モードであるか非手動調整モードであるかを判定する(ステップSA1)。
第2画像処理部205は、制御装置2の動作モードが非手動調整モードであると判定した場合(ステップSA1:非手動調整モード)、第4投射画像を生成する(ステップSA2)。本実施形態では、第2画像処理部205は、プロジェクター1A、1Bの各々について第4投射画像を生成する。
次いで、第2通信制御部201は、ステップSA2で生成された第4投射画像の画像データをプロジェクター1に送信する(ステップSA3)。本実施形態では、第2通信制御部201は、プロジェクター1A、1Bの各々に第4投射画像の画像データを送信する。なお、プロジェクター1A、1Bの投射制御部102は、第1通信制御部101が受信した画像データが示す第4投射画像を投射する。
次いで、第2プロセッサー200は、制御装置2の電源がオフであるか否かを判定する(ステップSA4)。第2プロセッサー200は、制御装置2の電源がオフでないと判定した場合(ステップSA4:NO)、処理をステップSA1に戻す。一方、第2プロセッサー200は、制御装置2の電源がオフになったと判定した場合(ステップSA4:YES)、本処理を終了する。
ステップSA1の説明に戻り、第2画像処理部205は、制御装置2の動作モードが手動調整モードであると判定した場合(ステップSA1:手動調整モード)、受付部203が操作点Pに対するドラッグ操作を受け付けたか否かを判定する(ステップSA5)。
第2画像処理部205が、受付部203が操作点Pに対するドラッグ操作を受け付けていないと判定した場合(ステップSA5:NO)、第2プロセッサー200は、処理をステップSA1に戻す。
一方、第2画像処理部205は、受付部203が操作点Pに対するドラッグ操作を受け付けたと判定した場合(ステップSA5:YES)、制御装置2の動作モードが第1手動調整モードであるか第2手動調整モードであるかを判定する(ステップSA6)。
第2画像処理部205は、制御装置2の動作モードが第1手動調整モードであると判定した場合(ステップSA6:第1手動調整モード)、第2メモリー210から幾何補正パラメーター212を読み出して、読み出した幾何補正パラメーター212をドラッグ操作に応じて更新する(ステップSA7)。例えば、ドラッグ操作されている操作点Pが第1調整画像TG1の頂点である場合、第2画像処理部205は、プロジェクター1Aの幾何補正パラメーター212を読み出し、読み出した幾何補正パラメーター212をドラッグ操作に応じて更新する。
次いで、第2画像処理部205は、ステップSA7で更新した幾何補正パラメーター212に基づいて第3投射画像を生成する(ステップSA8)。
次いで、第2通信制御部201は、ステップSA8で生成された第3投射画像の画像データをプロジェクター1に送信する(ステップSA9)。ステップSA9において第3投射画像の画像データが送信されるプロジェクター1は、ドラッグ操作によって操作点Pが操作されている調整画像TGに対応するプロジェクター1である。例えば、ドラッグ操作されている操作点Pが第1調整画像TG1の頂点である場合、第2画像処理部205は、プロジェクター1Aに第3投射画像の画像データを送信する。例えば、ドラッグ操作されている操作点Pが第2調整画像TG2の頂点である場合、第2画像処理部205は、プロジェクター1Bに第3投射画像の画像データを送信する。なお、プロジェクター1の投射制御部102は、第1通信制御部101が受信した画像データが示す第3投射画像を投射する。
次いで、第2画像処理部205は、制御装置2の動作モードが手動調整モードであるか非手動調整モードであるか否かを判定する(ステップSA10)。第2画像処理部205が手動調整モードであると判定した場合(ステップSA10:手動調整モード)、第2プロセッサー200は、処理をステップSA5に戻す。
一方、第2画像処理部205は、制御装置2の動作モードが非手動調整モードであると判定した場合(ステップSA10:非手動調整モード)、輝度補正パラメーター213を更新する(ステップSA11)。ステップSA11において、第2画像処理部205は、調整画像TGが重なり合う領域に対応する重畳領域TAがアルファブレンドされるように、輝度補正パラメーター213を更新する。
次いで、第2画像処理部205は、ステップSA7で更新した幾何補正パラメーター212、及びステップSA11で更新した輝度補正パラメーター213を第2メモリー210に対して上書き保存する(ステップSA12)。次いで、第2プロセッサー200は、処理をステップSA3に進める。
ステップSA6の説明に戻り、第2画像処理部205は、制御装置2の動作モードが第2手動調整モードであると判定した場合(ステップSA6:第2手動調整モード)、第2メモリー210から幾何補正パラメーター212及び輝度補正パラメーター213を読み出し、読み出した2種のパラメーターを更新する(ステップSA13)。
次いで、第2画像処理部205は、ステップSA12で更新した幾何補正パラメーター212及び輝度補正パラメーター213に基づいて第5投射画像を生成する(ステップSA14)。本実施形態では、第2画像処理部205は、プロジェクター1A、1Bの各々について第5投射画像を生成する。
次いで、第2通信制御部201は、ステップSA14で生成された第5投射画像の画像データをプロジェクター1に送信する(ステップSA15)。本実施形態では、第2通信制御部201は、プロジェクター1A、1Bの各々に第5投射画像の画像データを送信する。なお、プロジェクター1A、1Bの投射制御部102は、第1通信制御部101が受信した画像データが示す第5投射画像を投射する。
次いで、第2画像処理部205は、制御装置2の動作モードが手動調整モードであるか非手動調整モードであるか否かを判定する(ステップSA16)。第2画像処理部205が手動調整モードであると判定した場合(ステップSA16:手動調整モード)、第2プロセッサー200は、処理をステップSA5に戻す。
一方、第2画像処理部205は、制御装置2の動作モードが非手動調整モードであると判定した場合(ステップSA16:非手動調整モード)、ステップSA12で更新した幾何補正パラメーター212及び輝度補正パラメーター213を第2メモリー210に上書き保存する(ステップSA17)。次いで、第2プロセッサー200は、処理をステップSA3に進める。
[2.第2実施形態]
次に、第2実施形態について説明する。
第2実施形態におけるプロジェクションシステム1000の各部の構成は、第1実施形態と共通であるため、プロジェクションシステム1000の各部の構成については図示及び説明を省略する。
第2実施形態は、第1実施形態と比較し、手動調整モード、及び制御装置2の動作が異なる。本実施形態の手動調整モードは、投射画像Gの形状を補正し重畳領域TAをアルファブレンドしないモードである。すなわち、本実施形態の手動調整モードは、第2手動調整モードを含まない。
図7は、第2実施形態の制御装置2の動作を示すフローチャートFBである。
図7に示すフローチャートFBにおいて、図6に示すフローチャートFAと同じステップについては同一のステップ番号を付して、その詳細な説明を省略する。
本実施形態では、ステップSA5において、受付部203がドラッグ操作を受け付けたと判定した場合(ステップSA5:YES)、第2プロセッサー200は、処理をステップSA7に移行させる。
[3.第3実施形態]
次に、第3実施形態について説明する。
第3実施形態におけるプロジェクションシステム1000の各部の構成は、第1実施形態と共通であるため、プロジェクションシステム1000の各部の構成については図示及び説明を省略する。
第3実施形態は、第1実施形態及び第2実施形態と比較し、制御装置2の動作モード、表示制御部203の動作、動作モード制御部204の動作、及び制御装置2の動作が異なる。
本実施形態の制御装置2の動作モードは、幾何補正モードと、非幾何補正モードとを有する。
幾何補正モードは、投射画像Gの幾何補正を手動で行うモードである。幾何補正モードは、上述した第1手動調整モードに対応するモードである。
非幾何補正モードは、投射画像Gの幾何補正を手動で行わないモードである。
投射画像Gの幾何補正を手動で行うことは、本開示の第1調整に相当する。
第3実施形態の表示制御部203は、投射画像Gの幾何補正が手動で実行される場合、手動調整UI230を表示部23により表示する。
第3実施形態の動作モード制御部204は、手動の幾何補正を開始する操作を受付部203が受け付けた場合、制御装置2の動作モードを非幾何補正モードから幾何補正モードに切り替える。第3実施形態の動作モード制御部204は、手動の幾何補正を終了する操作を受付部203が受け付けた場合、制御装置2の動作モードを幾何補正調整モードから非幾何補正調整モードに切り替える。
図8は、第3実施形態の制御装置2の動作を示すフローチャートFCである。
図8に示すフローチャートFCにおいて、図7に示すフローチャートFBと同じステップについては同一のステップ番号を付して、その詳細な説明を省略する。
ステップSC1において、第2画像処理部205は、制御装置2の動作モードが幾何補正モードであるか非幾何補正モードであるかを判定する。
第2画像処理部205は、制御装置2の動作モードが非幾何補正モードであると判定した場合(ステップSC1:非幾何補正モード)、処理をステップSA3に進める。一方、第2画像処理部205は、制御装置2の動作モードが幾何補正モードであると判定した場合(ステップSC1:幾何補正モード)、処理をステップSA5に進める。
ステップSC2において、第2画像処理部205は、制御装置2の動作モードが幾何補正モードであるか非幾何補正モードであるか否かを判定する。第2画像処理部205が幾何補正モードであると判定した場合(ステップSC2:幾何補正モード)、第2プロセッサー200は、処理をステップSA5に戻す。
一方、第2画像処理部205は、制御装置2の動作モードが非幾何補正モードであると判定した場合(ステップSC2:非幾何補正モード)、処理をステップSA11に進める。
[4.他の実施形態]
上述した実施形態は、本開示の好適な実施の形態である。但し、上述した実施形態に限定されることなく、本開示の要旨を逸脱しない範囲内において種々の変形実施が可能である。
上述した実施形態では、制御装置2が本開示の処理装置である場合を例示した。しかしながら、本開示の処理装置は、制御装置2に限定されない。本開示の処理装置は、投射画像Gの調整機能を有する映像分配器などの電子機器でもよい。また、本開示の処理装置は、プロジェクター1でもよい。この場合、制御装置2をプロジェクター1が内蔵する構成としてもよい。本開示の処理装置がプロジェクター1である場合では、プロジェクター1が主体となって、投射画像Gを調整する。また、本開示の処理装置がプロジェクター1である場合、プロジェクター1は、リモコンや、接続されたマウス、インタラクティブプロジェクターであれば電子ペンやスクリーンSCへのタッチ操作によって、ドラッグアンドドロップ操作を受け受ける。
上述した実施形態では、投射画像Gの形状を変更する操作として、頂点の位置を変更する操作である場合を例示した。他の実施形態では、投射画像Gの形状を変更する操作が、投射画像Gの形状を示す輪郭の位置を変更する操作でもよい。
上述した実施形態では、重畳領域TAの輝度の補正として、アルファブレンドを例示した。しかしながら、重畳領域TAの輝度の補正は、アルファブレンドに限定されず、輝度を補正することで隣合う投射画像Gの境界を目立たなくする処理であれば、いずれの種類の処理でもよい。
また、重畳領域TAの輝度の補正として、重畳領域TAを含む各投射画像Gの明度または彩度のいずれかを調整する補正を含む処理であってもよいし、各投射画像Gの明度および彩度の両方を調整する補正を含む処理であってもよい。
上述した実施形態では、制御装置2が画像供給装置である場合を例示した。他の実施形態では、制御装置2が画像供給装置として機能しなくてもよい。この場合、制御装置2は、手動調整が終了すると、更新した幾何補正パラメーター212及び輝度補正パラメーター213をプロジェクター1に送信し、更新した幾何補正パラメーター212及び輝度補正パラメーター213をプロジェクター1に適用させる。そして、プロジェクター1は、受信した2種のパラメーターによって投射画像Gを補正し、補正した投射画像Gを投射する。
また、第1プロセッサー100及び第2プロセッサー200の機能は、複数のプロセッサー、又は、半導体チップにより実現してもよい。
また、図2に示したプロジェクター1の各部、及び図3に示した制御装置2の各部は、機能的構成を示すものであって、具体的な実装形態は特に制限されない。つまり、必ずしも各機能部に個別に対応するハードウェアが実装される必要はなく、1つのプロセッサーがプログラムを実行することで複数の機能を実現する構成としてもよい。また、上記実施形態においてソフトウェアで実現される機能の一部をハードウェアで実現してもよく、また、ハードウェアで実現される機能の一部をソフトウェアで実現してもよい。その他、プロジェクター1及び制御装置2の他の各部の具体的な細部構成についても、本開示の趣旨を逸脱しない範囲で任意に変更可能である。
また、図6、図7、及び図8に示すフローチャートの処理単位は、制御装置2の処理を理解容易にするために、主な処理内容に応じて分割したものであり、処理単位の分割の仕方や名称によって、本開示が限定されることはない。処理内容に応じて、多くのステップ単位に分割してもよい。また、1つのステップ単位が多くの処理を含むように分割してもよい。また、そのステップの順番は、本開示の趣旨に支障のない範囲で適宜に入れ替えてもよい。
[5.本開示のまとめ]
以下、本開示のまとめを付記する。
(付記1)プロジェクターが投射する第1投射画像の形状の補正を含む第1調整を実行する場合、前記第1投射画像の形状を変更する操作を受け付けることで、前記第1投射画像の形状を補正する第1設定値を更新することと、前記第1設定値に基づいて、前記第1投射画像の形状を補正し、且つ、前記第1投射画像における、前記プロジェクターと異なる他のプロジェクターが投射する第2投射画像と、前記第1投射画像とが重畳する重畳領域の輝度を補正しない第3投射画像を、前記プロジェクターから投射することと、を含む、投射方法。
これにより、投射画像の形状の補正を含む調整においては、投射画像が重畳する重畳領域の輝度の補正が行われないため、調整後の投射画像が投射されるまでに要する時間を短縮できる。よって、複数のプロジェクターが投射する投射画像の調整においてユーザーの利便性を向上できる。
(付記2)前記第1調整を実行する場合において前記第1調整を終了する操作を受け付けた場合、前記プロジェクターから投射する投射画像を前記第3投射画像から前記第1設定値、及び、前記輝度を補正する第2設定値に基づいて、前記第1投射画像の輝度及び形状を補正した第4投射画像に変更することと、付記1に記載の投射方法。
これにより、投射画像の形状の補正を含む調整の実行が終了した場合、形状に加えて重畳領域の輝度の補正が行われた投射画像を投射できる。よって、投射画像の調整後、ユーザーは、重畳領域の輝度も適切に調整されているか否かを形状と共に確認できる。
(付記3)前記第1調整は、ユーザーから受け付けた操作に応じた前記第1投射画像の調整を示す、付記1又は付記2に記載の投射方法。
これにより、投射画像を調整する操作をユーザーから受け付けている場合に、投射画像が重畳する重畳領域の輝度の補正が行われないため、手動調整後の投射画像が投射されるまでに要する時間を短縮できる。よって、投射画像の手動調整においてユーザーの利便性を向上できる。
(付記4)前記第1投射画像の形状を変更する操作を受け付けることは、前記第1投射画像の形状を示す輪郭の位置の変更、又は、前記第1投射画像の頂点の位置の変更を受け付けることを含む、付記1から付記3のいずれか一つ記載の投射方法。
これにより、第1投射画像の形状を変更する操作を、輪郭又は頂点の位置変更によって受け付けることができるため、ユーザーが直感的に投射画像を調整できる。よって、複数のプロジェクターが投射する投射画像の調整においてユーザーの利便性をより向上できる。
(付記5)前記輪郭又は前記頂点の位置の変更を受け付けることは、前記輪郭又は前記頂点の位置を移動するためのドラッグアンドドロップ操作を受け付けることを含む、付記4に記載の投射方法。
これにより、第1投射画像の形状を変更する操作を、ドラッグアンドドロップ操作によって行うことができるため、ユーザーがより直感的に投射画像を調整できる。よって、複数のプロジェクターが投射する投射画像の調整においてユーザーの利便性をより向上できる。
(付記6)前記第1調整は、前記輪郭又は前記頂点の位置を移動するドラッグ操作を受け付けることで、前記第1投射画像の形状の補正を実行する調整を示す、付記5に記載の投射方法。
これにより、輪郭又は頂点の位置をドラッグ操作によって移動させている間は重畳領域の輝度の補正が行われない。そのため、ユーザーが、輪郭又は頂点の位置移動が反映された投射画像の形状を、輪郭又は頂点の移動後に速やかに確認できるようになるため、投射画像の調整においてユーザーの利便性をより向上できる。
(付記7)プロジェクターが投射する第1投射画像の形状の補正を含む第1調整を実行する場合、前記第1投射画像の形状を変更する操作を受け付けることで、前記第1投射画像の形状を補正する第1設定値を更新することと、前記第1設定値に基づいて、前記第1投射画像の形状を補正し、且つ、前記第1投射画像における、前記プロジェクターと異なる他のプロジェクターが投射する第2投射画像と、前記第1投射画像とが重畳する重畳領域の輝度を補正しない第3投射画像を、前記プロジェクターに投射させることとを、実行する、1以上のプロセッサーを備える、処理装置。
これにより、付記1に記載の投射方法と同様の効果を奏する。
(付記8)プロジェクターと、前記プロジェクターが投射する第1投射画像の形状の補正を含む第1調整を実行する場合、前記第1投射画像の形状を変更する操作を受け付けることで、前記第1投射画像の形状を補正する第1設定値を更新することと、前記第1設定値に基づいて、前記第1投射画像の形状を補正し、且つ、前記第1投射画像における、前記プロジェクターと異なる他のプロジェクターが投射する第2投射画像と、前記第1投射画像とが重畳する重畳領域の輝度を補正しない第3投射画像を、前記プロジェクターに投射させる、処理装置と、を備えるプロジェクションシステム。
これにより、付記1に記載の投射方法と同様の効果を奏する。
(付記9)1以上のプロセッサーに、プロジェクターが投射する第1投射画像の形状の補正を含む第1調整を実行する場合、前記第1投射画像の形状を変更する操作を受け付けることで、前記第1投射画像の形状を補正する第1設定値を更新することと、前記第1設定値に基づいて、前記第1投射画像の形状を補正し、且つ、前記第1投射画像における、前記プロジェクターと異なる他のプロジェクターが投射する第2投射画像と、前記第1投射画像とが重畳する重畳領域の輝度を補正した第3投射画像を、前記プロジェクターに投射させることとを、実行させる、プログラム。
これにより、付記1に記載の投射方法と同様の効果を奏する。
1、1A、1B…プロジェクター、2…制御装置(処理装置)、20…第2制御部、21…第2インターフェース、22…入力部、200…第2プロセッサー(1以上のプロセッサー)、201…第2通信制御部、203…受付部、204…動作モード制御部、205…第2画像処理部、210…第2メモリー、211…APP(プログラム)、212…幾何補正パラメーター(第1設定値)、213…輝度補正パラメーター(第2設定値)、1000…プロジェクションシステム、G…投射画像、G1…第1投射画像、G2…第2投射画像、NW…ネットワーク、SC…スクリーン、TA…重畳領域。
本開示のプログラムは、1以上のプロセッサーに、プロジェクターが投射する第1投射画像の形状の補正を含む第1調整を実行する場合、前記第1投射画像の形状を変更する操作を受け付けることで、前記第1投射画像の形状を補正する第1設定値を更新することと、前記第1設定値に基づいて、前記第1投射画像の形状を補正し、且つ、前記第1投射画像における、前記プロジェクターと異なる他のプロジェクターが投射する第2投射画像と、前記第1投射画像とが重畳する重畳領域の輝度を補正しない第3投射画像を、前記プロジェクターに投射させることとを、実行させる。
プロジェクションシステム1000は、制御装置2を備える。制御装置2は、ネットワークNWに接続する。図1に示す制御装置2は、ノート型のPC(Personal Computer)である。なお、制御装置2は、ノート型のPCに限定されず、デスクトップ型のPCや、タブレット端末、スマートフォンなどの電子機器でもよい。制御装置2は、ネットワークNWを介してプロジェクター1を制御する。本実施形態の制御装置2は、画像供給装置として機能する。制御装置2は、プロジェクター1A、1Bの各々に画像データを出力する。プロジェクター1は、制御装置2から受信した画像データに基づいて投射画像Gを投射する。
次いで、第2通信制御部201は、ステップSA8で生成された第3投射画像の画像データをプロジェクター1に送信する(ステップSA9)。ステップSA9において第3投射画像の画像データが送信されるプロジェクター1は、ドラッグ操作によって操作点Pが操作されている調整画像TGに対応するプロジェクター1である。例えば、ドラッグ操作されている操作点Pが第1調整画像TG1の頂点である場合、第2通信制御部201は、プロジェクター1Aに第3投射画像の画像データを送信する。例えば、ドラッグ操作されている操作点Pが第2調整画像TG2の頂点である場合、第2通信制御部201は、プロジェクター1Bに第3投射画像の画像データを送信する。なお、プロジェクター1の投射制御部102は、第1通信制御部101が受信した画像データが示す第3投射画像を投射する。
次いで、第2画像処理部205は、ステップSA7で更新した幾何補正パラメーター212、及びステップSA11で更新した輝度補正パラメーター213を第2メモリー210に対して上書き保存する(ステップSA12)。次いで、第2プロセッサー200は、処理をステップSAに進める。
次いで、第2画像処理部205は、ステップSA13で更新した幾何補正パラメーター212及び輝度補正パラメーター213に基づいて第5投射画像を生成する(ステップSA14)。本実施形態では、第2画像処理部205は、プロジェクター1A、1Bの各々について第5投射画像を生成する。
一方、第2画像処理部205は、制御装置2の動作モードが非手動調整モードであると判定した場合(ステップSA16:非手動調整モード)、ステップSA13で更新した幾何補正パラメーター212及び輝度補正パラメーター213を第2メモリー210に上書き保存する(ステップSA17)。次いで、第2プロセッサー200は、処理をステップSAに進める。
(付記9)1以上のプロセッサーに、プロジェクターが投射する第1投射画像の形状の補正を含む第1調整を実行する場合、前記第1投射画像の形状を変更する操作を受け付けることで、前記第1投射画像の形状を補正する第1設定値を更新することと、前記第1設定値に基づいて、前記第1投射画像の形状を補正し、且つ、前記第1投射画像における、前記プロジェクターと異なる他のプロジェクターが投射する第2投射画像と、前記第1投射画像とが重畳する重畳領域の輝度を補正しない第3投射画像を、前記プロジェクターに投射させることとを、実行させる、プログラム。

Claims (9)

  1. プロジェクターが投射する第1投射画像の形状の補正を含む第1調整を実行する場合、
    前記第1投射画像の形状を変更する操作を受け付けることで、前記第1投射画像の形状を補正する第1設定値を更新することと、
    前記第1設定値に基づいて、前記第1投射画像の形状を補正し、且つ、前記第1投射画像における、前記プロジェクターと異なる他のプロジェクターが投射する第2投射画像と、前記第1投射画像とが重畳する重畳領域の輝度を補正しない第3投射画像を、前記プロジェクターから投射することと、
    を含む、投射方法。
  2. 前記第1調整を実行する場合において前記第1調整を終了する操作を受け付けた場合、
    前記プロジェクターから投射する投射画像を前記第3投射画像から前記第1設定値、及び、前記輝度を補正する第2設定値に基づいて、前記第1投射画像の輝度及び形状を補正した第4投射画像に変更することと、
    を含む、請求項1に記載の投射方法。
  3. 前記第1調整は、ユーザーから受け付けた操作に応じた前記第1投射画像の調整を示す、
    請求項1又は2に記載の投射方法。
  4. 前記第1投射画像の形状を変更する操作を受け付けることは、
    前記第1投射画像の形状を示す輪郭の位置の変更、又は、前記第1投射画像の頂点の位置の変更を受け付けることを含む、
    請求項1又は2に記載の投射方法。
  5. 前記輪郭又は前記頂点の位置の変更を受け付けることは、
    前記輪郭又は前記頂点の位置を移動するためのドラッグアンドドロップ操作を受け付けることを含む、
    請求項4に記載の投射方法。
  6. 前記第1調整は、前記輪郭又は前記頂点の位置を移動するドラッグ操作を受け付けることで、前記第1投射画像の形状の補正を実行する調整を示す、
    請求項5に記載の投射方法。
  7. プロジェクターが投射する第1投射画像の形状の補正を含む第1調整を実行する場合、
    前記第1投射画像の形状を変更する操作を受け付けることで、前記第1投射画像の形状を補正する第1設定値を更新することと、
    前記第1設定値に基づいて、前記第1投射画像の形状を補正し、且つ、前記第1投射画像における、前記プロジェクターと異なる他のプロジェクターが投射する第2投射画像と、前記第1投射画像とが重畳する重畳領域の輝度を補正しない第3投射画像を、前記プロジェクターに投射させることとを、実行する、
    1以上のプロセッサーを備える、
    処理装置。
  8. プロジェクターと、
    前記プロジェクターが投射する第1投射画像の形状の補正を含む第1調整を実行する場合、
    前記第1投射画像の形状を変更する操作を受け付けることで、前記第1投射画像の形状を補正する第1設定値を更新することと、
    前記第1設定値に基づいて、前記第1投射画像の形状を補正し、且つ、前記第1投射画像における、前記プロジェクターと異なる他のプロジェクターが投射する第2投射画像と、前記第1投射画像とが重畳する重畳領域の輝度を補正しない第3投射画像を、前記プロジェクターに投射させる、処理装置と、を備える
    プロジェクションシステム。
  9. 1以上のプロセッサーに、
    プロジェクターが投射する第1投射画像の形状の補正を含む第1調整を実行する場合、
    前記第1投射画像の形状を変更する操作を受け付けることで、前記第1投射画像の形状を補正する第1設定値を更新することと、
    前記第1設定値に基づいて、前記第1投射画像の形状を補正し、且つ、前記第1投射画像における、前記プロジェクターと異なる他のプロジェクターが投射する第2投射画像と、前記第1投射画像とが重畳する重畳領域の輝度を補正した第3投射画像を、前記プロジェクターに投射させることとを、実行させる、
    プログラム。
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